- 1二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 19:42:56
某所で先生先生と呼ばれていた大樹こと、暗黒魔導士エクスデスがシャーレの先生としてやってきたら。
というクロススレの2本目です。
前スレはこちら
【クロス】シャーレの先生になった1本の木|あにまん掲示板倒された後のエクスデスが次元の狭間を通ってキヴォトスにたどり着いて…みたいな。某所でも先生先生呼ばれてたしいけるんじゃと思ったら妄想止まらなくなってきた色彩もなんかアレに見えてきちゃうhttps://…bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 19:47:59
これまで描いてきたこと
・原作FF5で光の戦士達がネオエクスデス撃破後、小さな枝が次元の狭間を彷徨ったことで
シッテムの箱の領域に到着
・連邦生徒会長に育てられたことで力を取り戻し復活
・連邦生徒会長との”契約”が結ばれ、先生となってキヴォトスにやってきた
・以後、魔法連打の大暴れ。でも平和 - 3二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 19:49:52
前スレ同様、基本はリクエスト受諾式で行きます
ストーリー丸々はキャパオーバーなのでご勘弁を…
特になければそのまま無の中に落とします - 4二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 19:54:45
保守も兼ねて、描いちゃった&描いてもらっちゃった概念
・アビドス砂漠にオメガ居座り中
・デカグラマトン勢、オメガハック失敗もデータ得てなんか作ってる
・ワカモ、一目惚れ無しのため普通に敵(んで石にされたり婆にされたり)
・連邦生徒会長死亡、正式に発表
・ヒナ、ホーリーの一撃で倒される
・エクスデス、ミカのEXが弱点
・カイザープレジデント、デジョン済み - 5二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 19:58:46
保守も兼ねて、描いちゃった&描いてもらっちゃった概念その2
・放課後スイーツ部、エクスデスに実は生るのかなど(スイーツ的に)食う気満々
・EXスキルはリフレクで反射出来ると知った
・×プレナパテス 〇ネオエクスデス
・クロコとしょうもない勝負するエクスデス先生
・アコガエル
・エクスデスのワープに負けないセリナワープ - 6二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:04:18
保守も兼ねて、描いちゃった&描いてもらっちゃった概念その3
・前世界のアイテムはクラフトチェンバーで開発可能の可能性あり(ダークマターや聖水はできた)
・エクスデスの木で銃床などの部品を開発、そこから魔法剣みたいに魔法を銃に吹き込めるようになった
・亀嫌い、ここに極まれり(ウタハガエル、ヒビキガエル、コトリガエル、カスミガエル、メグガエル)
・ミノリ特効魔法サイレス
・アキラと組んで武具泥棒となったギルガメッシュ
・エクスデス流、シャーレ魔法教室
・光の剣スーパーノヴァ、闇の剣アルマゲスト、合体剣グランドクロス - 7二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:09:54
保守も兼ねて、描いちゃった&描いてもらっちゃった概念その4
・イオリ、足舐め強要するもホーリーで無事粛清
・イブキ、魔導士の才能に恵まれていた
・シロコ、エクスデスから「ぬすむ」も失敗続き(んでエリクサー)
・カヤ。1週間ゾンビ化の刑
・ベアトリーチェ、全ての悪行をエクスデスによってトリニティにバラされ全生徒に蜂の巣にされる
・ハルカの雑草園、「感謝してます派閥」と「プライド傷つけられた派閥」があったとエクスデスから聞く
・エクスデスの栄養補給は植物用栄養剤アンプル一本飲み - 8二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:14:17
保守も兼ねて、描いちゃった&描いてもらっちゃった概念その5
・エクスデス、複製(ミメシス)をさらに模倣することで「イミテーション」を開発
・美食研、カーラボスとクレイクロウによだれ。エクスデスのイミテーションを初体験
・ホーリーでワンパンだったヒナを撮ったので、以後風紀委員への当たりが緩くなった万魔殿
・伝説の12の武器、キヴォトスに流れてきてた(大地のベルをギルガメッシュが入手)
・アインソフオウル、プロトタイプレベルの再現に成功
こんなところですかね - 9二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:21:09
次スレかんしゃぁ~
リクエスト形式でスレ主が文章化してるもんだと思ってたら描いてもらったりもしてたんですね - 10二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:32:03
ツバキ「ZZZzzzz………。」
ミモリ「あらあらツバキちゃん、こんなところでぐっすり寝ちゃって…。」
”私はベッドではないというに…。”
ミモリ「でも、わざわざこうして大樹の姿になってくださってありがとうございます。」
”フン…。”
ミモリ「…やはりこうしていると、先生が暗黒魔導士だなんて感じはしなくなりますね。何せ、こんなにも木漏れ日が輝いて奇麗なんですもの。」
”……あやつも同じことを言っていたな。”
ミモリ「…連邦生徒会長さんのことですね。」
”あやつは最後まで貴様達を憂いておった。そして、木であるが故に長く生きるであろう私に、見守ってほしいと願った。それが契約だ。”
ミモリ「その願いに、今先生は答えてくださっているのですね…。」
ミモリ「ところでカエデちゃんは?」
”そやつなら今私の枝の中を飛び回っておる。”
カエデ「あ、やっぱりいた~!おっきなカブトムシ!!」
ミモリ「カエデちゃん!?」
カエデ「あ、ミモリ~!ほらほらおっきいのいたよ~!」
ミモリ「はしたないですよカエデちゃん!スカートの中見えちゃってます!!」
カエデ「え?」
”まるで少年だな、ファファファ…。”
カエデ「わわわわ!!先生見ちゃだめだよ!!」 - 11二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:33:26
- 12二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:47:07
普通の魔法に適性が無くてがっくりしてたら調合だの青魔法だの召喚魔法だの暗黒魔法だのに適性があって驚かれそうな生徒は多分いる
- 13二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 21:46:27
- 14二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 00:11:40
特異現象として顕現していた、魔物「ペロロジラ」。
何ともふざけた容姿ではあるが、目的も不明なまま何度もキヴォトスに現れては暴れまわる、面倒な魔物だった。
だが、総力戦や大決戦で幾度か対峙した際に、なんとなくだが感じるものがあった。
こいつらは、「何か」ではなく「誰か」を求めているのではないか?
このペロロジラも、元は人間達が考案し想像した「キャラクター」であり、本来こうして魔物として顕現するはずがない存在なのだ。
ならば、キャラクターが求める存在意義は「愛でられること」。ふむ……。
~~~~~~~~~~~~~~~~
”今宵の総力戦で、ペロロジラとの因縁を完全に終焉させる。”
ホシノ(臨戦)「へぇ~、言い切ったね先生。」
ナツ「それって、完全に終わらせる手立てがあるってことだよね?」
コハル(水着)「そ、それで?いったいどうやって終わらせるって言うのよ?」
”ファファファ…そのカギとなるのが、貴様だ…ヒフミよ!”
ヒフミ「え……ええええぇぇぇぇぇ!?わ、私ですかぁ!?」 - 15二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 00:55:09
~総力戦 ペロロジラ~
ペロロジラ『グエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!』
ホシノ「先生~!そろそろ言われた通りの段階までダメージ与えたよ~!」
ナツ「そろそろヒフミちゃんの出番じゃなかったっけ~?」
”よし、頃合いだな…さぁヒフミよ!前に立ち語り掛けるのだ! マ イ テ ィ ガ ー ド ”キュピーン
ヒフミ「は、はい……!(はわわ…本当に空を飛んでる…!)」
コハル「ひ、ヒフミが空に浮かんだ…。」
ホシノ「確かマイティガードの効果なんだよね。」
ヒフミ「あ、あの…聞こえますか、ペロロジラ様!」
ペロロジラ『……。』
ヒフミ「私達、本当にあなたに酷いことをしたいわけじゃないんです!今までは、声が届かなくてこうするしか方法がなかっただけで…。」
ペロロジラ『…。』
ヒフミ「ほ、本当はあなたも、遊びたかったんですよね?ペロロ様みたいに、モモフレンズのみんなと一緒に…楽しく遊びたかった、ただそれだけだったんですよね!?」
ペロロジラ『…。』
ヒフミ「だから、今後は私が……私達が、それをお手伝いします!私達と一緒に…キヴォトスのみんなと一緒に…楽しく遊びましょう!」
ペロロジラ『…。』
ヒフミ「そして、あなたはとっても強いです!だから、その力を…私達と戦うために使うんじゃなくて……私達と、このキヴォトスを、みんなを守るために…使ってください!!」
ペロロジラ『…。』
ペロロジラ『グエエエエエェェェェェェ………。』
”今だ!ヒフミ、契約の魔法だ!”
ヒフミ「はい!……”我、汝との契約を所望す…ペロロジラよ!我がもとへ!!”」
ペロロジラ『グエエエエエェェェェェェ………!!』
(眩く光ったペロロジラの体が小さくなっていき、中に炎が灯った緑色の光の泡となる。そしてその光がヒフミの旨の中へと吸い込まれてゆく…。)
『召喚獣 ペロロジラ』 - 16二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 00:59:45
契約の魔法なんてものはFF5原作ではもちろん描かれてないので妄想補完ですいません
でもやっぱペロロジラを召喚獣とするならヒフミしかいないよね - 17二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 06:54:38
シロコがシーフの特技を覚えたら銀行強盗に使うのが想像できる
- 18二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 16:16:07
”試しにやってみるが良い。標的はイミテーションで用意する。”
(イミテーション発動、エクスデスソウル出現)
ヒフミ「はい、それでは行きます!!」
ヒフミ「契約者の名において命ず!出でよ、ペロロジラ!!」
(召喚魔法の光と共に、ヒフミの姿が消える)
コハル「え、ヒフミが消えちゃった!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………ドガシャアアァァァァァン!!!
(地面が割れ、巨大なペロロジラの姿が現れる)
ホシノ「おおぉぉ、ペロロジラだ!!」
『 白 熱 眼 光 』
ズビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビ…………!!!
(エクスデスソウルにペロロジラの白熱眼光が照射される)
(エクスデスソウルはダメージで撃破され消えた)
シュイン!(ペロロジラの姿が消え、ヒフミが元の位置に現れる)
ヒフミ「や、やりました!」
”ファファファファファファ!!!見事であったぞヒフミ!!”
ヒフミ「ありがとうございます!えへへ、これからはずっと一緒ですよ…ペロロジラ様♪」
”ダメージもさることながら、防御力を完全に奪い去るデバフ効果もそのままとはな…これは重宝するぞ。ファファファ…。”
ヒフミ「え、そうだったんですか!?」
ナツ「おぉ、アレを敵に喰らわせられるようになるのか…いつも私が受け役だったけど、アレ解除手段ないとヤバイよマジで。」
ホシノ「うへぇ~、おじさんのサブスキルが腐っちゃうなぁ。」
コハル「…環境変わるんじゃないそれ?」 - 19二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 20:53:55
このレスは削除されています
- 20二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 07:55:56
リク待ち保守
無ければ無に飲まれます - 21二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 08:33:30
- 22二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 16:18:04
- 23二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 22:37:10
普通に魔法で無敵を貫通してくるだろうし、そもそも成り立ちからして「邪念の集合体」だからなぁ…
アヤメの件までは先走ったとしても、百鬼夜行に足を踏み入れた時点でコクリコが気づいて「アカン絶対近づくな」とシュロに厳命してそうだと思う
~~~~~~~~~~~~~~~~
”ファファファ…まさかここも、次元の狭間の入り口があったとはな。”
クズノハ「流石は異界よりの来訪者…気づくのが早い。して……妾に何用かえ?」
”貴様がここの管理者か。噂は聞いておるぞ…今宵は聞き込みに来ただけだ。”
クズノハ「こんなところまでわざわざ聞き込みかえ?おかしな木じゃのぉ。」
”預言者クズノハよ…貴様はこの次元の狭間から、”無の力”は見たな?”
クズノハ「あの愚かな女が色彩を呼び寄せた際に、一緒にくっついてきたあの暗闇だな?もちろんじゃ。」
”私はかつて、あの力を求め手にし、そしてしくじった。貴様は…アレをどう見る?”
クズノハ「……虚しい闇、じゃな。そもそも求め手にしようとしたところで『無いモノ』は手に出来るはずがない。其方は手にしたつもりで、実際はアレに踊らされていただけに過ぎなかったのだろうな。フフフ…。」
”ファファファ…今となっては身につまされる。”
クズノハ「妾も驚いたぞ?よもやあの色彩をも無に帰してしまったのだからな。」
”もう一つ…貴様は、『白き竜』を見たか?”
クズノハ「白き竜か……いや、見てはおらぬな。」
”その竜が追っている怨敵、魔導兵器オメガがアビドス砂漠を陣取っておる。”
クズノハ「魔導兵器…あの4つ足のからくりじゃな。そうじゃ…アレはここを通ってやって来おった。」
”止めようとはしなかったようだな。賢明な判断だ。”
クズノハ「当然じゃろう?妾は所詮預言者。光の戦士ではない。あんなものを相手になどしてたら身が持たぬわ。」
”近いうちに、白き竜…神竜もやってくるであろう。もし見たならば、私に知らせよ。”
クズノハ「……良かろう。その時は任せるぞ。」
”ファファファ…ではまた、いずれ。”
- 24二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 23:00:40
>>23からの続き
~~~~~~~~~~~~~~~~
レンゲ「遅いぞ師匠!!どこ行ってたんだ!?」
”相変わらず喧しいやつだな。”
レンゲ「それでこそあたしだろ!それより師匠!ついに覚えたんだぜ!!」
”ほぉ、ついにというと?”
レンゲ「『ファイガ』だよ!このあたしに相応しい紅蓮の炎のファイガをついに覚えたんだ!!」
”やはりか。貴様は炎属性に適正があったからな…では、見せてもらおうか?”
レンゲ「あったぼーよ!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~
レンゲ「紅蓮の炎よ、愚かな敵を焼き尽くせ!!『 フ ァ イ ガ 』!!」
チュドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!
レンゲ「どうだ師匠!決まっただろう!!」
”おぉ、やるではないか。ファファファ…。”
ナグサ「猛る炎を沈めて…『 ブ リ ザ ガ 』。」
ヒュウウウウウ……カキイイイイイイイイイイイイイイン!!
レンゲ「あぁ、あたしの炎が…!?」
ナグサ「火を使ったなら消火は当然だよ。ついでにお披露目もできたけど。」
”貴様も修得が早いな。”
ナグサ「そんなことない……きっとここにアヤメがいたらもっと早く覚えてたと思う。」
レンゲ「卑屈だなぁ、もっと自信持ちゃいいのに。」
”………。”ササッ
レンゲ「あ、やっぱ師匠は距離置いちまうか。」
ナグサ「『百蓮』に触ることが出来ないもんね、先生は。」
”危うく火傷するかと思ったわ。”
~~~~~~~~~~~~~~~~
現在キヴォトスでのエクスデスの弱点
①ミカのEXスキル
②百蓮
- 25二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 23:22:01
キキョウ「前線派はいいわね、派手な魔法を覚えられて。私なんか未だに地味なのばかりよ。」
”確かに貴様は攻撃魔法の適正は低い。だが補助魔法を軽視するような貴様ではあるまい。”
キキョウ「当然。作戦立案に必要な情報をライブラですぐに集めることが出来るし、プロテスやシェル、リフレクでのサポートがうまくハマる瞬間は見ものだわ。」
”ほぉ、リフレクを覚えたか。ならば光の戦士達がやっていたあの戦法が出来るな。”
キキョウ「あの戦法?」
~~~~~~~~~~~~~~~~
ユカリ「それで身共も来ましたけど…キキョウ先輩にどんな戦法を伝授するのでしょう?」
”ファファファ…キキョウよ、まずは貴様を含む百花繚乱の4人全員にリフレクをかけよ。”
キキョウ「わかったわ。鏡よ来たれ…『 リ フ レ ク 』。」
キュピーン!キュピーン!キュピーン!キュピーン!
レンゲ「おぉ、体が淡く輝いてるぜ。」
キキョウ「これでいいわね。それで、今度は?」
”イミテーションで標的を用意しよう。出でよ、エクスデスソウル!”
ズオオオオオ……(エクスデスソウル出現)
”ではレンゲよ、ファイガを『己を含む味方側4人全員に向かって放て』!”
レンゲ「はぁっ!?味方に向けてファイガをぶっ放せってか!?」
キキョウ「でも、リフレクをかけてるから反射されて…あぁ、そういうことね。」
ナグサ「私も理解した。大丈夫…遠慮せず放って、レンゲ。」
レンゲ「ううううぅぅぅ…どうなっても知らねぇぞ!?」
ユカリ「ええぇ、ど、どどどどどうなっちゃうんですの!?」
レンゲ「来たれ、紅蓮の炎!!『 フ ァ イ ガ 』!!」
キーンキーンキーンキーン…(4発分反射される)
チュボボボボボボボオオオオオオオン!!!(反射された4発分が全てエクスデスソウルに放たれる)
レンゲユカリ「「(絶句)」」
キキョウ「4発分の魔法をわざと味方のリフレクで反射させて敵に4発分の火力を一点集中させる…えげつないわね。」
”私も光の戦士達からよく食らわされたものだ。ファファファ…。”
- 26二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 23:38:51
”それで、ユカリは何か覚えたのか?”
ユカリ「…ハッ!そうでした!!実は身共、まさかのアレを覚えてしまいましたの!!これならエクスデス先生にも引けを取りませんわ!!」
”…随分自慢げだな。何を覚えた?”
ユカリ「まだ標的のイミテーションは生きてますわね。では、参ります!!」
ユカリ「祓い清めたまえ、清浄なる光……『 ホ ー リ ー 』!!!」
シュバアアアアアアアアアアアアアッ!!!(エクスデスソウルがワンパンで消える)
”(絶句)”
レンゲ「おぉ、アレって修得めっちゃ難しい奴じゃなかったっけか!?」
キキョウ「まさかいきなりそれを覚えるなんて…やるじゃない。」
ナグサ「すごい…『百蓮』と同じ力を自分で撃てるようになったのね…。」
ユカリ「ふふ~ん、当然ですの!!百花繚乱の次期えり~とである身共にかかればこのくらい朝飯前……です……のぉ~……」フラフラバタン
レンゲ「お、おいユカリ!?」
”急激に魔力を消耗した反動だな。いきなりあんな伝説級の魔法を放つからだ、愚か者め。”
ユカリ「きゅうう~~~……。」(@д@;)
キキョウ「……無茶しちゃって。少しは私達も頼りなさいよ。」
~~~~~~~~~~~~~~~~
リフレク反射戦法は当時よくやりました(リフレクトリング4個で)
- 27二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 00:06:56
何か筆がノりました
次のネタ
~~~~~~~~~~~~~~~~
”神に仕えるシスターが暗黒魔導士たる私に救いを求めるとは滑稽だな。して、何を求める?”
マリー「お願いです、先生……私達、もう見ていられません!」
ヒナタ「このままでは、あまりに不憫で……どうか……!!」
マリーヒナタ「「シスターサクラコに、白魔法を伝授してください!!」」
サクラコ「どうして……何故なのですか……。」ズ~~~~~~ン………
”あ奴が礼拝堂の隅っこでカビているのはそれが理由か?”
マリー「はい…現在トリニティでは先生の魔法授業が盛んになった影響で、多くの生徒が魔法を修得し始めています。特にトリニティでは白魔法が人気で、ミカ様がホーリーを修得するなど注目を浴びてます。」
ヒナタ「私はまだケアルだけですが、シスターマリーは既にケアルラにプロテスにシェル、エスナを覚えました。ですが……。」
”サクラコだけ、未だに何も修得出来ておらぬという事か。”
マリー「はい……他のシスターたちも次々白魔法を覚えていく中、シスターフッドのリーダーであるサクラコ様が不憫で…もう見てられないんです!!」
ヒナタ「お願いします先生!どうか、シスターサクラコに救いの手を!!」
”そうは言われてもな……あ奴の魔力を見る限り、白魔法の適正なんぞ欠片もないぞ?むしろ適性が高いのは『暗黒魔法』だ。”
マリーヒナタ「「……え?」」
サクラコ「……へ??」 - 28二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 00:41:13
~~~~~~~~~~~~~~~~
それからしばらく先生のご指導を受けて
~~~~~~~~~~~~~~~~
ミネ「ようやくサクラコさんが魔法を修得したと聞いてきましたが……。」
サクラコ「うぅ……ひっく……ぐすっ……。」
ミネ「なぜサクラコさんは泣いているのですか?」
”まぁ仕方なかろう。当人の望んだ白魔法ではなく、実際に覚えられたのは『暗黒魔法』だからな。”
ミネ「あ、暗黒…!?」
”元々はネクロマンサーの独自魔法として存在する系統でな。特定の敵を撃破することをトリガーとして修得してゆく魔法だ。その敵は私がイミテーションで用意できる故、すぐに習得することが出来たのだが…ええい、いい加減泣き止まぬか!!”
サクラコ「そんなこと言われましても……こんなの……こんなの不本意ですぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
”やかましい!!せっかく恵まれた貴様の才を生かさんでどうする!?”
サクラコ「私はシスターフッドのリーダーなのに……どうして天より授かりし才が暗黒なのですかぁ~~~~!!!」
ミネ「………何と哀れな…。」 - 29二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 01:01:02
生まれ持った魔力のせいで笑顔に勝手に影が差してたのかサクラコサマ、不憫なw
- 30二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 01:18:32
”そして判明したことがある。”
ミネ「それは何です?」
”暗黒魔法による攻撃は、お前達天使族には抜群の効果を示すという事だ。”
~~~~~~~~~~~~~~~~
ミカ「サクラコちゃんが覚えた魔法の受け役って言われたんだけど…。」
サクラコ「ううぅぅ……すみませんミカさん……。」
”検証のためには貴様に頼むのが良いと見たのでな。”
ミカ「まぁ私は強いしね~。サクラコちゃんも遠慮なく来ていいよ~。」
”ファファファ…その意気だ。ではサクラコよ、暗黒魔法を放つが良い!”
サクラコ「ううぅぅぅ……主よ、どうかお許しを……!!『 ダ ー ク フ レ ア 』!!」
ゴバアアアアアアアアアアアアア!!!!!
ミカ「……あれ?もしかしてこれってヤバイやt」ジュッ
(こうかは ばつぐんだ!)
サクラコ「……え?そ、そんな……ミカさあああああああん!!!!」
”………あのミカを一撃か……凄まじいな。”
~~~~~~~~~~~~~~~~
ミネ「この間重傷のミカさんが運ばれてきたのはそういう事でしたか…。」
”私は嬉しいぞ?私と同じ『暗黒魔導士』がここに誕生したのだからな!ファファファファファファ!!!”
サクラコ「お願いですからその称号はやめてくださあああああい!!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~
トリモブ「ねぇ聞きました?シスターフッドのリーダーの話。」
トリモブ「えぇ、まさか聖職者たるシスターフッドのリーダーに収まっていたのが、まさか暗黒魔法の使い手だなんて…。」
トリモブ「昔は恐ろしいことをしていた組織ですもの、きっとその真相がそういう事なのでは?」
トリモブ「まぁ、なんて恐ろしい……!」 - 31二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 07:00:20
FFの魔法は話のネタにできるやつが色々ありそうだね
- 32二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 08:28:05
- 33二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 13:52:54
(デカグラマトン氷海編ダイジェスト)
"ファファファ…ファーーーーーーーーっくしょい!!"
ヒマリ「おや、随分と豪快な…どうやら先生も冷気はあまり好かないのでしょうか」
"好かん…というより慣れん。前いた世界に寒冷地は無かったものでな、レッドウィンターに立ち寄った時も些か調子が優れなかったぞ"
ヒマリ「まぁここは果ての極寒冷地…その生理反応も得意不得意の問題ではないでしょう」
トキ「その通り、ですので気に病む必要はありません。如何なる時でもあらゆる場面に適正のあるオールラウンド万能従者がここにいますので」
エイミ「なんなら魔法を使ってどうとでもなるんじゃないかな?」
"……"
ヒマリ「……何時だって例外はいるものですが」
"のうヒマリよ、どう見ても薄着にしか見えん奴らの装いには氷属性の半減などの効果でも刻まれているのか?エイミの仕立てには私も同行したのだが…"
ヒマリ「ことこの事例に関して私からは"体質"としか言い表し様がありません」
トキエイ「「?」」
─────────────────────
トキ「ゲブラ再出現!拠点防衛を遂行します」
エイミ「うわ、ケテルまで来た。しかも初めて見る換装だ」
ヒマリ「あの姿は、アビドス砂漠の…!」
"いや、あれは…一応慎重にかかれ。場合によっては撤退も視野に入れようぞ。(まぁそれは懸念だろうがな…)"
トキ「預言者両機の撃退に成功しました」
エイミ「いやーヒヤヒヤしたけどなんとかなったね、向こうも様子見程度だったろうにしてもアレと比べるとそこまで強くなかったんじゃない?」
"だろうな、系統は同じだが完成度に雲泥の差がある。言うなれば奴らが再現したのは試作機、もしくは量産型だろう。前いた世界ではゴロゴロいたぞ?"
ヒマリ「彼らがあの文明技術に手を出してること自体は面白くないですが、あのケテルをより深く調査できるのなれば対オメガに活用できる有用なデータを得る事が出来るかもしれませんね」 - 34二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 14:30:41
(敵地侵入時)
トキ「活路を開きました!」
エイミ「でもまだ敵が多すぎるよ」
"ええい!鬱陶しい雑兵どもめ、そこまで望むならコイツで相手をさせてやろう!『イ ミ テ ー シ ョ ン 』!"
ゴオオオオ(ビナーの複製が出現)
リオ「あれは複製の力…貴方はそんな事も可能なのね」
"この地のそれに感銘を受けて新たに生み出したものだ。私の幻影で蹂躙しても良かったが、あやつ程の巨躯の方があの数の足止めには適してるだろう。何より奴らの有難い預言者がその奴らを邪魔してる光景が滑稽で見物というのもあるがな、ファファファ…"
エイミ「うわぁ…結構エグい」
ヒマリ「まぁ彼らへの意趣返しと思えば…さて、どうしますか?罠の可能性を考慮し一時退く手もありますが」
トキ「この先には十中八九あの未知の預言者がいるものと思われます。どちらにせよ入口は無数の眷属に覆われている、ここは能動的に出るべきかと」
リオ「あれが罠の本命だとしても、先生のお陰でこちらには万全の対策が出来る状況、ここは攻め込んで正面打破が最善と思うわ」
エイミ「調査データも取得できるしね。どちらにせよ危険なら徒労より成果だよ」
ヒマリ「どうやら全員とも意は同じようですね♪」
"それではコンベアの先へ向かうとしよう。しかしてリオよ、貴様の言う準備とは何を指す?"
リオ「そうね…先生、少し"身体"を貸してもらっても良いかしら?」
"…ほう" - 35二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 16:55:36
(コクマー戦)
アイン『あぁ、あわわわ、火…火山が!』
ソフ『ウソでしょ…そんなのアリ!?』
オウル『…まさか火山そのものを"凍らせる"とは』
"ファファファファファ!まさか私の木片から魔力を通して作動する冷却装置を即興で作成するとは!"
リオ「環境由来の危険要素を除く為だったのだけど、まさか向こうが直球で利用する気だったとはね。お陰で最高のシチュエーションになったわ」
"「木炭にしてやる」とは良く抜かしたものよ、だが我はただの木ではない、ムーアの大森林から生まれし偉大なる暗黒魔導師なるぞ。本気で討つ気であれば火炎などではなく聖光を携えてくるんだな"
オウル『この優位から勝ち誇るのは早いのではないのですか?ようはその装置を破壊すれば良いだけの事!』
ソフ『行けぇっコクマー!車輪であんなのぶっ壊しちゃえ!』
リオ「させないわ…トキ!先生!」
トキ「了解…バリスタ起動!」
"ゆくぞっ『ブ リ ザ ガ』!"
コクマー「!?」
エイミ「決まったね『凍結拘束弾』」
ヒマリ「この二重の束縛から逃れるのは至難の技です、浸かってるマグマも冷却されている状態…もはや動けないのすらあるのではないのですか?」
トキ「このまま畳み掛ける…!」
ソフ『あちゃー、結構マズいねコレ、これだとリミッターを外すにも外せないじゃん』
オウル『動きが効かないのであればどうにもなりませんからねぇ、これは仕方ない…ですねアイン』
アイン『えぇ、きっとコクマーちゃんは"アレ"を使うでしょう』
コクマー「ゴォォォォォ!(おもむろに顔を地面に突っ込む)」
トキ「!なにを…!?」
アイン『今です…コクマーちゃん!』
ア ト ミ ッ ク レ イ
リオ「あれは…!なんて熱波…」
ヒマリ「!大熱波と無数の火柱の影響で再び火山活動が活発化し始めているようです!」
エイミ「大丈夫だった?(『シ ェ ル』発動)」
トキ「えぇ、エイミのお陰です、ありがとうございました」
"あの技を…!奴ら…魔の力をただ型付けしただけの訳では無いようだな" - 36二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 23:52:38
- 37二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 00:17:51
召喚魔法ペロロジラの威力について考察
https://wikiwiki.jp/ffdic/%E3%83%90%E3%83%88%E3%83%AB/%E3%80%90%E9%AD%94%E5%8A%9B%E3%80%91#FF5
及び
モンスター/【エクスデスソウル】 - ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki*ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki*wikiwiki.jpからデータを得て、レベルをブルアカの最大レベル90、魔力をFF5の召喚士の魔力57として計算すると威力基本値は最低でも810になる
ちなみにFF5の召喚魔法で一番威力基本値が高いのがオーディンのグングニル(255、単体攻撃)
その3倍以上というのはイカれ火力にも程がある…
- 38二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 00:25:40
そして風水士適正はちょっと思いつかない…それこそキヴォトスの全環境に精通するくらいでないといかんし…。
吟遊詩人や踊り子なら適正アリは多いんだろうけどなぁ
~~~~~~~~~~~~~~~~
”ヒナ、サオリ、シュガーラッシュを結成したアイリ、カズサ、ヨシミ、ナツ、そしてアンティーク・セラフィムを結成したマリー、サクラコ、ミネ…。”
ユウカ「何をリストアップしてるんですか先生?」
”これまで見てきた生徒達の中で、『吟遊詩人』の適正を持った者達だ。”
ノア「吟遊詩人?と言いますと…。」
ユウカ「詩曲を作り、各地を訪れて歌った人々…のことですよね?」
”一般的にはそうだろうな。”
ユウカ「何で暗黒魔導士な先生がそんな人達のことを気にしてるんです?」
”貴様等が知らぬのは当然だが、光の戦士達はクリスタルの欠片に眠る力で私に立ち向かってきた。その力、すなわち『ジョブ』の中に吟遊詩人のジョブもあった。”
ノア「それはつまり…光の戦士達の皆さんが吟遊詩人になって先生に立ち向かったと??」
ユウカ「いやいや、歌でどうやって先生と戦うんですか!?」
”そう思うのも無理はないが、あ奴らはとんでもなかったぞ?「えいゆうのうた」を歌ってレベルバフをかけたり、「たいりょくのうた」で傷を癒し、「ゆうわくのうた」で敵を翻弄したものだ。”
ユウカノア「「レベルバフ!?」」
”「レクイエム」でアンデッドモンスターを屠り……「あいのうた」に至っては、一瞬だけではあるがオメガの動きを止めたほどだ。”
ユウカノア「「あのオメガを止めた!?」」
”今リストに挙げたこの者達であれば、もしかすれば行けるやもしれぬ。”
- 39二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 00:28:08
- 40二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 00:30:47
- 41二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 00:37:24
- 42二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 06:52:23
このレスは削除されています
- 43二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 06:53:12
FFのジョブはチートっぽいのが一つや二つくらい紛れている
- 44スレ主(SS書いてる人)24/11/29(金) 18:01:29
保守
- 45二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 23:25:25
前スレのネタを再び引っ張ってみる+α
1:リンゴ
2:イチゴ
3:クルミ
4:さくらんぼ
5:葉っぱ
6:樹液
dice1d6=4 (4)
- 46二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 23:45:18
今まで、私は「実をつける」という経験はなかった。
そもそも必要なかったからだ。
暗黒魔導士として成立してから、ひたすら策略と戦いに明け暮れたのだ。
そんなことに割く栄養分はないし、種子を撒くつもりもなかった。
だが、キヴォトスにやってきてからの私は、気づかぬうちに「実をつけて」いた。
久しぶりにシッテムの箱の領域、すなわち次元の狭間で大樹の姿になって一休みしていた時に、アロナとプラナが気づいたのだ。
アロナ「あれ?先生、枝に何か赤いのがたくさん付いてますよ?」
”何?”
プラナ「分析…先生、枝に大量の果実が生っています。未発見の果実ですが、系統としては「さくらんぼ」に近いものと思われます。」
”……私に果実だと!?”
アロナ「はい、真っ赤なさくらんぼがたくさん生ってます!おいしそう…!」
”……私はこんな果実をつけるのは初めてだぞ?”
アロナ「え、今まで実をつけたことはなかったんですか!?」
”私は邪念の集合体として誕生した暗黒魔導士だぞ?そんなものに割く栄養分などあるはずがなかろう?養分はすべて魔力に割いてきたわ。”
プラナ「予測。先生、これまで栄養分を魔力に割いてきたとのことですが、以前までの栄養補給手段は主に光合成と水でしたよね?」
”そうだが?”
プラナ「ですが、現在先生は市販の植物用栄養剤をよく摂取しています。おそらく、それによって過剰に摂取された栄養分が果実という形で排出されたのではないでしょうか?」
”…そういうことか!!”
アロナ「そういえば最近ハマってましたよね先生…。」 - 47二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 00:11:59
”それで、分析結果はどうだった?”
チヒロ「正直驚いたわ。普通のさくらんぼよりほんの少しだけ大きめの果実で種無し、そして皮までいけちゃう瑞々しさ。含有成分の種類自体は普通のさくらんぼと同じなんだけど、なんなのこの糖度…30度~35度が平均値、稀に出てくる上物は40度越えって…桃の間違いでしょ!?」
”私は糖度なんてものは知らぬが、そんなに騒ぐことなのか?”
チヒロ「当然でしょ!?先生は男性というか木だから知る由もないんだろうけど、古今東西女の子というのはみんな甘いもの大好きなのよ!そんな中で先生の実がこんなにも甘くて美味だと知られたら、みんな血眼になって先生を襲いかねないわよ!?」
”まるでバーサーカーのごとき例え方だな…。”
チヒロ「実際ハレが「エナドリの新フレーバーはこれで決まりだ!!」って目の色変えてたわ…。」
”……次元の狭間に逃げればよいか…。” - 48デカグラマトン編2章続き24/11/30(土) 03:29:38
ヒマリ「まさか多次元解釈まで扱ってくるとは…」
"……!?"
エイミ「先生?」
"…私の切り分けられた身体の一部、それが無数一斉に消失した"
ヒマリ「なんと…!」
リオ「切り分けた身体…?」
トキ「リオ様はご存知ないのですか、先生は自身の一部を木製品として市場にばら蒔いて万能フリー素材としたのです」
"そこまで安売りしておらぬわ。だが視界を広げる為に少なくない数が出回っておった筈だ"
ヒマリ「…同時期に観測された『多次元解釈』の反応…これは無関係とは言えないようですね」
"しかしどのように保持していたというのだ…?このような狼藉を私が見逃すと…"
ヒマリ「先生、消えた視界の記憶は思い出せますか?」
"うぅむ…開けた砂漠、何かの研究基地、寂れた一室などが多かった気がするが…まさか!"
エイミ「…眷属の発見場所と合致してる?」
ヒマリ「えぇ、どうやら自然な原風景と見事にカモフラージュされたみたいですね、植物の置場とすると少し殺風景にも思えますが些細事でしょう」
エイミ「運び手や世話役も必要だけど実験用カラーの使い回しだから塗装も簡単だろうしね、PMCとかマーケットガードにでも扮してたのかな」
"奴ら…謀ったな、このエクスデスを!"
──────────────────────
オウル「戦術の勝利が、必ずしも戦略の勝利に繋がる訳ではない…彼らはこの意味をちょうど今ごろ噛みしめている所でしょうかねぇ」
ソフ「自らの手を伸ばせる子機を飛ばす意図なんてあの方を知っている私たちが汲み取れない訳がないんだよねぇ!いやアイツは木なんだけど、今までのデータから常識の通じる相手じゃないしね」
アイン「ま…まあ、あの方はスペアなどで存在強度を嵩増しする俗さとは無縁なのですが…しかしこれでメインプランに支障を来す事なく『あの子』のリソースを確保できました」
オウル「ソフの無駄な俗世間への興味関心が奇跡的に役立ちましたね、感謝します」
ソフ「一言余計だっての。でもまぁ判別は度外視してたからただの木がいっぱい含まれてる可能性もあったけど思った以上に出回らせてくれたようで良かったよ。それとも本人も想定外だったのかな?」
アイン「『お姉様』の為にもここが割られるのは絶対に避けないといけないですからね…」
オウル「今思うと最初の成分解析が一番キケンでしたね、あれに気付かれなかったのは奇跡です」 - 49二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 06:56:41
保守
- 50雑多SSのスレ主24/11/30(土) 12:10:33
今更ながら今後は名前表記入れよう
当分さくらんぼネタ擦っていく
~~~~~~~~~~~~~~~~
”とはいえ栄養剤は今後も味わいたいし、かといって私は実の使い道はない…ならば生徒達に食わせて処分するしかないか。”
チヒロ「ヴェリタスの子達は先んじて試食してるけどあの反応だしね…先生からしか収穫出来ないし、相当高値で取引されるわね。」
”まぁ、私の実を巡って生徒達が争いあう様も見てはみたい光景だが、支配を崩されてはたまらんな…一度各校の何人かに試食させて協議させるか。”
チヒロ「それしかないでしょうね…まずはどこから?」
”当然、まずはここミレニアムであろう。セミナーとC&Cの舌に問う。”
ネル「甘っ!?なんだこれ超美味ぇ!!」
アスナ「なにこれしあわせぇ~~~~♪♪」
カリン「種も無いから一口で気軽にいけてしまう…この時点でも極上デザートだ!」
アカネ「ですが、少々甘みが強すぎますね…好相性の紅茶はかなり限定されてくるかと。」
トキ「確かに美味しいですが、人によっては数を食べると飽きが来るのでは…。」
ユウカ「……これ、相当値段吹っ掛けるようにしないと割に合わないわね。」
ノア「ですね。ちょっと奮発したご贈答用レベルの価格設定は最低限必要ですね。」
コユキ「ねぇねぇ先生!もっとないんですか~?」
”……アカネやユウカは流石の分析力だな。”
ユウカ「フ、フン…まぁね!」
アカネ「お褒めに与り光栄ですご主人様…。」 - 51雑多SSのスレ主24/11/30(土) 12:29:21
”紅茶の話題が出た故、次はトリニティに来てみたが…。”
ナギサ「こ、これは……なんと暴力的で官能的な甘さ…!!」
セイア「普通のチェリーと違って、ガツンと押し寄せてくる甘さだね。どちらかというと庶民向けの味だ。」
ミカ「でもすごくおいしい~~!!」
ナギサ「これほどの強い甘み……ゴールデントワール、それも水出しの方が良いかもしれませんね。」
ミカ「お、流石ナギちゃん。もう相性いい紅茶思い浮かんだんだ。」
セイア「それでこそナギサ、だしな。」
ナツ「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
アイリ「こ、これが先生の木の実……すごく甘くて濃厚でおいししよぉ~~~!!」
ヨシミ「これはたまんないわ!!ついつい手が伸びちゃう!!」
カズサ「そのまんまケーキやパフェに乗っけてもいいし、タルトにパウンドケーキもいい…ジャムにしてもいいし、マカロンにも使えそう……あ~キリがないよ~!」
”ユウカ曰く、値段設定は相当吹っ掛けないと割に合わないらしい…だがティーパーティー評価は「庶民向けの味」らしい。はて、どのくらいの価格をつけるべきか…。”
ナツ「ティーパーティーがそういう評価したんならもうちょい安くてもいいんじゃない?高すぎたらそれこそ私達には手が届かなくなっちゃいそうだし。」
カズサ「高くしすぎて売れなかったら腐っちゃってもったいないし、かといって安くしすぎると供給が追っつかなくなっちゃうしね。」
アイリ「できればちょっと頑張れば届くくらいの値段がいいなぁ…お店のスイーツの材料とかでも味わえるようになってほしいし…。」
ヨシミ「まだここでうだうだ言っててもしょうがないじゃん。他の学校にも行って意見聞いてみたほうがいいんじゃない?」
”もとよりそのつもりだがな。” - 52雑多SSのスレ主24/11/30(土) 12:49:12
”次はゲヘナに来てみたが…。”
イブキ「わぁ~!すっごく甘くておいしい~!!」
イロハ「これはたまりませんね…甘みが強いのでコーヒーとも好相性です。」
マコト「キキキッ、これは是非とも万魔殿で専属契約を結びたくなる!」
”争いの火種を速攻で思いつくな貴様は…流石だ、ファファファ…。”
イブキ「イブキ、これ大好き~!とっても美味しいし、すっごくみなぎってくるの~!!」
”……ファ?…漲ってくる、だと?”
イブキ「そうだよ~!先生のさくらんぼを食べたらね、体の中から力がわいてくるの!今ならすっごい魔法が撃てるかも!」
”……確かに、魔力が増幅してるのが見える…!?”
イロハ「…言われてみれば確かに、私も少し滾ってます。」
マコト「……私はそこまでではないが…体の芯がほんの少し熱いな。」
”ミレニアムやトリニティではこんなことはなかった。もしや種族特性か?”
~~~~~~~~~~~~~~~~
マコト「 バ イ オ !!」ゴバッグジュグジュッ!!
”確かに威力が上がっておるな。”
イロハ「 サ ン ダ ラ !!」ピシャーーーーーーーン!!!
”こちらも威力の増幅か。してイブキは…。”
イブキ「 フ レ ア !!!」チュドガアアアアアアアアアアン!!
”何だこの高威力は…!!”
マコト「すごいぞイブキ!流石はゲヘナ最高の魔法使いだ!!」
イブキ「えへへ~、イブキすごいでしょ~!」
”現状、ゲヘナ学園生徒の主な種族である悪魔族が私の実を食べると、一時的に魔力の増幅効果が発動するようだ。個体差はあるが。”
ユウカ『そうだったんですか…トリニティでは確認できなかったんですよね?』
”うむ。現状確認できたのはゲヘナのみだ。” - 53雑多SSのスレ主24/11/30(土) 13:13:59
”そしてゲヘナで食と言えば、こやつらを忘れてはいかんな。”
~学生食堂~
イズミ「おいしいいいいい!!!すっごく濃厚~~~!!」
ジュンコ「これが先生から…感動的すぎるわ!!」
アカリ「是非ともたくさん頂きたいですね~!」
”ファファファ…貴様は大概にせんかアカリ。”
ハルナ「ふむ……。」
フウカ「ん~~~~……。」
”ほぉ、貴様等は冷静だな。”
ハルナ「味に惑わされては美食研究会の名折れですもの。しかし、トリニティのティーパーティーが下した評価は実に適切であると感じざるを得ませんわね。」
フウカ「確かに糖度が高くて甘みが凄く強いけど、上品というよりは俗っぽい…単純で分かりやすい甘さね。無理に複雑な調理をせずともシンプルなメニューの方が相性いいわね。チェリーソースやジャム、ケーキとかのトッピングが無難かしら。」
”余計な加工は不要、ということか。まぁ私は食えんからどうでもよいが。”
ジュンコ「そりゃ生産元だしねぇ。」
イズミ「う~ん、これに合うソースってないかなぁ…オイスターソースとか、あるいはチリソースとか?」
アカリ「いつも通りのイズミさんである意味安心ですね。」
ジュリ「きゃああああああああああああああ!!!」
チュドガシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
5人「「「「「!!!!???」」」」」
”何だ!?” - 54雑多SSのスレ主24/11/30(土) 13:31:18
”ま、まさかこんなことが……!?”
フウカ「うそでしょ……いくらなんでもこんなことって…!?」
ハルナ「ジュリさん、あなたは一体何を作ったんですか!?」
ジュリ「えっとそのぉ……先生のさくらんぼなら私でも出来るんじゃないかと思って、ジャムを作ろうと煮込んでみたんです……そしたら…こんなことになっちゃって……!!」
(ブスブスと黒煙を上げる寸胴鍋、その中から「無数のパンちゃんを融合させて肉体としたネオエクスデス」が這い出てきていた)
https://youtube.com/shorts/TW4ND8ZoB_Y?si=ZRhzM7QeU9kPGN4S
【わたしは ネオエクスデス】
【全てのお肉 全ての野菜】
【全てのご飯を消し】
【そして わたしも消えよう】
【永遠に!!】
”どうしてこうなった!!!!!!!”
フウカ「(눈_눈)」
ハルナ「あ、悪夢ですわ…全ての食を消し去ろうだなんて!!」
- 55雑多SSのスレ主24/11/30(土) 17:45:57
(結局風紀委員会どころか万魔殿にまで通報が行き、ほぼゲヘナ全校生徒の総力戦でネオエクスデスwithパンちゃんを撃破することに成功した)
【うごごごご………】
”やれやれ、まさかこんなところで最終決戦レベルの戦いをすることになろうとはな。”
ヒナ「通報受けたときは何の冗談かと思った…。」
マコト「だがあの怪物も、イブキの魔法の前には成す術無しだったな!!キキキッ!」
サツキ「実際は結構みんなでいろいろ撃ち込んだけどね…。」
ハルナ「しかし、本当に悪夢でしたわ…全ての食を滅ぼそうとする存在が生まれるだなんて…。」
フウカ「お願いだから勝手に調理しないでね!!役に立ちたいって気持ちは嬉しいけども!!」
ジュリ「ふええぇぇぇ……すみませええぇぇぇん…!!」
”というか前々から思っていたが、ジュリよ…貴様のその特殊能力は一体何なのだ!?”
ジュリ「こっちが聞きたいですよぉ~!!」
(この流れで、駆け付けた全員にエクスデスの実を報酬として試食させることになった)
ヒナ「……おいしい……疲れに効くわ…。」
イオリ「ものすごい甘みだなこれ…美味しいけど数食べたら飽きそうかも。」
チナツ「これほどの糖度という事は糖分を多く含んでいるという事…つまり…」
セナ「した…傷病者の体力回復に高い効果があるという事ですね。種も無いし皮までいけるから扱いも楽です。」
サツキ「うぅ~ん、甘くて美味しい……これのためなら何でもしてしまいそう…催眠なんか目じゃないかも…!!」
フウカ「とはいえこれもエクスデス先生の一部、でしたからね…もしかしなくてもジュリが調理したことでネオエクスデスが出たのは先生由来、ですよね。」
”私とてあんなのは予測出来ぬわ。” - 56雑多SSのスレ主24/12/01(日) 00:29:36
”ゲヘナの生徒達には魔力増幅の効果があるという事が分かったが、効果量は個人によって大きく差が出たな。魔導士の適正が高いものほど効果が高く、低いものは殆ど効果がなかったな。”
ユウカ『そうでしたか。ゲヘナじゃ取扱注意になるかもですね…。』
~~~~~~~~~~~~~~~~
”次は百鬼夜行…こちらにも食に携わる者が居るからな。”
~~~~~~~~~~~~~~~~
シズコ「うっわ、すっごい甘さですねこれ!?」
フィーナ「これが先生の……まさに「盃を交わす」ような状況デスね!」
”大げさに考えるでないわ!”
ウミカ「これはお祭りの出店で絶対人気になります!かき氷のシロップにラムネのフレーバー、さくらんぼアメにも…あ、でもさくらんぼアメにするなら飴の方は甘さ控えめにした方がいいかもしれませんね。」
シズコ「そうね、これはぜひ百夜堂でも安定的に仕入れたいわね…!!」
”………ふむ、貴様等には効果はないか。”
フィーナ「効果、とは?」
”現状、ゲヘナの生徒達にのみ魔力増幅の効果が出ていたのだ。トリニティやミレニアムの者達にはその効果は出なかった。貴様等もどうやらハズレらしい。”
シズコ「魔力増幅って…もしかして劇薬?」
”そうではない、と言う分析結果がミレニアムで出ているのだがな…。” - 57雑多SSのスレ主24/12/01(日) 00:54:51
”その後も何人かに食わせてみたのだが、ゲヘナと同じ効果が出たのが2人だけいた。”
ユウカ『それって誰が?』
”ニヤとチセだ。”
ノア『百鬼夜行の生徒会、陰陽部の方達ですね。』
”あの2人以外は効果がなかった。やはり種族特性だろうか…。”
~~~~~~~~~~~~~~~~
~山海経~
ルミ「確かにこれはすごい甘さだね…菓子に良いんだろうけどうちの料理とはちょっと相性悪いかも?」
サヤ「う~む…ゲヘナじゃ魔力増幅効果があって、百鬼夜行でも一部…もしかして薬の素材にもいいかもなのだ!」
キサキ「ふむ、これはまた濃厚な…瑞々しさも優れておる…。」
~~~~~~~~~~~~~~~~
~レッドウィンター~
チェリノ「美味い!!いつものプリンに勝るとも劣らんではないか!!」
マリナ「糖度が高いなら体力回復に効果がある…突撃もガンガンできる!」
トモエ「とはいえこれはかなりの贅沢品になってしまいますね…これを巡ってクーデターが更に増えるかと。」
チェリノ「うむ…確かにミノリあたりが騒ぎ出しかねんな。それに…(チラッ」
トモエ「227号のシグレ、ですね。」
チェリノ「あいつなら絶対にこの実でカンポット…というかアレを作りかねん。」
”酒、だな…。” - 58二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 06:49:15
バッカスのさけがエクスデスのさけになって出回ったらコトだ
- 59二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 16:52:35
違法物品でゲヘナの魔力異常上昇が止まらないなんて
- 60雑多SSのスレ主24/12/02(月) 00:02:51
ネタ提供感謝(ニチャァ
~~~~~~~~~~~~~~~~
カンナ「そこまでだ!全員動くな!!」
スケバンA「げぇ!?なんでヴァルキューレが!?」
スケバンB「まだ誰にもバレてないはず!!」
カンナ「残念だったな。お前達が今違法取引しようとしていた品…それが何なのか理解してなかったのか?」
スケバンA「何ってそりゃ、最近発売された『エクスデス・チェリー』だろ?」
スケバンB「ゲヘナじゃこいつが品薄だからな、だからこそ儲けれるんだよ!」
カンナ「そうだ、先生から収穫された『エクスデス・チェリー』だ。だからこそ…お前達はずっと『視られて』いたんだ。」
スケバン達「「!?」」
カンナ「先生からの伝言だ。」(スマホを出して音声再生)
”この私の一部たる果実を勝手に取引しようと暗躍していたつもりのようだが…最初からずっと果実を通して私に視られていたのに気づかぬとは滑稽で愚かだったぞ、ファファファファファファ!!!”
スケバンA「……そういやそうだった…。」
スケバンB「やべぇ、これでペナルティが2だよな??確か前に喧嘩吹っ掛けて返り討ちにされて1だったから…。」
カンナ「あぁ、続きがあるぞ。」(再生)
”愚かなる行動を2度も繰り返した貴様等は、石にでもなって晒し者になるが良い。ブ レ イ ク ”
スケバン達「「 」」ピキーン
カンナ「……先生、石化を確認しました。」
『”ご苦労。しかし面白い結果になったな。私の一部が現場にあれば、私の録音音声でも魔法を発動出来るとは。”』
カンナ「えぇ、今回は奴らが違法取引しようとしたエクスデス・チェリーがありましたからね。それで、この子達はこの後…?」
『”2、3日はそのまま晒しておけ。罪状は立て看板にでも書いておけばよかろう。ファファファ…。”』
カンナ「わかりました、念のため現場には警備員を配置しておきます。」
- 61二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 06:47:06
自分の関わる植物関連で情報収集できるってある意味チートだな
- 62アビドス3章蛇足アナザー24/12/02(月) 15:10:30
テラコ「まさか現れるなんて…先生は直で見たことは無かったっけ、あれが『色彩』だよ」
”なぜだ!ソレは無に消えた筈であろう!”
テラコ「ここは私の所とは時間軸が違うからそっちから来たんだと思う。向こうの色彩の影響…私を通じて」
”アレは『何』だ!?全く正体がつかめぬ!『無』の方が余程どうしようもない代物ではあったが、ここに来てから答えを得た。どういったものかは説明も可能だ…だがコレは形容すら出来かねるぞ!”
テラコ「これはキヴォトスのものじゃない…ただ言える事は…」
”色彩とはいったい……うごごご!!”
テラコ「あなた達の脅威、危険な存在だって事は確か。私もそうして『こうなった』」
”むぅ…肉体、精神ともに異常を来す効果があるようだな。それもコンフュのような一時的でふざけたものじゃない致命的な程の…(テレポで脱出)”
テラコ「…先生はけっこう無事みたいだけど」
”苛烈な邪念から出でた私に効くものではない、怒りや憎しみと同じく狂気では私を倒すことはできぬ。だがどうするか…”
テラコ「ん、何も力で御する必要はないよ(手を伸ばす)」
スゥゥゥゥ
”消えていったな…貴様はアレに触れたようだが、アレを自在に操れるのか?”
テラコ「ほんの少しだけ『色彩の嚮導者』だった時があるから漠然と理解できる、アレ自体に意志があるかは分からないけど目的を持って何かをしようって訳じゃないみたい。あの時も私は操られてはなかったから…たぶん応える相手は選ばないよ。何かに惹かれはするらしいけど…」
”そういうものか、なら私が出向けば事前処理も可能だな。だが…”
?「……」
”…飛んだ置き土産を残しおって”
- 63雑多SSのスレ主24/12/02(月) 17:13:59
”あれから「エクスデス・チェリー」という銘柄で売り出し始めた我が果実は好調に売れている。”
”収穫をほぼアロナプラナ任せにしているが、まぁよかろう。お零れを食わせてやっているのだしな。”
”……そんな中であった。まさかあんなお返しをされようとはな。”
~~~~~~~~~~~~~~~~
アイリ「先生!お待ちしてましたよ!」
”このような場所に呼び出すとは何用だ?それも皆そんな出で立ちで…。”
ナツ「フッフッフ~、久しぶりの『シュガーラッシュ』ゲリラライブへようこそ♪」
カズサ「以前あたし達に実を食べさせてくれたでしょ?そのお礼だよ。」
ヨシミ「売り出し始めてからはなかなか手が出ないのが難点だけどね。ちょっと頑張ればちゃんと手は届くし。」
”わざわざそんなことのために私を呼び出したというのか?”
カズサ「あぁ、ちょっと待ってって!単にお礼したいってだけでもないのよ!」
アイリ「実は私達…あの実を初めて食べた後の夜に、夢を見たんです。しかも、4人で同じ夢。」
”夢、だと?”
ヨシミ「そうそう、と言っても何かしたわけじゃなくて…宇宙みたいなキラキラした空間にあたしたち4人がいて、それでどっからともなく「曲」が聞こえたのよ。」
ナツ「4人が同じ夢なんてロマンだよねぇ~。それで、その曲を頑張って演奏できるように仕上げたというわけなのだよ。」
”宇宙のような空間……もしや「無」の空間か?しかし曲とは…?”
アイリ「それを今から演奏します!先生らしい、おどろおどろしさと力強さを持ったカッコいい曲ですよ!」
カズサ「歌詞はないけどね。まぁそう言うわけだから、聴いてってよ!」
”……よかろう。貴様等の夢の内容、聴かせてもらおうか。”
アイリ「それじゃ行くよみんな!『Decisive Battle』!」
カズサ「オッケー。」
ヨシミ「いいわよ!」
ナツ「イエァ!」
アイリ「ワン、ツー、ワンツースリー……!!」
Decisive Battle (Vs. Exdeath) (Final Fantasy V) - GaMetal Remix
- 64アビドス3章蛇足アナザー24/12/02(月) 17:42:25
テラコ「…よく一人で散策に行ってたのはあの時の心残りだろうね。事件は大きくなる前に未然に防げて、みんなは先輩を知れたけど、それだけだったから。先輩は納得が着かない過去の落とし所を結局は見つけられなかった。それも仕方ない物で、時間が解決すると思ったけど…」
”その隙を色彩に突かれたという訳だ。何と間の悪い奴め…”
テラコ「せっかく全てが無に呑まれる未来を避けたのにこんな事に………っ先生、あれを使」
”死の魔法は使わん”
テラコ「……」
”私にとっても非常に大きな意味を持つ契約でな、この地に置いて我が配下たる生徒の貴様らを欠く様な愚かな真似はせぬ。もう『無』くす事は、私にとっての重い恥辱、大いなる喪失なのだ”
テラコ「でも、恐怖に反転した者を元に戻す方法は…」
”なぁに、別に必ずしも戻す必要もあるまい”
テラコ「!」
”大いに心を病んだ貴様が、癒えぬ傷を刻まれた貴様がこうして何食わぬ顔で生意気にも私に突っ掛かってくるのだ、その歪み果てた姿をアビドスの同胞に晒す程度、貴様の先輩なら出来ぬとは言わせぬ”
”それに我はかつて無数の魔物を従えた覇王なるぞ?この禍々しさこそ実に馴染むという物だ…ファファファファファ!!”
テラコ「……そうか…うん、そうだね」
テラコ「(先生は…どこまでも先生なんだなぁ)」
(ここからは大体原作と同じ流れで事態解決、スタンバってたセト怒も先生一行に倒されてなんなく退却、ちなみに地下ちゃんは地下室ごと狭間にデジョンされて事態をチラ見しながら何かを知ってると踏んだエク先に凸られてビビりながら解説してるイメージ) - 65二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 00:20:48
予言師が似合う生徒だとセイアが思い浮かぶ
- 66雑多SSのスレ主24/12/03(火) 02:00:32
- 67二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 06:58:07
ほ
- 68雑多SSのスレ主24/12/03(火) 17:22:31
逆に、エクスデスに銃を持たせるとしたら何がいいだろうか…(保守
- 69雑多SSのスレ主24/12/03(火) 19:51:16
”12月というのは何か神聖なイベントでもあるのか?”
セリナ「…と、言いますと?」
”どこもかしこも針葉樹のリースや装飾したツリーで飾られておるではないか。それにどこの商店も「メリークリスマス!!」と喧しくてかなわん。”
ハナエ「そりゃあもうじきクリスマスですからみんな楽しみにしてますよ…あれ?先生はクリスマスを知りませんか?」
”知らぬわ。前の世界にそんな催しはなかった。というか人間達の催しに関わることなどなかったしな。”
ミネ「なるほど、でしたら私が説明しましょう。」
~かくかくしかじか~
”つまり過去の聖人の生誕の日を祝すという名目での祭りというわけか…道理でこの間から気分が悪いわけだ。”
セリナ「どこかお怪我でも!?」
”違うわ!…忘れたか?私は元々邪念が集まり生まれた存在…貴様等から見れば私は「邪悪なる存在」なのだぞ!”
ミネ「なるほど…今現在、周囲がクリスマスムードになっていることである意味街中が「聖域化」しているような状態…邪悪なる存在であるエクスデス先生にとっては健康被害を受けるレベルという事ですね。」
セリナ「う、うわぁ…そういうことですか…。」
”そういう事だ…故にハナエよ、今まさに壁に飾ろうとしているそのリースをさっさと撤去せぬか!!”
ハナエ「ふぇえぇ、そんなぁ…。」
ミネ「こればかりは致し方ありません…今回に限り、私達が傍にいないことが先生への「救護」になります。」
セリナ「残念です…エクスデス先生にもクリスマスを楽しんでほしかったんですけど…。」
”確かプレゼントというものがあるのだったな。ならばこの箱いっぱいのエクスデス・チェリーをくれてやるわ。だからさっさと行け!”
ハナエ「わぁ!これ美味しいんですよね!!ありがとうございます!」
ミネ「量もありますのであとで皆さんにも配れますね。先生、感謝します。」
セリナ「先生~…どうかお大事に~…!!」 - 70雑多SSのスレ主24/12/03(火) 20:49:35
”……そういうわけで、シャーレは一切飾りつけをしておらぬのだ。理解したか?”
フブキ「難儀なもんだね~先生も。」
キリノ「逆に先生が楽しめるイベントって…?」
”ハロウィンだな。魔物や邪悪なる者達に扮しての祭りというのはなかなか居心地良かったぞ。”
キリノ「な、なるほど…。」
フブキ「でもクリスマスにもさぁ、こういう伝承もあるって聞いたことあるよ?」
”なんだそれは?”
フブキ「ブラックサンタってやつ。ほらこれネット記事。」
ブラックサンタブラックサンタとは、ドイツを中心に広まっている伝承である。dic.pixiv.net”ほぉほぉ、良い子へプレゼントを配る赤のサンタクロースに対する、悪い子への仕置きを担う黒きサンタか…。”
キリノ「この記事じゃ明確に悪魔って書かれてますね…確かにこれならエクスデス先生が扮するにはちょうどいいかも?」
”ファファファ…人間達もなかなか面白いことを考えよるわ。”
~~~~~~~~~~~~~~~~
ヒビキ「それで、私が呼ばれたと。」
”生徒達の中で、服飾に優れた才の持ち主と言えば貴様だからな。”
ヒビキ「フフフ、まさか先生からのコスプレ衣装製作依頼だなんてね。マイスターとしてこれほど嬉しいプレゼントはないよ♪」
”流石だ、ファファファ…さぁヒビキよ!この私に合わせた、最高のブラックサンタの衣装を作り上げるのだ!!”
ヒビキ「ご注文、承りました…エクスデス先生♪」
- 71二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 21:21:27
…あれ、クリスマスで弱体化っていうことは、ハロウィンではパワーアップしたりする?
- 727124/12/03(火) 21:25:13
1レス前で答え出てたわ失礼。
- 73二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 01:36:40
木製の銃ってあっただろうか
…いやいや割り箸鉄砲は流石に…? - 74雑多SSのスレ主24/12/04(水) 06:53:00
全てが木製である必要はないとは思うが、全木製となるとクロスボウあたりになるかも
あとは前の世界の金属がクラフトチェンバーで錬成出来れば…向こうじゃナイフでミスリル製やオリハルコン製が普通に店売りされてたし
- 75二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 08:08:37
- 76二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 09:15:20
- 77二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 10:13:07
- 78雑多SSのスレ主24/12/04(水) 17:22:22
- 79雑多SSのスレ主24/12/04(水) 17:56:41
先に自前ネタのあとしまつをば
~~~~~~~~~~~~~~~~
悪いトリカス「「いやああああああああああ!!!」」
悪いゲヘッパリ「「ぎゃああああああああああ!!!」」
”ファファファファファファ!!!愚かにも悪事を働きし者共よ!このブラックサンタの裁きを受けるがいい!! パ ニ ッ シ ュ レ イ ”
ズガガガガガガガガガ!!!
カンナ「……ノリノリですね先生…。」(ブラックサンタコス)
フブキ「ただでさえクリスマスで超不機嫌だったしね~先生。八つ当たりも入ってるんじゃない?」(ブラックサンタコス)
キリノ「まぁ、おかげでパーティーを潰そうとする犯罪者達を一斉検挙できますし、こちらとしても助かりますね!」(ブラックサンタコス)
”何をしておる…さっさとこ奴らを連行せぬか!!”
カンナ「りょ、了解!」
キリノ「はい!お任せください!」
フブキ「うぇ~めんどくさ~…まぁやるけど。」
”ファファファ…ヒビキめ、衣装の裏地に魔力補強の紋を刺繍するとは…流石だ。”
ヒビキ『どう~先生?いい感じ?』
”見事だ…褒めて遣わす!”
ヒビキ『フフ、ありがとう♪』
”……しかし、ヒゲは余計ではないのか?”(ブラックサンタコス+つけヒゲ)
ヒビキ『何言ってるの!サンタと言えばヒゲは絶対だよ!』
”……うごごご……。” - 80二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 23:32:59
このレスは削除されています
- 81雑多SSのスレ主24/12/05(木) 00:48:32
とりあえず今夜はこの辺までをば
~~~~~~~~~~~~~~~~
アロナ『あ、あの~、先生!』
”何だアロナ?私は今書類を片付けている最中なのだが?”
アロナ『い、今すぐシッテムの箱の領域に来ていただけませんか?』
プラナ『緊急事態、先生にお客さんです。』
”…私に客だと?しかもシッテムの箱の領域…すなわち次元の狭間からのか?”
”何だと……!?”
???【ハッハッハ!本当に来よったわ!】
アロナ『ほ、本当に先生のお知り合いなんですか!?』
プラナ『疑問。先生などならともかく、通常の人間はこの領域には踏み入ることはできません。あなたは一体…?』
???【まぁ普通ではないな。本来ならワシは、とっくの昔にエクスデスに殺されとるんじゃからな。】
アロナ『ころ…!?』
”そういう貴様はなぜこんなところにおるのだ…ガラフ!?”
ガラフ【当然だろう?再びエクスデスの気配を次元の狭間で感知したのだ。追うに決まっておるわ!】
ガラフ【だが、見つけたと同時に驚いたぞ。まさかあのエクスデスがなぁ…。】
”……何が言いたい?”
ガラフ【このお嬢ちゃんたちから聞いたぞ?まさかお前が先生になって、多くの子供達を救っているとはなぁ。】
アロナ『え、えへへへ…。』(撫でられてる)
プラナ『……。』(撫でられてる)
”…余計なことを言いおって…。”
- 82二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 00:58:55
……そういやFF5の隕石って乗り物なんだよね
大丈夫?ミカのスキルで現世に来たりしない? - 83暁提案者(75)24/12/05(木) 06:30:16
こっちを書きたくなったので…
一つの大樹の側にある花畑。そこに一人の少女が佇んでいる。世界の命運を分ける戦いを制し、3人と別れた後も時々ここ、“ムーアの大森林”に訪れていた。
「うん、この花がいいかな」
今日は墓に供えるための花を摘みに来た…というのはほぼ建前で(というより魔獣がいなくなっても獰猛な獣は普通にいる森林に1人で立ち入るのは無謀である…彼女含む4人以外は)、かつて自分たちを守り、散ってしまった祖父を偲ぶ為に来たというのが主な理由である。
15もいかぬ少女には、唯一の肉親の喪失というものはそうすぐに慣れるものではない。そのこともあって理由をつけては森林に足を運んでいた。
「…おじいちゃん(少し、寂しいな)」
首にさげたネックレスを握って暖かさの残り香を無くさないようにと念じる。
…あまり時間をかけすぎてもいけない、早めに戻らなければ。 - 84暁提案者(75)24/12/05(木) 07:32:54
…思考の海に沈んでいたのがいけなかったのか。
彼女はかつて実感した“それ”に気づけなかった。
「あ、しま」
足元にあった『次元の狭間』は彼女を暗闇に引きずり込んでいく。何故、まさかまた誰かが?なんて考えをする暇もなく一人の少女は世界から消えた。
「…どこなんだろ、ここ」
次に目を覚ましたのは、同じく森林…なのだが、先程よりは鬱蒼としており、花畑も当然無い。手元にあるのはペンダントとさっき摘んだ1本の花のみ。
次元の狭間か、とも一瞬思ったがあの時の雰囲気とは何処か違う。
兎にも角にも、帰り道を探す意味でもここにとどまっては居られない。
(一人は怖いけど…おじいちゃんと一緒だから)
心を奮い立てて駆け出していく。
頭上に浮かぶ『黄色のクリスタル』の形をしたヘイローにも気づかずに。 - 85雑多SSのスレ主24/12/05(木) 17:25:38
どうぞ書いちゃってくださいな~
とはいえこちら側はあくまでエクスデス主体で行きます
~~~~~~~~~~~~~~~~
~次元の狭間 シッテムの箱の領域~
ガラフ【おぉ~、これはまた別嬪さんばかりじゃのぉ!】(表示された生徒リストを見てる)
”全て我が配下だ。手出しは許さぬぞ?”
ガラフ【わかっとるわい!あくまでそちらは元居た世界とは違う異世界…しかもキヴォトスの主がエクスデスに『託した』のならばワシは干渉する資格はないさ。】
アロナ『……あ、あの~…。』
ガラフ【ん?どうしたんじゃいアロナ嬢ちゃん?】
プラナ『疑問。ガラフさんは既に亡くなられている人物であり、更にエクスデス先生が〇害した張本人であると聞きました。それに対しての禍根が見受けられませんが?』
ガラフ【禍根…恨みつらみか?ハッハッハ!そんなものはないさ。】
アロナ『ほ、ホントですか!?』
ガラフ【本当だとも。ワシの最後の瞬間はエクスデスとの真っ向勝負。己の出せる全力のさらに上を発揮してぶつかりエクスデスを退けたんじゃ。エクスデス憎しではなく、仲間を守るために全力以上を出し切って散ったんじゃ…未練こそあれ禍根はないさ。それにその未練も…ワシの孫娘を加えた仲間達が果たしてくれた。だから、ワシはもう未練もないというわけだ。】
”……あの時私に言い放った、「怒りや憎しみではない」とは、そういう事か。”
ガラフ【そういう事じゃ。以前のお前なら理解など出来なかったろうが…どうやら、このキヴォトスでそれを学んだようじゃな?】
”ファファファ…相変わらず嫌な奴だ。”(生徒リストから4人を選び表示する)
アロナ『先生?』
プラナ『奥空アヤネ、陸八魔アル、美甘ネル、阿慈谷ヒフミ、ですね。』
ガラフ【ほぉ、このお嬢ちゃんたちがどうしたんじゃ?】
”あの時の貴様に似た心を見せつけてくれた生徒達だ。たとえ振り払われようとも仲間を闇から引き戻すために知略を巡らせたアヤネ、己が部下達の運命を自ら進んで背負い立っているアル、仲間達を信じて背中を預け己はどれだけ傷つこうと何度でも立ち上がるネル、闇に自ら沈もうとした友を自らの希望の光で照らし導いたヒフミ……学ぶには十分すぎる数だ。”
- 86二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 00:14:49
保守
- 87雑多SSのスレ主24/12/06(金) 00:30:08
ガラフ【ふむ、良い子達に恵まれたのだな。しかしそれだけではない…エクスデスの纏うオーラが少し変わっているな。】
”……あやつとの契約のことだな。”
アロナプラナ『『???』』
”さて、私はやるべきことが残っておる。”
ガラフ【仕事熱心は良いことだ。ワシは死人故ここからは出られぬが、せめてこの箱の中からお前の姿をちょくちょく見させてもらうぞ。】
アロナ『えぇ!?つまりシッテムの箱にガラフおじいさんが合流するってことですか!?』
プラナ『警告。既に私が合流していることによってシッテムの箱のリソースが圧迫されている状態です。これ以上は…。』
ガラフ【あぁ、心配はいらんよお嬢ちゃんたち。ワシの魂は次元の狭間を通じて別のところに居るから、お嬢ちゃんたちの邪魔はせんよ。】
アロナ『そ、そうなんですか…。』
ガラフ【まぁ、今後お嬢ちゃんたちが気になったらエクスデスやワシらのことを遠慮なく聞きに来るといい。】
プラナ『わかりました。よろしくお願いします。』
”……勝手にするがいい。”
ガラフ【おぉ、勝手にさせてもらうぞ!ハッハッハ!】
ガラフ(ドルガンにゼザにケルガーが今のエクスデスを見たら腰抜かすかもしれんな…いい土産話が出来たわい!)
アヤネ「先生、どこに行ってたんですか?」
アル「いない間に随分書類が増えちゃってるわよ…。」
ヒフミ「せ、先生の裁決が必要なのが多いのでうかつには進められませんし…。」
ネル「まぁ、一応整頓くらいはしといてやったぜ。んで、どこで油売ってたんだよ?」
”……知り合いに会ってただけだ。”
4人「「「「???」」」」
”私のことは構わなくてもよい。さっさと片付けるぞ。 ヘ イ ス ガ ”
キュピーン!!
ネル「うーわまたこれかよ!」
アル「はたから見ればこの時の私達って凄い早口になっちゃってるのよね…。」
ヒフミ「ま、まぁこれですぐ終わらせられますし…。」
アヤネ「ですね。それじゃお手伝いします。」 - 88雑多SSのスレ主24/12/06(金) 00:56:20
思いついた…。
~~~~~~~~~~~~~~~~
”……ハスミよ、これは一体何が起こっておる??”
ハスミ「信じられないのも仕方ありません。まさかこうなるだなんて……。」
マシロ「あわわわわわわわ……!!」
イチカ「ギャアハハハハハハハハハハハ!!〇ねおらああああああああああああああああ!!!!」
(ツルギみたいな顔芸状態で素手でカイザーPMCをブチ壊しているイチカ)
ツルギ「あぁ……イチカさんが酷いお顔で暴れてらっしゃいますわ……ど、どうしましょう……!?」
(乙女モード顔でまごまごしながら縮こまって震えているツルギ)
ハスミ「最近マシロが『バーサク』を修得したんです。いつもはマシロ自身が攻撃力バフとして自分にかけていたのですが、それを今回ツルギとイチカにかけてみた結果…。」
”ああなったと……あれが二人のバーサク状態の姿か…。”
マシロ「私自身はバーサクをかけて攻撃バフ状態になると気分は高揚しますが暴走するほどじゃないんです…それで普段から強いツルギ委員長とイチカ先輩にかけてみたら…。」
”イチカはまぁわかるぞ。普段から己の凶暴性を必死に抑圧し続けているのだ…バーサクで一気に解放されればああもなろう。”
イチカ「ギャアハハハハハハハハハハハ!!コロスコロスコロスコロスコロスコロスウウウウウウウ!!!!!」
”問題はツルギだ……どうしてこうなった???”
ツルギ「あぁ、ハスミちゃん、エクスデス先生……わたくし、今のイチカさんが怖いですわ……どうか元のお優しい姿にお戻しになれませんか…?」(ぴえん)
ハスミ「い、いつものツルギじゃない……!!」
”元々ツルギはバーサーカーの如きスタイル……まさか、バーサクをかけたことで凶暴化がオーバーフローを起こしたか?” - 89雑多SSのスレ主24/12/06(金) 01:06:08
” デ ィ ス ペ ル ”
シュイイイイイイン……!
イチカ「……ッハ!?一体私は何してたッスか?」
ツルギ「……あ??」
マシロ「すいませんすいません本当にすいません!!」
ハスミ「まさかこんなことになってしまうなんて…本当にごめんなさい。」
イチカ「いやその、戻れたからもういいッスよ。」
ツルギ「だな…。」
”ちなみに貴様等はバーサク状態時こうなっておったぞ。”(シッテムの箱で録画動画を見せる)
イチカ「……これツルギ先輩ッスよね?」
”何を言う?バーサク状態の貴様だぞイチカ。”
イチカ「嘘ッス!!こんなのあり得ないッス!!!」
ツルギ「……これが、私……??」
”こうしておれば貴様もただの借りてきた猫だな。ファファファファファファ!!!”
ツルギ「やめろおおおおおおお!!!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~
生徒達のバーサク状態…かなり万別になるんだろうなぁ
皆も想像してみてほしい - 90二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 01:51:43
FF5には出ないけどどうしても思い付いてしまった為
エクスデス「救難信号が発せられてたので来たが……何があったのだ?」
倒れてるヒナ「く………臭い」
エクスデス「臭い?………待て、なんだその状態異常の数は?流石の私でもそこまで一度にかけないぞ?」
<ギャァァァ!くせぇぇぇ!
<なんだこの気持ち悪い………なんだこいつ?植物?くっさぁぁぁぁぁ!!
エクスデス「………本当に何事だ?む?フウカよ、何か知っているか?」
倒れてるフウカ「ジュリが………サラダを………パンちゃんが………融合…………グフッ」
エクスデス「レイズ…さて犯人は貴様………なんだ貴様?見覚えはある気はするが」
サラダパンちゃん(モルボル)「フシュルルル」
ジュリ「あわわわっ、パンちゃん……じゃなくてニンジン食べてたから………キャロットちゃん落ち着いて!」
エクスデス「ジュリよ………貴様、召喚師の才能でもあるのか?」
この後臭い息吹き掛けられながら物凄くファイガした - 91二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 06:54:13
- 92雑多SSのスレ主24/12/06(金) 07:22:35
- 93雑多SSのスレ主24/12/06(金) 17:44:19
- 94雑多SSのスレ主24/12/06(金) 23:43:07
- 95二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 00:35:49
- 96二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 06:44:12
- 97二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 11:03:23
金の道に潜む魔、って訳でギルガメ来襲…するも“先生”に蹂躙される未来しか見えねぇ
- 98二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 11:20:44
- 99雑多SSのスレ主24/12/07(土) 15:17:20
- 100雑多SSのスレ主24/12/07(土) 15:18:15
~~~~~~~~~~~~~~~~
”ふむ、しかしトンベリか…これはむしろ幸運やもしれぬ。”
ヒナ「どういう事?」
”トンベリは魔物の中でも高い知性を持っておる。どこかの世界では複数匹をコックとして雇っているところもあると聞いている。”
ヒナ「あの魔物が??」
(数週間後)
”あれからどうだフウカよ?”
フウカ「もう、ホンット大助かりです先生!!あれからたくさん雇ったトンベリコックさん達が厨房でも給仕でも大活躍です!!」
ジュリ「ほうちょう捌きが凄いですしね!見た目も可愛らしいので他の生徒からも人気です!」
(時間は昼時、多くの生徒に焼きサンマ定食を運ぶトンベリコック達)
トンベリコック1『オマタセシマシター』
<ソコノトンベリチャーン、アタシニハカルビテイショクオネガーイ
<ア、ワタシニハトンジルチョウダーイ
トンベリコック2『カシコマリー!ブチョー、カルビ1トトンジル1~!』
フウカ「は~い、カルビ1の豚汁1ね~!」
トンベリコック3「ヨーシバクソクデシアゲルゾー」
トンベリコック456「「「オーケィ!!」」」
”もうここまで仕込むとは流石だな…指導者の素質にも恵まれたようだなフウカは。”
ジュリ「すっかり給食部はトンベリコック達の居場所になりました。おかげで私はずっと畑作業しかさせてもらえませんけど…。」
”貴様は望む事と才能が全く嚙み合っておらんからな…良いではないか。食という意味ではあやつらを裏から支えておるのだ。ならば落ち込むのはお門違いだぞ…『魔獣使い』ジュリよ。”
ジュリ「ま、魔獣使い……。」
”今後は凶暴な魔獣を生み出してしまった時のために鞭でも用意すればよいのではないか?ファファファファファファ!!!”
ジュリ「勘弁してくださ~い!!」
- 101二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 23:21:03
このレスは削除されています
- 102二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 23:22:08
不良や他校の生徒にとりあえず"ぬすむ"を使うシロコ
- 103雑多SSのスレ主24/12/08(日) 00:26:41
エクスデスってそういや花は咲かせてないからなぁ…なのでこうした
~~~~~~~~~~~~~~~~
ウミカ「どうです、エクスデス先生!!驚きましたか?」
”果実を通じて貴様達の動きは察知してはいたが…”
百鬼夜行中央区の縁側、神木と呼ばれる巨大な桜の木から少し離れた位置で大樹の姿になるよう言われ…久しぶりにキヴォトスで大樹形態になった。
そしてそんな私の根元で、キヴォトス中の生徒達がそれぞれ思い思いに出店を出して楽しんでいる。
しかも、殆どの出店の看板には私の絵が描かれており、売られている土産物や菓子にも私の意匠を取り込んだ物が多い。特に菓子はほぼ全てエクスデス・チェリーを使ったものばかり、木刀などの土産物もエクスデス・ウッドを使ったものが多い。
生徒達も魔物や邪悪なる者に扮した、いわゆるハロウィンのコスプレ衣装で着飾っている。中には私のコスプレをした者や最近ゲヘナで雇われたトンベリのコスプレをした者もいる。
特設されたステージまであり、生徒達がいろいろと出し物をしておる。…おぉ、以前曲を披露した放課後スイーツ部…いや、シュガーラッシュではないか。
Decisive Battle (Vs. Exdeath) (Final Fantasy V) - GaMetal Remix
ウミカ「私達「お祭り運営委員会」でいろいろ考えたんです。エクスデス先生のような、『邪悪なる存在でも楽しめるお祭りをやりたい』と思って…それで提案をしてみたら、どういうわけか話がキヴォトス中に伝わっちゃいまして…それで、参加できる学園みんなで先生に感謝の気持ちを送るお祭りにしましょうってことになったんです。」
”それでこれほどの祭になったというわけか。わざわざ私のために…。”
ウミカ「先生は、昔はそれこそたくさんの人の命を奪った極悪人かもしれませんけど…今このキヴォトスにおいては、私達を、みんなを救って導いてくれた『先生』…ですから。」
”………。”
ウミカ「その感謝の気持ちを、今はただ…素直に受け取ってくれると嬉しいです。」
”…ファファファ…。”
- 104雑多SSのスレ主24/12/08(日) 00:54:03
”私はかつて、前の世界を力と恐怖で支配しようとした。その手段として『無の力』を欲した。だが、その結末は情けないものであった…。”
”『無』に飲まれ、ネオエクスデスとか言う別の存在に成り果て、光の戦士達によって討ち取られた。”
”そして小枝だけの姿で何とか生き残ったものの…これまでが無駄になったことで私は絶望のまま、次元の狭間を彷徨い続けた。”
”だが…そこで私はキヴォトスに流れ着き、連邦生徒会長に拾われ育てられ、契約が結ばれた。”
”故に、私は連邦生徒会長の遺志を引き継ぎ、このキヴォトスを『支配』し続けておる。”
”それに対する、お前達の答え…それがこれか。”
ウミカ「そういうことですね。」
”ファファファ…邪悪なる存在にこんな感謝を示すとは、キヴォトスの者達はおかしな奴らばかりだ…。”
ウミカ「…先生?」
”…良かろう、貴様達の献身、しかと受け取ろう。これからも、我が配下として…キヴォトスの支配を手伝うが良い!!”
ウミカ「はい、先生!!今宵は心行くまで『エクスデス祭り』の主役の気分を味わってください!」
このタイミングで、ミレニアムの者達が作ったホログラム花火が撃ち上がった。
ご丁寧に私の姿を模した花火まで上げよって。
私は生徒達と同じものは食えん。
故に生徒達は、様々な水や汁を捧げてきた。ゲヘナの地下水脈の水に、百鬼夜行の清流の水、レッドウィンターの雪を溶かした水が美味かったな。トリニティはわざわざサクラコが暗黒魔法の魔力を込めた水で淹れた紅茶、ミレニアムは最新式浄水器で浄水した水道水、山海経は特性烏龍茶。別枠で美食研究会がまた海老出汁を持ってきてたな。
……見ておるか?連邦生徒会長よ。
私は今や、これだけの生徒達を掌握したのだ。
貴様は安心して眠っておるがいい。ファファファファファファ!!!
クルル「………なに、これ?」 - 105雑多SSのスレ主24/12/08(日) 01:00:52
- 106二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 06:45:12
デスモモイのことか
- 10783/8424/12/08(日) 09:12:10
取り入れてくれてサンキューです!自分が全然書けないあまりに…すまんクルル
構想だけでも置いとこう
・基本職は射撃関連に強い職(not狩人、砲撃手。でも似たコマンド使えるかもしれない)
・加えて職業をセットしてコマンド使用は可能(魔法銃は…慣れが必要かも。時空なんかもできる)
・銃は基本両手持ち。小さいからね、しょうがないね(HGだけ片手、ガン・カタも出来るぞ!)
・あっちからの装備は基本なし(あってリボン←ffのやべーやつ)。召喚獣も基本的に使えない(チョコボに【飛竜つながりで】フェニックスはひょっとしたら…?)
あくまで自分ssの設定なのでクルル使いたい時はこれらの設定を無視して構いません
- 108二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 09:29:09
ちょっと思いついたのだけど、ff12の銃弾みたいなのが自販機から稀に出てきて大騒動…なんてことがあるかもしれない(石化弾だってそうだし、爆弾だったら悪臭ボムとオイルボムが追加効果含めてヤヴァい。)
- 109雑多SSのスレ主24/12/08(日) 17:33:17
~『エクスデス祭り』最中~
シズコ『あー、ウミカ聞こえる~?』
ウミカ「あ、はい社長…じゃなくて部長!どうしました?」
シズコ『迷子になってる生徒を見つけたんだけど…なんかその子、銃も持ってないうえにヘイローのことを知らないって言っててさ~…。』
ウミカ「ヘイローを知らない…?その子ってヘイローは?」
シズコ『いやあるんだけどね…でもあるのに今気づいたみたいな感じだし、そもそも銃持ってないし…。』
”シズコよ、その者を私の前まで連れてくるのだ。”
シズコ『はい?』
”まさか貴様まで来ておったとはな…クルルよ。”
クルル「そっちこそ、まだ生きてたなんてね…エクスデス。」キッ
ウミカ「な、なんか睨んできてますね…かわいい子なのに。」
シズコ「先生、この子誰なんですか?随分先生のこと知ってそうでしたけど?」
”そやつの名はクルル。かつて私を討ち果たした『光の戦士達』のうちの一人だ。”
ウミカ「えぇ!?先生を倒した方なんですか!?」
シズコ「前の世界での先生のことは聞いてましたけど…。」
クルル「…随分慕われてるのね。前の頃のあんたなら平気で切り捨ててそうだけど。」
”この者達は今や皆我が配下であり、『契約』もあるのだ。手出しするなら容赦はせぬぞ?”
クルル「……!?」( ゚Д゚)
”…何だその顔は?”
クルル「あんた誰!?」
”そこまでか!?” - 110雑多SSのスレ主24/12/08(日) 17:52:06
ウミカ「落ち着きましたか?」
クルル「うん…ジュースありがと。」
ウミカ「そのラムネのフレーバーには先生から収穫した『エクスデス・チェリー』を使ってるんですよ!美味しいでしょ?」
クルル「ブフーーーーーーーーーーーッ!?」
シズコ「うわわわ!?汚っ!?」
クルル「え、ちょ、これエクスデスの実の味なの!?」
”そんなにおかしいか?まぁ実をつけるようになったのはこのキヴォトスに来てからだが。”
クルル「ううぅ…美味しいと思っちゃったのがなんか悔しい。」
”言いよるわ。”
シズコ「それで、どうしてクルルちゃんはこのキヴォトスに?」
クルル「こっちが聞きたいわよ…いつものようにおじいちゃんのお墓参りも兼ねてムーアの森に行ったら突然足元に次元の狭間への裂け目が出来て、それで気が付いたらもうここにいたの。」
”ムーアの森、ガラフの墓参りという事は長老の木の前か…あの老い耄れめ、何か気でも効かせたつもりではあるまいな…?”
クルル「それって、長老の木が何かしたってこと?」
”私の故郷たるムーアの森の長老だぞ?何かできてもおかしくはあるまい?”
クルル「た、確かに…。」
”それで?貴様はこれからどうしたい?”
クルル「そりゃ、帰れるなら帰りたいけど…。」
”その方法なら心配はあるまい。次元の狭間への入り口は既に複数個所把握しておるし、一つは掌握している。加えて道案内ならそれこそガラフに頼めばよいだけだ。”
クルル「おじいちゃん!?……っていうかやけに素直に帰そうとしてくれるのね?」
”貴様は光の戦士、つまり私に歯向かうためにキヴォトスで暴れられては困るのでな。だが……。”
”帰す前に、貴様にはキヴォトスの先進文明をたっぷり味わわせてくれるわ!お前達の世界がいかに文明レベルで遅れておるか、思い知るがいい!!ファファファファファファ!!!”
クルル「えええぇぇ……自慢??」 - 111二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 00:36:45
生徒たちの先生をやってるエクスデスをバッツたちが見たら目を疑ってしまう光景だよね
- 112雑多SSのスレ主24/12/09(月) 11:36:50
”さて、最初はどこに連れてってやろうか…ファファファ…。”
dice1d10=10 (10)
1.アビドス
2.ミレニアム
3.トリニティ
4.ゲヘナ
5.百鬼夜行
6.連邦生徒会
7.山海経
8.レッドウィンター
9.ヴァルキューレ
10.SRT
- 113雑多SSのスレ主24/12/09(月) 11:51:55
”クルルは森や自然に親和性を持つ奴であったし…”
~~~~~~~~~~~~~~~~
サキ「それでなんでウチがトップバッターなんだよ?」
クルル「何か…テントで寝泊まりしてた旅の頃を思い出すなぁ。」
ミヤコ「私は興味あります。先生を撃破した『光の戦士達』のお話を聞けるなんて貴重です。」
モエ「でもまさかウチらよりも年下の子がいるなんてねぇ~。」
”……ミユはまた隠れておるのか?”
ミヤコ「えぇ、RABBIT4ならそこのゴミ箱に。」
ミユ「………うぅ~~…。」
クルル「……マジックポットみたいな子がいる…エリクサーほしい?」
ミユ「それ…先生にも言われた……。」
”まぁ連想してしまうな、そんなナリではな。ファファファ…。”
~~~~~~~~~~~~~~~~
クルル「”砲撃士”のジョブで大砲は使ったことあったけど、この世界の”銃”はすごいわね…。」
サキ「むしろ大砲使ってて銃は無いのかよ…。」
ミヤコ「それでも私達の貸した訓練用ライフルをすぐに使いこなしましたね。流石は光の戦士、ですか…。」
クルル「”ものまね士”の特性でマネしただけだよ~。」
”ものまね士……大魔法や召喚魔法をものまねで連発しまくってきた光景は私から見れば地獄であったわ。しかもリソース消費無しだからなアレは…。”
モエ「ものまねって何だっけ???」 - 114雑多SSのスレ主24/12/09(月) 11:53:07
次
dice1d9=1 (1)
1.アビドス
2.ミレニアム
3.トリニティ
4.ゲヘナ
5.百鬼夜行
6.連邦生徒会
7.山海経
8.レッドウィンター
9.ヴァルキューレ
- 115雑多SSのスレ主24/12/09(月) 12:02:24
クルル「流砂の砂漠を思い出す……。」
”こちらは流砂ではなく砂嵐が問題となっているが、今はもう一つ問題がある。”
クルル「問題?」
”ここから離れた砂漠の只中に、オメガが鎮座しておる。”
クルル「げっ!?あいつがいるの!?」
”アレに暴れられては面倒だ。近寄るなよ?”
クルル「言われなくても行きたくないって!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~
ホシノ「いらっしゃ~い、待ってたよぉ~!」
ノノミ「クルルちゃんでしたっけ?可愛い子ですね~☆」
シロコ「ん、待ってた。先生を倒した時の話、聞かせてほしい。」
クルル「はわわ、あの…ど、どうも。」
”何だ、借りてきた猫のようだな。”
クルル「うっさい!」
アヤネ「まぁ、今のアビドスなんて案内できるところは多くないですしね…。せめて、ゆっくりしてってください。」
セリカ「はいは~い、大将のラーメンの出前よ~!」
ホシノ「お疲れ様~セリカちゃ~ん。ささ、クルルちゃんもラーメンどうぞ~。」
クルル「……美味しい!」
”(ホシノは大分制御できるようになったようだな。まぁわざわざクルルに見せることはあるまい。)” - 116雑多SSのスレ主24/12/09(月) 12:03:45
次
dice1d8=7 (7)
1.ミレニアム
2.トリニティ
3.ゲヘナ
4.百鬼夜行
5.連邦生徒会
6.山海経
7.レッドウィンター
8.ヴァルキューレ
- 117雑多SSのスレ主24/12/09(月) 12:27:56
クルル「さ……寒いぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」ガチガチガチガチ
”ファファファ…ファーーーーーーーーーーーっくしょい!!!”
チェリノ「相変わらずカムラッドは寒がりだな!」
”やかましい!こんなところに住み続けておる貴様等がどうかしておるわ!!”
トモエ「確かに、このあたりの木々は針葉樹で、先生は広葉樹ですしね。」
クルル「でも、ここの人達の雰囲気……何か城の兵士達を思い出すなぁ。」
チェリノ「何?城とな?」
”そういえばこやつは王族であったな。”
トモエ「どこか気品を感じさせるとは思いましたが…なるほど王族でしたか。」
チェリノ「そうかそうか!ならばおいらとは友達という事だな!!お~いマリナ、おいらとクルルの分のプリンを持ってくるのだ!」
マリナ「はっ!」
クルル「あはは、ありがとうねチェリノちゃん。……そのおヒゲ見てると、おじいちゃんを思い出すなぁ。」
チェリノ「おじいちゃん??ということは立派なヒゲを持っていたのか?」
クルル「そうだね~、おじいちゃんの方がヒゲ立派だったな~w」
チェリノ「何だと……!?」
”まぁ確かにガラフは王だったしな。威厳は貴様よりも圧倒的に上だな。”
チェリノ「おいどういうことだカムラッド!!流石にその発言は不敬…」
” サ イ レ ス ”
チェリノ「 」
トモエ「あぁ、また…。」
マリナ「会長、プリンをお持ちしまし…あ、またですか。」
クルル「…面白い子達ね。何かヤバいのも多いみたいだけど。」
”それでいつの間にカトブレパスを待機させてたのか。”
クルル「何かいやらしい視線感じたからね…。」
~~~~~~~~~~~~~~~~
シグレ「ノドカ~、また先生覗いて……ノドカ!?」
ノドカ「 」(望遠鏡覗いた姿のまま石化してる) - 118雑多SSのスレ主24/12/09(月) 20:47:10
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dice1d7=2 (2)
1.ミレニアム
2.トリニティ
3.ゲヘナ
4.百鬼夜行
5.連邦生徒会
6.山海経
7.ヴァルキューレ
- 119雑多SSのスレ主24/12/09(月) 21:13:10
ナギサ「ようこそおいで下さいました、クルル・マイア・バルデシオン王女殿下。」
クルル「や、やだな~そんな畏まらないでよ~…一応ナギサさんが年上なんだし~。」
”はて?ずっと年上であったバッツに対しては随分と生意気な態度をとっていたようだが?”
クルル「余計なこと言わないでよ!!」
”ファファファファファファ!”
ミカ「まぁまぁ、ナギちゃんもクルルちゃんも肩ひじ張らずに!」
セイア「そうだね、まずは私達らしく、『ティーパーティー』と行こうじゃないか。」
クルル「そ、そうだね!それじゃよろしくね!」
”……茶菓子に私の果実を使っておるか。”
ナギサ「えぇ、それに合わせて紅茶も水出しのゴールデントワールをご用意しました。」
~~~~~~~~~~~~~~~~
ヒフミ「契約者の名において命ず!出でよ、ペロロジラ!!」
グエエエエエェェェェェェ!!
クルル「契約者の名において命ず!出でよ、バハムート!!」
グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
『 白 熱 眼 光 』 VS 『 メ ガ フ レ ア 』
ズビビビビビビビビビビビビビビビ!!!
ゴバアアアアアアアアアアアアア!!!!!
(空中でぶつかり合い爆散相殺される両者の攻撃、周囲で沸き立つ歓声)
ヒフミ「これが光の戦士達と契約した伝説の召喚獣…お会いできて光栄です!」
クルル「こっちこそ、キヴォトスの新しい召喚獣に会えるなんて嬉しいよ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~
クルル「まさかエクスデスのテーマ曲まで作られてるなんて…。」
カズサ「いやまぁ、4人でおんなじ夢を見てそれを形にしただけなんだけどね。」
ヨシミ「そっちの世界で曲って言うと、やっぱオーケストラとか?」
クルル「吟遊詩人のジョブで竪琴弾いたりピアノ弾いたりしてたわね。あと歌。」
”その歌でオメガを止めて見せたほどだしな…。”
ナツ「アレを止めるってヤヴァイね…。」
アイリ「竪琴にピアノか~、今私達が使ってる楽器も使い方は大体同じだよね。」
ナツ「世界が違っても、根本は変わらずって奴だね…ロマンだ。」 - 120雑多SSのスレ主24/12/09(月) 21:16:06
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dice1d6=6 (6)
1.ミレニアム
2.ゲヘナ
3.百鬼夜行
4.連邦生徒会
5.山海経
6.ヴァルキューレ
- 121雑多SSのスレ主24/12/09(月) 21:27:04
カンナ「お前達!異世界の王女殿下の御前だ!姿勢を正せ!」
一同「「「はい!!」」」
”こやつはそんなのは気にせぬのだがなぁ?”
クルル「そ、そうだよ~…肩ひじ張られても困るよ~。ほらほら肩の力抜いてさぁ~。」
フブキ「……ってことらしいよ~公安局長~?」
カンナ「し、しかしだな…!」
クルル「えっと、カンナさんだっけ。ちょっといいかな?」
カンナ「な、何でしょうか?」
クルル「は~い、落ち着いて落ち着いて~、リラ~ックスしていいんだよ~?」(魔獣使いアビリティ『なだめる』)
カンナ「こ、これは………ほわああぁぁぁ………」ヘニャ
コノカ「おぉ、あの姉御が緩み切った表情に!?」
”確か、魔獣使いのアビリティだったか…良いのかこれは??”
フブキ「いいんじゃな~い?あ、ドーナツ食べる~?」
クルル「あ、頂きます~……ドーナツにもあんたの実が使われてるんだ。」
”おかげでシャーレの運用資金は潤沢だぞ。ファファファ…。”
キリノ「今や定番の味になりましたもんね…本官も時々頂いてます。」 - 122雑多SSのスレ主24/12/09(月) 21:27:34
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dice1d5=2 (2)
1.ミレニアム
2.ゲヘナ
3.百鬼夜行
4.連邦生徒会
5.山海経
- 123雑多SSのスレ主24/12/09(月) 21:46:51
イブキ「わ~い!待ってたよ~クルルおねえちゃ~ん!!」
クルル「こちらこそ初めまして~!よろしくね~イブキちゃん!」
マコト「キキキッ、流石はイブキだ…一瞬で光の戦士の一人である彼女の懐に入り込むとは。」
”珍しくクルルの方が年上になるからな。思うところもあろう。”
チアキ「いいですよ~いいですよ~!どんどん写真が増えていきますよ~~!!」パシャパシャ
イロハ「…イブキが喜んでくれてるなら、私は構いません。」
イブキ「それじゃあクルルおねえちゃん、早速やってみよう!」
クルル「うん、任せて!」
”ん?何か企んだか?”
万魔殿一同「「「「??」」」」
イブキ「せ~の!」
イブキクルル「「イブキ、みんなのことだ~い好き!いつもありがとうね!」」(クルルは「ものまね」で同期)
マコト「がはっ!!きゃ、きゃわいすぎる!!!」
イロハ「何ですかこの尊さのタイダルウェイブ!?」
チアキ「うわあああああ!!!これはムービーで撮るんだったああああ!!!」
サツキ「イ” ブ キ” ち” ゃ” ん” !!!」
”……何をやっとるか貴様等…。”
~~~~~~~~~~~~~~~~
クルル「ほ、ホントにトンベリが働いてる…。」
”こやつがトンベリ達を生み出した魔獣使い、ジュリだ。貴様も魔獣使いの先達として何か伝授してやれ。”
ジュリ「だから私は魔獣使いじゃありませえええん!!」バルンバルン
クルル「………。」(自分の胸元に手を当て、眉間にしわを寄せる) - 124雑多SSのスレ主24/12/09(月) 21:53:10
次
dice1d4=2 (2)
1.ミレニアム
2.百鬼夜行
3.連邦生徒会
4.山海経
- 125雑多SSのスレ主24/12/09(月) 23:53:47
クルル「そういえば、気が付いたときに最初に立ってたのはここだったかも。」
”百鬼夜行の神木の前、か…もしや長老の木と何か繋がりがあったとでもいうのか?”
カホ「御神木の導きによって…という事ですか。確かにあり得るかもしれませんね。」
チセ「御神木~、長老の木と、繋がりて~、新たな絆~、ここに齎す~。」
カホ「おぉ、チセちゃんが短歌を!!相変わらず美しい!!」
”……未だに短歌とか俳句とかはよくわからんのだが…。”
クルル「でも、何かいい感じに聞こえる。この御神木様には感謝しないと。」
(長い言われたので分割) - 126雑多SSのスレ主24/12/09(月) 23:54:35
レンゲ「 フ ァ イ ガ !! 」チュドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!
ナグサ「 ブ リ ザ ガ 。 」カキイイイイイイイイイイイイイイン!!
ユカリ「 ホ ー リ ー !! 」シュバアアアアアアアアアアアアアッ!!!
クルル「本当に魔法教えてるんだ…。」
”素養ある者は多いからな。我が配下として活躍してもらうためにも実力をつけてもらわねばな。”
レンゲ「どうだい!光の戦士から見た、アタシ達の魔法は!!」
ユカリ「エクスデス先生のご指導の賜物ですの!!」
クルル「ん~、それじゃあ…。これは出来るかな?」(標的用のイミテーション・クロカゲを見る)
クルル「 ク イ ッ ク ! フ レ ア !! 」(れんぞくま)
キュピーン! チュドガアアアアアアアアアアン!!
クルル「 フ レ ア ! フ レ ア !! 」(れんぞくま)
チュドガアアアアアアアアアアン!! チュドガアアアアアアアアアアン!!
クルル「 フ レ ア ! フ レ ア !! 」(れんぞくま)
チュドガアアアアアアアアアアン!! チュドガアアアアアアアアアアン!!
百花繚乱一同「「「「!!!????」」」」(絶句)
”そういえばクイックはまだ教えてなかったな…。”
キキョウ「これが光の戦士の魔法…。」
レンゲ「いやいや、何なんだよあの連続での魔法!?」
クルル「赤魔導士のジョブアビリティ『れんぞくま』だね。あとはクイックも織り交ぜれば最大5連続で魔法が放てるってわけ♪」
ユカリ「あの…自惚れた姿をお見せしてしまいまして申し訳ありません…。」ショボン
”光の戦士達が異常過ぎるだけだ。気にすることではない。”
クルル「わたしは珍獣か!!」 - 127二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 00:06:00
ここでフレアをメテオにしてみよう。周りが大惨事になるぞ
- 128二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 00:30:17
- 129雑多SSのスレ主24/12/10(火) 00:59:22
- 130二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 06:50:53
ブレイブブレイドもやばいよね
- 131二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 07:53:17
- 132二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 08:02:17
今更だがスレ画、エクスデスがパンチしてるんじゃなくてジュース?注いでるのか………エクスデスチェリージュースかな?
- 133二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 10:37:55
忍術研究部が突撃して来そう……
(ジョブの中に忍術が確認されているので、クルルが来た以上お披露目フラグ不可避) - 134雑多SSのスレ主24/12/10(火) 19:10:36
そんなこと書かれちゃったら答えないわけにいかないじゃないですか~(ニッコリ
~~~~~~~~~~~~~~~~
クルル「忍者アビリティ、 ぶ ん し ん !」ボボン!!
イズナ「おおぉぉ!!お見事に御座いますクルル殿!!」
ミチル「異世界の勇者の力の中に忍者があった…やっぱり忍者は凄いってことなんだ!!」
クルル「いやぁ、私達はあくまでクリスタルの欠片に眠っていた勇者の力を借りてるだけみたいなものだから…忍者のアビリティで目立ったものと言えば、「なげる」だしね。」
ツクヨ「なげる…?」
クルル「そうそう、例えば……ねぇエクスデス~、また標的出して~?」
”調子に乗りおって…。”(イミテーション・エクスデスソウル)
クルル「なげるを使って……『 か と ん の じ ゅ つ 』!」ゴバアアアアアアアアアアアアア!!!!!
クルル「さらに、『 す い と ん の じ ゅ つ 』!」バシャアアアアアアアア!!!!
クルル「まだまだ!『 ら い じ ん の じ ゅ つ 』!」ピシャアアアアアアアアアン!!!
忍研一同「「「おおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」」
クルル「……とまぁ派手にやっちゃったけど、実際はこれを『なげる』ことで発動してたんだよね。」
イズナ「これは…巻物で御座いますか?」
クルル「そ。私達の世界じゃ結構いろんな村で売ってたから揃えるのは楽だったけど…。」
ミチル「だったら!!それいくつか譲ってください!!」
ツクヨ「ぶ、部長がいつになく本気の目です…!?」
イズナ「それは仕方ないですよツクヨ殿!イズナも欲しいです!!」
クルル「ま、まぁ余ってるし別にいいけど…。」
ミチル「やったーーーーーーーーー!!!ありがとーーーーーーーーーーーーー!!!」
”今のこやつらでは使いこなす前に使い切るであろうな…クラフトチェンバーできればあるいは…。”
- 135雑多SSのスレ主24/12/10(火) 19:12:43
- 136二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 19:35:49
- 137雑多SSのスレ主24/12/10(火) 20:05:42
キサキ「よくぞ参られた、異界の姫君よ…今宵はこの山海経を存分に堪能するが良い。」
クルル「………。」ジー
キサキ「何か?」
クルル「いやその、その服装を見てるとモンクになってる時を思い出してさ。」
キサキ「モンク…修行僧のことかえ?」
”ここでいうモンクとはクリスタルの欠片に眠る勇者の心のうちの一つ…素手での近接戦を得意とする拳士のことだな。”
クルル「そうそう、「かくとう」のアビリティで素手の攻撃力を爆上げ出来たし、体力も上がるから便利だったなぁ。」
キサキ「ほぉ、近接格闘か…。」
~~~~~~~~~~~~~~~~
ルミ「んで、ウチに連れてきたと。」
キサキ「そうじゃ。そちらにはそういう話題で黙っておれん者がおるであろう?」
ルミ「まぁね~、どのみち招待して御馳走するつもりだったし、手間が省けたわ。」
レイジョ「それでは、手合わせ願います!」
クルル(モンク)「なんでこうなっちゃったんだろ…まぁ、おじいちゃん譲りのパワー、見せてあげるよ!」
”ふむ、これは勝負あったな。”
キサキ「ほぉ、その心は?」
”単純に経験の差だな。加えてクルル含め光の戦士達は皆、ジョブを全て『極めている』。それはすなわち、モンクのスキルだけではないということだ。”
キサキ「……それが、あの技かえ?なんと恐ろしい…。」
クルル「ほあたたたたたたたたた!!!」(モンクのかくとう+みだれうち)
レイジョ「ブベベベベベベ!?」
~~~~~~~~~~~~~~~~
クルル「……何かごめんね…。」
レイジョ「いえ、見事な拳でした…怪我もケアルガですぐ治してもらいましたし。」
ルミ「ほらほら、辛気臭い顔してないで、うちの自慢の料理を味わっていきなさい。」
クルル「おおぉぉ、美味しそう!!」
ルミ「先生にはご馳走出来ないもんね、その分腕によりをかけて作ったからね!」
クルル「……そっか、エクスデスは木だから…。」 - 138雑多SSのスレ主24/12/10(火) 20:14:28
- 139雑多SSのスレ主24/12/10(火) 20:34:10
クルル「何かこの塔、クリスタルみたいな輝きと力を感じるんだけど…。」
”このキヴォトスを支えておる、サンクトゥムタワーだ。一度騒乱で破壊されてしまったが今は再建され稼働しておる。…貴様等がこうして生きておるという事はそちらもクリスタルが甦ったのだろう?”
クルル「うん、そうだよ…こっちにもクリスタルみたいなのがあるんだね。」
~~~~~~~~~~~~~~~~
リン「ようこそ、連邦生徒会へ。」
モモカ「他の学園と比べたらつまんないとこだと思うけどよく来たね~。」ポリポリ
”それで、また書類の束が生まれておるな?”
リン「えぇ、それはもう…特に今回はクルルさんの御来訪に合わせて問題を起こす者達がまたわんさかと…。」
”やれやれ、相変わらず血気盛んなことだ。”
クルル「……もしかして私のせいで仕事が?」
リン「あぁ、クルルさんはお気になさらず。これはあくまで私達のやるべきことですし、キヴォトスの住民がやらかしていることですので。」
”まぁ既にそちらにも報告が行っておろう。各校の治安維持組織で対応し切れておらん所は私がやっておいたと。”
クルル「いつの間に!?」
モモカ「今はキヴォトス中に先生の一部を木材に加工した「エクスデス・ウッド」が出回ってるし、他にも「エクスデス・チェリー」が売れに売れてるからねぇ。そこから監視網が築かれてるのよ。」
”あとはそこを通して遠隔で魔法を放てるというわけだ。ペナルティ1でスリプル、ペナルティ2ならブレイクだ。”
クルル「うーわー…って、デスやデジョンはしないんだね。」
”……今は亡き連邦生徒会長との契約だ。”
リン「はい。……ですので、クルルさんがお考えのような事態にはなっていません。エクスデス先生は、このキヴォトスのために、本当に尽力してくれています。」
クルル「………。」 - 140雑多SSのスレ主24/12/10(火) 20:36:29
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dice1d2=2 (2)
1.ミレニアム
2.シャーレ
- 141雑多SSのスレ主24/12/10(火) 20:57:15
”そしてここが、連邦捜査部『シャーレ』のオフィスだ。”
クルル「ここがエクスデスの職場…言い換えれば、新しい『エクスデス城』ってことだよね。」
”そうだな、確かにここは新たなる城だ。”
サオリ「先生!」
ミサキ「おかえり。」
アツコ「そしてようこそ、クルルちゃん。」
クルル「こんにちは~……エクスデス城なのにおどろおどろしくない!?」
アリスク「「「おどろおどろしくない?」」」
”言いよるわ。以前だって普段の城は奇麗にしておったろうが。”
クルル「いやまぁ、そうだったけど…。」
ヒヨリ「うわあぁぁん!!せんせぇ~~チェリージャムが切れちゃいましたぁ~!!」
”ええいこの食いしん坊めが!生の実でも齧っておれ!”
サオリ「ヒヨリ…クルルの前だぞ。」
ヒヨリ「あ、えっと…その…お見苦しいところを見せて、すみません…えへへ…。」
アツコ「トリニティでの召喚魔法の中継見てたけど…そっちの世界にはドラゴンが本当に生息してるんだね。」
クルル「うん、バハムートみたいなドラゴンもそうだけど、私の大切な仲間として飛竜がいるし、今は召喚獣になってるけど海竜のシルドラとか、レナの飛竜が転じた姿のフェニックスとか。」
ヒヨリ「ドラゴンにフェニックス…完全にファンタジーな世界ですねぇ…。」
クルル「その頃のエクスデスはホントにヤバい奴だったけど…あなた達、本当にエクスデスが助けたんだね。」
サオリ「……あぁ…だが、まだ何も言ってないのに分かったのか?」
クルル「私、そういうのには敏感なのよ?」
モモカ『先生~!今さっき通報があって、ゲヘナ学区内でギルガメッシュを見かけたって!もしかしたらまた泥棒してるかも!』
”やれやれ、こやつの相手で手が離せぬというのに…。”
サオリ「では、我々が向かおう。」
アツコ「私がヘイスガでみんなをサポートするから。」
”わかった…では向かうが良い!!”
アリスク一同「「「「了解!」」」」 - 142雑多SSのスレ主24/12/10(火) 21:09:21
”さて、都合よく他生徒が離席したな。”
クルル「……何を企んでるの?」
”何を構えておる。ここからは然るべき場所へ案内するだけだ。テ レ ポ ”
ピュイーーーーン!!
~~~~~~~~~~~~~~~~
~次元の狭間 シッテムの箱の領域~
クルル「次元の狭間!?」
”そう、私はかつてこの領域に小枝だけの姿で流れ着いた。そして、あやつらが私を補佐しておる。”
アロナ「初めましてクルルさん!私がシッテムの箱のメインOS、アロナちゃんです!」
プラナ「そして私が、プラナです。」
クルル「……!?」
アロナ「クルルさん?私をじっと見てどうしたんですか?」
クルル「ねぇ、薄々感じてたんだけど…この子と同じ波長が、エクスデスの中から出てるんだけど?」
”流石に気付いておったか。そうだ…私を救った連邦生徒会長が、魂の一部をその娘に移し、残りの魂と肉体を…私に捧げたのだ。”
クルル「それでエクスデスの魔力の波長が変わってたんだ…真っ黒じゃなくて少しだけ光が混じった、混沌って感じに。」
アロナ「私も後からそれ聞いたんですけどね…見事に何も覚えてません!」フンス
プラナ「先輩、それは胸を張って言う事ではないかと。」
”ファファファ…それで、あやつはどこだ?呼んだのだろう?”
アロナ「はい、もちろん呼んでますよ!」
プラナ「どうぞ、こちらです……ガラフさん。」
クルル「え……!?」
ガラフ【久しいのぉ、クルル……立派になった。】
クルル「……おじいちゃん……!?」 - 143雑多SSのスレ主24/12/10(火) 22:58:34
アロナ「よかったですね、先生…あの2人が再会できて。」
”…かつての怨敵であったのだがな。”
プラナ「……。」
”それで、クルルを帰す算段はついておろうな?”
ガラフ【もちろんだ。長老の木とそちらの神木で繋がりが出来ておる。そこを辿ればクルルを帰すことは可能だ。】
クルル「…おじいちゃんは?」
ガラフ【クルル、お前もわかっておるはずだ。ワシは既に生者ではない。だからこそ、一緒には居続けられん。】
クルル「そんな…。」
ガラフ【それに、ワシはもう十分生きた。これからはお前達、若い者達の時代だ。いつか、お前が寿命を迎えたら…その時に改めてまた会おう。】
クルル「……うん、約束だよ。」 - 144雑多SSのスレ主24/12/10(火) 23:24:49
まさかのミレニアムが最後か
~~~~~~~~~~~~~~~~
アリス「クルル!!お待ちしてました!!」
クルル「あ、あなたが話に聞いてた…。」
アリス「はい、アリスはアリスです!!いつか魔王エクスデス先生に勝てるくらいの勇者になるために日々クエストをこなしてます!」
クルル「す、すごい圧…!?」
モモイ「私達もクルルちゃんのこと待ってたよ!勇者としての冒険譚を聞かせてほしいな!」
ミドリ「よ、よかったら召喚獣とかも、見せてください!創作に繋げます!」
ユウカ「はいはいそこまで!クルルちゃんも困っちゃってるでしょ?」
クルル「あ、あはは…勢いが凄かったからつい。」
ノア「でも、トリニティで見せてもらった召喚獣以外にも契約していると聞いてますよ。良ければミレニアムで記録に残させていただけませんか?こちらからもミレニアムの最新技術をたくさん披露しますよ。」
クルル「そういえばバハムートだけだったしね…久しぶりにみんなも一度お披露目したいです!」
”それで実習センターか。まぁ確かに披露するならここが良かろう。”
ウタハ「標的役はうちのドローンをたくさん用意しておいた。遠慮なくやってくれ!」
ヒマリ「どんな幻想的生物が見れるのか…ふふ、楽しみで仕方ありません。」
クルル「そういわれると照れちゃうなぁ……それじゃ、順番に出してくよ~!」
~~~~~~~~~~~~~~~~ - 145雑多SSのスレ主24/12/10(火) 23:45:55
クルル「ふぃ~…流石に呼びまくって疲れちゃった…。」
アリス「お疲れさまでした!エナドリどうぞ!」
クルル「ありがと~アリスちゃん…何か凄い味だねこれ。」
”さて、貴様等は印象に残った召喚獣はいたか?”
ヒマリ「やはりバハムートでしょうか。巨大なドラゴンが放つ灼熱のメガフレア…まさに幻想の極致かと。」
アリス「アリスもバハムートに憧れました!ドラゴンと共に戦う勇者はとても絵になると思います!」
エイミ「シヴァだね~、是非とも涼しくしてほしい…。」
ネル「オーディンだな。馬で突撃して斬鉄剣で一閃!アバンギャルド君すら一刀両断ってのには痺れたぜ!」
ミドリ「フェニックス!あの全身燃え上がる炎の鳥ってだけでも美しいのに、味方を蘇らせる慈愛の力…ペンが進むよ!」
モモイ「ゴーレムかな!話聞いたけどあのゴーレムってクルルちゃんの仲間たちが助けたことで召喚獣になったんだって。その恩返しでみんなを守る盾になる…くぅ~感動的!」
ユウカ「シルドラかしら。何気に消費魔力と威力のバランス面で一番高効率だったんじゃないかしら。」
スミレ「タイタンですね。あの隆々とした筋肉から放たれる大地の衝撃…トレーニング部として憧れます。」
マキ「リバイアサンかな~。あの大津波でのスプラッシュってのがね~♪」
アカネ「カトブレパスに興味があります。あの眼光…参考になるかもしれません。」
ユズ「…チョコボが可愛かった…。」
トキ「ラムウですね。あの立派なヒゲはモフりがいがありそうです。」
ノア「カーバンクルですね。愛らしい容姿から放たれる紅いルビーの光で味方を守るバリアを張る…是非私も契約したいです。」
ウタハ「やはり爆炎と剛力さを兼ね備えたイフリートがカッコいいな!いつかメカイフリートを作りたいな!」
”見事にバラけたな。”
ヒマリ「好みが千差万別なのは当然の流れかと。」
アリス「それでは、今度はアリスたちの番です!モモイ!ミドリ!行きましょう!」
モモイミドリ「「おっけー!今度は私達がお披露目だよ!」」
クルル「え?」
”ファッ?” - 146雑多SSのスレ主24/12/11(水) 00:08:13
アリス「契約者の名において命ず!出でよ、ゴズ!!」
ボヒュン!! イッヒヒヒヒヒヒヒヒ…!!
『 ス ク リ ー ム ラ イ ダ ー 』
プァーン…ガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトン……ドガシャアアァァァァァン!!!
(標的ドローンが列車に轢かれて潰される)
”いつの間に召喚契約を…!?”
クルル「おぉ~、キヴォトス独自の召喚獣がまた見れるなんて!!」
モモイミドリ「「アリスだけじゃないよ!!」」
モモイミドリ「「契約者の名において命ず!」」
モモイ「出でよ!クロ!!」
ミドリ「出でよ!シロ!!」
ボヒュン!! イェーイ!(シロ登場)
カァカァカァカァ…バサッ!!(クロ登場)
『 突 進 だ ぁ ! ! ! 転 が れ 転 が れ ー ! 』
ドスン!…ゴロゴロゴロ…ズシャァ!!(標的ドローンが大玉に次々潰される)
キャハハハハハ……ドンガラガッシャーーーーン!!(遊園地遊具が突進し標的ドローンを破壊する)
クルル「すごいすごい!!」
”お前達もか……見事だ!”
モモイ「えっへへ~、すごいでしょ~?」
ミドリ「契約の仕方とかを当番の時にヒフミさんから聞きましたから。」
アリス「これでアリス達は勇者であると同時に『召喚士』になりました!」
クルル「ヒフミちゃんだけでなくあなた達も召喚士になるなんて…いや~驚かされてばかりだよ!」
”私の指揮抜きでやってのけるとはな…これで総力戦としてのシロクロゴズの脅威は完全に絶ったということだな!褒めて遣わそう!ファファファファファファ!!!” - 147二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 06:55:16
これクルルからギードの話を聞ける可能性があるんじゃない?
- 148二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 07:35:25
エクスデスの食べ物は水、水と言ったら液体
ならば、伝説の「例のハイポーション」を飲ませたらどうなるのか。幸いシャーレには都合良くエンジェルマートやエナドリが多く出されているミレニアムがあるし - 149雑多SSのスレ主24/12/11(水) 17:03:02
- 150二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 18:05:32
- 151二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 23:16:21
これ絶対無理だろ…
- 152二次元好きの匿名さん24/12/12(木) 06:43:43
FF12のポーションは美味しくないらしい
- 153二次元好きの匿名さん24/12/12(木) 14:48:37
- 154雑多SSのスレ主24/12/12(木) 15:25:43
まずこれまでの締めを
~~~~~~~~~~~~~~~~
~次元の狭間 クズノハの領域~
”さて、これでお別れだな。”
クルル「そうね。」
ガラフ【クルル、キヴォトスは楽しかったか?】
クルル「うん、いろんな新しいことを学んだよ!」
クズノハ「それで、それが土産かえ?」
クルル「元の世界で使えそうなのはこれくらいだったからね。」(百鬼夜行旧式鉄砲 構造は種子島式火縄銃)
クズノハ「薬莢や炸薬はまだ向こうには無いか。まぁ直に追いつくであろうな。」
ガラフ【クルル、そういう新たなる力は扱いを誤れば世界を引っ搔き回しかねない。どうか肝に命じるのじゃぞ。】
クルル「いん、任せて!レナやファリスと相談して慎重に使ってくよ!……バッツはまだ旅の空だけど。」
ガラフ【ハッハッハ!あいつらしいわい!】
クルル「それじゃ、エクスデス…せいぜいそっちで元気でね!」
”ファファファ…言いよるわ。貴様等こそ、精々勝手にするがいい。”
~~~~~~~~~~~~~~~~
クズノハ「……行ったのぉ。」
”……フン。”
~~~~~~~~~~~~~~~~
クルル「……ってことがあったの。」
レナ「異世界でエクスデスが平和に統治してるって…。」
ファリス「正直ちょっと見てみたかったかもな。それで…それがお土産か。」
クルル「おじいちゃん曰く「世界を引っ掻き回しかねない」って。だからこれの扱いを慎重に話し合おうと思って。」
レナ「そうね。気を付けましょう。」 - 155雑多SSのスレ主24/12/12(木) 15:28:06
最近誤字るなぁ…
- 156雑多SSのスレ主24/12/12(木) 16:14:57
~~~~~~~~~~~~~~~~
~ゲヘナ風紀委員会本部 特別牢~
”さて、イズミよ……何か申し開きはあるか?”ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
イズミ「…………。」アセダラダラ
”今回、貴様はクラフトチェンバーで私が生成したポーションを拝借し、コンビニや通販で手に入れた様々な栄養ドリンク系を混ぜ合わせ、独自に上位のポーションを作り出そうとした。”
イズミ「…………。」アセダラダラ
”その結果、凄まじい悪臭を放つ超級毒物をこの世に生み出してしまったというわけだ。”
イズミ「…………。」アセダラダラ
”しかもあとから検証した結果、かつてジュリが生み出してしまった魔獣『モルボル』が放つ青魔法…通称「くさいいき」とほぼ同じ効果をもたらすという事が判明した。…いや、我が耐性すら貫通する威力を鑑みれば上位互換、であるな。”
イズミ「…………。」アセダラダラ
”その結果、私は治癒魔法重ね掛けでやっと復帰し、今もこうして栄養投与を続けねばならぬ状態だ。”(植物用栄養剤を点滴で投与中なう)
イズミ「…………。」アセダラダラ
”そして、その連帯責任で貴様の仲間…美食研究会には検証用の実験体になってもらうことになった。その結果がこれだ!”
老婆ハルナ「あぱらぱあぱらぱべひゃぴきゃぼ~」(猛毒+混乱+老化)
アカリガエル「 」(沈黙+暗闇+カエル)
ジュンコゾンビ「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”」(スロウ+ミニマム+ゾンビ)
イズミ「…………。」アセダラダラ
”このありさまを見て、己の行いを猛省するのだな。貴様の行いが、大切な仲間の命を脅かす結果となるという事をな。”
イズミ「………うえええええぇぇぇぇぇぇ……ごめんなさ~~~~~い!!ごめんなさ~~~~~い!!ごめんなさ~~~~~い!!」
老婆ハルナ「あぱらぱあぱらぱべひゃぴきゃぼ~」(猛毒+混乱+老化)
アカリガエル「 」(沈黙+暗闇+カエル)
ジュンコゾンビ「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”」(スロウ+ミニマム+ゾンビ)
- 157二次元好きの匿名さん24/12/12(木) 19:32:20
これが地獄絵図か……まあ、悪食のイズミならやりかねない
耐性を貫通するほどヤバかったのかあの例のハイポーション……流石あの馬犬が作り出しただけのヤバさはあるな
最近になってこの人が作ったぞ
- 158二次元好きの匿名さん24/12/12(木) 19:34:55
- 159二次元好きの匿名さん24/12/12(木) 20:01:50
- 160雑多SSのスレ主24/12/12(木) 22:39:45
保守ついでに…
ここに来ている諸兄は、「FF5にOVAが存在した」というのを知っている方はいらっしゃるだろうか?
スレ主はOVAでは見てないがフィルムコミックを買って見たことはある
FF5要素が一部キャラ名くらいしか残ってない、ほぼほぼ別物だけど - 161雑多SSのスレ主24/12/12(木) 22:41:01
- 162雑多SSのスレ主24/12/13(金) 08:44:51
リク待ち保守
アキラ「どうして会いに行かなかったんですか?」
ギルガメッシュ【だってあんな別れ方(じばくEND)した後だぞ!?恥ずかしくて顔合わせられねぇよ…!!】 - 163二次元好きの匿名さん24/12/13(金) 08:58:04
TTTイベで巻き込まれたエクスデスが対処する話や、カスミよりも先にエクスデスが見抜いたイチカの本質とか
後はハイランダーのシュポガキやスオウも少し - 164二次元好きの匿名さん24/12/13(金) 09:17:45
そういえばギルガメッシュってファンサービスなのかもしれないが出てくる時って次元の狭間がどうこう言ったりしてFF5のギルガメッシュと思われる事が多いんだよね
その中でもこいつ、マシンガンやミサイルとかの銃器使ったりして
ちなみにギルガメッシュは名前的にメソポタミアのウルクで有名なアイツがモデルだと思うけど
メソポタミア由来の学園は恐らくミレニアム(エリドゥとかアビ・エシェフ的に)
この事から居るかも?エンキドゥ達(狼とか鶏)、FF5の姿だと混乱起きそうだが - 165真神究明24/12/13(金) 13:24:07
──神たる竜が、解き放たれた──
エクスデスの越境から連なる、次元の狭間からの漂流者たち。その一角、『神竜』は、何処かのある場所で目覚めた。本来その御形は一つの宝箱に納められている、しかし呼び覚まされたのだ、この青き奇跡の地にて、唯一無二を騙った未完の神、その眷属たちによって
神竜は機械仕掛けの軍勢にその猛威を遺憾なく振るった。初手に放たれた高波で一陣は既に壊滅したが、続く二陣が現れ相対する。神竜は、決して彼らを倒すべき的と見なしているのではない、目下の露払いをしているだけだ。闘いを望んでいる訳でもなく、去る者まで追う主義ではない。"ある時"が来るまで、最強の剣を守るべく、害する者は退け、挑む者に応える。それだけである……筈だった。
見慣れない武器で迫り来る一方、魔力によって動く兵装も目に入った。その中で神竜が知っている物は一つ、自身にとって無視できない物だが、アレ程の脅威ではない。改めて辺りを見回すと、それは彼らにとって重要な領域のようだった。どうしても退けない理由はこの事である、警戒するまでに値しないが、手間が掛かりそうだでも言いたいように気を引き締めた時、不意に何処かから"三位一体の攻撃"が放たれた。無視できない一撃に驚愕し、放たれた方角へ視線を向けた神竜は、自身の双眸に写った"ソレ"により、意識を大きく変えられる事になる
──古の破壊兵器
───過ぎたる力
────在ってはならぬモノ
激昂が込められし絶大な咆哮が辺りに響く、座す者である筈の神竜にとって唯一の例外、次元を越えてまで追いかけてきた目的。古代ロンカ文明の最終兵器『オメガ』、その姿が、目前にいる。多少の差異が見受けられる物ではあるが、先の一撃を受けた神竜は、その形がただの模造では無いことを感じ取っていた
決して見逃せない業が成されていた事実に、かの者の激情はより凄みを増す。来るべき時は今ではなかった、だが、状況的にも、かの者の心情的にも、満を持して時を待つ事は消して無い。頭上に幾何学的な光輪を顕現させた『白いオメガ』と相対する
未開の領域にて、誰も知らぬ、神域の戦いが幕を開けた
S h i n r y u
VS
K e t h e r
Decagramaton - 166最もきらびやかに輝く時24/12/13(金) 15:34:09
神聖の決戦、征しかけていたのは神竜だった。その威力はかの機兵と顕色は無いだろう。だが神竜の懸念であった高純度の防御と反射が備わっていなかったのが幸いした。唯一つ大きく効く稲妻が逆に効果を示さなかった時は意表を突かれたがむしろ好都合だったろうか、この者なら現時点で決着を付けられる。程なくして機械の方も"動きを止めた"その時だった。
《対象の脅威を修正、出力上昇…制限により不可。代替案を提示中、…承認完了》
無機質な音声が響き渡る、動きを止めた相手の様子が変だ
《神秘解放、神名『kether』波動機関との接続を承認、最終魔導換装『Ω』神秘融合プロトコル…『オメガ・ウェポン』解放》
失われた神話から零れ落ちた神秘、次元を越えて流れ着いた魔導、神聖の光と魔力の闇、起源を違え、相反する力の融合。有り得ざるその結実、その"二度目"は、聖なる十文字の神、その輝かしき最初の預言者によって為された。それに併せ、かの機械の体が変質していく。側面に二対の腕を生やし、上部からアンテナを伸ばした、その姿はまるで……
──大樹の元居た世界、其処とも異なる、しかし何処か似通った世界『ヴァリスゼア』、クリスタルによって栄え、だがクリスタルに侵され苦しめられ、戦乱が起こる。召喚獣が人の身に宿り、兵器として戦いに繰り出される陰惨な世界。その地で生まれた空の民の技術の結晶、奇しくもロンカ文明の最終兵器と同じ名を関する『空の残響』その真体。
関わり無き更なる異界にて、神を倒す為に生み出された召喚獣の如き兵器は、何の因果か、神の奇跡を予言する者の姿と極めて似通っていた
顕現と同時に周囲の光景を一変させられて警戒を強める神竜、即席で構築された次元の狭間、極めて高度な次元干渉能力を見せた兵器は、変化したその姿を大いに晒した
《我が名はケテル、聖なる十文字の神、始まりの預言者。炎の剣をたどり、真の冠へ新生を果たした者》
スピーカーから以前と様子の異なる音声が流れ出した、機械的な文字の羅列とは打って変わり、目前に立つ者の心情が仰々しく響き渡る。滾る戦意の証に吠えた神たる竜に応えるかのように、高らかな宣言を挙げた
《今この時、私は汝の大いなる神秘を降し、奇跡を予言する至高の路、その証明を成そう!》
K e t h e r A I o n i o s
Decagramaton - 167二次元好きの匿名さん24/12/13(金) 23:40:54
- 168二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 06:54:15
- 169二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 07:04:22
ネタキャラにされてるが、戦うとかなり強いからなギルガメッシュ
- 170雑多SSのスレ主24/12/14(土) 14:39:34
- 171二次元大好き匿名さん24/12/14(土) 20:51:39
FF5好きだからこう言うスレあると結構嬉しい
- 172雑多SSのスレ主24/12/15(日) 02:02:07
一旦保守
TTTの話を構想中です…体調まだですが - 173二次元大好き匿名さん24/12/15(日) 12:12:49
ほ
- 174雑多SSのスレ主24/12/15(日) 12:23:38
そもそもTTT、エクスデスだとテレポで一瞬で終わっちゃう案件故にそもそも始まらないってことになっちゃうから、何としてでも巻き込みたいなら大義名分が必要なんだよなぁ
~~~~~~~~~~~~~~~~
”ファファファ…早速やらかしておるではないか。預けるべき列車を間違えるとは。”
イチカ「さすがは先生…こんな時でも余裕ッスねぇ…。」
”本来なら私一人ですぐ終わるはずの件をあえて貴様に任せたのだ。ハスミやナギサの期待、見事答えて見せるがいい。”
イチカ「当然ッス。折角ご指名受けたんスから、やり遂げるッスよ!」
(そして護送車両が破壊されてカスミが脱走)
カスミ「ハーッハッハッハッハァ!よもやこんなところでトリニティの正義実現委員会のお嬢さんに会うとは………あれ?その後ろに立っている御方は……??」
イチカ「何ですか?今ちょっと忙しいんスけど……?」
”こんなところで何をしておる?”
カスミ「………ひ………ひえええええええええええええええ!!!」
イチカ「……なんか泣いちゃったッス。」
”さもありなん、こやつは一度私に無礼を働き相応の仕置きを受けたのだ。よりによってこの私に『亀のオブジェ』を見せつけおって…。”
イチカ「うーわー…それはアウトッスねぇ。」
”で、何故こやつがこんなところに…”
車掌「あああああ!!何で脱走してんだよこいつ!!」
イチカ「…あんたらが捕まえてたんスか?」
車掌「そうだよ!この先で合流予定の奴らに引き渡せば報酬ガッポリだからな!!」
”……この車両はゲヘナ行きではなかったのか?”
車掌「それを利用したに決まってんだろうが!大体ゲヘナのバカどもはいっつもいっつももんだいばっか起こしやがって!!だからそいつ諸共テメェらをマフィアに売り渡してガッポリ稼ごうとしてんだよ!!」
”……ハイランダーすらも見限りおったか。さて…この状況、いかにして切る抜けるのだイチカよ?”
イチカ「……ヘヴィーな状況を押し付けるって、血も涙も無いッスねぇ先生は。」 - 175二次元好きの匿名さん24/12/15(日) 16:26:13
- 176雑多SSのスレ主24/12/15(日) 22:23:05
謝らなくて良いのですよ、大義名分なんていくらでも用意してやりゃいいのですw
~~~~~~~~~~~~~~~~
その後、離反ハイランダー達や乱入したイオリ達との銃撃戦の最中、流れ弾がケースに当たってしまう…。
イチカ「あっ…。」
”…どうやら残念な結果となってしまったようだな。さて、こうなった以上結果は同じだが…貴様はどうしたい?”
イチカ「……あはははは……さっきからこんなんばっかで……もうやんなっちゃったッス。」
イオリ「……何を言い出すんだ??」
イチカ「先生……申し訳ないんスけど、全部終わったらフォローお願いするッス。」
”ほぉ?”
イチカ「先生は以前、あの状態になった私のことも私だと認めてくれたッスよね?」
”そうだな、余計な仮面で己を偽るのも一つの処世術だが、仮面を取り払ったあの時こそ、貴様は最も輝いていたぞ。ファファファ…。”
イチカ「正直、任務がパァになっちゃった今…”そう”なって八つ当たりしたい気分なんス。だから、マシロから教わって覚えてたんスよね、アレ。」
”そうかそうか!ならば遠慮はいらぬ…存分に爆発するが良い!”
イチカ「……ありがとうッス、エクスデス先生。」
イチカ「つーわけで…この場で私を邪魔しまくったあんたらには、全員地獄に堕ちてもらうッス。もう命乞いも遅いッスからね~。」
ハイランダーモブ達「「「???」」」
乱入風紀委員達「「「な、何を??」」」
巻き込まれ不良達「「「…もしかしてヤバい?」」」
イオリ「おい、さっきから何を言ってる!?邪魔するなら…!!」
イチカ「 バ ー サ ク 」
バチバチバチッ!!……ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
イチカ「ギャアハハハハハハハハハハハ!!!!お前らあああああああああああああ!!!!」ツルギフェイス
全員「「「!!!????」」」
イチカ「全員!!!!ブッコロシてやるうううううううううううああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
- 177雑多SSのスレ主24/12/15(日) 22:48:30
ナギサ「それからどうなりましたか?」
”愉快痛快であったぞ。初めに悪だくみをしていたハイランダー車掌とイオリを顔面パンチでダウンさせ、その二人の足をそれぞれ鷲掴みにし…そのままその二人を棍棒の如く振り回して周囲の他生徒達を薙ぎ払い尽くしたのだからな。”
ハスミ「に、人間棍棒…??」
”そう、その通りだ。バーサクの効果として攻撃力が上がるというのは元々あったが、イチカの場合はそれだけに留まっていなかったな。全体的に能力や神秘が大幅強化されていたとみるべきだ。”
ナギサ「よっぽどイチカさんとバーサクは好相性なのでしょうか?」
ハスミ「以前にもそのバーサク状態を見ていますが、ツルギがもう一人いるかのような状態でしたね。…いえ、暴走性を鑑みるとツルギより凶暴かもしれません。ツルギはもっと冷静に判断が出来ますから。」
”その後はイチカと私以外立っている者が全員居なくなったところで自然にバーサクが切れて正気に戻っておった。「うわー、やっちゃったッス~。」と困ったようなセリフを言うておったが、その顔は清々しいほどにサッパリしておったわ!ファファファ!”
ナギサ「…話の内容を鑑みるに、イチカさんのバーサク姿をも受け入れてくださった先生の前だからこそ、そこまで弾けることが出来たのでしょうね。少し、羨ましいです。」
”何を言うかナギサ、貴様こそベアトリーチェへの怒りと恨みを皆の前で吐き出したではないか。”
ナギサ「あれは、その…。」
ハスミ「まぁ、それでもちゃんとケースを回収し持ち帰ったのですから、良しとしましょう。」
”だな。どの道あのケースに入っていたのは私が用意したイミテーションで…”
ナギサ「本物はこうして、いまここに無事な姿で存在してますからね。」
なお、線路の先で爆破待機していたメグ達はあらかじめ私がメテオで片付けていた。
そしてゲヘナへの対応は私がやっておいた。 - 178二次元好きの匿名さん24/12/15(日) 23:23:36
花鳥風月が原作よりも酷い目に合いそうだな
カヤにやったお仕置きよりもえげつないものになるかも… - 179二次元大好き匿名さん24/12/16(月) 01:29:17
アフターケアも欠かさない、流石です先生
- 180二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 06:57:41
ほ
- 181二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 07:33:55
FF5ではないがFFで電車となると自分はFF6の幽霊列車思い出す……
- 182雑多SSのスレ主24/12/16(月) 18:27:34
クズノハ『すまんのぉ、妾はうかつには手出し出来んかったわ。』
”仕方あるまい、アレは下手に手を出せば手痛い反撃を返してくる…そういう存在だ。”
クズノハ『して、そなたらはこれから討つのだな?』
”当然だ。オメガや神竜に比べれば危険度は低いがそれでも次元の狭間に封じられた魔物、それが一斉にスタンピードを起こしてやってきたのだ。ならば止めるのが支配者たる私の責務だ。”
クズノハ『…ならば安心じゃな。』
~~~~~~~~~~~~~~~~
”今回スタンピードを起こしてきたのはキングベヒーモスか。”
アリス「おっきなモンスターですね!勇者として、魔物の群れを討伐します!」
”注意点がある。奴は魔法攻撃を受けると即座にメテオで反撃してくる習性がある。恐らくは攻撃系のEXスキルも同じ扱いであろう。”
モモイ「うえぇ!?それじゃうかつにスキル撃てないじゃん!?」
”制約解除決戦のセトの憤怒を思い出せ。要は攻撃魔法や攻撃系EXスキルを撃たねば良いだけのこと。”
クロコ「つまり、補助系のEXスキルで強化した通常攻撃や…。」
イズナ「ノーマルスキルで撃てばよし、ということですね主殿!!」
”他には、プロテスなどで防御を補強した後に奴にバーサクをかけてメテオを封じるか、あるいは『魔法銃ブレイク』で撃てば一撃だ。”
マコト「キキキッ、魔法銃なら私とイブキに任せるがいい!!」
イブキ「魔法銃ブレイクも覚えたよ~!」
”よし、今回は群れの魔物の掃討だ!制約解除決戦体制で行くぞ!!”
生徒一同「「「はい!!」」」
~制約解除決戦 キングベヒーモス軍団~
階層毎に襲ってくるキングベヒーモスの数が増えます
一度にどれだけのキングベヒーモスを倒せるか!?
- 183雑多SSのスレ主24/12/17(火) 00:26:33
- 184雑多SSのスレ主24/12/17(火) 00:50:08
”ほぉ、長剣の中に銃の機構を組み込んで一体化した武器か。”
ウタハ「そういうこと。」
コトリ「説明しましょう!!エクスデス先生は自身の一部である小枝製の長剣を武器として使用しています!ですのでその使い心地を損なわずに銃としての機構を利用出来るようにする手段として、銃の機構をそのまま長剣の刀身や柄に組み込んで馴染ませたデザインにしてしまおうという事で設計されたのがこの新銃種『ガンブレード』なのです!当初は銃としての利用と長剣としての利用に耐えうる耐久性の獲得が現存の素材では達成不可能だったため企画倒れとなっていましたが先生が提供してくださった異世界金属オリハルコン!!これを使用することで耐久性問題をついにクリア!!ようやく完成にこぎつけたというわけです!!なお搭載する銃種は厳選の結果、幅広い弾薬に柔軟に対応でき、爆発属性や貫通属性などを弾薬交換によって切り替え可能なショットガン機構を採用しました!もちろんグリップ部には先生木材を採用しておりますので魔法銃にもしっかり対応してますよ!!」
”ファファファ…相変わらず説明が長いな。して、名の由来は?”
ヒビキ「ショットガン機構を組み込んだことで決まったの。こっちの世界のどこかに生息している木の名前で、「熟した実を爆発させて種を撒き散らすことで繁殖してゆく」という特性を持ってるんだって。それがショットガン機構みたいだから、ってこと。」
”なるほど、そんな魔物のような木が存在しておるのか。さて……。”チャキッ
- 185雑多SSのスレ主24/12/17(火) 00:52:51
ウタハ「刃には高分子振動機能を搭載している。つまり斬撃は振動属性だ。」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!
”なるほど、いつもの”ムーアの小枝”よりは重量があるが、剣としての使い心地はなかなか良いではないか。”
コトリ「そしてショットガン機構はセミオート、使用弾は12ゲージ!今マガジンにはバックショットが入ってますが、他にも焼夷弾やライフルスラッグも使えますよ!」
”どれ…。”ズバァン!ズバァン!ズバァン!
コトリ「おぉ、流石は先生です!私達が試射した時は本体を逆さに構えて両手持ちでしたが、先生は難なく片手撃ちですね!」
”よし…魔法銃 ホ ー リ ー ”キュピーン
ズバァン!ジャギン!!
”ファファファファファファ!!!魔法銃として放てるだけでなく、振れば魔法剣としても斬れる!素晴らしいぞ!!”
コトリ「やりましたー!!」
ヒビキ「褒められた……最高の気分!」
ウタハ「マイスターとして、これ以上ない賞賛だよ先生!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~
コトリの説明はやはり長すぎと怒られたorz
スレ主はFF8は知人のプレイを後ろから見てた程度で未プレイ、そして今回採用したガンブレードは同じスクウェアのパラサイト・イヴ2の隠し武器として登場したのをチョイスしました(こっちは散々周回した)
- 186雑多SSのスレ主24/12/17(火) 10:38:34
もうレスも200行きそうですし
このまま何もなければこれで終了しようかと思います - 187二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 12:07:11
SSになりそうなネタを挙げてみた
チョコボがキヴォトスにやって来たら、チョコボタクシーという事業が生まれる
64ページに1乙される生徒たち
ジュリを魔獣使いとして鍛える
不良にカイザー、各学園の生徒たちに"ぬすむ"を使うシロコ
色々考えたらSSになりそうなネタって意外と多い気がする - 188雑多SSのスレ主24/12/17(火) 21:22:15
ネタありがとうございます!一つずつ消火しようと思います
3スレ目に行かないとだなぁ
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ウイ「ま、またこの島に……。」
ヒナタ「まぁまぁ、今回も先生が付いてますから。」
ハナコ「今回はこの島で、謎の声が聞こえるという事でしたねぇ。」
コハル「ど、どうせまたあの聖徒会のミメシスでしょ?」
”はて、あやつらは一切無言だったはずだが?”
コハル「う、うるさいうるさい!!とにかくさっさと終わらせるわよ!!」
ハナコ「うふふ、私はまた皆さんと一緒に来れて嬉しいですよ~♪」
クェ~~~~~……
ウイ「へああぁっ!?」
コハル「な、何今の!?今聞こえたわよね!?」
ヒナタ「はい、聞こえました。ですが…。」
ハナコ「何だか…苦しそうな声ですねぇ…?」
”……今の声はまさか…?”
コハル「うえぇっ!?何あのでっかい…鳥!?」
????「クエエェェ…。」
ハナコ「まぁ、おっきな黄色い鳥さんですねぇ…。」
”おぉ!!チョコボではないか!!しかも番いか!!”
ヒナタ「チョコボ、と言う鳥なのですか?何だか美味しそうな名前ですね?」
チョコボ♂「クエッ!!」
コハル「え、ちょっと…何で警戒してるの!?」
ハナコ「きっとお嫁さんを守ろうとしてるんですねぇ。ですが…。」
”明らかに痩せておるな。周囲には齧られたレモン…まぁ、酸っぱすぎて食えんかったのだろうな。”
- 189雑多SSのスレ主24/12/17(火) 21:43:38
ウイ「あぁ…レモンそのまんまじゃ仕方ない…ですよね…。」
”…!!お前達、警戒しろ。周囲に魔物が現れたぞ。”
ガサガサ……
ヒナタ「聖徒会のミメシスですね!」
チャキチャキッ!
チョコボ♂「クエエェッ!!」
コハル「あ、あいつら…チョコボを狙ってるわ!!」
ハナコ「確かにミメシス達からすれば侵入者ですしねぇ…。」
コハル「させない!!」バァン!!
ミメシス『!?』
”奴らの敵意がこちらに向いたな。では片付けるぞ!”
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”さて、片付いたな。”
ハナコ「ですね。もう周囲に敵はいません。」
コハル「ほ、ほら…悪い奴はやっつけたわ。もう大丈夫よ…。」
チョコボ♂「……クエエェ…?」
コハル「ううぅ……傷もひどいし、痩せてるし…ねぇ先生、チョコボって何を食べるのかな?」
”チョコボは野菜を中心とした草食性だ。根菜のギザールを好むがクリーエのような果実も食べるぞ。”
ハナコ「お野菜ですか~…今手元にあるお野菜と言えばお弁当に持ってきたサラダが少しだけですし、あとは…。」
”…何だハナコ?何故私を見つめる?”
ハナコ「先生、チェリーならいくらでも出せますよね?」
”やはりそう来たか…。”
チョコボ♂「ガツガツ……」
チョコボ♀「モリモリ……」
コハル「よかった、食べてくれた…。」
ヒナタ「今のうちに傷を治してあげましょう。コハルさん、一緒にケアルを!」
コハル「うん、わかったわ!」
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チョコボの餌に関してはFF7から引用しました - 190雑多SSのスレ主24/12/17(火) 23:19:59
その後、レモンばかりで他の餌が取れないこの無人島は生息に不適切という事でチョコボ達を島から移送することになった。
詳細な検査などを行うためにも設備が整った場所…ということで結局ミレニアムに依頼する形となった。
移送用大型ヘリでやってきたC&Cの面々はチョコボを見て大はしゃぎであった。
コハル達もチョコボが懐いているということで同行。ということで今島には私一人だけだ。
”ふむ、やはりここも次元の狭間の入り口が開いた場所か。”
遺跡の奥地、そこに何やら祭壇があった。次元の狭間が開いた痕跡とともに。
既に魔力は切れ、狭間も閉じてしまっておりもう開くことは出来ぬ。
”この様子では、まだまだ綻びは存在するのかもしれぬな…。”
シッテムの箱、
クズノハの領域、
孤島の遺跡…
あと怪しい地点と言えば、
このキヴォトスの中心地である「サンクトゥムタワー」、
ミレニアム廃墟地下にある「アリスの玉座」、
既に破壊した旧アリウス区最奥「バシリカ」、
リオが心血を込めて作り上げた「要塞都市エリドゥ」、
飛空艇ウトナピシュティムが埋まっていた「アビドス砂漠地下遺跡」、
彼奴等が企み事を図っていた、ゲヘナの「ヒノム火山」…
さて、あの確保されたチョコボは番いであった。
つまり、これからチョコボを繁殖させ増やせるわけだ。
生徒達は、どう扱うかな?ファファファ…。 - 191雑多SSのスレ主24/12/17(火) 23:25:52
- 192二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 06:49:07
とりま保守
- 193二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 10:57:00
いるかわからんけど埋め
- 194二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 11:01:01
うめチョコボ
- 195二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 12:44:49
埋め
- 196二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 23:31:04
.
- 197二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 00:00:07
埋めチョコ~
- 198二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 06:55:30
チョコ埋め~
- 199二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 08:44:26
埋め
- 200二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 09:44:58
200もらい埋め