- 1124/11/28(木) 18:31:51
- 2124/11/28(木) 18:32:05
- 3二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 18:34:23
凛 ②過去は忘れたい
って感じでOK? - 4二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 18:36:54
冴 2
- 5二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 18:37:38
雷市 ①
- 6二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 18:38:21
ガガ様
①昔はよかった - 7二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 18:49:45
おー!面白いメンバーだな
- 8124/11/28(木) 19:07:58
導入はこんな感じ
とある日、冴は中学の同級生である宮口絹江(みやぐちきぬえ)から連絡が来る
それは絹江の弟で凛の同級生である昌平(しょうへい)の行方がわからなくなったとのことだった
その話を聞いた凛は、連絡が途絶える前に滞在していたらしい、「オカルトホテル」に個人的に興味を持つ
というわけで二人は昌平の手がかりがあるらしい「かまどホテル」へと、絹江を連れて向かうことにした
また雷市は地元の友人たちが揃って心を病んで入院したと聞くだろう。なんでも怪奇現象が多発するらしいホテルに泊まり、そこで開いた交霊会が原因らしい
馬鹿馬鹿しいと思いつつ、雷市は友人たちの話を聞いて興味本位でホテルへと向かうことにした
雷市の話を聞いた我牙丸は、丁度暇だったので雷市と一緒にホテルへ行くこととするだろう
そうして4人は偶然にも同じ日に「かまどホテル」へ宿泊することとなった - 9124/11/28(木) 19:11:57
- 10二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 19:12:37
雷市・我牙丸
- 11124/11/28(木) 19:28:37
雷市「やっと着いたか。クソ田舎、しかもホテルもボロボロ。いかにもって感じじゃねえか」
我牙丸「入ってみるか」
雷市「駐車場にも俺ら以外の車はいねえし、客少ねえな? まあ妥当だろうけどよ」
フロントには支配人が一人いる。彼はいかつい顔でヤのつく職業の人間に見えるほど威圧感があり、不愛想に二人に話しかけてくるだろう
支配人「お客さん、予約されてた方ですか」
雷市(愛想ねえな客商売のわりに)
我牙丸(ウシジマくんかファブルで見た気がする顔だ)
支配人「42号室だけは改装中のため使用できねえんで、そこ以外の部屋を使ってください」
雷市「改装中?」
支配人「ええ。どっかの馬鹿が部屋をめちゃくちゃにしたもんでね」
雷市「……そいつはもしかして」
支配人「アンタのご友人か? 困ってるんだよ、弁償もせずによ。意味の分からん事わめいて、勝手に逃げ出していったんだよ」
雷市「……」
支配人「ったく、とにかくそこには入らないでください。あとアンタ、そいつらの連絡先を後で教えてもらいたいんだが」
雷市「あ゛? ただの客の俺にそんな義務ねえだろうが」
我牙丸「個人情報ってやつだな」
支配人「……ちっ」 - 12二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 19:32:02
このシナリオか〜
今回も楽しみ - 13124/11/28(木) 19:36:52
次にやって来るのは凛と冴
絹江「昌平! どこなの昌平!!」
冴「おい落ち着け。ホテルにいるかもわからねえのに喚くな」
凛「……」スタスタ
冴「おい待て凛、荷物降ろせ」
絹江「昌平!! お姉ちゃんはここよ!!」
凛「……」スタスタ
冴「……はあ」
支配人「お客さん、大声で何を」
絹江「昌平を知らない!?」
支配人「は?」
絹江「昌平がここに来たはずでしょ!!」
支配人「何言ってやがるこの女」
冴「おい待て」
冴「……予約していた者だが」
支配人「……ああ、はい」
冴「ところで、宮口昌平という男が宿泊していなかったか? この女はそいつの姉だ」
支配人「そうですか」
冴「一週間前、ここに宿泊してから連絡が途絶えた。何か知らないか」
支配人「いいえ。そもそも、そんな男は宿泊していません。勘違いじゃないですかね」
冴「……」
絹江「昌平……」
冴「……?」
冴「凛のやつどこ行った?」 - 14124/11/28(木) 19:39:13
- 15二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 19:45:32
2で
- 16124/11/28(木) 20:23:35
2階の休憩所には一階にロビーがない代わりに、粗末なソファと自動販売機がある
凛「……」
凛(オカルトホテルってネットには書いてあるが)
凛(古臭いだけでそれらしいものはねえな)
凛(拍子抜けだな……わざわざ知らねえ女と兄ちゃと来たってのに)
凛「……」
凛「……?」
ふと、凛は視線を感じて振り返った
凛「……この棚に入ってんの、こけし……?」
凛「いくつあんだよ……40くらいはあるな」
凛「……」
凛(全部が俺を見てる気がするが……気のせいか?)
凛(……)
凛(気持ち悪い)
<アイデア>
凛(55)dice1d100=63 (63)
- 17124/11/28(木) 20:28:19
凛(……)
凛(このこけし……頭外れるな。中に入ってんのはなんだ? 粉?)
凛(こっちも……)
凛(こっちも…………)
凛(……)
凛(ぶっ壊してえ……)
冴「おい」
凛「!」
冴「何してんだ。部屋行くぞ」
絹江「昌平……」
冴「昌平はいねえよ」
絹江「私……あっちの方探してくるから……!!」
冴「あ、おい」
冴「……」
冴「どいつもこいつも……てめえは何でこけしの頭外して並べてんだよ」
凛「……」
冴「部屋に行かねえのか?」
1時間消費してこけしを調べることができますが、調べますか?
- 18二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 20:30:30
調べる
- 19124/11/28(木) 20:37:44
凛「先行ってろ」
冴「あ?」
凛「こけしの頭全部外してから行く」
冴「何言ってんだ凛」
冴「……」
冴「……なんでこんなにこけしがあんだよ」
凛「知らねえ」
冴「……あの支配人に何か言われねえといいが」
凛「先に部屋行けよ」
冴「俺が何しようと勝手だろ。指図するな」
凛「ちっ」
冴「……? こけしの中に何か入ってるな」
凛「……」
冴「ほんとに全部外すのか?」
凛「ああ」
冴「何がお前をそうさせるんだ」
凛「……」
冴「……絹江もどっかに行きやがったし」
<目星>
凛(60)dice1d100=74 (74)
冴(70)dice1d100=89 (89)
- 20124/11/28(木) 20:43:06
あちゃー
冴「……このこけしの中に入ってる砂」
冴「なんかの骨だな」
凛「骨?」
凛「人間のか」
冴「知らねえよ」
冴「人間のならまずいだろ」
冴「満足したならさっさと元に戻せ」
凛「……」
凛がせっせと40体近くのこけしの頭を戻し始めたのを見ていた冴は、ふと視線を感じるだろう
振り返ると、テーブルに並べて置いていたこけしの頭すべてが、冴を見ている。意図してそう置いたはずはないのに、いつの間にかすべてが、冴を見ていたのだ
冴「……」
気味の悪さを感じたその時、突然
ガシャン!
という音がする
すると一斉に11体のこけしの頭が、冴の足元に突然転がってきた
<SAN値>
冴(75)dice1d100=27 (27) 失敗時dice1d3=1 (1)
- 21124/11/28(木) 20:48:07
成功の減少1→冴74
凛「壊すなよ」
冴「……見たか?」
凛「何を」
冴「…………」
凛「?」
冴(勝手に転がった? いや確かに変な音が聞こえて……)
冴(待て、何の音だ? あんな音が鳴るもんなんてどこにも)
冴(……)
それでは場面は変わって雷市・我牙丸
二人はどこにいきますか
①地下
②二階の休憩所(冴と凛がいる)
③開かずの42号室
④大浴場
⑤フロント
- 22二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 20:48:35
まだ本気を出していない…
- 23二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 20:49:29
ごめん踏んだ
大浴場で! - 24124/11/28(木) 20:59:34
雷市「しゃあ、とりあえず風呂だな!!」
我牙丸「おー」
雷市「大浴場だが、男風呂女風呂に別れてねえな。時間で決まってるみてえだが」
雷市「……」
雷市「どこにも書いてねえじゃねえか!! あの支配人、仕事が雑なんだよ!!」
我牙丸「どうせ俺ら以外に客はいないし、入ろう」
雷市「だな! 行くぞ!!」
雷市「ふー」
雷市「鏡に映る俺がセクシーだ」
雷市「……」もみあげを洗っている
我牙丸「思ったより広くない」
我牙丸「……」毛根を洗っている
雷市「あ゛ー……」ボチャン
我牙丸「あったけー」
雷市「……?」
我牙丸「……なんか音がするな」
雷市「地下からか?」
雷市「まあ、ボイラー音だろ」
雷市「……」
我牙丸「……んん?」
雷市「お湯が……あ゛っつ゛!! なんだこれ!!」
我牙丸「蛇口から沸騰したお湯が出てるぞ」
雷市「どういうことだ!!」 - 25124/11/28(木) 21:06:16
雷市「クソ、負゛けてられるか!!」
雷市「うおおおお!!」
我牙丸「……」
我牙丸「死ぬぞ雷市」
雷市「あ゛ち゛い゛!!」
そうして沸騰したお湯が蛇口から流れ続け、とても入っていられる温度ではなくなった時
ガシャン!
という音が浴場全体に響き渡った
我牙丸「何の音だ?」
雷市「知るか!! もう出るぞ!!」
我牙丸「熱すぎる。水かけるか」
雷市「これはサウナ用の掛水か? ってあっつ!! これもお湯になってんじゃねえか!!」
雷市「クソ!! 殺す気かよ!!」
我牙丸「あー、熱かった」
雷市「何なんだこのホテルは!!」
他にやりたいことがありますか?
ちなみに浴場は目星をしても普通の浴場であることしかわかりません
(なければ凛冴のターン)
- 26二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 21:11:34
雷市がなんか面白くて草
音の原因を確かめるとかOK? - 27124/11/28(木) 21:20:54
雷市「何の音だったんだ……?」
我牙丸「わからん。ガシャンって音もしたけど」
我牙丸「そんな音が鳴りそうなものはないな」
雷市「このホテル、地下にボイラー室があんのか。だとしたらボイラー室の故障か?」
雷市「……」
我牙丸「行くか、地下」
雷市「流石に入れねえか」
我牙丸「扉に鍵がかかってるな」
雷市「ん? クソぼろいホテルのくせに、ここの鍵は最新式じゃねえか」
我牙丸「5桁の暗所番号がいるみたいだな」
雷市「んでここが厳重なセキュリティなんだよ。俺らの部屋はカードキーですらない、ただの鍵だってのに」
雷市「くそ、あのムカつく支配人に文句言ってやる」
雷市「だから!! 大浴場の蛇口のお湯が馬鹿熱いんだよ!!」
我牙丸「茹でられるかと思った」
雷市「殺す気か!? 警察呼ぶぞコラ!!」
支配人「あーはいはい……」
支配人「ちっ、何なんだ……」
雷市「あ゛?」
支配人「わかったわかった」
支配人「今見てくるから騒ぐな」 - 28124/11/28(木) 21:24:29
支配人は大浴場に向かう
フロントは空になった
雷市「あの支配人ムカつくぜ」
我牙丸「他に従業員はいないのか」
凛と冴のターン
二人はどこにいきますか>>29
①地下
②二階の休憩所
③開かずの42号室
④大浴場
⑤フロント(支配人不在のためスタッフルームに行ける)
- 29二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 21:30:35
⑤フロント(支配人不在のためスタッフルームに行ける)!
- 30124/11/28(木) 22:49:05
冴「何だ? 下が騒がしいな」
凛「……」
冴「おい、下に行くのか?」
凛「ああ」
絹江「昌平がいない……」
冴「まだ言ってんのか」
絹江「貴方たちも探してよ!!」
冴「はあ……とりあえず下に行くぞ」
冴「……お前らは」
雷市「あ? ……糸師冴?」
我牙丸「おー」
冴「何でここに」
雷市「何でもいいだろ。つか、お前らがここにいるほうが……ん? そっちの女は……」
我牙丸「お、女連れ」
雷市「まさかお前ら……」
冴「俺らは人探しに来ただけだ。こっちの女はその姉だ」
絹江「貴方たち、昌平を見てない!?」
雷市「うおっ、誰だよ」
我牙丸「見てないな」 - 31124/11/28(木) 22:56:59
冴「つか凛はどこに行った……」
雷市「てめえの弟なら勝手にフロント奥に行ったぜ」
我牙丸「支配人は不在だ」
冴「何で誰も止めねえんだよ」
雷市「止める理由ねえだろ。つか普通入らねえんだよあんなとこ」
我牙丸「止める暇もなかったぞ」
絹江「昌平……そこに昌平が!?」
雷市「いやいないだろ」
フロント奥歯スタッフルームになっている
支配人がそこで寝泊まりしているようで、一人暮らしのアパートのようになっていた
凛「……」
冴「勝手に入るな。訴えられるぞ」
雷市「意気揚々と入って行ってたぞそいつ」
凛「……」
雷市「何読んでんだよ」
凛「…………」
我牙丸「何の本だ?」
絹江「昌平! どこ昌平!!」
冴「うるせえな……」
<図書館>
凛(36)dice1d100=87 (87)
雷市(25)dice1d100=77 (77)
我牙丸(25)dice1d100=90 (90)
- 32二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:58:18
出目が高くて話が進まない…!
- 33124/11/28(木) 23:01:27
えーそんなー
凛「んだこれ」
雷市「ただの帳簿じゃねえか。宿泊客の名前を記録してるだけだ」
我牙丸「雷市の友達もいる?」
雷市「あ? んー……いや、最近のが見つからねえな」
絹江「昌平……昌平……どこ……」
冴「……」
雷市「おい! そこで喋ってないで手伝え!」
<図書館>
冴(30)dice1d100=70 (70)
- 34124/11/28(木) 23:08:25
あちゃ
冴「これ、見たらまずいんじゃねえのか」
雷市「だな。おい、さっさと戻せ!!」
凛「……」
冴「何を熱心に見てんだ。さっさと戻せ」
凛「……ちっ」
我牙丸「おい、見てみろ」
我牙丸「引き出しに入ってた」
雷市「なっ、これ、高級腕時計……だけじゃねえな。安物も混じってる」
雷市「随分統一感のねえコレクションだな」
絹江「!!」
絹江「……嘘……」
絹江「これ、この時計!! 私が昌平にあげた腕時計!!」
絹江「何でここにあるのよ!! やっぱりあの支配人……」
絹江「……っ、問い詰めてやる!」
雷市「おいおい待て。こんなのどこにでも売ってるぜ」
雷市「聞いちゃいねえ」
冴「おいそこのGK。あの女取り押さえろ。ここを漁ったとバレれば面倒だ」
我牙丸「らじゃ」
絹江「離してよ!!」 - 35124/11/28(木) 23:16:45
雷市「ついでにここの鍵も取っておくか」
凛「何してんだ」
雷市「42号室、俺のダチが馬鹿やって病んだらしいからよ。どんなもんか見に行くんだよ」
凛「……」
雷市「何でも交霊儀式をやったとかで、まあ部屋がめちゃくちゃになったらしくてよ」
凛「……」そわっ
我牙丸「おお、暴れるな暴れるな」
絹江「昌平!! 昌平!!」
冴「そのまま部屋に連れてけ」
我牙丸「部屋がわからん」
冴「ちっ、案内するから来い」
冴「てめえは少し落ち着け。昌平はここにいねえよ」
絹江「……」
絹江「うう……ぐすっ……」
絹江「昌平、悪いお友達に騙されちゃったのよ……」
絹江「私がいないと、昌平は駄目なのよ……うう……」
我牙丸「?」
冴「絹江は親がいねえんだよ」
冴「だから弟にこんなになってやがる」
我牙丸「へー」 - 36124/11/28(木) 23:21:27
- 37二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 00:01:29
42号室