- 1二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 15:27:52
🌟「前回のあらすじ〜。ユメ先輩はまさかの植物!!いや〜…死ぬほど驚いたねぇ〜…。」
👓️「しかも絶滅植物に指定されている希少な植物ですからね。意思疎通可能なすごい植物です。」
🐈⬛「今は昔のホシノ先輩のような性格をしていてちょっと気が強い人になってるのよね。」
🐺「ん、しかも今のユメ先輩はホシノ先輩と同じくらいに強い。アビドスに怖いものなし。」
🍈「なんやかんや私たちは日常を送っていますが今回で終わらせたいらしいですね〜スレ主さんは。」
🪴「スレ主は保守し忘れて落としましたからね。全く物忘れが激しくなってるんだから確認しろと…。」
⚫️「ん、というわけで始まるよ。何とか完結はさせる気でいるから見守っててほしい。」 - 2二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 15:29:24
⚪️「前回のスレはこちらよ。見たことないなら確認してほしい。」
うへ〜学校の雑草刈りか〜。|あにまん掲示板bbs.animanch.com - 3二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 15:30:44
アビドスユメクサ後輩!
- 4二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 15:32:01
🌟「あ、私たちの紹介をしとこうか。今さらだけどね。」
🌟→ホシノ
👓️→アヤネ
🐺→シロコ
🍈→ノノミ
🐈⬛→セリカ
⚫️→シロコ*テラー
⚪️→ヒナ 「なんでこの記号なのかしら…。」
🌟「こんな感じだよ。それじゃあ始めよっか。」 - 5二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 15:35:17
- 6二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 15:44:00
🪴「ちなみに私ことオオユメグサとユメノクサは共存出来ない…なんてことはないのでご安心を。」ユメー!
🌟「えっ嘘っ!?嘘でしょ!?」
🪴「なら私の手のひらに乗ってるユメノクサはなんなんですか…。」ヒィン!
👓️「…もしかして上手いこといけばオオユメグサさんが二人なんてことも…?」
🪴「…それは試してないのでわかりませんね。前例も二人は出来てないので。」
🐺「ん…さすがにオオユメグサが大量に出てきたらアビドスはおろかキヴォトス滅んじゃう。」
🍈「シロコちゃん、皆過去のホシノ先輩と同じ強さなわけないでしょ?そんな恐ろしいこと言わないで下さい。」
🐈⬛「仮に実現したら本当に滅ぶわね…。やめてよ?」
🪴「仮に出来たとしてもやりませんよ。」 - 7二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 15:49:43
🪴「…あっ、私の名前は現在大草ユメという名前です。梔子ユメさんと差別化するためにこの名前になってます。」
- 8二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 15:57:24
このレスは削除されています
- 9二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 15:59:23
🌟「そういえば…先生とは会ったかな?」
🪴「先生?」
🌟「うん。私たちを…いや、キヴォトスを救い続けてくれているこの世で最も頼りになる大人だよ。」
🪴「すごい評価ですね。あなたが言うから嘘ではないんでしょうけど…正直そこまで言われると信用しがたいといいますか。」
🌟「なら一度会ってみなよ。話すくらいなら大丈夫だと思うよ?あ、場所はねシャーレのD.U.シラトリ区っていうところの…。」
シャーレD.U.シラトリ区、シャーレオフィス前
🪴(…どんな人なんだか。少なくともアビドスにいる人たちは皆評価は高かった。それほどの…すごい人なんだろうか…。緊張してきた…。けど、行ってみなくては始まらない。)
コンコン
"ん?今日の当番はもう終わってるはずだけど…?"
ガチャ…。 - 10二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 16:13:18
"…えっ…。"
その人は私を見るなり金縛りにでも会ったかのように固まった。
「こ、こんにちは…。シャーレの先生ですか?ホシノ先輩に言われてやってきました…。」
"…ユメ…?…………待って、ホシノ「先輩」?"
「?はい。ホシノ先輩がどうかしましたか?」
"…………。(長考)……あー…やーっとわかった。君はユメ本人ではないね?"
「!すごい、ホシノ先輩のワードだけでここまでわかるなんて!」
"まぁね、それでユメの姿をした君。"
「はい?」
"黒い服のやつとか顔面木偶人形とか絵画持ちのやつとかに会ってない?もしくはそいつらに関する記憶とか。"
「え…と、誰ですかね?知りませんが…。」
"記憶処理か何かか…後で問いたださないとな…。"
「…えと、あなたは勘違いしてるかと…。」
"勘違い?"
「はい。私はこういうもので…。」
ユメ、説明中…。
"うっそでしょ!?てことはユメ先輩も植物で君も植物なの!!?"
「はい。まぁご覧の通りです。」
"ッスーッ…。いや待て、パンちゃんがいるんだ、ありえなくはない…か?"
「パンちゃん?」
"ああいいよ、こっちの話。それで君はここに何の用事で来たのかな?"
「特に用事というものは…ホシノ先輩に大人の人であるシャーレの先生に会ってみたらとおすすめされたので。」
"ああ、なるほどね。" - 11二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 16:16:01
ゲヘナにいるパンケーキのパンちゃんという症例が先生を理解の範疇に押し込んだ
- 12二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 16:22:21
"といっても、私に会いに来てもここには書類仕事しかないよ。ははは…今日も徹夜かな?"
「(死んだ目をしてる…。)あの…よかったら手伝いましょうか?教えてくれれば出来ると思うので…。」
"えっいいの?いやでもこの子は生徒…いや正確にはまだ生徒ではないんだけど…うーん…。いいや!ごめん!ちょっと手伝ってくれるかな?今日割とやばめなんだ!"
「そんな明るく言ってる場合じゃないでしょ!?早く仕事を渡してください!!」
"大丈夫大丈夫。ユウカにちょーっと説教はれるだけだから!何も心配なし!"
「心配しかありませんよ!?本当にあなたホシノ先輩たちが信頼してる大人なんですよね!?」
"大人には顔がいくつもあるのさ…。"(キメ顔)
「言ってる場合か!!ほら!やりますよ!!」
その後ユメと先生は共に仕事を終わらせた。先生にめちゃくちゃ感謝され何かしらお礼をしないと気がすまないと言われたので天然水2Lを2ダース買ってもらった。 - 13二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 16:32:31
笑。いやほんと何だろうねパンちゃん。
- 14二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 16:33:25
なんかメガギラスみたいなことしてるのね
- 15二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 16:36:37
どんだけ説明すっ飛ばしてんだ俺は…。
アビドスオオユメグサは本来は大量のユメノクサのエネルギーを一纏めにして誕生出来る植物だが、今回は特例でホシノの神秘をエネルギー代わりに成長しているぞ!まぁその神秘の影響か過去ホシノのような喋り方になってるわけだが。
- 16二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 18:37:24
- 17二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 22:56:00
前回終わりまでを書こうとしたら落ちちゃったので…今回こそ書きましょう。
- 18二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 06:49:30
このレスは削除されています
- 19二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 10:30:14
🌟(…最近、ユメ先輩の様子が変だ。教室の窓からどこか遠いところをじっと見て…。…想像したくないけど嫌な予感がする…。)
🪴「……。」
🌟「あー…ユメ先輩?」
🪴「!…ホシノ先輩…。」
🌟「最近何かぼーっとすること増えたよね?何か悩みでもあるのかな?おじさんに教えてほしいな。」
🪴「…そうですね…。体が時折固まるような感覚になるといいますか…。…おそらく寿命が近いのかもしれません。」
🌟「……ッ!!そ、そっか…。まぁ植物だし…寿命が短いのもある…か…。」
🪴「…?なぜわかっているのにそこまで悲しい表情をしてるんですか?」
🌟「…。あのね、ユメ先輩…。ここキヴォトスでは死の概念はものすごく恐ろしいことと言われてるんだ…。ソレこそ…化け物が誕生してしまうくらいには。」
🪴「…化け物…。」
🌟「だからねユメ先輩は植物だから命を軽く見てるんだろうけど…私たちにとっては限りなく重いものなんだ。」
🪴「おっと、それは違いますよ。ホシノ先輩。」
🌟「えっ。」
🪴「私は命を軽く見ていませんよ。…ただ、その死の瞬間を受け入れているだけです。もちろん怖いですよ、死ぬことが分かっていても。」
🌟「…ユメ先輩…。」
🪴「…それに、走馬灯といいますか。前にオオユメグサとなった記憶が少しずつ明らかになってきてるんです。」
🌟「えっ!?本当に!?」
🪴「はい…。歩けばさらに思い出してくるかもしれません…。ホシノ先輩、私と共に歩きませんか?」
🌟「ま、待って!!それなら皆を連れてくる!!」
🪴「夜中ですよ?みんな寝ているのでは?」
🌟「申し訳ないけど無理やり起こす!!」
🪴「えぇ…。」 - 20二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 20:41:18
ザッザッザッザッ…。
👓️「ホシノ先輩が叩き起こして来たんで何事かと思ったら…ユメさんの寿命かもしれないだなんて…。」
🍈「長いようで…短いような時間を過ごしてきましたね〜♤」
🐺「ん、ユメと何度か戦ったけど結局一度も勝てなかった。勝ち逃げだ。」
🌟「しょうがないじゃん、ユメ先輩は植物なんだから寿命が私たちよりはるかに短いんだもん…いやものすごく辛いけど…。」
🪴「よしよし…。(ホシノを撫でる)仕方ありません。植物としての定めですので…。」
🌟「ぐぅ…それで、何を思い出したのかな?ユメ先輩?」
🪴「そうですね…まず、あなたと出会ったところでしょうか。ホシノ先輩。」
🌟「おじさんと!?あー…ちょーっと話さないでほしいかなー…その話は…。」
👓️「なんでですか?私、気になります!」
🍈「私もです〜♧」
🐺「ん、私も。」
🌟「うおおお!おじさんを辱める気かー!!」
🪴「ふふっ…まぁある程度ぼかしますがかなりトゲトゲしてましたね。あれは少し怖かったです。」
🌟「わ、若気の至りというかなんというか…!」
👓️「私たちと年はあまり離れてないでしょう!?」 - 21二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 21:03:52
🪴「そしてホシノ先輩と復興作業したり、宝探ししたりと…あれは楽しかったなぁ…。」
🌟「…それはそうですね…。」
🐺「ん、今喋り方がユメそっくりになってた。」
🌟「んっ!んんー!なんのことかな〜?」
🪴「それでホシノ先輩と…喧嘩したんでしたっけ。…どういう喧嘩をしたのかは思い出せませんが…。」
🌟「…あれは…私が…悪かったよ…。」
🍈「…。」
🪴「それで私が学校を去ることになったんですが…あの時なぜ砂漠に必要な道具を持っていかなかったか、わかりますか?」
🌟「っ!!それ!!それだよ!!なんで砂漠に必要な道具を持っていかなかったのさ!!それがあれば…!!もう少し…長生き出来たかも…しれないのに…!!」ボロッボロッ
🐈⬛「ホシノ先輩…。」
🪴「それはですね…その時梔子ユメさんも自身の寿命が近いことを悟っていたからです…。あの時水筒を忘れていたんじゃない…持っていけなかったんですよ。意味がなかったから…。」
🌟「そ…んな…!!なら…コンパス…は…!」
🪴「…私が梔子ユメとなって生まれた時…拾ってくれた彼女の元へと向かおうとしたのです…。ふと、彼女の顔が浮かんだので…そっちに意識がいき忘れてしまってたのでしょう。」
🐺「彼女?」
🪴「…水色の髪の…優しい笑顔の人…。」
🌟(…!!連邦生徒会長のこと…!!)
🪴「ですが結局…彼女は見つからなかった…。それ以前に私の寿命が来たといった感じで…梔子ユメは力尽きたのでしょう…。」
🐈⬛「…そんなことがあったなんて…。」
🌟「…そっか…私と喧嘩して離れたわけじゃなかったんだ…。探し人を探しに行ってたんだ…私に黙ってまで…。」
🪴「…そうなり…ます…ね…。」よろっ…
🐺「!!ん!大丈夫!?」ガシッ
🐈⬛「しっかりして!!」ガシッ - 22二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 21:21:40
🪴「…そして今度は…私が力尽きる時…。」
🌟「…だ…。」
🪴「…?」
🌟「嫌だっ!!」
🐈⬛「ホシノ先輩…?」
🌟「嫌だよ!!もっと居てよっ!!寿命なんて嫌だっ!!水だって取ってくるし、私の寿命もあげるっ!!だから…!!いなく…ならないで…!!」ボロッボロッ…。
🍈「ホシノ…先輩…。」
🪴「…残念ながら…あなたは人で…私は…植物…。種族の違い故に…命の長さに差があるのは…当然の摂理です…。」
🌟「くっ…!!ぐぅううう…!!!」
🪴「…そうだ…。最後に…お願いを聞いてくれますか…?皆さん…。」
👓️「っ!はいっ!!」
🐺「ん、任せて。」
🍈「任せて下さい!」
🐈⬛「どんなことでも構わないわ!!」
🌟「うん…!聞くよ…!最後のお願い…!!」
🪴「私を…シャーレまで…運んでくれますか…?」
🌟「シャーレ…へ?…ううん、わかったよ!行くよ!皆!」
👓️🐺🍈🐈⬛「(ん、)はいっ!!」 - 23二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 21:49:46
シャーレ D.U.シラトリ区
🌟「な…なんとか…着いたよ…!ユメ先輩…!!」←ユメ先輩を背負っている
🐈⬛「はぁっ…はぁっ…!す…すっごく遠かった…!」
🍈「アヤネちゃんが途中でダウンするほど遠かったですしね〜…。」←背中にアヤネを背負っている
👓️「」←体力切れ
🐺「ん、次からアヤネも体力作りに付き合ってもらう。」←ユメが落ちないように後ろから支えている。
🪴「…ここに…彼女が…いる…はず…。」
🌟「…!!…ユメ…先輩…。その…言いにくいんだけど…今、連邦生徒会長は…行方不明になってるんだ…。どこにも…居ないんだよ…。梔子ユメが砂漠で遭難していた時点で…。」
🪴「…!………。そう…ですか…。残念…です…。一度だけでも…お礼を…言いたかった…。」ポワァ
🐺「ん!?ユメ光ってる!?」
🌟「くっ…!!!」
🍈「ユメ…先輩…。」
👓️「んぅ…ユメ…さん…。」
🐈⬛「ユメさん!」
🪴「お別れです…皆さん…。短い間でしたが…とても…有意義な時間を…過ごせました…。」
🐺「ん、こちらこそ。楽しかった。」ポロッ
🍈「ぐすっ…私も…ですっ!」ニコッ
👓️「本当にありがとうございました…!」ボロボロ
🐈⬛「その…!もしまた生まれ変われたらまた育ててあげるから!!」ボロボロ
🌟「ユメ先輩…!……また…会えますよ…。奇跡は起きます…!」
🪴「…そう…だね…。ホシノ…ちゃ…。」スゥ…
ホシノの背中からユメの重みが消えた。
🌟「…うん…きっと…また…!!」
キヴォトスに朝日が昇ろうとしていた。しばらく5人は泣き続けた。だが泣き止んだ後の顔は希望に満ちていた。再び5人は歩み始める。帰るべき場所、アビドスへ。
おわり。 - 24二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 21:51:36
どこかの場所
ハルカ「えへ…えへへ…こんなに綺麗な雑草が生えてたなんて…今度先生に会った時に差し上げてみよう…かな?」
ヒィン…
続かない - 25二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 21:53:00
終わりです!!何かすごい時間かかってしまったが完結です!見てくれてありがとうございました!まだ見てないって方も前スレと合わせて暇つぶしに見ていってくれると嬉しいです!!ありがとうございました!!
- 26二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 04:58:37
完結お疲れ様でした!
ヒィン