- 1二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 12:45:01
- 2二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 12:54:32
それはそう
- 3二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 13:10:10
周りから「アイツらは父の仇も討てない腰抜け野郎」扱いに耐えられるならまぁ…
- 4二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 13:20:53
物語ってのもあるけど今とは価値観が違うからなぁ…
- 5二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 13:43:16
- 6二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 13:54:03
仇をうって処刑されるか
腑抜けとして野垂れ死ぬか選んでいいよ - 7二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 13:56:49
金田一思い出した
- 8二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 13:59:26
ここまで一方的な批判
キャンセルカルチャーもびっくりだよ - 9二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 14:14:48
さっき講義で曽我物語をやった時、コメントシートに「この母親は子供に復讐を強要した、卑劣で狡猾な外道だ」って書いてしまった
自分の教養不足が情けない - 10二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 14:28:22
- 11二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 14:29:45
復讐が権利ではなく義務だった時代
- 12二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 14:34:56
仇討ちは江戸時代まで武士にとって義務だからなぁ
仇を討てないと家継げないし
だから仇が見つけられず、仇探しの旅で生涯終えた武士もいたらしいし - 13二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 14:46:05
工藤氏と河津氏は長年の仇敵
相続関係の怨恨があった
最初に手を出したのは曽我兄弟の祖父にあたる人物
祐経が上洛している間に所領を強奪(祖父主観では奪還)
ついでに両家和解の証として祐経に嫁がせてた娘を連れ戻して他人と再婚させる
祐経は訴訟を起こしたが祖父が平家に根回し済みだったので失敗
どうしようもなくなった祐経は祖父をぶち殺そうとしたがその長子であり曽我兄弟の父にあたる人物しか殺せなかった
この因縁の集大成が曽我兄弟の仇討ちなわけよ - 14二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 14:48:59
そら自身の仇すら討てずに武士とか言っても片腹痛いわな
- 15二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 14:50:46
- 16二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 15:14:03
仇討ちやらせない母親のほうがちょっと
- 17二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 15:49:15
- 18二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 16:02:17
- 19二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 16:11:28
- 20二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 16:13:23
当時は復讐しないと(自分や一族を守る「家」という)共同体が維持できないからやらざるを得ないのよ
家に属さなくても武力を持たなくても、自由に生きて「復讐すら許されない」とかネットで呑気にお気持ち述べてられる現代の方がよっぽどマシ
- 21二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 17:53:49
ヴィンランドサガでもあったよね
仇討ちしない奴はノルドの社会じゃ臆病者扱いされ仲間外れにされる
殺した奴が殺されないと秩序が維持できない、だから平和の為に殺し合うんだって - 22二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 17:56:38
現代感覚だと子の世代まで引きずるの周囲も勘弁してやれやと思うけど
物語としては王道で好きなんだわ - 23二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 00:00:20
今では歌舞伎ぐらいでしか扱われないのは
この辺の自力救済社会ルールやメンタルが現代だと理解されにくいのもあるのかな - 24二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 00:03:46
ざまあ系は人気なのに仇討ちが不人気なのはなかなか闇深い風潮だと思う
- 25二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 00:06:10
中でも一番ゲスな行為とされたのが「女仇討ち」
妻がレ○プまたは殺された時敵を討ちに行くのは武家の男には下賤で恥ずべき行為だった
反対に妻が夫の敵を討ちに行くのは公的には禁じられたが称賛される行為だった
- 26二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 00:11:57
法律が機能してないから仇討ちって主張する人は相手が黙って殺されることを前提にしてるよね
昔の仇討ちってそういうもんじゃないよ
遺族には仇を討つ権利があるが仇には逃げ隠れする権利や遺族に抵抗する権利があるんだ
自力で相手を見つけて戦って倒さないといかんのよ
これでも昔のほうが良かったと言えるのかね
悪人の方が逃げるにも迎え撃つにも有利なわけだが
- 27二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 00:32:29
機能してないように見える、そういう国民の感情に配慮、応える形で毎年のように改定はしてはいるのよ
少年法なら適用年齢を下げる、道交法なら飲酒に煽り運転の罰則強化、他にもまあ色々あるけど長くなるので割愛
ただ法律というものの仕様上どうしても後手後手になるのと、結局運用は人の手なのでみんな納得する形にはなかなかならないのよね
- 28二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 00:49:33
でも母親は「弟の五郎はアホで乱暴者だし、仇も将軍のお気に入りになっちゃってるから仇討ちとかムリムリ。さっさとお前は出家しろ」ってバッサリ言い放って、それでも仇を討ちたい五郎が母に無断で寺を飛び出して元服したら「何してんだこのボケ、てめえはもう息子じゃねえ!」ってブチギレて絶縁宣言してなかったか?
本が手元にないから記憶違いの可能性はあるけど、むしろ仇討ちする気満々なのは兄弟の方で、母のほうがリアリストっていうか、「昔の祐経ならともかく、もうあんなに出世してから仇討ちとか言っても無駄だから、それなら諦めたほうがいい」ってスタンスだった記憶がある - 29二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 05:54:29
仇討ちの本命は祐経じゃなくて祐経に兄弟の祖父の伊東祐親を襲撃するよう唆した黒幕とされる頼朝だったんじゃないかって説もあって、大河ドラマで事件が描かれた草燃えると鎌倉殿の双方で採用されてる
草燃えるでは五郎の烏帽子親の時政が、鎌倉殿では従兄の義時が被害者が祐経だったのを利用して、仇討ちの本命は祐経だったと標的をすり替えた