ここだけダンジョンがある世界の掲示板ダンジョン攻略スレ 第348層

  • 1GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 19:49:16

    ここは「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」の番外編みたいなスレです

    ・書き込みの方針は以下を踏襲します
    何もなし or ※付き →メタ会話
    「」→セリフ
    ()→心情
    【】→状況描写

    ・GMの進行描写は手数削減のため「何もなし」で描写します
    GMのメタ会話は「※付き」で行います

  • 2GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 19:53:56

    【SS:湖光を穢すもの】

    討伐対象:《穢湖のネフィリム》
    目的地:【王域の森 -アルヴス- 】旧跡地
    報酬:25,000,000G
    依頼主:〈辻☆大魔導士〉
    〈依頼文〉
    かつての大戦末期の話だ。
    王族 -ハイエルフ- のほとんどが殉死を遂げた中、のうのうと生き延びていた男がいた。
    魔法種族 -ハイエルフ- でありながら魔法に劣り肉体ばかり鍛え、貞淑と潔癖を重んずる種族 -ハイエルフ- でありながら妻の他に関係を持つ。そんな異端者がいた。
    だが、その男が関係を持った女が住む里に天より飛来した巨人が襲来した。
    男は決死の覚悟で無人となった【王域の森】まで追い詰め、湖の中に自分ごと巨人を封印し……結果的に付近の里全体を救う英雄となった。
    まあ、それが私の父で、その忘れ形見が私なのだが。
    しかし、その封印が破られようとしているとの情報が入った。
    我が父の最初で最期の偉業を、終わらせてはくれないだろうか。

    「そんなヤバいもの、ご自分で対処した方が速いのでは?」だと?
    バカ親父殿は魔法ですら無いなんらかの力で血族を拒む結界を作っていたのでな……尻を拭うことすらさせない気らしい。


    ケガレウミ
    《穢湖のネフィリム》
    大戦末期に出現した巨人。天より飛来したこと以外の出自は不明で「元は高位の精霊だったのではないか」という説も出ている。全身が炭化したかのように黒くゴツゴツとした表皮に隙間や割れ目から赤熱した肉が見えており、身動ぎするごとに黒い灰が溢れ落ちる。溢れ落ちる灰は一粒一粒が《霊骸》であり、この巨人が活動した地域は人も動植物も何もかもが死に絶え不毛の地と化す。また、黒く巨大な翼と巨人の身の丈を優に越す大戦斧を持ち、凄まじい巨大でありながら一刻で千里を駆けるほどの機動力と空間を断つ攻撃力を持ち得る。

  • 3GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 19:54:16

    《霊骸》
    通常、精霊または精霊種に分類されるものたちは基本的に不死、或いは死したとしても何らかの条件─自然精霊の場合は生まれた地の自然環境が健在であること─で復活する存在である。しかし、彼らから魔力や生命力を根こそぎ奪い取り『殺●』した場合においては黒い灰のような物質を残して消滅し、その後復活することは無い。その黒い灰は生命を侵す猛毒であり、少量触れるだけで体表面を汚染し、魂を直接灼け焦がされるような痛みが襲う。万が一にも体内に取り込むようなことが有れば体内から汚染を受け、治療が遅れれば数時間程度で命が尽きる。これを精霊の骸にして遺灰……《霊骸》と呼ぶ。一説には理不尽に命を奪われた精霊たちの呪いとも言われている。

  • 4GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 19:57:05

    ※当初の開始予定時刻は本日20:00のはずでしたが、想定外のことで予定よりも時間が押されてしまいました。そのため、再点検の時間も取っておきたいので、開始時刻を20:30に変更したいと思います。いきなりの連絡となって申し訳ありませんが、参加希望の方々につきましては大丈夫でしょうか?

  • 5二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 20:05:58

    (※スレ立てお疲れ様ですわ!多分長引いても頑張れば参加可能…………だと思いますので大丈夫ですわ!)

    (※『無償酷使』で参加する予定なのですけれども設定や現在考えている戦術ロールとか先に出した方が宜しいでしょうかしら!!)

  • 6〈伴獣者〉24/12/02(月) 20:06:12

    今日いっぱいなら問題はないです〜

  • 7〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 20:16:48

    たておつです
    紅月の君で参加可能なら……ノ

  • 8虫取の翁◆0ntu72HF3o24/12/02(月) 20:21:21

    立て乙です〜、間に合ってよかった
    今日明日は夜開催なら行けますよ〜
    レイブンズで集まっているのなら久々にコヤツを動かすか、それとも白騎士さんならノコギリ青年を出すべきか

  • 9液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 20:21:55

    立て乙です
    多分お掃除してる感じになるかと思います

  • 10GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 20:23:13

    >>5

    >>6

    >>7

    いずれも大丈夫だと思います!

    事前の設定等を教えていただければ読み込みもやりやすくなるので助かります。とはいえ描写を補足しながら追加で読了するのも大変ではあるので戦闘描写内で詳細を示していただければ!

    >>8

    >>9

  • 11猫耳娘(シャム猫)◆gDgku.LVZk24/12/02(月) 20:23:44

    特殊な形での参加のご相談ですが、昔開催したイベントに出てきた別大陸の聖女引っ張ってきてあらゆるものを癒す権能で焼け野原を再生してもよろしいでしょうか〜?

  • 12猫耳娘(シャム猫)◆gDgku.LVZk24/12/02(月) 20:24:14

    >>11

    あ、最後だけ出る感じのイメージです

  • 13〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 20:24:27

    確かに戦術の相談はしてみてもいいでしょうか?
    初手で光の剣の魔法で全体幸運バフかけますね
    (勝利を約束する剣、の概念で幸運を呼ぶ。味方が活躍すると紅月の君もラッキーなので味方にも影響する。という感じ)
    そしたら手当たり次第ライフバーストして灰を分解していく感じです

    幸運がふわっとしてわかりにくいですが
    とりあえず命中と回避とクリティカル率が上がり、判定に有利補正、敵は逆。なので=本人の技量が上がったように振る舞うパッシブと
    ランダム(任意)でラッキーイベントみたいな感じです

  • 14無償酷使◆o4H3Dx3iss24/12/02(月) 20:25:09

    >>10

    了解致しましたわ〜〜〜!!!!!

  • 15◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 20:27:26

    立て乙です
    『レゴリス』の誰かで参加させて頂くつもりです

  • 16液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 20:27:37

    >>10

    液状ボディを利用してのみんなの傘とか体組成が回復役になっての支援とかになると思います

    体積消費激しいから水とかポーション投げてくれると喜びます

  • 17GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 20:29:26

    ちなみにですが21:00程度までは導入描写が続きます。

    戦闘ロールの解禁はこちらが※でアナウンスしてからでお願いします。


    >>11

    >>12

    たぶんですが…私は大丈夫です

    設定考案者様曰く受注後の仔細はおまかせするとのことだったので…その権限を行使するから…大丈夫…なのでしょうか?少なくとも私はむしろお願いしたいくらいなのですが


    >>13

    了解しました。

    白騎士くんもバフを掛けて支援を行います。

    戦闘そのものは「湖の中にいるネフィリムを外に出さないよう、水上歩行のバフを使って、湖面上で戦闘する」という形式になる予定です。幸運設定を描写に織り込めたら…良いな!(希望的観測)


    >>16

    了解です。

    湖の汚染が酷いのですが、白騎士くんも回復バフをかけまくったり、湖水を浄化して吸収できる水量を増やしたりできると思います。

  • 18〈伴獣者〉24/12/02(月) 20:29:48

    >>10

    距離無限のバフ&超回復(対象ペットのみ)で前線にペット送りつけて自分は安全圏から支援するカスの戦法タイプです。

    今回は前線にフレスヴェルグが出ます。巨鳥で敵対者を即死させる風を起こせて今回は本体にそれは効かないものの「すでに死んだ癖に未練がましくこの世にしがみつく死に損ない」=霊骸を「存在ごと」殺して消滅させる予定です


    つまりパッシブダメージフィールド打ち消し

  • 19虫取の翁◆0ntu72HF3o24/12/02(月) 20:30:10

    >>10

    了解です!

    此奴は簡単に言うと虫の名前とその生態に合わせた能力の道具を複数使う万能枠なので、周囲の方に合わせに行く形で参ります〜

  • 20〈土の剣士〉◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 20:30:28

    じゃあこいつにしよう


    >>10

    基本的には大剣をぶん回して戦う物理アタッカーです

    聖剣に宿る『大地の概念』を利用して岩を飛ばしたりマグマを吹き上げたり、自分や味方に土属性の守護(バリア)を張ったりもします

  • 21GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 20:30:38

    ではそろそろ時間なので導入を開始していきます!
    先程の情報提供は随時受け付けますが必須ではないのでお気軽にどうぞ!

  • 22無償酷使◆o4H3Dx3iss24/12/02(月) 20:31:18

    >>10

    戦術については無尽の魔力による補給と状態異常やダメージを呪術で肩代わりをする"タンク"(ダブルミーニング)(激ウマギャグ)を予定しておりますわ!


    >>16>>17

    雨乞いの原始呪術で支援する、という感じのロールもしてみてぇですわね!!!

  • 23GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 20:32:19

    ────
    ──────
    ────────

    転移門を抜けた先。
    王域の森 アルヴス、その旧跡地深部に広がる光景はまさしく異様であった。
    本来湖とは多くの生命が繁茂する陸上における母である。しかし、その灰色に荒廃した大地には生命の痕跡一つなく、ただ岩ばかりが剥き出しになった景色が果てしなく続いているようだった。吹き抜ける荒涼とした風が運ぶのは砂塵か灰燼か、いずれにせよ流動しているにも関わらず淀み、腐敗しているように感じられる。

    今、冒険者たちが立っているのは、そんな荒廃の根源が眠る湖の畔、いや、湖であった“なにか”の近く、と表現するべきなのかもしれない。灰を溶かして煮詰めてもなお届きえないほど澱み濁り腐りきった黒い液体が、波立つことのない海のように、遥か地平の彼方まで広がっている。光の反射一つもなく、踏み入る全てを飲み込まんばかりの漆黒。
    その奥底に今回の討伐対象、彼の大戦争末期に現れ、今は亡きハイエルフの王によって封じられた災厄、《穢湖のネフィリム》がいるのだろう。


    白騎士「情報によれば標的は圧倒的巨躯を持ちながらも非常に高い機動力を持っているようです。攻撃が有効部位に届きにくく、機動力を十全に発揮されてしまう地上での戦闘はかなり厳しいものになると思われます。」
    「なので、湖底から湖面までの距離で高さを埋め、水の抵抗が速度を減じてくれるこの湖の中にどれだけ残留させられるかが勝負となるでしょう。戦闘開始時には私が水上歩行と各種耐性強化の神聖術を使用し、湖面にて標的を迎え撃ちます。」

  • 24猫耳娘(シャム猫)◆gDgku.LVZk24/12/02(月) 20:33:15

    >>17

    了解です!それでは最後に顔を出しますね

  • 25二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 20:34:36

    GMさん1に設定した【】忘れてますよー

  • 26二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 20:35:58

    >>25

    GMさんの進行描写は手数削減のため「何もなし」で描写すると1に書かれてますよー

  • 27液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 20:36:39

    「™°“#推察・:"==/汚染*-‘‘兵器<¿;™·’」
    【首を傾げる動作
    今日はいつもの2倍ほどの体積がある】

  • 28二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 20:37:04

    >>26

    おっとそこみおとしてました

    大変失礼をば

  • 29重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg24/12/02(月) 20:37:24

    ※立て乙です!
    ※参加希望致します

  • 30〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 20:38:15

    妙に戦いやすい
    まぐれでも技の冴えが高まる
    勘がメチャクチャ当たる

    みたいな感じ能力の文脈ですげー技量にバフかかるイメージですね
    なので、技量にバフがかかってるんだなーという扱いでぜんぜん大丈夫です
    では準備を……

  • 31〈土の剣士〉◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 20:38:54

    >>23

    「つまり、あっちがこっから動けねーようにフクロにすりゃいいんだな」

    【大剣を担いだ青年が屈伸をしている】

  • 32重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg24/12/02(月) 20:41:21

    ※参加する方々ランカー多い…居ても大丈夫かな…?
    ※シンプルな物理アタッカーですがもしかしたら極低温の鎖であるトケヌシバリによる湖面の凍結とかでサポートに回るかもです

  • 33二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 20:42:26

    >>32

    重鎧ちゃんや、これはSS級の依頼なんじゃよ

  • 34液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 20:43:04

    ここに相性ゲーで出てきた個人1300位パーティ173位がいるから!

  • 35二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 20:43:12

    >>32

    ※SS級依頼って最低でも2桁ランカーじゃないといけなかったっけ?

  • 36〈土の剣士〉◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 20:44:24

    一応、上級冒険者なら参加すること自体に問題はない……はず……

  • 37〈伴獣者〉24/12/02(月) 20:44:40

    >>23

    【上空に現れたのは漆黒の巨鳥。翼を広げた大きさは何十m……あるいはそれ以上ありそうで、遥か上にいるというのにその羽ばたきから生まれる冷たい風が地上へと吹き付ける】


    【フレスヴェルグ、「死体を飲み込む者」、北風の運び手。

    北方の神話に残る巨鳥は——名を「ぱたぱた」といい、〈伴獣者〉と呼ばれる獣使いの下僕の一体だ。

    なお主人はこの場に居ないが……】


    「大丈夫よ、ぱたぱたの耳と目を通して聞こえてるわ

    掲示板結界ってすごいわね。こんなに離れていても私の子じゃないお友達と意思疎通ができるんだもの」


    【本人は10キロ以上離れた場所にいるからである。

    彼女の祝福は絆を結んだ獣相手なら距離を無視して届く。どこに居ようが常に伴にいる……であれば、危険な前線にいる必要は全くないのだ】


    >>32

    >>33

    一応ヤムチャ視点で頑張ったけどちょっとしか歯が立たなかった、とかあくまで支援に徹するという小技があります

    いつも通り活躍しちゃうと今後の苦戦系ロールが厳しくなるかもです

  • 38重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg24/12/02(月) 20:44:47

    ※観戦に回りますわ〜!!

  • 39二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 20:45:20

    このレスは削除されています

  • 40GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 20:45:44

    ※GMのメタ会話はここから「※」つけていきます

    忘れないようにしなければ…


    >>32

    ※お馴染みの通りかなり盛ってはしまっていますが…おそらく重鎧さんは大丈夫なキャラかと。防御力は白騎士くん、他要素も他参加者の方々が補強しますので攻撃や立ち回りさえできるのならまったく参加できないということはないはずです。



    白騎士「封印の解除は封印者または血縁者の血判状と第三者の宣誓によって成されます。依頼主様から必要なものは与えていただいており、儀式の進行は私が担当いたしますが問題はありませんか?」


    軽く挙げられた白騎士の指先に光の粒子が集って一枚の紙の形を成す。紙面に記されているのは高度に暗号化された魔法ならざる特殊文字であり、おそらくはネフィリムの封印者が万が一を防ぐために万全を期した結果なのだろう。最後の行にはまだ赤々とした血の押印が光る。"魔法ですら無いなんらかの力で血族を拒む結界"とはこの様式も含まれているようだ。物理的結界によって血印と署名を用意はさせても近寄らせないが、封印の解放には血族との綿密な協力が不可欠となる、厳重なセキュリティと言えるだろう。

  • 41〈土の剣士〉◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 20:45:45

    ランキング圏外パーティ(多分)所属の斬糸も受けてますし

    >>SS級依頼

  • 42二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 20:46:06

    >>35

    そういう条件はないはず

    ただ元々同規模でも盛りがつよいタイプの主さんが出したクエストで現GMさんも相当盛るタイプなので相応に盛ったキャラを出さないとな……ってなった人が多いのだと思います

    ssというより進行される方の規模感に合わせたらランカー出しの雰囲気がでたんじゃないかと

  • 43二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 20:47:45

    >>34

    >>39

    >>41

    >>42

    ※どうやら私が誤認識していたようで申し訳ない・・・

  • 44重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg24/12/02(月) 20:47:49

    >>40

    ※今回はすみません本スレで見ている形にさせていただきます…!

  • 45〈伴獣者〉24/12/02(月) 20:48:05

    募集事項にランカーであれという注釈はありませんでしたのでね
    ただ白騎士さんがそもそも軍勢出せます光速出せますの上澄み枠であるのでそれでキツい依頼となると……っていう判断をした人が多かったんじゃないかと、というか自分がそれなのですが
    なので参加自体は問題ないはず……

  • 46〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o24/12/02(月) 20:49:20

    ワシは重装さんなら行けると思うんじゃがなぁ……

    ランカーの圧がかかってしまったんかのう


    >>23

    「いいよ〜、なんなら更なる妨害用に五感とか潰す?動く虫なら動けなくすれば捕まえやすいし、潰すならやっぱり視覚かな?」

    【幻覚を見せる効果のある粉の入った特殊な道具、幻惑の鱗粉『亜外波長-あげはちょう-』を虫籠から取り出している】

    【トンボの羽のような柄の外套を被ったこの少年のような姿の冒険は、レイブンズサークル所属のダンジョンマスター、《虫取の翁》である】


    「それにしても結構見知ったカオいるじゃん、ボクは森を荒らすデカい奴がいるって聞いて、今日はこっちに来たんだけど」

  • 47〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 20:50:14

    >>10

    >>17

    ※ありがとうございます!


    >>23

    「ああ、我は空から支援砲火をしよう。灰も分解したいしな」

    「幸運の魔法でバフも張るぞ。対象は私だが、味方にも影響する。」

    「神聖術に関しては心配するな、私は吸血鬼だが大丈夫なたちだ」


    >>40

    「うむ、頼んだ。改めて、よろしく頼むぞ」

  • 48無償酷使◆o4H3Dx3iss24/12/02(月) 20:50:26

    >>23

    「素晴らしい戦術だね。敵に好き勝手動かれるよりも、我々が好きに動ける方が随分と楽だ」


    【拍手しながら白騎士の作戦を称えるのは美しい金の髪と赤い瞳が特徴的な"青年"である。その服装は古今東西の衣装を煮詰めたかの如きキメラティックな代物で、ついでと言わんばかりに蒼い刺青が生命の系統樹を描き出している───第十位パーティー所属の冒険者。通称『無償酷使』と名乗る怪人だ】



    【その代名詞とも言える『廃棄の魔眼』は"任意秒数後の自身の視界を見る事が可能であり、同時に自身の有するものを廃棄可能"という代物で】


    「おっと、失礼。少々"ズレた"」


    【唐突に髭を立派に生やした老爺となっては再び先程と同様の青年に戻ったように、"自身の状態"すらも時の彼方に押し付けられる埒外の異能である】


    【自身の年齢を好き勝手に弄り回す程度、実に容易い所業だ】

  • 49〈土の剣士〉◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 20:50:41

    「こーいう時、できることが少ねえのが物理アタッカーのつらさだな」
    【ポリポリと頬を掻きながら。90位『レゴリス』は役割分担がはっきりしているタイプのパーティである】

  • 50二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 20:51:03

    竜血喰らいさんの導入とっっっっても良きですわ皆様の戦術も盛り上がって参りましたわ
    微力ながら♡を押し文字を太文字にすることで応援させていただきますわ

  • 51液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 20:53:20

    >>40

    「·:"=¿支援^+✞`/一任““;™了解:=’」

    【訳:わかった、バックアップは任せてね】

  • 52GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 20:53:49

    >>47

    >>48

    >>49

    >>51

    了承に白騎士が重々しく頷く。


    手放された血判状はゆっくりと浮かび上がり、一定の高さで静止すると、空間に秘匿されていた無数の綱を露わとした。綱はこの巨大な湖の全域を埋め尽くすように張り巡らされており、一定の法則のもと秘匿と封印の呪符が織り込まれてある。知識がある者ならば非常に古く高度な術式であることと、それがこれほどまで大規模かつ長期間にわたって維持されていることの、ある種の狂気性が理解できるかもしれない。あるいは、これほどまでの封印が必要とされるような、これから戦うことになる怪物の脅威が。


    白騎士が側ら左右に計六騎の英霊を召喚する。彼らは剣を杖にして片膝を突き、白騎士が唱える解号に合わせて剣先を地に突きたてるたび、光の波紋が薄らと広がり、湖に張り巡らされていた綱が一本ずつ切り落ちていく。一本、一本、封印を司る綱が幻と消えていくほどに、黒水の奥底より湧き上がる圧倒的気配が解き放たれていくようだった。周囲には木々の一本もないというのに空気がざわめき、空を覆う雲と地に吹き溜まる水は共に黒々と渦を巻く。天地をつなぐ降り出した雨すらも黒い。


    雷が轟き、風が逆巻き、地より湧き出て天より降り堕ちる水たちは一柱となって聳え立っていく。

    其れなるは柱、あるいは棺、あるいは揺籠、あるいは繭。

    雷の閃きに透かされて浮かび上がる強大なる影。

  • 53〈伴獣者〉24/12/02(月) 20:55:14

    >>40

    「あら、前線のことは前線の人に任せるわ!」


    【漆黒の巨鳥は上空でただ羽ばたいてその時を待っている】

  • 54無償酷使◆o4H3Dx3iss24/12/02(月) 20:55:25

    >>46

    【一度は闘技場で矛を交えた戦友の言葉を聞いて、いつも通りの苦笑を浮かべながら呪術は肩を竦めた】


    「金欠でな。目当ての物があったとは言え、オークションで金を使い過ぎた」

  • 55【クエストボード】24/12/02(月) 20:59:00

    (※想定が機動力を爆裂に(亜光速→マッハ2)落とし、ビームを撃たない真ゲッター1で、後はご自由にというスタイルです。
    奮ってご参加ください。)

  • 56〈土の剣士〉◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 21:00:11

    >>52

    「無えよりはマシか……

    使っとくぜ」

    【背の『土鉱剣オレクト』を抜き払い、眼前で天を衝くように構える】

    【鍔の中心に煌めく琥珀色の宝玉が光を放ち、味方全体に大地の守護を与えた】


    (※防御力アップ&ダメージカット)

  • 57〈伴獣者〉24/12/02(月) 21:00:27

    >>52

    【降り出した雨に苛ついた巨鳥が風でもって雲を吹き飛ばそうとする】

    できるかはお任せる


    >>55

    真ゲッター知らないのでわかんない!!!!!

  • 58〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 21:01:12

    ああゲッター線出してるから汚染とかするんですね(偏見)

  • 59液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 21:01:56

    何か人類世界レベルがゲッター線でやばいらしいのはあにまんのどこかでみたことがある


    >>56

    「^+✞·感謝“*・”'援護/*^+¿`」

    【微妙に光り輝きながらお辞儀の動作】

  • 60〈土の剣士〉◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 21:02:03

    ゲッターシリーズは未履修ですが、正面から殴り合いたきゃ光の巨人案件であることは分かりました

  • 61二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 21:03:06

    じゃあワンダと巨像でいこう

  • 62二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 21:03:36

    ※強すぎてガハハ笑いが御出でになりましてよ
    ※マッハ2ってどれくらい早いんでしたっけ?マッハ2くらい?

  • 63二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 21:06:02

    火薬庫さんは光速が複数人いる聖闘士星矢の世界のお人なのでこまけえこたいいんだよむっちゃ早いんだよくらいに捉えときゃヘーキヘーキ

  • 64〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 21:06:10

    >>52

    【上空で祈るように手を重ね、集中している】


    「"我が使命、我が宿命に誓う"」

    【朗々と、宣言するように唱える】


    「"我が剣は傲慢を裁き"」

    「"我が光は偽りを否定する"」

    【固めた手のあいだから黄金の光を放ち、それが十字状に収束していく】


    「"命運はこの手に、主の意思はこの胸に"」

    「"勝利をここに! 今こそ天命を果たすとき!"」

    【黄金の剣の形をとるそれを右手に、高く天へと掲げる!】


    「――〈栄光の剣/Quis ut Deus〉!!」

    【輝く剣により、勝利が約束される。味方に幸運の加護が降り注いだ】

    >>56

    「ありがたい!」

  • 65〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o24/12/02(月) 21:06:13

    >>40 >>52

    「へーっ!やるねぇ彼!ここまでの神聖術はフツーの冒険者じゃあんまり見ないんじゃない?」

    「じゃーボクは好きに暴れようかな、速攻戦ってところでしょ?」

    「とゆーわけで、『絆苗-はんみょう-』」

    【虫籠から取り出した「種殻」のようなものを砕き、それを周囲に分散する、種の効果により現在自身にかかっている強化術の効果を倍増し、それをそのまま味方冒険者に共有した】

    (※味方全体のバフ効果2倍)


    >>54

    「やっほぅムショーくん、君は名前に反して浪費家だなぁホント、今オフシーズンのボクが言えたことじゃないけど」

    【ピョコリピョコリとバッタのように飛び跳ねている、一瞬空中歩行をしているのは道具のせいだろう】

  • 66【クエストボード】24/12/02(月) 21:06:45

    ※一刻で千里→2時間で4000キロ→時速2000キロ

    なのでおおよそマッハ2ですね


    >>57

    ※全高50mでデカい翼を持ってる大斧使いです

    依頼文の通りです

  • 67GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 21:07:00

    捻じれ逆巻く水柱はいよいよ湖のすべてを吸い上げるほどである。遂に水位は汚泥に沈む湖底が見えるまでとなり、天を衝くかの如き漆黒の巨塔は最早竜巻と呼ぶにも足りえないまで肥大化していく。常人ならば立っていられない狂風が吹き荒び、荒廃した大地は絶叫を思わせる凄絶極まる軋みを上げて揺れ動く。

    白騎士が展開する防御結界が荒れ狂う外界の影響から冒険者たちを守護するが、破滅への序曲は未だ終わりを見せず、むしろ更に激しさを増していく。


    >>57

    強烈な突風は大きく空を引き裂いて雨雲を散らすが、面積が面積である。

    見渡す限りの空一面を覆いつくす嵐が寄り集うのであれば、その全てを振り払うことは難しいだろう。一瞬だけ晴れる空は直ちに黒く塗りつぶされ、腐乱した傷口のような歪さだけが空間に遺される。


    刹那、時空が歪む。時間がズレて空間が破綻したとしか言いようがない瞬間、封印の解放が完了した。

    深く古き水の牢獄たる巨塔を叩き割る勢いで巨大な腕が突き出される。その表皮は黒々と罅割れ、間隙より覘く血肉は蒸気を伴って赤熱し、漲る覇気は眼前に立つ全生命を圧倒するに足りる。破壊された塔の外壁は黒き雨に戻って地に降り注ぎ、白騎士の結界の表面をも汚す。兜より光る白騎士の青い眼が震えたようにも揺れる。


    もう一本突き出された腕、二つの腕が扉をこじ開けるかのように水柱を掴む。

    まだ残る封印の残滓は災厄を押し止めるため抵抗を続けるが、もはやその力は残されてはいない。


    滅びの扉は遂に開かれた。爆散する水の塔。

    空を覆い尽くしていた雲たちが瞬時に吹き飛ばされる爆風が地の彼方まで吹き荒び、湖の水量全てを漆黒の濁流として押し退けていった。冒険者たちは結界の中にいるために押し流されることはなかったが、地表を一掃する濁流の中においては視界の一切が飲み込まれ、先を見通すことすらできない。

  • 68液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 21:07:44

    ………モスラの1/8くらい?(通常速マッハ15.5とでてきた)


    >>64

    >>65

    「:=’✞感謝;↶"®」

    【色とりどりに発光しつつ伸び縮み】

  • 69〈土の剣士〉◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 21:07:49

    まあ心配しないで
    どっかのおにぎり星人の全速力とか下手するとマッハ180以上出てる計算になりますから

  • 70GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 21:08:08

    波が押し寄せ、引いたあと、冒険者たちは波立つ湖の中央に座す者を目にする。
    水死体のように膨れ上がり、焼死体のように黒く焼け焦げ、生者の一切を冒涜する絶望的威容。
    湖底に足をつけて上半身だけを露出させているが、この湖の深さを考えれば常識外れの巨大さがうかがえる。肉の剥がれ落ちて骨格が剥き出しになった顔面は人のそれと酷似しているが、未だ狂って蠢く眼球は左側のみ十数個、大きく引き裂かれた口部を開け、悍ましき咆哮を天に上げる。
    それは歓喜か、憎悪か、両方か。降りしきる黒雨の最中に咆哮と地響きが絶え間なく残響する。

    永劫に崩れ落ちる灰の巨躯、荒廃の化身、滅びをもたらす者。
    そこにはかつて高位の精霊とされた面影はどこにも残されていない。


    ”穢湖のネフィリム”が咆哮を止め、静かに、しかし絶対的殺意を伴って冒険者たちを見た。

  • 71無償酷使◆o4H3Dx3iss24/12/02(月) 21:08:35

    >>52

    「さて、此の術式は─────"僕"の想定を上回る程の逸品だね。封印した方はさそがし術に優れ、序でに言えば《穢湖のネフィリム》を"信頼"していたのだろうよ」


    【此れ程の腕前を有する者が此れ程の術を施さなくては、と思う程に脅威視していたのだ。間違いなく強敵であり、そして大いなる脅威であろう】



    「さて、今からでも魔力が欲しい方がいれば僕から供給するけれども。どうせ僕の魔力なんて尽きないのだから遠慮なく言って欲しい」



    >>62

    ※山手線の内側の半径が6.7kmなので20秒もあれば端から端まで全部踏み躙った横断出来る程度かしら?

  • 72【クエストボード】24/12/02(月) 21:11:10

    (※そして規制の波が押し寄せてきているので、これからはROM専です。
    みなさん、頑張ってください。)

  • 73〈伴獣者〉24/12/02(月) 21:11:37

    あんま真面目に考えると「指示出す前に踏まれて即終わるな」ってなっちゃうのでこれ以上考えないことにしまする

  • 74〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o24/12/02(月) 21:12:26

    まあ、安心してくだされ
    通常時がマッハであろうと、妨害でメチャクチャ遅くなってるとかになれば、それほどの実力者にもなると言うことの裏付けにもなりますから

  • 75GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 21:12:31

    白騎士「………!」
    「奴の体から剥がれ落ちる灰と湖水には改めて注意を!触れるだけでも致命傷になりえます!」

    白騎士は聖鐘を鳴らしてストックしていた洗礼詠唱全てを解放した。
    不浄耐性、毒耐性、精神汚染耐性、即死耐性、呪体制、身体強化、防御結界、自動回復、そして撥水と水上歩行。《霊骸》という魔法的汚染物質が溶け込んだ湖水は、汚染の根源が顕現したことによっていよいよ致命的になっている可能性が高く、事実湖全体に漂う臭気は濃さを増していた。

    まだネフィリムは前情報通りの機敏さは見せてはいないが、その腐敗に満ちる巨体には底知れぬ力を漲らせており、歴戦を経た者であるならば否応なく本来の速力を想起させるに十分である。もしこれが湖を出でて機動するならば、繰り広げられる蹂躙はまさしく地獄絵図となるだろう。既に汚染されて久しい湖は、しかし未だに封印の檻としての役割を果たしている。巨体故に生じる膨大な水の抵抗によって動きを抑制できている限りは。

    白騎士の鎧が展開され、装甲の間隙より漏れ出る蒼光、最大出力。全身から放たれる光たる意思の波動は重力をも押し退ける斥力に転じて、白騎士を宙へと押し上げた。時空間の彼方より飛来する三枚の神盾を引き連れ、暗黒なる淀んだ風を聖霊剣が斬り祓う。構えの奥より突き刺さる眼光は剣先より鋭く。
    湖を取り囲むように召喚された百戦錬磨なる千騎の英霊たちが一斉に弓をつがえ、目前に迫る決戦の機運に備える。


    白騎士「標的を湖から出させぬよう速攻で決めてしまいましょう!共に武運を!」


    白騎士が湖面をかすめるような軌道で飛翔、放たれた万なる光の矢を背後にして、先陣を突貫した。
    前面に展開される光の障壁は要塞にも等しく、ネフィリムの攻撃を防ぎ、冒険者たちの攻撃を押し通すための盾となるだろう。



    ※戦闘開始です!戦闘ロールどうぞ!

  • 76二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 21:12:49

    このレスは削除されています

  • 77〈土の剣士〉◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 21:13:32

    >>64

    >>65

    「かたじけねぇッス!」


    >>71

    「そんじゃ、一つお願いしやす!」


    >>67

    >>70

    「でっっっけえなオイ……」

    【灰となり崩れ落ちつつある巨人、黒雨の中に響き渡る悍ましい咆哮。幾多の激戦をくぐり抜けた二桁ランカーといえども、少なからず鼻白まざるを得なかった】

  • 78二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 21:14:00

    ※漆黒の濁流が飛び散った周辺の被害状況ーッ
    ※皆様マッハ2の説明をありがとう存じまする。ガハハ!強ぇですわ!

  • 79無償酷使◆o4H3Dx3iss24/12/02(月) 21:14:16

    >>65

    「戦闘"では"コストなんて払わないからね。その分日常の武装やら魔具の浪費に向かっている気もするけど」


    【やはり苦笑しながら陽気に言葉を交わし、呪術師は視線を一旦逸らして敵を見据えた】



    >>70

    「やぁ、随分な熱視線じゃないか。全く色男は困っちゃうね」


    【気を紛らわせる為にか態と軽口を叩いて、呪術師はキメラティックな衣装で悠然と腕を持ち上げた】


    「どうせなら見ているだけじゃなくて一曲如何?」

  • 80〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 21:14:59

    >>65

    「くく……素晴らしい!」

    【光の剣が輝きを増す】


    「これはありがたい、私にとっては何より素晴らしい効果だな」

    【幸運の効果を直接受ける紅月の君には実感が強いらしい】


    >>67

    「"空が落ちてくる/turn dark"」

    【重々しくつぶやく】


    「"星は砕け、日も月も歩みを忘れる/stars go dust, time is stop"」

    【その言葉のひとつひとつが穢れと滅びを感じさせ】

    「"夜は明けず、あまねく光は戻らない/sun break down, hope is already lost"」

    【一言一言ごとに、その身の内に破滅そのもののようなエネルギーが膨れ上がっていく】

  • 81GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 21:17:50

    ※なのでマッハ2の動きを封じるために巨体から生じる水抵抗を利用する必要があったわけですね。途中で空を飛んで脱出しようとしますが、とにかく猛攻を仕掛けて動きを封じ続けましょう。

  • 82〈伴獣者〉24/12/02(月) 21:18:27

    >>75

    【漆黒の巨鳥が怒りの叫び声を上げ、地上に冷たい風がごうっと吹き下ろした。

    フレスヴェルグの翼から撃ち出される風は巨鳥が敵と睨んだものに死を運ぶ。

    当然、この程度で巨人が死を迎えるわけはないが——】



    【死んでなお未練がましくこの世に遺り、害を及ぼす死に損ない——〈霊骸〉の方は別だ。風が運ぶ死がその存在そのものを死に至らしめ、消し去っていく】


    ※前述通り、霊骸の無効化

  • 83〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 21:21:01

    >>75

    「"閉じた世界に火を捧げろ/sacrifice life in the end world"」

    【ぱきぱきとその胸に罅が入り始め、その内側から白い光が溢れ出す】

    「"――ここでは皆分け隔てなく/all of the… "」

    【そして、ぽっかりと白く光る孔が胸に空くと】


    「"命だったもの/fallen"」

    【光が爆発する。】


    「〈ライフバースト〉」

    【白い極光が胸から溢れ、あらゆるものを自壊させる無属性の光線が巨人に放たれる】

  • 84液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 21:21:14

    ちなみに調べたら一里は日本だと4kmですが中国だと1里は500mで韓国だと400mくらいらしいですね

    差がありすぎ……海越えて何があったの



    >>75

    「:”™通路+;"*作成*--/“'」

    【相手が現れたと同時に液状種族の体が大きく広がり、相手の体から降りしきる霊骸は冒険者達に触れる前にその水の膜へと取り込まれ】


    「!;・®激痛¿<✞/!!°’被害§®(*"✞”!!!警告・"!!」

    【その体がぶるぶると震える。体内に取り込んだ霊骸による痛みを受けながら、しかしその表面の黒い灰が流動するようにその端へと流れていく。

    灰として現れた霊骸は液状種族の体の隅へと集められ、それが用意された封印器へと切り離された。

    仲間を進ませるための傘として、そしてまき散らされた危険物の処理を。細胞の存在しない、怪我とも無縁の体ゆえにできることを――】

  • 85液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 21:22:08

    ※喋ってる内容は痛い!!これ触っちゃだめだよ気を付けて!!位の内容です

  • 86無償酷使◆o4H3Dx3iss24/12/02(月) 21:22:28

    >>77>>6

    「ではそうしようか」


    【呪術師の躰から魔力が消え去っては再び戻りが二秒にも満たない間続いて、それからその指先が〈土の剣士〉に向けられて”経路”を繋ぐ】


    【強化術の強化による増幅も合わさり、結果として行われたのは】


    「一先ず"十倍"×"二倍"で"二十倍"と行こう。あぁ、足りなければ行ってくれ。足すだけだからね」


    【"純魔術師系二桁ランカーの総魔力"の二十倍程の魔力が間髪容れずに受け渡された】


    ※「自身の全魔力を未来の自分に向けて廃棄して瞬間出力を上げる」

    ※「"魔力を全て消耗した状態"を時の彼方に捨てて魔力を全回復させる」


    ※大体コレの繰り返しで無尽の魔力炉できた!

  • 87〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o24/12/02(月) 21:23:55

    >>70 >>75

    「さぁーて、虫取り以外はそこまで専門じゃーないけど、『駆除』ってなればハナシは別だ」

    「古木の昆虫採集はレアものが結構出やすくて面白いんだ、キミも大戦期からの骨董品なら、それなりに楽しませてくれよ?」


    「『七星転灯-ななほしてんとう-』」

    【瞬速の外套『鬼蜻麻-おにやんま-』で瞬く間に飛び立ち、巨人ネフィリムの間合いへ侵入すると、虫籠から取り出した七つ星の赤提灯を振り捌く】


    【提灯より天に上がった赤い魔弾は、次の瞬間には真っ赤に染まった七つの『彗星の魔弾』として顕れた、彗星はその巨躯を叩きのめさんと一直線に降り注がれる】

  • 88〈土の剣士〉◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 21:28:14

    >>82

    >>84 

    >>86

    「サンキューッスよ!」

    【ズドンッ、と轟音を上げながら聖剣使いが駆け出す】

    【死の風と水膜の道を、"二十倍"の魔力を受け取り爆化された身体能力で駆け抜けていく】


    「───『巨人の破山宝剣』!!」

    【"穢湖のネフィリム"に向けて突き出された聖剣の鋒から、琥珀色の燦めきを放つ巨大なエネルギーブレードが出現した】

    【岩石をたちどころに融解せしめる高熱、金剛石をも瞬時に切断する切れ味、そして地揺れの如く高速振動する山の如く大きな『大地の刺突』だ】

  • 89GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 21:32:42

    >>82

    ネフィリムの体表を覆う霊骸の大部分が取り払われた。

    これでいくらかは接近攻撃を行いやすくなるだろう。

    だが、霊骸とは謂わば角質のようなもので、継続的に取り払わなければ再生してしまう。一瞬の隙だ。


    >>83

    白亜の光線がネフィリムの顔面に直撃する。

    しかし、まだ標的は健在。

    濛々と上がる煙を割り切って肉がこそげ落ちたのみ頭部が姿を現した。


    >>87

    七連魔弾が次々とネフィリムの体表で爆裂を起こす。

    そのたびに体表の黒々とした皮膚が崩壊して、奥の赤い血肉を露わとしていく。

    だが、この巨躯を前にしてはまだまだ軽微な損傷だ。


    >>88

    大地の力を形と成したエネルギーの奔流が湖面を突っ切ってネフィリムの胸に突き刺さる。

    ここまでの攻撃を重ねられたせいか、わずかに巨人の体がぐらつく。

    人間にしてみれば上半身を強く押されて身を逸らした程度の変化ではあるが、前進だ。



    ”攻撃は効いている”

  • 90GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 21:33:11

    冒険者たちの速攻にネフィリムは再度の咆哮を以って答えた。天地を揺るがす咆哮は、今や冒険者たちの足場である湖面を大きく押し退け、歪ませる。
    ネフィリムの背後からずっと遠くにある湖面が大きく波打って山のように盛り上がっていき、莫大な黒水の膜を突き破って恐ろしく巨大な刃が顕れた。夥しい骨が歪に成長して作られたのであろう死せる大斧は、その振り抜かれている想像を絶する速度に反して、水の中から全貌を表すまでかなりの時間がかかっているようにも思えるが、きっとそれは根源的恐怖が故に時間感覚が引き延ばされてしまっているためなのかもしれない。
    遂に天頂に掲げられた大斧は、急加速、暴力衝撃波を撒き散らしながら天空の雲ごと断ち切り裂いて、正面に迫る白騎士を狙って叩きつけられた。

    否、白騎士だけを狙ったわけではない。

    白騎士の結界に大斧が直撃した瞬間、解放された運動エネルギーは大爆轟へと変換された。半径十数kmにもなる湖全域を吹き飛ばしてなお余りあるほどの爆風が大気を圧倒、大地を震撼させ、結界の奥に護られていたはずの白騎士が衝撃によって湖面に叩きつけられた。この絶対的膂力にものを言わせた、根源的闘争力にこそ、魑魅魍魎の大戦期において記録される証左があった。
    巻き起こる霊骸に汚染された、しかし液状種族によって無害化は進んでいるが、それでも超質量を誇る漆黒の大津波が周囲に展開される冒険者たちを襲う。

  • 91無償酷使◆o4H3Dx3iss24/12/02(月) 21:37:13

    >>90

    【"確実な数秒後"を視認していた呪術師が、津波が起こるよりも疾くに声を張り上げた】


    「"逸らす"のは僕にも可能だが、汚染の対処ができない!任せても良いかね?」

  • 92液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 21:37:18

    あっ、大津波同化して止めちゃっていいですか?
    多分激痛で昇天仕掛けるけど……

  • 93GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 21:37:45

    >>92

    ※OKです!

  • 94無償酷使◆o4H3Dx3iss24/12/02(月) 21:39:42

    >>92>>93

    (※わぁ、でしたら"痛みを自分に移すロール"を後から行ってみたいのですけれどもどうでしょうかしら?)

  • 95GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 21:41:25

    >>94

    ※私はOKです!

    ※うぉん 俺は人間全モニター観測機能付ワードプロセッサーだ

  • 96〈伴獣者〉24/12/02(月) 21:44:54

    >>89

    >>90

    【鳥が羽ばたく時、風は常に巻き起こる。羽ばたきを止めぬ限りは死の風もまた止まぬ】

    【——つまりフレスヴェルグの息の根を止めぬ限り、風に触れた霊骸は全て跡形もなく消え去る運命だ】


    【巨鳥が巨人の斧——ではなくそれを握る腕の関節へと突っ込んだ。

    ただの巨鳥ではない。『超人』の祝福を受け、幾多の支援や幸運の加護を受け、それが『絆苗』によって増幅された巨鳥。大きさだけでも巨人に比肩しうるそれが、あらん限りの増幅を伴った能力となって降ってくる】


    >>91>>92

    「困ったらぱたぱたのほうに逃げるなり押しやるなりしてちょうだいな、あの子の風なら消せるから」


    【と一人安全圏にいる奴からの通信】

  • 97二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 21:45:48

    ※GMさんッまさか参加者の皆様のレスに対しその場で戦況反映文章を───!?
    ※当意即妙………

  • 98液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 21:46:57

    >>90

    >>91

    「™“;¿危険¿”!!!!!!」

    【未来視の傾国に、いち早く反応したのは得意な体質を持つ宇宙人。

    液状種族の生命はその水分量とイコールであり、その構成物質がほとんどなんであれ取り込めば取り込んだだけそれは自身の身体として自由に動かせる――いかなる水によっても液状種族を害することはできない。傷つかない――自分だけは!】

    【その先端が恐るべき大津波に触れた瞬間、全体がまるで液状種族の甘い形態模写のようにとろけた造形へと変わっていく。

    破壊の大波は進まず、冒険者を飲み込むことはなく――】


    「:/'<<™痛"'=;¿-!!!!’苦§(‘·<痛®";-/!!!!」

    【だがそれは同時に大量の霊骸も取り込んだことを意味した。尋常ではない激痛が大きくなった体全体を駆け巡り、思考は散逸して体の制御を失わないようにするのが限界のようだ。体内の霊骸は排出へと動いているが、先ほどに比べれば停止に等しいほどにもどかしい】


    >>94

    こちらとしては大丈夫です!!


    >>96

    痛すぎて動けなくなってるのでぺしっとやってくださると正気に戻るかも

  • 99〈伴獣者〉24/12/02(月) 21:50:09

    というわけでぱたぱたは全自動空気清浄機となります

    モンハンでも地形ダメージはそもそも無効化するもんでござるからね!!!!


    >>98

    【フレスヴェルグのつんざくような叫び声と風に乗ってきた羽根が固まった大津波を打つ】


    即死風以外は肉弾戦ででっかいからペシるとなるとこうなります

  • 100液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 21:50:20

    痛さでぷるぷるしてても気絶までいかないのは防御ダメージカットバフとその増幅の御蔭ですね………
    怪我とか存在しないのぶん痛いと感じるのが直接的なダメージ=ダメージカット入ると痛みも軽減

  • 101〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 21:52:28

    >>89

    【しゅう、と光線を放った胴体から煙が噴き出る。再生と自壊が拮抗しているのだ】

    「……効いているな?」

    「では、続けよう。今ので随分生命力も"使えた"しな……」


    【その噴き出る煙が揺らぎ、渦を巻き、その内にコウモリを生み出す】

    「ブラッド・ファミリア」

    【受けたダメージのぶん眷属を生成する吸血鬼の魔法。本来は、落とされた腕などを使うのだが……】

    【あまりにも莫大な生命力を消費したことで異常な勢いで無数のコウモリが湧き出てくる】


    >>90

    【胸の大穴に、光の剣を突き立てる】


    「〈死刻聖条/stigma ray〉」

    【光の剣を胸から抜き放つと、巨大な白い光線を斬撃として横薙ぎに飛ばす】

    【扇状に"ライフバースト"の分解光線が広がると、衝撃波と津波そのものを砕き、その勢いごと解かして切断した】

  • 102〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o24/12/02(月) 21:55:10

    >>89

    「ちぇー効きは微妙か、これじゃあ《帳》による圧殺も効果薄そう、別の手を考えるかぁ」

    【と、虫籠に手を伸ばしつつ】

    >>91 >>98

    「こういう時に適任者がいてくれると助かるね、じゃあボクはこの遺灰を何とかしよう」

    「『医穢生恵-いえばえ-』」

    【籠の中から高速展開する小さなネジのようなものを上空から地上に振り撒き、大地に広がる《霊骸》を浄化させていった】

  • 103〈土の剣士〉◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 21:57:43

    >>90

    「ごぁっ……!」

    【衝撃波によって叩きつけられ水面に伏しながらも、口の端から流れ落ちる血を拭ってなんとか立ち上がる】


    >>98

    >>99

    「手伝いますぜ……!

    "星の血潮、雨と降れ"ってなあ!!」

    【聖剣を突き立てると、上空に渦を巻く灼熱の力場が出現。それが一気に広がり、円として押し寄せる津波の範囲まで拡大】

    【そこから、マグマの雨が振り、押し寄せる津波を蒸発させていく】

  • 104〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 21:57:48

    ……あ、でしたら津波には干渉しなかったということで!
    液状さんに攻撃しちゃうことになる……

    そのかわり衝撃波とかの分解はライフバーストの得意分野なので

  • 105〈土の剣士〉◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 21:58:45

    こちらは迫ってくる津波の総量を減らしにかかったイメージです
    液状さんの負担を減らそうという考え

  • 106無償酷使◆o4H3Dx3iss24/12/02(月) 21:59:19

    >>95>>98

    ※了解しましたわ!!!ありがとうございますわ〜!


    【蒼い刺青の一端、"スライム"を象った紋様が想定されていた通りの機能を発揮する─────つまりは共感呪術の触媒としての機能を】

    【藁人形と五寸釘にも似た理屈を逆利用して《霊骸》が液状種族に与えていた苦痛と損傷が全て呪術師へと委譲されて、】



    「────時間軸、固定!廃棄開始ッ!」


    【身を焼き、魂を苛む苦痛の嵐が正常な思考を阻害する。歯が砕けそうなまでに食い縛りながら戦友の為に迷いなくこの痛みに立ち向かった冒険者を心の奥底から賞賛して『廃棄の魔眼』が受けた苦痛と損傷を時の彼方へと追いやった】


    【当然、其れだけでは終わらない】


    「原初の呪、始原の詛─────"報復の呪詛"よ、讐を帰せ」


    【苦痛が、損傷が、呪術師の手によって形を与えられて黒く捻れた槍を象った】



    「あぁ、僕は今回サポーターに専念するからコレは好きに使ってくれ。結構呪われてそうな見た目だし実際呪われてるけど概念上あの巨人にしか効かないから安心してね」

  • 107液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 22:00:14

    >>105

    >>104

    よし霊骸集めた部位を焼いてもらったことにしてよろしいでしょうか!?

  • 108〈伴獣者〉24/12/02(月) 22:00:56

    腕なきゃ上手く武器振れねえよなあ!?って感じで巨体にバフ山盛りの暴力で部位破壊狙いにいきつつ空気清浄機してます

  • 109〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 22:01:22

    >>107

    わー、ありがとうございます!そっちの方向なら全然いけます!

    ではそのように!

  • 110〈土の剣士〉◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 22:02:36

    >>107

    了解です!

  • 111〈伴獣者〉24/12/02(月) 22:04:57

    >>106

    「あら槍はいいわね、弓や銃と違ってぱたぱたでも使えるわ

    それの大きいのを作ってあの子に投げることはできる?」

  • 112GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 22:05:58

    >>96

    天空の狩人たる大鷲の一撃は確かにネフィリムの腕、その関節を打ち据えた。

    猛烈極まる一打を、攻撃で間接が伸び切った瞬間に受けたことで、わずかに力が弱まる。


    >>98

    >>101

    液状種族が波をコントロールして、間隙を縫うようにして”紅月の君”の光線がネフィリムに殺到する。

    白騎士を打ち据えた体勢のままの巨人の胸部に連続して分解光線が直撃して、再び煙を上げて血肉が取り払われていく。


    >>103

    マグマの雨は霊骸の集められた場所、言い換えるならば液状種族の汚染された部位を焼失させていく。

  • 113液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 22:06:32

    >>99

    >>106

    「++*感謝¿;''(-/正気!:――再起™¿」

    【身を蝕む霊骸の呪いそのものに死をもたらす風切羽と痛みそのものを放逐する魔眼によって、停滞していた大波が動きを取り戻す。逆巻き、別れ、冒険者達への道をあけて、その中で黒い灰が速やかに分離され端へと運ばれていく】



    >>102

    >>103

    【――そしてその黒く染まった破滅の沈殿を包む箇所を、星の血潮の熱と命の波動による分解が消滅させた!!】

  • 114GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 22:07:20

    白騎士「お返ししましょう……!」

    黒き波濤を超えた冒険者たちの反撃に合わせて、白騎士はまだ結界を押し切らんと押しつけられたままの大斧に対して、先ほどの攻撃で受け止めたエネルギーのすべてを光に変換して解放した。湖面全域を舐め上げるほどのエネルギーを押し返すのであれば、同様に湖面全域を揺るがすほどのエネルギーの応報となる。
    三重に重ねられた盾から放たれるは純白の波濤。天空に届くまでに高く伸びる光の波は真正面から巨人を捉え、その体表の多くを吹き飛ばしながら、冒険者たちの反撃と相まって大斧をもとあった場所にまで押し返してみせる。

    ネフィリムの頭部が全方向から純白の爆発を起こした。津波が防御されたことにより損害を免れた英霊たちは、この反撃にさらに合わせてチャージを完了させた渾身の一矢を放ったのである。空間に残る純白の直線軌道はまさしくレーザービーム、光の矢は雷もかくやという速度で飛翔し、寸分違うことなく目標へ着弾したのだ。


    「一人一矢ならば届かずとも!千人千矢の束となれば貫けぬものなどありません!」


    黒水にわずかに汚れながら、それらを光で消し去って白騎士が高らかに告げる。
    その意味は自らのみに向けられたものではないだろう。
    倍返しの反撃を受けて、遂にネフィリムは有効打となる反応を見せた。腕で空を掻いてもがき、連続する爆発から逃れるように顔を逸らす。
    とはいえ、まだ討伐には至らない。つきまとう害虫たちを振り払うため、ネフィリムは再び大斧を振り抜く。今度は横薙ぎ、それも初撃よりも更に力を込めた駆逐の一振りだった。だが。


    「まだ!」


    正面に立つ白騎士が再度防御。聳え立つ白亜の防御結界が、黒き嵐を引連れる破壊の一撃を受け止め、静止させる。
    逸らされた斬撃の威力は空を駆け、遥か後方にあったはずの山壁を打ち据え、切り裂いた。
    衝撃を受けて白騎士も後ずさるが、気力と体力を振り絞ってこれを耐える。耐えることがこの場における彼の役目。
    ネフィリムの攻撃が白騎士に集中している今、追撃のチャンスだ。

  • 115〈伴獣者〉24/12/02(月) 22:11:00

    トドメですかノットトドメですか?

    >>114

  • 116無償酷使◆o4H3Dx3iss24/12/02(月) 22:11:13

    >>111

    「呪いの形を"多少"変える程度、呪術師にとっては造作もない事だよ────さて、こういう具合で行こうか。倍返し、何なら百倍返しくらいお願いしようかな?」


    【戦士としての知見よりフレスヴェルグが手繰るのに最適なサイズに黒く捻れた"報復の呪詛"を変形させてから、天高くまで純粋な膂力によって投げ渡された!】

  • 117GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 22:12:05

    >>115

    ※まだノットトドメです

    あと2フェーズほど、次がネフィリムが空中に逃亡するのを阻止するフェーズになります

  • 118液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 22:13:08

    >>114

    「"=+”援護“‘;'·™協力"=-」

    【霊骸は浄化され、いまや巨大な液状種族が残った。その体を回復薬、気力ポーションの組成にと代えて白騎士に、地上にいる冒険者達の足元へと流れ込む】


    【薬に常に足元を浸されているようなものだ。相変わらず降りしきる霊骸は常に流れて廃棄されており、それが彼らに触れることは決してない】



    ※継続回復サポのおなじみポーション風呂

  • 119〈伴獣者〉24/12/02(月) 22:17:47

    >>116

    【投げ上げられた大槍を巨鳥の嘴が捕らえる。感謝するように一度羽ばたいてフレスヴェルグはネフィリムへと向かう】


    >>117

    >>114

    【まだ腕は繋がっている。動きの止まったそれをフレスヴェルグの鉤爪が鷲掴みにして捉え、呪詛の槍を突き立てる。貫いたそれを首を捻りながら引き抜き、傷口をさらに広げる】

  • 120〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o24/12/02(月) 22:21:01

    >>111

    「物量作戦かいティーア・タクト、ならボクにも補助させておくれよ、効きが悪いなら“効くように”すれば良いし」

    【ネジを回収し終え、虫籠に全てしまい込むと、今度は大量の道具を取り出した】

    >>114

    「ってことで重ねて妨害っ!たまには悪戯っ子の相手も経験しとけよ、大人ならさ!」

    「『眠々是身-みんみんぜみ-』」

    「『亜外波長-あげはちょう-』

    「『蜜鉢-みつばち-』」

    【ネフィリムの聴覚・視覚・嗅覚を同時に封印する】


    「感覚封じに更に加えて……

    『死追矢逢歩-しおやあぶ-』!

    『雀罰-すずめばち-』!」

    【肉を抉り穿つ即死級の毒を含んだ大槍と、触れたものを外殻を溶かし、身体内部を直接刺激する短剣を手に携え、蜻蛉の外套によって瞬身の連撃を繰り出す】

    【外側から効かないのなら内部から弄ってしまおうという、悍ましい寄生虫のような戦法を巨人にお見舞いする】


    (※感覚封印による行動阻害、激毒と痛覚強化のデバフを与えます、これらで都合が悪いものがあれば「無効」という扱いで大丈夫です!)

  • 121〈土の剣士〉◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 22:25:16

    「こっちも"貼り直し"とくぜ!」

    【再び冒険者達に『大地の護り』が付与される】


    >>118

    「助かりますぜ!」

    【先の衝撃波によるダメージが瞬時に癒える。大地の聖剣使いは、最適なコンディションを取り戻した】


    >>114

    「まだまだ行くぜ!」

    【冒険者達の頭上で渦巻いていた灼熱が、黒雨を蒸発させながら、指向性を持って天に昇っていく】

    【それは岩漿の大竜巻となり、唸りを上げながら"穢湖のネフィリム"の頭上から降り注いだ】

  • 122無償酷使◆o4H3Dx3iss24/12/02(月) 22:26:56

    「ははははは、この分には僕の仕事もなくなってしまいそうだけれど────さて、墜ちた肉体の一部でも取れればもっと上手く"呪える"から回収しなくてはね。
    デカブツ相手だとこういう時に助かるよ」

    【文字通り"片手間"で呪詛を幾重にも折り重ねて悍しく編み上げながら呪術師は未来と現在を織り交ぜながら巨人の動向を詳細に観測した】

  • 123〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 22:27:33

    >>106

    「応報の呪詛……苦痛の槍、か。ふむ」

    【コウモリに持ってこさせ、その形をよく観察する】

    「このようなものを生み出すほど………よく頑張ってくれた。有難く使わせてもらう」


    「……相性のよさそうな使い方も、あるしな」


    >>113

    「いくぞ……っ」

    【勘に従うように剣を振るうと、体が勝手に吸い寄せられるように動いて最適な角度で斬撃を飛ばす】


    「……よし! うまく当たったな!」

    【技量だけでも、幸運だけでも説明のつかない絶技。的確に患部だけを分解し、ほかの部分には一切傷をつけなかった】

  • 124〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 22:27:47

    >>114

    「では、追撃しよう!」


    「転写」

    【――ときに、ライフバーストが開発された当時の、本来の使い方が何かご存知だろうか】


    【コウモリたちに紅月の君の発動したライフバーストを、"付与"する。】

    【消費すべき命は圧倒的に不足しているが……本来は、それが正しい。わざわざ不死者を用意して使わせるものではないのだ】


    「逝け。〈ライフバースト〉」

    【溢れるコウモリの群れが次々に輝きだす。その白い輝きの内側から黒い輝きが混ざり始める】

    【――わざと過大な代償を消費して死によって踏み倒し、その負債で生まれたひずみさえ魔法に上乗せして相手に押し付ける。】

    【それが〈ライフバースト〉の本当の形。】


    【二つが混ざって、はじける】

    【白と黒の極光が無数に迸り、ひび割れたコウモリたちが光線そのものと化して突撃する】

    【着弾と共に爆発し、自壊と崩壊をまき散らした】


    「私も追加といこう。〈ライフバースト〉」

    【再び胸から極光を放ち、雨のように降り注がせる。】

    【降り注いだ分解光線は湖面の水を貫通し、巨人の足元にも突き刺さって足場を"自壊"させた】

  • 125液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 22:32:26

    >>121

    「‘;'·疼痛§:”軽快™‘+・感謝!::」

    (あ`’りが·・とう、痛みが+↶だいぶ##®引いた;”よ>=")

    ※カッコ内は触れて思考が調整できてるときはこう聞こえてて音声だと上側

  • 126GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 22:34:05

    >>119

    内部から大きく引き裂かれた巨人の腕関節は、骨格を露わにするほど大きく損傷する。

    だが、まだ完全な断裂には至らない。傷はわずかながら再生を開始している様子すら見せており、さらに苛烈な攻撃を重ねていかなくてはいけない。


    >>120

    得てして”寄生”とは即座の反応を及ぼさないものだ。

    今はまだ効果を見せてはいないが…もしこれから”急激な動き”をしようものなら毒は速やかに循環するだろう。


    >>121

    >>123

    >>124

    溶岩、斬撃、光線、そのすべてが隙を晒したネフィリムに突き刺さる。

    連続して巻き起こる破壊の嵐によって、霊骸の塊たる肉体は次々と倒壊していく。


    攻撃の最中、大きく破壊された胸部の中央、巨大なる真紅の肉塊、心臓が露わとなった。

    おそらくこれがネフィリムの中核である。

  • 127GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 22:34:33

    湖の重みに全身を絡めとられ、冒険者の猛攻に繫ぎ止められ、まともに身動きが出来なくなっていたネフィリムはいよいよ憤激を露わにして三度の咆哮を上げた。その怒りは太古の精霊であった記憶か、それとも冒涜された破滅に対する憎悪なのか、いずれにせよ世界そのものを撃ち砕かんとする破壊衝動より発せられる、聞くものの魂すら汚染しうる悪夢的絶叫は、周囲にいる冒険者たちを湖ほど吹き飛ばすには十分なものであった。
    逆巻く雷雲と暴風の渦中、原初の混沌たる神話すら想起される破壊が、"ネフィリムとその周囲の水との間に空白を創り出した"。

    白騎士「しまっ…!」

    この一瞬にも満たない隙、ネフィリムは本来の速力を発揮した。
    背中より生える暗幕の如き大翼を広げ、その驚くべき巨体からは想像もつかない俊敏さで垂直に飛行を開始したのだ。ものの一秒程度でネフィリムは遥か上空へと飛び上がっていってしまうだろう。そうなればネフィリムを捕捉することは言うまでもなく困難となり、より強力な火力を以って上空から攻撃を仕掛けてくるようになる。この逃亡を阻止しなくては。

  • 128〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 22:36:13

    この段階でやっと手数が出せるようになったので霊骸も分解し始めるかと……
    お そ い

  • 129〈伴獣者〉24/12/02(月) 22:39:39

    >>127

    【怒りの叫び声が響き渡る。空は己のものだ、思い上がるなとでも言わんばかりの】


    【巨鳥は槍を咥えて空高くへと舞い上がる。雲を突き抜け、高く高く——そして頂点付近で身を翻す】


    【咥えた呪詛の大槍を下に、巨体が真っ逆さまに降ってくる。狙うは大翼。空を駆けるに必要なそれを天空からの勢いを乗せて貫き、湖底へと縫い留める】


    ※ピン留め

  • 130〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o24/12/02(月) 22:41:16

    ネフィリムの翼って切っちゃっても良いですか?

  • 131GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 22:42:23

    >>129

    >>130

    ※ガンガン切っちゃってください!

    虫取さんの毒で一瞬だけ動きが止まるものとします

  • 132無償酷使◆o4H3Dx3iss24/12/02(月) 22:43:04

    (※事前に予知していた、という事で準備時間を提供するロールは可能でしょうかしら!)
    (※無償酷使だけじゃ間違いない止められないけどその場に多くの冒険者がいたから貢献できたみたいなですわ!)

  • 133液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 22:43:22

    この状況できることは上に宇宙船呼んで頭ゴッツンコさせる(じこはおこるさ)くらいなので液状種族くんは皆様が常に全力を出せるようポーション風呂続投しております
    【信じている。頼もしい仲間たちを。
    彼らならば止めてくれる。だからそれの実現のために盾になり、供給し続ける――体力を、気力を、そして魔力を】

  • 134GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 22:44:03

    >>132

    ※OKです!描写次第でこちらも展開に変化を加えていきます!

    ※ネフィリムの落下後がトドメフェーズになります

  • 135〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o24/12/02(月) 22:44:05

    >>131

    了解です!では毒で少し鈍ったところを片方バッサリ行かせてもらいます!

  • 136〈伴獣者〉24/12/02(月) 22:44:41

    物理的に蓋と迷ってもらったもん活かしたいのでピン留めを選択
    斬りやすくなってるんじゃないでしょうか

  • 137無償酷使◆o4H3Dx3iss24/12/02(月) 22:44:42

    >>134

    (※了解しましたわ〜!ありがとうございますわ!)

  • 138〈土の剣士〉◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 22:48:20

    >>127

    「させるかってんだよ……!」

    【聖剣使いは、一度聖剣を背に負った鞘に戻す】


    「『聖剣・限定解除=第七段階』……」

    【再び、ゆっくりと大地の聖剣が抜かれる】

    【その剣身からは、黒雨が降り頻る夜の湖に在りてなお冥い、漆黒の瘴気が迸っていた】


    「───『不死斬り』!!」 

    【死の概念を纏った無明の斬撃が飛び、ネフィリムの片翼を斬り落とし地に伏させんとする】

  • 139〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 22:49:10

    >>126

    「そこが弱点か……!」


    >>127

    【ふらり、と見ようによっては墜落するような……身投げでもするように落ち、飛ぼうとする目の前に躍り出る】

    「くれてやる、ありったけだ。ブラッディ・ファミリア」


    【胸の大穴から、体の罅から無数のコウモリの群れが飛び立つ。】

    【その勢いは衰えることなく、むしろみるみるうちに加速していく。】


    【……紅月の君の体の罅が、大穴が、全身へと広がっていくごとに――】


    「すべて持っていけ!! 《《《ライフバースト》》》!」

    【大量のコウモリが一か所に集まり、紅月の君の全生命力を消費して――世界に巨大な大穴がが開いたと見紛う、大爆発が宙に起こった】

  • 140無償酷使◆o4H3Dx3iss24/12/02(月) 22:50:43

    >>126>>127

    【蒼い刺青は共感魔術によって"味方の状態を自身に移譲する"触媒であった。では呪術師が全身に着込んだキメラティックな民族衣装の役割とは何か?】


    【────"自身の状態を味方に移譲する"触媒だ】



    「未来視覚、共有」


    【"数秒後の自分の視覚を観測している"状態をその場にいる全員に共有する。無償酷使の未来の視覚ではなく、各々の未来の視覚だ】


    【準備時間を与え、同時に未来の巨人の座標を正確に把握出来る事による命中率の向上を促す術は無償酷使だけでは到底効果を出せないものの。此処には頼もしい戦友が並び立っている───!】



    「さあ、行かれよ!流星のように!」

  • 141〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 22:51:52

    紅月の君に空いてた穴が全身に広がって空中そのものにまで広がったみたいに見えてるイメージ

    >世界に巨大な大穴が開いたかと見紛う

  • 142〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o24/12/02(月) 22:53:05

    >>127

    【巨人が飛び立つ、遙か天空へと向けて飛翔を始める、だが忘れる勿れ、太古から今世まで変わらずに空を飛び交っている存在がいることを】


    「獅子身中の虫って言葉、知ってるかい?」

    「キミが虫のいる空で「神話のようなこと」をするんだったら、虫たちは時に縄張りを守るために神を斬るってことも出来るんだよ」


    【外套『鬼蜻麻-おにやんま-』の効果を存分に発揮し、翔び立とうとするネフィリムの片翼に向け、一閃の光となって〈虫取の翁〉が突貫する】

    【その片手にあるのは、『神格級存在や大いなる存在に対しての特攻』を保有する一本の剣】


    「神断ちの剣、『神切夢死-かみきりむし-』」

    【神堕としの斬光が、ネフィリムの片翼を一刀のもとに両断した】

    【先程の毒で動きが鈍っていた巨人は翁の接近に気づくことなく、飛翔するための翼を一つ、瞬く間に奪われていってしまった】

  • 143無償酷使◆o4H3Dx3iss24/12/02(月) 22:54:41

    (※トドメフェーズでネフィリムが欠損した部位を触媒にネフィリムに体調不良(=心臓の出力低下、方向感覚と平衡感覚の著しい欠落、硬度の低下)をロールしようと思っておりますわ!)

    (※デバフ系ロールですので先に開示した方が良いかなと)

  • 144GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 22:57:42

    突如、ネフィリムの動きが一瞬だけ止まった。

    "虫取の翁"による劇毒の仕込みが効果を発揮したのだ。ネフィリムの大きさからすれば微量に留まるものでしかないが、ここまでの損耗と毒そのもの性能が、この一瞬の硬直という結果を生み出す。そして、秒間の行動が勝敗を決する世界において、この硬直はあくまで致命的だった。

    しかも。"既に見えている事柄"ならば尚更のことだ。>>143


    >>129

    >>138

    >>139

    >>140

    >>142

    冒険者たちの猛追を受け、果てなき夜を思わせる巨人の翼は瞬時に破壊され、砕け散った霊骸たる残滓を撒き散らしながら、湖に自らの咆哮で開けた大穴へと落下していった。ネフィリムが湖底に落下した衝撃がさらに押し寄せる黒水を跳ねのけて、大地を大きく揺るがす。

    体勢は仰向け。露出した胸部の心臓が丸見えだ。



    白騎士「今です!」



    瞬間移動して配置された白騎士の三盾が相互の共鳴を成して、大穴の外縁を囲って黒水の侵入を阻む結界を創り出す。その様相を遠方から観測するならば、暗天を貫き聳える光の巨塔であった。乱れ狂う漆黒の暴風雨の最中にあっても、揺らぐことのない、天地をつなぐ一筋の"路"。


    冒険者たちは塔の中にあり、ネフィリムに向かって湖の中央を落下しながら、遂に来たる決戦の時を迎える。

    半ばから引き裂かれて損傷した腕でありながら、激しい憤怒と憎悪と共に握りしめられる大斧。我が身を顧みることなく瞬時に膨張する偽りの肉体は霊骸を撒き散らし、ネフィリムがその無数の目を乱雑に蠢かせ、乱杭歯を剥き出しに、上体を起こしながらの一撃が冒険者たちに放たれた。



    真正面、逃げ場は無い、だからこそ、災厄を撃ち破るに足るだけの一撃を───────!!



    ※トドメフェーズです!どうぞ!

  • 145液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 23:01:47

    >>144

    「“--`号令`・;;信頼“:↶®一任”'™」

    【訳:後は任せた、君たちを信じてる。行ってきて!】


    【体の組成に別の薬が混じる。それは短時間あらゆる力を引き出す超人薬のものだ

    全員に、全力を惜しみなく出させるために】



    回復+強化です!通用する攻撃持ってないからよかったらバフもらってって!!

  • 146〈伴獣者〉24/12/02(月) 23:04:52

    >>144

    【大槍を離した嘴が武器を構えた腕に喰らいつき、引きちぎった。首を振って大斧を放り投げると咥えた腕を飲み込む】

    【鉤爪は掴んだ肩を湖底に押し付け、冒険者たちの前に胸をさらけ出させる。心臓を狙うものの邪魔がないように】


    でけえんで心臓狙うとトドメに邪魔なのです。というわけで妨害するね……

  • 147無償酷使◆o4H3Dx3iss24/12/02(月) 23:09:05

    >>144

    「生憎と大火力というのは苦手でね、故に─────」


    【変わらずに未来視覚の共有を続行しながら、破壊された巨人の翼を呪術師は抜け目なく回収して己が触媒に仕立て上げている】

    【呪詛が練り上げられる。共感呪術において相手の身体の一部というのは絶好の触媒だ。だからこそ、呪術師は可能な限りの呪詛を放てる】



    「真正面から付き合う必要はないんだ」


    【人差し指を巨人の心臓に向ける。"報復"と同程度には古き呪詛の形。誰もが知り、忌避する動作の真なる兇髄────呪術師が口遊んだ】



    「"ばん"」


    【鼓動くる心臓が怖気で止まりそうになる。方向と平衡の感覚が崩れ去って前後左右上下の区別が付かなくなる。意志に従って指先が動作しない。尽くの理不尽な"体調不良"が一斉に《穢湖のネフィリム》に殺到する】

  • 148〈土の剣士〉◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 23:15:05

    >>144

    >>145

    >>146

    「攻撃の道にド級のバフに、心臓狙うアシストまでしてもらっちまった

    こいつぁ、外せねえわなぁ……」

    【ぎしり、と大地の聖剣から軋むような音が漏れる】


    【ばちばちと剣身に蠢く黒い瘴気が火花となって散り、周囲の空間が歪み罅割れている】


    「『聖剣・限定解除=』……『第八段階』……」

    【ゆらり、と死纏の聖剣が天を衝く】

    【土の剣士の周囲、一切の音が凪いだ】


    「『不死斬り・神界断』!!!」

    【振り下ろされた刃から放たれたのは、死の概念そのものとなった斬撃──否、通り道の空間が砕け崩れ落ちていく"それ"は最早、斬撃とも呼べはしない】


    【それは、母なる大地にとっての『死』】

    【すなわち、"世界の終わり"という概念だ】

  • 149GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 23:19:38

    ※ひとまず11:25分まで待機してみます!
    規制されてしまったかもわからないので

  • 150〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o24/12/02(月) 23:22:01

    >>144

    「さあ最後だ、さっきの翼断ちの勢いのまま仕留めてしまおうか!」

    【神切りの勢いを保ったまま地上に降り立ち、片足に虫籠から取り出した装着型の鎧を嵌め込む】

    >>145

    「おおっと液体生命くん、手厚い補助でありがたいよ!ボクのような老骨に“薬”は効きやすいからね!」


    「身体強化、筋力倍増、エネルギー変換最高率」

    「脚部増強装備、『大君伐足-とのさまばった-』」

    「これで蹴っ飛ばしてやろう、キミの全てを」


    【『大君伐足-とのさまばった-』の能力は、冒険者〈虫取の翁〉が持つ道具の中でも非常にシンプルなものだ】

    【効果はただ一つ、脚部のパワーを20倍にする】

    【進化の過程で伸長するものを選び抜き、不必要なものを割いていった虫の如く、シンプルかつ強力な道具である】


    「1000年前の巨人くん、これが今の世界の進化論ってやつさ!その身で存分に味わってくれ!」

    「《魂蟲裁蹴》!!!」

    【パワー×スピード、自然界が編み出した最大にして最適のシンプル・イズ・ベスト、森を穢しながら進撃を続けた破壊者に向けて、〈虫取の翁〉が編み出した最強の蹴りが放たれる】


    【大地を踏み抜いた巨人の足跡を悠に超える巨大な踏み込み跡を刻みながら、少年のような冒険者は巨人の中心核を蹴り飛ばす一撃にて終幕を下さんとする】

  • 151〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 23:25:37

    >>144

    【黒い槍を構え、それを触媒に魔力を込める】

    「”原罪を執行する”」


    【赤黒く燃える炎のような魔力……復讐の炎を模した魔力。】

    【罪を燃やす、罪の炎。その魔力は、その場で生まれた"破壊"に相応して強くなる】

    「”その血が私の傷を癒し、その涙が民の嘆きを慰める”」


    【振りまかれたダメージを概念的なエネルギーとして、その魔力が膨れ上がった】

    「”救いは甘く、罪の味。槍を潤す蜜の味”」


    【この場にどれだけの痛みが生まれただろう。】

    【紅月の君が大量に消費した生命力とコウモリたち。ライフバーストが世界に押し付けた負債。】

    【ネフェリムのまき散らした、自然を傷つける霊骸。】

    【"無償酷使"の代償と請負の業。一身に霊骸を受け止めた"液状種族"の献身。】

    【〈土の剣士〉や"白騎士"たちが前線を張ってネフェリムの攻撃を受け止め、その身と力を尽くした。】

    【そして〈伴獣者〉、〈虫取の翁〉も……冒険者たちは、誰もがその全力を注いでネフェリムにダメージを与えてきた!】


    「"しかして罪の焔は赫く、注ぐ程に溢れ、その身を絶えず乾かすだろう"」

    【皆の努力のおかげで、こんなにも潤沢だ。紅月の君そうにやりと笑う】


    「――《犠牲求むるは浄罪の焔/エリ・エリ・レマ・サバクタニ》」


    【赤黒いエネルギーの奔流が、槍の投擲と共に放たれる。】

    【――ロンギヌス。もうひとつの約勝の武器のエピソードになぞらえた魔法を乗せて、黒く燃える槍が心臓を貫いた!】

  • 152〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 23:31:00

    セ………ア………! ………うーん!
    いやその、抜けがないかとか確認してて……

    使いどころ来て驚いたんですよ
    槍が来てなかったら普通にアンフェアペインの詠唱使ってたかもしれないので

  • 153GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 23:38:19

    >>145

    >>146

    >>147

    >>148

    >>150

    >>151

    液状種族による超人薬の散布、冒険者全体の潜在能力が開放される。

    ”無償酷使”による呪詛、ネフィリムの行動を阻害する。

    ”伴獣者”による執拗なる追撃、巨人に対する巨人の鉤爪が弱体化したネフィリムの反撃を抑え込む。

    虫取の翁による渾身の一蹴、原初より続く進化の帰結たる一撃が心臓を穿ち抜く。

    ”紅月の君”による悪夢的聖槍の一擲、聖なるを滅ぼした遺物を冠する穂先が心臓を刺し貫く。

    土の剣士による聖剣の解放、破滅そのものたる一撃が空間をも土塊としながら心臓に叩きこまれる。



    冒険者たち、その中でも指折りの猛者たちによる攻撃たちは、剥き出しとなったネフィリムの中核たる心臓を痛烈に打ち据えて。

    そして、霊骸と散らした。

    ネフィリムの巨体が一瞬痙攣すると、大きく仰け反り、瞬く間に全身を亀裂が走る。黒々とした体表は次々と崩れ去っていき、赤々とした血肉は蒸気となって消え失せていき、その存在そのものが消滅していく。

    今や色褪せた眼球に浮かぶのは、憤怒でも憎悪でもなく、ただ何かを失ってしまったかつての面影のみ。薄らと。


    四度目の咆哮。それは、断末魔であった。光の塔の中を駆け上る巨人の咆哮は、天空の彼方まで轟き、さらにその彼方、また彼方へと、遠くに消えていったのだった。

    残響が聞こえなくなる頃、その肉体は霊骸として崩れ去っていた。

  • 154GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 23:38:36

    次の瞬間、冒険者一同は全てを終えた湖畔に転移していた。白騎士が転移させたのである。
    先ほどまで自分たちがいた場所である湖の中央を見やると、聳え立っていた結界の塔は消えていき、押し寄せる黒い湖水が音を立てて流れ込んでいく様子が見えた。穢湖のネフィリムは遂に討伐された。残滓の全ては湖が洗い流してくれるだろう。だが、この荒廃しきった"王域の森"が再生するには相当な時間がかかるだろう。

    約千年前から続く遺恨を癒すには、それだけの時間が必要になるものだ。

  • 155液状種族◆0KposPJqrg24/12/02(月) 23:41:24

    「>・“一安心"!’:`全員生存”・';」

    「·+-"“無念>・·”」

    【訳:みんな無事でよかった……でもこの光景は痛ましいね】

  • 156GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 23:46:46

    白騎士「標的の霊的反応消失を確認……討伐完了です。皆様お疲れ様でした。」

    「報酬は依頼主様がそれぞれ分配してくれるとのことです…あとは追って連絡をお待ちください。」


    流石の白騎士にも疲労の様子が見られた。

    最初から最大出力で行動するというのは闘技場以外で滅多にあることではなく、そもそも速攻はあまり得意とする作戦でもなかったために、余計に損耗があったのだろう。



    >>155

    「そうですね…元凶は打ち倒されましたが…元凶の爪痕とは概して。」

    「…ほろ苦いものですね。」



    ※シャム猫さんが活躍する伏線

  • 157別大陸の聖女◆gDgku.LVZk24/12/02(月) 23:47:05

    そろそろ登場待機

  • 158〈伴獣者〉24/12/02(月) 23:47:54

    >>154>>155

    「あらあら、精霊さん達に頼んでも結構もとに戻すのは大変そうね」

    【向こうでフレスヴェルグが湖の霊骸にバサバサ風を送って地道に消している】

  • 159〈土の剣士〉◆iX0nFh5lDw24/12/02(月) 23:48:04

    「……後のことは、自然の自浄作用ってやつに任せるしかねえな」


    >>156

    「お疲れさん

    何から何まで助かったぜ」

  • 160〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o24/12/02(月) 23:49:29

    「倒せたら良いけど、結局王域の森に結構な被害出ちゃったかぁ……予想外の手に対応があって遅れちゃったね、ボクもまだまだだね」

    >>156

    「キミが抱えることじゃない、ボクらはよくやったと思うよ?それに今回の作戦の軸はキミだ、そこは胸を張ってギルドに報告してね」

  • 161GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 23:49:54

    >>157

    そろそろどうぞ!

  • 162〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 23:50:34

    みんなの血と汗と努力をパワーに!


    >>145

    「……っと。感謝する」

    【地上に舞い戻って紅月の君が言う】

    「素晴らしい支援だ、流石だな」


    >>153>>154

    「討ったか……! くくく、皆のおかげだな!」

    「いや、誰もが素晴らしい働きをしてくれた。即席の一党とは思えんな」


    「しかし………まいったな。」

    「――あれはとても、我では分解しきれぬのではないか……?」

    「だいたいあんなもの、近づくだけで死にそうだぞ……」

    【事後処理の大変さにうめいている。これでも白騎士の作戦で拡散範囲を抑え、随分マシな結果なのが手に負えない】

  • 163別大陸の聖女◆gDgku.LVZk24/12/02(月) 23:51:05

    【鳥の声が、した】
    【場違いなほどに美しい囀りは、この場に現れた1人の女性の肩にとまった小鳥から発せられていた】

    「私達を助けてくれた地で、助けを求めていると聞きました……よろしければ、私にお任せください」
    【簡素な衣服を身にまとうその女性の周りが光で満ち溢れて見えた。
    その手が荒れ果てた地面に触れた瞬間、大地を覆う死の気配が薄れ、微かに小さな緑が芽を吹いた】

  • 164〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/02(月) 23:54:12

    >>156

    「いや、君は最大限被害の縮小に貢献した。」

    「湖から出さないという判断ができなければ……もちろん、被害はもっと外へ広がっていたし」

    「君の指揮で阻止できたが、あそこで空に飛ばれてたら、あの霊骸は空からばら撒かれていたろう。」

    【最後の霊骸をさして言う】


    「……そうなれば、もっと手が負えないことになっていたぞ?」

  • 165〈伴獣者〉24/12/02(月) 23:55:15

    >>163

    「あら?あらあら!誰かしら

    これって奇跡ってものよね?レウネシアかしら。でも見たことない服だし違うかもしれないわね?」


    【フレスヴェルグは死の風を送るのをやめ、ただ主人の目としてその御技を見守っている】

  • 166GM◆YJC.vXGK8Q24/12/02(月) 23:56:05

    >>159

    >>160

    >>164

    「私はパーティにおける私の役割を果たしただけですよ。

    私だけでは標的の討伐は不可能だったかもしれません…それほどまでの難敵でした。」


    あ、報告書は私がしっかり書いておくので追加のお仕事はありませんよ、と重くなりすぎないよう冗談交じりに付け加える。ただ、抱え込むわけではないが、湖に慣れ親しんで幼少期を過ごした彼にとって、故郷を思い起こさせる場所の荒れ果てた姿を見る目には哀しみが浮かんでいた。



    >>163

    白騎士「………!?」

    「これは……貴女が?不躾ながら貴女は一体…?」

  • 167〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o24/12/02(月) 23:57:33

    >>163

    「おんやぁ?このあたたかい雰囲気の力は……祈りや奇跡の力というものかな?もしかしてキミはレウネシアの聖女かい?」

    【自然を愛するものは誰であれ歓迎のスタイル】


    「もちろんここを元通りにできるのなら、キミに喜んでお願いするよ!ボクは森という場所が好きでね、虫がたくさんいるし」

  • 168別大陸の聖女◆gDgku.LVZk24/12/02(月) 23:57:49

    【こことは違う大陸において一種の世界の力の具現であるのがこの聖女だ。

    誰を傷つけることもできない代わりに、その手にはあらゆるものを癒す力が宿る。怪我や命だけではなく、歪んだ存在をあるべき姿へ戻し大地の循環を取り戻す】


    【本来もたらされない死によって歪んだ霊骸が、あるべき自然の中へ歪みを癒され溶けていく】

    【命の気配すら去った土地が息を吹き返し、死ではない静謐な冬の静けさが戻ってくる】

    【世界のあるべき、祝福された姿へ!!】


    >>165

    >>166

    「ここより遠い大陸、ソルフェールから来ました。

    名は……マリアと申します」

    【ぺこりと頭を下げた】

  • 169別大陸の聖女◆gDgku.LVZk24/12/03(火) 00:00:53

    ちなみにマリアさんの悩みはこの能力のせいでサラダが食べられないことだったりします(生野菜が蘇生しちゃうので)

    Qなんでここまで来たの
    A邪神討伐の恩義

  • 170〈伴獣者〉24/12/03(火) 00:02:28

    >>168

    「あらまあ、海の向こうから!

    すごいわね、冒険者ギルドの範囲を飛び越えちゃったわ!リーダーに自慢できるかしらね?」

    【すっごくはしゃいでいる】

    【本人はずっと遠くにいるので通信越しなんですけどね】


    >>169

    蘇生しちゃって食べられないの予想よりキッツい

  • 171〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/03(火) 00:03:07

    >>166

    「君……いや、言うまい……。」

    【気負いすぎるなよ、と言おうにも。その目を見れば、如何にこの地を思って戦ったのかがわかってしまった】


    「……くく、そうだな。私も報告書を溜めるのはやめておこうと思っていたところだ」

    「とても助かるよ……だが、手伝いくらいはするぞ? それも含めて戦いだからな」

    【冗談に応えてにやりと微笑んだ】


    >>163

    「………なんと。」

    「まさに奇跡か……美しい御業だ」

    【十字を切って祈る】

    >>168

    「緑の手……というやつか? これ程までの代物は見たことも聞いたこともないが。」

    「素晴らしいな。美しい手だ」

  • 172〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o24/12/03(火) 00:05:26

    すみませぬ、ここで落ちまする
    イベント参加できて楽しかったでござるよ〜!

  • 173液状種族◆0KposPJqrg24/12/03(火) 00:06:22

    >>156

    >>158

    【悲しげな群青色で佇む】



    >>163

    >>168

    「’‘#`驚嘆”“";+-何事™¿‘‘`」

    【びっくりしてやや黄色になる液状種族。

    テラフォーミング技術なども故郷にはあったとはいえ、

    これほどの速度の土地再生は分析では理解できない――まさしく奇跡というほかなかった】

  • 174液状種族◆0KposPJqrg24/12/03(火) 00:06:55

    >>172

    お疲れ様です!

  • 175〈伴獣者〉24/12/03(火) 00:08:15

    >>172

    お疲れ様ですー!

  • 176〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/03(火) 00:09:04

    >>168

    「おっと……挨拶まで先にさせてしまったな。」

    【マントを腕に絡めてボウ・アンド・スクレープの礼をする】

    「我が名はアウロラ・アートルム。〈紅月の君 -ブラッディ・ロード- 〉とも呼ばれている」

    「ありがとう、マリア。……困っていたのだ、本当に助かったよ。」

    【にこりと微笑んだ】

  • 177〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/03(火) 00:10:17

    >>169

    あーんして食べさせてあげたいね

    >>172

    おつかれさまです!

  • 178別大陸の聖女◆gDgku.LVZk24/12/03(火) 00:16:11

    >>167

    >>170

    >>171

    >>176

    「先に海を越え、助けてくださったのはここの方達だったのですよ

    私の力で、少しでも救えるのならこれくらいのことは苦ではありません」

    【湖面に触れれば濁った水が澄んでいく。冬に耐えようとする下生えが土を覆い、どこか遠くで獣の声がした】


    >>177

    それは通ったりしますね!

    恥ずかしがって拒否するかもしれませんが

  • 179別大陸の聖女◆gDgku.LVZk24/12/03(火) 00:17:23

    範囲がトンデモなさそうなのでこのスレの中では終わりませんが3日くらいで土地丸っと再生して別大陸に帰っていった……という感じです
    ロールとしてはほぼここで〆

  • 180GM◆YJC.vXGK8Q24/12/03(火) 00:22:10

    ─────霊骸。
    搾取され、消費され、抹殺された精霊たちの亡骸。
    終わることのない憎悪の結晶たる劇毒。
    その一欠片が冒険者たちの間を、北風に乗って通り過ぎていった。まるで千年前から止まっていた空気が、時間が、今漸く動き出したようだった。緩やかに広がっていく生命の芽吹きが、来たる冬の静けさに耐え、いつか来たる春の日差しを待っているようだった。淀む湖水に、星の光が透き通っていく。

    彼らがなぜ死したのか、千年前にはどんな過ちがあったのか、いずれとも知れない。
    ”穢湖のネフィリム”はかつて高位の精霊だったとも言うが、そのような存在があれほどまでに歪み、堕落し、憎悪を燃やしたのか、いずれにせよ知ることはもうできない。だが、概して深き慈愛こそが、深き憎悪の火種となるものだ。
    白騎士が風に運ばれた霊骸を掴む。触れる者すべてを穢すこの霊骸こそが、まさしくその摂理の証明となるのだろう。この一欠片は、かつてどのような存在だったのか。もう知ることはできない。

    だが。
    白騎士が霊骸を離す。否、”霊骸だったもの”を離す。
    残された手のひらには、穢れの一つもなかった。
    かつてを知ることはできず、かつてを変えることもできない。

    だが、これからを変えることは、きっとできる。
    唯の綺麗事、理想論、つけられる名前はいくらでもある。
    だからこそ、それでも、と。

  • 181GM◆YJC.vXGK8Q24/12/03(火) 00:22:27

    眩い光が冒険者たちを照らした。
    光源は湖の中央、ネフィリムを倒した、まさにその場所である。

    聳え立つ純白の光柱。
    だが、それは白騎士が展開した結界の塔ではない。
    高く、高く、天面と水面に輝く星々を抱くかのように枝葉を伸ばす、光輝く白亜の大樹であった。
    ゴツゴツとした表皮は生命力にあふれ、隙間や割れ目から黄金色の素肌と樹液が見えており、夜風が吹くごとに白く輝く葉が舞い落ちる。

    過去と憎悪という呪縛から解き放たれた湖の主は、いと高きに、さやさやと。

  • 182GM◆YJC.vXGK8Q24/12/03(火) 00:23:00

    【SS:湖光を穢すもの】
    完了

  • 183GM◆YJC.vXGK8Q24/12/03(火) 00:25:55

    ※これにてイベント完了です!
    12/2の完了を目指していましたが事実上の23分オーバー…無念…。

    長々とお付き合いいただきありがとうございました。
    なんとなくGMの感覚を取り戻せたような…気がします(巧拙は問うべからず)
    設定発案者様とイベント参加者一同方には改めて感謝を!

  • 184〈伴獣者〉24/12/03(火) 00:25:56

    お疲れ様でしたー
    これ規制に数人捕まってそうですな……

  • 185液状種族◆0KposPJqrg24/12/03(火) 00:27:30

    お疲れ様でした
    中盤が多分最大の見せ場

  • 186別大陸の聖女◆gDgku.LVZk24/12/03(火) 00:29:30

    わがままに付き合っていただきありがとうございましたー!
    ダンスレの聖女様たちはパワー型が多いので毛色が違うなって動かしてて思った

  • 187〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/03(火) 00:37:09

    >>178

    「ほう……それはなんと義理堅く、気高いことか。」

    「その者達にも感謝しなければならないな……このような素晴らしい縁を結んでくれたことに」


    >>180>>181

    「ん………これは」

    【眩しそうに目を細め、腕を翳して見る】

    「ははっ、もう日が上ったかと思ったよ」


    「………おお、これは……美しい。」

    「これが……いや、そうだな。新しい湖の主の姿か。」

    【ネフェリムとなった精霊の死を悼むように十字を切って祈る。】

    【そして、新たな主が今度こそ、末永く気高い姿のままあれるように。】


    【――この美しい光景が、遠い未来でも見られるようにと――……】

  • 188〈紅月の君〉◆BuOGBplkzY24/12/03(火) 00:45:23

    おつかれさまでした~!ありがとうございました!
    ずっとライフバーストで戦ってたなー……

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