- 1二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 21:54:24
- 2二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 21:54:36
- 3二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 21:56:28
保守出来なかった…悔しい…悔しい〜
立て直しありがとうスレ主 - 4二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 22:41:40
何度も来た先生の家。前までは先生に会えるとドキドキしていたが、今はそれどころではない。我慢できない…早く会いたい。とチャイムを鳴らすと扉が開く。先生の姿が見えた瞬間唇に向かってモモイの唇が一直線に走った。触れたと同時に腕を首の後ろに回した。
「んっ♥️んん♥️はぁっ♥️ん~♥️」
一心不乱で先生を食べるようにキスをするモモイ。まだ玄関に入ったばかりで扉はまだカギが閉まっていない。ただ1週間もお預けされた2人のキスはこの世界で1番幸せなキスをしている。
少しキスをしてから先生はズボンを下げて男性器を出し、モモイの下着をズラして膣内に挿入する
「~~~~~♥️きた♥️きたぁ♥️」
“ヤバい、トロトロすぎてもう出る“
「だして♥️おくにだして♥️」
「~~~~~♥️」
1週間の間、溜めていた精液を射精した先生は今までにないくらいの快感を感じていた。そして、モモイもお預けされた状態で射精されたので、溜まってた快感から解放された。
「フゥ♥️フゥ♥️」
“ハァ…ハァ…“
先生は少し戻った理性で扉のカギを閉めて、モモイと繋がったままベッドに向かった。移動してる時の振動でモモイは新たな快感を感じていた
- 5二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 23:41:13
正常位
ベッドにモモイを優しく下ろしてから先生もベッドに乗り、そのまま突き始めた。
「あっ♥️あっ♥️そこ♥️そこ♥️」
先生を離さないように足を背中に絡めるモモイ。片手は恋人繋ぎを、片手はお互いを抱き合い、キスをして射精した
交差位
絶頂した時に足の力が緩み、先生は体を起こし、モモイは体を横に向ける。先生はモモイの足を上げて腰を打ち付ける
「んっ♥️イク♥️イグ♥️」
モモイは海老反りになりながら射精され絶頂する
後背位
足を下ろし、入れた状態のまま四つ這いのモモイを覆い被さり、交尾を始める。モモイはシーツに口を埋めて脳が蕩けていくのを感じる
「ん~♥️ん~♥️ん~♥️」
先生はモモイのお腹を抱きつき、腰を固定して射精した
口戯
少し休憩するために仰向けになる先生。まだまだ反り勃つ男性器にモモイは近づきしゃぶり始める。しょっぱく変な味のするその性器を舐めたり咥えたり頬の裏で擦ったりする。突然頭を押さえつけられて喉に液体が当たる。頭の中ではそれが何かわからないが、本能でそれを吸い尽くす。喉に絡み付くが不思議と嫌な味ではなかった。
騎乗位
まだ仰向けの先生の上から男性器を挿入する。下から突き上げられる感覚が癖になったのか腰が止まらない。先生の手が腰に移り、そのまま下に押し付けられて射精される
- 6二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 23:46:06
保守せねば…守護らねば…
- 7二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 23:48:26
保守
- 8二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 23:49:09
10まで…
- 9二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 23:49:45
先モモの民として…今度こそ…
保守する… - 10二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 23:50:04
10!
- 11二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 23:58:16
- 12二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 00:09:03
「よし、かんせーい。あとはユウカにテストプレイをしてもらうよ」
ユズ「こ…今回のシナリオは、なんというかリアリティーがすごかったね」
ミドリ「私も先生と付き合っていたらこんな風に…ボソッ」
アリス「どうして、アリスにはテストプレイさせてくれなかったんですか?」
「アリスにはまだ早いからね、よし行くよー」
ユウカ「このゲームの発売は禁止」
「な、なんでよー」
ユウカ「ミレニアムでこんな…こんなふしだらな物を売ったら学校の名を傷つけるかもしれないからよ。売るなら学校名義で売らないように」
「そんなー」
アリス「アリスも買ってしたいです」
数年後、ゲーム開発部がゲーム会社を立ち上げ、TSCとこのゲームが大ヒットし、二大巨頭として会社の柱になるのは先の話である
4話、終わり
- 13二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 00:10:21
- 14二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 11:44:00
ほす
- 15二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 22:19:25
お腹を擦りながら私は朝食を作っている。ご飯も炊けてお味噌汁が出来上がる。自慢の卵焼きも完成し、先生を呼ぶ。シャツを着たいつも見ている先生が洗面所から出てくる。テーブルの上に配膳し「“いただきます“」の声と一緒に今日も始まる。ホカホカのご飯、ほぼ正四角形の豆腐と長ネギの味噌汁、フワフワの黄色の卵焼き、ブロックカリカリベーコン。我ながら今日は100点をあげたい出来である。先生の感想も“5つ星“、さすが私。そんな楽しい朝食に先生が口を開く
“本当にごめん“
「今回のは、私だって非があるよ。その…お互いに…昨日は…めちゃくちゃしてたし…」
30分前
「(お腹が重たい…腰も痛い…先生は起きてるのかな?)」
“ああああああ“
「どどどうしたの?そんな大きな声で」
“コンドームが減ってない…“
「え?どういうこと?」と言った後すぐに土下座をする先生
“本当に申し訳ない。昨夜、理性がなくなっていたとはいえ学生であるモモイに中…出しをしてしまった。モモイが卒業するまでその一線は越えないように心に誓ったのにそれを破ってしまった。本当に申し訳ない。“
と謝罪の言葉を受けて昨夜の行為を思い出し顔を真っ赤にするモモイ
「あ、あ、あれは事故と言うか。私もあんな提案をしてしまった責任もあるし、それに気持ちよかったし…。と、とりあえずご飯食べたらミレニアムに行ってユウカに相談しに行こうよ。前みたいに説教で終わるかもしれないしさ」
と言うことがあり、朝食を食べた後、少し足取りが重い状態でミレニアムに向かった
- 16二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 23:25:41
ミレニアム
正座して、ことの顛末を喋る2人
真っ赤になるユウカとノア
まず口を開いたのはユウカだった
ユウカ「はぁ…やってしまったわね。先生も大人なんですから、自覚を持ってください。そして、モモイ。あなた大丈夫なの?」
「え?何が?」
ユウカ「妊娠したら、育児に勉強に部活動とやらなきゃいけないことが増えるのよ。ただでさえ成績の悪いあなたにそんなことができるの?」
「や…やってみせるよ。大変かもしれないけ…。」
ノア「けど、モモイちゃん。妊娠して、お腹が大きくなったら学校に来ること困難になって、勉強に追い付けないことになるかもしれないよ」
「うっ…それは…」
“学業に関してはオンライン授業と私がなんとかする“
3人が先生を見る
ユウカ「1番の問題は先生なんですよ。生徒を妊娠したなんて。キヴォトス人が丈夫とは言え、妊娠は大変なことなんですよ。責任は取るつもりなんですよね?」
“もちろん、そのつもりでいるよ“
その言葉にモモイは顔を赤くしてうつ向く。言質を取ったとしてユウカとノアはアイコンタクトをする。
ユウカ「わかりました。ミレニアム総出で2人サポートするわ。」
「ユ…ユウカ」
ノア「先生、モモイちゃん、こちらができることサポートはしますが、あくまでサポートです。お2人が頑張らないといけませんよ」
“あ…ありがとう“
ユウカ「これも未来ある子供がしっかり育つためよ」
ノア「ユウカちゃんはあぁ言ってますが、お2人の妊娠が嬉しいんですよ」
ユウカ「ちょっとノア、いらないこと喋っているのよ」
「とりあえず」
“なんとかなったね、まだ妊娠が確定したか、わかってないけども“
「あれだけ先生の愛を受けたら妊娠しているよ、きっと」
その後、ミレニアム中にそのことが伝わり、祝福の音と脳破壊される音が混じってたそうな
- 17二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 23:35:55
脳破壊、ミレニアムだけで済むかな…!?
- 18二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 23:48:35
- 19二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 23:49:11
続きは明日書きます
- 20二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 11:18:16
ええやん
- 21二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 15:49:05
楽しみにしとるでぇ
- 22二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 21:25:32
“えっと…たしかここだよな“
スマホの画像と住所を何度も見直し、チャイムを鳴らす、鞄からカギを取りだし扉を開ける。奥から桃色のエプロンを着た彼女がやってきた
「おかえりなさい、ご飯にする?お風呂にする?それともわ・た・し?なーんてね。オッフ」
頬を指に当てて自分を選んでねと言わんばかりの笑顔の可愛さに思わず先生が抱きつく。
「息苦しいよ~」
本当は抱きつかれて堪らなく嬉しい。
“ただいま。ちょっと帰り道に迷って遅くなってごめんね。今日のご飯は何かな?“
「ハンバーグとミネストローネだよ。お外寒かったでしょ。温かいよ~。」
“ご馳走だね、早く食べたいよ“
玄関からリビングに移動してテーブルに着く。モモイがスープを運んで椅子に着き
「“いただきます“」と一緒にご飯を食べる。
今いるこの家はシャーレとミレニアムの中間の位置にある新居。ミレニアムからのお祝いとして送られた一軒家。中には冷蔵庫、洗濯機、エアコンの家電はゲヘナから、テーブルなどの家具はトリニティから、他にも各学園から色々と送られた。まだ先生とモモイの私物はまだ引っ越しできていない。
“ご馳走でした“
「お粗末様でした。先生、お風呂は沸いているよ。だから…一緒に…入らない?」
先生はすぐに服を脱ぎ、モモイの服を脱がし、お姫様抱っこして風呂場へ向かった
- 23二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 21:49:34
湯船に浸かって先生の背中をマジマジと見つめる
「(先生の背中、大きなぁ…そうだ)先生、背中流すよ」
“ありがとう、頼むよ“
タオルにシャンプーをかけて泡立てて、背中を洗う
「痒いところはありませんか~?」
“それは髪を洗う時に言うことだよ、いい力加減だよ“
「えへへ、お湯かけるよ~」
先生の背中にあった泡がすべて流された
“ありがとう、お返しにモモイの背中を洗うよ“
「え?べべ別に私は洗わなくていいよ。自分でできるし」
“いいや、洗ってやる“
と先生は力付くでモモイを座らせ、タオルにシャンプーをかけて泡立てた
“行くよ、モモイ“
その言葉と共にタオルがモモイの背中に接触する
「ひゃい!?」
背中にタオルが当たる感触に驚く
“力加減はいかがですか~?“
「だ…大丈夫…だよ…」
好きな人が背中を洗ってる。そのことだけでモモイの頭はいっぱいになる。いつも触れられているのにドキドキする。
“お湯をかけるよ~“
モモイの背中にあった泡が流されて、キレイな肌が出る。そして、一緒に湯船に浸かる、モモイの背中が先生の胸に当たる形で。それでモモイの腰に固い物が当たる。
「先生、興奮してるの?」
“大好きな彼女とお風呂に入れば、当然だよ。今にも爆発しそうな理性を抑えるのに必死だよ。“
「すぐに出る?」
“もうちょっとこのまま浸かって、体を温めないと風邪引くよ“
「それもそうだね」
“あとここから見るモモイの姿も絶景だし“
「~~~…変態…」
しっかり暖まってから2人はベッドへ
- 24二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 21:54:52
ブルアカマン美味しい
ハルカ、イズナ、コユキが当たった。
(雑談) - 25二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 22:40:51
裸で見つめ合う2人。モモイは仰向けになり、先生は四つん這い。お互いの片手を絡め合い、キスをする。
「んん♥️あん♥️ん~♥️ん~~~♥️」
愛し合うキス。先生の空いた片手がモモイの頬を触り、さらにキスが奥に深く、舌もさらに絡めた。
「ぷはー♥️」
先生のキスから解放されたモモイは幸せそうに蕩けていた。先生はさらに首にキスと甘噛みをする。
「んっ♥️んっ♥️」
くすぐった感覚に体が跳ねる。段々と首から下に落ちていき胸に行く。そして、乳首を舐められる。
「ひゃっ!?」
胸に水が触れる感触が来る。そして、吸われる
「先生、赤ちゃんみたい」
“母乳は出ないね“
「まだ早いよ、先生」
“モモイの母乳は飲んでみたいけどね“
「んも~変態♥️」
そのまま胸を吸う先生、頬に当ててた手を女性器に移す。モモイはやっと来たと身構える。モモイの予想通り先生の指は膣内に入り、弱点の付近で撫でられる。
「イけ…♥️ない…♥️なんで♥️そんなに焦らすの♥️」
“モモイが可愛いからイジめたくなるんだよ“
「お願い♥️イかせて♥️」
“お願いされたら断れないな“
今度はしっかりと弱点を責めてモモイを絶頂させた
- 26二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 23:24:50
- 27二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 23:40:45
- 28二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 23:50:33
- 29二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 23:53:52
- 30二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 01:47:18
保守
- 31二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 08:49:40
早めに保守
- 32二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 20:27:53
とある日のゲーム開発部部室
【得点は3-2 モモイ・ロックが優勢。9回裏ランナー二塁2アウトの状況でセンセーズ、ここで代打を登場です】
モモイ「何なのよ?このステータス。パワーAって」
先生“フフフ、これが私の秘密兵器だよ。“
モモイ「先生~ズルいよ~。みんな最高ランクがDのステータスなのに、この子だけAなんて~。」
【ピッチャー投げた】
先生“何を隠そう。その選手は彼女持ちでサクセスを走ったからね“
『ストライーク』【外角高め、バットに当たらない】
モモイ「しかし、どんな選手でも使い手が悪いと意味がない」
【ピッチャー投げた】
先生“くっ…“
『ストライーク』【低めいっぱい、手が出せない。追い込まれました】
モモイ「追い詰められたね、先生」
先生“まだ負けてない“と口は勢いがある。追い詰められたのか無意識に1つの願望を吐く“はぁ…現実でもこいつみたいに彼女が欲しいなぁ…“
【ピッチャー投げた】
モモイ「なら、私を彼女にして付き合ってみる?」(無意識)
『カキーン』
先生“いいね。モモイが彼女なら、毎日が楽しそうだな“(無意識)
【打球は大きく飛んで行ったー】
モモイ「え?」先生の方を振り向く
【入ったー。サヨナラ2ランホームラン】
先生“やったーーー“
ガッツポーズをする先生を見つめるモモイ。さっきの会話を思いだし、顔が熱くなって、急いで荷物を片付ける。
先生“よし、罰ゲーm…“
モモイ「ごめん先生用事を思い出したから帰るね」
先生“あっ、ちょっと“
勢いよく開く扉と飛び出すモモイ。遠くから「あっユズごめん」と声が聞こえる
ユズ「こ…こんにちは。モモイが走って行きましたけど、どうしたんですか?」
先生“私がゲームに勝って“ここでさっきの会話を思い出す。“しまった~…“と手の甲を額に当てて後悔する
心配するユズを先生は大丈夫と返すが心は穏やかではない - 33二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 20:54:04
急いで家に帰るなり、モモイは服も着替えず、ベッドにダイブ。赤い顔を枕に埋めて、恥ずかしさで行き場のないエネルギーを足をバタバタさせて発散させている。
モモイ(なんであんなことを言っちゃったんだろう…。先生もなんであんな返しをしたんだろう…。明日からどう先生と会えばいいの…)
穴があったら入りたい、今はその言葉が痛いほどわかるモモイは疲れて寝てしまった。
ミドリ「お姉ちゃん、先に帰るなら言ってよ。開けるよ。」
ドアが開く。制服のままベッドで寝ているモモイがいた
ミドリ「はぁ…お姉ちゃん、せめて制服は脱いで寝てよね」とユサユサ起こす
モモイ「あれ?ミドリ?おはよう?」
ミドリ「おはようじゃないよ。もう7時だよ」
モモイ「もうそんな時間、早くイベントを終わらせないと」ゲームを起動し、イベントを進める
ミドリ「珍しいね、お姉ちゃんが早く帰って寝てるなんて。」
モモイ「聞いてよ、ミd…(思い出す)ううん、なんでもない、なんでもないよ」
ミドリ「そう?もうすぐご飯だから服着替えてよね」
モモイ「う…うん…」
いつものように明るい返事をしない姉を不思議そうに感じなからがミドリは自分の部屋に行って着替えた
ご飯を食べ終えて風呂から上がってからモモイは思い出す。
モモイ(あっ、今夜発売の新作ゲームを先生と一緒にプレイしようと勝負を持ち込んだんだっけ…負けちゃったし今回は1人でやりますか)
と考えてスマホを開く。モモトークが1件入ったいた。先生からだ。慌ててモモトークを開くと
先生“罰ゲームは次、会った時に言うよ“
緊張感が抜けた。ゲーム中の会話、先生は覚えてないと判断し、安心しつつも、釈然としない自分がいる。「わかった」とだけ返信し、ゲームをする準備を始める。
- 34二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 21:29:46
次の日
今日はアリスが当番で不在だけど、ユウカから予算をちょこ~~~っとだけ貰えないか交渉しに行くゲーム開発部
セミナーに行くと先生がユウカとノアと一緒に喋っている。その時、モモイの胸がギスギスするような締め付けられるような感覚が走る。今まではこんなことがなかったにのと不思議に思う。先生がこちらに気付き、やってくる。先生が来る度に体が、顔が、心が熱くなる。
先生「やぁ、モモイ。昨日のはn…」
モモイ「ごごめん、お手洗いに行ってくる」
先生「あっ…」
モモイはダッシュでその場から逃げる
残された先生、ミドリ、ユズは逃げたモモイを見送る。その後、先生に問い詰めるミドリとユズとユウカを見守るノアがいた
モモイ「はぁ…」
トイレの洗面所の鏡を見る。まだ赤い顔の自分が写る。
モモイ(まだドキドキしてる…今まではこんなにドキドキしたことないのに…本当にどうしたんだろう…)
何度が顔を洗って冷やして戻る。しかし、先生の姿はどこにもいない。
モモイ「あれ?先生は?」
ミドリ「さっき帰ったよ。ミレニアムには書類の確認で来てたらしいし」
モモイ「そっかぁ…」
ユズ「それよりユウカに予算のことを」
ミドリ「そうだったね」
結果はいつもの通り貰えなかった
- 35二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 22:59:04
その日の夜
モモイ「本当にどうしちゃったんだろう、私。どうしよう、ミドリやユズ、アリスには相談できないし、先生は頼りにならないし…やっぱり…」
悩みながらその日は寝た
次の日
モモイ「ユウカぁ…いる?」
ノア「モモイちゃん、いらっしゃい。ユウカちゃんならいるよ」
セミナーに足を運ぶ。今日はミドリが当番でアリスは冒険、ユズはバイトで、部活は私しかいない。だからこの1人の時間に来たのだ、誰にも知られないように。
ユウカ「予算のことなら聞かないわよ」
モモイ「ち…違うよ。今回は相談があって来たの。」
ユウカ「あら、私に予算以外で相談するなんて明日は槍でも降るのかしら」
モモイ「こっちは本気なのに」
ユウカ「冗談よ、それで相談って何かしら?」
モモイ「これは私の友達の話なんだけど」
ユウカ(モモイの話ね)
ノア(モモイちゃんの話ね)
モモイ「最近、ある人と会うとドキドキして、話そうとしても顔が熱くなって逃げちゃって、けど、他の人と話す姿を見ると胸がザワザワするの。こんな気持ち初めてで。それでそれで。」
ユウカ「それは合理的に考えて」
ノア「きっとモモイちゃん…っの友達は、恋をしているんでしょうね」
モモイ「え?恋?」
ユウカ「そうよ。それ以外考えられないじゃない。」
モモイ「けど、え?えーーー、私が?」
ユウカ(私って言ったわね)
ノア(友達の話は完全に忘れてそうだね)
モモイは恥ずかしさなのか両手で顔を隠した
恋なんて恋愛ゲームでしかないものだと思っていた。それをまさか自分がするとはモモイ自身予想していなかったから。
- 36二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 23:23:33
少し、体が熱くなったから上着を脱いだモモイ
ノア「少し落ち着いた?」
差し出されたペットボトルの水を飲む
モモイ「ありがとうノア先輩、水が美味しい」
ユウカ「それでそのお友達さんは告白するのかしら?」
ノア(ユウカちゃん!?)
ユウカ(モモイが告白するか聞きたいじゃない、こんなモモイを見れるなんてもうないのかもしれないじゃない)
モモイ「それは…問題を解決してから告白すると思うよ。ユウカ、ノア先輩、今日は相談に乗ってくれてありがとう」
ユウカ「その問題と言うのはわからないけど、どういたしまして」
ノア「モモイちゃん、そのお友達さんに頑張れって伝えてね」
モモイ「うん」
モモイの足は来た時より軽やかになっていた。いつもの少女の横顔じゃなくて少し大人びた横顔になっていたのをユウカは見逃さなかった。
- 37二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 23:30:23
続きは明日
- 38二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 05:38:20
ほ
- 39二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 11:48:45
ほ
- 40二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 21:07:29
し
- 41二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 23:01:57
夜中、モモイは扉の前で2度3度深呼吸をする。今から妹のミドリから怒られる、いや殴られる覚悟で扉を開ける
モモイ「ミドリ、話があるの」
ミドリ「お姉ちゃんどうしたの?お小遣いの話なら聞かないよ」
モモイ「私ね、今、先生に恋してるの。」
ミドリ「………なんで私に言うの?」
視線をゲームからモモイに移る。その声から少し怒りが混じっているのがわかる。双子だし姉であるモモイはミドリが先生のことを好きなのは見ててわかっている。しかし、ミドリに隠して先生の恋心を抑えるなんて今のモモイには無理な話、ミドリを差し置いて告白するなんて心苦しい。だからこの姉妹の会話は完全にモモイの自己満足のための、ミドリに嫌われても先生と付き合いたいと言う覚悟の会話である。
モモイ「だってミドリも先生のことが好きなんだよね。だから私は正々堂々と宣戦布告をしに来たの。」
ミドリ「正々堂々?宣戦布告?なにそれ…私に勝つ気でいるの?」
モモイ「ちがっ…」
ミドリ「私はお姉ちゃんより先に先生を好きになって、今までアプローチもかけて、好きになって貰うように努力してるんだよ。昨日今日、恋を自覚したお姉ちゃんに負けるつもりはないの。それにゲーマーなら不意打ちだったり先手を打ったり、相手を出し抜くことに卑怯もクソもないんだよ。それもしないなんてお姉ちゃん、ゲーマー失格だよ。」
モモイ「………っ」
何も言い返せない。恋をして争奪戦ともなれば勝つのはたったの1人。そこに出し抜くことに卑怯なことをしてでも付き合った人間が勝者である。正々堂々なんて甘えた考えである。ただ、姉として、妹が好きだからこそ妹とは醜い争いをしたくないと心の中で思っていたのである。
モモイ「私だってこれからアプローチをかけてガンガン好感度を上げていくつもりだよ。」
ミドリ「その楽観的な考えが甘いって言っているの。それに好感度なら積み上げた私の方が高いから。」
モモイ「絶対に追い抜くもん。」
ミドリ「もう追い抜いてるくせに…ボソッ」
ミドリが小声で何か言ったがモモイには聞こえなかった。
ミドリ「出ていって。もう寝る。今日は顔も見たくない。」
枕を投げられる。やっぱり言わない方がよかったのかなって後悔をしつつ、モモイは自分の部屋に戻る。明日はシャーレの当番だから少し早く寝た。
- 42二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 23:31:30
シャーレ、朝日が差し込み始めた時間帯に扉が開く。珍しい生徒がやってきた
ミドリ「先生、おはようございます」
先生“ミドリ、おはよう。早いね。けど、当番じゃないよね?昨日、いたし。“
ミドリ「当番じゃなくて、用事があって来ました。」
先生“?“
ミドリ「先生。私、先生のことが好きです。先生としてではなく、男性として、お付き合いしたいと思っています。」
生徒からの唐突な告白。さっきまで仮眠してて脳がまだ寝ぼけていたが、目を覚ました。しかし、答えは1つしかない。
先生“ごm…“
急に口を遮られる。ミドリの手が先生の返事を邪魔した。
ミドリ「返事は、わかっています。いつも先生を見てましたから。先生はいつもその人をことを視線で追って、その人と話す時だけ嬉しそうにして…その人といる時の笑顔は…すごく…すごく…」
段々と涙声になり、床に水が落ちる音がする。ミドリは先生が無意識に向けてたある人への気持ちを言葉にしていった。少し時間が経ち、泣き止んだミドリは手を放した。
先生“ごめん、ミドリ。“
ミドリ「謝らなくていいんですよ、先生。これは私にとってはケジメですから。それに先生。」
先生“はい“
ミドリ「どうか、先生と生徒だから付き合えないだけはやめてください。キヴォトスではOKなんですから…だから…先生自身の気持ちで素直に答えてあげてください」
そう言った少女はまだ赤い目のまま、帰っていった。
先生“私自身の気持ちか…“
先生は今までのことを振り返り、好意を向けている相手を考えると1人しかいなく、決意を固める
- 43二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 01:18:39
朝、シャーレに向かうモモイ
玄関にミドリが待っていた
モモイ「ミ…ミドリ…」
ミドリ「しっかりケジメをつけてきたよ」
目を赤くしたミドリの顔は清々しかった
モモイ「それって…」
ミドリ「うん、振られた。けど、スッキリしたよ。恋して良かったって今は思っているよ。昨日はごめんね、お姉ちゃん、ヒドイことを言って。」
モモイ「ううん、私もごめんね、いきなりあんなことを言って。」
ミドリ「今度はお姉ちゃんが頑張ってね。私は今日、学校を休むから。」
そう言ったミドリの背中はいつもより大きくなった気がした。
そして、部屋の扉の前に立つ。妹とから背中を押されたモモイは決意して扉を開ける。が、目の前にあるのは書類の山
先生“やっと来た。助けてくれ~“
情けない声に少し気が抜けるが、目の前の書類を整理していく。しかし、減っては増え、減っては増えの書類と戦いながら夕方になる。
先生“一段落着いた~、ありがとう、モモイ。“
モモイ「このお礼は高く付くよ~。」
いつものように話をするが、思い出す。今日、先生に自身の気持ちを吐くとことを。急に体温が上がる。鼓動が早くなる。昂る自身の感情を制御できなくて、モモイは荷物をまとめて逃げ出す。
- 44二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 02:02:18
逃げ出すモモイよりことを見越して先生はモモイの手を掴む。
先生“待って“
モモイ「え?先生?手?」
驚く、先生と捕まれる手を交互に見る。今、この場から逃げたいモモイとモモイと話がしたい先生が戦う。
モモイ「離して」
先生“離さない。そうだ、罰ゲーム。逃げるな。“
モモイ「え?今なんで、そんなことを。」
先生“罰ゲームは守らないとな。“
モモイ「うっ…くっ…」
先生“これでようやく話ができる。本当は違うことに使う予定だったんだけどな、罰ゲーム…。“
モモイ「できるだけ早く終わらせてね。」
先生“この後、用事があるの?“
モモイ「いや…ないけど…」
顔を俯いて、もじもじするモモイ。その姿をいとおしいと思った先生は自身の気持ちが正解だと気付いた。
先生“モモイ、聞いてくれ。私は先生だ。生徒と付き合うことはいけないと考えている。しかし、先生ではなく、1人の男性として言うよ。私は…“
何かが先生の口を遮る。感触から手である。
モモイ「ごめん。その先は私から言わせて。先生…私は先生のことが好き。大好き。だから、私と付き合って。」
先生はモモイの手を握って口に当てられた手を退かして、口を開く。
先生“もちろん、よろしくお願いします。“
- 45二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 02:32:21
シャーレのオフィスで先生とモモイは夕日が落ちる間際にキスをする。
モモイ「えへへ…」
先生“キスってこんなにも照れ臭いんだね“
モモイ「先生も大人なのに知らないこともあるんだね」
先生“私も知らないことはたくさんあるよ。だから、これから一緒に色々と知っていこうよ。“
モモイ「うん」
その後
再びミドリの扉の前で2度3度深呼吸をする。そして、扉を開ける
モモイ「ミドリ…」
ミドリ「お姉ちゃん、その顔は成功したんだね。」
モモイ「うん…」
ミドリ「おめでとう。」
そういうミドリの目は赤かった。涙の後もあった。
モモイ「ミドリ…大丈夫?」
ミドリ「大丈夫…じゃないけど、明日からは学校に行けるよ。」
モモイ「ご…」
ミドリ「謝るなら先生と別れてよ。私に悪いと思うなら、先生と幸せになってよ。」
モモイ「…わかった。見ててね、絶対にハッピーエンドにして見せるから」
0話、終わり
- 46二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 02:40:10
- 47二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 11:16:33
ほ