- 1ヨーカイブ24/12/03(火) 22:06:38
おれ、番場 伴(ばんば ばん)!久慈桐小学校の5年生!
ある日おれは裏山で傷ついた変な生き物……「ヨーカイ」の「オニマル」と出会ったんだ!
力を奪われて弱くなったっていうオニマルを家で保護してたんだけど、ある日別のヨーカイが
おれの友達を襲おうとしてたんだ!
オニマルはそれを止めようとして、おれは体が震えて何も出来なかった……!
でも弱くなったって立ち向かうオニマルの姿を見て、おれも何かしなくちゃって思ったんだ!
その時、おれの手に「赤いヨーカイブ」が現れた!ヨーカイの情報を書き換える事が出来る
ヨーカイブの力で、オニマルは少しだけ力を取り戻して悪いヨーカイをやっつけてくれたんだ!
おれとオニマルは、その日から最高の相棒になった!
オニマルが言うには悪い奴らがこの街で何かをしでかそうとしてるらしい!
そんなこと、おれとオニマルが絶対にさせないぜ!いくぜぇオニマル!
改異!!変妖!! - 2ヨーカイブ24/12/03(火) 22:07:19
- 3ヨーカイブ24/12/03(火) 22:07:52
- 4ヨーカイブ24/12/03(火) 22:08:14
【護法鬼神 忠満】
エロガキくんの先祖に調伏された鬼神です。元々は一般的な「鬼」のイメージに近い醜怪な姿でしたが、
調伏された事と人に寄り添い生きて来たせいで豊満な美女の姿を取っています。
エロガキくんの先祖に頼まれ「次のヨーカイブの持ち主になる子を護る」という契約の下、エロガキくんを
守護しに顕現しましたがあまりにムッチムチのドスケベボディでエロガキくんの性欲を刺激しまくってしまい
孫のような感覚でスキンシップ多めに絡んで来るせいでついにエロガキ性欲を爆発させた張本人です。彼女を
改変してエロエロな側面を追加してしまった事でエロガキくんの箍がぶっ壊れてしまいました。
自分の事を「婆」と呼ぶなど見た目ではなく実年齢そのものが自己認識になっていますが、エロガキくんに
熱烈ラブコール(&変態エロ改造)を受けて段々その気になって来ています。立派な男児に育てるという事で
厳しく接する事もありますが、基本的にエロガキくんへ甘すぎるデカ乳デカ尻ムッチムチ鬼BBAです。
- 5ヨーカイブ24/12/03(火) 22:08:34
【色情仙狸 タマ賭けの色災】
エロガキくんのヨーカイブへ2番目に登録された猫又です。忠満を「姐さん」と呼ぶ古い付き合いのヨーカイで
人を揶揄う事や性交に楽しみを見出しているので人の姿を取っています。
享楽的で刹那的、楽しければそれでヨシ、金も暴力もSEXも好きという筋金入りのロクデナシです。その上、
数多の子供たちをこさえて一族で賭場を経営してもいます。ある事情から彼女の住処近くまでやって来た忠満と
エロガキくんに目を付けてちょっかいを掛けた結果、ヨーカイブを持つエロガキくんを使って遊ぼうと企みます。
ですがその企みのせいで挑発し続けたエロガキくんに先手を打たれ未知の快楽に性癖を歪ませられてしまいます。
思いついた事を即実行、若しくはその為の計画を進行させるので油断のならないヨーカイですが、ド変態な
性癖を植え付けられてしまったのでその快楽には逆らえなくなってしまっています。何なら失敗してお仕置きを
受ける事を楽しんでいる節まであるドM貧乳デカケツ褐色ザコ雌猫です。
- 6ヨーカイブ24/12/03(火) 22:08:47
【育ちすぎた花子さん】
エロガキくんのヨーカイブへ3番目に登録されたトイレの花子さんです。元々悪い奴らに利用されて暴走し、
学校を異界化させてしまったところオニマルたちへボコボコにされた後、エロガキくんたちに回収されました。
「特別になりたい」という願いから悪い奴らの力を借りてしまった結果、女児の姿である筈の花子さんとして
の姿が大きく歪んで身体だけ爆発的な成長を遂げてしまいました。ですがトイレの花子さんである事実だけは
確かなので基本的に女児服の姿で固定されてしまっています。元に戻りたいと口では嘆いてはいますが暴走した
時のエナジードレインで知ってしまった「男児の精力」に魅力を感じ、エロガキくんと他のヨーカイたちの情事を
覗いては自慰に耽っていた事を知られ、エロガキくんに性欲を解き放つようにされてしまいました。
基本的には常識人、小市民的な価値観を持ち人間で言えば高校生~大学生程度が取るような態度をしがちです。
お陰で長年生きて来た灰汁の強いほかヨーカイたちから(主に色災から)揶揄われる事もしばしばありますが、
エロくされた事には開き直って順応が早い才能が光るムッチムチうわキツ衣装臭いフェチスケベ女です。
- 7ヨーカイブ24/12/03(火) 22:09:00
【佐鳥 心】
母親が居らず、父親も仕事であまり家に居ないエロガキくんのお世話をしているメイドさんです。その正体は
心を読むヨーカイ「サトリ」で、人に紛れている時にエロガキくんの心を読んだせいでエロ汚染を受けました。
元々は人の世の中に溶け込んで生きるヨーカイでしたが、ある時に街中でエロガキくんの思考を読んでしまい、
エロガキくんの中に眠っていた力を揺り動かしてしまいます。エロガキくんの性欲に影響されてしまった彼女は
エロガキくんをより立派なエロガキ、ヤリチン小僧にしようとエロガキくんの家に家政婦として潜り込みつつ、
父親の居ない時はエロメイド衣装などで性欲を煽り散らかしていました。エロガキくんが忠満でDTを捨てて
箍が外れた事を嬉しく思いつつ、自身もついにお触り本番も解禁しました。ヨーカイブ登録はされていません。
真顔でエロガキくんの性欲暴走を褒めたりする碌でもないメイドさんです。ヨーカイとしての種族に関係なく
努力で家事全般をマスターした努力家でもありますが、その根本が身近でエロガキくんの性欲を感じる為という
- 8ヨーカイブ24/12/03(火) 22:09:49
- 9ヨーカイブ24/12/03(火) 22:12:34
- 10二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 22:13:53
初めて見たけど圧倒的なまでの【癖】を感じる絵柄…好きだ!
- 11ヨーカイブ24/12/03(火) 22:14:13
- 12ヨーカイブ24/12/03(火) 22:14:51
というわけで落ちてしまっていたので建て直しました。またよろしくお願いします。
- 13ヨーカイブ24/12/03(火) 22:25:01
ありがとうございます。元々性癖が尖ったタイプなのでこういう感じの絵ばっかり描いてます。
- 14二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 00:34:19
このレスは削除されています
- 15二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 09:16:26
このレスは削除されています
- 16二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 20:22:59
このレスは削除されています
- 17ヨーカイブ24/12/04(水) 21:00:36
ただいま帰りました。
- 18ヨーカイブ24/12/04(水) 22:15:19
よし、ちょっとお話やります。
- 19ヨーカイブ24/12/04(水) 22:21:26
「……デカチンの家、デカくね?」
【そ、そう?】
「いや絶対デカいってコレ。おまえお金持ちだったんかよ……」
【ぼくじゃなくてお父さんがだけど……】
そうしてその日はやって来ました。お友達が来る日です。
面々は大島くんを筆頭に三、四人。最近は逞しくなって来たエロガキくんを認めて仲が深くなって来た面々です。
そしてその中には……
「うおー!すごいぜ出賀!庭がひろいぜ!」
【あはは、ありがとう番場くん】
赤いヨーカイブの持ち主、番場 伴も居ました。
熱血直情友情に厚いという感じに燃え上がる少年ハートな番場くんですが、実のところ純粋な友達として一緒に
やって来たわけではありません。
(……なぁ、オニマルゥ。正直に言った方が……)
(ならぬで御座る、伴殿。下手に拙者の存在を明かさぬ方が出賀殿の安全に繋がり申す)
(いや、でもさぁ……騙してるみたいでやだよぉ、おれ……)
(我慢めされよ。これも出賀殿の安全の為に御座る)
ヨーカイブ越しに番場くんとその『式』……ヨーカイ『オニマル』が会話を繰り広げます。
彼らがエロガキくんの家にやって来たのは他でもありません、オニマルが感知した「ズバ抜けた霊力の持ち主」たる
エロガキくんを見極める為にやって来たのです。
(あの霊力、この屋敷の大きさ。やはり……)
(なんか昔っからでっかい家だったらしいよ)
(ならばやはり、彼の出賀法師の末裔である可能性が高いようで御座るな)
(だれ?オニマルの知り合い?) - 20ヨーカイブ24/12/04(水) 22:37:22
(知り合い、というには縁遠く。知り合いの主、というのが正しいで御座ろう)
(ふーん……よく分かんねぇけど知り合いの知り合いなわけだ)
(その覚え方で相違なく)
こそこそと話し合う番場くんとオニマル、屋敷のデカさに圧倒される大島くんと他の友達たちを他所に、
エロガキくんはつかつかと敷かれた石畳の上を歩き、玄関へと辿り着きます。そしてその指がインターホンを
鳴らすよりも先にドアが開きました。
「お帰りなさいませ、坊ちゃま」
【……あ、ただいま。佐鳥さん】
ドアを開けたのは……メイド。かっちりとしたロングスカート、清潔な白いエプロン、ホワイトプリム。
赤みがかった髪の毛を後頭部でまとめたその女性は、紛う事無く……
「め、メイド……!?」
「金持ちの家ってホントにメイド居るんだ……」
【えっと、うちのお手伝いの佐鳥 心さん。ご飯とか作ってくれたり掃除してくれるんだ】
「いらっしゃいませ、お友達の皆さま。私、佐鳥 心と申します」
以後、お見知りおきを。
見事なカーテシーを繰り出す佐鳥は何時ものエロメイド姿ではなく、シンプルなクラシックメイドスタイルです。
ぶっちゃけエロメイドじゃなくても普通にメイドが家に居るのはインパクトしかないのですが……
「ちなみにこの格好は趣味です。我流メイドです」
「メイドって我流とかあるんだ……」
「はい、専門学校で学んだ真・メイドも居ます」
「そうなの!?」
何処まで本気なのか分からない無表情で小学生に応対する佐鳥にエロガキくんは苦笑いを浮かべる他ありません。 - 21ヨーカイブ24/12/04(水) 23:09:57
(……何か、妙な違和感が……)
(どうしたオニマル。もしかしてあの佐鳥って人は我流メイドじゃなくて真・メイドなのか?)
(いやそういうのではなく……むむむ)
佐鳥の雰囲気に違和感を覚えるオニマルですが、伴くんの的外れな問い掛けに毒気を抜かれます。
さりとて無視するにも覚えた違和感は無視できないものだと悩むオニマルですが
「――――佐鳥よ。坊のお友達が来たようだの」
その意識に被せるように声が飛んで来ます。
佐鳥の背後から姿を現したのは、〇学生たちには高身長に見える佐鳥よりも更に高身長の女性。
「おやおや、元気そうな子らであるの。良き哉、良き哉。よう来たの」
切り揃えられた前髪、赤いアイシャドウと口紅、ノースリーブの縦セーターとピチリとしたパンツルック。
そして暴力的なまでの肉感を主張する巨大な胸と尻、それに反して引き締まった腹。
「儂は――――忠満。坊の……まぁ、叔母と思うておくれ」
その頭部には角は見当たらず……妙齢の女性そのものな姿。人にしか見えない忠満の姿が、そこにありました。
にこりと微笑む忠満の様子に〇学生たちは一瞬呆けたような顔で見つめ、俄かにその頬を染めます。
「あ、えっと……こ、こんにちわ!」
「おお、元気な挨拶だの。善い、元気な挨拶が出来る子は好きであるぞ」
「こ、こんにちわぁ!」
「うむうむ、元気で宜しい。さぁさ、中に入るとしようかの」
小学生たちのそれぞれの反応に笑みを見せながら楽しそうに頷く忠満の前に、ずいとエロガキくんが進み出ます。 - 22ヨーカイブ24/12/04(水) 23:29:06
【ただいま、忠満さん】
「……ふふ」
ジッと忠満を見てその言葉を放つエロガキくん。その視線から感じ取った感情に忠満は何かこそばゆい感覚を覚え、
思わず笑みが零れます。
そして頬を一度撫でつつ、頭の上に手を置いてエロガキくんを撫で回し、
「……おかえり、鎮(しずめ)坊」
特別な感情を籠めてその名を呼びました。
ただそれは普通の子供たちには少々理解し辛いもので、何か間があったなという程度で流されます。
「……おっと!邪魔になってしまうの!すまぬな、今退く故!」
ひょいと身を避けた忠満の言葉にぞろぞろと中に入っていく子供たちですが、ただ一人足を止める友達が居ます。
「……えっと」
伴くんです。もっと言えば、止まったのは彼の意思ではなく。
『……忠満公。やはり彼は出賀法師の子孫で御座るか』
オニマルの意思です。ヨーカイブの中から自身を射抜くような視線を感じた忠満は、俄かにヨーカイとしての気配を
解き放ち、先ほどの笑みとは異なるやや好戦的な笑みを浮かべました。
「……久方だの、応仁丸(おうにんまる)。随分可愛らしい気配をさせておるわ」
『貴殿はかつてと変わりなき御様子。何故、今蘇られた』
「カカ……ヨーカイブの出現は騒乱の先触れよ。坊を護る為、古き契約に従い蘇って参った」 - 23ヨーカイブ24/12/04(水) 23:30:12
というあたりで本日はおしまいとなります。また明日よろしくお願いします。
- 24二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 23:40:16
お疲れ様です
- 25二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 09:28:41
このレスは削除されています
- 26二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 17:56:02
保守
- 27ヨーカイブ24/12/05(木) 19:35:15
ただいま帰りました。
- 28二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 20:01:48
おかえりなさい
- 29二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 20:26:17
おかえりー
- 30ヨーカイブ24/12/05(木) 23:02:16
よし、ちょっとやります
- 31ヨーカイブ24/12/05(木) 23:14:01
「え!?おばさんヨーカイブ知って……」
「しぃー……」
思わず声を出した番場くんに向けて唇に指を充て「静かに」というジェスチャーをする忠満。
先に入った子供たちは何事だろうかと中から顔を出して来ます。
「どしたん?ばんちゃん」
「え!?あ、いや、えっと」
「ああ。この子の親戚と顔見知りでの、もしやと聞いたらその通りだった故に驚いたのよ」
【世間は狭いよね】
「皆様、おやつを用意致しましたのでご賞味くださいませ」
焦る番場くんに合わせるように忠満が仮の事情を話し、エロガキくんがそれに合わせます。
ふーん、といった顔をする子供たちに佐鳥がお菓子の存在をちらつかせ、奥へと連れていきます。
一山超えた事で思わず息を吐く番場くん。オニマルと忠満の会話は続きます。
『……事態の解決には』
「動かぬ。儂の第一目標は坊の安全、鉄火場に突っ込ませる気はない」
『御座ろうな』
きっぱりとした忠満の物言いに、オニマルは納得したようにヨーカイブの中で頷きます。
しかしそれに反して狼狽えるのが番場くんです。彼は正義感の強い少年、断られる理由が分かりません。
「え……で、でもこの街の危機なんだぜ?」
「カカカ、良き心がけよの。だが儂は坊の保護者を自認しておる」
子を鉄火場に突っ込ませる親などおるまいよ。
静かにそう言う忠満からは只ならぬ気配が溢れ、思わず番場くんも一歩退きます。そしてチラッと
エロガキくんを見やりますが、エロガキくんは困ったように首を振るばかり。 - 32ヨーカイブ24/12/05(木) 23:39:11
【ぼくはその、番場くんみたいにやる気は……うん】
「そもそもぞ」
ぱん、と軽く手を打って忠満が音を鳴らします。
・・・・・・・・・・・・・・
「坊はヨーカイブを持っておらぬ」
忠満は平然と虚偽を口にしました。厄介事は避けるに限るというように、エロガキくんがヨーカイブの
持ち主である事を隠します。
「持つ者と持たぬ者の差は大きい。儂や他にもヨーカイがこの屋敷には居るが、あくまで古い盟約よ」
「……ヨーカイブってそんなにすごいもんなの」
『何度も言っているで御座ろう。ヨーカイブの力は、大きい』
【……】
エロガキくんはだんまりです。口を開けば何か言ってしまいそうなので。
「まぁ、なに。出来得る限りの協力はするとも……ほれ、汝らも出会ったのであろ?」
『!』
「あ、あいつ知ってんの!?」
「全てではないがの……まずは落ち着きなさい」
青いヨーカイブの持ち主に。
その言葉に、オニマルと番場くんは顕著に反応します。忠満は興奮する番場くんを抑え、こほんと咳払い。
そして三つ指を立てます。
「儂らが集めた情報は三つ」
(まぁ我々と言うか色災様のネコ情報網によるものですが)
普段はふらふらしている色災ですが、お仕事はしているのです。 - 33ヨーカイブ24/12/05(木) 23:40:15
今日は短いですがここまでです。
青いヨーカイブ、相棒は河童か青鬼か - 34二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 23:57:28
乙
- 35二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 10:26:47
このレスは削除されています
- 36ヨーカイブ24/12/06(金) 19:45:30
ただいま帰りました。
- 37二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 23:51:54
お疲れ様です
- 38二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 09:02:00
保守
- 39ヨーカイブ24/12/07(土) 09:54:21
おはようございます
- 40二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 18:30:47
おかえりー
- 41ヨーカイブ24/12/08(日) 00:03:37
- 42二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 09:46:33
服がいい感じにかわいい
- 43二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 17:37:51
胸がお皿乗せられそう
- 44ヨーカイブ24/12/08(日) 20:40:34
よし、少しやります
- 45ヨーカイブ24/12/08(日) 20:53:36
「まず一つ――――『青いヨーカイブ』の持ち主は少なくとも4体以上のヨーカイを有する」
「4体……」
「うむ」
番場くんの呟くような言葉に相槌を打ち、忠満は指を4つ立てます。
「汝がオニマル以外に如何なるヨーカイたちを従えているかは知らぬが、頭数は同等以上が望ましいの」
やりあうのであろ?
そう問う忠満の言葉に、番場くんはこくりと頷きます。少年漫画的なライバルとの激突があり番場くんは
敗北していたりするのですが、それはまた別の話。
「アイツは……あいつは戦うのは自分一人で良いって言ってた。でも」
「納得出来ぬか?」
「当ったり前だろ!?アイツだけに戦わせて、おれは何もしないなんて納得できないっ!」
『うむ。拙者も下に見られ続けるは不満故』
オニマルのその言葉に、忠満はくつくつと喉奥で笑いを漏らします。その笑いはオニマルにとって不快で、
ヨーカイブの中で不機嫌そうな声を上げます。
『何か、忠満公』
「いやぁ、未だ若いと思うての。結構結構、負けん気は良し……それほど蛟(みずち)に負けたが不快か」
『負けて喜ぶ者が何処に在るというので御座るか』
「カカカ、居るには居るものぞ。今は関係無いがの」
【(みずちってなんだろ……)】
エロガキくんは忠満の言葉に小首を傾げますが、今は聞くべきことでもなさそうなので内心に留めます。
その後、忠満は「青いヨーカイブ」の持ち主が何処に住んでいるか、そしてその名前を明かします。
「……賢木 勉(さかき つとむ)……!」 - 46ヨーカイブ24/12/08(日) 21:26:03
「うむ……まぁ、儂らが明かせる情報はこの程度よ」
「……ありがとう!鬼のおばさん!」
力強く言う番場くんの姿に、忠満は笑います。
「カカカ、構わん構わん!まぁ儂はどちらかと言うと「おばあさん」だがの!」
「え、じゃあそっちの方が……」
「儂は良いが、一般的な女子(おなご)は年若く見られたいもの。初対面は『お姉さん』と言うておけ」
「そ、そうなの……?」
【そうだよ、女の人は若く見られたいんだから】
「そっかぁ……」
すいと主張して来たエロガキくんを、番場くんは何処か大人を見るような妙な尊敬の視線を見せます。
何というか主張に妙な地震があるというか、確信めいたものを感じます。
「おーい、何してんだよー!」
「お前ら揃わないとお菓子とかくえないだろー!」
「あ、わ、悪ぃ!今いくよ!」
【ごめーん!】
会話が一段落した時を見計らったように、大島くんと他の友達が二人が来ない事にぶーぶーと不満を漏らします。
忠満は駆け出していく二人の後ろ姿を見て朗らかに微笑み、手を振ります。
「……こうして見れば、普通の子供だというにの……」
脳裏に思い浮かぶあれやこれや、あられもない自分の姿と必死に腰を振るエロガキくん。
(……くふぅ……❤)
それに熱を帯びてしまう自分が、それだけエロガキくんに染め上げられているのだと忠満は頬を染めるのでした。 - 47二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 00:34:45
このレスは削除されています
- 48二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 11:35:31
その言い方だとゾンビっぽい
- 49二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 17:17:24
あ、誤変換した(笑)
でも可愛いよねこの子 - 50ヨーカイブ24/12/09(月) 19:33:51
ただいま帰りました。
- 51ヨーカイブ24/12/09(月) 23:53:05
ちょびっと進めます
- 52ヨーカイブ24/12/09(月) 23:53:31
「ほんじゃなー!おじゃましましたー!」
「また明日ー!」
【うん、また明日ー!!】
さて。
日は傾いて夕暮れ時。烏が鳴くから帰りましょというのは古い歌ですが、どうあれ遅くまで遊び過ぎるのも
健全ではありません。
そして彼らを家路へと向かわせたのは忠満です。
『遅くなる前に変えるが良いぞ。黄昏時には魔が差すからの』
子供たちを促す忠満の言葉は大人が「危なくなる前に帰りなさい」という時のような言い回しですが、ここ
最近ではシャレになりません。ヤンチャな子供たちはまだ遊びたいとぶー垂れるものですが、そこはそれ。
忠満は結構な大ヨーカイ。そこらの子供に威圧を向ければ逆らえたものではありません。
そんな感じに子供たちは家路に着きますが、最後に番場くんが残っています。
『忠満公』
「ん、何ぞ?」
ヨーカイブから聞こえるオニマルの声に忠満は眉根を寄せます。声音は真面目、茶化した気配は無しです。
『貴殿が関わらぬと決めたのならそれも良し。出賀殿を護るがよかろう』
「言われずとも」
『であるが、貴殿を恨むヨーカイは少なくない』
【え、そうなの?】
オニマルの言葉に意外そうな声音でエロガキくんが忠満を見上げます。忠満はその視線を受け、むむむ、と
小さく唸って頬を掻きます。
彼女は出賀の祖先に調伏されて以来、人の味方です。その最中、多くの人を襲うヨーカイを叩きのめした
実績があるのです。その中には逃げおおせ、力を蓄えていた者も居るのです。 - 53ヨーカイブ24/12/10(火) 00:22:31
「ま……正義の味方は敵が多いという事よなぁ」
『特に』
『澱みの嘴』には気を付けると良かろう。
オニマルはそれだけ告げると用は終わったという風に番場くんを急かし、その場を去ります。
「……奴か……」
忠満の眉間に皺が寄り、人の姿では隠していた牙と角が目立ち始めます。それはエロガキくんが見た事の
ない、敵意を完全に剥き出しにした忠満の表情です。
【……ぉ……】
「ん、あ、ああすまぬな坊。怖かったかの?」
【え、あ、ううん。だいじょうぶ】
「本当かや?」
【うん、本当だよ】
自分を見て目を丸くするエロガキくんの様子に忠満は慌てて気を落ち着かせ、笑みを見せます。
エロガキくんを叱ったりする事は数あれど、彼の前では所謂「殺気」と言うようなものを出さないように
心掛けていた忠満です。恐れられなかったかと心配になりますが、エロガキくんは言葉通りに平気そうです。
寧ろ、何か嬉しそうな様子ですらあります。
「……何か嬉しそうだの?」
【ん?んーふふ、そうかな?】
「そうだとも。何がそんなに嬉しいのだ?」
【えへへ、だって――――】
バチン。
エロガキくんが言葉を言い切る前に、青い雷光が彼の周囲を護る様に奔ります。
その出所は忠満です。夕暮れ時、日が沈む赤い景色は知らぬ間に深い深い黒色に……宵闇に包まれていました。 - 54ヨーカイブ24/12/10(火) 00:33:46
余りに早すぎる落陽。時間の経過?否、此処は……
「……やられたの。引きずり込まれたわ」
幽世。ヨーカイたちの世界。それも、共通の空間ではなくヨーカイたちがそれぞれに持つ「縄張り」。
そこに二人は引きずり込まれてしまったのです。
【……!】
「坊。離れるでないぞ」
後ろ手にエロガキくんを庇うように立つ忠満はその手中に巨大な鉈と金棒を顕現させ、角から電撃を、口元から
灼熱を溢れさせ臨戦態勢を取ります。
静寂。静寂。静寂。
静かな時間が過ぎ、ただ光の届かない宵闇の中にあります。
仲間である花子さんや色災は呼び出せません。ヨーカイたちの「縄張り」の中にあっては、既に呼び出している
『式』以外のヨーカイたちを呼び出す事が出来ないのです。
【う、うん……】
「さて、何者か……と問うには」
愚問であるな。そう忠満が呟くと共に、宵闇の中に無数に光が灯ります。
より正しくは、それは「目」でした。無数の目が、忠満とエロガキくんを見つめているのです。
『イ』
ぐずり、と何かが漏れ出すように。宵闇は粘り気のある液体かのように蠢き、その輪郭を露わにし始めます。
それには爪があり、それには翼があり、それには嘴があり……しかし。 - 55ヨーカイブ24/12/10(火) 00:45:30
『イツッ』
それは「鳥」と言うにはあまりにも歪でした。
それには爪がありましたが、足に生えるというよりも胴から直接人の肋骨が生えるかの如く歪な生え方を
しているのです。
それには翼がありましたが、対の両翼ではなく無造作に生え、大小さえ問わず形も不揃いです。
それには嘴がありましたが、その先端は人の髑髏を象ったかのような形状を成し、あまりにも不気味な
形状をしているのです。
『イツマデッ』
その黒い黒い、ヘドロのようにドロリとした身体には幾つもの目がギョロギョロと四方八方を奔り、
あらゆるものを敵視しているかのようです。
ですがその視線の多くは目の前の存在を……忠満を睨みつけています。
『イツ、マッ、デエエェェェェェェェェ!!!!!』
「……噂をすれば影というべきかの」
ギチリと忠満がその手に握る得物へと力を籠め、四肢を張ります。
『イツッ!イツマッ!デェェェェェェェェェェェ!!!!!
そのヨーカイの名は『イツマデ』と言います。「何時まで死体を放っておくのか」と野晒しの死者を
告げるヨーカイで、鳥の姿に似るのだとか。
ですが目の前のヨーカイは、鳥と言うにはあまりにも歪で狂気的姿。
時にヨーカイの中には「変種」と言うべきものが現れ、新たなヨーカイとして語られる、亜種として
認知される、或いは……それを語られ知られる前に、滅ぼされる。それが、此の存在。
「久しいのう、会いとう無かったぞ……『澱みの嘴』」
『イイィィィィイイィツマデェェェェェェン!!!』 - 56二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 11:52:38
このレスは削除されています
- 57ヨーカイブ24/12/10(火) 19:38:43
ただいま帰りました。
- 58ヨーカイブ24/12/10(火) 22:09:43
- 59二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 01:14:08
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- 60二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 12:06:18
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- 61ヨーカイブ24/12/11(水) 20:35:41
ただいま帰りました。
- 62二次元好きの匿名さん24/12/12(木) 00:30:49
お帰りなさいませ
- 63二次元好きの匿名さん24/12/12(木) 09:57:18
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- 64二次元好きの匿名さん24/12/12(木) 18:38:32
ほしゅ
- 65ヨーカイブ24/12/12(木) 20:05:14
ただいま帰りました。
- 66ヨーカイブ24/12/12(木) 23:23:54
『澱みの嘴』。かつて忠満と出賀法師が取り逃したヨーカイの一匹です。
ヨーカイ『イツマデ』の中でも強大な存在ではありましたが、此処まで醜怪な姿ではなかったと
忠満は冷や汗を流します。
つまりそれは、数多の「恐怖」を集め変質しているという事。人を襲うヨーカイとして強大な
存在と化している事を示します。
『イツマデェェェェェェ!!!』
ばさりと歪に、そして無軌道に生えた翼を『澱みの嘴』が広げます。
飛沫のように真っ黒な羽根が舞い散り、ふらりふらりと羽根が揺らぎ……びたりとその羽根は先端を
忠満に向けて停止しました。
「――――坊!しがみ付け!」
【う、うわわっ!!】
忠満の声にエロガキくんは忠満の尻へとしがみ付きます。
普段ならば堪能するエロシチュエーションですが、このような状況では流石にそんな余裕もありません。
『クゥウウゥウエエエエエエエエエエッ!!!!!』
けたたましい叫びと共に、黒い刃の如く変じた羽根が忠満たちへと襲い掛かります。
「おおおおおおっ!!!」
力強く足を踏み込むと共に、忠満の周辺で稲妻が迸ります。
閃光と共に羽根の刃が焼け落ち、バチバチと音を立てて砕けていきます。
『イイィイィィツゥゥゥゥゥゥゥ!!!!』
「鳴かずとも……今すぐに地獄へ送ってくれるわぁッ!!!!」 - 67二次元好きの匿名さん24/12/13(金) 00:36:40
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- 68二次元好きの匿名さん24/12/13(金) 11:22:32
FGOの芦屋道満スピンオフ漫画にも出てきたな
- 69ヨーカイブ24/12/13(金) 17:57:24
今日は飲み会なのでたぶんなにもできません!
- 70二次元好きの匿名さん24/12/13(金) 19:09:57
了解です
- 71二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 01:56:06
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- 72二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 10:05:31
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- 73ヨーカイブ24/12/14(土) 10:42:35
ただいま帰りました。
- 74ヨーカイブ24/12/14(土) 16:30:50
よぅし、やりまぁす
- 75ヨーカイブ24/12/14(土) 16:35:30
「ガァッ!!!」
『マデェェェェェェ!!』
叫びと共に、忠満の口から光と熱が吹き上がります。
忠満の口から放たれた灼熱を、『澱みの嘴』の羽ばたきが引き起こす旋風が巻き上げ散らします。
「おおうっ!!!」
『ギィィィ!!』
そんなものは知っているとばかりに、間髪入れずに忠満が大鉈を叩き付け、『澱みの嘴』は身を捻り
その一撃を避けます。
地面へと大鉈が深々と突き刺さり、砕けた地面の破片が『澱みの嘴』へと降り掛かります。
紙一重、間一髪の回避、に対して
「――――」
瞬間、パリッと忠満の指先から大鉈へ紫電が奔ります。それは大きなものではなく、攻撃と言える
ようなものではありませんでした。
しかし!
『イッ……グギャアッ!!』
紙一重の回避から攻撃へと移ろうとする『澱みの嘴』の身体を、突如として回転しながら浮き上がった
大鉈が深々と切りつけたではありませんか!
柄を押し込まれて大鉈が地面から抜けるならばまだしも、回転まで加わって何故そのように抜け去るのか!?
不可解な現象は、忠満が金棒での叩き付けと共に見舞った「雷」にありました。
「クカカッ!当世の知識も悪くはない!『でんじりょく』というやつよ!」
【忠満さん、すっごい!】
「んむふふ♪もっと褒めておくれ♪」 - 76ヨーカイブ24/12/14(土) 17:21:52
忠満は五行思想でいうところの「木」と「火」の属性を持つヨーカイです。この場合の「木」、木行とは
樹木のみならず風や雷までも含むものです。
その中でも忠満は雷を操る事を得意としている事は、エロガキくんも初めてヨーカイに襲われ忠満に助け
られた事から周知の事実。
そんな忠満はエロガキくんを一人前の男に育て上げるという目的の下、色々と当人も勉強しているわけですが。
『りにあもうたあ』
その中で出会ったリニアモーターカー……即ち電気を用いた電磁推進の利用。これは中々使えるのではと
忠満が思いついたのが先ほどの不意打ちだったのです。
「坊も良く学ぶのだぞ?意外な知識が意外なところで役立つもの故の」
【うん、ぼくは勉強きらいじゃないし……がんばる】
「うむうむ♪頑張れ頑張れ♪」
エロガキくんの素直な返答に満足そうに忠満は頷き、すぐさまに視線を鋭くします。
先程の一撃で怯んだとはいえ『澱みの嘴』は過去よりも強くなっている事を察している上、劣勢と見れば逃げる
だろう事も過去の一件で忠満は十分承知しています。
(故、此処で滅す)
躊躇はありません。忠満はすぐさま、エロガキくんを背後に庇いながら『澱みの嘴』へと接近します。
電磁力で操作した大鉈は巻き上がった上空から引き寄せられて忠満の手元へと納まり、その刃先を高熱化
させていきます。
忠満の顕現させる大鉈と金棒、それらは忠満の持つ「木」と「火」の力を受け取る触媒でもあるのです。
「雄ぉッ!!!」
『ギッ―――――』
そして赤熱した刃が『澱みの嘴』の喉元を捉え――――― - 77ヨーカイブ24/12/14(土) 17:52:12
どぅるん。
まるで油でも斬ったかのようなヌルついた手応えに、忠満の背筋に悪寒が奔ります。
(此奴―――――!!)
大鉈を振り抜いた姿勢からそのまま踏み込んだ足を軸に身を翻し、自らが切り裂いた筈のヨーカイを
忠満が見やります。
『イツッ』
『マッ』
『デェエエエエエエエ!!!』
そこには叩き切られ―――――「分裂した」、『澱みの嘴』の姿。
斬られた首から爪を生やし、乱雑に生えた翼が刃の如く尖り忠満へと吶喊します。
「ぬぅあっ!!!」
『ギゲッ』
その一匹を金棒で叩き潰す忠満。しかし、潰されて尚もビグンビグンと跳ね回るそれはガタガタと嘴を
揺らし、尚も忠満に飛び掛かろうと翼をはためかせます。
(打撃も効果薄!であれば――――)
「坊!離れておれっ!!」
【え――――おわぁーっ!?】
「気張れぃ!!汝なら上手く受け身が取れる!!」
即時の判断です。忠満はエロガキくんの首根っこを引っ掴むとぶんっ!と投げ飛ばします。 - 78ヨーカイブ24/12/14(土) 18:08:47
危険行為ではありますが、忠満は自らが鍛えたエロガキくんならば見事に受け身を取ってくれると信じ、
事実としてエロガキくんは一度転がりながらも体勢を整えて見事に着地します。
【忠満さん!!!】
(彼奴め、随分歪んだと思えば……同族と同化しておったか!!)
忠満は『澱みの嘴』がかつてと随分と様変わりした理由を理解します。あの歪んだ姿は単に人からの
恐怖を集めて「恐れ」を纏っただけの姿では無かったのです。
数多の同族、同じヨーカイ「イツマデ」を喰らい自らにその命ごと取り込んでいた事に由来する……
幾つもの命をそのまま取り込むなど、歪んで当然の事。
「イツマデ」は一説に死者の無念が積み重なって怨霊となったものとも言われます。取り込む事は
不可能ではありませんが、同時に「イツマデ」という存在が複数重なった存在でもないのです。
その無茶の結果として、『澱みの嘴』はああまで歪んだものになってしまったのでしょう。
「おおおおおおおおっ……!!」
バチバチと忠満の全身から稲妻が迸り、口元と足元からは炎が火の粉を撒き散らします。
際限なく高まる妖力の圧は、エロガキくんにも感じ取れるほどです。思わず鳥肌が立ち、普段優しく、
そしてエッチな忠満がどれほどの力を秘めているかを実感させます。
『ギイイイエエェェェェ!!!!』
『イツマデェエエエエエエエ!!!』
『ギュエッ!ギュエエエエエ!』
「汝がそうも歪んだは、かつて取り逃した儂の不明よ……!故に此処でッ!!」
忠満が両足を踏み締め、ギロリと『澱みの嘴』たちを睨みつけます。
「滅ぼしてくれるわ……ッッッ!!!」
ばぢん。 - 79ヨーカイブ24/12/14(土) 20:24:22
雷撃が弾け、次の瞬間。
「大・轟・天……!!」
雷撃と爆炎が周囲一帯を焼き尽くす光を放ちました。
『――――――!!!』
断末魔の叫びすら消え去るほどの力の本流が『澱みの嘴』たちを次々に消し炭へと変えていきます。
迸る火と雷が次々に弾け、強い影と破壊の痕跡を残します。その破壊の中心たる忠満は雄たけびを上げ、
身体から妖力を吐き出し続けます。
「おおおおおおおおおおあおああああああっ……ガァッ!!!!」
最後に一層の火柱を吹き上げ、忠満は力の放出を辞めました。
確認出来る範囲に存在する『澱みの嘴』を消し飛ばした事を確認した後、大きく息を吐き出します。
肩で息をしながら自身の使用していた大鉈と金棒を回収します。
「くぁ……はぁっ……!」
(流石に久方の大技は堪える……!しんどいの……!)
粗方息を吐き出し、すぅ、と大きく息を吸い込みます。呼吸の落ち着きを取り戻した事を確認した忠満は、
くるりと振り返ります。
そこにはポカーンとした顔をしたエロガキくんが居ます。
【はえー……】
忠満が自分の強さを語る事もありましたし、エロガキくん自身も忠満が強いという事は十二分に承知して
いたつもりでした……が、此処までとは。 - 80二次元好きの匿名さん24/12/15(日) 00:28:13
乙でした
強いなこの子 - 81ヨーカイブ24/12/15(日) 09:05:09
おはようございます
- 82二次元好きの匿名さん24/12/15(日) 17:26:46
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- 83ヨーカイブ24/12/15(日) 19:38:56
これまでの火炎放射やら電撃攻撃など児戯であったかのような大暴れ。エロガキくんも男の子なので、
落ち着いてくるとワクワクが止まりません。
思わず忠満へと駆け寄って、普段のエロ目線とはまた違う熱視線を忠満に向けます。
【た……忠満さん、カッコいい~!何いまの!すっげぇ!】
「カ、カッハハ……そうか、カッコ良かったかの?」
【うん!すっごかった!今の必殺技!?】
「う、うーん……まぁ、必殺技……いや大技ではあるのだが……」
【まだスゴいのがあるってことぉ!?】
忠満が言い淀む言葉にエロガキくんは食いつきます。
(おう、おう……この正に男(おのこ)よのう)
褥では助平な中年の如きねちっこく、それでいて変態的な責めをしおる癖に。
純粋な少年的な憧れの感情を向けられ慣れていなかった忠満は戸惑いつつもその姿に愛おしさを覚えます。
(ほんに坊は可愛らしい――――)
その愛おしさを感じた直後に、ふとした違和感を覚えます。
闇が晴れない。夜の闇ではなく、もっと深い、ドロリとした闇ばかりが周りを彩っており―――――
「ッ!!!坊!!!」
【えっ、あ――――ぐっ!?】
びちゃり、と忠満の目の前で赤色が散りました。
エロガキくんの肩口に喰い付いた、金色の髑髏めいた様相――――それは『澱みの嘴』の嘴でした。
「――――――」 - 84ヨーカイブ24/12/15(日) 20:09:38
瞬間、ビキリと忠満の五指に力が入り、爪が伸びます。音を裂き、空気の壁を突き抜けて忠満の貫手が
『澱みの嘴』を貫き、砕きます。
【うぁ……】
パァン、と遅れて音が響き、エロガキくんは肩口の痛みと音に意識を失います。
その身体をするりと着物が包み込み、忠満が優しく抱き止めます。
「……」
『イ・ツ・マ・デ……』
着物をエロガキくんに着せた故に、忠満は裸です。胸は丸出し、褌一丁。後は旅と手袋だけというあられもない姿。
ずるずると「影」から湧き出る『澱みの嘴』たちは、大部分が忠満の放った閃光によって生じた影に逃げ込み、
回避したようでした。
「………」
忠満は言葉もなく、その身に力を籠めます。
ミキミキとその背中に筋肉が盛り上がり、太い縄のような血管が浮かび上がります。同時にその両手の内に、
煌々とした光が宿ったのです。
「……すみませぬ、出賀様」
ゆらりと『澱みの嘴』へと向き直り、忠満はその両手を重ねるように近づけます。
バチバチと音を立ててスパークするそれは、炎とも言えず、雷とも言えず、膨大な「光」の塊のようです。
強いてそれが似ているものを言うのならば、
「我が落ち度、謝罪の他なく」
太陽のようでした。 - 85ヨーカイブ24/12/15(日) 21:09:12
「……『嘴』よ」
その声に、びくりと『澱みの嘴』は怯えの色を見せました。
混ざり合い、原始的な獣の如くとなってしまったその存在に「理性」から来る恐怖はありません。
故にそれは「原始的な恐怖」。力量の違い、確実に此方を「狩る事」が出来る存在であるという事実から
やって来る恐怖です。
「儂が汝に遭うた時には、儂は『忠満』であったが」
『忠満』。「忠義満ちる者」と名付けられたその鬼は、しかし以前には異なる名で呼ばれておりました。
その呼び名は様々でありましたが、一等呼ばれたのは
「その前も『タダミツ』であったのよ」
『タダミツ』。同じ音で聞こえるその名は、決定的に異なる意味を持ちます。
それは雷と焔を操る大化生。あらゆるものを焼き溶かし、打ち砕く、破壊の権化、赤い大鬼。その名は
「焼け爛れる光、『爛光』」
その手中に収められる暴力的な輝きの力と同じ名なのです。
「それが儂の名、代名詞。汝を葬る力の名である」
黄泉路に向けて、持って逝け。
忠満が、ひょうと一間も開けずに『澱みの嘴』へと跳び、その手中のものを押し当てるように放ちます。
瞬間、広がる閃光。
逃れる闇さえ消し飛ばすその輝きは、今度こそ欠片も残さず『澱みの嘴』を消し飛ばしたのです。 - 86二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 01:24:57
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- 87二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 12:00:14
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- 88ヨーカイブ24/12/16(月) 20:16:37
ただいま帰りました。
- 89ヨーカイブ24/12/16(月) 21:37:48
そんな事があって暫くの事です。
【うーんむむむ……】
エロガキくんは悩んでいました。
あの日以来、何だか忠満が一歩引いた立ち位置に居る気がするのです。
夜のお相手はしっかりしてくれますし、やり過ぎれば叱ってくれています。表面上は何らこれまでと
変わりない、ような気がするのですが。
【(この前の事を気にしてるのかなぁ……)】
すり、とエロガキくんは自分の肩口を軽く撫でます。
あの後、すぐさまに屋敷へ運び込まれヨーカイ由来の不思議な治療を受けたそこには傷跡一つありません。
何ならすっきり爽快でその部分だけ妙に軽い気さえしてくるぐらいです。
ただ、それでもやはり忠満はあの時の事を切欠に一歩引いている気がするのです。
【……よし】
エロガキくんは一つ決心します。
そうと決まれば善は急げとばかりに自分の机の中からごちゃごちゃと色々なものを取り出し、部屋を出て
外へと向かいます。
「おや坊ちゃま、お出かけですか?」
【うん、ちょっと!】
「坊、出かけるのかや?」
エロガキくんが外へ出る為に靴を履き始めるとひょこりと佐鳥が顔を出し、釣られるように忠満も引き戸を
開けて顔を見せます。
「であれば、儂も行こうぞ」 - 90二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 00:24:34
何処へ行く
- 91二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 10:16:41
このレスは削除されています
- 92ヨーカイブ24/12/17(火) 19:10:58
ただいま帰りました。
- 93二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 01:21:26
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- 94ヨーカイブ24/12/18(水) 05:45:27
【大丈夫!ちょっとそこの雑木林まで行くだけ!】
「いかん。何が起きるか分からぬのだから儂も行く」
ずずいと強く推してくる忠満に、エロガキくんは少々困ります。
別にバレて問題があるものでもありませんが、どうせならバレない方が都合が良いのです。とは言え現状の
忠満を止めるのは中々……
「んにゃはははははぁ!なぁに姐さん、過保護過ぎるんちゃうん?」
「んぬおっ……色s酒臭い!!」
「にゃっははははぁー!酒や酒!飲め飲めぃ!!」
「昼間っから何ぶぐおっ!」
「にゃははははははははは!にゃはあははははぁー!!」
突如ガバリと忠満に組み付いた色災が忠満の口に酒を突っ込み爆笑します。赤ら顔で千鳥足、見るからに酔った
様子の色災がちょいとエロガキくんに目配せします。
普段は細い糸目を少しばかり開けて金色の瞳孔でエロガキくんを見やり、
【……!】
悪戯っぽいウィンクを投げかけます。今のうちにいけ、という事でしょう。
【ありがと!色災さん!】
「にゃはぁん♪早ぅ帰ってきぃやー♪」
「いってらっしゃいませ、坊ちゃま」
「あ!こりゃ、いきゃんぞぉ!」
何やら格別に強い酒なのか前後不覚といった様子の忠満が止めますがエロガキくんは既に玄関を飛び出していました。
その後ろ姿をけらけら笑う色災とぺこりと頭を下げる佐鳥が見送ります。
かくしてエロガキくんは、ある目的の為に雑木林へと駆けていくのでした。 - 95二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 12:23:24
呑兵衛か
- 96ヨーカイブ24/12/18(水) 20:48:16
ただいま帰りました。
- 97ヨーカイブ24/12/18(水) 22:09:38
「く、ぁ……ッ!!何をするか!色災!」
「……!」
エロガキくんが出ていってすぐ、忠満は酔いを醒まして色災を怒鳴り付けます。
その怒気は凄まじく、今にも色災を殴り潰さんばかりのものです。佐鳥もその内の怒りと漲る妖気に思わず身が
縮みます。
エロい改竄ばかりを加えられている忠満らですが、それは決して弱体化を意味しません。ヨーカイブによって
明確に弱くなっている事を明記されない限り、その改竄はヨーカイとしての強固さを向上させます。
即ち今の忠満は、当初エロガキくんと出会った頃よりも強くなっているのです。
「ん~~~~~~?何をって言われてもにゃあ?」
そんな怒りを受けても意に介した様子もなく、トクトクと酒瓶から杯へ酒を注ぐ色災は冷めた顔です。
先程までの酔いどれの如き姿は無く素面で飲んでいるかのような落ち着きよう。グイッと杯の中身を煽り、
色彩は忠満を見つめ返します。
「最近の姐さん、鬱陶しゅうて敵わんわ」
「鬱陶しい?汝に絡んだ覚えはない!」
「絡んでこんでも、纏うとる空気が鬱陶しいねん」
「意味の分からん事を……ッ!?」
ふと忠満が気が付けば、その四肢が糸で拘束されています。キリキリと音を立てて身を締め付ける糸の出所は、
色災の爪……それも手ではなく、両足からのものでした。
「色災ぃ……何を考えて……!」
「いや何考えとるか分からんのは姐さんやろ」
スパッと言い放つ色災の言葉に、忠満は戸惑うばかりです。その有り様に色災は深くため息を吐き、
「――――旦那はんは姐さんの何やの?」 - 98二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 22:16:59
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- 99ヨーカイブ24/12/18(水) 22:59:38
【よぅし!この木で良いかな!】
雑木林で見つけた良い感じに太い枝。この大きさならばいいだろうとエロガキくんは大きく頷きます。
エロガキくんがやって来た理由、それは「加工に使いやすい木」を見つけに来たのです。
【そのままじゃむりだろうし、斬るのは佐鳥さんにお願いしなきゃかなぁ……】
見つけた枝はそれなりに太いので、使いやすくするには切るしかなく、そうすると……とエロガキくんは
父親の「刃物を使う時は大人と一緒に!」という言いつけを思い浮かべます。
ですが、
【(……ごめん、お父さん)】
エロガキくんは心の中で父親に謝ります。ですがエロガキくんも男の子、いやさ男、いやいや漢というやつで、
やると決めたのならやはり一人でやり切りたいのが心情です。
【……やるぞぉ……!!】
そう、この木を使って忠満に贈り物をするのです。
エロガキくんの中では完璧に作り上げた贈り物のイメージが出来ています。
イメージだけは出来ているのです、イメージだけは。
ただそれが正しく出力できるかはまた別の事であり、その点はまだ幼いエロガキくんにとって想像の外です。
実際に作ってみなければ分からないものなのです。
【ふふふ、喜んでくれるかな……いやどうだろうな……】
忠満が昔は金銀財宝を山と持っていたとは色災のお話。これで良いのだろうかと思うものの、エロガキくんには
出来る事は限られています。なので、出来る事を必死にやる事にしたのでした。 - 100二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 09:00:46
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- 101二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 17:15:52
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- 102ヨーカイブ24/12/19(木) 21:22:56
ただいま帰りました。
- 103ヨーカイブ24/12/19(木) 21:24:07
それから凡そ1週間ほどが経過して。
「……」
【……】
お互いに何と切り出したらよいものかと言うように、エロガキくんと忠満は向き合っていました。
【あの】
「のう」
お互いに何かを切り出そうとして言葉が被ります。そうして再び沈黙が落ち、カチコチと時計の秒針が時を刻む
音だけが鳴り響きます。
気まずい沈黙が落ちる中、グッと決意を固めたらしいエロガキくんが動きます。
【た、忠満さんっ!】
「む?お、おお、何ぞ?」
【……これっ!】
ずい、とエロガキくんが差し出して来たのは紫の布に包まれた小箱、と思われるものでした。
「……?」
【ぷ、プレゼントッ!!】
「お、おお……それは、ありがたいの」
何というか鬼気迫る、或いは必死な様子のエロガキくんを不思議に思いながらも忠満は素直に受け取ります。
どれどれと開けてみれば、やはりそこに包まれていたのは小箱です。
(ふむ……?) - 104ヨーカイブ24/12/19(木) 22:08:34
忠満はその箱が何であるかイマイチ理解出来ません。小綺麗な小箱ですが、物自体は何かの空き箱を流用しただけ、
特別な何かではないように思えます。
暫しの思案を重ねますが、忠満にはやはり分かりません。
「開けても良いかの?」
分からない以上は開けるしかありません。
その問い掛けに、エロガキくんはびくりと身体を震わせ、こくりと頷きながらも、
【あ、や、でも……ん、ん……!!】
迷っているようです。
「……儂への贈り物、で良いのだの?」
【うん、それはまちがいない……です】
「でも開けて欲しくない?何かの願掛けかの?」
【そういうわけじゃなくて……】
何とも歯切れの悪いエロガキくんの態度に忠満の困惑は深まります。
「ううん……すまぬ坊、婆には汝のしたい事が分からぬ」
【んむ……】
「……のう、坊」
言葉に詰まるエロガキくんを見て、今度は忠満が決意を固めます。
「言い辛いのであれば、儂の話を先に聞いてくれるかえ?」
【……うん】
「ありがとう……坊や」 - 105ヨーカイブ24/12/19(木) 22:29:27
「儂が――――怖くはないかえ?」
忠満は静かに、エロガキくんへそう問い掛けました。
忠満の懸念はただ一つ。エロガキくんへ恐ろしい思いをさせた、傷を負わせた怪物である『澱みの嘴』。
そんな怪物を跡形もなく消し飛ばす事を成したのは忠満自身です。
彼女はその昔、大層な大ヨーカイでした。ある山を根城とし、村々を襲い、都と争い、他のヨーカイたちと
食らい合い、それでも尚生き残り、強者として君臨した存在です。
火と雷を操っては焼き尽くし、その剛力にて敵を千切り飛ばし、彼女の通る跡には破壊の痕跡しか残らぬ、
恐ろしき存在。あらゆるものを爛れさせる光を放つ者、故に『爛光(ただみつ)』。
「儂は……儂はの、その昔にこの力で大層に暴れ回った。色々な者から、色々な者を奪って来たのだ」
色災とはその頃からの縁です。人々からも、同じヨーカイからも、散々に奪い、喰らい、薙ぎ払い。
ただ強い鬼として生まれ落ちた忠満にとって、その頃はそれが全てでした。欲しいと思ったものは力で奪い、
邪魔だと思えば力で潰し、ただ力だけが正義だったのです。
「だが、坊の祖先に……出賀法師様に逢うたのだ」
【……】
「儂はあの方に、人の心を教えられた」
忠満は調伏され、エロガキくんの祖先の従者となりました。
そこで忠満は鬼として以外の生き方を知りました。人にやさしくする事、人の為に何かを成し遂げる事、
奪うのではなく護り、与え、その見返りにて何かを得る事を学んだのです。
「だからこそ、儂は儂自身が恐ろしくなった」
そうして忠満は、自分が如何に恐ろしい存在であったのかを知ったのです。
他愛なくそれまで築き上げたものを焼き尽くし、滅ぼす。ただただ何かを奪うだけの存在。 - 106ヨーカイブ24/12/19(木) 22:53:26
「……怖かったのだ。かつての儂に戻ったようで」
エロガキくんの先祖……出賀法師は、忠満に一つの約束事を設けていました。
『感情のまま滅ぼすな』
出賀法師はシバき倒すだとか、叩き潰すだとか、全力でボコるだとか、暴力的なものを否定はしませんでした。
ただ怒りに任せてだとか、何だか気に喰わないだとか、そういう理由で何かを滅ぼす事を止めろと言ったのです。
忠満はそれを律義に護り、ただただエロガキくんの安全の為を思い害を成す者を倒して来ました。
ただ『澱みの嘴』がエロガキくんを傷つけた時、忠満はエロガキくんの為よりも「自分の怒り」によってあの
ヨーカイを消し飛ばしたのだと、そう思ったのです。
「……だから、坊としっかり向き合えなんだ」
すまぬ。
そう言って、忠満は頭を下げました。平身低頭、土下座と言うべき姿勢でエロガキくんへの謝罪を口にしました。
【……忠満さん】
「……何か」
【これ、受け取って】
エロガキくんの声に、忠満は顔を上げました。
エロガキくんの手には先程、開けるか開けないかを問答していた小箱がありました。その小箱は開け放たれており、
その箱の中にあったのは。
「……指、輪……?」
【うん、ぼくが木で彫ったやつ】
そこにあったのは、木を彫って作られた指輪でした。一応しっかりサンドペーパーなどで磨かれてはいるようですが、
着色は子供の工作にしては上出来という程度、彫刻も単調なものです。 - 107二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 01:41:31
手作りのプレゼントっていいよね
- 108二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 12:56:36
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- 109二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 18:12:26
ええこや……
- 110ヨーカイブ24/12/20(金) 20:38:22
ただいま帰りました。
- 111二次元好きの匿名さん24/12/21(土) 00:54:01
おかえりー
- 112ヨーカイブ24/12/21(土) 11:04:27
おはようございます
- 113二次元好きの匿名さん24/12/21(土) 11:06:57
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- 114ヨーカイブ24/12/21(土) 16:01:00
よし、そろそろ進めます
- 115ヨーカイブ24/12/21(土) 16:07:56
【……ぼくは、忠満さんになんにも返せてない。わるいことばっかりしてる】
エロガキくんは子供です。そしてエロガキです。
ヨーカイブで忠満の性欲を馬鹿盛りしてエロエロうわキツおばさんにしてしまうぐらいにエロガキです。
そこにある程度の好意や淫蕩さが無ければ出来なかったとしても、忠満の精神性に影響を与えて性交を推進したのは
間違いなくエロガキくんの改造ありきです。
勃起が納まらないぐらい無自覚に性欲を煽られたとしても、普通に考えればそれが良い事ではない、というのは
エロガキくんも分かっています。
【忠満さんに嫌われててもしかたないって、思う】
「それは違うぞ坊!儂は見返りを求めておるわけでなし……!」
【そうかも知れないけど!】
忠満が自分に愛想を尽かし、何処かに行ってしまうかもしれない。
そんな想像はエロガキくんの頭の片隅に何時もこびり付いていました。それでも性欲が抑えられないのは年若く快楽を
知ってしまったが故なのか、生来のものなのか、それとも。
【……でも、ぼくは……それでも……】
忠満さんが、欲しいです
「……!」
ぽつりと零れたエロガキくんの言葉に、忠満は少しばかり肩を跳ねさせて顔を赤らめます。
褥では幾度となく愛を囁かれ、自分を求める言葉を投げかけられた覚えがあります。ですが素面で、このような状態で、
求められるような言葉はありませんでした。
「あ、いや、う、む……そ、そうかぁ」
忠満は何と返したものか、少し焦ります。彼のソレが母性を求める感情の勘違いという事も否定できません。 - 116ヨーカイブ24/12/21(土) 20:42:20
【……だから……】
エロガキくんはそう言いながら、忠満の左手を取りました。
【これ、作りました】
その左手の薬指に、エロガキくんは自分で作った木製の指輪を嵌めました。
その意図を理解出来ない忠満ではありません。ぶわりと彼女の顔に朱が広がり、口の端は上がったり下がったり、
忙しく動いてわなわなと震えます。
「あ、ぅ……こ、これ、はぁ……そのぉ……」
【……ちょっと大きさ違った……】
対してエロガキくんは大きさを見誤ったことに凹んでいます。
忠満には秘密で作り、渡す為に情報収集を殆どしなかった影響がモロに出ています。
ですがエロガキくん、落ち込まない男です。ガバっと顔を上げて真っ直ぐに忠満の目を見つめ、その視線に忠満の
顔は更に甘くなり、瞳が潤みます。
「婆」と自称するには元々若々しい姿でしたが、今は更に幼くさえ見えます。
【た、忠満さんっ!!】
「ひゃ、ひゃいっ!?」
力強く自分の名前を呼ぶエロガキくんの声に、素っ頓狂で甲高い声の返答を忠満が返します。
エロガキくんは一度、唾を飲み込み、むぐりと口を歪ませ、ギュッと目を瞑って叫ぶように口を開きました。
【ぼ、ぼく、がんばるから!勉強も運動もがんばる!いい会社に入る!】
「は、はい……!」
【……ぼ、ぼくの!ぼくのお嫁さんになってください!】
「ふあっ……!」 - 117ヨーカイブ24/12/21(土) 23:01:28
その熱烈な告白に、思わず忠満は言葉に詰まります。
散々に情を重ねて来たとは言え、己はヨーカイ、相手は人間。そういった種族の違いだけでなく、相手は幼過ぎ、
対し自らは齢千年すら超える大年増どころか超年増、婆も婆です。
一時の気の迷い、この先の人生でエロガキくんはもっと良い出会いがある、肉欲を愛と勘違いしているだけ……。
断る理由、説き伏せる理由、というのは様々にある、筈なのですが。
(こ、断れっ……❤断るのだ忠満……っ❤己を客観視せい……っ❤❤)
忠満の身体の底からじくじくと熱が昇って来ます。
忠満は長らく生きています。その大半がヨーカイブの継承者を待つ年月であったとしても、それを差し引いたとて
長く生き、多くの意志ある者と関わって来ています。
だからこそ、エロガキくんが幼いながらにどれだけ真剣で、どれだけ努力を重ねているかを忠満も分かっています。
(し、しかし……❤これだけ真剣で❤熱烈な❤愛の、誓い……❤)
もしもエロガキくんが、単に忠満の身体目当てで言葉だけの努力と態度ならば忠満も本気になりません。
寧ろ全力でその性根を叩き直そうと厳しく躾けたところです。それが改竄による影響があるとはいえエロガキくんに
身体を許し、それでも尚、甘い対応を取っているのはそれだけエロガキくんが真剣だからです。
(儂は……❤儂はっ……❤)
熱は広がり、体全体がじっとりと汗ばみ始めます。それと同時に強いフェロモンが忠満の身体から吹き上がり始め、
その巨大な乳房がより一層に重みを増してきます。乳房の中、乳腺葉の中に母乳が溜まり始めているのです。
【……忠満さんっ……!忠満……!】
「ふぎゅっ❤❤❤❤」
そして何よりも、忠満の下腹部。
名を呼び捨てにされた瞬間、散々にエロガキくんの粘っこい孕ませションベンを受け、ピッチピチに若返った子宮が
ギュンッ❤と雌惚れかました相手からの求愛に疼きます。 - 118二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 03:10:41
いい顔するやんこの子
おつ - 119ヨーカイブ24/12/22(日) 06:58:07
【た、忠満……さん……?】
「ふぅーっ❤ふぅーっ❤ふぅぅぅぅ……ッ❤❤」
忠満は荒く息を吐き、呼吸を整えます。
その間に様々な思考が巡りました。
建前、言い訳、本音、心境。あーでもない、こーでもない、エロガキくんの将来を考えるのならば、自分自身の尊厳を
重んじるのならば、だとか。
「……」
色々と、考えて。
「……良いのだな?」
【……!】
色々と、考えた上で。
「……儂で、良いのだな?」
【……うん!!!】
自分の熱に、従う事にしたのです。
「年増というのも憚られる超年増ぞ?」
【そ、そんなの気にしない!】
「恐ろしい火と雷を呼ぶ鬼ぞ?」
【でもその力でぼくを守ってくれるよ!】
「小言を大層言うぞ?」
【う……そ、それもあいじょう!】
「他の女子に現を抜かすと嫉妬するぞ?」
【…………う、うつつをぬかさないようがんばる……】 - 120二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 07:54:10
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- 121ヨーカイブ24/12/22(日) 09:41:13
「そこは儂だけを愛するぐらい言って欲しいものぞ」
【で、でも、他のヨーカイたちも……責任とか……】
「はぁ………まぁ、よかろう」
そう呆れたように溜息を吐きながら、不意に忠満は柔らかな笑みをエロガキくんに向けます。
「―――――仕方のない、『旦那様』ぞ」
【……!!】
その言葉に俯き加減だったエロガキくんはバッと顔を上げます。
大きく目を見開いて視線を投げかけるエロガキくんにクスクスと忠満は笑い、薬指に嵌めた少し
大きすぎる指輪を愛おしそうに撫でます。
「カカカ……こうも、熱烈に求められては、の」
【ほ、ほんとに?ほんとに良いの?】
「何ぞ、其方から求めておいて。疑うのかえ?」
【で、でも、だって、ほんとに、ぼくで良いのかなって……!】
ここに来て不安げなエロガキくんに忠満は少し考えるそぶりを見せ、先までの優しい笑みから
意地悪い笑みへ表情を切り替えます。
不意に顔を逸らし、腕を組んで悩ましそうな声を上げます。
「……困ったのぉ~?そのような情けのなぁ~い事を抜かす雄ではのぉ~?」
【うぅ……!!】
「儂を娶るというのならなぁ~、もっと男ぶりを見せて貰わねば……の?」
【お、男ぶり……!】
何処か色災を思い出すようなニヤニヤ笑いをしながらエロガキくんを覗き込む忠満ですが、その顔は
相変わらず朱に染まっています。
男ぶり、男ぶり……と呟くエロガキくんはキッと忠満に視線を定めます。 - 122ヨーカイブ24/12/22(日) 11:28:17
【た、忠満さ……忠満っ!!】
「っ❤んなぁ……何かの、坊?」
力強く呼び捨てにするエロガキくん、その言葉にゾクゾクと背筋を震わせる忠満。もう忠満の性癖は
墜ちるとこまで墜っこちています。
【ぼ、ぼくが旦那さまだ!だからぼくは……その……】
「……なぁんぞ、坊❤自分は旦那様なんだから他に妾を作るぞと?」
【……めかけ……?】
「……嫁以外の子作り相手、公認の浮気相手のようなもんぞ」
一瞬だけ空気が緩みますが、再び気合を入れたエロガキくんは忠満に力強く宣言を再開します。
【そ、そうだっ!めかけもつくるっ!忠満以外の人ともパコパコするっ!】
「おお、なんと酷い男ぞ。その内に儂にも飽きてしまうのであろうなぁ?」
【飽きないっ!忠満ともパコパコする!ずっとパコパコするっ!!】
「本当かのう?」
【ほ、本当だよっ!絶対忠満にいっぱい赤ちゃん産ませるんだっ!!】
「っ❤❤……この……エロ餓鬼めが❤❤」
であるのならば、と忠満はパチンと指を鳴らします。
【……!?】
くにゃりと小さく意識が歪むような感覚、意識しなければシームレスな変化にしか思えないそれは、
この場所が「幽世」へと切り替わった、或いは「現世」と「幽世」が重なった事を示します。
見渡せばそれは今までの和室よりも広く、各所にぼんぼりが灯されている古風な部屋です。ここは、
つまり……
「――――ここは、儂の持つ「幽世」の領域よ。長らく使っておらなんだがの」 - 123ヨーカイブ24/12/22(日) 12:03:11
忠満が押入れらしき場所の襖を開き、中から布団を取り出します。
大きな体躯の忠満が寝られる為に設えられた大きな敷布団が畳敷きの床へ敷かれ、掛け布団がその
上にふわりと乗ります。
枕の数は、二つです。
【……!!】
「さて、さて、さて」
忠満が自らの腹部に手を掛け、しゅるりとその帯を解き始めます。
乳が帯に乗っかってしまう為に解き辛いように見えますが、忠満とてそんな身体とずっと付き合って
来たのですからするする解けます。
【ふお……!】
するする解けていくとなれば、そこに現れるのは忠満の裸体です。
ぼんぼりの赤みがかった光に照らされ、陰影も濃く映し出されるその裸体はこれまでエロガキくんが
ヨーカイブの力を借りて見て来たものとは異なって見えました。
「夫婦(めおと)となったとなれば……する事を、せねばの」
【い、今までも、してる……!】
「分かっておるわ、様式美というやつぞ」
臍が辛うじて見えるか否かというほどの大きな乳房、その乳房に相応しい分厚く広い乳輪、乳首は
乳輪の内に隠れつつ唇めいた割れ目から母乳がとろりと一筋垂れています。
腰は肉付きの良さを示しつつも引き締まり、腹筋が内側からくっきりと浮かび上がっています。
尻は大きく、前方から見やっても股の合間に出来る股間下の三角形からみっちりと重なった尻肉が
見え、太腿はその内側に見える鍛え上げられた筋肉でビチィッと閉められています。
美しく、淫蕩で、力強い。エロガキくんは忠満の身体に見惚れました。 - 124ヨーカイブ24/12/22(日) 12:18:58
「―――では、旦那様」
敷かれた布団の上へしゃなりと座り込み、三つ指を突いて忠満が恭しく頭を下げます。
裸体で行われるそれによりにゅむりと潰れた乳房が身体の隙間から液体めいてはみ出し、
その大きさを如実に語ります。
「今宵より忠満は貴方様の妻……出賀 忠満を名乗らせて頂きまする」
これまで「ただみん」として幾度もドスケベ交尾を繰り返して来たエロガキくんですが、今夜の
厳かな雰囲気の忠満には何か違うドキドキを感じています。
「忠満の全ては旦那様の、出賀 鎮様のもの」
すぅっと顔を上げた忠満の顔には、穏やかな微笑が浮かんでいます。その左手薬指には、エロガキくんが
一生懸命に掘って作った木彫りの指輪が見えます。
きらりと光るわけでもなく、指にピッタリフィットするでも無し。少しごわついてしまうようなそれですが、
忠満にとっては山ほどの金銀財宝よりも価値のあるものなのです。
「この命、この力、すべて旦那様の為に捧げまする」
【……い、命は、大事にね……】
「……ふふ♪お優しきお言葉、ありがたく」
くすくすと笑う忠満の顔は本当に美しく、思わずエロガキくんは見惚れてしまいます。
そんな呆けるエロガキくんの頬を優しく忠満が撫で、お互いの顔を近づけます。
「では……接吻を……口づけ、『きっす』を、させて頂きまする……❤」
【……う、うん……!!】
素直に頷くエロガキくんに優しく微笑み、忠満はその唇をエロガキくんに重ねました。 - 125ヨーカイブ24/12/22(日) 12:21:25
そう言う感じの忠満完堕ち編みたいな感じです。エロは絵も合わせてやる為に今回は本格エロ部分はblankaryを使います
- 126ヨーカイブ24/12/22(日) 15:41:07
blankaryが使えなくなっている!!!
- 127二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 16:02:14
あにまんに貼れない⋯ってことですかね⋯?
短縮URLとか使ってできないですかね? - 128ヨーカイブ24/12/22(日) 16:10:57
いやぁ、何か良く分からないんですけど保存しようとしてもエラーになるんですよね……
- 129ヨーカイブ24/12/22(日) 16:48:35
何だろう、エロ絵をまとめてるページは更新できるから新しく作れなくなってる?
- 130二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 16:51:05
そうみたいですね
総合スレの250レス目辺り見る感じ数日前から使えなくなったみたいです - 131ヨーカイブ24/12/22(日) 17:37:51
どうしましょうかね、一先ずエロはテレグラフでやりましょうか
- 132二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:02:50
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- 133二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 11:43:58
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- 134ヨーカイブ24/12/23(月) 20:11:24
ただいま帰りました。
- 135二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 20:15:21
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- 136二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:33:21
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- 137二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 00:12:05
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- 138ヨーカイブ24/12/24(火) 06:16:08
- 139二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 12:30:16
おつです
よかったテレグラフできるようになったのか - 140ヨーカイブ24/12/24(火) 20:02:08
ただいま帰りました。
- 141ヨーカイブ24/12/24(火) 22:10:57
更新しました。
- 142二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 00:27:08
ど変態いちゃいちゃとても好き
- 143二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 09:00:16
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- 144二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 18:51:23
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- 145ヨーカイブ24/12/25(水) 19:54:55
ただいま帰りました。
- 146ヨーカイブ24/12/25(水) 22:21:42
更新しました。忠満は何もかも書き換えられてしまいそうです
- 147二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 02:05:47
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- 148二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 08:06:48
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- 149二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 16:31:03
死にゃあせん
- 150ヨーカイブ24/12/26(木) 20:12:34
ただいま帰りました。
- 151二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 00:49:35
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- 152二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 01:36:15
すみません、安価募集しないならおそらくカテ違いではないでしょうか
- 153二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 08:45:22
前スレで安価決めたキャラで話を進めてる訳だから問題ない
- 154二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 18:00:40
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- 155ヨーカイブ24/12/27(金) 20:23:21
ただいま帰りました。
- 156ヨーカイブ24/12/28(土) 00:05:25
一先ず更新しました
- 157二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 08:14:34
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- 158二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 16:40:19
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- 159ヨーカイブ24/12/28(土) 18:35:07
ただいま帰りました。
- 160二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 19:38:20
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- 161ヨーカイブ24/12/28(土) 20:06:44
うーん、確かにもう少し安価を頻繁にとった方が場所に合ってますね。すみません。
- 162二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 00:58:02
安価で出たキャラで書いてるわけだし気にすることはありませんよ
- 163二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 01:07:48
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- 164ヨーカイブ24/12/29(日) 10:51:20
おはようございます
まー忠満は自分がやりたいように弄り倒しましたが、他のキャラは皆さんにどうするか、みたいなのを募集してもいいかなと思ってたのでこの話が終われば安価はすると思います - 165二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 17:18:31
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- 166ヨーカイブ24/12/29(日) 19:16:33
更新です。もう少し
- 167二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 01:47:28
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- 168二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 13:04:16
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- 169ヨーカイブ24/12/30(月) 17:30:56
サイズオーバーしたので新しく。最後までやり切ってからと思いましたが、本日年末夜警という事で保守も兼ねて
- 170二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 23:42:43
お疲れ様です
良い年越しを! - 171ヨーカイブ24/12/31(火) 09:33:24
おはようございます
- 172二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 18:01:35
ばんわー
- 173二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 18:38:32
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- 174二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 18:42:35
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- 175二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 18:43:26
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- 176二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 19:00:24
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- 177二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 19:26:27
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- 178二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 21:27:12
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- 179二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 22:01:44
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- 180ヨーカイブ24/12/31(火) 22:02:11
今年もいよいよ残り少なくなって参りました
色々と遅い進みではありますがどうにかやっていこうと思います - 181二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 22:04:37
応援してます
- 182二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 22:06:51
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- 183二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 22:27:27
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- 184二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 22:28:49
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- 185二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 22:35:38
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- 186ヨーカイブ24/12/31(火) 23:26:59
どんな風なヨーカイに変換させるかとかですかね >安価
- 187二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 02:36:47
いいっすねそれ
- 188二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 02:51:41
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- 189二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 03:21:37
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- 190二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 03:56:48
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- 191二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 05:02:05
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- 192二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 06:01:36
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- 193ヨーカイブ25/01/01(水) 13:00:57
あけましておめでとうございます
- 194ヨーカイブ25/01/01(水) 21:32:56
今日は更新できなさそうです
- 195二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 02:11:39
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- 196二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 12:09:26
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- 197二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 12:41:03
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- 198二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 14:58:09
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- 199二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 15:22:56
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- 200ヨーカイブ25/01/02(木) 18:49:48
というわけで最後まで出来ました!これで忠満完堕ち!完了!お終い!長々とやってすみませんでした!
そしてこっから先では色災、花子さん、佐鳥も加えて安価でどんなスケベヨーカイにしていこうか?みたいな安価を取っていこうと思いますのでよろしくお願いします!!
- 201二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 02:01:34
- 202二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 12:13:11
おつした
- 203ヨーカイブ25/01/03(金) 12:16:55
さて。
「ほれ走れぃ!立派な男児になる為にも日々修練ぞ!!」
【ひぃ~~~~~~~~っ!】
色々と……本当に色々とあった日から数日が経ちました。少し前までの何だか微妙な雰囲気は収まりましたが、しかして一見すれば表立って関係性が変化した風には見えません。
忠満は厳しく優しくエロガキくんを扱き、エロガキくんは悲鳴や弱音を上げつつも頑張るのです。
「ま、納まるところに納まった、いう事でええやんな?」
「はい、宜しいかと」
「何か私だけ蚊帳の外じゃなかった?」
そんな姿を眺めつつ色災、佐鳥、花子さんの三名は家の中でのんきに茶をしばいています。
「そう言えばそろそろ夏休みよね」
「そうで御座いますね。坊ちゃまも期待してるようで御座います」
「んにゃははははは!期待て、うちらの水着姿想像してポコチンギンギンにさせとんのやろぉ?」
「はい」
「いやそない素直に頷かれても反応困るわぁ」
「しょうがないエロガキねぇ……ふふん、私のセクシー水着で悩殺してやるわ」
「いやアンタはんスク水ぐらいしか着れへんやろ。セクシーやのうてニッチエロやん」
「うるっさいわね!!やってみなきゃ分かんないでしょうが!!」
「……喧しいものぞ。もう少し淑やかに出来んものか……」
【ぜひゅーっ!ぐあっ、ふっ……くはああああ……!】
わいわいがやがやとヨーカイたちが団欒する中、走り終えたエロガキくんを支えながら忠満が呆れます。ストロー式の給水ボトルを差し出すとエロガキくんは一心不乱にその中身へ吸い付き、再び口を離して大きく息を吐きます。 - 204ヨーカイブ25/01/03(金) 12:36:39
「カッカッカ……お疲れ様ぞ、坊」
【はひー……疲れたよぉ、忠満さぁん……】
「はいはい、今抱えたやるから……の゛っ❤❤」
エロガキくんを抱えようと身を屈めた瞬間です。ぎゅむっ❤とエロガキくんの指が着物越しに忠満の陥没乳首へと指を差し込み、ぐりっ❤と引っかいたのです。
堪らず重低音な喘ぎを上げる忠満の耳元でエロガキくんが囁きます。
【いつも着てる着物、もっと丈短くして……】
「そ、それは聊か恥ずかし……ん゛お゛っ❤」
【しろ……だんなさまからのお願いだぞっ……!】
「……はぁい❤」
ぼそぼそと囁くエロガキくんからの要求を、忠満は断る事が出来ませんでした。蕩けた笑みで厭らしく口角を上げ、エロガキくんからの要求を承諾してしまいます。
その返答に満足したらしいエロガキくんは指を引き抜き、さわさわと分厚い乳輪を撫でながらヨーカイブを覗き込みます。
【……んふふ、だれと仲良くなろっかな……!】
そんなエロガキくんが選んだのは……dice1d3=2 (2)
1.色災さんと仲よくしよう
2.花子さんと仲よくしよう
3.佐鳥さんを登録しちゃおう
- 205ヨーカイブ25/01/03(金) 12:52:42
【よぉし、花子さんと仲良くしちゃお……!】
(だっ、旦那様っ❤乳輪ばかりすりすりは駄目っ❤イケぬっ❤もどかしくて堪らぬっ❤)
【あ、ごめんね忠満さん】
パッと手を離したエロガキくんに忠満は物欲しそうな視線を向け、すぐにむぐぐと悔しそうな顔へと変わります。
「……坊は酷い男ぞ。鬼畜外道、女の敵ぞ……!」
【えっへへ、ごめんね?今夜いっぱいしてあげるから我慢して?】
「くうぅ……!……ぬんっ!」
【へふっ!?】
悔しそうな忠満の目がギラリと光ると、エロガキくんの股間を左手でスリスリスリッ❤と素早く撫で上げました。
思わずへっぴり腰になるエロガキくんの腰を忠満の右手が抑えつけます。結果、エロガキくんは忠満の左手による愛撫から逃げる事が出来ませんでした。
「御返しぞ……❤ほぉれ、カリカリカリカリカリ……❤」
【あっ、くぅっ!んふぅぅぅぅう……!】
「くかか……❤愉快、愉快❤では儂もこの辺にしておこう❤」
忠満がパッと手を離しますが、エロガキくんが勃起しているのは服越しにも丸わかりです。今度はエロガキくんが忠満を恨めし気に見やりますが、忠満は心底楽しそうにケラケラと笑うだけ。
「甘い甘い♪駆け引きはまだ儂の方が上ぞ♪」
【ぬ、む、むぅぅぅぅ……!】
「焦るな焦るな、年の功というやつぞ……では」
忠満は身を屈め、エロガキくん以外からは絶対に得ないだろう覚悟でシコシコ❤と素振りをし、その舌をねろねろと動かしました。
「今宵はたぁっぷり❤らぶしようぞ❤だぁりん❤」
【……う、うんっ!】 - 206ヨーカイブ25/01/03(金) 12:59:43
こくこくと頷いたエロガキくんを満足げに見て、忠満はパンッと一つ手を打ち鳴らします。その音に屋内の三名から視線が集まり、何事かと声を掛けます。
「姐さーん?どないしたん?」
「うん?何でもないとも、ただ〆の柏手を打っただけぞ」
「ですか。では坊ちゃま、汗を流しにお風呂に参りましょう」
【はーい】
佐鳥の言葉にエロガキくんはそそくさと屋内に上がり、風呂場へと向かいます。その途中、テレビを見始めた花子さんに視線を向けると向こう側と目が合いました。
「なに?」
【……お風呂あがったらお話したいんだけど、いい?】
「え?ま、まぁ全然いいけど……」
【そっか!良かった!】
そう言ってエロガキくんは笑顔でその横を抜け、物陰でヨーカイブを起動します。
『育ちすぎた 花子さん/フラワー・チルディサーン』
『ヨーカイタイプ:学校の怪談、霊魂/ビッ.チ』
『属性:水/ローション』
『「学校の怪談」に登場するポピュラーな怪談、トイレの花子さんだ!但しその姿は育ちすぎているぞ!』
『「地獄石」によって妖力が大幅に強化されると共にその肉体も変化してしまったんだ!』
『力が高まった事は喜んでいるけれど服装が女児服のままなのには少々恥ずかしさを感じているぞ!』
『本来の怪談話は「誰も居ない筈のトイレから返事がある」というもので凶悪なものではないんだ!』
『生前はエロ配信をしていた裏垢系女子だったぞ!色々な男を食い漁った電子の肉便器だ!』
『得意なのはローションプレイだ!身体から出る汗とか唾液とかが全体的にぬるんぬるんするぞ!!』
【うへへ……❤】 - 207ヨーカイブ25/01/03(金) 13:04:28
エロガキくんの脳内は、既に花子さんをどんな風にしてやろうかという妄想でいっぱいでした。
脳内の妄想とその後のぐちょぐちょくんずほぐれつを想像しながら、エロガキくんはヨーカイブの筆を執るのでした……。
【というわけで花子さんを更に変える為の一文を募集します。現行の文章の1行分と同じぐらいで書き加える文言をお願いします】
【もし思いつかない場合は「こうしたい」という願望だけでも構いません。よろしくお願いします】
【一先ず最低3~5つぐらい集まったらお話を進めようと思います】 - 208二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 13:47:20
濃厚でめっちゃ良かったわ!
安価はこんな感じで良いんかね?
ローション体液をビデオカメラみたいにしてヤってる最中に色んな角度からだったり身体の中をリアルタイム配信出来たりするぞ - 209ヨーカイブ25/01/03(金) 13:48:31
OKです
- 210二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 21:09:12
精液を搾り取るドスケベサキュバスにするとか?
- 211二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 21:29:09
ロリ巨乳にする
- 212二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 01:14:24
このレスは削除されています
- 213ヨーカイブ25/01/04(土) 08:38:49
おはようございます。
- 214ヨーカイブ25/01/04(土) 12:24:23
- 215ヨーカイブ25/01/04(土) 12:27:31
一先ず他に案が無さそうですし、3つの案を合体させられそうなのでミックスしますね
- 216ヨーカイブ25/01/04(土) 13:45:17
『育ちすぎた 花子さん/フラワー・チルディサーン』
『ヨーカイタイプ:学校の怪談、霊魂/ビッ.チ、スライム』
『属性:水/ローション、体型自在』
『「学校の怪談」に登場するポピュラーな怪談、トイレの花子さんだ!但しその姿は育ちすぎているぞ!』
『「地獄石」によって妖力が大幅に強化されると共にその肉体も変化してしまったんだ!』
『力が高まった事は喜んでいるけれど服装が女児服のままなのには少々恥ずかしさを感じているぞ!』
『本来の怪談話は「誰も居ない筈のトイレから返事がある」というもので凶悪なものではないんだ!』
『生前はエロ配信をしていた裏垢系女子だったぞ!色々な男を食い漁った電子の肉便器だ!』
『得意なのはローションプレイだ!身体から出る汗とか唾液とかが全体的にぬるんぬるんするぞ!!』
『その果てに精液主食のチン喰いスライムヨーカイと化したぞ!体型自在、自分の体内も撮り放題だ!』 - 217二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 14:14:35
乗り遅れた!!絶対服従とか入れたかった!!
- 218ヨーカイブ25/01/04(土) 14:37:02
- 219ヨーカイブ25/01/04(土) 16:31:58
【花子さん、もうここでの暮らしは慣れた?】
「いや慣れたっていうか、私は現代寄りのヨーカイよ?」
日が暮れ始めた頃、縁側で座りながら花子さんとエロガキくんは予定通りにお話をしていました。いまや夏も真っ盛りと言った時期、日が暮れてもまだじっとりとした汗が出て来ます。
「過ごす場所が変わった程度で、生活自体に違和感は無いわよ」
【そっかぁ……他のみんなとは仲良く出来てる?】
「あー、色災さんはメッチャ絡んできて鬱陶しい」
花子さんの脳裏に過るのはけらけら笑いならぬにゃはにゃは笑いでだる絡みしてくる褐色の猫又女の姿です。しかも時々股を擦り付けて来たりするので始末に負えません。
「こっちが我慢できなくなるじゃない……!」
【なにが?】
「な、何でもないわよっ!」
エロガキくんが覗き込むように花子さんの顔を見上げると、花子さんは顔を赤らめてシッシッ!と手で払うような仕草をします。
思い返せば大分エロガキくんに弄られたせいでエロい事に対して寛容に、或いは明け透けになっている気がする、と花子さんは眉根を寄せます。あくまでも花子さんは自分が清純派ヨーカイだと思い込んでいるようです。
そんなやりとりを経て再びお互いに横に座り、暫し無言の間が流れます。
【……花子さんはさぁ】
「何よ?」
【どうして特別になりたかったの?】
「んえっ?」
その差中、不意にエロガキくんが言い出した問い掛けに花子さんは素っ頓狂な声を上げます。
ただ考えてみればその質問はある種、至極当然だったのかも知れません。元より花子さんが暴走し、エロガキくんの通う学び舎で悪さをしでかしたのは自分自身が特別になりたいという欲求からだったのです。
そしてそうなってしまったのは「特別になりたいから」という理屈で『地獄石』と仮称される呪物らしきものを使ってしまったからであり、そんな怪しいものを使ってしまう程の欲求は何が原因なのか知りたいというものです。 - 220ヨーカイブ25/01/04(土) 16:36:37
【なんで?】
「いや、だって……なりたいでしょ、特別に」
【そうなの?】
「寧ろアンタはなりたいとか思わないワケ?」
逆に問い掛けられ、エロガキくんはむむむ、と腕を組んで考え始めます。
特別、そもそも特別とは何なのだろうか。何時ぞや、父親と一緒に過ごした年末年始辺りの番組で父親が懐かしんでいたアイドルグループの歌にそういったフレーズがあった気がしますが……。
【元々特別だし……?】
「どこが特別って感じてるのよ」
【……………お手伝いの佐鳥さんが居る…………?】
「いやまぁそれは……特別か、特別ね。アンタ元々特別だわ」
一般家庭とはあからさまに事情が違うのがエロガキくんなわけですから、そんな特別云々は感じなかったのかも知れないと花子さんは気怠そうに溜息を吐きます。
「お坊ちゃんには私の苦悩なんて分かんないわよねぇ……」
【お父さんは大人はなやむことが多いって言ってたよ】
「その類とは違うわよ……というか私は元々子供のヨーカイなんだけど!?」
【でも今はムチパツもっちりお姉さむがぁっ!?】
「ど・こ・が、もっちりだってぇのよっ……!!」
ぎゅむりとエロガキくんの両頬を圧し潰しながら花子さんが詰め寄ります。どうやらお腹が他の面子と比べてもっちりしている事は結構気にしているようでした。
「他がおかしいのよ!乳尻……は色災さんが乳無しの民だけど」
【子供はいっぱいいるのにね】
「うんまぁそれは良いとして……忠満さんとか乳尻ボボッバァン!なのに何でお腹はキュッ!ていうかギュッ!なのよ!」
【忠満のお腹は柔らかいけどカチカチだよねぇ】 - 221ヨーカイブ25/01/04(土) 16:44:08
納得いかない!とばかりに吠える花子さんの言葉にエロガキくんが同意します。
忠満の鍛え上げられた肉体は女性的な丸みを帯びている部分は徹底的に帯びているというのに、その下には強靭な筋肉を秘めているのが分かるほど、力を入れた瞬間に浮かび上がるもの。そのお陰かお腹周りはすっきりと引き締まっている上に6つに割れてはいなくとも腹筋が浮かび上がっています。
思い返せば思わず勃起してしまい、鼻の下が伸びてしまう極上の女体なのです。
【……うへへ】
「人前で勃起やめなさいよエロガキッ!!」
【え、でも花子さんだからいいでしょ?】
「何でよ!!!!!」
【もうぼくがエロいの大好きって知ってるし……】
「だからって晒さないのよ普通は!!」
エロガキくんのズボンが膨らんでいるのを見て、花子さんが叫びます。普通の人が言うのならそれは当然の指摘で、エロガキくんも反省することでしょう。
ですがエロガキくんは知っています。
「……っ!……っ!」
【(見てる……すっごい見てる……)】
花子さんの視線は定期的にチラッ、チラッ、と下を向きます。
エロガキくんの子供にしてはデカすぎる勃起チンポへ視線がバチクソに向いているのです。何なら小さな声で「ほぉぉ……❤」とか「ガキチンのデカさじゃねーでしょ……❤」という声が漏れています。
何なら鼻の下が伸びていますし、じゅるっ!と涎を啜る音も聞こえる……どっからどう見ても性欲ムンムンの牝豚です。
【……へへっ❤花子さんもスケベな顔になってる~❤】
「ふうっ!?じゅるっ……は、はぁっ!?何言ってんのよ!?」
【うへへへへ❤嗅ぎたい?ぼくのチンポ❤】
「なっ、ばっ、ふざっ……~~~~ふんっ!」
【あだっ!?】
ぼかっ、と花子さんの軽い拳骨がエロガキくんの頭に落ちました。ヨーカイブに登録され『式』となったヨーカイは主人に危害を加えられませんが、その範囲は割と緩いようです。 - 222ヨーカイブ25/01/04(土) 17:48:25
「ホンッッッット!最悪のクソガキ!エロガキ!こんなのに取っ捕まったのが一番不幸よ!」
【うぅ~~~~……!ぼ、ぼうりょくはんたい……!】
「暴力よりひっどいことしてる奴が何言ってんのよ!」
【花子さんだってぼくの友達から精液抜き取ってたじゃん……!!】
「あ、あれはノーカン!暴走してたからノーカンよ!」
【ノーカンなし!あれもひとつのざいじょー!】
「ざ、罪状ではあるけどっ……!大事に至って無いからいいのよ!アンタのが重罪!」
【罪からのがれることはできんぞ!そのうすぎた……ないは言い過ぎだけど、罪をつぐなう時が来る!】
「償うとしてもこんな形は納得いかないっつってんのよっ!!
花子さんからの肉体言語に対し、エロガキくんは花子さんの黒歴史を引っ張り出します。それに対し慌ててノーカンだと言う花子さん。
その内容は決して子供っぽいなどとは言えない内容でしたが、お互いに少しムキになってまで言い合う姿は、とても子供っぽいものでもありました。
「ったくもう……!話をしたいって言うから時間とったのに……!」
【あ、そうだった。それで、花子さんはどうして特別になりたかったの?何が特別じゃないって思ったの?】
「あー……ううん、うん、むぅ~……そう、ねぇ」
視線を右往左往させながら言い淀む花子さん。何か言い辛いのか、もごもごと口籠り言葉は出て来ない様子。
エロガキくんは花子さんが言い出すまでジッと待っていますが、花子さんはやはり口籠ります。そうしていると、クスクスと花子さんを笑う声が聞こえてきました。
「んん!?だ、誰よ!?誰か聞いてた!?それともアンタ!?」
【え、ぼくは笑ってないけど……】
「じゃあ色災さん……いえ佐鳥さん!?ちょっと、盗み聞きなんて趣味が悪いわよ!」
「くすくすくす♪盗み聞きじゃないわよぉ♪」
「はぁ!?盗み聞きでしょ!?ていうかどっから……」
「えぇ~?見えない?見えないのぉ?まぁ見えないよねぇ♪おっぱいデカ過ぎるもんねぇ♪」
「なんっ……足元!?ちょっと誰……え?」
【おお】
花子さんが困惑の声を上げ、エロガキくんが驚きの声を上げます。花子さんの足元に居たのは…… - 223ヨーカイブ25/01/04(土) 18:36:29
「くすくすくすくす♪はぁい♪」
それはもっと幼い姿の―――但し乳とケツのデカさだけは今に劣らぬ―――花子さんでした。
「は?え?わた……え?昔の……私?……いや昔にしても乳と尻がデカすぎる!?」
「あ、ひっどぉ~い♪昔はこんな姿になりたいって思ってた癖にぃ♪」
「なっ!?あ、や……誰がっ!!」
「あ・な・た・が♪ていうか私が?まぁどっちも私だし同じよねぇ♪」
【なんかすごく頭がこんらんする】
声の高低こそあれど同じようなイントネーションと声質で、自分自身を揶揄うような問い詰めるような話し合いにエロガキくんも聊か戸惑うような声を漏らしました。
ですがその声にハッとなり、花子さんはエロガキくんの方へ振り向きます。
「え……エロガキッ!アンタ何したの!?これアンタの仕業でしょう!?」
「あ、いけないんだー♪決めつけるのはわるいことー♪」
「うるっさい!アンタは黙ってなさいよ!ほらエロガキ!アンタの仕業なんでしょ!?」
【決めつけるの?】
「じゃあアンタ以外の誰が出来るってのよ!?」
【うん、ぼくのしわざです】
「引っ叩くわよエロガキィ!?」
【叩いてる゛っ!!】
言うが早いかエロガキくんの頭をスパァン!と引っ叩く花子さん。痛みに蹲るエロガキくんにそっと小さな花子さんが寄り添い、その胸に顔を埋めさせて頭を撫でます。
ついでに股間もなでなでして来ます。
「やぁん♪デカチンくん大丈夫ぅ?痛いトコない?」
【ふおっ!?おほぉぉ……っ♪】
「こことかすぅっごい……腫れてるっ❤とっても痛そう❤」
「ちょ、何……何してんのよっ!?」 - 224ヨーカイブ25/01/04(土) 18:58:41
「え~?なにって……見れば分かるでしょ?」
「分かるから言ってんのよ!?何で……その、そこ弄ってんのよ!?」
「デカチンポって言えば良いのに」
「素面で言えるかぁ!?ちょっと!ヨーカイブ貸しなさい!ていうか私の項目見せろ!」
【ぬっふ……はいぃ……】
相変わらず股間を擦られてビクンビクンと震えるエロガキくんは、乳に顔を埋めた状態でどうにかヨーカイブを顕現させ花子さんに手渡します。
奪い去る様にヨーカイブを引っ掴んだ花子さんが画面を確認すると、そこにはこのような文面が記載されていたのです。
『育ちすぎた 花子さん/フラワー・チルディサーン』
『ヨーカイタイプ:学校の怪談、霊魂/ビッ.チ、スライム』
『属性:水/ローション、体型自在』
『「学校の怪談」に登場するポピュラーな怪談、トイレの花子さんだ!但しその姿は育ちすぎているぞ!』
『「地獄石」によって妖力が大幅に強化されると共にその肉体も変化してしまったんだ!』
『力が高まった事は喜んでいるけれど服装が女児服のままなのには少々恥ずかしさを感じているぞ!』
『本来の怪談話は「誰も居ない筈のトイレから返事がある」というもので凶悪なものではないんだ!』
『生前はエロ配信をしていた裏垢系女子だったぞ!色々な男を食い漁った電子の肉便器だ!』
『得意なのはローションプレイだ!身体から出る汗とか唾液とかが全体的にぬるんぬるんするぞ!!』
『その果てに精液主食のチン喰いスライムヨーカイと化したぞ!体型自在、自分の体内も撮り放題だ!』
「………………………」
「ねーえ?デカチンくんっ❤花子ぉ、デカチンくんのチンポ……欲しいなぁ♪」
【ぬふっ!ふおぉ……!おうっ……!】
「あっ❤おつゆ出て来たぁ……うおっ❤我慢汁だけで濃っゆ……❤手の平でチン汁味見うっめぇ~……❤」
花子さんがその文面に固まる中、小さな花子さんはエロガキくんの衣服越しに滲み出て来た我慢汁を手の平で触れ、その感覚に陶酔したような低音でその素晴らしさを口に出します。
そう、今の花子さんはスライムなのです。分身も、口以外でものを味見する事も可能なヨーカイとなっているのでした。 - 225ヨーカイブ25/01/04(土) 19:36:31
「ひ……」
引き攣る様に花子さんが声を発し、次いで叫びに変わりました。
「人の種族まで干渉してんじゃないわよぉぉぉぉぉ!!」
【おわっ】
「スライム!?スライムなの私、今!?」
「気付いて無かったの?私たちの足元、繋がってる見えない?」
「え?うわっ!?何コレなんか変なので繋がってる!?」
小さな花子さんからの指摘で花子さんが改めて足元を見ると、自分の靴と小さな花子さんの靴がみょいーんと伸びる何か液体っぽいものによって引っ付ている事が分かりました。
その有り様に「はぁ」と小さな花子さんは溜息を吐いて振り向きます。その鋭い視線に、花子さんは「うっ」と一歩引きさがります。
「な、何よ……!」
「私はあなた、あなたは私。分かる?私は変質する前から持っていたあなた自身。大人になったあなたの原型」
そして、本心。
その言葉に花子さんは反論しようとしますが、すぐさまに小さな花子さんが機先を制します。
「分かるわ、あなたの理性は大人の身体らしく、ヨーカイとして構成する情報の通りに動いてる。それはホント」
「だ、だったらそういう、淫行は……」
「でもエロい事には興味津々だったし、自分もヤってみたいって思ってたし……くっさいチンポだぁい好きなのもホント」
「て」
「テキトーなんかじゃないわよ?だって特別な……『グラマラスな大人の女』になりたいっていうのは、元々の願望だもの」
「む、ぐっ……!」
「トイレの花子さん。学校のトイレに住み着く幽霊、誰も居ない部屋からの返事をする存在。害があったり無かったり」
歌うように言葉を発する小さな花子さんには奇妙な威圧感、或いはヨーカイとしての恐ろしさが詰め込まれているように見えました。 - 226ヨーカイブ25/01/04(土) 20:01:23
「そんなヨーカイとしての形として産まれて……エッロい事に、興味を持っちゃった」
【どうして?】
「デカチンくんと同じで根っこがしょうもなくドスケベだから♪……否定できないわよね?」
エロガキくんの言葉に朗らかに答えながらも、花子さんを牽制するように言葉を続ける小さな花子さん。
「だってヨーカイにも心があるし、個性がある。デカチンくんみたいにしょうもなくエロい事が好きでも変じゃないでしょ?」
「……だ、だけどぉ……!」
「そう、だけどあなたは大人になっちゃった。身体と、心の一部が。エロい事したかったのに、それが恥ずかしい事と知っちゃった」
問い詰めるような小さな花子さんの言葉に、傍で聞いていたエロガキくんはピンと来るものがありました。それは……
【……特別になりたかったのって、もしかして】
「うん♪エッロい事が出来る『大人』になりたかった、ってワ・ケ♪」
【……大人にならなくても出来るよ?】
「うんうん、そうだよねぇ♪でもあの石を持った時は、『大人』になれば出来るって思ってたんだぁ♪」
「あ、ちょっ……!!」
そう、花子さんが大人の身体になってしまったその理由は……『エロい事がしたかったから』。それに尽きるのです。
かつての花子さんは学校にある幽世でヨーカイとして生きていたのですが、その差中でエロい事を覚えてしまったのです。子供のままでも出来ないわけではないのですが、花子さんは『大人になればエロい事が出来る』と考えてしまったようです。
その結果として、彼女は大人になりました。ですが大人になれば相応の羞恥心や性知識もまた身に付いてしまったのです。
結果、本性はエロに興味津々で肉体は性欲を持て余すムラムラの権化だというのに、エロを恥ずかしがるヨーカイが産まれたのです。
【……そうだったんだね……】
「生暖かい目線やめてぇ!そんな目で私を見ないでぇ……!」
「ま、そういうわけで……私はヨーカイブに色々されなくても元々ドスケベっていうワ・ケ♪」
だからね?と小さな花子さんはエロガキくんに擦り寄り、その耳元で囁きます。
「――――エッロい事、しよ♪デカチンくぅん♪」 - 227ヨーカイブ25/01/04(土) 20:18:59
その囁きに、エロガキくんはゆっくりと口角を吊り上げ、ニタァとした笑みを浮かべます。
そんなエロガキくんの頬にキスの雨を降らせながら小さな花子さんはエロガキくんの股間を撫で、その先走りに「おー……ヤッベ……キくぅ……❤」とトリップしています。
その様を見て、花子さんは我に返り意味もなく身を庇うように手を前に出しました。
「ちょ、ま……待って!待ちなさいエロガキッ!いえ、鎮くんっ!わ、私は!」
【……うへへぇ……❤今日はスライム分身ハーレムで撮影しちゃお❤】
フラワーちゃん❤
エロガキくんの一言に、花子さんの中にある変容したヨーカイとしての情報が励起しその精神を奥底にあったドスケベ色に染め上げます。
髪の毛は金髪に染まり、服装は卑猥なものに、頭にハートのサングラス、胸に星型ニップレス。
「……んひひっ❤それ、最っ高に気持ちよさそうだねぇ❤エロガキくぅん❤」
「そうだよねぇ❤ぜぇったいそれ気持ちいいよねぇ❤デカチンくんのドスケベェ❤」
【うへっ❤うへへへぇ❤花子さんたち……フラワーちゃんたちもドスケベでしょお】
エロガキくんのその言葉に、二人は粘つく笑顔を見せて笑い掛けます。
「「……はぁ~い❤フラワーちゃんたちはぁ❤オナネタ撮影ドスケベ肉便器スライムでぇ~す❤」」
そして三人は、或いは二人は、最早ヤり部屋と化した離れへと向かうのでした。 - 228ヨーカイブ25/01/04(土) 20:22:41
という感じで花子さんのエロの導入になります。既にエロが漏れてたけど気にしない気にしない、本番じゃないからセーフ
エロはまた別添でやってきますのでよろしくお願いします - 229二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 20:33:03
おつです
- 230ヨーカイブ25/01/04(土) 23:25:37
とりあえず投稿しまーす
- 231二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 08:16:13
このレスは削除されています
- 232ヨーカイブ25/01/05(日) 17:14:12
明日から仕事。とてもいやだぁー!
- 233二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 22:25:44
このレスは削除されています
- 234二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 23:39:28
がんばれー
- 235二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 23:54:14
💕
- 236二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 11:15:15
フラワーさんエッチで好き
- 237ヨーカイブ25/01/06(月) 19:21:14
- 238二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 22:24:01
❤
- 239ヨーカイブ25/01/07(火) 00:34:57
- 240二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 02:27:46
おつです
エロガキくんいいやつだよな - 241二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 13:15:24
このレスは削除されています
- 242ヨーカイブ25/01/07(火) 21:34:13
ただいま帰りました
- 243ヨーカイブ25/01/07(火) 23:33:43
- 244ヨーカイブ25/01/07(火) 23:46:21
対魔忍の水木不知火というのも違うけど「昔は凄腕なすごい人だったけどヨーカイバトルの後遺症とか呪いとかで引退した」とかそういう
ついでに「優秀な種に体が反応してしまう」的なエロ要素をぶち込みたいですね(性癖) - 245二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 23:52:21
わかる
そういうの良いよね
エロガキとヤルことで呪いの緩和が出来る的なヤル言い訳を与えられたりね - 246ヨーカイブ25/01/07(火) 23:54:19
そこで、そんなエロ人妻だかエロ未亡人だかを一度絵にしてみたいのでぶち込みたい要素を上げていって欲しいのです
外見的な特徴でも良いし、経歴的なものでもいいです。可能なら【ふしだらな母】というタグを付けてくれると見やすいです
よろしくお願いします - 247二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 08:24:13
合法ロリな母とか?
- 248二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 08:41:47
【ふしだらな母】
泣きぼくろがある大和撫子なおっとり系 - 249二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 16:48:34
【ふしだらな母】
狐耳のある金髪ロング - 250二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 17:01:24
【ふしだらな母】
美乳かつ九尾、ドスケベな見た目というより美しい容姿。現代服 - 251ヨーカイブ25/01/08(水) 18:56:39
ただいま帰りました
佐鳥さんと同じ世に忍ぶヨーカイなのか、先祖返り的に狐の属性が出てしまったのか - 252ヨーカイブ25/01/08(水) 22:11:45
た
- 253ヨーカイブ25/01/08(水) 22:13:01
またもホスト規制に巻き込まれた模様です
おふぁっく - 254ヨーカイブ25/01/08(水) 22:19:52
むぐ
- 255ヨーカイブ25/01/08(水) 22:26:10
- 256ヨーカイブ25/01/08(水) 22:27:05
何とかなった。一応乳控えめな草案①です。
- 257二次元好きの匿名さん25/01/09(木) 08:09:52
この草案もえっちで良いね
規制はお疲れ様です⋯ - 258ヨーカイブ25/01/09(木) 12:18:36
ちなみに案やイメージはどんどん募集中です
喧嘩しないの同士を組み合わせたりしていきたいのであればあるほどよい - 259二次元好きの匿名さん25/01/09(木) 16:19:16
すんませんスレ主様……イラストまとめが見れねえっす……
- 260ヨーカイブ25/01/09(木) 17:19:32
なんか画像が表示されないようになってるみたいですね……なんかいいとこないかしら
- 261ヨーカイブ25/01/09(木) 20:04:04
ただいま帰りました。どうしますかね
- 262ヨーカイブ25/01/09(木) 20:29:21
- 263二次元好きの匿名さん25/01/10(金) 00:11:02
清楚そうな人妻・未亡人には裏では性欲を持て余していて欲しい所
- 264二次元好きの匿名さん25/01/10(金) 10:27:42
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- 265二次元好きの匿名さん25/01/10(金) 21:32:44
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- 266二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 00:54:16
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- 267ヨーカイブ25/01/11(土) 08:14:15
おはようございます
デザインは兎も角として名前は葉子さんにしましょ - 268二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 11:14:44
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- 269ヨーカイブ25/01/11(土) 13:16:18
- 270ヨーカイブ25/01/11(土) 13:21:47
さて、デザイン上でお狐様なのが決まった葉子さんですが、所謂「先祖返り」的なものでヨーカイとしての性質が色濃く浮かび上がったという事にしておきましょう
その方が家筋でどうのこうのが詰め込めそうなので……その上で彼女がどういう存在なのかちょっと定義していきましょう
0:次代を産む孕み袋としての優秀さを期待されていた ~ 100:本人が優れた資質を持つ優秀な霊能者だった
真ん中ならそのどっちでもあるという事で dice1d100=63 (63)
- 271ヨーカイブ25/01/11(土) 13:24:24
どっちかと言えば術者として有能、これは次世代も期待出来るぞぉという感じだったみたいですね
ではそんな彼女がどうして一般家庭の人妻or未亡人になってしまったのでしょうか。そのままならお家が逃すはずはありませんという前提
つまり何らかの事があり、彼女が「使い物にならなくなった」と判断されたのでしょう
その理由的なものを皆さんにも考えて欲しいので募集してみます。よろしくお願いします。 - 272二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 20:14:46
個人的には一枚目が一番好みかも
安価は先祖帰りの影響で霊質的なのが変質して霊能力が全く使い物にならなくなったし元の霊能力と干渉して妖怪の力も上手く使えなくなった為
みたいな? - 273二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 01:42:58
助平すぎて隠蔽しきれないくらいエッチな悪戯を沢山してしまったとか
- 274ヨーカイブ25/01/12(日) 09:22:09
- 275ヨーカイブ25/01/12(日) 09:23:10
では草案①を基本にデザインしていきましょう……ヨーカイモードでなら乳を膨らませても……ええか……
- 276二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 12:56:34
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- 277二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 20:40:47
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- 278二次元好きの匿名さん25/01/13(月) 02:01:55
お盆とか乗りそう
- 279ヨーカイブ25/01/13(月) 06:27:01
- 280二次元好きの匿名さん25/01/13(月) 10:50:11
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- 281ヨーカイブ25/01/13(月) 21:33:04
- 282ヨーカイブ25/01/13(月) 21:33:36
しかし中々解除されない……むむむ、安価辺りまではやっておこうかな……
- 283ヨーカイブ25/01/13(月) 21:37:03
「……おーい、起きろ。起きなさい。起きてって、エロガ……ん゛お゛っ❤❤」
【……んあ……?】
「くっふ……❤お、おはよ……❤ひりコいて挨拶すんなってぇの……っ!」
【あ……おはよ、花子ちゃん】
「ちゃんて……ああもう、いいわ。好きに呼びなさい」
エロガキくん、朝の目覚めはすっきりです。
花子さんとの情熱的且つ倒錯的、そして常識外れの夜を過ごしたエロガキくん。その後には朝まで花子さんと合体した状態で眠り、その肉布団を楽しんでいたのでした。
「ほら、抜いて立って。お風呂行くわよ」
【ん……もっかいヌく……】
「そっちじゃないっ!う゛っ❤な、中でビクンビクンさせんなっての!私の中から抜け!」
【やぁ~……はめっこしながら運んでぇ……】
「し・ま・せんっ!」
などという遣り取りをしながら、何やかんやで風呂で汗やら何やら色々を落として本当に清々しい朝です。
【んん~っ!スッキリさわやか!】
「そりゃ良かったわね、こっちは……」
【……花子ちゃんはヤだった?】
「……う、あー……」
エロガキくんの問いに花子さんは視線を往々させ、唸った末に顔を赤くしてボソッと呟きます。
「……気持ち良かったしスッキリしたわよ。生命力で調子も良いわ」
【ぼくのおいしかった?】
「態々聞くなぁっ!!」
「……随分と仲良しになっておるの?坊?」
【はうっ!?】 - 284ヨーカイブ25/01/13(月) 21:40:05
つつつ、とエロガキくんの首筋を撫でるようにして囁くのは日本の立派な角を生やした鬼嫁……忠満です。
にっこりとした笑みの裏側に相当の威圧感を籠めてエロガキくんへ顔を近づける忠満からは物理的な重力が発生しているかのような力を感じてしまいます。
エロガキくんも花子さんも蛇に睨まれたカエルの如く硬直し、冷や汗を流します……が、
【い、いいでしょっ!!】
真っ先に再起動したのはエロガキくん。むんっ!と気合を入れて忠満に向き直ると、忠満と顔をくっ付けるほど顔を寄せて睨み付けます。
【た、忠満さんだって認めたじゃないかっ!】
「ふむ」
【め、めかけ?さんは認めるって!】
「ふむ」
【花子ちゃんはぼくのめかけさんなのっ!だ、だからえっちしてもいいっ!】
「ふむ」
【う、うぅうう……!】
エロガキくんが声を張り上げますが、忠満はにっこりと笑ったまま「ふむ」と頷くばかりです。この反応にはエロガキくんも言葉に詰まって一歩たじろぎます。
そのまま忠満は顔をスライドさせ、固まる花子さんに視線を向けます。ビクッ!と花子さんは大げさな程に肩を揺らして動揺を示しました。
「で、あるかえ?」
「はえいっ!?な、何でしょうか忠満さん!?」
「坊は、汝を妾(めかけ)にすると言うておるが」
「え、わ、わた、私は…………」
威圧感に花子さんはしどろもどろ、どう答えたものかと言いあぐねているようです。
しかし暫くもすると両手の指を合わせ、視線を逸らし、顔を赤らめながらぼそぼそと呟きます。
「……悪い気はぁ……しない、っていうか……精々セフレぐらい、みたいに思っててぇ……」
「うん?何ぞ?聞こえんぞ?」
「ん、ぐ、う……!だぁ!かぁ!らぁっ!」 - 285ヨーカイブ25/01/13(月) 21:45:13
ぐわっ!と吠えるように花子さんが大口を開けてがなりました。
「エロガキの女になるのは満更じゃない!ていうか嬉しいわよ!一応ッ!」
「何故?坊は大概なエロガキぞ?」
「………そこが良いのよ………」
「好き者よな」
「う、うるさいわねっ!ていうか忠満さんは……」
そこまで言って花子さんは少し考え、先ほどの言葉を吟味して眉根を寄せ、改めて忠満を見やりました。
「……お妾さんを認めるって、エロガキの嫁は?」
「儂ぞ」
するりと手袋を脱いだ忠満は自らの左手薬指に嵌めこまれた不格好な木製の指輪を見せ、愛おし気に撫でます。その姿に花子さんはポカーンとした顔をして指で忠満とエロガキくんを交互に指します。
「……年の差とか」
「そのようなもの、とうに開き直ったわ」
【ぼくは気にしない!】
「……そっかぁ……」
むんっ!と二人そろって胸を張る凸凹夫妻に花子さんは思わず納得するしかありませんでした。
「ま……であるなら良い」
そして忠満は、そう言いながら笑みを浮かべて肩の力を抜きました。その反応に花子さんは少し首を傾げます。
「であるなら良いって……何が」
「坊は責任を取る気でおる。汝はそれを受ける気でおる。違いあるまい?」
「……………まぁ………そう、言える、の、かしら?」
【せきにんとる!おめかけさんにする!】 - 286ヨーカイブ25/01/13(月) 21:54:14
ふんすふんす、と鼻息荒いエロガキくんに苦笑しながら忠満はこつん、とエロガキくんの頭を小さく小突きます。
「それは結構であるが……お嫁さんを蔑ろにするでないぞ?坊が熱烈にらぶこぉるをしたのだからの?」
【うん!忠満さんともいっぱいイチャイチャする!パコパコする!いっぱい赤ちゃん産んで貰う!】
「んふ……❤で、あるならよしっ❤」
「……むぅ……」
エロガキくんと忠満のやり取りに、何だか自分を出汁に使われたようで花子さんはちょっとむくれ顔です。
そんな花子さんを見て、忠満は苦笑して言います。
「カカッ……むくれるぐらいなら素直になるが良い。好きおうておるなら、遠慮はいらんであろ」
「好っ!?や、そう、ぬ、んん~~~~~~~っ………!!」
顔を赤くして百面相をする花子さんに、忠満はより苦笑を深めます。
「ま、気持ちは分からんでもない。早々素直にはなれぬわな、羞恥心があるのなら一層ぞ」
「ぐ、ぬ、む……!」
「互いに気があるなら儂から言う事は無い。性欲だけ、というならちと何か言うべきであろうがな」
【……性欲だけはだめ?】
「お嫁さん的にはそれなら儂にぶつけて欲しいという可愛い嫉妬心ぞ。受け止めておくれ、旦那様?」
【はーい……わっ】
そう言ってクスクスと笑いながら、忠満はエロガキくんをぐいっと抱え上げて台所へと歩を進め始めます。気が付けば、朝ごはんの良い匂いが漂って来ています。
「……むぅ」
何だか一方的にやり込められてしまった、というスッキリしない感覚を抱えつつも、花子さんは忠満たちの後を追って台所へ向かうのでした。 - 287二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 01:42:33
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- 288二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 13:00:51
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- 289二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 00:00:06
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- 290二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 11:02:33
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- 291ヨーカイブ25/01/15(水) 11:36:11
おあ
- 292ヨーカイブ25/01/15(水) 11:39:21
書き込めたぁ!すみません!接続不可から規制で何も出来ませんでした!
見たいキャラと1dice100で最大値を採用する予定です!下3まででよろしくお願いします!
- 293二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 13:50:23
佐鳥さん
dice1d100=9 (9)
- 294二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 14:08:50
花子さん
dice1d100=86 (86)
- 295二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 22:42:59
忠満
dice1d100=66 (66)
- 296ヨーカイブ25/01/15(水) 23:06:33
花子さんのお話書きまぁす!
- 297二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 07:48:09
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- 298二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 17:24:56
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- 299二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 20:29:49
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- 300ヨーカイブ25/01/16(木) 20:45:23
ただいま帰りました
- 301ヨーカイブ25/01/16(木) 20:45:35
規制解除!
- 302二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 20:54:37
安価分かりやすくしていただけませんか?
- 303ヨーカイブ25/01/16(木) 21:35:31
何時頃やりますってアナウンスが必要という事でしょうか
- 304ヨーカイブ25/01/16(木) 22:11:57
【はーなっこちゃん!あーそーぼ!】
ある晴れた日の昼下がりです。エロガキくんは居間で涼んでいた花子さんの下へとひょっこり現れました。
その姿を認めた花子さんは何やら眉根を寄せて面倒くさそうな顔をしつつ、溜息と共に胸元のボタンをぷちぷちと外し始めます。その中からは当然のように下着が出て来ますが……これまでの可愛らしいピンク色のものではなく、派手な紫の縁取りが成されたヒョウ柄のブラジャーです。
「で、パイズリでもして欲しいの?」
少し顔を赤らめてそっぽを向く花子さんに、エロガキくんはきょとんとしてその手に持っていたゲーム機を掲げます。
【え、ふつうにゲームしよっかなって……】
「………」
エロガキくんの返答に、何とも言えない空気が流れました。
花子さんはふぅー、と息を吐くといそいそ自分の衣服を整え直します。ボタンを嵌め直し、首元のリボンをキュッとしめ立ち上がると、ツカツカとエロガキくんの下へと近寄り、
「……ふんっ!」
【なんでぇっ!?】
スパーン!とエロガキくんの頭を叩きました。
「エロガキ何だからその……なると思うでしょ!?」
【ぼ、ぼくだっていっつもスケベなこと考えてるわけじゃないよ!?】
「考えときなさいよ!これじゃ私がドスケベなだけみたいじゃない!」
【えっ……】
「なに本気で『違うの?』みたいな顔してんの??」
【ぶえ】
エロガキくんの驚きの表情に花子さんは笑顔のまま青筋を浮かべ、その頬を両側から潰すように押し込みます。エロガキくんはどうにか花子さんの両手を退けようとしますが、腐ってもヨーカイです。エロガキくんの膂力では敵いません。 - 305ヨーカイブ25/01/16(木) 22:22:40
【ぶむぢべー!】
「な~ん~て~?」
【ぶむむ~~~~~!】
「あっははははは!不細工な顔ねぇ~?」
藻掻くエロガキくんの姿を笑いながら、むにむにとエロガキくんの頬をこねくり回して花子さんは笑い声を上げます。そうして幾度かこねくり回した後、満足したのか花子さんは急にエロガキくんを解放しました。
頬が解放されたエロガキくんは自分の頬をさすりながら花子さんを涙目で睨みます。
【うぅ~……!花子ちゃんがイジメる……!】
「子供泣かすのが学校のヨーカイの役割よ、役割」
【ぜったいベッドでなかせてやるぅ……!!】
「子供のセリフじゃないわね……」
先ほどはエロい事を考えておけと言った割に、エロガキくんの発言に花子さんはやや引き気味な様子を見せます。それを見たエロガキくんはより一層ねめつける視線を花子さんへと向けます。
【ぼく以上のドスケベの癖に……!!】
「はぁ!?私が!?」
【そうじゃないか!花子ちゃんはドスケベだ!エロエロヨーカイだ!ぼく専用オナホスライムだ!】
「っ!誰がオナホスライムよ!」
「はぁい♪オナホスライムでぇ~っす♪」
【あ、ちっちゃい花子ちゃん】
「んがっ!?ま、また勝手に……出てきた上に何よそのカッコ!?」
「え~?エロガキくん用のドスケベオナホスライムらしい装い?」
何時の間にやらぬるりと出現していた小さな花子さんの姿は、褐色肌でフラワーの時のような露出度の高いギャルファッションでした。短いスカートから丸見えになっているお尻はぶりんっ❤として煮卵の如しです。
それがお尻を振ってエロガキくんにアピールしてくるのですから、エロガキくんが股間を膨らませてしまっても仕方のない事です。
「んひひひ❤エロガキくぅん❤花子ちゃんのオナホボディ……使いたい?」
【うん!!!!!!!!!】
「や~め~ろっ!!」 - 306ヨーカイブ25/01/16(木) 22:49:52
花子さんがそう叫ぶと、引きずり込まれるように小さな花子さんの姿がその足元へと消えていきました。小さな花子さんからの誘惑にコクコク首を縦に振っていたエロガキくんは思わずがっくり肩を落とします。
その頭を再びスパーンと花子さんが引っ叩きました。
【いたぁ!?な、なんでぇ!?】
「何でじゃないわよこのエロガキッ!!」
【は、花子ちゃんがそうしろって言ったのにぃ……!】
「う・る・さ・い!!」
理不尽ですが花子さんはぷりぷりと怒ってそっぽを向きます。
「もっとこう……何か、あるでしょ!」
【え、じゃあゲームを……】
「ゲームも良いけど!ほら、何か、こう……」
【え~……じゃあ、花子ちゃんは何時からヨーカイなの?】
「唐突にぶっこんで来たわね……」
不意にエロガキくんから問われた真っ当な類の質問に思わず花子さんは冷や汗をかきます。スイッチのオンオフが激しいというか、未だ花子さんはエロガキくんの精神性が理解出来ません。
ですがそれこそ此方が出した提案であるのですから、それは答えねばならないだろうと花子さんは腰を下ろします。エロガキくんはその横へと腰を下ろし、話を聞く姿勢へと移行します。
花子さんはさて、とばかりに頬杖をついて言葉を探します。
「あ~……私が何時からヨーカイになった、って言うのは……自意識が目覚めた頃、って事?」
【そうなのかな。ぼく、実のところヨーカイって全然どういうものか知らないや】
「じゃあ何で聞いたのよ……」
【忠満さんにも昔話をしてもらったから花子ちゃんもって……】
「悪いけど、私にはあの人みたいに波乱万丈な歴史は無いわよ」
そう言いながら、花子さんは自分の過去について思い出します。思い返せば、何時頃からあの学校に居たのだろうか、と。
「……そうね、私はまぁ……20年前ぐらい、かしら」 - 307ヨーカイブ25/01/16(木) 23:17:30
【……意外とわかい……】
「意外とって何よ意外とって」
【だって忠満さんや色災さんは良く分かんないけど数百年とか千年とか……】
「あのね、私は『トイレの花子さん』……近代のヨーカイなのよ?」
そう、古くから語られる「鬼」や「猫又」と比べれば「トイレの花子さん」というのは極めて近代……少なくとも「学校」という枠組みが出来てからのもので、到底忠満や色災と比べれば種族自体が若いのです。
【ふーん……それで、昔はなにしてたの?】
「何してたって……」
【忠満さんはわるいこといっぱいしちゃったって言ってるし、色災さんはたのしいこといっぱいしたって言ってた】
「少なくとも色災さんは楽しい事って言う凶行でしょアレは……」
脳裏に浮かぶニヤニヤ笑いの褐色貧乳デカケツ猫又は、確実に愉快犯の類で無軌道にやらかすタイプだと花子さんは認識しています。そしてその認識は凡そ当たっているのでしょう。
何やらかしたのやら、と思いつつ花子さんはうーん、と唸ります。
「……何してたって言ってもねぇ。何も出来てなかったわよ」
【え……そうなの?】
「そうよ。だって最近はだぁれも『不安』なんて持たないでしょ?」
【………???】
「んまぁ……要するに私たちは本来「幽世」……ヨーカイの世界に居るわけよ」
そう説明する花子さんの言葉に、エロガキくんはふんふん、と納得したように首を縦に振ります。
「で、よっぽど強いヨーカイだとか特殊な儀式とかしない限り、「幽世」と「現世」は繋がんないのよ」
【……けっこう簡単に繋がってるよ?】
「それが異常事態だし、それが出来るのがヨーカイブなのよ……まぁそれは置いといて」
物を置くような動作をしつつ花子さんはバツが悪そうに言います。
「……私は特別なヨーカイじゃなかったから。そう言う事が出来なかったのよ」 - 308ヨーカイブ25/01/16(木) 23:18:25
といったあたりで本日は此処までです。お付き合いいただきありがとうございました。
今回は花子さんと普通のお話回ですので明確なエロは無いです。明日お話が終わった後に安価を取る予定です
ではおやすみなさい - 309二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 07:33:31
お疲れ様です
- 310二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 07:52:24
どんな安価?
- 311二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 07:53:33
楽しみ
- 312二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 08:03:56
おつ
- 313二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 09:11:29
新規絵キボンヌ
- 314二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 18:14:13
きたい
- 315ヨーカイブ25/01/17(金) 19:53:59
ただいま帰りました。安価は次のお話相手決めですね
- 316二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 19:54:56
お
- 317ヨーカイブ25/01/17(金) 22:50:54
またも花子さんの口から零れた「特別」の言葉に、エロガキくんはむむむ、と腕を組みます。
【……そんなに自分がドスケベな性格なのが嫌だったの……?】
「これはそういうのとは違うわよっ!もっとヨーカイとしての本質の話っ!」
【本質……?】
「…………ヨーカイっていうのは、『畏怖』と『崇拝』を力に……畏怖と崇拝、分かる?」
【わかんない】
エロガキくんが首を横に振ると、花子さんは「あー」と呻いて小さく空中をなぞるように指を動かし、一人得心したように頷いてからもう一度話を続けます。
「怖い、ヤバいって思うのが『畏怖』、すごい、ありがたい、頼りたいっていうのが『崇拝』……って思っておいて」
【こわいと、すごい】
何だかイマイチ実感がわかないという風なエロガキくんに対し、花子さんはそうねぇ、と一つ指を立てます。
「あんた、初詣とか行く?」
【うん、お正月はお父さんが帰って来るからいっしょにいくんだ】
「その時に神社で手を合わせて、今年一年元気に過ごせますように、とかお願いしない?」
【する】
「それが『崇拝』」
【あれが『崇拝』】
ふむふむ、と納得するように頷くエロガキくんですがすぐさまに顔を上げます。じゃあ『畏怖』ってなんなんだろうと思うのは当然の流れで、花子さんは二つ目の指を立てて口を開きます。
「あんたは病院に居ます」
【びょういん】
「真夜中の病院は暗くて、明かりは非常口案内の緑色の薄い光だけ」
【………】
「そんな場所であんたは出口まで行かないといけません」
【……ごくっ】 - 318ヨーカイブ25/01/17(金) 23:23:46
花子さんの語るシチュエーションに、思わずエロガキくんも喉を鳴らします。
「あ、一応言っとくけどヨーカイブとかは使えないわよ?援軍無し」
【うぅ……!】
「そしたらアンタは一歩一歩、薄暗い緑の光を頼りに廊下を進んでいく。けど……」
【け、けど……?】
エロガキくんが身を乗り出して話に聞き入ります。花子さんはその姿にくすりと笑みを漏らした後、意地悪そうな顔つきで喉奥から笑い声を漏らし始めます。
「クックック……廊下の先には光も無い、真っ暗闇。辛うじて横に空間が広がってるのが分かる程度」
【……ま、待合室……?】
「どうかしらね?もしかしたらただの十字路や丁字路かも知れないわよ?」
【……そ、そこに行くの……?】
「そう、あんたはそこに行かなきゃいけない。脱出の為だもの、色々探さなきゃ……ところで」
【な、なに?】
「そう言う場所って足音が響くのよ。あんたが歩く度、かつーん、かつーんって音がする」
【う、うん……?】
唐突な言い出しにエロガキくんは少し首を捻ります。音が響くからどうしたというのでしょうか。
そんなエロガキくんをやはり花子さんは意地悪な顔でニヤニヤと眺め、「かつーん、かつーん」の言葉と共に手の指を歩くように動かしてエロガキくんに歩を進ませる演出を見せます。
その最中、突然その歩みの動きがグッと止まりました。
「あれ?今、何か別の足音が混ざらなかった?」
【えっ!?】
「思わずあんたは振り向くけど、何もない。もしかしたらあんたの足が変に床を踏んだせいかも知れないわね」
【そ、それなら……】
「そしたら突然、背後でパパッ、と緑の光が一瞬灯る。奥の真っ暗闇でちょっとだけ明かりがついたみたいね?」
【……それで、どうなるの……?】 - 319ヨーカイブ25/01/17(金) 23:50:15
「…………」
【ど、どうなるの……!?ねぇ、どうなるの!?】
「…………あんたは、その明かりの中に何かの影を見た」
【!!】
「……気がする。でも実際はどうなのか分からないわよ」
【じ、実際にはどうな……あだっ!?】
そう詰め寄るエロガキくんにピシッとデコピンを当て、花子さんはケラケラと笑い出しました。
「あっはははは!何だかんだあんたも子供ねぇ!それにヨーカイを引き連れてるくせにビビり過ぎ!」
【だ、だってぇ!】
「あははは……まーでも、その方が分かり易いわ」
【へ……?】
ぽかんとした顔をするエロガキくんにしてやったりという風に笑みを見せた花子さんは、エロガキくんをピシッと指差して言います。
「あんた、不安でしょ?そんな場所に行くのも居るのも」
【うん】
「素直でよろしい……『何かよく分からないものが居そう』、って思う?」
【だ、だって足音がしたり影がとか……そう思うよ!】
「そう思うでしょ?それが『畏怖』なのよ」
何だか良く分からない、自分の理解の及ばないもの。それを怖がる感情が『畏怖』なのだと花子さんは語ります。
「まぁつまり、怪談話よ。トイレの花子さんだって、真夜中の音楽室だって、そういうもの」
【どういうもの……?】
「何でさっきの病院は分かったのにこっちは分からないのよ……!」
イマイチ表現が古かったのかエロガキくんが首を傾げる様に花子さんは怒りを覚えますが、怒っても仕方が有りません。
それに、そういう考え方の方が話も早いだろうと思いなおし、一つ溜息を吐いて言葉を続けます。 - 320ヨーカイブ25/01/18(土) 00:36:53
「ほら、あんたは私の話を知らない。怖がらない」
【だって花子ちゃんはぼくのおめか……】
「だーっ!それはやめなさいっ!」
エロガキくんの言葉を顔を赤らめて花子さんは遮り、ムッとした顔をして言葉を続けます。
「……つまりよ。私たちみたいなのの怪談話は、もう怖がられない」
【うんむむ……?】
「『畏怖』が無いのよ。ついでに言えば『崇拝』も無いわ」
【でもそれなら忠満さんや色災さんも……】
「『鬼』は別格よ。どうあったって『畏怖』や『崇拝』を受けるもの」
曰く、「鬼」というヨーカイ自体が強大な種族で、形容として『鬼のよう』という表現が廃れない限り一定以上の力が保証されるのだとか。猫又も似たようなもので、猫を神聖視したり逆に不吉と恐れるだけでも『崇拝』や『畏怖』を受けるのだとか。
【……佐鳥さんは?】
「心を読む、内心が分かるって怖い事なのよ」
【そうなの?】
「そりゃそうよ……それは良いとして。結局、私たちみたいなヨーカイはもう怖がられないのよ」
人の世界に電気という文明の光が齎されて以降、ヨーカイたちの『幽世』と人の『現世』は大きく距離を隔て、その関係は……
【花子ちゃんは怖がられたかったの?】
花子さんがヨーカイと人との関係を語ろうとした瞬間、エロガキくんはそれをぶった切るように言葉を切り出しました。
「ぶった切るわねあんた」
【何が?】
「……何でも無いわよ」
エロガキくんの問い掛けに、花子さんはふてくされたように答えます。 - 321ヨーカイブ25/01/18(土) 00:37:58
開始が遅かったから終わらせられなかった……!
明日、早めから書き始めて10時ごろに安価予定です。おやすみなさい - 322ヨーカイブ25/01/18(土) 08:56:24
おはようございます。
- 323二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 09:08:44
おは
- 324ヨーカイブ25/01/18(土) 09:33:39
「……そうね。怖がられたい……いえ、語られたい?ってのが正しいのかしら」
【語られたい?】
「うん、そう。例えばもし、あんたがご飯も碌に食べれなくて、お出かけも出来ない状況になったらどう?」
【え……死んじゃう……】
エロガキくんは花子さんの言った状況を想起し、嫌そうな顔をしてそう答えます。
「そうよね。ひもじい上につまらないんだから、そんな気持ちになるわよね」
肩を竦めて苦笑する花子さんの様子に、エロガキくんも先ほどの問いかけの意味を理解します。
【……語られないと、そうなっちゃうの?】
「まぁ……死ぬわけじゃないんだけどね。なーんにも出来ないのよ。見てるだけみたいな」
ヨーカイはとても強く恐ろしい存在であるという事に違いはありません。ですがその存在は存外に不安定で「人」に依存しています。
「ヨーカイは人が話して、怖がって、ありがたがられて。そうして漸く、形になるの」
【……じゃあ、忘れられたら?】
「居なくなるわ。何処からも」
【………】
その言葉にエロガキくんはぶるりと身を震わせました。そんなエロガキくんの様子を見て、花子さんは苦笑します。
「なぁに怖がってんのよ。人には関係ないじゃない」
【……でも、こわいよ。居なくなっちゃうのは】
「…………だから、あんたには感謝してるのよ」
【……?】
頭をぽすぽすと撫でられたエロガキくんは、俯いていた顔を花子さんへと向けます。
花子さんの表情は優し気で、とても柔らかなものでした。 - 325ヨーカイブ25/01/18(土) 09:56:01
「……色々と興味があったのは確か」
【エッチなことに?】
「態々ぼかした部分を言い直すな!」
ぺしんと叩いて花子さんは話を続けます。
「でもまぁ、結局……特別になりたかった、強い力が欲しかったのは『生きたかった』からよ」
学校の怪談は今でも怪談話として、或いは題材として語られています。ですがそこに恐怖は薄く、信仰も無く、本当にただ話としてあるだけです。
ですがただ語られるだけの怪談たちは『幽世』から出る機会は少なく、そして力も脆弱なもの。そうして目立つ事も出来ないので余計に人から忘れ去られ、何れ語られなくなり、ヨーカイとしての存在を失っていくのです。
【……】
「だから感謝してるのよ。あのまま消しちゃっても良かったのに、ヨーカイブに登録してくれた」
ですがヨーカイブに登録されたヨーカイは、消える事はありません。ヨーカイブの所持者が死に、その契約が切れるまで、ヨーカイが存在を失うような事はありません。
「……まぁ色災さんにハメられたみたいなもんだけど」
【びっぐ・さくせす……】
「恨んでもないけどね。悪い事をしたんだから消されておかしくなかった」
それに、と花子さんはエロガキくんの手を取り、指を絡めます。
「あんたと過ごすのも、最近は悪くないと思えて来たもの」
【……!】
「……ぷふっ!なぁに顔赤くしてんのよ!いっぱいスケベな事してるエロガキの癖に!」
指が絡まり、すりすりとなぞる感覚に奇妙な卑猥さを感じてエロガキくんは次第に顔を赤らめました。その様の何かが面白かったのでしょう、花子さんは息を噴き出して笑いました。 - 326ヨーカイブ25/01/18(土) 10:10:32
【な、なんだよぅ……!】
「あっはは……ごめんごめん!あんたってホントエロい事以外は普通の子供なのねぇ」
【むう~……!】
ふくれっ面をするエロガキくんに余計愉快そうにケタケタ笑いながら、はぁーっと息を吐き花子さんは立ち上がりました。
「んっ!それじゃゲームしましょっか!何して遊ぶ?」
【〇リオパーティ】
「それなら4人いた方が都合よくない……?」
ずいっとゲームソフトを差し出すエロガキくんに少し戸惑いつつ、花子さんは苦笑しました。
「しょうがない。じゃあ他の人らも……」
「居るぞ」
「居るで御座います」
「居るで~?」
ずいずいずいっと忠満、佐鳥、色災の三人が花子さんの後ろの襖から顔を出しました。
「……何時から其処に?」
「坊が来た最初からぞ」
「何やら面白そうなお話をしそうでしたので聞き耳立てておりました」
「んにゃははははははは!恨んでないんやぁ~?もぉっと感謝してくれてええよぉ?」
ヤレヤレと言った風な忠満。変わらず無表情にしつつ煽る様に耳へ手を当てる佐鳥。そして変わらずニタニタと笑って何時もの調子な色災。三者三様な反応に、花子さんはギギギギギと首を回してエロガキくんを見やります。
「……エロガキ。あんた、三人が居るのは……」
【だって最後に誘ったのが花子さんで……】
その言葉を言い終わらない内に、花子さんが大きく息を吸い込んで叫びました。 - 327ヨーカイブ25/01/18(土) 10:14:25
「―――――先に言いなさいよこのエロガキィーッ!!!!」
【うわーっ!?なんでぇー――――!?】
「にゃはははははははははは!いやぁおもろい聞きもんやったわぁ!ごっそさーん!」
「割と怖がられているようでこの佐鳥、聊かショックで御座います」
「げぇむは良く分からんぞ……花札にせぬか?」
今日も、エロガキくんの家は平和です。 - 328ヨーカイブ25/01/18(土) 10:17:28
といったところでお話終了です。では以下の中から選んでください。1dice100で最大値を採用。↓3つまで
1.忠満さんとイチャイチャしよう
2.色災さんちに遊びに行こう
3.花子さんと……
4.佐鳥さんとお話ししよう
5.用務員さんとばったり
6.この時期に転校生?
- 329二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 10:32:28
6
dice1d100=19 (19)
- 330二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 13:12:05
6
dice1d100=34 (34)
- 331ヨーカイブ25/01/18(土) 23:13:56
3人目が現れないので6でいきますね
- 332二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 02:54:50
りょーかい
- 333二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 12:10:19
了解です
- 334ヨーカイブ25/01/19(日) 16:35:39
よし、ちょびっとやります
- 335ヨーカイブ25/01/19(日) 16:44:09
「この時期に転校生?」
【うん、夏休みも目の前なのに……へんだよね】
「ふぅむ、儂は学校の事はとんと分からぬが……おかしな事かの、花子や」
豪勢にも花子さんと忠満、二人に挟まれながらエロガキくんは学校での出来事を話します。当然のように三人とも全裸、濃密な雌フェロモンにエロガキくんも大満足。
そんなエロガキくんの話を訝しむように聞き返す花子の態度を見てか、忠満は自分の知識が不足している事を前提として花子さんへと質問を投げかけます。
「そりゃ、変ですよ。夏休み明けなら兎も角、その前は変です」
「ふぅむ、何故?」
「馴染めないじゃないですか。こんにちわ、今日からよろしくって言った直後に長期休みで会えないんですよ?」
「会おうと思えば会えよう」
「それはそうですけど、友達とも言えない相手に態々会いに行きますか?」
【遊ぶならもっと仲のいい友達とあそぶと思うよ】
学校を良く知る花子さんと現役学生なエロガキくんの言葉に「で、あるか」と忠満は納得を示します。それと同時に疑問も浮かびます。
「ならば何故、その子はこの時期に転校を?」
「親の都合だと思いますよ?それぐらいしかこんな時期に転校しないでしょ」
「で、あるか。親に振り回される子は可哀想な……ん゛お゛っ❤❤」
「……エ~ロ~ガ~キィ~……?」
【え、えへへぇ……】
言葉の最中で身体を跳ねさせて低音の嬌声を上げる忠満の姿を見て、花子さんはちらりと視線を移しました。視線の先に居るのは当然の如くエロガキくん、忠満さんの陥没した乳首を穿り出そうとしているのでした。
バレたか、というような顔をしつつもエロガキくんは忠満の陥没から穿り出すのを止めようともせず、ぶりんっ❤と飛び出たその授乳機関失格とも言うべき長太い乳首をぢゅるぢゅると啜ります。
「んおぉっ……❤だ、旦那様っ……❤急にされては忠満、はしたない声を出してしまいますぞ……❤」
【ぢゅむ……それが聞きたかったからほじったの!】
「ホンットこのエロガキは……」 - 336ヨーカイブ25/01/19(日) 16:54:40
そう言いつつも、花子さんはぐりぐりとエロガキくんの頭を撫で回すだけに留めて何もしません。何だかんだでこの爛れた状態を楽しんでいるのは花子さんもなのです。
ちゅっぽん、とエロガキくんが忠満の母乳を吸い終わり口を離します。そのままもぞもぞと身体を身じろぎさせると、ぴとりと花子さんに背を付け、息を吐きます。
【ふー……あー、これすごいちんちんじわじわして気持ちいい……花子ちゃん、ちょっと身体スライムにして……】
「……人の身体をサウナ代わりに扱うんじゃないわよ、ったく……」
【んふぅぅぅ……キンタマもマッサージしてぇ……】
「はいはい、仰せのままに」
忠満の精力剤母乳をたっぷり飲んで身体を火照らせ股間を滾らせたエロガキくんは、花子さんの身体に身を預け、沈み込み、温度を下げたスライムボディを堪能します。
暑い夜にぴったりの涼やかな女体ゲルへと潜り込み、股間と睾丸を愛でられながら眠る。これが最近のエロガキくんにとって一番気持ち良く眠れるスタイルなのです。
【おふ、お、お、おぉ~……んおぉ~……お~……】
スライムの中に沈み込んだ部分をにゅるにゅると愛撫されるエロガキくんは甘い刺激を感じながらも身体の火照りと、それが冷えていく感覚に眠気を深め瞼がとろとろと落ち始めます。
気持ち良さに小さく短い声を上げながらその目は閉じられ、少しするとすぅすぅと寝息が聞こえてくるのでした。
「……ほーんと、普通の子が体験しちゃいけない快感よ、コレ」
「はぁ……❤くふふ、そう言いつつ視線が慈愛に満ちておるぞ」
「そうですか?こっちは大分、呆れてるんですけど」
そう言う花子さんですが、やはりその視線は優し気でエロガキくんの髪の毛を手櫛で梳いています。その様にクツクツと喉を鳴らしつつ忠満はグッと伸びをして、エロガキくんの上に覆い被さり花子さんに顔を近づけます。
「わっ……と……!」
「しぃー……♪坊が起きてしまう、静かに……ぞ♪」 - 337ヨーカイブ25/01/19(日) 17:07:08
忠満は花子さんのスライムボディから飛び出たエロガキくんの股間を自らのぶっとい太腿にミヂッ❤と挟み込んだまま、花子さんへと体重を預けます。
半ば液状化した肉体は忠満であってもそれほど重量は感じませんが、唐突な近さに花子も思わず声を出します。
「んぅっ……!」
「はー……冷やこいのぉ……♪これは確かに、坊も夢中になる……♪あぁ、花子や。重くはないかの?」
「お、重さは大丈夫ですけど……!」
「そうか、ではこのまま眠らせておくれ……。これは、うむ、うむ……とても……良い……」
「…………マジに寝たの…………?」
次第に意識が落ち、眠りに入る忠満に花子さんは呆気にとられます。
呆気にとられたところで、エロガキくんを身体に漬けていると共に忠満にも圧し掛かられているのですから、逃げたり何だり出来るわけでもありません。
重みは大して変わらずとも、変に身を動かす事も出来ないのです。
「……私も寝るかぁ……」
何か出来るわけでもなし、と花子さんは割り切り目を閉じました。そのままエロガキくんと忠満の刻む鼓動の音を身体越しに聞きながら、その意識を眠りへと落としていきました。
かくして、エロガキくんは翌日を迎え……その転校生くんと少し交流を持つ事になったのです。 - 338ヨーカイブ25/01/19(日) 17:10:49
ここらで少し中断。登場する葉子さん一家の設定をすこーしだけ詰めましょうか
- 339ヨーカイブ25/01/19(日) 17:37:42
- 340ヨーカイブ25/01/19(日) 17:43:41
とりあえず付け足したい設定があればお願いします
- 341ヨーカイブ25/01/19(日) 19:03:50
とりあえずこんな感じに
安倍 葉子
・ヨーカイ「妖狐」の先祖返りを起こした元陰陽師の女性。
・元々は極めて優秀な「一族の最高傑作」であったが、先祖返りによって力を練る経脈が変質し一転「落伍者」となる。
・そこから一族での順位が大幅に下がり、後に夫になる人物へと「払下げ」の形でお見合いし、結婚する事になる。
・かつては滅茶苦茶にスケベ過ぎて、一族の若い下っ端などを性的に喰い散らかしていた事もある。
・夫は年の差のある好色爺であったが葉子自身の性欲がそれを遥かに上回り、子供が産まれる頃には衰弱、間もなく死去。
・先祖返りを拗らせる前は避妊と優秀な精子選別用に特殊な呪法を自身の子宮周りに掛けている(経脈の乱れで現在は非活性)
・子供への愛情は本物。夫亡きあとは良き母として女手一人で育て上げて来た。
・エロガキくんが遊びに来た際、その優秀な霊力とヨーカイを調伏する力に充てられて休眠状態の呪法が活性化、発情する。
・暴走した性欲のままにエロガキくんを誘い込み、子供相手に何をしているのかと思いつつも行為まで突っ走る。
・エロガキくんとのおせっせによって経脈が整えられ、ヨーカイ・陰陽師としての力が復活して呪法が復旧してしまう。 - 342ヨーカイブ25/01/19(日) 20:50:38
- 343二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 20:52:50
エロス!
- 344ヨーカイブ25/01/19(日) 21:06:24
子供は息子?娘?どっちにしましょうか
- 345二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 21:12:45
息子だと寝取り感があって微妙な気がする。今のところエロガキ君見た目に反して寝取ってないから不快感がない部分はあるし……
男の娘とかそういう方向性ならなしではないかなぁ。普通に娘さんが丸いのでは? - 346ヨーカイブ25/01/19(日) 21:13:34
じゃあ娘さんにしましょう。性格はどうしましょう
- 347二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 21:14:49
いっそふたなり
- 348二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 21:16:34
>>かつては滅茶苦茶にスケベ過ぎて、一族の若い下っ端などを性的に喰い散らかしていた事もある。
>>夫は年の差のある好色爺であったが葉子自身の性欲がそれを遥かに上回り、子供が産まれる頃には衰弱、間もなく死去。
ドスケベ+ドスケベ=ドスケベ
- 349ヨーカイブ25/01/19(日) 21:18:35
陰キャ系挙動不審エロガキ(♀)……?
- 350二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 21:23:17
性格じゃないんですけど子供の方はあとで闇堕ち妖怪化させておけば子供がグラマラスムチムチお姉さんになるみたいな方向性で性癖の新規開拓ができるのでは?
とはいえ娘の方の設定盛りすぎると持て余す可能性もあるかな - 351ヨーカイブ25/01/19(日) 21:24:09
まぁ、一先ずフィーリングでやってみましょう
- 352二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 02:21:03
このレスは削除されています
- 353二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 09:11:59
- 354二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 12:13:50
エロガキのところに転校生が来るってことは伴にとっても転校生なわけで
表ストーリーの追加キャラだったり夏映画的な番外編でのゲストキャラだったりするのかな - 355ヨーカイブ25/01/20(月) 19:46:47
- 356ヨーカイブ25/01/20(月) 20:43:06
「「「「お邪魔しまーす!」」」」
「え、えへへ……ど、どうぞぉ……」
さて。不思議な時期にやって来た転校生……「安倍 葉月」ちゃんは、ちょっとおどおどした気の弱い少女のようでした。長めの前髪が視線を遮り、猫背君で胸の前で手をもじもじとさせる姿は、ともすればイジメの対象にもなりそうでしたが。
『おれ、番場 伴!よろしくな、安倍!』
『その前髪、デカチンみてーだな』
『ちょっと男子ぃ!女の子を前にそのあだ名やめなさいよぉ!』
『だってよデカチン、どうにかしろよ~』
『ぼくのせいじゃなくない……?』
妙に大らかな久慈桐小学校の学生諸君はあんまり気にしませんでした。
おどおどびくびくしている葉月ちゃんに積極的に話しかけ、学校を案内し、何やかんやでその日の内に家へと遊びに行くような運びへと持って行ってしまったのです。
やって来たのは普通の一軒家、変なところは何もありません。ですが……
(……なぁ、なぁシズメ。気付いてるか?)
(う、うん……なんか……色々あるね……)
こっそりとエロガキくんへと話しかける伴くんの頬には一筋の冷や汗。エロガキくんも前髪の奥からキョロキョロと視線を向けてあちらこちらを一瞥しています。
二人が感じ取ったのは、ヨーカイたちに関わるうちに感じ取れるようになってしまった妖力や霊力と言った不可思議な力の波動です。
一見して普通の家屋に見える家ですが、あちらこちらにある物品から微弱ながらも力を感じ、それらが連結して強固な結界を成しているようなのです。
(ふぅむ、この手の術は……陰陽道で御座いましょうなぁ)
(知ってるの?マカ先生)
(わっふぉっふぉ、生きておると知恵が増えます故)
伴くんのヨーカイブから聞こえる声は、オニマルのものではありません。しゃがれた好々爺らしき声音で喋るのはヨーカイ「マカミ」……狼が神格化されたヨーカイ、伴くんが「マカ先生」と呼ぶ存在です。 - 357ヨーカイブ25/01/20(月) 20:49:44
このマカ先生との出会いは「青いヨーカイブ」の使い手との戦いや共闘などにも関わるのですが……それはまた別の話。
「だがまぁしかし」、とマカ先生は気楽な様子で語ります。
(気にする必要はありますまい。これは悪しきもの、害意あるものを遠ざける守護の術……害はありませぬぞ)
(ふーん……じゃあ、変なことが起こったりしないんだな?)
(……何かあったの?)
(いやちょっと、ジ……青いヨーカイブの奴と、色々とな……)
(ふぅん……?)
何やら嫌な思い出でもあるのか、苦々しい表情をして伴くんは言葉を濁します。エロガキくんとしてもあまり興味はそそられないので、曖昧な相槌を打って話を流します。
ぞろぞろと子供たちが上がり込むと、パタパタと足音がします。
「おかえりなさぁ~い……あら!もうこんなにお友達が出来たの!?」
「え、えへへ……うん、そうなの。みんな、いっぱい声をかけてくれたの」
「そう……ありがとね皆?葉月と仲よくしてね?」
腰を屈めて葉月ちゃんと話すのは、若々しい見た目の女性です。
「えっと……葉月ちゃんの、お姉さん……?」
「あらぁ~!そんなに若く見える?うふふ、ありがとう!」
「え、えっと、紹介、するね?わ、私のママ……でぇす……えへへ」
「葉月の母、葉子と言います。よろしくね?みんな?」
にっこりと笑みを浮かべてその女性……葉子が皆に視線を向けました。
(……む)
(おや)
(……どした、オニマル。マカ先生) - 358ヨーカイブ25/01/20(月) 21:09:03
オニマルとマカ先生が不思議な反応を返した事に伴くんはこっそりと声を掛けます。
(先ほど、あのご婦人がこちらを見た時……一瞬目の色が変わりましたな)
(うむ。恐らくあの女性がこの家の仕掛けを施したので御座ろう……陰陽師、というには聊か脆弱のようだが)
(へぇー……そんなの分かるんだ。おれ、イマイチ分かんねぇや)
(術師を名乗るには霊力が微弱ですからの――――)
「ほっ❤❤❤」
一瞬、時が止まったかのように全員がぴたりと動きを止めました。
それはあまりにも唐突に、それまでの和やかな空気とは全く違う、熱の籠った、それでいて酷く間の抜けた声が聞こえたのです。誰もが頭に疑問符を浮かべながら視線を上げ、
「……ほ……ほほほ……っ」
顔を赤くし、口元を隠して笑う葉子を見やりました。
「ママ……?」
「ご……ごめんなさいね?ちょ、ちょっと足が吊っちゃって……だ、駄目ねぇ?もう若くないのかしら?」
【あの、大丈夫ですか……?】
「ッ!?だ、大丈夫よ!心配しないで!お、お菓子とお茶を用意するから!い、居間で待っていて頂戴!?」
葉月ちゃんが心配そうに声を掛けると誤魔化すように笑って足をくねくねと動かしますが、エロガキくんが一歩近づくと身をびくりと震わせてスタタタタッと奥へと消えていきます。
一同は首を傾げ、エロガキくんはちょっとショックを受けました。
【……ぼく、なんかしたかな……?】
「ま、まぁそう落ち込むなよ!そう言う日もあるぜ!」
「う、うん。ママ、すごく優しい……だから、ほんとに、痛かっただけだと、思う、よ?」
伴くんと葉月ちゃんに励まされつつ、エロガキくんを含めた子供たちは居間へと移動を始めました。
さて、それではここで少しばかり時間を戻し、視点を変えてみましょう。 - 359ヨーカイブ25/01/20(月) 22:01:07
「ふぅ……」
その人物……安部 葉子は深く溜息を吐きました。
薄緑のブラウスに紫色のロング、亜麻色の髪の毛を伸ばした美しい女性です。ただその目元には疲れの色が濃く、青みがかった綺麗な色合いの瞳もくすんで見えます。
(あの子には、迷惑を掛けるわね……)
愛する娘を思い、謝罪し、そしてどうしてこうなってしまったのかと何十回目になるであろう自問を始めます。
元々彼女は陰陽師……古くからこの国において霊的守護を司る一族において大きな力と権限を持った人物でした。悪しきヨーカイ、未練を残した悪霊やそこに至らずとも不運を呼ぶ澱みを祓い、或いは近づかせない彼女の力は一族の「最高傑作」とまで呼ばれたものです。
そうして持った権力や地位で少々やんちゃもしましたが……それはまた別の話。
(だけれど……あの日。あの日から、すべてが変わってしまった)
その日、彼女は凶悪なヨーカイと対峙していました。
そのヨーカイは強く、幾人もの術師がやられて来た厄介な相手です。葉子も全力を、自らの力を振り絞り、更にその上の力を引き出さねば勝てない恐ろしいヨーカイだったのです。
彼女はそのヨーカイに勝利しました。彼女の死力を尽くした働きの末、ヨーカイを封じる事に成功したのです。
ですが、その日からすべてが変わってしまいました。
「………」
その日から、彼女の身から霊力が消え失せた……正しくは、霊力を練れなくなってしまったのです。
彼女の限界を超えた出力はその身に眠っていたヨーカイの血筋を呼び起こし、「妖狐」へと先祖返りを起こしてしまったのです。
(……そこまでは、ままある事)
ヨーカイの血に目覚める事は、「裏側」に関わる人間ならばままある事です。
先祖たちは力を高めるためにも人に近しい人外の血を入れることを是としていました。その為、その血筋が後の世に目覚める事は決して珍しい事ではありませんでした。 - 360ヨーカイブ25/01/20(月) 22:52:46
不運だったのは、彼女が陰陽師としても、そしてヨーカイとしても強い力を持っていた事なのでしょう。
陰陽師としての霊力、ヨーカイとしての妖力。二種類の大きな力が彼女の中を流れる経脈を乱し、それまで溢れ出るように練り上げていた力の一切を閉ざしてしまったのです。
彼女も、そして一族も必死で経脈の乱れを正し、或いは力を御そうとしましたが……結果は全て失敗に終わりました。
(そして私は、落伍者の烙印を押された)
それまでやんちゃしていたツケなのか、或いはそもそもがそういった性質の家であったのか。落伍者の烙印を押された葉子の地位は暴落し、それまでの「高貴な存在」から「政略の道具」へとなり果てました。
資金を得る為に随分と年上の男に貰われ、孕まされ、子を産み……そして、今に至るのです。
「はぁ……」
夫だった男は年齢のせいなのか子が産まれて少ししたらぽっくりと逝き、今は実家である陰陽師一族に小間使いとしてあちらこちらへ転居をさせられ、土地の異常を調べるばかり。
今回はヨーカイの出現報告がやけに多いこの土地へと引っ越す事となった、というのが葉子の事情です。
(私は良い、私は良いけれど……)
自分の娘は、葉月だけは不憫でならないと葉子は瞳を伏せます。
あの男との間に設けた子供とは言え、可愛い可愛い自分の血を引く娘です。ですがあちらこちらへと転居を繰り返す故か、葉月は友達と仲良くなってもすぐに転校してしまい、コミュニケーション能力に不安がある状態になっています。
あまりにも不憫でならない、しかし本家に預けて幸せに暮らすには彼女の娘は才能が足りません。
故に、共に転居して貰うしかないのです。そのことがずっと彼女の心に棘のように突き刺さり、苦悩を加速させているのです。
「葉月……ごめんね……」
「「「「おじゃましまーす!!」」」」
「……!」
机に突っ伏すようにして娘へ謝罪を繰り出す彼女の耳に、元気のいい声が聞こえました。
葉月のものではなく、男女の入り混じった子供たちの声です。バッと顔を上げた葉子は立ち上がり、ぱたぱたと玄関先へと駆けていきます。
かくしてそこにいたのは、自分の娘とその同級生たち……葉月が転校してすぐさまに出来た、友達たちでした。 - 361ヨーカイブ25/01/20(月) 23:07:27
「おかえりなさぁ~い……あら!もうこんなにお友達が出来たの!?」
「え、えへへ……うん、そうなの。みんな、いっぱい声をかけてくれたの」
目線を合わせて問い掛けると、嬉しそうに葉月は笑顔を見せました。その事に少しだけ葉子は泣きそうになり、それをグッと堪えて笑顔を見せます。
「そう……ありがとね皆?葉月と仲よくしてね?」
「えっと……葉月ちゃんの、お姉さん……?」
「あらぁ~!そんなに若く見える?うふふ、ありがとう!」
「え、えっと、紹介、するね?わ、私のママ……でぇす……えへへ」
「葉月の母、葉子と言います。よろしくね?みんな?」
そうして葉子は一人一人、子供たちに視線を向けていきます。
男女混合のメンバー、5人ほどの面子。男児、女児、女児、男児……
(あら……この子、すごい霊力)
ピクリとその笑みの中に鋭い視線を混ぜて葉子はバンダナを額に巻いた少年……番場 伴を見やります。
彼から感じ取れる霊力は非常に高く、更に異質な気配が潜んでいるのを感じます。何者なのかは分かりませんが、彼を守護する存在が憑いているのだろうと葉子は当たりを付けます。
一瞬だけ身構えますが、敵意の類は無いようです。本当に、あくまで娘の友達としてやって来たのでしょう。
(……本家に居た子よりも、上等ね)
不意にかつての陰陽師として、相手の霊力の大きさを評価する癖が出てしまいました。
今よりも若い頃、本家で修行に励む少年少女たちの中に同い年ぐらいの子供たちが居た事を思い出し、また彼らと比較しても彼が秘める霊力は膨大であると葉子は推測します。
鍛えれば上等な陰陽師になるだろう、などと思いつつ
(……いい生足……はっ!?い、いけないいけない!)
思わず口からじゅるりと垂れそうになった唾液を飲み込み、葉子は気を取り直します。過去を思いだしてしまったからか、かつてのやんちゃで得た「快感」と「愉悦」まで想起してしまったのです。
はしたない自分を恥じ、葉子は最後の一人へと視線を向けました。 - 362ヨーカイブ25/01/20(月) 23:23:26
そこに、クッソデッケェチンポがありました。
「ほっ❤❤❤」 - 363ヨーカイブ25/01/20(月) 23:51:54
違いました、空目です。空目というか空霊力、チンポに錯覚してしまうほどの雄力(おすぢから)を感じたのです。
(は???え?チンポ?え……ハメハメ?)
脳がぶっ壊れたかのように葉子の中で意識が混濁していました。
そこに居たのは膨大な霊力の塊、相当に高い霊力の持ち主であると見た少年よりも更に倍はありそうなオーラを有する少年でした。
(………ッッッ!)
どくん、どくんと心臓が高鳴ります。身体中の血が沸騰するような感覚、それは莫大な霊力を目にした事もありますが……何よりも、その霊力から感じる「才覚」。
ヨーカイを調伏する才覚が、その霊力から迸るほどに感じられます。
ヨーカイとしての劇的な先祖返りを果たした葉子の肉体は、その霊力に中てられて腰が砕けそうになります。
「……ほ……ほほほ……っ」
それでも母として、大人として無様な姿を見せる事は出来ないと先ほどの嬌声を取り繕うように口元を隠し、葉子は笑い声を上げます。しかしその顔は真っ赤に染まり、ちらちらと視線でその少年を……エロガキくんを追います。
「ママ……?」
「ご……ごめんなさいね?ちょ、ちょっと足が吊っちゃって……だ、駄目ねぇ?もう若くないのかしら?」
(な、何この感覚っ……!今まで覚えた事が無い、異常な……なにか、何か不味いわ!)
誤魔化すように足をくねらせ、調子を確かめるように足首を動かします。ですがそれよりももっと、身体の奥底から湧き上がるような熱が、彼女の肉体を犯していました。
葉子は言い知れぬ不安と恐怖、そして興奮を覚えていました。
【あの、大丈夫ですか……?】
(ふんぐぅっ❤❤❤)
ズッギュン❤❤と下腹部に痒みのような痛みのような、そこだけが極小のカイロでも押し当てられたかのような熱が奔ります。身体が震え、奥から何かが溢れ出るような感覚に襲われた葉子は、ササッとエロガキくんから距離を取りました。
「ッ!?だ、大丈夫よ!心配しないで!お、お菓子とお茶を用意するから!い、居間で待っていて頂戴!?」 - 364ヨーカイブ25/01/21(火) 00:46:02
思わずエロガキくんから逃れるように走り去りながらも、葉子はちらりと一度だけエロガキくんを見ました。
(え………)
その瞬間、本当に瞬間的にですが、「かつて感じた力」が瞳に滾る感覚を覚えました。瞳に宿った力は葉子の視力と感覚を研ぎ澄ませ、物質や人を貫通して「目的のもの」を視界に映し出します。
それを目にした直後、身体は開けたドアの先へと引き込まれ、バタン!とドアを閉めると共に葉子は腰を落としました。
「………」
葉子は目にしました。
それは子供が持つにはあまりにも発達した、並みの成人男性よりも確実にエグい形状をして、その中にどれだけ濃厚なものを溜め込んでいるか分からない、淫水に焼けて黒々とした色合いへと変色しつつある、べっっっっとり❤と色の違うリップ痕がこびりついた……
(チンポッ……❤ヤッベェェェェェ………ッ❤❤)
子供が持ってはならない類の、ガチ孕ませ仕様な牝殺しチンポでした。
(何あれっ❤何よあれぇぇぇッ❤❤こ、子供が持っていいものじゃないわっ❤私を孕ませたあの男のと遜色ないじゃないっ❤絶対たっくさんの牝を食い散らして来た暴食チンポよッ❤)
「ふう゛う゛う゛う゛う゛ぅう゛う゛んっ………❤❤❤」
気が付けば葉子は自身の奥から迸る熱に浮かされるまま、自身の秘所をぬちゅぬちゅと弄繰り回していました。
次から次に溢れ出る愛液を掻き混ぜ、かつての「やんちゃ」を……若い、幼いとさえ言える少年たちを食い漁り、その精を生のまま胎で受け止め続けて来た記憶を呼び起こします。
あの時の熱、快楽、高揚……霊力を失って以降、久しく覚えていなかったあの焼け付く感覚が戻って来ているのです。
(あっ❤あれ欲しいっ❤絶対優秀な種っ❤お゛お゛っ……❤胎で受け止めてっ……❤味わいてぇ~ッ❤)
「ぶふっ❤ふぶぅぅぅぅぅ……❤ぶひゅうぅぅぅぅうぅ❤」
遊びの為に、そしてお家の為に、優秀な精子でしか絶対に受精しないように掛けていた下腹部の封印術。久しく霊力を練る事が出来ず沈黙していたそれが、今ではすさまじい熱を帯びています。
夫であった男の生殖能力と性欲を思い出し、それと同時に散々にコキ抜いてくれてやった少年たちを思い出し、その両方を持つであろうエロガキくんへと思いを馳せます。
それと同時に、彼女の脳裏に一つの作戦が思い浮かんだのです。 - 365ヨーカイブ25/01/21(火) 00:46:42
ではここまで。寝ます、おやすみなさい
- 366二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 00:58:10
乙です
- 367二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 10:54:51
このレスは削除されています
- 368ヨーカイブ25/01/21(火) 18:50:36
ただいま帰りました
- 369ヨーカイブ25/01/21(火) 19:40:17
- 370ヨーカイブ25/01/21(火) 20:03:59
- 371ヨーカイブ25/01/21(火) 20:11:11
- 372ヨーカイブ25/01/21(火) 20:43:19
- 373二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 21:04:14
圧倒的下半身
- 374ヨーカイブ25/01/21(火) 21:11:22
抱き着き腰ヘコ交尾猿のエロガキくんを受け止める為の下半身です
- 375ヨーカイブ25/01/21(火) 22:04:52
――――そういった経緯があり、時間軸は現在へと戻ります。
【うおおおお!ここでインド人を右に!】
「インド人ってなん……あぁーっ!コースアウトしたぁ!」
「クソッ!シズメがフツーに上手い!」
「わ、わ、わ、わ……!」
シンプルにゲームを楽しむエロガキくん一同の久慈桐スチューデンツ。今はレースゲームで遊んでいるようで、わちゃわちゃと身体を揺らしながらみんな楽しそうです。
そうこうしている内に、エロガキくんが1位でゴール。2位の葉月ちゃんとそれなりに差が開いています。
【あーいむうぃなー!】
「わぁ……!つ、つよいんだね出賀くん……!わたし、負けたの初めてかも……!」
「くぅぅぅ……!げ、ゲームがつよいからって何よ!運動……けっこう出来るんだったコイツッ!」
「シズメ最近足はえーもんなー」
【あはは……忠満さんに鍛えられてるから……】
両手を上げるエロガキくんを素直に葉月ちゃんが褒め、悔しそうにクラスメイトの女の子が呻くと、伴くんはエロガキくんを見て感心したようにうんうんと頷きます。
何のかんのと甘やかされず(あくまでも鍛錬の最中は、ですが)鍛錬を積んでいるエロガキくんは、今や子供の身ながらも中々に仕上がった身体をしています。
それが発揮されるのが殆ど腰振りだとか女体にしがみ付く事ばかりなのは聊かどうかとは思われますが。
「わぁ!出賀くん、強いのねぇ……そうだわ!おばさんにも教えてくれない?」
【へ?】
突如として頭上から声が降り、背後から抱き抱えるように手が伸びてエロガキくんのコントローラーを握る手を上から覆います。
そしてその背中にはむにゅり❤という柔らかな感触――――忠満や花子さん、佐鳥に比べれば幾分小ぶりですが――――を感じ、慌てて背後を振り向けばにっこりとほほ笑む葉子が居ました。
「うふふ♪」
【あ、わ……!!】
幾多のヨーカイとスケベ交尾して来たエロガキくんですが、流石にこの状況には顔を赤くして慌てます。何せ、今日出来た友達のお母さん……普通の人なのですから。 - 376ヨーカイブ25/01/21(火) 23:06:52
「葉月ちゃんと対戦しても、いーっつも負けるんだもの!おばさん、強くなりたいわ!」
「えへへ……ママには、連戦連勝……他に遊ぶ人いなかったし……」
「こ、今度からは私たちが遊ぶから!へーきへーき!」
【む、お、お、お……!】
自分で言っておいてちょっと凹み始めた葉月ちゃんをクラスメイト達が励ましていますが、エロガキくんはそれどころではありません。
「……❤❤」
【ふお……!】
すりすり、さすさす、きゅきゅっ。
エロガキくんの手に重ねられた葉子の手。その細くしなやかな指が、エロガキくんの指に対して愛撫を仕掛けて来ているのです。
エロガキくんにはちょいと新感覚、それまでは自分のチンポが気持ち良ければそれが最高という具合でしたが、今回仕掛けられているのは手から手への愛撫行為……感じた事のない類の快楽です。
いえ、これは快楽と言えるのかどうか……何とももどかしい、しかし間違いなく性的なアピールを籠めたものです。
ただ……。
【(……なんでぇ!?)】
エロガキくんとしては、心当たりがありません。
これまでエロガキくんは何だかんだでヨーカイブを用いてヨーカイたちをドスケベにして来ました。佐鳥だけは特に手は加えていない(と、エロガキくんは思っています)としても、彼女はエロガキくんにとって数年一緒に居てスケベだと判明したのですから、そこには交際期間というか、お互いの人となりを知る時間があったのです。
なので、その場合はある種の「心当たり」と言えるものがあってもおかしくありません……が。
【(ぼ、ぼく何もしてない……!)】
この場合、エロガキくんにとっては困惑ばかりが湧きたつ状況です。
何せエロガキくんと葉月ちゃんのお母さん……葉子は初対面です。今日出会ったばかりで、特にエロガキくんが変な手を加えたとかそういうものも一切ありません。
それなのにこの状況。エロガキくんからすれば理解すら及びません。 - 377ヨーカイブ25/01/21(火) 23:36:37
【(今は相談も出来ないし……!)】
こういった状況は忠満や色災に聞けば何らかのヒントや回答が返ってくるのでしょうが、生憎とエロガキくんはヨーカイブに纏わる厄介事を回避する為に伴くん……正確には伴くんの相棒であるオニマルにヨーカイブの持ち主である事を隠しています。
この場所で下手に忠満たちと遣り取りを交わしてしまってはオニマルに何か勘付かれてしまう可能性もあるのです。
忠満たちも危機的状態ならオニマルたちが率先して伴くんは元よりエロガキくんなど子供たちを護ってくれるであろうと踏んでいる為、特に伴くんと一緒に居る事を制限はしませんでしたが……この状況は予想外です。
「さー!出賀くん!操作を教えて頂戴!」
【え、お、おぉう……!!】
「えへへ……!こんどは勝つよ……!」
「わ、私が今度こそ一位よっ!」
「いやぁ……」
そんなエロガキくんの内心の困惑を他所にゲームは続行され、エロガキくんは終始葉子に背後から抱き着かれるような状態で行う事となったのです。
「あっ!1位!1位よ出賀くん!!」
【しんとうめっきゃくすればひもまたすずし】
「シズメすっげー!?」
ちなみにきっちり1位を取りました。一度だけですが。
して、ゲームの後にはおやつタイムです。ゲームしながらでも良いのですが、コントローラーは汚さないようにするのが他所様のところでゲームをする上での礼儀というものです。
で、そんなおやつの最中に。
「あぁっ!?ご、ごめんなさい出賀くん!大丈夫!?」
【だ、大丈夫です】
エロガキくんにジュースが引っ掛けられてしまいました。やってしまった人物……葉子はタオルを片手に駆け寄ります。
「……おほっ❤」
【!?】 - 378ヨーカイブ25/01/22(水) 00:15:34
エロガキくんの濡れたズボン……そこにタオルを充てた瞬間、葉子はあからさまに興奮した声を漏らしました。
低く、籠るようなその声は直面したエロガキくんにしか聞こえませんでしたが、エロガキくんにとっては最早聞きなれた声音……発情した牝の声音です。
【(……なんでぇ!?)】
ですがやはり、エロガキくんは今回に限っては困惑の方が大きいようです。
あまりに急な発情。幾らドスケベお姉さんおばさん大好きなシコザルであるエロガキくんと言えども、何も事情を知らない状態で相手がやたらと強めの発情を迎えているのですからビビります。
エロスを堪能するよりも疑問の方が先に来ます。
「ほふっ……❤ほっ……❤❤」
【ん゛っ……!!】
まぁ、それはそれとして身体はチンポへの快楽に素直です。段々とバキバキになって来ます。
ズボンの上から、しかもタオル越しの刺激は何とももどかしく、フル勃起とまではいきませんがそれはそれとしてチンポを弄られれば海綿体へ血が集うのが男の性。
「……ん、よしっ❤本当にごめんなさいね?出賀くん」
【い、いえ……ダイジョウブデス】
そして、手が離れれば離れたで寂しいのもまた、男の性なのでした。 - 379ヨーカイブ25/01/22(水) 00:18:32
では本日は此処までで。おやすみなさい
- 380二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 10:17:27
このレスは削除されています
- 381ヨーカイブ25/01/22(水) 18:54:04
- 382二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 20:08:29
むちゃくちゃ悪くてむちゃくちゃ強そうだ
- 383ヨーカイブ25/01/22(水) 20:36:15
では少しお話を進めます
- 384ヨーカイブ25/01/22(水) 20:41:06
「「「「おじゃましました~!」」」」
【おじゃましましたぁ……】
「ま、また来てね……!」
そうしてなんのかんのと言ううちに、時間は午後の5時を過ぎて6時前。空は漸く日が落ち始めた頃合いといった程度ですが、良い子は家路につく時間ではあります。
しっかりとさよならの挨拶を交わして子供たちは安倍家から出ていきます。
「そんじゃ私たちこっちだから、また明日ー!」
「おう!そんじゃなー!シズメもじゃあな!」
【うん、みんなバイバイ~……】
「……なんかお前、すっごい疲れてるな」
【あーはは……まぁ……気にしないでぇ】
「お、おう……じゃな」
それぞれが帰路へと別れていく中、エロガキくんの妙に気怠そうな様子に伴くんは首を傾げます。しかし伴くんにはイマイチ原因も分からず、気には掛けつつも別れを告げます。
くはぁ、と溜息を吐きながら漸くエロガキくんは一人となった事で、ヨーカイブ内のヨーカイに質問を始めます。
【色災さぁん……何だったんだろうアレェ……】
『んー?発情しとったんちゃう?』
【なんでぇ?】
『さぁ?ヨーカイとしての本能と違う?動物系のヨーカイは時々そーいうのあるんよ』
さらりと言われた一言にエロガキくんはギョッとしました。
【え……ヨーカイ?誰が?】
『旦那はんにセクハラ三昧しとったあの母親に決まっとるやん。姐さんカンカンやで?』
『誰がカンカンぞ。まぁ思うところはあるが……いきなり人の旦那様に手を出しおって』
『いきなりじゃなければいいんだ……』
『手順を踏んで居ればの。それに旦那様側から手を出したならそっちを叱る』 - 385ヨーカイブ25/01/22(水) 20:49:23
何やらわちゃわちゃ話していますが、エロガキくんはビックリ仰天。まさかまさかの同級生のお母さんがヨーカイだというのです。
【で、でもそんな感じじゃあ……】
『佐鳥はんかてヨーカイとは思うとらんかったやろ』
【あ、そっかぁ……】
『まぁしかし……あの女はちと事情が違うようぞ』
狼狽えるエロガキくんですが、考えてみれば長年一緒に暮らしていた佐鳥さんとて彼女がヨーカイなのだと全く気が付きませんでした。そう言う事もあるのだろうと納得します。
しかしその納得を止めるかのように、忠満が意味深に言葉を挟みます。
【事情が違う……?】
『うむ、あれは恐らく先祖返り……古いヨーカイの血が目覚めておる、半人半ヨーといったところか』
『ほんで家に陰陽術の配置やろ?気配からして狐、案外安倍晴明の子孫なんちゃう?』
【あ、それ知ってる。すごい陰陽師の人だ】
『サブカルで使われてるわよね、安倍晴明』
不意に飛び出した聞き覚えのある人物名にエロガキくんが反応します。
安倍晴明。平安時代に活躍したすごい陰陽師の人です。陰陽師が登場するような娯楽作品ではほぼ確実に飛び出してくるビッグネームです。
エロガキくんは知る由もありませんが、彼の母親は「葛葉(くずのは)」という狐だったという説があり、その神懸かり的な陰陽師としての力は妖狐の血が混じっているからだという話もあります。
【へぇー……じゃあ、葉月ちゃんのお母さんは「おんみょーじゅつ」が使えるのかな?】
『どうやろ。霊力も妖力も大したもんやあらへんかったけど』
『……冷静になると経脈の変質による循環不全を起こしておったのやも知れんな』
『何です?それ』
エロガキくんが心なしワクワクとした様子で陰陽術のイメージを膨らませますが、色災はあの程度の力では陰陽術を使えるとは思えないと腕を組みます。それに対して忠満は心当たりがあるとばかりに言葉を発し、花子さんはそれが如何なるものなのか問います。
そうさな、と忠満は一つ置き、説明を始めました。
『まず、経脈というのは所謂「気」の流れるところ……人の医学とは別の部分にある、霊的な力の通り道だの』 - 386ヨーカイブ25/01/22(水) 21:08:14
忠満の始めた説明を、エロガキくんは一度ベンチに座り込んで腰を据えて聞き始めます。
『この経脈というのは儂らヨーカイにも坊ら人間にも存在する。で、ヨーカイの方が基本経脈が太い……力が大きい』
【何かそれは分かるかも。ヨーカイ、つよいもんね】
『然り。で、それ故にヨーカイとの混血である人間は経脈が太く、大きな力を発揮出来るようになり易い』
それ故にかつての陰陽師やら祓い屋は人と友好的なヨーカイと婚姻関係を結ぶ、或いはその子供だけを譲り受けるという事もあったのだ、と忠満は懐かしそうに語ります。
はえー、と声を漏らすエロガキくんですが、結局肝心の話が出ていません。
【太くなるならその、じゅんかんふぜん?って起こらないんじゃないの?】
『まぁ聞きなさい、坊……人とヨーカイでは流れる力の種類が違うのだ』
【……血液型が違うみたいな?】
『そこまで決定的では無いが……人体に有害という意味では似たものかも知れぬな』
曰く、人には霊力が、ヨーカイには妖力が流れているのだと忠満は語ります。
その二つは本質的には同じものですが、しかし混じり合うものというわけでもないとの事。通常の混血は大概の場合「ヨーカイ並みの経脈の太さで霊力を扱える」という人としての性質を持ちつつヨーカイの出力を併せ持つようになるそうです。
ですが時折、二つの血による経脈が「ズレ」を引き起こす事があるのだとか。
『霊力が妖力を、妖力が霊力を。互いが互いの経脈を巡ろうとする故、互いが互いを塞き止めてしまうのだ』
【塞き止められると、どうなるの?】
『死にはせん。が、経脈というのは循環によって力を一新させ、増進させる。それが滞れば……』
『どんどん力がしょぼくれて、新しゅう力を練れんようなる……ま、霊力だの妖力だのが枯渇するんよ』
『そのせいであれだけ気配が無かったわけねぇ』
【なるほど……なるほど?】
忠満と最後に〆た色災の言葉に花子さんとエロガキくんは納得しますが、エロガキくんは首を傾げます。
【……ヨーカイって妖力無くても本能だけは残るの?】
『まぁ、そう言う事もあるかも知れへんな』 - 387ヨーカイブ25/01/22(水) 21:42:52
せやけど、と色災は言葉を置いてくつくつと喉を鳴らします。
『まー、ただ当人が元々好色だったんちゃう?あん人、子宮になんや術を掛けとるし』
『なにそれ。避妊か何かの術?』
『まー近いやろけど……実際には精子選別の術やろな』
【なにそれ】
エロガキくんがギョッとして聞くと、忠満が説明を引き継ぎます。
『術師というのはより強い血筋を残したがる故な。優秀な精子の選別、という為に行う家はある』
『にゃはははは!山ほど雄食い漁って優秀な精子でぶちゅん❤ってな、よーあるよーある』
何とも言い難いという声音で語る忠満に対し、色災はあっけらかんとしてその行いを肯定します。
事実として、陰陽師や退魔士といった血筋の人間はより強い次代を残す為に自らの胎を蠱毒として扱い、数多の精子を受け入れ、競わせ、優秀なものを選別して受精させる……というのは珍しくないようです。
逆に優秀な男性には多くの女性を抱かせる、というのもまた然りだそうで。
『無いでしょ……無いわよね?』
『うちは昔よぉやったけど』
『安心せい花子。コレが特殊なだけぞ』
しかし近代に生まれたヨーカイである花子さんにはイマイチ理解しづらいようです。
そして同じような事をしたと笑いながら語る色災を特殊な事例だと忠満が指摘し、呆れたような声音を出します。
【な、なんかすごいんだね……陰陽師……】
『今よりもヨーカイと人の距離が近かった時代よりの流れぞ。危機に抗う為の生存戦略、というものよな』
『強うならんと負けてまうから仕方あらへんのよなぁ』
『何も出来ないって嘆いてた私には想像できない時代だわ……』
陰陽師の不可思議な生態にエロガキくんが呆気にとられ、ヨーカイ三匹がワイワイ語る中……ふと、影が差しました。 - 388ヨーカイブ25/01/22(水) 21:43:11
小休憩
- 389二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 01:28:10
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- 390二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 10:12:58
このレスは削除されています
- 391ヨーカイブ25/01/23(木) 19:04:24
ただいま帰りました
- 392ヨーカイブ25/01/24(金) 00:24:33
明日はヨーカイと化した葉子さんをどう改竄するかの安価でもやりましょうかね……
- 393二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 10:21:32
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- 394二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 17:46:25
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- 395二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 18:32:12
なんか改竄するまでもなくドスケベな妖怪を改竄するのは新鮮だな・・・
- 396ヨーカイブ25/01/24(金) 20:30:13
ただいま帰りました。
- 397ヨーカイブ25/01/24(金) 21:06:15
「出・賀・くん♪」
【ふおっ!?】
夕日の差し掛かる背後から声が降り注ぎます。思わず仰ぎ見れば、そこに居たのは……
【……葉月ちゃんのお母さん?】
「はぁい、葉月ちゃんのお母さん……葉子です♪」
葉子でした。夕焼けの日差しを背中から受けるその顔色は分かりませんが、どうやらにっこりと笑っているようです。
それは穏やかな、嫋やかな、あの家で最初に見かけた笑顔で間違いはありません。しかしエロガキくんは何か、奇妙な不安というか、何かの違和感を感じ取りました。
【ど、どうして此処に?】
「少し出賀くんとお話がしたかったのよ♪」
ベンチから立ち上がり、じり、と足を一歩下げたエロガキくん……その瞬間です。
「……んふぅ❤❤❤」
熱の籠った声と共に、ちろりと赤い舌が葉子の唇を撫でて踊りました。
瞬間、その背後からぶわりと幾つもの金色の帯が広がります……いえ、帯ではありませんでした。
【尻尾……!?】
そう、葉子の背後からは幾つもの尻尾が広がっていたのです。
「んふっ❤ん~ふふふふふぅ❤❤ごめんなさいね❤出賀くんっ❤」
ざわりと髪の毛が波打ち、その色を変えると共に、頭の上からピンッと立った獣の……狐の耳が生えて来ます。
「すぐ済むから❤おばさん満足したら、すぐ返してあげるか……らっ❤」 - 398ヨーカイブ25/01/24(金) 21:47:51
言葉と共に、葉子の手が左右に振り抜かれます。
そこから飛び去るものがあり、よくよく見れば長方形の白い紙………そう、札です。
【お札!?】
「出賀くんが悪いのよぉ❤そんな美味しそうな霊力してるからっ❤私の中のヨーカイを律してくるんだからっ❤」
そう言いながら印を結ぶ葉子、彼女はなんとエロガキくんの霊力と才能に中てられて整ってしまった霊力を用いて、なんとエロガキくんを異空間にご招待、バキバキチンポを喰い散らかそうとしているのです。
四方に散った札が輝きを見せ、立方体の空間を創り出します。
「はぁーっ❤はぁーっ❤良いわよねぇ❤たぁくさん牝を喰ってるチンポだものっ❤❤」
【ちょ、ま、待ってよ!葉月ちゃんのお母さん!】
「良いじゃないっ❤そんなチンポにべったり口紅つけといてっ❤エッロぉい事❤知ってるんでしょ❤❤」
【知ってるけど……わっ!?】
最早久々の「疼き」と霊力が整った高揚感が、葉子を狂わせていました。自らの尾を操り、そして陰陽師としての才をバキバキに発揮して、彼女はエロガキくんを追い詰めます。
そしてその指がエロガキくんのズボンに掛った……その時!
【く……ごめんなさい!葉月ちゃんのお母さん!】
「大丈夫っ❤絶対気持ち良く……❤❤」
【来て!忠満!色災!花子さん!】
「……へ?」
瞬間、エロガキくんの手から光が溢れだします……そう!ヨーカイブによる、『式』の一斉召喚です!!
「よぅしそこに直れ陰陽師。叩き潰してくれよう」
「あかんあかん、姐さん殺気がヤバいて」
「ストップ!忠満さんストーップ!」
そして飛び出して早々、忠満の電磁加速金棒を色災と花子さんが二人して止めているのでした。 - 399ヨーカイブ25/01/24(金) 22:21:56
『陰陽妖狐 安倍の葉子』
『ヨーカイタイプ:妖狐』
『属性:全』
『半人半ヨーの妖狐だ!優れた陰陽師としての力を有し、五行の力を自由自在に操るぞ!』
『かつて安倍家の最高傑作とされていたけれど、ヨーカイの力に目覚めてしまい燻っていたんだ!』
『だが今はそのヨーカイの力を御して、陰陽師として復活した!その力で人々を護るんだ!』
「襲っておるではないか」
「性欲の権化やん。ええように書き過ぎなんちゃう?」
「ていうかこの説明文って何が元になってんの?」
三匹のヨーカイがヨーカイブを覗き込みボロクソに突っ込む最中、その端っこで葉子はひざを抱えてめそめそと泣いていました。
「うぅ……!ごめんなさい、ごめんなさい葉月……!出賀くん……!」
【ま、まぁまぁ……きにしないきにしない……ぼくもやっちゃったし】
さて。暴走する葉子とブチギレMAXお嫁ファイアーだった忠満を鎮める為、エロガキくんは葉子をヨーカイブへと登録してしまったのです。
お陰で制御下に置かれた葉子は暴走を止めましたが……自分の行動でダメージを受けているのです。自業自得と言えばその通りではありますが、それでも彼女にはショックが大きく。
「母親なのに……!あんな、昔みたいな……!」
【昔はああだったんだ……】
「だって気持ちいいんだもの……!」
「やっぱ性欲の権化やん」
色災の言葉に葉子は縮こまり、頭を抱えました。
【……………】
さて、ぐいぐい喰いに来られてドン引いていたエロガキくんですが……改めて葉子さんの身体を見ます。
狐の特徴が表れた肉体は熟れ、小さかった胸は霊力の呼応なのかデカく膨らみ、だっぷりとした質量感を示しています。既に娘を産んだ臀部は丸々として広く、実にしがみ付き甲斐がありそうで。 - 400ヨーカイブ25/01/24(金) 22:22:59
そして、ヨーカイブには登録された葉子のデータ。エロガキくんは、これに好きな事を書き加えられるのです。
【………むっふ❤❤❤】
エロガキくんの本領発揮のターンがやって来たのです。 - 401ヨーカイブ25/01/24(金) 22:25:00
【というわけで葉子さんを改竄するための一文を募集します。現行の文章の1行分と同じぐらいで書き加える文言をお願いします】
【もし思いつかない場合は「こうしたい」という願望だけでも構いません。よろしくお願いします】
【では今日は此処までという事で。一応明日の22時までを募集期間としておきます】 - 402二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 22:31:32
人間(微スケベ)と妖怪(ドスケベ)に分離するとか思いついた
- 403二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 22:53:38
母親失格の証としておしゃぶりとオムツをつけているドスケベ赤ちゃんだ
- 404二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 04:32:46
感度アップとか?
- 405二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 08:24:33
その沢山の尻尾はどれも感度抜群で食べたがりな搾精・愛撫器官だ
- 406二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 12:59:53
動物用ホルモン剤飲ます
- 407二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 23:45:59
本当に子供か?
- 408二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 00:05:22
西欧の淫魔の要素を追加
和の妖怪であることを否定するような西洋的で現代的な格好のピチピチテカテカビキニ - 409ヨーカイブ25/01/26(日) 07:06:20
おはようございます。昨日は反応出来ずすみませんでした
どうせなので408までも範囲として整えます。使い辛い属性は弾くのでご了承ください - 410二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:26:01
了解しました
- 411ヨーカイブ25/01/26(日) 23:35:34
絵も描いてますので今しばらくお待ちを
- 412二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 09:48:51
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- 413二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 17:46:34
このレスは削除されています
- 414ヨーカイブ25/01/27(月) 22:55:46
ただいま帰りました
ちとごたついているのでまだ出来ていません…… - 415二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 00:27:00
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- 416二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 10:31:57
保守
- 417ヨーカイブ25/01/28(火) 20:36:36
ただいま帰りました。一先ず改竄後の文章まで
『陰陽妖狐 安倍の葉子/おチンポ求婚 ヨーコ・ハメー』
『ヨーカイタイプ:妖狐/サキュバス、経産婦』
『属性:全/触手』
『半人半ヨーの妖狐だ!優れた陰陽師としての力を有し、五行の力を自由自在に操るぞ!』
『かつて安倍家の最高傑作とされていたけれど、ヨーカイの力に目覚めてしまい燻っていたんだ!』
『だが今はそのヨーカイの力を御して、陰陽師として復活した!その力で人々を護るんだ!』
『実は西欧淫魔の血も引き継いでいるぞ!狐の尾は搾精触手と化し、あらゆる器官が敏感にチンポを感じ取る!』 - 418ヨーカイブ25/01/28(火) 21:28:14
- 419二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 00:41:11
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- 420二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 09:32:08
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- 421二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 16:29:58
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- 422ヨーカイブ25/01/29(水) 20:45:50
ただいま帰りました。まともに絵が完成出来るのは金、土曜日辺りになりそうです
- 423二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 20:54:48
毎回思うんだがなんでこう定期的に会いの手が全部削除されてるんだ・・・?
- 424二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 21:05:08
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- 425ヨーカイブ25/01/29(水) 22:20:31
今のトコ自分が自主的に消したのは無い筈なのですが……
何か短い文とかは消えるとかそういうのありましたっけ? - 426二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 01:52:11
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- 427二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 07:40:56
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- 428二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 08:35:25
安価スレでちょくちょく見るけどマジで謎なんだよなこの現象
- 429二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 11:56:04
おそらく一人が保守し続けたあと規制で一気に消されたのだと思われる
- 430二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 18:20:07
ともかく待とう
- 431ヨーカイブ25/01/30(木) 20:54:10
ただいま帰りました。
ピチピチテカテカビキニや尻尾との兼ね合いを考えた結果、サンバ衣装みたいな感じになりそうです - 432ヨーカイブ25/01/31(金) 00:43:00
こんな感じで。寝ます
- 433二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 01:20:14
楽しみやね
- 434ヨーカイブ25/01/31(金) 06:13:50
- 435二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 11:24:08
お帰りなさい
……カラー版始まってる! - 436二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 18:43:43
エッチだ
- 437二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 18:56:22
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- 438二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 21:39:04
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- 439二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 22:41:37
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- 440二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 02:38:35
完成おめ
- 441二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 08:51:18
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- 442二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 09:25:47
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- 443二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 09:51:55
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- 444ヨーカイブ25/02/01(土) 18:21:14
ただいま帰りました
- 445ヨーカイブ25/02/01(土) 19:44:57
- 446二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 19:54:02
アラビアンな雰囲気を感じる
癖を感じていいね - 447ヨーカイブ25/02/01(土) 23:45:58
明日はエロ内容を投下したい。おやすみなさい
- 448ヨーカイブ25/02/02(日) 07:56:18
おはようございます
- 449ヨーカイブ25/02/02(日) 17:16:04
エロガキくんは素早く筆を奔らせます。
脳裏に浮かんだ煩悩をそのまま文字へと書き起こし、容赦なく欲望を葉子へとぶつけます。先ほどまで発情経産婦に腰が引けていた少年とは思えぬエロガキぶりです。
【うっへへ……❤こいつで……決まりっ❤】
「へっ……うぴっ❤❤❤」
エロガキくんが「決定」を押し込むと同時に、葉子が身を震わせて仰け反ります。
「おっ❤おほっ❤んおおおおおっ❤」
ぞわぞわと背筋に奔る怖気にも似た快楽に葉子は喘ぎ声を上げます。
自分が変わっていく、書き変わっていく。それは恐ろしい筈なのに、恐ろしい程の快感によって流され、葉子を虜にしてしまったのです。
そんな変化の為に書き込まれた文面は、この通り。
『陰陽妖狐 安倍の葉子/おチンポ求婚 ヨーコ・ハメー』
『ヨーカイタイプ:妖狐/サキュバス、経産婦』
『属性:全/触手』
『半人半ヨーの妖狐だ!優れた陰陽師としての力を有し、五行の力を自由自在に操るぞ!』
『かつて安倍家の最高傑作とされていたけれど、ヨーカイの力に目覚めてしまい燻っていたんだ!』
『だが今はそのヨーカイの力を御して、陰陽師として復活した!その力で人々を護るんだ!』
『実は西欧淫魔の血も引き継いでいるぞ!狐の尾は搾精触手と化し、あらゆる器官が敏感にチンポを感じ取る!』
あまりにもあんまりな文面。完全に葉子をドスケベヨーカイへと返事させる為だけの設定です。
一瞬、ドギツいピンク色の光が葉子を覆い尽くします。
【うわっまぶしっ】
「目ぇ痛っ!?」 - 450二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 18:54:34
やべえ性癖のガキだな
- 451ヨーカイブ25/02/02(日) 23:03:52
すみません、ちょっと今日はこれ以上出来ませんでした
また投下がゆっくりになるかも知れませんがご容赦ください - 452二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 07:49:00
了解です
- 453二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 13:01:01
楽しみ
- 454ヨーカイブ25/02/03(月) 18:58:18
ただいま帰りました
- 455ヨーカイブ25/02/03(月) 20:34:29
エロガキくんと花子さんが目を覆い、光を遮ります。その光が納まった後、姿を現したのは……
「……んっふぅぅぅぅぅ……❤❤❤」
ふぅー……と吐く息にすら何かスケベな思念が宿っているかのような気配を感じます。
ぴこぴこと忙しなく動くのは狐の耳、髪色と同色であるその耳は先ほどまでの落ち着いた亜麻色ではなく、鮮やかに光を反射し稲穂を思わせる淡い金色です。しかしそれよりも目を引くのはハート形の宝石装飾と金細工、そして幾つもの羽根を束ねたかのような冠……そして湾曲した4本の角。
口元は半透明な紫紺のヴェールに覆われ、首元からは男根を象ったアクセサリー、金細工と紫の布地で作られた首元と肩回りだけを覆う衣装とも呼べぬもの、乳房はあからさまに肥大化し、乳輪を覆い隠せない金属ニップレスからは金属の棒が垂れています。
下半身は際どいパンツとブーツ……そしてその背後、正しくは尾てい骨からは獣の耳にはあまりに見合わない、粘液の滴る幾つもの触手がぐねぐねと蠢いています。
妖狐、というにはあまりに卑猥で下品。それは正しく、サキュバスでした。
「あ゛ーっ……はぁ……❤❤❤」
ぶるりと身を震わせ、粘ついた光を瞳に宿した葉子は……ヨーコ・ハメーはエロガキくんを見やります。
その視線は明らかに色欲に満ちており、ヴェールの奥から舌なめずりの音がひっきりなしに聞こえます。背中で蠢く触手たちも思い思いにぐぱぁ❤と口を開けてその女性器を模したかのような搾精穴を見せつけます。
「んっふふ……❤そなたかえ❤妾を呼び起こしたのは……❤」
【ふおおおお……!】
「なんか、メッチャ性格変わってない?」
「ヨーカイとしての性格と人としての性格が異なるというのは、半ヨーには時折おるんぞ」
くねっ❤くねっ❤と腰を揺らしながらエロガキくんに近づき、挨拶代わりとばかりにズボンの上からチンポを撫でつけるヨーコ。エロガキくんも思わず声を上ずらせ、花子さんと忠満はどこか暢気に性格の違いに言及しています。
「妾はヨーコ・ハメー……❤東の大妖狐の血を引く者にして、西洋より来る淫魔の血濃き者……」
じゅるり、とヨーコの口元から粘ついた水音が滴ります。
「そして……ツヨツヨオスチンポに飢えた、おチンポ求婚者である……❤❤」
【むほっ❤】
ついっ、と指を撫で上げるとエロガキくんがびくりと身を跳ねさせます。 - 456ヨーカイブ25/02/03(月) 20:37:13
「んっふぅ~……❤これは極上チンポ……❤お見合いの必要があるなぁ❤」
パチン、とヨーコが指を鳴らすと共に空間が歪み、渦巻き、エロガキくんとヨーコを飲み込んで……
「……幽世に移ったか」
「にゃはぁん、まぁ結界あるちうても外でおっぱじめるよかマシやんなぁ……うちは気にせぇへんけど」
「いや流石にそれはエロガキの外聞が不味いでしょ」
忠満たち三人を残し、幽世へと舞台を移すのでした。 - 457ヨーカイブ25/02/03(月) 20:38:22
というところで続きは直接描写も多くなるので外部を使います。よろしくお願いします。
- 458ヨーカイブ25/02/04(火) 06:29:48
ho
- 459二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 15:08:24
保守
- 460二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 00:12:16
保守
- 461ヨーカイブ25/02/05(水) 06:16:24
おはようございます、すみません昨日は寝てしまいました
- 462二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 16:03:51
保守
- 463二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 16:19:11
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- 464ヨーカイブ25/02/05(水) 20:17:45
- 465二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 21:02:43
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- 466ヨーカイブ25/02/06(木) 06:17:44
ほしゅす