- 11◆IgydwJjnlQ24/12/04(水) 09:02:31
「賭けはアンタの勝ち…やるな」
微笑みながら木の葉を散らすようにカードを机に撒くナカヤマフェスタ。
今回の勝負、相対するは自身のトレーナーだった。
「会ったときからそうだ…アンタの勝負強さは」
「特に何も考えてなかったけどね」
「じゃあ天性のラッキーか？私も運はいいほうだと思ってたが」
話しながらいつの間にか隣に寄り添うように座る。
「負けは負けだ。…なんでも一つ聞いてやるよ」
「いいの？」
「まあ自分の土俵で負けたとあっちゃ、な」
「それじゃ…フェっちゃん」
顔を向き合わせて、何がしたいかなんて答えは一つ。
「…ん…」
普段のクールさからは見えないような少し蕩けた顔で目を閉じる。 - 21◆IgydwJjnlQ24/12/04(水) 09:07:26
「……んっ」
「……………え？」
ぴとりとくっついたのは額同士。
彼が離れてから、フェスタはキョトンとする。
「……キスするかと思った？ハズレ」
「なっ、お、おいっ、アンタなぁ」
「そうだ…その顔が見たかった。ありがとうフェスタ」
「………この野郎」
さらりと髪を撫でて微笑む彼をムッとした顔で見る。
「俺に…して欲しい？それなら」
「……わかったよ
次回を楽しみにしてな！」
また普段のようにクールに彼を指し、ナカヤマフェスタは不敵に笑うのだった。 - 31◆IgydwJjnlQ24/12/04(水) 09:07:59
【ΩND】
もうちょっと推敲したほうがよかったな - 4二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 09:25:29
からかわれるフェスタいいぞ…
- 5二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 09:50:20
負けたのに、負けた事に歓びを隠せず期待しちゃうフェスタ可愛い