生徒が根っこからの悪だったら

1二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 18:40:00

先生はどうするんだろ？
ちなみにこの生徒は大人を裏から操るヤバいやつ、みたいな
悪の定義はご自由に

2二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 18:53:19

カヤにやったような対応になるんじゃない？

3二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 20:06:27

いつかの公式放送で言及されてたんだけどキヴォトスでの「大人」って単に歳を重ねただけの存在ではないらしいんだよね
反省や改心の余地がなくなってしまうと子供ではなくなって先生や生徒たちに打ち倒される悪い大人という存在に堕ちてしまうのかもしれない

>>7 >>11

4二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 20:11:47

"君が…これまでの犯行の犯人？"
「ええ、そうです」
そういい、犯人はくるりと回り、お辞儀をした
「私がこの事件の犯人です、驚いたでしょう？」
"…うん、正直生徒だとは思わなかった"
先生に冷や汗が流れる
なぜならこの生徒は…いやこの犯人は
生徒に悪事を働かせてた大人を操ってたのだから
「生徒なら、子供なら、そこまでしない、そんなこと出来ない…そう考えたのでしょう？」
"そうだね…少なくとも大人の仕業だと思ってたよ"
「残念ですが、私は犯罪が趣味でしてね」
「貴方のような聖人君子様は嫌いなんですよ」
「私の邪魔をしてくるので」
不機嫌そうな顔をし、先生を睨みつける
"どうしてこんなことをしたの？"
先生らしい質問だ、悪い事をした生徒には理由を聞いて反省を促す
「趣味に理由が必要ですか？」
しかし相手は悪事を悪事だと思わない、なんなら快感のためにこんな事をしたという
「生徒を尊重するため、生徒の意思を優先する…でしたっけ」
「私が生徒であるならば、貴方はここから去るべきですよ」
"出来る限りはね、でもこれは許容出来ない"
先生は携帯を取り出し、動画を見せる
それはその子が殺人を犯した場面だ
「ふふっ、いつ見ても綺麗なやり方をしました」
罪悪感がない、むしろ嬉しそうにも見える
その光景を見た先生はどんな心情だっただろうか
それは嫌悪感そのものだ
昔の、それこそ悪い大人と同じかそれ以上の
だが先生は先生
生徒に手は出せない

5二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 20:12:31

「さて、お話はこれぐらいでいいでしょう」
「ここまで来れた褒美です、受け取ってくださいね」
そう言って少女は何かを先生に渡し、逃げてしまった
取り押さえていれば良かったのだろうか？
きっと正解はそれだろう
しかし先生としては不正解だ
なぜなら先生は生徒の味方でなければならないのだから
渡された物を確認する
「これは爆弾ですよ、この工場を吹き飛ばすぐらいの」
というメッセージと共に本物の爆弾というのを認識した
轟音が鳴り響くが、先生は無事だろう
"…あの子にはキツイお仕置きが必要そうだね"
そう独り言を呟き、ヴァルキューレに向かった
「ふふ、出来れば良いですね、お仕置き」
そんな彼の背中を遠くから眺めていた
仕留めても仕留めきれなくても面白いのが見れるという理由で