- 1二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 21:27:28
Part1
https://bbs.animanch.com/board/4180641/?res=44
Part2
https://bbs.animanch.com/board/4192506/?res=45
上記リンクの続きです。今回で一応最終回となります。
- 2二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 21:48:40
六和閣・某所ーー
「いだいいだいいだいっ!」
仲間と共に帰還を果たしたミカドは、シャワーで身体の汚れを落とした後、ワゴン車の中で手当てをしてくれた医療担当の構成員から続けて傷の治療を受けていた。身体中の痣に薬を塗られ、染み込んで激痛が走る。
「我慢してくれ。あと少しの辛抱だ。…よし、終わった。横になってもいいぞ。」
「ふぅ…」
ようやくひと安心ができた私は、お言葉に甘えてベッドに横たわった。
「ああそれと、寝巻きも着ておいた方がいい。流石に下着姿じゃ寒いだろ?」
医療担当からパジャマを貰い、着替えた私は改めて寝る事にした。
「驚いたよ。全身痣だらけじゃないか。しばらくは痛みも跡も残り続けるぞ。」
「最悪な目に遭ったよ。本当に最悪な目だ。」
「ミカド…本当に良かった…!」
天井を見つめながら、私は返事を返す。そうしたやりとりを続けているとボスが見舞いに来てくれた。」
「ああボスか。数日前もこんな感じのことやったよな。ここまで頻繁なお見舞いも初めてじゃないか?」
ミナの反応は…dice1d3=2 (2)
1.怒る
2.喜ぶ
3.敬意を評する
- 3二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 21:57:52
「お前が無事でいてくれるなら、何度でも来るさ。帰ってきてくれて嬉しいよ。」
「こっちこそ、助けてくれて感謝している。」
生還を喜ぶボスに、私は感謝を示す。
「当たり前だ。ミカドはもう、私の大切な相棒だからな。しばらくは休むといい。この部屋はその間貸切にしておこう。」
「ああ、今回ばかりはそうさせてもらう。」
「…辛かっただろう?」
ボスが表情を曇らせる。
このことに対して私はdice1d3=1 (1)
1.本音を隠す
2.正直になる
3.誤魔化す
- 4二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 21:57:54
乙です
- 5二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 22:10:37
「…確かに辛かったが、ボスには同じ目に遭ってほしくは無かった。だから、あの時の選択に後悔は無い。それに、いつかああなる事は分かっていたからな。散々敵を撃ったんだ。私の番が来た。それだけのことさ。」
「ミカド…やはりお前は強い。そして、こんなにも優しかったんだな…」
ボスは私の言葉に対して感動している様子だった。
「さて、私はそろそろ寝る。色々な事がありすぎた。休日が増えたのは、運が良いんだか悪いんだか…」
「ああ、ゆっくり休んでくれ。また会おう、ミカド。」
「ああ、おやすみボス。」
別れの挨拶を済ませると、ボスは部屋から出ていった。
「今日は私もここで寝泊まりする、何かあれば言ってくれ。」
医療担当も今日は一緒らしい。護衛兼見張りのつもりだろう。私は彼女に頷くと、明かりを小さくして眠りについた。