- 1二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 21:46:55
「交戦開始……ミサキッ!」
「了解」
ミサキのロケットランチャー『セイントプレデター』から放たれたミサイルは。一定の高度に達すると複数の子爆弾に別れ、敵の陣地に降り注ぎ広範囲を吹き飛ばす。
「よし!突破口が開けた一気に畳み掛け───」
「ミサキさん!?危ないッ!!!」
「─────えっ?」
突き飛ばされたミサキが見たのは───安堵の表情を浮かべたヒヨリの上半身が噴煙の中から飛び出して来た高出力レーザーに焼かれる光景だった。
《槌永ヒヨリ。生体反応消失》
オペレーターの無機質で無慈悲な言葉がスクワットのメンバーに届く。
「っ!?」
「……そんな、ヒヨリ!」
「……あ、あぁ……ああああぁぁぁぁッ!!!」
《警告。高速で接近する敵性反応》
「「ッ!!??」」
突如、アズサとサオリの足元が吹き飛んだ。
四つ足の、巨大なロボット兵器だ。よく見ると、ヒヨリを吹き飛ばしたレーザー兵器を装備している。
四つ足は、ヒヨリの亡骸にすがり付くミサキに照準を定めた。
「ミサキッ!逃げろッ!!!」
「…やめろ……やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
上空に吹き飛ばされた2人は叫ぶ事しか出来ない。
《戒野ミサキ。生体反応消失》 - 2二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 21:48:20
はっと、アズサは我に帰ると破壊し尽くされた四つ足兵器が目の前に転がっていた。 どうやら、怒りで我を失っていたらしい。 隣に立っているサオリに視線を向けると、彼女はある方向を見て呆然としていた。
「………そんな」
《ターゲット情報更新。フェーズ3、パターンE》
サオリの視線の先には複数の四つ足兵器がこちらに向かってきていた。
敵の……増援だ。
「………アズサ」
サオリが前に出る。その手には、爆弾が握られていた。万が一の為にマダムから渡された。広範囲を吹き飛ばせれる威力の爆弾だ。
「………姫を。………アツコの事を頼んだぞ」 「……ま、待って。よせ!……サオリッ!!!!」
《錠前サオリ。生体反応消失》
《ベアトリーチェに報告》
《ミッション完了》 - 3二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 21:50:17
- 4二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 21:56:27
ミメシスよりやばい兵器……うちにも欲しい
- 5二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 21:57:21
スクワットすなーっ
- 6二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 22:08:14
最悪……誤字ってしまった……。
- 7二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 22:15:10