- 1二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 22:26:35
ニンゲンが地底世界を去った後、モンスターたちはどう過ごしたのか、という物語を安価で作りたい。
もちろん全部ネタバレ注意。
ただし今回はGルートとNはNでもロードしたらPルートに行けるルート(全員と友達ルート)、
そして、既に通ったルートは除く。
過去スレまとめはこちら。
過去スレ一覧&現在までのエンディングリスト | Writeningアンダイン死亡の追放トリエルエンドから、スパゲッティアンドピースな世界になった1スレ目 https://bbs.animanch.com/board/2864876/ 全員生存のアンダイン裏切られエンドから、ある種の『真実』を知ってし…writening.net【前回までのあらすじ】
地底はメタトンの王国になり、大多数のモンスターがメタトンに夢中になった。
しかし、スノーフルの一部のモンスターやアズゴアカルトのモンスターたちは、反感を持っていた。
ある日突然メタトンがコンサートを行う事を決め、サンズとパピルスは突然演奏の練習をする羽目になる。
しかし、コンサートを決めておいて、メタトンは気持ちがすっきりしなかった。
そこへ、行方不明になっていたアルフィーの目撃情報が入り、メタトンは現場に急行した。
そしてメタトンは、アルフィーが彼の手助けをするか悩んでいる所を発見し……
- 2二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 22:40:19
いつものように声をかけた
- 3二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 22:40:56
このレスは削除されています
- 4二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 22:41:36
何故姿を消したのかたずねる
- 5二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 22:43:06
問い質すのは後にして取り敢えず家に帰るように説得
- 6二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 22:43:47
- 7二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 22:45:39
このレスは削除されています
- 8二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 22:47:37
このレスは削除されています
- 9二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 22:47:51
このレスは削除されています
- 10二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 22:48:03
このレスは削除されています
- 11二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 22:49:00
- 12二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 23:45:52
「――アルフィー」
メタトンが声をかけた途端、アルフィーの体がびくんと跳ねた。
「――!!」
声にならない悲鳴と共に、アルフィーはメタトンから逃げようとした。途端メタトンのロボットアームがアルフィーの白衣の裾を捕まえる。
「あ、あああああの、わた、わたし、わたし、」
「アルフィー……話は後だ。とりあえず、お家に帰ってシャワーを浴びなよ。お風呂でもいい。
ウロコのツヤが酷い事になってるよ。
家に帰って、体を温めて、水分を摂って……話はそれからにしよう」
わかったかい、と両肩に手を置かれ、アルフィーは観念したとばかりに、
「……………………はい」
と、ナキムシの鳴くような声で答えた。
「いい子だね」
アルフィーの頭をぽんぽんと撫でると、メタトンはマントを翻した。
「キミ、ドクターアルフィーをラボまでお送りして」
「へッ!?あ、は、はい!」
実はいたバガパン青年は反射的に敬礼すると、アルフィーをエスコートした。
アルフィーとバガパンの後ろ姿を見送ると、メタトンは静かに息を吐くような動作をした。
「…………アルフィー……よかった……」
少なくとも、それは本心だった。
一方その頃……
今日は寝ます。
- 13二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 23:58:12
ギターの弦が切れてしまい町へ買いに行くパピルス
- 14二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 00:29:19
グリルビーにもアルファ発見の報せが流れた
- 15二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 05:40:50
アズゴアカルトはラボ周辺でアルフィーを探していた
- 16二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 09:43:58
みやこでは別次元に繋がる電話番号の噂が上がる
- 17二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 17:18:21
- 18二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 17:18:21
フラウィーがアズゴアカルトを焚き付けていた
- 19二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 21:12:39
- 20二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 22:20:21
そう広くもない地下だ、噂はあっという間に端から端まで駆けた。
「ドクターアルフィーが見つかったらしい」
グリルビーズに入ってきたパンクが、開口一番言った。
「アルフィーって……あのずっと行方不明だった、ドクターアルフィーッスか?」
(それは……ビックリサ)
イヌカップルが顔を見合わせる。
その目が言外に、こう言っていた。
――てっきりメタトン王が始末したものかと思っていた。見せしめの為にわざと「行方不明」などと言って。
しかし、どうやら、そうでもなかったらしい。
「……メタトンもずっと探してたのかもね」
バードがグラスを傾けながら言った。
「だからと言って……テレビの内容はアレなのに変わりはないけど」
再び皆は顔を見合わせた。
……メタトンは一体何を望んでいるのだろうか?
その時だった。
- 21二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 22:26:35
アズゴアカルトがきた
- 22二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 22:58:57
フラウィーが来た
- 23二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 23:00:33
ニュースの続報が流れる
そこには別次元に繋がる電話番号の噂が流れた - 24二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 23:04:37
何か既視感を覚えるグリルビー
しかし彼はそれを胸に留めるのだった - 25二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 23:05:54
- 26二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 23:20:59
- 27二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 00:44:59
このレスは削除されています
- 28二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 06:19:00
キャラクターの言動も違和感ないし安価への対応力高くて面白い
応援してる - 29二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 13:07:56
このレスは削除されています
- 30二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 22:59:57
「騙されてはいけません」
突然、そんな声がグリルビーズに割り込んできた。
皆が驚いてドアの方を見ると、そこには顔に覆いを被り、笑顔のアズゴアが描かれたTシャツを着たモンスターがいた。
「アレは王の座を穢すもの……皆さんもそう思っていますよね?」
誰も何も言ってないのに、アズゴアTシャツのモンスターは、のしのしとグリルビーズに入ってきた。
「奴が従わないモンスターを粛清しているという噂を、皆さんも聞き及んでいることと思います。
なら、彼女が見つかったという噂そのものが、皆さんを安心させるための嘘の可能性もあります。
自分は何も粛清などしていない、という、嘘の可能性が……」
モンスターはつらつらと語るが、果たしてどんな顔で喋っているかは、覆いのせいでわからない。
このモンスターの言葉にみんなは……
今日は寝ます。
- 31二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 23:33:31
アズゴアカルトへの不信感を強めた
- 32二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 02:01:16
半信半疑
- 33二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 02:14:18
理屈の強引さを感じるとともに何故顔を隠すのか疑念を抱く
- 34二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 12:01:30
賛同する者もちらほらいた
- 35二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 12:02:40
- 36二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 21:13:21
- 37二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 23:52:40
「……ドクターアルフィーが生きてるのは信じたいけど……」
(正直、今の王様は……色々ニオうサ。
ウチらもクビにこそなってないけど、扱いはアズゴアより悪いサ)
イヌカップルが口を揃える。
他のモンスターも、メタトンへの不信感をぽつぽつと口にし始めた。
テレビが今まで以上にメタトンの話しかしなくなった。
友達が消えた。
何も良くなっている気がしない。
彼らが気付いていたかどうかは別として、グリルビーズは潜在的な反政府の溜まり場になってしまっていた。
「そこで皆さんに提案があります。我々の仲間になりませんか?
我々は、正しくこの国を治める王、アズゴア王に倣う事を目指しています」
アズゴアカルトが、片手を差し出した。
……どうする?
今日は寝ます。
- 38二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 00:48:14
あんたはアズゴアじゃない
- 39二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 06:08:40
少し考えたいと答える
- 40二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 10:31:15
アズゴアカルトを信用できないようだ
- 41二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 11:39:37
何人かがついていってしまう
- 42二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 11:40:50
- 43二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 20:37:30
オツテール
- 44二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 21:31:57
- 45二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 23:28:29
「そいつの戯言に耳を貸す必要はないぜ」
また、別の声が割り込んできた。
しかしその声は、その場にいるもの誰もが知る声だった。
「さ、サンズ……!」
(アンタ、いつの間に来たサ!?)
「先に言っておくと、アルフィーが王様の元に戻ったっていうのはホントだよ。オイラが確認した」
サンズは悠々とグリルビーズの店内に踏み込むと、いつものようにカウンターに頬杖を突いた。
「よおグリルビー、いつものバーガー頼むぜ」
傍観していたグリルビーは、静かに頷くと、バックヤードへと向かった。
呆気に取られたのは、アズゴアカルトの方だった。
「な……誰ですか、あなたは」
「通りすがりのコメディアンだよ」
何気なくサンズが答え、客は顔を見合わせた。
彼の今の職業を知らないものは誰もいない。なのにしれっとこんなことを言う。
いつものサンズだった。
本当に――いつもの。 - 46二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 23:55:59
「それより……今あなた、私を戯言だと言いましたか?
それはアズゴア王に対する侮辱も同じですよ?」
「いやー、それは……どうかな……お、来たな。あんがとさん」
怒り心頭のモンスターを横目に、サンズは届いたハンバーガーに、めちゃくちゃケチャップをかけて食べ始めた。
そして、ぽつりと問いかける。
「それより、アンタはアズゴアみたいな王を探したいのか?
それとも……アンタが、王様になりたいのか?」
「――は?」
虚を突かれた様子でアズゴアカルトは黙ってしまった。
そしてサンズはあっという間にバーガーを食べ切ると、あっさり去っていってしまった。
後には、呆然とするモンスターたちだけが取り残された。
一方その頃……
今日は寝ます。
- 47二次元好きの匿名さん24/12/12(木) 03:05:41
急に席を外したサンズをパピルスが探していた
- 48二次元好きの匿名さん24/12/12(木) 05:37:55
昼のライブの時間が近づき会場に向かうナプスタブルーク
- 49二次元好きの匿名さん24/12/12(木) 07:58:55
どうするべきか考えるメタトン
- 50二次元好きの匿名さん24/12/12(木) 08:49:05
席を外したサンズの代わりにいぬとダミーが置かれていた