障害大競走の歴史(1960年〜2024年)

  • 1二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:17:19

    1960年以降の中山大障害(中山GJ)の結果とともに障害馬達の戦いの歴史を簡潔に調べてみた
    間違いの箇所があったらごめん
    (馬齢は現表記、キロは斤量)

  • 2二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:18:02

    (60年以前)

    34年中山大障害(芝4100m不良 出走4頭)優勝キンテン(5歳・67キロ)5分21秒1
     
    35年中山大障害 春(芝4100m不良 3頭)優勝イサハヤ(6歳・64キロ)5分9秒4
    中山大障害 秋(芝4100m良 4頭)優勝オーシス(4歳・63キロ)5分2秒2
     
    36年中山大障害 春(芝4100m良 5頭)優勝ジユピターユートピア(5歳・60キロ)5分1秒4
    中山大障害 秋(芝4100m不良 4頭)優勝トーナメント(4歳・58キロ)4分57秒1
     
    37年中山大障害 春(芝4100m不良 4頭)優勝フソウ(4歳・65キロ)4分57秒1
    中山大障害 秋(芝4100m不良 4頭)優勝キンテキ(4歳・66キロ)5分1秒0
     
    38年中山大障害 春(芝4100m良 6頭)優勝トクタカ(5歳・62キロ)4分59秒0
    中山大障害 秋(柴田4100m良 6頭)優勝リードアン(牝4歳・66キロ)5分6秒0
     
    39年中山大障害 春(芝4100m重 5頭)優勝コクオー(5歳牝・70キロ)5分3秒4
    中山大障害 秋(4100m良 8頭)優勝シヤインモア(4歳牝・66キロ)4分55秒1
     
    40年中山大障害 春(芝4100m良 8頭)優勝キヨクジツ(6歳・68.5キロ)4分55秒4
    中山大障害 秋(芝4100m良 7頭)優勝スタミナ(5歳牝、70キロ)4分59秒0
     
    41年中山大障害 春(芝4100m良 7頭)優勝ライハルオン(6歳牝・68.5キロ)4分53秒1
    中山大障害 秋(芝4100m良 6頭)優勝ゼーアドラー(5歳・70キロ)4分55秒0
     
    42年中山大障害 春(芝4240m良 6頭)優勝ホウカツビータ(5歳・70キロ)5分7秒2
    中山大障害 秋(芝4240m良 6頭)優勝バイエル(4歳牝・66キロ)5分8秒3
     
    43年中山大障害 春(芝4240m良 6頭)優勝モトクマ(5歳・64キロ)5分3秒4
    中山大障害 秋(芝4240m良 8頭)優勝カミワカ(5歳・70キロ)5分5秒1

  • 3二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:18:39

    (44年〜46年まで中山大障害開催中止)

     
    47年中山大障害 秋(芝3350m重 7頭)優勝ニュージヤパン(4歳・60.5キロ)4分7秒3
     
    48年中山大障害 春(芝3350m不良 6頭)優勝フクレイ(5歳・62キロ)4分8秒1
    中山大障害 秋(芝4100m良 8頭)優勝ブルーホマレ(4歳・60キロ)4分47秒0
     
    49年中山大障害 春(芝4100m 8頭)優勝カミカゼ(4歳・56キロ)4分50秒3
    中山大障害 秋(芝4100m稍重 5頭)優勝ブランドライト(5歳・59キロ)4分58秒3
     
    50年中山大障害 春(芝4100m不良 4頭)優勝エイシンヤン(6歳・59キロ)5分0秒2
    中山大障害 秋(芝4100m不良 8頭)優勝アシガラヤマ(4歳・59キロ)4分54秒1
     
    51年中山大障害 春(芝4100m良 6頭)優勝ツキヤス(4歳牝・55キロ)4分43秒4
    中山大障害 秋(芝4100m良 5頭)優勝ミツタエ(5歳牝・61キロ)4分51秒0
     
    52年中山大障害 春(芝4100m良 6頭)優勝カツシロ(4歳・60キロ)4分44秒4
    中山大障害 秋(芝4100m良 3頭)優勝サチヒカリ(4歳・62キロ)4分50秒3
     
    53年中山大障害 春(芝4100m稍重 3頭)優勝ハクオー(4歳,62キロ)4分45秒3
    中山大障害 秋(芝4100m良 4頭)優勝モモタロウ(5歳・58キロ)4分49秒4

  • 4二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:19:11

    (54年中央競馬会発足)

    54年中山大障害 春(4100m不良 6頭)優勝ギンザクラ(4歳・58キロ)4分50秒3
    中山大障害 秋(芝4100m良 6頭)優勝 アラワシ(4歳・61キロ)4分54秒1
    最優秀障害馬 ヨシミノリ 15戦10勝・障害重賞1勝
     
    55年中山大障害 春(芝4100m良 8頭)優勝 キタイヅミ(4歳・58キロ)4分43秒4
    中山大障害 秋(芝4100m良 6頭)優勝シマユキ(5歳・63キロ)4分47秒
    最優秀障害馬 ダイニカツフジ 22戦13勝・障害重賞1勝
     
    56年 
    中山大障害 春(未開催)
    中山大障害 秋(4100m良・6頭)優勝ハクレイ(牝4・54キロ)4分54秒4
    最優秀障害重賞馬 トヨシロ 21戦11勝・障害重賞1勝
     
    57年 
    中山大障害 春(芝4100m重 8頭)優勝クロシオ(4歳・56キロ)4分52秒0
    中山大障害 秋(芝4100m重 6頭)優勝ヤマカブト(5歳牝・55キロ)4分46秒1
    最優秀障害馬 ヤマカブト 15戦9勝・障害重賞2勝
     
    58年
    中山大障害 春(芝4100m良 6頭)優勝ケニイモア(5歳牝・55キロ)4分47秒0
    中山大障害 秋(芝4100m良 6頭)優勝ケニイモア(5歳牝・58キロ・史上初の連覇)4分44秒4
    最優秀障害馬 ケニイモア 11戦3勝・障害重賞2勝
     
    59年
    中山大障害 春(芝4100m良 11頭優勝オータジマ(4歳・60キロ)4分43秒0
    中山大障害 秋(芝4100m良 8頭)優勝 ハルボー(4歳・58キロ)4分43秒8
    最優秀障害馬 オータジマ 9戦6勝・障害重賞1勝

  • 5二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:20:00

    60年
     
    中山大障害 春(芝4100m良 出走馬5頭)
    優勝 ロールメリー(5歳牝・57キロ) 4分49秒5
    2着 ユキテル(4歳・57キロ)
    3着 ハクトモエ(4歳牝・55キロ)
     
    優勝は1番人気ロールメリー。前年の中山大障害秋では2着だった雪辱を晴らし優勝。
     
    中山大障害 秋(芝4100m良 出走馬6頭)
    優勝 ロールメリー(5歳牝・59キロ) 4分46秒9
    2着 オーロラ(4歳牝・54キロ)
    3着 ユキテル(4歳・55キロ)
     
    春に続いて2番人気ロールメリーが優勝。トップハンデをものともせず1番人気のオーロラに10馬身差をつける圧勝で、58年のケニイモアに次いで史上2頭目の中山大障害連覇を達成。

     
    最優秀障害馬はロールメリー。14戦5勝2着5回・障害重賞2勝の成績だった。

  • 6二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:28:25

    61年
     
    中山大障害 春(芝4100m良 9頭出走)
    優勝 クニハヤ(6歳・56キロ) 4分45秒0
    2着 ヴィヴィアン(5歳牝・57キロ)
    3着 ロールメリー(6歳牝・59キロ)
     
    優勝は3番人気クニハヤ。史上初の3連覇を狙ったロールメリーやここまで障害18戦14勝のヴイヴイアンらを下し優勝。
     
     
    中山大障害 秋(芝4100m良 6頭出走)
    優勝 トサキング(4歳・57キロ) 4分48秒4
    2着 ランペツト(5歳・56キロ)
    3着 ライトリア(5歳・57キロ)
     
    優勝は1番人気トサキング。この年障害で8連勝した強さを発揮し、ロールメリー(4着)らの強豪を退けて優勝。

     
    最優秀障害馬はトサキング。障害11戦9勝・障害重賞2勝の好成績だった。

  • 7二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:29:33

    62年
     
    中山大障害 春(芝4100m良 7頭出走)
    優勝 フエニツクス(5歳・56キロ)4分54秒2
    2着 ミスアヤメ(5歳牝・54キロ)
    3着 トウレイ(5歳・56キロ)
     
    優勝は5番人気フエニツクス。低人気ながら前年秋の中山大障害で落馬で敗れた雪辱を晴らし優勝。
     
     
    中山大障害 秋(芝4100m良 10頭出走)
    優勝 ライトリア(6歳・60キロ)4分43秒1
    2着 オールワン(5歳・55キロ)
    3着 ナスノアラシ(4歳牝・55キロ)
     
    優勝は3番人気ライトリア。これまで障害で15勝を重ねながら重賞は未勝利だったがレコードタイムで悲願の優勝を果たし、これがラストランとなった。連覇を狙ったフエニツクスは6着に敗退。この年障害で8連勝を記録したサチフジは5着。


    最優秀障害馬はライトリア。11戦6勝2着2回・障害重賞1勝だった。

  • 8二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:31:15

    63年

    中山大障害 春(芝4100m良 7頭出走)
    優勝 ゴールデンオーザ(4歳・57キロ)4分46秒2
    2着 イカホ(5歳・57キロ)
    3着 キンタイム(5歳・57キロ)
     
    優勝は3番人気ゴールデンオーザ。平地で皐月賞2着の実績がある1番人気のイカホとの激戦をクビ差で制し優勝。中山大障害初出走ながら2番人気に推されていたフジノオーは落馬で敗戦。

     
    中山大障害 秋(芝4100m稍重 4頭出走)
    優勝 フジノオー(4歳・56キロ)4分46秒9
    2着 タカライジン(4歳・57キロ)
    3着 キンタイム(5歳・58キロ)
     
    僅か4頭立てとなったレースの優勝は4番人気フジノオー。ここまで障害8戦8勝だった1番人気タカライジンを4分の3馬身差で破り春の雪辱を晴らした。タカライジンは障害初敗戦。2番人気のナスノアラシは大差で最下位敗戦。

     
    最優秀障害馬は中山大障害未勝利ながら障害12戦11勝2着1回・障害重賞1勝と抜群の成績だったタカライジン。フジノオーは15戦8勝2着2回・障害重賞1勝だった。

  • 9二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:33:06

    64年

     

    中山大障害 春(芝4100m稍重 5頭出走)

    優勝 フジノオー(5歳・61キロ)4分45秒5

    2着 タカライジン(5歳・59キロ)

    3着 ギンヒデ(5歳牝・54キロ)

     

    僅か5頭立てのレースは1番人気フジノオーと2番人気タカライジンのマッチレースになり、再びフジノオーがタカライジンを1馬身と4分の3差で下し優勝、史上3頭目の中山大障害連覇を達成した。タカライジンはまたも2着。3着以下とは2秒以上の差があった。

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m良 5頭出走)

    優勝 フジノオー(5歳・64キロ)4分49秒7

    2着 タカライジン(5歳・63キロ)

    3着 ギンヒデ(5歳牝・54.5キロ)

     

    フジノオーvsタカライジンの3度目の中山大障害対決は春以上のマッチレースとなり、結果フジノオーが1馬身半差でタカライジンを下し優勝、史上初の中山大障害3連覇を達成した。タカライジンは中山大障害3戦連続2着。3着以下とは8秒以上の差があった。



    最優秀障害馬はこの年中山大障害連覇を含め障害14戦11勝2着2回という圧倒的成績だったフジノオー。タカライジンも障害重賞3勝含む障害15戦10勝2着5回という抜群の成績だったがフジノオーに3敗したのが痛く選出を逃した。

    中山大障害・春 1964年 フジノオー


  • 10二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:35:07

    65年
     
    中山大障害 春(芝4100m良 8頭出走)
    優勝 フジノオー(6歳・67キロ)4分49秒2
    2着 フジノチカラ(5歳・56キロ)
    3着 ニシノウチ(5歳・57キロ)
     
    タカライジンが年初に故障でこの世を去っていたこともあり、事実上フジノオーの1強レースに。他馬よりも10キロ以上重い斤量を背負いながら2着以下に大差をつける圧勝で中山大障害4連覇の大記録を達成した。大差ながら2着には5番人気フジノチカラが入った。
     
     
    65年中山大障害 秋(芝4200m良 10頭出走)
    優勝 ミスハツクモ(5歳牝・54キロ)4分54秒4
    2着 フジノオー(6歳・68キロ)
    3着 スバル(5歳牝・55キロ)
     
    このレースから中山大障害は芝4200mに。優勝は牝馬ミスハツクモ。8番人気という低評価ながら最軽量の斤量も生かし、5連覇を狙った1番人気フジノオーを5馬身差で下す大金星で優勝した。フジノオーは酷量が影響し敗れたが2着に食い込んだ。


    最優秀障害馬は2年連続でフジノオー。この年は9戦3勝2着4回・障害重賞1勝の成績留まったが酷量を背負いながら第一人者に相応しい活躍を見せ、史上初の2年連続選出となった。なおミスハツクモも中山大障害秋含めこの年3度フジノオーを破るなどの活躍をみせた。

  • 11二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:36:44

    66年
     
    中山大障害 春(芝4200m不良 10頭出走)
    優勝 アドミラル(4歳・56キロ)5分4秒0
    2着 フジノホマレ(6歳・55キロ)
    3着 スバル(6歳牝・55キロ)
     
    フジノオーが海外遠征しミスハツクモも年初に引退するなど本命不在となったレースを制したのは1番人気アドミラル。不良馬場を快走し2着以下に2秒以上差をつける圧勝で優勝。フジノホマレは障害転向から1ヶ月未満ながら2着に好走。
     
     
    中山大障害 秋(芝4200m良 12頭出走)
    優勝 ホウラン(4歳牝・54キロ)4分56秒1
    2着 カブトヒカリ(5歳牝・55キロ)
    3着 フジノホマレ(6歳・56キロ)
     
    レース史上最多の出走馬数となったレースを制したのは2番人気ホウラン。平地でもレコード勝ちを記録したスピードを生かし優勝。1番人気フジノホマレは3着。アドミラルは出走しなかった。

     
    最優秀障害馬はホウラン。4戦3勝2着1回・障害重賞1勝の好成績だった。

  • 12二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:37:39

    67年
     
    中山大障害 春(芝4200m良 9頭出走)
    優勝 クニハヤヒメ(4歳牝・53キロ)4分52秒1
    2着 フジノチカラ(7歳・59キロ)
    3着 アドミラル(5歳・60キロ)
     
    優勝は5番人気クニハヤヒメ。軽斤量でもあったがレコードタイムでの優勝。2着フジノチカラは2年前の中山大障害春に続き惜敗。2度目の優勝を狙ったアドミラルは3着。


    中山大障害 秋(芝4200m重 15頭出走)
    優勝 ヤマニンダイヤ(5歳・59キロ)4分48秒1
    2着 フジノホマレ(7歳・58キロ)
    3着 カブトヒカリ(6歳牝・56キロ)
     
    史上最多の15頭が出走したレースの優勝は11番人気ヤマニンダイヤ。1番人気のフジノホマレを僅差で下し、同競走史上最低人気での優勝となった。重馬場にも関わらずタイムも前回のレコードを4秒更新する好タイムだった。フジノホマレは同競走3度目の惜敗。クニハヤヒメは出走しなかった。

     
    最優秀障害馬はヤマニンダイヤ。9戦4勝2着1回・障害重賞1勝の成績だった。

  • 13二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:38:54

    68年
     
    中山大障害 春(芝4200m良 8頭出走)
    優勝 フジノホマレ(8歳・61キロ)4分53秒4
    2着 カブトヒカリ(7歳牝・55キロ)
    3着 アランバード(5歳牝・60キロ)
     
    優勝は3番人気フジノホマレ。同競走では惜敗が続いていたが4番人気カブトヒカリ&1番人気アランバードとの激戦を頭差で制し大願成就、同競走史上最高齢優勝記録も打ち立てた。連覇を狙ったヤマニンダイヤは4着。
     
     
    中山大障害 秋(芝4200m良 7頭出走)
    優勝 タジマオーザ(3歳・55キロ)4分56秒6
    2着 フジノホマレ(8歳・63キロ)
    3着 サラボーン(5歳・56キロ)
     
    出走馬7頭中3頭落馬&競走中止する波乱のレースを優勝したのは4番人気タジマオーザ。同競走史上初の3歳馬優勝という歴史的快挙を達成した。連覇を狙ったフジノホマレは斤量差が影響したか1馬身半差の2着に惜敗。
     

    最優秀障害馬はフジノホマレ。障害7戦5勝2着1回・障害重賞1勝と年間通じての活躍が評価された。タジマオーザは2戦2勝・障害重賞1勝だった。

  • 14二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:39:50

    69年
     
    中山大障害 春(芝4200m良 6頭出走)
    優勝 ホンマルシロー(4歳・55キロ)4分58秒9
    2着 ロイタン(6歳・55キロ)
    3着 ニューガバナー(4歳・56キロ)
     
    優勝は3番人気ホンマルシロー。障害戦初勝利から3連勝で障害の頂点に立った。障害1番人気フリートターフは5着。フジノホマレはレース前に引退、タジマオーザは出走しなかった。
     
     
    中山大障害 秋(芝4200m良 10頭出走)
    優勝 マウントブゼン(4歳牝・55キロ)4分55秒1
    2着 ハードオンワード(4歳・58キロ)
    3着 ロイタン(6歳・58キロ)
     
    優勝は4番人気マウントブゼン。ここまで障害7戦全て3着以内という安定した強さを見事発揮した。1番人気ハードオンワードは2馬身差の2着。3着ロイタンは春に続き惜敗。前年秋覇者のタジマオーザは9着。
     

    最優秀障害馬はハードオンワード。中山大障害は勝てなかったが10戦5勝2着4回・障害重賞2勝の活躍を残した。

  • 15二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:40:30

    70年
     
    中山大障害 春(芝4200m良 10頭出走)
    優勝 ハセタカラ(4歳・57キロ)4分50秒9
    2着 アラートターフ(4歳・57キロ)
    3着 スマノリキュウ(4歳・58キロ
     
    優勝は2番人気ハセタカラ。この年に障害転向した同馬が5戦目で頂点に立ち、これを花道に引退。1番人気ハードオンワードはまさかの最下位に敗戦。
     
     
    中山大障害 秋(芝4200m良 9頭出走)
    優勝 リクオー(4歳・57キロ)4分58秒4
    2着 クリニホン(6歳・57キロ)
    3着 ナスノセイラン(4歳牝・55キロ)
     
    9頭中4頭が落馬する荒れたレースを制したのはリクオー。荒れた展開も味方につけ8番人気という低評価を見事覆し優勝、これを花道に引退。2着のクリニホンも7番人気ながら好走。1番人気インターヒカリは落馬で敗戦
     
     
    最優秀障害馬はキングスピード。中山大障害はおろか障害重賞勝ちもなかったが、この年障害戦10戦10勝という圧巻の成績を残したことが評価された。

  • 16二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:41:18

    71年
     
    中山大障害 春(芝4200m良 6頭出走)4分48秒6
    優勝 ナスノセイラン(5歳牝・56キロ)
    2着 メリーダンサー(7歳牝・57キロ)
    3着 フォースターフ(5歳・57キロ)
     
    優勝は2番人気ナスノセイラン。2着以下を9馬身差で千切り、母ナスノアラシが果たせなかった中山大障害優勝を果たした。差をつけられたものの2着には3番人気メリーダンサーが入った。1番人気フォースターフは3着。


    中山大障害 秋(馬インフルエンザ流行の影響により開催取り止め)


    最優秀障害馬はインターヒカリ。中山大障害には出走しなかったが9戦8勝・障害重賞2勝の好成績を残した。またメリーダンサーが障害馬初(平地牝馬含めても初)の1億円馬となった。

  • 17二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:42:48

    72年
     
    中山大障害 春(芝4200m重 7頭出走)
    優勝 ナスノセイラン(6歳牝・58キロ)4分53秒0
    2着 ナスノヒエン(4歳・58キロ)
    3着 ダイシンフラッグ(6歳・58キロ)
     
    優勝は2番人気ナスノセイラン。直線で全弟ナスノヒエンとの一騎うちを制しフジノオー以来の同競走連覇を達成。1番人気インターヒカリは途中落馬しその後再騎乗するも6着。なおこのレース前には最有力馬の1頭だったダテハクタカが何者かに硫酸をかけられ競走除外となる事件があった。
     
     
    中山大障害 秋(芝4100m不良 13頭出走)
    優勝 マスヒロ(4歳牝・56キロ)5分2秒8
    2着 スロープターフ(7歳・58キロ)
    3着 オンワードリョウ(5歳・58キロ)
     
    この年から中山大障害は再び芝4100mに。優勝はマスエロ。9番人気という低評価だったが不良馬場の激戦を制し優勝。2着スロープターフは4分の3馬身及ばず惜敗。3連覇を狙ったナスノセイランは8着に敗れ、このレースを最後に引退した。


    最優秀障害馬はムーテイイチ。中山大障害には出走しなかったが13戦6勝2着1回・障害重賞2勝の活躍を見せた。

  • 18二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:44:11

    73年
     
    中山大障害 春(芝4100m良 6頭出走)
    優勝 ナスノヒエン(5歳・58キロ)4分45秒1
    2着 イナリデンコウ(4歳・58キロ)
    3着 クリユタカ(5歳・58キロ)
     
    優勝は1番人気ナスノヒエン。後続に大差をつける圧巻のレコードタイムの優勝で、姉ナスノセイランに続いて中山大障害制覇を果たした。
     

    中山大障害 秋(4100m良 12頭出走)
    優勝 クリユタカ(5歳・58キロ)4分44秒7
    2着 フジチャイナ(4歳・58キロ)
    3着 コマヒデ(5歳・58キロ)
     
    優勝は春3着だったクリユタカ。近走が冴えなかった為10番人気の低評価だったがレコードタイムで優勝。2番人気フジチャイナは半馬身及ばす2着惜敗。1番人気トキは10着。連覇を狙ったナスノヒエンは7着だった。
     
     
    最優秀障害馬は該当馬なしという結果になった。これで5年連続中山大障害優勝馬が最優秀障害馬に選出されないこととなり、王者不在を如実に証明した。

  • 19二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:45:17

    74年

     

    中山大障害 春(芝4100m良 8頭出走)

    優勝 グランドマーチス(5歳・58キロ)4分48秒4

    2着 モビールターフ(4歳牝・56キロ)

    3着 ダリップ(5歳牝・56キロ)

     

    優勝は1番人気グランドマーチス。年初から好調だった本馬がファンの期待に応え優勝。1馬身半差に2番人気モビールターフ、ハナ差の3着に5番人気ダリップが入った。

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m良 10頭出走)

    優勝 グランドマーチス(5歳・60キロ)4分40秒2

    2着 ダリップ(5歳牝・56キロ)

    3着・サクラオンリー(6歳・58キロ)

     

    優勝はグランドマーチス。秋以降連戦連勝と覚醒し1.5倍の1番人気に支持された同馬が従来のレコードを約3秒更新する圧巻のタイムで優勝し春秋連覇達成。1馬身半差に春3着の6番人気ダリップ、ハナ差3着に5番人気で秋天5着の実績をもつサクラオンリーが入った。前年秋覇者のクリユタカは6着。



    最優秀障害馬はグランドマーチス。14戦9勝2着3回、障害重賞3勝と春秋中山大障害以外にも圧倒的な成績を残し文句なしの選出。6年ぶりに中山大障害優勝馬が選出された。

    中山大障害・秋 1974年 グランドマーチス


  • 20二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:47:25

    75年

     

    中山大障害 春(芝4100m良 5頭出走)

    優勝 グランドマーチス(6歳・60キロ)4分40秒3

    2着 サクラオンリー(7歳・58キロ)

    3着 イチベイ(5歳・58キロ)

     

    優勝は1番人気グランドマーチス。前年秋から無敵の強さを誇り障害馬初の2億円馬にも到達した同馬が再び圧巻の強さを見せ、フジノオー以来の同競走3連覇を達成した。6馬身差の2着に3番人気サクラオンリーが入った。

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m良 6頭出走)

    優勝 グランドマーチス(6歳・60キロ)4分42秒5

    2着 バローネターフ(3歳・58キロ)

    3着 メジロナゴヤ(4歳・58キロ)

     

    優勝はグランドマーチス。連勝は止まったが好調を維持していた同馬が1.5倍という圧倒的な1番人気に応え優勝、フジノオーと並ぶ4連覇の偉業を達成し、同時に障害馬初(平地馬含めても初)の3億円馬にもなった。6馬身差離されたものの2着にはインターヒカリの半弟である2番人気の3歳馬バローネターフが入った。3着にメジロナゴヤ4着にエリモイーグルが入り、完走はこの4頭だった。


     

    最優秀障害馬は2年連続でグランドマーチス。9戦8勝、障害重賞4勝と前年以上の圧倒的な成績を残し文句なしの選出となった。

    中山大障害・秋 1975年 グランドマーチス


  • 21二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:49:46

    76年
     
    中山大障害 春(芝4100m良 6頭出走)
    優勝 エリモイーグル(5歳・58キロ)4分38秒9
    2着 グランドマーチス(7歳・66キロ)
    3着 バローネターフ(4歳・58キロ)
     
    優勝は4番人気エリモイーグル。斤量差があったもののグランドマーチスを6馬身差で破るレコード勝ちという会心の内容で大金星を挙げた。前人未到の5連覇を狙ったグランドマーチスは同競走のルール変更による過酷な斤量が響いたか偉業は成らず2着敗戦。3着に2番人気バローネターフが入った。
     
    中山大障害 秋(芝4100m不良 7頭出走)
    優勝 サクラオンリー(8歳・58キロ)4分45秒1
    2着 トキワロッキー(4歳・58キロ)
    3着 ソネラオー(6歳・58キロ)
     
    グランドマーチスが夏に引退し、エリモイーグルも不在と本命不在となったレースを制したのは1番人気に推されたサクラオンリー。同競走で過去2度の惜敗があった同馬が大願成就を果たした。フジノホマレ以来の8歳馬優勝も達成。8馬身差の2着に5番人気トキワロッキー。2番人気バローネターフは6着に敗れた。


    過去2年と違い最優秀障害馬は混戦となったが、4戦2勝・障害重賞1勝のサクラオンリーが選出された。エリモイーグルは7戦3勝2着2回・障害重賞1勝の成績だったが選出を逃した。

  • 22二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:51:47

    77年
     
    中山大障害 春(芝4100m重 6頭出走)
    優勝 バローネターフ(5歳・58キロ)4分44秒3
    2着 ソネラオー(7歳・58キロ)
    3着 ヤシマリュウ(6歳・58キロ)
     
    優勝はバローネターフ。1番人気に推されて出走し2着以下に大差をつけ優勝、過去2度の惜敗の悔しさを晴らし障害の頂点に立った。前年秋3着のソネラオーが2着。前年秋2着のトキワロッキーは4着。


    中山大障害 秋(芝4100m良 6頭出走)
    優勝 バローネターフ(5歳・60キロ)4分39秒7
    2着 ファンドリナイロ(5歳・58キロ)
    3着 ゴリョウチェスター(5歳牝・56キロ)
     
    優勝は1番人気バローネターフ。この年の春以降関西で無敵を誇った2番人気ファンドリナイロとの2強対決となったが大差で同馬を下し春秋連覇を果たした。2秒近くの差で2着にファンドリナイロが入り、3着以下は更に5秒以上離されていた。3番人気リバースポートは落馬で敗戦。
     
     
    最優秀障害馬はバローネターフ。7戦5勝・障害重賞4勝という抜群の成積を残した。一方でファンドリナイロも11戦8勝2着3回・障害重賞3勝という抜群の成績を残し、この年はこの両馬が傑出した強さを見せた。

  • 23二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:52:53

    78年
     
    中山大障害 春(芝4100m良 5頭出走)
    優勝 ファンドリナイロ(6歳・58キロ)4分42秒1
    2着 バローネターフ(6歳・62キロ)
    3着 トキワロッキー(6歳・58キロ)
     
    優勝は2番人気ファンドリナイロ。前年秋に敗れた悔しさを晴らしバローネターフから王座を奪還した。史上3頭目の3連覇を目指したバローネターフは調整失敗もたたり4馬身差の2着に敗戦した。3着には前年春2着のトキワロッキーが入った。
     
     
    中山大障害 秋(芝4100m重 9頭出走)
    優勝 バローネターフ(6歳・62キロ)4分43秒6
    2着 ホワイトカイウン(4歳・58キロ)
    3着 メジロレブン(4歳・58キロ)
     
    優勝はバローネターフ。3たびファンドリナイロとの2強対決となったが、2着以下に大差をつける圧勝劇を演じ王座を再奪還、フジノオー、グランドマーチスに次いで3頭目の同競走3勝目を挙げた。大差をつけられたが2着には5番人気ホワイトカイウンが入った。春に無敵を誇った2番人気ファンドリナイロはまさかの8着に惨敗した。


    最優秀障害馬は2年連続でバローネターフ。4戦3勝2着1回・障害重賞1勝とこの年も強さを見せつけた。ファンドリナイロも6戦3勝2着1回・障害重賞3勝の成績を挙げたが秋以降の不振が痛く選出を逃した。

  • 24二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:53:54

    79年
     
    中山大障害 春(芝4100m稍重 8頭出走)
    優勝 バローネターフ(7歳・64キロ)4分38秒5
    2着 ホワイトカイウン(5歳・58キロ)
    3着 メジロコウズ(5歳・58キロ)
     
    優勝は1番人気バローネターフ。フジノオー&グランドマーチスに並ぶ4度目の同競走優勝は4度目の大差勝ち、それもレコードだった。ホワイトカイウンは前年秋に続き2着。5番人気ファンドリナイロは4着と衰えを隠せず、この年夏に引退した。
     
     
    中山大障害 秋(芝4100m良 7頭出走)
    優勝 バローネターフ(7歳・66キロ)4分43秒7
    2着 テキサスワイポン(5歳・58キロ)
    3着 オキノサコン(5歳・58キロ)
     
    優勝は1番人気バローネターフ。66キロという酷量を背負いながら2番人気テキサスワイポン&3番人気オキノサコンという後輩の新星達に4馬身差をつけ勝利、フジノオー&グランドマーチスを超え同競走史上最多5度目の優勝を果たし、この偉業を花道に引退した。敗れたもののテキサスワイポンとオキノサコンはそれぞれ2着、3着に入った。


    最優秀障害馬はバローネターフ。春秋中山大障害優勝の2戦2勝の成績で、こちらも史上初の3年連続3度目の選出となった。テキサスワイポンもこの年障害重賞2勝を含む7勝、うち4度がレコード勝ちと強さを見せた。オキノサコンは11戦5勝2着4回、障害重賞1勝。

  • 25二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:55:13

    80年
     
    中山大障害 春(芝4100m良 5頭出走)
    優勝 オキノサコン(6歳・58キロ)4分49秒5
    2着 テキサスワイポン(6歳・58キロ)
    3着 カチウマタロー(5歳・58キロ)
     
    絶対王者バローネターフ引退後の最初の中山大障害を制したのは2番人気オキノサコン。1番人気テキサスワイポンとの2強対決を2馬身半差で制し障害の頂点に立った。テキサスワイポンは前年秋に続き2着に惜敗。3着のカチウマタロー以下は2強に大差をつけられていた。
     

    中山大障害 秋(芝4100m良 10頭出走)
    優勝 カチウマタロー(5歳・59キロ)4分49秒4
    2着 トキツタカ(4歳・59キロ)
    3着 オキノサコン(6歳・61キロ)
     
    10頭中4頭が落馬する荒れたレースを優勝したのはカチウマタロー。春は3着ながら大差をつけられた為8番人気の低評価だったが、激戦を制しその屈辱を晴らした。1馬身半差の2着にはこれまた7番人気と低評価のトキツタカ。連覇を狙った3番人気オキノサコンは半馬身差の3着。共にこの年好調で1番、2番人気だったナカミショウグンとジョーアルバトロスは落馬敗戦。テキサスワイポンは出走しなかった。
     
     
    最優秀障害馬はオキノサコン。10戦4勝2着2回・障害重賞1勝の成績を残すなど年間通じて好走が多かった。ジョーアルバトロスは9戦6勝2着2回・障害重賞2勝の活躍をみせた。

  • 26二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:56:18

    81年

     

    中山大障害 春(芝4100m重 10頭出走)

    優勝 ナカミショウグン(5歳・59キロ)4分47秒4

    2着 スパークリング(4歳・59キロ)

    3着 フジノショーキ(7歳・59キロ)

     

    優勝は1番人気ナカミショウグン。前年秋に1番人気ながら落馬で敗れた無念を晴らし王座に立った。2着には7番人気の伏兵スパークリングが入り、3着に2番人気フジノショーキが入った。前年覇者の6番人気カチウマタローとオキノサコンは共に6着、7着に敗れ、それぞれこの年の夏、秋に引退した。

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m良 7頭出走)4分42秒1

    優勝 テキサスワイポン(7歳・59キロ)

    2着 トキノツヨシ(4歳・59キロ)

    3着 モンタアロー(4歳・59キロ)

     

    優勝は4番人気テキサスワイポン。過去2度出走した同競走ではいずれも2着に惜敗していたが3度目の正直が叶い優勝、これを花道に引退した。1番人気トキノツヨシは2着。3着に最下位人気のモンタアローが入った。連覇を狙ったナカミショウグンは5着に敗れ、同馬もこのレースを最後に引退した。



    最優秀障害馬はテキサスワイポン。9戦3勝2着3回・障害重賞2勝と年間通じて安定した活躍を見せた。なお中山大障害には未出走だったものの新星キングスポイントが7戦5勝2着2回・障害重賞2勝と大活躍した。他に障害重賞未出走ながらクリーンファミリーが10戦8勝の好成績を残した。

    1981年 中山大障害 テキサスワイポン 最終障害ぐらいから。


  • 27二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:58:01

    82年
     
    中山大障害 春(芝4100m良 8頭出走)
    優勝 キングスポイント(5歳・59キロ)4分44秒1
    2着 イチエイボーイ(5歳・59キロ)
    3着 リュウリリー(6歳牝・57キロ)
     
    過去2年の中山大障害優勝馬4頭が全て引退した後の同競走は、4頭が落馬(うち1頭再騎乗)する荒れた展開に。そんな荒れたレースを制したのはキングスポイント。顕彰馬テンポイントの全弟であり、前年から圧倒的な強さを見せていた同馬が1.5倍の1番人気に応え大差で優勝、障害の新王者となった。2秒以上離された2着には4番人気イチエイボーイが入った。
     
     
    中山大障害 秋(芝4100m良 7頭出走)
    優勝 キングスポイント(5歳・61キロ)4分42秒6
    2着 モンタアロー(5歳・59キロ)
    3着 サビアスポート(4歳・59キロ)
     
    春に続き4頭が落馬するという荒れた展開になったが、優勝したのはやはり1.4倍という圧倒的1番人気に推されたキングスポイント。荒れた展開など関係なく後続に8馬身差つける完勝で春秋連覇を果たした。2着には2番人気モンタアローが入った。
     

    最優秀障害馬はキングスポイント。6戦6勝・障害重賞3勝と無敵の強さを見せ、満場一致で選出された。また平地でも秋天8着と善戦した走りを見せた。

  • 28二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:59:08

    83年

     

    中山大障害 春(芝4100m良 8頭出走)

    優勝 オキノサキガケ(5歳・59キロ)4分41秒8

    2着 ライバコウハク(4歳・59キロ)

    3着 ダンサーズホープ(4歳・59キロ)

     

    絶対王者キングスポイントが故障により不在の為混戦となったレースを制したのは2番人気オキノサキガケ。直線で逃げ粘る2番人気ライバコウハクを差し切り優勝。前年秋の同競走で落馬敗戦した無念を晴らした。ライバコウハクは善戦及ばす2着。1番人気メジロクラウンは6着に敗れた。

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m良 9頭出走)

    優勝 オキノサキガケ(5歳・61キロ)4分41秒9

    2着 メジロジュピター(5歳・59キロ)

    3着 ハヤテタケル(4歳・59キロ)

     

    絶対王者キングスポイントが復帰。当然1.4倍という圧倒的1番人気に推された。しかし優勝したのは春覇者ながら11.4倍という支持だった2番人気オキノサキガケ。直線で先頭に立つとキングスポイント以下を振り切り勝利、屈辱的な支持を見返して春秋連覇を達成。2着は3番人気メジロジュピター。キングスポイントはまさかの4着に敗れ、障害転向後初めて連対を外した。

     

     

    最優秀障害馬はオキノサキガケ。キングスポイント不在の時期が長かったとはいえ9戦4勝2着1回・障害重賞3勝と確かな強さを見せた。

    中山大障害・秋 1983年 オキノサキガケ


  • 29二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:01:22

    84年

     

    中山大障害 春(芝4100m良 6頭出走)

    優勝 メジロジュピター(6歳・59キロ)4分42秒7

    2着 メジロアンタレス(5歳・59キロ)

    3着 ブルキング(6歳・59キロ)

     

    前々年春秋覇者の1番人気キングスポイント、前年春秋覇者の2番人気オキノサキガケという史上初の同競走連覇馬同士の対決となったレース。優勝したのは3番人気のメジロジュピター。同じメジロ勢の6番人気メジロアンタレスを1馬身差で下し、前年秋2着の雪辱を晴らした。前年秋は落馬敗戦だったメジロアンタレスは2着に好走。オキノサキガケは4着に敗れた。キングスポイントはレース中の故障により競走中止、予後不良となる悲運に見舞われた。

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m稍重 7頭出走)

    優勝 メジロアンタレス(5歳・59キロ)4分39秒1

    2着 ライバコウハク(5歳・59キロ)

    3着 オキノサキガケ(6歳・63キロ)

     

    キングスポイントの悲運の最期や春覇者のメジロジュピターが夏に引退したことなどより再び王者不在となった中、優勝したのは3番人気メジロアンタレス。1番人気ライバコウハクを4分の3馬身差で下し、春2着の雪辱を晴らして優勝した。ライバコウハクは前年春に続きまたもや2着。春秋連覇馬ながら5番人気に甘んじたオキノサキガケが3着に入った。



    最優秀障害馬はメジロアンタレス。12戦3勝2着1回・障害重賞1勝の成績ながら年間通じての活躍が評価された。

    中山大障害・秋 1984年 メジロアンタレス


  • 30二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:02:48

    85年

     

    中山大障害 春(芝4100m良 10頭出走)

    優勝 ブルーフラール(5歳牝・57キロ)4分43秒1

    2着 ライバコウハク(6歳・59キロ)

    3着 メジロアンタレス(6歳・61キロ)

     

    1度目の大竹柵で6頭が落馬(うち1頭死亡)という稀に見る大荒れが起きたレースを制したのは5番人気ブルーフラール。1番人気ライバコウハクを最後の直線で半馬身差差し切り、13年ぶりの牝馬優勝となった。ライバコウハクはこれで同競走3戦連続2着。前年秋覇者の2番人気メジロアンタレスは大差の3着。3番人気オキノサキガケは落馬敗戦し、このレースを最後に引退した、

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m良 8頭出走)

    優勝 オンワードボルガ(4歳・59キロ)4分46秒9

    2着 ノースリーガル(4歳・59キロ)

    3着 メジロアンタレス(6歳・61キロ)

     

    優勝したのは1番人気の新星オンワードボルガ。夏以降安定した強さを見せていた同馬が頂点に立った。2着には5番人気のノースリガルが入った。2番人気メジロアンタレスは春に続き3着。連覇を狙った4番人気ブルーフラールは5着だった。


     

    最優秀障害馬はオンワードボルガ。12戦7勝2着1回・障害重賞2勝の好成績を残した。他に中山大障害には未出走だったがカルストンイーデンが6戦5勝・障害重賞1勝の好成績を残した。

    中山大障害・秋 1985年 オンワードボルガ


  • 31二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:04:08

    86年

     

    中山大障害 春(芝4100m良 9頭出走)

    優勝 ライバコウハク(7歳・59キロ)4分44秒9

    2着 オンワードボルガ(5歳・61キロ)

    3着 シノンシンボリ(7歳・59キロ)

     

    優勝は4番人気ライバコウハク。同競走3度2着の惜敗に泣かされてきた同馬が後続に8馬身差をつける完勝で悲願の優勝を果たした。連覇を狙ったオンワードボルガが2着。3着に7番人気シノンシンボリが入った。2番人気カルストンイーデンは落馬敗戦。前年春覇者のブルーフラールは6着でこの後夏に引退した。

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m稍重 11頭出走)

    優勝 ハッピールイス(4歳・59キロ)4分45秒6

    2着 ライバコウハク(7歳・61キロ)

    3着 メジロアンタレス(7歳・61キロ)

     

    春覇者のライバコウハクと前年秋覇者のオンワードボルガの2強対決になると思われたが、優勝は5番人気ハッピールイス。関東初参戦ながら後続を9馬身引き離し優勝した。連覇を狙った1番人気ライバコウハクは4度目の2着。6番人気メジロアンタレスは3度目の3着。2番人気オンワードボルガはレース中の故障で競走中止し、予後不良となる悲運に見舞われた。


     

    最優秀障害馬はハッピールイス。10戦3勝2着1回・障害重賞2勝の成績を残した。ライバコウハクは4戦2勝2着1回・障害重賞1勝。他に障害重賞未勝利ながらオンワードボルガが8戦4勝2着3回、カルストンイーデンが7戦5勝2着1回の成績を残した。

    中山大障害・秋 1986年 ハッピールイス


  • 32二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:05:54

    87年

     

    中山大障害 春(芝4100m稍重 7頭出走)

    優勝 メジロアンタレス(8歳・61キロ)4分44秒2

    2着 トウショウドリーム(5歳・59キロ)

    3着 ミネノカガヤキ(6歳・59キロ)

     

    上位人気馬4頭が3倍台のオッズで並ぶ混戦を制したのは3年前の秋覇者だった4番人気メジロアンタレス。同競走最長間隔優勝の記録を樹立し、グランドマーチスの障害獲得賞金記録も更新した。1番人気トウショウドリームは3馬身差の2着。3番人気ライバコウハクは4着と同競走で初めて連対を外した。

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m良 9頭出走)

    優勝 シノンシンボリ(8歳・59キロ)4分39秒4

    2着 メジロアンタレス(8歳・63キロ)

    3着 ハッピールイス(5歳・61キロ)

     

    優勝は2番人気シノンシンボリ。前走まで故障により1年以上休養していた同馬が後続勢を10馬身差引き離し優勝した。連覇を狙った5番人気メジロアンタレスは2着に敗れ、このレースを最後に引退した。前年秋覇者の8番人気ハッピールイスが3着。なお故障により競走中止した1番人気トウショウドリームと落馬敗戦し故障した4番人気ライバコウハクは共に予後不良となるなど、翌日の有馬記念と同じく悲劇が相次いだ。

     

     

    最優秀障害馬は14年ぶりに該当馬なしとなった。メジロアンタレスは7戦2勝2着2回・障害重賞1勝、シノンシンボリは2戦2勝・障害重賞1勝の成績だった。

    中山大障害・秋 1987年 シノンシノボリ


  • 33二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:07:31

    88年

     

    東京大障害 春(芝4000m良 10頭出走)

    優勝 メジロアイガー(5歳・59キロ)4分34秒6

    2着 シノンシンボリ(9歳・61キロ)

    3着 キョウエイウオリア(9歳・59キロ)

     

    中山改修工事の為東京で開催されたレースを制したのはメジロアイガー。同競走初出走ながら1番人気に推され、長い直線で先頭に立つとそのまま押し切った。同馬はこの優勝を花道に引退。連覇を狙った4番人気シノンシンボリは1馬身4分の3差の2着。9歳にして初の同競走初出走だった番人気キョウエイウオリアが3着に入った。2番人気センゴクルビーは8着、3番人気カルストンイーデンは5着。

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m良 11頭出走)

    優勝 ヤマニンアピール(5歳セン・59キロ)4分39秒0

    2着 カルストンイーデン(7歳・59キロ)

    3着 キョウエイウオリア(9歳・59キロ)

     

    4頭が落馬する荒れたレースを制したのはヤマニンアピール。障害重賞3勝含む6連勝中だった同馬が1.5倍という圧倒的支持に応え優勝。7連勝を飾りこのレースを最後に引退した。5番人気カルストンイーデンが1馬身4分の3歳で2着に入り、同馬もこのレースを最後に引退。8番人気キョウエイウオリアは春に続いて3着。

     

    最優秀障害馬はヤマニンアピール。8戦7勝2着1回・障害重賞4勝とほぼ完璧な成績を残した。メジロアイガーは5戦3勝2着1回・障害重賞1勝の成績だった。

    中山大障害・1988年 ヤマニンアピール


  • 34二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:09:00

    89年

     

    中山大障害 春(芝4100m重 9頭出走)

    優勝 キョウエイウオリア(10歳・59キロ)4分46秒8

    2着 メジロマスキット(4歳牝・57キロ)

    3着 チャーチルシンボリ(5歳・59キロ)

     

    優勝は3番人気キョウエイウオリア。レース中盤から先頭に立つとそのまま押し切り、最高齢優勝記録を2歳更新する10歳馬優勝の偉業を達成した。2馬身差の2着に2番人気メジロマスキット。1.3倍の1番人気だったエイシンフェアリーは落馬敗戦。

     

     

    中山大障害・秋(芝4100m良 11頭出走)

    優勝 メジロマスキット(4歳牝・57キロ)4分39秒0

    2着 パンフレット(4歳・59キロ)

    3着 ベルアンドベル(4歳・59キロ)

     

    4頭が落馬する荒れたレースを制したのはメジロマスキット。1.8倍の1番人気に推された同馬が直線で一気に抜け出し優勝、春2着の雪辱を果たした。全兄メジロアイガーとの兄妹制覇も達成。2番人気パンフレットが6馬身差の2着。3番人気のシンボリモントルーは落馬敗戦。連覇を狙ったキョウエイウオリアは4着に敗れ、このレースで引退した。

     

     

    最優秀障害馬はメジロマスキット。8戦3勝2着3回・障害重賞2勝の成績を残し、17年ぶりに牝馬の選出となった。

    中山大障害・秋 1989年 メジロマスキット


  • 35二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:09:53

    90年

     

    中山大障害 春(芝4100m良 9頭出走)

    優勝 パンフレット(5歳・59キロ)4分39秒5

    2着 ワカタイショウ(5歳・59キロ)

    3着 シンボリモントルー(5歳・59キロ)

     

    優勝は3番人気パンフレット。後続に7馬身差をつけて優勝した。2着に4番人気ワカタイショウ、3着に2番人気シンボリモントレー。連覇を狙った1番人気メジロマスキットは落馬敗戦。

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m良 6頭出走)

    優勝 ワカタイショウ(5歳・59キロ)分38秒9

    2着 パンフレット(5歳・61キロ)

    3着 オキノトモズナ(7歳・59キロ)

     

    優勝はワカタイショウ。1番人気の期待に応え、春2着の雪辱を果たした。連覇を狙った2番人気パンフレットは5馬身差の2着。3着は6番人気もオキノトモズナが入った。

     

    最優秀障害馬はワカタイショウ。障害重賞は1勝ながら9戦4勝2着5回と年間通じて安定した活躍を見せた。パンフレットも障害重賞2勝の活躍を見せた。

    中山大障害・秋 1990年 ワカタイショウ


  • 36二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:11:10

    91年

     

    中山大障害 春(芝4100m良 6頭出走)

    優勝 シンコウアンクレー(5歳・59キロ)4分38秒1

    2着 シンボリクリエンス(6歳・59キロ)

    3着 シンボリモントルー(6歳・59キロ)

     

    優勝は4番人気シンコウアンクレー。障害重賞初出走ながらバローネターフのレコードを12年ぶりに更新する会心の内容で優勝、これがラストランになった。3番人気シンボリクリエンスは4分の3馬身差の2着に惜敗。5番人気シンボリモントルーは2度目の3着。1.4倍の圧倒的1番人気だったパンフレットは4着に敗れた。ワカタイショウは故障休養の為出走せず。

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m良 10頭出走)

    優勝 シンボリモントルー(6歳・59キロ)4分37秒2

    2着 シンボリクリエンス(6歳・59キロ)

    3着 パンフレット(6歳・61キロ)

     

    優勝は4番人気シンボリモントルー。5度目の出走で悲願成就、それも春に更新されたばかりのレコードを更に1秒近く更新する圧巻の内容だった。1番人気シンボリクリエンスは1馬身4分の1差の2着にまたも惜敗。ハナ差3着に2番人気パンフレットが入った。


     

    最優秀障害馬はシンボリクリエンス。中山大障害は勝てなかったが7戦3勝2着3回・障害重賞2勝の安定した強さが評価された。

    中山大障害・秋 1991年 シンボリモントルー


  • 37二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:12:23

    92年

     

    中山大障害 春(芝4100m重 8頭出走)

    優勝 シンボリクリエンス(7歳・59キロ)4分41秒7

    2着 シンボリモントルー(7歳・61キロ)

    3着 ディビーグロー(6歳・59キロ)

     

    4頭落馬の荒れたレースを制したのは3番人気シンボリクリエンス。荒れた展開も影響したとはいえ後続に50馬身という同競走史上最大着差をつける圧勝劇で前年2度2着の無念を晴らし頂点に立った。連覇を狙った1番人気シンボリモントルーは2着。3着に1馬身4分の3差で4番人気ディビーグロー。2番人気ワカタイショウと5番人気パンフレットは共に落馬敗戦。ワカタイショウは予後不良の故障を負う悲運に見舞われた。

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m良 7頭出走)

    優勝 シンボリクリエンス(7歳・61キロ)4分38秒3

    2着 クリスタルアスター(6歳・59キロ)

    3着 メジログッデン(5歳・59キロ)

     

    優勝は1番人気シンボリクリエンス。直線で1度後続に差されながら差し返すという驚異の粘りでオキノサキガケ以来8年ぶりの春秋連覇を果たした。2馬身差の2着に2番人気クリスタルアスター。クビ差3着に4番人気メジログッテン。2番人気ディビーグローは6着。

     


    最優秀障害馬はシンボリクリエンス。6戦2勝2着1回・障害重賞2勝の好成績で、バローネターフ以来の2年連続選出となった。

    中山大障害・春 1992年 シンボリクリエンス


  • 38二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:13:37

    93年

     

    中山大障害 春(芝4100m良 9頭出走)

    優勝 メジログッデン(6歳・59キロ)4分38秒5

    2着 ブロードマインド(5歳・59キロ)

    3着 エイシンウイン(7歳・59キロ)

     

    優勝は2番人気メジログッテン。中山無敗の1番人気ブロードマインドを下し優勝した。ブロードマインドは中山初敗北で2着。8番人気パンフレットは4着でこれが最後の同競走出走となった。3連覇を狙った3番人気シンボリクリエンスは5着に敗れ、このレースを最後に引退した。

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m良 6頭出走)

    優勝 ブロードマインド(5歳・59キロ)4分42秒0

    2着 クリスタルアスター(7歳・59キロ)

    3着 エイシンウイン(7歳・59キロ)

     

    優勝はブロードマインド。シンボリクリエンスの引退やメジログッテンが故障休養で不在など他に有力馬がいないこともあり1.5倍の1番人気に推され、その期待に応え大差の逃げ切りで優勝した。大差ながら4番人気クリスタルアスターが2度目の2着。2番人気ロンゲットは落馬敗戦。

     

    最優秀障害馬はブロードマインド。9戦5勝2着2回・障害重賞2勝の成績だった。

    中山大障害・秋 1993年 ブロードマインド


  • 39二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:14:34

    94年

     

    中山大障害 春(芝4100m良 6頭出走)

    優勝 ブロードマインド(6歳・61キロ)4分40秒7

    2着 マキハタビッグ(7歳セン・59キロ)

    3着 ムテキテンホー(5歳・59キロ)

     

    優勝はブロードマインド。1.2倍というダントツの番人気に支持され、後続勢に7馬身差をつけて秋春連覇を果たした。3番人気マキハタビッグが2着。2番人気クリスタルアスターは4着。

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m良 8頭出走)

    優勝 ローズムーン(5歳牝・57キロ)4分40秒6

    2着 フジノスラッガー(4歳・59キロ)

    3着 リネンリズム(5歳・59キロ)

     

    優勝はローズムーン。出走馬中最下位の8番人気だったが、最終障害前で15馬身離された展開から怒涛の追い込みで先行馬を差し切り大波乱の優勝。5年ぶりの牝馬優勝も果たした。クビ差2着に惜敗したのが5番人気フジノスラッガー。圧倒的1番人気に推されて3連覇を狙ったブロードマインドはまさかの4着に敗戦。2番人気のタイヤンと3番人気のユーワハッピーは共に落馬敗戦。メジログッテンは6着に敗れこれが最後の同競走出走となった。

     

    最優秀障害馬は年連続でブロードマインド。5戦3勝・障害重賞2勝の成績だった。

    中山大障害・秋 1994年 ローズムーン


  • 40二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:16:17

    95年

     

    中山大障害 春(芝4100m良 8頭出走)

    優勝 ダイカツストーム(5歳・59キロ)4分44秒1

    2着 タイヤン(7歳・59キロ)

    3着 マキハタビッグ(8歳セン・59キロ)

     

    ブロードマインドが故障休養の為不在となったレースを制したのは3番人気ダイカツストーム。後続に大差をつける会心の逃げ切りで優勝。障害未勝利戦から3連勝で頂点に立ち、このレースを最後に引退した。1番人気タイヤンが2着。2番人気マキハタビッグが3着。

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m良 6頭出走)

    優勝 フジノスラッガー(5歳・59キロ)4分44秒9

    2着 メジャーウィナー(5歳・59キロ)

    3着 ジハードウィン(6歳・59キロ)

     

    3頭が大竹柵で落馬する荒れたレースを制したのは1番人気フジノスラッガー。前年秋の惜敗後の長期休養から復帰した同馬が悲願を叶えた。大差の2着に2番人気メジャーウィナー。3番人気ポレールは落馬敗戦。



    最優秀障害馬はリターンエース。中山大障害には出走しなかったが4戦4勝・障害重賞3勝(3勝いずれもレコード)という完璧な強さを見せた。同馬は障害無敗のままこの年限りで引退した。

    中山大障害・春 1995年 ダイカツストーム


  • 41二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:19:13

    96年

     

    中山大障害 春(芝4100m良 9頭出走)

    優勝 ポレール(5歳・59キロ)4分41秒2

    2着 メジャーウィナー(6歳・59キロ)

    3着 センターゼウス(5歳・59キロ)

     

    9頭中4頭落馬したレースを優勝したのは3番人気ポレール。前年秋は落馬敗戦したがこのレースでは荒れた展開の中無難な走りで快走し、2着以下に大差をつけて優勝した。2着は4番人気メジャーウィナー。1番人気ブロードマインドは5着、前年秋覇者の5番人気フジノスラッガーは落馬敗戦し、共にこのレースを最後に引退した。

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m良 6頭出走)

    優勝 ポレール(5歳・59キロ)4分44秒0

    2着 マイネルトレドール(6歳・59キロ)

    3着 ファーストレコード(5歳・59キロ)

     

    優勝は春に続きポレール。1.7倍の1番人気に推されて出走し、レースでは落馬したカラ馬2頭にずっと絡まれ続けられるという難しい展開の中にありながらも快走、最後は後続に大差をつけて優勝し春秋連覇を果たした。2着に2番人気マイネルトレードル。

     

     

    最優秀障害馬はポレール。8戦5勝2着2回、障害重賞3勝と文句なしの成績で選出された。

    中山大障害・秋 1996年 ポレール


  • 42二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:23:55

    97年

     

    中山大障害 春(芝4100m良 7頭出走)

    優勝 ポレール(6歳・63キロ)4分43秒1

    2着 マイネルトレドール(7歳・59キロ)

    3着 ケイティタイガー(8歳・59キロ)

     

    優勝は1番人気ポレール。直線で2番人気マイネルトレードルとの激戦となったが1馬身4分の1差で振り切り、バローネターフ以来史上4頭目の3連覇を達成した。マイネルトレードルは惜しくも2戦連続2着。3着に8中山大障害初出走の8歳馬ケイティタイガーが入った。

     

     

    中山大障害・秋(芝4100m良 7頭出走)

    優勝 ケイティタイガー(8歳・59キロ)4分45秒5

    2着 ポレール(6歳・65キロ)

    3着 チアズロッキー(5歳・59キロ)

     

    優勝は2番人気ケイティタイガー。直線で叩き合いになった1番人気ポレールを振り切り障害の頂点に立った。グランドマーチス以来の4連覇を狙ったポレールは斤量が堪えたか惜しくも1馬身半差の2着に敗れた。

     


    最優秀障害馬はアワパラゴン。中山大障害出走はなかったが6戦6勝、障害重賞3勝と抜群の成績を残し選出された。ポレールは5戦2勝2着1回・障害重賞1勝、ケイティタイガーは10戦1勝2着4回(他3着4回)・障害重賞1勝の成績だった。

    中山大障害・秋 1997年 ケイティタイガー


  • 43二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:25:08

    98年

     

    中山大障害 春(芝4100m重 8頭出走)

    優勝 ノーザンレインボー(8歳・59キロ)4分46秒2

    2着 ケイティタイガー(9歳・61キロ)

    3着 メジロシンドウ(6歳・59キロ)

     

    優勝は2番人気ノーザンレインボー。ここまで中山4戦4勝の中山巧者がその実力を見せつけるようにスタートから快走。後続勢に5秒半の差をつける大圧勝劇で障害の頂点に立った。2着以下は激戦の末に連覇を狙った3番人気ケイティタイガーが確保。ここまで障害6戦6勝で史上初の障害4馬場重賞制覇を狙った1番人気アワパラゴンは大竹柵で落馬し敗戦。

     

     

    中山大障害 秋(芝4100m良 8頭出走)

    優勝 ビクトリーアップ(5歳セン・59キロ)4分44秒1

    2着 メジロファラオ(5歳・59キロ)

    3着 ケイティタイガー(9歳・61キロ)

     

    優勝は3番人気ビクトリーアップ。直線で先頭に立つとその後後続を千切って大差で優勝を飾った。2着は激戦の末4番人気メジロファラオが入り、クビ差3着に5番人気ケイティタイガー。2番人気ゴッドスピードは5着。春覇者であり中山6戦6勝で1.5倍の圧倒的1番人気だったノーザンレインボーはまさかの落馬敗戦。

     

     

    最優秀障害馬はノーザンレインボー。この年は9戦6勝2着1回・障害重賞2勝の好成績だった。ビクトリーアップは10戦4勝2着1回・障害重賞1勝だった。

    中山大障害・春 1998年 ノーザンレインボー


  • 44二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:26:02

    99年

    この年からJG1が発足し、春の中山大障害は中山GJとなった。

     

    中山GJ(芝4100m不良 10頭出走)

    優勝 メジロファラオ(6歳・62キロ)4分56秒2

    2着 ケイティタイガー(10歳・62キロ)

    3着 ヨイドレテンシ(5歳・62キロ)

     

    第1回中山GJの優勝は前年秋2着の6番人気メジロファラオ。近走不振の為人気を落としていたが、このレースでは中盤から先頭に立つと直線で6番人気ケイティタイガー以下を突き放し優勝。前年秋の雪辱を果たした。6馬身離されたが10歳馬ケイティタイガーが2着。9番人気ヨイドレテンシが3着。1番人気ゴッドスピードは9着。

     

     

     

    中山大障害(芝4100m良 15頭出走)

    優勝 ゴッドスピード(5歳・62キロ)4分42秒6

    2着 ゴーカイ(6歳・62キロ)

    3着 リンデンバウム(7歳・62キロ)

     

    優勝は4番人気ゴッドスピード。平地重賞2勝の実績があり障害でも重賞2勝など好成績を残しながら障害大競走では不振だった同馬だが、直線で3番人気ゴーカイとの壮絶な叩き合いをハナ差で制し優勝、障害の頂点に立った。ゴーカイは惜しくも2着。3着には10番人気リンデンバウム。番人気メジロファラオは7着、1番人気ノーザンレインボーは9着に敗れた。

     

     

    最優秀障害馬はゴッドスピード。6戦3勝2着1回・障害重賞1勝の成績だった。

    1999年 中山大障害(J・GⅠ) | ゴッドスピード | JRA公式


  • 45二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:27:06

    00年

     

    中山GJ(芝4100m稍重 16頭出走)

    優勝 ゴーカイ(7歳・63キロ)4分43秒1

    2着 ボカボカ(6歳セン・63キロ)

    3着 ジアウトバックウェイ(10歳セン・63キロ)

     

    優勝は1番人気ゴーカイ。直線の競り合いから抜け出すとそのまま押し切り、JG1初制覇を果たした。4分の3馬身差の2着に11番人気の外国馬ボカボカ、3着に10番人気の外国馬ジアウトバックウェイが入った。2番人気ノーザンレインボーは8着、9番人気ポレールは落馬敗戦、14番人気ケイティタイガーは11着に敗戦し、3頭共にこのレースを最後に引退した。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 16頭出走)

    優勝 ランドパワー(5歳・63キロ)4分40秒7

    2着 ゴーカイ(7歳・63キロ)

    3着 マキハタコンコルド(5歳・63キロ)

     

    優勝は5番人気ランドパワー。レース中盤から先頭に立つと直線で1番人気ゴーカイの追撃を寄せ付けず優勝した。春秋JG1制覇を狙ったゴーカイは2馬身半差の2着と前年に続き惜敗。大差の3着にマキハタコンコルド。3番人気ヤスノテイオーは落馬敗戦。

     

     

    最優秀障害馬はゴーカイ。6戦3勝2着2回、障害重賞2勝と年間通じて活躍した。ランドパワーも5戦4勝・障害重賞1勝の好成績だった。

    2000年 中山グランドジャンプ(J・GⅠ) | ゴーカイ | JRA公式


  • 46二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:28:45

    01年

     

    中山GJ(芝4250m良 11頭出走)

    優勝 ゴーカイ(8歳・63.5キロ)4分52秒3

    2着 ミナミノゴージャス(6歳・63.5キロ)

    3着 ダンシングターナー(6歳・63.5キロ)

     

    この年から中山GJは芝4250mとなるなどレース体型が大きく変更。そしてレースではパンケットで多数頭が落馬競走中止するという稀にみる荒れた展開の中、優勝は2番人気ゴーカイ。残り600mで先頭に立つと最後は後続に8馬身差をつけて優勝、前年に続き連覇を果たした。メジロアンタレスの障害馬獲得賞金も更新した。2着に6番人気ミナミノゴージャス。3着に10番人気ダンシングターナーが入った。1番人気ランドはパンケットで落馬し再騎乗するも7着。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 10頭出走)

    優勝 ユウフヨウホウ(4歳・63キロ)4分44秒1

    2着 ゴーカイ(8歳・63キロ)

    3着 ミナミノゴージャス(6歳・63キロ)

     

    優勝はユウフヨウホウ。ゴーカイの半弟ではここまで障害では10戦して未勝利戦のみの1勝で、このレースでは114.7倍の最下位人気だった。しかしレースでは4頭が落馬する展開の中で無難にレースを進め、直線で先頭を走る1番人気ゴーカイを驚異の末脚で一気に差し切り、障害史上に残る大波乱でJG1優勝を果たした。ゴーカイは2馬身差で敗れ、これで中山大障害3年連続2着となった。5馬身差の2着に5番人気ミナミノゴージャス。2番人気カネトシガバナーは落馬敗戦。

     


    最優秀障害馬は2年連続でゴーカイ。5戦1勝2着3回・障害重賞1勝だった。またこの年障害馬初の4億円馬にもなった。

    2001年 中山大障害(J・GⅠ) | ユウフヨウホウ | JRA公式


  • 47二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:30:15

    02年

     

    中山GJ(芝4250m良 15頭出走)

    優勝 セントスティーヴン(8歳セン・63.5キロ)4分50秒9

    2着 ゴーカイ(9歳・63.5キロ)

    3着 フサイチゴールド(6歳・63.5キロ)

     

    優勝は5番人気セントスティーヴン。レコードタイムで外国馬初のJG1優勝を果たした。3連覇を狙った1番人気ゴーカイは1馬身半差の2着に敗れ、これが最後のJG1出走となった。2番人気フサイチゴールドが3着。15頭出走したが落馬は1頭もなかった。

     

     

    中山大障害(芝4100m重 12頭出走)

    優勝 ギルデットエージ(5歳・63キロ)4分51秒6

    2着 メイショウワカシオ(8歳・63キロ)

    3着 ダイワデュール(6歳・63キロ)

     

    優勝は1番人気ギルデッドエージ。レース終盤に先頭に立つと直線では重馬場を快走、最後は後続勢に大差をつけて優勝した。2着に10番人気メイショウワカシオ。3着に2番人気ダイワデュール。連覇を狙った7番人気ユウフヨウホウは7着。

     

    最優秀障害馬はギルデッドエージ。この年11戦2勝だった。他にゴーカイが障害馬初の5億円馬に到達し、この年限りで引退した。

    2002年 中山大障害(J・GⅠ) | ギルデッドエージ | JRA公式


  • 48二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:31:38

    03年

     

    中山GJ(芝4250m良 16頭出走)

    優勝 ビッグテースト(5歳・63.5キロ)4分48秒9

    2着 ギルデッドエージ(6歳・63.5キロ)

    3着 セントスティーヴン(9歳セン・63.5キロ)

     

    優勝は4番人気ビッグテースト。最終障害飛越後に先行勢をごぼう抜きしレコードタイムで優勝を飾った。1番人気ギルデッドエージは1馬身半差の2着。前年覇者の2番人気セントスティーヴンは3着。

     

     

    中山大障害 春(芝4100m良 13頭出走・04年1月開催)

    優勝 ブランディス(7歳セン・63キロ)4分40秒9

    2着 ウインマーベラス(7歳・63キロ)

    3着 メジロライデン(8歳セン・63キロ)

     

    積雪の影響により翌年に順延となったレースを制したのは3番人気ブランディス。スタートから逃げに出るとそのまま後続勢を寄せ付ける逃げ切り優勝した。2番人気ウインマーベラスが2馬身半差の2着。3着に4番人気でメジロパーマー産駒のメジロライデン。1番人気ビッグテーストは4着。

     

     

    最優秀障害馬はビッグテースト。5戦3勝2着1回、障害重賞1勝の成績だった。

    2003年 中山グランドジャンプ(J・GⅠ) | ビッグテースト | JRA公式


  • 49二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:32:48

    04年

     

    中山GJ(芝4250m良 15頭出走)

    優勝 ブランディス(7歳セン・63.5キロ)4分47秒0

    2着 メルシータカオー(5歳セン・63.5キロ)

    3着 メジロオーモンド(6歳・63.5キロ)

    優勝は2番人気ブランディス。道中先行勢でレースを進め、4コーナーで先頭に立つとそのまま突き放し優勝。JG1発足後初の中山GJ&中山大障害優勝を果たし、このレースを最後に引退した。5馬身差の2着に7番人気メルシータカオー。大差の3着に14番人気メジロオーモンド。1番人気ギルデットエージは4着だった。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 13頭出走)

    優勝 メルシータカオー(5歳セン・63キロ)分37秒6

    2着 メジロオーモンド(6歳・63キロ)

    3着 マイネルオーパー(5歳・63キロ)

     

    優勝は5番人気メルシータカオー。スタートから先頭に立つとそのまま最後まで逃げ切り優勝。春の中山GJ2着の雪辱を果たした。6馬身差の2着に番人気メジロオーモンド。1番人気ロードプリヴェイルは5着。



    最優秀障害馬はブランディス。JG1の2戦2勝だった。

    2004年 中山グランドジャンプ(J・GⅠ) | ブランディス | JRA公式


  • 50二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:33:49

    05年

     

    中山GJ(芝4250m良 14頭出走)

    優勝 カラジ(10歳セン・63.5キロ)4分50秒4

    2着 チアズシャイニング(6歳・63.5キロ)

    3着 ローレルロイス(5歳・63.5キロ)

     

    優勝は外国馬カラジ。10歳馬ながら1番人気に推されると最後の直線での競り合いを制し優勝、キョウエイウオリアと並ぶJG1級競走最高齢優勝となった。5番人気チアズシャイニングが1馬身4分の1差の2着、10番人気ローレルロイスが3着。2番人気ロードプリヴェイルは9着、4番人気ギルデットエージは8ー着だった。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 14頭出走)

    優勝 テイエムドラゴン(3歳・61キロ)4分39秒9

    2着 メルシーエイタイム(3歳・61キロ)

    3着 メジロベイシンガー(4歳牝・61キロ)

     

    優勝は2番人気テイエムドラゴン。最終障害前で先頭に立つと直線で後続勢を突き放し、タジマオーザ以来37年ぶりの3歳馬優勝の快挙を達成した。9馬身差の2着にも同じ3歳馬の10番人気メルシーエイタイムが入った。3着に4番人気メジロベイシンガー。1番人気メジロオーモンドは12着。9番人気ギルデッドエージは10着に敗れこのレースを最後に引退した。

     

     

    最優秀障害馬はテイエムドラゴン。3戦3勝・障害重賞2勝の成績で史上初めて3歳馬選出となった。

    2005年 中山大障害(J・GⅠ) | テイエムドラゴン | JRA公式


  • 51二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:35:05

    06年

     

    中山GJ(芝4250m良 15頭出走)

    優勝 カラジ(11歳セン・63.5キロ)4分50秒8

    2着 テイエムドラゴン(4歳・62キロ)

    3着 テレジェニック(6歳セン・63.5キロ)

     

    優勝は2番人気カラジ。1番人気テイエムドラゴンとの激戦をクビ差で制し優勝、中山GJ初の連覇と共に史上最高齢のJG1制覇となった。テイエムドラゴンはJG1連覇ならず。7馬身差の3着に3番人気のテレジェニック。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 16頭出走)

    優勝 マルカラスカル(4歳・63キロ)4分41秒0

    2着 メルシーエイタイム(4歳・63キロ)

    3着 アグネスハット(4歳セン・63キロ)

     

    テイエムドラゴンが故障休養で不在だったレースの優勝は2番人気マルカラスカル。スタートから先頭でレースを進めるとそのまま押し切り優勝。障害未勝利戦から4連勝で頂点に立った。1番人気メルシーエイタイムは昨年に続いて2着。3着は4番人気アグネスハット。3番人気フジノトキメキは12着。

     

     

    最優秀障害馬はマルカラスカル。3戦3勝・障害重賞1勝だった。他にJG1未出走ながらスプリングゲントが6戦6勝・障害重賞3勝の圧倒的な成績を残したが選出は逃した。また他に同じくJG1未出走ながらコウエイトライが6戦3勝・障害重賞3勝の活躍を見せた。

    2006年 中山大障害(J・GⅠ) | マルカラスカル | JRA公式


  • 52二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:36:21

    07年

     

    中山GJ(芝4250m良 15頭出走)

    優勝 カラジ(12歳セン・63.5キロ)4分50秒4

    2着 リワードプレザン(4歳・62キロ)

    3着 メルシーエイタイム(5歳・63.5キロ)

     

    優勝は1番人気カラジ、直線で後続の追撃を抑え、自身の持つJG1最高齢優勝記録を更に更新し、中山GJ3連覇の偉業も達成した。4分の3馬身差の2着に4番人気リワードプレザン。3着に2番人気メルシーエイタイム。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 16頭出走)

    優勝 メルシーエイタイム(5歳・63キロ)4分39秒7

    2着 キングジョイ(5歳・63キロ)

    3着 マルカラスカル(5歳・63キロ)

     

    優勝は3番人気メルシーエイタイム。2年連続2着だった同馬が悲願のJG1制覇を果たした。1馬身半差の2着に5番人気キングジョイ。連覇を狙った2番人気マルカラスカルは3着。1番人気テイエムドラゴンは4着に敗れ、このレースがラストランとなった。

     

     

    最優秀障害馬はメルシーエイタイム。5戦3勝・障害重賞2勝だった。他にJG1未出走ながらコウエイトライが8戦4勝2着3回・障害重賞3勝の活躍を見せた。

    2007年 中山グランドジャンプ(J・GⅠ) | カラジ | JRA公式


  • 53二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:37:48

    08年

     

    中山GJ(芝4250m重 10頭出走)

    優勝 マルカラスカル(6歳・63.5キロ)4分57秒7

    2着 メルシーエイタイム(6歳・63.5キロ)

    3着 テイエムエース(5歳・63.5キロ)

     

    優勝は3番人気マルカラスカル。レース中盤から先頭に立つと重馬場を快走し後続勢に大差をつける圧勝で優勝、史上2頭目の中山GJ&中山大障害制覇を果たした。JG1連覇を狙った2番人気メルシーエイタイムは2着。3着に5番人気テイエムエース。1番人気エイシンニーザンは5着に敗れた。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 16頭出走)

    優勝 キングジョイ(6歳・63キロ)4分45秒0

    2着 メルシーエイタイム(6歳・63キロ)

    3着 テイエムトッパズレ(5歳・63キロ)

     

    優勝は2番人気キングジョイ。最後の直線で驚異的な末脚でごぼう抜きを見せて優勝。3番人気メルシーエイタイムは連覇を半馬身差で逃しこれで同競走3度目の2着。3着に11番人気テイエムトッパズレ。約2年ぶりの障害出走となった4番人気スプリングゲントは4着。1番人気マルカラスカルは途中の逸走が響き5着敗戦。

     

     

    最優秀障害馬はキングジョイ。3戦2勝2着1回、障害重賞2勝の成績だった。マルカラスカルは4戦3勝・障害重賞1勝だった。


  • 54二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:39:06

    09年

     

    中山GJ(芝4250m良 15頭出走)

    優勝 スプリングゲント(9歳・63.5キロ)4分49秒1

    2着 キングジョイ(7歳・63.5キロ)

    3着 オープンガーデン(5歳・63.5キロ)

     

    優勝は2番人気スプリングゲント。3年前に無双しながらその後故障に苦しんだ同馬が、残り1000mからの1番人気キングジョイとの障害史に残る壮絶なマッチレースをクビ差で下し優勝。大輪の華を咲かせた。JG1連覇を狙ったキングジョイは惜しくも2着。2.8秒離された3着にゴーカイの産駒である8番人気オープンガーデンが入った。マルカラスカル、メルシーエイタイムは故障休養の為出走しなかった。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 14頭出走)

    優勝 キングジョイ(7歳・63キロ)4分41秒7

    2着 メルシーエイタイム(7歳・63キロ)

    3着 オープンガーデン(5歳・63キロ)

     

    優勝は1番人気キングジョイ。直線で2番人気メルシーエイタイムとの競り合いで2馬身差で下し、JG1発足以降初の中山大障害連覇を果たした。メルシーエイタイムはこれで同競走4度目の2着。7番人気オープンガーデンはJG1連続3着。3番人気テイエムトッパズレは落馬敗戦。スプリングゲントは故障休養の為出走しなかった。

     


    最優秀障害馬は2年連続でキングジョイ。4戦1勝2着1回・障害重賞1勝ながらJG1での活躍が評価された。スプリングゲントは2戦1勝2着1回・障害重賞1勝だった。

    2009年 中山グランドジャンプ(J・GⅠ) | スプリングゲント | JRA公式


  • 55二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:40:25

    10年

     

    中山GJ(芝4250m不良 14頭出走)

    優勝 メルシーモンサン(5歳・63.5キロ)5分3秒5

    2着 オープンガーデン(6歳・63.5キロ)

    3着 トーワベガ(6歳・63.5キロ)

     

    優勝は8番人気メルシーモンサン。これまで障害では10戦して未勝利勝ちのみの完全な伏兵だったが、不良馬場を粘り強く走り最後は5番人気オープンガーデンとの激闘をクビ差で制し優勝した。オープンガーデンはJG1でまたも惜敗。3着に2番人気トーワベガ。1番人気メルシーエイタイムはまさかの落馬敗戦。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 12頭出走)

    優勝 バシケーン(5歳・63キロ)4分46秒1

    2着 タマモグレアー(6歳セン・63キロ)

    3着 マイネルネオス(7歳・63キロ)

     

    優勝はシルクジャスティス産駒のバシケーン。10番人気の低評価だったが直線で父を彷彿させる豪脚を炸裂させ、逃げ粘る4番人気タマモグレアーをハナ差で差し切り優勝。シルクジャスティス産駒初の重賞制覇をJG1で飾った。障害3連勝中だったタマモグレアーは惜しくも2着。5番人気マイネルネオスが3着。1番人気トーワベガは10着。2番人気メルシーエイタイムは5着。2年ぶりの障害出走となった3番人気マルカラスカルは7着に敗れ、このレースを最後に引退した。

     


    最優秀障害馬はバシケーン。10戦2勝・障害重賞1勝の成績だった。またこの年にはコウエイトライが障害重賞2勝を挙げ、グランドマーチス、バローネターフを超える障害重賞8勝目の新記録を樹立した。

    2010年 中山大障害(J・GⅠ) | バシケーン | JRA公式


  • 56二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:41:25

    11年

     

    中山GJ(芝4250m良 12頭出走)

    優勝 マイネルネオス(8歳セン・63.5キロ)4分51秒6

    2着 メルシーエイタイム(9歳・63.5キロ)

    3着 タカラボス(7歳・63.5キロ)

     

    優勝は2番人気マイネルネオス。最後の直線で逃げ込みをはかる5番人気メルシーエイタイムをゴール前で差し切り優勝した。1馬身4分の1差の2着に敗れたメルシーエイタイムはこれでJG1競走6度目の2着。大差の3着に8番人気タカラボス。1番人気オープンガーデンは4着に敗れこれがラストランとなった。最終障害まで先頭だった7番人気メジロラフィキは飛越失敗し落馬する際に致命傷を負い死亡する悲運に見舞われた。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 10頭出走)

    優勝 マジェスティバイオ(4歳・63キロ)4分42秒2

    2着 ディアマジェスティ(5歳・63キロ)

    3着 ドングラシアス(7歳・63キロ)

     

    優勝は1番人気マジェスティバイオ。この年安定した強さを見せていた同馬が直線で先頭勢をごぼう抜きし人気に応え優勝した。半馬身差の2着に3番人気ディアマジェスティ。2馬身差の3着にドングラシアス。JG1連覇を狙った2番人気マイネルネオスは4着、2年半ぶりに復帰した5番人気スプリングゲントは5着。

     

     

    最優秀障害馬はマジェスティバイオ。9戦4勝2着3回・障害重賞3勝と強さを見せた。マイネルネオスは5戦2勝2着1回・障害重賞1勝だった。

    2011年 中山大障害(J・GⅠ) | マジェスティバイオ | JRA公式


  • 57二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:43:46

    12年

     

    中山GJ(芝4250m不良 13頭出走)

    優勝 マジェスティバイオ(5歳・63キロ)5分2秒9

    2着 バアゼルリバー(6歳・63キロ)

    3着 コスモソユーズ(4歳・62キロ)

     

    5分を超える悪馬場の激闘を制したのは1番人気マジェスティバイオ。最終障害を越えて先頭に立つと後続勢を一気に引き離し8馬身差で優勝、JG1連覇を果たした。2着に2番人気バアゼルリバー。3着に8番人気コスモソユーズ。2年半ぶりにJG1出走した7番人気キングジョイは10着に敗れこのレースを最後に引退した。

     

     

    中山大障害(芝4100m稍重 15頭出走)

    優勝 マーベラスカイザー(4歳・63キロ)4分48秒8

    2着 バアゼルリバー(6歳・63キロ)

    3着 マジェスティバイオ(5歳・63キロ)

     

    優勝は3番人気マーベラスカイザー。直線で先頭に立つと後続の追撃を振り切り優勝した。2番人気バアゼルリバーは春に続きJG12着。JG13連覇を狙ったマジェスティバイオは3着に敗れた。逃げ粘った7番人気の12歳馬スプリングゲントは直線力尽き4着。

     

     

    最優秀障害馬は2年連続でマジェスティバイオ。5戦3勝・障害重賞1勝だった。マーベラスカイザーは5戦2勝2着1回・障害重賞1勝だった。

    2012年 中山大障害(J・GⅠ) | マーベラスカイザー | JRA公式


  • 58二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:44:58

    13年

     

    中山GJ(芝4250m良 16頭出走)

    優勝 ブラックステアマウンテン(8歳セン・63キロ)4分50秒5

    2着 リキアイクロフネ(6歳・63キロ)

    3着 シゲルジュウヤク(5歳・63キロ)

     

    マジェスティバイオ&マーベラスカイザー共に不在という混戦を制したのは外国馬ブラックステアマウンテン。8番人気の低評価だったが最後の直線で先頭に立つと2番人気リキアイクロフネの追撃を半馬身差抑え優勝。このレースを最後に引退した。3着は3番人気シゲルジュウヤク。1番人気バアゼルリバーは6着に敗れた。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 16頭出走)

    優勝 アポロマーベリック(4歳・63キロ)4分45秒8

    2着 ハッピーティア(5歳牝・61キロ)

    3着 メイショウブシドウ(4歳・63キロ)

     

    優勝は5番人気アポロマーベリック。大竹柵過ぎから先頭に立つとそのままレースを進め、直線で後続勢を突き放し優勝。8馬身差の2着に8番人気ハッピーティア。3着に2番人気メイショウブシドウ。1番人気バアゼルリバーは4着。9番人気スプリングゲントは11着、11番人気メルシーエイタイムは落馬敗戦し、共にこのレースを最後に引退した。

     

     

    最優秀障害馬はアポロマーベリック。7戦3勝・障害重賞2勝の成績だった。なおこの年マジェスティバイオは故障で、マーベラスカイザーは病で、この世を去る悲運に見舞われた。

    2013年 中山グランドジャンプ(J・GⅠ) | ブラックステアマウンテン | JRA公式


  • 59二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:45:58

    14年

     

    中山GJ(芝4250m良 10頭出走)

    優勝 アポロマーベリック(5歳・63キロ)4分50秒7

    2着 コスモソユーズ(6歳・63キロ)

    3着 メイショウブシドウ(5歳・63キロ)

     

    優勝はアポロマーベリック。1.4倍の圧倒的1番人気に支持され、スタートから先頭に立つとそのまま押し切り優勝。JG1連覇を果たした。5馬身差の2着に8番人気コスモソユーズ。3番人気メイショウブシドウはJG1連続3着。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 13頭出走)

    優勝 レッドキングダム(5歳・63キロ)4分41秒0

    2着 アポロマーベリック(5歳・63キロ)

    3着 サンレイデューク(6歳・63キロ)

     

    優勝は4番人気レッドキングダム。直線で逃げ込みをはかる1番人気アポロマーベリックを直線で差し切り優勝。JG13連覇を狙ったアポロマーベリックは3馬身差の2着に敗戦。5馬身差の3着に3番人気サンレイデューク。

     

    最優秀障害馬は2年連続でアポロマーベリック。5戦2勝2着1回・障害重賞1勝だった。レッドキングダムは8戦4勝2着1回・障害重賞1勝だったが、年間通じて活躍したアポロマーベリックが評価された。

    2014年 中山グランドジャンプ(J・GⅠ) | アポロマーベリック | JRA公式


  • 60二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:47:02

    15年

     

    中山GJ(芝4250m良 15頭出走)

    優勝 アップトゥデイト(5歳・63キロ)4分46秒6

    2着 ソンブレロ(5歳・63キロ)

    3着 サンレイデューク(7歳・63キロ)

     

    優勝は4番人気アップトゥデイト。残り800mで先頭に立つとその後は後続勢を突き放し、最後は大差をつけて優勝。11年ぶりにレコードを更新する圧巻の内容で障害の頂点に立った。2着に5番人気ソンブレロ。3番人気サンレイデュークはJG1連続3着。JG1連覇を狙った1番人気レッドキングダムは7着に敗れ、このレースを最後に引退。2番人気アポロマーベリックは5着。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 14頭出走)

    優勝 アップトゥデイト(5歳・63キロ)4分37秒9

    2着 エイコーンパス(6歳・63キロ)

    3着 サナシオン(6歳・63キロ)

     

    優勝は2番人気アップトゥデイト。最後の直線で1番人気サナシオンを差し切り、5番人気エイコーンパスの追撃も抑え優勝。史上初のJG1同一年春秋連覇を果たした。半馬身差2着にエイコーンパス。障害5戦5勝だったサナシオンは3着。2番人気アポロマーベリックはレース中の故障で競走中止、予後不良となる悲運に見舞われた。JG1初出走の6番人気のオジュウチョウサンはアップトゥデイトから4秒以上遅れた6着に敗れた。

     

     

    最優秀障害馬はアップトゥデイト。5戦3勝2着1回、障害重賞3勝と文句なしの活躍だった。春秋JG1制覇を果たし、名実と共に障害新王者となった。

    2015年 中山大障害(J・GⅠ) | アップトゥデイト | JRA公式


  • 61二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:47:56

    16年

     

    中山GJ(芝4250m良 10頭出走)

    優勝 オジュウチョウサン(5歳・63キロ)4分49秒4

    2着 サナシオン(7歳・63キロ)

    3着 メイショウアラワシ(5歳・63キロ)

     

    王者アップトゥデイトが不在のレース。ここまで障害7戦6勝のサナシオンが1.3倍の圧倒的1番人気に支持されたが、優勝したのはそのサナシオンを直線で豪快に3馬身差し切った2番人気オジュウチョウサン。会心の内容でJG1初制覇を果たした。サナシオンは後続に9馬身差つけたが2着。3着は7番人気メイショウアラワシ。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 12頭出走)

    優勝 オジュウチョウサン(5歳・63キロ)4分45秒6

    2着 アップトゥデイト(6歳・63キロ)

    3着 ルペールノエル(6歳・63キロ)

     

    優勝は1番人気オジュウチョウサン。サナシオンがレース前に引退した為復帰したアップトゥデイトとの2強対決となったが、直線で同馬を突き放し9馬身差で圧勝。昨年のアップトゥデイトに続き春秋JG1制覇を果たした。アップトゥデイトは3着の3番人気ルペールノエルに5馬身差つけての2着。

     

     

    最優秀障害馬はオジュウチョウサン。年間5戦4勝2着1回、障害重賞4勝とほぼ完璧な成績だった。

    2016年 中山大障害(J・GⅠ) | オジュウチョウサン | JRA公式


  • 62二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:48:56

    17年

     

    中山GJ(芝4250m良 13頭出走)

    優勝 オジュウチョウサン(6歳・63キロ)4分50秒8

    2着 サンレイデューク(9歳・63キロ)

    3着 アップトゥデイト(7歳・63キロ)

     

    優勝は圧倒的1番人気に推されたオジュウチョウサン。直線で食い下がる6番人気サンレイデュークを寄せ付けず完勝。史上初のJG1三連覇を達成した。サンレイデュークは善戦するも3馬身半差の2着。2番人気アップトゥデイトは更に8馬身差離されての3着だった。

     


    中山大障害(芝4100m良 15頭出走)

    優勝 オジュウチョウサン(6歳・63キロ)4分36秒1

    2着 アップトゥデイト(7歳・63キロ)

    3着 ルペールノエル(7歳・63キロ)

     

    絶対王者に昇り詰めようとするオジュウチョウサンが圧倒的1番人気に推される中、前王者の2番人気アップトゥデイトは決死の大逃げを敢行。最後は逃げ込みを図るアップトゥデイトと追い詰めるオジュウチョウサンの完全な一騎うちとなり、最後はゴール前でオジュウチョウサンが僅かに差し切り優勝。26年ぶりにレコードタイムを更新する内容で、前王者に完全決着をつけて絶対王者に昇り詰めた。フジノオー、グランドマーチスと並ぶ障害大競走4連覇も達成した。

     

     

    最優秀障害馬は2年連続でオジュウチョウサン。4戦4勝、障害重賞4勝と完全無欠の成績だった。

    2017 中山大障害


  • 63二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:50:14

    18年

     

    中山GJ(芝4250m良 12頭出走)

    優勝 オジュウチョウサン(7歳・63キロ)4分43秒0

    2着 アップトゥデイト(8歳・63キロ)

    3着 ニホンピロバロン(8歳・63キロ)

     

    圧倒的1番人気のオジュウチョウサンが従来のレコードを3.6秒更新する凄まじい内容で優勝。フジノオー、グランドマーチスを超える障害大競走5連覇を達成し、バローネターフの障害大競走優勝回数にも並んだ。コウエイトライの障害重賞優勝回数も更新した。2着の2番人気アップトゥデイトも従来のレコードを1秒以上更新したが大差の2着に敗れた。更に9馬身差の3着に3番人気ニホンピロバロン。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 13頭出走)

    優勝 ニホンピロバロン(8歳・63キロ)4分40秒8

    2着 タイセイドリーム(8歳・63キロ)

    3着 マイネルプロンプト(6歳セン・63キロ)

     

    絶対王者オジュウチョウサンが有馬記念に出る為不在となったレースは、1番人気に支持されたアップトゥデイトが落馬敗戦する波乱の展開となり、結果3番人気ニホンピロバロンが5番人気タイセイドリームとのハナ差の激闘の末優勝。絶対王者不在&本命落馬という展開もあったとはいえJG1初制覇を果たした。落馬敗戦したアップトゥデイトはこのレースを最後に引退した。

     


    最優秀障害馬は3年連続でオジュウチョウサン。1戦1勝・障害重賞1勝だったがその内容が文句なしだったので選出、これでバローネターフに並ぶ3年連続3度目の選出となった。またゴーカイの障害獲得賞金記録も更新した。平地でも2勝の他、有馬記念でも9着に善戦した。

    2018年 中山グランドジャンプ(J・GⅠ) | オジュウチョウサン | JRA公式


  • 64二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:51:11

    19年

     

    中山GJ(芝4250m良 11頭出走)

    優勝 オジュウチョウサン(8歳・63キロ)4分47秒6

    2着 シンキングダンサー(6歳・63キロ)

    3着 マイネルプロンプト(7歳セン・63キロ)

     

    優勝は1番人気オジュウチョウサンチョウサン。着差はそれほど大きくなかったが危なげない完勝。これでJG1六勝目を挙げ、バローネターフの障害大競走優勝回数を更新した。2馬身半差の2着に6番人気シンキングダンサー。3着に4番人気マイネルプロンプト。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 15頭出走)

    優勝 シングンマイケル(5歳セン・63キロ)4分38秒9

    2着 ブライトクォーツ(5歳・63キロ)

    3着 メイショウダッサイ(6歳・63キロ)

     

    絶対王者オジュウチョウサン不在のレースを制したのは2番人気シングンマイケル。障害連勝中と勢いに乗る同馬が最終障害を越えて先頭に立つとそのまま押し切り、JG1初制覇を果たした。2馬身差の2着に6番人気ブライトクォーツ。3着に4番人気メイショウダッサイ。1番人気シンキングダンサーは4着に敗れた。

     


    最優秀障害馬はシングンマイケル。6戦4勝2着1回、障害重賞3勝の成績だった。オジュウチョウサンも2戦2勝・障害重賞2勝だったが及ばす、4年連続選出は逃した。

    2019年 中山大障害(J・GⅠ) | シングンマイケル | JRA公式


  • 65二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:52:23

    20年

     

    中山GJ(芝4250m不良 11頭出走)

    優勝 オジュウチョウサン(9歳・63キロ)5分2秒9

    2着 メイショウダッサイ(7歳・63キロ)

    3着 ブライトクォーツ(6歳・63キロ)

     

    不良馬場で行われたレースは5分超えの激闘の末、1番人気オジュウチョウサンが優勝。中山GJ5連覇の大偉業を達成した。JG1七連勝の大記録も樹立。更に障害連勝&障害重賞連勝も12に伸ばした(この後13連勝まで伸ばした)。3馬身差の2着には3番人気メイショウダッサイ。3着以下とは大差がついた。2番人気シングンマイケルは最終障害で落馬した際致命的な故障を負い死亡する悲運に見舞われた。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 16頭出走)

    優勝 メイショウダッサイ(7歳・63キロ)4分40秒7

    2着 ケンホファヴァルト(7歳・63キロ)

    3着 タガノエスプレッソ(8歳・63キロ)

     

    この年も絶対王者オジュウチョウサンが不在の中、優勝したのは1番人気メイショウダッサイ。直線で内外中と離れた競り合いを制しJG1初制覇を果たした。1馬身4分の3差に9番人気ケンホファヴァルト。前走でオジュウチョウサンを破った3番人気タガノエスプレッソはクビ差3着。

     

     

    最優秀障害馬はメイショウダッサイ。4戦3勝・障害重賞2勝と抜群の成績を残した。オジュウチョウサンは3戦2勝・障害重賞2勝だった。

    2020年 中山大障害(J・GⅠ) | メイショウダッサイ | JRA公式


  • 66二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:53:34

    21年

     

    中山GJ(芝4250m良 8頭出走)

    優勝 メイショウダッサイ(8歳・63キロ)4分50秒1

    2着 ケンホファヴァルト(8歳・63キロ)

    3着 タガノエスプレッソ(9歳・63キロ)

     

    優勝は1番人気メイショウダッサイ。2番人気オジュウチョウサンとの2強対決となったが、同馬が伸びあぐねる一方で直線から抜け出し優勝。直接対決で勝利しJG1連覇、オジュウチョウサンから王座を奪還した。オジュウチョウサンは年齢による衰えかまさかの5着に敗れ、JG1連勝記録も七で止まった。5番人気ケンホファヴァルトはJG1連続2着、3番人気タガノエスプレッソもJG1連続3着と、1〜3着が前年中山大障害と同じ顔触れだった。

     

     

    中山大障害(芝4100m稍重 14頭出走)

    優勝 オジュウチョウサン(10歳・63キロ)4分46秒6

    2着 ブラゾンダムール(6歳・63キロ)

    3着 レオビヨンド(5歳・63キロ)

     

    新王者メイショウダッサイが故障不在(その後復帰せず引退)の中、優勝したのは2番人気オジュウチョウサン。4年ぶりの中山大障害出走となったが3コーナー過ぎから先頭に立つと、直線で後続勢を突き放し復活優勝、再び王座に帰り咲いた。キョウエイウオリアと並ぶ同競走最高齢制覇も達成。3馬身差2着に10番人気ブルゾンダムール。3着に4番人気レオビヨンド。1番人気タガノエスプレッソは7着に敗れた。

     


    最優秀障害馬はオジュウチョウサン。3戦1勝・障害重賞1勝の成績ながら選出され、単独最多選出回数となった。なおメイショウダッサイは2戦2勝・障害重賞2勝だったが選出は逃した。

    2021年 中山大障害(J・GⅠ) | 第144回 | JRA公式


  • 67二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:54:24

    22年

     

    中山GJ(芝4250m稍重 9頭出走)

    優勝 オジュウチョウサン(11歳・63キロ)4分52秒3

    2着 ブラゾンダムール(7歳・63キロ)

    3着 マイネルレオーネ(10歳・63キロ)

     

    優勝は1番人気オジュウチョウサン。直線での競り合いを制し優勝。これで中山GJ6度目の優勝、JG1九勝目という大金字塔を打ち立てた。2着の3番人気ブラゾンダムールはJG1連続2着。3着に5番人気マイネルレオーネ。番人気ケンホファヴァルトは4着。

     

     

    中山大障害(芝4100m良 11頭出走)

    優勝 ニシノデイジー(6歳・63キロ)4分45秒9

    2着 ゼノヴァース(5歳・63キロ)

    3着 マイネルレオーネ(10歳・63キロ)

     

    絶対王者オジュウチョウサンの引退レース。優勝したのは5番人気ニシノデイジー。レース後半から先頭に立つと、直線で後続勢を寄せ付けず優勝、JG1初制覇を果たした。3馬身差の2着に3番人気ゼノヴァース。3着に5番人気マイネルレオーネ。1番人気に推されたオジュウチョウサンは6着ながらも無事完走し競走生活を終えた。

     

    最優秀障害馬はオジュウチョウサン。4戦1勝・障害重賞1勝の成績ながら自らの史上最多回数記録を更に更新する5度目の選出となった。

    2022年 中山大障害(J・GⅠ) | 第145回 | JRA公式


  • 68二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:55:22

    23年

     

    中山GJ(芝4250m重 10頭出走)

    優勝 イロゴトシ(6歳・63キロ)4分54秒1

    2着 ミッキーメテオ(6歳・63キロ)

    3着 ダイシンクローバー(7歳セン・63キロ)

     

    絶対王者オジュウチョウサン引退後最初のJG1を制したのイロゴトシ。6番人気の評価だったが重馬場を快走。最後は大差をつけて優勝、JG1初制覇を果たした。2着に番人気ミッキーメテオ。3着に5番人気ダイシンクローバー。JG1連覇を狙った1番人気ニシノデイジーは9着に敗れた。

     

     

    中山大障害(4100m良 12頭出走)

    優勝 マイネルグロン(5歳・63キロ)4分37秒9

    2着 ニシノデイジー(7歳・63キロ)

    3着 エコロデュエル(4歳・63キロ)

     

    優勝はマイネルグロン。3コーナーで先頭に立つとその後は後続勢を突き放し、最後は10馬身差をつけて優勝、JG1初制覇を果たした。前年優勝の3番人気ニシノデイジーが2着。4番人気エコロデュエルが3着に入った。イロゴトシは出走しなかった。

     

     

    最優秀障害馬はマイネルグロン。4戦4勝・障害重賞2勝と文句なしの成績だった。イロゴトシは5戦2勝・障害重賞1勝だった。

    2023年 中山大障害(J・GⅠ) | 第146回 | JRA公式


  • 69二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 18:56:22

    24年

     

    中山GJ(芝4250m良 12頭出走)

    優勝 イロゴトシ(7歳・63キロ)4分47秒2

    2着 ジューンペロシティ(6歳・63キロ)

    3着 ニシノデイジー(8歳・63キロ)

     

    優勝は2番人気イロゴトシ。残り600mから先頭に立つと後続を寄せ付けず押し切り、前年に続き連覇を果たした。3馬身差2着に5番人気ジューンベロシティ。3着に3番人気ニシノデイジー。1番人気マイネルグロンは6着に敗れた。

    2024年 中山グランドジャンプ(J・GⅠ) | 第26回 | JRA公式


  • 70二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 19:01:07

    以上

    調べてみて初めて知る障害の名馬も多かった(スプリングゲントとか)

    00年以降しばらく続いた混沌状態からのオジュウ無双の温度差がすごかった

  • 71二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 20:18:53

    お疲れ様です。
    高齢でも活躍できるとはいえ、負担が大きいから普通は複数年で活躍することが難しいのがよくわかる

  • 72二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 21:00:37

    お疲れ様でした。
    意外と連覇、連勝馬がいるね

  • 73二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 21:02:40

    メルシーエイタイムのJG1二着6回って何気にすごい

  • 74二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 21:05:02

    改めてみると、やっぱり長い歴史あるな。
    戦前は、生涯も現在のとは大分違ったんだろうな

  • 75二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 21:31:16

    あまり語られないけどポレールもかなりの名障害王だったな

  • 76二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 21:32:57

    何気に不滅の記録かもしれないメジロアンタレスの最長間隔優勝記録

  • 77二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 21:51:52

    オグリ世代は障害も強かったのね

  • 78二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 22:09:32

    集計お疲れ様

  • 79二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 22:12:04

    集計お疲れ様でした

  • 80二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 22:19:41

    >>73

    オジュウチョウサンより多いJG1競走出走13回の記録も持ってるし

  • 81二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 00:01:46

    最低人気優勝はユウフヨウホウの他にもいたのか

  • 82二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 08:21:31

    21年の最優秀障害馬はどうしてメイショウダッサイじゃなかったんだ?

  • 83二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 09:53:02

    >>56

    2011年中山GJは震災の影響により開催日が夏にずれ込んだ影響でCコースになった為、4260mでの施行です

    ちなみに来年度の中山GJは芝コースがCコースになる為、14年ぶりの2回目の4260mでの施行になります

  • 84二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 09:56:17

    >>82

    ネームバリューが大きいのと、中山大障害の方が基本的に重視される傾向だから

    後は故障を発生したっていうのも多少なりと影響はしてる

    オジュウの方が年間走っているから

  • 85二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 10:52:55

    >>82


    >>84も言ってるけど秋走ってないのはでかい

  • 86二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 19:06:22

    タカライジン
    障害28戦21勝2着6回
    これで中山大障害勝てなかったのは運が悪かったとしかいいようがない

  • 87二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 20:41:03

    オジュウの8年連続JG1出走もえげつない記録になりそう

  • 88二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 20:50:13

    >>87

    その記録に関しては上記のメルシーエイタイムが9年連続出走で上をいってる

  • 89二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 21:03:26

    JG1級を5戦以上走って全連対だったのはグランドマーチスとゴーカイだけか

  • 90二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 22:42:42

    故障引退とかの多さ見るとやっぱオジュウが11歳まで大きな故障無く走りきって完全燃焼で引退したの凄いことなんやなってなる

スレッドは12/12 10:42頃に落ちます

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