SS ルドルフ「独占力同盟の集まり…かな？」

1二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 08:58:03

グラス「はい、これより独占力同盟の臨時会合を行いたいと思います」
タキオン「…手間がかかったねぇ」

「臨時会合か…重見天日、何か現状を良くする方法を見つけたのだろうか……ところで、私が縛られてるのと関係有ったりはしないだろうな？」

「関係は、大アリだよ？」
「会長と会長のトレーナーさんの関係を進める為に部屋に閉じ込める…その計画の準備が整いました」
「！？……くっ！！」
「ウマ娘用のワイヤー入りロープ…以前の様に逃がす訳にはいかないからねぇ」

「送る月日に関守なしとも言います、二人が無為に時間を浪費するのを見過ごす訳にはいきません」
「というか、早く結ばれて私のトレーナー君を攻略する手伝いをして欲しいんだよ」
「…待ってくれ…手伝うのはやぶさかではないから、私は後回しにしてタキオンくんの方を先にしないだろうか？」
「流星光底長蛇を逸す…会長のトレーナーさんが会長を意識している好機を逃してはいけません」
「そういう事だよ…王手がかかっている方が、まぁ優先だろうさ」

「………四面楚歌か…」
「…告白する話で絶望しないでください…」
「…さあ、諦めが付いたのならどの様な告白の言葉を用意しているのか聴かせて貰えないかい？」
「…え？」
「会長が恋愛面を苦手としているのは分かってますから、１度確認を取っていた方が良いと思いまして…」
「…用意して無い可能性の方が高そうだけどねぇ」
「………用意はしている…笑わないだろうか…？」
「笑うなんてとんでもない、私だってこんな時くらい真摯に対応するさ」
「そんな失礼な事はしませんし、させませんよ」
「…そうか…では…うん、コホン」