【オリキャラ🎲】AA-12を持つ少女アオバPart8

  • 1アオバ124/12/15(日) 19:45:46

    【あらすじ】
    補習授業部を退学させるべく強硬手段に出るナギサ。
    しかしナギサを狙う真の犯人はアリウス分校であり、暗殺計画がもうすぐ実行されそうなことを知る補習授業部とアオバ。
    トリニティの平和を守るため、そして身の潔白を証明するために準備を行う。

    決戦の日はもうすぐそこに迫っている─。

  • 2アオバ124/12/15(日) 19:47:02
  • 3アオバ124/12/15(日) 19:48:03
  • 4アオバ124/12/15(日) 19:48:52

    【プロフィール】
    愛宕 アオバ
    160cm
    胸は中の上程度、お尻は小さめ
    黒髪ミディアム(肩にかかる程度)
    一人称 私 本官
    ヴァルキューレ警察学校公安局所属3年生


    現在トリニティシスターフッドに潜入中
    偽名【愛智アオハ】

  • 5アオバ124/12/15(日) 19:49:50

    ステータス紹介

    【アオバ能力ステータス】
    主要な部分を載せます
    戦闘力62→89
    持久力35→39
    耐久力71→83
    知力39→42
    腕力47
    機動力65
    政治74
    倫理32(悪党に対して)
    左が初期、右が成長後です。

  • 6アオバ124/12/15(日) 19:50:21

    使用武器 AA‐12 
    【第12号ヴァルキューレ試作散弾銃】
    フルオートショットガン。
    現在シスターフッドに潜入中の為、トリニティ風の装飾が施されている。

  • 7アオバ124/12/15(日) 19:51:29
    テイク式女キャラメーカー女の子とか中性的な男の子とか作れます

    非商用、無加工でご利用ください

    NG例

    ・二次配布

    ・画像やキャラメーカー自体の自作発言

    ・トレス/模写した画像の公開

    ・AI生成イラストへの利用

    ・収益化済みの各種アカウントでの利用

    ・加工全般(色の変更、加筆、Live2D化等)

    OK例

    ・収益化なしの各種アカウントのアイコン・ヘッダー画像

    (Twitter, Instagram, LINE, Youtube, pixiv, Twitch, etc.)

    ・配信時のサムネイル

    ・TRPGプレイ時やリプレイ動画の立ち絵

    ・夢絵のコテキャ

    ・他イラストレーター様に依頼をする際の参考資料

    ・一部加工(サイズ変更、トリミング、左右反転、フレーム追加、文字追加のみ)

    ・作成した画像を参考に、「独自の絵柄で」イラストを作成、公開する行為

    (キャラメーカーで作成した探索者を自分の絵柄で描きたい!等を想定) ※トレスはNG

    【お問い合わせ】

    Twitter→ https://twitter.com/anrm_teina

    マシュマロ→ https://marshmallow-qa.com/anrm_teina

    ※パーツ追加依頼は目を通していますが回答はしておりません(追加できるかわからないため)

    ※利用方法に関しては具体的な状況がわからないとお答えできないこともあるため、TwitterのDMにてご連絡ください。

    【更新情報】

    2021/1/27 リリース

    2022/12/7 著者表示をTwitterID「@anrm_teina」からメーカー名「#テイク式女キャラメーカー」に変更

    2023/ 2/7 注意事項表示パーツを追加。注意事項を確認後、著者表示パーツに切り替えるよう仕様変更
    picrew.me


    アオバの外見です

  • 8アオバ124/12/15(日) 19:54:39

    【注意】
    スレ世界線は始発点が無いので、滅亡ルートです。
    各章の終わり事に救済🎲振っていき、🎲の目次第で始発点が発生するかもしれません。

  • 9アオバ124/12/15(日) 20:14:10

    【本編再開】

    弾薬と戦車を手に入れ万全ではないが準備は出来た。
    あとは当日の動きを話し合ったりイメトレしたり、心を落ち着けたり各自思いのままに行動している。
    そんな中私は落ち着かずセーフハウス内を彷徨っていた。
    変に気が昂ぶりそれを鎮める方法が分からず歩き回って紛らわそうとするが効果はない。
    こんな時皆はどうしているのだろうか?
    聞いても邪魔にならないだろうか?
    そして誰に聞こうか─三人位に聞いてみよう。

  • 10アオバ124/12/15(日) 20:15:20

    一人目

    dice1d9=9 (9)


    ①アズサ

    ②ヒフミ

    ③ハナコ

    ④コハル

    ⑤ハスミ

    ⑥ミネ

    ⑦先生

    ⑧スズミ

    ⑨レイサ

  • 11二次元好きの匿名さん24/12/15(日) 20:15:38

    スレ立てありがとうございます
    一人目はレイサか

  • 12二次元好きの匿名さん24/12/15(日) 22:40:26

    どうなるかね…

  • 13アオバ124/12/15(日) 23:01:51

    レイサさんに聞いてみよう。
    いざという時に力を発揮出来るように気持ちを落ち着ける方法を知っているのかもしれない。
    レイサさんは今外で見張り中のようだ。

    アオバ「レイサさん少しよろしいですか?」
    レイサ「はい、アオバさんどうかされましたか?」
    アオバ「いえ、いざ決行日が近づいてくると緊張してしまい落ち着かなくて、こうして歩いて気を紛らわしていたところでして」
    レイサ「なるほど…ずいぶんと戦闘慣れしているのでこういったことには慣れているのかと思ってました」
    アオバ「背負っているものが大きいからかもしれないですね」
    アリウス分校はトリニティの乗っ取りを計画しており、アズサさんの話を聞く限りアリウスが今より平和的に統治出来るとはとても思えない。
    作戦の失敗はトリニティの終焉を招く。
    アオバ「こういった状況になった時、緊張を和らげる方法とかありますか?」
    レイサ「えっ、緊張の和らげ方ですか…う~ん…」
    レイサさんは眉間に皺を寄せ考え込んでしまう。

  • 14アオバ124/12/15(日) 23:04:47

    レイサさんはたっぷり悩んだ末申し訳なさそうに言った。
    レイサ「すみません…いい案が思いつかないです…」
    アオバ「いえいえ大丈夫ですよ」
    レイサ「…私ってその…人にアドバイスするの苦手で…アドバイスの内容が相手が望んだものじゃない時落胆させてしまうのではないかと思ってしまって…」
    戦闘時に見せていた明るさから一転、不安げな表情のレイサさん。
    アオバ「それによってレイサさんに対して負の感情を抱いたりはしませんよ」
    レイサ「それでも他人からどう思われているのか、応えられず失望されたらどうしようとか不安になってしまうんです…」

    アオバ「そう思う人もいるかもしれませんが、そう思わない人の方が多かったりしますよ」
    レイサ「えっ?」
    アオバ「アドバイスを求める人の中には答えは要らない、不安だから今はただ寄り添って欲しいという人がいます、今の私がそんな感じです」
    アオバ「そしてレイサさんは先程真剣に悩んでくれました、私はそれが嬉しかったですよ」
    その言葉を聞いたレイサさんは感極まった表情になる。
    アオバ「あれ、レイサさん?」
    レイサ「アオバさんは優しいですね…アドバイスに応えられない私に優しい言葉を掛けてくれて…ありがとうございます…」
    アオバ「私の方こそ聞いていただきありがとうございます」
    このあとお互い何も話さず静かな時を過ごした。
    少しだけ気分が落ち着いた気がした。

  • 15アオバ124/12/16(月) 06:01:26

    今日は遅くの再開です

  • 16二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 08:28:15

    了解しました、楽しみに待ちます

  • 17二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 13:10:51

    期待の保守

  • 18アオバ124/12/16(月) 18:16:22

    コメ保守ありがとうございます!

  • 19アオバ124/12/16(月) 18:16:43

    二人目


    dice1d8=1 (1)

    ①アズサ

    ②ヒフミ

    ③ハナコ

    ④コハル

    ⑤ハスミ

    ⑥ミネ

    ⑦先生

    ⑧スズミ

  • 20アオバ124/12/16(月) 21:19:25

    次はアズサさんに聞いてみようかと思う。
    アズサさんを探していると銃を分解してメンテナンスを行っていた。
    アズサ「うん?アオバ?」
    私の視線に気づいたアズサさんがこちらに振り向く。
    アオバ「すみません、集中しているのに邪魔してしまって」
    アズサ「いや構わない、何か用事でもあるの?」
    アオバ「いえ変に気が昂ってしまって、動けば少しは落ち着くかなと思いまして、アズサさんは落ち着くために何かしたりするんですか?」
    アズサ「落ち着く方法…こうして銃を整備することだ」
    アオバ「集中することで他のことを考えたりしないからですか?」
    アズサ「それもあるが緊張するのは不安だからだ、だから不安の素を取り除くため準備は万全にしないといけない」
    アズサさんがこれほど準備を怠らない理由が分かった。
    満足いく準備が出来ず、満足出来る結果が出せるわけないからだ。
    アズサさんが真面目に準備しているのに私は何をしているのだろう…自分が恥ずかしい。
    アオバ「…」
    アズサ「…ちょうど区切りが良いから少し休憩しようと思っていた、良ければ付き合って欲しい」
    アオバ「えっ?…分かりました」

  • 21二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:05:39

    アズサか…

  • 22アオバ124/12/16(月) 23:40:30

    アズサ「アオバが恥じることはない」
    休憩中、アズサさんが呟く。
    アオバ「あー、お見通しでしたか…」
    サボっているように感じて勝手に恥ずかしくなっていた私を、アズサさんはフォローしてくれる。
    アズサ「戦車を盗む時にも言ったがアオバが居なければ私達は今頃捕まっていた、皆アオバに感謝している」
    アオバ「ありがとうございます…」
    励ましと感謝の言葉に少し元気が出た。


    アオバ「思えば私達の出会いって酷かったですよね」
    アズサ「…ごめん、あの時は私の早とちりで痛い目に遭わせてしまった…」
    アオバ「いえいえ違うんです!まさかこうして一緒に出かけたりトリニティの危機に立ち向かったりするとはあの時は思わなかったなぁ、なんて」
    アズサ「確かに、私も補習授業部の他に友達が出来るとは思わなかった」
    アオバ「友達、ですか?」
    アズサ「…違う?」
    アオバ「いえ、友達って思ってもらえて嬉しいです」
    アズサ「良かった…」
    ホッとした表情のアズサさんを見るとなんかグッと込み上げるものがある。
    普段の表情の変化が乏しい彼女、その彼女が見せる安心した表情の破壊力と言ったらすごい。
    これがギャップ萌えというものか…。
    アズサ「私は友達を守りたい、やっと出来た友達だから」
    アオバ「はい、私も皆さんを守りたいです」
    アズサ「私は私なりの、アオバはアオバなりのやり方で頑張ろう」
    アオバ「はい!」

  • 23二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:43:01

    アオバとアズサが仲良い友達に慣れて良かった、そして頼もしいなこの2人

  • 24二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 07:48:38

    後一人か

  • 25アオバ124/12/17(火) 10:38:25

    三人目

    dice1d7=6 (6)

    ①ヒフミ

    ②ハナコ

    ③コハル

    ④ハスミ

    ⑤ミネ

    ⑥先生

    ⑦スズミ

  • 26二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 14:47:54

    最後に先生を出すか…

  • 27アオバ124/12/17(火) 21:32:47

    アズサさんと別れたあと、自分も銃の整備をする。
    アズサさんに習って不安材料を一つずつ潰す作業をする。

    一通り整備が終わり、急に先生と話したくなってしまった。
    ミレニアムの時もあの人がいたから何とかなった。
    今回も先生がいる、きっと成功に終わるはず。
    でも先生は私達より頑丈ではない、銃弾1発が致命傷になることがあるのだ。
    先生の身に何かあったらと思うと別の不安が生まれてしまった。
    アオバ「失礼します」
    先生のいる部屋に入ると、そこには先生の他にハスミさんとハナコさんがいた。
    テーブルに建物の見取り図を広げ、そこに駒が置いてあるのが確認出来た、作戦会議中のようだ。
    アオバ「すみません、会議中にお邪魔しました」
    ハナコ「そこは『男女で何してるんですか!?破廉恥ですよ!?』と慌ててほしかったです」
    そんな…コハルさんじゃあるまいし…。
    先生「"どうしたのアオバ?"」
    アオバ「先生あとでお時間よろしいですか?」
    ハナコ「あら、先生モテモテですね♡」
    先生「"あはは…大丈夫だよ"」
    ハスミ「キリも良さそうなのでここで休憩にしましょう、私も別の準備があるのでまた後程」
    ハナコ「私も準備がありますので失礼しますね、ではお二人ともごゆっくり♡」
    ハスミさんとハナコさんが退室する。
    気を利かせてくれたみたいだ、あとでお礼を言わないと。

  • 28二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 22:18:51

    作戦会議と主犯についての話し合いしてたかね…

  • 29アオバ124/12/18(水) 06:16:14

    今日は遅くの再開です

  • 30二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 14:05:41

    保守

  • 31二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 20:35:30

    ハナコ相変わらずね

  • 32アオバ124/12/18(水) 22:27:09

    コメ保守ありがとうございます!

    少しずつしか投稿出来ずすみません…

    再開します

  • 33アオバ124/12/18(水) 22:27:56

    先生「"それで話って何かな?"」
    アオバ「いえ作戦決行日が近づいてきてなんだか不安になってきたなって」
    先生「"不安…"」
    アオバ「皆心強い人ばかりです、先生もいます、ミレニアムの時のようにどんな困難も乗り越えていけると思うのです、だけど…」
    先生「"だけど?"」
    アオバ「急に先生のことで不安になってきたんです…」
    先生「"私?"」
    アオバ「あなたは私達と違い銃弾一発で大怪我になります」
    先生「"情けない話だけど私は皆の後ろで指示を出す役割だからそこまで危険じゃないと思うよ"」
    アオバ「ですが先生は…生徒のために自分の身を顧みない方です、生徒を助ける為なら自分を犠牲にしそうで怖いんです」
    【箱舟】で私が死にかけた時、先生はそれを肩代わりし私を助けた。
    そのおかげで私は生きている、先生には感謝しないといけない。
    アオバ「先生は今回私達と同行せずここで指揮を執るでは駄目ですか?」

    自分の身を犠牲にしなければ目の前の生徒を助けられない時、先生はきっと助ける選択肢を取る。
    先生は大切な命の恩人であり、とても尊敬する人だ、そんな人にいなくなってほしくない。
    アオバ「わがままなのは分かっています、先生に助けられた私が言うのは違うということも、ですが─」
    先生「"─これは私の体質かな"」
    アオバ「えっ?体質?」
    先生「"困っている子を見ると助けないと気がすまない、何もせずにはいられない、そんな体質なんだ"」
    アオバ「体質って…」
    先生「"そのせいでたくさんの人に迷惑を掛けるのはわかってるけど、でもやめられないんだ困ったものだよね"」

  • 34二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 22:28:30

    このレスは削除されています

  • 35アオバ124/12/18(水) 22:29:43

    はははと笑う先生。
    先生「"私はアオバの気持ちがわかるよ、大切な人に傷ついてほしくないって気持ちが、アオバは私の気持ちはわかる?"」
    アオバ「…分かります、先生がどんな思いで生徒の皆を助けているのか」
    先生「"私は生徒を助けるための最善の手を選んでいる、自己犠牲はその時取れる最後の手だから出来れば皆を悲しませない方法を取りたいんだけど…どうしてもね皆に生きて欲しいって思うから"」
    その結果私は今ここにいる、今回の現場指揮も先生が考えた末の結果ならもう何も言うことはない。
    アオバ「分かりました私はもう反対しません、けれどくれぐれも前に出ないで下さいね!」
    先生「"あはは…善処するよ"」
    アオバ「そこは約束して下さい!」
    先生「"私が飛び出さないように皆も頑張ってね"」
    アオバ「はぁ…」
    でも先生も私達を頼ってくれているみたいで悪い気はしなかった。

  • 36アオバ124/12/18(水) 22:39:54

    アオバ「そういえば話は変わるんですが、わずかに色が見えるようになってきました」
    先生「"ほんと!?どれくらい治ったの?"」
    アオバ「うっすらとですが、ピンク色が見えるようになりまして、トリニティには個性的なピンク髪の方が多いのでそのせいですかね?」
    先生「"あはは…でも良かったよ!わずかに回復の兆しが見えて!"」
    他人のことを自分のことのように喜んでくれる先生。
    こういうところが皆に好かれる要因だろう。
    アオバ「先生は人誑しですね…」
    先生「"えっ?何か言った?"」
    アオバ「いいえ別に」

  • 37アオバ124/12/19(木) 06:32:12

    今日も遅くの再開です

  • 38二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 14:47:49

    期待の保守

  • 39アオバ124/12/19(木) 20:37:25

    【決行日前日】


    正義実現委員会から離反し補習授業部側についた人はいるか?

    dice1d2=2 (2)

    ①いる

    ②いない


    シスターフッドの動向は?

    dice1d2=1 (1)

    ①ハナコからの連絡を受け、協力する準備をしている

    ②テロリストの存在を認知及び補習授業部の無罪確定まで動かない

  • 40アオバ124/12/19(木) 21:25:39

    一同を部屋に集めたハナコさんが言う。
    ハナコ「朗報です皆さん、シスターフッドの協力を取り付けることが出来ました」
    皆が驚く。
    先生「"それは本当?"」
    ハナコ「はい、当日足りない場所に人員を回してくれることになりました」
    ハスミ「罠という可能性は?」
    ハナコ「ティーパーティーとシスターフッドはお互い牽制しあっている仲です、今回のナギサさんの暴挙に少なくとも加担する理由はありません先生を敵に回すことになりますから、条件付きではありますが協力してもらえることになりました」
    先生「"条件とは?"」
    ハナコ「…たぶん私のシスターフッドへの所属、ですね」
    先生「"たぶんというのは?"」
    ハナコ「『では事が終わったあとお願いを一つ聞いてもらいます』という内容なので確定ではありませんが…私補習授業部に入る前は引く手あまただったんですよ」
    頭脳面で突出した才能を持つことは作戦会議で理解している、ハナコさんが組織のブレーンになればかなりの強化になるだろう、引く手あまたと言うのも嘘ではなさそうだ。
    先生「"…それでハナコは良いのかい?"」
    ハナコ「私にも守りたいものがありますから」
    真剣な声音で決意を述べるハナコさん、組織に所属することに対して思うところがあったのかもしれない。
    アズサ「ありがとうハナコ」
    ハナコ「どういたしましてアズサちゃん」

  • 41アオバ124/12/19(木) 21:33:39

    ハナコ「話は変わりまして当日の動きですがアオバさん、救助班に加わって貰えませんか?」
    アオバ「えっと、人員が増えたので人数の足りない救助班に私を回す感じですか?」
    ハナコ「人数が足りないというより任せられる人がいないというのが正しいですね、救助に求められるのは火力と速さです、ナギサさんの前に犯人が現れる、犯行を行われる前に犯人を制圧する必要があるので出来ればあなたも救助班に入れたかったんです」
    アオバ「ろくに練習してないですが大丈夫でしょうか?」
    アズサ「アオバが居るならとても心強い」
    ハナコ「とのことですがどうでしょう?」
    アオバ「…分かりました、頑張ります」
    急遽私は救助班に転属することとなった。
    しかし配置は変われど、トリニティの平和と補習授業部を守る、これは変わらない。

  • 42二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 21:40:29

    まさかの救護班への転属、アオバならあっちでもしっかりこなせそう

  • 43アオバ124/12/20(金) 06:32:31

    今日も遅くの再開です

  • 44二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 12:35:59

    期待の保守

  • 45アオバ124/12/20(金) 21:11:54

    保守ありがとうございます!

  • 46アオバ124/12/20(金) 21:12:49

    【当日】

    ナギサさんが居るであろうセーフハウスへと私達は向かう。
    道中はシスターフッドの手引きによって安全にトリニティ自治区を歩くことが出来た。
    そして何やら正義実現委員会の動きが奇妙だという報告も受けた。
    ハナコ「今向かっているセーフハウスですが、そこだけ警備の方々がいないようなのです」
    アオバ「実はそこにナギサさんはいないのでは?」
    ハナコ「そこだけ不自然な警備の穴が空いているのです、ナギサさんの今の状況を考えると自分のいる位置に警備を配置するはずです」
    アオバ「正実の方々がボイコット…というわけはないですよね」
    ハナコ「誰かが意図を持ってそこだけ穴を開けているとしか思えないのです」
    アオバ「正実を動かす権限を持つのはティーパーティーですよね?ナギサさんが自分からそんな事するわけな──まさか…」
    ハナコ「暗殺者側もナギサさんの行動を把握していないと実行できません、そんなナギサさんのスケジュールを把握しやすい方といえば─ミカさんしか居ません」
    アオバ「動機があるのは理解しています、しかしミカさんとナギサさんは友達のはず、ここまでする必要があるんですか?」
    ハナコ「そこまでしてエデン条約を阻止したいのか…それともミカさんはアリウスに利用されているだけなのか─答えは本人に直接聞くとしましょう、では後程」
    アオバ「…はい」
    ここで救助班の私、アズサさん、ミネさんは皆と別れセーフハウスの屋根に登る。

    ロープで下に降りナギサさんが襲われそうなところで窓から突入、ナギサさんの救助と実行犯の確保が作戦の内容だ。
    合図はアズサさんの判断で行われる。
    別働隊から無線で、アリウスの戦闘員がセーフハウス内に入ったことが伝えられる。
    突入の瞬間は近い─。

  • 47二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 22:58:19

    ついにか…

  • 48アオバ124/12/21(土) 05:53:28

    最近のナギサは変な胸騒ぎがするせいで眠れない夜を過ごしていた。
    それは日に日に増していき、今日は特に目が冴えきっている。
    その胸騒ぎの正体もある程度理解している。
    命を狙われている、それに対する不安と恐怖。
    セイアが暗殺され次は自分だろうと予想はしている。
    補習授業部にセイア暗殺の実行犯がいることは調べがついている、しかし誰だか分からない。
    そこで無理矢理排除しようとしたのだが彼女達は捕まらなかった。
    憂いを取り除けなかったことで不安が最高潮に達しセーフハウスに引きこもる日々、公務に支障が出るまでになった。
    不安になる心を落ち着けようと紅茶を飲むが変わらない。
    ここは正義実現委員会によって守られている、安全なのだ。
    なのにどうしてこんなに不安なのか。
    自分の命日は今日ではない、今日ではないはずなのにどうして─
          ドンッ!

    鍵を掛けたドアが爆弾によって吹き飛ばされる。
    そして入り口から次々入ってくるのは学園に不法侵入してきたというガスマスクを着けた人物達だった。

    アリウス兵「─桐藤ナギサだな」
    銃を持った死神達が今日が命日だと告げに来た。

  • 49二次元好きの匿名さん24/12/21(土) 14:19:27

    アリウス兵による襲撃か

  • 50アオバ124/12/21(土) 20:50:45

    ナギサさんが呆気に取られ固まっている内に配置を終えたアリウス兵達。
    しかしラペリング中の私達はまだ動かない。
    ナギサ『あなた達はいったい…警備の方々は?』
    アリウス兵『ここには警備の人間は誰もいない、お前を助ける者もな』
    ナギサ『わ、私の指示無く配置を離れるなんて有り得ません、そして私の位置を把握するなんて─そんなまさか…何かの間違いです…』
    ナギサさんは何かを察し、そしてそれを否定する。
    それはミカさんが警備を動かし、無防備なセーフハウスにアリウス兵を招き入れたという考え。
    アリウス兵『伝言だ─』

         『ごめんねナギちゃん』

    ナギサさんが目を見開く。
    ナギサ『そんな…ミカさん…』
    ナギサさんの顔が悲しみと絶望に歪む。
    アリウス兵が銃を構える。


    アズサ「突入、開始」

  • 51二次元好きの匿名さん24/12/21(土) 23:08:53

    来たか

  • 52アオバ124/12/22(日) 06:14:32

    今日も遅くの再開です

  • 53二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 15:02:20

    期待の保守

  • 54アオバ124/12/22(日) 21:03:33

    合図と同時に窓を突き破り部屋内に突入する。
    アリウス兵「なっ!?誰─」
    真っ先に反応したアリウス兵の顔にミネさんのシールドがめり込む。
    アリウス兵「白洲アズサ!貴様裏切─グハッ!?」
    私も近いアリウス兵にショットガンを叩き込む。
    一人に対し3〜4発撃ち込み確実に仕留める。
    さらに気絶させた敵を盾にしながら次の敵に狙いを定める。

    アズサさんはナギサさんに近い敵を素早く片付ける。
    ナギサ「あなたは─」
    アズサ「話しは後、そこのテーブルの陰に隠れて」
    ナギサさんの安全を確保しつつ牽制射撃を行っている。

    私が三人目を仕留めた時にはミネさんは五人目を仕留めていた。
    さっきからシールドでトドメ刺してますが用途が違うような…。
    アリウス兵A「こいつら強すぎる!?早く援軍を呼べ!」
    アリウス兵B「本隊は現在奇襲を受け応戦中のようです!!」
    アリウス兵A「正義実現委員会はいないんじゃなかったのか!?」
    アリウス兵B「敵はシスターフッドのようです!!」
    アリウス兵A「何─グハッ!?」

    十数人いた敵は私達三人に大した抵抗も出来ず制圧された。

  • 55二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 22:46:15

    何とか成功か

  • 56二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 07:48:07

    今回はアリスク無しのミカのパターンだろうけど、天井組の一人とまた戦う感じか…

  • 57アオバ124/12/23(月) 08:01:09

    アズサ「ターゲットを確保した、脱落者はゼロ、これよりランデブーポイントに向かう」
    ハナコ『分かりました、お気をつけて』
    戦闘終了後はセーフハウスを脱出し本隊と合流する手はずになっている。
    アズサ「ここを脱出する、立って」
    ナギサ「………」
    ナギサさんは青褪めた表情のまま動かない。
    アズサ「本隊が敵を抑えている内に早くここを出ないと」
    ナギサ「そんな…ミカさん…なんで…」
    親友の裏切りはナギサさんの心に深い傷を付けたようだ、ショックを受けたままその場で蹲り立ち上がろうとしない。
    ミネ「─ナギサ様、失礼します」
    アオバ「ミネさん何を─」
    ミネさんは突然ナギサさんの胸ぐらを掴み無理矢理立たせようとする。
    ナギサ「ぐっ!?」
    ミネ「何をしていらっしゃるのです!早くお立ちになって下さい!!」

  • 58二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 13:30:59

    あはは…が無いだけマシではあるからセーフハウスまではミネがいるの重要ではあるなこりゃ…

  • 59アオバ124/12/23(月) 18:10:05

    アオバ「ちょ、ミネさん!?」
    ここで『救護』はマズいのでは?!
    ミネ「本当はあなたも今ここで救護して差し上げたいところですが、あなたにはやるべき事があります!」
    ミネ「あなたはティーパーティーとして責任を果たさなくてはなりません!!」
    補習授業部とその関係者の指名手配の解除、正義実現委員会に指示を出し事態を終息させれるのは現状ナギサさんしかいない。
    ナギサ「ミカさんに裏切られ…セイアさんも居ないのに…私一人でどうしろというのです…」
    ミネ「セイア様は生きておられます」
    ナギサ「えっ?」
    ミネ「申し訳ありません、セイア様が生きていることが犯人に知られれば再度襲撃に遭うと思い、偽りの報告を致しました、あの時は誰が犯人なのか不明でしたので」
    アズサさんがアリウスに偽りの報告をしたように、ミネさんも偽りの報告をしていたのだ。
    ミネ「今は私のセーフハウスにて治療を受けております、未だ意識は回復しておりませんが」
    ナギサ「私は…皆さんに取り返しのつかないことをしてしまいました…」
    アオバ「あなたは真に先生を頼るべきでした、先生ならきっと解決策を見つけてくれたはずです」
    あの状況で疑心暗鬼になるのは仕方がない、それでもあのような手段で排除しにきた事は擁護出来ない。
    ミネ「あなたがやるべきことはここを脱出し自身のしたことに対しての責任を取ることです」
    ミネさんが服から手を離す。
    ナギサ「分かりました…」
    ナギサさんは立ち上がる。
    その顔には少しだけ生気が戻っていた。

  • 60アオバ124/12/23(月) 22:46:27

    脱出するアオバ達を襲うのは?


    dice1d2=1 (1)

    ①ミカ

    ②アリウススクワッド

  • 61二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:48:02

    ミカ様か、一撃が重い戦いになりそうだ

  • 62二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:10:17

    早速天井組が一人とか…

  • 63アオバ124/12/23(月) 23:45:23

    セーフハウスを出ると激しい戦闘音が聞こえてくる。
    所々火の手が上がっている。
    ナギサ「ひどい状態ですね…一刻も早く事態を終息させないと」
    セーフハウス内にあった無線は壊されており現時点で正実へ指示を出すことは出来ない。
    そして本隊の連絡だとアリウス兵の仕掛けた罠や抵抗が激しく、正実が加わらないとアリウス兵は鎮圧出来そうにないそうだ。
    ミネ「急ぎましょう、時間が経つほど被害は大きくなります」
    アオバ「ですね、早く回収地点に─」

      「それはダメかな」

    四人『!?』
    銃撃が私たちを襲う。
    私とアズサさんは近くの遮蔽になりそうな物陰に飛び退く。
    ミネさんはシールドで自身とナギサさんを守っている。
    銃撃が止む。
    ??「補習授業部の皆が来ることは予想してたけど、まさかシスターフッドに救護騎士団の団長まで居るなんて少しキツくない?」
    アオバ「その声は…」
    アズサ「………」
    ナギサ「…ミカさん…」

    ミカ「まぁいっか邪魔だなぁって思ってたし、この機会にトリニティの掃除をするのも悪くないかもね」
    聖園ミカ─この事件の黒幕が私たちの前に立ち塞がっていた。

  • 64アオバ124/12/24(火) 06:30:55

    今日も遅くの再開です。

  • 65二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 15:33:28

    止まれないまま来ちゃった

  • 66アオバ124/12/24(火) 21:08:01

    ミカ「単刀直入に言うね、ナギちゃんを渡してもらえないかな?」
    ナギサさんの身体がビクッと跳ねる。
    ミネ「お断りいたします!」
    ショットガンを構え臨戦態勢に入るミネさん。
    ミカ「抵抗するだけ痛い思いをするだけだと思うんだけど」
    ナギサ「ミカさん!なぜこのような事をしたのですか!?」
    ミカ「ナギちゃんがゲヘナなんかと手を取り合おうとするからだよ、私からしたらそんなの理解出来ないよ」
    ナギサ「エデン条約締結を妨害しようとしていたのは─トリニティの裏切り者はあなただったんですか…?」
    ミカ「そうだよ、だからナギちゃんには大人しくしてもらいたいんだけど、あと三人も大人しくしてほしいなぁ」
    今のミカさんの言葉に違和感を感じた、これからナギサさんを暗殺しようとしているのに彼女の言葉には殺意が感じられない。
    しかしアリウス兵達は殺意を持っていた、この温度差はいったい…。
    アズサ「断る」
    アズサさんがミカさんに向け発砲、明確な反抗の意思を示す。
    ミカ「えっいきなり!?」
    続けて手榴弾を投げる、それはミカさんの足元で爆発、爆風で土煙が舞う。
    アズサ「アオバ」
    アオバ「はい!ミネさんナギサさんを連れて逃げて下さい!足止めは私とアズサさんで行います!」
    事態の終息にはナギサさんが必要であり、戦闘に巻き込まれて大怪我をしたり意識を失ってしまうと正実に指示を出せる人が居なくなってしまう。
    ミネ「─分かりました、ご武運を」
    ミネさんはナギサさんを連れてこの場を去る。

  • 67アオバ124/12/24(火) 21:09:32

    その後土煙の中から現れたミカさんの姿を見て私は驚愕する。

    ミカ「ふぅびっくりした、いきなりなんてひどいなぁ、まぁこうなる事は予想してたけど」
    回避動作はしていなかったはず、手榴弾をまともに食らって、しかしほぼ無傷であった。
    あれで沈んでくれてたらなと淡い期待をしていたがそうはならなかった。
    ミカ「たった二人で私の足止め?それは無理じゃないかな?私って─強いよ?」
    空気が変わった、身体が強張る。
    ネルさんやツルギさんと相対した時に感じた強者のオーラをミカさんからも感じた。
    アズサ「…相手は相当強い、油断しないで」
    アオバ「はい…」
    ナギサさんが安全圏まで逃れ、援軍が到着するまでミカさんを足止めしなければならない。
    そんな事果たして出来るのだろうか?
    いや、やるしかない。

    ティーパーティー、聖園ミカとの戦闘が始まる。

  • 68アオバ124/12/24(火) 21:25:31

    【戦闘パート】
    🎲を振って高い目を出した方が勝ち。
    🎲は戦闘力の数値、ミカは100、アオバは89。

    50以上の差をつけて勝つとクリティカル判定。
    50以上の差をつけて負けるとファンブル判定。
    アオバが最大値を出した状態で勝つと自動でクリティカル判定。

    勝利条件
    ・ミカの体力を半分削る、半分削ったあともどちらかの体力がゼロになるまで継続。
    ・ミカの体力をゼロにすると報酬。

    敗北条件
    ・ミカの体力を半分削る前にアオバの体力がゼロになる。

    アオバ体力4
    ミカ体力10

    アオバはアズサの援護を受けている。
    🎲を振ったあとの数値に+10の補正が掛かる。

  • 69アオバ124/12/24(火) 21:29:57

    【戦闘開始】

    アオバ体力4

    ミカ体力10


    アオバdice1d89=53 (53)   +10


    ミカdice1d100=20 (20)

  • 70アオバ124/12/24(火) 21:58:09

    アオバ体力4

    ミカ体力10→9


    先行は私、ショットガンを連射しながらミカさんに向けて走る。

    ミカ「フルオートで連射出来るなんて物騒な銃だねそれ、でもその距離の散弾は効果ないよ?」

    ショットガン持ちと相対する時の常識は距離を取る事。

    こうして常に距離を取られるだけで辛いが─。

    アズサ「私を忘れるな」

    ミカさんと並走しているアズサさんが足に向かって撃つ。

    ミカ「くっ…」

    動きづらそうにしている隙に距離を縮める事に成功する。

    アオバ「この距離ならどうです!」

    まだ有効射程ではないものの、全身に散弾が当たるのは痛くて鬱陶しいだろう。

    ミカ「いたっ…調子に乗らないで」

    ミカさんはその手に持っている銃で応戦してくる、リロードタイミングも重なったので遮蔽に隠れやり過ごす。

    ミカ「…まずはアズサちゃんから狙おっかな?」

    ミカさんは狙いを変えアズサさんに向かって走り出す。

    阻止しないと─



    アオバdice1d89=82 (82)   +10


    ミカdice1d100=58 (58)

  • 71アオバ124/12/24(火) 22:16:38

    アオバ体力4

    ミカ体力9→8


    いや…これは挑発だ、安易に飛び出したら私が狩られる。

    ここは一旦冷静になる。

    そしてスラグ弾に切り替えて足を狙撃する。

    ミカ「いたっ!?」

    威力の高い弾を足に受け転びそうになるミカさん。

    その隙にアズサさんに距離を取られ銃撃を浴びてしまう。

    ミカ「くっ!」

    そこに私のスラグ弾が飛んできたので慌てて遮蔽に隠れていく。


    初手はいい流れが出来ている、こちらは相手を倒す必要はなく、時間稼ぎに徹すればいい。

    私は距離に応じた複数の弾を使って挑発と牽制に徹する。

    アズサさんは私の補助、私の銃は重たく機動力がどうしても落ちる、そしてドラムマガジンはリロードがしにくく隙が大きい。

    その隙をカバーしてもらっている。


    次の手はどうするか?

    こちらから攻めるか、焦れて飛び出してくるところを攻めるか─


    アオバdice1d89=35 (35)   +10


    ミカdice1d100=79 (79)

  • 72二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 22:22:25

    ミカからの攻撃、体力が多いのもあって強敵だな

  • 73アオバ124/12/24(火) 22:34:21

    アオバ体力4→3

    ミカ体力8


    アズサさんに油断するなと言われていたのに、有利に事を運んでいるので気を抜いてしまった。


    ミカさんが私に向けて何かを投げる。

    それは拳大の石だった。

    アオバ「なっ─!?」

    しかも豪速球、軌道は私の頭、銃弾よりもダメージができそうなその一撃を紙一重で避ける。

    しかし─

    ミカ「隙あり」

    ミカさんは遮蔽から飛び出し一気に距離を詰めてくる、慌てて後ろに下がろうとするが、足を銃撃され動きを止められてしまう。

    ミカさんが私の懐に迫っていた。

    ミカ「お返しだよ」

    鋭いパンチが私を襲う、腕でガードしたが威力が大きく後ろに吹き飛ばされてしまう。

    アズサ「アオバ!」

    追撃されないようにフォローを入れてくれるアズサさん、申し訳ない…。

    パンチを受けた腕が痛い、アレをお腹に受けていたらと思うとゾッとする─


    アオバdice1d89=29 (29)   +10


    ミカdice1d100=32 (32)

  • 74アオバ124/12/24(火) 22:59:14

    アオバ体力3
    ミカ体力8→7

    ミカさんは続けて私に突撃してくる。
    ショットガン持ちでも臆さず向かってくるとはなんて人なんだ…。
    腕のダメージがまだ回復してないせいで狙いが定まらない。
    ここは銃は諦め私も近接格闘で挑む。
    ミカさんが左ストレートを放つ。
    顔面を捉える軌道のそれを紙一重で避ける。

    今度は私の番、私も左ストレートを打つが─
    ミカ「─効いてないかな」
    腹部を捉えたその一撃はミカさんにダメージを与えるに至らなかった。
    アオバ「なっ!?どんな身体して─」
    ミカ「次は私の番──ッ!!」
    アズサ「アオバから離れろ」
    間一髪次のパンチを受ける前にアズサさんが銃撃でミカさんを引き剥がしてくれた。
    アオバ「助かりました!」
    アズサ「大丈夫、にしてもダメージを与えているように見えない…」
    アオバ「…ですね」
    見えない勝利、それでも時間を稼ぐしか手はない─

  • 75アオバ124/12/25(水) 05:31:42

    今日も遅くの再開です

  • 76二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 14:16:23

    きっつい

  • 77アオバ124/12/25(水) 21:49:46

    何か良い手はないかと考えていると─

    アズサ「合宿所まで誘導出来ればもう少し粘れるかもしれない」

    アオバ「合宿所?」

    アズサ「あそこには私がこの日の為に仕掛けた罠がそのまま残っている」

    アオバ「あれはこの日の為だったんですね…」

    私とマリーさんが合宿所に行った際引っ掛かった罠、あれはこの日の為に仕掛けていたようだ。

    しかしナギサさんのせいで使われることなく終わるはずだったそれを利用としようと言うのだ。

    アオバ「その作戦採用で」

    何とかして合宿所まで連れていき時間稼ぎしていきたい。


    アオバdice1d89=87 (87)   +10


    ミカdice1d100=47 (47)

  • 78アオバ124/12/25(水) 21:54:14

    補正込みの数値で50なのでちょうどクリティカルです。

  • 79アオバ124/12/25(水) 22:32:09

    クリティカル ダメージ2倍
    アオバ体力3
    ミカ体力7→5
    【勝利条件達成】

    ミカ「作戦会議は終わった?それじゃあいくね」
    ミカさんは被弾覚悟で突撃してくる。
    アズサ「引き出しはまだある」
    手榴弾を投げる、ミカさんの手前で爆発し土煙が舞う。
    ミカ「焦っちゃったのかな?当たってな─」
    土煙の中から姿を現した直後激しい閃光がミカさんを襲う。
    アズサさんは手榴弾を投げ、少し間を置いて閃光弾を投げていた。
    ミカさんは閃光弾をまともに食らい、大きな隙が生まれる。
    その隙に私は近づき近距離から散弾をフルオートで叩き込む。
    ミカ「うぅ!?」
    20発の散弾を近距離から受け大きく仰け反る。
    ようやく大きなダメージを与えることが出来た。
    ミカ「─やってくれたね…お返し!!」
    ミカさんは早くも目が回復したのか私に向けて拳を放つ。
    私は距離を取りそれを躱す、アズサさんがミカさんの足を狙い撃ち安全圏への脱出の援護をしてくれた。

    ミカ「はぁはぁ、二人にここまでされるなんて思わなかったよ…やっぱり警官さんはあの時排除するべきだったかな…」
    アオバ「1マガジン使ってこれだけって…どんな身体しているんですか…」
    アズサ「もう手榴弾がない、今みたいに大きな隙はもう作れない」
    アオバ「─では次に行きますか」
    アズサ「うん」
    合宿所に向け私達は走り出す、そこが決戦の場だ。

  • 80二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 23:06:15

    トラップでどこまで行けて、場合によっては別の所と合流できるかの勝負になりそう…

  • 81二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 23:08:06

    20発もの散弾を喰らい仰け反る...まるでターミネーターを相手してしているかのようだ

  • 82アオバ124/12/26(木) 06:36:09

    セーフハウスから合宿所まで近くて良かった。
    そしてミカさんも追ってきてくれた。
    アズサ「仕掛けた罠は対集団用で数は多い、本来一人に対して過剰火力だけど…」
    アオバ「あの人なんだか耐えそうなんですよね…」
    アズサ「出来れば首謀者はここで捕らえておきたいところだ」
    アオバ「そうですね」
    ミカ「鬼ごっこは終わりにしない?あまり手こずらせないでほしいんだけど」
    アズサ「もう少し付き合ってもらう」
    合宿所の入り口に駆け込む、第二ラウンドが始まった。

  • 83二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 13:53:04

    期待の保守

  • 84アオバ124/12/26(木) 20:24:37

    コメ、保守ありがとうございます!

  • 85アオバ124/12/26(木) 20:26:11

    アオバ体力3

    ミカ体力5


    アオバdice1d89=16 (16)   +10


    ミカdice1d100=85 (85)

  • 86アオバ124/12/26(木) 21:05:17

    ファンブル 
    アオバ体力3→1
    ミカ体力5

  • 87アオバ124/12/26(木) 21:07:55

    合宿所の廊下をそのまま通れば罠が発動する、案の定引っかかるミカさんだったが─
    ミカさんは罠を踏み抜いてダメージを受けようが関係なしに突っ込んできた。
    一方こちらは罠を避けながら進んでいるためどうしても遅くなる、必然すぐに追いつかれた。
    ミカ「追い付いたよ」
    アオバ「なっ!?」
    しかも私達が直前に避けた罠をミカさんが踏み抜いて巻き込まれる始末。
    ミカ「逃さないから」
    アオバ「グッ!?」
    爆発に怯んだ隙にミカさんの手が私の首を掴む。
    そのまま壁に叩きつけられ意識が飛びそうになる。
    私の首を掴む手は緩まない。
    アオバ「うっ…かはっ…」
    アズサ「アオバを離せ!」
    ARでは火力不足なので近接格闘を仕掛けるアズサさんだが─
    ミカ「次はあなたの番」
    アズサ「っ!?」
    アズサさんは銃床で殴りかかろうとしたのだがそれを素手で受け止められる。
    そこに蹴りを放つ、腕でガードしていたが威力が大きく吹き飛ばされる。
    しかしアズサさんのおかげで隙が出来た。
    今片足で立っている状態のミカさん、その片足に散弾を撃ち込む。
    ミカ「いたっ!」
    首から手が離れる、チャンスを見逃さず銃を撃ちながら距離を取る。
    アオバ「ゲボッ!ゴボッ!」
    アズサ「アオバ!大丈夫?」
    アオバ「ええ…ゲボッ…助かりました、ありがとうございます」
    しかしこの一撃でかなりのダメージを受けてしまった。
    次はないかもしれない。

  • 88アオバ124/12/26(木) 21:31:43

    ※ファンブルとクリティカルの報酬をダメージとは別に用意しようと思います

  • 89アオバ124/12/26(木) 21:35:33

    ファンブルによるシナリオ改変

    dice1d2=2 (2)

    ①負けるとミカに逃げられる


    ②負けるとミカに逃げられ、アオバとアズサはアリウスに捕まってしまう


    クリティカル報酬

    dice1d2=1 (1)

    ①援軍到着 体力+3


    ②絶望的でも諦める理由にはならない 体力+1

  • 90二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 21:42:44

    このレスは削除されています

  • 91二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 21:43:03

    ファンブルシナリオが地獄の道だな、だが援軍が来てくれたこのまま押し切れると良いが

  • 92アオバ124/12/26(木) 21:43:45

    ※ミカの体力を半分削ったことによる勝利条件達成というのは、この時点でナギサは無事逃げることが出来た事を指します
    依然アオバ達はピンチです

  • 93二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 22:39:58

    一周回って連邦生徒会長のルートから改変されまくる事で始発点行きの可能性に近づけるダイスの準備でもしてるのかと疑いたくなるレベルのダイスだな…

  • 94アオバ124/12/27(金) 07:44:19

    ミカ「…ここまで時間を稼がれるとナギちゃんにはもう逃げられちゃってるよね、そうなるとここにいつ援軍が来てもおかしくないから─私も逃げちゃおっかな☆」
    ナギサさんが無事保護され正実を動かされれば、アリウスは正実とシスターフッドを同時に相手にしないといけない。
    それはミカさんも同じ、いくら彼女でも今の負傷状態で両者を相手に出来るとは思えない。
    ミカ「私の目的はエデン条約の阻止そしてアリウスと協力してクーデターを成功させること、今回は失敗だけど私が捕まらなければまだチャンスはある」
    ミカ「けどあなた達を放っておくのは厄介だからここで捕らえて檻にでも入れて大人しくしてもらおっかな、ちょうどよく援軍も来たしね」
    ミカさんの後ろからアリウス兵が現れる。
    私達の後ろからもアリウス兵が来ている、挟まれてしまった。
    ミカ「抵抗せず大人しくすれば痛い思いをしなくて済むかもね」

  • 95アオバ124/12/27(金) 08:01:45

    アオバ「くっ…」
    これは絶望的な状況、ここまでか─
    アズサ「それでも私は諦めない」
    アズサさんが敵に向かって銃を撃つ。
    その姿を見て、折れかけた心が戻る。
    アオバ「…はい!ここで諦めてはダメですよね!」
    絶望的な状況ならミレニアムのときに経験している、敵に囲まれた程度なんだというのだ。
    ミカ「残念、それじゃやっちゃって─」

        ズドォォン!!

    大きな音と共に側面の壁が破壊される。
    アオバ「更に援軍!?」
    アズサ「いや、援軍と言っても─」
    壁から見えるのはクルセイダー戦車、ハッチから先生が顔を出す。
    先生「"アオバ!アズサ!こっちこっち!!"」
    コハル「先生は危ないから中に入ってて!」
    アズサ「─私達の方だ」
    まるで暗雲から一筋の光が差し込んだようだった。
    皆が助けに来てくれた。
    アオバ「はい!!」
    側面の穴から外に出る。
    まだ私達は終わってはいない。

  • 96二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 14:03:22

    戦闘再開か

  • 97アオバ124/12/27(金) 19:28:11

    補習授業部と先生が援軍に駆け付けた。

    アオバ体力1→4

    ミカ体力5


    アオバdice1d89=78 (78)   +10


    ミカdice1d100=16 (16)

  • 98アオバ124/12/27(金) 20:15:44

    クリティカル ダメージ2倍
    アオバ体力4
    ミカ体力5→3

    ハナコ「目標、聖園ミカさん」
    ヒフミ「えぇ!?ミカ様に向けて撃つんですか!?」
    ハナコ「あの方に有効打を与えるにはそれしかありません、砲撃準備です!」
    戦車砲が私たちを追いかけてくるミカさんに向けられる。
    ミカ「えっ、それ本気?」
    ハナコ「砲撃開始!」
    ヒフミ「ご、ごめんなさ~い!!」
    戦車砲が発射される。
    避けようとしていたミカさんだが、足が思うように動かず避けられなかった。
    アズサさんと私が足を集中して狙っていたのがここに来て効いたようだ。
    ミカ「ぐっ!?」
    そのまま合宿所の外壁まで吹き飛ばされる。
    土煙が舞い、様子は分からない。
    皆は空気を読んであの言葉(やったか?)は言わない。
    土煙が晴れ、ミカさんが姿を現す。
    なんとまだ立っていた。
    ミカ「ゲボッ…容赦なさ過ぎ…」
    アオバ「あれだけやってまだ倒れないなんて…」
    しかしだいぶダメージを与えているはず、アリウス兵も戦車砲の威力を目にし怯んで近づけないでいる。
    本当に頼もしい援軍だった。

  • 99アオバ124/12/27(金) 22:25:16

    アオバ体力4

    ミカ体力3


    アオバdice1d89=55 (55)   +10


    ミカdice1d100=90 (90)

  • 100アオバ124/12/27(金) 22:51:11

    アオバ体力4→3
    ミカ体力3


    アリウス兵「あの戦車が厄介だ、グレネードランチャーで攻撃するぞ!」
    GLを装備したアリウス兵が構え始める。
    あの数のGLに狙われたらひとたまりもない、私とアズサさんでアリウス兵に攻撃を仕掛けるが─
    ミカ「あなたの相手は─ケホッ、私だよ」
    目の前にミカさんが立ちはだかる。
    始めの頃のようなキレはないが、依然一撃が重い。
    まともに受けると致命打になりかねない。
    アズサ「アオバ─くっ!」
    私の援護に入ろうとするアズサさんをアリウス兵が襲う。

    一対一で戦う私はミカさんの腹部や頭部への打撃を腕でガードしダメージを抑える。
    近接戦闘はショットガンを持っているのに不利だ、頑丈すぎて散弾を当てても止まらずに距離を詰められてしまう。
    格闘戦の間合いになれば重くて取り回しがしにくい銃より素手のほうが有利になってしまう。
    このまま殴られ続けるのはマズい、流れを変えないと腕が使えなくなってしまう。

  • 101アオバ124/12/28(土) 05:25:16

    今日は遅くの再開です。

  • 102二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 15:25:01

    期待の保守

  • 103アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/28(土) 20:50:11

    トリップテスト

  • 104アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/28(土) 20:51:21

    訳あってトリップ付けることにしました
    スレ主である証拠です。

  • 105二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 20:53:17

    了解しました、アオバの名が残って良かった

  • 106アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/28(土) 20:53:42

    保守ありがとうございます!再開します。

  • 107アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/28(土) 20:55:21

    アオバ体力3

    ミカ体力3


    アオバdice1d89=38 (38)   +10


    ミカdice1d100=96 (96)

  • 108アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/28(土) 21:17:10

    アオバ体力3→2
    ミカ体力3

    流れが変わる機会を攻撃を防ぎながら根気強く待つ。
    アズサさんはアリウス兵に狙われ動けずにいる、援護は期待出来ない。
    味方の戦車の攻撃は私を巻き込みかねない。
    私は致命打にならないようにガードするしかない。
    この現状を変えれる人は味方にはいない。

    この場で流れを変えれるのはミカさんだけだ。
    このままではいずれ正実とシスターフッドが到着する。
    到着前にどこかで決着を決めにくる瞬間がくる。
    私はミカさんが渾身のストレートを打つ瞬間を待っている。

    今のミカさんは上半身だけで打撃を行っている。
    足を負傷しているせいで強く踏ん張れないからだ。
    私の腕が動く限り決定打は与えられない。
    私のガードを貫く一撃を与えるには全身を使ったストレートしかない。
    足を使おうとすれば痛みが走り隙が生まれるはず。
    その隙が生まれる瞬間を待っている。
    痛みで腕の感覚が少しずつおかしくなっている。
    どちらかが焦れた時、持久戦の勝者が決まる。

  • 109アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/28(土) 21:21:16

    アオバ体力2

    ミカ体力3


    アオバdice1d89=9 (9)   +10


    ミカdice1d100=14 (14)

  • 110二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 21:40:23

    ギリギリ勝ったか

  • 111アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/28(土) 21:41:46

    アオバ体力2
    ミカ体力3→2

    先に限界が来たのは─
    アオバ「うっ!?」
    私だった、腕が痺れて次の攻撃をガード出来ない。
    ミカ「これで終わりだよ」
    ミカさんが足に力を込めるが私は攻めに転じることが出来ない。
    そして強力な一撃を防ぐ手段もない。
    終わる、そう思ったが─
    アズサ「やらせない!」
    アズサさんがミカさんの足に向け銃を撃つ。
    ミカ「いたっ!?」
    何度も足を狙われたせいでダメージが蓄積しており、少しの被弾で怯むようになっていた。
    その隙に私は距離を取る。
    アズサさんに視線を移すと、アリウス兵から撃たれ苦痛に顔を歪めていた。
    アオバ「アズサさん!?」
    アズサ「ッ…アオバは目の前の敵だけ見て!!」
    アオバ「─はい!!」
    敵に狙われながらも私を助けてくれたアズサさんには感謝しかない。

  • 112アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/28(土) 22:05:47

    アオバ「はぁ…はぁ…」

    ミカ「はぁはぁ…」

    お互いに限界が近い、決着は私達の援軍が到着する前につくだろう。

    アオバ「いい加減…ハァ…倒れて…下さい…」

    ミカ「そっちこそ…諦めたら…?」

    若干ミカさんの方が元気そうだ。

    けど気持ちは負けてない、まだ戦える。


    アオバ体力2

    ミカ体力2


    アオバdice1d89=64 (64)   +10


    ミカdice1d100=60 (60)

  • 113アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/28(土) 22:38:02

    アオバ体力2
    ミカ体力2→1

    ミカ「ふっ!」
    先制はミカさん、大きく息を吸いそしてこちらに向けて走り出す。
    先程のアズサさんの銃弾によるダメージでいよいよ足に限界が来たのか、その走りはとても遅い。
    震える腕に喝を入れ銃口をミカさんに向ける。
    銃を撃つ、発射の反動で更に腕がおかしくなりそうだ、跳ね上がる銃口を制御出来ない。
    散弾がミカさんに命中する。
    ミカ「うぅっ!?」
    身体を仰け反らせ足を止める、大きな隙を晒している。
    しかし私は腕に力が入らないせいで次が撃てない。
    アオバ「本当…しぶとすぎる…でも次で仕留め─」
    ミカ「─止まれない…」
    アオバ「えっ…?」
    ミカ「止まるわけには…いかないの…」
    その目には覚悟が宿っていた─

  • 114アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/28(土) 22:42:53

    アオバ体力2

    ミカ体力1


    アオバdice1d89=77 (77)   +10


    ミカdice1d100=15 (15)

  • 115二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 23:31:34

    クリティカルでトドメか…

  • 116アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/28(土) 23:35:43

    クリティカル
    アオバ体力2
    ミカ体力0
    【アオバ勝利】
    ミカ「本当はこんな事になるはずじゃなかった…」

    ミカ「でも私のせいで、セイアちゃんは……だから─」

    ミカ「私は…行くところまで行くしか─ないの!!」
    ミカさんは銃を捨て拳を握り力の限り走り叫ぶ。
    ミカ「あああああ!!!」
    ミカさんがここまでする理由がやっと分かった。
    本当は殺すつもりなんてなかった、セイアさんを殺すつもりだったのはアリウス側だけだった。
    本当はここまでしたかったわけではない、しかし結果として自分のわがままのせいでセイアさんを殺してしまった、そう思い込んでいるミカさん。
    ここでわがままを貫き通さなければセイアさんの死は無駄になってしまう。
    だから進むことしか出来ない、そう思っている。
    アオバ「─あなたを、止めます」
    私も拳を握る。
    アオバ「あなたはまだ引き返せるんです!!」
    意識を目に集中させる、視界に映るミカさんの動きがスローになる。
    アオバ「セイアさんは生きています!!」
    ミカ「えっ─」
    アオバ「だからあなたは─」
    ミカさんの攻撃を躱すと同時、無防備になっている顎にカウンターを合わせる。
    アオバ「止まりなさいッ!!」
    顎を打ち抜く、その一撃は脳を揺らし立つことを困難にした。
    ミカ「あ…れ…?」
    地面に倒れるミカさん。
    そして立っているのは私。
    アオバ「私の…私達の勝ちです…」

  • 117二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 23:40:30

    ミカさんを止めることは成功したか、妨害がなければこのままナギサ様を救助して2人へセイアの説明ができそう

  • 118アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/29(日) 05:14:41

    勝利の余韻に浸る余裕もなく、地面に膝をつく。
    アオバ「ハァ…ハァ…」
    アリウス兵A「おい!?聖園ミカがやられたぞ!?」
    アリウス兵B「だがもう奴は限界のはずだ!これで吹き飛ばしてやる!!」
    その手には手榴弾、私は足に力が入らずそれを投げられたら避けることが出来ない。
    アリウス兵B「さあ吹き飛─べべべべべべ」
    アリウス兵A「おいどうし─ヒッ!?」
    手榴弾を持っていたアリウス兵の頭を何者かが後ろから万力のように締め付ける。
    ツルギ「キキキキキキキキキキキキ」
    それはツルギさんの仕業だった。
    先生「"ツルギ!!ということは─"」
    ハスミ「皆さんお待たせしてしまい申し訳ありません、これより合宿所内のアリウス兵制圧を行います」
    正義実現委員会、シスターフッドがついに到着した。
    既に合宿所を包囲しており逃げ場はない。
    ツルギ「キャハハハハハハ!!」
    アリウス兵「ぎゃあああ!?」
    ミカさんを失い統率が取れなくなったアリウス兵、ツルギさんだけでも十分すぎるのに正実とシスターフッドはオーバーキルだった。

  • 119アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/29(日) 05:16:46

    周りが騒がしい中、私は四つん這いでミカさんに近づく。
    ミカさんは仰向けに倒れ動かない、意識はあるようだが身体が言う事を聞かないようだ。
    ミカ「…ねぇ」
    アオバ「なんでしょう?」
    ミカ「さっき言ってたこと本当?」

       『セイアさんは生きています!!』

    アオバ「ええ、本当ですセイアさんは生きていますよ」
    先生「"私達皆が証人だよ"」
    いつの間にか私達の側に先生と補習授業部の皆さんがいた。
    ハナコ「重体のセイアさんをミネさんが発見され偽の連絡をしたのです、生きていることが発覚すればセイアさんが危ない─そう思ったからだそうです」
    ミカ「そうなんだ……」
    ミカさんの目から涙が溢れていた。

    ミカ「………良かった…」

  • 120アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/29(日) 05:18:51

    今日も遅くの再開です。

  • 121二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 15:25:23

    了解しました、楽しみに待ちます

  • 122アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/29(日) 21:44:13

    アリウス兵はその後制圧され連行された。
    ミカさんも担架に乗せられ連れて行かれようとしている。
    ミカ「アオバちゃん」
    アオバ「─えっ?はい」
    ちゃん付けで呼ばれたので少し固まってしまった。
    ミカ「たぶんアリウスはアオバちゃんを許したりしない、これから先狙われるかもしれない」
    アリウスの存在が認知されたのは私がきっかけだ。
    今回の件もある、脅威度は高く設定されているはず。
    アリウスにとっての裏切り者─アズサさんと親しいのもあり、野放しということはないだろう。
    ミカ「歌が上手いだけのシスターさんを演じてたらそんなことにもならなかったのにね」
    アオバ「そうですね、そうしていたら今日のように痛い目を見ることもなかったはずです」
    でも─
    アオバ「でもそうしていたら皆さんと親しくなることもなかった、私は過去に戻っても同じ選択をしますよ」
    ミカ「─そっか…少し羨ましいかも…」
    アオバ「…全て話してあとはひたすら謝る、赦されようがなかろうがそうする義務がミカさんにはあります」
    ミカ「えっ?」
    アオバ「誠意を込めて心から謝れば相手に届くかもしれません」
    ミカ「そうならいいな…ありがとう」
    その後先生とアズサさんと言葉を交わし車両に乗せられるミカさん。
    それを見送っていると太陽が姿を見せる。
    アオバ「も、もうダメ…」
    温かい陽の光を浴び緊張が緩む。
    疲労が一気に襲いかかってきた。
    先生「"アオバ!?"」
    倒れそうな私を先生が支えてくれた。
    アオバ「先生…」
    お礼を言う前に先生の腕の中で意識が落ちた。

  • 123二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 22:47:23

    目のアレ使った影響かね…?

  • 124二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 22:55:21

    暫く休息が必要だな

  • 125アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/30(月) 05:33:16

    今日も遅くの再開です。



    後の展開(特にエデン4章)に繋げるため勝利報酬で何を渡すか決めます。

    クリティカル決着報酬込みです。

    現在始発点行きを決める救済🎲の確率は6分の1です


    dice1d3=2 (2)

    ①戦闘力+救済🎲を振る

    ②救済🎲の確率上昇+救済🎲を振る

    ③  ①+②(救済🎲は1回のみ)

  • 126二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 15:40:33

    保守

  • 127アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/30(月) 20:22:01

    救済🎲の確率が6分の2へ上昇


    ミレニアム編終了時、ダイス目①が当たり(始発点)

    それ以外が外れだったので、①以外のどこを当たりにするか🎲振ります。


    dice1d5=2 (2)   +1

  • 128アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/30(月) 20:24:50

    ①、③の目が始発点行きになります


    それでは本番



    救済🎲dice1d6=3 (3)

    ①、③ 始発点

    それ以外 未だこの世界は始発点に至らない

  • 129二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 20:35:11

    始発点来た!?

  • 130アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/30(月) 20:46:45

    【Master Key 愛宕アオバ】
    ─捻れて歪んだ先の終着点、それを壊すための鍵としてあの子を創造しました。
    そして今回、あの子は私の待ち望んだ姿となりました。
    しかし彼女は運命を壊すためのきっかけに過ぎません。
    苦難を共に乗り越える仲間、そしてあの子を導く人がいなければいけません。

    ─先生、あの子をよろしくお願いします。

  • 131二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 20:47:34

    始発点を引けた!!!!これでバッドエンドは回避される

  • 132アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/30(月) 22:22:54

    【2本目のMaster Key】

    時は少し遡り、アオバとミカの戦いに決着がつく前。
    トリニティ以外でも激戦を繰り広げている所があった。

    ミレニアム、箱舟墜落地点。
    現在ミレニアムの生徒とカイザーによる戦いが起こっていた。
    モモイ「なんで深夜に!私たちまで戦ってるの?!訳分かんない!!」
    ミドリ「お姉ちゃん口を動かす暇があったら銃を撃って!!」

    なぜミレニアムはカイザーと戦闘しているのか?
    カイザーが復興支援金と物資を融通する代わり箱舟の残骸について譲渡を要求してきたのが事の始まりだった。
    キヴォトスを牛耳るという野心を隠そうとしないカイザーにそれが渡れば良いことはまず無い。
    危険性も理解しているミレニアム側は当然拒否した。
    するとカイザーは次に脅迫に近い要求を行ってきた。
    それすら拒否すると、カイザー製品が一切手に入らない状態となった。
    それは復興中のミレニアムにとってかなり苦しい状況だ、更に追い打ちをかけるように適当な言い掛かりをつけて武力行使まで行うようになった。
    戦闘用のロボットが不足している現在人手が圧倒的に足りない。
    故にゲーム開発部まで駆り出される事態となった。


    モモイ「眠いし壊れたゲームの部品は手に入らないし、もう最悪─ってうわっ!?」
    アリス「モモイ、ヘイトを買いすぎです!」
    ミドリ「でもおかげで敵の位置がわかったよ、ユズちゃん!」
    ユズ「う、うん!」
    放たれたグレネードが隠れている敵を吹き飛ばす。
    それが決定打となり敵が撤退していく。

  • 133アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/30(月) 22:23:27

    モモイ「ふぅ…やっと終わった…先生がいればもっと楽に終わってたのに、なぜか連絡取れないし…」
    ミドリ「今先生はトリニティだよお姉ちゃん、箱舟の件でミレニアムに付きっきりだったのに、これ以上は他校から苦情が来るよ」
    モモイ「はぁ…会長は手持ちのロボットは無いって言ってたし…肝心な時に─これ言うのは止めとこ」
    アリス「強力な敵が味方になると途端に弱体化するのはゲームではよくある話です」
    ユズ「辛辣だねアリスちゃん…」
    モモイ「これだけ頑張って部費増額しなかったら思いっきり暴れてやるんだから─」
    ネル「なんだ?カイザーの次はチビどもが相手か?」
    モモイ「うえっ!?」
    ネル「まだ元気そうだな、ならこれからヤツらの基地潰しに行くから付き合え」
    モモイ「え〜!?もう寝かして〜!!」

  • 134アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/30(月) 22:26:42

    ケイはアリスの目を通してその光景を眺めていた。
    ケイ『相変わらず騒がしい…大人しくは出来ないのですか…』
    アリス『ケイは楽しくないのですか?』
    ケイ『そういう問題ではなく…』
    心の中で会話する二人。
    ケイが皆を憂いを帯びた目で見つめる。
    ケイの企みは失敗に終わった、そして改心したケイに世界を滅亡させる気はもうなかった。
    しかしこの世界が滅亡することは既定路線であり、逃れられない運命である。
    皆の笑顔が絶望に変わるその時を思うと虚しさを感じずにはいられなかった。
    ケイ『せめて彼女達の最期は苦痛も恐怖も感じないように─えっ?』
    アリス『ケイ?どうかしましたか?』
    それはちょうどアオバとミカの戦いに決着がついた時だった。



    ケイ『【Master Key】が…増えた?』

  • 135二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 23:04:37

    増えたってよりかは住み着いてたアイツが動いたかね…?

  • 136二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 23:19:53

    ミレニアムではカイザーの横槍が発生してたか
    にしてもMasterKeyが増えた...SpareKeyが何かしたのだろうか

  • 137二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 00:43:40

    保守

  • 138アオバ1◆i0ffLqeiLU24/12/31(火) 04:25:37

    皆さんコメントありがとうございます!

    無事始発点行きが決定しました!
    あと2人くらいアオバ以外の人物の視点の話をしたあと本編に戻りたいと思います。
    ちなみに始発点行きが決定したということでどこかでイベストもやっていこうかと思っています。


    今日は一日更新が出来ません…
    新年もアオバの物語をよろしくお願いします!

  • 139二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 04:36:32

    了解しました!!!
    新年もスレ主様、アオバの物語、アオバ、そしてみんなを応援します!!!!!

  • 140二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 09:45:37

    良いね、今年最後の話が天井組の一人に勝った同時にマスターキーが増えるってのは…

  • 141二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 14:37:39

    そういや、パヴァーヌとかのメインのプロローグ感覚であった連邦生徒会長とリンちゃんの過去の会話が1章ではなかったから3章のプロローグからアレはある感じかね…?

  • 142二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 23:28:33

    良いお年を…

  • 143二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 02:18:32

    新年おめでとう!!!!!!アオバ、スレ主様、そしてみんな!!!!!!!

  • 144二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 06:37:20

    あれ おかしいな このスレを1から追っていたら 気付いたら年をこしてる所か朝日が昇っているな

  • 145アオバ1◆i0ffLqeiLU25/01/01(水) 07:18:47

    新年明けましておめでとうございます!
    今年もアオバの物語をよろしくお願いします!!
    コメントもありがとうございます!

  • 146アオバ1◆i0ffLqeiLU25/01/01(水) 07:22:06

    【番外・年末年始のアオバ】

    ※時系列が噛み合わないと思いますが大目に見て下さい。


    ヴァルモブ「横入りするな!ちゃんと並べ!」
    ヴァルモブ「そこ!境内への手榴弾持ち込みは禁止だ!!」
    こういった一大イベントの時ほどヴァルキューレに休みはない。
    私もまた神社の警備の任に就いていた。
    イベントの時、人は羽目を外しやすい。
    中には祝砲と称し銃を乱射したりする阿呆がいたりするので落ち着ける暇がない。
    アオバ「もうすぐ年越しです、今は静かですが新年になると同時に暴れる方が必ず出てくるのですぐ制圧できるように気を引き締めて下さい」
    ヴァルモブ「「了解!!」」

    一般モブ「あと一分!!」
    不良モブ「早く祝砲をぶっ放してぇぜ!!」
    新年を迎える瞬間をまだかまだかと待つ民衆。
    早くも不穏分子を見つけたので監視しておく。

    民衆『10!9!8!─』
    カウントダウンが始まる、この時の民衆の声は銃声よりも大きい。
    民衆『3!2!1─』

      『ハッピーニューイヤー!!!』

    ワー!!ワー!!ドドドドドッ!!
    アオバ「皆さん明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願い致します、早速で申し訳ないのですが規則違反者を補導して下さい」
    羽目を外したくなる気持ちはわかる、だが他人の迷惑になるのであれば容赦はしない。
    新年も規則正しく過ごしましょう…。

  • 147アオバ1◆i0ffLqeiLU25/01/01(水) 11:59:44

    ヴァルモブ「先輩交代の時間です」

    先に休憩に入っていた後輩が戻ってくる。

    アオバ「ありがとうございます、よろしくお願いしますね」

    神社の境内には出店もあり何を食べようか迷ってしまう。

    お参りもしたいが、すごい行列なので今日は無理そうだ。

    ただおみくじくらいは引いておこう。

    新年の出だしを良い気持ちで迎えたい。

    果たして結果は─


    dice1d7=5 (5)

    ①大吉

    ②吉

    ③中吉

    ④小吉

    ⑤末吉

    ⑥凶

    ⑦大凶

  • 148二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 13:51:46

    ちょいと微妙かね…?

  • 149アオバ1◆i0ffLqeiLU25/01/01(水) 15:22:13

    末吉…なんとも言い難い。


    おみくじの結果が低いほど妙に慰められていたり、大吉でも辛辣な言葉が書かれていたりするのは何でだろう?

    末吉はともかく大吉は浮かれるなという戒めだろうか…。


    引いたものはしょうがない、今年は立ち回りに気をつけることにしよう。

    気を取り直し、争い事の欄を見る。

    『かつてないほどの困難が襲いますが、きっと勝てるでしょう』

    …かつてないほどの困難とはいったい…。

    今年くらいは平穏に過ごさせて欲しい。


    ここでふと他の神社のおみくじでは見ない項目を目にする。

    運気の上がる服装?

    すごい変わった項目だ、不安になりながらもそれを確認する。



    運気の上がる服装は─


    dice1d2=2 (2)

    ①バニー服

    ②水着

  • 150アオバ1◆i0ffLqeiLU25/01/01(水) 15:37:48

    水着…だいぶ季節外れの服装?だと思った。
    夏になったら久しぶりに海かプールに遊びに出かけてみるのも悪くないかもしれない。
    でも学校指定の水着しかないので、遊び用の水着を用意しないといけない。
    何にしようかと悩んでいると─
    不良モブ「何が凶だ!?金払ってやってんのに悪い結果出すなんてふざけるな!!」
    ドドドドドッ!!

    おみくじを引いていた参拝客が結果に怒り銃を撃ち始める。
    アオバ「そこ!!悪い結果が出ても銃を撃たない!!」
    迷惑客を取り締まっているとあっという間に休憩時間がなくなってしまった。
    アオバ「はぁ…少しくらいは休ませてください…」


                   番外編 終

  • 151アオバ1◆i0ffLqeiLU25/01/01(水) 22:33:10

    本編の続きは明日の遅くからになります

  • 152二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 22:47:02

    アオバ、お疲れ様です
    にしても運気が上がる服が水着...バニーよりは健全か

  • 153アオバ1◆i0ffLqeiLU25/01/02(木) 04:34:31

    遅くに再開します
    次はSpare Key視点です

  • 154二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 10:47:59

    スペアもそろそろ口を開けるか

  • 155二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 15:29:39

    期待の保守

  • 156二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 23:16:02

    どうなるかね…

  • 157アオバ1◆i0ffLqeiLU25/01/02(木) 23:22:02

    すみません、多忙で今日はストーリー更新出来そうにありません…
    保守とコメントしてくれた方申し訳ありません…
    明日は更新出来ると良いなと思っています

  • 158アオバ1◆i0ffLqeiLU25/01/02(木) 23:31:37

    >>141


    不定期になるかもですがやっていきたいと思っています。

  • 159アオバ1◆i0ffLqeiLU25/01/03(金) 05:57:31

    今日遅くに再開します


    ちなみにイベストはおみくじの結果水着イベントの予定ですです。

    >>149


    時系列的にウィッシュリストになると思います。

  • 160二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 15:59:59

    保守

  • 161アオバ2◆i0ffLqeiLU25/01/03(金) 21:53:25

    ────────────────────────

    アオバ『これを見ているということは無事にファイルがあなたの元へと送信され、実行されているということです』

    アオバ『このファイルが送信される条件は私と同じ奇跡を起こす力を持つ世界線の【愛宕アオバ】であることと通信ケーブル代わりの【Spare Key】があなたの中にいる事です』

    アオバ『私は誰か?という疑問についてはこうお答えします─』


    ─もう一方の私、世界を救えなかった方の私と─


    アオバ『世界を救うには幾つかの要素が必要になります』

    アオバ『その一つ、【Master Key】は2本必要です』

    アオバ『1本目は私?あなた?─言い方が難しいですね…その世界線の【愛宕アオバ】のことです』

    アオバ『もう一つはあなたの持つ銃ですが、─この実行ファイルはあなたの持つ銃をアップデートするためのものです、何をしているのかというと私の力をその銃に移す作業をしています』

    アオバ『あなたの行動の一つ一つが滅亡を阻止する鍵となるのですが、それだけでは力不足なのです』

    アオバ『あなたには理不尽、不条理を破壊する武器が必要です』

    アオバ『私はそれに気づいた時にはもう手遅れな状態でした…』

    アオバ『あなたは救ってあげてください、今まで出会った大切な人達を、これから出会う大切な人達を─』

    ────────────────────────

  • 162アオバ12◆i0ffLqeiLU25/01/03(金) 21:55:46

    Spare Key視点

    ─【Happy End.exe】。
    アオバがミカに勝ったと同時に謎の.exeファイルが送信され現在実行されている。
    Spare Keyはその内部データを覗く。

    データの一つに【Master Key】─愛宕アオバの記憶映像があった。

    Spare「自らの世界線を犠牲に関係のない世界線を救うとは、狂気的な献身性ですね」

    Spare「そうまでして見たいと言うのですか…Happy Endというモノを…」

  • 163二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 22:01:14

    MasterKeyが増えるというのはあのAA12を入れ物として力を注いで作るということか
    SpareKeyの自らの世界を犠牲に...あちらのアオバは自らの世界の運命を受け入れて他の世界に託すことにした感じだろうか

  • 164二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 23:23:29

    これでクロコとプレ先と共にルートを継続中ならこのスレ世界のプレ先はエグい判断を下したな

  • 165アオバ12◆i0ffLqeiLU25/01/04(土) 07:33:56

    今日も遅くの再開です

  • 166二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 16:14:01

    期待の保守

  • 167アオバ12◆i0ffLqeiLU25/01/04(土) 18:26:18

    【アリウススクワッド視点】
    サオリ「暗殺に向かった部隊は壊滅、任務は失敗、アズサはアリウスを裏切った」
    今回の作戦結果を淡々と言うサオリ、しかしわずかに怒りのような感情が籠もっているのを三人は感じ取った。
    ミサキ「…遅かれ早かれこうなるとは思ってた」
    サオリ「聖園ミカは敗北、やったのは警戒対象の女だ」
    いつの間にか撮られていたアオバの写真が配られる。
    ミサキ「情報の受け取り役が遭遇したって言ってた女だっけ、強いの?」
    サオリ「アズサの最後の連絡では、あと一歩の所まで追い込まれ止められていなければ負けていたと、言っていた」
    ミサキ「厄介な相手だね…」
    ヒヨリ「アズサちゃんは裏切り、他所の方には妨害されるなんて…何事も上手くいきませんね…辛いですがそれが人生というものなので受け入れるしかありませんね…」

    サオリ「次の標的はエデン条約だ」
    ミサキ「アズサとその女のことは放っておくの?」
    サオリ「アズサは必ず私達の前に現れる、その女はアズサを釣る為の餌の一つにする」
    ヒヨリ「あの、ミカさんはどうしますか?」
    サオリ「出来ればカタコンベの情報を話される前に始末したいが収監されている場所次第になる」
    サオリ「そして先生と呼ばれる人物、計画の邪魔になるのなら同様に始末したい」


    アツコ「………(スッスッ)」
    アツコが手話で何かを伝えようとしている。
    サオリ「…そうだな、マダムに報告しなければ」
    ミサキ「…なんて言われるのか考えたくないね」
    ヒヨリ「任務失敗の報告をしなければならないなんて…辛いですね…でも報連相は必要なことなので仕方がないですね…」

    サオリ「…次は成功させなければ─なんとしても」
    アツコ「………」

  • 168アオバ12◆i0ffLqeiLU25/01/04(土) 22:18:34

    【第三章 エデン条約】

    不思議な夢を見た。
    それはもう一人?の私が、私の銃に力を授けるという夢。
    おかしな夢は何度も見たが私に関係がある夢がほとんどだった。
    おそらく今回の夢もそうなのだろう。
    アオバ「…私には出来ませんよそんなこと」
    足掻くことを諦めて滅亡の運命を受け入れるなんて…。
    アオバ「─私は諦めませんから」
    そのためにどうすれば良いかは分からない。
    いつどうして滅亡するのかも分からないから動きようがない。
    直近で出来ることといえば早く怪我を治して退院することだが─


    アオバ「腕が痛すぎてまともに上がりません…」
    アズサ「私はあれだけ攻撃を受けても腕が折れずその程度で済んでいるアオバが不思議だと思っている」
    激戦を制した後倒れた私はアズサさんと入院中だ。
    アズサさんは最初は断ろうとしたそうだが、セリナさんからの圧力に屈して渋々入院することに決めたそうだ。
    一方私の腕は、擦り傷だらけ青痣だらけの痛々しい状態になっていた。
    そして痛すぎて腕が少しも上がらない、手首を動かすのが精一杯だ。
    腕以外も身体中痛くて寝返りも出来ない。
    アズサ「私が巻き込んでしまったばかりに…ごめん…」
    アオバ「友達の為ならこれくらいなんてことないですよ」
    アズサ「アオバ…ありがとう」

  • 169アオバ12◆i0ffLqeiLU25/01/04(土) 22:21:00

    ハナコ「私達のことを忘れていい雰囲気になるなんて…私さみしいです」
    コハル「ちょっ!?私に寄りかからないで!」
    泣いたフリをしながらコハルさんにしなだれかかるハナコさん。
    ヒフミ「お騒がせしてすみません…失礼します」
    先生「"お土産持ってきたよ"」
    補習授業部と先生が、フルーツの盛り合わせや何冊かの雑誌を持ってお見舞いに来てくれた。

    アオバ「ありがとうございます」
    ちょうど小腹が減っていたので有り難い。
    ハナコ「アオバさんバナナですよ、はいあ~ん」
    コハル「あんた何してんの!?駄目よそれは!?」
    ハナコ「コハルちゃんバナナの何がいけないんですか?私無知なので教えてください♡」
    コハル「分かっててやってるわよね絶対!!」
    セリナ「病室では静かにしてくださいね」
    コハル「えっ!?いつの間に!?」
    セリナ「静かに、してくださいね?」
    コハル「はい…なんで私が叱られなきゃならないのよ…」
    急に現れたセリナさんに叱られ恨めしそうにハナコさんを睨むコハルさん。
    ヒフミ「あはは…こんな感じで私達は平常運転です」
    アオバ「良いような悪いような…」
    まぁ彼女たちに日常が戻り始めたのは良いことだろう。

    ─バナナは美味しかったが、バナナを持っているハナコさんはすごいニコニコしていたので早く腕を治したいと思った。

  • 170二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:20:18

    腕は…最悪の場合は隻狼の主人公みたいにするか…?

  • 171アオバ12◆i0ffLqeiLU25/01/05(日) 06:32:53

    今日も遅くの再開です

  • 172二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 13:31:04

    バナナおいしい()

  • 173アオバ12◆i0ffLqeiLU25/01/05(日) 22:12:02

    少しお腹を満たした後、私が気を失っている間の話を先生達から聞く。
    私は2日程度寝ていたらしく、その間にトリニティ内は大きな動きがあったようだ。

    まずはティーパーティーについて。
    事件の首謀者でありパテル分派の長ミカさんが捕まったことで派閥全体が信頼を失い、影響力が大きく弱体化した。
    セイアさんは不在、ナギサさんは先の暴走により主に正義実現委員会から信頼を失い、ティーパーティー全体が政治力を大きく失う事となった。
    このままでは統制を失い秩序の崩壊へと繋がってしまう。

    そこで事態収束の功労者シスターフッド、救護騎士団による監視の下、三者による政治体制に変わることとなった。
    アオバ「誰も得をしない戦いというのは虚しいですね…」
    私が監視していたシスターフッドもそうだが、救護騎士団も狙って政治の中枢に立ちたいという組織ではないように見えた。
    アズサ「私達は勝ち自由を得た、虚しくなんてない」
    アオバ「…そうですね」
    まだまだ混乱は続くが、今は勝利を喜ぼう。

  • 174アオバ12◆i0ffLqeiLU25/01/05(日) 22:14:12

    アオバ「そういえば試験はどうなったのですか?」

    名目上というか本当に成績が悪い人達の集まりだったのを今思い出した。

    ヒフミ「政治の混乱と間近に控えているエデン条約締結の為見送りになりました」

    ハナコ「テロの容疑者という肩書は消えましたが、依然成績不振者ではあるので試験を受ける必要はあります」


    アズサ「試験は先延ばしになったけど、それに備えて勉強を再開しないといけない」

    ハナコ「ではこれから勉強会を始めましょうか、そういえばアオバさんは勉強出来る方ですか?」

    アオバ「成績は中の下ですが(知力42)2年生の問題ならたぶんわかると思います」


    とりあえず私もテストを受けた結果─

    dice1d58=32 (32)   +42

  • 175二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 22:14:43

    二人とも前向きだな、結構成績良いな

  • 176アオバ12◆i0ffLqeiLU25/01/05(日) 22:42:52

    アオバ74点

    アオバ「…まぁこんなものでしょう」
    トリニティの問題はなかなか難しかった、ボーダーラインは越えてるので良しとしよう。

    アズサ「アオバは勉強が出来るのか」
    アオバ「そこまで出来ませんよ、応用問題は全然でしたし」
    アズサ「ヒフミ達が帰った後、一人で勉強は心細いから基礎だけでも教えてほしい」
    アオバ「私が力になれるなら」
    アズサ「ありがとう」
    ハナコ「やはり私達は除け者なんですね…」
    コハル「だから私に寄りかからないで!」
    ヒフミ「あまり騒ぐとまた注意されてしまうので二人とも程々にしましょう…」

    このあと病室で勉強会を開き私も参加することになった。
    久しぶりに頭を使い疲れた、今日は良い感じに眠れそうだ。

  • 177アオバ12◆i0ffLqeiLU25/01/06(月) 06:33:36

    今後の展開決め🎲


    アリウスは弱ったミカを襲撃するか?

    dice1d2=2 (2)

    ①する

    ②しない

  • 178二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 06:38:35

    このレスは削除されています

  • 179アオバ12◆i0ffLqeiLU25/01/06(月) 06:40:10

    ミスりましたすみません…。



    アリウスによるアオバの襲撃は?

    dice1d2=1 (1)

    ①エデン条約前

    ②エデン条約と同時

  • 180二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 11:36:55

    前か…
    いや同時に来られても困るんだけど

  • 181二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:48:56

    条約前から来るとは向こうもテンパったかね…?

  • 182アオバ12◆i0ffLqeiLU25/01/06(月) 20:56:30

    アズサさんは一足先に退院、私は今も入院中。
    明後日はエデン条約締結の日だ。
    私は病室のテレビから観るしか出来ない、歴史的瞬間を直接見ることが出来ず残念だ。

    ─そろそろ消灯の時間だ。
    目をつぶり自然と意識が落ちるのを待つ─
    ───
    ──


    スペア「起きなさい」
    脳内に響く謎の声。
    アオバ「…あれ、あなたは─」
    ミレニアムの事件以来一切喋らなかったケイのコピーSpareKeyがここに来て急に語りかけてきた。
    スペア「起きなさい」
    アオバ「開口一番がそれですか…なんかもっと別の事があるでしょう?たとえば私に対する謝罪とか─」
    スペア「あなたの身に危険が迫っています」
    アオバ「えっ?」
    スペア「早く起きなさい、もう1人のあなたの努力を無駄にしないためにも─」


    ──
    ───

  • 183二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 20:59:17

    危険を察知したか、SpareKeyもしっかり協力してくれるようになって感じかな、ありがたい

  • 184アオバ12◆i0ffLqeiLU25/01/06(月) 20:59:31

    目が覚める。

    時間は0時を過ぎた頃。

    アオバ「久しぶりに口を開いたと思ったら眠りを妨げるなんて何を考え─」

    愚痴っている途中で、直感がここは危険だと訴えてくる。

    アオバ「スペアの言っていた迫る危険ってアリウス?」

    ミカさんの警告を思い出す、私はアリウスに狙われる理由は十分にある。

    もし今狙われるとしたら、まともに戦えずにやられるだろう。

    腕は…銃を撃つのは無理そうだ、足は動く。


    今病院の廊下に出るのはアリウス兵と鉢合わせになるかもしれない。

    逃げ道は窓しかないが高さがあり、そして敵が外で待ち構えているかもしれない。

    どうするか─

    dice1d2=1 (1)

    ①ベッドの裏に隠れる

    ②窓から逃げる

  • 185アオバ12◆i0ffLqeiLU25/01/06(月) 21:12:03

    ドアに耳を押し当て廊下の音を拾う、微かに足音が聞こえる。

    数は4人、その時点でかなり怪しい。

    窓を開け、外へ逃げたように見せる。

    腕の痛さを押し殺し銃をベッドの下に入れ、私もベッド下に入り込む。

    もし下を覗かれても一発だけなら撃てる、ただでやられてなるものか。

    ─ドアが開かれる。

    アリウスモブA「いない、逃げられたか?」

    アリウスモブB「なぜ気付かれた?」

    このままいなくなってほしい。

    dice1d3=1 (1)

    ①全員退室する

    ②1人だけ残る

    ③2人残る

  • 186アオバ12◆i0ffLqeiLU25/01/06(月) 21:22:37

    アリウスモブA「こちらA班ターゲットが不在、窓から外に逃げた可能性がある、こちらは病院内部を捜索する」
    B班『了解、B班は病院外周を入念に捜索する』
    アリウスモブA「了解、お前達行くぞ」
    そうして4人全員が部屋から退室していく。
    アオバ「…ふぅ、ベッドの下って意外と見られないものですね…」
    とはいえここに長居は出来ない。
    外に逃げたと思い込んでいる今のうちにどうするか考えないといけない。

  • 187二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 21:25:06

    ひとまずは大丈夫そうで良かった、このまま脱出するかステルスで仕留めていくか
    どうなるか

  • 188二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 22:55:00

    ベッドに決め撃ちするヤツがいないのは幸運だな

  • 189アオバ12◆i0ffLqeiLU25/01/07(火) 06:47:36

    今日も遅くの再開です

    200に近いので再開する際は次スレ建てます

  • 190二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 14:46:23

    期待の保守

  • 191アオバ12◆i0ffLqeiLU25/01/07(火) 21:41:45
  • 192二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 22:36:51

    かんしゃ~!

  • 193二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 22:38:43

    スレ建てありがとうございます

  • 194二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 09:50:37

    埋めたほうが良いかな?

  • 195二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 21:29:57

    埋め

  • 196二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 22:46:43

  • 197二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 22:47:19

    お疲れ様です

  • 198二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 22:47:59

    埋め

  • 199二次元好きの匿名さん25/01/09(木) 09:07:15

    埋め

  • 200二次元好きの匿名さん25/01/09(木) 14:46:50

    アオバの道行きが良いものを祈る

オススメ

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