- 1リオ24/12/16(月) 15:20:20
- 2二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 15:22:52
Archinstallで済むやん
- 3二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 15:28:41
しれっと元がついてて笑った
物理筐体にいれるのか仮想マシン立てるのかで手間が変わりそうね
最近物理筐体にLinux入れる機会が無いから興味ある - 4リオ24/12/16(月) 15:29:56
気持ちはわかるけどそのarchinstallを知らない人もいそうだから…(実際スレ主はそんなものがあることを知らなかった)
とりあえずまず最初にこのURLに飛んでちょうだい。心配しなくても怪しいウイルスをもらうことはないわ。
Arch Linuxarchlinux.orgそしたら右上端に「ダウンロード」って書いてあるはずだからクリックして。
飛んだ先で色々書いてあると思うけどそれらは無視して下にスクロールしていくと見慣れた日の丸の国旗が映るはずよ。
7つくらいリンクがあると思うけど、今回はjaist.ac.jpというところで。
画像のような感じになるはずだから黄色い線で引いてあるのをクリックしてインストールして。
言い忘れてたけど今回はLive USBを作るところまではwindowsでやってるわ。
- 5リオ24/12/16(月) 15:46:51
ダウンロードが完了したらいよいよUSBメモリにダウンロードしたisoファイルを焼き込むわ。
LiveUSBを作るのに専用のソフトがあるわけだけど今回はRufusを使うわ。
初めてLiveUSBを作るのであれば私からはRufusをおすすめさせてもらうわ。勿論自分が使い慣れたソフトがあればそれでもOKよ。もし準備できてないなら用意してね。
個人的にはUSBメモリは2つ用意しておくといいわ。
Rufusの準備が出来たら1つ目のUSBをセットして頂戴。この1つ目はどんな容量でも問題ないわ。
USBを認識したら「ブートの種類」を選ぶの。「選択」のボタンをクリックすれば大体の場合エクスプローラーのダウンロードのページが出るはずだからインストールしたarch linuxのisoファイルを選択すればOKよ。
色々いじれる項目はあると思うけど特に何もしなくても問題ないはずよ。
古いパソコンで動かしたいのであれば「古いBIOSのために修正を追加」にチェックを入れたらいいと思う。 - 6リオ24/12/16(月) 15:49:47
そうそう、ISOイメージで書き込むかDDイメージで書き込むかを聞かれると思うけど推奨で問題ないわ。
推奨されたものが合わない時もあるかも知れないけどその時はDDイメージで書き込みなおしてね。 - 7リオ24/12/16(月) 16:24:41
焼き終えたら2本目のUSBメモリをセットして頂戴
今回私はキオクシアの128GBの金属筐体のUSBメモリを用意したわ
一度電源を落としてBIOSモードで起動して。
パソコンのメーカーとかにもよるけど大体F2キーやF12キーを長押ししたり、連打することで入れるわ。(詳しくは各自で確認すること)
入れたらboot menuからUSBと文字が入った項目があると思うからそれを選択して。もし起動に失敗した場合はSecure bootの項目を探してオフにしてみて頂戴。
上手く起動できればいつもと違う起動画面になるはずよ - 8リオ24/12/16(月) 16:42:57
起動に成功したら文字だけの謎の空間が出てくると思うわ。
早速archinstallでインストール作業を…と言いたいところだけどちょっと待ってちょうだい!
場合によっては古いデータでインストールを試みようとしている人もいるかも知れない。
何かしらの方法で有線でネット接続しているなら省略できるけどそうでない人も多いはず。無線接続しているなら目を通してちょうだい。
まずはこう入力して
iwctl
そうしたら左側の文字が変わるはずだからそれを確認したら次は
wsc list
と入力、大体は「wlan0」と書かれているはずよ
次は
station wlan0 get-networks
と入力。接続可能なアクセスポイントがリストアップされるはず。
次にリストを見ながら
station wlan0 connect アクセスポイントの名前
を入力してちょうだい。ちなみに矢印キーの上を押すと前回入力した文字列を呼び出せるわ。
PassphaseになったらそのWi-Fiのパスワードを入力、間違えても特になにも言われないから気をつけてちょうだい。
接続を確認する時は
station wlan0 show
で確認できるわ。正しく接続されていれば現在接続している状況が表示されるわ。
そうしたら quit と入力してネット設定から退出出来るわ。 - 9リオ24/12/16(月) 16:58:11
ネットの接続具合に不安を感じるなら
ping -c 3 google.com
で接続を確認できるわ。「3」の部分を変えればその回数分接続テストをさせられるわよ。
さて、ネット接続も済んだので、次はアップデートを行うわ。
え、archinstallじゃないのか、ですって?
落ち着いてちょうだい。これはすぐに終わるわ。
こう入力して。
sudo pacman -S archinstall archlinux-keyring
英語でインストールするかどうかの確認をとってくるからエンターを押して了承。これで最新になったわ。
さて、待たせたわね。いよいよarchinstallを起動するわよ。
archinstall と入力して。
そうしたら画像のようなレイアウトに変わるはずよ。 - 10リオ24/12/16(月) 17:19:21
Archlinuxにはもともとインストーラの様なものがなくて(少なくともスレ主は最初にてをつけた時はなかった記憶がある)、それがarchlinuxの敷居の高さに繋がっていたわ。
でもこのインストーラのおかげで相当敷居は下がったと思う。
必要な項目だけ触れていくわね。
・Archinstall language
実はこれ、日本語は項目があるだけで対応していないわ。
だから触れる必要は無いわ。
・locales
Keyboard layout、locale language 、locale encoding とあるけれど変更するのは前者2つだけでいいわ。
Keyboard layoutは「jp106」
Locale language は「ja _jp.UTF-8」
これでOKよ。ちなみに/を押すと検索できるから探すのが大変なら使ってみてちょうだい
・mirror
Mirror regionから「Japan」を選択。
・Disk configuration
「Partioning」→「Use a best-effort default partition layout」→インストールさせたいUSBを選択
ここで間違えるとパソコンのOSが丸ごと書き換えられたりメモリ内に保存しているデータが全部飛ぶ可能性があるから気をつけなさい。USBメモリの名前やメモリ容量等よくみて確実に選ぶこと。
Filesystemを選ぶ様に言われるけどよくわからないなら「ext4」で大丈夫よ。その次の選択肢も「/homeに別のパーティションを作るかどうか」だから好きに選ぶといいわ。
この次に「Disk encryption、Swap、Bootloader、Unified kernel images」と言ったものがあると思うけど、これは正直あまり重要では無いと思うから無視するわね。 - 11リオ24/12/16(月) 18:02:39
・Hostname
デフォルトだと「archlinux」になっていると思うわ。特に重要な部分では無いから好きに名付けたらいいと思うわ。
…「avant-garde」とかでもいいのよ?
・Root password
Root権限にアクセスするときのパスワードを設定するところよ。
Rootというのは簡単にいえばキヴォトスでいうところの連邦生徒会長みたいなポジションよ。これを取られたらもうインストールし直すしかなくなるからコユキでなければ開かないくらい厳重にしておきなさい。…勿論、自分が忘れることがない様にね
・User account
一般ユーザーを登録できるわ。絶対に1人分は作っておきなさい。
Add userで作れるわ。
完成直前にSudo権限を与えるか聞かれるけど、これも1人分だけ作るなら絶対与えておくこと。
このsudo権限というのは、例えるなら必要な時だけroot権限を使える…つまり、シャーレの先生の様なものよ。
完了したらconfirm and exitで終了よ。
・Profile
デスクトップ環境を設定出来るわ。これを入れ忘れるとせっかくセットアップしても文字だらけの空間のままだから絶対忘れない様にしなさい。
Desktopから色々選べるんだけれど、この中でいわゆる「windows の様に使える」ようなものは
・Budgie
・cinnamon
・cutefish
・Deepin
・Gnome
・KDE plasma
・LXQt
・Mate
・Xfce4
古い、あるいはスペックに自信がない場合はLXQt、Xfce4、少し贅沢にいくならMateがよく勧められるわね。
逆にGnomeやCinnamon、KDE Plasmaはかなり重い部類になるわ。
Deepinとcutefishは調査不足なのもあるかも知れないけどあまりよく分からなかったわ…まぁ、スペックに余裕があるなら情報量が豊富なものを選んだらいいと思うわ。 - 12リオ24/12/16(月) 19:15:06
デスクトップ環境を選択すると、「Graphics Driver」「Greeter」の項目が現れるはずよ。
「Graphics Driver」はデフォルトのままでいいわ。
その下の「Greeter」は選んだ環境によって自動で最適なものを提案されると思うけど、好みに合わせて変えたらいいと思う。Gnomeに最適化されたgdmとKDEに最適化されたsddm、汎用性の高いLightDM2種類、lyとあるわ。
GnomeかKDEでないならLightDMの2種類から選ぶといいわ。
lyは軽量でシンプルだが、テキストベースなので多少難しいかもしれないわ。
・audio
Pipewireとpulseaudioから選べるわ。
安定性をとるならpulseaudio、新しいものが使いたいならPipewireね。
・kernel
違いがよく分からないんだけれども、Linuxは更新頻度が高く、zenはデスクトップ用途に最適化されててパフォーマンス重視の設定、hardenedはセキュリティ特化、ltsは長期サポート版で古いパソコンに対応できる様になっているみたい。
ただ、よほど古いPCを使っているのでないならLinuxでいいと思うわ。ちなみにEnterで選んでも反映されないようだから代わりにスペースキーで選んで頂戴。なぜか複数選べてしまうけど一つに絞ってね。
・network configuration
インターネット接続に関する設定よ。基本的にuse NetworkManagerを選んでおけば問題ないわ。
・Additional packages
入力欄が出てくるからここで
noto-fonts-cjk noto-fonts-extra noto-fonts-emoji
を入力しておきなさい。ちなみに一文字でも打ち間違えると最初から打ち直す羽目になるから気をつけてね。
・optional repositories
Wineを使う、というならmultilibを、何かソフトウェアを作るのならtestingを入れるといいわね。
まぁ、普通に使うならmultilibだけでいいと思うわ。 - 13リオ24/12/16(月) 19:16:40
・timezone
日本に住んでいるならAsia/tokyo一択よ。
・automatic time sync
要するに自動で時刻修正するか、という意味よ。特にこだわりがないならEnabledにしておきなさい。
これで必要な入力項目は全部のはずよ。
Installを入力して、USBへのインストールを始めてみて。
少し待てば、インストールが完了するわ。 - 14二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 20:14:45
archlinuxってそこそこメンドイんだな
ubuntuとかのインストーラーが結構親切だと再認識した
説明お疲れ様 - 15リオ24/12/16(月) 20:36:06
- 16リオ24/12/17(火) 01:25:55
一つ言い忘れていたことがあるわ。
デスクトップ環境はいくらでも選べるのだけれど、多くても3、4つまでにしておいたほうがいいわ。
なんなら2つでも多いくらいよ。
なぜならそれだけ容量が嵩張るし、知らないところでもリソースを持って行ったり、あまりメリットがないから。
それにそれだけたくさんの環境があっても使いこなせない可能性もあるからね。
よく考えて、ベストなものを選ぶことをおすすめするわ。 - 17二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 01:38:20
Windowsの簡単インストールになれた自分には難しすぎる話だったようだ……
- 18リオ24/12/17(火) 03:53:17
ところでインストールは終わったかしら?
長いインストールになるから少し席を離していたらいつの間にか終わっていた…という人も多いと思うわ。
完了すると「新しく作成されたインストールにchrootし、インストール後の構成を実行しますか?」と聞かれるけど、今回はNOで。
改めてarchlinuxを起動させてからこれらはゆっくりやりましょう。
…さて。これでISOを入れたUSBの出番は終了よ。
shutdown nowと入力して電源を落として、もう一度BIOSで起動、インストールした2つ目のUSBから起動させてみて。
初回起動は少し時時間がかかるかもしれないけどそれは気にしないでちょうだい。
もしもうまく起動できなかった場合はもう一度、設定を見直したりしながら再インストールさせてみて。
しばらくしたらログイン画面が出てくるからuser accountで作った一般ユーザーのパスワードでログインできるはずよ。
ログインに成功したらまずはインターネット接続して頂戴。isoインストールに使ったもので大丈夫よ。
接続が完了したら次はターミナルを開いて。ソフトによってコンソール、端末と名称が違うけれど大体「黒い四角の中に白い>」のマークをしているはずよ。
開けたらとりあえず
sudo pacman -Syyu
を実行して、アップデートするものがあればそのまま実行、何もなければ次に行くわ。
- 19二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 04:59:04
このレスは削除されています
- 20二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 05:01:12
このレスは削除されています
- 21リオ24/12/17(火) 05:02:45
さて、次はpamacをインストールするわ。
これは一言で言うとアプリをApp storeとかみたいにマウス操作で探したり、インストールができる様にするものよ。
あまりに便利なのでarchをベースにした色んなOSで初期実装されてるくらいには必須と言っていいものね。
少し手順があるけどなるべく簡単な方法を残すわ。
これを順番に入力して。
sudo pacman -S --needed base-devel git
git clone h*ttps://aur.archlinux.org/yay.git ( * は消すこと)
aur.archlinux.org
cd yay
makepkg -si
これでpamacをインストールするために必要なyayのリポジトリが導入できたはずよ。
yay --versionと入力してyayのバージョンが表示されたら成功よ。
そしたら最後にこう入力して。
yay -S pamac-aur
yayではクリーンビルドするかとか、差異を表示するかとか聞かれるけど、これは好きにするといいわ。
何回かY/Nの選択を要求されるけど、全部Enterで進めて問題ないわ。というか全部Yで進めないとインストールできないわ。
完了したらWindowsでいうスタートメニューの中に「ソフトウェアの追加と削除」があるわ。これがpamacよ。 - 22二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 08:15:07
??「このスレの需要は…極めて低い!」
- 23リオ24/12/17(火) 08:31:14
また少し間をおくわ
- 24二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 09:07:46
悪いが俺はBauh派なんだ
- 25二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 12:35:40
セントくん返して
- 26リオ24/12/17(火) 18:00:25
戻ったわ
最後日本語化始めるわね - 27リオ24/12/17(火) 18:01:00
さて、次は日本語入力できる様にするわ。
今回はfcitx5を導入するわ。おそらくこれが最後になるわね。
コンソールで
sudo pacman -S fcitx5-im fcitx5-mozc
を入力して。
インストールが完了したら次は
sudo nano .xprofile
と入力して。そうしたらnanoエディタが起動するからそこにこのように入力して。
export GTK_IM_MODULE=fcitx5
export QT_IM_MODULE=fcitx5
export XMODIFIERS='@im=fcitx5'
入力が終わったらctrl+xで保存、本当に保存するか聞かれるからyを押してからEnterを押して終了
そしたら一度ログアウトしてもう一度ログインして頂戴。
ログインし直したらスタートから「fcitx5 設定」を選択するか、コンソールから「fcitx5-configtool」と入力して、開いたら「有効な入力メソッド」欄から「Mozc」を「現在の入力メソッド」欄に移して。できたら「適用」をして設定は終了よ。
メモアプリを立ち上げて試しに入力して見て頂戴。Windowsの時と同じ様な感覚で使えたら設定は成功よ。お疲れさま。 - 28リオ24/12/17(火) 19:01:51
そんなわけでインストールの流れはこれで終わりよ
あくまでもスレ主の備忘録として建てたスレだけど偶然このスレに出会ったあなた、興味が湧いたら挑戦してみてね。
それと改めて言うけど最初のインストール先には本当に気をつけてね、不安ならば別にインストール用、あるいはLinuxを入れて遊ぶ用に中古のPCを用意するのもいいかもしれないわ。
皆様も楽しいLinuxライフを、それではさようなら