- 1放浪魔術師◆ECeF2XXTqI24/12/16(月) 21:46:49
- 2放浪魔術師◆ECeF2XXTqI24/12/16(月) 21:47:32
前スレ
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 第5805層|あにまん掲示板どうか、間に合って……bbs.animanch.com設定スレ
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 脳内設定スレ100|あにまん掲示板ここは、「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」から派生したスレです。■ルールは特になし、設定など固めすぎず好きにロールプレイして遊ぼうぜ!という趣のスレですが、やはり個々人で「自分のキャラ」の設定な…bbs.animanch.com姉妹スレ
ダンジョンマスター専用掲示板 その71|あにまん掲示板エラーの危険性があるためテンプレは2レス目bbs.animanch.com・次スレは>>185さん
・スレ立ては「その他話題」、画像は「いらすとや」のイラストを使用
・「このダンジョン一緒に攻略しようぜ!」など、特定メンバーでやりたい遊びはダンジョン攻略スレで進行
・ダンジョン攻略の他に、集まってするイベントはイベントスレで進行
・画像の貼り付けは原則禁止
・あくまで掲示板、直接名前を出すのは避ける
・プロレス系ロールは喧嘩にならないよう気をつける
・スレチの話題は禁止
・メタ会話は()で囲もう
・本スレ、関連スレ以外へのコテハン・話題を持ち込むのは原則禁止
>ルールは上記を守るだけ
>熟練者に成るもよし 初心者に成るもよしダンジョン関係に成るのもok trpgのキャラに成りきるのもokです!
>気軽に誰でも書き込んでくださいね!
- 3彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/12/16(月) 22:12:27
(※スレ立てお疲れ様ですわ〜!!!)
【宇宙や深海と言った見るからに恐ろしい様相の異界よりも、現実の如き秩序立った構造が形成された異界の方が恐ろしいという話を聞いた事がある】
【全ての例に当て嵌まる訳ではないが真っ黒な絵画を用意するのと細部まで作り込まれた写実的な絵画を用意するのとでは後者の方が労力が必要というのは一定の共感を得られるだろう】
【そんな絵画の中の世界に魔族は囚われていた】
「参ったな……………」
【美しい薔薇が咲き誇る緑豊かな庭園の中、魔族は周囲を見渡した。背後には豪邸と呼んでも差し支えないであろう邸宅が建っており、傷一つなく蔦一つない姿はこまめに手入れされているのだろうと感じさせる。
春の暖かい風が吹けば薔薇の花園が囁くように音を奏で、芳しい香りが漂う。太陽は雲に一切遮られずにのびのびと大地を照らしていて、芽吹きの季節を伝えてくれる】
【─────しかし"誰も"いない。これほどの規模の屋敷ならば居て然るべき使用人は勿論、鳥も虫もその姿を隠している。薔薇だけが、赤々と美しく光に照らされ輝いて咲き誇る】
「何処だ、此処は。片っ端から潰せば記憶の欠片も見つかるか?」
『そうはならないだろうね。コレの景色はあくまでも"影"だ。水面に写る月、或いは蜃気楼に過ぎないものだから』
【声に向かって振り返る。"誰も"いないという話は撤回すべきだろう。"一人"、立っている】
【草臥れた雰囲気の、青年とも壮年とも言えぬ狭間の年齢らしい男だ。本能が警鐘を鳴らした。敵対を行ってはならない、と】
「─────誰だ?」
『"この絵"を描いた者の一人と思って欲しいな』 - 4放浪魔術師◆ECeF2XXTqI24/12/16(月) 22:13:13
然り、私は勝てなかった。貴公が隠した欠片を見つけられたりはしなかった
…道中探してはいたのだがね
【お宝隠して見つけられねば、隠されたものを見つけられたら。そういうトレジャーハント・ゲーム!
…でも、そのプレイヤーって私達とあなただけ?】
見事引っかかった身で言うのもだが、トイレの全体がは食堂は廊下に比べて余りに雑
どうも”不要なもの”には手が込んでいないと見える
【だからこのお堀も碌に見て無いのよね?肖像画を置く場所が無いし、”侵入を防ぐ”といったって…
このダンジョンって絵画から入れば正面エントランス!お堀はそれこそ役割が無いのだもの!
さあ落ちて行くわ沈んで行くわ!ホーローさんはお堀の濁った水の中、数階のトイレからだからこそ沈んで沈んで底にまで!】
(ゆえに知らず、気付かず、勝利宣言をした
貴公に気づかせず宝を隠し望む者に与えて見せた…”人魚の子供”殿の一人勝ちだとも)
【”欠片という宝探し”というならば盤面のプレイヤーは二組ではなく三組いたわ
もう一人の出題者が今勝利を掴むのよ?
さあ最後の答え合わせ、”人魚の子供”が隠れるのなら…勿論水の中なのだわ!
答えはそこよ、答えは底よ!魔術師の手が導かれるようにその石に触れ、その意志を正しく受け取って
それじゃあこれにてさようなら!底を一蹴りお堀の端っこ見切れた額縁の外側へ!
吠えずらかくなら描いてあげるわ!吠えずら描いた肖像画!】 - 5棺持ちのゾンビ◆PETEOB6gKw24/12/16(月) 22:13:30
- 6祀り香@依頼◆UwIgwzgB6.24/12/16(月) 22:19:22
(※立て乙です!!!)
『ようこそ御出で下さいました、雷文旅籠へ…わたくしは女将の雷獣…雷霧と申します。』
「ありがとうございます……私は魔導人形の怪異、祀り香だ。二、三日ほど…世話になるよ。」
【近づくとどこかオゾンの香りがする浴衣を着たもふもふの二足歩行の狼、といった風貌の存在がふすまを開け、正座で頭を下げてきた】
【とりあえず向かい合って頭を下げるゴスロリ(すっかり乾いた)】
前スレ>193
(元人間の人外も泊まれるはずであるから、たぶん問題ないであろう……問題は生きて辿り着けるかなのであるが)
前スレ>194
(ふむ、画角の外…?天井裏や屋根の上なども行けないとなると、探索の幅は狭まりそうな……
……おや、完全に行けない訳ではないのか、ならば手はまだありそうだ。)
前スレ>197
(ありがとう…あとはどうやってお茶を容器に入れるかであるよ。
本当にどうしようか……)
【湯呑みに入ったお茶を出され、目の前では雷霧がにこにこと微笑んでいる】
(ほう…見事、記憶を掴み取ったようだ…極光あれ!お疲れさまだよ…。)
- 7二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 22:21:41
- 8二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 22:23:09
- 9二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 22:23:46
- 10棺持ちのゾンビ◆PETEOB6gKw24/12/16(月) 22:24:35
う…?
(ようわからんが…誰かの記憶っぽいし、ここを媒介に湧き出とることは確かや…な!!)
【近寄り、湧き出る影を堅実に潰しながらゾンビは呻く】
うー…
(とりあえず…ある肖像画全部ぶちのめして回るか?)
……うー
(綺麗な景色も不自然な程に命が感じられないともなればただただ不気味やんなぁ…
まさに、秩序だった異界、やな
……んで、誰やあん人?
描いたうちの…1人?)
おー?おー!?
(なんでそんなとこに?それに不要な…隠したわけでもないっぽいんに…いや…
あー…?あー!!?
せや、なにも欠片はアイツラだけが触れるもんちゃう…!
プレイヤーは…あの人魚が!
はっはっ!!細かいところまで手え回さんかったツケが来たみたいやなぁ、ゲームマスター!?
スカッとするわぁ!)
- 11放浪魔術師◆ECeF2XXTqI24/12/16(月) 22:26:04
げほっ、げほっ…
これにて一つ、だ。預かりか、人魚の子供殿のもとにか…頼んだ
【そうして絵画の世界、城のダンジョンからはじき出された魔術師の手には確かに青い欠片が一つ
これにて無事の…というには喪だらけで水魔の如き有様ですが兎に角帰還したのでした】
私は…シャワーを浴びてこよう
「これで戻ったわ!戻ったのよ!やっぱりスクロールって窮屈だったもの!
…楽しかったわよホーローさん!」
【そしてスクロールに魔女殿の手管で移されていた魔法の本も元のハードカバー本に
浮かんでパラパラ頁を捲り語りながら、魔女殿の元に返されていくのでした】
前197
こんばんはだキャー殿
先ずは無事に生き残る事がこちらからすれば一つの勝利、というものだな
【生きてさえいれば、なんなら再挑戦とて出来るのだから】
祀り香殿は無事に到達できたか
目的の達成と…それはそれとして快適な滞在になりますよう、だ
【なんせどうにも飛び切りな旅籠だ。純粋に気持ちよくもあるだろうと】
見事な棺持ちのゾンビ殿の武威、そして鈴音殿の方は何か見つけ出したようだな
お互いの得手を生かしあえている様子見事なものだな
【感嘆と共に頷きながら】
- 12匿名好きの二次元さん24/12/16(月) 22:27:01
立て乙ー
掲示板勢はほとんどお城に行ってるみたいだねぃ - 13二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 22:28:11
- 14二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 22:28:36
- 15二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 22:29:03
週始めだから別件で忙しい可能性もある
冒険者は自由業っても性質上わりと世間様の動向に左右されるし - 16キャー◆zx1NIrpyR624/12/16(月) 22:30:21
- 17匿名好きの二次元さん24/12/16(月) 22:31:05
- 18二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 22:32:04
- 19棺持ちのゾンビ◆PETEOB6gKw24/12/16(月) 22:34:06
- 20彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/12/16(月) 22:37:39
「そうか」
【言葉よりも疾く躰が動いた。無意識下での怯えによるものかもしれないが、しかし握る魔剣は死と焔を司る逸脱の魔具。生命有るものに当たれば生命を奪い、生命なきものに当たれば爆砕する力の具現】
【吸い込まれるように無防備な絹の白布一枚だけを纏った眼前の"怪人"へと魔剣が突き出される。一秒後の確実な死が"絵の描き手"を名乗る誰とも知れぬ者に迫り】
『”ニグレド”』
【魔剣が"腐り落ちる"。尋常の現象ではない。指先一つ動かさず、"腐り落ちて"から言葉が詠われた。そもそも詠唱が必要なのかさえも分からない。
だが剣を奪われた程度で止まるのならファドラ大陸で二十年も生き延びられる筈もなし。振り抜く勢いはそのままに義手に"風"を纏わせて打ち込む───眼前の"怪人"の胴が瞬時に弾け飛ぶ】
『”アルベド”』
【結晶化。打ち抜かれた胴体の"風穴"が白色の結晶によって覆われて瞬く間に再生する。殴った感覚は間違いなく人体であった筈なのに、まるで星の地殻を殴っているような途方もなさを感じる】
【白布の"怪人"は、恭しく一つお辞儀をして魔族の問いに名乗りを返した】
『”錬銀術師”────"赤"に至らず、"黒"と"白"のみを弄ぶ二流の"錬金術師"だ。
以後、お見知り置きを。或いは、その記憶もまた私の手に収まるのかもしれないが』
「喉を引き裂けば詠唱もできなくなるか?」
【魔族は面倒臭そうに再び死と焔の魔剣をその手元に喚び出した】
「あぁ、お見事。城の悪意を見事に退けたな」
- 21二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 22:37:43
- 22零落雷神◆h2EaMP/vZYMU24/12/16(月) 22:38:23
ご苦労なこったよな、俺は今ちょうどいい感じの肉でも食おうとしてるところだ
立て乙 - 23二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 22:39:20
- 24祀り香@依頼◆UwIgwzgB6.24/12/16(月) 22:40:55
(その手があったか!助言、感謝するよ……!)
【心の中で礼を言い、ゴスロリは茶を一口飲むと】
「────旨い……!
感じる爽やかな苦味、突き抜ける茶の香り……極上の逸品だ…!!
どこの名産なのかね??」
【気づけば自然に、聞いていた】
(ありがとう…そちらも無事に記憶を手に入れ、帰ってこれたのだね…お疲れさまだ、心身ともに温まるであろう…。
滞在はそちらの時間で、明日の朝までになりそうだよ。ここでしか見れない景色も体験も、あるからね…楽しむとしようか…!)
(おや……リミナルスペースと言ったか、無人が不気味な異界だね?)
(ほう…どうやら凄腕の錬金術師が相手のようだね…寂しくはなくなった、此奴を倒せば記憶が手に入るのであろうか…良き極光のあらんことを。)
- 25棺持ちのゾンビ◆PETEOB6gKw24/12/16(月) 22:42:56
- 26二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 22:43:08
- 27生態観測所 職員◆OU1pKi4EIE24/12/16(月) 22:43:56
- 28二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 22:44:06
わーお城VS城じゃん
……そういえば超巨大ゴーレムに変身する城ダンジョンの噂があったな - 29二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 22:44:55
- 30騒々神◆7Ne9e.LPTA24/12/16(月) 22:45:51
- 31放浪魔術師◆ECeF2XXTqI24/12/16(月) 22:47:32
彼方の魔族殿は薔薇の庭園、それに”錬銀術師”か
大いなる業をそこまで進めて尚二流を名乗るとは…謙虚というべきか錬金術に真摯というべきか
【なんにせよ彼方の魔族殿の本能が警鐘を鳴らすというのも納得だ、と緊迫した対峙に息を飲みつつ】
ああ、悪意は退け勝利は然るべきものの手に
…一足先にこちらで、貴公の成功を祝うのを楽しみにさせて貰おう
そうだな、ゆっくり入らせて貰うとしよう
皆の帰還と成功を寿ぐにしても己が風邪では格好がつかないという物だ
であれば…それはそれとしてこちらも勝利の乾杯といくとしようか
【風呂に入った後はホットワインの一つも注文するとしよう】
見守ってくれた事感謝をだ
そして人が違えば手段も違う。己に適した、或いは望む事である事こそが肝要だとも
- 32匿名好きの二次元さん24/12/16(月) 22:47:35
- 33棺持ちのゾンビ◆PETEOB6gKw24/12/16(月) 22:47:57
- 34二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 22:48:23
- 35二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 22:48:45
- 36葬装令嬢◆BuOGBplkzY24/12/16(月) 22:49:14
- 37二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 22:50:10
- 38二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 22:50:51
- 39棺持ちのゾンビ◆PETEOB6gKw24/12/16(月) 22:52:41
- 40放浪魔術師◆ECeF2XXTqI24/12/16(月) 22:54:39
- 41騒々神◆7Ne9e.LPTA24/12/16(月) 22:54:59
- 42生態観測所 職員◆OU1pKi4EIE24/12/16(月) 22:57:18
- 43彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/12/16(月) 22:58:35
【逡巡も躊躇もなく魔剣を振り抜く。七本の魔剣が連結された複合魔剣は決して避け得ぬ死を与えて、無抵抗の”錬銀術師”の喉を引き裂いた】
『”アルベド”』
【"復活"する。魔剣によって四散した身体の一部が結晶化したかと思えば瞬時に再構築された肉体が目の前に現れる。裸体を手元から紡いだ生糸で編んだ絹布で覆い隠してから、再び”錬銀術師”が何処か草臥れた笑みと共に口を開いた】
『"死"は私とは相性が悪いから辞めておけ。君の手の中に在る如何なる手段を用いても私は倒せまい。
さて、私の"庭園工房"を訪れた目的を聞いても?』
「記憶の欠片を持ってるんだろう。返せ」
『直近のものかね?一つ一つが何であったのかは私もキッチリ覚えているのだが、生憎と両手の指では収まらない数なのでね』
「お前を殺せないの、マジで厭だな……………」
【ウンザリした顔で魔族が再び連結魔剣を振るえばそれよりも疾く瞬時に"腐り落ちる"。その光景を目の当たりにしながら、特段驚きもせずに魔族は結果を受け容れた】
「先程のはデモンストレーションといった所か?私の持つ手段では貴様を殺せないと証明する為の」
『”ニグレド”────その認識で構わない。別の手を講じるのなら啓蒙の為に手品を披露するのも吝かではないが、同じ手はカットさせて貰おう』
「如何にも中々力押しでは通れぬ手合いに出逢ってしまったらしい。非常に残念ながら、な。
とは言え、記憶の欠片は取り戻してみせるさ」
【思わぬ難敵、或いは障害に肩を竦めながら魔族は返事をした。問答無用で敵対されていないだけマシな状況ではあるだろう、と】
- 44二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 22:59:12
- 45騒々神◆7Ne9e.LPTA24/12/16(月) 23:00:43
- 46匿名好きの二次元さん24/12/16(月) 23:01:50
- 47二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:03:24
- 48放浪魔術師◆ECeF2XXTqI24/12/16(月) 23:03:40
- 49二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:04:23
……こんばんは、メアリーさん
「ごきげんよう、鈴音様」
【真っ白な鳥人は翼を、城の精は手を、それぞれスクロール越しに振った】
……このこは、クラちゃん。クラッグスタッドじょうの、せいれい
「お初にお目にかかります。ダンジョン『クラッグスタッド城』のマスター兼コア、クラッグスタッド城です」
……ふたりも、きおくのカケラさがし?
…………はいったえは、ちがうけど。いっしょに、がんばろうね
……おにいさんも、こんばんは
【真っ白な鳥人はこちらにも翼を振った】
……おうえん、ありがとう。がんばるね
「実のところ、私がこの場で出来ることはあまり多くはないのですが……それでも、と」
- 50暁の炎◆BuOGBplkzY24/12/16(月) 23:06:38
- 51二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:07:49
- 52二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:08:51
「では、参りましょう」
……うん
【城の精が目の前の肖像画に触れ、続いて真っ白な鳥人が触れる──刹那、二人の姿は絵画に解けるように消えた】
「……これ、は」
……しろと、くろでいっぱい
【絵画の中へ入った彼女らの視界に映るのは、モノクロで描かれた広大な庭】
【高さの安定しない生垣、奇妙な形状に刈られた無数のトピアリー、遠くに見える噴水。全てがモノクロだった】
……このなかの、どこかに……きおくのカケラが、あるのかな
「ええ、恐らくは。ましろ様、お探しの記憶は『人魚の子供』のもの、で相違ないでしょうか」
……うん。そのはず
「では、やはり探るべきは水辺でしょう。そして、この景色の中で水に縁あるものと言えば……」
【真っ白な鳥人と城の精は、揃って同じ方向に目を向ける。視線の先にあるのは、言わずもがな噴水だった】
……いこう、クラちゃん
「はい、ましろ様」
……あ、こんばんは
【真っ白な鳥人はスクロール越しに翼を振った】
……いまから、クラちゃんといっしょに、えのなかをたんさくするんだ
…………がんばるね
【むん! と気合を入れるポーズ】
- 53生態観測所 職員◆OU1pKi4EIE24/12/16(月) 23:08:58
- 54妹◆V0W4n7M5yw24/12/16(月) 23:09:03
「…」(助けに来たけどさァ…なにこれ)
妹は意気揚々と城に乗り込んだのは良いが
一室に入った途端、あっさりと拘束されてしまっていた
椅子のようなものに括りつけられ、動くのは手だけである
(ここに入った人は捕まるって言う概念的なシステムかなぁ…抵抗の余地もなく私が捕まるって相当だよ)
その部屋は仄暗く
目の慣れていない妹には殆ど何も見えていなかった。
やがて、目が慣れるにつれて妹の目には信じられない光景が広がっていた。
「こっこれは!?」
まず自分の括りつけられた椅子
目の前に置かれたテーブル、その大理石のテーブルの上には、悍ましい事に人の惨殺死体が転がっている
そして、死体を挟み、テーブルの向こう側には気味の悪い笑みを浮かべた女の肖像画が飾られていた。 - 55棺持ちのゾンビ◆PETEOB6gKw24/12/16(月) 23:10:02
- 56二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:13:05
- 57放浪魔術師◆ECeF2XXTqI24/12/16(月) 23:14:34
- 58棺持ちのゾンビ◆PETEOB6gKw24/12/16(月) 23:16:23
……う”うん!!
(…しゃーない、やるか!!
鈴音ちゃん、余裕あったらでええんやが…耳になんか詰めるかふさいどき!!)
【ガコン、と棺桶が変形する
それは単なる入れ物から兵器へ、『砲』へと変化する…
メアリーの大切な―――ロマン兵器】
うあー?(フルスロットルでいくでー?)
【ガトリング砲二門開放
後部四連装ロケットランチャー開放
――後部からロケットランチャーを影の群れへと放ち、その後にチャージを完了したガトリング砲2つが影の群れを一掃!!】
…う(弾切れ、やけど……ひひ)
【直後、棺桶が少し開き、そこから無限とも思えるように連なる刃の兵装――チェーンソーを展開!!
棺桶の後部からはジェットエンジンを露出させ、点火!
棺桶を起点に加速させながら残る影の群れを、斬り刻んでいくッ!!】
あおあー!?(死にたがりからかかってこんかーい!?)
- 59騒々神◆7Ne9e.LPTA24/12/16(月) 23:16:25
(城ダンジョンゴーレムの核……絶対に確保する……!)
【めっちゃワクワクしながら山タイプのドラゴンのダンジョンに来て準備として戦闘中の神】
【吐き出されるブレスを片翼で受け止めた後巨大光輪を複数投擲して切ったりしている】 - 60彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/12/16(月) 23:17:02
「其れで?何の目的があって私を生かしているのか聞いても?」
【此方の攻撃は全て"腐敗"させられるか、或いは身を削ったとしても"復活"される。本来ならば勝負の土俵にすら立てない力の差がある】
【にも関わらず、記憶の欠片を取り返しに訪れた魔族を撃退も殺しもせずに放っている。況してや蘇るとは言え殺される事すら許容しているのだ】
【"何らかの目的があって然るべき"と推測した魔族の考えは誤っておらず、”錬銀術師”は変わらず何処か草臥れた笑みで頷いた】
『"人生相談"がしたくてね。もしも私を満足させる答えを出してくれるのであれば望みの記憶の欠片は返すが、答えが出せないのであれば君の記憶を頂くとしよう』
「此処で"人生相談"というワードが出てくるの状況的にも戦闘能力的にも違和感が凄いな。正気か?」
『君よりもずっと賢いだろうさ』
「ノータイムで煽りやがって……………ッ!」
「本人曰く『"赤"に至らず、"黒"と"白"のみを弄ぶ二流の"錬金術師"』らしいが、大人しく付き合わざるを得ないだけの戦闘力を有しているのだから面倒な事この上ない敵だよ」
【"向こうにとっては敵ですらないのかとしれんが"と溜め息を吐いている魔族】
「気味が悪い、というよりも趣味が悪いと感じる様な光景だな。殴り飛ばしてやりたい気分だ」
- 61零落雷神◆h2EaMP/vZYMU24/12/16(月) 23:17:59
- 62暁の炎◆BuOGBplkzY24/12/16(月) 23:19:47
- 63二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:21:01
- 64妹◆V0W4n7M5yw24/12/16(月) 23:23:23
- 65棺持ちのゾンビ◆PETEOB6gKw24/12/16(月) 23:24:31
- 66カミガカリ@過去ログ◆iX0nFh5lDw24/12/16(月) 23:25:05
……さて、これで拠点は確保できましたね
【ダンジョン『肖像の城』の奥まった部屋にて、《カミガカリ》の四人はテーブルを並んで作戦会議をしていた】
「えりゅしかちゃんのお陰だね」
『家守妖精ですからっ』
【ふんす、と胸(平坦)を張る狼耳のメイド。家に憑く妖精としての能力で、この部屋を擬似的な『家』──セーフルームとしたのだ】
では皆さん、作戦は把握して頂けましたか?
「ああ。『やばくなったらすぐ逃げる』、だろ?」
はい。敵は他者の記憶を奪い、それによって存在をも奪い去ることができます
異変を感じたらすぐにスクロールで連絡を取り、転移スクロールや魔宝石を用いてこの部屋に戻ってきてください
「今回の目的はあの子の記憶の欠片を探すこと……
謂わば"宝探し"だね」
「場所は城で、警備の魔物みてえなのもいるって考えるとなんか──怪盗みたいだな」
『予告状とか、出したほうが良いでしょうかっ』
城主が誰か分かっていれば、それもできたのですけれどね……
「なるほど、つまり『記憶(こころ)の怪盗団』か」
『その名前はなんだか危ない気がしますっ』
……それはともかく、確認は粗方済みましたね
ではそれぞれ所定の位置にある絵画に向かいましょう
【四人は城内のそれぞれ異なる場所から絵画に入り、『記憶の欠片』を探す探索を始めた──】 - 67生態観測所 職員◆OU1pKi4EIE24/12/16(月) 23:26:06
- 68二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:26:07
- 69《カミガカリ》◆iX0nFh5lDw24/12/16(月) 23:26:33
【ダンジョン『肖像の城』、大広間が描かれた絵の中にて】
「……なあんで、こうなったかな」
【ガリガリと頭を掻いている古代極東装束の女】
【周囲を、甲冑に身を包んだ兵士のような人影達に包囲されていた。その数は、100や200では収まらない。雲霞の如くひしめき合っている】
「拠点確保して作戦立てて、全員それぞれ別の絵の中に入ったよな
まさか絵が繋がってるとは思わなかったぜ……」
【スーツ一式に中折帽を被った銃使いの男が、溜息をつきながら拳銃をスピンコックさせる】
『道に迷ってたら兵士さん達に見つかって、追いかけられて……
逃げてたらまた別の兵士さんに見つかって……
ってやってるうちにこうなってましたっ……』
【面目なさそうにしている狼耳のメイド。その手には一振りの箒があった】
済んだことは仕方ありません
ともかく……この状況を打破しましょう!
「ああ……こうなっちゃあバイオレンスしかねえ」
【海嘯乘如く押し寄せる人影達に対し、四人はそれぞれの得物を振るって迎撃に出る】
【轟音と爆風が起こり、薙ぎ払われた兵士たちが宙を舞う。大乱戦が始まった】
「おらー!記憶の欠片ってやつを寄越せー!」
『気の毒ですけど人助けのためですーっ!』
「……これじゃあ『記憶(こころ)の強盗団』だな」 - 70二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:27:07
- 71二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:28:07
でもまあダンジョンの8割は敵を全てなぎ倒せば解決するから……
- 72二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:29:18
- 73二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:31:35
- 74棺持ちのゾンビ◆PETEOB6gKw24/12/16(月) 23:32:05
- 75二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:32:07
わかりやすくて案外好きだぜコテコテ名称
- 76《カミガカリ》◆iX0nFh5lDw24/12/16(月) 23:35:23
【無論完全な安全地帯が作れるではなく、『味方に有利に働く効果を有した、防衛に適した拠点』といった感じです】
【敵に囲まれて押し寄せられると流石に厳しいので、目立たない場所を選んだり『目眩まし』の術式をかけたりする工夫が求められるわけですね】
- 77キャー◆zx1NIrpyR624/12/16(月) 23:36:41
- 78二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:37:24
【真っ白な鳥人と城の精が探し求めるのは、奪われてしまったという記憶の欠片】
【そしてソレは、『肖像の城』からすれば戦利品に他ならず、故に奪い返さんとする侵入者へ抗するのは当然のこと】
……〈灯れ〉、〈燃やせ〉、〈焦がせ〉……!
【歪な形のトピアリーが、悪夢へ誘う触手のように伸びて襲い来る】
「ましろ様! 右奥からもう一体が!」
【高く低く不揃いな生垣の向こうから、生気のない手だけが迫り来る】
……! ……むむむ、て、ぇい!
【全てがモノクロの庭では、景色と敵との区別が酷く付きにくい。その上、敵は四方八方から現れる】
「……キリが、ありませんね……!」
【一人で挑んだならば、きっとすぐに捉えられ、記憶を奪われてしまっただろう。しかし、今は一人ではない】
……わたしが、ひきつける。クラちゃんは、そのあいだに
「ですが、それではましろ様が!」
……ふふふ。だいじょうぶだよ、クラちゃん。わたしは、ぼうけんしゃ、だから!
【声高に宣言し、真っ白な鳥人は高く飛び上がる】
……〈灯れ〉、〈燃やせ〉、〈爆ぜろ〉……
【真っ白な鳥人の翼を構成する羽根、それらの先端に幾つもの火球が生成される】
…………や、あああっ!
【そして、身体を回転させながら火球の群れを放ち──辺り一帯へ着弾、小さな爆発に包まれる】
……はやく!
「…………っ!」
- 79彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/12/16(月) 23:38:57
『さて、さて────取り敢えずは"オリジン"からが分かり易いのかな?私の生家は今君と私が立っている此処でね、幼い頃はそれなりに裕福だったさ』
「その果てがダンジョンで記憶を貪る"怪人"というのは残酷な末路だな」
『そうだね。私は今になっても尚答えを探し続けているのだから、残酷と言っても差し支えあるまい』
【ぐるりと周囲の光景を再び見渡す。豊かな自然と整然とした人工の調和した見事な庭園はその生まれの豊かさを証明していると言えるだろう。
────"オリジン"と、”錬銀術師”は嘯いていた。ならば侵入者が最初に遭遇するのが始まりの光景であるというのは何かしらの魔術儀式的な意味があるのだろうか?】
『”ヴィリディタス”』
「は?」
【思わず声を出してしまったのは決して周囲の景色が移り変わった事に対する驚きではなかった。眼前の”錬銀術師”を名乗る"怪人"の実力の程は既に十分目の当たりにしている】
【問題は移り変わった"後の"光景であり、呻くように魔族は声を絞り出した】
・・・・・・
「私の家だと?」
「痛い所を突かれたのならもっと怒りか苛立ちでも顔に出してくれれば気が晴れるのだがな。
ずっと同じ顔では効果があるのかどうかさえ分からない」
【"でもコレで怒ってなかったとしたらシンプルに見下されている訳だから何方が私にとって幸せなんだろうなコレ"という顔のげっそり魔族】
「其れは本当にそう。或いは逆に"そこまで極めても最後の工程には届かない"という事なのかもしれないが」
「まぁ、うむ。先に奪ったのは彼方だから…………」
- 80妹◆V0W4n7M5yw24/12/16(月) 23:40:56
- 81二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:42:49
ううむグロワール的ホラー……
- 82棺持ちのゾンビ◆PETEOB6gKw24/12/16(月) 23:43:32
- 83白騎士◆YJC.vXGK8Q24/12/16(月) 23:46:35
- 84二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:47:43
- 85妹◆V0W4n7M5yw24/12/16(月) 23:48:46
- 86暁の炎◆BuOGBplkzY24/12/16(月) 23:48:54
- 87放浪魔術師◆ECeF2XXTqI24/12/16(月) 23:50:25
これも又ダンジョン攻略の一つの正道
フォロー成功したならば良し、だろうとも
【ダンジョンともあらば常に想定通りなどそうそう無いのだから】
見るだに爽快な大激戦と大捜索、そしてお疲れ様だ二人とも
【触れても何も起こらない。派手な事ゆえの出禁か、或いはもはや用が無いという事か
…この二人ならば、最期の欠片に触れたならば】
信じ、背を預けられる。善き仲間だな
【静かに魔術師は頷く。それは得難く素晴らしいもの、それがあれば…きっと為すべきを為せるだろうと信じ思って】
彼方の魔族の家を、か
人生相談というなら成程わからないでは無い、無いが
【する理由、というのはまあ相談相手に身近なものを例とするだとか分からぬ事ではない
それを出来る事、迷いなくしてしまう事が又…なんとも恐ろしい】
- 88二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:51:03
まあホラーの動きって恐怖煽るためかゆっくりなの多いから実践的な動きとかち合ったらそりゃね
- 89妹◆V0W4n7M5yw24/12/16(月) 23:54:08
- 90白騎士◆YJC.vXGK8Q24/12/16(月) 23:55:18
- 91妹◆V0W4n7M5yw24/12/16(月) 23:55:19
(※というわけで、惨殺死体にされた可哀想な人は居なかったよ、よかったね!)
- 92放浪魔術師◆ECeF2XXTqI24/12/16(月) 23:55:53
- 93二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:56:24
- 94二次元好きの匿名さん24/12/16(月) 23:59:06
「はぁ、はぁっ……ふ、ぅっ……!」
【火球が爆ぜる音と、ナニかが焼ける臭い。それらを背後に感じながら、クラッグスタッド城の精は駆ける】
「……! 邪魔を、しないで下さいませ!」
【大半の敵は後ろで暴れる真っ白な鳥人が引きつけているが、全てではない。城の精に襲い掛かるモノもいる】
「は、ああっ!」
【駆けつつ懐から数本のダガーを取り出し、投擲。怯んだ隙に脇をすり抜け、追い付かれないように走り抜けて】
「……っ、はあ、はあ……っ! つ、着きました……!」
【肩で息をしながら、城の精は辿り着いた。見上げるほどに大きな、庭唯一の水辺──モノクロの大噴水に】
「この、どこかに……記憶の、欠片が……」
【外套が濡れるのを厭わず、城の精は噴水のプールへ踏み込む。波紋の立つ水は、冷たいとも熱いとも感じない】
「早く、見つけなくては……人魚様も、ましろ様も……きゃあっ!?」
【噴水本体の彫刻を調べ、プールの中を覗き込み……真剣になり過ぎたか、周囲から迫る無数の手に気付けなかった】
「くっ、この……! 離しなさい……っ」
【見た目はか弱い女性でも、ある程度の膂力はある。掴みかかる手を力任せに振り解く……が、相手の手は一つではない】
「ぐ、うっ! これ、は……どうすれば……!」
【残ったダガーを振るっても、手は後から後から迫り来る。一つを切り、二つを解いても、四つが襲い来るだろう】
────…………クラちゃん!
「……ましろ様……?」
──……ほんのすこしだけ、『はずして』!
- 95棺持ちのゾンビ◆PETEOB6gKw24/12/16(月) 23:59:33
- 96盗賊剣士と吸血術師24/12/17(火) 00:00:40
なんかこう、凄い激戦の気配がするな。でも出会わないってのは面白いもんだ…にしても、寒い…!
「”そういうダンジョン”なんでしょう。お陰で倒された後の落ち穂拾いとは行かないみたい
…まあ寒いのは分かるけどこれを提案したのはあなたなんだから我慢しなさいな」
実際ここのモンスターに自分達でってのは無茶だしな。窓とかからの侵入は絶対無理だろうが…まあ一応アテはあるんだ
【そんな会話をしつ肖像(うつしとり)の城に挑んでいるのは下級冒険者の二人組
盗賊剣士が盗賊道具を使っては城に手がかりを作っては吸血術師がその膂力で持ち上げる
そうしてダンジョンの…中?というキワキワのライン、モンスターの居ない外壁を寒さに耐えつつえっほえっほと登っていた】 - 97《カミガカリ》◆iX0nFh5lDw24/12/17(火) 00:02:58
【四人はしばらく戦い続け、兵士たちの数が順調に減っていく】
【そんな中、異変が起こった】
【兵士たちが突如として苦しむように頭を抱えだし、ぶるぶると体を震わせ始める】
「あ?なんだ?」
「──気をつけて。何か"変"だ」
【サクヤの言葉に続くように兵士たちの輪郭が弾け、中から異形の影が飛び出してくる】
『ホラーですっ!?』
なるほど……"らしく"なってきたというわけですか
【現れたのは、人間の形を悪趣味に歪めたような怪異達。うねうねと揺らめくやたらに大きい頭部を持つ個体。長い胴体に幾対もの腕を持ち、貌のない頭に裂けた口を持つ個体。はたまた肉塊から無数の手足が生えた、もはやヒトの形すらしていない個体もいる】
「さっきまでとは気配が違うね」
あるいはこれらも、誰かの『記憶』から生まれたものなのでしょうか
【瞬間、揺らめく巨頭の個体の頭部が消失──したかと思えば、四人の足元から全員を一呑みにせんと巨大な歪曲されたヒトの頭が現れ【周囲に円を描くように振るわれた『杜刀御魂』が巨頭を一刀のものに薙ぎ払った】
「おいおい……なんだ今の」
各個体が固有の能力を有するのやもしれません!気をつけてください!
【そんな敵が、凡そ200。第2ラウンドが始まった】 - 98白騎士◆YJC.vXGK8Q24/12/17(火) 00:03:18
- 99二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 00:03:35
- 100彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/12/17(火) 00:05:07
【スラムの一角。打ち捨てられた金属片を合わせて作り上げた粗末な一軒家。糸織り機の音の響く街で一番の仕立て屋─────朧げな記憶に成り果てていた筈の景色が、確かな実像となって結ばれる】
【"青色の結晶"が”錬銀術師”の手元に浮かび、淡い光を放ちながら旋回していた】
(………記憶は、無事だ。思い出せる。コイツは単に記憶を"結晶化"させる芸当を持つだけではないのか?)
【大切な記憶を気儘に取り出すのみならず、朧ろげな記憶の傷をも癒やす腕前は少なくとも魔族の知る魔術の域を超えている。
魔術によって物体を元の形に戻せるのはその元の形を"知っている"からで、"知らなかった"記憶を完全な形にするのとは訳が違う】
『君の生まれは、』
【なんて事もないように、興味深げに”錬銀術師”は魔族の生家の扉を開けて中身を検分しながら問いを投げ掛けた】
『貧しかったのかね?』
「物質的にはな。精神的には充実していたと自信を持って言える」
『成程。私とは正反対だな。良い家じゃないか、心からそう思うよ』
【相変わらずの草臥れた笑いで、”錬銀術師”は扉を閉める。もう人生の半分よりも前になってしまった家を、魔族は噛み締めるように目に焼き付けた】
「或いは純粋にイカレているか、だな。
思ったよりも随分高い腕前と非常識な精神をしてるぞコイツ」
「あぁ、私も同感だよ。こんな事を可能とする技術もそうだが、一ミリの逡巡もせずに行える精神性もまた恐ろしい」
【土足で他人の記憶に踏み込む事に一切の呵責を、或いは恐れを抱いていないのか。"怪人"が愉快そうでもなく淡々と実行している部分に"慣れ"を見出せてしまう】
「タネも仕掛けも分からない儘に終わってしまったような気持ちの悪さがあるな。何処までもスッキリさせてくれないホラーだった」
- 101生態観測所 職員◆OU1pKi4EIE24/12/17(火) 00:05:29
- 102二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 00:05:42
- 103放浪魔術師◆ECeF2XXTqI24/12/17(火) 00:08:58
- 104盗賊剣士と吸血術師24/12/17(火) 00:11:01
よし、何とか塔の上…!ぜーはー、ぜーはー…
「着いたわね。とはいえやっぱり窓もしっかり締まってる…どころか侵入しようとしたら絶対酷いペナルティか何か来るわよねこれ」
だろうな…だから…目的は…あの鴉の…巣
「はいはい、きっちり眠らせるから少しでも息を整えておきなさいな…”誘眠”…
ぐ…唯の鴉のハズでしょこれ!幾らダンジョンだからってここまで強くなる!?命令よ!”眠れ”!」
【種族の差というべきかなんというべきか、主に運ばれているのにグロッキーな盗賊剣士を休ませて
吸血術師は日傘の杖を巣守る鴉についと向ける
眠りの術を放つもそれを抗う鴉の強さに目を白黒させ
吸血鬼の眼の魅了と命令を重ねる事でようやっとうとうととし始めた】
- 105棺持ちのゾンビ◆PETEOB6gKw24/12/17(火) 00:11:27
- 106白騎士◆YJC.vXGK8Q24/12/17(火) 00:14:21
- 107二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 00:15:11
- 108二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 00:15:58
- 109二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 00:16:27
「……!」
【「ここにいる」クラッグスタッド城の精は、その言葉の意味を知っている】
【その場で屈み、プールの中に身を沈めながら】
「──ええ、承りました……!」
【己の頬のあたりに添えた手で、「仮面を外すように」動かして】
……〈灼け〉、〈荒べ〉、〈燃え立て〉、〈吹き飛ばせ〉……!
【間髪入れず、白と黒の景色を灰と化す炎の風が、迫り来る無数の手を焼き掃った】
「……ましろ様!」
【びしょ濡れの城の精が、真っ白な鳥人に駆け寄る】
…………クラちゃん……だいじょうぶ……?
【ばさり、あちこちが焼け焦げた翼を畳みながら、真っ白な鳥人は城の精の元へ歩く】
「私は無事です! ましろ様のお陰で……ああ、ましろ様、こんなにも……!」
……ぼうけんしゃには……ケガがつきもの、だから
【真っ白な鳥人は、ふふふ、と力なく得意げな顔をして見せる】
……それよりも……クラちゃん、あった?
「……はい。プールの底に、ございました……先程の火の風で水嵩が減って、見つけられました」
【城の精は、握った手を開く。震える手の中に、青く煌めく欠片があった】
…………よかった。それじゃ……かえろうか
「……ええ。共に、帰りましょう」
- 110棺持ちのゾンビ◆PETEOB6gKw24/12/17(火) 00:19:44
………う
【棺桶をチェックし、少しばかり顔を引き攣らせて…】
あー…うあー
(ちいっと張り切りすぎたわ、ロクなテストもせず新機能使うもんやないなぁ…
ウチは帰ってメンテナンスするでな、おやすみやで〜)
【ちょっと壊れ気味の棺桶を背負いながらゾンビは宿屋へ帰っていった】 - 111白騎士◆YJC.vXGK8Q24/12/17(火) 00:19:50
- 112二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 00:21:24
- 113盗賊剣士と吸血術師24/12/17(火) 00:21:58
「…急いで、あんまり長く持たないから。でも起こさないように慎重に!」
【こそこそ耳元で囁く女術師。帰還のスクロールをすぐ使えるように握りしめて】
息も落ち着いたと思えば無茶振り!まあ先にしたのはこっちだからな…
【はあ、と息を吐き腹を決めればそうっと、そうっと忍び寄って手を伸ばし…鴉の巣の中にきらり光る青色の欠片】
掴んだ…が眼を覚ましたぞこの鴉お宝獲られてヤバい目をして…!
「帰還のスクロール、起動!」
【ギョロリヤバイ目を向け嘴が目を抉る直前になんとか転移。下級冒険者の二人組もなんとか一つ小さな青い欠片を】
「”青い欠片”、なんて鴉なら見つけて集めてるはず!とか聞いた時はまあ本気かと疑ったわよ。」
城の中のモンスター相手なんて出来ないんだから仕方ないだろ。
こっちに狙えるのはせいぜいここだし…駄目なら駄目でまあ、無駄骨というかそこにはなかった証明って事にはなったさ
「流石に普通の鴉ならなんとでもなったはずなんだけれど…住んでる所が所だものね」
【人間の強さにも色々あるように鴉業界にも色々あるのかしら
普通に戦ったら塔から叩き落とされたわねアレ、と熱の無い体すらぶるり震えて】
- 114生態観測所 職員◆OU1pKi4EIE24/12/17(火) 00:26:08
- 115二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 00:32:52
……そんな、わけで……
…………きおくのカケラ、とってきたよ
【あちこちが焦げて黒くなった鳥人は──城の精に支えられながら──冒険者ギルドへ帰還した】
……ふふふ。これは、じまんできそうかな
【普段より些かぎこちなく、しかし誇らしげに。真っ白な鳥人は笑った】
……おやすみ、メアリーさん
【真っ白な鳥人は翼を小さく振って見送った】
……うん。クラちゃんがいなかったら、もっとたいへんだった
…………なかまといっしょに、たたかう……たいせつで、すごいこと、だね
「お褒め頂き光栄です……が、ましろ様はお喋りの前に治療を受けて下さいませ!」
【真っ白な鳥人は医務室へ直行した、というかさせられたのだった】
「……あら、初めてお会いする方でしょうか。クラッグスタッド城の精でございます」
【城の精はまだ少し濡れている外套でカーテシーをした】
「普段はダンジョンであるクラッグスタッド城のマスター兼コアとして、城から出ずにいるのですけれど」
「……今回ばかりは、無理を承知で出て参りました」
「ええ、良い夜を。またお会いできる日を楽しみにしております」
【城の精は手を振って見送った】
- 116白騎士◆YJC.vXGK8Q24/12/17(火) 00:33:31
- 117放浪魔術師◆ECeF2XXTqI24/12/17(火) 00:35:50
無事帰還した皆お疲れ様、そして未だ挑んでいる皆に無事を
【そう言い魔術師はフェードアウト】
※今日はそろそろ落ちます。皆さま良い夜を! - 118彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/12/17(火) 00:39:14
【実像となって結ばれていた"仕立て屋"が再び幻のように掻き消えて景色が更に移り変わる。
鮮やかな庭園と館、貧しい仕立て屋、その次は質素ながらも堅実な造りの教会の聖堂が姿を現した】
『十になる頃には我が家を飛び出して神の許に身を捧げたよ。多くの事を学んだ。人々から如何に金銭を搾取するのかを学ぶだけの日々よりもずっと充実した日々だったと今でも思う』
「"搾取"を嫌う気持ちは私にも分かるが、結局貴様も今は形は違えど記憶を奪っているだろうが」
【悲しそうに目を伏せながら、”錬銀術師”は教会の扉を開いた。散乱した円卓と椅子、踏み荒らされた聖堂に首のない聖像。梁に吊られた鋭く細い糸は誰をも吊るさずに揺れている】
『そうだね。結局人は、かつて自分が嫌った姿へと簡単に堕落してしまう事があるんだ。
今にしてみれば父もきっとそうだったのだろうね。底から成り上がったからこそ喪失する事を酷く恐怖し、虐げてでも維持しようとした。母を失ってからは一層だ。其れこそが母が亡くなった原因なのに』
「此処での学びは、賊徒の手によって終わったのか?」
『そうだとも。敬愛する先達たる師を失い、互いに神への献身を志して切磋琢磨した友を失い、拙い私の事を先達と慕った後輩も失った。父の差金だったよ。余程私を失いたくなかったらしい』
【ぷらぷらと、風に揺れる糸を視る。天井の梁へと掛けられた糸は人を吊るすのに十分な靱性を持っているように思われた】
【ふと、魔族は自分の事を思い出した。もしも同じように師も、友も、後進も失ったら私は果たして何を思うのか、と】
「……………"復讐"したのか?」
『いいや。私が下すよりも早くに雇われた賊徒の手に掛かったよ。その賊徒もまた、法の裁きを受けて処刑された。
正しい因果応報だ。私の入る余地は最初から何処にもなかった』
【”錬銀術師”が木片と石片の散乱した床にも構わず座り込んで聖像を見上げ、釣られて魔族も首の捥がれた聖像に目を向けた。
折れた聖像は、過ぎ去ったものは決して戻らないと無言の内に伝えるかのようであった】
「そうだな。一般的に恵まれているように見える事が真に幸せかどうかは、結局は本人が決めなければならない事なのかもしれない」
- 119キャー◆zx1NIrpyR624/12/17(火) 00:46:45
- 120《カミガカリ》◆iX0nFh5lDw24/12/17(火) 00:57:44
【異形の怪異達の最後の一体──蛇、山羊、烏の三つの首が生えた竜の胴体にヒトの手足、そして蠅の翅が生えた巨大な異形を撃破し、全ての"影"が消滅】
「あ、あった」
「"ドロップアイテム"だな
考えてみりゃ、ダンジョンモンスターが持ってるのは納得だ」
【そこには、あの青い記憶の欠片がいくつか落ちていた。最後の異形が消えた場所には、一際大きな欠片が】
急いで回収しましょう
恐らくここにいられる時間もそう長くはありません
【四人は記憶の欠片を拾い集め、失われることがないよう仕舞い込んだ】
【それを合図にするように四人の視界がホワイトアウトし、気づけば全員揃って絵の外にいた】
『なんだか思っていたのとは違いましたが、無事に欠片は回収できましたねっ』
ええ、これで一息つけます
「じゃあ早速持っていってやろうぜ。急ぐんだろ」
「他の皆も回収してくれてるみたいだ」
【四人は、ギルドへの帰路についた】
(※落ちます。お疲れ様でした) - 121◆6veuLV54Yw24/12/17(火) 01:06:48
【アッシュは悩んでいた。
先日、酒場での話で「自分の上り詰める領域はまだまだこんなもんじゃあない」などと口走ったは良いが、それはそのまま自分の伸びしろの大きさ……つまりは弱さへと繋がる。】
(ハッキリ言って……オレは新人最弱だ)
【様々な経歴を持つ〈祀り香〉、凄まじい力の〈マオーの娘〉、獣人とは異なる気配の鈴音……あのとき話していた新米冒険者だってまだまだ未知数。いまだ未熟の身なれど後塵を拝することに我慢がおけるほど、大人ではない。
名を上げるために《王都》まで来たのだ、目指すは最強ただ一点。
そのためにもアッシュは今、酒場でウェイトレス達を舐め回すように眺めていた。】
(言い訳を、しよう。オレの心に)
【ここ―――【黄金の果実亭】のウェイトレスは実力者揃いという噂がある。なんでも【無限牢獄】中層に到達するような冒険者たちがちょっかいを掛けたところ、有り金全部置いて逃げ出す羽目になったとか。それほどの者たちからならば「なにかアドバイスを聞けるかも―」と話を聞きに来たわけだが……見事に忙しそうで、話しかける機会を伺っていたのである。】 - 122◆6veuLV54Yw24/12/17(火) 01:07:47
【そんな中、ひとりのウェイトレスと目が合った。うなじほどまで伸ばされている茶髪はウェーブをかけフワフワとした印象を抱かせ、琥珀色の瞳がきらりと輝く。何より目を引く猫耳と尻尾は地元ではとんと見かけなかった 猫人 -キャットピープル- という種族の特徴だ。
尻尾をフリフリと上下に揺らして足を進め、アッシュの席の前で止まる。】
「ミャーたちがあぁーんまりミリョクテキだからってニャぁ、じっくり眺めてたら 女将 -かーちゃん- に怒られるニャ」
「悪いね、チップとか必要だったかい?」
【くにゃりと腰を捻ったポーズの猫耳ウェイトレス。それに苦笑しながら返せば「ンニャ」と首を振る。】
「飯は食わない酒も飲まないで席を独占し続けたらブッ飛ばされるニャ」
「すみませーん《たっぷりベーコンのナポリタン》と《巨大魚の丸揚げ》、あと《黄金ポテトフライ》お願いしまーす!」
【目がマジだった。
この後なんやかんやあって色々と教えて貰えることになったが……それはまた別の機会に。】
- 123二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 01:13:22
まあ飯屋で注文せずに席だけ占領するのはシンプルに迷惑行為だから残当
- 124◆YDQHxpAITA5s24/12/17(火) 01:16:08
「ええ。良い夜をお過ごしください、お二方」
【城の精は手を振って見送った】
【そして、気付く】
「……ああ。もう、刻限なのですね」
【クラッグスタッド城の精の手、その輪郭が、少しずつ解けるようにぼやけていく】
【その手でそっと顔に触れれば、触れた所からボロボロと崩れていく】
「顛末を見届けられないのは残念ですが、元より無理に出てきた身。致し方ありませんね」
「……それでは皆様、ご機嫌よう……そして、」
「一時、私の我が儘を聞き入れて下さったおばけ様へ、感謝を──」
【目を閉じて一礼した城の精の輪郭がぼやけ、解けていき……】
……やぁ、たておつだよぉ
【普段より幾許かモヤを薄めて、仮面の怪異がそこに揺らめいた】
今回はー、自分もあの子たちも随分無茶をしちゃったねぇ
……まぁ、たまにはそれも良いかもしれないけれどぉ
さぁて、今夜は自分もおやすみするねぇ
それじゃあ皆さん良い夜をぉ……ふふふっ
【記憶の欠片をギルドの受付に預け、仮面のおばけは夜の闇へ消えていった】
- 125暁の炎◆BuOGBplkzY24/12/17(火) 01:17:25
- 126栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg24/12/17(火) 05:34:39
おはようございます、立て乙ですね
- 127『至宝詩編』◆mHqJ7otKZM24/12/17(火) 06:13:00
塩漬け「おはようさん」
絶壁「おはようございますよー」
熱剣士「おはよう」
掃除屋「おはようございます」
・幻影闘技場
フィールド:1森林2砂漠3荒野4大海原5草原6沼地7高原8雪原9雪山10洞窟11火山地帯12市街地13無重力14闘技場
dice1d14=12 (12)
塩漬けdice3d100=58 93 67 (218)
絶壁dice3d100=44 48 65 (157)
熱剣士dice3d100=98 66 47 (211)
掃除屋dice3d100=34 72 18 (124)
『至宝詩編』dice3d100=7 88 11 (106)
・本日の仕事(ルルマリーナで塩漬け依頼を中心に受ける)
クエスト数
dice4d10=9 3 5 9 (26)
平均難易度
30+dice1d50=13 (13)
(80で地方の危機)
- 128重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg24/12/17(火) 06:13:47
- 129◆6veuLV54Yw24/12/17(火) 07:54:45
- 130祀り香@依頼◆UwIgwzgB6.24/12/17(火) 08:02:03
『お口に合いましたか?この茶は当店自慢!極東の『樫の国』で採れる『雷稲』から、私と従業員の雷獣系妖怪の力でいい塩梅に濾し出しています。土産ならあの売店ですよ。』
「ほう…米の茶…!?感謝するよ、女将殿…!」【深々と頭を下げる浴衣。この後依頼分+10本くらい買った】
「さて…落ち着いたところで部屋を取ろう。一刻も早く探索したいものだよ…」【いそいそと名簿に書き込み、普通の部屋を取る】
(もちろんだ、ここは電気風呂が有名らしくてね…身に痺れ沁みるとも。)
【文字ONLY。大浴場の湯で手足を伸ばしている】【かっぽーんという音と、水が流れ跳ね除けられる音が聞こえる】
(ふむ、吸血鬼やドライアド等の親子連れも来ているのかね?その界隈には人気なのであろうか…?)【その後は様々な風呂にサウナを楽しみ…わいわいと騒ぐ人ならざる者達を眺めつつ、湯から上がった】
〜〜〜〜
【二日目。朝は意外なことにブュッフェで、端から少しずつ取って食べた。昼は女将さんと利用者たちとゲームを楽しみ、大いに盛り上がった。祀り香は大勝した後にボロ負けしたらしい】
「おや…過酷な旅であったか。お疲れさまだよ……」【昼食の海と山の幸フルコースを食べ終わり、菓子をつまんでいる】
(やるせないね…しかしそれは記憶を奪う免罪符にはなるまい。良き極光があらんことを…魔族殿)
【夕方。沈む夕日─一つではなく、別々の地域につながっているのか窓ごとに違う景色が映る─を縁側から眺めている】
(おや、悪趣味な仕掛けだね??何が起こるかわからない以上は謎を解きたいところ…良き極光があらんことを)【唇に手を当てて考え込む。温まってきたのか肌がほんのり赤い】
(ほう…あの状況でなお冷静に解く、驚嘆したものだよ!お疲れさまだ、)【拍手をする浴衣】
(大立ち回り、貴公達の帰還を信じるよ。予告状がないのは…仕方がないことだ。)
(皆、無事に帰還したね…お疲れさまだよ。色のない欠片は、きっと魔刀殿が尽力してくれる。治るかどうかは、分からないけれど…)【手を組み祈る浴衣】
(おお、豪快な振り叩き!誘き寄せる作戦、上手くいくことを祈るよ。)【手を振る浴衣】
- 131二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 08:10:44
おはようございます にゃー
にゃー お城の人は仮面の人だったですか?
それとも神降ろしのようなものでしょうか とにかくお疲れ様なのです
結果的に盗賊さんの読みが大当たりです お疲れ様なのです にゃー
敷島の若様のところはより普通のダンジョンっぽかったのです にゃー
お疲れ様なのです 不思議なダンジョンなのです
にゃー すごい度胸なのです!かっこいいのです!
【単身軍勢に立ち向かう伝承的ヒーローな姿に盛り上がっている】
ありがとうございます にゃー
祀り香さんもうまくいってよかったのです 夕日がたくさん……不思議なお宿なのです 楽しそうだけどやっぱり人の世のものではないのです
- 132祀り香@依頼◆UwIgwzgB6.24/12/17(火) 08:43:37
「ほう…貴公、悩み事かね?」
【炬燵に入っている。スクロールを読み、若いねえ…と微笑ましげな表情を浮かべる紅い浴衣】
「強さ、か…人にもよるが、合理的な鍛錬を思い付き実行できる貴公の底力ならば、直に付いてくることであろう。焦ることはない、まだまだ生は長いからね…
だから貴公、存分に考え、学び、遊びたまえよ。感じ覚え噛み締める全ての物事が、常に生きる糧となることを覚えておくことだ……」
【黒に近い翠眼がスクロール越しに見つめようと】
「とは言ったものの私もまだまだ発展途上、お互いに切磋琢磨しようじゃあないか…!」
【吸い込まれるような眼差しがふっと和らぎ、フランクに微笑み両手でむん、と気合を入れる。座椅子にぐでんともたれ掛かり、炬燵内で脚を組んでリラックスし始めた】
「御機嫌よう…そちらは朝のようだ。
貴公も度胸があるものだよ…ダンジョンは殆ど初めてであろうに。
ありがとう、夕方頃には帰れそうだね……神秘的なこの景色も、そう言われると何処か不安になってくるものだよ…」
【天井には満天の星空が映る。隣の大部屋から微かに聞こえる枕投げの喧騒に思いを馳せつつ、眠りについた】
- 133重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg24/12/17(火) 09:00:47
- 134彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/12/17(火) 10:49:53
【ゆっくりと“錬銀術師“の手元で"青い結晶"が旋回する。『ヴィリディタス』によって抽出され結晶化した魔族の記憶が柔らかな光で教会を包み込んだ】
【二回目となれば驚きはない。何かしらの記憶の中の施設を顕現させるだろうと予想できる。その筈であったのに】
『"ネツラセク"』
「そうだ………………」
【呻くように声を漏らして、唇を噛み締める。血が出るまで拳を握った。遥かな戦争の中で忘れ去ったかつての希望だった。その面影を覚えている。“錬銀術師“が彼が知らない筈の言葉を呟いた事実よりも、ずっと強烈な衝撃と郷愁だった】
【黄金の小麦畑が広がっている。畦道はまだ敷設が終わり切っていない未熟な様相だったが、日に日に進められる建築の進捗を眺めるのが好きだった】
【しかし希望に満ち、活気が漲っていたかつての姿はもう何処にもない。涼しげな風が柔らかな黄金の絨毯を揺らす景色は、時間に置き去りにされたかのようだった】
・・・・・・・
【怒りが湧かない。最も柔らかい部分に遠慮もなく踏み込まれている筈なのに、殴り掛かる事すら魔族には出来なかった】
【或いは其れは、自分でも忘却していた想いを呼び覚ましてくれたからなのかもしれない】
『君はこの、何の変哲もない麦畑を眺めるのが好きだったね。騎士学校に通いながらも気晴らしの散歩の時はいつも此処に来ていた』
「そうだ………………我々に僅かな時間と土地さえあれば、誰からも奪う事なく暮らせるから。犠牲となった顔も知らない数多の英霊が、私達のような底を這う"イガル"に与えた希望だった……………」
【だが、既に滅ぼされた希望だった。此処はもう、何処にも存在しない景色だ】
【憎悪と復讐の連鎖の末に焼き払われた一滴の恵みであった】
「そうだ…………そうだな。其れは、真理だ」
【心を落ち着けながら魔族は“錬銀術師“を睨んだが、卑金属を銀へと昇華させる"怪人"は悲しげに小麦畑の穂を手に取った】
- 135彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/12/17(火) 11:26:47
【サラサラと、“錬銀術師“が握った小麦を播いた。魔族は使われなかった種籾を思い出した。焼かれるだけの種を、使えば誰か一人だけでも救うには十分な量の其れを残しておくと必要はあったのか?】
『"ネツセラク"は何故滅んだ?』
「苦痛と罪業の清算だ。我々は一つの故郷を得る為に咎を重ね過ぎた」
『だが滅んだ結果として、君達はまた新たな故郷を得る為に戦場に赴かざるを得なかった。鶏が先か卵が先か、因果は循環するものだ』
「因果の始まりは歴史に埋もれ、既に無意味と成り果てた。"数千年前に仕掛けたのは貴様等の方だ"と吼えた所で、現在の"イガル"が諸戦の悪夢として死を蔓延らせている事実に変わりはない」
【第千朝ネツラセクが滅んでから数年でいくつもの国家が滅ぼされた。"正義"なき争いによって数多の血が流され、その記憶もまた"王冠"に眠っている】
【大切な者を奪われた時、人は"怒る"のだ。其れを魔族は理解している】
【人間としてのその心の働きは否定しない。家族や友を殺されても何も思わない在り方を強制する気もない】
【だが、其れはしばしば"非合理的"な復讐の連鎖の発端となる。しかし其の事実が齎す耐え難い痛みを呑み込める者は少ない】
『数多の英雄が立ち上がり、しかし彼らは変わらず無惨に失敗して滅んでいった。積み重ねた業が未来を決めるのなら、我々が生まれた意味はないのか?』
「千一回失敗しようと、千二回目で成功する可能性はある。生まれた我々には"夢を見る権利"があり、其れは誰にも否定できるものではない」
【一つ一つ、丁寧に。真綿で首を締め上げるように心を圧し折ろうとする“錬銀術師“の問いに正面から答える】
【草臥れた笑みが"期待"に濁ったように感じた】 - 136彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/12/17(火) 11:32:22
(※人生相談会【圧迫面接】【記憶上映中】【受け答えを間違えると死か記憶を奪われる】【一人だけ別ゲーやってんなコイツ】)
(※一旦落ちますわ〜!) - 137二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 11:44:16
- 138二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 12:42:11
この時期は氷に穴開けての釣りに限る……ってな
が────なんつってるか分からんけど魚を要求されてるのは分かる
【かまくらに侵入してきたグラサンペンギャング集団に絡まれている】 - 139二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 12:44:40
答えないでいると囲み叫ばれて頭抱える事になりそう(画像略)
- 140二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 12:54:07
- 141祀り香@依頼◆UwIgwzgB6.24/12/17(火) 13:17:41
【三日目】
「やあ、御機嫌よう…昼過ぎの祀り香さんだよ。」
【つるりとした藍色の肌に石のような黒い仮面、何やら後頭部が盛り上がった頭巾を被った女性型人外と囲碁をしているゴスロリ】
「うぁーっ負けた!」
『ふふふ、また私の勝ちですね…嬉しい』
【喜びに、人外の魚の尾の如きしなやかな尻尾が畳をびったんびったんと叩いた】
「このままでは埒が明かないね…何処かに元凶が居れば良いのだが。」
「記憶を読んで再現したとはな…規模と言い精度と言い、恐るべし相手……」
(※恐ろしい相手だ…怪異味が在る…お疲れ様です…!!!)
「あれは……ああいう責め苦、尋問は好かぬな…耐えている魔族殿の精神には驚嘆したものだ……」
「ふふ…仲間との協力は大事であるから…大切にするんだよ?
ああ、ここでの1日はそちらでの六時間に当たる。宿が出現する場所、あるいは客が宿に入って帰る場所に応じて時間の流れが調整されるのだろう…
それすなわち曖昧になっているということ、帰る時にはどこへ帰るか聞かれると予想しているよ。つくづく、不思議な処だ……」
【腕を組み頷いている】
「おやおや、少し音量を調整すれば…可愛いペンギンであるね?」
- 142二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 13:40:00
ペンギンって好奇心旺盛で他の生き物にも慣れやすいらしいね
- 143二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 14:00:21
陸の上だと外敵少ないんだろうか
- 144二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 14:06:53
成鳥にまでなると陸上で天敵になる生物はあんまいないらしいね、生息環境的に
環境型ダンジョンだとかで魔物がいるなら話は別になってくるけど - 145二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 14:38:09
そういう場所はペンギンも魔物なコト多いし……
ロケットスケーターとか - 146二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 16:48:51
依頼で二、三回足運んだけどテンテイペンギン科のペング王が統治してる共同体は凄いぞ
魔物だけどほぼ無害でてちてち寄ってくるから可愛いんだこれが - 147騒々神◆7Ne9e.LPTA24/12/17(火) 16:54:49
【無数の竜を引き連れて空を飛ぶ神】
- 148二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 17:17:11
- 149〈春風〉◆FZj6svE9vc24/12/17(火) 17:21:44
ヤッフー!
【ペンギンの着ぐるみを着て颯爽と氷上を滑走】 - 150二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 17:23:39
- 151二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 17:25:09
- 152〈春風〉◆FZj6svE9vc24/12/17(火) 17:25:46
- 153二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 17:29:10
- 154二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 17:52:33
春風さんたまに謎行動するから…
それはそうとダンジョンで取ってきたキノコのシチューが美味しいぜ
【ティルティルティル!と身長が伸びる】 - 155転換◆u6dVBsXy1E24/12/17(火) 18:00:00
- 156二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 18:03:55
- 157二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 18:03:55
ダンジョンのキノコという特急危険もとい面白食品
ただでさえキノコは色々あるってのにダンジョンのとなるとそれはもうよ
【行ったダンジョンからキノコを持ち帰り持ち寄った冒険者達が闇キノコ鍋をしている
「がはは笑いが止まらんwww」「おいおいお前そんな緑色の葉だだったかぁ(ぐるぐる目)?」「うーんキノコはおいしいキノねえ」】 - 158二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 18:06:38
- 159二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 18:10:14
【あ、お疲れ様です…みたいな目の周囲の中運ばれて行った】
- 160採取専門24/12/17(火) 18:16:17
ちなみにキノコは危険性の割にカロリー低いから半端な知識でサバイバル食料としてアテにすんのはやめといた方がいいぜ(ワンポイントアドバイス)
- 161彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/12/17(火) 18:22:53
『先に進もう』
【嬉々として“錬銀術師“が『翠化』によって魔族の記憶から抽出した"青い結晶"を弄ぶ。其れは求めた解答の導出に歓ぶ学徒のようにも、奇蹟の原型を目の当たりにした敬虔な信徒のようにも見えた】
【───世界が移り変わる。燃え盛る狂奔の火焔が輝く光となって王庭に昏き影に落とす。謁見の間は侵略者によって踏み荒らされた。鮮血に濡れた玉座の主はもう何処にもいない】
【激昂。刹那の躊躇いも逡巡もなく振るわれた義手が“錬銀術師“を押し倒してその喉首を締め上げた】
・・・・・・・・・・・・・・
「私の記憶の最奥にすら触れるか、貴様─────ッッッッッ!!!!!!!」
『キ、ハッ…………復讐を否定した手で憎悪を執行するか?コレは喜劇だな!問答を続けようじゃないか。私は未だ君の"答え"を待ち望んでいるのだからね』
【真性ならずとも“白き賢者の石“の作成すらも可能とする錬金術師が激昂する魔族の殺意を笑いながら受け止める。彼は理解していた。魔族は、彼を"殺さない"───と】
【其れは魔族の殺意に陰りがあるからではない。言の葉を弄されただけで眼前の"イガル"は止まらないだろう。だから、もっと簡単な理屈として、喉首を引き裂くだけの"イガル"にしてみればほんの僅かな力が腕に込められないのだ】
「貴様、」
【愕然と、明確な怯えを伴って魔族は気付いた真実を直視して問いを形作った。記憶が、感情が、全てが"逆流"し始めている。“錬銀術師“の自我-エゴ-が心に芽吹き出している】
「私に"成る"気なのか?」
『正確には"取り込む"だが、そうだね。君は特別だ。"だから、今此処で"答えを出せないというのであれば───────その自我を崩壊させるのも私にとって吝かではない』 - 162重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg24/12/17(火) 18:29:14
- 163◆6veuLV54Yw24/12/17(火) 18:31:51
- 164二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 18:40:56
………倒されすぎてバグってきた?
- 165祀り香◆UwIgwzgB6.24/12/17(火) 18:47:18
【4日目。最終日だ】
「楽しく綺麗な宿であったよ…ありがとう、ございました……!」
【お礼を言い、見送る女将さんと仲良くなった者達に手を振り外に出ようとするゴスロリ】
【『来た地域はどこでしたか?』との質問に答えを返すと、嵐の夜に宿が現れた場所…高原へと帰還】
「素晴らしい体験だったね…納品と報告に行こうか。」
【晴れ渡る空をしばし見上げた後に浮遊で山から降りると、ギルド行の馬車に乗った】
〜〜〜〜〜
「やあ、久しぶり…帰ってきた祀り香さんだよ。三択さんは居るであろうか…?」
【ゴスロリ姿で帰ってきた祀り香。報告書とお茶の缶を納品した】
「何───────ッ!?なんたる所業…冒涜的簒奪者…貪欲な記憶狂め…!」
【戦慄いているゴスロリ】
「おや…?絵画同士が混ざってしまったのであろうか?不安定になりつつあるのかもしれぬな…」
「ふむ。配膳や給仕は体幹や瞬時の判断力、応用力も鍛えられる…強さの修行にもなるであろうね…頑張りたまえ、応援しているよ…」
- 166〈春風〉◆FZj6svE9vc24/12/17(火) 18:57:32
そういえば西側の沖の方でそこそこ大きな島が突然浮上してきたらしいよ
調査の依頼なんかも出るかもしれないね
【ペンギンの着ぐるみのままハンモックに揺られつつココナッツジュース飲んでる】 - 1673択さん24/12/17(火) 19:00:04
- 168二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 19:09:59
- 169彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/12/17(火) 19:15:00
【"記憶とは、心の源である"】
【"故に、同様の記憶を共有する両者は、同様の心を持っている"】
【絵画の中に形成された"庭園工房"の目的は其れを円滑に進める為の"場"であり、互いの記憶を強制的に交換する為の"経路"を繋げる礼装でもある】
【相変わらず、草臥れた笑みを浮かべながら"青い結晶"の一部が一人でに削られて微細な粒子となって空に漂って丸薬の形に整えられる】
『此の丸薬を含めば私は完全な形で君の記憶と人格を転写する事が可能でね。もしも君が答えを見出せないのであれば、私と共に議論を重ねようではないか────三人揃えば文殊の知恵、だったかな?』
「共感呪術の原理か………………」
【独力では"答え"に辿り着けないが故に、黒と白を弄ぶ二流の"錬金術師"は人格の蒐集による"多角的な視点"によって彼が求める"答え"を得ようとした】
【錬金術の『不完全な卑金属を完全な黄金とする』技術は"人間"にも使えるものであり、神と同じ地平に臨まんとするもその命題の一つである。故に一定の技量があれば物質のみならず無形の概念にすら手を届かせられるのだ】
【────そして、往々にして賢者よりも愚者こそが惨禍を齎すものである】
「しかし複数の人格と記憶を取り込めば混濁は免れない筈、」
『赤なれども白。金なれども銀。不老不死なれども不老だ。一切の“内的劣化“を否定する“白き賢者の石“は我が心臓に宿り、混濁は発生しないさ』
【"尤も、私の内に取り込まれない人格と記憶の原本は別だが"と嘯きながら草臥れた“錬銀術師“は最後の問いを魔族に与えた】
『───人は、何の為に生きるのか?苦痛と悲劇の穢土に、我々は果たして何を見出せば良いのか?』 - 170〈春風〉◆FZj6svE9vc24/12/17(火) 19:18:36
- 171彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/12/17(火) 19:19:07
(※要は「お前の経験と思考は見込みあるから私と一緒にディベートする為に人格コピーするわ!別に私の中の完全な形の人格は劣化しないから元となった人格が崩壊してもどうでもいっか」である)
(※あんまり興味を惹かれなかった場合は抽出した記憶を適当に削り出してディベートの為に参考資料にする)
(※こんな事やってっから二流なんだよなぁ) - 172騒々神◆7Ne9e.LPTA24/12/17(火) 19:20:50
- 173二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 19:22:49
- 174〈春風〉◆FZj6svE9vc24/12/17(火) 19:26:22
- 175〈春風〉◆FZj6svE9vc24/12/17(火) 19:26:47
【誤字の悪魔を着ぐるみのクチバシで突き回して消滅させた】
- 176二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 19:30:24
- 177二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 19:32:31
にゃー 記憶が同じなら、同じものを見て同じ場所で育って同じ文化を学べば同じ人格になるというなら世の中の双子はみんなまるっと同じ人になるはずなのです
【首を傾げている】 - 178二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 19:32:45
- 179二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 19:34:37
竜種の群れに単身喧嘩売る奴がいたらもはや敵だろ
- 180『感情売りの幽霊』◆PETEOB6gKw24/12/17(火) 19:34:45
- 181騒々神◆7Ne9e.LPTA24/12/17(火) 19:37:00
- 182二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 19:37:54
- 183二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 19:39:35
全員がそんな高尚な考えを持ってたら争いごとは起きないと思うワケ
- 184二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 19:39:48
まあ竜が暴れてるとかじゃなくて飛んでるだけでいきなり撃ち落としにかかるタイプの狙撃手はどちらかというと討伐対象よりだから……友好ドラゴンかもしれんのだし
- 185二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 19:41:05
ンマー次にでも行こうぜ次
- 186花壇士24/12/17(火) 19:42:14
💍『魂はなくても、複製であっても、話しするのは有意義かつ愉快…』
そのために生まれたのが彼らであるか?
💍『否定はしない。けど、どんな理由で作ろうが俺は奴らの神様で親だということも忘れんでおくれよ』 - 187『感情売りの幽霊』◆PETEOB6gKw24/12/17(火) 19:43:49
- 188未定少女◆ECeF2XXTqI24/12/17(火) 19:43:51
こんばんは!
皆さんお疲れ様です!
【錬銀術師との対峙、旅籠に至る探索、倒し続けて何かがおかしくなってきた尽きぬ敵
それに何といきなり浮いて来たという島
冒険者の皆さんの奮闘に冒険の予感に…栗色の長髪の少女はにこにこ笑ってごくりと息を飲んでと眼の色をくるくるさせながら】 - 189二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 19:44:34
ンマー全自動スレ立て機でも作れねえもんかねえ
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 第5807層|あにまん掲示板身の丈に合わねえことしてるとしっぺ返しがくるんだよなあなんにしてもbbs.animanch.com - 190『感情売りの幽霊』◆PETEOB6gKw24/12/17(火) 19:44:48
立て乙ですわ?
- 191祀り香◆UwIgwzgB6.24/12/17(火) 19:48:25
- 192花壇士24/12/17(火) 19:49:22
たて乙であるな
💍『ともあれ他人を殺そうとする奴は基本カスだぞ!』 - 193二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 19:51:19
立て乙…それは元の世界を終わらせながらも新たなる世界の誕生を祝いし言葉―――
- 194彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/12/17(火) 19:51:36
【魔族は顔を歪めた。貪って、貪って、外法に手を染めてでも"答え"を欲した問いのが其れであるか、と】
「────我々は、自らの心の為に生きている」
『しかし、心の為に行動して引き起こされた数多の因果の連鎖は我々の望まざる結末を導く。
幸せになりたいと願って行動する多くの者が幸せになれるとは限らない─────其れは本当に正しい答えなのだろうか?』
「貴公は、私からは"答え"を得られない」
【記憶が、心が溶け合い始めている。魔族には今や眼前の哀れな"挫折者"の心がまるで手に取るように理解できるが、“錬銀術師“は決して魔族を理解する事はできない】
【"正しさ"を求めようとする絶望、己一人の思索では何の成果も得られない自分への失望、願った幸せが必ずしも報われない世界への諦観、そして何よりも彼の心を占めているのは────】
「猜疑心を持つ限り、完全を求めようとする理想を持つ限り、貴公は永遠にその問いには答えられないだろう。
"正しさ"ではないのだ。神ならざる我々には絶対的な"正しさ"を定義する事は能わず、我々は我々自身の手で其れを定義するだけだからな」
【魔族は、“錬銀術師“を憐れんだ。"納得"の為に立ち上がったのは同じであっても、彼は明確な結末を定められず、故に彷徨い続けるだろう】
「誰かに"答え"を求めるよりも自分で考えてろ」
『其れは既に失敗してしまった道ではあるが、君の"答え"が私に一定の満足を与えたのは事実だ。
約束は違わない。"記憶の欠片"は返還しよう』
「マジでそこは律儀なのに倫理観破綻してるの側から見ると下手な恐怖小説よりもホラーだな。一回は繋がった筈なのに思考回路が理解できなさ過ぎてて怖いわ」
- 195〈春風〉◆FZj6svE9vc24/12/17(火) 19:54:49
「"なんのために生きるのか"という命題の絶対的な答え」なんて、少なくとも200万年生きたところで出せやしないさ
きっと何十億年と生きていても同じだろうね - 196二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 19:58:49
あ、普通に返すんだ…!?
- 197二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 20:01:52
立て乙なのだわ
- 198二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 20:03:10
200ならお前
- 199二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 20:03:12
そこは話の通じない怪物であれよ
【平和が一番!】 - 200『感情売りの幽霊』◆PETEOB6gKw24/12/17(火) 20:04:11
あら、案外に律儀な方でしたわ?
わたくし、見直しました!
それにそれほどまでに答えを求める姿勢にも好感をもてますわ?
【ちょろい……】