- 1◆CWWb2UleUxkH24/12/17(火) 18:04:37
<前回のくぐつし>
傀儡師になりたい少女「人形アヤ」は傀儡仙人に力を賜って傀儡師になる。
しかし、彼女は今は亡き親友「口兄マガリ」を人傀儡として作ってしまっていた。
彼女はその彼女への依存を脱却することを目標とするも、彼女にのめり込み、ばっどえんどを迎えてしまう。
最終的には二人は融合し、アヤマリとして百鬼夜行を襲うが、傀儡仙人に倒された。
しかし、傀儡仙人に時を戻され、アヤとして元の姿に戻る。
このスレは、今度こそはマガリからの依存を脱却すべく奮闘する、口兄われし傀儡師「人形アヤ」の笑いあり、涙ありの奮闘「劇」である!!
↓人形「前スレにございます」
【🎲】傀儡師になりたいモブちゃん|あにまん掲示板アヤ「………」アヤの裾から人形が現れ喋りだす。人形「みなさんこんにちは。私は人形アヤと申します」戦闘(アヤ本体) dice1d100=@4 (4)@知性 dice1d100=@83 (83)@神秘 d…bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 19:34:51
- 3二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 19:41:27
たておつです
- 4二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 20:24:11
たておつ
- 5二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 20:27:19
うめ
- 6二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 21:42:18
たておつ
- 7二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 21:46:30
人生が劇の子…?
- 8二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 21:53:54
10まで保守しないとすぐ落ちるから注意してね
- 9二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 23:11:51
ギリギリだけど貼られてたよ
- 10二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 23:12:10
即落ち回避ヨシ!
- 11二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 07:46:59
- 12◆CWWb2UleUxkH24/12/18(水) 07:47:56
人形「以下、アヤ殿のすぺっくにございます」
名前 アヤ (芸名 ∀λ∀)
所属 百鬼夜行(演劇部)
身長 157cm
髪色 金 長さ 52 瞳 紫
おむね dice1d100=19 (19)
(カヤ~ハスミ)
戦闘(アヤ) 4 戦闘(傀儡) 103
知性 83 神秘 35
事務 28 医療 49
運動 89 交渉 2
技術 75 操作(傀儡) 120
創作 56 制作(傀儡) 25
家事 40 銭闘力 89
倫理 4 慈悲 96
知名度 94(凄腕の人形劇師として有名)
人形劇の人気 106
<人物紹介>
人見知りのため、傀儡師になった少女。山奥に住み、傀儡仙人の修行をこなしながら過ごしている。そのため、先生を知らない。自分を傀儡にするつもりはないが、他の絡繰を改造してみたいとは思っている。マガリしか友達がおらず、死後も人傀儡のマガリに依存している。学校以外は基本的に山にいるが、時々∀λ∀名義で人形劇をしている。この前は、シズコにお祭りへの出演を強く希望され、しぶしぶ承諾した。ゲヘナの温泉に入りに行ったときは便利屋を助け、名刺をもらった。
- 13◆CWWb2UleUxkH24/12/18(水) 07:53:30
- 14◆CWWb2UleUxkH24/12/18(水) 08:42:53
人形「以下、マガリ殿のすぺっくにございます」
名前 口兄マガリ
学年 dice1d3=2 (2) 年生
所属 百鬼夜行
武器 GL
身長 200cm
髪色 名状しがたきもの 長さ 41 瞳 水色
おむね dice1d100=32 (32)
(カヤ~ハスミ)
戦闘 13 神秘 91(何の力…?)
家事 47 交渉 dice1d100=85 (85) +50(アヤと話せるレベル)
知名度 175(他校も知ってる有名人。何故…?)
<人物紹介>
アヤの友達であり、呪いをかけた張本人。事故によって跡形も無く亡くなるが、アヤによって人傀儡として蘇りアヤを守る。ヘイローは付いていない。一度アヤと交わり乗っ取ったが、仙人により願い事戻された。2mの巨体で名状しがたき髪(ハスター…?)を持ち、有名人。生前は不可思議な力でアヤを守っていたらしい…
- 15◆CWWb2UleUxkH24/12/18(水) 09:03:58
人形「以下、カラクリ様のスペックにございます。」
名前 カラクリ(傀儡仙人)
学年 生徒ではない(学校に通っていたのか…?)
所属 百鬼夜行(の山)
武器 仙人傀儡
身長(普段) dice1d100=50 (50) +200cm
髪(普段) dice1d2=2 (2)
1.ない
2.ある(色 dice1d9=8 (8) 長さ dice1d100=27 (27) )
瞳(普段) dice1d9=4 (4)
1.黒 2.茶 3.金 4.銀 5.青 6.水色 7.紫 8.薄紫 9.その他
お胸(普段) dice1d2=1 (1)
1.ない
2.ある(dice1d100=92 (92) )
戦闘(傀儡) dice1d500=365 (365) +200 神秘 dice1d100=21 (21)
操作(傀儡) 651(仙人傀儡を操るレベル)
製作(傀儡) dice1d1000=376 (376) +200
知名度 dice1d300=209 (209) -100
<人物紹介>
アヤの師であり、傀儡仙人として山に籠っている。その実は、アヤと同じ寂しがり屋のコミュ障。アヤに傀儡師としての力を与え、纏傀儡なども与えている。体はすでに傀儡となっており、体を自由自在に変形できる。クズノハには外道と呼ばれている。仙人傀儡を操り、暴走したアヤマリを止め、世界をもとに戻した。
- 16◆CWWb2UleUxkH24/12/18(水) 09:07:13
人形「クズノハとカラクリはNARUTOと三忍みたいなものでございます。ということはあと一人も…」
- 17◆CWWb2UleUxkH24/12/18(水) 10:40:26
<関係度>
カスミ 5
便利屋 10
イオリ -5
シズコ&フィーナ 10
- 18◆CWWb2UleUxkH24/12/18(水) 17:26:48
今日は何しよう?
dice1d5=1 (1)
1.修行
2.マガリと話す
3.素材収集
4.お出かけ
5.+カラクリ様
- 19◆CWWb2UleUxkH24/12/18(水) 17:28:34
今日も今日とて修行。
今日の修行内容はdice1d4=4 (4)
1.傀儡を作る修行
2.生傀儡を操る修行
3.傀儡を操る修行
4.+マガリ
- 20◆CWWb2UleUxkH24/12/18(水) 17:32:50
何の傀儡?dice1d5=3 (3) +マガリ
1.手傀儡(人形などの片手でできる傀儡)
2.纏傀儡(自身に纏うタイプの傀儡)
3.王傀儡(嫉妬、憤怒)
4.外道傀儡
5.マガリのみ
- 21◆CWWb2UleUxkH24/12/18(水) 17:38:19
王傀儡dice1d7=2 (2) 式
(??? ??? 嫉妬(大蛇) 憤怒(鳶鷹) ??? ??? ???)
- 22◆CWWb2UleUxkH24/12/18(水) 18:19:25
二番目の王傀儡に手を当て、力を込める。傀儡の体がわずかに震え、次第に起き上がり始める。口がゆっくりと開く。
???「おや、出番ですか?」
アヤ「修行だよ。狐狗狸(コクリ)。」
狗の口、狐の尖った眼と耳、狸のクマをもつ妖獣。万に化け、人を騙くらかして楽しみ、攫って喰らうこともあると言われている。
傀儡と言ってるが、実のところ狐狗狸は実は完全な傀儡ではない。
憤怒や嫉妬は殺めて傀儡にしていた。しかし、狐狗狸は悪事が目に余るため、アヤによって封印傀儡に閉じ込められている状態なのである。
その珍妙な状態ゆえに、傀儡の体のまま変化できるという特異な体質を持つ。
狐狗狸「なるほど...あなたですか...」
マガリ「私がいるから傷つけようとしても無駄だよ!!」
マガリは冷徹な視線を狐狗狸に向け、狐狗狸もまた無言でマガリに対して鋭く目を光らせ、静かな威圧を放っている。
傀儡の操作は、相手に見えざる糸を張り、操る一種の妖術の様なモノである。しかし、何でも操れるわけではない。強者相手では、振り切られてしまうことも多く、同じ傀儡師や妖術師には対しては逆に操られ、返り討ちに会うこともある。 - 23◆CWWb2UleUxkH24/12/18(水) 18:32:02
アヤ「変化の術の訓練をするよ。」
狐狗狸「訓練などせずとも、私に身を任せれば問題ありませんよ?」
マガリ「乗っ取ってアヤちゃんを自害させる魂胆なの見え見えだから!」
喧嘩する二人を横目に、修行に集中する。手のひらを動かす。変化の術や傀儡操術は、もともと外道の技とされ、誰もが容易に手を出してはならない禁断の術だ。それだけに、その扱いには深い修練と理解が必要である。誤れば、術が暴走し、呪い返しに遭う禁術なのだ。
狐狗狸をdice1d4=1 (1) に変化させる。
1.傀儡銃
2.絡繰戦車
3.自分自身
4.マガリ
- 24◆CWWb2UleUxkH24/12/18(水) 18:44:13
彼は静かに指先に力を籠め、その微かな震えを感じながら集中した。次第に、狐狗狸の体から煙が立ち上り、目に見える形でその形状が変化を始める。滑らかな動きで精巧なカラクリが次々と作動していく。やがて、狐狗狸の姿は徐々に歪み、銃の形状を成し遂げる。
マガリ「よく狙って~!」
狐狗狸「全く、妖獣使いが荒いね」
アヤ「発射!」
妖銃の効果dice1d4=2 (2)
1.つむじ風を起こす
2.撃たれた対象をランダムに変化させる
3.管狐を発し、誘導する
4.撃った場所へ瞬間移動
- 25◆CWWb2UleUxkH24/12/18(水) 18:46:23
変化dice1d4=3 (3)
1.狐
2.固定砲台
3.付喪神
4.狐狗狸
- 26◆CWWb2UleUxkH24/12/18(水) 18:59:54
銃から発射された弾丸が岩に命中すると、激しく煙を上げて爆発的に割れ、岩の破片が空中に舞った。その瞬間、岩の形は変わり始め、まるで生き物のようにゆっくりと変形していく。煙と共に、固い岩の質感が徐々に崩れ、やがて唐傘の姿に変わり果ててしまった。
狐狗狸「ほう、付喪神に変化させるとは。案外やるじゃないですか。」
アヤ「まぐれだよ。全然使いこなせてないし、反動も結構来るものがある...」
マガリ「もしかしたら、アヤちゃんには付喪神を使役する才能があるのかもね~」
操作 120+dice1d10=4 (4)
操作(狐狗狸-変化-妖銃) 20+dice1d10=5 (5)
付喪神使役の才能dice1d100=56 (56) +10
達成度
+---------------------------+
| 16% 18% 15% (80%) |
+---------------------------+
- 27◆CWWb2UleUxkH24/12/18(水) 19:20:46
人形「手傀儡、纏傀儡、王傀儡、外道傀儡、傀儡銃、絡繰戦車、人傀儡、仙人傀儡、封印傀儡、からくり仕掛けの神等、様々な傀儡が登場したゆえ、何かわからないことがあればいつでもお答えしまする。傀儡以外のことに関しましてもいつでも質問は受け付けておりまするよ!」
人形(はぁとを付けてくださるので、読者がいることはわかるのでございますが、こめんとが無いとちゃんと楽しんでもらえてるのか、独りよがりで読者を置いてきぼりにしてないか心配でございますな...) - 28◆CWWb2UleUxkH24/12/18(水) 20:33:23
- 29二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 22:11:57
- 30◆CWWb2UleUxkH24/12/19(木) 07:34:20
人形「傀儡の名前にございますね。「鬼神装束」や「骸繭」みたいなのを想定しておりましたね。まあ、纏傀儡に人名をつけて人として接するというのもありでございます。」
- 31二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 08:09:45
絶対無双鉄人・護法
- 32◆CWWb2UleUxkH24/12/19(木) 09:18:18
纏傀儡「絶対無双鉄人・護法」
...カラクリ製の強固な纏傀儡。愛弟子に送るものなので、つい張り切って強固に作り過ぎたらしい。見た目は禍々しく重厚そうであるのに反して、そこまで重くなく取り回しが聞くカラクリくおりてぃ。もしもの時用に、カラクリによる遠隔操作の呪印が施されている。 - 33◆CWWb2UleUxkH24/12/19(木) 11:21:12
人形「そう言えばアヤ殿はここまで一度も直接戦闘をしていないのでございます。基本戦法は相手を操ることにございますが、できない場合の基本戦法について聞いてみましょうぞ。」
dice1d4=1 (1)
1.マガリを使役する
2.纏傀儡が戦闘用に変化する
3.戦傀儡がある
4.実は人形
- 34◆CWWb2UleUxkH24/12/19(木) 11:22:15
人形「マガリ殿の絶対に守るという意志が、感じられますね」
- 35◆CWWb2UleUxkH24/12/19(木) 12:18:28
狐狗狸のあつかいは難しい。でもそれは諦める理由にはならない。くぐたすくぐたーたむ
今日は何しよう?
dice1d5=2 (2)
1.修行
2.マガリと話す
3.修行の旅
4.お出かけ
5.+カラクリ様
- 36◆CWWb2UleUxkH24/12/19(木) 12:23:18
人形「マガリ回にございます。」
dice1d4=2 (2)
1.マガリと修行
2.マガリとお出かけ
3.マガリとイチャイチャ
4.マガリマガリマガリマガリマガリ
- 37◆CWWb2UleUxkH24/12/19(木) 12:28:08
お出かけ先
dice1d4=4 (4)
1.森でおさんぽ 2.下界へお祭りに参加 3.遠方に観光 4.樹海で...
- 38二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 12:30:32
おっと?????
- 39◆CWWb2UleUxkH24/12/19(木) 12:33:07
人形「あっ...」
樹海で...dice1d4=3 (3)
1.イチャイチャ 2.迷わせる 3.洗脳 4.♡
- 40◆CWWb2UleUxkH24/12/19(木) 12:48:26
今日はマガリと出かけることにした。彼女に導かれるまま、樹海の奥深くへと足を踏み入れていく。
アヤ「マガリ。どこに行くつもりなの?」
マガリ「いいからいいから。私についてきてよ。」
二人の足はふと、ある場所で止まった。特に目を引くものはないはずなのに、そこには何か得体の知れない気配が漂っていた。
マガリ「ここはね、他の場所より瘴気がこもってる場所なの。神域っていうのかな。」
アヤ「それは何となく分かるんだけど、ここに来てどうするの?」
マガリ「ここだとね、私の力が強くなって...ヤを...れるか...私以外...」徐々に体の制御がマガリに奪われていく感覚が押し寄せ、抗う間もなく、意識が遠のいていくのを感じた。
マガリ「アヤのトモダチはマガリだけ。」
アヤ「あ、アヤのトモダチ...マガリ...」
マガリ「マガリさえいればいい。ほかにはナニもいらない」
アヤ「マガリ...さえ...ほか...いらない...」 - 41◆CWWb2UleUxkH24/12/19(木) 12:51:13
気がつくと、自分の家のベッドに横たわっていた。どうやら日頃の疲れで眠ってしまったらしく、マガリがここまで運んでくれたらしい。やっぱり、マガリは頼りになる親友だ――そう思い直し、ほっと息をついた。
達成度
+---------------------+
| 1% 3% 0% (80%) |
+---------------------+ - 42二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 18:36:24
一瞬のスキをついて刺しに来てて草なんだ。
- 43◆CWWb2UleUxkH24/12/19(木) 20:04:30
マガリは良い子。私の子。
今日は何をしよう?
dice1d4=3 (3)
1.修行
2.マガリと話す
3.修行の旅
4.お出かけ
- 44◆CWWb2UleUxkH24/12/19(木) 20:13:05
いつもは山の中で修行してるけど、今日は別の場所で訓練します。様々な状況に適応できなければ戦えないので。
<修行内容>
dice1d4=1 (1)
1.野良のスケバンやヘルメットを襲撃
2.どこかの強者とお手合わせ
3.vsデカグラマトン
4.妖魔の森
- 45◆CWWb2UleUxkH24/12/19(木) 20:26:13
というわけで、野良の荒くれどもを襲撃しに参ります。
アヤ「憤怒!行くよ!」
護法を纏い、憤怒に乗りて、武者修行(日帰り)に出かける。
dice1d4=3 (3)
1.そこら辺の悪さしてるスケバン&ヘルメット
2.ラブちゃんズ
3.無名の守護者
4.アリウス兵士
- 46◆CWWb2UleUxkH24/12/19(木) 20:39:41
ミレニアムに向かう最中、目下で奇妙な絡繰が動いているのが目に入った。その機械の動きに魅了され、思わず手合わせをしてみたい、操ってみたい、さらには改造してみたいという衝動が湧き上がり、地上に降りることにした。
アヤ「そこのカラクリよ!お手合わせしたいがよろしいか?」
そのカラクリは、こちらに気づいた瞬間、躊躇なく襲いかかってきた。――つまり、手合わせの申し出を了承したということだろう。
アヤ「マガリ、行くよ!いざ!」
マガリ「任せて!」
マガリ(戦闘) dice1d100=40 (40) +13(マガリの戦闘)+103(アヤの傀儡戦闘)
アヤ (操作) dice1d100=65 (65) +124(アヤの操作)
v.s.
無名の守護者(戦闘) dice1d100=80 (80) +30(division_power)
(抵抗) dice1d100=95 (95) +30
- 47◆CWWb2UleUxkH24/12/19(木) 20:52:55
最近は戦闘から遠ざかっていたせいか、少々手こずった。それでも討伐自体は果たし、その絡繰を完全に制御下に置くことに成功した。
-無名の守護者 捕獲-
二人で捕獲した絡繰をじっくりと観察する。
マガリ「すごいでざいんだ。私たちのいたところじゃ、こういうのあんまり見かけなかったよね?」
アヤ「みれにあむの規格なのかもしれないね。しかも、繋ぎ目が見えない。だいぶ高度な技術が駆使されてるよ、コレ。」
マガリ「私たちが知らない技術も用いられてるかもね。古代の技術?ろすとてくのろじーみたいな。」
アヤ「持ち帰ってカラクリ様に見てもらおう。」
あとdice1d10=3 (3) 体を研究用に持ち帰ることにした。
- 48◆CWWb2UleUxkH24/12/19(木) 21:04:17
捕獲した絡繰たちを憤怒に縛り付け、自宅へと戻る。
アヤ「到着~。憤怒、お疲れ様。」
作業場に憤怒を戻し、二人は絡繰城へと足を向けた。
人形「カラクリ様、カラクリ様。お伝えしたいことが。」
カラクリ「おお、何やら面白そうなカラクリを連れているではないか。」
人形「みれにあむにて4体捕獲しました。カラクリ様の目に入れておこうと思うた次第にございます。」
カラクリ「ふむ、見てみるとするかの。」
そう言うと、カラクリ様は無言でその絡繰に向き直り、その構造をじっくりと観察し始めた。
カラクリによる解析dice1d100=75 (75) +30(仙人)+20(4体)
- 49◆CWWb2UleUxkH24/12/19(木) 21:24:38
カラクリ「なるほどのう。よくできとるものじゃの。」
人形「カラクリ様、もう解析が完了したのでございますか?」
カラクリ「ああ、おおよそできたの。こやつらを改造して、新たな傀儡でも作ってみるも面白そうじゃ。そうだの、お主もこれを一つ用いて傀儡を作ってみよ。それが次の修行じゃ。あと、様はいらぬ。」
人形「は、承知いたしました。カラクリ殿。」
戦闘(傀儡) 103+dice1d10=6 (6)
達成度
+----------------------+
| 1% 3% -1% (81%) |
+----------------------+
- 50二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 08:01:38
朝の保守
- 51◆CWWb2UleUxkH24/12/20(金) 10:07:03
人形「感謝にございます。ホスト規制。うらめしや。」
- 52◆CWWb2UleUxkH24/12/20(金) 15:11:33
無名の守護者で傀儡を狩ったら、作る修行が課されました。頑張るでございます。
今日は何をしよう?
dice1d4=4 (4)
1.修行 2.マガリと話す 3.無名の傀儡 4.お出かけ
- 53◆CWWb2UleUxkH24/12/20(金) 16:48:11
<お出かけ先>
dice1d10=6 (6)
1.百鬼夜行 2.ミレニアム 3.ゲヘナ 4.トリニティ 5.山海経
6.レッドウィンター 7.アビドス 8.アリウス 9.連邦生徒会 10.その他
- 54◆CWWb2UleUxkH24/12/20(金) 16:52:22
何ゆえ赤冬に?
dice1d4=2 (2)
1.温泉郷があるという噂を耳に
2.知識解放戦線に本を借りに
3.赤冬の素材を採取しに
4.クマ討伐
- 55◆CWWb2UleUxkH24/12/20(金) 16:58:00
なんの本を借りに?
dice1d4=2 (2)
1.絡繰の本
2.+昔作られたという絡繰の設計図
3.妖術書
4.恋愛小説
- 56◆CWWb2UleUxkH24/12/20(金) 17:05:05
昔の絡繰の設計図が赤冬の図書館に眠っているという噂を耳にし、いつも通り憤怒に乗り、寒風吹き荒れる赤冬へと向かうことにした。雪が降り乱れていたが、護法を纏う身には何の支障もなかった。
dice1d4=4 (4)
1.無事到着
2.ノドカ「おや、あれは…」
3.硫黄の匂いを感じる…
4.マリナ達に攻撃される
- 57◆CWWb2UleUxkH24/12/20(金) 17:11:23
マリナ「チェリノ会長、空に大きな鷹のような物が飛んでおります。」
チェリノ「オイラの許可なく領空を侵犯.するとは許さん!!マリナ!あの鳥を撃ち落とせ!」
マリナ「は!標的は上空を飛ぶあの鳥だ。総員、撃ち方はじめ!」
赤冬に入り、しばらく進んだところで、地上から何者かに狙われていることに気づいた。
dice1d4=2 (2)
1.迂回
2.こちらも威嚇射撃
3.何人か操り、場を乱してるうちに通り過ぎる
4.地上に降りる
- 58◆CWWb2UleUxkH24/12/20(金) 17:20:02
目の前で攻撃されて黙っていられるほど大人ではない。こちらも威嚇することに決めた。
憤怒の胸部にあたる部分を開き、数十発を撃ち込んだ。地上からは叫び声が聞こえてくる。
dice1d4=1 (1)
1.マリナ「な、あの鳥発砲してきたぞ?!い、一旦引けー!」
2.マリナ「まさか、鳥型戦闘機なのか?!そ、総員、一旦引け!」
3.マリナ「怯むなー!害獣を撃ち取れー!」
4.「まさか、鳥型戦闘機か?怯むな!増員しろ!大砲を持ってこい!」
- 59◆CWWb2UleUxkH24/12/20(金) 17:34:04
威嚇射撃が効いたのか、攻撃はピタリと止んだ。そして、まもなく赤冬の図書館に到着した。
モミジ「ん、貸し出しですか?それとも返きゃ、きゃあっっっ?!」
目の前の少女は、私の姿を見るなり情けない声を上げ、腰を抜かしていた。
護法「すまない。私はここの生徒ではないのだが、本を借りたいのだ。」
モミジ「え、あ、えっとぉ…dice1d4=2 (2)
1.だ、ダイジョウブですよ…
2.め、メル先輩にき、聞いてきますね…
3.も、もしかして漫画…ですか?
4.ホントはダメなんですが…
」
- 60◆CWWb2UleUxkH24/12/20(金) 17:49:11
メル「なになに?あなたがウチの本借りたいって人?dice1d4=1 (1)
1.全然借りてってもいいよ〜。ちゃんと返してくれるなら。
2.借りたいのって漫画か何か?
3.何かネタになりそうな話してくれたら!
4.最近外で工務部の奴らが煩くてね。
」
- 61◆CWWb2UleUxkH24/12/20(金) 17:55:01
護法「それはありがたい。感謝する。」
メル「私はネタ探しに行ってくるから、後はモミジに任せたよ〜」
モミジ「ちょ、ちょっと!メル先輩逃げないで〜!」
足早にどこかへ向かう少女を見送りながら、私は件の書物を探し始めた。
dice1d4=1 (1)
1.無いな…
2.本はあったが設計図が抜き取られてる…
3.発見した。
4.僅かながらの、妖力を感じる。
- 62◆CWWb2UleUxkH24/12/20(金) 17:59:56
護法「すまない、モミジ殿。絡繰の書-其の肆-という書物を探しているのだが。」
モミジ「は、はい!絡繰の書-其の肆-…dice1d4=3 (3)
1.う〜ん…ないかもしれないです…
2.記録にはありますが、ありませんね…
3.この前借りてった人が…
4.ここにありましたよ!
」
- 63◆CWWb2UleUxkH24/12/20(金) 18:03:00
護法「dice1d4=1 (1)
1.そうであったか…。出直すことにする。失礼した。
2.+アヤ(私たち以外にも傀儡使いがいるのだろうか…)
3.どのような者だったか分かるか?
4.+まずいな…すぐに回収しなければ
」
- 64◆CWWb2UleUxkH24/12/20(金) 18:08:04
先客がいたのなら仕方あるまい、また借りに来ることにしよう。そう思い、少女にお礼を言って帰ることにした。
dice1d4=1 (1)
1.憤怒に乗り、無事に帰宅
2.温泉の匂い…
3.マリナ「見つけたぞ!今度こそ捕らえろ!」
4.+チェリノ「総員!総攻撃だ!!」
- 65◆CWWb2UleUxkH24/12/20(金) 18:10:43
赤冬に行ったが、特に成果は得られなかった。まぁ、そういう日もあるだろう。
達成度
+----------------------+
| 4% 3% 0% (81%) |
+----------------------+ - 66二次元好きの匿名さん24/12/21(土) 05:20:26
保守
- 67◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 08:14:03
人形「保守感謝にございます」
時間が経ったらまた赤冬に訪れよう。
今日は何をしよう?
dice1d4=1 (1)
1.修行 2.マガリと話す 3.無名の傀儡 4.お出かけ
- 68◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 10:57:33
今日も今日とて修行にございます。
今日の修行内容はdice1d4=1 (1)
1.傀儡を作る修行 2.生傀儡を操る修行 3.傀儡を操る修行 4.+マガリ
- 69◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 11:08:04
というわけで、前回カラクリ様に課せられた修行をこなしていくことにする。
前回捕獲してきた絡繰を分解し、解析していくことにする。
アヤの解析度dice1d100=92 (92)
- 70◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 11:19:56
完璧とは言えないが、仕組みの大筋はほぼ理解できてきた。この仕組みを応用するには至らなくとも、これを傀儡へと改造することは十分可能だろう。
傀儡の製作 dice1d100=24 (24) +25(アヤの製作)+30(解析済)
(100以上で傀儡として十分に使える。以下だと若干の難あり。)
- 71◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 15:12:41
傀儡 79
傀儡として一応形にはなったものの、マガリや王傀儡と比べると、その出来はお粗末と言わざるを得ない。
<傀儡の種類>
dice1d4=1 (1)
1.素体傀儡(対象の姿のまま傀儡にしたもの)
2.傀儡道具(傀儡スマホ等)
3.傀儡武具(傀儡銃みたいな)
4.アリスみたいなのが...
- 72◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 15:19:33
完成した傀儡を携え、カラクリ様のもとへと足を運んだ。
人形「カラクリ殿、例の傀儡が完成にございます。」
先ほど作り上げた傀儡を動かし、カラクリ様の前で演武を披露する。しかし、その動きはぎこちない。
カラクリ様「ふむ、dice1d4=1 (1)
1.まぁ良いか。
2.傀儡の作りが甘い。もう一度作り直してくるのだ。
3.原因は適切な素材の不足じゃな。素材を集めてくるのだ。
4.私が作った傀儡と戦わせてみるとしよう。
」
- 73◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 15:23:49
カラクリ「苦手なりにも努力の跡は見える。合格としよう。これからも精進せよ。」
人形「は!」
合格はもらえたものの、それは温情による加点でかろうじて及第点といったところだろう。さらに努力を重ねねばならない。
制作(傀儡) 25+dice1d10=7 (7)
達成度
+----------------------+
| 4% 3% 0% (81%) |
+----------------------+
- 74◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 21:30:29
今日は何しよう?
dice1d4=1 (1)
1.修行 2.マガリ 3.めんてなんす 4.お出かけ
- 75◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 21:33:24
今日も今日とて修行でございます。
<修行内容>
dice1d4=3 (3)
1.傀儡を作る修行 2.生傀儡を操る修行 3.傀儡を操る修行 4.+マガリ
- 76◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 21:34:45
<傀儡の種類>
dice1d5=1 (1)
1.手傀儡 2.纏傀儡 3.王傀儡 4.外道傀儡 5.マガリのみ
- 77◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 21:48:31
dice1d5=3 (3)
1.人形 2.絡繰銃 3.鉤縄銃 4.麻酔銃 5.投網銃
- 78◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 22:11:40
これは鉤縄を投射し、壁や突起に引っ掛けて上ることができる手傀儡、「天弦」である。私自身、壁に糸を張って上ることはできるが、重量のあるものを上に運ぶ際や、相手に動きを誤認させる場面では、この「天弦」が大いに役立つだろう。
手始めに近くの木の枝に鉤を引っ掛け、縄を頼りに素早く移動する。途中でさらに奥の枝に糸を張り、本来縄がそこに届くよりも早く先回りすることで、相手の意表を突く訓練を繰り返した。
他にも、鉤を枝に巻き付け、それを支点に少しずつ降下することで、まるで某映画の一幕のような動きも再現可能だ。
私は忍ではないが、陰で動くこともある身だ。そのため、忍の心得を身につけておいても無駄にはならないであろう。
操作[傀儡]:124+dice1d10=7 (7)
<<達成度>>
+---------------------+
| 4% 3% 0% (81%) |
+---------------------+
- 79◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 22:26:14
様々な傀儡を使いこなすしてこそ傀儡師にございます。
dice1d4=2 (2)
1.修行 2.マガリ 3.素材調達 4.お出かけ
- 80◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 22:27:14
人形「またまたマガリ回にございます。」
dice1d4=1 (1)
1.マガリと修行
2.マガリとお出かけ
3.マガリとイチャイチャ
4.マガリマガリマガリマガリマガリ
- 81◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 22:28:37
マガリと一緒に今日も今日とて修行でございます。
<修行内容>
dice1d4=2 (2)
1.傀儡を作る修行 2.生傀儡を操る修行 3.傀儡を操る修行 4.傀儡以外
- 82◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 22:32:06
<修行内容>
dice1d5=3 (3)
1.鳥 2.魚 3.虫 4.植物 5.人
- 83◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 22:43:27
これまでに馬や鳥など、さまざまな動物を操ってきたが、対称は動物にとどまらない。昆虫類も操ることで、さらに精密な操作技術を磨き上げているのだ。
dice1d5=3 (3)
1.蜻蛉 2.膜翅 3.鱗翅 4.ゴキブリ 5.線虫
- 84◆CWWb2UleUxkH24/12/21(土) 22:59:27
人形「鱗翅目と双翅目を書き間違えてしまいました。双翅目で進めますがご容赦くださいませ。」
地球上で最も多くの生物を殺している生物をご存じだろうか。有名かもしれないが蚊である。1体1体は小さく非力だが、その膨大な数と優れた吸血性能は驚異的であり、無視できない脅威だ。そして、双翅目は王傀儡の1匹でもある。
今の私の操作では、蚊柱を立てて相手の目をくらませたり、わずかな精神攻撃を仕掛ける程度が限界だ。しかし、外道傀儡「疫」となれば話は別である。多くの細菌を媒介し、敵兵を感染させて汚染することすら可能だと言われている。
マガリ「蚊かぁ...ウェ...ヤな音が...」
どのような状況においても冷静でいること――それこそが傀儡師として最も重要な資質なのだ。
操作[傀儡]:131+dice1d10=6 (6)
<<達成度>>
+---------------------+
| 4% 3% -1% (81%) |
+---------------------+
- 85◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 10:03:53
操作をもっと上達したいでございます。
今日は何しよう?
dice1d4=3 (3)
1.修行 2.マガリ 3.劇場公演 4.お出かけ
- 86◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 10:06:24
今日は人形劇の日。劇場に向かいます。
<来場ネームド>
dice1d10=1 (1) 人
- 87二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 10:06:59
このレスは削除されています
- 88◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 10:07:32
どちらから?
dice1d15=9 (9)
1.百鬼夜行 2.ミレニアム 3.ゲヘナ 4.トリニティ 5.山海経
6.レッドウィンター 7.アビドス 8.ヴァルキューレ 9.クロノス 10.SRT
11.連邦生徒会 12.ハイランダー 13.ワイルドハント 14.アリウス 15.その他
- 89◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 10:12:05
確か今日はくろのすの方々が取材に来る日でしたね。
シノン「クロノスチャンネルをご視聴中の皆さん!いかがお過ごしでしょうか!本日は最近話題となっている百鬼夜行の人形劇を、突撃取材しに来てます!」
<今日の演目>
dice1d4=1 (1)
1.悲喜劇 2.恋愛劇 3.歴史劇 4.トラブル発生
- 90◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 10:14:43
<テーマ>
dice1d4=2 (2)
1.家族愛 2.冒険 3.青春 4.落語
- 91◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 10:21:38
シノン「そろそろ劇が始まるみたいです!皆さんチャンネルはそのままで!」
いつも通り、黒子の闇から静かに手を差し出し、人形の糸を巧みに操る。
探検家の服装をした人形がゆっくりと起き上がり、元気よく声を上げる。
「やぁ、みんな!俺はジョーン。これから宝探しに行くところなんだ!」
ジョーンは、遺跡の地下には大量の金銀財宝が眠っていると語り、その興奮を隠しきれない様子で手招きをする。そして、小さな体を器用に動かしながら、洞窟の暗闇の中へと足を踏み入れていった。 - 92◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 10:34:43
その道のりは想像以上に険しかった。
断崖絶壁をよじ登る手は震え、ほんの一歩の油断が命取りになる。背後から轟音とともに迫ってくる巨大な石球を間一髪でかわし、心臓が口から飛び出しそうになりながらも足を止めない。そして、暗闇の中から聞こえてくるカサカサという不気味な音――それは数え切れないほどのネズミの大行進だった。
「おいおい、こんなの聞いてないぞ!」と不平を漏らしつつも、ジョーンは持ち前の器用さでネズミたちをすり抜けた。
だが、次の瞬間、目の前に広がる光景に息を呑む。足元からずらりと蠢く毒蛇の群れが道を塞いでいた。冷たい汗が背中を伝う中、ジョーンは目を剥いて叫んだ。
「うわぁ!?毒蛇じゃないか!!俺は蛇が大嫌いなんだ!!」
それでも後退することなく、恐怖を振り切るように蛇たちの間を飛び跳ねながら進むジョーン。その動きには、恐怖とともにどこか滑稽さが漂い、見る者の心を不思議と掴むものがあった。闇の奥へと進むその背中には、冒険者の矜持が確かに宿っていた。 - 93◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 10:49:17
黄金の飛行船は、まるで風そのもののように速かった。ジョーンが気づいた時には、すでに遺跡の外まで出てしまっていた。眩しい陽光の中で、飛行船の姿が空高く遠ざかっていくのが見える。その瞬間、轟音が辺りを包み、足元の大地が激しく揺れた。
「な、なんだ!?」
驚くジョーンが振り返ると、背後の洞窟が音を立てて崩れ落ちていく。埃と瓦礫が舞い上がり、かつての遺跡は完全にその姿を消してしまった。手元に残ったのは、バッグに詰め込んだわずかな財宝だけだった。
崩壊した遺跡を呆然と見つめるジョーン。その目の端には、遥か彼方に消えゆく黄金の飛行船が映っていた。追いきれなかった悔しさと、手に入れた財宝への満足感が入り混じり、彼の胸中は複雑だった。
「ふぅ、まぁいいさ……これも冒険のうちだろ?」
少し残念そうに肩をすくめると、ジョーンはバッグを背負い直した。そしてその財宝を元手に、また新たな冒険へと挑む決意を固めた。その姿は、夕陽に染まる地平線へと向かって歩き出していく。
劇が幕を閉じる頃、観客たちの心には、終わらぬ冒険の余韻が深く刻まれていた。 - 94◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 10:54:01
人形劇が終わると、周囲に拍手が湧き起こる中、私はそそくさとその場を離れる準備を始めた。観客たちの熱気や感想が飛び交う声を背に受けつつ、静かに足早に出口へ向かう。
アヤ「ふぅ、帰ろう...」
dice1d4=2 (2)
1.無事帰宅
2.シノン「すいません!取材よろしいでしょうか!」
3.劇場の支配人から声を掛けられる
4.トラブル発生
- 95◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 11:02:51
そそくさと帰ろうとした矢先、背後から賑やかな声が響いた。
シノン「お待ちください!少しお話を伺えませんか?」
振り返ると、数人の取材陣がこちらに向かって駆け寄ってくる。その手にはマイクやメモ帳が握られ、目は好奇心と興奮で輝いている。
シノン「今回の人形劇、某映画の人形劇化ということでしたがどうでしたか!ぜひ感想を!」
シノン「次の公演の予定は?今後の展望についてもぜひ!」
矢継ぎ早に飛び出す質問に対しdice1d4=2 (2)
1.護法「いや、遠慮しておこう...」
2.護法「支配人に一度話を通してくれ...」
3.支配人「取材は一度こちらを通してもらわねば困るな。」
4.護法「ああ、構わない」
- 96◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 11:06:49
取材人たちに少しだけ応えた後、私はそれ以上は答えることなく、支配人にすべてを託すことに決めた。支配人はいつも通り落ち着いた様子で、取材を引き受けてくれるだろう。私は軽く一礼し、その場を後にした。
その後、支配人から告げられた。
支配人「dice1d4=2 (2) 」
1.大丈夫、断っといたから
2.いろいろ上手くやっといたよ
3.+でもまた来るかもしれないね
4.すまない...押し切られてしまった。
- 97◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 11:09:19
取材人たちとのやりとりに、やはり少し疲れを感じていた。慣れないこともあり、気を使いながらの対応だった。家に帰ると、ようやく安堵できる瞬間が訪れた。マガリと共に静かな時間を過ごしながら、床に身を横たえた。今日はもう、何も考えずにゆっくりと眠ろうと思った。
<<達成度>>
+---------------------+
| 5% 4% 0% (81%) |
+---------------------+
- 98二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 11:14:16
その後の人形劇の人気 106+dice1d94=54 (54) (クロノスの拡散力)
- 99◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 14:39:40
いつか彼女たちにも堂々と話せる日が来るのだろうか。
今日は何しよう?
dice1d4=3 (3)
1.修行 2.マガリ 3.修行(傀儡以外) 4.お出かけ
- 100◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 14:51:31
今日は傀儡以外のことを磨くことにする。傀儡でなくとも、心の持ちようをこそが修行なのだ。
dice1d5=4 (4)
1.勉強 2.料理 3.鍛錬 4.園芸 5.芸術
- 101◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 14:59:29
今日は畑に行くことに決めた。
畑の広さ:dice1d100=38 (38)
園芸:dice1d100=29 (29) +30(知性&技術&創作)
<主な作物>
dice1d4=1 (1)
1.野菜 2.果物 3.花 4.全部
- 102◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 15:23:11
森の中の小道を進んでいくと、やがて畑が見えてきた。その畑は農家の大規模なものではなく、あくまで一人用の小さな畑だ。広さは約三百坪ほどあり、ここでは主に野菜を育て、自給自足の生活をしている。一見すると十分すぎる広さに見えるかもしれないが、実際にはカラクリ様が命を吹き込んだ自動機械が畑の耕作や灌漑をすべて引き受けてくれている。私の役目といえば、主に播種と収穫くらいのものだ。それも、傀儡農具を使えば簡単にできる。とはいえ、大変な作業がまったくないわけではない。ミツバチを操って受粉を助けるのは結構大変だ。
そして、今はちょうど初夏に移りかけた頃。胡瓜や茄子などの作物が次々と花を咲かせ、受粉が必要な時期に差し掛かっている。
ミツバチを巧みに操りながら、それぞれの花に受粉を行う。収穫が待ち遠しい。
園芸:59+dice1d10=5 (5)
操作:137+dice1d5=2 (2)
<<達成度>>
+---------------------+
| 5% 5% 0% (81%) |
+---------------------+
- 103◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 18:46:33
畑いじりというものは、誠に楽しいものでございます。胡瓜が実りました折には、浅漬けにでも仕立てて楽しむといたしましょう。
今日は何しよう?
dice1d4=4 (4)
1.修行 2.マガリ 3.修行の旅(日帰り) 4.お出かけ
- 104◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 18:47:47
今日はお出かけにございます。
<外出先>
dice1d10=6 (6)
1.アビドス 2.ミレニアム 3.トリニティ 4.ゲヘナ 5.山海経
6.赤冬 7.アビドス 8.アリウス 9.連邦生徒会 10.その他
- 105◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 18:50:53
- 106◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 18:54:58
今回は素材収集が目的にございます。
素材は...dice1d4=1 (1)
1.木材 2.金属 3.獣皮 4.部品
- 107◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 19:03:19
赤冬にあるdice1d4=3 (3) の木を伐採しに行くのです。
1.耐火性 2.耐水性 3.防虫性 4.断熱性
- 108◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 19:10:01
昨日畑で見かけた自動傀儡は、防虫性の木材で作られていたが、老朽化が進んでいる様子だった。これでは作業に支障をきたしかねないと思い、今日はその修繕のために材料を取りに来た次第だ。
dice1d4=1 (1)
1.無事到着 2.硫黄の匂い 3.マリナ「また来たぞ!!」
4.ミノリ「チェリノ会長の秘密裏に開発した生物兵器が来たぞ!!」
- 109◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 19:24:13
無事に森の中に降り立ち、目当ての木を見つけると、私はすぐに作業に取りかかった。持参した輪廻(傀儡式鎖鋸)を取り出し、鋭い音を立てながら木を伐採していく。手際よく輪廻を操り、木の幹が徐々に切り取られていくのを見届ける。
dice1d4=3 (3)
1.何事もなく切り終わる 2.ノドカ 3.シグレ 4.チェリノ
- 110◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 19:40:43
木を数本切り倒し、そろそろ帰ろうかと思ったその瞬間、後ろから声をかけられた。
シグレ「あれ?ノドカかと思ったんだけど。君、ここらじゃ見ない顔だね?」
振り返ると、森の中から現れた人物がこちらを見ていた。
護法「ああ。少しここの木を貰いに来ていたのだ。」
dice1d4=2 (2)
1.シグレ「ここら辺熊出るから気を付けてね~♪」
2.シグレ「よかったらうちの温泉入ってかない?」
3.熊出現
4.チェリノ「いつになったら着くんだ、トモエ!」
- 111◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 19:55:32
シグレ「この前ゲヘナの温泉開発部がうちに来てね。今温泉郷やってるんだ~」
彼女は陽気そうに、いや、どこか酔っ払っているような口調で言った。
護法「それは良いな。是非お邪魔させてもらおう。」
護法に断熱性能があるとはいえ、やはり寒いものは寒い。ちょうどいい機会だったので、私は彼女の提案を受け入れ、少しお邪魔させてもらうことにした。寒さから逃れるための一時的な避難所として、温泉郷へ向かうことに決めた。
しばらく歩くと、それが見えてきた。森の中にぽつんと佇む建物、側面にはげへなの校章が掲げられている。やはり、この前出会った彼女たちが立てたものに違いないだろう。どこか懐かしさを感じる。
中に足を踏み入れると、ふわりとした浴衣姿の少女が現れた。
ノドカ「いらっしゃいませ!227温泉郷にようこ...わぁっ!?あれ、シグレちゃんも一緒...?」
シグレ「外で寒そうにしてきたから連れてきたんだ。大丈夫だよね、ノドカ?」
護法「失礼させてもらおう。」
彼女たちの視線を感じながらも、軽く会釈をして奥へと進んでいく。静かで落ち着いた空間が広がり、外界の寒さとはまるで別世界のようだった。気配を探りつつ、私はさらに奥へと足を踏み入れた。 - 112◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 20:04:14
前回と同じように、護法を脱ぎ、手人形だけを手に取って静かに風呂場へと足を向けた。
風呂場の扉を開けた瞬間、目に飛び込んできたのは露天風呂から立ち上る湯気と、天から静かに降り注ぐ雪が織りなす幻想的な光景だった。湯気が雪に溶け込み、淡い霞となって空へと消えていく。その美しさに一瞬足を止め、息を呑む。
中に入ると...dice1d4=2 (2)
1.今は誰もいない 2.モブ 3.ネームド 4.たくさん
- 113◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 20:13:50
前回と同じように、そそくさと洗い場へ向かい、冷えた体を丁寧に洗い流す。湯の温かさが指先に伝わるたび、寒さで強張った体がほぐれていくのを感じる。全身を清め終わると、湯気の立つ温泉へと足を進め、ゆっくりとその中に身を沈めた。
温かな湯が肌にまとわりつき、全身を包み込む。体の芯から温まる心地よさに、思わず小さく息をついた。雪がちらちらと舞い降りる空を見上げながら、静かなひとときを堪能した。
dice1d4=4 (4)
1.満足して上がる 2.シグレ&ノドカ 3.その他 4.爆発
- 114◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 20:30:58
ゆっくりと湯に浸かり、雪の舞う空を眺めていたそのときだった。突如、耳をつんざくような爆発音が響き渡り、視界が激しく揺れた。
咄嗟に籠を操り、衣服と護法だけは手元に引き寄せた。しかし、それ以上の余裕はなかった。轟音とともに温泉郷が崩れ落ち、静かだったその場所は瞬く間に瓦礫と化してしまった。湯煙の中、崩落の余波が周囲を覆い、ただ事ではない状況に息を呑む。
近くにいた生徒たちも、突然の出来事に動揺している様子だった。
モブ「何が起こったの……?」
モブ「逃げたほうがいいのかな……?」
彼女たちは辺りを見回しながら、不安げに声を交わしている。
混乱する中、先ほどの浴衣姿の少女2人に続いて、次々と新たな人物が現れた。
まず現れたのは付け髭をつけた堂々とした少女と、その側に控える2人の側近らしき人物。
さらに、拡声器を持った少女が現れると、その背後から制服姿の部下たちが整然と入ってくる。彼女はその場で声を張り上げ、ヤジを飛ばしていた。
恐怖を感じ、思わずその場を離れようとした。しかし、すぐにその足を止められてしまった。薄萌黄の髪をした少女が、徳利を片手に持ちながら止めてきた。
シグレ「いや~びっくりさせてごめんね!まあまあ、モルスでも飲んで...」
彼女に促されるまま、お猪口に注がれた若干酒の香りがする液体を手渡され、気づけばそれを飲まされてしまった。
アヤの酒耐性dice1d100=63 (63)
- 115◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 20:46:28
その液体を呑むと、やはりというか、軽く酩酊したような とした感覚が体全体に広がり始めた。
トモエ「チェリノちゃん?私が洗ってあげますのでこちらへ。」
チェリノ「おいらは子供じゃないんだぞ!!あ、今だれか髭を触っただろ!」
マリナ「これ、大丈夫なのか...?」
シグレ「大丈夫、大丈夫!ちょっと発酵しちゃっただけだから...」
ミノリ「これは次の勝利のための布石だー!次こそは革命を成功させて見せるぞ!!」
傭兵バイト「「おーーー!!!」」
ノドカ「騒がしいですね...先生。」
"みんな楽しそうだね"
奥で誰かが話していたような気がしたが、少し酩酊していたため、それには気づかず、ふわふわとした足取りでそのまま上がってしまった。
外に出ると、冷たい風が肌を刺し、酔いが急速に醒めていった。寒さが一気に体に浸透し、ぼんやりとしていた頭が引き締まる。
少し騒がしかったが、それ以上に楽しかった。あの混乱の中でも、少しずつ状況を楽しんでいた自分がいた。ひとときの不安や興奮が、いつの間にか心地よい記憶へと変わりつつあった。
私は伐採した木材を憤怒に乗せ、帰路へと飛び立った。
<<達成度>>
+-------------------------+
| 18% 15% 18% (81%) |
+-------------------------+
- 116二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:29:58
昨日はいろいろあった日でした。温泉は良いものです。
今日は何をしよう?
dice1d5=4 (4)
1.修行 2.マガリ 3.園芸 4.お出かけ 5.めんてなんす
- 117◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 23:31:07
今日もお出かけにございます。
<外出先>
dice1d10=5 (5)
1.百鬼夜行 2.ミレニアム 3.トリニティ 4.ゲヘナ 5.山海経
6.赤冬 7.アビドス 8.アリウス 9.連邦生徒会 10.その他
- 118◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 23:34:16
今日は山海経に向かいます。
dice1d4=1 (1)
1.観光 2.絡繰の書 3.素材調達 4.薬
- 119◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 23:41:17
観光ございます。
dice1d4=4 (4)
1.ご飯 2.食事 3.膳 4.温泉
- 120◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 23:54:10
聞くところによると、なんと山海経にも温泉があるらしい。
加えて、ここには薬草風呂や泥風呂もあるらしい。彼女らの驚くべき技術力と行動力には脱帽である。
山奥へと進んでいくと、静かな景色の中に温泉宿を発見した。周囲の自然と調和したその宿は、まるで隠れ家のようにひっそりと佇んでいた。煙の立ち昇る露天風呂の湯気が、遠くからでも心地よい温もりを感じさせる。
出迎えてくれたのは...dice1d4=2 (2)
1.モブ 2.メグ 3.カスミ 4.アル
- 121◆CWWb2UleUxkH24/12/22(日) 23:59:53
メグ「あ、いらっしゃ~い。こんな遠くまではるばるお疲れ様~!あっち行くとお風呂あるから!」
彼女に促されるまま、私は脱衣所へと足を運んだ。昨日のことを思い出しつつ、護法を脱ぎ捨てて風呂場に向かう。
中に入ると...dice1d4=4 (4)
1.今は誰もいない 2.モブ 3.ネームド 4.たくさん
- 122◆CWWb2UleUxkH24/12/23(月) 00:01:26
噂では秘境とされていたこの温泉宿だが、実際に訪れてみると意外にも賑わっていた。
<ネームド>
dice1d10=8 (8) 人
- 123◆CWWb2UleUxkH24/12/23(月) 00:02:16
dice8d15=4 12 4 13 13 15 11 11 (83)
1.百鬼夜行 2.ミレニアム 3.ゲヘナ 4.トリニティ 5.山海経
6.レッドウィンター 7.アビドス 8.ヴァルキューレ 9.クロノス 10.SRT
11.連邦生徒会 12.ハイランダー 13.ワイルドハント 14.アリウス 15.その他
- 124◆CWWb2UleUxkH24/12/23(月) 00:09:37
ワイルドハントの被りdice1d14=2 (2)
- 125◆CWWb2UleUxkH24/12/23(月) 08:48:42
保守代わりダイス
茶道dice1d100=32 (32)
華道dice1d100=22 (22)
書道dice1d100=76 (76)
- 126◆CWWb2UleUxkH24/12/23(月) 09:11:24
ミレニアムdice1d8=1 (1)
1.セミナー 2.ゲーム 3.エンジニア 4.C&C 5.ヴェリタス
6.特異現象 7.トレーニング 8.野球
トリニティのdice2d8=7 1 (8)
1.TP 2.正実 3.シスフ 4.救護 5.図書 6.スイーツ 7.自警 8.補習
連邦生徒会dice2d8=7 4 (11)
1.リン 2.モモカ 3.カヤ 4.アオイ 5.アユム
6.ハイネ 7.スモモ 8.連邦生徒会長
ハイランダーdice1d3=3 (3)
1.ヒカリ 2.ノゾミ 3.スオウ
ワイルドハントdice1d1=1 (1)
1.ツムギ
その他dice1d6=2 (2)
1.ラブ 2.ソラ 3.先生♀ 4.ベアトリーチェ 5.000 6.???
- 127◆CWWb2UleUxkH24/12/23(月) 09:16:52
セミナーdice1d4=2 (2)
1.ユウカ 2.ノア 3.コユキ 4.リオ
ティーパーティdice1d3=1 (1)
1.ナギサ 2.ミカ 3.セイア
自警団dice1d2=1 (1)
1.スズミ 2.レイサ
- 128◆CWWb2UleUxkH24/12/23(月) 20:21:53
ノア「ふう、いい湯ですね。今度はユウカちゃんと先生も誘ってみましょう。」
ナギサ「まさか、トリニティ以外で紅茶風呂をお目にかかれるとは...せっかくですし試していきましょう!」
スズミ「日々の自警活動の疲れを癒すにはもってこいだね...」
スモモ「あああ.........ととのううう.........zzZ」
アオイ「スモモ、寝てたら風邪ひくわよ。ソラちゃんものぼせないようにね。」
ソラ「は、はい!dice1d100=12 (12) 連勤してたので久々のお休みです...」
スオウ(またあいつらに勧められた。何か私のいないうちに悪さでもしようとしてるんじゃないか...?)
ツムギ「お風呂に入ってるときにメロディが出てくると言いますが...確かに出てきそうですね...」
引き戸をそっと開けると、たくさんの生徒たちの姿が飛び込んできた。思った以上の人の多さに、狼狽える。いつも通り洗い場へと足を進める。
- 129◆CWWb2UleUxkH24/12/23(月) 22:43:28
体を洗い終え、風呂に向かう。
dice1d4=1 (1)
1.露天 2.にごり湯 3.サウナ 4.紅茶
- 130◆CWWb2UleUxkH24/12/23(月) 23:17:50
露天風呂に足を踏み入れると、眼帯をした少女と柳煤竹色の髪の少女が湯煙の中に佇んでいた。
dice1d4=4 (4)
1.満足し他の所へ 2.アヤ(眼帯付けた子怖い...) 3.ツムギ 4.誰か入ってくる
- 131◆CWWb2UleUxkH24/12/23(月) 23:18:51
dice1d14=8 (8)
1.百鬼夜行 2.ミレニアム 3.ゲヘナ 4.トリニティ 5.山海経
6.レッドウィンター 7.アビドス 8.ヴァルキューレ 9.クロノス 10.SRT
11.連邦生徒会 12.ハイランダー 13.アリウス 14.その他
- 132◆CWWb2UleUxkH24/12/23(月) 23:19:43
dice1d5=2 (2)
1.キリノ 2.フブキ 3.カンナ 4.コノカ 5.全員
- 133◆CWWb2UleUxkH24/12/23(月) 23:28:59
露天風呂で湯に浸りくつろいでいると、青髪の少女が中に入ってきた。
フブキ「やっぱり、山海経のドーナツは格物だよね~。あ、ここドーナツのおもちゃ浮いてる。」
dice1d5=5 (5)
1.濁り湯へ 2.サウナへ 3.子供湯 4.紅茶 5.???
- 134◆CWWb2UleUxkH24/12/23(月) 23:47:08
露天風呂を堪能し、次の場所へ移ろうと湯を後にした瞬間、どこからか少女のうめき声が聞こえた。振り向けば、刀のようなデッキブラシを手にした少女が地面に尻もちをついていた。
コハネ「いたたた...転んじゃった...」
思わず心配になり、その子に駆け寄って手を差し伸べた。湯気に霞む瞳がこちらを見上げ、わずかに戸惑った様子を見せる。
コハネ「あ、ありがとうございます...」(人形...?)
私はその子の手を引っ張り、優しく引き上げて起き上がらせた。彼女は一瞬ふらついた足取りを見せた。
コハネ「いたた...足が...。今日中に終わらせないとなのに...」
転倒の影響で足首をねんざしているのが明らかだった。彼女は顔に痛みをこらえた表情を浮かべていた。それを見かねた私は、彼女を助けるため手を貸すことにした。
彼女は終始申し訳なさそうな顔をしていたが、私は彼女を支えながら一緒に風呂の掃除を終わらせた。途中、何度も彼女が謝る言葉を口にしたが、私はそれを静かに受け入れ、ただ手を貸し続けた。 - 135二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 10:43:15
なんかどこかで見た事ある子やなぁ
- 136◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 12:20:30
コハネ「本当にありがとうございました!捻挫の手当てまでしてもらって...」
人形「いえいえ、困った時はお互い様でございます。情けは人の為ならず、いつか自分に帰ってくるものでございます。」
コハネ「あ、えっと、こ、コレを!」
彼女はふるーつ牛乳を手渡してきた。
コハネ「手伝ってくれたお礼と言いますか...私の奢りです!ここのフルール牛乳はとてもおいしいんですよ!住み込みで済んでる私でも毎日飲みたいくらいです!」
彼女に勧められ、私はフルーツ牛乳を一口飲んだ。甘さとまろやかさが広がり、疲れた体に染み渡るようだった。
人形「とても美味にございますね。まろやかな甘さが口いっぱいに広がっているのを感じますでございます。」
それから久しぶりに、護法を纏わず生身の状態で人と話し続けていた。まるで長い間忘れていた感覚が、少しずつ戻ってくるような気がした。
コハネ「私、実はキヴォトスの人じゃないんです...。カピラの湯の岡ってところにもともといたんです。でも、急に空に亀裂が入り、世界が崩れていったんです。逃げようとはしたんですが、敢え無く地割れに。ああ、私このまま死んじゃうのかな、って思いました。でも、途中からなんだか巻き戻されるような感覚がして、気づいたらこっちに来ていたんです。信じられるような話じゃないですよね...。」
彼女は最後には笑顔を見せたが、その表情は真剣そのものだった。 - 137◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 12:36:44
その後、彼女に見送られながら、憤怒に乗り自宅へと帰った。一抹の不安を抱えて。
<<達成度>>
+-------------------------+
| 33% 25% 28% (81%) |
+-------------------------+
- 138◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 17:30:46
何やらよくないことが起こっているみたいでございますな。
今日は何をしよう?
dice1d5=4 (4)
1.修行 2.マガリ 3.素材調達 4.お出かけ 5.温泉
- 139◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 17:33:18
今日はお出かけにございます。
<外出先>
dice1d10=9 (9)
1.百鬼夜行 2.ミレニアム 3.トリニティ 4.ゲヘナ 5.山海経
6.赤冬 7.アビドス 8.アリウス 9.連邦生徒会 10.その他
- 140◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 17:41:42
何ゆえ?dice1d4=4 (4)
1-2.呼び出し 3.絡繰の書 4.温泉(迫真)
- 141◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 18:01:24
人形「おや...アヤ殿、実は温泉を作り出す神秘でも持っているのでしょうか...?」
前日訪れた山海経の温泉。その余韻も冷めないうちに、なんと連邦生徒会にも温泉があるという噂を耳にした。どうやら、それは福祉厚生の一環として作られたらしい。一般生徒でも、入場料を払えば利用できるのだとか。というわけで、気になった私は早速行ってみることにした。
憤怒に乗り、近くの森に降り立つ。そして、連邦生徒会へと足を向けた。お恥ずかしながら、この話を聞くまで連邦生徒会の存在すら知らなかった。初めて目にしたその建物は、想像を超えるほど巨大で荘厳だった。
中に入ると、番台らしき机に生徒が一人…まさかの熟睡中だった。
スモモ「うへへ.........zzZ」
とりあえず番台に入浴料を置き、静かに中へ足を踏み入れることにした。
脱衣所に入ると、これまで訪れた温泉とは全く違い、白を基調とした明るい空間が広がっていた。清潔感が漂うものの、少し眩しくて目が痛い。
護法を脱ぎ、人形を抱えて浴場へと足を進めた。
中に入ると...dice1d4=3 (3)
1.今は誰もいない 2.モブ 3.ネームド 4.たくさん
- 142◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 18:02:40
中にいたのはdice1d4=1 (1)
1.連邦生徒会 2.その他 3.先生 4.会長
- 143◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 18:03:32
連邦生徒会dice1d7=1 (1)
1.リン 2.モモカ 3.カヤ 4.アオイ 5.アユム 6.ハイネ 7.スモモ
- 144◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 18:10:17
浴場に入ると、黒髪で尖った耳を持つ生徒が湯船に静かに浸かっていた。
いつも通り、そそくさと移動して体を洗い流し、その後湯船に身を沈める。
dice1d4=1 (1)
1.満足して上がる 2.リン 3.誰か入ってくる 4.襲撃
- 145◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 18:14:23
いろんな風呂を堪能した後、特に彼女とは言葉を交わすことなく、静かに湯船を後にした。護法を纏い、外へ出ると、昨日の彼女のことが頭をよぎった。昨日と同じく、フルーツ牛乳を買って飲むことにした。
dice1d4=2 (2)
1.美味。満足。 2.スモモ 3.誰か 4.話し声が...
- 146◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 18:17:43
フルーツ牛乳を飲んでいると、先ほど寝ていた生徒が近づいてきて、話しかけてきた。
スモモ「ごめんごめん...寝ちゃってたみたい...。あ、リン先輩には内緒にしてもらえるとうれしいな...」
dice1d4=2 (2)
1.スモモ「zzZ」 2.リン 3.誰か 4.襲撃
- 147◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 18:28:55
彼女がそう言っていると、先ほど浴場にいた黒髪で耳の尖った生徒がこちらに近づいてきた。
リン「誰に内緒にしてほしいんですか...スモモ?💢」
スモモ「あ、やべ」
黒髪の少女の顔がどんどんと赤くなる一方で、褐色肌の少女の顔は徐々に青ざめていった。
リン「あとで反省文dice1d100=61 (61) 枚出しといてくださいね💢」
スモモ「...(泣)」
そう言い残すと、黒髪の少女は何も言わずに去っていった。
dice1d4=2 (2)
1.怖いので帰ろう 2.気まずいので帰ろう 3.絡繰の書 4.誰か
- 148二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 18:30:59
このレスは削除されています
- 149◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 18:32:46
空気が気まずく感じ、私はその場を離れ、帰ることにした。温泉自体はとても良かった。機会があれば、また来たい。
<<達成度>>
+-------------------------+
| 33% 26% 28% (81%) |
+-------------------------+
- 150◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 18:36:56
最近温泉巡りばかりしている気が...
今日は何をしよう?
dice1d5=5 (5)
1.修行 2.マガリ 3.劇場公演 4.お出かけ 5.修行(傀儡以外)
- 151◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 18:40:17
今日は傀儡以外の修行をしまする。
<修行内容>
dice1d6=5 (5)
1.勉強 2.料理 3.鍛錬 4.医療 5.園芸 6.芸術
- 152◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 19:41:03
この前、赤冬で採ってきた木材を使って、防虫型農業用傀儡の修理を行うことにした。森を駆け抜け、畑へと向かう。前回受粉した野菜たちは元気に育っているようで、収穫の時期が待ち遠しく感じる。
稼働している農業用傀儡を停止させ、慎重に分解する。朽ちた部品を取り外し、あらかじめ加工しておいた新しい部品と取り換えていく。作業を続けていると、ふと手が止まり、修行当初のことが鮮明に蘇る。家を飛び出し、必死に山を駆け回り、カラクリ様と出会ったあの日。初めて傀儡を作った修行の日々が、今となっては懐かしく感じる。あの時も今と同じように木材をノミと槌で加工し、不格好ながらも必死に傀儡を作り上げていたことが、時間を経て胸に響く。
尻に火がついてから、無我夢中で不器用に頑張っていたあの頃の自分と、今の自分を重ねてみる。あの時よりは傀儡の扱いも上達し、生活も整ってきた。しかし、今の私はあの時のような情熱や必死さ、覚悟を感じない。安心なのか、慢心なのか、手を抜き、遊び惚け、今まさに油断している。あの惨劇を招いたのは、まさにこの慢心だったのに、それを再び繰り返そうとしている自分が怖い。焦燥感が胸を締めつけ、心が押し潰されそうになる。
そのとき、作業の手が止まっている私に、マガリがそっと手を握ってくれた。
マガリ「...大丈夫。」
一言だけだったが、マガリの意図は十分に伝わった。いつもの彼女とは違う真剣な表情と、その目が私に訴えかけてくる。彼女の目を見て、私は気づく。無意識のうちに、私はマガリからの脱却にばかり集中して、他のことから目を背けていたのかもしれない。今、マガリからの脱却を目指す以上、遅かれ早かれ過去との決別を果たさねばならない時が来ることは避けられない。最初はその理想に燃えていたが、今になってその道がいかに険しいものであるかを痛感し、その重圧に圧倒されつつある自分がいる。 - 153◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 19:52:50
家族のことを思い出すと、胸に重くのしかかる感情が湧いてくる。帰ることに対する躊躇いが強くなる。その思いが、どこか遠くに逃げたいという衝動に変わる。彼らの期待や、過去のつらい記憶が絡みついて、どうしてもその場所に足を踏み入れる気力が湧かない。帰ることで何が待っているのか、それが分かっているからこそ、ますます逃げたくなってしまう。
マガリが口を開き、再び手を強く握る。
マガリ「今までアヤは沢山頑張ってきた。だから逃げちゃってもいいと思う。」
その目は変わらず真剣で、何も言わずとも、私の不安や葛藤を感じ取っていることがわかる。
マガリ「でも、きっとそれじゃあなたは満足しないよね。」
静かなその時間が、まるで私を支えるために存在しているかのように感じられる。
マガリ「必ず乗り越えよう。」
彼女の言葉で揺らいでいた決心が再び固まる。脱却すべき相手に背中を押されているという矛盾した状況に、少し複雑な気持ちを抱きつつも、私を応援するその姿は生前の彼女とそっくりであった。 - 154◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 19:58:45
人形「新目標の「家族との因縁」が解放されたでございます。これはマガリ殿を克服し、自信を確立できるようにならねばならない達成するのが困難な目標にございます。達成できるいいいでございますね。」
<<達成度>>
+-----------------------------+
| 33% 26% 28% 0% (81%) |
+-----------------------------+
- 155◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 20:00:09
創作:56 +dice1d5=2 (2)
園芸:64 +dice1d5=3 (3)
- 156◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 23:08:41
頑張ります。
今日は何し...
dice1d5=4 (4)
1.ク 2.リ 3.ス 4.マ 5.ス
- 157◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 23:15:51
朝、ぼんやりと目を覚ますと、窓の外から何やら気配を感じた。慌ててカーテンを開けると、そこには驚くべき光景が広がっていた。昨日は夏に入りかけたというくらいだったのに、空には静かに舞い降りる雪、その中で堂々とトナカイにまたがった少女が目に入る。赤と白の服に身を包み、金の鈴が付いた帽子をかぶったその姿は、どこか絵本から抜け出したかのようだった。
少女は真っ直ぐこちらを見つめ、不敵な笑みを浮かべると、片手を軽く振る。トナカイが一歩前へ進み、鈴の音が澄んだ音色を響かせた。
三田クロス「やあ、サンタクロースだよ。」
彼女はそう言うと、軽やかにトナカイから降り立ち、キラリと雪の結晶のように輝く瞳でこちらを見据えた。
クロス「君にプレゼントを上げよう。」
dice1d4=3 (3)
1.聖なる傀儡 2.温泉 3.マガリ 4.ミニデカグラマトン
- 158◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 23:24:57
クロス「今日1日だけ彼女を人間にしてあげよう」
そう言うや否や、彼女の手からまばゆい光が放たれた。その光は波のように空間を満たしながら広がり、マガリを静かに包み込む。驚きと共に思わず目を閉じたが、心臓の鼓動が高鳴るのを感じながら、そっと目を開けた。
そこには、かつての姿そのままのマガリがいた。整った髪、穏やかで芯のある眼差し、そしてどこか懐かしさを感じさせる佇まい。まるで時間が巻き戻されたかのように、彼女の姿は生前そのままだった。
マガリ「体が...!」
マガリ自身も驚いたように自らの手を見つめる。その声すら、かつての彼女そのものだった。
赤と白の服を着た少女は静かに笑みを浮かべながら、私たちを見つめるとどこかへ飛び立ってしまった。
クロス「24時を過ぎると元に戻っちゃうからね~。来年もいたらまた会おうね~。」
dice1d4=4 (4)
1.いつも通り過ごす 2.町に降りる 3.お祭りに行く 4.どこか遠くに
- 159◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 23:25:59
<外出先>
dice1d10=9 (9)
1.百鬼夜行 2.ミレニアム 3.トリニティ 4.ゲヘナ 5.山海経
6.赤冬 7.アビドス 8.アリウス 9.連邦生徒会 10.その他
- 160◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 23:34:47
彼女は傀儡であるため、温泉の温かさや湯気の柔らかさを彼女に伝えられないことを、ずっと悲しく思っていた。けれど、今なら――あの頃の彼女の姿を取り戻した今なら、きっとそれを共有できる。
そう思い立つと同時に、行き先は自然と決まった。昨日訪れた温泉だ。彼女をその湯船に浸からせ、彼女がその温かさをどのように感じるのか、表情を見てみたかった。そして、彼女とそのひとときを分かち合いたかった。
アヤ「マガリ!ついてきて!」
マガリ「ちょ、ちょっと!」
彼女の手をもう一度ぎゅっと握り、憤怒を駆らせる。風が二人の間をすり抜けるたびに、胸の高鳴りが少しずつ大きくなる。彼女に温泉の温もりを伝えられるという、ささやかな願いが今ようやく叶いそうだった。
トナカイの少女は遠くからこちらを見送るように立ち尽くしていたが、その表情にはどこか満足げなものが浮かんでいた。
クロス「^^」 - 161◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 23:44:17
入口まで到着する。昨日の真夏の陽光とは打って変わり、今は雪が静かに降りしきっている。白い雪が温泉の周りの風景を覆い尽くし、昨日見た建物すら新しいもののように思える。
中に足を踏み入れると、昨日は静けさに包まれていた空間が、今日は賑やかな声と人の気配で溢れかえっていた。浴衣姿の生徒たちが行き交い、湯上がりの笑顔が飛び交っている。まるで別の温泉に来たような錯覚を覚え、私は思わず立ちすくんでしまった。
しかし、そんな私を見て、マガリがそっと手を引いた。彼女の手の温もりを感じると、少しずつ気持ちが落ち着いていく。あの頃の彼女を思い出し、私はそのまま導かれるように人混みを抜け、温泉の奥へと進んでいった。
浴場の扉を開けると、そこにもまた多くの人々が溢れかえっていた。湯気の中に無数の声が響き渡り、楽しそうな笑顔が飛び交っている。その活気に圧倒され、いつもなら足がすくんでしまうところだった。
けれど、今日は違う。隣にはマガリがいる。彼女の存在が心を支えてくれる。私は彼女の手を強く握りしめると、その温かさを頼りに一歩、また一歩と進み出した。彼女の手の感触が、自分を前へと押し出してくれる。
湯気に包まれた浴場の片隅で、私たちは向かい合った。マガリの手に桶を渡し、互いに体を洗い始める。湯と石鹸の香りが漂い、滑らかな手つきで流れる水音が心地よく響く。彼女の手が触れるたびに、懐かしい感覚が胸の奥から湧き上がる。
いつもの無機質な彼女ではない、あの頃の彼女がそこにいる。それがどれだけ奇跡的なことかを実感しながら、私は静かに微笑んだ。そして、彼女の動きを真似して、そっと彼女の背を流した。
洗い終わると、二人で湯船へと足を運ぶ。静かにお湯に身を沈めると、身体の芯から温まる感覚が広がり、心までほぐれていくようだった。隣を見ると、マガリもまた、どこか穏やかな表情を浮かべている。彼女がこうして温かさを感じているのだと思うと、胸がいっぱいになった。 - 162◆CWWb2UleUxkH24/12/24(火) 23:56:02
アヤ「どう?温泉。いいとこでしょ。」
マガリ「うん。サイコーだね!まさかこんなことになるなんて思ってなかった。もう一度ちゃんと会えてうれしいよ。」
湯の中で肩を並べ、ぽつりぽつりと短い言葉を交わしていると、不意に背後から声がした。
「アヤ、成長したね。」
声がした方向を向くと姉の姿がある。その瞬間床が抜け、下に落ちるような感覚に襲われた。目を開けると、周囲がぼんやりと浮かび上がり、床の上に寝転がっていた自分の体に気づいた。まるで夢から目覚めたかのように感じる。
気づけばベッドの上で目を覚まし、穏やかな陽光が窓から差し込んでいるのが見えた。夏の初旬、爽やかな日差しが部屋を包み込んでいた。
アヤ「ユメ...か。」
と落胆のため息を漏らすが、それでもどこかに温かいものが残っていた。
ふと気づくと、マガリの姿がそばにあることに気がつく。彼女からほのかに石鹸の香りが漂ってきて、夢だったことを一瞬忘れさせてくれる。あの時の温もり、湯船で交わした静かな時間、そして言葉にしなかったけれど、確かに感じた心の距離がまだ残っているようだった。
<<達成度>>
+-----------------------------+
| 34% 27% 29% 1% (81%) |
+-----------------------------+
- 163◆CWWb2UleUxkH24/12/25(水) 07:55:00
朝の保守代わりダイス
手芸dice1d100=75 (75)
水墨画dice1d100=82 (82)
彫刻dice1d100=90 (90)
- 164◆CWWb2UleUxkH24/12/25(水) 08:10:02
人形「アヤ殿は筆さばきに優れ、書道のみならず水墨画にも秀でたるお方にございます。されど茶道や華道のご作法は詳らかにあらぬゆえ、いささか拙きところにございます。それに比すれば手芸や彫刻の類は、繰り返し手を掛けるほどに腕を上げられるものとて、今やかなりの腕前をお持ちにございます。布団や手拭いの類も、皆アヤ殿が自ら手ずから作られたものであり、また家屋の彫刻に至るまでも、アヤ殿自らの御手によるものにでございます。絡繰殿には、アヤ殿が彫られた金剛力士像が厳然と飾られており、見る者の心を打つほどにございまする。まぁ、見るのはカラクリ様しか居りませぬが。」
- 165◆CWWb2UleUxkH24/12/25(水) 19:26:03
昨日はすごい夢を見ました。いつかほんとにならないかな。
今日は何をしよう?
dice1d5=5 (5)
1.修行 2.マガリ 3.シズコ 4.お出かけ 5.修行の旅(日帰り)
- 166二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 19:27:13
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- 167◆CWWb2UleUxkH24/12/25(水) 19:29:36
今日は修行の旅に出かけます。
<修行内容>
dice1d4=4 (4)
1.野良襲撃 2.どこかの強者と 3.vsデカグラマトン 4.妖魔の森
- 168◆CWWb2UleUxkH24/12/25(水) 19:43:05
今日は妖魔の森へ向かうことにした。妖魔の森とは、この森を抜け、神域を通った先に広がる裏の世界のことだ。そこは妖が支配する領域であり、狐狗狸がかつて住んでいた世界でもある。そして、その地を統べる獣王――否、妖王たちは、あのカラクリ様が作り上げた仙人傀儡の素体でもある。
今の私の力では、入り口付近の雑魚妖を狩るのが精一杯だ。それほどまでに危険な場所であり、本来人間が足を踏み入れるべき場所ではない。何もしなくとも、そこに長くいるだけで瘴気が体を蝕み、やがて妖へと堕ちてしまうという。
この森に住む妖怪たちは、あるいは食欲に駆られて、あるいは狐狗狸のように人間の体を奪おうとして襲い掛かってくる。その執拗な攻撃を避け、時に撃退し、さらなる力を得る――それが今回の修行の目的だ。
妖魔の森に一歩足を踏み入れた瞬間、空気が一変した。生温かく、粘り気のある瘴気が肌にまとわりつき、視界は淡い紫の靄に包まれている。耳を澄ますと、木々のざわめきの中に混じって、不気味な声や足音が聞こえてきた。
その時だ――茂みが激しく揺れるとともに、何かが猛スピードでこちらに向かってくる。
マガリ「来るよ!」
妖の強さdice1d100=24 (24)
- 169◆CWWb2UleUxkH24/12/25(水) 19:46:00
dice1d4=4 (4)
1.狼 2.キノコ 3.幽霊 4.目玉
- 170◆CWWb2UleUxkH24/12/25(水) 20:05:31
茂みから飛び出してきたのは、無数の目玉――魔眼たちだった。大小さまざまな目が宙に浮き、不気味にこちらを見据えている。表面には血管が張り巡らされており、その中心にある瞳が鋭い光を放っていた。
マガリ「数は...十数体。勝てそうだね。」
次の瞬間、目玉たちは一斉に涙を飛ばし始めた。その涙は銃弾のような速度と威力を持ち、空気を切り裂く音を立てながら迫ってくる。いくつかがマガリや護法に直撃し、小さな爆発音を伴って弾けた。衝撃が操縦糸を通じて伝わり、手にしびれるような感覚が走る。
マガリ(戦闘) dice1d100=15 (15) +13(マガリの戦闘)+109(アヤの傀儡戦闘)
アヤ (操作) dice1d100=69 (69) +139(アヤの操作)
v.s.
魔眼たち(戦闘) dice1d100=15 (15) +40(妖&数の暴力)
(抵抗) dice1d100=39 (39) +100(妖)
- 171◆CWWb2UleUxkH24/12/25(水) 20:09:40
何とか敵の動きを見極め、その隙を突き、マガリが手榴弾を当て次々と倒していく。喰らった魔眼たちは弾けたように崩れ落ちた。目玉の奔流をかわしながら、一瞬の判断で最適な一手を繰り出す。その繰り返しの中で、少しずつ数を減らしていく。しかし、目玉たちは円陣を組むように動きながら、徐々に間合いを詰めてくる。やつらはいわば消耗品であり、親玉である魔眼の王を倒さねば無限に湧いて出てくるのだ。
マガリ(戦闘) dice1d100=8 (8) +13(マガリの戦闘)+109(アヤの傀儡戦闘)
アヤ (操作) dice1d100=24 (24) +139(アヤの操作)
v.s.
魔眼たち(戦闘) dice1d100=96 (96) +50(妖&数の暴力)
(抵抗) dice1d100=22 (22) +100(妖)
- 172◆CWWb2UleUxkH24/12/25(水) 20:24:32
次の瞬間、すべての魔眼がまるで意志を共有したかのように一斉に涙弾を放ってきた。その数、数百発もの圧倒的な弾幕は逃げ道を完全に塞ぎ、避ける間もなく全弾を受けてしまう。鈍い痛みが全身を駆け巡り、視界が一瞬ぼやける。これ以上の修行を続けるのは命の危険があると判断し、残された力で魔眼たちを一時的に操り、囲みを崩して逃げ道を確保する。何とか体を引きずりながら、瘴気に満ちた森の出口を目指し、必死で駆け抜けて妖魔の森から脱出した。
さすがはカラクリ様が作り上げた護法といったところか、大量の涙弾を浴びたにもかかわらず、その損傷は僅かで済んでいた。しかし、とっさの判断でマガリを護法の中に隠したものの、彼女の体にはいくつか損傷が見受けられる。細かな亀裂や部品の歪みが目立ち、放置すれば致命的な影響を与える可能性がある。急ぎマガリを家に連れ帰り、修理――いや、治療を施すことにした。
家に到着すると、迷わず作業場へと向かった。マガリをそっと寝かせ、損傷箇所を確認し修理に取り掛かろうとした。だが、目の前の光景に息を飲む。先ほどまであったはずの損傷が、まるで生き物の傷口がふさがるかのように、徐々に消え去っていく。亀裂も歪みも見る間に元の状態へと戻りつつあった。マガリは何事もなかったかのように静かに眠っていた。 - 173◆CWWb2UleUxkH24/12/25(水) 20:32:22
不思議に思いながらも、まずはマガリの無事に安堵することができた。その背後で、狐の傀儡が怪訝な顔をしてこちらを見つめているのに気づく。まるで何かを言いたげな表情で、少し首をかしげている。
アヤ「どうしたの、狐狗狸?」
コクリ「...いえ、何も。」
普段は飄々として胡散臭い笑みを浮かべる彼が、神妙な顔つきになっていた。
戦闘[傀儡]:109 +dice1d15=13 (13)
<<達成度>>
+-----------------------------+
| 34% 27% 25% 1% (81%) |
+-----------------------------+
- 174◆CWWb2UleUxkH24/12/25(水) 20:45:29
人形「纏傀儡は、確かに強力に見えるものでございますが、実際には護法が特別なだけで、必ずしもその性能を発揮するわけではございません。たとえば、小鳥遊ホシノや空崎ヒナが使ったとしても、その効果はあまり増強されないことでしょう。纏傀儡は本来、かなり重いものであり、これを身にまとって戦うことは、まるで重鎧を装着して戦場を駆け抜けるようなものでございます。しかし、その重さを操作でカバーし、また後方で傀儡を動かし、その動きを最小限に抑えらる傀儡師専用の装備なのです。そして、カラクリくおりてぃによって軽量・堅牢・操作性が高い。結果として強そうに見えるわけでございます。」
- 175◆CWWb2UleUxkH24/12/25(水) 20:58:35
人形「カラクリ様がアヤ殿を守るため、妖魔の森の妖から採取された高品質な素材で作られております。そのため小型要塞程の性能となっておりまする。
アヤ討伐ちゃーととしては、護法を着ていない温泉中に奇襲を仕掛ける。そして、操作が間に合わないほどの速度で攻撃するか、操作を振り切れる強者で囲んで即座に討ち取るのが正攻法でございますね。時間が立つほど操作で味方が盾にされたり、マガリが立ちはだかったり、王傀儡や外道傀儡などを使われてしまうので即座に倒すのがベストにございます。」 - 176◆CWWb2UleUxkH24/12/26(木) 08:16:13
妖魔の森は危険な場所です。そんな装備で大丈夫か。
今日は何をしよう?
dice1d5=1 (1)
1.修行 2.マガリ 3.シズコ 4.お出かけ 5.めんてなんす
- 177◆CWWb2UleUxkH24/12/26(木) 08:22:07
昨日の戦いを経て、自らの未熟さを痛感した私は、迷うことなく修行を始めた。
<修行内容>
dice1d4=1 (1)
1.傀儡を作る修行 2.生傀儡を操る修行 3.傀儡を操る修行 4.+マガリ
- 178◆CWWb2UleUxkH24/12/26(木) 08:27:31
今日は傀儡を作る修行にございます。
<傀儡の種類>
dice1d4=2 (2)
1.手傀儡 2.纏傀儡 3.素体傀儡 4.絡繰戦車
- 179◆CWWb2UleUxkH24/12/26(木) 08:35:40
今回は纏傀儡を作ることに決めた。一見、護法がある今の状況では不要にも思えるが、いずれ独り立ちする日を見据え、自ら一式を作り上げられるようにならねばならない。素材を丁寧に切り分け、木はノミと槌で加工し、金属は槌で変形させていく。一つ一つ組み合わせて形を整えていく。削るたび、打つたびに、無骨な素材が徐々に纏傀儡の姿を成していく。
傀儡の出来 dice1d100=75 (75) +32(アヤの製作)
(100以上で完成。以下だと難あり。)
- 180◆CWWb2UleUxkH24/12/26(木) 08:42:39
先日捕獲した絡繰を傀儡に仕立てた際に記した反省点を参考に、細心の注意を払いながら仕上げていく。慎重に、そして丁寧に作業を進め、ついに完成を迎える。護法ほどの高性能には及ばぬものの、纏傀儡としては十分な性能を備えていると言えよう。
マガリ「いい感じだね~流石!」
製作[傀儡]:32 +dice1d15=14 (14)
<<達成度>>
+-----------------------------+
| 34% 27% 25% 1% (81%) |
+-----------------------------+
- 181◆CWWb2UleUxkH24/12/26(木) 10:15:32
傀儡の製作が最近上達してきている気がする。慢心せず頑張りましょう。
今日は何をしよう?
dice1d5=1 (1)
1.修行 2.マガリ 3.シズコ 4.お出かけ 5.園芸
- 182◆CWWb2UleUxkH24/12/26(木) 10:17:11
今日も今日とて修行にございます。
<修行内容>
dice1d4=4 (4)
1.傀儡を作る修行 2.生傀儡を操る修行 3.傀儡を操る修行 4.+マガリ
- 183◆CWWb2UleUxkH24/12/26(木) 10:21:00
今日は傀儡を操る修行にございます。
マガリ「私もいるよ~♪」
<傀儡の種類>
dice1d5=2 (2)
1.手傀儡 2.纏傀儡 3.王傀儡 4.外道傀儡 5.マガリのみ
- 184◆CWWb2UleUxkH24/12/26(木) 10:41:40
前回作り上げたdice1d4=1 (1) の操作性を確かめるべく、試験運用を行うことにした。
1.鉄壁 2.黒鎖 3.堅衣 4.桜花
関節部に糸を縫い付け、慎重に起き上がらせる。腕甲を動かして物を持ち上げさせ、さらにその手でマガリを操らせてみる。
マガリ「ちゃんと動いてるよ~!」
動作は遅いものの、想定通りに動いているようだ。しかし、護法と比べると力の伝わり具合が鈍く、全体的な操作性にも難がある。まだまだ改善の余地が残されていることを痛感させられる結果であった。
操作[傀儡]:139 +1d5=
<<達成度>>
+-----------------------------+
| 34% 27% 23% 1% (81%) |
+-----------------------------+
- 185◆CWWb2UleUxkH24/12/26(木) 10:48:26
- 186二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 21:48:34
程よく上がった
- 187◆CWWb2UleUxkH24/12/27(金) 08:19:10
うんうん、それもまた修行にございますね。
今日は何をしよう?
dice1d5=5 (5)
1.修行 2.マガリ 3.シズコ 4.お出かけ 5.めんてなんす
- 188◆CWWb2UleUxkH24/12/27(金) 08:21:39
王傀儡dice1d7=2 (2) 式
(??? 強欲[狐狗狸] 嫉妬[大蛇] 憤怒[鳶鷹] ??? ??? ???)
- 189◆CWWb2UleUxkH24/12/27(金) 08:41:04
先日の訓練にて、妖力の扱いがいかに未熟であるかを改めて痛感した。妖魔の森出身のコクリと共に修行を積むことにする。ついでに、マガリもいつものようについてきた。
コクリ「...」
マガリ「...」
修行の場に着くや否や、コクリとマガリは早速いつものように睨み合いを始めた。
アヤ「コクリ。妖力の耐性を上げるにはどうしたらいい?」
コクリ「ふむ、そうですね...dice1d4=3 (3) 」
1.妖魔の森で少しづつ体を瘴気に慣らすのが一番安全でしょうね。(危険度:小)
2.妖魔の森に生る果実や、獣を食すのが手っ取り早いでしょうね。(危険度:中)
3.妖力を直接注入し、強制的に耐性を付ける方法ならありますね。(危険度:大)
4.体を貸してくれれば直ぐにお教えできるんですが...(危険度:特大)
- 190◆CWWb2UleUxkH24/12/27(金) 08:50:29
アヤ「妖力を直接体に?」
コクリ「ええ。そうすることで体に強制的に免疫を付ける。こう言うと予防注射のように聞こえるかもしれませんが、実際は体を妖化するようなものです。上手くいけば耐性が付きます。しかし、それに耐え切れず体が侵されれば、耳が生えたり、毛深くなったり、最悪妖になるでしょうね。ハイリスクハイリターンな方法です。」
dice1d4=2 (2)
1.アヤ「もう少し安全な方法ある?」
2.コクリ「まあ危険なんでやめといたほうがいいかと。」
3.マガリ「ダメダメダメ!危険すぎるよ!」
4.アヤ「よし、やってみよう!」
- 191◆CWWb2UleUxkH24/12/27(金) 08:59:51
マガリ「じゃあ、他になんかいい案でもあるの?」
コクリ「一番安全なのは妖魔の森に毎日通い、少しずつ体を瘴気に慣らすことでしょうね。その代わり、遅いですが。もう少し手っ取り早くするなら、妖魔の森のものを食べるのがいいですね。直接注入ほどの危険性ではないですが、一部妖化する可能性もあります。まあ、一番簡単なのは私に体を貸してもらうことですがね?クキキッ♪」
マガリ「まとめると妖魔の森行脚か、ヨモツヘグイってことね。」
dice1d4=3 (3)
1.アヤ「妖魔の森行脚にしてみよう。」
2.マガリ「行脚が一番安全だと思うよ~」
3.アヤ「ヨモツヘグイにしよう。」
4.アヤ「どっちもやってみよう。」
- 192◆CWWb2UleUxkH24/12/27(金) 09:06:50
というわけで、私たちは妖魔の森へと足を踏み入れた。
見つけた食材はdice1d4=3 (3)
1.赤い実(危険度:小) 2.幼虫(危険度:小-中) 3.魔眼(危険度:中) 4.狼(危険度:中-大)
- 193◆CWWb2UleUxkH24/12/27(金) 09:24:45
先日訪れた場所へ足を運び、待ち伏せていた魔眼たちを素早く捕獲する。襲い来る涙弾をかわしつつ、いくつかを確保するや否や、仲間が集まってくる前に急ぎ足でその場を後にした。
アヤ「これで大丈夫そう?」
マガリ「魔眼って食べれるの...?」
コクリ「瑞眼の幼体ですか。まぁまぁですね。調理すれば吸収できる妖力が減りますが、安全には食べられますね。」
dice1d4=4 (4)
1.アヤ「最初だし、調理してみよう」
2.マガリ「安全な方にした方がいいと思うよ」
3.アヤ「そのまま食べてみよう。」
4.コクリ「これぐらいなら妖化しても耳が生えたり、毛深くなったりする程度ですよ。それに数日たてば元に戻るでしょう。」
- 194◆CWWb2UleUxkH24/12/27(金) 09:34:40
コクリの言葉を半信半疑で受け入れ、魔眼を手に取る。じっと見つめると、わずかに震え、触手のような細い血管が蠢いているのがわかる。そのまま覚悟を決め、口に運んだ。弾力のある外皮を噛み砕くと、内部から濃厚な液体が溢れ出し、鉄のような味が舌を覆った。不快さと好奇心が入り混じる中、何とか飲み込む。胸の奥に奇妙な熱が走り、体中に妖力が巡る感覚がした。
<妖力吸収>
dice1d60=28 (28) -35(アヤの神秘)
(0以下だと安全に、以上だと妖化する。100以上だと妖になる。)
- 195◆CWWb2UleUxkH24/12/27(金) 09:43:01
特に体に異変は感じられず、安心と同時に少し拍子抜けした気分になる。妖化の兆候も見られず、ただ鉄の味が残るだけだ。コクリがこちらをじっと見つめているが、何かを企んでいる様子でもない。どうやら彼の言葉は本当だったらしい。だが、魔眼を食べたことが果たして修行や妖力の向上に繋がるのか、まだ判断はつかなかった。
マガリ「...それどんな味なの?」
アヤ「外側はゴムみたい。中の房水はとろとろしてて、金属みたいな渋みがある。おいしくないね。」
コクリ「まあ、妖なんてそんなものです。中にはおいしい妖もいますがね。」
神秘:35+5+dice1d10=10 (10) (吸収された妖力(神秘))
- 196◆CWWb2UleUxkH24/12/27(金) 11:35:10
魔眼を全て平らげると、身体の芯からじわじわと広がる奇妙な感覚に包まれる。手足が軽くなったような気がする一方で、視界が一変する。これまでぼんやりとしか感じ取れなかったコクリの周囲に漂う靄のような妖力が、まるで霧が晴れるように鮮明に映り始めた。その揺らめきは規則性を持ちながらも不気味で、妖そのものを象徴しているかのようだった。そして、視線をマガリに移すと、彼女の周りにも同じような光の流れが浮かび上がっていた。それは穏やかで、どこか守護のような温もりを感じさせるものだった。自分が見えているものが妖力そのものだと気づくのに、そう時間はかからなかった。
アヤ「ウッ...げほっげほ...!?」
妖力の視覚化に喜びを感じたのも束の間、体内を駆け巡る奇妙な感覚が急速に変化を遂げていく。吐き気が込み上げ、冷たい汗が額を流れ落ちる。全身を覆う悪寒が、まるで鋭利な刃物が内側から削り取るように襲いかかってくる。糸を操る力が高まったかのような直感が浮かぶが、その直後には身体が異物に侵されるような感覚に圧倒され、立っているのも辛くなった。これが妖力を無理に取り込んだ代償なのか、それとも何か別の兆候なのか、判断がつかないまま膝を突き、地面に手をつく。
マガリ「アヤちゃん!?どうしたの?.........!!」
コクリ「いえいえ!今回に至っては私何もしていませんよ!......おそらく、妖力酔いでしょう。一度に取り過ぎたのが原因みたいですね。」
マガリの腕に支えられ、ふらふらと足元が定まらないまま家へと向かう。体内で渦巻く異常な感覚がまだ収まらず、彼女に頼るしかない状況だ。彼女の力強い手が肩を支え、歩幅を合わせてくれる。その度に、かすかに伝わる温かさに安心感を覚える。家に着くまでの道のりは長く感じられ、ひとつひとつの足音が重く響くようだ。それでも、マガリの静かな存在に支えられながら、少しずつ歩を進めていった。
<<達成度>>
+-----------------------------+
| 34% 27% 21% 1% (81%) |
+-----------------------------+
- 197◆CWWb2UleUxkH24/12/27(金) 23:00:35
人形「そろそろぱーと3を作るとしましょう。」
アヤの指揮力dice1d100=74 (74)
- 198二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 23:45:37