- 1◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:03:38
- 2◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:04:23
- 3◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:05:59
- 4◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:08:49
- 5◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:09:55
[改めてステータスの続きです]
・戦闘関連
白兵 37
射撃 58
防御 45
回避 41
トラップ 15
戦術 66
(『ナギサ』自身の戦闘力はモブより一回り強い程度) - 6◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:10:11
・非戦闘関連
神秘 70
政治 37
料理 58
味覚センス 92
美術 70
事務 50
医療 100(神秘・異能寄りの医療技術)
技術 86(アリウス時代の厳しい生活経験に依る)
家事 49
慈悲 48
倫理 48
ナギサエミュの完成度:60%
・学力(偽ナギサの知識としては2年生相当)
国語 40
数学 1(そもそも数字の大小もピンとこない)
歴史 50
化学 53
物理 32
(あるかわからないけど)英語 69 - 7◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:11:02
・好感度
①『ナギサ』からの好感度
・対策委員会
ホシノ:97
ノノミ:93
シロコ:99
アヤネ:79
セリカ:95
(対策委員会の皆は心から信頼している)
・便利屋68
アル:97
カヨコ:43
ムツキ:78
ハルカ:46
・トリニティ
ナギサ:89
ヒフミ:51
・ゲヘナ
ヒナ:53
・シャーレ
先生:40 - 8◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:13:34
②ナギサへの好感度
・対策委員会
ホシノ:60 (信頼)
ノノミ:99 (非常に親密)
シロコ:69 (信頼)
アヤネ:47 (同級生として健全な仲だが『ナギサ』の破天荒さにたまに噛み合わない)
セリカ:96 (恋愛)
・ゲヘナ
ヒナ:3(誤砲撃による負い目)
・便利屋68
アル:30 (オーラが苦手)
カヨコ:17 (警戒)
ムツキ:93 (面白い子!)
ハルカ:74 (アル様の恩人)
・トリニティ
ナギサ様:35
ヒフミ(ただし覆面を被った状態の『ナギサ』に対する好感度):36
・シャーレ
先生:先生は生徒皆の味方 - 9◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:18:28
[ここでちょっと気になったのでダイスします]
[セリカと『ナギサ』がお付き合い始めたの、対策委員会の皆はどう思っているんでしょう]
1.意外 2.静かに祝福 3.興味津々・気ぶり隊
ホシノ dice1d3=2 (2)
ノノミ dice1d3=2 (2)
アヤネ dice1d3=3 (3)
シロコ dice1d3=1 (1)
先生 dice1d3=1 (1)
- 10◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:45:01
アビドス高校・対策委員会教室。セリカと『ナギサ』がアルバイトしているころ。
教室では2人を除いて秘密会議が行われていた。
ホシノ「セリカちゃんは奥手だと思ってたけど、やるじゃーん。猫の爪って普段は隠れてるもんね。あそこまで鋭い爪だったなんてさー。」
ノノミ「でも、うまく行きそうでよかったです!それにナギサちゃんは数字以外には強いし、セリカちゃんは数字に強いし。」
ホシノ「うへ~。若いっていいねえ。おじさんたちは静か~にお祝いするよ。」
ノノミ「うんうん☆」
秘密会議というのはもちろんセリカと『ナギサ』が付き合いだした件であった。
『ナギサ』はともかくセリカは隠し事が苦手なタイプであったからやむを得ない。 - 11◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:46:00
シロコ「そういうの、興味あるんだって正直意外だった。」
アヤネ「そうですね、その気持ちわかります……。」
アヤネ「……でも、2人のこれからは見守っていく必要があると思います。」
ホシノ「うん?あ~。」
ホシノは生暖かい目をアヤネに向ける。
ノノミ「幼馴染み、ですもんね。」
ホシノに苦笑いしながらアヤネはノノミに頷く。
アヤネとセリカは中学時代からの幼馴染み、いろんな意味でうまく行くのかどうか不安になる部分もあるのだろう。
アヤネ「はい。特にナギサさんはすごく鈍感になるときがありますから、私たちでしっかりサポートする必要があると思います!」
力強い宣言。
シロコ「……ん。」
シロコは一瞬たじろぎ、ホシノとノノミは顔を見合わせて笑った。 - 12◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:46:45
[今晩はここまでです]
[明日明後日は出張のため更新不定期になります] - 13◆B3SSKg8oHw24/12/18(水) 07:04:25
[『ナギサ』の見た夢]
dice1d100=17 (17)
1〜30. 悪夢
31〜60. 虚無
61〜90. 熟睡
91〜100. 邂逅
- 14◆B3SSKg8oHw24/12/18(水) 07:27:25
『ナギサ』は夢を見るような人ではなかった。そんなもの無意味、無駄、無価値だと教えられてきたし、事実その通りであったからだ。
救いなどなく、与えられたのは苦痛と役目だけ。
だが、恐らく幸運なことに『ナギサ』は普通の生活を歩み出した。
それは……
dice1d3=2 (2)
1. 今までの異常性に気付くことだった
2. 失いたくないものを得ることだった
3. 自分一人だけ救われたということだった
[虚しさ]
dice1d100=30 (30)
- 15◆B3SSKg8oHw24/12/18(水) 07:45:59
「ここは……?」
『ナギサ』は辺りを見回す。廃墟だろうか?
「!?」
目の前に誰か倒れている。
「……っ!!」
助けなければ。
「(酷い傷……!)」
駆け寄り一目診れば危ない状態だと分かる。
「水は!」
無い。
「血止め!」
無い。
「……誰か!!」
居ない。
叫ぶ間も『ナギサ』は淀むことなく手を動かすが、目の前の誰かは冷たさを増していく。
「っ……。」
『ナギサ』の見立てはもう助からないと結論を出しているが、それを拒否するかのよう手を握りしめる。
「……!しっかり!しっかりしてください!!」
そこで、目の前の誰かが弱弱しく口を開く。『ナギサ』は縋る。
シロコ「……全ては虚しいんじゃ無かったの?」
「あ……?」
目の前の誰かはシロコだった。
直視できずに目を逸らせばセリカやノノミ、対策委員会の皆が倒れている。
「い、嫌……。嫌あっ!!」 - 16◆B3SSKg8oHw24/12/18(水) 07:53:46
『ナギサ』はベッドの上で跳ね起きる。
嫌な汗をかいていた。
セリカ「……大丈夫じゃないでしょ、ちょっと休んでなさい。」
「………セリカ……?」
セリカ「……何?」
「……酷い夢を見ました。」
「対策委員会の皆が……倒れて、それで……。」
「全てが虚しいとしても、あなたたちと……分かれたくはないものですね……。」
セリカ「……当たり前よ。」
冗長な言葉に短く返すばかりだった。 - 17二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 12:56:19
もしやあっちの世界のシロコを暗示した夢なのか……
- 18◆B3SSKg8oHw24/12/18(水) 20:26:28
「……おはようございます。」
『ナギサ』はセリカと共に、物憂げにアビドスに登校する。
ノノミ「おはようございます☆」
ノノミ「あ、あら……?」
セリカ「怖い夢見たんだってさ。」
ホシノ「うへ〜、それは大変だあ……。なるべく一緒にいてあげなよ?」
セリカ「は、はあ!?いや、分かったわよ……。」
シロコ「そういう時は気分転換に体を動かすべき。」
シロコ「サイクリングとか、賞金首を襲うとか。」
アヤネ「襲うのはともかく、気分転換は大切だと思います。」
「……。」
dice1d4=4 (4)
1,2. 「はい、ありがとうございます。」(平静)
3. 「良かった……。」(安心)
4. 「皆さん、手首を出していただけませんか?」(確認)
- 19◆B3SSKg8oHw24/12/18(水) 20:33:47
シロコ「?はい。」
「ありがとうございます。」
『ナギサ』はその手を取り、脈を取る。
シロコ「ど、どうしたの。」
「……確認したかったんです、皆さんがそこに居るかを。」
シロコ「ん……。なら、大丈夫。」
ホシノ「……ナギサちゃんは心配症だねえ……。ほら、おじさんの脈もとりなよ〜。」
ノノミ「……はい、私も好きなだけどうぞ☆」
アヤネ「わ、私も……!」
セリカ「……何この流れ……。」
そういうセリカもスッと右手首を差し出したのは言うまでもない。 - 20◆B3SSKg8oHw24/12/18(水) 21:08:04
最後に脈をとったセリカの手首を離す。
「うん、皆さん正常です。」
「……よかった。」
ここでいきなり泣き出す程、急に人は変わらないが今の『ナギサ』なりに万感の想いが籠もっていた。
セリカ「……そ。あんたがそれで良いなら。」
ノノミ「また寂しくなったら、いつでも。」
皆が頷く。
「………ふふ、ありがとうございます。」 - 21◆B3SSKg8oHw24/12/18(水) 21:14:27
アヤネ「それでは、借金返済の会議に移ります。」
ホシノ「え〜?せっかくいい話だったじゃーん。」
セリカ「いいやアヤネの言う通り!借金はまだそっくり残ってるんだから!」
シロコ「もう狙い目の建物のリストアップはしてある。」
ノノミ「危ないのは駄目ですよシロコちゃん、ここはやっぱりアイドルで!」
「アビドスラーメンを売り出しましょう。」
ホシノ「うへ〜、若い子のやる気は凄いねえ……。」
……今日のアビドスも平和だった。 - 22◆B3SSKg8oHw24/12/18(水) 21:30:34
アビドスは平和だった。
だが、世界はそうとは限らない。
dice1d2=1 (1)
1. 万魔殿にて
2. ティーパーティーにて
- 23◆B3SSKg8oHw24/12/18(水) 21:39:44
マコト「ご苦労、下がっていいぞ。」
万魔殿所属生徒「はっ!」
万魔殿の議長は書類に目を通して静かに驚く。
マコト「……なんともはや。まさかアビドスにこんな転入生がいたとはな。」
マコト「風紀委員長も必死に隠そうとするわけだ……。」
[マコトから『ナギサ』への第一印象の良さ]
dice1d100=48 (48)
[それはそれとして警戒度]
dice1d100=74 (74)
- 24◆B3SSKg8oHw24/12/18(水) 21:52:20
マコト「(……しかし……。)」
マコト「(外見があのナギサにそっくりなことくらいしか分からんではないか!!)」
マコト「(仕方ない、このナギサ……ええいまどろっこしいな。藤関ナギサがどういう奴なのかはいったん保留としよう。合う合わないを考える段階ではない……。)」
マコト「(だが、その見た目だけで十分警戒に値する……。)」
dice1d4=2 (2)
1. マコト「やはり私自ら見定めるしかあるまい!」
2. マコト「見てこいイロハ!」
3. マコト「取材だチアキ!」
4. マコト「本音を聞き出してこいサツキ!」
- 25◆B3SSKg8oHw24/12/18(水) 21:56:59
イロハ「はあ……。絶対にめんどくさい案件です……。」
イロハ「まあ、こうなった以上決定も覆らないので行きますが……。要件はどうします?」
マコト「……キキキッ。任せよう。」
イロハ「ええ……?」 - 26◆B3SSKg8oHw24/12/18(水) 21:58:03
[今晩はここまでです]
- 27二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 22:24:24
見事な丸投げだな...
けど今までよりも大きく本編と異なる展開になりそうだ - 28◆B3SSKg8oHw24/12/19(木) 07:28:25
対策委員会・教室の電話が鳴る。
出たのは
dice1d6=6 (6)
1. ホシノ
2. ノノミ
3. シロコ
4. セリカ
5. アヤネ
6. 『ナギサ』
- 29◆B3SSKg8oHw24/12/19(木) 07:47:22
「はい、こちらアビドス対策委員会です。」
イロハ「ああ……はじめまして。万魔殿の棗イロハです。」
イロハ「先輩から、そちらの藤関ナギサさんを見てこいと命令されたので一度お会いしたいのですが。」
「あ、はい。私が藤関です。」
イロハ「丁度良かった。空いてる日はありますか?」
[『ナギサ』の警戒]
dice1d100=16 (16)
- 30◆B3SSKg8oHw24/12/19(木) 07:54:57
『ナギサ』はあまり警戒していなかった。
風紀委員会のほうがよほど警戒すべき相手であると考えていたし、電話の相手のテンションに流された面もあるだろう。
「明日以降なら調整しますよ?」
イロハ「話が早くて助かります、それでは明日の13時頃戦車で伺いますね。」
「はい、承知しました。」
イロハ「では失礼します……。」
「失礼します。」
『ナギサ』は受話器を置く。
「皆さん、万魔殿の方が明日私を見に来るそうです。ええと……13時頃。」
ホシノ「……うへ〜、今度から一声相談してねー。」
ホシノ「まあいいや。明日は皆でおもてなししよっか。」