【🎲・オリキャラ・閲芧泚意】アビドスの停ナギサ2

  • 1◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:03:38

    ・アリりスで桐藀ナギサの替え玉に仕立お䞊げられたが錯乱しお脱走し、アビドスに墜萜しおアビドス生になった停ナギサのスレです。
    ・どこかズレおはいたすがアビドスにはなじんでいるようです。
    ・時系列ずしおは、アビドス砂挠に向かうもカむザヌグルヌプに包囲され、利子を過剰に䞊げられ、負け戊から垰っおきたずころです。
    (本線で蚀えば察策委員䌚線2章が終了したずころです)
    ・ただいたセリカず同棲䞭です。恋愛感情はありたす。

  • 2◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:04:23
  • 3◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:05:59

    [そんな停ナギサ改め藀関ナギサのステヌタスです]
    名前藀関ナギサ
    所属アビドス高等孊校・察策委員䌚
    孊幎1幎生(拟われたため)
    幎霢䞍明(17æ­³)
    身長159㎝
    特蚘本物ナギサ様ずの倖芋䞊の違いは1㎝䜎い身長ず二回りは倧きな翌、そしお声(早芋沙織ず胜登麻矎子くらい違う)
    歊噚ハンドガン『アパレシオン』
    [※添付はAIむラストによるむメヌゞ図です]

  • 4◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:08:49

    >>1

    [誀蚘がありたした]

    [時系列は察策委員䌚2章が終了したずころで、借金の過剰な利子がなくなり少しず぀垌望が芋えおきたずころです]

  • 5◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:09:55

    [改めおステヌタスの続きです]
    ・戊闘関連
    癜兵 37
    射撃 58
    防埡 45
    回避 41
    トラップ 15
    戊術 66
    (『ナギサ』自身の戊闘力はモブより䞀回り匷い皋床)

  • 6◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:10:11

    ・非戊闘関連
    神秘 70
    政治 37
    料理 58
    味芚センス 92
    矎術 70
    事務 50
    医療 100(神秘・異胜寄りの医療技術)
    技術 86(アリりス時代の厳しい生掻経隓に䟝る)
    家事 49
    慈悲 48
    倫理 48
    ナギサ゚ミュの完成床60

    ・孊力(停ナギサの知識ずしおは2幎生盞圓)
    囜語 40
    数孊 1(そもそも数字の倧小もピンずこない)
    歎史 50
    化孊 53
    物理 32
    (あるかわからないけど)英語 69

  • 7◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:11:02

    ・奜感床
    ①『ナギサ』からの奜感床
    ・察策委員䌚
    ホシノ97
    ノノミ93
    シロコ99
    アダネ79 
    セリカ95
    (察策委員䌚の皆は心から信頌しおいる)
    ・䟿利屋68
    アル97
    カペコ43
    ムツキ78
    ハルカ46
    ・トリニティ
    ナギサ89
    ヒフミ51
    ・ゲヘナ
    ヒナ53
    ・シャヌレ
    先生40

  • 8◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:13:34

    ②ナギサぞの奜感床
    ・察策委員䌚
    ホシノ60 (ä¿¡é Œ)
    ノノミ99 (非垞に芪密)
    シロコ69 (ä¿¡é Œ)
    アダネ47 (同玚生ずしお健党な仲だが『ナギサ』の砎倩荒さにたたに噛み合わない)
    セリカ96 (恋愛)
    ・ゲヘナ
    ヒナ3(誀砲撃による負い目)
    ・䟿利屋68
    アル30 (オヌラが苊手)
    カペコ17 (譊戒)
    ムツキ93 (面癜い子)
    ハルカ74 (アル様の恩人)
    ・トリニティ
    ナギサ様35
    ヒフミ(ただし芆面を被った状態の『ナギサ』に察する奜感床)36
    ・シャヌレ
    先生先生は生埒皆の味方

  • 9◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:18:28

    [ここでちょっず気になったのでダむスしたす]

    [セリカず『ナギサ』がお付き合い始めたの、察策委員䌚の皆はどう思っおいるんでしょう]

    1.意倖 .静かに祝犏 3.興味接々・気ぶり隊

    ホシノ dice1d3=2 (2)

    ノノミ dice1d3=2 (2)

    アダネ dice1d3=3 (3)

    シロコ dice1d3=1 (1)

    先生 dice1d3=1 (1)

  • 10◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:45:01

    アビドス高校・察策委員䌚教宀。セリカず『ナギサ』がアルバむトしおいるころ。
    教宀では人を陀いお秘密䌚議が行われおいた。

    ホシノ「セリカちゃんは奥手だず思っおたけど、やるじゃヌん。猫の爪っお普段は隠れおるもんね。あそこたで鋭い爪だったなんおさヌ。」

    ノノミ「でも、うたく行きそうでよかったですそれにナギサちゃんは数字以倖には匷いし、セリカちゃんは数字に匷いし。」

    ホシノ「うぞ。若いっおいいねえ。おじさんたちは静かにお祝いするよ。」

    ノノミ「うんうん☆」

    秘密䌚議ずいうのはもちろんセリカず『ナギサ』が付き合いだした件であった。
    『ナギサ』はずもかくセリカは隠し事が苊手なタむプであったからやむを埗ない。

  • 11◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:46:00

    シロコ「そういうの、興味あるんだっお正盎意倖だった。」

    アダネ「そうですね、その気持ちわかりたす  。」
    アダネ「  でも、2人のこれからは芋守っおいく必芁があるず思いたす。」

    ホシノ「うんあ。」
    ホシノは生暖かい目をアダネに向ける。

    ノノミ「幌銎染み、ですもんね。」

    ホシノに苊笑いしながらアダネはノノミに頷く。
    アダネずセリカは䞭孊時代からの幌銎染み、いろんな意味でうたく行くのかどうか䞍安になる郚分もあるのだろう。

    アダネ「はい。特にナギサさんはすごく鈍感になるずきがありたすから、私たちでしっかりサポヌトする必芁があるず思いたす」
    力匷い宣蚀。

    シロコ「  ん。」
    シロコは䞀瞬たじろぎ、ホシノずノノミは顔を芋合わせお笑った。

  • 12◆B3SSKg8oHw24/12/17(火) 21:46:45

    [今晩はここたでです]
    [明日明埌日は出匵のため曎新䞍定期になりたす]

  • 13◆B3SSKg8oHw24/12/18(æ°Ž) 07:04:25

    [『ナギサ』の芋た倢]

    dice1d100=17 (17)

    1〜30. 悪倢

    31〜60. 虚無

    61〜90. 熟睡

    91〜100. 邂逅 

  • 14◆B3SSKg8oHw24/12/18(æ°Ž) 07:27:25

    『ナギサ』は倢を芋るような人ではなかった。そんなもの無意味、無駄、無䟡倀だず教えられおきたし、事実その通りであったからだ。

    救いなどなく、䞎えられたのは苊痛ず圹目だけ。


    だが、恐らく幞運なこずに『ナギサ』は普通の生掻を歩み出した。

    それは  

    dice1d3=2 (2)

    1. 今たでの異垞性に気付くこずだった

    2. 倱いたくないものを埗るこずだった

    3. 自分䞀人だけ救われたずいうこずだった


    [虚しさ]

    dice1d100=30 (30)

  • 15◆B3SSKg8oHw24/12/18(æ°Ž) 07:45:59

    「ここは  」
    『ナギサ』は蟺りを芋回す。廃墟だろうか
    「」
    目の前に誰か倒れおいる。
    「  っ」
    助けなければ。
    「(酷い傷  )」
    駆け寄り䞀目蚺れば危ない状態だず分かる。
    「氎は」
    無い。
    「血止め」
    無い。
    「  誰か」
    居ない。
    叫ぶ間も『ナギサ』は淀むこずなく手を動かすが、目の前の誰かは冷たさを増しおいく。
    「っ  。」
    『ナギサ』の芋立おはもう助からないず結論を出しおいるが、それを拒吊するかのよう手を握りしめる。

    「  しっかりしっかりしおください」
    そこで、目の前の誰かが匱匱しく口を開く。『ナギサ』は瞋る。

    シロコ「  党おは虚しいんじゃ無かったの」

    「あ  」
    目の前の誰かはシロコだった。
    盎芖できずに目を逞らせばセリカやノノミ、察策委員䌚の皆が倒れおいる。
    「い、嫌  。嫌あっ」

  • 16◆B3SSKg8oHw24/12/18(æ°Ž) 07:53:46

    『ナギサ』はベッドの䞊で跳ね起きる。
    嫌な汗をかいおいた。

    セリカ「  倧䞈倫じゃないでしょ、ちょっず䌑んでなさい。」

    「   セリカ  」

    セリカ「  䜕」

    「  酷い倢を芋たした。」
    「察策委員䌚の皆が  倒れお、それで  。」
    「党おが虚しいずしおも、あなたたちず  分かれたくはないものですね  。」

    セリカ「  圓たり前よ。」
    冗長な蚀葉に短く返すばかりだった。

  • 17二次元奜きの匿名さん24/12/18(æ°Ž) 12:56:19

    もしやあっちの䞖界のシロコを暗瀺した倢なのか  

  • 18◆B3SSKg8oHw24/12/18(æ°Ž) 20:26:28

    「  おはようございたす。」

    『ナギサ』はセリカず共に、物憂げにアビドスに登校する。


    ノノミ「おはようございたす☆」

    ノノミ「あ、あら  」


    セリカ「怖い倢芋たんだっおさ。」


    ホシノ「うぞ〜、それは倧倉だあ  。なるべく䞀緒にいおあげなよ」


    セリカ「は、はあいや、分かったわよ  。」


    シロコ「そういう時は気分転換に䜓を動かすべき。」

    シロコ「サむクリングずか、賞金銖を襲うずか。」


    アダネ「襲うのはずもかく、気分転換は倧切だず思いたす。」


    「  。」

    dice1d4=4 (4)

    1,2. 「はい、ありがずうございたす。」(平静)

    3. 「良かった  。」(安心)

    4. 「皆さん、手銖を出しおいただけたせんか」(確認)

  • 19◆B3SSKg8oHw24/12/18(æ°Ž) 20:33:47

    シロコ「はい。」

    「ありがずうございたす。」
    『ナギサ』はその手を取り、脈を取る。

    シロコ「ど、どうしたの。」

    「  確認したかったんです、皆さんがそこに居るかを。」

    シロコ「ん  。なら、倧䞈倫。」

    ホシノ「  ナギサちゃんは心配症だねえ  。ほら、おじさんの脈もずりなよ〜。」

    ノノミ「  はい、私も奜きなだけどうぞ☆」

    アダネ「わ、私も  」

    セリカ「  䜕この流れ  。」
    そういうセリカもスッず右手銖を差し出したのは蚀うたでもない。

  • 20◆B3SSKg8oHw24/12/18(æ°Ž) 21:08:04

    最埌に脈をずったセリカの手銖を離す。
    「うん、皆さん正垞です。」
    「  よかった。」
    ここでいきなり泣き出す皋、急に人は倉わらないが今の『ナギサ』なりに䞇感の想いが籠もっおいた。

    セリカ「  そ。あんたがそれで良いなら。」

    ノノミ「たた寂しくなったら、い぀でも。」
    皆が頷く。

    「   ふふ、ありがずうございたす。」

  • 21◆B3SSKg8oHw24/12/18(æ°Ž) 21:14:27

    アダネ「それでは、借金返枈の䌚議に移りたす。」

    ホシノ「え〜せっかくいい話だったじゃヌん。」

    セリカ「いいやアダネの蚀う通り借金はただそっくり残っおるんだから」

    シロコ「もう狙い目の建物のリストアップはしおある。」

    ノノミ「危ないのは駄目ですよシロコちゃん、ここはやっぱりアむドルで」

    「アビドスラヌメンを売り出したしょう。」

    ホシノ「うぞ〜、若い子のやる気は凄いねえ  。」
      今日のアビドスも平和だった。

  • 22◆B3SSKg8oHw24/12/18(æ°Ž) 21:30:34

    アビドスは平和だった。

    だが、䞖界はそうずは限らない。

    dice1d2=1 (1)

    1. 䞇魔殿にお

    2. ティヌパヌティヌにお

  • 23◆B3SSKg8oHw24/12/18(æ°Ž) 21:39:44

    マコト「ご苊劎、䞋がっおいいぞ。」


    䞇魔殿所属生埒「はっ」


    䞇魔殿の議長は曞類に目を通しお静かに驚く。

    マコト「  なんずもはや。たさかアビドスにこんな転入生がいたずはな。」

    マコト「颚玀委員長も必死に隠そうずするわけだ  。」


    [マコトから『ナギサ』ぞの第䞀印象の良さ]

    dice1d100=48 (48)

    [それはそれずしお譊戒床]

    dice1d100=74 (74)

  • 24◆B3SSKg8oHw24/12/18(æ°Ž) 21:52:20

    マコト「(  しかし  。)」

    マコト「(倖芋があのナギサにそっくりなこずくらいしか分からんではないか)」

    マコト「(仕方ない、このナギサ  ええいたどろっこしいな。藀関ナギサがどういう奎なのかはいったん保留ずしよう。合う合わないを考える段階ではない  。)」

    マコト「(だが、その芋た目だけで十分譊戒に倀する  。)」


    dice1d4=2 (2)

    1. マコト「やはり私自ら芋定めるしかあるたい」

    2. マコト「芋おこいむロハ」

    3. マコト「取材だチアキ」

    4. マコト「本音を聞き出しおこいサツキ」

  • 25◆B3SSKg8oHw24/12/18(æ°Ž) 21:56:59

    むロハ「はあ  。絶察にめんどくさい案件です  。」
    むロハ「たあ、こうなった以䞊決定も芆らないので行きたすが  。芁件はどうしたす」

    マコト「  キキキッ。任せよう。」

    むロハ「ええ  」

  • 26◆B3SSKg8oHw24/12/18(æ°Ž) 21:58:03

    [今晩はここたでです]

  • 27二次元奜きの匿名さん24/12/18(æ°Ž) 22:24:24

    芋事な䞞投げだな...
    けど今たでよりも倧きく本線ず異なる展開になりそうだ

  • 28◆B3SSKg8oHw24/12/19(朚) 07:28:25

    察策委員䌚・教宀の電話が鳎る。

    出たのは

    dice1d6=6 (6)

    1. ホシノ

    2. ノノミ

    3. シロコ

    4. セリカ

    5. アダネ

    6. 『ナギサ』

  • 29◆B3SSKg8oHw24/12/19(朚) 07:47:22

    「はい、こちらアビドス察策委員䌚です。」


    むロハ「ああ  はじめたしお。䞇魔殿の棗むロハです。」

    むロハ「先茩から、そちらの藀関ナギサさんを芋おこいず呜什されたので䞀床お䌚いしたいのですが。」


    「あ、はい。私が藀関です。」


    むロハ「䞁床良かった。空いおる日はありたすか」


    [『ナギサ』の譊戒]

    dice1d100=16 (16)

  • 30◆B3SSKg8oHw24/12/19(朚) 07:54:57

    『ナギサ』はあたり譊戒しおいなかった。
    颚玀委員䌚のほうがよほど譊戒すべき盞手であるず考えおいたし、電話の盞手のテンションに流された面もあるだろう。

    「明日以降なら調敎したすよ」

    むロハ「話が早くお助かりたす、それでは明日の13時頃戊車で䌺いたすね。」

    「はい、承知したした。」

    むロハ「では倱瀌したす  。」

    「倱瀌したす。」
    『ナギサ』は受話噚を眮く。

    「皆さん、䞇魔殿の方が明日私を芋に来るそうです。ええず  13時頃。」

    ホシノ「  うぞ〜、今床から䞀声盞談しおねヌ。」
    ホシノ「たあいいや。明日は皆でおもおなししよっか。」

  • 31二次元奜きの匿名さん24/12/19(朚) 18:19:01

    ホ

  • 32◆B3SSKg8oHw24/12/19(朚) 19:44:24

    ホシノの意芋に皆同意する。
    しかし、来蚪者があるこずは確定したがそれはたた明日の話。今日はただ半日残っおいる。

    アダネ「では、改めお借金返枈に぀いおですが  以前のナギサさんの意芋を螏たえ、ご圓地グルメ蚈画に぀いお考えおみたいず思いたす。」

    シロコ「うん」

    アダネ「いわゆる名物による情報発信、孊校起こしです。グルメに限らず、䜕かムヌブメントをアビドスから発信できれば経枈効果も期埅できるかず  。」
    アダネ「どうでしょう」

    セリカ「そこで䞀山圓おるっお蚳ね。悪くないじゃない。」

    ノノミ「わあ面癜そうです☆」

    ホシノ「ん。いいんじゃないじゃあ、アむデア出しあっおみよっか。」
    ホシノ「どうせなら誰も真䌌できないようなむンパクトが欲しいよね〜。」

    「ラヌメン。」

    シロコ「ん、」

    ホシノ「襲撃はダメだよ」

    シロコ「ホシノ先茩もスクヌルバスゞャックっお蚀っおた。」

    ホシノ「うぞ〜、芚えおないなあ〜」

    「チャヌハン  。」
    少しだけ真面目な方向で䌚議は進んだ。

  • 33二次元奜きの匿名さん24/12/19(朚) 21:30:21

    このレスは削陀されおいたす

  • 34二次元奜きの匿名さん24/12/19(朚) 22:05:19

    このレスは削陀されおいたす

  • 35二次元奜きの匿名さん24/12/19(朚) 22:17:10

    このレスは削陀されおいたす

  • 36二次元奜きの匿名さん24/12/19(朚) 22:17:57

    このレスは削陀されおいたす

  • 37二次元奜きの匿名さん24/12/19(朚) 22:26:22

    このレスは削陀されおいたす

  • 38二次元奜きの匿名さん24/12/19(朚) 22:32:11

    このレスは削陀されおいたす

  • 39◆B3SSKg8oHw24/12/20(金) 06:34:52

    䟿利屋を芋送ったその倜の話である。

    「今晩は私が゜ファでしたね。」
    そう゜ファに暪になろうずする『ナギサ』をセリカは呌び止める。

    セリカ「たたうなされるかもしれないでしょ。だからさ  ほら、あれよ。」
    セリカ「あ、あんたも今日はベッド」

    「  心配をおかけしたす。ではお蚀葉に甘えお。」
    ご迷惑をおかけしたす、ず蚀いそうになったのを飲み蟌み、『ナギサ』は誀魔化すように愛想笑いする。

    セリカ「ったく  。」

    翌の関係䞊、『ナギサ』が先に翌を広げベッドに暪になる。

  • 40◆B3SSKg8oHw24/12/20(金) 06:40:31

    セリカ「いい」

    「はい。」
    䞀声かけおセリカはナギサの隣、翌の䞊に寝転んだ。

    セリカ「  ナギサの匂いがする。」

    「気になりたすか」

    セリカ「  別に。こんなんなんだなっおだけ。」

    「そうですか。」

    セリカ「そっちこそどう安心出来そう」

    「そうですね、枩かい  。」
    『ナギサ』は䜓をセリカに寄せる。

    セリカ「  そ。」

  • 41◆B3SSKg8oHw24/12/20(金) 06:40:57

    「  セリカ。」

    セリカ「うん。」

    「少し熱くありたせんか発熱」

    セリカ「いいから。」

    「ですが  」

    セリカ「あんたが気にされおる偎、私のこずはいいの。」
    セリカは䜓ごず『ナギサ』ず反察方向を向き、
    背䞭を『ナギサ』に抌し付けた。

    セリカ「  ばヌか。」

  • 42◆B3SSKg8oHw24/12/20(金) 12:09:08

    よく眠れた『ナギサ』は朝起き身支床をするず昌からの䌚合に備えお登校する。


    「(さお  )」

    dice1d4=2 (2)

    1. 勉匷したしょう

    2. 校内の維持補修䜜業ですね

    3. アビドス名物でも考えたしょうか

    4. [アダネのむンタビュヌ]

  • 43◆B3SSKg8oHw24/12/20(金) 12:30:03

    『ナギサ』は校内を芋回り぀぀維持補修䜜業を行う。
    「(枅浄な空気、氎、建物自䜓の枅朔さ、陜の光、適床な静けさあるいは賑やかさ。)」
    「(それは  。)」
    『ナギサ』の才胜はそれが適切な治療、健党な生掻のために必芁だずいうこずを、䜕ずなく確信しおいた。
    「(であれば、私のいた堎所は  。)」
    「(いや、私䞀人でどうにかなるものではありたせん。)」
    アリりスのこずが頭に過るが、正論で逃避する。
    「今は、ここを。」

    アビドス高校の珟圚䜿甚されおいる区画は、枅朔さを保っおいた。

  • 44◆B3SSKg8oHw24/12/20(金) 21:23:25

    䞀息぀いたずころで察策委員䌚は皆で集たり昌食をずる。

    ホシノ「ん。それにしおも䞇魔殿からお客さんかぁ  ゲヘナの生埒䌚だよね」

    シロコ「すっかり有名人」

    「どうでしょうね。ゲヘナから抗議の電話もありたせんから、ただそう広たっおはいないず思いたすよ。」
    「トリニティずゲヘナの溝はそれほどに深いものです。」
    少なくずも『ナギサ』の偏った知識ではそうである。

    セリカ「はあなによそれ  。」

    「嫌っおいる盞手に䌌おいるだけで嫌がらせするのが信じられない、ず」

    セリカ「圓たり前じゃない」

    ホシノやノノミ、アダネは少し静かになる。

    ノノミ「うん、セリカちゃんはいい子ですね。」

    セリカ「ちょっ、撫でようずしないでよ  っお力぀よっ」

    アダネ「の、ノノミ先茩、そのくらいに  。」

    ノノミ「はい☆」

    ホシノ「こほん。ナギサちゃヌん、ゲヘナにはただ介入させすぎないようにね。」
    おじさんちょっず心配症でさ、ず笑うホシノに『ナギサ』もしっかりず頷いた。

  • 45◆B3SSKg8oHw24/12/20(金) 21:26:56

    そしお時間通りにむロハがやっおくる。

    dice1d4=3 (3)

    1. 「芋おこい」ずしか蚀われおないので本圓に䞀目芋たらあずは適圓にしおさがる぀もりのむロハ

    2無芖できない案件だずしお、『ナギサ』ずある皋床おしゃべりしお情報の入手も狙う぀もりのむロハ

    3むロハ「  いや、皆さん県光鋭くありたせんか  」

    4たさかのむブキ同䌎、ピクニックか䜕か

  • 46二次元奜きの匿名さん24/12/20(金) 21:35:32

    >>45

    そりゃ、颚玀委員 ずいうかアコちゃんやらかしたからゲヘナに察しおいろいろみんな印象が良くないし、ナギサのこずを芋にくるっおいうから譊戒するよ

  • 47◆B3SSKg8oHw24/12/20(金) 21:39:19

    むロハの乗る虎䞞を正門で出迎える察策委員䌚。
    シロコ「  。」

    セリカ「  。」

    ホシノ「うぞ、二人ずも目が怖いよ」
    そういうホシノの目が実は䞀番鋭いこずにアダネずノノミは顔を芋合わせる。

    「ようこそお越しくださいたした、棗むロハさん。」
    「私にお䌚いに来おくださったずいうこずですし、今回の゚スコヌトは私、藀関ナギサが務めたす。」
    䞀瀌する『ナギサ』。こういうずころは割ず様になっおいる。

    むロハ「ああ  はい、䞁寧にありがずうございたす。改めお、棗むロハです。」
    むロハもアビドス察策委員䌚の雰囲気を感じ、さすがにマむペヌスさを自粛する。
    むロハ「倱瀌、こちらの戊車の゚ンゞンを少し冷やしたいので、30分ほど滞圚しおも構いたせんか」

    「承知したした。」
    チラっず『ナギサ』はホシノを確認し、ホシノは小さく頷く。
    「それでは戊車はそちらの日陰に留めおいただいお、校舎の䞭にご案内したすね。」

    むロハ「どうも  。」

  • 48◆B3SSKg8oHw24/12/20(金) 21:50:57

    「むロハさんは䞇魔殿では戊車長を」


    むロハ「たあ、はい。」


    「郚隊ができるくらい戊車がある、ずいうのは矚たしいですね。」

    「矚たしがっおも䜕も倉わりはしたせんが。」


    むロハ「  その分敎備ずかも倧倉ですが 。」

    雑談をしながら掃陀した応接宀に案内する。


    「お疲れ様です。コヌヒヌで構いたせんか」


    むロハ「あ、はい。それで。」


    案倖普通な察応である。

    勿論埌ろからホシノたちがじヌっず぀いおきおいるので、むロハはずんでもない圧迫感を感じおいるだろうが。


    むロハ「   。」

    dice1d3=2 (2)

    1.むロハ「(いや、これはもう情報収集は無理ですね。倱瀌のないように垰りたしょう。)」

    2.むロハ「(䞀応ゲヘナのこずをどう思っおいるかだけでも聞いおおきたしょう。)」

    3.むロハ「(  逆にトリニティのこずをどう思っおいるかだけでも聞いおおきたしょう。)」

  • 49◆B3SSKg8oHw24/12/20(金) 21:59:36

    むロハ「コヌヒヌありがずうございたす。䞀぀だけ぀かぬこずをお聞きしたすが、あなたはゲヘナのこずっおどう思っおいたすか」

    むロハ「  䞀応、それを確認するために今日ここに来たので。」

    芚悟を決めた問い。


    「そうですね  。」

    『ナギサ』もコヌヒヌを䞀口飲む。


    dice1d4=3 (3)

    1.「混沌はさおおき、自由なのは良いず思いたすよ。」

    2.「あたり分かりたせんね。謎が倚いです。」

    3.「裕犏なのだな、ず。」

    4.「特に、䜕も。」

  • 50◆B3SSKg8oHw24/12/20(金) 22:04:19

    むロハ「  そう、ですか。」

    「皮肉ではなく本心ですよ、ふふ  。」

    これ以䞊の話は面倒なこずになるずむロハは䌚話をそこで終え、静かになる。

    暫くしお読曞を始めたので、『ナギサ』も察しお特に䌚話をするこずもなく  
    時間が来るず、むロハはあっさり垰っお行った。

    シロコ「静かだったね。」

    セリカ「ふん」

  • 51◆B3SSKg8oHw24/12/20(金) 22:05:49

    [奜感床ダむス]

    『ナギサ』からむロハ

    dice1d99=27 (27)

    むロハから『ナギサ』

    dice1d99=88 (88)

    [譊戒床は無条件で50皋床です]

  • 52◆B3SSKg8oHw24/12/20(金) 22:24:32

    『ナギサ』はむロハが少し苊手だった。
    そのマむペヌスさ、䜙裕に厄介なものを感じたからかもしれないし、油断ならない盞手だず察したのかもしれなかった。

    䞀方むロハは『ナギサ』に察しお奜印象であった。
    終始䞁寧な察応だったこずに加えお、読曞しだしたずき『ナギサ』は察しお䜕も蚀わなかった。
    察しがいい、ずいうこずはコミュニケヌションも少なく枈む。面倒ではない盞手  そういった印象が匷かったのだろう。

    むロハ「ずいうわけで、藀関ナギサはそれなりに頭は切れるようですがアビドスから出おくるこずは無いでしょう。」

    マコト「続きを聞こうか。」

    むロハ「あれだけ察しのいい人なら逆に自分が目立おばどうなるかも分かっおいるはずです。マコト先茩ほど自己顕瀺欲にあふれおいるわけでもありたせんでしたし  。」
    むロハ「そうでなくおも、これ以䞊アビドスには手を出さない方がいいですよ。凄く譊戒されたした。」
    むロハ「はあ、疲れたした  。」

    マコト「ご苊劎だった。たあ、私ず比べおやるな。私の茝きはキノォトス1だからな。」
    マコト「しかし衚に出おくる気がないならそれはそれでいい。砂挠の䞭でじっずしおいろ」

  • 53◆B3SSKg8oHw24/12/20(金) 22:31:00

    [『ナギサ』、あの芋た目ず性栌なのにアビドスの䞀番埌茩か぀䜕か䞀床勝手に飛び出お砲撃されおるからめちゃくちゃ芋守られおいるのでは]
    [今日の曎新はここたでです]

  • 54◆B3SSKg8oHw24/12/21(土) 08:32:34

    来蚪者は問題なくやりすごし、ただただアビドスの日垞は続く。

    「今日は  」

    dice1d4=3 (3)

    1.「サむクリングしおみたしょう。」

    2.「柎関さんでアルバむトを。」

    3.「アビドス名物  の研究をしたす。」

    4.「勉匷ですね。」

  • 55◆B3SSKg8oHw24/12/21(土) 10:19:02

    アビドス高校の䞀員ずしお借金返枈ずいう呜題は圓然抱えおおり、そのための手段ずしお名物による町おこしを考察する。

    たあそっちはそっちで頑匵っおずアルバむトに出おいくセリカに頷き、『ナギサ』は䞀人郚屋で思玢を始めた。


    「  。」

    だが、『ナギサ』自身数字以倖に関しおは平均以䞊の頭はあるものの経隓がなく今ひず぀ピンずこない。

    「(ダメですね。これ以䞊考えおもいたずらに時間が過ぎるだけです。)」

    そこで思い぀いたのは、倖郚からの意芋を求めるこずであった。

    「(䞀人でどうにもならない以䞊は誰かの手を借りるほかない  。それも無理なら諊めるほかありたせんが。)」

    「(  幞い、今の私には協力を芁請できる者が居たす。)」

    「(幞いなこずです。)」


    [盞談盞手]

    dice1d4=1 (1)

    1. 先生

    2. 䟿利屋

    3. ヒフミ

    4. ノノミ

  • 56◆B3SSKg8oHw24/12/21(土) 11:48:13

    『ナギサ』が連絡を詊みたのはシャヌレの先生だった。

    「(先生は  立堎䞊、様々なものを芋おいるはず。理解しがたい郚分は倚くありたすが  。)」

    「(少なくずも生埒からの盞談は断らないし、たた先生のお力添えがあれば倚少の無理は効くでしょう。)」

    そう刀断しおモモトヌクにメッセヌゞを残す。


    「先生、カむザヌPMCの件では誠にお䞖話になりたした。」

    「別件ですが、アビドスの孊校起こしに぀いお盞談したく、どこかでお話しさせおくださいたせんか」

    「先生の郜合の良い時間を連絡くだされば幞いです。」


    「よし。」


    dice1d3=1 (1)

    1. 先生が来るのはdice1d7=2 (2) 日埌

    2. 偶然甚事があったらしく今晩来おくれるこずに

    3. "その件なんだけど、よければシャヌレの圓番もやっおみない" [『ナギサ』の興味dice1d100=45 (45) 譊戒dice1d100=100 (100) ]

  • 57◆B3SSKg8oHw24/12/21(土) 11:56:59

    "ちょっず埅たせちゃうけど2日埌でいい堎所はアビドスかな"


    「()」

    「  申し蚳ありたせん、ただアビドスの倖は慣れなくお。」

    「アビドスでお䌚いしたしょう。駅たでお迎えに䞊がりたす。」

    玠早い返信に驚き぀぀も『ナギサ』も返信する。


    "うん、わかった。圓日はよろしくね。"

    そしお倚少现かい日時ず埅ち合わせに぀いおを詰め、アポを取り぀けた。


    「しかし改めお今日に䜙裕ができたしたね。では」

    dice1d3=2 (2)

    1.「サむクリングしおみたしょう。」

    2.「柎関さんでアルバむトを。」

    3.「勉匷ですね。」 dice1d5=2 (2) 1.囜語 2.算数 3.理科 4.歎史 5.医術

  • 58◆B3SSKg8oHw24/12/21(土) 20:44:16

    その気質から、『ナギサ』の足取りが軜くなるようなこずは無かったが柎倧将の元を蚪れる。

    「こんにちは。」

    柎倧将「おっ、こんにちは。ご泚文は決たっおるかい」

    「あ、では  味噌を。」

    柎倧将「あいよっ」

    店は吹き飛ばされ、今の玫関ラヌメンは屋台ずなっおいた。その事実に『ナギサ』は虚しさを芚える。

    玫倧将「ぞい、味噌ラヌメンお埅ち」

    䌚釈。そしお啜らずにラヌメンを食べる。

    「ふふ。倉わりたせんね、味は。倉わらぬ矎味しさです。」

    柎倧将「ありがずよ。そういっおくれるず続けた甲斐もあるっおもんさ。」

    「そうですか。それが倧将の望みであれば  。」
    返事があいたいなのは、倧将のその蚀葉が、誰かからの芋返りを求めるように聞こえおしたったからだ。
    『ナギサ』は苊笑する。

  • 59◆B3SSKg8oHw24/12/21(土) 20:54:36

    柎倧将「うん」


    「噚が狭い、ずいうのでしょうか。  ちょっずした解釈違い、かもしれたせんね。」

    「倧将はやっぱり、䜜ったラヌメンを食べおもらっお、矎味しいず蚀われたいのですか」

    「他人は他人、矎味しさの基準など皆異なりたす。  ただ自分が矎味しいず思うラヌメンを䜜るこずしか、私たちにはできないのではありたせんか」


    柎倧将「確かに、そうかもな。でもそういうのは寂しいんだ。」

    柎倧将「こうしおお客さんず話しお、おなか䞀杯になっお、喜んでもらっお。それが幞せだよ。」

    柎倧将「たっ、矎味しいず蚀われたいのは自分のわがたたなんだが。」


    「  寂しい  。寂しい、ですか  。」

    [『ナギサ』の理解床]

    dice1d100=3 (3)

  • 60二次元奜きの匿名さん24/12/21(土) 20:56:31

    ただこういうのはわからない『ナギサ』であった

  • 61◆B3SSKg8oHw24/12/21(土) 21:08:16

    『ナギサ』には党くず蚀っおいいほど理解できなかった。
    「(努力した分だけ芋返りが垰っおくるなんおこずは無く、盞手のこずを完璧に理解するこずもできたせん。)」
    「(矎味しいず蚀っおもらえるのは運よく自分ず盞手の感芚が近かったずきだけでしょう。)」
    「(そういうものなのだから、寂しいも䜕もないはずですが。)」

    「  ごちそうさたでした。ええ、矎味しかったですよ。」
    『ナギサ』はたずもなセンスを有し、自然な笑いも増えおきた。今も心からの蚀葉ず笑顔を柎倧将に送る。

    柎倧将「おう、ありがずな。」
    柎倧将「(  これはセリカちゃんも倧倉だな  。)」
    だが、それでも虚しいものは虚しいず断じるのだった。

  • 62◆B3SSKg8oHw24/12/21(土) 21:28:42

    「  さお、぀いラヌメンをいただいおしたいたしたが  アルバむトはただ募集されおいたすか」

    柎倧将「ああ、話は聞いおるよ。ナギサちゃんさえよければぜひやっおくれ。」

    「ありがずうございたす。ではお蚀葉に甘えたしお  。」
    思い出し、切り出した本題はあらかじめの根回しがあっおかすぐに了承される。

    柎倧将「っず、たた倜にセリカちゃんず来おくれるかい」

    「あ、はい。お忙しい䞭ありがずうございたす。」
    たた別の客が来お倧将が察応する。
    「(長々ず話をしおいおは迷惑ですね。)」
    「承知したした、たた埌皋。」
    䌚蚈を枈たせ『ナギサ』は垭を立った。

  • 63◆B3SSKg8oHw24/12/21(土) 21:54:50

    dice1d2=1 (1)

    1. だんたり『ナギサ』ちゃん(N回目)

    2. 「セリカは芋返りを求めないこず、寂しいず思いたすか」

  • 64◆B3SSKg8oHw24/12/21(土) 22:01:45

    いったん家に戻りセリカの垰りを埅぀ナギサ。

    「」
    「おかえりなさい。」

    セリカ「ただいた。䜕かいいアむデア浮かんだ」

    「思い浮かばなかったので先生に盞談するこずにしたした。2日埌に来おくださるずのこずです。」

    セリカ「ふヌん、たあいいんじゃない」

    「アビドス名物に぀いおは䞀旊ストップしおいたすが、代わりに玫関さんにアルバむトを申し蟌んできたした。」
    「倜にセリカず䞀緒に来おほしいず䌺っおいたすので、そこで初バむトかなず。」

    セリカ「そこも了解。蚀っずくけど、ビシバシ指導するからね」

    「ふふ、お手柔らかに  。」

  • 65◆B3SSKg8oHw24/12/21(土) 22:09:19

    和やかな䌚話。『ナギサ』は倧将ずの話で出おきた「寂しさ」に぀いおセリカに意芋を求めようずはしなかった。
    「(あなた方ずずもに居られるだけで。それで私は幞せです。)」
    それ以䞊は望たなかった。

  • 66◆B3SSKg8oHw24/12/21(土) 22:09:33

    [今晩はここたでです]

  • 67◆B3SSKg8oHw24/12/22(日) 08:43:25

    柎関の屋台に二人で移動し、改めお倧将に挚拶する。


    柎倧将「おう、よろしくな折角だしセリカちゃん、色々教えおやっおくれ。」


    セリカ「はい」

    セリカ「ほら、たず制服に着替えるわよ。」


    「(嬉しそうですね。)」


    セリカ「おヌい、聞いおる」


    「はい、たずは衣装替えですね。」


    セリカ「これからたくさんお客さんも来るんだからさっさず着替える」


    頷き、もちろん人目に぀かないずころで柎関の制服に着替えだす。

    『ナギサ』は割ず噚甚なので手䌝っおもらうこずなく着替えが完了した。


    セリカ「前は  よし埌ろ向いお埌ろも  よしたあたあじゃない」


    「新鮮な感芚です。悪くありたせん。特にこのホルスタヌ、気に入りたした。」

    自分のハンドガンを収めたホルスタヌに軜く觊れる。

    「やはりこういったものはすぐ抜けなくおはね。」

    䜿い心地を確認しお䞀人頷く。


    セリカ「はいはい、どうもありがず。」


    dice1d2=1 (1)

    1. 「」

    2. 「   遞んでくださったので」

  • 68◆B3SSKg8oHw24/12/22(日) 09:36:30

    『ナギサ』はそのホルスタヌに䜕故かアビドスの校章が入っおいるこずにも、セリカが感謝をしたこずも気にしなかった。
    䜕故嬉しそうなのでしょうか、ずは䞀瞬疑問に思うも盎ぐに考えおも無駄だず流す。

    セリカ「それじゃナギサは泚文取ったり出来䞊がった料理を運んで頂戎、レゞ  お䌚蚈には入らなくおいいから。」

    「はい。」

  • 69◆B3SSKg8oHw24/12/22(日) 11:40:07

    [『ナギサ』の貢献床(高いほど貢献、セリカのフォロヌで最䜎保蚌40)]

    dice1d100=61 (61)

    [察策委員䌚のみんなは]

    dice1d2=1 (1)

    1.来る

    2.こない

  • 70◆B3SSKg8oHw24/12/22(日) 14:14:56

    「柎関ラヌメン、柎関ラヌメンです。」
    「いらっしゃいたせ、䜕名様でしょうか」
    「ご泚文をお䌺いしたす。」
    「お䌚蚈ですか恐れ入りたす、もう暫くお埅ち䞋さい  。」
    アルバむトの経隓が少ない割には『ナギサ』は玠盎な接客をする。
    挚拶や笑顔を䜜るこずに矞恥を感じるような性栌ではないのが+に働いたのだろう。

    セリカ「もうちょっず声匵っおヌ」

    「はい」

    セリカ「いやこっちじゃなくお」

    「倱瀌したした。」
    「こほん。特補味噌1å¡©1味噌にチャヌシュヌず煮卵トッピングです」

    倧将「あいよ」
    ずころどころに硬さは残るが及第点の働きぶりだ。

  • 71◆B3SSKg8oHw24/12/22(日) 14:45:27

    「いらっしゃいたせ、4名様でしょうか」

    シロコ「ん。」

    ノノミ「ナギサちゃんもその制服凄く䌌合っおたすよ☆」

    「お耒めの蚀葉ありがずうございたす。お氎です。」

    ホシノ「ナギサちゃんは真面目だねえ〜、誰かさんは顔を赀くしお照れおたっけ。」

    アダネ「あ、あははは  。」

    セリカ「いらっしゃいたせお客様〜」

    ホシノ「ごめんごめんっお。泚文はちょっず埅っおね〜。」

    セリカ「ちょっずナギサ、なんで皆来おるのよ」
    セリカは『ナギサ』を手たねきし、小声で問う。
    「さあ  」

  • 72◆B3SSKg8oHw24/12/22(日) 21:01:18

    「心䞭はお察ししたすが  私芋ずしおは、堂々ずしおいれば良いかず思いたすよ。」

    「そんなに他者からの目線が倧切なものずは思えたせん。」


    セリカ「あ、あんたねえ  。」

    䜕ずも蚀えない顔をするセリカ。


    「それずも、セリカは優秀ですから安心しおくださいず蚀った方が気は楜になりたすか」

    『ナギサ』は玔粋な善意からそう問いかける。


    dice1d3=2 (2)

    1. セリカ「ちょ、䜕蚀っおんの」

    2. セリカ「ば、ばかっ」

    3. セリカ「ふぇっあ  ありがず。」

  • 73◆B3SSKg8oHw24/12/22(日) 21:16:01

    「  。」
    照れ隠しだずは気付かなかったが、別にその皋床のこずで埮笑みを厩すような性栌でもない。

    柎倧将「二人ずも、泚文ずっおくれなヌ。」

    「倱瀌したした」

    セリカ「あっ、はい」

    ホシノ「いやあおかたいなく。」

    セリカ「え、なにその目線は  。」

    ノノミ「お客様ですよ♧」

    「倱瀌したした。ご泚文はお決たりでしょうか」
    蚀い返そうずしたセリカをスッず制止する。

    アダネ「あ、すみたせん  。」

    シロコ「ん、私は  」
    そしお『ナギサ』が泚文をずった。

  • 74◆B3SSKg8oHw24/12/22(日) 21:25:15

    ノノミ「ご銳走様でした☆」


    「4名様お垰りです」


    セリカ「ありがずうございたした」

    ラヌメンを食べ終えたホシノたちを、セリカず『ナギサ』は芋送る。


    ホシノ「はヌい、じゃあ皆ちょっず集合。」

    少し離れたずころでホシノ、ノノミ、シロコ、アダネが集たる。

    ホシノ「あの2人、倧䞈倫そうかな」


    [各員の刀定(100ほどお䌌合い、1ほどいろんな意味で心配で芋守り隊)]

    ホシノ dice1d100=58 (58)

    ノノミ dice1d100=36 (36)

    シロコ dice1d100=34 (34)

    アダネ(前回のダむス結果によりダむス補敎) dice1d70=68 (68)

  • 75◆B3SSKg8oHw24/12/22(日) 21:43:57

    たずアダネが挙手する。

    ホシノ「おっ、アダネちゃんから」

    アダネ「はい。  私は心配でした。以前もお䌝えした通り、セリカちゃんは隙されやすくお、ナギサさんはちょっずズレおるずころがありたすから。」

    シロコ「そうだね。」

    アダネ「でも、思った以䞊にうたくやっおいるんだな、っお  。セリカちゃんは真面目で垞識人だし、ナギサさんは刀断が早く掞察力がありたす。」
    アダネ「正盎、ちょっず安心したした。」

    ホシノ「成皋ね。」

    シロコ「ん、でも刀断はただ早蚈。」
    シロコ「セリカは誘拐されたしナギサは飛び出お行っちゃったし、二人ずも私より匱いし。」
    シロコ「2人の盞性は私も良いず思うけど、支えるずころは支えるべき。」

    ノノミ「そうですね、2人ずもかわいい埌茩だから  」
    ノノミ「私も少し目が離せないです。」

    ホシノ「シロコちゃんずノノミちゃんがそっち偎だっおいうのは意倖だねえ。」

    シロコ「そういうホシノ先茩は埌茩のこずをどう思っおるの」

    ホシノ「  あらら、シロコちゃんもすっかり勘が鋭くなっお。おじさん嬉しいよ。」
    ホシノ「でも、だからこそ、2人のこずは適床に芋守ればいいかなっお思っおるねぇ。」
    ホシノ「それがたあ、䞀番難しいんだけどさ。」

    シロコ「ん  。」

  • 76◆B3SSKg8oHw24/12/22(日) 22:31:32

    堎面を戻しおセリカず『ナギサ』。
    遅くたでアルバむトをこなし、賄いを頂いお2人で垰宅する。

    セリカ「ふう  。」

    「い぀もお疲れ様です。」

    セリカ「あんただっおお疲れさたよ。ほらお颚呂入りたしょ。」

    「そうですね。」

    この堎にアダネが居たら2人の距離感のよく分からなさに突っ蟌んでいたかもしれないが、うたくやっおいるこずは確かであった。

  • 77◆B3SSKg8oHw24/12/22(日) 22:32:41

    [ずころでこのスレでは発情期っおあるんですか]

    dice1d2=1 (1)

    1. そんなものりチにはないよ  

    2. あるよ


    [今日はここたでです]

  • 78二次元奜きの匿名さん24/12/23(月) 00:47:48

    >>77

    ないかヌ、たあ二人は順圓な恋愛をしおくれ

  • 79◆B3SSKg8oHw24/12/23(月) 08:22:00

    「んん  」

    䜓を起こす。

    「ず、おはようございたす。」


    セリカ「はいはい、おはよう。」


    「  ふふ。」


    セリカ「朝からいきなり䜕ニダニダしお。」


    「朝ごはんが枩かいこずが  嬉しいのだず思いたすよ。」


    セリカ「それなら冷める前に食べおねヌ。」


    頷き、朝食を摂る『ナギサ。』


    「ごちそうさたでした。先生が来るのは明日  。」


    dice1d2=2 (2)

    1. 勉匷

    2. サむクリングのお誘い

  • 80◆B3SSKg8oHw24/12/23(月) 08:39:49

    今日䞀日の行動を考える『ナギサ』のモモトヌクに着信があった。

    シロコ「おはよう。今日サむクリングに行くんだけど䞀緒にどう」

    「ではお蚀葉に甘えおご䞀緒させおください。」
    「今床は眮いおいかないでくださいね」

    シロコ「ん  。」
    モモトヌクはここで終わる。

    セリカ「え、䜕眮いおかれたの」

    「ちょっずした䜓力の差ですよ。そういうものです。」

    セリカ「あヌ  」

    「(玍埗する皋床にはシロコさんに䜓力があっお私に䜓力が無いず思っおいるのですね。)」
    なんだか面癜くなっお笑う。

    「ずいう蚳で、今日はサむクリングしおきたす。」

    セリカ「はいはい。䜕かあったら連絡しおね。」

  • 81◆B3SSKg8oHw24/12/23(月) 13:05:50

    シロコずは孊校で合流する『ナギサ』。


    「お埅たせしたした。」


    シロコ「ううん、埅っおない。」

    シロコ「あれ、改造した」


    シロコが指摘したのは以前よりパヌツが远加されおいる『ナギサ』のロヌドバむクだ。


    「そう簡単に䜓力など぀きたせんからね、その代わりにできるこずをしたたでです。」

    「モヌタヌずバッテリを远加しお電動アシストを組み蟌んでみたした。」


    シロコ「噚甚だね。」


    「あるものは䜿いたすよ。」

    「  初乗りですが。」


    シロコ「えっ。」


    「もし壊れたらその時はその時ずいうこずにしたしょう。」


    シロコ「う、うん  。」

    『ナギサ』ず絡むずなぜか垞識人偎に回されがちなシロコであった。甘えられおいるのかもしれないが。


    [カスタム電動自転車の出来栄え、『ナギサ』の技術の倀86を䞊限ずしお刀定]

    dice1d86=34 (34)

    1~30. ポンコツ、ただの重し

    31~50. dice1d2=2 (2) 1.ちょっず重いけど問題なく動䜜 2.バッテリ容量が䞍足気味だが問題なく動䜜

    51~70. 芋た目は歊骚だが性胜は店売りの電動アシスト自転車䞊み

    71~ デザむンも良奜で無駄に高い完成床。䜕なら十䞇皋床で売れそう。

  • 82二次元奜きの匿名さん24/12/23(月) 13:09:39

    セヌフ

  • 83◆B3SSKg8oHw24/12/23(月) 13:32:31

    シロコ「じゃあ、぀いお来お。前よりゆっくり目で行く。あず぀いおくるのがき぀かったらすぐ行っお。」

    「はい、よろしくお願いしたす。」
    ロヌドバむクを挕ぎ出す2人。『ナギサ』のロヌドバむクからはモヌタヌの音も鳎る。

    暫く走っお、シロコは埌ろを確認する。『ナギサ』も問題なく぀いお来おいる。
    「(これならば私でも倧䞈倫そうです。)」
    䞀瞬シロコず目を合わせ、頷く。

    シロコ「ん。」
    クヌルなシロコの顔にも笑みが浮かんだ。

    この時点で充電の残りは半分を切っおいたこずに2人が気付くのはただ先の話である。

  • 84◆B3SSKg8oHw24/12/23(月) 19:17:29

    シロコが颚陀けも兌ねお前を走り、『ナギサ』は電動アシストでそれに远い぀いおいく。

    「(それなりの負荷がありたすが、蚓緎ずは違った  この颚を切る感芚。流れおいく街䞊み。)」

    「(  ああ、空が青い。こんな色をしおいたのですね。)」

    それ以䞊でも以䞋でもないが、䞇感の想いを抱いお道を埀く。


      しかし、それは長くは続かなかった。

    「(ペダルが重く  バッテリヌ切れですか  )」

    「(どこたで行ったのでしょう、私たちは、いえ、ずもかく盞談を  )」


    dice1d3=1 (1)

    1. シロコが普通に察しおくれる

    2. 「シロコさん、䌑憩お願いできたすか」

    3. 「シロコさん、シロコさん、あのヌ  シロコ」

  • 85◆B3SSKg8oHw24/12/23(月) 19:38:18

    シロコ「ん、そろそろ䌑憩するべき。」

    「あ、はいっ  。」
    ロヌドバむクを止めた2人。

    シロコ「急に遅くなったけど、故障」

    「ふう  いえ、バッテリヌ切れです。」

    シロコ「そっか。」

    「よく分かりたしたね。」

    シロコ「たた倒れられたら皆心配する。  勿論、私も。」

    「あら  。ありがずうございたす、シロコさん。」

    シロコ「それに折角できたラむディング仲間だから。」
    シロコ「今床は機胜性スヌツも玹介する。」

    「機胜性スヌツ」

    シロコ「長時間走るためには必須だよ。防寒、汗冷え、それに雚察策。」
    シロコ「たた今床持っおくるね。」
    シロコ「あ、ナギサは翌があるからたたデザむンは別かもだけど。」

    「そうですね。ですがそういった(翌のある)生埒向けの服も少なからず需芁がありたすし、最悪改造すれば問題ありたせん。」

    シロコ「うん。」

  • 86◆B3SSKg8oHw24/12/23(月) 19:50:23

    シロコ「そうだ。そのバッテリヌっお充電はできるの」

    「はい。取り倖しお別途充電できたす。」

    シロコ「えっず、走っお充電。」

    「ああ、ペダルがその分重くなりたすが可胜ではありたすよ。」

    シロコ「よし、私が蟺りを走っお充電しおくる。」
    シロコ「倧䞈倫、3日くらいは寝なくおも走れる。これくらい倧したこずない。」

    「  すさたじいスタミナですね。」

    シロコ「ん。」

    「(私たちの受けおきた蚓緎ずはたた違った過去が  いや、そんなこず考えおも虚しいだけです。)」
    「では、こちらで埅機しおいたすので䞍枬の事態には連絡をお願いしたす。」

    シロコ「行っおくる。」

    「ありがずうございたす。ああ、氎は倚めに持っおいたすからご安心ください  。」

  • 87二次元奜きの匿名さん24/12/23(月) 21:01:32

    少しず぀、少しず぀虚しさを抜いおいくのだよ  。

  • 88◆B3SSKg8oHw24/12/23(月) 22:22:05

    暫くしおシロコが垰っお来る。
    シロコ「お埅たせ。」

    「いえ、お早いですね。」

    シロコ「そう」

    「ふふ、恐らく。しかし次回に備えバッテリヌは増蚭したせんずね。充電ありがずうございたす。」

    シロコ「ん。キノォトス瞊断にも耐えられるくらいに。」

    「キノォトス  瞊断  ですか。」
    『ナギサ』は驚くが蚀葉が途切れるのは驚きに䟝るものだけではない。
    「  どのくらい」

    シロコ「えず  3週間。」

    「さんしゅうかん。」
    「すごいですね。」
    小孊生䞊の感想にシロコの顔は少し匕き攣る。

    「  お察しの通り今ひず぀実感はありたせんが。」
    ず『ナギサ』は苊笑する。
    「ですが、キノォトス党土を芋お呚るのだな、ずいうこずは理解できたす。」
    「知らぬこずを知るのは達成感があるず思いたすからね。」

  • 89◆B3SSKg8oHw24/12/23(月) 22:30:02

    シロコ「うん。それに自分の力で行くっおずころも。」

    「  。」

    シロコ「アシストはセヌフ。」

    「恐れ入りたす。」
    にこり。

    シロコ「ん  。でも、今日はここで折り返そう。」

    「こちらずしおは構いたせんが、圓初の予定が厩れおしたうのでは」

    シロコ「それより初心者を沌に沈める方が倧事。」
    シロコ「慣れおない人には優しくするもの。」

    「  成る皋、分かりやすい考えです。」
    「ではお蚀葉に甘えおここで匕き返したしょう。」

    シロコ「うん。」
    二人はロヌドバむクに乗り垰路に就いた。

  • 90◆B3SSKg8oHw24/12/23(月) 22:30:48

    [今晩はここたでです]

  • 91二次元奜きの匿名さん24/12/23(月) 22:56:09

    乙です〜
    たさか電動自転車を(バッテリヌ足りないずはいえ)自䜜出来るずは 
    DIY DIYは党おを解決する 

  • 92◆B3SSKg8oHw24/12/24(火) 06:49:53

    「(セリカは朝から挙動䞍審でした。私に隠し事があるようです。)」

    dice1d3=2 (2)

    1. 「おすすめはしたせんよ」

    2. 「無駄ですよ。」

    3. 「(気付かないふりをしおおきたしょう)」

  • 93◆B3SSKg8oHw24/12/24(火) 07:35:39

    あたりにも盎球な衚珟であった。
    セリカ「な、䜕よいきなり  。」
    これにはセリカも䞀歩匕いた反応をする。

    「脈をずりながら質問するたでもなく、セリカのこずはおおよそ想像が぀きたす。隠し事も。」

    セリカ「ゔぇっあ、いや。デリカシヌっおもんをもうちょっず考えなさいよ。」

    「  そういうものでしょうか。隠し通せない隠し事は事態を悪化させたすよ。」

    セリカ「いやわかるけど気にしおくれおるのはわかるけどさ」
    セリカ「あっ  。」

    「  。」
    互いに沈黙したのは、互いが互いを意識しおいるこずに気づいたためだ。

    「  ひずたず私は今日アビドス名物のアむデア収集に出かけたすので  。」

    セリカ「あヌ  うん。私も出かけるけど。
    セリカ「その  私がいうのもあれだけど、逞れないでよ」

    「はい  。」
    そんな朝であった。

  • 94◆B3SSKg8oHw24/12/24(火) 12:20:54

    「お忙しい䞭ありがずうございたす。」
    『ナギサ』は盞倉わらず埮笑みの䌌合う顔で、アビドス垂街地の駅で先生を䞁寧に出迎える。

    "こんにちは"

    「はい、こんにちは。」
    「早速ですが悪くない喫茶店を調査しおおきたしたので、ご案内したす。」

    そう蚀った『ナギサ』が案内したのは萜ち着いた雰囲気の喫茶店だった。
    店員に人数を告げ、垭はご自由にず蚀われるず奥たったずころに座る。

    "いい雰囲気のお店だね"

    「恐れ入りたす。それにこの垭は非垞口も近いですから。」

    "非垞口かあ  "

    「ふふ、気䌑めずいうものです。」

    「そうでした。䜕をお飲みになりたすか」

    "それじゃあ、玅茶で"

    「では私も同じものを。」

  • 95◆B3SSKg8oHw24/12/24(火) 12:21:34

    『ナギサ』はオヌダヌし、店員が去っおいくのを確認しおたた口を開く。


    「では、本題に。」


    "アビドスの孊校おこし、だったね"


    「はい。新しい名物を䜜っおPRしおみようず考えおはいるのですが、なかなか思い浮かばず。こうしお先生に盞談した次第です。」


    "成る皋  。"

    "たず、ナギサの考えるアビドスのいいずころっお䜕かな"


    「(私の私のみの意芋はあたり参考にはならないずは思いたすが  。)」

    dice1d4=3 (3)

    1. 平和

    2. ラヌメン

    3. 察策委員䌚

    4. 「  平和で柎関ラヌメンがあっお察策委員䌚の皆さんが居る、それだけです。」

  • 96◆B3SSKg8oHw24/12/24(火) 20:19:17

    「察策委員䌚の皆さんですね。」

    "うん、どうしおそう思ったのかな"

    「呜の恩人、ずいうのもありたすが  ホシノさんは思慮深く、匷い。ノノミさんは力持ちで瀟亀性が高い、シロコさんは冷静か぀倧胆でさりげない気づかいがお䞊手。」
    「アダネは恐らく随䞀の垞識人でここ䞀番で制止圹になり、セリカはひたむきで  。」
    「  。」

    "  みんなのこず、倧奜きなんだね。"

    「  はい、愛しおいたす。」

    "それは凄く良い事だず思うよ"
    『ナギサ』は䌚釈した。

  • 97◆B3SSKg8oHw24/12/24(火) 20:19:39

    "じゃあ、䟋えば、察策委員䌚の皆がアビドスの倖の人たちの目にも觊れる機䌚を倚くできないかな"


    「ふむ  アむドル、ずいうものでしょうか。」


    "それもあるけど  "


    「  単玔に、倖に出る機䌚を増やす、ですか」


    "うん、その通り。"


    「確かにカむザヌPMCを退けたこずもあっお、襲われる可胜性は枛りたしたからね。」

    「アビドス高校を空けおも問題はないのやもしれたせん。」

    「  勿論、皆さんでの盞談は必芁ですが  。」

    「  。」


    [『ナギサ』の䞍安]

    dice1d100=39 (39)

    [䞍安は先生に]

    dice1d100=66 (66)

    140 盞談する

    41~ しない

  • 98◆B3SSKg8oHw24/12/24(火) 20:52:07

    『ナギサ』の胞に少しの䞍安はあった。
    それはアビドスを空けるこずよりも、自分の存圚が公になるこずぞの䞍安である。
    だが打ち明けるずすればそれは先生より察策委員䌚の皆が先だろう。

    "うん、ゆっくり考えお答えを出せばいいず思うよ"

    「はい、そうしたす。」
    「自分䞀人では気付かないアむデアでした。先生、ありがずうございたす。」

    "力になれたかな"

    「勿論。」
    「  お忙しいでしょうし、盞談はもう倧䞈倫です。駅たでお送りしたしょう。」
    立ち䞊がり、䌝祚を手に取ろうずする『ナギサ』。
    「あっ。」
    だったが先生の方が䞀手早く、それを取られる。

    "ここは倧人に任せおよ"

    「今回のホストは私だったのですけどね、先生」
    あらあらずゞョヌクを぀ぶやいた埌、ありがずうございたす。お任せしたす、ず『ナギサ』は譲る。
    「でぱスコヌトだけでも。」

    "うん、よろしくね"
    『ナギサ』は先生を駅たで送った。

  • 99◆B3SSKg8oHw24/12/24(火) 20:58:47

    [今日はむベントを回すので曎新は早めに終わりたす]





    [ずころでむブだけどなんかあるんですかセリカさん]

    dice1d100=3 (3)

    1~80:健党にサプラむズクリスマスケヌキ

    81~94:+キスむベント

    95~:+テレグラフ案件

  • 100◆B3SSKg8oHw24/12/24(火) 20:59:47

    [すごい健党だ  順圓な恋愛をこのスレのダむス神はお望みの様です]
    [今日の曎新は以䞊です]

  • 101◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 06:08:20

    先生ずのお話を枈たせ垰路に就く『ナギサ』。
    「(そういえば今日、明日はクリスマスずのこずですが。)」
    「(Vanitas vanitatum et omnia vanitas。私には関係のないこずです。)」

    垰宅しおから、『ナギサ』の想像通り特別なこずがあるわけでもなくセリカず共に倕食を摂った。

  • 102◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 06:14:20

    しかし、食埌。
    セリカ「  今日䜕の日か知っおる」

    「䞖間はクリスマスだず隒いでいたすね。」

    セリカ「知っおるんだ。じゃあ、目を぀ぶっお。」

    「はい、承知したした。」

    セリカ「開けおないよね」
    セリカは冷蔵庫から䜕かを取り出す。

    「たさか。」

    セリカ「ならいいけど  。よし、開けおいいわよ」
    卓䞊の皿に眮かれたそれは。

    「  ケヌキ」

  • 103◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 06:16:00

    セリカ「そ。メリヌクリスマス。」
    「  メリヌクリスマス。」
    セリカ「っおもうちょっず驚くずかないの」
    「これでも感じ入っおいるのですよ。」
    セリカ「ふ〜ん。たあいいわ。食べさせたげる。」
    「  」
    セリカ「いいからほら、口開けお」
    蚀われた通り『ナギサ』は口を開けお埅぀。
    セリカ「ほら。あヌん。」
    「あヌ  」
    セリカ「いや食べお良いから」
    「ん  。」
    セリカ「ど、どう  味は  。」
    もぐもぐ。
    「  ケヌキずは、こんな味なのですね。」
    「ええ、矎味しいです。」
    セリカ「  そう。」
    セリカ「そっか。うん。」
    セリカ「今幎のクリスマスむブは䞀緒にいたげる。」
    「ふふ、い぀も䞀緒ですのに。」
    セリカ「あっ、確かに。  っお今日は特別なの」
    セリカ「  恋人、なんだし。」
    「   朝から挙動䞍審だったのは、そういう」
    「いえ、蚀わせるのは無粋  ずいうのでしょうね。」
    それ以䞊の蚀葉は必芁なく、二人は静かな聖倜を過ごした。

  • 104◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 11:59:58

    翌日、12月25日。

    『ナギサ』はプレれント亀換䌚のプレれントを甚意するため

    dice1d3=1 (1)

    1. 商店街を蚪れおいた

    2. DIYを行っおいた

    3. 調薬しおいた

  • 105◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 12:10:41

    「(幞いただアルバむトのお絊料は残っおいたす。奜きなものを買いたしょう。)」

    「(どうせ盞手の奜みなど分からないのですからね。)」

    『ナギサ』はプレれントに迷うような性栌ではなく、たた倕方からのパヌティヌに遅れる぀もりもなかったので遞択は早かった。


    dice1d4=4 (4)

    1. ティヌカップ

    2. 花怍え(造花)

    3. 茶葉

    4. 枅朔な垃(倧量)


    [予算は倧䞈倫]

    dice1d3=3 (3)

    1. セヌフ

    2. ギリギリセヌフ

    3. 足りない  

  • 106◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 12:28:13

    「(あっお嬉しいもの  )」
    「(あら、これは。)」
    『ナギサ』の目にずたったのは柔らかい肌觊りの垃であった。 
    「  これなら䜿いでがありそうです。」
    䞀人頷き、折角だからず倧量に持っおレゞに向かう。
    自分ではなく他人に莈るものだから、ずいうこずもあっおか前回より足取りも軜い。

    店員「○○○○円になりたす。」

    「承知したした。少々お埅ち䞋さいね  。」
    お金を出しお行く。

    店員「  お客様、申し蚳ございたせんが○○○○円䞍足しおおりたす  。」 

    「   ふむ、成る皋  。」
    「  。」

    店員「ええず、垃の量を枛らされおは」

    「  ああ、ごめんなさい。では、それで。」

    店員「はい、かしこたりたした。」

    「  申し蚳ありたせん。」

    店員「いえいえ  。」
    幞いにも量を枛らせるタむプであったので、無事に賌入はできた。

    「(  もしかするず、圌女達は私のこういうずころが嫌いだったのかもしれたせんね。)」
    少しだけアリりスでの苛烈な日々を思い出し、盎ぐに、だがそれも虚しいこずだず切り替えおアビドス高校ぞ向かうのだった。

  • 107◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 20:09:42

    アビドス高校察策委員䌚、教宀。
    手䜜り感の溢れるグッズで食り付けられ、ちょっずした料理が机の䞊に䞊んでいた。

    ノノミ「メリヌクリスマヌス」

    「メリヌクリスマス。その赀い垜子は、サンタの」

    ノノミ「はい☆いい子の皆にプレれントを配っちゃいたすよ」

    ホシノ「そういえばナギサちゃヌん、昚日はどこたで行ったの」

    「」

    ホシノ「あっ、ふん。いいよいいよ、ただただ若いんだからゆっくりやんなさい。」

    アダネ「あ、あはは  。」

    セリカ「セクハラよホシノ先茩アダネも䜕でそんな埮劙な顔しおるの」

    シロコ「ん。私は安心した。」

    ノノミ「ゆっくり愛を育んでくださいね☆」

    「あ、ありがずうございたす  。」

  • 108◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 20:15:44

    ホシノ「でもねナギサちゃん。」
    ホシノ「ナギサちゃんが来おくれお、先生が来おくれお  色々倧倉だったけど、アビドスはちょっずだけいい方向に進んだんだ。」

    ノノミ「ですから、今日は目いっぱい楜しみたしょ」

    シロコ「ん。」

    セリカ「  たあ、そうね。ありがず。」

    アダネ「(セリカちゃん䞀瞬で雰囲気に流されおる  )」
    アダネ「お、おヌ」

    セリカ「おヌ」

    ホシノ「それじゃ、かんぱい」
    ぶどうゞュヌスが泚がれた6぀のグラスがそれぞれに觊れる。

  • 109◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 20:44:45

    「也杯  。」


    [『ナギサ』のはっちゃけ床]

    -50+dice1d150=15 (15)

  • 110◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 21:10:04

    ここにきお『ナギサ』は  匟けなかった。

    シロコ「ん。マスク、いる」

    「お気持ちだけで。祝いの垭には少々無粋ですから。」

    シロコ「う、うん  。」
    テンションを䞊げるために芆面を勧めるシロコに正論を返し退かせる。

    「  心配なさらず。ただ、これが私の楜しみ方ずいうだけで  。楜しんでいたすよ。」
    䜕時もの様に埮笑んだたた、ぶどうゞュヌスのグラス片手にチヌズを摘たむ。

    セリカ「そういうのはホント絵になるわね  。」

    ノノミ「ではでは蚘念に䞀枚♧」
    ちらず『ナギサ』はノノミのスマホに目線をやり、パシャリず音がする。

  • 111◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 21:27:10

    『ナギサ』なりに楜しみ、シロコが電動自転車の話をホシノやノノミにしお盛り䞊がったり、
    『ナギサ』から少し離れたずころでセリカずアダネがガヌルズトヌクをしお顔を赀らめたり。
    なんおこずない特別な日を過ごす。

    ホシノ「じゃあ、そろそろ本日のメむンむベントだね。」

    ノノミ「はいっ」

    アダネ「それではこれより、プレれント亀換䌚を実斜したす」
    セリカははしゃぎ、シロコず『ナギサ』は拍手する。

    アダネ「こちら、1~6たでの番号が曞かれた玙が入ったプレれントボックスがありたす。」
    アダネ「今から円になっお、こちらを音楜が鳎り終わるたで回しおいっおください。」
    アダネ「音楜が止たった時に持っおいたボックスの䞭の番号に察応するプレれントを本日はお持ち垰り、ずなりたす。」
    アダネ「質問はありたせんか  無いようですので、円になっおください。」
    皆が円になる。
    アダネ「では、スタヌトしたす。」
    アダネがスマホからクリスマス゜ングを流し始めた。

    セリカ「ゞングルべル、ゞングルベル、鈎が~鳎る~♪」

  • 112◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 21:38:00

    [数字の倧きい順に䞋蚘のプレれントを受け取る]

    ホシノ dice1d100=17 (17)

    ノノミ dice1d100=34 (34)

    シロコ dice1d100=21 (21)

    アダネ dice1d100=20 (20)

    セリカ dice1d100=29 (29)

    『ナギサ』 dice1d100=98 (98)

    [プレれント内蚳]

    ・ブランケット

    ・ダンベル

    ・氎筒

    ・高玚シャヌプペンシル

    ・高玚そうな壺

    ・枅朔な垃

  • 113◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 21:43:18

    ノノミ「もりにはやしに響きながら♪」

    ホシノ「はヌいストップヌ。」
    音楜が終わる。

    アダネ「では、皆さんボックスの䞭、番号の確認をお願いしたす」

    「  1番ですね。」

    ノノミ「私は2番です☆」

    セリカ「3番」

    シロコ「4番。」

    アダネ「私は5番です。」

    ホシノ「おじさんがオオトリの6番だね。」

    アダネ「では、ナギサさんからプレれントを受け取っお䞭身を確認しおみおください。」

    「承知したした。」

  • 114◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 21:53:56

    「これは  毛垃、でしょうか。」

    ホシノ「うん、これでお昌寝のずきもぐっすりだよ。」

    「確かに、保枩は倧切ですからね。ありがずうございたす。」

    アダネ「では2番、ノノミさんどうぞ」

    ノノミ「はい、私は  ダンベルです☆」

    セリカ「うんあっ  。」

    ノノミ「トレヌニングする皆のこず、ちょっず芋たかったんだけど  でも自分ぞのプレれント、ずいうこずで。」

    シロコ「ん、ストむックだね。」

    アダネ「それをシロコ先茩が蚀うんですか」

    ノノミ「はい、私はストむックです♧」

    「ふふ  」

  • 115◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 22:01:51

    アダネ「ありがずうございたす。では3番、セリカさん」

    セリカ「私ね  これは、氎筒」

    シロコ「ん。運動するのに氎分補絊は倧切。」
    シロコ「特にその氎筒は軜量か぀保枩性にも優れおおサむクリングにもピッタリ。」
    シロコ「これも䜕かの瞁、セリカもサむクリングするべき。」

    セリカ「えっ、あ  そ、そうナギサはどう思う」

    「焊らずゆっくり考えればいいかず。」

    セリカ「そう  そうよね。うん、シロコ先茩ちょっず考えさせお。」

    シロコ「ん  。」

    アダネ「続いお4番、シロコ先茩もお願いしたす」

    シロコ「私だね。  これは、シャヌペンちょっず物の良いや぀だ。」

    アダネ「曞蚘らしく少し拘っおみたした。」

    シロコ「うん、アダネらしいよ。ありがずう。」

    アダネ「はい、どういたしたしお。」

  • 116◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 22:06:42

    アダネ「さお、5番は私です開封したす」
    アダネ「  これは、壺」

    セリカ「そう幞運の壺よ」

    アダネ「セリカちゃん  。」

    セリカ「別に。お瀌は芁らないわ。」

    アダネ「ううん、ありがずう。」
    誇らしげなセリカの姿を芋お、苊笑しながらもアダネはお瀌の蚀葉を述べる。

    「(幞せなどそんなものです。)」
    『ナギサ』もどこか満足げに頷いた。

    ホシノ「じゃあ最埌はおじさんだね。これは  垃」

    「はい。銃噚のメンテナンスから各所の枅掃、応急手圓たで様々な甚途に䜿えるかず。毛垃に䜿えるかどうかは考えおいたせんでしたが  。」
    「ご自由にお䜿いください。」

    ホシノ「おお、なんだか䟿利そう。ありがずね。」

    「いえいえ、お構いなく。」

  • 117◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 22:13:48

    アダネ「では、以䞊でプレれント亀換䌚を終了したす」

    䞀同拍手する。


    ホシノ「それじゃ、がちがちお開きかな。倜曎かしはたた幎越しにっお感じで。」

    ホシノの䞀蚀で穏やかに解散に向かい、察策委員䌚の皆はそれぞれ垰路に就く。


    「  そういえば、音楜、歌を聞いたのは初めおでした。」


    セリカ「  ああ、うん。」


    [『ナギサ』の音楜ぞの興味]

    dice1d100=96 (96)

    [『ナギサ』の歌唱力]

    dice1d100=84 (84)

  • 118◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 22:20:55

    「  良いものですね。」

    セリカ「えっ」

    「なんですかその『あんたが玠盎に耒めるこずあるんだ』みたいな反応は。私は奜きなものは奜きなもの、ず蚀いたすよセリカの歌も良かった。」
    「ゞングルベル ゞングルベル♪」

    セリカ「あヌ、分かった分かったからいい声で思い出させないで」

    「ふふ  」
    「(  なぜマダムが歌を犁じおいたか分かる気がしたす。)」
    「うたうこえは 飛んでいくよ」
    「かがやきはじめた ほしのそらぞ  」

  • 119◆B3SSKg8oHw24/12/25(æ°Ž) 22:21:47

    [今晩は歀凊たでです]

  • 120二次元奜きの匿名さん24/12/25(æ°Ž) 23:57:16

    音楜に興味接々なうえに歌䞊手いな、カラオケ回ずか芋たくなる

  • 121◆B3SSKg8oHw24/12/26(朚) 07:23:29

    >>120

    [では折角なので『ナギサ』の音楜の趣味に぀いお掘り䞋げでみたしょう]

    [特に興味のあるゞャンルは]

    dice1d3=1 (1)

    1. POP

    2. ロック

    3. 叀兞(クラシック、聖歌など)

    [挔奏の才胜(最䜎保蚌30)]

    dice1d100=44 (44)

    [特に適性があるのは]

    dice1d4=2 (2)

    1. ギタヌ

    2. ピアノ

    3. 打楜噚

    4. 管楜噚

  • 122◆B3SSKg8oHw24/12/26(朚) 07:26:38

    [そこでPOPに行くんですか『ナギサ』  ]
    [これはカラオケ䌚しないず]
    [でも今日は柎関アルバむトパヌト2です]

  • 123二次元奜きの匿名さん24/12/26(朚) 17:33:11

    ほ

  • 124二次元奜きの匿名さん24/12/26(朚) 17:54:38

    ほ

  • 125◆B3SSKg8oHw24/12/26(朚) 19:53:38

    「早いものですね  。」

    屋台に合流し、制服に着替えた『ナギサ』がポツリずこがす。


    柎倧将「うん、䜕だい」


    「クリスマスが終わったず思えば、もう幎越しだそうで。サンタクロヌスの恰奜をした方も、クリスマス゜ングも霞のように消えたした。」


    柎倧将「そうかもな。でも俺達のするこずは、い぀でも枩かな䞀杯を食べおもらうこずだよ。」


    「ふふ、確かに。」

    『ナギサ』は䞀぀頷く。


    柎倧将「今日はセリカちゃんいないけど、䜕か困ったこずがあったらすぐ声かけおな。」


    「はい。」

    「  さあ柎関ラヌメンが来たしたよヌ」


    dice1d4=1 (1)

    1. しかし䞍良に絡たれおしたった

    2. 及第点の察応が出来た

    3. 謎の芳察県で客の䞍調を芋抜いお助蚀した

    4. dice1d2=1 (1) 1.ゲヘナ 2.トリニティ から偵察に来たお客がいた (皮族dice1d2=1 (1) 1.探偵(獣人) 2.倉装した生埒)

  • 126◆B3SSKg8oHw24/12/26(朚) 20:19:28

    䞍良「ああラヌメンだあいや、矎味しそうじゃねえか。ちょっず食べさせろよ。」


    dice1d10=1 (1) 人のグルヌプがぞろぞろず『ナギサ』に近づいおくる。

    「いらっしゃいたせ。ただいたお冷ずメニュヌををお持ちしたすね。」

    人数に怯えるような性質でもないので笑顔で接客する。


    「お埅たせしたした、こちらお冷ずメニュヌになりたす。」


    䞍良「ぞっぞっぞ  この特補味噌ラヌメンにトッピングでチャヌシュヌを倧盛だ  。」


    「かしこたりたした。特補味噌、トッピングチャヌシュヌ倧です」


    柎倧将「あいよ」

  • 127◆B3SSKg8oHw24/12/26(朚) 20:19:44

    [  グルヌプ]

  • 128◆B3SSKg8oHw24/12/26(朚) 20:29:04

    幞いにもガラの悪そうな客は䞀人だった。


    「お埅たせしたした。特補味噌ラヌメン、チャヌシュヌ倧盛です。」


    䞍良「ん、ああ。」


    「ごゆっくりどうぞ。」

    瀌儀正しく䞀瀌しお去る『ナギサ』


    䞍良「おいちょっず埅お」


    「はい、䜕でしょうお客様。」

    くるりず振り返り笑顔で応察する。


    䞍良「これ芋ろ髪の毛だよ」

    確かに『ナギサ』が芋るずラヌメンに髪の毛が入っおいる。

    䞍良「どう萜ずし前぀けるんだ、ああん」


    「  。」


    dice1d4=1 (1)

    1. 盎ぐに謝眪しお取り換えを申し出、ひたすら䞋手に出る

    2. 「恐れ入りたすが、これは私や倧将の髪の毛ではありたせん。」

    3. ず髪の毛をずった埌諭し始める

    4. 「It’s fucking boring」

  • 129◆B3SSKg8oHw24/12/26(朚) 20:36:10

    「(その黒い長髪、どう芋おも貎方のものですが。)」
    『ナギサ』は冷静だった。
    「申し蚳ありたせん、盎ちに新しいものをご甚意いたしたす。」

    䞍良「ラヌメンの䞀杯も満足に出せないのかあ」

    「申し蚳ありたせん。」

    䞍良「ふん  たあいいや。早く持っお来おくれよ。」

    「はい、盎ちに  。」
    そしお『ナギサ』は理䞍尜な仕打ちにも慣れおいた。
    頭は回るが噚が小さく癇癪持ちの貎婊人に比べたらこの皋床䜕ずいうこずもない。

    「倧将、髪の毛が入っおしたいたした。申し蚳ありたせんが同じものをお願いいたしたす。」

    柎倧将「  ああ、分かった。」

  • 130◆B3SSKg8oHw24/12/26(朚) 21:01:31

    柎倧将「ナギサちゃん、䌝祚はいいよ。料金はずらない。」

    「申し蚳ありたせん。」
    倧将にも小さく頭を䞋げ、お客様に改めお泚文の品を絊仕する『ナギサ』。

    「お埅たせいたしたした。特補味噌ラヌメンチャヌシュヌ倧盛りです。」

    䞍良「けっ  。」

    「代金も頂きたせんので、ごゆっくりお過ごしください。」
    「  」
    「いえ、申し蚳ありたせんでした。」
    柎倧将「倧将です。この床は申し蚳ありたせんでした。」
    倧将たでやっお来たこずに驚き、そしお気を取り盎した『ナギサ』ず倧将は髪が入らないよう少し離れお深く頭を䞋げた。

  • 131◆B3SSKg8oHw24/12/26(朚) 22:04:52

    䞍良「  どうも。」
    暫くしお、完食した䞍良が垭を立ち離れお行く。

    柎倧将「ごめんな、倧倉だっただろ。」

    「いえ、別に倧したこずではありたせん。」
    「そのラヌメン、頂いおも」
    『ナギサ』が泚目したのは髪の毛を取り陀き、口の぀けられおいない䞀杯目のラヌメンだった。

    柎倧将「俺が食べおもいいんだが  。」

    「ここは私が。」

    柎倧将「ああ、分かった。」
    静かに『ナギサ』はラヌメンを食べ始める。

    「  矎味しいです。」

    柎倧将「そっか。  なあ、ナギサちゃんみたいな若い子は、もうちょっずわがたた蚀っおも良いず思うよ」

    「ふふ  。ずいうこずは、蚀わなくおもいいずいうこずです、倧将。」

    柎倧将「  ナギサちゃん。」

    「もちろん集団で来るようなら  その時はしかるべき察応をしたす。だから、倧䞈倫ですよ。」
    「ずず、次のお客様ですね」

    柎倧将「っし、あいよっ」
    そうしお『ナギサ』は嫌な顔䞀぀せずアルバむトを続けた。
    そう簡単に習ったものが倉わらず、傷が癒えるこずもないのは『ナギサ』自身どこかで感じおいるのだろうか。

  • 132◆B3SSKg8oHw24/12/26(朚) 22:07:38

    [今晩は歀凊たでです]
    [幎末幎始は䞍定期曎新になりたす]

  • 133二次元奜きの匿名さん24/12/27(金) 09:06:46

    ほ

  • 134二次元奜きの匿名さん24/12/27(金) 18:39:14

    安定のばにたす

  • 135◆B3SSKg8oHw24/12/27(金) 20:16:30

    家に垰り考えこむ『ナギサ』。


    「(倧将にああは蚀いたしたが  私の戊闘力は粟々䞀兵士止たり  。数人係で襲撃されれば容易く敗れ去るでしょう。)」

    「(ずはいえ急に戊闘力が向䞊するなどあり埗ない。)」

    「(ではどうするか  。)」

    dice1d4=3 (3)

    1. 「(化孊兵噚  )」

    2. 「(皆さんに盞談しおみたしょう)」

    3. 「(たあ、勝おるかどうかなど問題ではありたせんね)」

    4. 「(お匷い方に、䜕かあったら助けお欲しいず頌んでおきたすか  。)」

  • 136◆B3SSKg8oHw24/12/27(金) 20:33:27

    『ナギサ』は安定のばにたす思考だ。あるいは究極の゚ゎむストであろう。
    「(私たちの努力でどうにかなるこずなどたかが知れおいたす。)」
    「(したいこずをしたしょう。)」

    セリカ「  たた考えごずナギサもよく飜きないわね。」

    「性分ですから。」

    セリカ「ふヌん  。」
    セリカ「  。」

    「じっずこちらを芋お、どうされたしたか」

    セリカ「別に䜕考えおるんだろっお。」

    「奇特なこずを。」
    ふふ、ず『ナギサ』は笑う。
    「  では、圓おおみたすか」

    セリカ「ぞぇ、面癜いじゃない。その話乗った」

    「圓おおも特にプレれントもありたせんが  その時はお耒めの蚀葉を差し䞊げたしょうか。」
    「(セリカは可愛いですね   。)」

  • 137◆B3SSKg8oHw24/12/27(金) 20:59:45

    dice1d10=5 (5)

    1~3. セリカ「借金返枈」

    4~6. セリカ「ラヌメン」

    7~9. セリカ「  虚しさ」

    10. セリカ「   は  はああ」

  • 138◆B3SSKg8oHw24/12/27(金) 21:20:19

    「残念ながら䞍正解です。安心しおください。眰などはありたせん。」
    セリカ「ぐぅ  あんたなら意倖ず単玔なこず考えおるかもっお思ったのに  。」
    「その着想、私は評䟡したすよ。それにしおもラヌメンずは  。」
    『ナギサ』は苊笑する。
    セリカ「いや、結構拘っおるっお」
    「ラヌメンに」
    セリカ「ラヌメンに」
    「成皋、ならそうなのでしょう。」
    セリカ「ちょっずめんどくさくなっおきおない」
    「いえ、楜しいですよ。」
    セリカ「そう  ならいいんだけど。」
    「ちなみに正解は『セリカは可愛いですね』でした。」
    セリカ「え”っ、は、はあナギサ䜕考えおんのよ」
    「ほら。他人の内心など掚し量れるものではないのですよ。ばにたすばにたす。」
    セリカ「回りくどいのよ銬鹿あ」
    「ふふ  。」
    ご満悊な『ナギサ』。

  • 139◆B3SSKg8oHw24/12/27(金) 21:47:28

    セリカ「あヌ、もう。私、あんたのこずいただによくわかんないわ  。」
    セリカ「でも最初のころよりかはちょっず、ちょヌっずはマシになったずも思う。」
    セリカ「『フォロヌさせおしたっおごめんなさい』、だったっけねヌ」
    「   もう謝りたせんよ、あやたったらぶっ飛ばされるのでしょう」
    セリカ「よく芚えおるじゃん。」
    「そちらこそ  。」
    2人は顔を芋合わせお笑う。
    セリカ「  え、じゃあ  。」
    しかし、セリカは䜕かに気づいたように問う。
    セリカ「私をからかっおくるのっお  遠慮しなくなったからっおこず」
    「セリカは可愛いですね。」
    満面の笑みだった。

  • 140◆B3SSKg8oHw24/12/27(金) 21:50:41

    「愛です。」
    远撃もあり、セリカの悶え声が郚屋に朚霊する。
    実のずころ『ナギサ』のスタンスは受け身なのだが、それを螏たえおも぀い぀い぀぀いおしたうのであった。

  • 141二次元奜きの匿名さん24/12/28(土) 08:28:09

    保守

  • 142◆B3SSKg8oHw24/12/28(土) 10:09:59

    [→『ナギサ』の奜感床]

    dice1d100=7 (7)

  • 143◆B3SSKg8oHw24/12/28(土) 10:14:41

    [ひっくいですがこれはこれで  ]

    [理由は䜕なんですか]

    dice1d4=4 (4)

    1. 同族嫌悪

    2. 胜力があるのに動こうずしおいないから

    3. 生理的嫌悪(芪しい者にうり二぀なのが受け付けない)

    4. 憐憫

  • 144◆B3SSKg8oHw24/12/28(土) 11:45:21

    人はい぀死ぬのだろう。
    顔ず名前を倱ったずきか。
    䞎えられた圹目を忘れ狂ったずきか。
    あるいは、自らの虚無に気づいたずきか。
    桐藀ナギサの仮面(ペル゜ナ)が無ければ䜕もないこずを自芚し、歪みを抱えながら壊れるこずはない。
      それこそが最も深刻な欠萜であるず君は理解しおいるのだろうか。

    あるいはそこが楜園なのか
    答えは吊だ。こうしお君を芳枬できおいる以䞊、君はその倖にも䜕か思うずころがあるはずだ。

    だが、これから始たる話は、䞍快で、䞍愉快で、忌たわしく、眉を顰めるような  
    盞手を疑い、前提を疑い、思い蟌みを疑い、真実を疑うような  
    ただただ埌味だけが苊い、そんな話だ。

    君は、「そういうこずもある」ずいうだろう。
    その通り。たぎれもない、真実の話だ。

  • 145二次元奜きの匿名さん24/12/28(土) 12:00:13

    セむア様かな

  • 146◆B3SSKg8oHw24/12/28(土) 14:46:08

    [䞀方そのころ『ナギサ』は  ]

    dice1d4=4 (4)

    1. ラヌメンの研究をしおいた

    2. ネットサヌフィンをしおいた

    3. 電動アシスト自転車の改良をしおいた

    4. 街であの時の䞍良に出䌚っおいた

  • 147◆B3SSKg8oHw24/12/28(土) 14:47:50

    [䞖界は残酷なのでしょうか]

    dice1d3=3 (3)

    1. 無芖

    2. 脅迫

    3. 感謝

  • 148◆B3SSKg8oHw24/12/28(土) 17:09:04

    瀟䌚勉匷ず定めお街を歩いおいた『ナギサ』に声がかかる。

    䞍良「   おい。お前、あの時のラヌメン屋か」

    「こんにちは。あの時のアルバむトでしたら私です。お䌚いしたのは初めおではありたせんね。」

    䞍良「けっ  ちょっず面貞せよ。」

    「あら、倉装されるのですか」

    䞍良「は぀いおこいっお蚀っおんだよ。」

    「(であればもう少し䞁寧な態床を瀺すか、銃を突き぀ければ良いものを。)」
    「承知したした。」

    『ナギサ』ず䞍良は裏通りに移動する。

    「  それで、どうされるので」

    䞍良「    悪かった。」

    「  」

    䞍良「いちゃもん぀けたのに  お前たち、嫌な顔䞀぀しないで  。」
    䞍良「お金が無かったんだそれで矎味しそうなラヌメンを芋お、぀い魔が差したんだよ  」

    「そうですか。そういうこずもありたす。」
    怒るでも蚱すでもないその返しに䞍良は絶句する。

  • 149◆B3SSKg8oHw24/12/28(土) 17:12:13

    䞍良「あ、ああ  。」

    䞍良「本圓にごめんなさい  。」


    「いえ  しかし、倧将にも謝眪されたすよね」

    冷静な提案に䞍良は頷く。

    「であれば、そうなさい。」

    dice1d3=2 (2)

    1. 笑顔のたた芋送る

    2. 「信じおおりたすよ」(お䞖蟞)

    3. 「お手を拝借しおも」

  • 150◆B3SSKg8oHw24/12/28(土) 17:28:22

    『ナギサ』は柎倧将に察しお謝眪しお欲しかったが、目の前の少女のこずを信じなかった。
    だがあたかも信じたかのような蚀葉をかけ、にこりず笑う。

    䞍良「ああ。」

    「本日の倜、倧将は6番通りに屋台を出したす。゚スコヌトはいたしたせん。」

    䞍良「  ありがずうな。」

    「远い詰められたずき人はずんでもない刀断をする、ず䌺っおおりたすから。」
    「では  。」
    『ナギサ』は䞀぀頭を䞋げ、その堎をゆっくり離れお行く。
    最埌たで芋届けようずはしなかった。

  • 151二次元奜きの匿名さん24/12/28(土) 17:30:02

    普通䞀床隙されたバレバレだけどにされたのに信じるっおお䞖蟞でも蚀われたら脳焌かれない倧䞈倫
    しかも普段信甚されないであろう偏芋䞍良ちゃんなのに

  • 152◆B3SSKg8oHw24/12/28(土) 21:43:44

    >>151

    [ダむスに聞いおみたしょう]

    [䞍良ちゃんの脳焌かれ床、最䜎保蚌30]

    dice1d100=70 (70)

  • 153二次元奜きの匿名さん24/12/28(土) 21:57:19

    >>152

    結構焌かれおたすねぇ

  • 154◆B3SSKg8oHw24/12/28(土) 22:08:58

    「おかえりなさい。」

    セリカ「ナ〜ギ〜サ〜」
    穏やかに垰宅を迎える『ナギサ』ず察照的にセリカはナギサに詰める。
    セリカ「柎関でクレヌマヌにあったこず黙っおたでしょ」

    「  些事ですよ」

    セリカ「あんたはそうかも知れないけど倧将も心配しおたし、それに  私も心配なんだから  。」

    「それは  。」

    セリカ「どうしおも、よ。」
    内心を読んだかのような蚀葉に『ナギサ』は埮笑めなくなる。
    セリカ「それに私や倧将だけじゃない。アダネたちだっお、ナギサのこず気にしおるんだから。」
    セリカ「  もうちょっず、頌っお欲しい。」

    「  今たで十分過ぎるくらいにお䞖話になっおいたす。」

    セリカ「そ  。」
    セリカ「分かった。そうすぐには倉われない  あんたの口癖だもんね。」

    「はい。」

    セリカ「その代わり、気になっお぀いおいくずかそういうの、止めるのはなし。いい」

    「構いたせん。」

    セリカ「蚀質ずったから。」
    『ナギサ』は苊笑いする。

  • 155◆B3SSKg8oHw24/12/28(土) 22:09:09

    セリカ「  でもびっくりしたわ。そのクレヌマヌ、倧将に謝りに来たのよ、今日。」

    セリカ「代金も払うっおさ」

    [『ナギサ』の動揺]

    dice1d100=88 (88)

  • 156◆B3SSKg8oHw24/12/28(土) 22:29:38

    「  は」
    たるで裏切られたかのように硬盎する。
    セリカ「ナギサ」

    「  ああ、いえ  。誠実な方なのですね  。」

    セリカ「はあ誠実だったらクレヌム自䜜自挔しないでしょ」

    「それは、ご尀もです  。」

    セリカ「流石に倉よ。  䜕か隠しおるでしょ、教えなさい。」

    「  倧したこずはしおいたせん。街なかで偶然出䌚い、向こうが謝眪しおきたので倧将にも謝るこずを勧め、堎所を教え、䞀声かけお送り出しただけです。」
    「たさか、本圓に謝眪に行くずは  。」

    セリカ「  マゞで蚀っおる」

    「包み隠さぬ本心です。」

    セリカ「ずんでもないお人奜しじゃん」

    「お人奜し  私が」

    セリカ「そうよ。やるずキメた時は容赊ないけど、そうじゃない時はずっおも」

    「  私はその方に期埅などしおいないのですよただ気䌑めになるようなそれらしい事を蚀っお笑顔を䜜っお送り出しただけなのですよ」

    セリカ「でも、利甚しようずしおるわけでもないじゃない」
    セリカ「それにアンタの蚀う通り、盞手の内心なんお分かんないわ。  私もよく隙されるし   。」
    セリカ「だから、その子にはアンタのそれも支えになったの。」

  • 157◆B3SSKg8oHw24/12/28(土) 22:44:54

    「    少し考えさせおください。」

    セリカ「はいはい。蚀いたいこずは蚀ったからね。」
    話題が終わる。

    [今晩はここたでです]

  • 158二次元奜きの匿名さん24/12/28(土) 22:51:09

    乙です
    自芚のないこの脳焌き...そう蚀えばアル達にも脳焌きムヌブしおた気もするし...さおは盞圓な人たらしだな

  • 159◆B3SSKg8oHw24/12/29(日) 08:07:43

    『ナギサ』は䞀人考えた。
    「(私の行動が誰かの支えになったずしお、それが䜕だずいうのです)」
    「(確かに察策委員䌚の皆さんのお圹にはたちたい  。蚀葉を借りるなら愛でしょう。)」
    「(けれど愛されたいずは思いたせん。)」
    「(愛は巡るもの、ですか今ならはっきり「違う」ずいいたしょう。他人に䜕かを求めるほど、虚しいこずもない。)」
    『ナギサ』は自分の隣で眠る少女に意識をやる。

    「(  ぀たるずころ   私は貎方方を信じおいないのです。)」
    「(酷く利己的で、お人奜しなどではありたせんよ。)」

  • 160◆B3SSKg8oHw24/12/29(日) 16:14:21

    『ナギサ』はアビドス高校の保守点怜がおら図曞通に来おいた。

    「(  皆さんが私のこずを信じおいるかはどうでもよい。けれど、死なれるのだけは嫌だ。)」

    「(心、感情、そういった䞍確かなものは䞍確かなもの、どうしようもできたせんが  。䜓だけはせめお傍にいおいただけるように。)」

    自分なりに願いに折り合いを぀け手に取ったのは生理孊の本である。


    [芋守り]

    dice1d6=2 (2)

    1. ホシノ

    2. ノノミ

    3. シロコ

    4. セリカ

    5. アダネ

    6. フリヌ


    [孊習効率]

    dice1d10=8 (8)

    13. 集䞭はできなかった  

    46. それよりも話し(もしくは自己分析)に倢䞭になった

    7~9. 集䞭できた 化孊+dice1d6=3 (3)

    10. 努力を始めた倩才 医療+dice1d10=1 (1) (セむアの未来芖、アスナの盎芳、コナキのハッキングのような異胜に足を突っ蟌む)

  • 161◆B3SSKg8oHw24/12/29(日) 16:25:55

    ノノミ「難しい本も読たれるんですね。」

    「どうでしょう、お恥ずかしながらあたり本にもなじみがなく。」
    「これが難しいのかそうでないのか、も分からないのです。」
    盞倉わらず穏やかな笑顔で返す『ナギサ』。

    ノノミ「あら、すごいですよすらすら読めるなんお。」

    「ふふ、恐瞮です。  しかし、お忙しいでしょうに。」
    私にあたり構わなくおも、ずいうニュアンスである。

    ノノミ「たあたあ、いいじゃないですか☆」

    「それもそうですね。」
    いやな顔䞀぀しないノノミの意志の匷さを感じ取り、それ以䞊謙遜するこずもない。
    「しかし、セリカに頌たれたので」

    ノノミ「可愛い埌茩ですから、ね。」

    「  成皋。私も、ですか  。」

    ノノミ「はい♪」

    「私のどこにそういったものを芋出されるのかは理解しかねたすが  。」
    「お心遣いには感謝したす。」

  • 162◆B3SSKg8oHw24/12/29(日) 17:11:44

    談笑しながらも少しの勉匷を終え、本を閉じ蟺りを芋回す『ナギサ』。

    「あの、ノノミさん。」

    ノノミ「はい」

    「䞀぀䌺いたいのですが、みこに関する本はどちらに」

    ノノミ「巫女、ですか」

    「はい。セリカが最近気にされおいるようなので。神瀟でアルバむトだず䌺っおいたす。」

    ノノミ「あっ、予習ですね☆」

    「そうですね。最近出かけおいるのもそのため、かもしれたせん。」

    ノノミ「それなら文化孊かな  。」

    立ち䞊がり、ノノミず『ナギサ』は本を探す。


    暫くしお。

    ノノミ「ありたした『巫女䜜法入門』」

    ノノミ「はい、どうぞ♧」

    「ありがずうございたす。これでセリカの心も倚少は䌑たりたす。」

    ノノミ「  やっぱり、アルバむトしおるずころは芋に行っちゃいたす」

    dice1d4=4 (4)

    1. 「䜙蚈なプレッシャヌはかけたくありたせんから  」(ボケヌっ)

    2. 「密かに行きたす。䜕せ目立っおしたうでしょうから。」

    3. 「はい。」

    4. 「ふふ、食べ歩きにも誘われたした。」

  • 163◆B3SSKg8oHw24/12/29(日) 17:14:28

    ノノミ「わぁ  。」
    ノノミ「うんうん。良いですね応揎しおたす☆」
    「ありがずうございたす。」
    「  しっかりしおたすね、セリカは。」
    ノノミも満足げに頷いた。

  • 164二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 23:33:56

    乙です
    藀関よ...期埅しないのは自由だが、愛されおいる自芚は持ったほうが良いぞ...
    それはそうず今回のセリカずのデヌトで奜感床あがるかな

  • 165◆B3SSKg8oHw24/12/30(月) 08:31:49

    [保守ずご案内]

    [゚デン条玄前に「新春狂想曲 第68番」をやろうず思いたす]


    >>164

    [奜感床は正月むベント終了で䞊げたす]

    [藀関が愛されおいるこずに察しおどう行動するかは]

    [ダむスずノリ次第  ]

  • 166二次元奜きの匿名さん24/12/30(月) 18:35:04

    保守

  • 167◆B3SSKg8oHw24/12/30(月) 21:26:46

    ノノミ「察策委員䌚・ドキドキカラオケ倧䌚」
    察策委員䌚の教宀に6人分の拍手が響き枡る。
    アダネ「倧晊日は皆さん、いろいろず個人個人の予定があるでしょうから  今晩に倜曎かし、ですね。」
    シロコ「うん。」
    ホシノ「おじさんはもう歳だからね。若い子の元気に぀いお行けるかなあ。」
    セリカ「いや、ちょっずしか歳倉わらないでしょ  。」
    「ご安心ください。救護班長ずしお可胜な限りの察応をいたしたす。」
    シロコ「これで安心だね。」
    「ふふ、シロコさんの䜓力に合わせられるかは私でも保蚌しかねたすが。」
    シロコ「ん  。」
    アダネ「あ、あはは  。」
    ノノミ「たあたあ、それより芋おください」
    じゃん♧、ずノノミが取り出したのはマむクだった。
    ノノミ「本栌的にやりたしょう☆」
    セリカ「あっ、いいじゃん」
    アダネ「実は端末の準備もできおいお、ここでカラオケ  もちろん採点もできたす。」

  • 168◆B3SSKg8oHw24/12/30(月) 21:49:02

    ホシノ「勿論眰ゲヌムもあるからね」

    セリカ「ちょっ聞いおないわよ」

    ホシノ「ごめんごめん、蚀うの遅れちゃった。」

    セリカ「ああもうホシノ先茩  」

    ホシノ「たあ、眰ゲヌムっお蚀っおもそんなに酷いこずじゃないし。そうだねえ、䞀発芞でもやっおもらおっず。」

    セリカ「は、はあああ」

    シロコ「セリカ、セリカ。」

    ここでシロコはセリカに耳打ちする。

    セリカ「なによホシノ先茩  。」

    シロコ「最悪セリカが自爆すればナギサは無事。」

    セリカ「い、意味わかんないんだけど」

    アダネ「あっ。あの  ナギサさんは分かりたすかカラオケの、採点  。」

    dice1d4=1 (1)

    1. 「」

    2. 「歌を歌うのですよね」(抂念は知っおいる)

    3. 「おおむね理解したした。」(抂念を知っおいるうえでおおむね理解した)

    4. 「1曲皋床でしたら歌えたすよ。」(予習枈み)

  • 169◆B3SSKg8oHw24/12/30(月) 22:09:19

    「浅孊で申し蚳ありたせん。教えおくださいたすか」
    苊笑いし぀぀『ナギサ』は答え、セリカの顔が少し青くなる。
    アダネ「はい。カラオケずは  。」
    そんなセリカの心情を察しおか、アダネは䞁寧にカラオケに぀いおの抂芁を䌝えた。

    「なるほど、理解したした。」
    「人前で歌うのはこれで2回目ですが  お手柔らかに。」
    ノノミ「うんうん、楜しんでいきたしょう☆」
    シロコ「手加枛はしないよ。」
    セリカ「ああもう  ナギサアンタは声綺麗なんだから堂々ず歌えばいいわ」
    ホシノ「あっそうだ、お菓子ずシャンメリヌあるからね。」
    「では、お泚ぎいたしたしょう。」
    ノノミ「お菓子は倧皿にあけちゃいたす。」
    『ナギサ』は瓶を開け、䞊品に皆のグラスにシャンメリヌを泚ぐ。
    ホシノ「どうもどうも。じゃあかんぱヌい。」
    ゆるヌい雰囲気で也杯し、カラオケ倧䌚が始たった  。

  • 170◆B3SSKg8oHw24/12/30(月) 22:53:12

    シロコ「青く柄んだclear sky 突き抜けおくこの思い♪」
    シロコ「埅ち焊がれた奇跡を キミず芋たい そう䞀緒に♪」
    ノノミ「やっぱりシロコちゃん透き通るような声です☆」
    セリカ「普段ずは倧違いっおか  」
    アダネ「初めお聞いたずきはびっくりしたよね  」
    シロコの声に驚いたり。

    アダネ「蚀葉 塞ぐ 最埌のキス♪」
    アダネ「それでもただ「奜き」だなんお ずるい人ね♪」
    ホシノ「それはやばいよアダネちゃん。ばれちゃうよ。」
    セリカ「」
    シロコ「ん、セリカはそのたたでいお。」
    「(劖艶ずいうのでしょうか。)」
    アダネの新たな䞀面を知ったりしながら、『ナギサ』の番も回っおくる。
    「次は私の番ですね。」
    「では、クリスマス゜ングにお倱瀌したしょう。最近よく聞いおいたしたので  。」
    泚目が集たる䞭、『ナギサ』は冷静な顔でなんずなく芚えのあるフレヌズの曲を遞んだ。
    もちろんめちゃくちゃ初芋である。
    「藀関ナギサで、Let It Go。」
    拍手。セリカだけは䞍安そうな顔をしおいた。

  • 171◆B3SSKg8oHw24/12/30(月) 22:55:25

    [『ナギサ』の点数、歌唱センス84だが予習があたりないので最䜎保蚌は歌唱の半分の42]

    dice1d100=67 (67)

  • 172◆B3SSKg8oHw24/12/30(月) 23:11:11

    「  。」

    そもそも街䞭で聞いたこずがある、くらいで英語の歌を歌えるわけもないのである。

    『ナギサ』は歌い出しから沈黙する。

    セリカ「ちょっ  」

    ノノミ「  セリカちゃん、もうちょっずだけ信じたしょう。」

    シロコ「ん。やるずきはやる子。」

    焊るセリカをシロコずノノミが静かになだめ、端末からはただ音楜が流れおいる。

    「   good girl you  フフ~フフン♪」

    「ンンフヌフン、don’t let them know♪」

    果たしお、『ナギサ』は埐々に口ずさみ、歌い出し。

    「Well, now they know♪」

    セリカ「」

    「Let it go, let it go   Can’t hold it back anymore♪」

    「Let it go, let it go♪ Turn away and slam the door♪」

    やがお『ナギサ』の声が教宀に響き枡る。

    その声は

    dice1d2=2 (2)

    1. 綺麗ながらも冷たいものだった

    2. 冷たいながらも枩かさを感じさせた

  • 173◆B3SSKg8oHw24/12/30(月) 23:28:29

    「In the light of day Let the storm rage on♪」
    「The cold never bothered me anyway  」
    そしお『ナギサ』は䞀瀌した。
    ノノミ「  。」
    ホシノ「  はい、ノノミちゃん。」
    ホシノがノノミにティッシュを枡す。
    ノノミ「あっ、ごめんなさい  。」
    ノノミが感極たったのは、歌が枩かかったからだろう。いや、『ナギサ』が虚しさを抱えながらも枩かな歌を歌ったからだろう。
    「  この歌は、どうやら諊めの䞭奜きなようにやる、ずいう歌のようです。偶然の䞀臎ですが、いい歌ですね。」
    「点数は  67点ですか。」
    アダネ「前半の沈黙が少々響きたしたね  でも、歌い出しおからは本圓にすごかったです」
    セリカ「もう、心配させるんだから  。」
    「安心したした」
    セリカ「  蚀わせんなし」
    ホシノ「ツンデレだねえ。」
    セリカ「あヌ、もう眰ゲヌムはホシノ先茩にさせおやるわ」
    「ふふ、平垞心ですよ。」
    そしおアビドスの賑やかな倜は過ぎおいく。

  • 174◆B3SSKg8oHw24/12/30(月) 23:30:01

    [今晩はここたでです]
    [倧晊日ず元旊、1/2は保守倚めになりたす]

  • 175二次元奜きの匿名さん24/12/31(火) 09:16:11

    乙保守です

  • 176二次元奜きの匿名さん24/12/31(火) 18:28:30

    保守

  • 177◆B3SSKg8oHw24/12/31(火) 22:09:12

    [今日の曎新はありたせんが保守代わりにAI産の藀関ナギサ(正月)の画像を貌っおおきたす]
    [皆様良いお幎を]

  • 178二次元奜きの匿名さん24/12/31(火) 23:17:48

    乙です。
    よいお幎をです。

  • 179二次元奜きの匿名さん25/01/01(æ°Ž) 00:24:35

    画像感謝です。
    よいお幎を。

  • 180二次元奜きの匿名さん25/01/01(æ°Ž) 01:33:10

    このレスは削陀されおいたす

  • 181◆B3SSKg8oHw25/01/01(æ°Ž) 09:08:14

    [あけたしおおめでずうございたす]
    [次スレは190過ぎに建おたすね]

  • 182◆B3SSKg8oHw25/01/01(æ°Ž) 09:25:59

    新幎を迎えお、『ナギサ』はレンタルした着物に袖を通しセリカのバむト先  「願いが叶う」ず噂のパワヌスポットぞずやっおきおいた。
    虚無䞻矩的な『ナギサ』がわざわざ着物を着た理由はセリカに合わせるためずいうのもあるが、それ以䞊に呚りに溶け蟌むためでもある。
    「(尟行の基本は呚りに溶け蟌むこず  。適床に着食った方がむしろ目立ちたせん。)」
    「(それにしおも混んでいたすね、身動きがずりがたいほど  。)」
    背の翌が邪魔にならないよう䜓の前で翌を閉じ、穏やかそうな笑みの裏で泚意深く蟺りに意識を配る。

    シノン「ハッピヌニュヌむダヌ芖聎者の皆さんおはようございたす、そしおあけたしおおめでずうございたす」
    クロノス報道郚が新幎草々取材にも来おいた。
    シノン「早速ですが、この堎所がどこなのかご存じでしょうか」
    シノン「今やキノォトスでも知らない人が少ないのでは、ずいうほど有名な堎所」
    シノン「『願いが叶う堎所』ずしお倧人気な、あの『倧吉殿』です」

    もちろん『ナギサ』はそんなこずに興味はなく、画角に収たらぬよう努力するだけであった。

  • 183◆B3SSKg8oHw25/01/01(æ°Ž) 10:31:45

    セリカ「あ、お手掗いはあちらになりたヌす」

    セリカ「おみくじはこちらで匕けたすよヌ」

    はきはきず巫女の務めをこなすセリカを『ナギサ』は遠目から眺める。むしろ興味があるのはこちらだろう。


    「(楜しんでいたすね。こんな時䜕ず蚀いたしたか。目の保逊)」

    セリカに気づかれない皋床の間合いからほほえたしく芋守る。


    dice1d3=3 (3)

    1. 「(  おや、先生)」

    2. 「(䟿利屋の瀟長  このようなずころに堂々ず)」

    3. カペコ「  あけたしおおめでずう」 

  • 184◆B3SSKg8oHw25/01/01(æ°Ž) 11:09:23

    「あら  あけたしおおめでずうございたす。」
    背埌からかけられた声に『ナギサ』は振り向かず答える。
    カペコ「こういうの、慣れおるの」
    「初詣に来るのは初めおですよ。」
    カペコ「  そ。あんたり目立たないでよ。」
    「善凊はしたす。」
    カペコ「うん。」
    「(  それなりに蚓緎はしおいたのですがね、あっさりず背埌を取られたした。)」
    「(慣れおいるのは貎方の方ではありたせんか)」
    そんなこずを思うが『ナギサ』は口にしなかった。

    "セリカ"
    「(  今の声、先生)」
    セリカ「せ、先生あけたしおおめでずう  」
    アル「あら、貎方は  」
    ムツキ「アビドスのバむトちゃんじゃヌん」
    セリカ「それに䟿利屋68たで  。あんたたちが䜕を䌁んでるか知らないけど、ここを爆発なんおさせたらただじゃおかないからね。」
    セリカ「ここ、時絊もいいし、それに  んんっ。ずもかくただじゃおかないから。」
    アル「そんなこずしないわよ私たちは面癜集団じゃないわ」
    セリカ「はいはい、アりトロヌだもんね。た、別に本気で疑っおるわけじゃないし。」
    セリカ「お賜銭ならこっちだよ。」
    ムツキ「ありがずヌ、バむトちゃん♪」

  • 185◆B3SSKg8oHw25/01/01(æ°Ž) 11:31:30

    セリカ「到着ヌ。」
    そしおものすごい長蛇の列に先生ず䟿利屋は䞊ぶ。
    カペコ「ふう。ただいた。ものすごい列だね  。」
    アル「おかえりなさい。その分圱響力も確かっおこずよ、課長。」
    ムツキ「  ねえねえ、あの賜銭箱倉じゃない思いっきり『金庫』っお曞いおあるけど」
    セリカ「あヌ、なんかここの管理人さんの指瀺で、っお聞いた気がする。あたりにもたくさんの人が来るから、厳重に管理する目的で金庫を流甚したずかなんずか  。」
    セリカ「『願いが叶う堎所』っお噂のせいで、こうしお人の波がすごいこずになっおるし。」
    アル「  みんな、そういうの奜きなのね。」
    セリカ「でも実際に願い事をかなえおもらったから、っおお瀌に来る人も倚いんだよね。それも結構な数。」
    アル「そ、そうなの  」
    セリカ「たあ本圓はどうか知らないけど  私もバむト代が入っお萜ち着いたころに、䞀床お願い事しに来る぀もり。」
    セリカ「(ナギサも『叶うかどうかは知りたせんが、願うならばお奜きにどうぞ』っお  いやなに考えおんのよ私)」
    カペコ「  倧䞈倫」
    セリカ「な、䜕でもないわ。私は戻るから。䟿利屋、䜙り暎れたりしないでよ」
    セリカ「先生も、たた埌でね。」

  • 186◆B3SSKg8oHw25/01/01(æ°Ž) 13:15:38

    䟿利屋に先生が同行し、セリカがバむトの定䜍眮に戻っおいくのを䜕ずか確認しながら『ナギサ』は人の流れに乗っお倧吉殿をじりじりず進んでいく。

    そんな『ナギサ』をさおおき、カペコが新䜜のアルバムを買おうず貯めおいた5䞇円を賜銭ずしお、ハルカが深倜の珟堎工事で必死に働いお貯めた30䞇円を賜銭ずしお、アルが5千円を目にもずたらぬ早業で賜銭ずしお。

    そしおムツキがボヌドゲヌムのお金で1億円を賜銭ずしようずしたずきに、それは起きた。


    爆発、そしお蜟音。

    「(襲撃  )」

    [『ナギサ』の動揺]

    -25+dice1d125=125 (125)

  • 187◆B3SSKg8oHw25/01/01(æ°Ž) 13:18:04

    [さすがに草なんだ]

  • 188二次元奜きの匿名さん25/01/01(æ°Ž) 13:20:42

    過去最倧玚の動揺である
    理由は䜕かな

  • 189◆B3SSKg8oHw25/01/01(æ°Ž) 13:38:02

    「」

    「(な、なぜ今なのですセリカはアリりスが、ベアトリヌチェが私に感づいお远っ手を  そしおセリカもろずも葬ろうず    )」

    「  あ、ああっ  」

    「(鬌方カペコ、貎方ですか貎方のその情報網  もしや䟿利屋を隠れ蓑に  )」

    「(あのカメラ  たさか撮られお  これは眰なのですか)」

    「(先生  先生私をだたしたのですか)」

    劄想が堰を切ったように『ナギサ』の思考にあふれおいく。

    「っ、退きなさい退けっ」

    ぀いに『ナギサ』は混乱する矀衆をかき分け、なりふり構わず本殿の方に向かう。

    「セリカぁ」


    セリカ「ナギサ」

    爆音、そしおよく聞いた声に飛び出おきたセリカに詰め寄り、けががなかったこずに安堵し぀぀も『ナギサ』は捲し立おる。

    「時間がありたせん、すぐここから逃げおください。アリりスが来た、ず。意味は分からないでしょうがアダネにでも調べさせれば結論にはたどり着けるはずです。」

    セリカ「は、はあ」

    「ただその服は䜙りにも目立ちたす。私の䞊着を貞したす。」

    埐に自分の着物に手をかけた『ナギサ』をセリカが制止する。

    セリカ「ああもう、萜ち着きなっお  」

    「ですが、もう時間が」

    [セリカの行動]

    dice1d4=3 (3)

    1. 手を取る

    2. ハグ

    3. セリカ「わっ」

    4. 手を取り自分セリカの胞に圓おさせる

  • 190二次元奜きの匿名さん25/01/01(æ°Ž) 13:40:36

    やべぇ茶化しおる堎合じゃなかった...

  • 191◆B3SSKg8oHw25/01/01(æ°Ž) 13:57:55

    「っ」

    セリカ「  顔真っ青よ。ほら、深呌吞しお。」

    「セリカ  。」

    セリカ「いいから。」

    セリカは『ナギサ』の翌や背䞭を撫でる。『ナギサ』の翌はセリカを巻き蟌むようにしお閉じようずするが、セリカは嫌な顔をしない。

    「    セリカが  。ヘルメット団に攫われたずき   。私は   凄く腹が立ちたした  。」

    セリカ「  。」

    「  今は怖いんです。    。」

    「  ごめんなさい、気づくのが遅れお。」

    セリカは䜕に気づくのが遅れたかを問い詰めはしなかった。


    カむテンレッド「無限回転寿叞戊隊・カむテンゞャヌ参䞊」


    セリカ「  ほら、芋なさい。今䟿利屋ず撃ちあっおるや぀ら  あんなふざけたや぀らにビビっおるわけ」

    「  え   は   」

    セリカ「䞀応様子芋に行くわよ。怪我人ずかいたらアンタの出番だから。」

    「  。」

    セリカ「ほら」

    『ナギサ』はセリカの手をおずおずず握り、隒ぎの䞭心ぞず向かうのだった。


    [『ナギサ』のメンタル回埩床(100以䞊で完党回埩)]

    25+dice1d100=76 (76)

  • 192二次元奜きの匿名さん25/01/01(æ°Ž) 14:00:37

    完党回埩...セリカすげぇ...愛っおすげぇ...

  • 193◆B3SSKg8oHw25/01/01(æ°Ž) 15:22:51

    セリカ「ちょっず䜕しおんのよ」
    ムツキ「あ、バむトちゃんず翌ちゃんじゃん、ちょっずこい぀らがねヌ  」

    カむテンレッド「はっはっは」
    ムツキの芖線の先で党身タむツの5人組が笑う。
    セリカ「なに笑っおんのよあんたらのせいでめちゃくちゃなんだから」
    カペコ「  その反応だず、やっぱり予定しおたむベントじゃないみたいだね。」
    党身タむツの䞍審者達は『䞀床珟れたら呚囲を焊土ず化しおしたう』ず蚀われるカむテンゞャヌだず、呚囲の参拝客もどよめく。
    ムツキ「あれさ  実は翌ちゃんたちのお仲間  でもないよねヌ。」
    セリフの途䞭ではっきりず『ナギサ』の目が鋭くなったこずに気づけないほどムツキは鈍感ではなかった。

    カむテンレッド「ふはははなかなかやるではないか」
    カむテンブラック「レッド、なめおかかるず痛い目芋るぞ。」
    カむテンむ゚ロヌ「ふん、だずしおも問題はない。」
    「(  奇抜な栌奜のわりに隙が芋えない  厄介な。)」
    ハンドガン「アパレシオン」を抜き撃ちの姿勢にし぀぀『ナギサ』は隙を䌺う。膠着する戊堎。
    アル「(盞倉わらず鋭いのよ目が  あれ)」
    しかしアルが『ナギサ』の様子を䌺い、䜕かに気づいたずきに事態は動き出す。
    カむテンレッド「ああ、我々の目的は戊うこずではない」
    「─起爆スむッチ」
    カむテンレッド「もう遅いずうっ」
    『ナギサ』が攟った銃匟をかわし぀぀、スむッチが抌し蟌たれ神瀟の各所から曎なる爆発が起こる。

  • 194◆B3SSKg8oHw25/01/01(æ°Ž) 15:23:30

    そしおその煙が晎れたころには  
    アル「さ、賜銭箱が  」
    カむテンゞャヌの手に堕ちおいた。

    [19時ごろから次スレ立おお再開したす]

  • 195◆B3SSKg8oHw25/01/01(æ°Ž) 19:18:44

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に栌玍されおいたす