- 1ドンコサック24/12/17(火) 22:24:13
- 2二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 22:32:22
- 3二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 22:32:25
連邦生徒会長「そんなことがあったので、エデン条約で無用な戦いを避けたかったんです」
- 4二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 22:39:01
戦争から帰ってきて初めて口にしたのは炊き出しの残飯でかさ増しされたお粥だった。トリニティの捕虜になってた時の方が良いものを食べてたはずだが食べた瞬間生きて帰ってこれた実感が湧いてひどく美味しくて涙が止まらなかった。
―百鬼夜行生徒の手記 - 5二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 22:39:25
まるで騎士よる戦いから歩兵による戦いに移ったかのようだな
- 6二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 22:49:23
ドンコサック...スレ主はレッドウィンターの生徒かな
- 7二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 22:58:24
ミレニアムの上層部は終戦してからすぐに次の戦争の話をしていた。次はどこに自由主義を広めるかとまるで玩具をどれにするのか迷っている子供のような純粋さすら感じた。連中は知らないのだろう、お前たちの理想論に振り回されて戦場では生徒たちが理想とは真逆の環境でその日を生き延びることに必死だというのを
-某ミレニアム大隊長 - 8二次元好きの匿名さん24/12/17(火) 23:54:05
「私は知った、戦争は人を大きく変えてしまうものだと、普段やっていた銃撃戦とは訳が違うのだと。私は止めることが出来なかった、占領地から略奪を行う同期と後輩を。日々自らの正義を語り、訓練に励んでいた私の記憶の中の彼女達はきっとこの戦火の中燃え尽きてしまったのだろう、そして私も。」ーゲヘナ戦線にて従軍していた正義実現委員会部員の友人へ向けた手紙
- 9二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 00:19:25
レッドウィンターがその場で踏みとどまらず、主力の撃破に失敗したらどうするのか。
作戦参謀のイロハの回答はこうだった。
「そうでない場合も有り得るだろう」
軍務に復帰した風紀委員長はついに万魔殿議長に直接この疑問をぶつけた。
議長の返答は素っ気ないものだった。
「ならば227号温泉郷まで進撃するだけだ」 - 10二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 04:42:15
数年前…中等部くらいかな
- 11二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 05:54:52
世紀末スレと思って開いたら重かったでござる…
- 12二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 06:52:12
よく起床ラッパで飛び起きる自衛官が話題になるけど、戦場帰りは口笛のピューッって音で飛び起きるらしいね。なんでも砲弾の飛翔音に似てるらしい。
- 13二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 06:52:59
ワイルドハントは燃えているか
- 14二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 17:16:34
まるで歩兵革命だな
- 15二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 17:21:59
どれぐらい人口が減ったんだろう
- 16二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 04:56:45
大戦か…ハイランダーとか線路無事かな
- 17二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 06:04:19
なんということだ。群衆は捕虜たちに虐待を加えている。
見境のなくなった群衆が闇雲に怒りを行使するのを、治安維持部隊も阻止できない。
ワイルドハントは沸々と沸き立ち、発酵しつつ、爆薬を用意している。
些末な憎悪や陰謀、個々の無数の苦悩が蔓延している。
ーある詩人の占領下日記より
ワイルドハントの自治区内の至るところで、ゲヘナ生と親しい関係にあったワイルドハント生に対するリンチが始まりました。
- 18二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 16:57:25
なんて曲だったかな確か凱旋だったかな
- 19二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 18:05:40
...いまや君たちにとって戦争というものはきっと限りなく遠い物となっていて、それを普段やっている喧嘩だとか、そういうものの延長線上にあるものだと考えているだろう。しかし、それは大間違いだ。それはもっと辛く、恐ろしい物でその上気が遠くなる程に長いものだ...これはそんな戦争に学園生活、いわば青春を捧げた私の物語だ。
あれは5年前のこと、私は今で言うレッドウィンター連邦学園の前身となる学校へ入学した。当時は三大校にも含まれていたほど力が強く、クーデターなんて数十年起きたことの無い程に安定していて生徒会長による独裁によって運営されていたのだ。
周りにはそういう校風なのか、堅苦しい奴が多く、私は馴染めずにいた。部活にも入らず、授業を受けて放課後になったらすぐに家に帰るという嫌になるほど刺激の無い生活を2ヶ月だろうか?とにかく続けていたある日、母校がゲヘナとの
戦争を始めたのだ。どうやら人手が足りないらしく、志願兵が募られ始めた、これはつまらない日常に飽き飽きしていた私にとって朗報で、すぐに私は必要な書類を書き終え徴兵事務所へと走った。
基準に合格した私は、三ヶ月訓練を受けることとなった。訓練はとてもきつく、教官に理不尽に怒鳴られたり、何故かプリンを買いに走らされた事もあって一時期は逃げ出そうかとも考えた。だが悪いことばかりではない、入学してから初めて友人が出来たのだ!名前はヤナと言うらしいが何故か名字は答えてくれなかった、そして気付けば常に彼女と行動するほどの仲になっていて、あっという間に三ヶ月の訓練は終わったのだった - 20二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 18:25:11
ある日分隊長がやけに具だくさんのサンドイッチを食べていた。なんでも炊事兵に勲章と交換で作ってもらったらしい。私もようやく名誉よりも命の方が重いことを理解できるようになった。
―トリニティ新兵の日記より