- 1雑多SSのスレ主24/12/17(火) 23:25:12
某所で先生先生と呼ばれていた大樹こと、暗黒魔導士エクスデスがシャーレの先生としてやってきたら。
というクロススレの3本目です。
前スレはこちら
【クロス】シャーレの先生になった1本の木 2本目|あにまん掲示板某所で先生先生と呼ばれていた大樹こと、暗黒魔導士エクスデスがシャーレの先生としてやってきたら。というクロススレの2本目です。前スレはこちらhttps://bbs.animanch.com/board/…bbs.animanch.com - 2雑多SSのスレ主24/12/17(火) 23:27:32
- 3雑多SSのスレ主24/12/17(火) 23:29:52
保守がてらこれまでのまとめを
・原作FF5で光の戦士達がネオエクスデス撃破後、小さな枝が次元の狭間を彷徨ったことで
シッテムの箱の領域に到着
・連邦生徒会長に育てられたことで力を取り戻し復活
・連邦生徒会長との”契約”が結ばれ、先生となってキヴォトスにやってきた
・以後、魔法連打の大暴れ。でも平和 - 4雑多SSのスレ主24/12/17(火) 23:31:26
・召喚士ヒフミ、ペロロジラと契約
・普通にクズノハと仲良くなってるエクスデス先生
・魔法は無事に普及中
・百花繚乱の銃「百蓮」がエクスデスの弱点と判明 - 5雑多SSのスレ主24/12/17(火) 23:33:41
・暗黒魔導士 歌住サクラコ
・順調にオメガテクノロジーを手にしてきているデカグラマトン勢
・エクスデス、栄養過剰により「さくらんぼ」が実った
・以後、超高糖度の「エクスデス・チェリー」爆売れ - 6雑多SSのスレ主24/12/17(火) 23:37:06
・ゲヘナ生(悪魔族系)がエクスデス・チェリーを食べると魔力アップ効果
・パンちゃん+他食材+エクスデス・チェリー=魔物誕生
・↑により、トンベリ誕生、給食部にコックとして多数加入
・結局色彩来やがった、そのせいで結局ホシノ*テラー - 7雑多SSのスレ主24/12/17(火) 23:40:42
・ホシノ*テラー、あえて戻さずモノにさせる方向で救うエクスデス先生
・クリスマスで健康被害受けるエクスデス先生(ブラックサンタでノリノリ)
・エクスデス・チェリーから天啓を授かったスイーツ部、テーマ曲を作り演奏
Decisive Battle (Vs. Exdeath) (Final Fantasy V) - GaMetal Remix
- 8雑多SSのスレ主24/12/17(火) 23:44:15
・シッテムの箱の領域にやってきたガラフ・ハルム・バルデシオン
・長老の木&百鬼夜行の御神木に導かれたクルル・マイア・バルデシオン
・ウミカ発案、みんなで開催「エクスデス祭り」
・その現場でクルルと再会するエクスデス - 9雑多SSのスレ主24/12/17(火) 23:48:14
・「バーサク」でツルギ化するイチカ、完全乙女化するツルギ
・クルルにキヴォトスを自慢しまくるエクスデス
・勇者アリス、ゴズと召喚契約。モモミドもシロクロと召喚契約
・クルル、ガラフと再会し無事元の世界へ帰還 - 10雑多SSのスレ主24/12/17(火) 23:51:27
・イズミ、エクスデスがクラフトしたポーションを勝手に使って劇物を生んでしまう
・勝手にやってる神竜VSケテル・カスタム
・TTT、試されたイチカ無事にバーサクではっちゃける
・次元の狭間から魔物スタンピード(今回はキングベヒーモス) - 11雑多SSのスレ主24/12/17(火) 23:54:13
・エンジニア部、エクスデス固有武器としてガンブレードを開発
・トリニティ、孤島の遺跡にチョコボがいた(しかも番い)
現在執筆待ちのネタ
・魔獣使いジュリ
・シーフシロコ
・64ページ - 12雑多SSのスレ主24/12/17(火) 23:55:06
という事で、これまで同様基本はリクエスト方式で行きますので
よろしくお願いします。
…………よしこれで保守出来た - 13雑多SSのスレ主24/12/18(水) 05:56:58
ちょっと時間ないんでまた保守…
- 14二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 06:48:41
とりえあず保守
- 15二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 06:57:33
まだまだ続くよエクスデス先生
- 16二次元大好き匿名さん24/12/18(水) 15:09:53
補習
- 17二次元好きの匿名さん24/12/18(水) 23:51:40
- 18二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 00:16:16
パンちゃん+野菜(前スレでは人参)でモルボル、キャロットって名前のモルボル作品によるが12だとこいつHランクモブ(トップクラスに危険認定のお尋ね者)、ヤバイ
ちなみにモルボル種は5に出ない
パンちゃん+魚でトンベリ、いわずと知れた可愛い見た目な危険なモンスター>>17で言われてる通りボスを一撃死させた前科あり 5が初登場
パンちゃん+プリンでプリン(FF12) 12の序盤に出てくるまんま見た目プリンのスライス プリン系統はFF5に出ない
余談だがこいつが出る場所に後にかのタコの名前を持つプリンが出現する
前に美食がカーラボス食べたい言ってたからパンちゃんにエビ食わせて産み出せないかな
てゆうかナチュラルに他ナンバリングの魔物作ってるから才能凄いな
- 19雑多SSのスレ主24/12/19(木) 00:30:27
すいません、常設イベ見てて今日書けなかった…。
でもやっと体操服ハスミ手に入ったんだ…待ってたんだ…!!
晄輪大祭ネタもやるべきか… - 20雑多SSのスレ主24/12/19(木) 00:37:48
- 21二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 01:54:59
- 22二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 06:54:26
FF6のオルトロスも女性を優先的に狙っていそうだよね
- 23二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 13:32:52
アポカリョープス(の霊。自爆にトラウマ)が立ち入って特異現象調査部部長?のヒマリに青魔法(自爆&即死関連以外)を伝授するss書こうと思ってたよ…!!(エアロガ、マイティガードすらも習得できた、超天才ですから♪)
仕事忙しすぎて書けないんよ…!!!(血涙)
【青魔法って敵の行動を魔法で再現するっぽいから、相手を解析して対処法を考える特異(以下略)って相性いいんじゃないかなって。】 - 24二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 14:36:17
こういう祭はアイツがワクワクしながらやって来そうだな……
という事でバッツ入れようぜ(前スレでレナ、クルル、ファリスはいたのにバッツだけ居なかったので)
生徒達と一緒に混ざってはバッツの身体能力に驚くのもアリ、晄輪大祭特別総力戦「バッツ・クラウザー」としてどれだけダメージを与えた+撃破ボーナスみたいな感じの展開もアリ。ただし、バッツも本気で全ジョブ修得済みで何でもアリで対応。
他にもヒナドレスイベントのピアノ関連に近いが、旅先のオルガンで上手くなったバッツとのセッションも面白そう
- 25二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 19:23:12
アリスはグランドクロス、モモイとミドリはしょうかんを習得。
ユズにも何か欲しいということで、こんな展開を要望してみる。
『廃墟』を探索中に見つけた二つの塔。モモイとミドリが塔の中を調べようと色々と試したが
終ぞ入ることが敵わなかった。
そのことを思い出して、エクスデス先生なら何か知ってるかもとエクスデス先生に語るモモイ。
エクスデス先生が云うには、その塔はフォークタワーであり今でこそキヴォトスでは普通に
とは言い難いが使用されている「フレア」と「ホーリー」を封印していた塔であるという。
今後、何かの障害になることを憂いたエクスデス先生は双子の塔の攻略を完璧な双子に託す。
その結果でユズに「フレア」「ホーリー」欲をかいて「メテオ」まで習得して欲しいかな。 - 26雑多SSのスレ主24/12/19(木) 23:03:48
うむ、続々とネタが…感謝感謝!
~~~~~~~~~~~~~~~~
”ヒビキよ、例の物は出来ておろうな?”
ヒビキ「ばっちり。ご要望通りに仕上がったよ♪」
”ファファファファファファ!見事だ!!”
ジュリ「な、なんですかこの格好~~~!?」(魔獣使いレナVerコス)
”前世界の『クリスタルの欠片に眠る勇者の力』の一つ…魔獣使いの正装だぞ?”
ジュリ「せ、正装ってこれがですか!?羊みたいなモコモコファーの下がこんな…ぴっちりした全身黒タイツってぇ!?」
”光の戦士の一人であるレナが実際その格好で戦っておったぞ?”
フウカ「凄いわねその人…。」
ジュリ「で、でも私にこんな格好させて、何させる気ですか!?」
”決まっておろう?貴様は魔獣使いの素質に恵まれたのだ。ならば伸ばさねば損ではないか。”
ジュリ「そ、そんなぁ…私はお料理がしたいのに…。」
フウカ「でも実際、パンちゃんを起点にいろいろ魔物を生み出したりしてるし、その扱いもうまいしね…。」
”それに全身タイツだが…チナツの前でその態度を取れるのか?”
ジュリ「……それは…。」
”おっと魔獣使いならばこれを忘れてはならぬな。ジュリよ、これを装備するが良い。”
ジュリ「え、これって……む、鞭ぃ!?」
”ヒノム火山に流れ着いていたのを見つけたのだ。伝説の12の武器の一つ、『ファイアビュート』だ。”
フウカ「……何か様になってるように見えちゃう…。」 - 27雑多SSのスレ主24/12/19(木) 23:05:50
ジュリのあの体ですからね
魔獣使いファリスのミニスカもありだとは思いますが
やっぱ魔獣使いレナのぴっちりがマストだと思うんですよ
…クルルは…うん…… - 28二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 02:12:33
- 29雑多SSのスレ主24/12/20(金) 08:09:11
一応既にイミテーションを用いて暗黒魔法はすべて修得済みになってますサクラコ様
トリモブ「やはりサクラコ様は恐ろしいお方…」
サクラコ「ちがうんですぅ~~~~!!」
それ以前にジュリは優しい子だから鞭はほぼ振るわないだろうな
それこそ魔獣に銃口を向ける暴漢でもない限り
- 30雑多SSのスレ主24/12/20(金) 16:35:22
ジュリ「で、でもなんで私に…?」
”うむ、それだが…貴様はトリニティで新生物が発見されてミレニアムで保護観察中というニュースは聞いておるな?”
ジュリ「え、えぇそれは一応…。」
フウカ「ネットニュースで話題でしたよね。確かチョコボ、っていう鳥ですよね?」
”そうだ。そしてチョコボは番いで発見されていてな。無事に産卵も終えておる。だがミレニアムの者達では餌でなかなか苦戦していてな。”
フウカ「餌、ですか?」
”そうだ。チョコボの主食は根菜を中心とした草食性。しかしミレニアムの阿呆共は野菜味を再現した合成飼料にやけにこだわってしまってな…それをあのチョコボ達は蹴ってしまっておるのだ。”
ジュリ「うわぁ……あ、それで私ですか?」
”そうだジュリよ、貴様は魔物達の世話で実績を積んでおるし、何より畑で野菜を作っておる。最適ではないか!”
ジュリ「そういうことでしたらお任せください!丹精込めて作ったお野菜ですから、きっと喜んでくれますよ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~
”というわけで畑に来たのだが…これは一体どういうことだ?”
ジュリ「え……まだチョコボって連れてきてませんよね??」
”まだだぞ。”
フウカ「でもあれって……チョコボ!?」
ジュリ「でも、紫色ですよ…確かチョコボって黄色いんですよね??」
黒チョコボ「モッチャモッチャモッチャモッチャ………クエッ?」
ジュリ「畑のお野菜があああああああああ!!」 - 31雑多SSのスレ主24/12/21(土) 00:21:45
すいません一旦保守
- 32二次元好きの匿名さん24/12/21(土) 10:52:49
ほ
- 33雑多SSのスレ主24/12/21(土) 11:00:55
ヒナ「それで、結局どういうことなのこれ?」
”魔獣使いジュリのデビュー戦、になったという事だな。”
(トマト用の支柱が幾つも無残になぎ倒されたジュリの畑)
(土下座して縮こまっている黒チョコボ)
(お見せ出来ない般若顔で鞭を地面に打ち鳴らしながら黒チョコボを見下ろす魔獣使いジュリ)
(せっせと畑を片付けているトンベリコック達)
ハルナ「丹精込めて育て上げた野菜を横からかっさらわれてしまったのですからね…ここがジュリさんの『逆鱗』ということですね。」
フウカ「しれっといるのねアンタ…。」
”……ミレニアムに報告しておくか。黒チョコボも考慮せねばならんしな。” - 34雑多SSのスレ主24/12/21(土) 11:07:02
”あれからどうだ?”
ジュリ「えぇ、問題ありませんよ。クロちゃんはしっかり「調教」しておきましたから♪」(暗黒微笑)
黒チョコボ「クエッ!!!!」(敬礼)
ジュリ「受け入れになった他のチョコボちゃん達も元気ですよ!卵が孵るのはもう少し先みたいですけど。」
チョコボ♂「クエ~。」(ダイコンとニンジン食べてる)
チョコボ♀「クエッ♪」(一緒に食べながら卵暖め中)
ジュリ「トンベリちゃん達のおかげで畑も無事元通りになりましたし…今後はトンベリちゃん達とみんなで新規開墾も考えてます!」
”ファファファファファファ!やはり私の見込んだ通りだ!…今後この調子でチョコボを繁殖させれば悪路の移動手段や運搬でも使えるであろう!”
マコト「それだけではないぞ…各校で育てたチョコボの速さを競い合う”チョコボダービー”も盛り上がるぞ!胴元として事業展開すれば確実に稼げるし、各校が威信をかけて育てたチョコボは脚光を浴びるだろう!!キキキッ!」
”またしれっと居るな貴様…。”
マコト「イブキが黒チョコボを気に入ったからな。」
イブキ「わ~い!クロちゃ~ん!」
黒チョコボ「クエ~ッ♪」
イブキ「えへへ~、クロちゃんの羽根フカフカ~♪」
ジュリ「一度頼まれて、イブキちゃんを乗せて飛びましたからね~。」
”黒チョコボは珍しく空を飛ぶからな。普通のチョコボは空を捨てた鳥なんだが…。”
マコト「うむ、やはり黒チョコボに乗ったイブキの姿は映えるなぁ♪」
フウカ「……あとで買い出しの時に乗せてほしいんだけどなぁ…。」
[SFC] ファイナルファンタジーV - マンボdeチョコボ
- 35雑多SSのスレ主24/12/21(土) 11:10:46
今回貼ったBGM動画の冒頭で、黒チョコボが踊ってるよね?
あれ、イブキに踊らせたら絶対
か” わ” い” い”
と思うんですよ!! - 36雑多SSのスレ主24/12/21(土) 17:44:22
ちょっと次のネタの話組み上げで詰まってます…しばしお待ちを
- 37二次元好きの匿名さん24/12/21(土) 19:54:07
FF5にも居るんだよね
でぶチョコボ - 38雑多SSのスレ主24/12/21(土) 23:24:03
ホシノ「うへぇ~、今回は随分とてこずらせてくれたねぇシロコちゃん?」
シロコ「ん、流石に調子に乗りすぎた。」
”まさか私だけでなく、キヴォトス中でシーフ活動を始めるとは思わなかったぞ。”
シロコ「ん、でかシロコから習った。」
クロコ「ん、同じ存在だから覚えるのも早かった。これでレアものを盗む確率も上げれる。」
”本当ならブレイクをかけてやるところだが…トリニティ古書館であの魔物が流れ着いていたのが運の尽き、であったな。”
シロコ「……あれが、デスっていう魔法……体から熱が抜けていくかのように寒くなった…怖かった……。」
クロコ「ん、ちびシロコはLv75、私はLv90…どっちもアレの射程圏…。」
”『64ページ』の放った【レベル5デス】に見事にはまったな。私がアレイズをかけねば貴様等は死んでいたぞ。”
ホシノ「まぁそのおかげで反省したとみなされて帰してもらえたしねぇ。これからはもっとまっとうに稼ごうね~。」
シロコ「ん、でも悪事を働く外道からならいいよね。」
ホシノ「 ト ラ ン ス 」
ゴバアアアアアアッ!!
ホシノ*テラー「ハンセイシヨウネ、シロコチャン?」
シロコ「……スミマセンデシタ」 - 39雑多SSのスレ主24/12/22(日) 01:36:49
今更思ったんだが
これまで当スレで描いてきた内容を鑑みると
勢力バランスが大分変化してるんじゃなかろうか
特にゲヘナの相対的弱体化が著しい
トリニティでホーリー習得者が順調に増えてるだろうし
他学園でも極少数だがホーリー習得者がいる(百鬼夜行のユカリとか)
特に便利屋、アルがまさかのホーリー&魔法銃ホーリー習得でヒナを一方的にボコれるようになってしまった - 40雑多SSのスレ主24/12/22(日) 11:24:37
時間がないため一旦保守
(仕事が…) - 41雑多SSのスレ主24/12/22(日) 16:59:35
~晄輪大祭5日前~
”ゲヘナからの実行委員会選出はアコではなかったか?”
ユウカ「ですね。」
ハスミ「……既にお時間ですが、姿を現しませんね。」
マリー「も、もしかして何かあったのでは…?」
ハスミ「ゲヘナですからね。大方問題児対処優先でこちらなどどうでも良いのでしょう。」
ユウカ「いやいや、だからって…。」
”はて、それは疑問だな。不倶戴天の敵たるトリニティに対して平和的に『戦争』出来る機会であるこの晄輪大祭を軽視するような女ではないはずだが?”
マリー「先生まで…。」
”仕方あるまい、ここは私が様子を見に……む?”
ハスミ「先生、どうかなされましたか?」
”アコからのメッセージだ。何々…ファッ!?”
ユウカ「どうしましたか先生!?」
アコ『助けてください先生!!ヒナ委員長が……ヒナ委員長がぁ………!!』
『【退学届】を置いて、いなくなってしまいましたあああああああああ!!』 - 42雑多SSのスレ主24/12/22(日) 17:05:26
先生に負けて以来だ。
魔法がすっかり普及した今でも、私はこのやり方でやってきた。
美食研究会や温泉開発部、その他不良の対処は今まで通り、問題なくこなせていた。
でも、その不良達の反抗心が以前よりも高くなっている。
私が出張って来ても、逃げ出したりせずに立ち向かうようになってきた者達が増えてきた。
原因はわかっている。
マコトが私の敗北姿を公表したことだ。
それまで「絶対に勝てない不滅の存在」となっていた私が、完膚なきまでに倒された姿が広まってしまったのだ。
それが、不良達に「実は勝てるかも」という希望を持たせてしまった。
挙句の果てには、便利屋68…陸八魔アルにも”負けた”のだ。
元々彼女は総合的なポテンシャルが非常に高く、人としての倫理観も持ち合わせている上に誰かを思いやれる優しさと皆を引っ張って立てるリーダーシップを持ち合わせている。ちゃんと学園に通ってたなら次期風紀委員長や万魔殿議長の候補に挙がっていても不思議ではない子だ。今一歩、力で私に及ばないという点で私の方が上回っているに過ぎなかった。
そんな彼女が、まさかの「ホーリー」を修得した。さらにそれを魔法銃として放てるようになった。
弱点を突いているという補正があったとしても、
「私からの攻撃を逃げながらとはいえ凌ぐことが出来、」
「彼女からの攻撃は私をほぼ1、2発で仕留めることが出来、しかもほぼ確実に当てることが出来る」
そんな陸八魔アルが、私を下すことが出来るのは当たり前だった。
しかもその後に、そのアルに介抱されるだなんてね。
当人は「ご、ごめんなさい!やりすぎちゃったかしら!?」って白目になってたけど。 - 43雑多SSのスレ主24/12/22(日) 17:19:07
イオリは攻撃魔法、チナツは回復魔法、アコは補助魔法を順調に修得している。
他のゲヘナ生達も、様々な魔法を覚えてきているらしい。
そんな中、私は魔法は数えるほどしか覚えられなかった。サイレス、スリプル、ブリザド。以上。
それに加え、万魔殿の活動も変化…給食部も大きく変わった。
最も魔法の才に恵まれたということでイブキを旗頭に万魔殿が風紀委員会への積極協力も行うようになり、風紀委員達の質も上がってきた。アッチ寄りになって来てるかもだけど。
給食部はジュリが「魔獣使い」として活躍するようになり、配下である魔物達も増えた。
時に食堂で不良達が暴れたりした際にはジュリの鞭の他、トンベリ達の「ほうちょう」が唸る。
今まで対処できていたとは言ったが、美食研究会や温泉開発部も、皆それぞれ魔法を修得し始めていることで私へも対抗するようになってきていた。
このままでは、いずれ追い越されて対処し切れなくなるだろう。
でも、ゲヘナ学園内は笑顔が確実に増えていた。
万魔殿の対応が緩くなり、風紀委員会も余裕を持てるようになってきていた。
魔物達が学園の仲間達となり、余裕がなかった部活も余裕を持てるようになり…各々がしっかりと学園生活を謳歌出来るようになってきていた。
私はずっと、学園のために…みんなのために風紀委員長として戦ってきた。
……もう、いいよね……? - 44雑多SSのスレ主24/12/22(日) 17:40:23
ユウカ『とりあえず晄輪大祭実行委員会の打ち合わせは私達で進められるところまで進めますので、そちらをよろしくお願いしますね、先生!』
~~~~~~~~~~~~~~~~
”言伝も無く、私に断りもなく、退学届1枚置いて勝手に我が元を去るか……あの愚か者め!!!”
アコ「どうして……どうしてですか委員長…!!」
イオリ「アコちゃん…。」
チナツ「それで…先生の視界でも見つからないのですか?」
”散りばめられた我が一部を通してもまだ見つからぬ。その時点である程度は絞り込めるが…。”
チナツ「先生の木材が行き届いていない場所、ですか…。」
”アビドス砂漠の只中、最果ての極寒冷地、ミレニアム郊外の廃墟群、私が破壊したアリウス跡地、ヒノム火山…。”
アコ「どこもかしこも危険すぎる場所じゃないですか!!」
”そしてヒノム火山以外はゲヘナ学区外だ。私が動かねば外交問題となろう。”
アコ「ぐぬぬぬ…!!」
イオリ「と、とにかく今はすぐに動けるヒノム火山周辺から調べよう!!」
”私は別の場所を当たろう。ヒナめ……この行いがいかに愚かであるか、思い知らせてくれるわ!!” - 45雑多SSのスレ主24/12/22(日) 17:54:29
シャーレを通りかかったけど、先生に会うのは何だか気まずい。
魔法の才に恵まれなかった私をどう思っているか、聞くのが…怖い。
結局そのまま着の身着のまま、ミレニアム学区に来てしまった。
でも…アリス達に見つかったら、すぐ先生に知らされて連れ戻される。
だから人目を避けた結果…廃墟群に流れ着いてしまった。
一人ぼっちになった今、私は自分が一体何をしたいのかも…思いつかないという事に、絶望していた。
ふと、小鳥遊ホシノを思い出した。
先生や他の生徒達によって、恐怖の中から救われ…恐怖すら、モノにして見せた彼女を。
私は、小鳥遊ホシノのようにはなれない。あの人のように、強くはなれない。
周りのみんなは、新しい力を得て、どんどん強くなっていった。アルに至っては、完全に追い越された。
そして私は、這い上がる機会にも恵まれなかった。エデン条約事件も、結局先生に助けられるだけだった。虚妄のサンクトゥム攻略戦も、実際はアリス達の活躍を前に…することがないままだった。
もう、あそこに……私の居場所は……
???「あの~…キミ、こんなところで何してるんだい?」
ヒナ「ひゃうっ!?」
???「おぉっと!?あ、もしかして驚かせちゃった?いや~ごめんごめん!何せ俺と同じ迷子なのかなって思っちゃって…。」
ヒナ「……迷子?」
???「だってそうだろ?こんなロンカ遺跡みたいな機械だらけの廃墟の中でポツンって一人で立ってたら…まぁ俺もそうなんだけど。アハハ。」
??「クエックエッ!」
???「あ~わかってるってボコ!か弱い女の子には優しくするって!」
ヒナ「……チョコボ…?」
???「お、チョコボのことは知ってるんだな!こいつは相棒のボコってんだ。んで俺はバッツ・クラウザー。気軽にバッツって呼んでくれ!」 - 46二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 20:31:50
スレ主がSS書いてる時にしかも出てくる奴等5に出ないけど(次元の狭間を介して迷い混んだって事で)思い付いたからには書いてみようの精神
彼女達はC&C、詳細は省くがミレニアムの凄腕エージェントだ
しかしそんな彼女達は最近ある事で頭を悩ませていた
今回は廃墟での任務だがやはりそいつは現れて
ネル「この気配………例のチビか、またあたしをからかおうと」
ジャボテンダー「」デーン
ネル「って、でかぁ!?」
ジャボテンダー「」ピョーンスタッ
ネル「あ、あのチビの仲間か?」
ジョボテンダー「」カタカタカタ
ネル「その動き………やっぱあのチビか!」
………正確にはリーダーのネルが変なサボテンにからかわれているのだ
トキ「」ピョコピョコ
ネル「だー!うっとおしい!」
ついでに後輩も便乗している
ネル「しかし無駄にでっかくなりやがって………ここであったが100年目!」
ジョボテンダー「」地面に空いてた大穴に逃げていく
ネル「またやられた……クソ」
ジョボテンダー「」大穴から顔を覗かせ
ネル「フェイントかい!とぼけた面しやがって………泣きっ面き変えてやらぁ!」
~~
ミレニアムで起こるボヤ騒ぎ!その全ては何からの動力機から起こってる事で疑われるエンジニア部!
彼女達は自らの潔白を証明するため調査を開始して
同時刻
アリスは迷子の二人と勇者パーティを結成しており
次回!「防げ未然の大火災!合体!カルコブリーナ!」
お楽しみに! - 47雑多SSのスレ主24/12/23(月) 00:20:22
こういうのはいつでもウェルカムですよ~!!
しかし便利だなぁ、「次元の狭間」…エンジニア部やサヤ並みの便利ワードだ
~~~~~~~~~~~~~~~~
(バッツの持ってたテントを張り、廃墟内でキャンプ中)
バッツ「へぇ~、ここがそもそも俺たちのいた世界じゃなくて、キヴォトスっていう別世界…そういや確かに次元の狭間通ったなぁ。」
ヒナ「……あまり驚かないのね。」
バッツ「世界を渡ったのは初めてじゃないしね。それに、見たことない世界を冒険出来るってことにもなるからワクワクしてるぜ!」
ヒナ「……大人なのに、何だか子供みたい…。」
バッツ「そりゃ~年齢の上じゃ成人してるけど、子供のような好奇心から全ては始まっていくもんさ。大人ってのは別に無理してならなきゃいけないもんでもないし、時には大人であることを忘れて楽しんだっていいんだ。」
ヒナ「……。」
バッツ「というかヒナちゃん…本当に飯はそれだけでいいのか?」
ヒナ「…普段からこれだから…。」(カロ〇ーメイ〇)
バッツ「いやいや、俺の普段の冒険用メシよりも少ないじゃないか!」
ヒナ「栄養価なら十分だし…。」
バッツ「あーもう見てらんないなぁ!ほら、俺のメシを分けてやるから一緒に食べな!」(干し肉のポトフ)
ヒナ「え、でもそうしたらバッツさんの分が…。」
バッツ「俺のことより自分のことを気にしろって!明らかに元気がないんだからその分食べなきゃ!」
ヒナ「え、えぇ……(ズズッ)あ、美味しい…。」
バッツ「だろ~?この干し肉はケルブの村の特産品でな~、通りかかったときにはいつもたくさん買い込んじゃうんだよ。だからまだ余ってるから気にせず味わってくれ。」
ヒナ「は、はい……ありがとう……。」
- 48二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:58:56
- 49雑多SSのスレ主24/12/23(月) 01:01:31
- 50二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 08:50:16
サボテンダーもきているということは…………
若しかして、『クポー』なあの生き物も来ていませんか?
まぁ、それはそうと、人の姿に近いモンスターも混じっていたりして……… - 51雑多SSのスレ主24/12/23(月) 18:53:31
サオリ『こちらスクワッド、旧アリウス跡地だが特に人影はない。』
アル『アビドス砂漠も人っ子一人見当たらないわ。』
エイミ『当然だけど北海もいないよ~。』
”わかった。私はミレニアム廃墟群を当たる。”
~~~~~~~~~~~~~~~~
”残るはこのミレニアム廃墟群…。”
”以前からC&Cからの報告で魔物が現れると聞いてはいたが…。”
サボテンダー「」サササッ
”今のところ脅威度の低いものばかりだな。この程度ならヒナでも対処できるであろうが…。”
ーーーーーーーー!?
”この気配、まさか……!?”
~~~~~~~~~~~~~~~~
”貴様も来ておったか……バッツ!!”
バッツ「……話には聞いてたけど、本当に生きてたんだな…エクスデス!!」
”ええい、貴様に構っている暇は…む?”
バッツ「…何だよ?」
ヒナ「……おはよう、バッツさん…昨夜は遅くまでありがとう……え?」(制服脱いで薄着姿のまま、バッツのテントから出てくる)
”バッツ………貴様………??”
バッツ「お、おいおい何考えてんだよ!?まさかヒナちゃんに危害を加える気じゃ…!?」
”そうではない……貴様、よもやヒナに……手を出しおったか!?”
バッツ「…は?」
ヒナ「せ、せせせせ先生!?一体にゃんの事…!?」 - 52雑多SSのスレ主24/12/23(月) 19:44:45
”我が配下たる生徒に不埒な手で触れおったか……光の戦士がそこまで堕ちるとはな!!”
ヒナ「ひゃっ!?ふ、不埒な手で触れたって…!?」
バッツ「いやいやいやいやいやいや、俺はそんなことしてねぇって!ていうか暗黒魔導士が何言ってんだよ!?」
”やかましい!!我が生徒に手を出した報いを受けるがいい!! フ レ ア !”
バッツ「うおおおおおおおお!? シ ェ ル !」
キュピーン! チュドガアアアアアアアアアアアアン!!
ヒナ「バッツさん!?先生!?」
バッツ「………っ痛ぇ~~~………お前以前より魔力上がってないか!?」
”成長しているのは貴様等だけではないという事だ!ファファファファファファ!”
バッツ「そっちがその気なら、とことんやってやろうじゃないか!!」
”いいぞ!!来るがいいバッツ!!”
DISSIDIA FINAL FANTASY エクスデス(100LV)VSバッツ(105LV)
ヒナ「凄い……空を飛びながら猛烈に打ち合ってる…これが光の戦士達と魔王エクスデスの戦い…。」
- 53雑多SSのスレ主24/12/23(月) 19:54:23
アル「先生からの緊急コールを聞いて飛んできたんだけど…。」
サオリ「あれは、何だ……いったい何が起きている??」
エイミ「………近づけないね、これ。」
【DFF】 編集リプレイ バッツVSエクスデス戦 再UP【HD】
アル「先生が…打ち負けてる!?」
エイミ「でも、すぐに持ち直してるよ。」
サオリ「…む、空埼ヒナがいたぞ!」
ヒナ「……あなた達は…?」
アル「先生に言われて探してたのよ!もう、みんな心配してたんだから!」
ヒナ「……それは……」
エイミ「まぁいろいろ聞きたいことはあるけど、まずは何より……。」
”ファファファファファファ!”
バッツ「うおおおおおおお!!!」
エイミ「先生と打ち合って競り勝ってる、アレ誰?」
サオリ「……いつまでかかるだろうな…あの打ち合いは…。」
- 54雑多SSのスレ主24/12/24(火) 00:00:46
エイミ「こっちから攻撃して無理やりにでも止めよっか?」
サオリ「それが確実だな。」
アル「仕方ないわね。」
サオリ「et omnia vanitas!」(EXスキルをバッツに向けて)
アル「魔法銃 ホ ー リ ー ! いくわよ!!」(魔法銃ホーリー込みのEXスキルをエクスデスに向けて)
バッツ「どわああ!!な、何だぁ!?」(銃弾をプロテスで防ぐもダメージ)
エクスデス「ファアアアアアアアアアアア!!?」(こうかは ばつぐんだ!)
~~~~~~~~~~~~~~~~
エイミ「で、落ち着きました?」
”うごごご…。”(全身ベコベコに凹んでる)
バッツ「ははは…すみません。」(顔に青アザ)
エイミ「それで、ヒナさんは見つかりましたけどこの人誰なんですか?」
”こやつは…。”
バッツ「自己紹介くらいはさせてくれよ。俺はバッツ・クラウザー。エクスデスを倒した光の戦士の一人さ!」
サオリ「光の戦士…以前来たクルルの仲間か。」
バッツ「え、クルルも来てたのか!?」
”もう帰したぞ。それで、何故貴様がここにおるのだ?しかもヒナに手を出s”
バッツ「出してねぇって!!誤解だ!!」
エイミ「…えっ?」
サオリ「手を出した?まさか先生の仲間だからと危害を?」
アル「手を出した…そういえばヒナが薄着……な、ななななななな何ですってぇーーーーーーーーーーーーー!!!」
ヒナ「ち、違うから!!」 - 55雑多SSのスレ主24/12/24(火) 01:08:50
(かくかくしかじか)
~~~~~~~~~~~~~~~~
”蜃気楼の町を通っていたら次元の狭間が開いたので飛び込んだ…何を考えておるか貴様は。”
バッツ「俺は冒険家だからな!未知への探求心は止められないのさ!」
アル「えぇ…何それ。」
バッツ「でも俺もヒナちゃんから聞いたけど…まさかあのエクスデスが先生になって子供達を守ってるなんてな。」
”契約ありきだ。それに生徒すなわち皆我が配下。我が物に手出しは許さんという事だ。そもそも「無の力」を欲したのも世界を支配するためであったのだしな。”
バッツ「……そういや世界を支配する力~とか言ってたなぁ確かに。」
”それで、ヒナよ…何故学園から姿を消した?皆が貴様の身を案じていたぞ。”
ヒナ「………………。」
バッツ「当人は話すの辛いみたいだから俺が聞いた限りを代弁するぞ?ヒナちゃんはこのキヴォトスでも指折りの強い子らしいけど、最近は負けることも多くなって、更には頼られることも少なくなったらしいぞ?それで段々、自分は必要とされてないんじゃないか、もう自分はいなくてもいいんじゃないかって思うようになっちゃって、気が付いたら当てもなく彷徨ってたんだと。」
”それでこんな紙切れ一枚残して学園から逃げたというのか…。”ヒラッ
ヒナ「……まだ、サインしてなかったのね…。」
”当然であろう?このような紙切れ、認めるわけがなかろう?こうしてくれるわ! フ ァ イ ア ”ボワッ
ヒナ「あぁ!?」
アル「まぁ当然燃やすわよね。私やサオリと違って、あなたの場合は『逃げ』てるだけだものね。」
ヒナ「…逃げ……?」
サオリ「そうだな。私は先生に救われて以降はシャーレで働きながら自分探しをしている。アルは便利屋として社会の荒波に既に立ち向かっている。」
アル「それに対して今のあなたは?確かに私は今はあなたに勝てるようになったけど、それって結局先生に教わった『ホーリー』ありきじゃない。あれがなきゃ勝てないわよ!」
ヒナ「……でも……。」 - 56雑多SSのスレ主24/12/24(火) 01:29:58
アル「あーもう!自分がもう必要とされてないかもしれない、もういらないとみんなに言われるかもしれないのが怖い……… だ か ら 何 な の よ ! !」
ヒナ「…!?」
アル「そうやってみんなを「怖がる」ようになったのは、あなたがもっとみんなと歩み寄ろうとしなかった…歩み寄ることを面倒くさがったのが原因でしょう!?その臆病な心を、今まではずっと強さで誤魔化してたんでしょうねぇ!」
ヒナ「……。」
アル「でもねぇ、あなたが考えているのとは裏腹に、みんなあなたを心配して待ってるのよ!?あのアコやイオリがまたウチに頭下げに来たし、万魔殿の議長だって『雷帝の遺産を私に丸投げする気か!?』って言ってたわよ!」
ヒナ「……みんなが……?」
アル「みんな、あなたを頼りにしてるし、みんな帰りを待ってるのよ!だから…!!」
バッツ「あー、ちょっといいかな?」
アル「な、何!?」
バッツ「熱くなってるところ悪いんだけど…多分ヒナちゃん、頼られ過ぎてて疲れちゃっただけじゃないかな?」
”………ほぅ?”
バッツ「昨晩、俺が見張りをしてヒナちゃんにテントで寝てもらったんだけどさ…なかなか眠れないみたいなんだ。スリプルで無理やり眠ってもすぐ起きちゃうみたいでさ。」
”スリプルを自力で振り切るだと?それはまた驚きだな。”
バッツ「それくらい、心が擦り切れてて…そのせいでそういったネガティブな考え方になっちゃうんだと思う。俺も両親を亡くしたり、ガラフを失ったり、故郷をエクスデスにやられたりとかは精神ヤバかったしな。」
”………。”
バッツ「だから、ヒナちゃんはしばらくの間…ガッツリ休んで心を癒すのが必要なんだと思う。そもそも頑張りすぎてて『休み方を忘れてた』ほどみたいだし。」
ヒナ「……確かに、寝るときもいつも翌朝の事とかを考えてて、寝付けないことが多かった…。」 - 57雑多SSのスレ主24/12/24(火) 01:44:19
”………そこまで言うからには、貴様は何か解決策を思いつくというのか?”
バッツ「解決策、になるのかどうかはわかんねぇけど……。」
バッツ「一度、キヴォトスを離れて…何も考えず、風の赴くままに旅をしてみるのもいいんじゃないかな?」
一同「「「キヴォトスを離れる!?」」」
”貴様……ヒナを連れ去る気か?”
バッツ「いやいやいやいや、ちゃんと期間を作ってその間だけ、俺がヒナちゃんをあの世界に案内するって感じだよ!タイクーンとかバルとか、海賊のアジトにも案内してやりてぇし、のんびり休むなら俺の故郷のリックスとかでもいいな!」
ヒナ「それってつまり……。」
”次元の狭間を超え、ヒナをあの世界に一時的に送って療養させ、その後に再びキヴォトスへ帰す、か…。”
バッツ「そういうこと。今のエクスデスならその辺はお手の物なんだろ?」
”…確かに、あの世界とこのキヴォトスとのつながりは既にある。ムーアの森の長老の木と、百鬼夜行自治区の神木だ。”
バッツ「お、なら安心だな!それじゃ…ヒナちゃんはどうしたい?」
”ヒナよ、貴様は我が生徒すなわち我が配下だ。退学は許さん。……だが、短期休学程度なら認めてやらんでもない。さぁ、貴様はどうしたいのだ?”
ヒナ「……私……私は……。」 - 58雑多SSのスレ主24/12/24(火) 01:59:39
”そういうわけで、ヒナはしばらくの間休学することになった。”
アコ「なああああああああああああああああ!!!!!!!」
イオリ「委員長が休学って……!?」
チナツ「しかも、お、男の人と二人っきりで!?」
”その辺はもう心配なかろう。奴は私に立ち向かってきた当時は女3人に囲まれておったというのに一切手出しをせんかった唐変木だ。第一、ヒナに手出しをしようものならその女3人が黙ってはおるまいて。”
イオリ「何だその妙な信頼感?」
”そしてその間の治安維持は万魔殿の者達が全面協力することになっておる。便利屋68との提携も組んだ。”
チナツ「流石先生、手回しが早いです。」
”あとは貴様等でヒナの帰る場所を守り抜くことだ。それが出来ぬとは言うまいな?”
イオリ「当然だろ!ちゃんと元気になって帰ってくる委員長のために、全力でやってやるさ!」
チナツ「もちろんです。昔と違って万魔殿も協力するというなら、出来ないはずはありませんから。」
アコ「ヒナ委員長………どうして私を置いていくんですかぁぁぁぁ……!!」
”……アコはもうだめだな。晄輪大祭実行委員は別の者に行かせるか。”
”それで選ばれたのが貴様か、サツキ。”
サツキ「マコトちゃんに指名されたのよね。『あの正義実現委員会副委員長が参加してるなら対抗出来るのはサツキだけだ!』って。」
”……そういうことか。ファファファ…。”
~~~~~~~~~~~~~~~~
ヒナ「ここが、異世界……。」
バッツ「長老の木の前に出たなら、近場となると古代図書館がおすすめだな。それじゃ、しっかりつかまっててくれ!」
ヒナ「は、はい…!」 - 59雑多SSのスレ主24/12/24(火) 02:05:09
というわけで>>48の意見を採用して
ヒナちゃんだけバッツと共に向こうの世界に行ってもらいました
なお向こうの世界側は第3世界マップ+クリア済みなので全マップが無から戻って来てます
ただ、一応ブルアカカテのスレなので向こうの世界は描くつもりはありません
少ししたらちゃんとヒナちゃんは復帰しますので
各自で妄想してくれる分には描いちゃってもイインデスヨ?(チラッチラッ
- 60二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 10:54:48
さて………ヒナはどう成長するのか………なんか楽しみですね
- 61雑多SSのスレ主24/12/24(火) 18:12:50
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ハスミ「………。」
サツキ「………。」
ハスミサツキ「「こいつ……出来る!!」」
”何を睨み合っておるかこ奴らは。”
ユウカ「以前アコさんが来たときは罵詈雑言罵り合いになってましたけど…。」
”何でもハスミがおるのならということでマコトが推薦したらしい。”
ユウカ「……大体理由がわかっちゃうのがまた…。」
マリー「あ、あの~…お二人とも、そろそろ会議を…。」
ハスミ「あぁ、失礼しました。」ドタプンッ
サツキ「フフフ、わかりました。」ドタプンッ
マリー(……お二人とも……凄い……!!) - 62雑多SSのスレ主24/12/24(火) 18:35:48
~晄輪大祭当日~
アヤネ『私達生徒一同は、正々堂々スポーツマンシップに則り…』
ハナコ『私達生徒一同は、ありのままの欲望に従い…』
”……なぜあそこにハナコを据えた?”
ハスミ「……他に適任が…その……。」
ハナコ『■■です!■■です!みんなで■■…』
” ブ レ イ ク ”
ハナコ『 』ピキーン
アヤネ「あ、石になっちゃいました…。」
”つまみ出せ。”
ハスミ「はい、失礼しました…。」
エッホエッホ イシニナッテルトオモイナホントニ
サツキ「トリニティなんてお上品でお高く留まってる子達ばかりかと思ってたけど…実は結構こっち寄りの子達もいるのかしら?」 - 63雑多SSのスレ主24/12/24(火) 19:02:20
シノン『さぁ、気を取り直して開会式、最後はシャーレの先生こと、エクスデス先生からのお言葉で〆させていただきます!』
(宣誓台の上空にテレポで現れるエクスデス)
”ファファファファファファ!!!この地に集いし、キヴォトスの生徒達よ!私こそがシャーレの主、暗黒魔導士エクスデスである!!”
”今宵の晄輪大祭は、お前達生徒が己の身体のみで競い合い、互いを高め合う体育の祭典である!”
”だが、この私がキヴォトスにやってきて以来、武器に頼らずとも使える新たな力…『魔法』が普及し浸透していった。”
”すなわち、この晄輪大祭において魔法を利用した横着を企てるような輩が出てしまう可能性は、生憎だが拭い切ることは出来ぬのだ。”
”故に、この晄輪大祭では対策を施させてもらおう。”
” ミ ュ ー ト ”
キュピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!
”今この瞬間を持って、全ての魔法を封じさせてもらった!!”
”さぁ、魔法に頼り切りで体が鈍っていないかどうか、この私の前に示すがいい!!!”
”ファファファファファファ!!!”
~~~~~~~~~~~~~~~~
ユウカ「そんなことができるなんて…。」
サツキ「 !!………今コンフュって唱えたのにそこだけ声が出なかった…!?」
マリー「これが対策ですか…ケアルなども使えないのは不便ではありますが、むしろケアル頼りになってはいけないという、先生からの啓示なのですね。」 - 64雑多SSのスレ主24/12/24(火) 22:43:28
そろそろ自分だけで考えるのが辛くなってきました…
晄輪大祭編、何の競技ネタ見たいかリクお願いします - 65二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 05:17:09
- 66二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 06:05:50
FFの絡めるとなんかあるかな……借り物競争でポーションとかFFアイテムを要求されるとか?
………借り物の中に一部いじわるで指示書があるとか
アリス「アリスは分厚い封筒を手に入れた!………エリクサーちょーだい?………うわーん!借り物じゃありません!それに誰に渡せば良いんですか!」
壺INミユ「あぅぅ、競技に組み込まれた…」 - 67雑多SSのスレ主24/12/25(水) 16:58:55
シノン「今回の借り物競争は趣向を凝らしたとのことですが、どのようにアレンジされたのでしょうか?」
”我がイミテーションにて判定員を召喚し配置した。必ずしもクリアせねば行かぬわけではない故無視して進むことは可能だが、無視や判定不成立になればペナルティが課されるのだ。”
シノン「ペナルティですか!?それは一体どんな!?」
”簡単だ。判定成立すればヘイストがかかり、不成立ならばスロウ、無視なら重力100がかけられるぞ!ファファファ…。”
シノン「うわぁお!?これは大波乱の予感です!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~
マジックポット「妖怪MAX梅干し味ちょーだい!」
ネル「あぁ!?アレかよ…しゃぁねぇヴェリタスの誰かからふんだくってくるか。」
マジックポット「なまこソーダちょーだい!」
イズミ「ええええぇぇぇ!?アレ私も飲みたいから取っといてたのにぃ~…どうしよう~!!」
マジックポット「ミルフィーユの正統派パフェちょーだい!」
ハスミ「今の私の前でそれを要求するんですか……なんて残虐な魔物ですか!?」
マジックポット「レースの枕ちょーだい!」
ホシノ「うへぇ~、あれおじさんも使ってるんだけどなぁ~…ダメ?」
マジックポット「お土産の人形ちょーだい!」
チェリノ「お土産の人形…あぁ、あのトモエが作った門主のか!?……あれ?アレって今どこに…?」
マジックポット「ガイド手旗ちょーだい!」
カエデ「えぇ!?確かあれってゲヘナが修学旅行に来た時の!?もうしまっちゃってるよぉ~!?」 - 68二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 23:36:31
玉転がしならぬデブチョコボ転がし…………だめかな?
後、知れっと混じっていそうな女性型モンスターたちもいそうな気が………… - 69雑多SSのスレ主24/12/25(水) 23:38:52
1位:チェリノ
トモエ「チェリノ会長、こんなこともあろうかと。」スッ
チェリノ「おぉ、流石だ!さて、これで文句はなかろう?」
マジックポット「ありがとー! ヘ イ ス ト 」キュピーン
チェリノ「当然の結果だな!はーっはっはっはっは!」
2位:イズミ
イズミ「そうだよ!美食はみんなで分け合ってこそ!迷っちゃいけない!はいどうぞ!」
マジックポット「ありがとー! ヘ イ ス ト 」キュピーン
イズミ「やった~!!」
3位:ホシノ
ホシノ「いきなり言われても持ってきてないんだよねぇ~…代わりにコレでいい?」(ゼリーズの枕)
マジックポット「……いいよ。」
ホシノ「ありがと~。……あ、ヘイストは無しかぁ~…。」
- 70雑多SSのスレ主24/12/25(水) 23:39:12
4位:ネル
ネル「クソがっ!肝心な時に限ってあいつら全部飲んでやがった!……おい、これで勘弁してくれねぇか?」(妖怪MAX梅干し味の空き缶)
マジックポット「……けち! ス ロ ウ !」ホワホワホワホワ…ポン!
ネル「だあああああ!!やっぱダメかぁ!!」
5位:カエデ
カエデ「聞いてきたけどやっぱり百鬼夜行に帰って倉庫ひっくり返さないと無理だよ~…ええい、仕方ない無視しちゃえ!」
マジックポット「……けち! ス ロ ウ !」ホワホワホワホワ…ポン!
カエデ「ですよね~~~~~!!」
6位:ハスミ
ハスミ「何とか買ってきましたので、どうぞお納めください。」(空っぽのパフェグラス)
マジックポット「……?」
ハスミ「………っはっ!?買ってきたはずのパフェが何故空っぽになっているのですか!?」(口元にクリームが付いてる)
マジックポット「……ひどいやひどいや!! じ ゅ う り ょ く 1 0 0 !!」ズズウウウウウウウウン!!!
ハスミ「ああああああああああああああああああああ!!!!」(重力でうつ伏せに押し倒されて胸が押し潰されて苦しい)
- 71雑多SSのスレ主24/12/25(水) 23:42:59
- 72二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 23:51:28
勝手に転がって追ってきそう………大玉逃げ?
- 73二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 00:08:32
- 74二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 00:22:43
- 75二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 01:25:19
玉入れは属性関連でやってもいいかもしれない…
二つか三つの各ネットにモンスターが投影されていて、弱点属性の球を入れたら倍で加点されるけど無効or吸収だと0点になる
(無属性の球もあるから、不安ならそれだけで攻めると良し。正解なら淡く光るようにしてもいいかも)
加えて、スリプルやトードといった状態異常の球を入れられたら有利な状況に運べるけど、無効なの入れたら-1(or2)点と重めのペナルティ入れてやっても面白そう(スリプルなら枠のふちにあたるまでネットが広がって入りやすくなる、トードなら一定時間ネットに入り損ねた球が一回だけ蛙のように跳ねてネットに入る可能性が増える)
(ファイア=赤、ブリザド=青、サンダー=黄、スリプル=紫、トード=緑、無属性=灰色) - 767524/12/26(木) 07:56:14
いっそのこと、FFCCRoFのように魔法玉っぽくするのもありかな、とは思った。(ケアル=黄緑、レイズ=橙で掛け合わせるとホーリー(白)。弱点なら6点。これ採用ならバイオが紫となって、トードとスリプルはカエルとzzzのマークが入る形になる)
最初はデス、ブレイクの即死系も考えてたけどここには相応しくないなと思って削除しました - 77二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 08:23:35
これさ、魔法「は」封じたんだよね?
なら、魔法のカテゴリーには触れていない「特技」ならイケるのでは?という抜け道を考えていそうな奴がいそう…… - 78二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 09:10:02
(独自設定・オリジナルジョブ入るかも)
ヒナ「す、すごい…本がこんなに沢山…!(ウイの所も凄かったけど、こっちも相当だわ)」
バッツ「だろー!あ、あんまり一人で本棚に近づくなよ?大方整理したらしいけど、本から魔物が襲いかかってくることが前にもあったからな」
ヒナ「え、えぇ…(魔物って…ウイなら避けそ、いや寧ろ欲しがりそうね)」
ミド「いらっしゃ…あー!バッツだー!お久しぶりー!」
バッツ「おう、久し振りだな!シドのじいちゃんは元気してるかー?」
シド「かっかっか、まだまだ若いのには負けんよ!…と、後ろにいるお嬢ちゃんはどなたかの?見ない顔じゃ」
ヒナ「え、と…シド、さん?は、初めまして…」
シド「なるほどのう…仕事に行き詰まり、されども皆には省みられず、か。ヨシヨシ、お主は頑張っておる。偉いぞ〜」ナデナデ
ヒナ「ヒグッ…私、だってぇ…!先生に褒められたくて、魔法の勉強頑張ったけど、全然身につかなくて!その内、私のやってることが全部、無意味だと思え、ちゃってぇ…!」グスグス
バッツ「まぁまぁ、だからこそこっちで旅しようと思ったんだろ?悩んでる事、ここで目一杯話そうぜ?(…とはいえ、ただ旅しただけじゃ戻った時にまた詰め込みそうなんだよなぁ。どうにか強くなれる方法も探さねぇとまずいよな)」 - 79二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 09:22:01
ヒナちゃんFF5ジョブ的になら吟遊詩人と踊り子に凄まじい適正ありそうなんだけどな(ドレスヒナとイベントを見ながら)
超サポーターよりだけど指揮官なら正しいかも - 80二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 09:41:24
>>78(続き)
ミド「おじいちゃん、ギード様に相談してみたらどうかな?あの方なら助言してくれるかも」
シド「おお、確かに!…お嬢ちゃん、良かったらギード様に会ってくれんかのぉ?お主の悩みをどうにか出来るかもしれぬ」
ヒナ「あ、えと、そこまでさせてもらう訳には「なーに言ってんだ!折角の好意なんだ、断る方が失礼って奴だよ(バッツ)」…はい、分かりました」
ギード「ほほ、そなたが長老様のおっしゃっていた異世界からの来訪者か。歓迎するぞ」
ヒナ「え、か、亀!?しゃ、喋ってる!!」
バッツ「おう、ギードは800年生きてるらしくてさ、色んな事すんげー知ってるんだぜ!」
ギード「しっかし、あのエクスデスがそなたの世界で教師をやっているとはな…2度懲らしめてやった甲斐があったという事かのう?」
ヒナ(あ〜、先生の亀嫌いってそういう…?)
ギード「さて、雑談はこれくらいにして…ヒナ嬢。お主、魔法の適性がまるで無いと言っておったのぉ」
ヒナ「え、ええ…唱えられてスリプルとケアルくらい…先生や他の皆と違ってこれだけしかできなくて…」
ギード「ふむ…しかし、お主に籠もっている魔力はかのエクスデスに勝るとも劣らぬ程に感じておるぞ?…いや、ひょっとしたら『篭もりすぎている』のか?」
ヒナ「えっ、それってどういう…?」
ギード「本来、魔法というのは自身の持つ魔力を媒体にして外部に影響を及ぼすものだ。ファイアやスリプルと言った敵に撃つ魔法は勿論、プロテスやケアルと言った味方に向ける魔法も外から殻を付ける、若しくは損傷を埋め合わせる形で発動しているのだ」
ヒナ「え、でも私はスリプルとケアルだけは使えて…」
ギード「仮説となるが、お主は魔法で自身の睡眠欲や自己再生力を活性する形で発動しているのだろう。プロテスやリフレクはわずかとは言え身体から離れた部分にあるし、時空魔法のヘイスト・スロウも身体の内外もろとも巻き込んで使う必要がある。基本的な条件がそもそも異なっている…ということなのだろう」
ヒナ「………」
- 81二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 10:13:24
>>80(長くなってごめんなさい)
ヒナ「そう…やっぱり、私は先生みたいに魔法、使えないのね…有難うございます、諦めがつきm 」
ギード「待て、話は終わっておらん。…ひょっとしたら、アレが使えるかもしれん」
ヒナ(アレ…?)
ギード「バッツ。【オレハヨビステカイ…】ヒナと一緒にイフリートの所に向かってくれ。私も連れて、な」
イフリート「それで私の所に、か」
ギード「うむ、ヒナ嬢は感情や願望といった外部への発露が苦手なようでな。悩みも知らず知らずの内に自分にため込んでしまうのだろう…その事が魔力の指向性に影響したのかもしれぬ」
イフリート「だがそうなると私でも出来ることはないのでは?炎魔法の伝授か契約に応じて召喚される事ぐらいなのだが…」
ギード「なに、お主に期待しているのは技術ではなく魔力の形そのものじゃな」
イフリート「そりゃ一体どういう【オ、オマタセシマシタ】「ま、実際やってみてのお楽しみじゃ。入っていいぞぉ!」…やれやれ」
イフリート「…成る程、あの時のお嬢ちゃんだったのか。久し振りだな。」
ヒナ「お、お久しぶり…です。」
ギード「何じゃ、顔合わせた事があったのか。同じ角付きだから驚かせようかと思ったのに」
イフリート「(何やってんだこの賢者…)あちらの世界でクルル嬢に喚ばれた時に遭いましたので。…では、準備はよろしいか?ヒナ殿」
ヒナ「(ギュッ…)お願い、します」
- 82二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 10:59:13
>>81(まだまだ◯ねんのじゃ!このss書き切るまで!)
イフリート「では、失礼する…」
ヒナ「あ、う…(内側が熱い…灼けてる…?)」
イフリート「(これで紋は刻めた…次に)魔力を込めるぞ…いいな?【オネガイシマス】では…ぬんっ!(頭ポンしてからの魔力注入)」
ヒナ(…!身体の奥底から、何か溢れ出てる…!?これ、まるで…)
ヒノム火山が 噴火したかのような
ドッ!
イフ/ギード/バッツ「ぬっ!」「おおっ…!」「わわわ…!!」
ヒナ『……』(ヒナの髪が焔のごとく、縁を赤くして白色に光っている)
ギード「やりおった…成功したわい!」
バッツ「えっと、ヒナ…?だ、大丈夫か…?」
ヒナ『…』(掌をバッツに向ける)
バッツ「…?ヒn『フ ァ イ ガ』(ズドォン!!)ぬわぁ、待て待て!落ち着けヒナ!」
イフリート「どうしたのだ、ヒナ!『焔』(ゴウッ!)ぬぅ!…制御が、利いておらんのか!」
ギード「くぅ、やむを得まい…!『【亀の甲羅】!!」
バッツ「落ち着け、ヒナァ!(黒魔法セット!)【ブ リ ザ ガ】!!」
ヒナ『!?〜〜〜〜ッッ!!』
ヒナ「ごめんなさい、ごめんなさい…!貴方達を傷つけた上に図書館を滅茶苦茶にしちゃってごめんなさい!!」
バッツ「いや、俺達そんなに怪我してないし…図書館だってそこまで焼けてないから…さ?そんなに気負うなよ」
ギード「お主の言えたことか?それは…まぁ一応自己修復もあるし炎対策の障壁も備えてたしの…正直、相性を見誤っていたわ」
イフリート「そう言えばヒナ殿の地域は火山があったか…悪魔と炎、私の力を奮うのは至極簡単だったろうな」
- 83二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 11:22:58
ヒナ「で、でもやっぱり、あんなやり方じゃまた皆を傷つけて…」
ギード「いや、恐らくそうはならんじゃろう」
イフリート「…どう言うことだ、賢者殿」
ギード「先程ヒナ嬢が暴れた後の魔力を見てみたんじゃがの、ずっと見えてた鬱屈さがさっぱり消えとるんじゃ。恐らく過剰に溜め込んでしまった魔力を発散する為に…自分の体を守るために、あんな風に暴れてしまったのじゃろうな」
バッツ「それって、つまり…!」
ギード「うむ。自分の中の魔力をコントロールして、しっかり訓練すれば魔法もちゃんと使えるじゃろうて」
ヒナ「……、〜〜〜っっ!!」
ヒナ「有難うございます、イフリートさん!有難うございます、ギード様!有難う、バッツ!」
バッツ「わわ、ヒナ…ああ、これから頑張ろうな!」
ヒナ「うん!」(嬉し泣き)
イフリート「感極まる、というのはああ言う事なのだろうな」
ギード「恩人に報おうとも自分だけが適わず、周りにおいて行かれる…努力家なぶん、余計にどん詰まりしてたのじゃろうな。これを機に上手くやれれば良いのじゃけど」
イフリート「全くだ…(キラキラ…)おっ、これは」
ギード「成程、あの子への贈り物か。これならあちらでも『神降し』出来るのう」
イフリート「おう、アイツはしっかりと鍛えてやるよ。…後でラムウ爺さんにも話つけとくか。」
『クリスタルの欠片に眠る…否。欠片に導かれし【生徒】の心…』
『シャーマン』 - 8478,80-8324/12/26(木) 11:37:23
以上をもちまして、ヒナの異世界旅行〜古代図書館編〜を終わりにします。
思ってた以上に長文になってしまった…別のサイトに飛ばす形にするべきでしたorz
ちょっとオリジナルジョブ『シャーマン』について解説をば
魔力補正高め、力と体力にややマイナス補正。自前で混乱、狂戦士耐性を持つ。
固有コマンドは『降ろす』(魔力補正:中)
ぶっちゃけると操作可能なff6ガウの【あばれる】。
特性、属性耐性、状態異常耐性をコピーしつつ、元々使用可能な技に加えてモンスターの技も使えるようになる。作中でイフリートの使わないファイガを使用していたが、あれは魔力発散+暴走中として捉えてください。(でもイフリートならファイガ位やれそうだけど)地味にこの時聖属性弱点は抜けてたりする(代わりに氷弱点)。
それとヒナは『火山地帯に適応したゲヘナ生徒・悪魔系統』とイフリートと相性抜群なので自前で【地獄の火炎】も打ててしまえると思われます。
流石に撃ったら即神降しが終わって脱力してしまうだろうけど、トドメ指すときはイシュ・ボシェテと一緒に撃ててしまえる形になる…勘弁してよ(自作ジョブなのに) - 8578,80-8324/12/26(木) 11:57:40
補足:『召喚』と異なる点は、耐性以外にも本人との相性が存在しており、相手を選ぶが時によっては対象よりも強い魔法を使える可能性があること(魔法ではないが召喚魔法の『地獄の火炎』を強化して放ったりとか)もある
オマケ:
バッツ「ケルブ村には美味い羊料理があってさ。最近牧羊も上手くいってるらしいし食べに行くのはどうだい?」
ヒナ「いいわね、訓練が終わったら行ってみましょうか♪」シャーマンAP稼ぎ中 - 86雑多SSのスレ主24/12/26(木) 12:46:05
ありがとう…本当にありがとう……!!
もうヒナちゃん側は当分あなたに任せちゃう!!
あ、弾薬と少しの物資、そしてモモトークメッセージならシッテムの箱経由でそっちに転送できるので
送っときますね~
~~~~~~~~~~~~~~~~
プラナ『確認、7.92x57mmモーゼル弾ボックスセット、モバイルバッテリー1個、ソーラーチャージャー1基、エクスデス・チェリージャム2瓶、モモトーク用テキストメッセージ、以上確認完了。』
アロナ『それじゃぁ向こうに送っておきますね先生!正常にいけばヒナさんのスマホに通知が出た後に物資が転送されて届くはずです!』
”うむ、任せたぞ。”
【まずはこちらからの転送テストだ。
物資が転送されたら中身を確認するがいい。(リスト.txt)
そちらの世界ではまだ銃は未開発、すなわち弾薬なんぞ存在しないからな。
魔物と戦うなら必然的に消費するであろう。
確認後はこのモモトークに返信してみるのだ。
それで返信できるのを確認したら、以後物資申請をモモトークで行う事とする。よいな?
晄輪大祭は無事に開催しておる。心配はいらん。】
- 87雑多SSのスレ主24/12/26(木) 12:47:50
- 8878,80-8324/12/26(木) 12:52:11
いやはや、実はff5もブルアカも未プレイだけどwiki等を参考にしてなんとか書き上げました…。楽しめたなら幸いです!次はラムウかバル城&オーディンあたりにしようかな…
- 8978,80-8324/12/26(木) 12:57:03
ほんとにオマケ:イフリート憑依中は髪だけでなくヘイローにも炎が灯っていると考えてます…冬でもモフモフしたら暖かそうだ。(夏は地獄…でもない。本人が炎吸収だから)
- 90雑多SSのスレ主24/12/26(木) 12:58:59
たとえ未プレイでも、そうやってしっかりと調べて学んでくださる方というのはとても素晴らしい御方だと思っています。
個人的話ですが遥か昔に原作未プレイ+調べるのを断固拒否して悪意しかない改変しまくる+それが悪意的改変だと当人が一切気づけないという、とんでもない奴とあってしまったことがありましたもんで…。
最近はFF5も解説動画が充実してきてるおかげで当時の環境などを知ることもできますし、遠慮なくやってください!
- 91二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 14:00:14
うたう、予言、合成辺りで大暴れするじゃないですかー!やだー!
- 92二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 14:50:53
自分の考えるFFの代表となるマスコットキャラは……
チョコボ、モーグリ、サボテンダー、トンベリ、ボム、コヨコヨ(知ってる人いる?)、ムンバ(こっちもマイナーかな?)なのですが………
他にはどんなのがいましたっけ?
モルボル?………………あれは……その……どっちかというと、バイオでもやってける存在なので……(あれって植物扱いしていいのでしょうか?FFTではモルボル菌で増えていましたけど……) - 9378,80-8324/12/26(木) 15:08:43
勝手ながらリクエスト…でもない気がする
先生じゃないエクスデスが出てくる作品にff12があるんだけどさ、そこの『ヤズマット』っちゅー奴はエンドコンテンツの中のエンドコンテンツと言えるくらいに馬鹿強だった覚えがあるんだよね…
もしあいつがキヴォトスに現れたらそれこそ最終章レベルの大戦争になりかねんな - 9478,80-8324/12/26(木) 16:34:52
見返したらヒナの使ってたのは『スリプル、サイレス、ブリザド』でしたね…後者2つは威圧を強めた、みたいにすればいける…かも?
こうなるとシヴァも入れとくべきかなぁ…
それとクルルの召喚で反応しなかったのはシャーマンの憑依習得が契約による魔力的実体ではなくザ・本物の刻印が必要だったから、ってことにしてください… - 95ヒナ主24/12/26(木) 19:55:00
スレ主から許可頂いたので名前変更しました、よろしくお願いします
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(黒チョコボで飛行中)
ヒナ「美味しかった〜。ケルブ村、最初はヒヤッとしたけど人狼の皆は優しかったし、羊料理も美味しかったし、また行きたいわね〜」
バッツ「おう、あそこは俺の親父の友達がいたところでな。エクスデスを倒す旅の時もお世話になったんだよ。…その時は羊もそんなにいなかったのに俺達の為に全部の羊を潰して用意してくれたんだよなぁ」
ヒナ「えっ、じゃああの時の羊は…?」
バッツ「流石に申し訳無かったから旅が終わった後にお金で補填したよ。(10万ギル位だったかなぁ?旅にそこまで必要なかったし)その時に羊を買って試しに増やしてみたら上手く行ったんだってさ」
ヒナ「寛大な方だったのねぇ…もう亡くなったと聞いちゃったけど、お会いしたかったわ。…それで、今は何処に向かってるの?」
バッツ「(死因の一つがオレのせいだって言えねぇ…)イストリーってとこの村だな。出てくるやつもそんなに強く無いから特訓にも向いてるし、あと近くの村にラムウのお爺さんがいるんだ」
ヒナ「ラムウ…あっ、イフリートさんが言っていた雷おじさん!」
バッツ「雷おじさん、て…(汗)まぁ、あの人?もイフリートと同じ召喚獣として戦ってくれたから、ヒナもシャーマンとして『降ろせる』かもしれないと思ってな!」
ヒナ「バッツ…私の為に、ホントありがとうね」
バッツ「…実を言うとな。『うん?』イストリーの村、お前たちの“先生”やってるエクスデスが『無』の力で一度消し去った所でもあるんだ」
ヒナ「…っ!それ、は」
バッツ「ああ、俺からは責めもしない。だけど未だに次元の狭間に呑み込まれたこと、そしてそこに住む魔物にやられたことでトラウマになってるやつもいる。村の中は『エクスデス』は禁句だと思っといてくれ」
ヒナ「…分かった、わ」(そうだ、先生の犯した罪…目を背けてはいけない) - 96ヒナ主24/12/26(木) 20:38:27
ラムウ「おお、待っておったぞ!そなたがイフリートの言っていたヒナちゃんか!ワシが雷を司るラムウじゃ、歓迎するぞ!」
ヒナ「えっと…ラムウ、様…?『呼び捨てでも構わんよ』…その、ラムウさんで。よろしく、お願いします」
ラムウ「相変わらず可愛い女の子ばっかり連れてきおって…たらしか、貴様は」
バッツ「たらしって…別にそんなつもりないっすよー」
ラムウ(それで、どう鍛えるつもりじゃ?裏の滝にも海龍がおるしお主随伴でやるなら提案するが)ヒソヒソ
バッツ(流石にヒナには早すぎるし、世界一周してから試練の形でやらせますよ…でも共同しての特訓はフェニックスの塔とかで検討中です)ヒソヒソ
ヒナ「あのー、二人して何話してるんですかー?」
ラムウ「おおすまんすまん。こっちの話じゃ、気にせんでくれい。…早速じゃが、ワシと戦う…『!』…前に、まずはコイツラと戦ってもらおうかの」
ミニドラゴン×5『グエグエー!』ワラワラ
ヒナ(…ちっちゃい、可愛い)
バッツ(ミニドラゴンか!あのあと見なかったから絶滅したと思ってたぞ)
ラムウ(奴らがそう簡単に絶滅するもんかい。狭間の中じゃすぐやられちまうから隠れてたんじゃろうて)
バッツ(…!【ピコーン】爺さん、ちょいと失礼♪)
ラムウ(えっちょ、待)
【ちょこまか動く】+【盗む】(ミニドラゴン:5)
▷竜の牙×4を盗んだ!
ヒナ(…!?バッツの姿、全然目に捉えられなかった…)
バッツ(✌)
ラムウ(大きなため息)「…邪魔が入ったが、始めようか【アッハイ】。お主には最初に『降ろして』から戦ってもらおうかの」
ヒナ「分かりました…『我が身に刻まれし獄炎よ、御身の威光を示し給え!』」『憑依顕現:イフリート』!!
ラムウ(魔力の形は変わらんが、背後にあやつの陰が見えるようじゃ…さて、その新たな力。見せて貰おうかの) - 97ヒナ主24/12/26(木) 20:40:06
【ちょこまか動く】は【盗む】を全体化してると考えといてください…全体盗みが普及してたら良いのに。
- 98雑多SSのスレ主24/12/26(木) 22:20:31
ヒナ主様、よろしくお願いします!
>>73のルール採用しました
~~~~~~~~~~~~~~~~
チュドーン!! ドガーン!! バゴーン!!
ヒイイイイイ ギャアアアアア バ ク ハ ツ スルー!!
シノン『さぁ大玉転がし改め「ボム転がし」!次々と爆発して脱落者が続出しております!!』
”ファファファファファファ!!!ペース配分を誤るからこうなるのだ!”
マイ『しかしボムって凄い生物ですね~、自爆すること自体がアイデンティティになっているとは。』
”炎属性の魔力で形成されている一種の魔法生物だからな。そもそもの理がお前達とは異なるのだ。故に爆発を気にすることはないぞ。”
シノン『魔法生物、つまり一種のエネルギー生命体みたいなものでしょうか!?これは是非原種も見てみたいですねぇ!さて競技の方は…おっとぉ!?』
ユウカ「次のプッシュ角度はこっち!」
ノア「はい、合わせますよ~。」
キキョウ「その調子よレンゲ、落ち着いて行くわよ。」
レンゲ「わかってらぁ!」
シノン『多くの選手たちが脱落する中、ミレニアムのセミナーコンビに百鬼夜行の百花繚乱コンビが追い上げております!!』
マイ『とはいっても、速度がダントツに遅いんだけどね!』
”どちらも参謀タイプの生徒がおるようだな。こやつらならボムの様子を逐一確認しながら計算して走れる…相性が良いが、はてさてどちらが先かな?ファファファ…。”
判定ダイス
1=セミナーコンビ
2=百花繚乱コンビ
dice1d2=1 (1)
- 99雑多SSのスレ主24/12/26(木) 22:29:45
ユウカ「勝ったーーーーー!!」
ノア「うふふ、何とか行けましたね~。」
レンゲ「ちっくしょー!!やっぱ一気に行くべきだったーー!!」
キキョウ「あなたの力でそんなことしたら即爆発してたわよ…。」
~~~~~~~~~~~~~~~~
サツキ「リレー用のバトンが先生の枝製、ですか?」
”そうだ。これで私が常に見張ることになる、すなわち不正は出来まい。ファファファ…。”
マリー「いいですね。先生が常に傍で見守って下さるという安心感があります。」
”……ところでハスミとユウカはどこだ?”
サツキ「何かリレー走者のことでそれぞれの陣営に行ったみたいですよ。うちは問題ありませんけど♪」
”…まぁよかろう。今は昼休憩中であるしな。”
マリー「はい、今グラウンドでは応援合戦をやってますね。特にミレニアムのドローン応援団とゲヘナのトンベリ応援団が人気みたいですよ。」
”ドローンはまぁわかるが、トンベリで応援団……ジュリめ、随分馴染んだようだな。” - 100雑多SSのスレ主24/12/27(金) 07:34:29
アコ「委員長委員長委員長委員長委員長委員長委員長委員長委員長委員長委員長委員長委員長…」
※保守 - 101二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 07:58:02
- 102ヒナ主24/12/27(金) 09:47:00
- 103ヒナ主24/12/27(金) 14:58:40
〜特訓中〜
ヒナ「ふっ!せいっ!」 ギャア グギャア
ラムウ(ふむ…ミニドラゴン達は軽くあしらえるか。『近接格闘は慣れてない』と言ってたが、動きはなかなかのもの。加えてイフリートの焔が拳と脚に乗ってると考えたら流石にこいつらじゃ力不足だったかのぉ?)
ヒナ「次っ!」
ラムウ(おっと、考え事をしたらもう終わってしまったか。確かストーンゴーレムとブラックフレイムが近くにいるが…見た限りじゃ石など容易に砕くだろうし、焔そのものをあてても論外。はてさて…)
バッツ(…)「そんじゃヒナ、今度はオレと組手してみねぇか?」
ヒナ「え、その…いいの?」
バッツ「見てるだけじゃつまんねえし、俺だって光の戦士なんだぜ?そう簡単にやられねーよ」
ヒナ「…分かったわ、全力でいかしてもらうわよ!」
ラムウ(ふむ、自分の力を相手にぶつけられる位には信頼関係も築けておる。イフリートから聞いた時は悲惨な様子だったというが、これなら問題なかろう。)
(…ただ。この世界を離れるときが少し心配か、の)
(シュゥッ)ヒナ「あうっ。もう、切れちゃった、か」
バッツ「それでも図書館の時よりは降ろせる時間延びてるぞ。次は技使った時の消費を抑える特訓も入れとくか」
ヒナ「そうね…それと『それと?』…魔法銃の練習もしなきゃ。あっちじゃ基本は銃撃主体だから」
バッツ「成る程なぁ…こっちは基本、剣に魔法込めんだけど属性魔法だけじゃなくて補助魔法も使えたりするぞ」
ヒナ「えっ、と。補助魔法だとどうなるの?」
バッツ「相手が同じ魔法にかかるなら攻撃掠っただけでも確実に効く」
ヒナ「…参考にしておくわ(銃でも出来るなら、スリプルは確実に覚えとこ)」
〜〜〜〜〜
ff5の魔法剣は理不尽みあると思います(特にスリプル、ブレイク等の補助系で) - 104二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 22:51:29
ヒナ………お土産も用意するのかな?
- 105ヒナ主24/12/27(金) 23:41:48
ヒナ「…ん」スマホポチポチ
バッツ「そういやそれ、あっちの世界だとみんな使っていたな。今何してるんだ?」
ヒナ「基本的には物資の補給と向こうとの連絡ね。銃弾はこっちじゃ手に入れる手段ないし、定期的な連絡もやっとくに越したことはないから。…それに」
バッツ「それに?」
ヒナ「アコ…私の部下なんだけど、先生から『私がいなくて相当参っている』って連絡来ちゃって。どうにか元気づけたいとは思っているんだけど、今すぐ顔を見せられるわけでもないし。どうしたものかな…って」
バッツ「ああ~…。まだ返すには早すぎるしなぁ…。アコってどういったことで喜んでくれんだ?」
ヒナ「…恥ずかしいけど、いつも私といるだけで嬉しそうだったから。特別どんなものが良かったのかが分からないのよね」
バッツ「じゃあ、とりあえず元気な姿だけでも見せてやったらどうだ?顔にしろ声にしろ。『シャシン』ってのもあるらしいじゃん?それ送ってみなよ」
ヒナ「…うん、そうするわ」
~モモトーク~
【”アコ。久しぶり…ってほどでもないかな。
先生からアコのこと聞いたけど大丈夫?どこか無理してない?…って私が言えた話じゃないか。
私がいなくなって不安にさせちゃったとしたらごめんなさい。
あなたなら大丈夫と思ってたけど…ううん、これは私も悪いわね。
…心配しないで。アコなら晄輪大祭もしっかり務められるし、みんなを支えられると信じてる。
今はこうして声と写真しか送ることはできないけど、ちゃんと元気になって帰るって約束したから。
そうだ、アコも写真を送ってくれたらうれしいな。
身体、大事にしてね。アコ”】※ボイスメッセージ
(ナッツイーターと一緒に写る笑顔なヒナの写真も添付されていた)
(アコ、復活。それはそれとしてナッツイーターへの嫉妬も上がった。…この駄犬め) - 106雑多SSのスレ主24/12/27(金) 23:57:39
”最終的にジュンコがゴボウ抜きで優勝し、総合優勝はゲヘナか。”
サツキ「お疲れさまでした~♪」
ハスミ「お、お疲れ……様…でし…た……」ゼーヒューゼーヒュー
ユウカ「う……動けない……」ゼーハーゼーハー
マリー「お、お水どうぞ…。」
”さて、そろそろミュートを解除するとしよう。”パチンッ
キイイィィィィィィン!
”さぁ、ここからはケアルなども使えるぞ。”
マリー「はい、ありがとうございます先生!それでは… ケ ア ル ラ !」
キラァァァァァァァァ…
ハスミ「……ありがとうございます。」
ユウカ「マリーさん…凄い回復魔法ね。」
”適正も高く、気質もあっているからだろうな。ケアルガを目指すのもそうだが恐らくマリーが一番早く『レイズ』を覚えそうだな。”
マリー「レイズ…瀕死の相手に再び活力を与える魔法…いずれ修得したいです。」
~~~~~~~~~~~~~~~~
【しかし、この私がヒナの才を見落としてしまっていたとはな。
晄輪大祭は無事に閉幕した。まぁアコではなくサツキに交代してもらったがな。
何、貴様の送った写真ですぐに復活しておったわ。ナッツイーターに嫉妬して暴れ出しよった故、イミテーションでどくろイーターを出して灸を据えておいたぞ。
晄輪大祭の写真を添付しておく。改めるが良い。
貴様が成長して帰った暁には…アルとのリベンジ戦とホシノとの全力試合を予定しておくとしよう。
特にホシノは『トランス』を修練中だ。いずれ『テラー』も使いこなせるようになろう。
戻る日を楽しみにしているぞ、ファファファ…。
P.S.同梱した我が果実のジャムだが、バッツ達は食うたか?】 - 107二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 00:19:47
正確には15じゃなくて16ですね
- 108ヒナ主24/12/28(土) 00:25:19
【最初はすっごい笑顔でがっついてたのだけど、先生の果実で作ったって伝えたら
何というか、これまたものすごい顔になってたわ。
絶望と驚愕と、信じたくないって気持ちを良い感じにブレンドしたらあんな顔になるのかな…
固まってたのを思わず撮っちゃったけど、これ本人の許可なしに送っていいのかしら…
リベンジ戦の予定ありがとう。このままじゃ風紀委員長の名折れだし、ホーリーだって克服してやるんだから。】 - 109雑多SSのスレ主24/12/28(土) 00:36:33
【ファファファファファファ!!!
その間抜け面を拝めただけでも送った甲斐があったというものだ!
よし、貴様に課題を与えてやろう!
我が果実のジャムを、レナとファリスにも食わせるのだ!そしてその時の顔を撮影し提出せよ!
あぁ、クルルは既にラムネの味付けとして飲んでおるから忘れていい。
あの時は成大にラムネを噴き出して「美味しいと思っちゃったのがなんか悔しい」と言うておったわw】
(追加:エクスデス・チェリージャム 5瓶)
- 110ヒナ主24/12/28(土) 10:41:40
(奥底に感じるこの滾り…ひょっとしたら、師匠(イフリート)の見せてくれたアレも…?)
(保守) - 111二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 10:50:50
イストリーの滝にて仲間の気配を感じ、ヒナに友好的に接するトンベリ………
いると思います - 112二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 12:14:08
このレスは削除されています
- 113ヒナ主24/12/28(土) 12:43:12
〜ヒナVSラムウ〜
ラムウ「さて…、準備は出来たかの?」
ヒナ(スゥ、フゥ)「…はい、いつでも」チラッ
バッツ(コクッ)「では、模擬戦:ヒナ対ラムウ…始めっ!」
ラムウ「こっちから行くぞぉ『いなづま』!」パシコーン!
ヒナ「見えてま…『隙あり!』ぐぅっ!?」
ラムウ「ワシをじじいと侮ったら痛い目見るぞぉ、かっかっか」(杖を回してる)
ヒナ「(不規則に襲いかかる雷をブラフに…やるわね)ですが、遠距離はこちらの本領ですよ!『魔法銃:ファイラ』!」ズガガガ
ラムウ「ほほう!あいつを降ろさずとも魔法は使いこなせる様になったか、若者の成長は凄まじい!」ヒョイヒョイ
ヒナ「まだファイラ迄ですけど、ねっ!」(この程度の弾幕じゃ躱されるか…なら)ピンッ,ブンッ
ラムウ(むっ、あやつめ。爆弾でも投げて…【カッ!】ぬおっ、『フラッシュ』か!?)
ヒナ(怯んだっ、今なら!)ガチッ ズガガガ!
ラムウ「ぬぐっ!」(まずい!この感覚、は…)zzz…
ヒナ(…良し、決まった。マガジンに『魔法銃:スリプル』を入れて弾倉に混ぜ込む。これなら敵の行動に対応して入替えも出来る…後は師匠を『降ろし』て
「油 断 大 敵、じゃぞ?」「えっ」
『サ ン ダ ガ』 ズドゴーン!
ラムウ(ふい〜危なかった。意識が落ちる直前にもう一発が来なかったらあのまま寝落ちしておったわい。…むっ)
ヒナ『…』(憑依顕現:イフリート)
ラムウ「…くくくっ、楽しくなってきたのぉ」 - 114ヒナ主24/12/28(土) 13:30:34
すげぇ今更だけど、ラムウがいるのは村じゃなくて森だったわ。後睡眠も耐性あったわ…(ここだけ寝不足だったことにしてください)
- 115二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 14:54:54
そういやエクスデス自身の目的って不明なんだな
無の力はどっちかっていうと手段だし
魔物勢力っぽく振る舞うところや世界を維持するクリスタルの存在とかはなんとなくサウロンと重なるけど - 116ヒナ主24/12/28(土) 16:12:00
ヒナ『寝たふりキメるだなんて、とんだタヌキね』
ラムウ「罠にハマったふりをするのも立派な戦術じゃろうて」
ヒナ『そりゃそう、ねっ!』ゴッ ▷ハイキック
ラムウ「おっ、と!(前よりも蹴りが速くなっとる。それにその前の飛び込みも以前と段違いじゃ…うかうかしてたら意識を刈り取られるの)」
「『シッ!』(ガゴン!)…じゃが、ワシには通用せぬぞ?」(麻痺無効)
『…』ジャコ ズガガガ!(『魔法銃:ファイガ』)
「おうおう!容赦ない『フ ァ イ ガ』のーー!?」
『ファイラ』『焔』『フ ァ イ ガ!』「待て待て、ちとやりすぎじゃあ!」
『思ったより、通用するじゃないの』▷ハイキック
「そこまで動かれてたまるかぁ!(ミス!)…ハァ、良くわかった。ヒナよ、【構えろ】。」
《…!雰囲気が変わった。》
「本当なら使うつもりは無かったんじゃがの。ワシの本気をみせちゃる…今のおぬしなら耐えられるじゃろ」パリリ…
《ちょっとやりすぎちゃった?…でも、なんでかしら》
(おじいさんからピリピリした空気が伝わるのに、今の私、すっごくワクワクしてるの)
(そっか、これ【貴方の】記憶なのね。…ぶっつけ本番だけど、やってやるわ)
『先程はごめんなさい。お詫びというのもなんだけど、此方も全力でお応えするわ』ゴオオ…
(!この雰囲気、奴の…)「何処までもあやつの代理を務める気か、傲慢な」
『私はあの人の代理でもない。ゲヘナ学園の風紀委員長、空崎ヒナよ』
「言うてくれる…ならこの雷霆、破ってみせよ!」
「裁 き の 雷!」 『地 獄 の 火 炎!』 - 117雑多SSのスレ主24/12/28(土) 16:45:07
~アビドス砂漠 カイザーPMC拠点跡地~
”さて、私の話は理解出来たな?ホシノ、そしてアル。”
アル「あばばばばばばば……!?」
ホシノ「うへぇ~、ヒナちゃんが向こうでメキメキ強くなってるだなんてねぇ…おじさん困っちゃうなぁ。」
”現状のままでは、戻ってきたヒナには歯が立たなくなるであろうな。”
ホシノ「それで私達を集中鍛錬するってことだねぇ。こりゃうかうかしてられないよ~。」
アル「…い、一応私も…依頼として受けてるしね。」
”良い返事だ。ではまずホシノだが…貴様の【トランス】の有効時間に関してだ。”
ホシノ「トランスの有効時間?」
”私が施したその【戒めの小枝】により、貴様は反転存在であるホシノ*テラーの姿に変身する「トランス」を会得した。しかしトランス状態を長く続け過ぎると意識をテラーに乗っ取られてしまう。故に時間になったら戒めの小枝で変身を強制解除するのだが…その、意識を保っていられる時間は、ある条件で延長可能ということがわかった。”
ホシノ「ほぉ、条件とな?」
”それは、戦いの中で得られる経験値の一種、ジョブのスキル取得につながる特殊経験値だ。これを多く溜めているほど変身時間を長く維持できるようだ。”
アル「戦いで得る経験値の一種をため続ける…それって一体どうやって?」
”簡単なことだ。私がイミテーションで大量の魔物を生成する。それをホシノがひたすら倒し続ければよいのだ。頃合いになったら知らせよう。”
ホシノ「うへぇ~…それってようするに先生のイミテーションモンスター相手にエンドレス組手ってことだよね?」
”そういうことだ。あとはそれでトランスを長く維持出来るようにし、その中で力を完全にモノに出来るよう使いこなしてみせるのだ。 イ ミ テ ー シ ョ ン ”
(魔物大量生成)
アル「うわぁ…悪夢にしか見えない光景だわ…。」
ホシノ「さすがはエクスデス先生だねぇ。ファンタジーなモンスターが目白押しだよぉ。」 - 118ヒナ主24/12/28(土) 16:46:39
ヒナ「ゼェ,ゼェ…たった一回で、この消耗…普段遣いは、無理、なやつ、ね…」HP1/4
バッツ「ヒナ!さっきの奴は一体なんだ!?ラムウのも大概だけど、お前の使った技ってイフリートの…!」
ヒナ「あ〜、ちょっとぶっつけ本番だったんだけど…上手くいって良かったわ」テカマダシンパンオワッテナイワヨ
バッツ「いや流石に二人の技の衝撃を抑えるので手一杯だったんd『わーはははは!』「「!?」」
ラムウ「いやあ参った参った!まさかわしの雷が押し負けるとは!長生きはしてみるもんじゃ!」
ヒナ「えっと…ラ、ラムウさん?その、大丈夫、でしたか…?」
ラムウ「ん?嗚呼、問題ない!あいつとの喧嘩を思い出しただけじゃ」
バッツ「あいつって…イフリートと、か?」
ラムウ「うむ、ちょいと譲れぬことでぶつかり合ってな。あの時は大人気なく雷ぶっ放してたわ」
バッツ/ヒナ(何やってんだ(るの)この爺さん…)
ラムウ「さっきもちょっとお仕置きのつもりで撃ってみたが…いやはや、代理と言って済まなかった。紛れもなくお主の勝ちじゃよ」
ヒナ「あ、いえ…」(あのでかい雷撃っても息切れ一つない…トンデモな存在ね、召喚獣)
ラムウ「イフリートから聞いたときは正直半信半疑だったが…これは期待以上じゃ。良し、ワシも力を貸すとしよう!相性から見るに、イフリート程は手伝えられぬだろうがの」
ヒナ「…!あ、有難うございます」
ラムウ(世界もこの子に力を貸したと言うし…だからこそ人間というのは面白い!) - 119ヒナ主24/12/28(土) 17:10:25
*裏設定という名の雑談
バッツ「それにしてもじーさん、あんたそこまで強かったか?俺達のときはそこまでやれてなかった印象だけど」
ラムウ「簡単な話じゃ。儂ら召喚獣は世界に漂う魔力でもって構成されておる。お主とエクスデスが争ってたときはクリスタルが砕けるか、それと同等にまで力が弱まってた筈じゃ」
バッツ「そうだったけど…、それで?」
ラムウ「クリスタルの存在によって四元素の流れが安定して始めて儂らは本領を発揮できる。逆に言えばあの時はクリスタルが砕けてまもなく。力はおろか、自分達の揺らぐ存在にすら対応しきれなかったんじゃ」
ラムウ「一方でお主達を助けてた飛竜から転じたフェニックス、そして海竜から転じたシルドラは直近まで確かな個として存在しておった。それ故に魔力の揺らぎによる影響が小さかったわけじゃ。今ならシルドラにもそうそう負けんわい」
バッツ「爺さんたち、普通に強かったんだな…」
ラムウ「伊達に1000年は生きとらんからの」
バッツ「じゃあバハムートは?」
ラムウ「…あやつは別格じゃ」 - 120雑多SSのスレ主24/12/28(土) 17:11:39
アル「そ、それで先生……私はどういう鍛錬をすれば…?」
”ここにエーテルとエリクサーを大量に用意した。貴様にはこれから魔法を鍛え上げる。”
アル「ま、魔法…一体何を??」
”貴様はホシノやヒナに比べて身体能力面では劣り、鍛えたところで焼け石に水だ。だが、社長として戦い続けることで練り上げられた判断力と度胸、そして何より悪魔族であるにも関わらずホーリーを修得出来るほどの『魔法の才能』に恵まれておる。”
アル「そ、そうかしら!?ま、まぁこの私なら当然の結果よ!」
”しかし、現状普及している魔法のみではヒナの新たなる力には遠く及ばんであろう。故に、貴様にはこれから黒魔法を1つ、時空魔法を2つ習得してもらう。”
アル「なるほど、新しい魔法ね!それで、どんな魔法かしら?」
”黒魔法はアスピル、時空魔法はクイック、そしてメテオだ。”
アル「 」(例の白目)
”効果を解説してやろう。アスピルは相手から魔力を吸収し自身の魔力を回復する効果だ。これは魔法銃として利用も可能だ。クイックは唱えた直後から一定時間、自身以外の周囲の時間をほぼ停止させるのと同じ状態にすることが出来る。その間に他の技や魔法を使ったりアイテムを使ったりなどで仕込みが出来るというわけだ。メテオは既に知っておろう?天より無数の隕石を落とし全てを破壊する魔法だ。クイックで停止中の間にメテオを連発できれば凄まじい火力になろう。”
アル「いやいやいやいやいやいや!!他魔法はともかくメテオって未だ誰も修得出来てない超絶高難易度の魔法じゃない!!そんなの私なんかが…!?」
”だが、あのヒナに対抗するのであればそれくらいは必要であろう?理想はクイックとメテオの連打だが、どちらも魔力の消耗が激しい。特にクイックがな。故にエーテル等を鍛錬用に大量に用意したが、アスピルで敵の魔力を吸って回復しながら出来るようになれば盤石だろう。”
アル「……いきなりそんなこと言われても……。」 - 121ヒナ主24/12/28(土) 19:36:40
ちょっと絡ませたい&持ち帰りたいモンスターいるんですけど、よろしいですか…?(ヒント:ロンカ遺跡)
- 122雑多SSのスレ主24/12/28(土) 19:47:06
- 123ヒナ主24/12/28(土) 20:55:20
やったー
〜バル城〜
ヒナ「へ〜、ここがクルルの住んでる城なのね〜。…うちの万魔殿と良い勝負ね」
バッツ「そっちにもこんくらいでかい城があんのか。まぁあっちは普通に王様いてもおかしくなさそうだもんな」
ヒナ「(どちらかと言うと学校…のハズなんだけどね)あまり待たせるのも悪いでしょうし、行きましょうか」
クルル「バッツ様、ヒナ様。本日は私、クルル・マイア・バルデシオンが治めるバル城にお越しいただき、感謝いたします」
バッツ「」宇宙猫
ヒナ(あれ。この子、私の知ってるクルル?)
クルル「本日はお日柄もよく、親交を深めるのにふさわしい………あーもう!やっぱりこんなの私には似合わないって!」
大臣「ちょ、クルル様ぁ!」
バッツ(良かった、いつものクルルだ)
ヒナ(そうね、私の知ってるクルルで安心したわ)
クルル「親友を招くのにこんな堅苦しさいらないでしょー!…えっと、バッツにヒナお姉ちゃん。久し…ちょっと振り!さっきも言ったけどバル城にようこそ!楽にしていいからねー!」タタッ,ピョーン
ヒナ「…元気一杯ね。さっきのおじさんが不安がるのも頷けるわ」
バッツ「俺にもズケズケ言ってくるけどそれが良い所でもあるからな。…ま、アイツの言う通り肩を楽にしよーぜ」
ヒナ「貴方は楽にし過ぎじゃないかしら」
クルル「成程ねー。召喚獣を自身に宿して戦う、かあ。面白いジョブだね」コウチャドウゾ
ヒナ「一応慰安旅行でもあったのだけど、あっちに負けられない人がいるから。戦える手段も多いに越したことはないわ」アリガト…ア、オイシ
バッツ「確かこの地下にアイツが居ただろ?案内してくれると嬉しいんだ」
- 124雑多SSのスレ主24/12/28(土) 23:33:24
保守
- 125二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 10:42:08
保守、この時期はネタがなかなか思い浮かばない
- 126雑多SSのスレ主24/12/29(日) 10:56:31
アヤネ「ホシノ先輩おかえりなさい、どうでした?」
ホシノ「いやぁ~…大量のモンスター相手にずっと組手だったからおじさんへとへとだよぉ~…。」
アヤネ「え、そんなにキツかったんですか?」
ホシノ「いやぁ、大半は問題ないくらいの奴ばっかりだったんだけどね、たまに後ろからくるガルキマセラとか、オメガそっくりのプロトタイプとか、延々復活してくるピュロボロスとか、めっちゃタフなサンドクロウラーとかさぁ…鬼畜かっていうメンツも遠慮なくイミテーションで出してくるもんだからさぁ~…。」
セリカ「オメガのそっくりさんって…アレ超絶ヤバイ奴じゃん…。」
ホシノ「でもおかげで、トランスを長く使い続けられる方法も覚えたし、あとはトランスをモノにするまで、だねぇ。」
シロコ「…私も参加できるかな?」
ノノミ「うん、シロコちゃんはやめといたほうがいいんじゃないかな?」
~~~~~~~~~~~~~~~~
ムツキ「アルちゃんおかえり~♪」
アル「つ……疲れた………。」
ハルカ「あ、アル様…お疲れですね。」
アル「先生とマンツーマンでみっちり魔法勉強だったからね…アスピルは無事に覚えたけど、まだクイックもメテオも覚えられてないし…。」
カヨコ「え、メテオってあの?」
ムツキ「あ~アレね!確かにアルちゃんが使えるようになったら向かうところ敵なしだよね~!」
アル「でもあれ、宇宙にまで干渉するから思い通りにいかなくて難しいのよ…一応とっかかりのコメットまでは覚えたんだけどね…。」
カヨコ「ところで、そのクイックって?」
アル「先生の説明が長ったらしかったけど…要はアレよ、『ザ・ワール〇』」
ムツキ「え!?それってつまり時を止めるやつ!?」
アル「厳密には違うらしいんだけどね…。」
ハルカ「アル様が時を止めて猛攻を連打して、『そして時は動き出す』って言うんですね!えへへ…カッコいいです。」 - 127ヒナ主24/12/29(日) 12:54:39
クルル「あ〜確かに…ヒナお姉ちゃん、風紀委員長ってことは悪人を取り締まる側だよね?確かにアイツとは相性良さそうだね」
ヒナ「あいつっ、て…?」
クルル「召喚獣オーディン。駿馬に跨り、その剣で幾多の敵を屠ってこの地域を護った古の英雄が昇華した存在…って言われてる。今はここ、バル国の守護神として祀られてるね」
(※独自設定です、あしからず)
ヒナ「…聞く限りだととんでもない存在に聞こえるわね、私が敵う相手なの?」
バッツ「戦ってもないのにビビってたら話になんねえだろ。百聞は一戦にしかずって言うし、一発ぶちのめす気持ちでいこうぜ」
クルル(それ言うのなら一見にしかず、だけどね)「一応地下の石像には気をつけてね?偶にうちの兵士が鍛錬に使ってるけど、ブレイク使ってくるから金の針は常備すること〜」
〜〜〜〜〜
ヒナ(ここがオーディンのいる所…凄く、重苦しいというか)
『汝が 我が力を 求む者か』
ヒナ(っ!この声って…貴方が、オーディン?)
『然り』『汝は 何故 力を求める』
ヒナ「…負けられない人達がいる。負けたくない人がいる。そして、護りたいものがある!」
『そうか』『ならば この力 授けるに能わず』
ヒナ「!?…どうして、何がいけないの!」
『汝に足りぬ 知らぬものがある』『戦いに 必須なこと』スッ
ヒナ(構え…何か、来/
あれ ここ どこなの
暗くて 重苦しくて 身体が、凍えそう
あ アコが いる
どうして そんなに 泣いてる の
泣 かな い で
〜〜〜〜〜 - 128ヒナ主24/12/29(日) 13:59:06
バッツ「…ナ!ヒナ!しっかりしろ、ヒナ!」
ヒナ「…う、あ。バッ、ツ…?」
クルル「ナンデザンテツケンツカッタコタエロマタカタメルゾ」(低音+魔法剣『ブレイク』構え中)
『我 止めた かの者 自ずと倒れた』
ヒナ「え、っと…どういう状況なの、これ…」
クルル「じゃあ、オーディン『さん』?ちゃんと答えてくださいな」
『だから 我は』
クルル「口 答 え し な い の」(ニゴッ)
『 』
ヒナ(どうしよう、亀のことでガチギレした先生より怖いかもしれない)
バッツ(挑戦受ける前に『斬鉄剣』はな…クルルの怒りも御尤もだ)
オーディン「…分かった、如何な形であれそなたを『殺そう』としたのは確かだ。今ここに謝罪する。すまなかった」
ヒナ「ころっ…!?待ってください!どう言うことですか!!」
オーディン「今のそなたに足りぬもの。それは命の終わり、即ち『死』そのものだ「っ!?」…正確にはそれに対する心構え、と言ったところか」
ヒナ「心、構え」
オーディン「戦いというのは本来お互いの命を終わりに向かわせていくものだ。そして勝者、つまり命を終わらせた者は敗者の死に対峙し、戦いに対する在り方を創り出していく」
オーディン「そなたの世界が死よりずっと遠く、安らかな世界である事は他の幻獣より聞いている。だがそれは同時に有る筈の命のやり取りもなく、戦いが徒に消費されていくことでもある」
オーディン「そなたの世界を嘲るつもりはないし、他の幻獣の技を使う事にも異議はない。…だが私の力は相手に『死』を押し付けるも同義だ。それ故、『死』を知らなすぎるそなたに授けるわけにはいかなかった」
オーディン「直接『死』のイメージを渡せずとも、命の終わりについて考えを深めてもらいたく寸止めで先の剣を放ったが…余りに配慮が足らなすぎた。後で“先生”の罰はいくらでも受けよう。そして再び言う。すまなかった」
ヒナ「……」
クルル「…いくら堅物とは言え、やり過ぎだよホント。まぁこれはちゃんと伝えなかった私達にも非があるし…こりゃ後でエクスデスにお仕置きされるだろうな〜」
バッツ「…だな。ははっ、引率大失格だ。すまない、ヒナ」
ヒナ「……」 - 129ヒナ主24/12/29(日) 14:04:25
- 130ヒナ主24/12/29(日) 15:33:08
ヒナ「…」
『勝者は死に対峙して、戦いに対する在り方を創り出していく』
『そなたに足りぬものは、【死】に対する心構えだ』
ヒナ「分かるわけ無いでしょ、そんなの…」
(温泉開発部や美食研究会の活動に悩まされたことなんて数え切れないし、万魔殿を潰したいなんて割と今でも考えてる。アコの暴走だって、付き合いきれないと思う事もある。)
ヒナ(でも、死んでしまった後の事なんて。考えた事も…考えたくも、なかった)
『そなたは【死】について知らな過ぎる』
(…)
〜〜〜〜〜〜〜〜
【アビドス生徒会長 梔子ユメ 死亡】
〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒナ「…小鳥遊 ホシノ」「貴方は、どうやってその死を(コンコン)っ…ど、どうぞ」
クルル「ヒナお姉ちゃん、大丈夫…?その、さっきまで話しかけづらかったから…」
ヒナ「…うん、さっきよりは。ごめんなさい、小さいのに私の世話までさせちゃって」
クルル「む、小さいのは余計だー!「ウ、ゴメンナサイ」…オーディンのこと、無理しなくてもいいんだよ?他にも助けになれる子はいるから…」
ヒナ「気遣ってくれてありがとう。それでもね、アレは乗り越えるべき試練だと私は考えてるの」
クルル「…どうしてなのか、聞いていい?」
ヒナ「私が力をつける理由に負けたくない相手がいる、ってのは知ってるよね?『うん。』その中にね、多分だけど、人の死に立ち会った子がいるの」
クルル「えっと…それ、そっちだと」
ヒナ「うん、滅多に居ない。それが親しい人なら尚更、立ち直れずに居なくなっててもおかしくないの」
ヒナ「でもあの子は、未だに立ち続けて皆を守っている…その強さを知る為にも、あの問には答えたい」
クルル「…そっか。その答え、私達じゃあ手助けできないけど…応援してるね」
ヒナ「うん、ありがとう」(コンコン)『陛下はいらっしゃいますでしょうか?』
クルル「はーい、どうしたの?」(ガチャ)「お邪魔いたします、ヒナ様。陛下、タイクーン城からお手紙が」 - 131ヒナ主24/12/29(日) 21:15:31
一応保守
多分明日は一日かけません(保守だけかと) - 132二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:43:34
分かりました……保守します
- 133雑多SSのスレ主24/12/29(日) 23:59:03
お疲れ様です
~~~~~~~~~~~~~~~~
自室に帰って、布団の上に飛び込む。…相変わらず、すんなりと眠ることはできない。
机の上に飾られた写真立てを手に取り眺める。……私と、ユメ先輩の二人が写った写真。
ホシノ「ユメ先輩…。」
ユメ先輩のサインが書かれた書類が見つかったことから始まった、列車砲シェマタ事件。
あの時、私は「ユメ先輩ならきっとこうする」と信じ、シェマタを破壊するため戦おうとした。
でも、その前に…エクスデス先生がバッサリ解決してしまった。シェマタを、先生が消してしまったからだ。時空魔法「デジョン」で、次元の狭間という異空間に送ってしまったのだ。
確かにシェマタは消え、シェマタありきで進んでいた契約関連も全ておじゃんになり、アビドスに平穏が訪れた。
でもそれによって、決意を固めていた私の思いも、宙ぶらりんになってしまった。ユメ先輩のために、意を決して立ち上がったというのに……その思いを遂げる機会すら、先生に奪われた。
その時の私は、もうどうすればいいのか分からなくなってしまっていた。
これじゃ、ユメ先輩に申し訳ないままになってしまう。ユメ先輩に謝る機会がなくなってしまう。ユメ先輩を突き放してしまったことを謝れない……ユメ先輩を…ユメ先輩を………ユメ先輩を………………
ユメ先輩を、殺してしまってごめんなさい………
この瞬間を、色彩に狙われてしまった。
- 134雑多SSのスレ主24/12/30(月) 00:24:21
色彩は、本当にちょっと触れただけだった。
大きいシロコちゃんのように、深く干渉したりはしてこなかった。
多分、必要がないと悟ったんだろう。色彩はすぐに消えた。
でも、それで十分だった。私は……反転してしまった。
私は内から来る衝動に駆られ、溢れ出続ける力の奔流の赴くままに周囲を破壊し始めた。
私は、怯えていた。そして心の中で、謝り続けていた。ユメ先輩に。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…
そんな私を、後輩ちゃん達、そして先生が全力で止めに入ってくれた。シロコちゃんにノノミちゃん、セリカちゃんにアヤネちゃん、そして大きいシロコちゃん…みんな、私の身を案じる言葉を投げかけ続けてくれた。
逆に先生は、苦虫嚙み潰したかのような渋い声を上げていた。
”まるで、かつての私の成れの果て…ネオエクスデスを見ているかのようだ!不愉快極まる!!”
って言ってた。
そして、私は大分撃ち込まれたことで追い詰められた瞬間…そこで意識が途切れた。
先生曰く、弱りだした隙を見計らって、ブレイクをかけたんだって。それで私は、石になった。それでようやく止まったというわけ。
その後、再び意識が戻った…すなわち石化が解かれたとき、私が立っていたのは……先生によって連れ込まれた、『次元の狭間』だった。
どこまでも続く青い空、崩れた教室と思しき場所…足元には海水が流れており、足首まで水に浸かる。
そして、エクスデス先生が立っていた。
”ようこそ、我が領域へ。ここならいくら暴れようがキヴォトスには影響せぬ。”
未だ反転したままの私は、衝動のままに先生を攻撃する。でも防がれた。
”ファファファ…威勢がいいのは良いことだ。その威勢がどこまで続くのか、これから見せてもらうとしよう。”
そう言って、先生は私を別の空間に転送した。
そこに、鎮座していたのだ。
デジョンで消し去られたはずの、列車砲シェマタが。 - 135雑多SSのスレ主24/12/30(月) 01:02:06
そして先生は言ったのだ。
”さぁ、次元の狭間であればいくら大爆発が起ころうが関係ない。思う存分、八つ当たりするが良い!ファファファファファファ!!!”
これで、本懐を遂げられる。ユメ先輩ならばきっとこうするという、私の想いを、遂げられる!!
気が付けば、列車砲シェマタは黒煙を上げて炎上し…凄まじい大爆発を起こした。
この爆発に巻き込まれればひとたまりもない。だからこそ…ユメ先輩を死に追いやった私への、最後の罰になる。
これで……ようやく終われる……
【駄目だよホシノちゃん!!】
来るはずの衝撃が、来なかった。
目の前には、いるはずのない人の姿……あぁ、見間違うはずもない。
「ユメ……センパイ……?」
【えへへ…久しぶりだね、ホシノちゃん。】
シェマタの爆発が収まり、景色が再び青い空に戻った後…確かに目の前には、ユメ先輩が立っていた。
ユメ【いや~、ガラフおじいさんに教えてもらった『まもり』と『かばう』…盾無しでも完璧に防いじゃうって凄いなぁ。】
ホシノ「ユメ…センパイ……ドウシテ……?」
ユメ【ホシノちゃんこそ、凄い姿になっちゃってるよ?まぁ積もる話はあとで!とりあえず、先生のところに戻りましょ!】
そう言ってユメ先輩は私の手を取り、駆け出した。
その先にいたのはエクスデス先生……そして、見知らぬヒゲのおじいさんだった。
”ナイトのジョブスキルを伝授したか。”
ガラフ【全く、死人使いが荒いのぅ。あのお嬢ちゃんをあの世で見つけるのは苦労したんじゃからな?】
”乗り気だったのは貴様の方ではないか。ファファファ…。” - 136ヒナ主24/12/30(月) 06:46:20
(もしよろしければ【もう一人】はヒナ側にお譲りいただけると幸いです…間に合わなかったらそちらで書いても構いませんが)
- 137ヒナ主24/12/30(月) 11:38:21
〜地上、ロンカ遺跡墜落現場〜
ヒナ「これは…凄まじい量の残骸ね」
クルル「そうだね〜。ここらは元々古代ロンカ文明が栄えてたとこらしくてさ、とりわけここにあった遺跡は飛行機能を備えるほどの大きな施設があったの…どっかの誰かがそれ使ってクリスタル壊したんだけどさ」
???「色々解決した後は、魔物を貯めさせないのとパーツが泥棒されない目的で兵士を少しだけ派遣してたけど、クルルの持ってきた『銃』みたいな、戦火を呼びかねないものを管理する必要が出てきてね…」
???「だからクルルんとこのバル国、私達のタイクーン国、そんでウォルス国が共同でここの探索をする形になった、ってことさ」
ヒナ「…?あなた達は」
クルル「あー、レナお姉ちゃんにファリスだ!やっほー!」
レナ「ふふっ、クルルに言われちゃったけど自己紹介しておくわね。タイクーン国第二王女…改めタイクーン国女王のレナ・シャルロット・タイクーンよ。レナって呼んでくれればいいわ」
ファリス「…あー、レナの姉、サリサ・シュヴィール・タイクーンだ。ファリスってのは別名なんだが、そっちで呼んでくれるとありがたい」
ヒナ「女王、ですか!その年で凄い、ですね…」
レナ「あはは…まだなりたてだし、周りの大人から色々駄目だしされてるしで初心者もいいとこですよ」
ファリス「レナ…やっぱり、私も手伝った方が良かったんじゃ」
レナ「いーの、これは私が自分の意志でやってることなんだから。姉さんも自分のやりたいことやっていいんだから」
ファリス「…すまない、レナ」
クルル「はいはい、辛気臭い話はそーこーまーで!まだこっちの自己紹介が終わってないよ!」ガンバッテ,ヒナ
ヒナ(プレッシャーカケナイデ!ウゥ…)「…キヴォトスゲヘナ学園風紀委員長、空崎ヒナよ。宜しく…お願いします」
レナ「無理に敬語使わなくて大丈夫よ。…兵士さんも着たことだし、探索を始めましょうか」 - 138雑多SSのスレ主24/12/30(月) 12:39:54
>>136了解です
~~~~~~~~~~~~~~~~
ユメ先輩は、確かに死んだ。だから、ユメ先輩の手は、冷たかった。
でも、先生が教えてくれた。
ここは次元の狭間。だから、この世とあの世の境界も曖昧になる場所。
だからこそ、死人であるユメ先輩…その魂に、会うことが出来る場所でもある。
そして先生は、ユメ先輩と同じ死人であり先生の宿敵の一人だった、ガラフというおじいさんにユメ先輩の魂を探し出してもらったらしい。
それで、今こうして会わせてくれた。
そこでようやく、私はユメ先輩に謝ることが出来た。
ホシノ「ゴメンナサイ……ゴメンナさい…ごめんなさい……!!」
ユメ【もう、ホシノちゃんってば泣き虫になっちゃった?大丈夫だよ…私はホシノちゃんが無事なら、それでいいから…。】
積もる話はあったが。全部を語り合うには時間が足りなかった。
それでも要点は理解し合えた。ユメ先輩は列車砲シェマタの存在自体全く知らなかったこととか、ね。
そして、次元の狭間とはいえあまり長く生者と死者が語り合うのはマズいらしく、お別れの時間が来てしまった。
その時に、先生が小枝を伸ばした。その枝をユメ先輩が受け取り、何か念じた後に私の左手首に巻き付けた。これが、今の私が付けている「戒めの小枝」だ。
ユメ【はい、これでよしっと。】
ホシノ「…これって?」
ユメ先輩と再会したその瞬間から、体内から溢れる力の奔流は治まりつつあった。それが、この小枝をつけられたことで一気に安定化したのだ。
ユメ【ガラフおじいさんの真似事かな。これで、ホシノちゃんは一人ぼっちじゃないよ。】
- 139雑多SSのスレ主24/12/30(月) 12:53:43
ユメ【今まで本当にありがとうねホシノちゃん。そして、これからは後輩ちゃん達の事…よろしくね。】
ガラフ【さぁ、そろそろ時間じゃ。】
ユメ【はい、おじいさん。】
ホシノ「先輩……!?」
ユメ【駄目だよホシノちゃん。あなたは、まだこっちに来るべきじゃない…。】
ホシノ「そんな……せっかく会えたのに……!!」
ユメ【でも、完全に離れ離れじゃない。辛くなったら、その左手首につけた小枝を見てね。】
ホシノ「あ……。」
ユメ【どんな姿でも、ホシノちゃんはホシノちゃんだよ。今はその小枝で押さえてあげてるけど…後輩ちゃん達を、みんなを守るために必要なら、「あの力」も使っていいよ。その小枝を通じて、私も手伝ってあげるから。】
ホシノ「……先輩……!!」
ユメ【それじゃ、またねホシノちゃん。今度会うときは、天寿を全うしておばあちゃんになってからだね!】
~~~~~~~~~~~~~~~~
気が付けば、みんなと戦った場所に戻って来ていた。
アヤネ「ホシノ先輩!!」
ノノミ「先輩!よかった戻ったんですね!!」
セリカ「もう、散々心配かけちゃって!!あの時の繰り返しじゃない!!……良かった。」
シロコ「ん、おかえり…ホシノ先輩。」
クロコ「ん……あなたは会えたんだね。良かった…。」
駆け寄ってくる後輩達。
私は…私は…私は…
ホシノ「うああああああああああああああ!!!!!!」
みんなの視線も憚らず、大声で泣き喚いた。
小枝が巻かれた、左手首を抱きしめながら。 - 140雑多SSのスレ主24/12/30(月) 18:43:10
ひとしきり泣いた後、私はみんなと一緒に、アビドス高校に帰ってきた。
そして、見てきたこと、知ったことを話した。
先生が案内した次元の狭間、そこで起きたこと、ユメ先輩とのこと、そして左腕に巻かれた「戒めの小枝」のこと…。
ホシノ「この小枝から、ユメ先輩を感じるんだよね…。」
確かに、ユメ先輩はもういない。
でも、ユメ先輩は、今もそばにいてくれる。
そして、ユメ先輩が言ってくれた。後輩ちゃん達を守るためになら、手伝ってあげるって。
使い方は、頭に流れてきている。
ホシノ「ちょっとやってみたいことがあるんだ。校庭に出てみていい?」
~~~~~~~~~~~~~~~~
ユメ先輩があの時使っていたスキルが、私の頭の中に流れてくる。
ホシノ「スキル発動!『まもり』!」
あえての盾無しで防御姿勢をとる。同時に体が淡い光に包まれる。
ホシノ「それじゃシロコちゃ~ん、遠慮なく撃って~!」
シロコ「……ホシノ先輩ならまぁ、大丈夫だと思うけど。」
ズガガガガガッ!!
ホシノ「ん~……少しはダメージあると思ったんだけど、まさかの全くの0かぁ~…。」
シロコ「!?」
ホシノ「すごいよユメ先輩、これってあのガラフおじいさんに教えてもらったやつだよね?」
※ホシノがユメのアビリティを引き継いだ!※ - 141二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 22:21:08
ワーワー ガヤガヤ コレモヘイキナノカ?
レナ「それにしても、4人でこれに乗り込もうだなんて、あの時は無茶やってたわね私達」(火炎砲かな、これ)
ファリス「この遺跡が観賞用で兵器は最低限の防衛用だった可能性もあるけどな。どっちにしろ世界を救う為ならある程度の無茶も必要だったろ」(…恐らくはミサイル発射台、か)
ヒナ「(4人で世界を救うってとんでもない事のはずなんだけどね…)あれ?その部品、って」
ファリス「これか?確か…波動砲だったか、私達がぶっ壊した。それがとうかしたか?」
ヒナ「あ、いえ…なんというか、『懐かしい』感じがして…(どうして、キヴォトスにあったような気がしたんだろ)」
ファリス「ふぅん?まあ気になるんだったらお前が持っとけ。そっちのほうがきっといい風も吹くだろうさ」ポイッ
ヒナ「わっ、とと。あ、ありがとう…?」
▷四角いフレームを 受け取った!
《どうして キヴォトスの かんじがするのだろう》
ファリス「まーとりあえず、めぼしいものはあらかた回収したのかな。後はバッツとクルルの方が終われば…『おーい!』っと、噂をすれば」
バッツ「レナ、ヒナ、ファリス、ちょっと来てくれ!兵士たちが魔物の住む穴倉を見つけた!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒナ(あの後、放置もまずいってことでバッツ達と一緒に5人で探索したわけなんだけど…)
ヒナ「私だけ落とし穴にかかっちゃったのはなんか釈然としないわ」
ヒナ(私達(キヴォトス人)は頑丈だから意識は失わなかったけど、落ちる時間から見てもバッツ達とはかなり離されてしまった。一人で戦うことは慣れてても、それが相手に通用すると過信するべきじゃない)
ガタゴロッ(レンガのぶつかる音)
ヒナ(…っ敵!?)MG構え
「「…」」シュルル
ヒナ(へ、蛇女…?) - 142雑多SSのスレ主24/12/30(月) 23:12:00
~~~~~~~~~~~~~~~~
以来、まるでどっかのダークヒーローみたいに…テラーの姿に変身できる「トランス」が使えるようにもなった。
でも、あれを長時間使いすぎると意識を完全にテラーに乗っ取られてしまうから、そうなる前に「戒めの小枝」で強制的に元に戻されるようにもなっている。
実際、私自身もあれを使うのは怖い部分もある。あんな、真っ黒な力なんて…正直あんまり頼りたくない。
それでも、みんなを守るための力としては申し分ないし、万が一を防ぐ手立ても施してもらった。
なら、大いに利用させてもらおう。
もちろん、今後は使い道を誤ったりしないよう……みんなと一緒に、ちゃんと話を通して、ね。
~~~~~~~~~~~~~~~~
トランス:ホシノ*テラー
一定時間、ホシノ*テラーに変身し基礎攻撃力が300%上昇、HPも2倍に上昇する。
変身可能時間はこれまで取得し蓄積してきたABPの量に応じて延長される。
なお変身中に撤退に追い込まれるとHPを1だけ残した状態で変身が強制解除される。解除モーション中は無敵。
スキル:継承されし「まもり」
一定時間の間、一切の攻撃及び移動が不可能になる代わりに、敵からの攻撃によるダメージを完全に無効化する。
ただしCC状態に陥ると強制解除される。
みたいな~?
- 143雑多SSのスレ主24/12/31(火) 01:19:27
大分長いことかかりましたがやっとホシノのトランスについてを描き切りました
アルは順調に頑張ってクイックメテオ修得してくれるはず
他に何かネタないかなぁ - 144ヒナ主24/12/31(火) 08:39:51
シスターのトップに救済入れたくもあるので、
サクラコに(ある意味先生に一番近いし)聖属性のアルマゲストを習得するきっかけがあってもよさそう(…なんでネオになってから聖属性攻撃手に入れたんだろ) - 145雑多SSのスレ主24/12/31(火) 13:30:31
さ、流石にアルマゲスト修得は無茶が過ぎると思うの…無の力関連の技だしほぼほぼ専用技だし…え?魔獣使いの「はなつ」で放ったら使う魔物いるやんって?あれは魔物だからです人が覚えるのは無理だと思うんですorz
だから代替案用意しました
~~~~~~~~~~~~~~~~
~シャーレ~
サクラコ「あの、会わせたい方とはどなたなのでしょうか?」
”貴様と同じ、希望する魔法と己の才が嚙み合わぬ者だ。同じ悩みを共有すれば、少しは気も紛れよう。”
サクラコ「私と同じ悩み……もしやその方も、白魔法希望なのに暗黒魔法を?」
”いや、逆だ。黒魔法や暗黒魔法を希望しているのに対し、実際恵まれた才は白魔法であった。”
サクラコ「あ、そっちですか…。」
サクラコ「えっ!?」
サツキ「はぁっ!?」
”さぁ、属性は違えど同じ悩みを持つ者同士の対面だ。存分に語り合うが良い…ファファファ。”
サクラコ「ま、まさかこんな形でゲヘナの万魔殿の方とお話することになるなんて…。」
サツキ「ちょっと先生!?相手がトリニティの奴だなんて聞いてないわよ!しかもシスターフッドの…!!」
”言えば貴様は拒否したであろう?だが、貴様の短慮でこの機会をフイにするのは実にもったいないではないか。ほれ、これでも飲んで落ち着くがいい。”(エクスデス・チェリー味ラムネ)
サツキ「うぐ……。」
- 146雑多SSのスレ主24/12/31(火) 13:57:25
サツキ「そ、それで?あなたが私と同じ悩みを持ってるっていうけど…どういうことかしら?」
サクラコ「………私はトリニティの生徒として、シスターフッドのリーダーとして、皆と共に白魔法を覚え、多くの人々を救いたいと願っていました。」
サツキ「フン、まぁトリニティの連中ならそうなんでしょうね。」
サクラコ「ですが……私に齎されし魔法の才は……まさかの『暗黒魔法』だったんです……!!」
サツキ「……は?シスターが暗黒魔法?」
サクラコ「そうなんです!!確かに先生のご指導により、難なく暗黒魔法を修得出来ましたけど……私が覚えたかったのは白魔法!!なのに……なのにです!!どうしてシスターフッドの長たる私に恵まれた才が暗黒魔法なんですか!!」
サツキ「……。」
サクラコ「おかげで私は他社を癒すことが一切できず、むしろトリニティ内での暴漢退治の手段として暗黒魔法を振りかざす日々になってしまいましたよ!!しかも暗黒故にトリニティの一般種族である天使族には弱点補正が働いて効果抜群……。」(涙)
サツキ「…。」
サクラコ「そのせいで今まで以上に他の生徒達からは恐怖されて逃げ出される始末なんです!!私はただ皆様と仲良くしたいだけですのに……!!ヒナタやマリーからも気を使われてしまって、それがむしろ情けなく思えてしまって……!!」(涙)
サツキ「わかる!!わかるわその気持ち!!」ガシッ
サクラコ「!?」
サツキ「私もね!!覚えたいのはゲヘナらしく黒魔法を覚えたいのよ!でも痛くするのは嫌だからスリプルとかトードとかブレイクとかでちょこっとお仕置きできればいいんだけどね…でもね!実際練習してみても全然だったのよ!!そしたら先生がね!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~
”貴様はむしろ白魔法の適正が高いな。白魔法側にも催眠に近い魔法はあるのだ、試してみればよかろう?”
~~~~~~~~~~~~~~~~
サツキ「その口車に乗っちゃって、やってみたらあっさり覚えちゃったのよ…コンフュを。」
サクラコ「コンフュ……相手を混乱させる白魔法でしたね?」
サツキ「そう!そうなのよ!!しかもそこから芋づる式に他の白魔法まで出来ちゃって、気が付けば「ケアルガ」まで使えるようになっちゃったのよぉ!!」
サクラコ「ケアルガ!?癒しの魔法の最高峰をゲヘナの悪魔族であるあなたが!?」 - 147雑多SSのスレ主24/12/31(火) 14:28:51
サツキ「そうなのよぉ!!確かに痛いのを治すことが出来るから便利ではあるけどさぁ……!!」
サクラコ「……。」
サツキ「今じゃこの白魔法をアテにされちゃって、万魔殿のみならず風紀委員会や救急医学部、はては給食部にまで引っ張りだこにされちゃってるのよ!!」
サクラコ「え、風紀委員や救急医学部はわかりますけどなぜ給食部?」
サツキ「あら、知らないのね?今給食部はジュリが生み出したトンベリコック達が回してくれてるんだけど、料理を泥棒しようとしたり騒いだりの迷惑不良達にはトンベリの「ほうちょう」が唸るのよ。こう、ブスリって。」
サクラコ「ほ、包丁…!?」
サツキ「それで今は救急医学部で治療するよりも私がケアルガした方が早いってなっちゃって…私は万魔殿情報部長であって、救急医学部じゃないのにぃ~~~!!」
サクラコ「……。」
サツキ「しかも白魔法って、ライブラがあるっていうのがまた複雑なのよね…アレのおかげで情報部としての活動にも凄く役立ってるし、潜入任務とかでミニマムが便利だし…はぁ~~~~……。」
サクラコ「…お互い……大変ですね……。」
サツキ「……そっちこそ、ね………。」
サクラコ「グビッグビッグビッグビッ……。」(ラムネ一気飲み)
サツキ「グビッグビッグビッグビッ……。」(ラムネ一気飲み)
サクラコ「ぷはぁ~……。」
サツキ「ぷはぁ~……。」
「「これが、飲まなきゃやってられない」」
サクラコ「というものなのですね。」
サツキ「ってやつなのね。」 - 148ヒナ主24/12/31(火) 14:46:38
お、おお…なんというか、大変すぎる…リクエスト有難うございます。お返しと言ってはなんですが、これを
(アイテムの副次作用?)
アコカエル「ゲコ〜〜〜〜〜ッッ」💢
ヒナ「またアコがやらかしたのね…先生いつもごめんなさい」
“忠誠心も時には毒となる、か…ヒナ、済まないが私は急用で別の所に向かわねばならぬ、時期を見て反省したと思ったらこれを使え、では失礼する”
ヒナ「(名前を見て)え、こ、これをですか…?」
〜〜〜〜〜〜
ヒナ(先生の為にファーストはとっといてたんだけど…いやいや、これはあくまで治療だから…!)「時間経ったし、仕事もさせないとだから…アコ〜、聞こえる〜?」
アコガエル「ゲコゲコ」ピョン
ヒナ「今から戻すから、じっとしててね…えっと、」
(ヒナは薬を唇に塗った)
(ヒナはカエルのアコに口づけをした)
カエルアコ(〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?)ボフン
ヒナ「あぁ良かった、ちゃんと戻れたわね。それじゃあアコ?書類たまってるから整理よろしく…アコ?」
アコ「…………」「人生に一片の悔い無し!!」ブシャアアアアア(瀕死)
ヒナ「アコォォォォォ!?」
アコ(委員長から、ヒナ委員長からキスもらった…!!先生、この機会をもらえるなら幾らでも蛙になってやりますよ!)
(これ以降チナツのトードで戻されることになった)
(ff5は調合含めるとキス系が多いし、対象によってはキッスに別効果があってもおかしくないと思います…)(アコだったらヒナの乙女キッスも祝福キッスになりそうだし) - 149雑多SSのスレ主24/12/31(火) 20:12:23
~~~~~~~~~~~~~~~~
~次元の狭間 シッテムの箱の領域~
”さて、ヒナからのモモトークで報告は聞いておるが…。”
オーディン「………」
”何か申し開きはあるか?”ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
オーディン「……無い。我が咎、甘んじて受け入れるのみ。」
”……そうか。”
”私は契約に従い、このキヴォトスを支配しておる。”
”そしてこのキヴォトスは、確かに死が遥か彼方の遠くに追いやられた世界でもある。”
”その理由にはこの世界の理、そして彼女達の持つ神秘…いろいろとある。”
”だが、死が遠いのはただそれだけではない。”
”それは、私と契約を結ぶに至った……”
”たった一人の、少女の願い…それが死を遠ざけているのだ。”
オーディン「……」
”貴様はヒナに「死」を突きつけたことによって、彼女…連邦生徒会長の願いに唾を吐いたのだ。”
オーディン「……そういうことか。」
”報いを受けてもらう前に…まずは、連邦生徒会長の……彼女の祈りを思い知るがいい!!”
オーディン「ぬおおおっ!?」
(エクスデスが大樹形態に変身し、オーディンを大量の枝で絡め捕り覆い隠してしまう)
(真っ暗な枝の中に閉じ込められたオーディンが、暗闇の中に一人の少女を見つける)
- 150雑多SSのスレ主24/12/31(火) 20:36:37
オーディン「……もしや彼女が、エクスデスと契約を交わした少女か?」
(歩み寄ったところでオーディンは気づく)
(白い服装に長い水色の髪を靡かせ、透き通った水の上で祈りを捧げ続けている少女)
(その少女の足元には、何百何千という少女達の死体が山となって積み重なって沈んでいた)
(よく見れば祈りを捧げる少女の左脇からは血が流れ出ている)
(血は水には溶けこまず、下に積み重なった死体の山へと流れ続けていた)
(その死体の山の中に、脇腹から血を流して事切れたヒナの姿もあった)
オーディン「あれは……まさか、次元の境界を越えた別世界線の…!?」
(死体の山から濃密に湧き上がる、死の瘴気)
(本来ならば『次元の特異点』となっている、この祈りを捧げる少女を通じてキヴォトスに流れていたであろう、瘴気)
(しかしそれは、彼女がそこに在ることによって押し留められていた)
(彼女は、瘴気がキヴォトスに流れゆくのを、その身一つで防ぎ続けている)
(そして、彼女によって押し留められた瘴気を、エクスデスが吸収し魔力へと換えていた)
(それによって、彼女は瘴気に汚されずに祈り続けることが出来ていた)
(そしてオーディンは、彼女の祈りから願いを、覚悟を聞き届けた)
オーディン「……かの世界の者達を死から守り抜く決意、そして一度は守り切れず皆を死なせてしまったことへの謝罪、そして守り切れなかったが故に友に会えなくなる悔しさ…そして、守り抜くために己が身を捧げる覚悟……」
オーディン「あの者を初めて見た時、不自然なまでに死から遠すぎると思っていた。だがそれは誤りであった。この少女が……彼女が、全ての『死』をその身一つで背負い続けていたが故の事であったのだな。」 - 151雑多SSのスレ主24/12/31(火) 21:00:47
”さて、あの者の祈りを見てきた感想を聞こうか?”
オーディン「……見事なる覚悟。貴様は今、あの少女の祈りに答え、キヴォトスを守り続けているという事なのだな。」
”契約に従い、対価としてあの瘴気を頂いているのだがな。”
オーディン「知らぬことだったとはいえ、私は彼女の祈りを汚してしまったということか。確かにあの祈りは決して汚してはならぬ光だ…なれば、相応の報いを受けねば贖罪足り得ぬであろう。」
(人間形態に戻るエクスデス)
”では、あの世界の幻獣たる貴様には、キヴォトスの『科学』の力でもって報いを与えてやろう。”
シャキン ジャコッ
オーディン「……そういえば、貴様の武具が変わっている。ムーアの小枝ではないな?」
”左様、これは我が配下たる生徒達、その中でも科学に秀でたミレニアムサイエンススクールのエンジニア部が私のために拵えた新たなる力…ガンブレードだ。銘は「サンドボックス・ツリー」。”
”貴様には、これの試し切りと試し撃ちの相手となってもらうぞ。拒否権はない!”
オーディン「……よかろう。存分にかかってくるがいい!」
”ファファファファファファ!!!”ジャギンッ!!
オーディン「くっ!何という切れ味!単に刃の鋭さだけではない!?」
”刃には高分子振動機能を搭載しているとのことだ!この振動によって刃にさらなる切れ味を与えているのだ!”
オーディン「振動!?そんな動作で切れ味を上げられるのか!?」
”それだけではない!食らうがいい!!”ズバァン!!
オーディン「ぐおおおお!?」
”ふむ、やはり接近戦にはバックショットか。”
オーディン「これが銃という武器の威力…彼女達はこれを受けても神秘によって耐えるそうだが!?」
”故に彼女達は皆銃による武装が当たり前なのだ!そしてこの武器はこれだけではない!食らえ!!”(斬撃+射撃の同時コンボ)
オーディン「ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
”斬撃射撃を同時に行うことで威力の相乗効果を発動し、さらなる威力を放つ…うむ、エンジニア部は素晴らしい仕事をしてくれたものだ。”
オーディン「……これが貴様の庇護下にある生徒達のもたらした力か……見事なり。」ドシャッ - 152雑多SSのスレ主24/12/31(火) 21:05:12
- 153ヒナ主24/12/31(火) 21:38:55
(黒魔法はイオリだった、うろ覚えですまない…)
クルル「ヒナちゃ〜ん!どこ〜!?聞こえてたら返事して〜!」
バッツ「くっそ、あの時(ロンカ遺跡攻略前)は落とし穴を造ってたんじゃなくて元々あったのを利用しただけだったのか…俺がいながら、また…!」
レナ「後悔するなら後にして!落ちた時のケガも心配だけど、魔物に囲まれてたら目も当てられないのよ!」
ファリス「前来た時と魔物に変わりはねえが、それでもサシじゃ私たちの兵士が敵わなかったんだ。急いで見つけるぞ」
〜〜〜〜〜〜
タスケテ~
クルル「…っ、ヒナお姉ちゃん!大丈、夫…?」
ヒナ「助けてぇ…」(2匹のラミアに左右から抱きつかれている)
ラミア's「〜♪」
クルル「え、えぇ…(汗)」
バッツ「クルルどうした、ヒナ見つけたのk(バキィ)グフッ…」
クルル「男子は立ち入り禁止〜。レナお姉ちゃん、ファリス〜?布2枚見繕ってくれる〜?体隠せるくらい大きいの」
クルル「え〜と、話をまとめると」
レナ「ラミア2匹と睨み合ってたら、彼女らの背後に多頭の竜が群れで襲いかかってきたから魔法と射撃で追い払った。途中からラミア達も何かを乱射して一緒に応戦してくれてた」
ファリス「襲撃が終わったらラミア達が銃と自分自身に抱き着いてきた。咄嗟のことだから対応できなかった…」
レナ/ファリス「「バカなの(か)?」」ヒナ「スミマセンデシタ…」
レナ「似たようなバカ知ってるからあんまり責められないけど…戦争が終わっても警戒は解かないこと。いい?」ハイ…
ファリス「…何にせよ、無事で良かった。とりあえず魔物もほぼ倒せたし…」チラッ
ラミア((ビクッ))
ファリス「帰る前にそこの二匹をどうするか、だな」
ラミア((ササッ))(ヒナの後ろに隠れる)
ヒナ「…えっ、と「連れ帰る、ってのは出来ないわよ」…」バッ
レナ「調査において魔物が発生する空間が出来たなら魔物と一緒にそこを潰すのが決まりなの。…残すことは出来ないわ」(聞いてもあの子達の前から動かない…きっと、相手が誰だとしてもそうするのでしょうね) - 154ヒナ主24/12/31(火) 22:45:06
ss感謝いたします。ヒナちゃんも、揺らぐことはあっても心の強さはしっかり強くなってきてますので…それにしても、元に加えてだいぶ強くしちゃったなぁ、ヒナちゃん
クルル(…)「ねえ、ラミアさん。どうしてヒナお姉ちゃんを助けたの?」『…』
ヒナ「えっ、クルルはこの子達の心が読めるの?」
クルル「雰囲気しかわかんないけどね〜、なになに…?」『…』
『遺跡』『クリスタル』『暖かかった』『堕ちて』『凍えた』『生き残り』『私達だけ』
『ほら穴』『隠れ住んだ』『よそ者』『追い立てた』『角付』『同族の技』『助けてくれた』『この子の魔力』『温かい』
『一緒にいたい』
クルル「ふふっ、なるほどね〜?…一応聞くけどさ、人間は襲ったの?」
『見てすらない』『小動物』『飢えをしのいでた』
クルル「…分かった。ヒナお姉ちゃん?貴方なら彼女達をなんとか出来ると思う。イフリートを受け止められた、貴方なら」
ヒナ「ありがとう、クルル…ねぇ、ラミアさん達。気づいてるかもしれないけど、私はこことは違う世界から来たの。ここには二度と戻れないかもしれない。それでもいいの?」
『…!』コクコク「…『どんと来い』だってさ」
ヒナ「分かったわ…一緒に行きましょう」ギュッ
《ヒナに抱き締められたラミア達の身体が光の粒子となって彼女の両腕に吸い込まれていき…蛇の紋となって消えていった》
《使役:ラミア×2を習得した!》
クルル「…さて、ファリスにレナお姉ちゃん?口裏合わせはよろしくね〜」
ファリス「私たちを置き去りにして勝手に話進めてくれやがって…今回だけだからな?」
レナ「念の為不可侵の誓約はさせてね?(…良かったね、ヒナちゃん)」
『この後、2人にはエクスデス・チェリージャムの洗礼を浴びさせました…先生からもらった課題だから、ごめんね?《カシャ》』
- 155ヒナ主24/12/31(火) 22:48:57
(ラミアが選ばれた理由)
ヒナのMG…『はりせんぼん』(【同族の技】)
顕現イフリート…ラミアは火属性に分類されること多い
踊り子…ラミアのティアラ
吟遊詩人…ラミアの竪琴(持ってないけど)
…ヨシ! - 156雑多SSのスレ主24/12/31(火) 23:23:12
>>『この後、2人にはエクスデス・チェリージャムの洗礼を浴びさせました…先生からもらった課題だから、ごめんね?《カシャ》』
これをこそ見たいwwwww
「はりせんぼん」…近々キヴォトス側でも使用者が現れますな…ミレニアムで
- 157雑多SSのスレ主25/01/01(水) 01:00:20
寝る前の保守がてら
あけましておめでとうございます。
こんなスレで良ければこれからもお付き合いいただければと思います。 - 158雑多SSのスレ主25/01/01(水) 11:33:29
ネル「オラオラオラオラオラオラァァァ!!!」ズガガガガガガガガガ!!!
ジャボテンダー「」(針万本で全て打ち消し、それどころかお返し)
ネル「いてててててててて!!!クソがぁ!!」(針だらけ)
ジャボテンダー「」ピョイッピョイッ
ネル「相変わらず煽りやがってこのクソサボテン野郎……!!」
アスナ「あはは、何か水晶埴輪みたいな顔してるね~♪」
カリン「ポーズもどこかふざけている様にしか見えない…。」
トキ「ですが油断ならない敵です。あの針、アビ・エシュフの装甲も突破してきます。」
アカネ「針1本1本のダメージは微々たるもの、それを何本も放つことで結果的に大きなダメージにする…どんな防御の相手でも必ず一定のダメージを与えるというのは強力ですね。あ、ケ ア ル ガ 」キュイイイイイイイイイイイイン
ネル「ナイスだアカネ!さぁ続きと行こうかサボテン野郎!!」
ジャボテンダー「」ダバダバダバダバダバダバダバダバ
ネル「逃げんなゴラァ!!」
”ふむ、確かあれはサボテンダーの系統……しかしあんな巨大個体は見たことがないな。”
アスナ「サボテンダー…そのまんまの名前で可愛いね!」
トキ「そのサボテンダーのジャンボサイズ……『ジャボテンダー』という呼称はどうでしょう?」
アスナ「それいいね!採用!!」
”貴様等勝手に……いや、案外分かりやすくてよいか。” - 159雑多SSのスレ主25/01/01(水) 11:56:52
”それで、あの魔物はネルを標的にしていると?”
アカネ「はい。ですが命を狙うというよりは、遊んでもらっているようにも見えるんです。」
アスナ「いや~、ようにもじゃなくて完全にアレは遊びに誘ってるようにしか見えないって!」
トキ「私達だとすぐに逃げてしまいます。追いかけたらはりせんぼんで撃たれます。」
カリン「私の狙撃も見切っているというのがとんでもない…。」
”ふむ……。”
ネル「オラオラオラオラオラオラァァァ!!!」ズガガガガガガガガガ!!!
”心なしか、ネル自身も楽しそうに見えるな。”
アカネ「ある意味、思いっきり撃ち合えていますしね。」
”……もしやいけるかもしれんな。”ゴソゴソ
アカネ「ご主人様?」
”まずはこれで奴を誘引する。ネルよ、いったん戻れ。”
ネル「あぁ!?いきなりなんだよ!?」
”ネル、奴にこれを振りかけてみるのだ。”
ネル「これって……先生の愛飲してる植物用栄養剤?」
”奴も私と同じ植物、ならばこれを快感に感じるはずだ。それから…………” - 160雑多SSのスレ主25/01/01(水) 12:06:52
- 161雑多SSのスレ主25/01/01(水) 12:21:01
ジャボテンダー「♪♪♪♪」トコトコ
ネル「お、何だ?またやるか?」
ジャボテンダー「」ピカアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
ネル「うおっ!?何だぁ!?」
(ジャボテンダーが召喚獣の光の玉に変化し、光がネルの体に吸い込まれていった)
召喚獣 サボテンダー
”……こちらから契約をせずに自ら召喚獣となったか。”
ネル「はぁっ!?マジかよアタシ召喚士になったのか!?」
アスナ「すごいすごい!リーダーが召喚士だって!!」
アカネ「おめでとうございます部長!」
ネル「おぅ!じゃぁ早速ぶっ放してみっか!おい先生!何か標的出してくれよ!」
”ファファファ…気安くいいよって。”(イミテーション・シールドドラゴン)
ネル「契約者の命令だ!!出てこい!サボテンダー!!」
シュボッ(サボテンダー登場)
アスナ「あ、ちっちゃい方が出るんだ。」
ネル「マジかよデケェ方じゃねぇのかよ…。」
サボテンダー「」ピカァァァァァン!!
(大ジャンプして光り、針を発射)
『 は り せ ん ぼ ん 』
ズビビビビビビビビビビビビビ!!
(イミテーション・シールドドラゴンに1000ダメージ)
- 162雑多SSのスレ主25/01/01(水) 12:29:38
- 163ヒナ主25/01/01(水) 15:04:19
《幕間》
ヒナ「本日はお茶会に呼んでいただき感謝いたします。先日はご迷惑をおかけしました」
レナ「敬語はなくていーよ!あの後ラミアの2人と話したけど、すっごい優しいって分かったからね!」
ファリス「レナはそう感じたのか…私はシルドラくらいしか話を交わせないからなぁ。そういえば、ヒナはラミア達をどう呼んでるんだ?」
ヒナ「えっと、一人がエミリーでもう一人がラムね。時々古代図書館で本借りて、人間の言葉を勉強してるみたい」
レナ「わ〜、人の馴染めるように頑張ってるんだ。ヒナちゃんがこの世界に来なかったら、その可能性も見られなかったかもしれないのね」
ファリス「人と魔物の共存か…。会話から始めるにしろ、『シャーマン』の習得にしろ膨大な時間と労力がいるだろうな」
レナ「私達ならできない事はないわ。そうよね、姉さん!」
ファリス「…ふふっ、そうだな」
〜〜〜〜〜
レナ「ん〜♪これすっごい美味しい!紅茶にも合うしお茶会にはもってこいね」(貴族に回して経済潤わせるのも良いかもしれない)
ファリス「俺としてはちょいと甘すぎる気もするが…海に回る時の非常食と思えば悪くなさそうだ。なぁヒナ、これ何処で手に入れたんだ?」
ヒナ「え、えぇっと…」
レナ「何よ、私達を心配してるの?光の戦士なんだから、この世界のどこだって行けるわ!…次元の狭間以外なら」
ファリス「ま、あっちの世界しか取れないならすっぱり諦めるさ。話してみなよ」
ヒナ「…エクスデス先生から実ったさくらんぼ」
レナ/ファリス「「」」
ヒナ「えっと、その。大丈【バアンッ!】!?」
レナ「ごめんなさいお父様ぁぁ!私は悪魔に魂を売ってしまいましたぁぁ!!」
ファリス「ちょっと良い?シェフ…最高の素材でスイーツ作ってきて頂戴…それと(指パチンッ)野郎共、世界各地からあらゆる甘味を持ってこい、今すぐっ!!」ヘッヘイオヤカター
ヒナ(嗚呼…やっちゃったぁ)
レナ「サイテイネワタシエクスデストテヲクモウトスルナンテインタイシヨウカシラソレガイイワネウフフフフフ」
ファリス「認めない…認められないっ、エクスデスを上回るのが無いなんて…あぁそっか、今からもう一回あの木を消せば良いんだ。よし行くぞ野r」
ヒナ「二人とも戻ってきてぇぇ!私が悪かったからぁぁ!」
《この日ほど先生の指示に従ったことを後悔した日はありませんでした》 - 164ヒナ主25/01/01(水) 20:11:03
サボテンダーについて一つ
《恐るべきスピード》
∵「…」
“書類を束ねている”トトトッ
【ふでせんぼん】シャシャシャッ
“書類を束ねている”トトトッ
【はんせんおう(判千押)】ダダダッ
ユウカ「ネルのサボテンダー、走る速度だけじゃなくて書類の処理速度もバカ早いのね…これならC&Cの後始末も補って余りあるから助かるわ。はい、お礼の栄養剤。また頼むわね」
∵「∠」
〜別の日〜
ドカドカッ
ユウカ「うふふ…今日も書類の山、徹夜確定かぁ…うん?」
∵「…」
ユウカ「…えっと、サボテンダー?手伝ってくれるなら嬉しいけど流石の貴方でもこれjy」
∵「!」 “仕事量を10倍にした!”
ズダダドババババッ!!
ユウカ「えっわ、ちょサボテンダー!?待って飛んじゃう!勢いで紙が飛んじゃってる!」
〜数十分後〜
∵「」シュウゥゥ…
ユウカ「凄い…正確無比でこの山を消しちゃった…ありがとね、サボテンダー。貴方のお蔭で…うん?」
∵「…………………プシュー」パタリ(赤熱)
ユウカ「サボテンダーぁぁぁ!?」
“復活するのに3日かかった、当然10倍モードは封印された” - 165雑多SSのスレ主25/01/01(水) 21:32:28
- 166雑多SSのスレ主25/01/01(水) 22:05:17
”補習授業部からの呼び出しで来たのだが…。”
ハナコ「お忙しい中すみません先生。」
”ふむ、ヒフミとアズサが見当たらぬが?”
コハル「そうなの…最近よくグッズを買いに行くって言ってそのままいなくなることが多くて…。」
”グッズを言い訳に補習を抜け出すか……ヒフミは前科があるがアズサも、となると何かあるか…。”
~~~~~~~~~~~~~~~~
~トリニティ学区内 とある路地裏~
ヒフミ「ほ、本当にこっちなの?」
アズサ「間違いない。こっちの方向に逃げていくのを確認している。」
ヒフミ「ペロロジラ様ならともかく、「白いスカルマン」が逃げてったって……本当にいるのかなぁ?」
ピューン
アズサ「あそこだ!」タタタッ
ヒフミ「わわわ、待ってよアズサちゃん!!」
アズサ「見つけたぞ!」
????「………クポッ!?」
モーグリ / Alice.R さんのイラスト初めてペンタブを使って書いてみました!難しい!seiga.nicovideo.jpアズサ「………か、かわいい……!!」
ヒフミ「もう待ってよアズサちゃ……か、かわいいいいいいいい!!」
????「クポーーーーー!!」ピューーーーーーン
アズサ「あぁ、逃げちゃった……。」
- 167二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 23:34:49
モーグリ…何故かミカの事子分扱いしそうFF6でウーマロの親分だったし
ミカをああゆうキャラ扱いは不快に思う人居るのは分かってるが……こう、なんかミカって寒い時期モフモフな装いしてるイメージあって - 168雑多SSのスレ主25/01/02(木) 03:06:00
- 169二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 08:06:15
- 170雑多SSのスレ主25/01/02(木) 17:04:00
ヒフミ「結局逃げられちゃったね~…。」
アズサ「次は何としてでも捕まえたい…そしてモフモフしたい…。」
ガチャッ
”ようやく戻ったか愚か者共め。”ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ヒフアズ「「あ………。」」
”補習授業から逃げるとは不届き千万。カエルになって反省するがいい! ト ー ド !”
ボバボンッ!
ヒフミガエル「ケロ~~~~!」
アズサガエル「ゲロッ!?」
コハル「あ~ぁ…。」
ハナコ「あらあら、可愛らしいカエルさんになっちゃいましたね~♪」
”頃合いを見てマリーにエスナをかけさせる。その後で反省文を書いて出すがいい!!”
ヒフミガエル「ケロロ~ン……。」
アズサガエル「ゲロッゲロロッ。」
~~~~~~~~~~~~~~~~
シミコ「う~ん、なんか最近本の配置が換わってるような…?」ゴソゴソ
ウイ「……どうかしたんですか?」
シミコ「いえその、この棚にあるはずの本が別の場所に移動してたりするんですけど…知りません?」
ウイ「…何ですって?」
- 171二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 17:47:52
このレスは削除されています
- 172雑多SSのスレ主25/01/02(木) 17:49:15
書き直し
~~~~~~~~~~~~~~~~
ウイ「私はこの子達は動かしてない…きちんと所定の場所に戻す。なのに…。」
シミコ(あ、目が本気だ…。)
ウイ「誰です…勝手にこの子達に触れたのは……!!」ズカズカ
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ウイ「この子も……この子まで動かされてる……!!誰ですか勝手に!!」ズカズカ
シミコ(う~わ~、珍しく怒ってますねぇ。)
ウイ「ここに至っては無くなってる子が…!!」
シミコ「え、ということは泥棒ですか!?」
ウイ「許さない…!!絶対に許さない…!!」ズカズカズカズカ
~~~~~~~~~~~~~~~~
ウイ「そこですか!!」
????「………クポ?」
????「……クポ~?」(本を読んでる)
????「……………クポッ!?」(ビックリして本を落とす)
ウイ「………へあっ!?」
シミコ「もう~待ってくださいy……か、可愛い……!!」
????「クポポ~~~~~~!!」
ピューーーーーーーーン!!(蜘蛛の子散らすように逃げ出す)
ウイ「あぁ、待ちなさいそこ走ったらその子が踏まれ…あああああ!!」
シミコ「はわわわわ!!おおお落ち着いてえぇ!!」 - 173雑多SSのスレ主25/01/02(木) 18:26:38
”それで、見たことない生き物故私を呼んだと?”
シミコ「はい、すっごく可愛い生き物でしたけどあんなの見たことありませんし、もしかしたら先生の前居た世界に関する奴かもと思いまして…。」
ウイ「あいつら……勝手に読んでた…逃げるときに踏みつけやがった…!」
シミコ「はいはい、押さえて押さえて~。」
”そうは言われてもな、流石に姿が分からねば私も分からぬぞ?”
シミコ「とっさの事でしたので……写真撮る暇はなかったんですけど、姿は覚えてるので絵にしました。」ピラッ
”………これは、モーグリではないか!”
シミコ「モーグリ、ですか?」
”本来は森の奥深くに暮らす種族と言われている。だが稀に人と共に暮らす個体がおるし、光の戦士達も彼らの手助けで窮地を脱したことがあるらしい。人語は解さんが知能はかなり高く、魔法を使いこなすようなものもいる。”
シミコ「へぇ~、光の戦士達とも関わりのある生き物なんですね。」
”大抵は警戒心が強く人前には出ぬはずだが、好奇心はなかなかに旺盛だからな…住処に似て薄暗く、かつ多くの知識が得られるこの古書館は彼らにとってお誂え向きなのだろう。”
シミコ「それでこの古書館に現れたんですね…確か他の学区でもそういう異世界の生き物が来てるとか?」
”定着し共存しているといえば、ゲヘナでトンベリ、ミレニアムでサボテンダーだな。またシャーレ管轄の牧畜対象としてチョコボを囲っている。”
シミコ「じゃぁ、このトリニティでモーグリちゃん達を保護すればいいってことですね!」
”……確かに、モーグリはその愛らしい姿故に人間共に狙われやすかったな。” - 174雑多SSのスレ主25/01/02(木) 18:36:56
~夜 トリニティ学生寮 ミカの自室(例の屋根裏)~
ミカ「……意外と、ここでの生活も慣れちゃうと悪くないよね。」
~~~~~~~~~~~~~~~~
ナギサ「先生のおかげで皆さんの誤解も解けたのですから、もう謹慎する理由はないんですよ?」
セイア「そうだ。折角の先生の厚意を無下にしては…。」
ミカ「…いいの。私もサオリ達と同じ。真実はどうあれ、やったことのけじめはつけなきゃ。」
ナギサ「……ミカさん……。」
~~~~~~~~~~~~~~~~
ミカ「……ここからの夜空の眺め、結構気に入っちゃったしねぇ。」
トコトコ
ミカ「ん?」
トコトコ
ミカ「……誰かいるの?」
ヒョコッ
モーグリ「………クポ?」
ミカ「………か………可愛いいいいいいいいいいい!!!」
モーグリ「クポーーーーーッ!?」 - 175二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 22:28:31
そういえば別スレの話題入っちゃうけどあにまんのナギサ様って変な鳥好きだったり、トリに縁があったりするよね
FF5に居ないけど白チョコボって羽の感じがトリニティって感じがする
セイア「…ナギサ、頭噛んでるその鳥はなんだい?とゆうか痛くないのかい?」
ナギサ「なんなんでしょうねいきなり現れて噛んで来たんですよね……最近先生の世界から来てる生物居るらしいのでそれですかね?一部先生も知らないみたいですが」
セイア「いや、痛くないのかい?」
ナギサ「先生の世界特有の紅茶とかもあるんですかね?」ダラダラポタポタ
セイア「痛くないのかい!?もはや君の顔が紅いぞ!?血で!」
ナギサ「いやその……なんか羽触りがミカさんみたいで………痛いと言ったら処分されちゃいそうで」
セイア「言ってる場合かい!?」
白チョコボ(トリックスター)「クエー(固ーい)」ガジガジガジ - 176雑多SSのスレ主25/01/02(木) 22:44:09
~翌日 ティーパーティーラウンジ~
ミカ「ほらほら見てよナギちゃん!可愛いでしょ~!」
モーグリ「クポー…。」
ナギサ「た、確かに可愛らしい生き物ですね……思わず撫でたくなってしまいそうな…。」
セイア「いや、勝手に捕まえるのはどうかと思うのだが…。」
モーグリ「クポ?」
シマエナガ「!」
モーグリ「クポ!」
シマエナガ「♪」
ミカ「わ~お、セイアちゃんのシマエナガと仲良くなってる!」
セイア「え…まさかそんなことになるとは。」
”失礼するぞ。”バシュン!!(テレポ)
ミカ「あ、先生~!」
モーグリ「クポッ!?」(ミカの後ろに隠れる)
”む、モーグリではないか!誰が確保した?”
ミカ「モーグリちゃんって言うんだ!私が確保したよ~☆」
”ほぉ、貴様か。ティーパーティーに把握されたならば話が早い。”
ナギサ「…何かあったのですか?」 - 177雑多SSのスレ主25/01/02(木) 23:09:27
ナギサ「図書委員会からの報告と、ヒフミさんとアズサさんの反省文で目撃情報があったと。」
”明確な被害は「古書館の蔵書を勝手に読まれた」程度ではあるがな。だが、複数個体が既に目撃されていることと、その愛らしい容姿…このまま放置すれば何が起きるかは容易に想像できよう?”
セイア「……生徒はみんな血眼になってモーグリを捕まえて飼おうとするだろうね。」
ナギサ「それだけではありません。ブラックマーケットに売り飛ばそうとする大人達も現れることでしょう。」
ミカ「そんな……どうにかならないの!?」
”モーグリたちは臆病な割に好奇心が旺盛だからな…下手に情報統制してもモーグリ達の方が勝手に目撃されるであろう。ならば、いっそ周知してしまった方が早かろう。”
~~~~~~~~~~~~~~~~
”というわけで、トリニティ全域放送にて通達する!現在トリニティ学区内にて、私のいた前世界からの来訪者…モーグリが複数体迷い込んできている!”
キャーキャー!! ナニアレチョーカワイイーー!!!
”現時点での目撃証言から察するに、このトリニティ学区内のどこかに集落を築いていると予想しておる!”
”この姿を見て、貴様等はきっとこう思ったであろう?「飼いたい!」「欲しい!」と。”
ウグッ ズボシヲツカレマシタワ…
”だがモーグリたちは知能の高い種族であり、かつては光の戦士達にも助力した由緒正しい種族でもある!よって害をなすこと、捕まえ我が物とすることは許さん!”
ナギサ「よって、ここからはティーパーティーホストたる私達から皆様にお願い申し上げます。」
セイア「まずは正義実現委員会、あなた達はモーグリを狙おうとする不届き者がいないかの警戒、及びその逮捕を優先事項としてほしい。」
ミカ「そして、それ以外の各部活の皆さんはモーグリを見つけたら先生か私達に連絡してくださいね~!」
モーグリ「クポーーー!!」(エクスデス・チェリーを食べてご満悦) - 178雑多SSのスレ主25/01/02(木) 23:49:30
~そして目撃情報を集めた結果~
”今はほぼ使われておらぬ校舎…確かBasis scholaだったか。”
ミカ「そうだよ。確かに人が来ない場所だからモーグリちゃん達の集落にはうってつけかもね。」
アズサ「ここにモーグリたちがいるのか……早く会いたいな。」
ミカ「アズサちゃんったら、モグちゃんだけじゃ満足出来ないのかな~?」
アズサ「そんなことはない!ミカのモグちゃんはとっても可愛い!!」
モグ「クポー♪」
”目が輝いておるな…このモーグリもすっかり慣れおって。”
ミカ「先生のさくらんぼが美味しいからね~☆」
モグ「クポッ!」
”と言うか名付けたのか…まぁよい。懐いたのならば集落のモーグリたちも理解するであろう。”
~~~~~~~~~~~~~~~~
~Basis schola内 モーグリの集落~
(廊下や教室を無数のモーグリたちが駆け回っている)
アズサ「可愛いいいいいいいいいいい!!!」
(声に驚くモーグリたち)
クポッ!?クポポ~~~!!
モグ「クポッ!!」
クポ?クポクポポッ!?
ミカ「何か話してるのかな?」
”だろうな。しばし様子を見るぞ。”
- 179雑多SSのスレ主25/01/03(金) 00:00:58
モグ「クポッ!クポポ~~!」
クポ?クポ~……
クポポポ~
モグ「クポ~!」
ミカ「モグちゃん…どう?」
モグ「クポ!」(頭の触角がピカピカ光る)
モーグリ達「クポ~~!!」
”ふむ、どうやら友好的になれたようだな。”
アズサ「そうなのか!そ、それじゃ…。」
”全く欲張りになったものだ…頼んでみたらどうだ?”
アズサ「うん…モーグリさん達…モフモフさせて欲しいのだが、いいか?」
モグ「クポ…クポ~?」
モーグリ達「クポポ~……クポ!」
クポ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!(一斉にアズサに群がるモーグリ達)
アズサ「わわっそんないきなり……ふわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…モコモコふかふか……幸せだぁ……!!」ヘニャァ
ミカ「あ~アズサちゃんずるい~!私もモフモフしたいよ~!」
クポ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!(一斉にミカに群がるモーグリ達)
ミカ「ひゃあああああああ!!これは幸せすぎるうううううううう!!!」
”……何をやっとるか貴様等。”
モグ「クポー!」
モーグリ達「クポポ~!!」
”……モーグリ共よ、何故私に手を差し出しておる?”
モグ「クポッ!……モシャモシャ」(実を食べる仕草)
”……私の実が目的か貴様等!!” - 180雑多SSのスレ主25/01/03(金) 00:09:03
- 181雑多SSのスレ主25/01/03(金) 00:25:55
ミカ「ちょ、ウイちゃん!?」
アズサ「なんて気迫だ……絶対やるという固い意志を感じる!」
”ウイよ、貴様サボテンダーみたいな顔になっておるぞ!?”
ウイ「やかましゃあああああああ!!!」ジャキッ
ミカ「だ、ダメ!!」
ウイ「……ミカさん、そこどいてください。」
ミカ「どかないよ!この子達は撃たれたら死んじゃうよ!」
アズサ「そうだ!この子達は元々キヴォトスの生き物じゃない。撃ったら大変なことになる!」
ウイ「だったら何だって言うんですか?あの子達は人間に読んでもらうのが存在理由…ケダモノが読むとかふざけるなっていう話なんですよ~~~!!」(まだあの顔)
”ええい、まるでバーサクをかけたかのように暴走しおって……む?”
モグ「………。」
ミカ「モグちゃん!前に出ちゃダメ!」
アズサ「モグちゃん!」
ウイ「何ですか?代表して自分が撃たれる覚悟ですか?随分と人真似がうまい……。」
ピョイッピョイックルクルッ
(モグは『かぜのラプソディ』を踊った!)
『 に っ こ う よ く 』
ピカアアアアアアアアアアアアアアアアアン!
ウイ「へああああああああ!!!」
(ウイは倒れた!)
”………こやつ、踊り子であったか。しかも私の知らない系統の…!!”
ミカ「すごいすごーい!!」
アズサ「モグちゃん!ありがとう!」 - 182二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 00:43:17
- 183雑多SSのスレ主25/01/03(金) 01:04:14
- 184二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 06:43:11
???「…モーグリ、良いなぁ」(ff6のあの子)
- 185二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 11:13:38
そういえば、モーグリってFFⅢのドーガの館にもいましたよね……(ってか、其処が初出だったような……)
だから、魔法の研究の助手なんかもこなしそうなんですよね……
FFⅢ……といえばザンデ様………あの人、『大魔導士ノア』から『人としての命』を貰ったの不服としてあの騒動を引き起こしたのですが……………多分……人間よりも長い寿命を持っていたと考えれば………ブチ切れるのは理解できるんですよね(善意で『死の宣告』を食らったようなものですし) - 186雑多SSのスレ主25/01/03(金) 17:05:39
~それからしばらく経って~
”まさかモーグリ達がこんな形で馴染むとはな。”
モーグリ「クポ~!」
トリモブ「あ、モーグリの郵便屋さんだ!」
トリモブ「毎日お疲れ様~!」
モーグリ「クポ~♪」
”些末な短文はモモトークで済ませ、節目の手紙や機密書類をモーグリたちの始めた郵便屋に任せる、か…。”
ミカ「もちろん重要機密はトリニティ内のに限るけどね。でも例えば、誕生日パーティの招待状とかをモーグリちゃんに届けてもらえると特別感が出ていいでしょ?」
”そういうものか……というか、慣れてきたせいでこやつらが段々遠慮なくなって来よったわ。”
ミカ「あはは…今日もいっぱい群がってるね。」
モーグリ達「クポポ~♪」
”どうせ実をよこせという者達ばかりだろうが。全く…。”
ミカ「でも、モーグリちゃん達がトリニティに受け入れられて良かったよ。Basis scholaをモーグリ保護区にしたおかげで、いざというときに私達で守って上げれるしね!」 - 187雑多SSのスレ主25/01/03(金) 17:22:54
~ティーパーティー ラウンジ~
モグ「クポッ。」コポポポポ……
ナギサ「ありがとうございます。…淹れ方も大分上達しましたね。」
モグ「クポー♪」
セイア「ふふ、まるで妖精とのお茶会みたいだ。」
~某スイーツ店~
アイリ「はいモグリンちゃん、あ~ん♪」
モグリン「クポ~♪」
ヨシミ「はぁ~、いつ見ても可愛い~…。」
ナツ「フフ、すっかりアイリとヨシミはメロメロだねぇ…こっちはめんどくさそうだけど。」
カズサ「誰がめんどくさいですって?」
ナツ「アイリをモグリンに取られた嫉妬か、はたまたモグリンを独り占めされての嫉妬か…はてさてどっちかな?」
カズサ「うっさい!」
~補習授業部部室~
モグプウ「クポポ~!」(スカルマンの着ぐるみ姿)
モグッチ「クポックポポポ~!」(ペロロ様の着ぐるみ姿)
ヒフミ「はああああああ!!!ペロロ様の着ぐるみ着たモグッチちゃん……可愛いいいいいいい!!」
アズサ「スカルマンの格好で応援してくれるモグプウちゃん…この子の応援に答えなきゃだよヒフミ!」
ヒフミ「そうだねアズサちゃん!いっぱいモフモフしてもらうためにも、しっかり勉強しなきゃ!」
コハル「……ナニコレ?」
ハナコ「うふふ、モチベーションが上がってるならいいじゃないですか?実際とっても可愛らしいですし♪」 - 188雑多SSのスレ主25/01/03(金) 17:38:09
~古書館~
シミコ「は~い、その本はこっちの棚にお願いしますね~。」
モルル「クポ~。」
ウイ「……結局あの日光で癒された私が情けない………。」
シミコ「はいはい、あの時のお詫びでお仕事手伝ってもらってるんですから。グチグチ言わないでください。」
モグタン「クポー!」
シミコ「あ、お帰りなさいモグタンちゃん…あ、言いつけ通りに買って来てくれましたね。」
モグタン「クポッ!」
シミコ「はい、モグタンちゃんが買ってきたアイスアメリカーノですよ~。」
ウイ「……うぅ。」
~大聖堂~
サクラコ「主よ…人々への救いを願っていました…ですが齎されし才は暗黒…私は、救いではなく裁きを齎す存在だという事なのでしょうか…?」
モグール「クポ~?」ポンッ
サクラコ「あぁ…モグールさん……私のこの気持ちを察してくださる数少ない御方…!」
モグール「クポ?」
~救護騎士団本部~
セリナ「(눈_눈)」
ハナエ「(눈_눈)」
モグシン「クポ……」
ミネ「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!」
モグポン「クポーーーーーーーーーー!?」
ミネ「モグポンちゃああああああん!!可愛い可愛い可愛い可愛い可愛いいいいいいいいいい!!」スリスリスリスリ
モグポン「クポポ~~~~~~~~~~~!!!」ジタバタジタバタ
セリナ「ミネ団長が……壊れちゃった……!」
ハナエ「これどうするの……?」
モグシン「クポォ……。」 - 189雑多SSのスレ主25/01/03(金) 18:02:33
~正義実現委員会本部~
ムグムグ「クポォーーーーーーーーーーーー!!」ポカポカポカポカポカポカポカポカ
ハスミ「すみません…私が悪かったですから……!!」(頭を叩かれてる)
イチカ「まぁ、こればっかりは擁護できないッスねぇ。」
ツルギ「……何だアレ?」
イチカ「冷蔵庫に入れてたムグムグちゃん用のエクスデス・チェリーをハスミ先輩が食べちゃったんス。」
ツルギ「……無理なダイエットしようとするから…。」
マシロ「あ、あの……生のチェリーが在庫切れだったのでチェリーパイ買ってきました~。」
イチカ「ありがとッス~。じゃ、みんなで食べるっスよ~!」
ムグムグ「クポ~~~♪」
ハスミ「あ、はい…それでh」
ムグムグ「クポォッ!!」バチィン!!
ハスミ「痛っ!」(胸を叩かれる)
ツルギ「…まだ怒ってるな。しょうがないからハスミは後で、だな。」
ハスミ「そんなぁ……!!」
~トリニティ・スクエア~
レイサ「スズミ先輩!お疲れ様です!!!」
ズモモグ「クポポーーー!!」
スズミ「お疲れ様です。」
レイサ「あ、さっきズモモグちゃんが落とし物を拾いましたよ!!」
ズモモグ「クポッ!」
スズミ「……手榴弾ですね。あとで正義実現委員会に届けておきましょう。」
レイサ「お願いします!!……ズモモグちゃんはこういう小さなことに気づけて偉いです!私も見習いたいです!」
ズモモグ「クポ~♪」 - 190雑多SSのスレ主25/01/03(金) 19:11:54
以上、トリニティ×モーグリ編でした
登場したネームドモーグリの名前はFF6に登場したお助けモーグリ達の名前です - 191二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 22:55:52
保守
- 192雑多SSのスレ主25/01/04(土) 02:24:34
寝る前の保守がてら
起きたら新スレ立てる予定
~~~~~~~~~~~~~~~~
アロナ『向こうで頑張ってるヒナさんのために、この写真送ってあげましょう!』
プラナ『……先輩、それは以前ミカさんがモモトークで送ってきた…?』
アロナ『そうです!モーグリにめっちゃ懐かれて大量にまとわりつかれたエクスデス先生です!』
プラナ『モーグリ達はみんな、先生の実が目当てですけどね。』
アロナ『元居た世界じゃ極悪人だった先生が、今やこんな可愛い生き物にもみくちゃにされてる姿を見たら、ヒナさんだけでなくバッツさん達もきっと笑顔になりますよ!』
プラナ『……ある意味で、ですが。』
ガラフ【ブヮハハハハハハハハハハハ!!!あのエクスデスがこんなほんわかした姿になっておるとは!!愉快愉快!!】
(この後写真送信を知ったエクスデスによってアロナプラナはメテオから逃げ回る羽目になりました) - 193ヒナ主25/01/04(土) 07:50:19
【うふふ、先生がこんなにもみくちゃにされてるのを見て私も笑っちゃったわ
写真ありがとう。実は私の方も元の世界についていくつもりの子がいてね…
先に皆に、特に風紀委員会には前もって伝えとかないと驚かせちゃうから
自分で言うのもなんだけど、可愛い子たちよ?
(File.ラミアのエミリーとラム(着衣)【チョコボ召喚獣ver.】)
P.S. 2人を預かる時にギードさんに渡してみたけど…
「あやつが木の実を、か。まぁトレントも実をつけることはままあるし奴とてそれほど違和感はなかろう。暴力的な味も元々の気質が反映された結果かの… 儂を驚かせようとしたかもしれんが、まだまだ甘いのぉ!ほっほっほ」
…ですって。流石は賢者、ということなのかしら
ルゴルの銘酒…1(ジャムの御礼、ですって)】
- 194雑多SSのスレ主25/01/04(土) 14:25:36
- 195雑多SSのスレ主25/01/04(土) 16:01:57
以降は埋めちゃってください
- 196二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 16:02:55
梅!
- 197二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 16:38:09
埋め
- 198二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 16:54:35
埋め……
それはそうとう、FF8には『食べる』というコマンドアビリティがありまして……
HPの少ない敵単体を食べてしまう、という恐ろしいコマンドアビリティなのですが、
モルボルは『LV30未満』だと『やめ… とけば… よかった(大ダメージ+毒・暗闇・沈黙・睡眠・カーズ状態発生)』となり、
『LV30以上』だと、『きあいじゅうぶん!(HP全回復+不利なステータス変化解除+精神1UP)』
という風な具合に………
FF8の『エデン』というガーディアンフォース(召喚獣)のアビリティなんですよね……(『食欲魔神のナベ』を使用して他のGFも覚えられますが……) - 199二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 19:45:14
よりによって人間も敵として出てくる近未来世界で出していいアビリティじゃねぇ!
- 200二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 19:46:17
松、竹、埋め