- 1スレ主24/12/22(日) 20:41:34
- 2スレ主24/12/22(日) 20:47:15
玲王「……頑張る」
凪「…頑張るって、ナニを?俺は勝手に下の毛剃るのを頑張らないで、って話してるんだけど」
玲王「ご、ごめん…」
今日は一日中訳の分からないことだらけだ
電車で痴漢に遭って、アキバのメイド喫茶?で間違って酒を飲んで、大人のデパートに行ったかと思えば、あれよあれよという間にエロいメイド服を着せられて今こうして凪に押し倒されている
玲王「(なんで、こーなったんだっけ…)」
イブの夜までに凪と初夜を迎える
その計画のために頑張るはずだった
玲王「ごめん…俺、こーいうの初めてだからよくわかんなくて…」
こんなコト誰にも相談出来ないし、凪のスマホで見て知った男同士のやり方も本当に合ってるかどうかわからない
全てが玲王にとって手探りの状態だ
でも凪の言うがままにタイトミニのメイド服を着て、相手に全てを任せて従う今の状況が正しいのか分からない
玲王「(やっぱ酔ってんのかな…頭はたらかねーし、このまま凪に任せて最後までしちゃっていいのか…?)」
凪を好きな気持ちと、記憶喪失の凪と途中まで致してしまった罪悪感がごちゃ混ぜになって、玲王は自分の本当の気持ちが分からなくなっていた - 3スレ主24/12/22(日) 20:48:48
- 4スレ主24/12/22(日) 20:51:00
自分からは見えない部分を身体を許すほど好きな相手にまじまじと見せてしまっている状況が恥ずかしくて、玲王はなんとか脚を閉じようとするが、凪は膝裏を押さえたままさらに左右に大きく割り開こうとする
凪「あー…スカートのせいで足開かないね」
玲王「あ、自分で脱ぐ、から…ちょっと待っ…」
スカートを脱ぐのに一瞬でも凪のペースから外れることが出来る
これ幸いとばかりに玲王が身体を起こして恥ずかしい今の体勢を立て直そうとすると、ビリビリッと聞きたくないような音がした
玲王「ふぇ…?」
途端に脚が先程よりもよく開くようになったことに違和感を覚えて下半身を見ると、サイドの縫い目の部分から深いスリットを入れたようにスカートが裂かれていた
いくら量販店の既製品の生地とはいえ、それを易々と破かれている事実に血の気が引く
玲王「(や、やばい…!こんなゴリラに俺の尻◯開発任せられないっつーの…!!)」
玲王「な、凪っ、待て!ステイ!」
玲王は自分の前に手をやり、迫ってくる凪をストップさせる - 5二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 20:53:00
スレ主様!!!!!
待ってた!!!!!ありがとう!!!
開封スレも大好きだから良かったらまたやってください!寒いから無理しないでね! - 6スレ主24/12/22(日) 20:54:14
凪「…何?」
ここまで来てまだお預けさせるのか、とさすがの忠犬(実際は狼)である凪も情欲と怒りを孕んだような瞳でジッと玲王を見つめた
玲王「よ、よく聞けよ凪…おれが、俺が自分で後ろをほぐすから…お前はなんもしなくていいからな?」
凪の手際の荒さに恐怖を感じた玲王が、凪の肩に手をやりそっとベッド上に腰を下ろさせる
凪「へぇー…レオが1人でシてるとこも見たいけど…でも俺、ちょっと余裕ないかも」
当然だ
これまで幾度となくお預けをくらい、夏に付き合ってから我慢にガマンを重ね続け、ようやく迎える本番なのだ
誠士郎はエ◯タワーから暴発寸前である
玲王「だ、だいじょーぶだいじょーぶ…こんなの、俺の手にかかればすぐに出来るから…」
とは言いつつも、玲王だって尻◯開発などやったことはない
しかもネットで調べる限り、個人差はあれど慣らすのにかなりの時間を要することは分かっていた - 7スレ主24/12/22(日) 21:04:50
- 8スレ主24/12/22(日) 21:10:21
玲王「(どうしよ…コッチに集中しなきゃいけねぇのに、変な声出しちまった…つーかぜんぜん拡げられる気がしねぇし…今日はもう、むりなのかも…)」
これまで自分はなんだって上手くやって来たし、出来ないことはないと玲王は思っていた
それがW杯優勝の夢が掴めなくなりそうな時に目の前にいる天才・凪と出逢って…一緒に夢を追って
なぜか今はこんな状況になっているけど…
玲王「(…ああクソ、なんで今そんなこと思い出してんだ俺…ちゃんと集中しろっ…!)」
凪「レオ」
玲王「…?」
玲王が昔の思い出に耽りながら不甲斐ない自分に半泣きになっていると、凪に名前を呼ばれて不意打ちのようにチュッと口付けられた - 9スレ主24/12/22(日) 21:14:00
玲王「…!なッ、いま俺に触っちゃダメだって…!」
凪「だってレオの公開オ◯ニー見てるだけなの、もう耐えらんないよ」
玲王「だっ、だれが公開…!?」
凪のために後ろを解そうと青い顔をして必死に頑張っていたのに、急に客観的な事実を告げられた玲王は羞恥により今度は顔を赤くして狼狽える
凪「…レオはさ、1人で気持ち良くなろうとしてるけど、Hは俺とお前の共同プレイでしょ?だったら2人で一緒にシなきゃ意味ないんじゃないの」
玲王「なぎ…」
凪「大丈夫だから。俺に預けてよ」
凪の言う通りだが玲王はスカートを破られたことにより凪のテクニックをいまひとつ信用していない
玲王はこのあとどうした?
(凪に任せるなり拒否するなり)
下3レスから🎲 - 10二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 21:14:59
おおお待ってた!クリスマスに合わせてくれたのかな?ありがとうスレ主
ちょっと不安だけど凪の言葉を信じて任せてみよう - 11二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 21:15:12
勇気出して凪に身を任せてみる
- 12二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 21:34:32
優しくしろよと前置きをして任せる
続き待ってました〜!!
単発スレもこのシリーズも大好きです - 13二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 22:19:49
うをおおお
待ってたぞスレ主!!!!!! - 14スレ主24/12/23(月) 00:11:15
凪くんに任せて大丈夫か…?
信じてくれた玲王の期待には応えたい
dice1d3=2 (2)
大変お待たせしました🙇♀️
この連載が1番想い入れがあって寒くなってから少しでも臨場感をもって🎄編を書きたかったので単発スレを立てながら温めてました(↓単発スレまとめはこちら)
凪玲スレまとめ | Writening✍️単発シリーズ✍️ 【閲注】相棒が「俺が欲しいのはお金じゃない」って言い出したんだけど… https://bbs.animanch.com/board/3259456/ 【閲注】みかげれお7さいです【ネタスレ】 https://bbs.animanch.com/boar…writening.netテレグラフはうまく貼れないのでこの連載のまとめは過去スレからどうぞ(いずれライティングver.も作れたらと思います)
🎄までに終わらないと思いますので、皆さんと一緒にゆるゆると冬の間に完結出来たらと思います
最後までお付き合いよろしくお願いします🌵
- 15二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 08:21:39
凪くん頑張れ!
- 16二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 10:49:29
待ってましたー!
どうなっていくのかドキドキですね
スレ主の小説も単発スレもどれも大好きなのでこれからももっともっと見たいです - 17二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 18:49:25
待ってました!スレ主のSS好きだから楽しみ!
- 18二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 03:00:37
どれだけ長くかかってもOKだよ
その分いっぱい楽しめるからありがたい - 19スレ主24/12/24(火) 09:56:30
玲王「…」
今まで散々凪が暴走してやらかしてきたことを忘れたわけじゃない
でもそうさせてしまったのは自分の勇気が足りなくて凪と深い関係をもつことが出来なかったせいでもある
玲王はそれを理解していた
玲王「じゃ、じゃあ…シて、みて…」
凪「え、いいの?」
玲王「当たり前だろ…信用出来ない相手と、その、セッ◯スなんて出来るワケねぇじゃん」
凪「レオ…」
その言葉は、凪にしてみたら玲王の身体を開発しても良いと言うお許しを本人からもらったようなものであった
凪「精一杯がんばらせていただきますッ!!」
玲王「お、おぅ…よろしく頼む」
とこんな感じで凪のターンが回ってきたのである - 20スレ主24/12/24(火) 09:59:59
玲王「(なんか、怖ぇな…)」
OKした途端それまでと違う凪の豹変ぶりに玲王は警戒しつつ、凪に問いかけた
玲王「お前、俺がサッカーに誘った時とは全然違うじゃん。なんだよその威勢の良い返事は?」
凪「へ?そりゃあの時はサッカーにキョーミなかったし…それに、レオのこと好きにしてイイとかこれ以上楽しいコトって他にあんの?」
玲王「え?好きに、って…」
誰も“好きにしていい”とまでは言ってない
そう言おうとして開きかけた唇を性急に塞がれる
玲王「んッ…!?」
待った、ちょっと待て凪。落ち着け、ステイ
凪にそう言いたくても舌を吸われて下唇を喰まれ、言葉が紡げない
玲王「っは、なぎ…(聞けっつのこのバカ…!!)」
身長差はそこまでない、ハズだ
それなのに生まれ持った筋肉の素質の違いだろうか
同じトレーニングをしているはずなのに、玲王は凪を払い退けることが出来なかった - 21スレ主24/12/24(火) 10:01:12
- 22スレ主24/12/24(火) 10:05:17
玲王「(あんま顔よく見えねぇけど…コイツがこの表情してる時は、やばい…)ッ、ふぇっ…!?」
凪に向けていた太ももの裏側を、生暖かい何かが這うような感触がする
視線を遣ると足の付け根に近いその場所に凪が口付けていたようで、顔を上げた凪は冷たい視線でそこを見下ろしていた
凪「…これ、記憶喪失の俺が付けた痕だっけ。こんなトコにまで付けさせちゃってさ…」
玲王「ぁ…ご、め…」
その件については仕方なかったとちゃんと説明して謝ったはずだ
なのに未だに凪を怒らせてしまっている事実に、玲王は罪悪感に襲われてしまう
凪「まだ消えてないんだね…あーほんとムカつく…上書きしていい?」
玲王「ぇ……ぃッ、!?」
考えて返事をする間も無く急に尻と太腿の境にがぶりと歯を立てられて、思いっきり噛まれてしまった
これじゃ虫刺されのような可愛いキスマどころか、強烈なただの噛み跡がそこに残ることは間違いなさそうだった - 23スレ主24/12/24(火) 10:09:38
- 24スレ主24/12/24(火) 10:19:51凪くんのペース③ | Writening凪「…(やば、興奮しすぎて頭クラクラする…)」 一方こちらの童貞も頑張っていた いや、頑張りすぎなために愛しいパートナーである玲王は羞恥と酸欠寸前でとんでもないコトになっているのだが、今の凪には気遣…writening.net
女の子みたい、じゃない
女の子にされるんだよ御影玲王
でも玲王はやっぱり男の子だからね…
そのまま乳首と後ろで◯った?
もしくは…?
このあと玲王がどうなったか下3レスから🎲
- 25二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 13:06:19
もちろんイった
- 26二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 16:21:49
当然イッた
- 27二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 18:46:46
しっかりイった
- 28二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 22:08:51
三連続イッたで草
- 29スレ主24/12/25(水) 05:43:28
- 30二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:01:31
- 31スレ主24/12/25(水) 18:10:29もうずっと凪くんのペース④ | Writening玲王「ヤダっ、もう無理…(なんかクる…)」 凪「あ、ごめ…(挿れてほしいよね)俺も早く挿れたいけどゆっくりしないとレオのお尻壊れちゃうから」 玲王「だから、(ちがうって…!!)」 今までさせてくれなかった部…writening.net
か、完全に悪い癖が出ているぞ凪くん…!
好きな子ほど泣かせたい小学生男子のような心を持った凪くんが玲王に寸◯めを始めてしまった
キツい体勢でもう限界頂点が来そうな玲王
耐えるのか?怒るのか、どうするんだ…?
玲王のセリフを下3レスから🎲
- 32二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 23:04:52
意地悪すんなバカ凪ぃ…
- 33二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 09:25:19
「お願いだから」と続きを懇願しよう!
- 34二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 09:48:12
このレスは削除されています
- 35二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 09:49:39
調子に乗るな😡
- 36スレ主24/12/26(木) 16:33:41
- 37スレ主24/12/26(木) 16:34:20
(知ってた)
- 38二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 16:39:00
このスレの凪くんすぐ調子に乗るから…
- 39スレ主24/12/26(木) 19:23:36
- 40スレ主24/12/26(木) 19:36:102人のペース♡⑥ | Writening指を3本、あと1本増やすだけだ でもそのためにぐちゅぐちゅとナカを何度も刺激されて、その度にイかない程度に緩く前立腺を掠められては甘い声が漏れる 玲王「ッ…は、なぎ…っあ、あ、やだ…」 凪「ん、レオい…writening.net
さて、凪はどこに出したの?(本番はまだ無理です)
顔?腹?手?もしくは…
その場所を下3レスから🎲♡
- 41二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 19:38:33
お腹!!!
- 42二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 19:41:19
顔!
- 43二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 19:45:43
顔で
- 44二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 01:52:17
☆
- 45スレ主24/12/27(金) 10:15:17
- 46スレ主24/12/27(金) 10:16:08
(◯射回避した…だと…??)
- 47二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 12:03:08
ドキドキ
- 48スレ主24/12/27(金) 21:33:54イチャイチャラスト〜 | Writening凪「ッぁ…やばっ、イくっ」 このまま出してしまったらシーツを汚してしまう…かと言ってティッシュを取るのは間に合いそうにない 凪「(どぅわ…どーしよ…レオの顔にぶっかけたいけど怒られる怒られる怒られる……writening.net
これぞ801(ずっと意味ないことしてます)
好きな人から離れ難いのは当然だが、甘やかしたらどんどんエスカレートしてしまいそうなので今日はおしまい!
玲王は何と言って凪を納得させた?
玲王のセリフを下3レスから🎲
- 49二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 07:53:26
今日はもう一緒に寝よ?系で甘えてみる
- 50二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 08:23:17
「今日はもう終わり!」って言いながら足で凪の腕を挟んで抵抗する
○射したいエゴい凪くん好き シたあとのエッな玲王くん見てたらやる気になっちゃうよね - 51二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 08:38:27
「また今度な」と優しく宥めてみる
- 52二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 10:57:02
どれになるかな〜
- 53スレ主24/12/28(土) 16:56:21
- 54スレ主24/12/28(土) 20:41:58
凪「ねぇー寒いからもうちょっとだけ…」
いつまでも玲王にくっついて離れようとしない凪だが、さすがに色んなところが乾いてカピカピになってきている
玲王「(早く風呂入りてぇ…)寒い?なら服着なきゃな」
触ってくる凪の手をやんわりと押さえて、動きを止めさせる
凪「…レオ。今日さ、一緒に…」
朝までいてくれるのかな
1日を分刻みのスケジュールで動いている多忙な玲王が自分のために朝まで時間を使ってくれることは、当たり前じゃないことは凪も分かっている
しかも忙しい年末にかけてのイブの日はお泊まりも決まっているのだ
凪「(クリスマスに時間とるから今日はダメ、って言われるかな…)」
不安げに凪が玲王の様子を伺うと、玲王が甘えたようにお願いしてくる - 55スレ主24/12/28(土) 20:44:21
玲王「今日はもう一緒に寝よ?」
凪「えっ…そ、それって、朝まで一緒ってコト…?」
玲王「ぶはっ。そりゃもう夜だし、7時間半くらいは寝るよ、俺」
凪「へ、へぇー…俺はだいたい8時間半、かな…」
喜びが過剰になりすぎた凪は、謎の睡眠時間マウントをとってしまう
これまでも玲王が自分の部屋に泊まったことは何度かあるのに、確実に一線を越えようとしている2人の関係性から今は『お泊まり』という響きが特別な意味を持っていた
凪「(今日、寝れるかな…いや、別にいっか。1日くらい寝なくても)」
玲王が隣にいる間はずっと起きてその寝顔を見ていようと凪は思う
そして玲王が帰ってからデイリーをこなして寝れば良いのだ - 56スレ主24/12/28(土) 20:46:30
玲王「んじゃあシャワー借りるな…つーか腹減ったよな。お前んち何もねーならUberする?」
凪「あ、うん…(俺は胸いっぱいで食欲ないけど)」
スカート部分が再起不能なくらいビリビリに破れたメイド服姿のまま、玲王がスマホでメニューを検索する
玲王「さてご主人サマ、何をお召し上がりになりますかー?…つってもさすがにこの時間あんま良いのねぇな」
凪「レ…(じゃなかった)メ、メイドさんにおまかせしまーす」
「レオを食べたいです!」と挙手して宣言したいところだが、ふざけていたらまたイチャイチャと手を出して怒らせてしまいそうだった
そんなコトで朝まで一緒にいてくれるチャンスを失いたくはない
玲王「…ん?」
素早い操作でスマホを操る玲王の手が止まる
凪「ど、どしたの?(急な用事じゃないよね…)」
玲王「いや…なんでかカードの決済が出来なくてさ…なんでだ?」
試しにカードをいくつか変えて試してみるも、うまくいかない - 57スレ主24/12/28(土) 20:49:19
玲王「んー…(システムエラーか?酔ってるし眠くて頭はたらかねーわ…)まーいいや現金払いで。凪、もしUber来たら俺の財布から出しといて」
凪「ハーイ」
凪「…」
玲王が再び風呂に入るのを見た凪は、急いで玲王の鞄を漁ってスマホを取り出す
凪「(今日のレオ、エロ過ぎでしょ…!いや、いつもに増してエロいから変な奴に狙われないか心配になってきた…えーっと、位置情報アプリってどーやって入れるんだろ…まず俺のに入れてから、共有は…)」
玲王がいない間にとんでもないコトを企む凪
しかし大企業である御影コーポレーションの御曹司のスマホがそんな簡単にロック解除…出来てしまった。天才はチートなのである
凪「(レオのパスコードなんていっつも後ろから見てたから覚えちゃってるし…)って、は?」
凪が見た玲王のスマホ画面
なんと記憶喪失の自分とのチュープリのままであった…
凪「いや…意味わかんな…なん、で…?」
ミシミシと音を立ててこのまま玲王のスマホを破壊しかねない凪だが、今のうちに玲王の待ち受けを変えてしまうことにした
凪が勝手に変えた玲王の待ち受け画像はどんなの?
下3レスから🎲 - 58二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 20:58:56
そのまま自撮りして待ち受けにする
- 59二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 21:00:12
ディ○ニーデートの時の写真(撮ってた…よね?)
- 60二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 05:12:55
メイド服の写真撮った時のハ○撮り風のやつ!
- 61二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 11:09:46
どれだ!?
- 62スレ主24/12/29(日) 20:59:18
- 63二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:15:45
カードなんで使えないんだろ…?
- 64二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 07:53:55
🌵
- 65スレ主24/12/30(月) 09:10:05
ザー…
浴室からは玲王のシャワーの音が聞こえてくる
玲王が自分の部屋でシャワーを浴びている
以前までならその事実と、この音だけで色んな妄想が捗っていた(もちろん今もだが)
しかし今はなんとしても玲王の待ち受けを変えてやらないと気が済まない
ただ、風呂は先ほど一度入って髪は洗っているし、事後のシャワーである以上そんなに長い時間浴びないだろうと天才的頭脳により(?)推測された
凪「(アプリから昔の写真探してる時間ないよね…エアドロップ?いや、もーとりあえず俺の写真で良いじゃん)」
🤳<パシャッ!
凪誠士郎、ピンの自撮りをしたのは初めてである
といってももちろん無表情
背景も玲王から刑務所とか宇宙船と言われる自室だしなんの映えもない
凪「(ま、いーでしょ…)」
そのまま即座に待ち受けに設定して、玲王のスマホを元の場所に戻しているとインターホンが鳴る - 66スレ主24/12/30(月) 09:12:16
ピンポーン
凪「はいはい…(Uberはやー)」
Uberの店員が間違って玲王の裸を見てしまわないよう、急ぎ目にドアを開けた
ガチャッ
凪「…ぇ、ばぁやさん…?」
目の前に執事服を着た自分より大きな女性がいて凪はその顔を見上げる
凪「ばぁやさん…え、何?チョキのお迎え…?」
ばぁやが用事があるのはチョキ…なわけはないのだ
ばぁや「お久しぶりです、誠士郎様。本日はチョキ様ではなくて玲王坊ちゃんをお迎えに参りました」
凪「レオを迎えに…って、え?こんな時間に?」
後ろからはシャワーの音がしてる
玲王はまだ出て来てはないが、玄関には靴もあるし誰かがいるのは明白だ - 67スレ主24/12/30(月) 09:15:34
ばぁや「…こんな時間、だからこそです。坊ちゃまはまだ高校生。ご両親の許可なく外泊していただけませんので」
そう告げるばぁやの表情はプロフェッショナルな笑顔を湛えたまま、どこか少し心苦しそうに見えた
凪「…え、いや…あ、とりあえず中どうぞ」
遅い時間だし寒い外気が室内に入って風呂上がりの玲王が風邪を引いてはいけないと、凪は混乱する頭のままばぁやを部屋に招き入れた
凪「…座りマスか?」
突然のばぁやさんのお宅訪問
ベッドから落ちて座布団代わりになっている枕を床に敷いてみたが「ここで結構です」と部屋の隅に立ったまま断られてしまった
なんで迎えに来た?どうして位置がバレた?
まとまらない考えを打ち消すように、ガチャッと浴室のドアが開き玲王が出て来———… - 68スレ主24/12/30(月) 09:19:30
凪「どぅあああッとダメだって服着て…ッ!!!!」
真冬なのに腰タオルで出てこようとした玲王をばぁやよりも先に目にした凪は、とてつもない反射神経を用いて玲王に抱きつくようにしてその身体を隠した
玲王「っ!?」
凪「(ヤバいやばいキスマついてんじゃん…!!)」
行為中何も考えずに夢中になって、太腿の付け根の噛み跡以外に胸や首筋にも色々と跡を付けてしまっていた
玲王「どしたぁ?凪…2回戦か?今日はもう疲れたから、おしま…」
凪「し、してませんッ!!神に誓って1回戦もシてませんからッ!!」
玲王は凪の身体に抱きしめられていることによって、まだばぁやの存在には気付いていない
しかし凪は玲王とここで致そうとしていたことがバレてはマズいような気がして必死にその事実を誤魔化した
玲王「もぉー、んなコト言ってぇ…たしかに最後までしてねーからノーカンってか?でもお前俺の…」
なんだかペラペラ全部を話してしまいそうな玲王をなんとかして黙らせたい
凪はどうした?
御曹司の黙らせ方orばぁやさんへの誤魔化し方を下3レスから🎲 - 69二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 09:36:54
乾燥するからボディクリーム塗ろう!って言って抱きしめたまま浴室へ二人でIN
そこでばぁやさん来たよってコソコソ相談する - 70二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 21:04:02
ほしゅ
安価考えたけど浮かばなかった
スマン、誰か頼んだ - 71二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 01:35:37
いっそのことばぁやには真剣交際とカミングアウトする
玲王にはハグする - 72二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 02:43:21
ばあやは力になってくれるはずということでカミングアウトに一票!玲王には髪乾かして来てもらって1人でばあやにカミングアウト
- 73二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 08:54:43
ドキドキ
- 74スレ主24/12/31(火) 12:44:28
- 75二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 20:35:18
- 76スレ主24/12/31(火) 21:21:53
玲王「お前俺の尻の…」
凪「Siri!?Hey,Siriね!!オッケーBOSS!とりあえず風邪引いたら大変だからまずは服着て!!服!」
玲王「服?ちゃんとした服あんの?」
玲王がニヤニヤしながら凪を見る
エロタワーで買ったコスプレ福袋の中にはまだまだ女装コスがたくさん入っている
それを見ようとするかのように脱衣所の玲王が凪の肩越しにベッドのある部屋を覗こうとする
凪「だっ、だっ、ダメ!!あれはあとのお楽しみで…いや、じゃなくて!そこにスウェットあるから、あとは髪乾かして!強風でね!」
玲王「弱じゃなくていいのか?この部屋壁薄…」
凪「だっ、だいじょーぶ!話し声とか聞こえないくらいしっかり【強】モードにして乾かしてね!!」
そう言って、まだ何か言いたげだった玲王を脱衣所兼洗面所の中へと押し込めた
凪「はーっ…(とりあえず、5分は出てこないよね)」
この5分でなんとかばぁやさんと話をつけなくてはいけない
そのためには無駄な足掻きをせず、もう単刀直入に話を切り出してしまう他なかった - 77スレ主24/12/31(火) 21:24:07
つまりそれは…
玲王と自分が真剣に将来を誓い合って交際をしていること、それを認めてお泊まりすることを許して欲しいこと
凪「ばぁやさん、お待たせ…レオはまだ着替えてるから」
ばぁや「承知致しました。坊っちゃまが出られるまでこちらで待たせていただきます」
凪「そのことだけど…実は、俺とレオは前から付き合ってて…」
ばぁや「存じ上げております」
凪「ぁ…」
いつの間に知られていたのだろうか
なんか大変なことになってる玲王のシーツだとか、素っ裸でそこに寝ていたこととか、ディ◯ニーにお泊まりデートだとか、そりゃ今までに数え切れないくらい思い当たる節はあるけれども
凪「それって、もしかしてパパさんたちも知って…?」
ばぁや「…それは分かりません。しかし、急いで玲王坊ちゃんを連れ戻すようにと旦那様から仰せつかって参りました」 - 78スレ主24/12/31(火) 21:27:40
凪「…レオが忙しいのはわかるけど、レオも俺ももっとずっと一緒にいたいんだよ。だから今日は見逃して欲しいんだけど」
時間の限られた中で凪は直球でお願いした
しかし、ばぁやは黙って首を横に振る
ばぁや「誠士郎様…なりません。私めも一使用人ながら玲王坊ちゃまと誠士郎様のことは応援したいと思っております。しかし旦那様に逆らっては余計にお二人が一緒にいることは叶わなくなります」
凪「…どういうこと?」
するとばぁやがそっと一枚の画像を見せる
そこには猫耳を付けた玲王がシャンパンを飲んでいる姿が写っていた
凪「なっ…?(嘘だろ、あの店撮影禁止じゃ…)え?これ…誰?ひ、人違いじゃ…?」
ばぁや「御影コーポレーションのAIによりSNS上で坊ちゃんのプライベートの写真が検知されました。本人との合致率99.9%です。また、紛れもなく本物のアルコールを飲んでいるとの解析が出てしまいました。旦那様がカード会社に問い合わせたところ、たしかにその店でカードを切っていると」
凪「ぁ…」
そうだ、たしかに黒色のカードを使って6万円近いお会計をしていたような
ばぁや「その後も…申し上げにくいですが秋葉原にある成人向けのグッズを販売している店舗での利用が確認されました」 - 79スレ主24/12/31(火) 21:29:43
凪「…」
全部、事実だ
アキバ向けの変装だなんだとダサい格好をしてみたが、何もかも最先端技術にはお見通しだったわけである
凪「そ、それだけ…?」
ばぁや「はい」
凪「(っぶねー…電車の痴◯プレイはさすがにバレてなかったか)」
でも、状況は最悪
良いことの後には必ず悪いことが起こるのか
ガチャ
玲王「なぎー、お前もシャワーするかー?」
鼻歌を歌いながら玲王が脱衣所から出て来る
つまりそれはこの時間の終わりを意味していた
凪「レオ…」
ばぁや「坊ちゃま。旦那様がお呼びです。今すぐ帰りましょう」
んー…ラスボス・パパさんには逆らわない方が良いのか?
ばぁやの言うことも一理あるが
玲王はどうした?玲王の行動を下3レスから🎲 - 80二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 02:41:42
親父の横暴にキレる、俺は凪と暮らす!
- 81二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 02:59:23
帰りたくないとごねる
- 82二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 14:33:57
🌵
- 83二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 15:26:34
うるうるしたお顔で「もう少しだけ凪といたい」とばあやに甘える(この坊ちゃまの顔に実は弱いばあや)
- 84二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 22:17:15
🌵
- 85スレ主25/01/01(水) 22:53:25
- 86二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 09:46:41
お正月の凪玲ちゃん達かわいい!
スレ主のSS今年もたくさん読みたいです - 87スレ主25/01/02(木) 18:29:09
玲王「ぇ…ばぁや?」
玲王が瞳を見開きその姿を捉える
いつもなら安心感を覚えるはずのばぁやの存在も、今この場所では違っていた
ばぁや「旦那様がお呼びでいらっしゃいます」
玲王「親父が…なん、で」
酔いが覚めてきた頭で冷静になって考えてみる
父親が呼んでいる、ということで先程カードが使えなくなっていた件にもすぐ合点がいった
玲王「マジかよ…全部、知られてんの?」
ばぁや「左様でございます」
頭の回転の速い玲王ならもう分かる
このまま戻ったら、しばらく凪と会わせてもらえないかも知れないこと
あの父親はきっと自分の弁明など聞き入れてはくれないだろう
玲王「(凪といられることに浮かれて…脇が甘かった)」
しかし雇用主からの命令を実行しているばぁやの立場も分かる、でも…
玲王「もう少しだけ凪といたい」
大きな瞳をうるうると潤ませながら、玲王は真っ直ぐにばぁやを見つめてそう告げた - 88スレ主25/01/02(木) 18:35:48
ばぁや「坊ちゃま…なりません」
玲王「…お願い」
ばぁや「…」
玲王のお願いに弱いのは何も凪だけではない
幼い頃から玲王を見てきたばぁやは玲王からこんな風に“本当のワガママ”を言われたのは数えるほどしかない
天真爛漫に見えて困らすことなくいつも優秀で聞き分けの良い玲王が、自らの意思で自分で見つけた夢を持ち、敷かれたレールから飛び出した先で一緒にいたい人を見つけた
その人とただ一緒にいたいという純粋な気持ちを止めなくてはいけないというのは、今までしてきたどんな仕事よりも難しく、ばぁやは心を痛めた
ばぁや「坊ちゃま…」
玲王「ばぁや、俺を連れ戻さないと…親父に怒られる?」
ばぁやは黙って首を横に振る
ばぁや「いいえ、私のことはお気になさる必要はございません。私は玲王坊ちゃんの意思を尊重するだけですから」 - 89スレ主25/01/02(木) 18:37:36
ばぁや「坊ちゃんは私でも連れ戻せないような場所に行ってしまわれた、と旦那様にはお伝えしておきます」
玲王「…!ありがと、ばぁや!」
満面の笑みを浮かべた玲王がばぁやに抱きつく
玲王「ばぁやでも連れ戻せない場所…か、たしかにここは宇宙船みてぇだし?」
自販機超えの3人が集まるとさらに宇宙船感が増す手狭で必要最低限の物だけが置かれた部屋を見まわし、玲王がニヤッと笑う
凪「刑務所とも言ってたよね(正しくは俺とレオの愛の巣、だけど)」
ばぁや「今日のところはひとまず帰ります」
玲王「おう…悪ィなばぁや、心配かけて」
そして2人は「玲王坊ちゃんをよろしくお願いします」と、ペコリと一礼するばぁやを玄関先で見送った - 90スレ主25/01/02(木) 18:41:34
玲王「さぁて…これからどーすっかなぁ?」
凪「何が?」
まるで他人事のような凪を玲王がジト目で見る
玲王「何が?じゃねえよ。俺、家出しちゃったんだけど」
凪「家出…?あー…ようこそ」
玲王「ぶはっ、ようこそって」
凪「でもこれ、家出って言うのかな…この場合は嫁入り?押しかけ女房?」
玲王「あのなぁ…」
凪「まぁ俺はレオがいてくれた方が助かるけど。お世話してくれるし」
玲王「ハハ、お試し同棲生活ってやつ?まー実際ここには住めねえよ」
凪「へ?」
玲王「だってここはもう親父に場所知られちゃってるし…同級生とか、知り合いの社長さんとこにでも置いてもらおっかな」
だ、だ、ダメに決まってんだろそんなの…!!
この御曹司どこまで本気かわからない
なんとか言って家に引き留めてください
(別の家に行っちゃうルートが良い人はそれも可)💀<ハ?
凪のセリフを下3レスから🎲 - 91二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 23:07:15
は?何で?そんなの許さないけど。最期まで一緒にいるって約束したじゃん
- 92二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 03:23:27
じゃあ俺引っ越すから一緒に住も
- 93二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 12:01:34
🌵
- 94二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 22:36:50
レオは俺と一緒に居たくないの?と渾身のうるうるで甘える
- 95二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 08:57:25
⭐︎
- 96二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 10:59:50
どれになるかな♪
- 97スレ主25/01/04(土) 18:27:39
- 98二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 22:24:18
イルカ🐬の衣装着ているぬいちゃん達可愛いね
- 99二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 22:33:03
スレ主のぬいのバリエーション凄いしお洋服もいつも可愛い
- 100二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 09:38:13
同棲ルート突っ走ろうぜ凪くん
- 101二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 10:56:02
- 102二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 22:15:50
🐬❤️🐬
- 103二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 22:16:03
同棲ルート(?)はワクワクだけどパパさんとの関係心配だー!
- 104スレ主25/01/05(日) 22:38:12
凪「だ、ダメだってそんなの…他の人の家に居候とか、何されるかわかったもんじゃないよ」
玲王「そっかぁ?大丈夫だろ。みんなちゃんとした知り合いだし」
凪「…」
自分のことは棚に上げて、凪は気が気ではなかった
こんなに可愛い玲王と一つ屋根の下に暮らしてしまえば、普段どれほど聖人君子然としたまともな人間でも理性を失ってしまうかも知れない
凪「絶対ダメだって…きっと、可愛すぎて監禁されちゃうよ」
玲王「え?換金?…でも俺そんな高いモン身につけてねーけど」
凪「…ハァ」
玲王「?」
凪はため息を吐きつつ必死に考える
この、人を狂わせるクソボケ御曹司をばぁやさんの目の届かないような他人の家に住ませたら何をされてしまうか分ったものではない
そしてウルトラジーニアスが導き出した答えとは…
凪「じゃあ俺引っ越すから一緒に住も」 - 105スレ主25/01/05(日) 22:41:28
玲王「ぶはっ、また急なこと言って」
いつも突拍子もないことを言い出す凪に玲王は思わず吹き出す
玲王「引越しィ?んなコト言って、そんな金ねーだろお前。俺も今親父に個人資産凍結されてるっぽいし」
そう言って玲王がスマホで国内外の口座情報を確認するが、未成年の玲王の資産は父親によって管理され、アカウントを使えなくされていた
玲王「あのクソ親父…兵糧攻めのつもりかよ」
凪「…お金は前にレオの誕生日祝いする時に始めた株、放っておいたのが結構上がってるかも」
玲王「ん?たしか誕生日に飯奢ってくれた時、そんなこと言ってたな」
凪『レオが株好きって聞いてから、あの日平日だったから急いで親に頼んで口座開設して、レオからもらった手土産を資産運用して利益出た分でここ払うから。問題ない』
玲王『えぇ〜…』
凪「うん。あと、最初に手土産でくれたお金もほとんど手つけてないよ」
玲王『はい、これ少ないかもだけどお土産な』
凪『あ、お気遣いありがとーございます』
玲王が初めてこの家に訪れた時の手土産である紙袋入りの大金
その時のお金はドンキにメイドコスを買いに行って以降、株の元手として少し借りただけで、ほぼそのまま残っていた - 106スレ主25/01/05(日) 22:51:12
玲王「あー、そういえば…あの時の金まだあるんだ。じゃあしばらくは食いつなげるな!ちゃんと残しとくなんてエラいぞ凪♪」
凪「そりゃレオがくれた手土産だし大事にしてるよ。でも、やっぱり家は前にも調べたけど未成年じゃ借りられないかも…」
玲王と付き合いたての頃、凪は玲王がどこかに行ってしまうのではないかという不安が尽きなくて、玲王とずっと一緒にいたいと今よりももっと焦っていた
凪『早く稼いで、レオと住む家借りたい。誰にも文句言われたくない。何で今高校生なんだろ。どれだけ稼いでも、家すら借りられないじゃん』
玲王『おいおい、そんなすぐ俺がいなくなったりしないからさ』
玲王の誕生日デートの時、そう言ってワガママを言って困らせた
その時に渡して受け取り拒否されたプレゼント
この緊急避難的な状況である今ならば、受け取ってもらえるかも知れない
凪は机の引き出しを開け、奥にしまわれていたそれをチャリ、と軽い金属音を立てながら玲王の目の前に差し出した
凪「…だから、とりあえずこれ使って」 - 107スレ主25/01/05(日) 22:59:13
それは玲王への誕生日プレゼントとして作っていたこの部屋の合鍵
あの時は鍵の複製は違反だとか色々言われて受け取ってもらえなかったけど、今この非常事態ならエゴを通せるかも知れない
凪「お金が尽きるまでホテルに住むってのもアリだけど、多分どこに行ってもレオのパパさんなら見つけちゃうと思うし…」
玲王「…たしかに」
SNSにあげられた玲王のプライベート隠し撮り写真を会社の力で数時間で検知してしまう父親なのだから、玲王がどこに移り住んでもその居場所を特定することなど容易いだろう
凪「だからもう、ここに一緒に住もう」
玲王「いや、それは…お前とか、凪の親にまで迷惑かけるかも知んねぇし…」
勝手に作った寮の合鍵、そして凪の親が借りた部屋に勝手に住むなんて
父親にバレて問題にされたら、凪やその家族にまで迷惑がかかるかも知れないと玲王は心配する
凪「大丈夫…そんなことにはならないよ」
玲王「お前なぁ、いっつもその根拠のない自信どっから来んだよ」
やれやれ、と玲王が肩を落として呆れた表情で凪を見た
凪「だって俺、パパさんの弱点知ってるから」 - 108スレ主25/01/05(日) 23:04:25
玲王「は!?マジかよ!?」
息子の自分でさえ知らないあの父親の弱みとは
そんなものが世間に公表されたら御影コーポレーションの株価にも影響しかねない
玲王は喰い気味に身を乗り出して凪に尋ねる
玲王「俺の親父の弱点って、何…?」
凪「聞きたい?それはね…」
玲王「それは…?」
凪「それは…」
凪「(つーか、顔ちょーかわいい…)」
思わず凪の語彙力が退行する
玲王が大きな瞳をキラキラと熱く輝かせて自分を見つめ、まだかまだかと興奮気味に身を乗り出して訊いてくるのだ
そんな玲王を見ていたら凪は良からぬ考えが浮かんでしまう
凪「んー。じゃあチューしてくれたら教える」
…玲王、チューしたら親父の弱点教えてくれるらしいぞ!(凪くんやりたい放題だ)
玲王はチューした?したよね?したとしたらどこに?
セリフとかもろもろセットで玲王の言動を下3レスで🎲 - 109二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 02:36:59
した!口!
- 110二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 02:38:21
「んもぉ…ワガママ赤ちゃんだなぁ」と呆れつつ口にちゅっとキスをした
- 111二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 11:37:10
悩みながらも顔を真っ赤にしながら凪の唇にキス
悩んでワタワタしてたため台詞なし - 112スレ主25/01/06(月) 21:46:21
- 113二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 02:17:59
カニでもすれ違っちゃう凪玲可愛い可愛い
スレ主宅のぬいちゃん本当に可愛い!今日は色違いペアルックなんだね めっちゃカップルっぽくて好き - 114二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 10:44:44
ペアルックの❤️のセーター可愛いですね
続きも楽しみです
スレ主の小説も写真も大好きだよ〜 - 115二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 22:06:29
このレスは削除されています
- 116二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 09:03:38
🌵
- 117スレ主25/01/08(水) 15:15:06
玲王「ちゅ、ちゅー?」
そうですけど?と言わんばかりに、当然のような顔で凪が玲王を見つめる
玲王「ッ…」
ここでキスするのは違う気がするが、どうやっても勝てないあの父親の弱点は知りたいに決まってる
玲王「ぜったい、教えろよ」
凪「もちろん」
玲王「…」
玲王は悩みながらも顔を真っ赤にしながら凪の唇にキスをした
凪「…!」
久しぶりに玲王の方からキスしてくれたことで、凪の中にイタズラ心が芽生える
逃げられないように後頭部に手を添えて、そのまま玲王の瞳を見つめながらチュッ、チュと繰り返し啄むようなキスを何度もした
ハッキリ言って至近距離で顔が見たいだけである
玲王「ッ、なぁ、もう終わ…」
交換条件のキスはしたのだからもう終わり、と玲王が身を引こうとするも、ノッてきた凪により腰を引き寄せられてさらに深く口づけられる
玲王「ん〜っ!」
話が違う!と玲王がドンドンと凪の胸を強く叩いて抗議し、ようやく頭を押さえる手を離させた - 118スレ主25/01/08(水) 15:16:59
玲王「…っ、おまっ、何がっつりキスしてんだよ!?」
凪「…何って。えー…おしおき?」
玲王「はぁ?」
言われるがままキスしたのになんでお仕置きされなきゃいけねーんだよ、と玲王は怪訝な顔をして凪を見る
凪「…だって、教えてもらう代わりにってこんな簡単にキスしちゃってさ。『居候する代わりにアレしろコレしろ』って家主に言われたら、レオそのまま言うこと聞いちゃいそうじゃん」
玲王「なっ…」
もし玲王が自分に黙ったまま他の誰かを頼ってその家に居候していたら、純粋な子どものような玲王はこんな風にホイホイと言うことを聞いて、先程自分とした『館の主人とメイドさん』みたいなプレイをしかねない
玲王「ッ、んな、誰とでも簡単にキスするわけねーだろ!」
凪に信用されていないと感じた玲王の怒りはごもっともである
凪「そ?だったら、なんかあった時は絶対に俺を頼ってね」
玲王「ハイハイ。わーったよ、俺が頼りにするのは凪だけだから、安心しろ」 - 119スレ主25/01/08(水) 15:18:39
最初の頃のめんどくさがり屋からは想像もつかないほどヤキモチ妬きで執着心強く育った凪を見た玲王は、「育て方間違えたかな」と頭を悩ませた
凪「ハイ。じゃあ約束通りレオからチューしてくれたから、パパさんの弱点を発表します…ダララララ…」
雑なドラムロール音を口ずさむ凪を、玲王は固唾を呑んで見守りながらゴクリと喉を鳴らした
凪「それはー」
玲王「それは…?」
凪「プリンです」
玲王「は?プリン?」
なんだそりゃ、と全身を脱力してしまった玲王は、両手を広げて凪の家の床に五体投地するように寝転がった - 120スレ主25/01/08(水) 15:21:45
玲王「はぁ…ったく、真面目に聞いて損したわ…」
凪「いや、俺本気だし」
玲王「だって、プリンて、おま…。俺キスし損じゃねぇか」
凪「えー?じゃあキスお返ししようか?」
玲王「いらねぇ!」
寝転んでる玲王に覆い被さり、本当にキスをやり返してきそうな凪を玲王が両手で止める
凪のペースに任せるのはまずい。話が脱線してしまう
玲王「待て待て待て…分かったよ天才。確かに俺の親父はプリン好きだけどさ、世界中のあらゆるプリンを食ってんだぜ?今更どこのを取り寄せたって…」
好物のプリンでご機嫌をとろうだなんて
あの父親が物で簡単に釣れれば苦労しないのだ
凪「そりゃ、普通のプリンじゃないし。可愛い愛息の作った世界一の珍しいプリンだよ」
愛息が作った世界に一つだけのプリンであれば、パパさんは喜んでくれるかも知れない
そこに少しばかり2人のオリジナリティを加えてパパさんに味わって欲しい
2人はパパさんのためにどんなプリンを作った?
下3レスから🎲 - 121二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 21:33:55
パパさんの顔がプリントされたプリン
- 122二次元好きの匿名さん25/01/09(木) 08:51:21
このレスは削除されています
- 123二次元好きの匿名さん25/01/09(木) 10:43:19
コーヒーが好きな玲王だから最高級のコーヒーを使ったコーヒー☕️味のプリン
- 124二次元好きの匿名さん25/01/09(木) 22:25:13
透明プリン
俺達は透き通った美しい関係です。のアピール - 125スレ主25/01/10(金) 09:19:18
- 126二次元好きの匿名さん25/01/10(金) 10:50:58
透明プリン気になるわ〜
- 127スレ主25/01/10(金) 20:15:06
玲王「世界一の珍しいプリンって…なんだよそれ」
凪「透明プリン、てのがあるらしいけど」
玲王「透明〜??透けててどーすんだよ」
凪「そりゃ、『俺達は透き通った美しい関係です』のアピール?」
玲王「透き通った美しい関係って、汚職議員じゃねぇんだから!」
恒例のボケとツッコミが繰り広げられる
ちなみに観客は窓際に置かれたサボテン1鉢のみ
玲王「透明なプリンとか、たしかに珍しいけど…んなのあんのかよ」
玲王がスマホで透明プリンが製作可能なのかを検索しようとして、ようやくあることに気付く
玲王「おま、このロック画面…」
凪「今頃気付いたの?とりあえずしばらくはそれにしといてね」
スマホの画面には先程急いで撮った、世界に唯一無二の凪の自撮り画像が設定されている
のん気にピースなどしているがこの後ばぁやさんが来るとは思ってもいないような余裕の表情だ - 128スレ主25/01/10(金) 20:16:41
玲王「もぉー…つーかなんでパスコードまでバレてんだよ。怖ぇって」
凪の常人からは不可解な点や、人によっては暴走に思える奇行は今に始まったことではない
玲王はそれ以上気にすることなく検索を始める
凪に対してあまりにもガードが緩すぎる御曹司である
玲王「えーっと、水あめとゼラチンが主原料で…へぇー、マジで作れるんだな。透明プリン」
凪「ね、俺とレオの清い関係を表すのにピッタリじゃない?」
玲王「ハイハイ」
凪「てことで、問題も1こ解決したし、今日はもう寝よ」
玲王「寝る…」
そうだった
今日は放課後から電車に乗って凪とアキバに行き、メイドカフェと大人のデパート…からの凪の家でメイドコスしてイチャイチャという、欲望のフルコースにまみれた長い1日がようやく終わるのだ
玲王「そのこと、だけどさ…俺床で寝よっかな」
凪「はい?」 - 129スレ主25/01/10(金) 20:19:11
凪は我が耳を疑った。少し遠慮がちに俯く玲王の目元にぼんやりと陰を落とす長いまつ毛すら綺麗だな…じゃなくて、玲王は今なんて言ったのか
緊急避難的にではあるが用意していた合鍵を受け取ってもらえて、玲王と一緒に愛のある同棲生活が始まったかと思ったのに
その初夜が“床”とはどういうことなのか
凪「ああ…なるほどね。意識高い人の新しい健康法とか?じゃあ俺も一緒に…」
置いてあったローテーブルをグイッと力任せに端に寄せた凪が、ベッドにあった枕2つと布団を手に鷲掴み、床で玲王と添い寝をしようとして待ち構える
玲王「いや…じゃなくて、お前はベッドで寝たら良いんだって」
凪「…どーいうコト?」
この天才のウルトラジーニアスな頭脳をここまで悩ませるのは玲王以外にいない
玲王「さっき凪が言っただろ、居候する代わりにアレしろコレしろって家主に言われたら、俺がそのまま言うこと聞いちゃいそうだ、って」
凪「…言った、けど」
言った、それはたしかにそう言ったのだが
玲王が自分との会話を覚えてくれていて嬉しいという思いと同時に、これまでの玲王の斜め上のボケっぷりを知る凪はなんだか嫌な予感がした - 130スレ主25/01/10(金) 20:21:22
凪「え、でも、それは誰とでも簡単にキスしないってさっき言ってたじゃん」
玲王「おう…だから、俺って凪の言うことは聞いちゃうからさ」
凪にパスコードが勝手に知られていようが、好き勝手な体勢で初めてのことをアレコレされようが、嫌だとは言えないし思わない
もし父親やクラスメイトたちからどれほど凪とのことを反対されたとしても、好きになってしまった気持ちは自分でも止められない厄介な病のようだった
玲王「ここで、ちょっとの間お前と一緒に暮らすっていうんならさ…同じベッドで寝てたら色々したくなっちゃうだろ?」
凪「当たり前じゃん」
凪は即答する
好きな子が隣に寝ているのに万年寝太郎でいられるわけがない
あんなコトやこんなコト、イブの夜まで待たずして色々シたくなるに決まっていた
玲王「だから、寝る場所は別にしよーぜ?」
うそだろ…
やっと玲王との夢の同棲生活(仮)が始まったのに
ベッドは別々派だなんて聞いてない
でも、それが玲王の希望なら聞いた方が良いのか?
凪の回答を下3レスから🎲 - 131二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 02:36:41
やだ
俺達はどんな時だって最後まで一緒だよ
もちろん寝る時でさえも、だよ - 132二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 02:38:46
ヤダヤダヤダ毎日レオをぎゅっとして寝るッ!!!
- 133二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 04:57:46
うん……でもやっぱり寝る場所は一緒がいいよ
- 134二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 10:54:37
どれになるかな?
- 135スレ主25/01/11(土) 15:04:50
- 136二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 22:34:16
スレ主のぬいちゃん達いつもおしゃれで可愛い!
ちびっ子の素直な感想って刺さりますよね〜😭 - 137スレ主25/01/12(日) 02:37:06
凪「ヤダヤダヤダ毎日レオをぎゅっとして寝るッ!!!」
玲王「ッ…!」
夜中に響き渡った近所迷惑なクソデカボイス
普段温厚でナマケモノのように怠惰な凪がここまで何かにこだわりを見せて主張することはそうない
玲王はそんな風に必死な凪の様子を見て、つい決意が揺らぎそうになってしまった
玲王「なぁ、とりあえず静かに…」
以前、白宝祭で使うメイド服の採寸をこの部屋でした際、騒ぎすぎて近隣住民に警察を呼ばれた苦い記憶が思い出される
ピンポーン…
玲王「ほらっ、やべぇ…!もう警察来た!?」
凪「いや、いくらなんでもそんな一瞬で…」
今日は来訪者の多い日だ、と思いながら凪が適当なサンダルを足に引っ掛けて玄関のドアに近づく - 138スレ主25/01/12(日) 02:39:35
配達員「Uberでーす」
凪「あー、ハイ…」
外からドア越しに声が聞こえてドアノブに手をかけた瞬間、玲王が凪の肩を引いて前に出た
凪「…レオ?」
チラッと凪の方を横目で一瞥した玲王は、配達員に自分の財布から出した現金で支払って愛想良く礼を言いながら商品を受け取った
玲王「色々あったからUber頼んだの忘れてたなー。凪、食うからテーブル元に戻せよ」
凪「うん…ていうか何で急にレオ出たの?お金払うため?」
玲王「…いや、だって、よく考えてみろよ。お前有名人だぞ?家が見つかったらまずいだろ」
凪「へ?」
玲王「世界の凪誠士郎だからな。さっきの配達員がお前に気付いたら住所特定されちまうじゃん。あー、やっぱ今日の俺は脇が甘いな…頭回ってねーわ。今度からはなるべく外で食べるか自炊しよ」 - 139スレ主25/01/12(日) 02:47:30
この部屋の主が“世界のNAGI”だと知られないため
顔を見せないよう玲王は自分の前に立ったと言うのか
以前にも「凪は有名人だから」とか、凪からしたらどうでもいい理由でケンカして玲王と一度別れるハメになったため、玲王のこの思い込みは早めに解決したかった
凪「いや…聞いて。俺からしたらそんなのどーでも良くて、どっちかっていうとこんなセキュリティ甘い部屋にレオみたいに綺麗で可愛い人が住んでるって知られた方が心配なんだけど」
玲王「ぶはっ、おいおい。んな褒めてもなんも出ねーぞ?」
配達員から受け取った袋を持ち上げた玲王がニヤッと悪戯っぽく笑う
凪「…真面目な話。今はばぁやさんもいないし、ほんとに俺から離れないように行動して」
玲王「ハハ、だから夜寝る時も一緒に寝よって?大丈夫だって!ほら冷めちまうから早く食おーぜ」
深夜帯だったため注文可能だった24時間営業の牛丼チェーンのそれを2人で食べる
凪「レオって牛丼とか食べたことあんの?」
玲王「あるよ?ホテルで。イチボの切り落としで作った牛丼だったかな〜。でもこれも普通にイケるな。この値段でこの味とかスゲェ企業努力!あ、そーいえばこの前さ…」 - 140スレ主25/01/12(日) 02:51:05
ああだこうだと他愛のない会話をして、互いに途切れることなくテンポの良いツッコミを入れながら夜食をとる
いつもならこの時間ゲーム音しか鳴らない凪の部屋で、玲王の話し声がしているのは不思議な気分だった
今日は飲んで食べすぎたから明日は運動するぞ、と言われたけど凪は上の空だった
こうして互いのことに興味を持って話をしたり、どんな食べ物が好きかとか、自分が今まで生きて培ってきた価値観を玲王と共有する時間はとても尊いものに思えた
凪はこの当たり前のようで当たり前ではない喜びに浸っていたのだ
凪「なんか…いーよね、こーいうの」
玲王「この牛丼?気に入ったんだ」
凪「じゃなくて、前にお互いが親からされて嬉しかったこととか嫌だったこと話した時あったじゃん」
玲王「あー、なんでこのタイミングで思い出すんだよ。マジでお前理解不能!」
牛丼一杯食べるのだって玲王と食べるのは楽しくて
きっとこのチェーン店の看板を見るたびに今日の玲王との会話を思い出すだろう
こうやって2人で色んな思い出とともに毎日を積み重ねていって、本物のパートナーになっていくのだと凪は思った - 141スレ主25/01/12(日) 02:53:51
凪「…レオ、」
結婚しよっか、とつい口から出そうになった
冷静に考えてこのタイミングじゃないのは分かってる
まだ自分たちには叶えたい夢もある
17歳の今の自分には責任のなさすぎるその言葉を、凪はそっと胸に秘めた
玲王「ん、どしたぁ?」
凪「あ…えっと、歯ブラシ、棚のとこに新しいのあるから使って」
玲王「あー、ありがとな。明日休みだし他の日用品も買いに行くか」
凪「うん。それと、ベッド…一緒に寝るの落ち着かないんだったらレオが寝なよ。俺は床で良いからさ」
玲王「えー、いや、それはさすがに…」
急に居候させてもらうことになったのに、ここの家主を差し置いて1人でベッドに寝ることはさすがに玲王も憚られた
玲王「…わかった、じゃあ明日もう1組布団買いに行こ。だから今日だけはベッドで一緒に寝るか」
今日だけ、って…
まだまだ終わりそうにない玲王とのベッド別々問題
しかし、ここで手を出してしまっては「やっぱりな」と玲王に呆れられてしまいそうだし…でも
果たして凪は玲王と同じベッドで一晩理性を保てたのか?
同棲生活(仮)初夜。凪の行動を下3レスから🎲 - 142二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 11:08:33
一晩中素数を数えながら理性を保とうとする
- 143二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 12:00:18
理性を保つことはできないので、
明日の問題は明日の俺が解決する精神で、
今夜許されるギリギリの境界線を探る - 144二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 22:02:21
襲わないように
自分の両手縛っとく - 145スレ主25/01/13(月) 06:17:01
- 146二次元好きの匿名さん25/01/13(月) 10:51:11
了解です
保守しながら待ってます - 147二次元好きの匿名さん25/01/13(月) 21:27:34
待ってます
- 148二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 03:49:57
🌵
- 149二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 10:58:05
ほしゅしとくよ〜
- 150二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 21:53:44
⭐️
- 151二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 02:54:42
🌵
- 152二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 11:10:32
待つ🌵
- 153二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 22:06:29
🌵<待ってるね
- 154二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 08:21:16
何も起こらない訳もなく…になるのかな?
- 155二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 11:43:06
更新いつまでも待ってるよ
だからスレ主も無理しないでね - 156スレ主25/01/16(木) 14:19:49
- 157二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 22:27:27
旅行してる2人だ〜
- 158二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 22:33:12
スレ主も旅行かな?
SSも写真楽しみです - 159二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 09:15:23
🌵
- 160二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 11:17:47
更新楽しみ
- 161スレ主(お待たせ。長いよ)25/01/17(金) 15:59:02
玲王『今日だけはベッドで一緒に寝るか』
凪「…」
今日だけ?なんで別々に寝ようとするの?
今後俺たちがどれだけ広い部屋に引っ越しても寝室も一緒だしベッドももちろん一緒だからね?
凪は今すぐにでもそう言って玲王に詰め寄りたかった
しかし、今夜は自分と一緒に寝てくれると言う玲王からの提案を無碍にするわけにはいかない
これ以上拗ねてワガママを言って「やっぱりお前とは住めねえ。他のやつのうちに居候させてもらうわ」とでも言われてしまったら…そんなの絶対に耐えられない
凪「(ここが勝負だ。大人になれ、凪誠士郎…!)」
凪はギュッと握り拳を作って決意を固め、がっついていない物分かりの良い彼氏を演じる
凪「オッケー。じゃあ歯磨いて寝よっか〜」
玲王「おー」 - 162スレ主25/01/17(金) 16:02:46
シャコシャコシャコ…
部屋の中で二人分の歯磨きの音が聞こえる
凪「(こんなの、新婚さんじゃん…)」
白い泡を口にしている玲王を見ているとやましい事が頭に浮かんできそうで、凪は洗面所から離れてリビングで歯を磨いていた。考えてはいけないと思うほど完全に思考がそっちに寄せられてしまう
凪「(ん、待てよ。ていうか…)」
玲王『俺って凪の言うことは聞いちゃうからさ』
それはつまり、自分が玲王のことを「抱きたい」とか「キスしたい」とかそんな類の要求を一切言わずに玲王からの信頼を勝ち取れば、明日以降も一緒のベッドで寝てくれると言うことだろうか
凪「…」
玲王「凪ー、まだ歯磨いてんのかよ?先に寝るぞ」
凪「あ、うん」 - 163スレ主25/01/17(金) 16:08:56
洗面所でうがいを終えた凪が部屋に戻ると、玲王は先にベッドに潜り込んでチョキの置かれた出窓側へと身体を寄せていた
凪「…電気消すね」
玲王「おー」
パチッと音を立てて凪がスイッチを押すと、室内はカーテンの隙間から漏れる街灯の明かりだけになる
布団が人一人分寝ている高さに盛り上がっていて、そこに玲王の存在を実感した
二人にとっては狭いダブルベッドの中であまり身体を密着させてしまわないようにと、玲王との間に少し隙間を空けるようにして凪は身を横たえる
玲王はこちらに背を向けて窓の方を向いていたので、なんとなく凪も玲王に背中を預けるようにして反対側を向いて寝た
その方が意識し過ぎずに済みそうだったから
凪「おやすみ」
玲王「おやすみ」 - 164スレ主25/01/17(金) 16:11:16
しばらくすると話している時には気付かなかった冷蔵庫の稼働音が聞こえてくる
それ以外何も聞こえないような、シンとした静けさを感じる冬の夜
玲王と一緒にいて静かなのはこうして寝る時くらいだろうか
起きてる間はずっと楽しそうに何かを話してくれる玲王だけど、今日は一日色々あって疲れているだろう
それなら明日の朝からまた玲王と話せばいい
だから今日は変なことは考えずにさっさと寝てしまおう、と凪も瞼を閉じる
凪「(あ、デイリーするの忘れてた…まいっか)」
背中にほんのり玲王の温もりを感じながら安心して寝かけたその時である
玲王「さっき洗面所のとこ立っててさ…思い出したことがあんだけど」
ポツリ、と玲王が話し始める - 165スレ主25/01/17(金) 16:13:28
凪「…思い出したこと?」
玲王「そう。前にさ…監獄にいた時、再会したお前とどんな顔して話せば良いか分かんなくなって…俺、鏡の前でお前に話しかける練習したことあったなー、って」
凪「…え?」
背を向けたままで独り言のように話す玲王の表情が凪には分からない
玲王「…今はお前が俺のことどう思ってるか、あの時よりは、ちゃんと分かる気がする」
寝入り間際になんでそんな大切なことを話し始めたのか
凪は玲王の顔を見たくなって窓の方へと身体を向けた
凪「レオ…」
玲王「いいや、もう忘れて。おやすみ」
自分と会っていない間に、会った時のことを考えて鏡の前で話しかける練習をしていた?玲王が?
凪「(そんなの、レオって…もしかして俺のこと好きすぎない…?)」 - 166スレ主25/01/17(金) 16:15:10
玲王『俺って凪の言うことは聞いちゃうからさ』
玲王『同じベッドで寝てたら色々したくなっちゃうだろ?』
玲王から言われた言葉が頭の中で反芻される
玲王も自分が想うのと同じくらい、会っていない時でも考えてしまうほど好きだと思ってくれているということは、さっきのあの言葉は玲王も同じように色々したくなってしまうから困る、ということなのか
凪「…」
隣で背を向けて寝ている玲王の肩を掴んでこちらに向かせ、今すぐにでもキスしたい
でもそんなことをしてはせっかく一緒のベッドで寝てくれている玲王の信頼を裏切ることになってしまう
凪「(そんなの、ダメだ…)」
暴れ出しそうな気持ちを抑えて玲王からの信頼を勝ち取るため、凪は得意の素数を数えることでなんとか理性を保とうとする - 167スレ主25/01/17(金) 16:17:00
凪「(えっと…2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19…ってコレ、数えすぎてほぼ暗記しちゃってる)」
過去に邪念という名の誠士郎を祓うために素数を数えすぎていた凪は、もうとっくにそれらを暗記してしまっていた
凪「(素数も効果ないな…そうだ…)」
玲王から可愛い事実を伝えられて気持ちを抑えられそうにない凪は、ある悪魔的な考えを思いつく
凪「(レオも俺のこと凄い好きだと思ってくれてるんなら…ギリギリのとこまで責めたらレオの方からしたいって言ってくれるんじゃないの…?)」
どうしてそうなる
しかし思いついたら即実行の男、玲王の方に身体を向けていた凪は背後からそっと玲王の身体を包み込むようにして抱きしめた - 168スレ主25/01/17(金) 16:18:37
玲王「…?」
寝ていると思っていた凪から急に身体を抱きすくめられた玲王は、凪の意図が分からず身を固くする
今夜は何もしないということは寝る前にした会話の流れで凪も分かっているはずだ
だからこのバックハグは、ただ寒くて抱き枕代わりにしているだけなのか、それとも、もっと先のことを意図しているのか分からず玲王はそのまま様子を見ることにした
玲王「…」
凪「…(よし、嫌じゃなさそう)」
玲王が嫌がらないのを見た凪はゆっくりと顔を近づけ玲王の耳元に唇を寄せる
凪「(えっと…口にキスしなかったらノーカンだよね)」
どんな理屈だそれは、と凪の心の声を聞いた者から総ツッコミが入りそうだが凪の頭の中では口へのキス以外ならセーフなのであった - 169スレ主25/01/17(金) 16:20:42
玲王「っ…」
耳の後ろに凪の熱い息がかかりゾクッとした
そのまま唇を寄せられて、耳の淵を辿るようにそっと触れられる
玲王「ひっ!?」
信用していたのに、と玲王はショックを受けながら身を固くしていたが、抱きしめるようにして前に回された手は絶妙に肝心な部分を避けたまま、触れるか触れないかの柔らかさでただ身体を撫でるだけだった
玲王「ちょ、な、なぎっ」
凪「…なに?」
凪が玲王の襟足の髪を鼻先で退けるように顔を埋めてうなじの部分に口元を寄せると、熱い息がかかり、くすぐったくて玲王は背中を反らしてしまう
玲王「ッ、なぁ、おま…」
凪「なんもしてないよ」
玲王「そこで、しゃべんなっ」 - 170スレ主25/01/17(金) 16:25:12
たしかに直接的に触れてはいないしキスもされていないから「なにもしていない」という凪の主張は正しいのかも知れない
熱い吐息のかかるくすぐったさに玲王は肩をすくめて、抗議の眼差しで凪の方を向くと、抱きしめられたままヨシヨシと慰るように髪を撫でられる
凪「今日は疲れたでしょ。寒いからくっついとこ?」
玲王「…」
凪「こうしてるの、嫌?」
玲王「…だって、んなくっつかれてたら、その…」
凪「俺にくっつかれてたら、何?」
玲王「…」
目と鼻の先に凪の顔があって、ジッとこちらを見つめてくる
凪は相変わらず何も考えてなさそうな表情をしていて、このハグの真意は玲王には汲み取れそうになかった
自分が見つけた唯一無二の大事な宝物にこんな距離で見つめられて触られていたら、その先までなんだって許してしまいたくなる
でも凪の家に居候するためには毎度そんな雰囲気に流されるわけにはいかない
ここは心を鬼にして…?玲王はどうした?
雰囲気に流されないよう頑張る玲王の言動を下3レスから🎲 - 171二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 02:39:29
🌵
- 172二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 02:55:13
ベッドから抜け出し自分だけ違う場所で寝ようとする
- 173二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 08:57:51
スレ主お帰り
次に変なことしたらもう出てくからなと怒る - 174二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 10:59:02
「こんななし崩しみたいにするんじゃじゃなくて、お前との初めては二度と忘れられない特別な夜にしたいんだ、頼むよ凪」
と、ロマンチックな最高の夜を想像させる方向に仕向けて回避を狙う
凪はロマンチストだから、Xデーを盛り上げるためならお預けも頑張れるだろうという玲王のもくろみ - 175スレ主25/01/18(土) 17:47:37
- 176二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 21:29:30
二人のイチャつきは永遠に見たいから問題無いです!
お写真かわいいー沖縄かな…? - 177二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 08:31:23
シーサーいるから沖縄?
- 178二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 09:52:55
沖縄かな?いいなぁ
凪も玲王も楽しそう! - 179二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 21:13:12
スレ主、存在するほとんどの凪玲ぬい持ってそうで凄い
- 180二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 07:55:09
スレ主のぬい達大好きだよ〜
まだまだたくさん見たいです - 181二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 18:50:49
ぬいちゃんたちいつも可愛いね
- 182スレ主25/01/20(月) 20:24:03
至近距離で見つめあったままでいると、次第に暗闇に目が慣れてきてお互いの顔が視認できた
凪に抱きすくめられている身を捩って、布団から両腕を出した玲王は凪の頬を両手で挟む
凪「(うぇ…き、キス?)」
焦らしプレイのような動きが功を奏して玲王の方からたまらずHする気になってくれたのかと、凪の心拍数は上がり続ける
玲王の唇に瞳が吸い寄せられる。閉じられていたそれが少し開いて中から艶やかな舌が覗くと思わず喉がゴクリと鳴った
玲王「あの、さ…」
凪「は、ハイ」
玲王の伏せられていた瞼が持ち上がって紫色の大きな瞳と目が合う。射抜くような視線というのはこのことかと思うほどに真っ直ぐ見つめられて、凪の心臓の鼓動はさらに上がった
玲王「こんななし崩しみたいにするんじゃなくて、お前との初めては二度と忘れられない特別な夜にしたいんだ」
凪「へ」
玲王「頼むよ凪」 - 183スレ主25/01/20(月) 20:25:55
凪は玲王のお願いには弱い
二度と忘れられないロマンチックな最高の夜———…
それは青春大好き野郎で、超・ロマンチストな凪にHをお預けさせるのには打ってつけの作戦だと玲王は考えた
玲王「な?だから、今日はもう…」
凪「それってどこまで?」
玲王「ん?」
凪「つまり、途中までならシても良いってこと?」
玲王「…」
おま、人の話聞いてたか?
玲王は深夜にこの分からず屋に対してそう説教したくなったが、グッと言葉を飲み込む
相手はデッカい赤ちゃんなんだ。大人になれ、御影玲王
玲王「えっと…途中までなら、って?」
凪「うん。だから、初めてを二度と忘れられない特別な夜にするためには事前準備って大事だよね。急に慣れないことしたら体もビックリしちゃうでしょ?ほら、プール入る時って足から水かけたりして徐々に心臓の方にさ…」
そう話す凪の右手が、その場所を教えるかのように玲王の腹を撫でて心臓がある方の胸をゆるりと触る - 184スレ主25/01/20(月) 20:28:03
玲王「っ、だから、こーいうのをやめ…」
凪「途中までならいいでしょ?最後まではしないから。それはイブの日のお楽しみにとっとく」
玲王「(し、しつけぇ…!!)」
ダメだと言ってるのに
人の話を聞いていないのか?途中までって一体どこまでだよ
いくら宝物と言えどしつこい男を良しとしない玲王は、次第に凪の態度にイライラしてきた
玲王「だから、そーいうのも含めて全部だよ!だいたい今日はもう…途中まではしたじゃねぇか」
凪「えー…そうだっけ」
玲王「そうだよ、忘れたフリすんな!」
恥ずかしすぎる格好をさせられてよく分からないままあれよあれよと達せられてしまったのに、それを忘れたとは言わせない。いや、やっぱり忘れて欲しい気もする
それに、再びあの状況になるのはマズイ
ああなってしまったら最後、訳がわからなくなって途中で凪を止められる自信もなかった
凪「忘れるわけないし…イっちゃいそうな時のレオ、超可愛かった…。俺とレオは磁石のS極とN極みたいなもんだよ。一度くっついたらもう離れられないの」
玲王「ハハ…あーそう…」 - 185スレ主25/01/20(月) 20:31:34
さっきから話が平行線だ。さすがにもう寝たい
毎度毎度眠い時に寝かせてくれないこの男はなんなのだ、と玲王は黙ったままイライラを募らせていく
しかし凪はまったく意に介さず、再び玲王を抱きしめて首筋に顔を埋め、玲王の匂いを肺に目一杯吸い込んで満足そうにしていた
玲王「(…いいやもう、無視して寝るか)」
心なしか凪の太腿の間に挟まれた自身の脚の前腿部分に硬い物が当たっている気がする
もうそれがナニなのか玲王にはツッコむ気力もない
さすがに寝ている人間に何かするほど凪も野暮ではないだろうからさっさと寝てしまおうと、凪の広い背中を子どもをあやすように優しくヨシヨシと撫でてから玲王は瞼を閉じて寝ようとする
凪「…え、レオ、寝ちゃうの?」
玲王「そりゃ寝るだろ、夜なんだから。おやすみ」
凪「えー、俺のコレどーすればいいのー?」 - 186スレ主25/01/20(月) 20:37:13
コレとは…恐らくアレのことであろう
睡魔に襲われ続けている玲王は、んなもん知るかよ、と口にしたかったがとにかく穏便に事を済ませて寝たかった
玲王「…それはな、ガマンだよ、ガマン」
凪「んぇ?」
玲王「…ほら、腹空かせまくった後に飯食ったら、いつもよりスゲェ美味いだろ?だからちゃんと我慢できたらさ…次の時はもっと良いはずじゃん」
凪「そうかな?いつどんな状態で食べてもレオはおいしいよ。だから今おかわりプリーズ」
玲王「…ダメ。おやすみのチューだけして、あとはもう寝ような。お前とこうしてくっついてるだけでも、俺は幸せなの」
そう言って凪の額に軽くキスをした玲王は、凪の肩に小さな頭を置いてスースーと安心したように寝息を立て始めてしまった
凪「…」
玲王より少しだけ大きくてかさついた手で、凪は玲王の手をぎゅっと握り込む
目を閉じた玲王の綺麗な寝顔を見ながら、起きてくれないかなと願いつつ何度か強く手を握ってみたが本格的に寝てしまったようで起きなかった
玲王『こうしてくっついてるだけでも、俺は幸せなの』
凪「(ウソでしょ…恋人同士って、付き合ったら毎日Hするんじゃないの…??)」 - 187スレ主25/01/20(月) 20:58:05
翌朝———
凪「…」
凪は昨晩から寝れない夜を過ごしたまま朝を迎えていた
中途半端に勃◯していた誠士郎もいつの間にか大人しくなっている
それもそのはず、凪は一晩中考え込んで寝れなかったし、ソロプレイどころではなかったのだ
凪「(レオ…昨日はちゃんと俺とシてイッてくれてたのに、したがらないってことはあんま良くなかったのかな…。あんなに気持ち良いコトなら毎日でも、何回シても良くない…?)」
隣でスヨスヨと可愛い寝息を立てて眠っている何も知らない玲王を、三角座りしていた凪が光のないジト目で見下ろす
凪「(俺のやり方が良くなかったのかな…。いや、レオって最近までオ◯ニーもしたことないって言ってたし、多分まだ気持ち良さがわからないんだよね。やっぱ回数こなすしかないよ…だってお互いが気持ち良くなきゃダメだもん。ロマンチックな初夜のために頑張ろ)」
頑張る方向性はそれで良いのか?
手始めにちょっとHな起こし方をしてみた凪
凪はどうやって玲王を起こした?
下3レスから🎲 - 188二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 23:46:56
耳を舐めたり噛んだりする
- 189二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 00:20:51
朝特有の元気な「ナギ」を偶然を装って擦り付ける
- 190二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 11:07:56
キスをしてから玲王の身体をあちこち触ってみる
- 191二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 22:30:48
ワクワクドキドキ
- 192スレ主25/01/21(火) 22:40:09
- 193二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 10:03:21
やっぱり沖縄でしたか〜
ビーチを満喫したい玲王くんとお部屋で過ごしたい凪くん
どっちも可愛いです - 194二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 11:18:42
ぬいちゃんかわいー
続きは次スレかな - 195スレ主25/01/22(水) 17:50:18
- 196二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 21:42:46
アロハぬいちゃん達かわいい!新婚旅行みたいでドキドキだね凪くん
同棲生活(仮)楽しみに待ってます! - 197二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 03:24:11
かわいいアロハぬいちゃん達見られて幸せ〜
次スレも楽しみです - 198二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 11:37:32
うめ
次スレ待ってます
欲をいえばこれとはまた別に新たな白宝スレも立ててほしいです
スレ主の白宝スレどれも好きなんだよ〜 - 199スレ主25/01/23(木) 16:26:38
- 200二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 02:15:00
凪玲ちゃん達にとっては毎日の日々が思い出になってるに違いない
幸あれ〜
次スレ待ってます