曲亭馬琴とかいうおっさん

  • 1二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:42:59

    あまり語られないけど調べていくと後世の漫画アニメラノベとかに与えた影響でかくてビビる
    この人のインスパイアも元をただせば中国白話小説なんだけど

  • 2二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:46:13

    子供向け文庫とかで八犬伝読んでみるとびっくりするほどツボをついてきて面白い

  • 3二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:47:37

    専門用語現代リメイクしてコミカライズすれば少年ジャンプで掲載してそうなくらいには王道少年漫画してる

  • 4二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:52:10

    識字率考えると日本で小説が退化した時期補ってた中国白話(口語)小説がやばすぎる

  • 5二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:54:39

    このおっさんの凄さを見出して活用した山田風太郎とかもスゴイんだけど
    あの時代に椿説弓張月とかみたいな異能力バトルをポップさせたの先見の明すぎる
    ちなみに日本初の専業小説家らしい

  • 6二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:55:38

    >>5

    ようやく現代と変わらない大衆文化が出来てくるんだなと感慨深くなる

  • 7二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:57:18

    小学生のころ適当に読んだ里見八犬伝で毛野に性癖壊されてから男の娘に目覚めたので責任取ってほしい
    八犬士それぞれキャラ立ちしてて被らないの強いわ

  • 8二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:59:43

    ちなみに和製UFOとか言われることもある虚舟の初出も馬琴

  • 9二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:03:22

    >>4

    馬琴は水滸伝の影響が強いし当時の江戸っ子も大好きだったっぽいから西遊記と共に地続きよね結構

  • 10二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:05:38

    >>7

    傾城水滸伝っていう水滸伝のTSモノの二次創作もしてたから多分そちら側の人間

  • 11二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:06:27

    >>10

    これっていつの本?

    江戸時代にこの表紙なら、現代と本当に地続きで興奮する

  • 12二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:09:36

    馬琴「水滸伝の英傑達って現代(江戸時代)の日本人からしたら行動理念とか怒りのポイントが分かりにくいんだよな」

    馬琴「全員オッサンのくせにめんどくせえメンヘラ女みたいな考え方してるし……そうだっ!!」

  • 13二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:13:19

    >>11

    wiki情報で申し訳ないけど1825年から1835年までやってたらしい

    人気高すぎて版木が摩耗して二回刷りなおしたとか書いてる

  • 14二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:17:19

    >>10

    よく勘違いされるが傾城水滸伝はTSモノじゃないぞ

    中国の水滸伝をモチーフにしているが、実際の日本を舞台に日本の姫君たちの話にしている


    傾城塔の怨霊話を用いているんだしな

  • 15二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:17:29

    >>13

    凄い

    当時を生きてみたい

  • 16二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:18:29

    >>3

    ドラゴンボールってよく見ると八犬士の珠だしな

  • 17二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:18:41

    少年漫画より先に里見八犬伝読んだわ
    マジで面白いと思う 群像劇がうますぎる

  • 18二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:19:02

    北斎だったかが描いた挿し絵がかっこよすぎて気になってるわ

  • 19二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:21:24

    この人、江戸時代で今で言う同人誌即売会とコスプレ喫茶もやっている

  • 20二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:23:04

    >>10

    八犬伝の表紙は可愛い

  • 21二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:26:17

    「江戸時代に現代日本のサブカルみたいなことをやってた」じゃなくて、現代日本のサブカルが本来の日本文化のルネサンスなんじゃないかと思う
    歌舞伎もアニメと経緯似てるし

  • 22二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:29:52

    化政文化は江戸町人が主な担い手だったから色々とシンパシーを感じるものがあるんじゃないかなと感じる
    いい意味で俗っぽいというか

  • 23二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:31:12

    馬琴「封神演義とかブームだけど九尾の狐が悪者とばかり流行っとるな…よし!」

    政木狐「九尾全てが悪者じゃないし白とか天とか瑞獣いるのによ、それもこれも封神演義に玉藻前の所為だ」


    八犬伝では九尾の狐は元来の神獣として現れ狐竜にもなっている
    なお殺生石後日怪談では九尾の狐は悪役

  • 24二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:32:33

    戦国時代から明治時代にかけては、元々は寺や公家の専有物だった学問とかが、寺の弱体化や公家の衰退で民衆の手に下ろされていく過程のように思える
    江戸時代の特徴として和算とか学問が娯楽的に消費されたのはそこらへんもある

  • 25二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:53:07

    中国小説から学んで稗史七則という小説技法に細分化しているし、特に八犬伝は隠微を重視していて八房に牡丹など言葉の繋がりや意味を含めた暗喩を多用している

    尤も善因善果に悪因悪果の因果応報や勧善懲悪と元が生真面目な人物なのは窺えるし
    創作物に夢物語と言う架空を生涯かけて書き上げたのは、浮世に何か伝えたいメッセージ性があった
    「百年の後知音を俟て是を悟らしめんとす」とかね

  • 26二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:55:35

    >>14

    確かにTSでは無かった

    男女逆転IFとかの方が近いか

    結局のところ全部ホモでは?

  • 27二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:59:43

    >>21

    それはそう

    ただ「影響を与えた」とか「原型」とかでもなく、現代のサブカルにそう遠くない型が二百年位前に現代でも咀嚼可能な質を保って残ってるのが驚きをもって受け止めざるを得ないんだ

  • 28二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 00:10:01

    >>24

    四大奇書を初めとする中国白話小説もこの経緯だったりするんです?

  • 29二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 00:13:13

    >>28

    モンゴル人王朝の元の時代に科挙で成り上がれなくなった知識人が生活の為とかでそれまで軽視されてた戯曲に手を付けた(元曲)のが始まりとか

  • 30二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:41:29

    >>18

    80くらいまで生きてるし出版業界関連で交流あるから葛飾北斎以外に北越雪譜の鈴木牧之とか渡辺崋山とかとも知り合いなんだよな

    北斎はこだわり強くて指示を素直に聞かないから右に挿絵描いてほしい時は左に描いてくれって頼むみたいなこと書いてる手紙の話好き

  • 31二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 02:45:54

    この前映画やってたよな。北斎も馬琴も変なジジイっぽいわ

  • 32二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 09:55:38

    八犬伝ね
    映画のタイトルはこれだけど中身は馬琴の自伝

    超真面目で堅物である馬琴が物語は読本だと断じながらも八犬伝に着手して筆が乗り
    しかし所詮虚構だと突き付けられ、悩みながらも息子の病死など浮世との狭間に苦悩しつつ書き上げた
    北斎も捻くれ者なのに付き合っている

    まあ当時から見てもお互い相当な長生きで妖怪爺地味ている

  • 33二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 10:40:57

    おすすめの八犬伝

    丸屋おけ八
    めちゃ細かく書かれてる

    山手樹一郎
    明るく平和で犬士の仲が凄く良い

    浜たかや
    読みやすくサクサク進む

    碧也ぴんく
    マンガの八犬伝では珍しい原作に忠実



    南総里見八犬伝八犬伝はいいぞ!!
    いつか原作バリバリの八犬伝が見たい

  • 34二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 10:43:34

    >>24

    一番は寛永文化、江戸期に入ってからの活版印刷の隆盛よ古典も中世までの古典注釈書(の集成)も刷りに擦りまくった結果高級貴族と坊主の占有物だった学問が次第に地元の豪商豪農程度の金持ちにまで広がっていったんだ


    どんなに上層の力が弱まって相対的にしろ絶対的にしろ庶民の力が強まっても学問の元となる本の数が揃ってなきゃ意味がない訳だしやっぱメディアの発達って神だわ

  • 35二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 12:52:27

    >>33

    浜たかやのは読んだ

    表紙がかっけえんだ

  • 36二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 12:53:47

    >>7

    毛野君!!

  • 37二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 13:17:08

    前可愛らしい感じの八剣伝読んだ覚えあるわ

  • 38二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 13:21:04

    >>36

    板垣さんはこういう役がホントよくハマるな…

  • 39二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 14:03:54

    原作の八犬伝はものすごく長くて途中から中身が薄いジャンプの引き伸ばし連載マンガと聞いた

  • 40二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 16:47:03

    >>39

    犬士が結婚するまでは楽しんで、後はちょっと長めのエピローグだと思うといいよ



    馬琴先生は真面目過ぎ細か過ぎの性格だから

    広げた風呂敷はきっちり角を合わせてシワ無く折りたたみたいお人だから…

  • 41二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 17:10:17

    犬士以外だと
    激強音音バァちゃん好き

    哀れ過ぎる朴平も好き

  • 42二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 18:38:40

    >>34

    印刷物の発達と言えば、ヨーロッパの宗教改革を惹起したのを思い出す

    国学も日本版の宗教改革なんだろうか

  • 43二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 23:25:13

    >>42

    国学の方法論の祖である契沖は元々悉曇学つまりは仏教畑な人だし真淵・宣長は日本人元来の精神性(古道)を明らめようとしてた人達で真淵はともかく宣長は商家の息子にすぎないし篤胤は篤胤だしアイツ確か元の身分武士だしで國學が宗教改革的なものとは言えるのかなアレ 


    春満は神職の地位向上が目的の一つで国学隆盛の一因もそういう仏教側に神社の財布握られたりなんだりする神道劣位の改善をしたい神職層の存在だし改革っちゃ改革と言えなくもない気もするが……

  • 44二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 23:31:14

    >>43

    宗教改革はそれまで書き言葉を支配し文化圏の中心にいた民族に対する、それまで従ってきた異民族の民族主義的な側面もあったし、国学の背景には神仏分離など儒教もあっただろうし

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