- 1二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 12:36:26
- 2二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 12:37:33
イチスズじゃんね
- 3二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 12:41:32
ちぃっ!なんだって急にイチスズが流行り始めたんだ!
- 4二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 12:41:33
スズミにもっすを付けるのをやめるイチカ…いいね…
- 5二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 12:43:24
運命力が強すぎる
- 6二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 13:08:56
- 7二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 14:41:19
この2人にはやっぱりどうにも対等感がある
- 8二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 14:42:34
- 9二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 15:38:47
結局イチスズかよ!
- 10二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 15:39:54
エアプイチカ「スッスッスww!ツルギ委員長は今日も面白いっすねぇw」
- 11二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 16:32:57
イチスズは供給が少ないからな‥助かる
- 12二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 16:47:54
一昔前なら選択肢に入ることすらなかったんだろうなぁって
- 13二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 17:06:43
好きな人の前では初夜の童貞みたいな挙動になるイチカは草生えるわ
- 14二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 19:41:04
スズミの前だけでは余裕がなくなるイチカいいな
- 15二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 20:09:57
- 16二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 20:56:24
この2人はどういう流れで付き合うんだろ
- 17二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 20:57:53
イチカに足りなかった同い年との絡みを満たしていて新鮮味と需要のある素晴らしいカプ。スズミは全ての絡みが足りないので当然需要がある
- 18二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 21:10:16
モブA「イチスズの供給不足だった時の苦しみ、存分に思い出せ!」
モブB「情けないやつ!」
モブA「何が!貴様こそその制作意欲を無駄に消耗しているとなんで気がつかん!」
モブB「貴様こそ!」
モブA「集中力のパワーダウンだと!?ええい!」 - 19二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 21:28:43
イチカ「今日はクリスマスイブっすね。」
スズミ「そうですね。皆さんもいつもより楽しそうです。」
イチカ「こ、こんな空気ですし私達も…この後、どうっすか?」
スズミ「…!イチカさん…。」
イチカ(さ、さすがにストレート過ぎたっすかね)ドキドキ
スズミ「そうですね、こんな時だからこそ気を引き締めなければいけません!パトロール行きましょう!」
イチカ「」
イチカ(あれ?私達付き合ってるんすよね?)
イチスズの供給が足りてたことなんて無かっただろ! - 20二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 00:36:24
閲覧注意が着いているということは...そういうことなんだよな!?
- 21二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 00:40:23
世界中で同じこと考えてるのか?
— 2024年12月05日
- 22二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 01:15:59
クリスマスなので!!
12月24日、イブですら世間はクリスマス一色で賑わっている。いつもは人の少なくなるような時間でも学園も商店街も人で溢れていて、それほどまでにこのお祭りが人々を楽しませているのだと実感する。
「…まあ、私には関係のないことみたいっすけどね。」
はあ、とため息をついて独りごちる。正義実現委員会という肩書きを持ってしまったがゆえにこんなイベントではあちこちに駆り出される。浮ついた気持ちというのは銃の引き金まで軽くしてしまうようで、乱闘騒ぎは後を絶たない。今だってひとつ喧嘩の仲裁をしてきたばかりだった。
「クリスマスイブにひとり…はぁ、本当だったら今頃は…。」
脳裏に浮かぶのは銀色の髪を伸ばした少女の姿。ついこの間付き合うことになったばかりの恋人に思いを馳せる。
「今日くらいは、2人で過ごしたかったんすけどね。」
今頃彼女は何をしているのだろうか、きっと皆が浮つく時期だからこそ気を引き締めなければ!とパトロールに励んでいるのだろうというのは容易に想像がついた。相変わらずだなぁと思う反面、少しは自分といてくれたっていいじゃないかと思う気持ちもある。…まあ、そんなこと言っても私には仕事があるわけだが。
もう何度目になるかわからないため息をつく。モヤモヤとした気持ちは私の心のように冷えきった空気にぷかりと浮かんで、やがて溶けていった。 - 23迷惑だったら消してください!24/12/25(水) 01:17:16
「会いたいなあ。」
ぽそりと本音がこぼれる。1度そう思ってしまったら、堰を切ったように思いが溢れていく。
スズミさんに話したい、スズミさんの声が聞きたい、スズミさんと手を繋ぎたい、スズミさんと、会いたい。
「スズミちゃん!」
「…!」
「あ、ミサトちゃん!お待たせ!」
「……なんだ、人違いっすか。」
最愛の人の名前に素直に反応してしまった自分が恥ずかしい。どれだけ彼女に飢えているんだ。つい昨日だって会ったじゃないか。
(…私もこの空気に当てられてるんすかね。)
スズミと呼ばれた生徒と、ミサトと呼ばれた生徒が仲良く手を繋いで歩いていくのを遠くから見守りながら、その姿を自分とスズミに重ねる。思えばお互い多忙の身であるがゆえにデートらしいデートなど数える程しか出来ていなかったような気がする。
羨ましいな、と素直に思った。
「電話、出てくれるかな。」
スマホの画面を灯し、電話のアイコンをタップする。電話帳の1番上にお気に入り登録された名前を押すところで、指が止まった。
…自分は何を躊躇しているのだろう。いつもならなんの躊躇いもなく押せているはずなのに。
「っいやいや!きっと出てくれるはず!…よし。」
一瞬だけ画面が暗くなり、『守月スズミ』の名前がでかでかと画面に表示される。次いで、コール音が鳴り出した。1回、2回、3回、4回…。
『っもしもし!』
5回目に差し掛かるかといったところで電話が繋がった。3回目のあたりで1度切ってしまおうかなんて考えていたから、電話を取ってくれたことにほっと胸を撫で下ろす。
- 24二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 01:18:18
「あ、もしもしスズミさん?すみません、特に用があるわけではないんですけど。」
『い、いえ…ちょうど良かった、あの、イチカさん今どこですか?』
電話口の彼女は焦った様子で、乱れた息と微かに聞こえる風の音から走っているであろうことが推測できた。
…どうしたのだろう。また変なことに巻き込まれていないといいけど。
「え?今っすか?今は…商店街の入口のあたりっすね。」
『はぁ、はぁ…なるほど、良かった。方角は合ってますね…。』
「…あの?スズミさん。何かあったんですか?」
流石に心配になって聞いてみる。彼女は何かとトラブルに巻き込まれがち…というか、自分から巻き込まれに行っている節があるので放っておくと直ぐに怪我をこさえてくるなんてことはざらにあった。
『何か…というか、何も無かったからというか…あの、できれば今いるところから動かないでもらってもいいですか?』
「はぁ…?」
やけに煮え切らない返答に首を傾げる。それきり電話からは彼女の息遣いと、ローファーが地面を蹴る音のみが響いていた。
少し時間が経ち、ふと彼女が言葉を発する。
『…あ、いた。すみません、切りますね。』
「え?あ、ちょ…切れた。」
そう言ってぷつりと電話を切られる。なんだかずっと置いていかれたような気分だ。結局ろくに話すことも出来なかったし、彼女がどこにいたのか、何をしていたのかもよくわからなかった。
ああもう、なんだっていうんだ。せっかくのクリスマスイブなのに。仲睦まじく歩くカップルたちに八つ当たりするようにじとりとした視線を送る。こんなとき、隣にスズミさんがいたら「はしたないですよ。」なんて諌めてくれるのだろうか、いやそもそも彼女がいないからこうなっているわけで。
思考がぐるぐると良くない方向に舵を切り出す。その時、待ち焦がれた声が耳に届いた。
- 25二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 01:31:09
「イチカさん!」
「…え、スズミさん?」
凛とした声は人混みをものともせずに突っ切ってくる。驚いて振り向くと、少し離れた場所からスズミさんが走ってきたのが見えた。
「はぁ、はぁ…メリークリスマス、イチカさん。」
息を切らしてこちらに駆け寄ってきたスズミさんは、私の顔を見るとにこりと笑ってそう言った。走ってきたからなのかそれとも寒さによるものか少し赤らんだ顔の笑顔の破壊力は筆舌に尽くし難いもので、ぎゅっと心臓を掴まれたかのような感覚がする。
「メ、メリークリスマス…スズミさん。あの、どうしてここに?」
やっとの思いで絞り出した私の言葉に、スズミさんは困ったように笑うとぽつりぽつりと話し出した。
「どうして…うーん、なんと言えばいいか…。今日って、クリスマスイブじゃないですか。」
「そう、ですね?」
「皆さんいつもよりも楽しそうで…その分、良くない方向に騒いでしまう人もいるわけです。その人たちが何か問題を起こしてしまわないように、私やイチカさんたちがこうしてパトロールをする必要があります。」
「…はい。」
スズミさんはそこで一度言葉を区切ると、照れくさそうにはにかみながら言う。
「…まあ、だからというか、今日はイチカさんと会えない日じゃないですか。それは仕方のないことです、仕方のないことなんですが…ええと、なんとなく、それが嫌で。」
「えっと」
「つ、つまり、まあ、会いたかった、ってだけです。…随分と子供っぽい理由ですが。」
ちらりと覗いた耳は真っ赤に染まっていて、それが寒さによるものでは無いことは十分わかっていた。
じわじわと形容し難い感情が押し寄せてくるのを感じる。
どうしよう、めちゃくちゃ嬉しい。スズミさんも私に会いたいと思っていてくれたんだ。
- 26二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 01:38:54
「そんな、子供っぽいなんて思いませんよ。…私だって、スズミさんに会いたかったので。」
「そ、そうですか。」
「それにしても、私がいる場所もわからないのに走ってたんすか?スズミさんったら私のこと大好きなんだから。」
「うぐ……そ、それは…会いたいな、と思ったら体が動き出していたというか………ええ、大好きですよ、本当に。」
「ぅえ…?!」
調子を取り戻そうと軽口を言ってみるも、思いもよらないカウンターに言葉が詰まる。いつもそんなに素直に言ってくれないのに、今日はずっとドキドキされっぱなしだ。
「な、なんか今日はやけに素直じゃないっすか、どうしたんすか本当に。」
「…別にいいでしょう、クリスマスなんですから。それより、ですね。」
するりと手を取られる。意外にも彼女の手は暖かかった。そのまま指を絡めて、恋人繋ぎになる。
「せっかくですしこのまま2人でこの辺りを回りませんか?まだお店は開いているみたいですし。」
「…あはは、そうっすね。パトロールも兼ねて、見て回りましょう。」
繋がれた手をぎゅっと握りしめて、彼女と並んで歩き出す。クリスマスの喧騒も、今はこの胸の高鳴りをかき消してくれた。
- 27二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 01:39:57
お目汚しすまん!付き合いたてのイチスズのクリスマスデート見たかったんだ!
- 28二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 01:57:02
お前は凄い子だ