【🎲オリ時々SS】星空芋ない系䞀番隊垭官RELOAD【PART4】

  • 1124/12/24(火) 16:30:55

    鍵を壊しおはならない
    蓋を壊しおはならない
    箱は正しく開けるこず
    そしお必ず閉じるこず

  • 2124/12/24(火) 16:35:35

    こちらは「星空芋ない系䞀番隊垭官」スレを途䞭から再構築しおいるスレずなりたす


    珟圚砎面線埌のオリゞナルストヌリヌ䞭

    パヌト

    【🎲オリ】星空芋ない系䞀番隊垭官RELOADあにたん掲瀺板拝啓玫陜花が綺麗な玫になっお参りたしたが、いかがお過ごしでしょうか。珟䞖も初倏に入り、次第に颚が雚の匂いを垯びおきたした。家の敎頓も終え少し萜ち着いおきたので、遅くなりたしたがこうしお筆を取らせお頂き bbs.animanch.com

    パヌト

    【🎲オリ時々SS】星空芋ない系䞀番隊垭官RELOAD【PART2】あにたん掲瀺板前回たでのあらすじ珟䞖に旅行しお矎男矎女どっちもトップ完珟術者ずコミュ開拓むメチェンむベに乱入する檜䜐朚ずロヌン組んだバむクで走り出すモノロヌグが闇属性の雀郚こちらは「星空芋ない系䞀番隊垭官」スレ bbs.animanch.com

    パヌト

    【🎲オリ時々SS】星空芋ない系䞀番隊垭官RELOAD【PART3】あにたん掲瀺板指先を䌞ばし、浮き足立぀あなたの望む圹になる為に曲に遅れないように玠顔を芋せないように息を乱さないように声を挏らさないように飛び立぀姿は鳥のように貞淑な姿は奎隷のように䌞ばした指先で空を切りながら銖茪 bbs.animanch.com

    前回たでのあらすじ

    刈薙剣叞は人圢擬きから倉わりたい

    怪文曞䞊みの長さでお送りする雀郚さんずの和解むベ

    檜䜐朚修兵、狩儺邞ぞ行く吉良むヅルを添えお

  • 3124/12/24(火) 16:38:08

    RELOAD前、オリゞナルストヌリヌに入る前の話

    ややダむゞェストで流される尞魂界篇砎面篇
    オサレな死神を䜜っおみたくお🎲あにたん掲瀺板今流行っおるらしいね、死神䜜るのずいうわけで゜りル゜サ゚ティに死神を䜜りたヌすずいうか皆のアむデアで䜜っおもらいたヌす性別dice1d2=@1 (1)@男/女所属郚隊dice1d13=@1 (1)@階
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    【🎲時々⚓】星空芋ない系䞀番隊垭官 尞魂界篇あにたん掲瀺板ダむスを振れば振るほどダバいこずになるこずに定評がある䞀番隊第十六垭、刈薙剣叞かんなけんじ䞭倮四十六宀に単身突撃しお真盞RTAしたり藍染䞀掟の悪事の蚌拠集めに奔走しおたりしたら、䜕故か末期愉悊郚の bbs.animanch.com
    【🎲時々⚓】星空芋ない系䞀番隊垭官あにたん掲瀺板こちら死神、滅华垫、完珟術垫の党おの玠逊を持ったら綱圌代にぐちゃぐちゃにされ、零番隊に斬魄刀突っ蟌たれたり改名されたりしお人の圢を取り戻した䞀番隊十䞀垭、刈薙剣叞の䞖界です党おがおかしくなった元凶ht
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    うちにアニオリ篇はない、悲しいが仕方ないんだ

  • 4124/12/24(火) 16:38:58

    剣叞に関する情報

    刈薙剣叞に぀いお | Writening所属護廷十䞉隊䞀番隊十六垭→十䞀垭→五垭 身長 長い黒髪を赀ず黄色の髪玐で束ね、オオツルボの髪留めを぀けた男の死神。 雀郚以倖の死神ずろくに芪亀がなく、䞀番隊の隊舎の奥で雀郚に剣の writening.net

    珟圚の各胜力


    完珟術 109/100身䜓の霧化が可胜


    静血装 93/100

    動血装 99/100

    霊子操䜜 49/100霊子兵装を䜜れない

    飛簟脚 53/100


    斬 77 ※卍解可胜

    拳 120

    èµ° 25瞬間的に加速するこずは可胜

    鬌 118

  • 5124/12/24(火) 16:39:16

    珟圚解攟されおいるコミュず奜感床珟䞖
    剣叞→アりラ 47
    アりラ→剣叞 62

    剣叞→銀城 32
    銀城→剣叞 99

  • 6124/12/24(火) 16:39:43

    奜感床尞魂界内
    剣叞→檜䜐朚 76
    檜䜐朚→剣叞 59

    剣叞→砕蜂 13
    砕蜂→剣叞 70

    剣叞→勇音 77
    勇音→剣叞 15

    剣叞→癜哉 926
    癜哉→剣叞 6278

    剣叞→恋次58
    恋次→剣叞6

    剣叞→倜䞀 2593
    倜䞀→剣叞 1445

    剣叞→雛森 92
    雛森→剣叞 50

    剣叞→日番谷 7
    日番谷→剣叞 59
    ※珟圚コミュは息をしおいない

    剣叞→雀郚 94
    雀郚→剣叞 95
    ※話の根幹の為、雀郚コミュのみ初期から続投

  • 7124/12/24(火) 16:49:16

    珟圚四日目合っおいるのか昌パヌト

    旧狩儺邞に来お探玢をしおいる檜䜐朚ず吉良のパヌトになりたす

    ちなみに秘密箱仕掛け箱は本圓にある

    開けるのに最短1036手必芁な箱なんおのもあるので、気になった人は調べおみおね

    保守がおら小ネタダむス

    今回檜䜐朚の手によっおパズルがTAされたしたが、今回䞍圚の人達はどれくらい解けるかずいうず

    剣叞

    パズル適性dice1d100=43 (43)

    思考dice1d100=31 (31) (盎感掟←→理論掟)

    雀郹

    パズル適性dice1d100=85 (85)

    思考dice1d100=7 (7) (盎感掟←→理論掟)

    砕蜂

    パズル適性dice1d100=43 (43)

    思考dice1d100=96 (96) (盎感掟←→理論掟)

    倧前田

    パズル適性dice1d100=5 (5)

    思考dice1d100=52 (52) (盎感掟←→理論掟)

    癜哉

    パズル適性dice1d100=20 (20)

    思考dice1d100=96 (96) (盎感掟←→理論掟)

    恋次

    パズル適性dice1d100=15 (15)

    思考dice1d100=83 (83) (盎感掟←→理論掟)

  • 8124/12/24(火) 17:01:57

    ほが党員カス過ぎる、行ったの檜䜐朚でよかった そしお兄様の解像床が高すぎる

    閑話䌑題

    前スレ終盀で誰かの郚屋を蚪れ、そこで䞊質な子䟛甚の振袖ず小さな秘密箱を芋぀けた二人

    どういうわけかパズル適性が高い檜䜐朚の手によっお攻略された箱の䞭にあったのは dice1d2=1 (1)

    1=面か仮面ですね

    2=垃 のように芋える。頭巟ですかねせめおベヌルっお蚀っおくんない

  • 9124/12/24(火) 17:18:51

    䞭にあったのは仮面らしい

    仮面はどんな圢dice1d3=1 (1)

    1=顔党䜓を芆う

    2=顔のdice1d2=2 (2) (䞊半分/䞋半分)だけ芆う

    3=顔のdice1d2=1 (1) (å·Šç›®/右目)呚蟺だけ芆う

  • 10124/12/24(火) 18:26:09

    たさかの党䜓パタヌン

    モチヌフdice1d4=1 (1)

    1=犬

    2=é³¥

    3=鬌

    4=骞骚、その衚面に王様がある

    5=䞍明。ただ面に芖界確保甚の線があるだけ

  • 11124/12/24(火) 18:42:35

    犬仮面dice1d2=2 (2)

    1=犬ずいうか、狌を暡した仮面

    2=むヌ科のような獣の骚の仮面


    仮面に察する目星dice1d100=12 (12) (+15)

    61〜で䜕かに気付きたす

  • 12124/12/24(火) 19:20:58

    仮面を芋た二人はアむデアロヌル

    檜䜐朚dice1d100=19 (19)

    吉良dice1d100=34 (34)

    51〜で䜕か既芖感を芚えたす

    なおこの仮面に関しお二人の刀断はdice2d2=1 2 (3) (檜䜐朚/吉良)

    1=䜕か気になるので回収する

    2=䜕だか䞍気味だし、盗品になるから眮いおいこう


    さお、この郚屋は結構調べた

    これからどうしようdice1d2=2 (2)

    1=ただ探玢する

    2=埃っぜいし、䞀旊探玢を切り䞊げる


    倚分こんな感じのビゞュアルしおいる仮面

    ここに䞋顎がプラスされる

  • 13124/12/24(火) 20:02:41

    では探玢を切り䞊げ、屋敷から撀退したす

    珟圚の時刻はdice1d2=1 (1)

    1=日が傟き぀぀あるが、ただ日没たでには時間がありそうだ

    2=既に薄暗くなっおいる、そろそろ倜になるだろう


    日没埌なら匷制倜パヌトですが、日没前ならただ少し掻動出来たす

    日没前の堎合、檜䜐朚達はどうするdice1d3=3 (3)

    1=狩儺家に぀いお少し調べおみる

    2=仮面をもう䞀床調べおみる

    3=今日は䞀旊䌑もう。特段䜕もせず倜パヌトぞ進む

  • 14124/12/24(火) 21:34:56

    今日は倧人しく垰るようです

    それでは剣叞・雀郚パヌトず時間軞を合流させ、倜パヌトの凊理をしおいきたす

    剣叞は倜の過ごし方に぀いお、䜕か雀郚に蚀ったdice1d3=3 (3)

    1=「私ずは絶察に日暮たでに別れおください」ず蚀い含めお玄束させた

    2=忠告はしたが説埗に倱敗した気がする、倚分蚀うこず聞いおくれないよこの人 

    3=  蚀え、なかった


    檜䜐朚ず吉良はdice1d2=2 (2)

    1=日没たでに別れる

    2=せっかくだし飲もうぜずいう話になり、共にいる

  • 15124/12/24(火) 21:42:59

    なんで蚀えなかったのdice1d2=1 (1)

    1=安心しお寝おしたっお、その間に垰られおしたっお あヌ、もう 

    2=蚀おうずは、した。けど、倢だけの倜が、もう嫌で 口が、動かなかった


    珟圚仮面はdice1d2=1 (1)

    1=颚呂敷に包んで持っおいる。吉良はドン匕きしおいた

    2=嵩匵るので䞀床隊舎に戻っお閉たっおきた


    刀定は3グルヌプです

    剣叞dice1d100=97 (97)

    雀郹dice1d100=83 (83)

    檜䜐朚・吉良dice1d100=68 (68)

    61〜の䞭で䞀番高い数倀を出したずころに行きたす

  • 16124/12/24(火) 21:57:53

    党員高すぎる

    数倀が近いのでワンチャンで掟生の保険をかけおおきたすか

    は剣叞をルヌル通り襲来したすが、その時雀郚は合流出来るか

    dice1d100=15 (15) (66〜で異倉を感じお戻りたす)


    寝おいる間に雀郚が垰っおしたったこずに気付いお埌悔しおいた時、はdice1d2=1 (1)

    1=垃団の䞭で頭を抱えお反省しおいた時、顔を䞊げたら目の前にいた

    2=幻芚の波が䞀際倧きくなっお意識が朊朧ずする䞭、襖の向こうからススス ず音もなく郚屋に入っおきた


    dice1d100=49 (49)

    剣叞dice1d30=21 (21)

    ※䜓調䞍良の為

  • 17124/12/25(æ°Ž) 08:02:02

    ※本日曎新厳しそうです

  • 18二次元奜きの匿名さん24/12/25(æ°Ž) 18:47:44

    保守

  • 19二次元奜きの匿名さん24/12/26(朚) 04:46:04

    保守

  • 20二次元奜きの匿名さん24/12/26(朚) 14:24:45

    保守

  • 21124/12/26(朚) 20:38:02

    もう寝たい 出勀したくねえ 

    圱に襲われるのは回目ダメヌゞ自䜓は回目の剣叞、圱を螏んで芚えるのはdice1d3=3 (3)

    1=魂の茪郭が厩れるような悪寒の䞭、呪詛が聞こえる 

    2=甲高い音がする 鉄を打぀ような 鐘のような 

    3=誰かの、声がする 

  • 22124/12/27(金) 08:13:07

    声に぀いおdice1d3=1 (1)

    1=䞖界を詰っお剣叞を甘やかすような声

    2=倖界を剣叞もろずも嘲る䞍遜な声

    3=普通に生きおいる剣叞を責める声

  • 23二次元奜きの匿名さん24/12/27(金) 18:58:58

    保守

  • 24二次元奜きの匿名さん24/12/28(土) 01:25:36

    保守

  • 25124/12/28(土) 10:33:37

    「あ」

    そんな間の抜けた声が出た
    窓枠に切り取られた空はずっくに暗い色になっおいお、雲の茪郭すら芋倱いそうになっおいた
    代わりに顔を出した月ががんやり光っお、畳に明暗のコントラストを描いおいく
    静かな光に照らされた梅の鉢に氎を遣っおいないこずに気付いたが、そんなこずはどうでも良い
    それよりもずっず重倧な忘れ物に、気付いたのだ

    あの人に 倜のこずを、䌝えおない 

    既に䞀人きりの郚屋の䞭、頭から血の気が匕いおいく
    汗が絶えないほど熱が篭りきっおいた筈の身䜓を、䞀気に寒気が芆っおいく
    䞀転しお凍えそうなほど胞に隙間颚が吹き荒れお、汗たで冷えたのか
    垃団から起き䞊がるこずすら出来ない身䜓を苛む幻芚が䞀局悪化した気がしお、思わずぶるりず肩が震えた
    胞は痛むし、䜓衚は絶えず悪寒が這い回り、篭った熱に思考も理性も端から溶け萜ち、指にすら力がたずもに入らない
    だけどそのきっかけ、この悪寒を酷くさせた原因のこずを思い出せば、嫌な跳ね方をする錓動に远われお埌悔が鎌銖をもたげ出した
    ——俺ず檜䜐朚副隊長が遭遇し、そしお䞀床は長次郎さんも芋おいる筈の、子䟛のような背䞈の圱
    灯に照らされおも足元に圱を萜ずさず、音もなく、霊圧すら垯びるこずなく、ただ䜕の気配もないたたにその堎に圚るナニカ
    その存圚を、俺達だけが知っおいる
    それに俺達は䞀床遅れを取り、俺に至っおは䞀撃たで受けおいた
    その空っぜの足元から䌞びる圱に觊れれば最埌、埅ち受けるのは奈萜ぞ萜ちる感芚ず、魂が腐り萜ちおいくような甘さすら挂う苊痛ばかりだ
    それを、俺は知っおいるずいうのに
    檜䜐朚副隊長の頭からアレの姿は䞀郚消え、長次郎さんに至っおは殆ど䜕も芚えちゃいなかったず、そう聞いおいた筈なのに
      俺は完党に、圌ぞの譊告を忘れおいたのだ

  • 26124/12/28(土) 14:07:02

    思い出した己の倧倱態に頭を抱えたくなるが、重すぎる身䜓ではそれも億劫過ぎる
    身動き䞀぀出来ないたた、朜り蟌んだ垃団の䞭で情けない声だけが垂れ流されおいった

    「あぁあ 」

    完党に、油断しおしたった
    あの人の声を聞いお、顔を間近で芋お あんなこずを、蚀われお
    身䜓は盞倉わらず鉛のようだったけど——心はこれ以䞊ないくらい、どうしおも浮かれおしたったのだ
    「たた明日」なんお、それこそ倢のようなこずを蚀われた
    その蚀葉を聞いお胞の内に駆け巡った倚幞感がどれほどか、あの人には分からないだろう
    俺ず䌚うこずを、たた望んでくれた
    それが分かっただけで、どれほど俺の䞭に光が射したか
    浮き足立った心のたた、もう暗すぎる堎所で䞀人じっずしおいなくおも良いこずに安堵しお、悪倢も芋ないたた 静かで穏やかな暗闇の䞭で眠り続けおしたったのだ

    たずい 

     あの圱は、俺を狙っおいる
    䞀床出䌚い、そしお襲われたからこそそう確信しおいる
    アレがどこから来たもので、䜕の為に、䜕がしたくお動き回っおいるのか、俺には未だ分からない
    それでもアレは幻ではない
    そしお䜕の意図もないように芋せながら、どういう蚳か俺を優先しお狙う
    日䞭は分からないが 業務も終わった日没埌に奎はたた、同じように俺を探しお動くのだろう
    だから倜は、誰も俺の偎にいおはいけない
    アレは果たしお斬れるのか、はたたた鬌道で焌けるのか、それすらも分からない今の内は特に
      なのに俺は、あの人ぞの忠告を怠った
    俺をずっず手元に眮き続けおくれた今なら、少しだけ確信を持っお蚀える
    あの人が今倜既に垰っおいたのも、この前俺ず䞀緒にいた檜䜐朚副隊長が無事でいたのも、ただの偶然に過ぎない
    止める理由が無ければ 䟋え倜だろうが、あの人は来る、来おしたう
    そしお来おしたったら こんな身䜓では、どうやったっおあの人を圱から逃がすこずは出来ない

  • 27124/12/28(土) 16:22:56

    䌝え、ないず  

    感芚の遠い指先に力を蟌め、垃団に爪を立おながら重い身䜓を抌し䞊げる
     既に忠告をするには遅すぎるし、䌝什神機をあの人が持っおいるのかも分からないが、䜕もしないよりは幟分かマシだろうから
    本圓の手遅れになっおしたう前に
    そんな思いで、身䜓をなんずか起こしお
    机に眮きっぱなしにしおいた䌝什神機を取りに行こうず、振り向いた先、

  • 28124/12/28(土) 16:23:32

    「——あ」

    床䞀面が、黒く染たっおいお
    月の光も飲み蟌むほど、黒く
    たるでそれは、奈萜のようで

  • 29124/12/28(土) 16:24:36

    「お前、」

    そこたで蚀いながら、痛みを痛みず理解するよりも早く、俺は同じ色に萜ちた

  • 30二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 01:16:59

    保守

  • 31二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 05:10:03

    1の文蚀が気になる
    これらの泚意を砎ったら䞭のお面が䜕か良くない䜜甚起こすようになるのか

  • 32124/12/29(日) 11:09:33

    萜ちる

    萜ちおいく


    萜ち続けおいく


    光は射さず、右も巊もない皋の“黒”の䞭を
    ただ、䞋ぞ
    芋えない底たで
    纏わり぀く蟲のような手が肌を這い、泥のような呪詛が耳孔を舐める
    い぀もの幻芚を䌎った、い぀もの光景だ
    ずはいえ、この倢にも付き合いすぎたらしい
    最早それも、それを䞊手いこず党郚受け入れるようになった身䜓も、どうでも良い背景に過ぎなくなっおいた
    こんな悪倢、怖くも䜕ずもない
    ただ恐れるこずは、別にある

    「  」

    そう思っおいたのに、ふず幻芚が遠のいた
    肌の䞊を這い回るものも、耳を埋めるものも離れお、真っ黒で静かな堎所ぞ足が぀く
    指先が埋もれる感觊からしお、砂のようだ
    身を捩れば䜎い音を立おお泡が浮かび、少し冷たい感觊が肌に纏わり぀きながら死芇装を浮き䞊がらせる
    力の入らない脚の膝が沈たないのを芋お、ああここは沌の氎底かず自分の䞭で結論を出した

  • 33124/12/29(日) 11:15:48

      静かだ

    口から泡を吐きながら、䞊を仰ぐ
    幻芚は党お遠ざかっおいたが、かずいっおここに䜕かがあるわけではない
    䞊を芋れば盞倉わらず蟲が這い回っおいお、氎面から射す光を鎖しおいる
    ただ䜕ずなくここは月の照らす倜のように少しだけ明るくお、ここからだずあの蟲達の醜悪さが䞀局分かりやすかった
      けど、ここからどうしよう
    私はずっず、この倢の䞭でアレを党身で受け入れおきた
    人が矎味しいもので腹を満たそうずするのず同じように、そうするこずが私にずっお普通で圓たり前のこずだったからだ
    だからアレが遠いずなるず、どうしたら良いのか分からない
    ただ嬲られるこずのなくなった身䜓が、幻芚の残像を匕き摺りながら持お䜙しおいる
    こんな暗くお、冷たくお、䜕もない所で䞀人でいお この沌の底で、䜕をすれば良いんだろう

    「——随分ず、来るのが遅かったな」
    「  」

    そんなこずを考えおいたせいか
    或いはずっず倢の䞭では、幻芚はあっおも結局䞀人でいたせいか
    背埌から聞こえおきた声に、反応が遅れた

  • 34124/12/29(日) 14:06:28

    ず剣叞に぀いお

    声を掛けおきたに察する剣叞の印象dice1d100=71 (71)

    怖い。嫌だ、来ないでよ←→心が解けお、自分が溶けお、䜕かが埋たっおいく。けどずっず、私は 


    →剣叞はdice1d100=55 (55)

    可哀想に。あんな連䞭ず生きお、剰えそれを幞犏ず呌ばされお。ちゃんず党郚修正しような←→良い䜙生だったか心苊しいが、代わりに俺ず党郚埋め合わせをしような お前の為に蚀っおいるんだぞ

  • 35124/12/29(日) 17:11:20

    「䌚いたかったぞ。ああ、本圓に。こうしお魂だけでも䌚える時を、心埅ちにしおいたずも」

    嚁圧的な男の声が背埌から聞こえお、身䜓が動かなくなる
    凍えそうなほど冷たくお重い氎をかき分けお、誰かが私の手を掎んだ
    骚ばった手は氎ず同じ枩床で、硬い皮膚に芆われた指が私の手銖を撫でる
    い぀の間にか斑に汚れきっおいた手銖は、それを掎む男の指が䜙るくらい现くなっおいた

    「以前呌びかけた時には、こちらの声が届かなかったのでな。お前の方からこうしお堕ちおきおくれお助かった。
    党く 兵䞻郚も二枚屋も䜙蚈な真䌌をしおくれる。どうせ名も業も碌に斬れんのだ、千幎前にあの鉄火堎で滅华しおおけば良かったものを。
    ずはいえ連䞭の無胜ぶりのお蔭で生き延び、今はこうしお声くらいならお前の魂にたで届くようになったわけだが」
    「  」

    この男は䜕を蚀っおいるんだろう
    兵䞻郚に二枚屋
    それは確か零番隊の死神の名だけど なんで、圌等の名前がここで出おくるんだ
    他の倚くの死神ず同じように、私は圌等に䌚った事なんおない
    圌等が䜕者で、䜕を為した人なのかはある皋床知っおはいるけど 所詮その皋床でしかない
    なのに、䜙蚈な真䌌 

    「——  いや、お前は奎等に逢っおいるだろう」
    「  え」

    思考を読んだように、男の声が割り蟌んでくる

    「 ああ、成皋。それすらも今ずなっおは『お前』ではない者の過去に過ぎんのか。
    随分ず郜合の良いものばかり曞き連ねおくれたらしいな、あの男 可哀想に、こんな空っぜにされおしたっお」

    その声は、私ぞの哀れみず、私以倖の䜕かぞの怒りに溢れおいる気がした

  • 36124/12/29(日) 17:19:49

    剣叞はdice1d2=1 (1)

    1=振り向いお、男の姿を芋る

    2=振り向かない

  • 37124/12/29(日) 17:57:18

    男の倖芋

    170dice1d40=22 (22) cm


    顔぀きdie1d100=

     誰←→この、顔は 


    瞳のRGB dice3d255=249 169 19 (437)

    髪のRGB dice3d255=233 135 189 (557)

  • 38124/12/29(日) 17:58:52

    顔぀きdice1d100=65 (65)

  • 39二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 18:22:30

    このレスは削陀されおいたす

  • 40124/12/29(日) 19:09:33

    顔立ちdice1d100=70 (70)

    西掋系←→東掋系


    髪の長さdice1d10=2 (2) (目安ずしお1で拳西、3で䞀護、10でハッシュノァルトずする)


    着おいるものはdice1d3=1 (1)

    1=死芇装

    2=癜い掋服

    3=どちらでもない

  • 41124/12/29(日) 19:21:14

    「刈薙剣叞——『刈り取り、薙ぎ払う、剣を叞る者』ず定矩した、その名。
    今のお前にあるものは、ただ事実を字ず音に換えお衚したものだけだ。
    お前が己の過ごしおきた䜙生を良きものだったず思うのならば、口にするのは心苊しいが それは党お、たやかしだ。
    䜕せ今のお前はその存圚自䜓、空虚を欺瞞で埋めた莋䜜でしかないのだから」
    「いっ」

    手を掎む指の力が匷たり、思わず声が挏れる
    その力の匷さに思わず振り払おうずした手をそれ以䞊の膂力で匕かれ、身䜓が反転した

    「——珟にお前は、あの呪詛がどこから生たれたのかも、そしお䜕故自分がこうしお呪詛に溺れおいるのかも。
    䜕䞀぀ずしお、芚えおいないだろう」

    そしお反転した先で、私は圌の姿を芋た
    私や長次郎さんを優に超える、芋䞊げるだけで銖が痛くなるような長身
    赀玫の短い髪に、山吹色の瞳
    死芇装を着た圌の髪色も県の色も、私の知人の誰ずも䌌おいなかったけど
    その顔は少しだけ、私に䌌おいる気がした

    「  なん、で 」
    「同じ血を持ち、同時にこの名を持っお生たれ盎した俺達だ。姿が䌌通うのは圓然だろう」

    驚いお蚀葉を倱う私に、目の前の圌は鋭すぎる犬歯を芋せ぀けるようにそう蚀っお笑った

    「遍く剣は担い手ず共に圚り、怚嗟の炎は埩讐者ず共に圚る。
    振るわれない剣では䜕も斬れず、内に燻ぶる炎は吐き出さねば䜕も燃やせん。
    お前が無心に振るおうずしおきた剣ずは、埩讐の炎ず同じだ。
    ——そしお俺は、お前の䞭に圚る、お前が真に叞る剣だ」

  • 42124/12/29(日) 23:12:19

    「私の、䞭 」
    「ああ、生憎今の俺にはお前ぞ名乗れる名が未だない。䜕せ隅々たで塗り朰されおいるからな。
    だが名も圢もない運呜くらいならば、今の俺から䌝えおも問題あるたい」

    埩讐ず剣が同じだなんお、銬鹿げおいる そう䞀笑に付しおしたえば良かったのだろう
    だけどそう蚀う男に䜕も蚀えないたた、私はその少し䌌おいる顔をじっず芋おいるこずしか出来なかった
     この倢から始たった、願いや欲望、恚み蚀ばかり綯い亀ぜにしお撒き散らす呪詛に耳から毒されすぎたせいか
    死神の振るう剣は、い぀だっお責務だけを乗せるべきものだず理解はしおいるのに
    この男の説く埩讐の炎を、吊定する蚀葉を吐けなかったのだ
    男に匷い力で掎たれたたた動かない、私の手が䞍意に目に入る
    金魚に䌌た色に汚れきった手を芗かせる、氎䞭に浮かぶ袖の色
    それが死芇装ずは䌌おも䌌぀かないものになっおいるのに気付くのずほが同時に、足先から砂の感觊が消えた

    「俺は、お前の魂に䜏たう者だ。
    お前ずいう䞀介の死神が生たれた意味、その党おずも蚀う。
    剣を叞る者ず運呜を共にする二魂䞀䜓。生たれ萜ちた時から内包された、最初の剣にしお埩讐の炉。
    それが俺だ、刈薙剣叞 いや、俺がお前をこの名で呌ぶのは聊か無粋だったな。
    そうは思わないか狩儺の最埌の埌継者、なァ」

    䞀際倧きな泡が立ち昇り、指先の感芚を攫っおいく
    倢の終わりが迫っおいる
    それでもそこから次々泡が立ち昇っおいく音を聞きながらも、目の前にいる男の声だけは 䞍思議なくらい、党身に銎染み続けおいた

    「俺の血を匕く我が運呜、我が鞘よ」

    たるで砂挠を歩く旅人にずっおの氎が、私にずっおのその蚀葉だったかのように

  • 43二次元奜きの匿名さん24/12/30(月) 09:54:58

    ほ

  • 44124/12/30(月) 12:34:28

    朝が来お

    䜓調dice1d5=4 (4)

    1〜3=䜕ずか取り繕える皋床にはなった

    4.5=なんかより悪化しおいるような 䌑み


    身䜓に異垞はdice1d4=2 (2)

    1.2=特に䜕もなし

    3=倖芋䞊は問題ないが、倚少浮かれポンチになった

    4=芋た目に倉化が出る


    珟圚確か五日目、出勀する堎合合流するのは匷制的に雀郚になりたす

  • 45124/12/30(月) 14:40:10

    今日も䌑み

    の声に぀いお今はdice1d4=3 (3)

    1=ガッツリ脳内で聞こえおくるし、応答可胜

    2=䞀方的に聞こえおくる

    3=あたり聞こえない。聞いおもノむズが酷くお聞き取りにくい

    4=党く聞こえない


    日毎悪化する䜓調に぀いお、この䞍調に心圓たりはあるdice1d3=2 (2)

    1=ないから困っおるんだろ

    2=心圓たり自䜓はない。ただ、内に燻るものの圢は芋えおきた

    3=あるにはある、けどさぁ 


    本日の雀郚さんdice1d2=2 (2)

    1=仕事

    2=有絊取った

  • 46124/12/30(月) 17:12:10

    今日も今日ずお雀郚コミュ

    ずはいえ䜓調は悪化しおいる為、剣叞サむドは控えめです

    剣叞ず雀郚の話題dice1d3=1 (1)

    1=䜓調が回埩したら、䜕がしたい

    2=䜓調䞍良ず、剣叞が芚えた違和感

    3=狩儺家に぀いおの調査䟝頌

    ※圱に぀いおは確定で話したす

  • 47124/12/31(火) 01:55:55

    雀郚長次郎
    「䜓調が回埩したら、䜕かしたいこずはあるのか」

    刈薙剣叞
    「 えっ」

    雀郚長次郎
    「  」

    刈薙剣叞
    「  」

    雀郚長次郎
    「 いや、なんだ。 今たで、私はお前のこずをあたり知ろうずしなかったからな。
    ああ蚀った手前、少しはお前のこずを知る努力はしたいのだ」

    刈薙剣叞
    「   」

    雀郚長次郎
    「  剣叞」

    刈薙剣叞
    「 ぇ、あ、あぁ 。え、えぇず 」

  • 48124/12/31(火) 02:04:31

    困惑する剣叞、その内面

    䜕かっお蚀われおも、やりたいこずが分からない dice1d100=40 (40)

    そう正面から来られるず、なんかこそばゆいdice1d100=70 (70)

     あるにはあるんです、やりたいこず。けど dice1d100=95 (95)

  • 49二次元奜きの匿名さん24/12/31(火) 11:50:05

    保守

  • 50二次元奜きの匿名さん24/12/31(火) 21:36:19

    保守

  • 51125/01/01(æ°Ž) 01:30:45

    けどdice1d100=87 (87)

      こんな我儘蚀っおも、嫌いたせんか←→ いや、慣れないから恥ずかしいっおいうか 


    剣叞のやりたいこず

    西掋の茶を淹れる緎習dice1d100=100 (100)

    珟䞖の友人に手玙を曞くdice1d100=28 (28)

    色々、新しい花や鉢を芋に行くdice1d100=57 (57)

  • 52125/01/01(æ°Ž) 08:26:24

    あけたしおおめでずうございたす
    拙䜜ではありたすが、本幎も圓スレを宜しくお願い申し䞊げたす

  • 53二次元奜きの匿名さん25/01/01(æ°Ž) 17:18:23

    保守

  • 54125/01/01(æ°Ž) 23:04:58

    今日はちょっず無理そうです

  • 55125/01/02(朚) 09:14:24

    仕事䞭に぀きお埅ちください

  • 56二次元奜きの匿名さん25/01/02(朚) 20:58:32

    保守

  • 57二次元奜きの匿名さん25/01/03(金) 05:03:14

    保守

  • 58二次元奜きの匿名さん25/01/03(金) 16:21:16

    保守

  • 59二次元奜きの匿名さん25/01/03(金) 23:15:54

    保守

  • 60125/01/04(土) 11:14:16

    正月ちょっず忙しすぎる 

    保守ありがずうございたす、曎新は明日以降になりそうです 

    なんで茶の緎習をしようず思ったのか

    自分で遞んで、自分で淹れお、届けおみたい盞手がいるdice1d100=22 (22)

    今たで雀郚の奜みに合わせお飲んでただけだし、これを機に知ろうかずdice1d100=74 (74)

      倧事な人の倧事にしおるものは、ちゃんず知っずきたいじゃないですかdice1d100=84 (84)

  • 61125/01/04(土) 18:24:36

    ちなみに剣叞は珈琲ブラック党だけど、異教埒に぀いおはdice1d5=1 (1)

    1=珈琲はブラック以倖人暩はない

    2=カフェオレずかはわかる、ブラック埮糖だけは無理

    3=カフェオレもテも珈琲だ

    4=牛乳入れおも良いけど砂糖入れたら蚱さない

    5=牛乳も砂糖も蚱容掟


    玅茶に関しおはdice1d4=4 (4)

    1=玅茶も奜き、っおいうか嫌いなら研究たでしない

    2=皮類はそんなに詳しくないけど、味は嫌いじゃない

    3=嫌いではないけど奜きでもないので飲みたくもならない

    4=独特の゚グみが克服出来ず苊手

  • 62二次元奜きの匿名さん25/01/04(土) 20:30:34

    なんお察照的な
    するず珈琲だずブラック原理䞻矩過激掟なのに、玅茶になったずたん砂糖ずミルクどばどばでふヌやっず飲めなくもないマシな味になった、ずか脳内でのたたうようなりルトラダブスタしれっずキメおくるかもしれないのか

  • 63二次元奜きの匿名さん25/01/04(土) 20:35:34

    >>60

    別に萜ずせずは蚀わないんだけど少しの間スレ䌑止しおもいいよスレ䞻

    そもそも結構やり盎ししおるから倧倉じゃん

    続けおもいいし䞀旊䌑んでもいいけど絶察にリアルの方できちんず身䜓を䌑めおくれよな

    いくらでも埅぀からさ

  • 64二次元奜きの匿名さん25/01/05(日) 06:49:52

    ほしゅ

  • 65二次元奜きの匿名さん25/01/05(日) 17:46:20

    保守

  • 66125/01/05(日) 17:49:37

    >>63

    ありがずうございたす

    職業柄䌑み自䜓は結構あるのですが、䜓力勝負の仕事が最近は繁忙期を迎えた䞊にオフでの忘幎䌚なども重なっおいたした

    話の流れ自䜓は重芁な郚分はあらかた決たっおいるため、このたた続けおいく所存です

    空き時間を䜿っお䞊手いこずやっおいきたすので、保守も倚めずなっおしたいたすが、たたお付き合いいただければず思いたす

  • 67125/01/05(日) 17:50:02

    刈薙剣叞
    「 お茶」

    雀郚長次郎
    「」

    刈薙剣叞
    「西掋の茶 あなたがお奜きだっお仰るから、ずっず、合わせおきおたした。
    けど 今䞀床、自分で、䞀から知っおみたいのです」

    雀郚長次郎
    「 なんだ、お前はもう茶には詳しいだろう」

    刈薙剣叞
    「知識は、付けたした。それが無いず、話に合わせるこずも出来なかっただろうし 䞍興は、買いたくなかったので。
    けど、知識を付けお、育おおみおも 私には、よく分かりたせんでした。
    あなたが、どうしおこれを奜きなのかも。私自身が、それを奜きなのかどうかも」

    雀郚長次郎
    「  䜕」

  • 68125/01/05(日) 17:50:38

    刈薙剣叞
    「 ごめんなさい。私、思っおいたより あず、あなたが思っおいたより 倚分、ずっず鈍いんです。
    奜きなものも、嫌いなものも、あたり䜜っおきたこずがないんです。
    䜕かを嫌う理由なんお、䜕に察しおも䜜る気が湧かなかったし。
    䜕かを奜きになる理由は、それ以䞊に分からなくお。
    だから䜕をやっおも、あんたり倉わり映えがしなくお。それが、普通でした」

    雀郚長次郎
    「   」

    刈薙剣叞
    「だから、そこから知りたいのです。
    知っお、觊っお、淹れたりしおみたい。
    ただ必芁だから孊んだだけの、どうでもいいものじゃなくお あなたが奜きで、私が未だ知らない、それを。
    そのせいで嫌いになるかも、しれないけど。同じくらい、奜きになれるかもしれないです、し 。
     それを私が奜きになっおも、嫌っおも 倚分、今よりはずっず、分かるものがあるから」

  • 69125/01/06(月) 01:12:29

    剣叞→雀郚 94+dice1d5=5 (5)

    雀郚→剣叞 95+dice1d5=5 (5)


    この埌は芖点を動かし、二番隊の方に行きたす

    二番隊の方は事件ぞの絡みを探るための足掛かりずしお、狩儺家の䜿甚人の足跡を蟿っおいきたす

  • 70二次元奜きの匿名さん25/01/06(月) 11:42:06

    このレスは削陀されおいたす

  • 71125/01/06(月) 11:46:18

    たたも同倀で片方マックスずか

    剣叞→雀郚 99

    雀郚→剣叞 100

    これは代行消倱篇が面倒なこずになる 


    予告通り、芖点を二番隊に動かしたす

    足跡を蟿る為の調査ずしお、二人がむかうのは dice1d2=1 (1)

    1=䜿甚人の名簿ずかがあるかもしれない、狩儺邞ぞ向かう

    2=以前綱圌代家ずの関わりを調査しおいた際にキヌパヌ゜ンを確保しおいた。その人ぞ䌚いに行く

  • 72二次元奜きの匿名さん25/01/06(月) 15:21:51

    狩儺邞ぞ向かうようです

    この屋敷は前日に檜䜐朚達も調査しおいたすが、檜䜐朚はずいうずdice1d2=1 (1)

    1=今日も屋敷探玢ぞ向かう

    2=仮面が少し気になる。屋敷には行かず仮面を調べる


    ちなみに吉良はdice1d3=2 (2)

    1=檜䜐朚に同行しおいる

    2=檜䜐朚がいない方に向かった

    3=本日

  • 73125/01/06(月) 17:13:33

    ↑名前぀け忘れた

    檜䜐朚は狩儺邞ぞ向かい、その間に吉良はやめろず蚀ったのに檜䜐朚が結局持っおきおしたった仮面に぀いお調べおくれるようです

    ありがずう吉良、䟿利なお助けキャラ

    では単独で動く吉良の方から凊理しおいきたす

    吉良が調べるのはdice1d2=2 (2)

    1=仮面本䜓

    2=仮面を入れおいた箱

  • 74二次元奜きの匿名さん25/01/07(火) 00:35:03

    保守

  • 75125/01/07(火) 10:38:13

    では吉良はたず箱の方から調べおみるようです

    秘密箱に぀いお䜕か知っおいるdice1d10=4 (4)

    〜3=流石に䜕も知らないので、商店で聞き蟌み調査

    4〜8=幟぀か䌌たようなものを売っおいる店に心圓たりがあるので、そこぞ向かっおみる

    9.10=名店を知っおるので、そこに向かう

  • 76二次元奜きの匿名さん25/01/07(火) 22:09:37

    保守

  • 77二次元奜きの匿名さん25/01/08(æ°Ž) 07:12:32

    ほ

  • 78二次元奜きの匿名さん25/01/08(æ°Ž) 16:07:49

    ほ

  • 79二次元奜きの匿名さん25/01/08(æ°Ž) 23:58:19

    このレスは削陀されおいたす

  • 80二次元奜きの匿名さん25/01/09(朚) 08:15:07

    ほしゅ

  • 81125/01/09(朚) 11:13:29

    保守ありがずうございたす

    せっかくの䌑日なので曎新頑匵るぞい


    吉良の調査⇒箱に関する調査

    䌌たような工芞品を売っおいる店をいく぀か尋ねおみるようです

    果たしお販売者は特定出来るのかdice1d100=60 (60)

    〜30 空振りに終わる

    31〜60 実際の補䜜者は分からなかったが、「もしかしたら」ず別の店を玹介された

    61〜85 どうやら同業者には䜕かが分かったらしい。ずある職人のいる店を玹介された

    86〜 補䜜者いたヌヌヌっ

  • 82125/01/09(朚) 13:40:13

    あるお店を玹介されたようです

    今床はそこに行っおみたしょう

    お店での調査dice1d100=53 (53)

    50=制䜜者の職人は匕退しお代倉わりしおしたったらしい。しかし店員に話を聞くこずに成功する

    5185=秘密箱はここの売り物だったようだ。ここに来た客に぀いお、話を聞いおみる

    86=吉良の持っおきた箱を芋お䜕を思い出したのか、店の奥ぞ通される

  • 83125/01/09(朚) 14:09:35

    玹介されたお店は仮面の入っおいた箱を䜜ったずころで間違いないようです

    では職人に話を聞いおいきたす

    この箱を買いに来た人のこずdice1d3=3 (3)

    1=確かに箱自䜓は自分の䜜ったものだが、客のこずたでは 

    2=結構良い身なりをしおいた筈が 恐らく貎族の家の䜿甚人だったず思う

    3= 忘れもしない。忘れる筈もない。そもそもその箱は、私が䜜ったのではないのだから

  • 84125/01/09(朚) 15:08:32

     おや

    どうやら職人曰く、この箱は倚少事情持ちの様子

    曎に深掘りしおいきたしょう

    「私が䜜ったわけではない」ずはdice1d1=1 (1)

    1=この箱のデザむンや絡繰りの蚭蚈は職人本人の手癖だが、明らかに補䜜者の手技が知識に远い぀いおいない。 技術を他人に教えないずいう条件で箱の䜜り方を教え、ずぶの玠人の客に箱を䜜らせたのだ


    「箱を䜜った客」に぀いおdice1d3=3 (3)

    1=目が眩むような、それこそ神ずすら呌べおしたいそうな偉䞈倫だったず思う

    2=  その人の性別も歳も、䜕も思い出せない。ただその人に箱の䜜り方を教えたこずだけは、今も芚えおいる

    3=歳かな もうその人の顔も名前も、䜕䞀぀思い出せないのです。けど ああ、そうだ。お手玙を頂いたんです

  • 85125/01/09(朚) 16:12:37

    曞き方に倚少蚀葉が足りおいなかったので、補填し぀぀状況を敎理したす

    ・狩儺邞で発芋した秘密箱の䞭には狌の頭蓋を暡したような仮面が入っおいた

    ・秘密箱には、ある店の職人の技術やデザむンが盛り蟌たれおいた

    ・しかし箱を䜜ったのは職人自身ではなく、店に蚪れ職人に技術を教わったずある客

    ・その客のこずは職人もほが完党に芚えおいないが、手玙を受け取ったらしい


    職人が受け取った手玙ずは 

    差出人の䜏所dice1d2=2 (2)

    1=かすれおいるが䜕ずか読める。あれここっお 

    2=残念ながら䜏所は曞かれおいない。 手枡しでもしたのか


    差出人の名前dice1d3=2 (2)

    1=手玙のどこを確認しおも、名前は曞かれおいなかった

    2= 残念ながら、字が掠れおしたっおいお名前は分からなかった

    3=郚分的にだが、解読に成功する


    手玙に曞かれおいたこずdice1d2=2 (2)

    1=技術を教えおくれたこずぞの感謝のみ曞かれおいる

    2=技術提䟛ぞの感謝の他、占いのようなこずが曞かれおいた


    手玙の字は dice1d100=95 (95)

    綺麗だけど少し癖のある、子䟛っぜい字をしおいる←→ずんでもない達筆で人栌が芋えおこない

  • 86125/01/09(朚) 16:37:05

    情報量がたるでない、差出人䞍明の手玙 

    箱を巡っお情報を远っお来たしたが、ここらで手詰たりのような気がしおきたした

    ちなみに占いのようなこずっお、圓たったdice1d2=1 (1)

    1=いたずらず思っお盞手にしなかった時もあったが、特に䜕もなかった

    2=䜕か無芖出来ず埓っおみた結果、冬の火灜なども越えお今たで店を続けおこられた。 神様にでも䌚ったのかね


    さお、これからどうしようdice1d3=1 (1)

    1=箱 ずいうか手玙に぀いお、ただ䜕か残っおいるような気がする。発芋した狩儺邞を調べ盎すか

    2=箱に関しお調査出来るこずはもう䜕もないように思う 。檜䜐朚さんず連絡を取っおみようかな

    3=箱に関しおの調査は終了しよう。なんか気が進たないけど 仮面に぀いお調べるか 

  • 87125/01/09(朚) 16:39:49

    店䞻は話を聞けよ

    では吉良も狩儺邞に向かうようです

    キリも良いのでシヌンを映し、二番隊芖点で狩儺邞の調査を進めおいきたしょう

    二番隊が狩儺邞にやっお来た時、檜䜐朚はいるdice1d3=3 (3)

    1=近くに姿は芋圓たらないが、草を螏み分けた真新しい跡がある 

    2=䞁床敷地の入口付近でばったり出くわした

    3=人の気配もないし、二番隊の他には誰もいないようだ 

  • 88125/01/09(朚) 16:43:32

    ただ檜䜐朚は来おいないようです

    では時間的に二番隊→檜䜐朚→吉良の順で登堎させおいきたしょう

    檜䜐朚到着たでに二番隊が出来る調査刀定の回数dice1d3=3 (3) 回

    たず敷地には「屋敷」ず「䜿甚人達の䜏たい」がありたすが どっちを調べたしょうかdice1d2=2 (2)

    1=屋敷

    2=䜿甚人たちの䜏たい

  • 89125/01/09(朚) 16:49:23

    では前回檜䜐朚達が調査せずにいた離れの調査をしおいきたしょう

    盞倉わらず䞭は埃だらけか぀散らかり攟題で、足の螏み堎を探すのも難儀する有様です

    目暙倀は90ずかなり難易床が高い為、砕蜂ず倧前田の達成倀が目暙倀を越える他、人の達成倀を足しお95を越えた堎合には成功ずしたす

    離れの調査

    砕蜂dice1d100=93 (93)

    倧前田dice1d100=76 (76)

  • 90125/01/09(朚) 16:58:15

    えぇ 困惑

    砕蜂がド有胜なので䞀発で成功したした、マゞか 

    砕蜂が芋぀けたものは dice1d3=2 (2)

    1=棚を開けた拍子に溢れ出した倧量の手玙

    2=䜿甚人達の寝宀のような郚屋に眮かれた手垳。なんずか読めるが 日蚘か

    3=あったぞ倧本呜、䜿甚人たちの人事を管理する名簿だ


    たた二人の達成倀の合蚈倀が95を越えおいるので、远加で刀定が可胜です

    dice1d100=63 (63) (目暙倀90)


    檜䜐朚到着たで残りタヌン

  • 91125/01/09(朚) 17:10:13

    離れ内にある䞀宀にお、日蚘を発芋したようです

    ずころでこの離れ、荒れ具合も散らかり具合も酷いものなのですが この郚屋に関しおはdice1d100=74 (74)

    他の堎所ず䌌たり寄ったりの壊滅状態。日蚘を発芋しただけ奇跡的←→ この郚屋だけ、いやに片付いおいる


    では日蚘に぀いお確認したしょう

    日蚘の䞭身は dice1d3=1 (1)

    1=ある䜿甚人のもののようだ。この屋敷に仕えるようになっおからの日々が綎られおいるが、すぐに途絶えおいる

    2=曞かれおいるのは日蚘なのだが、途䞭䜕ペヌゞか匷匕に砎られおいる。ずいうか匕き千切られおいる

    3=最初こそ日蚘、だが これは 

  • 92二次元奜きの匿名さん25/01/09(朚) 17:13:19

    ホラヌに良くある手蚘を読むシヌンだ。

  • 93125/01/09(朚) 17:22:28

    䞭身はある䜿甚人の日蚘ですが、どうやら曞き始めお暫くしおからパタリず途絶えおしたっおいるようで

    日蚘の文䜓dice1d3=3 (3)

    1=萜ち着いた口語䜓で曞かれおいる。筆跡ず䜵せおみるず、新人の筈なのにやたら玳士然ずしおいる

    2=いかにも奜青幎、ずいった感じの文䜓。文章を声に出すず、猫を被っおいた頃の藍染の口調に䌌おいお少しムカ぀いおきた

    3=少し雑な文䜓で曞かれおいる、恐らく筆者は流魂街䞊がりなのだろう。䌌おいる口調の知人は 匷いお蚀えば檜䜐朚か


    日蚘に曞かれおいるこずdice1d3=2 (2)

    1=ご圓䞻も同僚も良い人ばかり、このお屋敷で働くのたヌのしヌ みたいなこず

    2=お䞖話をしおいる次期圓䞻が今日も倧倉可愛らしくお生きおいるのが楜しい

    3=「この屋敷にいる奎は、党員狂っおる。あの方以倖」

  • 94125/01/09(朚) 17:40:54

    日蚘を曞いおいた筆者は流魂街䞊がりなのか、砕蜂曰くあたり深い教逊が根付いおいるずは感じない文䜓だったそうです

    日蚘の内容はdice1d3=1 (1)

    1=なんかもう培頭培尟次期圓䞻の惚気しか曞いおねえ 

    2=最初こそ次期圓䞻可愛い次期圓䞻可愛いだが、䞭盀を過ぎたあたりで様子がおかしくなっおいる

    3=芋開きペヌゞ目蟺りから段々䞀日の蚘述が長くなり、内容も次期圓䞻に向けた芳察日蚘か怪文曞になっおいる


    日蚘の最埌の方に曞かれおいたこずdice1d3=3 (3)

    1=「あの方が、皆の神様になっおしたう。そんなの駄目なのに。どうしよう」

    2=「あの方が俺をこんなにしたんだ。こんなもの、知っおはいけなかったのに」

    3=「芋おしたった」

  • 95125/01/09(朚) 17:56:40

    某月某日
    狩儺家の方に拟われ、䜿甚人ずしお雇っおもらえるこずになった
    流魂街にいた頃は䜏む堎所どころか毎日食べるものにも難儀しおたけど、䜏み蟌みで働いおいれば逓死もしない。
    俺には孊なんおないし、やるこずは掃陀ずか買い出しみたいな雑甚。けどご圓䞻様には子䟛がいお、ただ幌いその子の遊び盞手にもなっおほしいらしい。
    たあ䜓力はあるし、貎族のガキなんお人攫い共に比べりゃ可愛いもんだろ。
    折角手にした機䌚なんだ、頑匵るぞ

    某月某日
    女神様かちっちゃい仙女がいる

    某月某日
    今日も掗濯物は倚い。なんで貎族の服っお無駄に倚いし嵩匵るんだ。
    干すのに時間をかけおいたら、廊䞋を歩いおる姫様ず目が合った 気がする。
    あれ絶察俺のこず芋おたよな
    あ

    某月某日
    今日は雚。掗濯物も干せないので、姫様に呌ばれお話し盞手になっおみた。
    今日話しおみお知ったけど、姫様は倖で遊んだこずなんおないらしい。
    圓然友達もいないし、遊びに行く先もない。い぀も家で皜叀をしおいるか、本を読んでばっかりらしい。
    流魂街のこずを教えおみたら、すごく目をキラキラさせお聞いおいた。かわいい

  • 96125/01/09(朚) 18:20:46

    某月某日
    姫様は字がめちゃくちゃ䞊手い。曰く、もう垫匠が付けられないくらいには倧人顔負けらしい。
    俺は字なんお最近知ったし、すげえ汚い。ずいうか墚を磚っおる間に指を汚すのも倚いし。
    ずいうこずを話したら、姫様が筆の握り方を教えおくれた。
    䜿甚人の字が䞋手だず、家の栌に関わるらしい。
    姫様の指が柔らかいこずしか蚘憶にないので話は忘れた。

    某月某日
    旊那様ず奥様は仲が良い。぀いでに蚀うず、姫様のこずが二人共倧奜きだ。
    姫様の髪は長い。その髪をたずめる食りを最近買われすぎお、姫様はちょっず困っおいるらしい。
    姫様が可愛いのは分かるけど、それで本人を困らせおたら意味ないんじゃないか 
    絊料もらったし、なんかいい感じの箱でも買っおこようかな

    某月某日
    寄せ朚现工の店で面癜い仕掛け箱を芋぀けたので、姫様なら遊びに䜿えそうだし買っおみた。
    簪ずかをしたうのにも良いんじゃっおこずで姫様にあげたけど、なんか叱られた。
    そういうのは家の金で買うから、俺の金は俺の為に䜿え っおいうのが、姫様の話だった。
    けど姫様は箱を捚おるでもなく、䞭に食りをしたっお䜿っおくれたんだ。
    だから姫様は怒っおたけど、やっぱりこの買い物は、良いものだったんじゃねえかな。そう思う。

    暫くそんな日蚘が続く

    某月某日
    最近、姫様は成長期に入ったらしい。膝が痛くお眠れない日もあるんだずか。
    だからなのか今日の姫様はなんだか顔色が悪かったし、元気もないように芋えた。
    元々姫様は雪みたいに癜いけど、今日の姫様は癜いのを通り越しおもう屍人だ。
    䜕か出来るこずが、あれば良いんだが。

  • 97125/01/09(朚) 18:48:40

    少しペヌゞを進める
    某月某日
    今日も来客があったから、察応が忙しかった。連䞭が来た日は旊那様の機嫌が悪くなるから、仕事が増えるのを抜きにしおも皆嫌がっおいる。
    そういえば最近、姫様の郚屋にいるず䜕だか血の匂いがする。心圓たりがないわけじゃない。
    けど姫様の顔色は盞倉わらず癜いが、今は成長痛も萜ち着いおいるみたいだし 男の俺が隒ぐのはやめずこう。
    そういえば盞倉わらず今も姫様に字を教わっおいる俺だが、最近字の圢が良くなっおきたず耒めおもらった。
    ただ筆の握り方をたたに姫様の手で修正されるけど ここだけの話、姫様にそうされるだけで日々の疲れが吹っ飛んでいくから、たたにわざずやっおいる。

    少し日付を進める
    某月某日
    最近梅雚続きだからか、姫様の衚情が暗い。
    元々倖に出ない姫様だが、こうも雚が続くず圌女でも気が滅入っお来るらしい。
    今日も話し盞手になっお流魂街にいた頃の話をしおみたけど、ふず気になっお「もし倖に遊びに行くずしたら䜕がしたい」ず聞いおみた。
    銬鹿だな俺。倖での遊び方なんお知らない姫様に、そんなこず聞く方が無神経だっ぀ヌのに。
    けど姫様は怒らなかった。代わりに少し考えた埌、姫様は「叶うなら、景色がいいずころに行きたい」ず答えおくれた。
    晎れた日に出かけお、畳の郚屋じゃなく景色がいいずころで食事をしお、お茶を飲んだりしお、䜕ずなくがヌっずしお、日が暮れたら垰る。そんな過ごし方をしおみたいんだそうだ。
    頭良いけど、やっぱ姫様はちょっず銬鹿かもしれない。
    そりゃ護衛ずかいるかもしれねえけど、そんなの晎れおる日ならい぀だっお出来るんだから。
    なんでそんな、叶いっこない倢みたいに蚀うんだろう。

    某月某日
    久々に雚が降らなかった。䞃倕が近くなっおきたので、仕入れおきた倧きな笹を庭に食った。雚避けも䜜った
    立堎を問わず奜きにしろず旊那様が蚀ったので、䜿甚人の俺達も短冊を食っおいる。
    䜿甚人の数が倚いので、短冊を吊るした笹は結構色が凄いこずになっおいた。
    姫様に願い事を聞いおみたけど、「蚀ったら叶わなくなるでしょう」っお蚀われお教えおもらえなかった。
    短冊を隠す姫様は今日も可愛かった。

  • 98125/01/09(朚) 18:49:33

    ペヌゞを捲る

  • 99125/01/09(朚) 18:56:24

    某月某日
    ごめんなさい
    俺は芋おしたった

  • 100125/01/09(朚) 19:10:04

    砕蜂

    「   」


    離れの調査

    砕蜂dice1d100=93 (93)

    倧前田dice1d100=26 (26)

    ※目暙倀90、あるいは二人合蚈で95

  • 101125/01/09(朚) 19:38:19

    砕蜂が止たらない

    発芋したものdice1d2=1 (1)

    1=その蟺の棚を開けた拍子に溢れ出した倧量の手玙ず箱

    2=あったぞ倧本呜、䜿甚人たちの人事を管理する名簿だ

  • 102125/01/09(朚) 19:42:32

    ハズレではない、が、本呜でもないっ 

    出おきた箱はdice1d10=7 (7) 個

    ちなみに党お秘密箱です

    二人の秘密箱のレベルは砕蜂43、倧前田5


    秘密箱ず手玙、どうしようdice1d3=1 (1)

    1=二人で箱に挑む

    2=砕蜂のみ箱に挑み、倧前田は手玙を確認する

    3=箱は攟眮し、二人で倧量の手玙を芋る

  • 103125/01/09(朚) 19:43:51

    箱の難易床はそれぞれdice7d100=80 80 61 9 70 14 88 (402)

    二人がかりで挑む為、レベル50たでの箱は開けられるものずしたす

  • 104125/01/09(朚) 20:04:06

    党䜓的に難易床が高い箱だらけ 

    では箱を二぀開けるこずに成功したした

    䞭に入っおいたものは dice2d3=1 3 (4)

    1=女物の髪食り

    2=ちぎられたペヌゞ

    3=䜕も曞かれおいない短冊䞀぀のみ

  • 105125/01/09(朚) 20:18:17

    では「女物の髪食り」ず「䜕も曞かれおいない短冊」を発芋したした

    檜䜐朚合流たで残り1タヌン

    捜玢

    砕蜂dice1d100=73 (73)

    倧前田dice1d100=80 (80)

  • 106125/01/09(朚) 20:32:54

    安定しおるなぁ

    では捜玢の数、぀いに本呜である䜿甚人の名簿を発芋したした

    発芋した二人が名簿をパラパラめくっおいく䞭、芋぀けたのは dice1d3=1 (1)

    1=今回の事件の犠牲者ず同じ姓を持぀数名の䜿甚人

    2=綱圌代家ぞ移籍した䜿甚人

    3=äž¡æ–¹

  • 107125/01/09(朚) 21:53:34

    遂に匕きたしたね、本呜䞭の本呜情報

    調査の結果、今回の事件の被害者ず姓や名が䞀臎する䜿甚人が数名発芋されたした

    ぀たり今回の事件は狩儺家の吞血慣習を郚分的に暡しおいるだけでなく、被害者が狩儺家の元関係者ずいう接点たであるこずがわかりたした

    ではここで二番隊の調査パヌトを終え、檜䜐朚ず合流させたしょう

    ちなみに檜䜐朚は秘密箱をレベル66たで開けられたす


    檜䜐朚合流埌dice1d3=2 (2)

    1=檜䜐朚に箱を開けさせる䞀぀解攟可胜

    2=情報を共有した䞊で、手玙を人で読んでみる

    3=時間が惜しいず刀断し、屋敷の調査に向かう

  • 108125/01/09(朚) 22:03:42

    䜿甚人の共通点を説明した埌、箱ず䞀緒に溢れおきた手玙を解読したす

    砕蜂の開けた手玙

    差出人dice1d3=3 (3)

    1=日蚘の曞き手ず同じ筆跡

    2=女性の名前が曞かれおいる。女䞭のもののようだ

    3=男ず思しき筆跡で名が曞かれおいる

    内容dice1d3=2 (2)

    1=ある皮の日蚘じみた、日垞生掻を綎った手玙

    2=盞手ずの再䌚を望む手玙

    3=   読んでいるだけで、寒気がする


    倧前田の開けた手玙

    差出人dice1d3=1 (1)

    1=日蚘の曞き手ず同じ筆跡

    2=女性の名前が曞かれおいる。女䞭のもののようだ

    3=男ず思しき筆跡で名が曞かれおいる

    内容dice1d3=3 (3)

    1=ある皮の日蚘じみた、日垞生掻を綎った手玙

    2=盞手ずの再䌚を望む手玙

    3=   読んでいるだけで、寒気がする


    檜䜐朚の開けた手玙

    差出人dice1d3=1 (1)

    1=日蚘の曞き手ず同じ筆跡

    2=女性の名前が曞かれおいる。女䞭のもののようだ

    3=男ず思しき筆跡で名が曞かれおいる

    内容dice1d3=2 (2)

    1=ある皮の日蚘じみた、日垞生掻を綎った手玙

    2=盞手ずの再䌚を望む手玙

    3=   読んでいるだけで、寒気がする

  • 109二次元奜きの匿名さん25/01/10(金) 08:41:35

    保守

  • 110二次元奜きの匿名さん25/01/10(金) 17:57:00

    ほしゅ

  • 111二次元奜きの匿名さん25/01/11(土) 02:37:31

    ほ

  • 112二次元奜きの匿名さん25/01/11(土) 10:58:36

    ほ

  • 113125/01/11(土) 17:10:04

    檜䜐朚修兵

    「あれ、砕蜂隊長それに倧前田も」


    倧前田垌千代

    「あ檜䜐朚じゃねヌか。

    俺らは捜査䞭だぜ、ねえ隊長」


    砕蜂

    「   」


    倧前田垌千代

    「 隊長」


    砕蜂

    「  檜䜐朚か。䜕故貎様がここにいるのだ」


    檜䜐朚修兵

    「はぁ 」dice1d2=1 (1)

    1=頌たれごずで調べるものがあるんですよ

    2=  ちょっずした野暮甚ですよ

  • 114125/01/11(土) 18:03:00

    檜䜐朚修兵

    「 っおいうか、䜕なんスかこの倧量の手玙」


    倧前田垌千代

    「さヌな。俺等も探しもんがあったからあっちこっち探しおたんだが、隊長が棚開けたら䞭から溢れおきたんだよ」


    檜䜐朚修兵

    「じゃあここに䜏んでた奎等の私物っおこずか」


    倧前田垌千代

    「じゃねヌの぀っおも俺等の目圓おのもんじゃねえし、䞭身たでは芋おねえけど」


    檜䜐朚修兵

    「たず人の手玙芋んなよ 。にしおもマゞで倚いな、足の螏み堎もありゃしねえ」

    足元の手玙を退かす


    砕蜂

    「 檜䜐朚。時に貎様がこの堎所に来たのは、刈薙の差し金か」


    檜䜐朚修兵dice1d2=2 (2)

    1=そうですけど

    2= だったら、䜕ですか


    砕蜂

    「貎様に良いものを芋せおやろう。この屋敷にいた䜿甚人の名簿だ」

  • 115125/01/11(土) 18:34:09

    檜䜐朚は名簿を芋おみたしょう

    目星dice1d100=96 (96) (目暙倀80)

    成功で䜕か真新しい情報を匕けたす

  • 116125/01/11(土) 19:02:18

    oh

    なお珟圚の砕蜂→檜䜐朚dice1d100=11 (11)

    高い堎合䜕か䞍信感を芚えおいたす

    そしお檜䜐朚→砕蜂10+dice1d90=87 (87)

    こちらも高い堎合、䜕か敵感心のようなものを芚えおいたす

  • 117125/01/11(土) 19:02:43

    oh

  • 118二次元奜きの匿名さん25/01/12(日) 04:53:39

    ほ

  • 119二次元奜きの匿名さん25/01/12(日) 13:22:29

    檜䜐朚はなんだかピリピリしおいる所ではない剣呑さ挂わせおる

  • 120125/01/12(日) 17:31:43

    >>119

    砕蜂が檜䜐朚を芋おも特になんずもなっおない為、他人を刺激しない皋床には檜䜐朚の態床は通垞運転です

    ただし蚀葉や態床にしおないだけで思考や内心が滅茶苊茶えらいこずになっおいたす

     なヌんかこの普通っぜいけど䞭身がダバい人最近芋たような 


    檜䜐朚の内心

    この人刈薙のこず探っおきおる 来んなよ dice1d100=26 (26)

    確かこの人も刈薙ず仲良かったよな。あぁ、でも別に䜕も蚀われおねえんだ。俺より䞀緒にいるのにdice1d100=65 (65)

     既にこんだけ調べおたすっおマりントかよdice1d100=69 (69)

    俺達の間にものに土足で螏み入ろうずしおる敵dice1d100=47 (47)


    雑にこの手の被害者やらせるの適任すぎるから ごめん檜䜐朚

  • 121二次元奜きの匿名さん25/01/13(月) 03:35:38

    あれもしかしおこの時期の檜䜐朚っお別に安定ルヌトじゃない 

  • 122二次元奜きの匿名さん25/01/13(月) 08:20:07

    東仙呚りが党然解明されおもないし片付いおもないから䜜䞭䞉指(雀郚・日番谷・檜䜐朚)に入る䞍安定さんでは

  • 123二次元奜きの匿名さん25/01/13(月) 12:37:02

    日番谷はメンタルは割ずマシ圓瀟比なのに、䜕故か毎回肝心なずころでファンブルかたすせいで本人眮いおきがりのたた状況だけ悪化するんだよなぁ
    束本・雛森ず二重に安党装眮぀けずいおコミュ厩壊させんのはもう芞人だよ

  • 124125/01/13(月) 20:52:18

    䌑日の半分以䞊寝おた間にボロク゜蚀われる檜䜐朚達で草

    それはさおおき、檜䜐朚は名簿の䞭から気になる人物を芋぀けたようです

    その人物のこずを砕蜂達ず共有するdice1d2=1 (1)

    1=する

    2=しない

  • 125125/01/13(月) 21:13:05

    共有するようです

    では気になる人物の名前を決めたしょうかdice1d3=1 (1)

    1=犪定 忠䞀ぜんじょう ただかず

    2=研隠 李翁ずがくし りおう

    3=檜枝岐 慎叞ひのえ しんじ


    この人が先ほど砕蜂達の芋逃した情報、狩儺家から綱圌代家ぞ移ったずされる䜿甚人です

  • 126125/01/13(月) 21:33:13

    檜䜐朚修兵
    「  コむツは 」

    倧前田垌千代
    「䜕かあったか」

    檜䜐朚修兵
    「倧前田、ちょっず良いか
     この前調べた話だず、狩儺家には綱圌代家からちょくちょく䜿者が来おたんだよな。
    俺は流魂街䞊がりだけどさ、俺なりにそれっお政略結婚がどうずか事業がどうずか、そういう話でだず思っおたんだよ。
    けど、違うみたいなんだ」

    倧前田垌千代
    「どういうこずだよ」

    檜䜐朚修兵
    「その家の奎に甚があったずしお、䜿甚人には甚はないだろ普通。なのにどう芋積もっおも䞭流の域のこの家、綱圌代家に異動した奎がいるっぜいんだよ。
    ——犪定 忠䞀。コむツが倚分、俺らが知りたいこずを倧䜓知っおる筈だ」

  • 127125/01/13(月) 23:21:46

    では情報共有も完了したずころで、屋敷の探玢に向かいたしょう

    吉良合流たでdice1d3=1 (1) タヌン


    䜙談ながら、倧前田が匕き圓おおしたった怪文曞に぀いお

    曞かれおいる内容dice1d3=2 (2)

    1=盞手方を恚んでいるような、抌し付けがたしい劄執が曞き連ねられおいる

    2=独善極たる奜意がびっしり曞かれおおり、拒むこずだけは蚱さないず蚀わんばかりに圧が匷い

    3=手玙、ずいうよりは報告曞か芳察日蚘。ただ異垞に现かく曞かれたそれがコメント付きで続いおいる


    芋おしたった人のSAN倀dice1d100=69 (69)

    特段気にしない←→う、わ  でギリ顔に出すのを耐える

  • 128125/01/13(月) 23:22:35

    手玙のダむスミスった

    砕蜂dice1d100=15 (15)

    倧前田dice1d100=85 (85)

    檜䜐朚dice1d100=79 (79)

    高いほどSAN倀に倧ダメヌゞ、䜎いずどういうわけか䜎ダメヌゞです

  • 129125/01/14(火) 07:59:03

    倧前田はたあ圓然の匕き具合ずしお 

    檜䜐朚がここたで動揺した理由はdice1d100=70 (70)

    シンプルに手玙の内容のダバさに匕いおいる←→手玙の内容も無論匕いおいる。が、真に衝撃だったのは、この手玙の真意が「分からないでもない自分」だった


    では吉良が来るたでの1タヌンを凊理しおいきたす

    面倒なのでダむスを振るのは基本的に砕蜂ず檜䜐朚のみずし、倧前田がいる堎合は砕蜂に15、吉良がいる堎合は檜䜐朚に15の補正を䞎えたす

    向かう堎所はdice1d2=1 (1)

    1=少女の私宀 ※前回調査枈み

    2=奥にある誰かの私宀


    なお䜙談ですが、檜䜐朚の秘密箱レベルは正しくは、吉良はでした

    檜䜐朚に箱を芋せおいた堎合、個を陀いお党お開けられおいたした

  • 130125/01/14(火) 09:38:57

    前回箱や仮面を発芋した郚屋に行くようです

    目星を振れるのは䞀回です

    砕蜂dice1d100=44 (44) +15

    檜䜐朚dice1d100=62 (62)

    61〜で䜕か発芋したす

  • 131125/01/14(火) 10:47:07

    こい぀マゞで 

    では檜䜐朚は䜕か発芋したした

    芋぀けたのはdice1d2=1 (1)

    1=非垞に達筆な字で曞かれた日蚘

    2=箱にしたわれた倧量の手玙

  • 132125/01/14(火) 11:38:46

    前回発芋出来なかった䞉぀目のアむテムですね

    倚分埃を被っお背景に溶け蟌んでいたんでしょう

    日蚘の内容に぀いお

    文䜓dice1d4=1 (1)

    1=汚れる時間も足りない皋に幌い、無垢なたたの少女の口調がそのたた残っおいる

    2=倧人に憧れる皋床には幌いが、同時に無垢なたたでいられるほど幌くもない、䞍安定な少女の口調

    3=䜙りに口調も芖座も倧人びおいるが、少し倢みがちな性栌も芋られる。子䟛の片鱗を残した女性の性栌。

    4=人栌が䜕も芋えない。ただ起こるこずを党お絵のように眺める、超然ずした誰かの芖点

  • 133125/01/14(火) 11:43:54

    日蚘の持ち䞻は結構幌かったようです

    日蚘の口調、䜿甚人の日蚘、吉良が芋぀けた着物、そこから察するにこの郚屋の䞻は dice1d1=1 (1)

    1=「姫様」


    「姫様」の日蚘に぀いお

    日垞に぀いおdice1d100=49 (49)

    退屈、或いはほが蚘述がない←→倚匁、或いは楜しんでいたらしい


    呚囲の人間に぀いおの蚘述

    父芪dice1d100=60 (60)

    母芪dice1d100=84 (84)

    䜿甚人党般dice1d100=80 (80)

    ある䞖話係に぀いおdice1d100=81 (81)

    苊手、或いは無関心←→奜意的

  • 134125/01/14(火) 11:54:13

    日垞生掻それ自䜓に関しおの蚘茉はやや短めですが、文の内容を芋る限り呚囲の人間には党䜓的に奜意を持っおいたようです

    ですが䞡芪は奜きだけどそれ以䞊に䜿甚人達に察し奜意的、か぀䞭でも䞖話係は䞀歩分だけ曎に奜意的ずは 

    ある䞖話係に察しおの蚘述dice1d100=2 (2)

    近くにいる倧人ぞ懐いおいるだけに芋える。玔粋な奜意←→あっ これは 察し


    䞡芪ぞの奜意が他の䜿甚人達に劣る理由dice1d3=1 (1)

    1=䜿甚人の数が倚いからか、トヌタルで䜿甚人の方が蚘茉が倚いだけ

    2=䞡芪に察しおは奜意的な蚘述が倚いが、同時に幟぀か吊定的なコメントがある

    3=家のこずに぀いおの蚘述は奜意的ずいうより、吊定する気が倱せたような曞き方をしおいる時がある

  • 135125/01/14(火) 12:16:18

    某月某日
    今日、屋敷に新しい䜿甚人が来た。お父様ったら流魂街でたた拟っおきたのね。
    ずはいえ、私はそんなこず最初から知っおいたけれど。
    知っおいる。そう、知っおいるの。
    今日来たその人の顔も、名前も。どういう字を曞く人で、䜕が奜きで、どんな颚に笑うのかも。
    このこずを教えたら、どんな顔をするのかも。

    某月某日
    どうしお毎日毎日、こうもやるこずっお倚いのかしら。
    そんなこずを考えながら歩いおいたら、庭に䟋の新入りがいた。
    今の屋敷に男手は少し足りおいないし、圌はこれから力仕事をどんどん任されおいく。
    お父様にずっず付いおいた方は隠居しおしたったし、圌には頑匵っおもらわなきゃ。
     そのご耒矎をあげる圹は、私なのだけど。

    某月某日
    私は人より物分かりは良い方だず思う。
    けど、それは私が色んな事を経隓しおきたからじゃない。
    私は人より先を眺めおいるから、倧䜓䜕でも予めそういうものだず理解しおいるだけ。
    だから圌が話しおくれる内容は、もう聞く前から委现知っおいるのだけど。
    話す内容はずもかく、そういう顔が出来るのが、少しだけ矚たしいず思った。

  • 136125/01/14(火) 12:45:18

    某月某日
    最近入っおきた圌を芋おいるず、少しず぀仕事姿が板に぀いおきたず思う。
    だけど流魂街䞊がりの圌は、恐ろしく字が汚い。
    このたただず氞遠に圌に家の曞類も垳簿も觊らせられないので、暇な時に筆を教えおみるこずにした。
    聞けば自分でも字の緎習がおら、日蚘を぀けおいるらしい。
    続けるこずは良いこずだわ。緎習甚に亀換日蚘でもしたしょうかず蚀ったらすごい顔をされた。

    某月某日
    お父様もお母様も、最近買い物が倚すぎる。
    倧事にしおくれおいるのは嬉しいけど、䜕でも買えば良いものじゃないでしょう。
    私は勝手にものばっかり枡しおくる人より、䞀緒に話しおいお楜しい人の方が奜きなのに。
     あずお父様の嗜奜は、実は私にはあたり良さが分からない。けど私は䞊手く断れないでいる。
    儘ならないわね。来るものは分かっおいるのに、断り方は分からないたたなんお。

    某月某日
    これはどの䜿甚人も䜕故か圓おはたるのだけど。
    どうしお圌等は自分の為に家が出したお金を、自分じゃなくお私達の為に䜿おうずするのかしら。
     今回ばかりは、分かっおいお止めなかった私も悪かったけど。
    だっお今の私の為にこれを遞んでくれたのは、お父様が買うどんな倀段の着物よりも嬉しかったんだもの。
    同じような事されたら駄目だから、本人には内緒だけどね。

  • 137125/01/14(火) 13:04:34

    某月某日
    最近、党身のあちこちが酷く痛い。
    骚特に脚は軋むし、湯济みや着替えの床に芋る自分の身䜓には違和感ばかり。
    そのせいか最近は倢芋も悪くおよく眠れない。
    䜕だか䜕をしおいおも、気が滅入っおくる。
    党郚、気持ちが悪い。

    少し日付を進める

    某月某日
    朝起きたら、垃団が血の海になっおいた。
    こうなるのは分かっおいたずはいえ、血の匂いず貧血で頭はくらくらするし、気が動転しおしたった。
    女䞭やお母様に聞いたけど、倧䜓の女の子に定期的に来るものらしい。
    身䜓が倧人になっおいる蚌拠だっおお母様は蚀うけど こんな気持ち悪いもの、来おも嫌なだけだわ。

    某月某日
    お腹が痛いし、颚邪でも匕いたように党身が重い。
    䞀週間くらいはこういうのが続くらしいので、しばらくは饂飩ずお粥生掻ね。
    お父様が様子を芋に来おくださったけど、気が立っおいたせいで぀っけんどんな態床になっおしたった。
    回埩したら、たずは謝らないず。 今日は䞀段ず色んなものに嫌気が差しおくる。

    某月某日
    挞く血が止たったので、圌の字をたた芋おあげるこずにした。
    最初の頃に比べお、かなり綺麗になっおきたず思う。
    ずはいえたたに倉な筆の握り方をしおいるから、ただただ芋おいおあげないずね。

  • 138125/01/14(火) 13:10:32

    ここから少し、日蚘の内容が倉化しおいきたす

    最初の倉化はdice1d3=2 (2)

    1=父芪ぞの拒絶

    2=屋敷党䜓ぞの忌避感

    3=自分自身が倉わっおいくこずぞの恐怖

  • 139125/01/14(火) 13:50:05

    日付を進める
    某月某日
    最近ずっず、䜕か粘぀くようなものを感じる。
    掃陀はちゃんずされおいる筈なのに
    倢を芋なくおも、分かる。
    この粘぀く気配は、私が家のどこにいたっお感じられる。
    その出所は、この家のそこかしこにいる人だ。

    某月某日
    最近、家にしょっちゅうお客様がやっお来る。
    察応しおいるのはお父様で、私は盎接お䌚いしおはいないけど 駕籠や行列の仰々しさを芋れば、盞手はおおかた分かっおくる。
    䌚った事もない、䌚うこずもない人に䜕を思うこずもないけど
    圌等が来るず、お父様の機嫌が悪くなる。それが最近の私の、䞀番嫌なこず

    某月某日
    最悪な倢を芋た。

    某月某日
    最近、お父様ずお母様の様子がおかしい。
    もう時間は、あたり残っおいないらしい。

  • 140125/01/14(火) 13:59:10

    今曎ながら、いい加枛【閲芧泚意】衚蚘の䞀぀や二぀付けおおけば良かった 

    あ゛ヌヌヌ  

    これから起こるこずに぀いお、「姫様」の内心はdice1d100=16 (16)

    䜕ずなく倫理に反しおいるのは察しおいるが、特段䜕の感想もない←→予知した時も経隓した埌も、思い出したくもないくらい嫌で仕方がない

  • 141125/01/14(火) 14:12:41

    あぁヌヌ 

    特段䜕の拒絶反応らしい反応も瀺さなかったのは

    䜕かがおかしいのは理解しおいおも、「なんで駄目なのか」が理解出来なかったからdice1d100=98 (98)

    それを奜みじゃない着物同様に断り切れないこずを予芋した時点で、回避する思考は消えおいるdice1d100=30 (30)

    自分が䜕の為に生たれお、どうしおこうやっお生きおいるのかを知っお、もう玍埗したdice1d100=46 (46)

  • 142125/01/14(火) 14:13:49

    ※スレタむには䜕の衚蚘もありたせんでしたが、ここから結構な胞糞やら䜕やらが飛び亀う恐れがありたす
    予めご了承ください

  • 143125/01/14(火) 16:15:46

    某月某日
    今日も䞎えられた着物に袖を通し、䞎えられた食りを髪に通す。
    よくよく考えたら、お父様の趣味は最初からこの手のものじゃなかったような気がする。
    私がお父様の膝に乗るような歳だった頃は、確かもう少し倧人しい柄の服を着おいたもの。


     そうだった、よね
    こういう時、自分のこずが嫌になる。
    私は倢芋が良いけど、代わりに思い出の䟡倀が軜すぎる。

    某月某日
    お父様に、明日は倧事な話があるず蚀われた。
    お母様も、䜕か真面目そうな面持ちだった。
    よほど明日蚀われるこずは、重倧なものなんだろう。
    なんお
    䜕を蚀われるのか
    䜕をされるのか
    私は党郚、もう知っおいる。
    知っおいお、今も昚日ず同じように過ごしおいる。

  • 144125/01/14(火) 16:42:20

    某月某日
    今倜は日蚘を曞いおいる暇がないので、朝のうちに曞いおしたおう。
    本圓のこずを蚀うず、今倜が来なければ良いず、今も少しだけ思っおいる。
    䜕が起こるのか知っおいる、なんお曞いたりもしたけど。
    その時に自分が味わうものの䞭身も、䞀緒に党郚知っおいたから。
    痛いのも苊しいのも奜きではないし。
    倖の䞖界のこずは話に聞いおいた限りでしか知らないけど、䜕ずなく子䟛ながら、今倜の出来事っお䜕か倉じゃないず思わないでもないし。
    ずはいえ、お父様やお母様のこずは今も奜きだし。二人が奜きでこうするわけではないのも分かっおいるので。
    寧ろ二人は、こんな圹回りを抱えた化生を子ずしお匕き圓おおしたった被害者なのだから。
    あれからどれほど先回りしおみおも、盞倉わらず角の立たない断り方は䞀぀も孊べないたただった。
    たあ、今思えば、それも圓然ではあったのでしょう。
    そもそも私は、人からされたお願い事を蹎っお良い立堎ではなかったのだし。
    そんな人の人生を幟ら先に芋たっお、人のお願いの断り方なんおどこにもあるわけない。
    ずにかく断り方も断る理由もあたり分からない以䞊、ずいうか今に至るたでこんな倢ばっかり芋おきた以䞊。
    断るこずを芚えず、人を匟く理由を持たず、こうなる運呜を前もっお抱えながら生たれおきた以䞊。
    私はこの倜の蚪れを、倧方玠盎に受け入れるこずにした。
    お父様達が今日話すこずを、私にするこずを、私は既に知っおいる。
    けどただ蚪れおいない未来であるそれは、所詮は確かな倢でしかない。
    だから私は、私に䞎えられる党おのものの重さず圢を、ただ確かめる為に今倜を迎えるこずにした。
    痛いのも苊しいのも奜きじゃないけど。それがこれから圓分続いおいくのも、特段嬉しくないけど。
    どうやら避けようもない、仕方のないこずみたいだから。せめお受け身の甚意だけはしっかりずしながら。

     けど、忠䞀にこのこずを知られるのは䜕だか嫌だ。
    圌には秘密にしおおこう。うん、そうしよう。
    亀換日蚘を圌が断わっおくれお良かった。
    こんなの亀換するくらいなら即火䞭だもの。
    代わりに今床、別の秘密でも教えおあげたしょうか。

  • 145125/01/14(火) 17:09:04

    少し日付が飛んでいる
    某月某日
    お腹ずいうか腰ずいうか、なんかもう党身が痛いし怠い。
    けどじっずしおいおも気が玛れないので、筆を取るこずにした。
    結局あの倜に起きた出来事は、私が予め知っおいたものず寞分違わなかった。
    詊しに口に出しおしたったみたら、そっくりそのたたのこずをお父様は語っおいた。
    狩儺家の祖のこず。か぀おこの䞖界が違う姿だった頃に起きたこず。
    私達狩儺家が血を繋げ続けおきた理由。
    私がい぀かこの䞖界で、果たさなければならないこず。
    お父様は私がこの日を知るよりも前に、こうなるこずを悟っおいたらしい。
    それは私が生たれお少し経ち、目が開くようになり、銖もすっかり坐っおきた頃。
    蚀葉も少しず぀理解するようになった頃になっおも、䞀向に立ち䞊がるこずすら出来ない私を芋た時だった。
    字が䞋手である以䞊に栌奜が぀かないから、忠䞀みたいに私の産たれた埌に来た䜿甚人には教えおないけど。
    私は五䜓満足で生たれおおきながら、䞍思議なこずに脚が埮塵も動かなかった。
    怪我をしたわけでも、䜕か病気があったわけでも、奇圢の脚だったわけでもない。
    指は巊右合わせお十本党郚あるし、自分で蚀うのもなんだけど結構爪の圢も良いし、觊れば感芚もある。
    倧金をはたいお真倮斜薬院の医者に蚺せたりもしたけど、私の脚には䜕の異垞も芋぀からなかった。
    なのに、䜕故か動かない。
    䞡手で身䜓を起こせるようになっお、箞を握れるようになっおも、脚だけが糞の切れた傀儡のように動かせない。
    ああ、段々思い出しおきた。
    小さかった私を、お父様やお母様はよく膝に乗せおいた。
    それは歩けない私を抱えお移動するのが、圌等の垞だったからだ。
    そのうち私は独孊で鬌道を芚えたり、お母様から身䜓を支える糞の緎り方を教わったりしお自分なりの歩き方を芚えたけど。
    そんな私を芋お、お父様は自分達が“圓たり”を匕いたず確信したそうだ。
    狩儺家の血を絶やさないこずで、歎代の圓䞻達が次代に蚗し続けた䞀族の悲願。
    蚀うなれば、救䞖䞻。或いは、神。
    私こそが、私ずいう存圚が産たれる前からそうなる運呜を蚗されおいた、悲願の子だず。

  • 146125/01/14(火) 17:34:35

    この䞖界は、眪を犯しお創り䞊げられた。
    その眪を始たりの人達が隠匿したので、倚くの人は忘れる以前に知りもしなくなったけど。
    その眪が䜕なのかは、こんな日蚘に曞いお良いものでもないので䌏せおおく。
    ただ䞀぀蚀えるのは、この䞖界は今埌どれだけ「良い明日」が蚪れる「良い䞖界」であったずしおも、たかり間違っおも「䜕の間違いも起こらなかった䞖界」ではないずいうこず。
    私達狩儺家は、その事実を蚌明する為に生たれた。
    この䞖界で党おの人が忘れた原初の眪の存圚を立蚌する。
    眪を立蚌するこずで、眪人たるこの䞖界の存圚はその責任ず共に確立される。
    犯した眪は、眰ず共に圚る。そしお眰は執行されお然るべきものであり、そうするこずで初めお眪は莖われる。
    そしおい぀か来るべき時が来たら、救䞖の子が枅算を行なう。
    そうやっお初めお、この䞖界は蚱される。それたでの間、この䞖界には滅びも停滞も蚱されない。
    だから狩儺はその来るべき時たで血を繋ぎ、継いだ血ず悲願で「次代の狩儺」ずいう剣/噚を鍛ちながら、救䞖の子を埅ち続ける。
    それが私達の生たれた理由。この䞖界で果たすべき圹目。
    即ち償うべき眪が残っおいる珟圚から枅算が完了する未来たで、この䞖界の存続をより確固たる事項にする為の楔。
    それたで儺を狩り続け、䜕も知らない魂魄達を今の正しい埪環ぞ導いおいく。
    それが狩儺の由来だず。
    私はそんな悲願を抱えた血筋に生たれた。
    お父様曰く“先祖返り”のようなものでもある、祖ず同じように動かなくなった脚を匕き摺りながら。

  • 147125/01/14(火) 18:14:26

    狩儺の者は須らく、その姿に呪いを宿しお生たれ萜ちる。
    それは盞手が自分に死ぬたで尜くすのも、自分が盞手に死ぬたで尜くすこずも正圓化する。
    思考を有するものは倧なり小なり、皆必ず狩儺の者が救䞖䞻のように芋えおしたう。
    正しい意味での救䞖の子は私だけど。私が産たれおこなかった時代でも、狩儺の者は総じお人気者だった。
    皆、狩儺の者の姿に原初の倢を芋おいたから。
    そしおそのお陰もあっお、狩儺はどんな時代だろうず人に迫害される恐れはなかった。
    䜕なら呚りで逓死者が出るような時代であろうずも、狩儺が飢えるこずはなかった。
    狩儺を知る他の人達が、どんな時代でも狩儺を守り、必ず生かし続けた。
    芪を喰い、子に喰らわせお救䞖の子を求め続ける狂気を正圓化し、同時に倖敵に襲われる可胜性を朰す。
    その魔貌の呪いは先代の狩儺に圓たるお父様も、無論私にも備わっおいた。
    しかし特に、私の呪いは䟋を芋ない皋に匷かったようで。
    身䜓が成長しきるよりも䜕倍も早く、私は知らず知らずのうちに呚囲の人を歪めおいた。
    私も話を聞くたでは知らなかったけど、狩儺は圓䞻の血をその子䟛が吞い、力を食らうこずで代替わりする。
    本来この魔貌は、その普通ではない力の継ぎ方に本胜が芚える嫌悪感を打ち消す為のものだ。
    だけど私の魔貌は、私ずいう噚が成熟するよりもずっず早い段階で開花しおしたった。
    この状態で代替わりしおも、私はお父様が抱えおきた力を受け入れられない。
    無理に蚱容量を超えお力を奪おうずすれば、䜓調を厩すどころでは枈たないかもしれない。
    それをお父様達も理解しおいた。だから二人は私ぞの認識を歪たせながらも、埅぀こずを遞んだ。
    無理に魔貌に意思で抗った分、呪いを受けた思考も盞応に歪曲しおしたったけど。
    もっず私の身䜓が匷くなるたで、私に噛たせない。私を絶察に圓䞻にはさせない。
    少なくずも、「お父様くらいの人を受け入れられるくらいには身䜓が倧人になる」たでは。

  • 148125/01/14(火) 18:56:49

    私が育぀たでの時間を圌等が耐え続けた理由は、私にも圌等自身にも今䞀぀よく分からない。
    単に私ずいう噚が力に耐え切れるたで、悲願の為に埅っおいただけなのか。
    䞀人の子䟛を持぀䞀介の芪ずしお、䜕か最埌の最埌に良心の呵責でもあったのか。
    それを刀別するには二人はもう気が觊れおいたし、私は私で無知のたただった。
    ただ確かなのは、その時が来るたで二人は喰われる以倖の方法で私ぞ尜くしおいたずいうこず。
    それがあの倧量の服や食りだったずいうのは、今になっお挞く理解が远い぀いおきた。
    けどそんな子䟛隙しも、私の身䜓が䞀぀倧人ぞ近付いたこずで意味を倱くした。
    ずいうよりは、そんな手をわざわざ遞ぶ理由を喪倱した。
    毎晩のように眠りを劚げ続けた骚の軋み。
    日を重ねるごずに倉わっおいった身䜓の線。
    そしおある日、目芚めた私の股から垂れた血。
    それらを経隓しお、完党ではなくずも確実に私の身䜓は倧人になっおいた。
    そう理解した時点で二人の捻じった衝動は、最早代替行為では抑えが効かなくなっおいた。
    だから私の䜓調が戻り次第、お父様は私を呌ぶこずにしたのだ。
    そしお倜が来お、狩儺の圹目を話しお。
    それで

  • 149125/01/14(火) 19:03:32

    その埌の屋敷に぀いおの蚘茉dice1d2=2 (2)

    1=父芪ず母芪が争うようになった。人が二人いるのに救䞖の子は䞀人だけなんだから、圓然ではあったが。

    2=方向性を捻じ曲げた狂気が、曎に加速し、䌝播しおいった。ただ䞍思議ず、盞争うこずはなかった。

  • 150125/01/14(火) 19:29:07

    少し日付が飛ぶ
    某月某日
    最近、お父様達に呌ばれる頻床が䞊がっおいる。
    圌等は私に経隓を積たせお、より倧人にする為だ、なんお蚀っおいるけど。
    心が読めるわけではないから蚀わないけど、自分の身䜓のこずだから䜕ずなくわかっおいる。
    この人達は、味を占めおいるからこうしおいるだけだ。
    あの倜に、私の身䜓が必芁最䜎限の分は少なくずも成長しおいるこずははっきりしおいた。
    けどあの䞀晩に飜き足らず、圌等は䜕床も私を呌んでは同じこずを繰り返しおいた。
    それは、あの倜に溺れおいるから。
    こうしお私ず過ごしおいる限り、私を圓䞻にしない限り、捻じ曲げた姿に定着しおしたった䜿呜感は䜕床でも埋められる。
    たった䞀床の正しい願いの成就より、繰り返される至䞊の悊楜を。
    それが圌等の遞び、私に望む願いのようだった。
    䞀族の䜿呜に぀いお語っおおいお、そのやり口はどうなのず思う。
    あの話が本圓なら、救䞖の䜿呜を持った私は力を付けなくおはならない。
    なのに圌等は己の芚えた至犏の為に、い぀たでも未熟で幌い私を望んでいる。
    これでは私は䜕も出来ない。最初こそ私の為だったずしおも、今ずなっおは圌等の行ないは䜕の益にもなっおいない。
    だから、蟞めさせるべきだったのだろう。
    でも、い぀だっお出来なかった。
    差し出されたものを拒むこずは出来るけど、私には捻じれたものを元の圢に修埩する力はない。
    かずいっおそれらしい理由を付けお断ろうず思っおも、未だ私の䞭には断る意思も蚀葉も備わっおいなかった。
    なので昚日のお父様ずも今日のお母様ずも、私は同じようなこずをしおいる。

  • 151125/01/14(火) 19:29:19

    某月某日
    暫くこんな過ごし方をしお、分かったこずがある。
    人は、他の人がやっおいるこずを真䌌する習性がある。
    他の人がやっおいるこずを䟋え間違っおいるず感じたずしおも、それを咎める人が芋぀からないたた暫くするず「やっおもいいこずなんだ」ず思うようになる。
    そしお他の人がやっおいるこずが楜しそうなら、それを真䌌しおみたくなる。
    いい加枛、お父様達の捻じれたものも隠し切れなくなっおきたらしい。
    若く貞淑な劻の姿を望んだお父様のように。
    若く凛々しい倫の姿を望んだお母様のように。
    皆粘぀く芖線を隠すこずも止めお、私に䜕かを望むようになっおいた。
     最初に眪を犯した圌等も、きっず党郚同じだった。

  • 152125/01/14(火) 22:44:52

    ここたでで人のSAN倀

    砕蜂dice1d100=77 (77)

    倧前田dice1d100=67 (67)

    檜䜐朚dice1d100=59 (59)

    〜30で耐えきれずギブアップ

    耐えた人は次の日のを読んでいいですよ

  • 153125/01/14(火) 23:06:52

    某月某日
    雚続きの䜎気圧のせいか、数日ろくに寝おいないせいか。
    最近は雚の音を聞きながら、昌も垃団で過ごしおいる。
    忠䞀ず話しおいる時間は嫌いじゃない。
    話しおいるだけだから、特段疲れないし。
    痛いわけでも苊しいわけでもないし。
    倖にある面癜いものを語る忠䞀の顔を、二床芋られるのも悪くない。
    もうじき䞃倕っおこずも、それを今日の忠䞀が蚀い出すのも。
    その時に私がやりたいこずを聞かれるのも、分かっおいたけど。
    そう、分かっおいた。最初にそうなるっお知った時点で、答えを䞀぀くらい甚意しおおこうずも思っおいたんだった。
    けど、無理だった。
    私にはずっず、やりたいものなんお䜕もなかった。
    色んな人に、色んな私を望たれるようになっおきたけど。
    色んな人に合わせお、色んな䜕かをやっおみたけど。
    その蟺の経隓を党郚䜿っお考えおみたずころで、答えは骚組みすら甚意出来なかった。
    でも、それも圓然のこず。
    私は、悲願を達成する為に生たれおきた。
    この䞖界の楔ずしお生たれ、あらゆる眪を認める為に育ち、その時が来るたでこうやっお䜕も捚おられないたた生きおいる。
    そういう存圚ずしお生たれた時点で私には䜕かを願う暩利なんおないし、こういう生き方を倉えおいない時点で䜕かを願う資栌もない。
    だっお私は、自分の為に䜕も出来ない。
    欲しい未来を取りに行く力も、分かりきっおいる未来を捚おる意思も持おない。
    そういう無気力で、無欲で、無力な私だから。
    叶ったら嬉しい倢ずか、自分でやっおみたいこずなんお、䜕䞀぀分からなかった。
    だから忠䞀ずそんな話をした時、私は嘘を぀いた。
    私は叶うならやりたいこずじゃなくお、倚分䞀生出来ないだろうこずを答えた。
    圌の話で聞いた、倖の䞖界。そこで誰ず䜕をするわけでもなく、䜕ずなくのんびりする。誰もいない草原なんかで脚を䌞ばしおみたりしお、矎味しいご飯を食べお、窓枠もない空を取り敢えず飜きるたで眺めお、飜きるか日が暮れおきたら垰る。そんな無駄しかないし䜕の意味もないだろう過ごし方をするこず。
    そんな時が来ないだろうこずはすぐに分かったから、そう答えた。
    思い぀いたのは良いけど、それも結局私がやりたくお仕方のないものではないし。そんなこずをわざわざする暇があるのなら、きっずその間に私はたた誰かのお願い事を聞いおいるだろうから。

  • 154二次元奜きの匿名さん25/01/15(æ°Ž) 09:34:35

    ほ

  • 155125/01/15(æ°Ž) 11:11:17

    ここたで日蚘を読んだ皆様はSANチェックです

    砕蜂77-dice1d20=6 (6)

    倧前田67-dice1d20=11 (11)

    檜䜐朚59-dice1d20=3 (3)


    たた砕蜂、檜䜐朚はアむデアロヌルです

    砕蜂dice1d100=22 (22)

    檜䜐朚dice1d100=4 (4)

    目暙倀70、成功で䜕か既芖感のようなものを芚えたす

  • 156125/01/15(æ°Ž) 11:59:48

    カス
    えヌん特倧ヒントあげたのに出目腐っおるよこい぀ら
    ちなみに手癖で勢い䜙っお想定の3倍近くいらんこず曞いおたすが、日蚘自䜓はちゃんずここで出した意味はありたす

  • 157125/01/15(æ°Ž) 12:11:51

    では刀定に倱敗したずころで吉良を合流させたしょう

    今埌の方針dice1d4=2 (2)

    1=四人で屋敷探玢

    2=二手に分かれ屋敷探玢

    3=片方は離脱しお「犪定忠䞀」に぀いお調査。もう片方が残っお屋敷探玢

    4=党員䞀床離脱し、犪定忠䞀に぀いお調査する

  • 158125/01/15(æ°Ž) 12:13:44

    では二手に分かれお屋敷を探玢しおいきたす

    線成は二番隊コンビ、副隊長コンビずしお

    二番隊dice1d3=2 (2)

    副隊長dice1d3=2 (2)

    1=この郚屋に残る

    2=別の郚屋①に向かう

    3=別の郚屋②に向かう

    被ったら副隊長コンビが䞀個䞋にスラむドしたす

  • 159125/01/15(æ°Ž) 12:22:23

    では二番隊コンビが別宀①、副隊長コンビが別宀②ですね

    先に二番隊から進めおいきたす

    たず郚屋に察する目星です

    dice1d100=34 (34) +15

    目暙倀60、成功で䜕か芋぀けたす

  • 160125/01/15(æ°Ž) 12:25:34

    1足りない だず 

    では埃を被っおいる䞊に郚屋がずっ散らかっおいた為、特に目がしいものは芋぀けられたせんでした

    代わりずも蚀いにくいですが、二人はもう䞀床あの日蚘に぀いおアむデアロヌルを振りたしょうか

    砕蜂dice1d100=31 (31)

    倧前田dice1d100=18 (18)

    目暙倀は70です

  • 161125/01/15(æ°Ž) 12:26:32

    出目腐っおんなぁ 

    では芖点を副隊長コンビに移したす

    たずは郚屋党䜓ぞの目星目暙倀60

    dice1d100=93 (93) +15

  • 162125/01/15(æ°Ž) 12:46:17

    怖いこわい

    檜䜐朚が執念の高出目を出したので䜕か芋぀かりたした

    芋぀けたものdice2d3=2 2 (4)

    1=匷い筆圧で曞かれた様子のおかしい手蚘

    2=埃だらけだが、明らかに質の良い手玙 の入った屑籠

    3=隣接しおいる郚屋寝宀に雑に攟られた振袖

  • 163125/01/15(æ°Ž) 12:46:54

    被ったなぁ、吉良の方はdice1d2=1 (1)

    1=手蚘

    2=服

  • 164125/01/15(æ°Ž) 17:17:05

    吉良は手蚘、檜䜐朚は手玙を発芋したした

    吉良の手蚘に曞かれた字は内容ず合わせお考えるにdice1d2=2 (2)

    1=男性

    2=女性


    手蚘の内容はdice1d100=63 (63)

    最初のうちは普通の日蚘だが、次第に加速床的に狂気的になっおいく←→最初から劄執が拗れたくっおいる。しかもそこから内容が激化しおいる。

  • 165二次元奜きの匿名さん25/01/15(æ°Ž) 17:54:16

    このレスは削陀されおいたす

  • 166125/01/15(æ°Ž) 18:13:28

    どうやらここは姫様の母芪の郚屋のようです

    日蚘の内容は姫様ず過ごす日々が倧䜓ですが 

    関係は嚘、でも未来では捕食者、しかし同時に救䞖の子

    母芪には、姫様は最初どう芋えおいた

    自分の子か、救䞖の子かdice1d100=77 (77)

    嚘←→救䞖の子

    捕食者か、救䞖の子かdice1d100=13 (13)

    捕食者←→救䞖の子

  • 167125/01/15(æ°Ž) 18:29:00

    母芪は割ず最初から、自分の嚘のこずを嚘ずは思っおいなかったようです

    家が埅ち望んだ救䞖䞻であり、䞖界の眪を枅算しお党おを蚱す為に生たれた子

    そしおその為にい぀か自分を喰う、未来で埅぀運呜の捕食者の雛

    そういう生き物だったようです

    茿入れした家の狂気に圓おられたせいか、はたたた別の事情でもあったのか

    その蟺の蚘茉はあるdice1d5=1 (1)

    1〜4=ない、ただ狩儺の者の狂気に染たっおいた

    5=あった


    䜿甚人・犪定忠䞀に぀いおの蚘述dice1d2=1 (1)

    1=あり

    2=なし

  • 168125/01/15(æ°Ž) 19:08:36

    犪定ぞの蚘述がありたした

    曞かれた内容dice1d100=30 (30)

    嚘の話圹なのもあっお登堎自䜓はするが、蚘述はあたり倚くない←→仇敵のように぀ら぀らず詳现を曞き綎られおいる


    母芪にずっおの犪定ずは

    ただの䞖話圹、取るに足らない朚端dice1d100=34 (34)

    自芚もないくせに恵たれおいる、鬱陶しい奎dice1d100=23 (23)

    自分は悪い奎じゃないず停っおいる、嘘぀きの獣dice1d100=32 (32)

    気に入らない、自分達からその子を奪う敵dice1d100=93 (93)

  • 169二次元奜きの匿名さん25/01/16(朚) 04:27:22

    ほ

  • 170二次元奜きの匿名さん25/01/16(朚) 13:27:53

    ほ

  • 171二次元奜きの匿名さん25/01/16(朚) 22:24:12

    保守

  • 172二次元奜きの匿名さん25/01/17(金) 08:38:24

    保守

  • 1731或る日の蚘録の断片25/01/17(金) 14:01:29

    雚粒が窓を打぀音に玛れお、今日もあの男の声がする。
    善良な人の皮を被っお、あの子に愛されおいる。
    腹立たしい、劬たしい。
    霊力のある者を流魂街から拟っおは䜿甚人の座を䞎えおいるのも、家畜を逃がさない為の綱に過ぎないのに。
    霊力が無ければこの家にやっおくる運呜なんお無かった朚端のくせに、我が物であの子の偎に座っおいる。
    劬たしい。身の皋知らず。
    䞀番最初にその呜に觊れたのに。
    産んで、名前を䞎えお、育おたのに。
    その子は私の子なのに。
    私のお腹から出おきた、私のものなのに。
    日を重ねおるに぀れ、あの子はどんどん倧人になる。その暪顔に、党おの人が倢を芋る。それ自䜓は別に良い。あの子の顔は花より甘く矎しい。誰だっおあの子が奜きになる。
    蚱せないのは、それを独り占めしようずしおいるこず。
    人の嚘の暪に居座っお、話すこずを蚱されお。なのにあの男は恥も知らずに、曎にその先を望んでいる。あの子の心を欲しがっおいる。
    あの子は皆のお姫様。皆の救䞖䞻。
    独り占めは、蚱されない。
    䜿甚人であろうず、かの家の存圚であろうず。そこに䟋倖なんおものはなく、䜕より私達がそれを蚱さない。
    だっおこの䞖界は、誰も救われおいない。
    誰もが救いの手を求めおいる。
    だから誰かの為の神様なんお、幟ら居おも意味がない。
    それでは救䞖の完遂が遠すぎる。
    必芁なのは救䞖の子だけ。
    誰のものでもない、党おの為の神だけ。

  • 174125/01/17(金) 15:12:08

    母芪ず思しき人物の日蚘を芋た二人のメンタル

    檜䜐朚56dice1d10=10 (10)

    吉良dice1d100=19 (19)

    ちょっず、本圓に無理 ←→ 気分が悪い。他のもの探したしょう


    残っおいるのは手玙ですが

    送り䞻はdice1d2=2 (2)

    1=確認出来た

    2=確認出来なかった


    内容はdice1d2=2 (2)

    1=読めた

    2=読めなかったずいうか手玙が砎けおいた

  • 175125/01/17(金) 15:26:23

    吉良のメンタルも駄目そうなので、ここらで今日の屋敷の探玢は終了になりたす

    情報䞀気に出しすぎたかもしれない

    それず保守、ありがずうございたした


    珟圚の時間dice1d2=2 (2)

    1=間もなく日没

    2=日が傟いおいるが、ただ日没たで時間がある

  • 176125/01/17(金) 16:52:01

    では檜䜐朚の行動などを決めおいきたす


    檜䜐朚の行動dice1d2=2 (2)

    1=このたた垰宅する日没の堎合こっちのみ

    2=剣叞の家に向かう


    吉良dice1d2=2 (2)

    1=檜䜐朚ず別れ隊舎に戻る

    2=檜䜐朚の埌を远う檜䜐朚が垰宅する堎合は遞択䞍可


    雀郹dice1d2=2 (2)

    1=剣叞の頌みを聞く

    2=剣叞の頌みを断る

  • 177125/01/17(金) 17:52:13

    吉良は檜䜐朚の埌を远うようですdice1d100=43 (43)

    䜕ずなく嫌な予感がする←→既に檜䜐朚の様子に違和感がある


    檜䜐朚の方はずいうずdice1d100=36 (36)

    自分が特段䜕かおかしなこずをしおいる自芚はない←→䜕ずなく違和感の自芚症状はあるが、それ以䞊に衝動を抑えられない


    檜䜐朚ず吉良の方はdice1d3=3 (3)

    1=吉良ず話しおやっぱり迷惑を掛けるず刀断したのか、倧人しく檜䜐朚は垰った

    2=䜕ずなく嫌な予感がする。吉良が檜䜐朚を足止めする

    3=檜䜐朚の足が止たらない。そのたたズルズルず二人揃っお家ぞ向かう


    そしお雀郚は 䜕ずいうか、意倖なような䞀呚回っお意倖じゃないような 

    ここでいう剣叞の頌みずは檜䜐朚にも話した「日没埌に自分ず接觊するな」ずいう話なんですが、これを断ったのはdice1d100=29 (29)

    合理的な理由で蓋をしおいるが、剣叞が本心で䜕ずなく䞀人を嫌がっおいるのを察した←→人を守る為に遠ざけようずするのは良いが、だったらお前のこずは誰が守るのだ


    断られた剣叞偎はずいうずdice1d100=39 (39)

    駄目ですっおば ああ、もう ごめんなさい ←→駄目っお分かっおいるのに、危ない目に遭っおほしいわけじゃないのに。でも、それ以䞊に 


    もう奜感床的にトドメの䞀撃な気がする

  • 178125/01/17(金) 18:43:41

    吉良はもうちょっず頑匵っお

    あず剣叞さん最埌の最埌で滅茶苊茶心のセキュリティ硬いな たるで未来芖しながら藍染ずやり合っおた時みたいな硬さだ

    しかもただ日没しおないから゚ンカりント振れないし 

    あれもしかしお修矅堎


    檜䜐朚が剣叞の家に到着するのはdice1d3=2 (2)

    1=日没前

    2=日没ずほが同時

    3=日没埌

    ※以倖なら到着前に゚ンカりントの刀定が割り蟌みたす

  • 179125/01/17(金) 19:02:51

    刈薙剣叞
    「 あの。今、䜕ず」

    雀郚長次郎
    「だから、お前の頌みは断るず蚀った。
    日が暮れたからず蚀っお他人のフリはしないし、甚があればこちらの気が枈むたで離さん」

    刈薙剣叞
    「   」

    雀郚長次郎
    「䜕だ、䞍満か」

    刈薙剣叞
    「䞍満、ずいうか 分からない、です。
    どうしお あなたは、ここに居るのですか。
    なんで、居おくれるんですか」

    雀郚長次郎
    「 お前の本心を、蚀葉にせずずも理解出来るずは蚀わない。
    だからあくたで私が今ここに居るのは、勝手な掚察ず、私自身の気持ちの為だ」

    刈薙剣叞
    「   」

    雀郚長次郎
    「お前が抱く恐れ、その姿を私は正しく分かっおやれない。お前の蚀う圱を芋た蚘憶は私にはないからな。
    だが、お前がその圱のせいで誰かが傷付くこずを憂う気持ちは、行動に倉えられるだけの重みを䌎った本物だろう。それくらいは分かっおやれる぀もりだ。
    だからな、剣叞。人を傷付けるだろうず恐れおいるそれを、お前自身が恐れおいない筈がないのだ。
    それがい぀蚪れるかも分からない倜を、お前が党く恐れおいない筈がないのだ」

  • 180二次元奜きの匿名さん25/01/17(金) 19:36:42

    8.5すれの続きどこです 
    あず、ゆるスレっおどこなんです 

  • 181125/01/17(金) 20:03:41

    >>180

    元々読んでくださっおいた方でしょうか

    この床は拙䜜の閲芧ありがずうございたす

    珟圚は8.5の続きずいうか、元々走っおいた「星空芋ない系䞀番隊垭官」シリヌズの砎面篇埌を完党に䜜り盎しおいたす

    ずいうのも圓時もかなりキツむなヌず感じながら苊し玛れにダむスを振りながら曎新しおいたのが実情であり、䞀床スレを萜ずしおから曎に䞀幎近く経っおいるせいで本人も色々现郚を忘れおいるこずが発芚

    珟圚は圓時ダむスを振ったりしお「ここだけは譲れない」ず思った芁玠のみを抜き出したり残っおいたメモをフル皌働し、オリゞナル章を䞀から䜜り盎しおいる段階です

    蚭定の違いなどで読者の方を混乱・萜胆させおしたうずは思いたすが、完走を最優先ず目的ずしおいたすので、ご理解ずご容赊のほど宜しくお願い申し䞊げたす


    ゆるスレに関しおは、各オリキャラスレの投皿者・読者が話すスレずなっおおりたす

    【part45】ブリヌチカテのオリキャラを語るゆるゆるスレあにたん掲瀺板オリキャラに関するROM芖点ずスレ䞻芖点䞡方語れるクロスネタ投䞋OKのゆるゆるスレわからない事などがあったらじゃんじゃん聞いおいきたしょう 倧歓迎です前スレhttps://bbs.animanch.
bbs.animanch.com
  • 182二次元奜きの匿名さん25/01/17(金) 20:45:21

    ありがずうございたす

  • 183125/01/17(金) 21:57:37

    その蚀葉を聞いお、駄目だず熱の匕かない頭の䞭で咄嗟に思った
    流されおはいけない、甘えおはいけない
    蚀われたこずを認めるのは簡単で、頷くのはもっず簡単だ
    さっさずそうしお楜になっお、面倒な考え事はやめおしたおう、そう匷く考えおしたうくらい
    でも駄目なものは駄目なのだ
    ここで甘えおしたったら、俺はきっず埌悔する
    目の前で傷を負うこの人を芋お、あの時ちゃんず远い払っおおけばなんお埌悔をするに決たっおいる
    その埌悔はきっず莖いきれない、その償い方は俺には分からない
    そう、自分のこずは分かっおいる
    この人達には傷付いおほしくない、あんな痛みも苊しみも知らなくお良い
    ただ陜の射す景色の䞭にいおほしい、こっちに来ないでほしい
    熱に苛たれたたたでいる俺を、倢に萜ちお溺れる私を、芋ないでほしい
    そんなこずをされたら、きっずもう耐えられない
    そう瞬時に考えられる皋床には、自分のこずを客芳芖出来おいる぀もりだった
    なのにそんな考えずは裏腹に、俺はこの人を远い払う為の次の蚀葉を吐けずにいる
    正面からぶ぀けられたその蚀葉に、重すぎる身䜓の䞭心で心臓が倉な跳ね方をする
    こんなの、駄目なのに
    そのこずを、他でもない俺自身が分かっおいる筈なのに
    それでも分かっおいる筈のそれを、拒むこずが出来ないのは

    刈薙剣叞
    「  ごめん、なさい  」

    俺は本圓に、碌でもない
    倧事な人が地獄の淵に脚を掛けおいるず分かっおいお、その堎から突き飛ばせない
    もしかしたらそこからここたで萜ちおしたうかもしれないず分かっおいお、それを喜んでいる
    もし萜ちおきおしたったら、萜ちおきおくれたら、良いな等ず
    こんなの恥知らずにも皋がある、俺はこの人にずっお最善じゃない未来を望んでいる
    その悍たしすぎる自分の性に、それを吊定するこずすら出来ない自分の匱さに、どうしようもなく嫌気が差した

  • 184125/01/17(金) 22:47:05

    吉良むヅル
    「檜䜐朚さん、ちょっずどこ行く気なんですか。
    ずっくに日勀の業務時間は過ぎおたすよ。最近は日も長くなっおきおたすけど、流石に戻らないずたずいのでは」

    檜䜐朚修兵
    「ああ。そんな時間か、もう。
    あヌ じゃあ、俺はただやるこずあるし。お前は先に戻れよ、吉良。
    俺が蚀うのもなんだけど、隊長もいないんだからさ。お前はあんたり䞉番隊の奎等のこず心配させたら駄目だろ」

    吉良むヅル
    「  それ、本圓にあなたが蚀えるこずじゃないですよ檜䜐朚さん」

    檜䜐朚修兵
    「  」

    吉良むヅル
    「昚日今日で、あなたずしばらく䞀緒に行動しおたしたけど。
    普段から色々お䞖話になっおいる埌茩ずしお、率盎な感想を蚀わせおください。
     今の檜䜐朚さんは、䜕か倉です」

    檜䜐朚修兵
    「本圓お前急に俺のこずディスっおくるよな」

    吉良むヅル
    「ずがけないでください。
    昚日は䜕ずなくそういう時もあるかな、ず思っお流しおおきたしたけど 今日に入っおから、あなたの県の䞭には䜕か劙なものがずっず枊巻いおいる。
    檜䜐朚さん、昚日蚀いたしたよね。この件を远っおいるのは蚘者ずしおでもあるけど、圌ず話す為の蚀い蚳䜜りでもあるっお。 それ、完党な嘘ずたでは蚀いたせんけど。実際のずころ、別に本圓の本音でもないんじゃないですか」

    檜䜐朚修兵
    「   」

  • 185125/01/17(金) 23:09:42

    檜䜐朚修兵
    「 お前、たたに俺のこずなら倧䜓分かっおたすよみたいな蚀い方するよな。お前俺の䜕なの 」

    吉良むヅル
    「ただの埌茩ですよ。先茩に持っおいるのは嘘がド䞋手くそだし噚甚なようで倧抂䞍噚甚だし、物凄い分かりやすい人ですけど」

    檜䜐朚修兵
    「お前、そんだけ自信満々に嫌味蚀っおくるけどさあ。
    蚀っずくが俺は、生憎䜕にも倉わっちゃいねえよ」
    吉良に背䞭を向けおどこかぞ歩きだす

    吉良むヅル
    「あ、ちょっず 」

    檜䜐朚修兵
    「俺からすれば、ずっず可笑しなこずを蚀っおいるのはお前の方だぜ吉良。
    散々俺の様子が倉だっお蚀うけどよ、じゃあ俺のどこがどう倉なのか、お前に蚀えるのか
    もしかしおアレか俺が“誰かの為に䜕かをするこず”が、䜕か“間違っおいる”こずだずでも」

    吉良むヅル
    「  それ、は 」

    檜䜐朚修兵
    「おいおい、そこは吊定しおくれよ 流石にちょっず堪えるぜ別に普段から冷血挢ずかじゃねえんだからさあ。
    俺だっお私情で誰かの為になるこずをしようっお思う時くらいあるし、そもそも入れ蟌む時は結構入れ蟌んじたうタむプだろ。
    ——なのにお前は、今の俺をおかしいずでも蚀うのか」

    吉良むヅル
    「   」

  • 186125/01/17(金) 23:17:21

    でぱンカりント刀定です

    剣叞・雀郚dice1d100=38 (38)

    檜䜐朚・吉良dice1d100=19 (19)

    今回候補はこの二手であり、二人のうち60以䞊でより高い方に圱が出珟したす

    どちらも60未満の堎合は出珟したせん

    檜䜐朚達の方に出珟した堎合、合流は双方無事なら日没埌に可胜です

  • 187125/01/18(土) 01:20:06

    䞡方出珟なしかぁ ぀たり、これは 

      檜䜐朚達が普通に家に来たすね 

    檜䜐朚達が到着した頃、䞭の様子はdice1d3=3 (3)

    1=私が芋おくるから寝おいなさい、ず雀郚が出るこずに

    2= 行っおきたすね、ず剣叞が半ば無理しお出た

    3= 䜕か嫌な予感がする、行っちゃダメです。


    雀郚が出た堎合

    雀郚の態床dice1d100=77 (77)

    君のおかげで関係も修埩出来た。ありがずう悪意なし←→おかげさたで芋舞いに行く仲にはなったよ。で、甚があるなら蚀付かっおおくがマりント

    檜䜐朚の態床dice1d100=10 (10)

    あなたのお時間は取らせたせんよ。あくたでアむツず個人的に話をしに䌚いに来ただけなので営業スマむル←→煜っおきやがっお 


    剣叞が出た堎合

    剣叞の態床dice1d100=57 (57)

    来ないでっお、蚀ったのに←→なんでどい぀もこい぀も 


    檜䜐朚の態床dice1d100=66 (66)

    ああ良かった、お前がいる。なぁ、治ったら教えおくれよお前の頌たれごずやっおきたからさ。話したいこずがたくさんあるんだ←→刈薙、具合はどうだ䜕か困っおるなら俺に蚀っおくれお良いんだぞ


    なお剣叞が応答した堎合、檜䜐朚は目暙倀70で目星です

    目星dice1d100=13 (13)

    成功の堎合特に䜕もありたせんが、玄関の靎が倚いこずに気付きたす

  • 188125/01/18(土) 10:18:02

     出なかったみたいですね

    檜䜐朚はdice1d2=1 (1)

    1=倧人しく垰った

    2=メヌルを䞀通寄越しお垰った


    さお、地獄の修矅堎はなんずか神回避したしたが 

    雀郚はずいうずdice1d4=1 (1)

    1.2=檜䜐朚が撀退した埌、暫く䞀緒にいおから垰った

    3=たさかの泊たり。さおは来た時点である皋床準備しおたな

    4= お前が良いなら、暫くこっちに来るか

  • 189125/01/18(土) 11:51:41

    刈薙剣叞

    「あの 今日も来おくださっお、ありがずうございたした」


    雀郚長次郎

    「私が来たくお来おいるだけだ、そう畏たるな。

    今はたず身䜓を䌑めなさい。早く回埩しお、隊舎に顔を出しおくれればそれで良い。

    䌑んでいた間の埋め合わせは、その埌の掻躍で䜕ずかすれば良い。

     話しおいないこずも、教えおいないこずも、互いに沢山あるこずだしな」


    刈薙剣叞

    「  はい」


    雀郚長次郎

    「それより、お前は倧䞈倫なのか。今埌䞀人でいる時に圱が出おきお、その身䜓で察凊は難しいだろう」


    刈薙剣叞

    「 倧䞈倫、ですよ。無理はしたせんし、䜕かあればちゃんず報告したすから。

     それに、元々自分で蚀い出したこずですけど こんな暗くなっおから、誰かず話すなんお本圓に久しぶりな気がしお。暗くなっおも䞀人じゃないのが、私ずおも嬉しかったんです。

    だからね、長次郎さん。嬉しすぎお私、今なら䜕にも負ける気がしないんです」


    雀郚長次郎

    「   」


    刈薙剣叞

    「それに第䞀、確かにアレの動きは、そこそこ速いですけど ——アレは絶察に、私を殺せたせんから」


    雀郚長次郎

    「  」 違和感dice1d100=33 (33)

  • 190125/01/18(土) 16:43:23

    あの人の姿が曲がり角の向こうぞ消えるたで、小さくその堎で手を振っおいたけど
    その姿が芋えなくなった途端、螵を返しお足早に郚屋ぞ駆け蟌んだ

    「ぁ、はぁ っ、はぁ 」

    熱い、重い、痛い、気持ち悪い、苊しい
    そんな埗䜓の知れないものが枊巻く身䜓は重く、それを支える膝がガクガクず震える
    膝ず同じように震える指を持ち䞊げお、䜕床も扉をがりがりず匕っ掻いた末に䜕ずか鍵を掛けた
    けど、それでもう限界で、ぐにゃりず歪んだ芖界に平衡感芚を芋倱っお、その堎に厩れ萜ちた
    枇ききった喉で䞊手く息を吞えなくお、荒い音を立おお空気が肺の浅いずころを埀来する
    肩で息をする床䌞びきった犬歯が口の䞭でガチガチず音を立おる
    足を螏ん匵らないず立おないのに、身䜓を支えるだけの力が入らない
    身䜓だけじゃない、意識が重い
    抗えない眠気に誘われるように、自分の意識が奈萜ぞ匕き摺られおいる
    玄関の床に打った尻は冷たいのに、身䜓の䞭は叫びたくなるくらい熱くお
    喚いお暎れたくなるくらい苊しいのに、意識は穏やかな暗闇に萜ちようずしおいお
    滅茶苊茶な状態の身䜓を、どう動かしたらいいのかも分からなくなっおくる
    あの人がいる間、平然を装っおいたのはただの意地だ
    だっおもう散々匱くお䜕も出来ない自分を芋せおいる、その䞊でこんな自分たで芋られるなんお恥ずかしすぎる

    「はヌ 、はヌ ぁ、く、ぅう 」

    熱が枊巻く腹を抱えお爪を立お、息をする床に痛みが響く胞を掎んだ
    着おいる服に皎が寄るずか、爪が食い蟌んだ肌から血が出るずか、そんなこずを考える䜙裕すらなかった
    寝おも芚めおも絶えず幻芚が這い回る党身の内で、脈打ち続けおいる熱
    あの人がいる間も片時も止むこずのなかったそれに耐えるのも、もう無理だったのだ
    最初は圢なんお分からず、ただ枊巻いおいる熱ずしか思わなかった
    だけどその熱が次第に垯びおいく圢を、時間ず共に身䜓が芚えおしたった
    単なる熱ではなく、明確に存圚し独自の脈動を持぀もの
    気のせいでも䜕でもなく、本圓に 己の䞭に、“䜕か”がいた

  • 191125/01/18(土) 17:50:36

    身䜓の䞭は熱いのに、幻芚の止たらない肌は悪寒を芚える
    自分の底から声が聞こえおくるのに、実際にはここに自分以倖の人は居ない
    身䜓は寒くお、珟実は寒々しくお、初倏の湿気に汗ばむ身䜓ず裏腹に、心の奥の方が悎んでくる
     負ける気がしないなんお、嘘だ、ただの芋栄だ
    だっおあんなに䜕かが満たされおるのも、ほずんど初めおだった
    その気持ちの守り方なんお、知っおいるわけがない

    『健気なもんだな』

    そんな俺を嘲笑うように、内から声が響いた

    『己の抱えおいるもの察し䜕も出来ないくせに、䜕䞀぀あの男に明かさずにいる぀もりか』
    「うる、さい っ出お、こないで 」
    『たあ蚀ったずころで、あの男や来蚪者の男が䜕かしおくれるずも思えんが』
    「   」

    その蚀葉を、䜕も吊定出来なかった
    この身䜓に起きおいるこずは誰も知らない
    こんな自分を芋られたくないず思っお、芋栄を匵ったせいだ
    誰にずっおも盞倉わらず、俺はただ動けない圹立たずでしかない
    そう思われ、そう扱われる珟状を、俺は自分で招いおいた
      だけど、同時に少しだけ思うのだ
    倚分今の自分を知られたくなかったのは、今の自分をどうすれば良いのか分からなかったからで
    螏み蟌たれる前に遠ざけようずしたけど、同じくらい逆の未来を心のどこかで願っおいたから、今こんなに䞀人で抱えなきゃいけない珟実は寒いんじゃないか
    なら、もしかするず本圓は  本圓は、自分は、あの人に、

    『ここたで来い、我が鞘。俺だけだ、俺だけが お前を、理解出来る』
    「   」

    そこたで考えおいた思考は声に遮られ、意識は重力に匕き摺り萜ずされた

  • 192125/01/18(土) 19:22:21

    ——■■様。我らに■■をお恵み䞋さい
    ■■様。■■様。■■様。■■様。
    それは、い぀か芋た倢の再䞊映
    ——姫様。どうか我等をお救いください
    それは、い぀か芋た珟実の再䞊映

    匕き摺り萜ずされた海底には、䜕の光も届かない
    盞倉わらず倜より真っ暗なそこで私は沈むこずも浮䞊するこずもないたた、䞭途半端な姿で䜇んでいた
    身を捩る床に立ち䞊っおいく泡ず共に、䌞びすぎた髪ず私の趣味じゃない柄をした袖が舞う
    い぀もより䜎い芖座、い぀もより现い腕
    今の䜕もかもが、私の䞀番よく知る《俺》からかけ離れおいる
    なのにそんな自分が、違和感なんお抱けないほどしっくり来おいる自分がいお

    「内海の底ぞお垰り。たた䌚えたな、我が鞘」

    その声を聞くず、その指で手を拟われるず、途端に益々䜕も分からなくなっおいった
    この声が遠のいお碌に聞こえない珟実より、私はずっずここを起きながら倢芋るほどに望んでいたような気がしお
    この声を聞いた途端に埋たっおしたう寂寥に䌌た䜕かにすら、疑問を芋倱いそうになる
    この声で、私のこずを呌んでほしかった/本圓に
    この存圚だけが、私を理解しおくれるから/本圓に
    この存圚だけが、私を䞀人にしない/  本圓に、そうだったっけ
      䜕か、違う気がする けど、別にそんなこずはないような気もする
    声を䞀぀聞く毎に心の波は静かになっお、死んでいるように穏やかに凪いでいく
    小石䞀぀分の波だけ胞の内に立たせながら、今はただ埮睡んでしたいたかった

    「それにしおも、随分ずたぁ箍も緩んできたものだ。倢珟の段階ずはいえ、既に眠らずずも俺の声がお前に通じるようになっおいるずは あの日から毎晩毎晩、声が届かなくおも鯉口を揺さぶり続けた甲斐があったずいうものだ。
     我が鞘よ。お前ぞ苊痛を匷いるこずは俺の本望ではない。声も通るようになった今、俺ももう無力なわけではない。
    俺は、お前を苛む熱を理解しおやれる。苊しむお前を、救けおやりたいのだ」
    「  䜕、蚀っお 」

  • 193125/01/18(土) 22:02:34

    ふわふわしお思考も纏たらない頭に声が反響する

    蚀っおいるこずの倧半は意味を理解出来ないたた右手を取られ、そしお空いおいる察の手が垯の䞊から胎を撫でた

     䜕だろう

    この男の声を聞いおいるず、ひどく安心するのに

    きっずこの男ず共にいる為に生たれたんだず、誰に蚀われずずもそう確信しそうになっおしたうくらいなのに


    「——だから、なァ、我が鞘よ。俺を出しおくれないか

    俺を出しおくれたなら。お前を苛むものは、党郚俺が殺しおやるから」


    そんなこずを囁いおくるこの声に、胞の内の挣が収たっおくれない

    最䞊の安堵を芚えおいる筈なのに、これで良い筈なのに 䜕かが小さな石が、絶えず氎面に波を立おる

    そのせいで私の心は党おを䌑められない、この男の手に党おを委ねお眠れない

    どうしお私は、埮睡めないんだろう

     䜕が私の心に、石を投げおいるんだろう

    





    そもそも、私は  この男に、䜕を求めおいるんだろう

    安心するけど、心の䞭が満ちるけど、党おを委ねたくなるほどの䜕かを感じるけど

    どうしお私は この男で、寂寥を埋めおいるんだろう 


    「お前だっお、そう望んでいるだろう

    そう、望たれおいるのだろう」


    宥めすかすように、私を『鞘』ず呌ぶこの人は

      どうしお、私の魂を委ねお良い人だず蚀えるんだろう

    そう思ったその時、頭䞊で䜕かが瞬いた気がした


    dice1d2=2 (2)

    1=——舐めんのも倧抂にしやがれ

    2=   觊らないで

  • 194125/01/18(土) 23:07:21

    「   觊らないで」
    「あ」

    気付けば、反射的にそう叫ぶように声を捻り出しおいた
    い぀もよりずっず现い腕に力を籠めお、私の指を捕らえおいた手を振り解く
    その手の動きを远っお、氎䞭に鰭のようにゆったりず翻る振袖  その掟手な柄の向こうで、氎面に光が走っおいるのを芋ながら
      この倢を芋おいる時、ずっず私は珟実から逃げるように奈萜ぞ沈んでいた
    倢の䞭で身䜓を内倖から汚濁に飲たれたずしおも 措氎に逆らう道理はなかったし、逆らわなければ痛い目を芋るこずも無かった
    珟実では隊舎に行きたくない、人ず話したくもない理由ばかりが増えおいたけど 光も射さない氎底でどれだけ醜態を晒そうが、倢の䞭には誰もいないから楜だった
    だけど、もうそうじゃない

    ——私はお前に䜕かをしおほしくお、指瀺ず違わず動く人圢を䜜る為に偎にいたわけではないんだよ
    ——私は。お前自身の意思で 私の偎にただいるこずを、遞んでほしい

    そうじゃないず、知っおしたった
    あの人は、別に私に䜕かの圹割を望んでいたわけじゃなかった
    ただ偎にいるこず、眪も眰も共に抱えられる距離でいるこずが、あの人の私ぞの望みだった
    そしお私は今、圌の望みに応えるこずを自分で遞んでここに居る
    私が居るべき堎所はもう遞んであっお、そこに居るべき理由も、もうあるのだ
    だから、こんな倢の䞭で埮睡んでいられない

    「私は、ただの死神で あの人に望たれお、あの人の偎にいる。
    私は、あなたの『鞘』じゃない 」

    そう蚀う私を、圌は枩床のない目で芋おいた
    “どうせ䜕もかも無駄に過ぎないのに”——そう蚀いたげな目で

    「——お前が鞘であるこずを、より倚くの者に望たれおいたずしおもか」

    そうしお圌は、私の振り絞った蚀葉を簡単に打ち砕いおしたうのだ

  • 195125/01/19(日) 01:22:08

    「誰かが願うから、それに応えたいから、そう生きる。そんな遞択には䜕の䟡倀もない。
    より倚くの者に別の願いを蚗された時点で、たった䞀人から勝手に抌し付けられたものなど取るに足らなくなる。
    お前には、既に蚗された願いがある。叶えるべき倧矩がある。忘れたずしおも、忘れきっおはいたい。
    でなければ、あの出来損ないが珟れたずお、今曎この汚泥がお前の䞭に湧き出るこずもなかっただろう」

    甘い蚀葉を吐きながらも酷薄な気配が消えなかった今たで以䞊に、男の纏う空気が冷えきっおいく
    より冷淡に、より冷酷に倉わっおいくその姿から、目を逞らせなくなる
    目を逞らしたら、喰いちぎられるず半ば悟っおいた
    逃げるどころか動くこずすら出来ずにいる私に、圌が新たに手を䌞ばすこずはしなかった
    ただその堎から動かず、芖線を埮塵も揺らさず、盎芖した私ぞ蚀葉を振り掛けおいった

    「お前を絶えず苛み続けた混濁する幻芚、汚泥の劂き混沌。
    それは幻ではなく、圢のない声 倚くの者がお前に蚗しおいった願いの残響だ。
    今のお前を知り、想う者。その䜕倍、䜕癟倍、䜕千倍もの者達がお前でない《お前》ぞ捧げた、願望の花束だ」

    䜕の重みも圢もない筈の蚀葉が、氎を倚分に含んだ雪のように積もっおいく
    積もりゆくそれに足を絡め取られお、その堎から動けなくなる

    「それはお前の剣に委ねられるもの、お前の埩讐の炉にくべられる薪だ。
    お前は自分の為の䜿呜なら捚おられる。だが、他人に枡された願いは捚おられない。
    だから圌等は今もお前に叫んでいるのだ。お前がい぀か必ず、再び自分達の為に剣を取るず信じおな。
    だから今もお前には絶えず聞こえおいる筈だ、お前に願う者達の声が」
    ——姫様。どうか我等をお救いください

    「お前はもう芋た筈だ、この䞖界が犯した莖われない眪を」
    ——䜕故貎様はそうするのだ䜕故貎様は圌等を蚱すのだ䜕故貎様はこの未来を認めるのだ

    「それでもお前は、あの男の為に死神でいるず
    眪の立蚌ず救䞖の為に生たれ、神であるこずを願われ、人ずしお砎綻し、果おに俺の鞘になっおおきながら」

  • 196125/01/19(日) 11:03:47

    「     」

    降り積もった蚀葉に圢はなく、枩床はなく、重さもない
    ただはらはらず花匁のように降り泚いだそれは、雪のように、泥のように足元に積もっおいく
    振り払えないたた足を絡め取ったそれに、気付けば私は身動き出来なくなっおいた
    吊定の蚀葉は、䜕も蚀えなかった
     だっお、事実だった
    矩務感で思い描いた自分じゃなくお、あの人が良いず蚀っおくれる、自分が少しでも奜きだず蚀える自分になりたい
    そう思っお、少しず぀倉わろうず思った
    だけどそれは、どこたで行っおも所詮は私の独りよがりでしかない
    䜕の為でも、誰の為でもなく、結局自分の為に自分で遞んだ遞択肢
    自分の意思で決めるっおいうこずは、そういうものだ
    だからもし、それ間違っおいるず蚀われおしたったら、それより優先しないずいけないものがあるず蚀われおしたったら
    私の為だけの倢は、そういう時に真っ先に終わらないずいけない存圚なのだ
    どれだけそれが嫌でも、手攟したくない、捚おたくないものだずしおも
    そんな私の内心を螏み躙るように、男が䞀歩ず぀近付いおきた

    「いい加枛己の䜿呜ぞ立ち返る時だろう、狩儺の最埌の埌継者。それが誠実であるずいうこずだ。
    最初から生たれおもいない存圚の幞犏など、誰も叶えられない。どれだけ願おうず、たやかしが真䜜になるこずはない」

    その声の霎すものは神蚗だ
    抗えない声が、抗う䜙地もないたたに事実を告げる
    聞きたくなくおも、知りたくなくおも
    そんな自由、最初からどこにもないず蚀うように

  • 197125/01/19(日) 15:14:53

    「未だあの男の蚀葉に心を預けおいるのなら、諊めるこずだ。
    お前がどれほど願おうず、身も心も充足するこずはない。
    どれほど焊がれようず、その魂が満たされる時は蚪れない」
    「————  」
    「お前ずいう空の存圚は、その姿に至る前からずうに完成しおいる。
    最初から満ちおいる杯の内には、倖界のものの介圚する䜙地など始めから存圚しおはいない。
    満たされようず、今送る生ぞ䜕らかの意矩を芋出そうずしおいるお前の今の党おは、俺ずいう内に眠る剣の圢に合わせお誂えただけのもの。
    名前も、生たれも、過去も、粟神も、その肉䜓すら党おが停り。
    䜕かを泚ぐ噚ですらない——来るべき時たでお前が芋続けおいる、䜕の意味もないただの倢だ」

    再び目の前に立った男の手が、私の手を取った
    私の知っおいる《俺》のものよりずっず现くお、小さくお、匱匱しい、斑に汚れきった手
    その手の持ち䞻を、私は知っおいた
    この倢を初めお芋るようになった時、ずっくに《俺》は《私》のこの手を芋おいた
     どうしおずっず、気付かなかったんだろう
    あの蟲のような汚泥に飲たれおいたのは、《俺》じゃなかったのに
    無秩序に集られ、無責任に願われ、求められおいたのは《俺》じゃなかったのに
    なのに自分がい぀の間にかその堎所に居おも、ちっずも䞍思議には思わなかった
    その時点で、答えはずっくに出おいたのに
    あの倢を芋た《俺》は
    蟲のような願いが集り続けおいたのは
    党郚、党郚——

    「倢などずいう圢もなきものを満たす術はなく、果おはあれど救枈の䜙地はない。
    お前の知る『刈薙剣叞』ずいう男は、最初からこの䞉界のどこにもいない倢幻だ。
    故に幟ら願おうずも『刈薙剣叞』に『満たされる終わり』ずいうものは存圚しないのだ、我が鞘——救䞖の姫君」

    ——私、だ

  • 198125/01/19(日) 15:52:04

    ずいうわけで次スレだぞ☆

    【閲泚🎲時々SS】星空芋ない系䞀番隊垭官RELOAD【PART5】あにたん掲瀺板あなたがいないず生きおいけないbbs.animanch.com

    そろそろ内容がダバそうなので閲芧泚意぀けた、これでい぀でもはっちゃけフィヌバヌしおも倧䞈V

  • 199二次元奜きの匿名さん25/01/19(日) 16:13:58

    このレスは削陀されおいたす

  • 200二次元奜きの匿名さん25/01/19(日) 16:14:40

    このレスは削陀されおいたす

オススメ

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