- 1オークション運営◆a5A7OTixl624/12/24(火) 21:03:17
- 2司会◆9zLS6405T.24/12/24(火) 21:03:56
【闇市No.0 アンリミテッド・オークション】
光当たる社会では都市伝説のようにしか語られない闇の世界、「No.0」を冠するブラックマーケット。
かの有力な闇ギルドの集会所や、大陸内外の裏で幅を利かせるマフィアの拠点等にも活用されている。
許可を得たほんの僅かな選ばれた者にしか入ることはできない…常に入れる者となれば更に一握り。
ここでは不定期に巨額が動くオークションが開催される
【アンリミテッド・オークション】と呼ばれるその催しでは、大いなる“価値”が集い人々に齎される。
出品者は運営団体だけでなく、多くの「No.0」入場者が品物を持って此処に集う
その目的は様々……
___…さて、今年も終わりを迎える頃ですが…4年ぶりに【アンリミテッド・オークション】を開催する運びとなりました。
今回はなんと特別ゲストもお呼びしております。
皆様、奮ってご参加の程よろしくお願いいたします…
オークション運営 トランスペル・グループ - 3司会◆9zLS6405T.24/12/24(火) 21:04:27
※【イベント解説】
オークションへの参加者として裏社会人ロールプレイをするイベントです
このスレ=オークション用の一時的ローカル掲示板結界みたいなものということで
本スレと似たような感覚で話してもらって構いません
冒険者達にはまず垣間見ることのない、この世界の別の側面を覗いてみよう、というコンセプトで
遠く間接的にしか繋がっていない距離感のイメージ
を持っておいてください
基本的に出品→リアクション→欲しい方がdice1d100でダイス振る→最大値の方に譲渡
を時間で区切って繰り返すサイクルを考えています
合間に雑談とか自由にやってください
イベント中でのプロレス行為や何なら(メタ同意の上で)ロストも許可しますが
戦るならオークション会場の外で、戦らないキャラやイベント進行を巻き込まない感じでお願いします
書き込みの方針は以下のような感じで適当にお願いします
何もなし or ※付き →メタ会話
「」→セリフ
()→心情
【】、[]→状況描写、地名とか
《》→二つ名とか
- 4司会◆9zLS6405T.24/12/24(火) 21:04:52
※既に出品物や登場キャラ設定を設定スレにて受け付けていますが
イベント中の今の飛び入りキャラ参加などOKですので遠慮なく参加していってください
※飛び入り出品はどうしても…!という場合、一人一つだけとします
こちらはお読みください
レギュレーション・サンプルキャラ
【レギュレーション・サンプル設定】 | Writening※【参加者レギュレーション】 ・通り名、危険度、プロフィール(内容自由)あたりを用意して共有しましょう ・どんな設定でもOK!ですが、潜入スパイみたいなのは要相談。ギルドがそうであるように此方も敵…writening.net現状出品が確定している商品のリストです
出品物リスト
【アンリミテッド・オークション】出品物リスト | Writening※リストの上から順番にオークションにかけていく予定です ※漏れがあれば報告お願いします _______________________________ 【出品物リスト】 【品目名】寿命タブレット666years 13枚セット 【出品者】オー…writening.netオークション会場周辺の設定資料。活用したい方はどうぞ
アンリミテッド・オークション(ロケーション設定) | Writening(※こういう場所があります、という設定資料 周辺施設に関してはフレーバーみたいなものですが もしRPにご活用したければご自由にどうぞ 声をかけてくだされば施設スタッフとして応対します※) 【ブラックマ…writening.net - 5司会◆9zLS6405T.24/12/24(火) 21:05:13
- 6司会◆9zLS6405T.24/12/24(火) 21:14:46
『今度は掘り出し物です!なかなか重厚なストーリーが付随してますねぇ?』
【品目名】”大戦錠(ウォーロック)”カカル・カルカの日記
【出品者】匿名(偶然にも見つけてしまった一般裏稼業)
【説明】
昔昔ある所に戦乱が続く地域がありました
小国が群雄割拠し延々と争い続け、平和など誰も知らぬ時代がありました
それが終わり統一連邦が出来たのは一人の天才的な魔術師による偉業でした
名をカカル・カルカ。数多の小国が生み出した戦術・戦略魔術の数々を修めた大魔術師
己の小国なぞ単独で滅ぼせる魔力を抑止力とし、国々の協力と連携を求める精力的な活動により多くの争いを治め抑え込んだ彼はとうとうその地に平和を齎し、大戦に錠をかけるもの、ウォーロックと呼ばれるようになったのです
ですが悲劇はその後でした。多くの魔術を納めた内に毒があったか、或いは彼の偉業や平和を憎んでか、彼は呪われ狂ってしまったのです
全てを滅ぼし壊さんとする大魔導士と、全ての国々と人々の団結協力
その激しい戦いは土地の半分を焼き、人の三分の一を殺し、空の四分の一を失わせたといいます
それでもとうとうカカル・カルカは討ち果たされ平和は取り戻されました
その地は今でも彼の偉業と悲劇をもって団結し、共有し、なんとかかつての遺恨を抑え込んで平和であり続けているという話です
……………………
というイイハナシダナー。が表の話
実の所カカル・カルカは生粋の戦狂いでした。でも小国同士の戦乱なんかじゃ足りなかったのです
小国なんかじゃ彼一人で赤子の手を捻る様に潰せてしまえて戦争にすらならなかったのです
考えて、考えて、考えて…彼は大戦場を作る事にしたのです。小国たちを抑えて、協力させて、それで一致団結させればようやく彼にも負けの目がある”戦争”になると
”大戦錠(ウォーロック)”カカル・カルカ。”邪術師(ウォーロック)”カカル・カルカ。
その真実と、その手筋に邪法の数々が記された日記です
それを後悔するだけで地方一つを滅ぼし再び戦乱のるつぼと出来るでしょう
それを学んだならば国を動かし操る手筋を、国を焼く大いなる魔道を得る道筋となるでしょう…ただしご注意を
生粋の戦狂いが全てを赤裸々に描き残したソレに学んだならば…アナタの心もきっとそれに冒されるでしょう。己の敗北の可能性があって初めて意味がある”戦争”を求める飢えに - 7司会◆9zLS6405T.24/12/24(火) 21:14:57
『ほぅ、マニアにはたまらない系の一品ではー?』(※締め切りは21:27まで)
- 8〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 21:16:35
※立て乙です
※色彩の信徒様からのアンカー返しで芸術家と誤記してしまったことを〈威風〉のトドウが腹を切ってお詫びいたします - 9色彩の信徒◆PETEOB6gKw24/12/24(火) 21:19:01
前197
「ええ、深き愛と教えは人を正しく導いてくれますもの!
愛と思いやりこそ…人を成長させ、立派な人へと押し上げてくれますから!」
前198
「うふふ、ええ!是非!
我々のアトリエの品評会にも気軽に遊びに来てくださいね?
歓迎致しますわ!」
前199
「よ、よろしいのですか!?
わ、私たちとしてもありがたく受け入れたいお話です!
その…お恥ずかしいお話ですがスポンサーを探したり、援助を貰うというのも我々には必要なので…え、えへへ…」
【やっている事は狂っているがあくまでもそれらは芸術の展示と販売…
故に略奪や犯罪行為には手を出さない故に資金源は少なめなのだろう】
前200
「ふふ、お話を聞くだけでも心温まる光景です…!」
【……察しないというか、察せないのだろう
どこまでも善と日常に染まっているのだから】 - 10濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 21:19:57
- 11色彩の信徒◆PETEOB6gKw24/12/24(火) 21:21:04
- 12『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 21:21:41
(※スレ立てお疲れ様ですわ〜〜!!!!)
「あらあら」
【大通りを歩くだけで多くの人々を見惚れさせるであろう怜悧で穏やかなその美貌を仄かに紅く染めて『調律家』が頬に手を当てる】
【───国を好きに操る手腕でも、数々の戦略魔術に対してでもなく。その日記に刻み込まれた"心"をこそ彼女は愛している】
「良い“楽譜”ですわね?是非とも欲しいですわ!」
【彼女にとって楽譜とは作曲家の"心"の断片が宿る鮮やかな芸術であり、】
【つまり"心"が宿るのならば其れは彼女にとっての楽譜と成り得る】
【『調律家』がこの日記を手に入れるのは世界最悪の無駄遣いになるだろう。或いは、”大戦錠(ウォーロック)”カカル・カルカの精神を無数の人々に宿すかだ】
dice1d100=35 (35)
- 13色彩の信徒◆PETEOB6gKw24/12/24(火) 21:22:24
- 14〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 21:23:00
「ギヒッ、ヒヒッ、ヒッ、ヒッ────」
「己の敗北の可能性があって初めて意味がある”戦争”? ヒヒヒッ、私の『趣味』とどう違うのやら。"戦争"などと。ただの日常サ。マ、規模や複雑にはえらく差があるがね。 趣味の合う他人様の『日記』を読み、『狂気』を嗜むのも『愉しそう』じゃあないか─────と、我等が白眉なるボスは仰せでございます」
dice1d100=13 (13)
- 15《介添》◆mXB5l/0usE24/12/24(火) 21:24:01
立て乙です〜
「まあ、まあ、愉しげな話ですこと」
「羊飼いの魔笛?それとも黒き風の鳴り声?子どもたちは喜びそうですね、読み聞かせましょうか、この御伽噺を」
「……けれど私自身には必要ではないですね、祈り子への教えや、子羊を導く話術は既に身についております故」
【申し訳なさそうに日記を眺めた、素晴らしき童話だが、その内容は聖女に靡かなかったようだ】
- 16歯車老人◆ffCQsuUsIY24/12/24(火) 21:25:11
- 17〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 21:25:15
※ありがとうございます………!
- 18グランドロック◆R7wp58p.a224/12/24(火) 21:28:47
>>前スレ184
「うぅむ、やはりお前は良い、最高だ。オークションという出会いの場に感謝しなくては」
「永久なる凍て地、か…」
【壊すだけでも昂りはあるが、やはり対象が重要だ】
【評価基準はいくつかある。抵抗の強さ、美しさ、感触…何より直感に響くか】
「お前が勧めるなら昂る対象に違いない」
「…そうだ!オークション後で共に行くというのも良いな」
(※己が感情を高めてくれそうなので…的な。断っても全然構いません)
- 19『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 21:29:06
(※やっとコイツの資金もそろそろ尽き始めてきましたわねぇ!)
「えぇ、大丈夫ですわ!偶に演奏依頼を持って来て下さる方もおりますもの!お陰で余りお金には困っていなくって、私自身も特段普段お金を必要としている訳ではありませんから────貴女方の芸術の助けになれるのなら幸いですわ!」
【恰も表世界の心ある資産家と芸術家の交わすような会話を繰り広げながら穏やかに微笑む。
───まるで、此処だけ正常な世界かの如く笑っていた】
「────さて、しかし少々余裕が出てきましたわね?誰か適当に捕まえてお話しでもしようかしら」
【前触れもなく『調律家』はフラフラと席から立ち上がって通路を悠然と歩き始めた。誰にも憚かる事もなく、自由に、美しく、そして一部の破滅願望と実力のない人間を恐慌させながら闊歩する】
【“何か面白いものが見たくって”という曖昧な理由だけで、だ】
- 20司会24/12/24(火) 21:30:39
- 21司会◆9zLS6405T.24/12/24(火) 21:32:19
『さて、次はグループからの出品です。これも掘り出し物なんですけどねー』
【品目名】絵画『黒い太陽』
【出品者】オークション運営
【説明】
世界に突如として崩壊を告げる超強大な歪みの発露を描いた絵。
想像を超えるほど遥か遠い時の向こう、無数の次元の「バランス」が崩壊する時代に活動した画家ポゥワーの遺作です。
何の効果もないただの鑑賞物ですが、極めて少ない“あの時代”の史料という点で貴重。
超特殊な素材と強力な能力を以てしてこの世に存在が許されている、永久に唯一無二の作品です。
『……ふふ、よくこんなものが残ってたよなぁ』
【女は懐かしむようで…それでいて冷え切った瞳をしていた】
『これもマニアには欲しい品物かな?』
(※締め切りは21:43) - 22濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 21:35:04
- 23『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 21:36:31
「えぇ!其れも良いですわね!是非ともそうしたいですわ!」
【にこやかに『調律家』は誘いに応じた。
無機質な万窮にして壮麗なる牢獄は人の"心"を嗜好する『調律家』にとっては“唆られる”ものではなかったが、しかし眼前の人物と同行するのならば彼女の嗜好する美しい“想い”を鑑賞できるだろう───と】
【素晴らしい“音楽”が響くだろう。誰も見た事すらない、悍ましい讃美歌が】
「あらあら、良い商品ですわね!
画家ポゥワーが如何なる“想い”を伴としてこの絵を創り上げたのか────私、とっても興味が惹かれますわ!」
【貴重な歴史資料としての価値よりも宿った"心"にこそ強く興味を惹かれて『調律家』は手を挙げた】
dice1d100=19 (19)
- 24《介添》◆mXB5l/0usE24/12/24(火) 21:36:38
- 25二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 21:36:57
このレスは削除されています
- 26《介添》◆mXB5l/0usE24/12/24(火) 21:37:49
参加者の金が尽きてきたぁ!
借金ギリギリデスマッチ開始だーっ! - 27色彩の信徒◆PETEOB6gKw24/12/24(火) 21:38:33
「まあ…!感謝いたしますわ!
あなた様の演奏…私達のインスピレーションにもなり得ますし…うふふ!
私達、仲良くできそうです!…私個人としても、お友達になりたいくらいで…
と、わっ
そ、それではまた、別の場所で…!」
【ふらふらと進む彼女を見送りながらペコリとお辞儀をする
基本的に善人なので礼儀正しく健気なのだ】
「まぁ、素敵な絵画ですわ!
『彼女』とはまた違った魅力を感じます!」
【基本的に『彼女』の芸術を信奉しているが、ソレは別に他の芸術を排斥しているわけではない
故にこそ、こうして他の芸術作品に心を躍らせることもあるのだ……やはりというべきか、価値観は歪んでいるのだが】
「是非とも皆と共有したい作品です…!
お、お財布の中身は、ええと…」
【……心もとなかったようでガックリと肩を落とした】
- 28〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 21:39:29
「フン、キヒッ?ヒヒヒッ────」
「次は貴重なだけの絵』か?ふーん……あまり唆らんなあ。 だが買おう。欲しがるモノがいるなら、『台無し』にする価値はある。『欲しがる奴がいるなら手を蹴飛ばして奪え』と大昔の賢者も語った。そうだろう?────と、我等が美麗なるボスは仰せでございます」
dice1d100=1 (1)
- 29〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 21:40:09
- 30濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 21:40:56
〈嗤う月兎〉クス!!
最弱の海(イーストブルー)が!!! - 31《ヘビ》◆YY9O6qhX.U24/12/24(火) 21:41:03
- 32色彩の信徒◆PETEOB6gKw24/12/24(火) 21:41:03
- 33『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 21:41:36
- 34濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 21:43:26
- 35歯車老人◆ffCQsuUsIY24/12/24(火) 21:43:59
- 36〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 21:46:34
- 37司会◆9zLS6405T.24/12/24(火) 21:49:03
- 38司会◆9zLS6405T.24/12/24(火) 21:49:41
『さて次は…ありゃ、こんなのあったかな』
【品目名】ジン滅幇助器No.7「オバクトゥス・タイプライター」
【出品者】[検閲済み]→オークション運営
【説明】
……?こんな出品物、カタログに乗ってnaiIiiヰゐ[検閲済み][検閲済み][検閲済み][検閲済み][検閲済み]
………………………………
コチラ とても魅力的な タイプライターとなっております
………………………………
失敬、どうやらこの場に集められた出品物に惹かれて新たな出品物が飛び入り参加をしたようです。
未知の言語が刻み込まれたタイプライターで、コチラを用いて文章を書き込むと、書き込んだ通りの現象が「ヒトを最大数害せる形」で現実の物として発生する物となっています。意味のない文章や文字列を書き込むと、その長さに応じた量のヒトを害する現象を発生させます。
こちらの「ヒト」は人間には限定されず、知的存在であればそれがナニであれ「ヒト」として認識されるようです。
使用者を防護する機能などは存在しないため直接的な使用者はまず生き残れませんので、扱いには注意するようお願いします。
『わーお。説明は他のスタッフが急遽書いてくれたみたい』
『こういうこと結構起こるんですよねー。ま、いいでしょ?』
(※締切は22:00まで) - 39《介添》◆mXB5l/0usE24/12/24(火) 21:51:09
- 40『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 21:51:20
【“何でしたら素材について聴けるだけでもとっても幸せですわね!”とにこにこ微笑みながら、ふらりと躰が傾く】
【──あゝ、外でまた何かしらの演目が上演されているのだろう】
【その純粋な悪意の響きを楽しみながら『調律家』は胸をドキドキと躍らせた】
「あら…………お心待ちが優れませんの?何か演奏でもお聴きになるかしら?」
【心配するように『調律家』は首を傾げた。流石に手を出そうとする程の無知でもなければ存在知らずでもない。純粋な気遣いだった】
【────其れもまた、一つの楽しみ?】
「あら、そうなんですの?何だが少し申し訳がありませんわね。ですけれど、緩急もまた『愉しみ』の一つでしょうから─────ふふっ、まだまだ一緒にこのオークションを『愉しみ』ましょう?」
- 41色彩の信徒◆PETEOB6gKw24/12/24(火) 21:51:29
- 42『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 21:55:25
- 43濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 21:59:48
- 44《ヘビ》◆YY9O6qhX.U24/12/24(火) 21:59:49
- 45『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 22:00:31
「しかし、そうですわね?機能には余り興味が惹かれませんけれども“惹かれてやってきた”というその情動には興味がありますわ」
「────一体何を想い、そして誰が何の想いを彼に込めて作り上げたのでしょう?ふふっ、私、気になりますわ!」
dice1d100=5 (5)
- 46〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 22:00:33
「ヒヒヒャ、ハハハ、ギヒッ!────」
「いやいや御嬢さん、『申し訳』なんて貴女は幾ら有って善いサ。譲ってくだすった『玩具』のおかげで西方大陸を『面白く』掻き回せる道筋が立ったのだからね。 資金の方はねえ、僕の欲しがりの性分が『悪さ』したなあ。マ、他の出資者が手を挙げないことを期待して参加は続けるがね────と、我等が超越たるボスは仰せでございます」
「ヒヒヒ、ヒヒッ、ヒヒヒ!─────」
「手を焼く通り越して消し炭になりそうな九十九神かい?しかし使用者がいないのでは可哀想だ! 俺が引き取ってやろう────と、我等が慈悲深きボスは仰せでございます」
dice1d100=97 (97)
- 47『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 22:01:16
(※大逆転しておられますわ!?!?)
- 48〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 22:01:48
※そのお金どこから出てきました?無から錬金した?
- 49歯車老人◆ffCQsuUsIY24/12/24(火) 22:04:13
- 50二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 22:04:52
「悪食共め……………望む形で使えぬ“道具”が本当に“道具”を名乗れるものかね?」
「はっはははっ、世の中にはお前みたいに『消費』だけを狂愛する奴ばかりじゃないってコトさ」
「そうそう。価値観を押し付けるのは良くないよ。決闘でブチ殺してやろうかー?」
「オークションが終わったらテメェからブチ殺してやるよ、【黴びた女王】」 - 51司会◆9zLS6405T.24/12/24(火) 22:05:13
- 52司会◆9zLS6405T.24/12/24(火) 22:06:30
『続いては…あ、WELTの研究者の方々から出品です』
【品目名】『還全白灰』展開機プロトタイプ
【出品者】WELT GROUP S
【説明】
我々の探査対象である“超越的領域”が一つ、コードネーム【WHITE-OUT】での採集物を利用した新型兵器の試作機です。
4年前は採集物それ自体を出品させていただきましたが、今回は当時のフィードバッグを基に今後の探査に向けて利用できる形のツールとして形にしました。
円柱状の領域内の全てを白い灰に分解する概念的効果を発揮します。使い捨てですが理の強さは絶大であり、当たれば防御不可能と言って差し支えないでしょう。
『驚かされるな…よくあんな場所に、あの身で何度も足を運ぶものですね』
(※締め切りは22:18まで) - 53〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 22:08:15
「イヒヒ、ひひひ、ヒハハ♩」
※機神の欠片を埋め込んで知性生やした悪魔の心臓を無人機に乗せてラッキーブロックによる絶大な幸運バリアを貼ってジン滅タイプライターを使わせるというコンボが生えましたわ〜!!
- 54《介添》◆mXB5l/0usE24/12/24(火) 22:08:38
- 55色彩の信徒◆PETEOB6gKw24/12/24(火) 22:08:57
「あら、兵器ですの?
自衛手段は確かに大切ですが…ううん…!」
【本人達的にはてだの芸術家集団なので武力にはあまり積極的ではないっぽい
あと『色』の上書き能力とかちあたるとどうなるか予想がつかないところもある】 - 56魔眼僧正◆jll4miuyLM24/12/24(火) 22:10:27
※スレ立てお疲れ様ですわ〜〜〜大遅刻ですの!!!
【しれっと入場してくる枯れた白髪頭に細長い体躯の怪人】 - 57〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 22:15:58
- 58『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 22:16:08
「ふふっ、そう言って頂けると嬉しいですわ。
私も他の方の“心”を侵害するのは申し訳ありませんでしたもの、もしも貴方の『愉しみ』を阻害したらと考えると心配になってしまって」
【利他的なのか、利己的なのか。織り交ぜられる心の螺旋は始点も終点も定かでなく、綾模様は美しい複雑性を描いていた】
「あらあら…………そうなんですのね?其れが貴方の“心“でしたら、その感謝を喜んで頂戴して演奏は止めておきましょうか」
【微笑んで弦に触れていた指を離す。少しでも心を慰める音色を奏でればと思ったが、雑音になるだけであれば止めるべきだろうと】
「ふふっ、そう言って頂けて嬉しいですわ。
貴女の見せてくれたその“寛容”は、私好きでしてよ?何か【クリスマスプレゼント】を差し上げたいくらいですわ!」
【叱られなかった童女のように明け透けにほっと胸を撫で下ろし、明るい笑顔を浮かべて『調律家』は言葉を吐いた】
【普通ならば揚げ足を取られて破滅させられるような発言も、彼女に限っては誰も関わり合いになろうとしない。もし利益を求めて近付けば、利益だけを求める欲望の奴隷になるのは【リキニウス・ファミリー】が証明済みだ】
- 59濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 22:16:12
「これはこれは……強力ですねぇ。その灰も概念触媒としても面白そうです……くふ」
dice1d100=68 (68)
「くふ、気になるのなら鑑賞会でもしますかぁ?」
「いいですよぉ。これほどの品です、独り占めももったいない……きっちり"自慢"もしておきませんとぉ」
【少女のように上機嫌に頬を染めて絵を抱えている】
「あらあら……くふふ。実験もしていない物体の反応が不確定なのは当然では?」
「あれは"素材"ですわ。明らかにした性質を噛み合わせ、適した使い方を作り上げて道具として完成する……違いますぅ?」
「無思考でその可能性も捨て置くのは単なる怯懦ではありませんこと?」
【翻訳:ヘイヘイビビってるぅ??】
- 60濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 22:17:52
- 61色彩の信徒◆PETEOB6gKw24/12/24(火) 22:17:57
- 62〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 22:18:29
- 63《ヘビ》◆YY9O6qhX.U24/12/24(火) 22:18:32
- 64濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 22:21:41
- 65二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 22:23:04
- 66濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 22:23:54
- 67色彩の信徒◆PETEOB6gKw24/12/24(火) 22:24:00
「わぁ…!なるほど、『彼女』とはまた違った独特の美しさがありますね!」
【まとっている狂気と『彼女』からの影響的に恐らく保護が無くともシロックは同じ感想を平然と言っただろう
ふむー…と眺め、見つめながら芸術家として、画家としての感想を無邪気に話していく
さながら、普通の絵を語るかのように】
- 68二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 22:24:47
- 69《介添》◆mXB5l/0usE24/12/24(火) 22:24:50
来たか……東の海を出たシャンクたちが
- 70魔眼僧正◆jll4miuyLM24/12/24(火) 22:25:15
- 71〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 22:25:23
- 72司会◆9zLS6405T.24/12/24(火) 22:26:06
- 73〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 22:27:12
※シャンクの群れがダイスに群がる図を想像してしまっておなかいたい
- 74司会◆9zLS6405T.24/12/24(火) 22:28:10
- 75『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 22:31:14
(※ダイスの女神に弄ばれてるぜ!)
「あらあら、良いんですの?私はその状況になれば間違いなくその絵を“楽譜”に一曲程度弾いてしまうと思いますけれど……………率直に言って、非常に興味がありますわ」
【少しだけ困ったように、そしてそれよりもずっと楽しそうに『調律家』は微笑んでいる。彼女自身にさえも、彼女を止められはしない】
「あら────その画廊って、静粛に鑑賞する必要がある画廊なのでしょうか?貴方が魅入った程の品となると、私とっても気になりますわ!」
「ふふっ、そのメンタリティは素晴らしいですわね!例え過程が揺れ動こうとも、その結果にこそ『愉しみ』を見出す─────えぇ。本当に素晴らしいと思いますわ」
- 76魔眼僧正◆jll4miuyLM24/12/24(火) 22:31:32
※量産型四皇が一つのダイスに群がるとかダイスベガパンクの発明品疑惑出てきましたね
- 77色彩の信徒◆PETEOB6gKw24/12/24(火) 22:33:04
- 78《独眼の吸血鬼》24/12/24(火) 22:35:18
- 79『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 22:37:01
- 80〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 22:37:04
「キヒ────ッ! ヒャハハ、ははッ、アハハア─────」
「素晴らしいッ────!良質で高純度の『狂気』だ! 絵心は無くとも『狂気』を『愉しんで』きたからか『絵の具』の素晴らしさが真に迫って伝わってくる。形容し難い。奇妙で。美しい…………欲しい。ホシイぞ!─────と、我等が幸甚なるボスは仰せでございます」
dice1d100=2 (2)
「ケヒヒ、ヒヒッ、ギヒヒ─────」
「ほう。君たちが?これ程の『美しいモノ』を………『愉しい』な?ひひひ、覚えたぞ。君たちのこと。その名を─────と、我等が絶大なるボスは仰せでございます」
【色彩の信徒に向ける〈威風〉のトドウの鋭い眼差しに黒く重厚な情念が一瞬宿った】
- 81〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 22:37:50
※シャンクの皆んながァーーッ!全滅したァーーッ!!
- 82《ヘビ》◆YY9O6qhX.U24/12/24(火) 22:38:00
【商品から漂うオーラを観る。男の観る世界に美しい数字が浮かんだ】
『そうこれ!興味あったんだよ』
『絵は描かないけど、色というのはそれだけで実に幾何的芸術なんだ』
『さて、出費できる金が残ってるかな』
dice1d100=15 (15)
- 83『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 22:38:16
- 84魔眼僧正◆jll4miuyLM24/12/24(火) 22:38:40
「ホー、面白そうだね
世界が歪む、か……これで経を写したならなにが起こるか見てみたいものだ。今の己を見るにも良さそうだし、一つ手を伸ばしてみよう」
dice1d100=72 (72)
「やあお嬢さん、画廊かい?いや、特にそういう規則は見なかったな
ここらしい猥雑だがなかなか楽しげな空気の場所だった」
「人物画……の、発展のようなものかな。人の体をパーツにして物を描くといった趣旨の絵らしくてね。それだけならただの前衛作品だが、描いたものの腕がいいのか人の在り方と描かれた物の様子が見事に融和していて興味深い出来だったよ
西洋の美術には詳しくなかったが、写実ってのもなかなか面白いもんだね」
- 85濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 22:39:19
「くふ。堂々と仰いますのねぇ……」
【効いてねーなこれ、という顔】
「……それならそれで、よいのでしょう。貴方には貴方の判断があるのでしょうしぃ?」
「私は私で、味わい尽くしたい旨みがあるということですからぁ」
【悪食扱いに噛み付いただけなので正面から肯定されたら普通に引っ込みましたね】
「くふふ。ええ、ええ。……そんなに待ちきれないのなら、どうぞかぶりつきで、涎を垂らしながら眺めにいらして?」
【招かれなくても邪魔するへのアンサー】
「……くふ、くふふ……そうですねぇ、周りの目が気になるなら、ふたりっきりの鑑賞会と洒落込みますぅ?」
「これを評する貴女の演奏は……是非聴いてみたいですからぁ」
「………これは。」
「くふ、くふふ……素晴らしい。素晴らしい色彩ですねぇ……危険で、情熱的で、美しい……」
dice1d100=49 (49)
- 86《介添》◆mXB5l/0usE24/12/24(火) 22:39:45
ちなみに黒い太陽は大衝合とも、外界神とも、どちらもあり得る……そんだけだ、の精神で語りましたわ
なお中の人は不滅さんじゃないので、実際のところは詳しく知らない模様
「その御心をありがたく受け止めましょう、ええ、我らは皆一つの海より生まれしもの、なればこそ全ては許容され、受容されてこその信仰となるのでしょう」
「聖なる夜に祝福あれ、健やかなる世界の命に幸福があらんことを」
【《介添》は『調律家』の思いを受け取り、その善き信心を願わんと祈りを捧げた】
「その言葉は嬉しく思いますよ《ヘビ》、ですけれど我らの派閥には“これ”を好まぬ者もいまして、ええ、嘆かわしいですが私の手元には置けないでしょう」
「まあ綺麗な修正液、間違ったものを描き直すには良い代物ですね、色を観る貴方?」
dice1d100=42 (42)
- 87濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 22:42:14
- 88グランドロック◆R7wp58p.a224/12/24(火) 22:43:51
- 89濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 22:44:34
シャンクス、ありがとうございました
- 90色彩の信徒◆PETEOB6gKw24/12/24(火) 22:45:38
- 91司会◆9zLS6405T.24/12/24(火) 22:46:09
- 92濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 22:49:56
「――はて、また何か余興かしら……昨晩もなかなか良い催しでしたから、期待したいですねぇ」
【ばさっと扇子を広げる】 - 93『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 22:50:53
「あらあら……………其れは其れは、とっても興味が惹かれる形式の絵画ですわね?
制作者の想い、素材の心、その二つが調和した旋律は、果たして如何なる響きを私達に齎してくれるのでしょうか?」
【───細く、整った身体を妖艶に震わせる。歓喜が支配していた。震えた指先が偶然に空気を乱して期待を寄せる旋律を奏でる。天上の調べだ】
「─────決めましたわ。このオークションの後で、時間があれば行きましょうか。
教えて頂いてありがとうございますわ!お陰でまた新しい刺激を、そしてインスピレーションを得られそうですもの!」
「ふふっ────そうですわね。壮大な“神”話ではなく、立ち会ってしまった一人の画家の全てを演奏する旋律になりそうですけれども。其れでも良いのでしたら、是非!」
「えぇ、ありがとうございますわ。
ふふっ、殲魔の方は比較的に主義主張が“重い”ように思えていたのですけれど。貴女のような方もおりますのね?新しい見識を得られて嬉しいですわ」
「ふふっ、そう言って頂けるのは嬉しいですわね!
待ち侘びる時間がカタルシスを生む、というお話もあります。共にあの絶境を楽しみましょう?」
- 94魔眼僧正◆jll4miuyLM24/12/24(火) 22:50:55
- 95《介添》◆mXB5l/0usE24/12/24(火) 22:51:10
- 96《独眼の吸血鬼》24/12/24(火) 22:51:17
- 97司会◆9zLS6405T.24/12/24(火) 22:51:38
- 98色彩の信徒◆PETEOB6gKw24/12/24(火) 22:54:08
- 99『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 22:55:38
- 100濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 22:57:01
- 101《ヘビ》◆YY9O6qhX.U24/12/24(火) 22:58:37
『うーん、ダメだったか』
『狙いの品も買えないとは…まぁ良いか、見物としても充分得たいものは得られた』
(※黒い太陽は私が盛ってるだけですからね…盛りに盛りで応えてくれるのは私としては嬉しい)
『いやぁ、お互い大勢の中に立つものとして大変だね』
- 102《独眼の吸血鬼》24/12/24(火) 22:58:57
「ええ、あの人から!? 信じられない!」
【まるで冗談を発するかの様な軽い声。それが暗黒の中で響き渡る】
【やかましいなコイツ】
「あら、キミが出品者なのかい?
それはそれは、お会いできて光栄だ。これを売ってくれたキミに恥じぬ良い絵を描ける様、オレも頑張らないとね」
- 103〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 22:59:07
「イーヒヒッ、ひひっ、ギヒッ─────」
「残念で御座いましたね。また、お目出度う御座いまする。我等が思慕するボス、貴方の悦びの侭に」
【凄まじい品々を入手した悦びに震え、それらを使う『遊び』の妄想に浸り、手に入らなかった慚愧の念で背筋を甘く痺れさせている〈嗤う月兎〉に、〈威風〉のトドウは恭しく一礼する】
【威風堂々とした青年は主人の喜びを支える為にいる】
「ヒヒヒ、ヒヒッ─────」
「ええ、まだお愉しみは続く様で。誠、喜ばしい限りに御座いまする」
【享楽に耽る狂人に、恋狂う男が近く侍る】
- 104魔眼僧正◆jll4miuyLM24/12/24(火) 22:59:27
- 105色彩の信徒◆PETEOB6gKw24/12/24(火) 23:00:49
致命的なところが捻じれ曲がっているだけで基本的には常識人な女、シロック!
実際表の顔では普通に芸術家やってるので社会に溶け込んでたりはしている - 106《介添》◆mXB5l/0usE24/12/24(火) 23:01:20
- 107濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 23:01:53
- 108『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 23:07:31
- 109《独眼の吸血鬼》24/12/24(火) 23:08:17
- 110オークション運営◆a5A7OTixl624/12/24(火) 23:08:53
【暗黒は晴れた】
【どこかに光源があるわけじゃない。ただ、暗い空間はもうそこにはなかった】
『__失敬。少々演出が過剰すぎたかナ』
【声が聞こえた。幼い声だった。どこから出て、どう客に伝わっているのか、測れない】
【いつの間にかステージに立っていたのは】
【古ぼけた外套を纏った背丈の低い人物だった】
【とてもじゃないが、巨大闇オークションを行う謎のグループの頂点とは思えない、みすぼらしい姿】
【顔は何も隠していないのに、その顔がどういうものなのか、表す言葉を持ちえない】
『会場の皆様、メリークリスマス。トランスペル・グループのCEOを務めているモノです』 - 111魔眼僧正◆jll4miuyLM24/12/24(火) 23:12:51
- 112色彩の信徒◆PETEOB6gKw24/12/24(火) 23:13:01
「まぁ…!人は見かけによらない、と言いますが…あのお方が…?」
- 113二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 23:14:37
※調律家さんが暗黒乙女ゲーの主人公みたいに
- 114〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 23:16:37
- 115《独眼の吸血鬼》24/12/24(火) 23:18:13
- 116オークション運営◆a5A7OTixl624/12/24(火) 23:20:14
- 117濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 23:20:59
- 118『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 23:22:35
「あらあら……………其れは少々困ってしまいますわね?助けて貰えた側としては卑下されようと関係なく嬉しいですし、其れに自身に"素直"なのは私にとっては好ましい性質ですから……………」
【“どうしましょう?”と頬に手を当てて困ったように微笑んだ】
【自らに『共感』を奏でて感情を増幅しようにも、そもそも前提として『嘲り』や『軽蔑』に類する心がないのだからもうどうしようもない。『調律家』の魔術はあくまで"曝け出す"だけだ】
「───あの、不出来は笑えませんが笑うだけなら出来ると思いますけれど、其れでも良いでしょうか?」
【胡散臭い何か、或いは尽きぬ暗闇の陥穽が眼前に在るかのように身を縮める。『変質』した空間は既に『調律家』の周囲を覆い尽くしてたが、それでも足りないように思えてならない】
(※演奏コマンドでいきなり好感度オーバーフローが可能な主人公、余りにも乙女ゲーに向いていない性質ではなくって!?!?)
- 119魔眼僧正◆jll4miuyLM24/12/24(火) 23:22:44
- 120《介添》◆mXB5l/0usE24/12/24(火) 23:23:34
「ご機嫌よう愉しきものを見せる貴方、そして良き祝福を、この祭事を開いた貴方に幸福を」
「ええ、賑やかになりましたとも、世界はまた一つ輪を拡げました、今宵の貴方はまた新たなものへと歩むのですね?その精神性を皆は歓迎しましょう」
【CEOに感謝の意と、幸福あれと祈りを込めた】
- 121濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 23:24:05
「……ふむ。それがこの時間をとる理由……かしらぁ?」
- 122オークション運営◆a5A7OTixl624/12/24(火) 23:27:39
- 123《介添》◆mXB5l/0usE24/12/24(火) 23:31:35
- 124《独眼の吸血鬼》24/12/24(火) 23:32:36
- 125濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 23:32:42
- 126魔眼僧正◆jll4miuyLM24/12/24(火) 23:35:43
- 127『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 23:40:17
「ふふっ、お任せ下さいな。クライアントの要望に応えるのも音楽家ですもの─────それに、私がそうしたいと“想いました”もの」
【妥協を赦さないのは『調律家』も同様だ】
【誰よりも先ず、彼女自身の"心"にこそ従う。躊躇も雑念も介在の余地はない】
(※今ので好感度が上がりますの!?!?)
【むぅ、と童女めいて口を尖らせる】
【“今までの品々“を思えば、全く想像の範囲を超越した代物────どころか、概念が出てくる可能性さえ存在している】
【“アレら”が何であるか、理解している者が如何程存在しているのだろう?】
(※お疲れ様ですわ〜〜〜〜!!!!!!わたくしも此処まで悪役をやれるのはとても楽しい)
- 128オークション運営◆a5A7OTixl624/12/24(火) 23:40:33
【外套を纏った少女らしきそれが指を振ると】
【ステージに大きな箱が現れた】
【黒い、ただ一色に黒く塗りつぶされた立方体状の箱】
『不格好だけど、プレゼントボックスだよ』
『これは器…分かりやすくいうなら、ダンジョンコアと似ているかな』
『本来触れることもできないけど、僕が仲介することで誰でも契約することができる』
『【不確定性の顕現】。そう名前を付けた』
『あらゆる事象を"保留"する強力な理…だけど正直、契約者が自由に使いこなせるものじゃない』
『だからただのお守り。繋がっていることで、何かいい効果があったら良いな…その程度の物』
『だけど誰かに持っていてほしいんだ。君達ならこの"価値の重み"を受け取ってくれる。そう信じて、ね』
(※締め切りは23:55) - 129オークション運営◆a5A7OTixl624/12/24(火) 23:44:10
- 130《独眼の吸血鬼》24/12/24(火) 23:44:15
- 131濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 23:48:24
- 132濡椿◆BuOGBplkzY24/12/24(火) 23:49:33
- 133《ヘビ》◆YY9O6qhX.U24/12/24(火) 23:50:39
『50年ぶりにこの目に御姿を収められた…あぁ、やはり素晴らしい』
『そして…最後の商品は効果も不確定、というわけだ。まるでこのオークションそれ自体に問いかけるようだな』
『しかし俺にはあれを手にする資格はないな…さぁ、誰の手に渡るのか』
- 134魔眼僧正◆jll4miuyLM24/12/24(火) 23:52:27
- 135〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 23:55:07
【〈嗤う月兎〉は嗤った】
【面白そうな事象には見境なく手を伸ばす。その果ての栄華も破滅も心の底から歓迎する。そんな生き方をしてきた狂人だ。『脳』を満たす『娯楽』が。『狂気』こそが彼女の全て】
【『刺激』を求めて神秘────"天宝禍玉"と呼ばれる曰く付きが脳髄に突き刺さり、頭蓋骨を貫通。その上で『生存してしまう』という異常事態に行き着いた。】
【それでも足りない。未だ足りない。『狂気』が。『愉しみ』が。『脳』をズタズタに引き裂く位激しい『法悦』が欲しい】
【足りなければ人が捻じ曲がるなんて『愉しい』なと嗤った】
「ぎひっ♩」
dice1d100=18 (18)
【〈威風〉のトドウは黙して破滅に手を伸ばす彼女に付き従う】
- 136〈嗤う月兎〉24/12/24(火) 23:56:46
※トドウくんもしかしてヤバいと感じたから入札金低くしました???
- 137グランドロック◆R7wp58p.a224/12/24(火) 23:57:48
「…あれが“統括体”か…掴みどころがないな」
【箱もそう。『ハート』を見た時と同じ…いやそれ以上】
【あれは壊せる域にないと直ぐに理解し、岩男の興味からは外れた】 - 138『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/24(火) 23:59:43
【理と来たか、と嘆息する。或いはもっと昔ならば欲しがったのかもしれないが、少なくとも今の彼女にとっては“手を出したくない”品であった】
【───本当に、一族を“世界から追放”しなければ良かったのかもしれない。だが何も知らぬ当時は、ずっとそうしたかったのだから仕方がないと諦める他ないだろう】
「ふふっ─────お赦し頂けて、嬉しく思いますわ」
【黒薔薇と十字架の異形の“チェロ”の弦が『調律家』の指先によって震えた。其の行為自体が魔術の行使に繋がる】
【“共感”が、彼女の心が、奏でられる】
【────先ず、光が在った。未知なる天地を啓くのは閃光ではなく柔らかな光である】
【澄み渡った蒼い空、差し込む虹に分化する澄明の白光、何処までも続く翡翠の大地、黄金の太陽】
【喜びが満ちる。何処までも穏やかな、そして儚く脆く美しい幸福が”曝け出される”】
【決して“歌わず”、しかし美しく少女は“笑った”】
- 139『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/25(水) 00:06:15
- 140オークション運営◆a5A7OTixl624/12/25(水) 00:07:00
- 141魔眼僧正◆jll4miuyLM24/12/25(水) 00:10:51
- 142オークション運営◆a5A7OTixl624/12/25(水) 00:13:54
【箱は姿を消し、会場には再び星空が展開される】
『最後に余興に付き合ってくれて、どうもありがとう』
『これにて、今回のアンリミテッド・オークションは終了だ』
『これからの世界が見せる"価値"の変わり方…楽しみにしているよ』
【外套の少女はそう言い残してステージから消えた】 - 143オークション運営◆a5A7OTixl624/12/25(水) 00:19:36
- 144『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/25(水) 00:20:22
- 145『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/25(水) 00:24:55
(※お疲れ様ですわ〜〜〜〜!!!!!悪役ロール楽しかったですわ!!!!!)
- 146〈嗤う月兎〉24/12/25(水) 00:25:44
「ヒヒヒ、ヒヒッ、ヒッヒッ─────」
「あゝ『愉しかった』。善い善い。実りある会合だったとも。『脳』が昂って揺れているのだからね………」
「ヒャハ、ハハ!あはは───────」
「会場にいる諸君ら、選別されし紳士淑女の皆様方。〈嗤う月兎〉はこれで失礼するよ! はしたない話、これ以上『上品』でいられそうにもない。善い夜だった。諸君らの明日も『善い』ものでありますように─────と、我等が麗しきボスは仰せでございます」
【ぱん、ぱんと二拍打ち鳴らし、不運な"隣人"がぐるんと白目を剥いて昏倒した。床に潰れ落ちた犠牲者に狂人は気にかける事なく揺ら揺らと前後左右に揺れて機嫌良く歩き出す】
「きひひ、ヒヒッ、ヒャハハ!」
「ええ。我等が美しきボス。まさに貴女のお望みの侭。夜が明けた後も『愉しみ』は永遠無尽に御座いましょう。私めもお側に。どうぞ何時迄も」
【ばいばい。と云う様に会場の中に手を振り、『兎』は跳ね去っていった】 - 147〈嗤う月兎〉24/12/25(水) 00:27:24
※お疲れ様でしたわ〜〜〜!設定共有無しの乱入を許していただきありがとうございます。ダイス神に振り回された事も込みで悪役ロール楽しかったですわ〜〜〜!
- 148オークション運営◆a5A7OTixl624/12/25(水) 00:27:32
(※やばめの商品が>>131に集約されていて、トランスペルらしい表現をするならめちゃくちゃ"重い"状態になっていて怖い…)
(※【不確定性の顕現】は単に効果自体不確定になる商品をやりたかっただけなんですが、それはそれとして想像を超えるトンデモとリンクするのは確かなのでなんか存在としてのオーラから変わっていくような影響はありそう)
(※もちろんCEOによる”ご都合主義契約”なので、人格とかに影響はないですが)
- 149魔眼僧正◆jll4miuyLM24/12/25(水) 00:32:18
- 150濡椿◆BuOGBplkzY24/12/25(水) 00:32:37
うおおあと一歩のところで規制!!
最後になんと美味しいところを
……いや全体的に美味しいところはいただいてたわ
「くふ」
「いいですねぇ、愉しそう……」
「今後も、良い関係を築けることを願いますわ? くふふふ……」
【愉快そうにくすくすと笑い、その雫を“受け”取った】
- 151濡椿◆BuOGBplkzY24/12/25(水) 00:41:17
「──それでは、左様なら。」
「今宵も愉しい催し、素晴らしい夜でした……くふふ、くふ、くふふふふ………」
【バサリと羽織を翻し、広げた扇子で口許を隠しながら咲う】
「ご機嫌よう、皆様。今宵の人と人の、人とモノの……すべての出逢いが、今後も闇夜を彩る星となりますよう……」
「私、とっても愉しみにして見守っておりますわ!」
【純粋な少女のように輝く笑顔を見せて最後に振り返る】
「いつも、星を観て貴方たちを想いましょう──それでは。」
【スキップでもしそうな上機嫌さに、鼻唄を歌いながら立ち去っていった】
※ありがとうございました!とても楽しかったです!
※本編世界では街何個かくらいの被害で死んでるけどこの世界線ではなんかめちゃくちゃ巨悪に育ちそう……(ラインナップを見ながら) - 152《ヘビ》◆YY9O6qhX.U24/12/25(水) 00:44:15
『そういえば今日はクリスマスとやらなんだっけね』
『行事と言えば…もうすぐ【大礼拝】か』
『…ちゃんと掃除しなくては、合わせる顔がないな』
【一瞬の、殺意。】
【男は徹底的な線引きに拘る】
【確実に、1を0へ収束させる】
「……ヘビ様」
『楽しかったね、オークション。次の開催はいつになるかな?』
(※参加、協力、ありがとうございました!)
(※不定期開催という設定なので、私のアイデアさえ溜まれば案外近いうちにオークションがまた開かれたりするかもです)
(※というかオークションとはまた違う闇社会ネタやりたい)
(※殲魔教団の巨大宗教行事とか…闇ギルドメンバーでやる悪VS悪の攻略イベとか…アイデアはあるんですよぉ) - 153オークション運営◆a5A7OTixl624/12/25(水) 00:48:02
- 154『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/25(水) 00:49:25
「えぇ、さようなら」
【黒と白の礼服に彩られた黒き歌姫の失敗作は一つお辞儀をして、その姿を見送る。『愉しみ』の為に邁進する人、素晴らしい想いと心であったと微笑みを零す】
【────悪とは良く笑うもの、そんないつの日かの言葉を思い出した。彼らは秩序から“外れて”思うが侭を為すから】
【だから彼女は此処に来る】
「貴方達の"想い"が実りますように」
【祈りを捧げて、『調律家』はその背中を見送って手を振った】
「ふふっ、そう言って頂けたのなら何よりですわ。
少しでもお返しができたのならば良かったです」
【下心があっても親切は親切であり、其れに少女は喜びを得た。思いは人の為ならず、巡る因果は平等なのかもしれない】
【───その理屈で行くと、少女こそは苦しみ尽くして死ぬべき罪人ではあるが。時が経てばそういう事もあるだろう】
「えぇ。では、"また今度"」
【約束を交わした以上は必ず履行するであろうし、それ以上に『調律家』は果たしたいと思った約束のみを結ぶ。彼女の元を訪れ、その絵を“楽譜”とする日は遠くはないだろう】
【───完全な“端末”になっていたのなら、また別の対応をしたかもしれないが。そうならずに済んだのは幸運だった】
- 155グランドロック◆R7wp58p.a224/12/25(水) 00:57:37
- 156『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/25(水) 01:08:32
「えぇ、では────“永久凍獄”を踏破しましょうか?」
【微笑みながら、手を薙ぐ。其れだけの動作で目の前の空間が『変質』して彼方の迷宮へと繋がる鏡のゲートとなった】
【───“視線”が届いている。其れは未だに息吹きを途絶えず、其れは未だに討滅されざる終末の凶星である】
【“ヴォルガング=ディアスター”が生きている】
(※あっコレってわたくしがヴォルガング=ディアスター君を描写しちゃっても良いのでしょうかしらね!?聖火教会について余り詳しくなくって申し訳ないですけれども!)
(※今夜はもう遅いので厳しいかもしれませんですけれども、次の夕方から夜までなら多分できますわ!ダンジョンの性質とかも描写を用意した方が良いでしょうかー?)
- 157グランドロック◆R7wp58p.a224/12/25(水) 01:17:25
- 158『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/25(水) 01:21:33
(※このデート……(総合戦力が)何か変……?)
(※了解しましたわ〜〜〜!!!!でしたらサクッと“永久凍獄”を踏破してディアスター戦みたいな形にしましょうかしらね!!!!)
(※落ちますわ〜!!!)
- 159濡椿◆BuOGBplkzY24/12/25(水) 01:29:59
- 160オークション運営◆a5A7OTixl624/12/25(水) 04:43:53
(※以下、おまけ資料です。今回舞台が裏なのを良いことに、普段Untouchableな話を盛りまくった節があります)
(※新事実、多いかも)
イベント【壊れた天秤の祭典】おまけ資料
【闇市の歴史】
およそ300年前からルルマリーナ建国期は始まる。
冒険者ギルドにとっては250年前の大規模調査に影響を及ぼすことになった、一つの歴史の転換期だ。
それ以前の大陸南東部は、1000年前の大戦期からおよそ“渾沌の地”と呼ばれる環境だった
衝合頻度も多く、極小国や町々村々が数多く点在して睨み合う
もちろん管理・監視体制も薄く、現大陸社会から外れた者が蔓延る地であった
今でいう極東の島国に近く…さらに悪質な地域だったかもしれない
(これが大戦期では逆に他から独立した地域として活かされ、ギルド創設期における重要拠点が建てられた場所だったりもした。今はルルマリーナ支部として引き継がれているとか)
渾沌の地では交易だけが彼らを繋いだ。
【ギル】を通貨とし、商売を第一基盤とするその土地独自の文化を確立していったのである
(これが後の【ギルテシーア】の由来)
「市場」という交流の場を設け、やがて「No.1」「No.2」…と序列付けがなされるようになった
この気質はルルマリーナ建国後も引き継がれたが、その負の側面が闇市である
商売を通じた悪人の受け皿としての在り方までも色濃く残した、いや…もはや残そうという動きを止めることなどできなかったのである。
なぜなら、そこに需要があったのだから____
(※今のルルマリーナでもたぶんギルは通貨として生きてます。…が、流石に大陸経済の主流であるゴールドの方が基盤になってるんじゃないかな?)
(※奇しくも“ギルド”と親和性がある名前ですが…実際最初期のギルドはギルを通貨に使っていたかもしれない…?セントラリアと提携する前の時期があるなら…) - 161オークション運営◆a5A7OTixl624/12/25(水) 04:45:17
【キルフラワァ】
ルルマリーナ建国前から大陸南東部に巣食っていた老舗のヤクザ。
長年組織が維持されている事からその堅固さ・強大さが伺える。
決して圧倒的な武力を数多く有するわけではなく、主に“立ち回りの巧さ”で組織を維持してきたやり手。
ルルマリーナの悪徳金融の裏側には大抵彼らが潜んでおり、その莫大な財産で闇市の運営にも寄与している。
【アンリミテッド・オークション】
トランスペル・グループが不定期に開催する価値の拡散のためのオークション。
毎回、今回のように恐ろしく畏ろしいモノが集う。
4年前にやった前回では銀河剣士の細胞培養体が出品されたり
25年ほど前の回では【【全知】】第7層からの回収物【終末の書】のページが出品されたり
(※夏にやった怨霊島攻略イベントより)
やりたい放題ここに極まれり、な祭典。
稀にグループCEOが姿を現す。まずこの場でしかその姿を目に収めることはないだろう - 162オークション運営◆a5A7OTixl624/12/25(水) 04:46:59
【古代文明ララリア】
大衝合が起こるより前、現大陸南部に相当する地域で栄えていたと言われる古代文明。
現代以上に衝合によって常時不安定だったろう星空に対し真正面から挑戦し
独自のアプローチで高度な進展を遂げていたとされている。
しかし、ララリアの民は大陸南部の各地に遺跡だけを残しほぼ完全に消失している。
大衝合の影響という学説が主流だが、もっと前に消えている事を示唆する物もあり、謎は多い
発見されている遺跡の殆どはルルマリーナ最大の商会、【ギルテシーア】に所有されていて
中でも【太陽の塔】第一層は有名な観光地の一つでもある。
展望台レストランから眺める景色は最高だ。
…さて、闇市No.0に在る【アナタ遺構】にしか遺されていない文書の記述によれば
ララリアの民は宙の向こう側から『はじまりの方舟』を呼ぼうとしていたそうだ。
方舟に導かれ、“心”以外の全てから解脱し、遥か彼方へと旅立つために____
ちなみに方舟を呼ぶための祭壇だったと推測される遺跡は、なんとルルマリーナの領地外にある。
それはルルマリーナより西、【大砂漠】の砂塵の渦中にあるのだが、それがララリアの遺構だと知る者は少ない。
(※『ハート』は方舟のパーツを封印・加工したものです)
(※いずれ【太陽の塔】攻略イベントとかやりたい。アイデアはあるのです…) - 163オークション運営◆a5A7OTixl624/12/25(水) 04:48:30
【WELT】
永い時をかけ何度も何度も超越的領域へ挑戦し続ける、煮詰まりを飛び越えた狂気の研究者集団。
禁足地探索に全て振り切れてしまった冒険者集団…と言ってもいいだろうか。
手段を選ばず、他への影響など気にもとめず、彼らは人知れず“外”に繋がる場所へ挑む
計り知れない年月をかけて築かれたその研究と技術は、尖りまくっているがその分野で他を寄せ付けない。
ギルドが把握しているものとは違う独自のルートを知っており、諸々の封鎖活動など彼らにとっては意味を持たない
組織外とはほぼ隔絶されており、外野で内情を知るものは極僅か。
それさえノウイング・L・ハルトマンのような、かつて組織を離脱した者が殆どである。
ただ社会と全く関わりを持たないということはなく
実は800年前の大規模調査に参画しており、主導に近い立場だった事は当時の参加者から伺える。 - 164オークション運営◆a5A7OTixl624/12/25(水) 04:49:18
【トランスペル・グループ】
正式には【TRANSCEND SPEL GROUP】…超越者の福音を意味する組織。
“福音社”という都市伝説として表社会でも僅かに名前が出回っている
無差別サービス企業を名乗り、あらゆるモノを対象に何かを与えている
オークションはまさに“個人”対象の活動の一部だが、対象は国だったり、種族だったり、或いは世界や次元それ自体が対象となることもある
衝合と違う所は、乱雑で渾沌として謎めいてはおらず、外部から齎される秩序立って明示された営為であるという点。
その実態は【《価値の■■■■》】という強力な“外”なる影の発露に、いつの間にか社会的な解釈が混ざって認識されるようになった…概念的なもの。
実体はあるようでない、だがそれを誰一人として正しく説明することはできない…そういう何かである - 165オークション運営◆a5A7OTixl624/12/25(水) 04:53:45
キャラ設定おまけ資料は
レギュレーション・サンプル設定の方に追記しました。
今回分量が…やばい!
【レギュレーション・サンプル設定】 | Writening※【参加者レギュレーション】 ・通り名、危険度、プロフィール(内容自由)あたりを用意して共有しましょう ・どんな設定でもOK!ですが、潜入スパイみたいなのは要相談。ギルドがそうであるように此方も敵…writening.net - 166色彩の信徒◆PETEOB6gKw24/12/25(水) 07:32:17
く…!寝落ちしてしまっていた…
お疲れ様でした、普段できないロールを見たりやれたりして楽しかったです! - 167《独眼の吸血鬼》24/12/25(水) 09:17:20
「感謝を述べなければならないね。
やはり此処は良い。夢を追う若者たちの情熱で満ち溢れている!
こんな素敵な夜に招待してくれてありがとう、そしてさよなら。キミ達の夢が叶うことを祈っているよ」
【和やかな笑みで礼を告げ、そのまま出口に向かって歩き出す】
【彼が去る様には様々な視線が向けられた】
【警戒の眼、友好の眼。利用したいと考える謀の眼、あるいは無価値と断ずる侮蔑の眼。はたまた、三百年前の大災に対する怨恨の眼】
【最後の眼は警戒すべきかもしれない。彼は光とか闇とか、善とか悪とか、そういった区別を付けずに好き勝手した。だから今でも表と裏の世界に関係なく、恨みを持つ者は大勢いる】
【─────笑みが深まる】
「ああ、オレもキミと同じさ。
……楽しみだよ。とても、ね」
【人の血を啜り、世を脅かす鬼。それが吸血鬼】
【彼の種族は吸血鬼と呼ばれるモノではないが、しかし彼は確かに『吸血鬼』だった】
※イベントお疲れ様でしたー!!!
とっても楽しかったです! 次の闇イベがあるのであれば、是非参加したいですね! ありがとうございしたー! - 168『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/25(水) 19:51:30
(※待機しておりますわ〜!)
(※ちょっと今から書き始めますわ!) - 169グランドロック◆R7wp58p.a224/12/25(水) 20:01:51
(※了解です!待機します)
- 170二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:11:35
「今年も終わりか。見たくもない見るべきでないものを見せつけられた気分だ…胸糞悪い」
「気分転換にどこか行こうか?今は大陸の外にだって旅行できる時代だとも」
「そうだな…遠い遠い場所がいい、この大陸の捻じ曲がった景色にも飽きてきた」 - 171『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/25(水) 20:26:04
【“永久凍獄”】
【北方の僻地で【拡大】を続ける迷宮は、その脅威度と攻略難易度の高さによって“永久”と名付けられて久しい一柱の“獣王”の支配領域である】
【───“凍獄”の名は決して伊達や酔狂ではない。光さえも凍て付くような無明の世界には常に吹雪が天を覆っており、星の光すら捕食され壊滅する。
そもそもの話、“ヴォルガング=ディアスター”の性質を鑑みれば当然かもしれないが】
【空気は冷えて捻じ曲がり、岩盤は幾何学的な黒い結晶と成り果てて崩れ落ちる。常軌を逸した“熱的死”の概念が在るだけで大地を引き裂き傷痕を刻む】
「しかし、案外綺麗なものなのですわよ?」
【────"Seiren" Artorius Fontanarossaは平然とその地獄を闊歩していた。呼吸に必要な酸素すら満足に得られない環境でも、自身の存在を『変質』させる事によって適応可能な魔術師だった】
【壮麗なる氷の芸術、高塔の建築が無明の世界を苔のように隙間なく埋め尽くしている。真っ当な手段の建築ではない。心象風景の具現だ】
【苛烈な環境とは裏腹に何処までも美しい建築群であった。塔の一つ一つにレリーフが刻まれ、無数の獣の意匠が見られる。建ち並ぶ城壁と華のような大通りが咲き誇っていた】
「────さて、先ずはゴミ処理からかしら?百匹単位いますわね」
【湧き出るように小型の蒼い群狼が姿を現して牙を剥いている。極限の寒冷地に適応した魔獣種、位階にすればAランクはあるだろうか?其れが、百匹を超える数集まりつつある】
【呪詛の嵐が吹き荒んでいた。空間さえ歪ませる程の悍ましい攻撃。しかし其れはディアスターの居所の目標でもある】
【一音で無数の群狼を破裂させながら、少女は前に足を踏み出した】
(※壮大な建築と次々と現れる無数の雑魚敵(※Aランク)を突破する感じですわ!) - 172グランドロック◆R7wp58p.a224/12/25(水) 20:39:52
【凍てつく絶界へ足を踏み入れる】
【身体を覆う岩石の表面がほんの僅か、脆くなるのを感じ取った】
「おぉ、この身体を痛めつけんとする感覚…久々だよ」
【男にとっては刺激的なアトラクションだった】
【昂る身体から迸る魔力は凍獄の中でも平然と熱を帯び、期待で息が上がっていく】
「美しい!美しい景色じゃあないか!」
「あぁ壊してやろう、俺の力で呑み込んでやるとも!」
【雑魚の群れには目もくれず、ダンジョンを取り囲む壮大な氷の芸術に心奪われる】
【隣にいる女がどうせ片付けるという信頼もあった】
「うははは!いいぞぉ、もっとだ!」
【爆音を立てて凍獄に歪んだ魔岩が生え並んでいき、空間そのものを巻き込んで割れていく】
- 173『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/25(水) 21:14:41
【呪詛によって染め上げられていた空間が、歪んだ魔石の爆発によって爆ぜ割れる。壮大な氷の芸術が理不尽な暴力によって儚く砕け散り、無明の暗闇の中にハラリハラリと舞い落ちる桜のように広がる】
【───絶世の芸術が、破壊される光景は悍ましいものであった。真っ当な感性を持つ者であれば目を背けて胸を痛めずにはいられない悲劇だった】
「ふふっ、その信頼に応えましょう!どうか、貴方の心の赴く侭に進んで頂戴な!」
【真っ当な感性から“外れた”少女は微笑んでいる。その心の期待を、歓喜を、そして法悦を旋律として音に乗せて奏でる。
一瞬で地面から湧き出した歪な氷の槍に貫かれて、蒼き群狼が串刺しにされて命を散らした。魔術師としての技業。心持たぬ獣に興味の薄い『調律家』にとっては当然の行為であった】
【─────空間が一斉に軋んだ。突如として深海に放り込まれたかの如き重圧が一帯に及ぶ。呪詛でもない唯の威圧感は常人ならば速やかに絶命する程の鋭さを帯びていた】
【音すら“冷えて”、一柱の“獣王”が姿を現す】
【鱗めいて硬質化した蒼銀の光を灯す毛皮、宮殿に収まりそうな程の体躯、鮮血よりも紅い四つの瞳が冒涜者を睥睨して、裂けた顎門が牙を鳴らす】
【美しい狼であった。神秘性すら感じる静謐さと、黄金比によって構成される完全な肉の器を有する獣の王と称するに相応しい威容を誇る存在だった】
「────さぁ、貴方の戦慄を私に奏でさせて?」
【黒薔薇と十字架の異形の“チェロ”の弦を震わせ、破壊を愛する傍らの存在その心を至高の旋律として奏でる。
平凡な少年すら古龍を討てるようになる程の感情の奔流を、祝福するかのように“曝け出させる”】
【────“狼の王”がその顎門を開いた】
【刹那、“頽廃の風”が世界を薙ぎ払うように冒涜者を迅速に排除するべく吹き荒ぶ。極限までその熱量を喪った空気が一個の生命のように“流れ落ちる”
岩盤は黒く歪んで原型を保てずに崩壊し、分子単位で発生する筈の現象を現実の目に見える事象として具現化する】
【静寂に満ちている。音すらも“頽廃の風”によって静止して発生すらしなかった】
- 174『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/25(水) 21:14:56
【“恒星の死”には種類がある】
【何処かの宇宙文明で発生して流れ着いた存在なのかもしれない、人々が信仰と畏怖の末に作り上げた未知の神格であるのかもしれない、或いは最初から世界に存在していた異種であったのやもしれぬ】
【“熱的死”を司る"獣王"にして、聖火教会の伝説である三大“厄魔”の一角】
【『星を否定する狼の王』、ヴォルフガング=ディアスター】
【其は、終焉の荒涼であった】
(※『調律家』からのバフと、分子単位で薙ぎ払う絶対零度(※物理)ですわ!)
- 175グランドロック◆R7wp58p.a224/12/25(水) 21:31:16
「うはは!ははは!」
「本命から現れるとは助かるよ。成程、この濃さは名を呼ぶ事も出来ぬという伝説も頷けよう」
【特異が“混ざって”産まれた岩の肌は元来渾沌を宿し、その表面を巡る魔力は結界のように男の存在を防護していた】
【本能的に身に着けてきた繊細な魔力制御の為せる業】
【溢れる害意を以て害意を相殺していた】
【__まるで宙の中のような静寂】
【先程までの爆発的な破壊活動も、全て包みこんでいくほど雄大なオーラに男も圧された】
【却って感覚が研ぎ澄まされる…数多くの強者と戦ってきた男にとっても新鮮な体験であった】
「…美しいな。お前は何処で生まれ、何時ここへ引き寄せられたのだろう」
【目の前の獣に、どこか自分と似たものを感じとった】
「嗚呼、衝合とは、巡り合わせとは何と奇跡的か」
【__旋律が届く】
「…そして、その全てをブチ壊すのが最っっ高の瞬間だぁ!」 - 176グランドロック◆R7wp58p.a224/12/25(水) 21:40:35
- 177『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/25(水) 21:43:07
- 178《介添》◆mXB5l/0usE24/12/25(水) 21:47:32
「─────おや、おや」
「『あれ』に気を取られていましたら、時間軸のズレが起きてしまったようですね、私の“容”と『あれ』の不確定性との擦れ合いが生じてしまったよう」
【と競売場を軽やかに去り行く聖女、その視線の先には尊厳を潰された薬物中毒者の女と、全盲かつ四肢を破棄されて尚生き延ばされている車椅子の男】
【二人が首にかけた“上級冒険者の証”は、生に縋る最後の希望なのか、破壊されるべき惨めな尊厳の象徴なのか、その証を見た聖女はただただ優しく微笑んだ】
「あら、あら、騙されてしまったのですね?恨まれてしまったのですね?貴方がたは善き隣人として生きていたのに、多くの人々の助けとなっていたのに」
「ええ、ええ、この世は数奇な運命が起こるもの」
「罪なき貴方は飛べない雛のよう、罪被りの貴方は折れ伏せて立てぬ牝鹿のよう」
「嗚呼、壊されてしまったのね?欲に濡れた薬瓶一つで気狂うひと、煙る鏡に垂れた廃れ髪を引き摺るひと、けれどそんな貴方がたは美しい」
【聖女が壊れてしまった人に満たない存在たちに触れると、尽きかけの灯火たちは息を吹き返したように全盛期の姿を取り戻した】
【まさに奇跡と言わざるを得ない、遍く世の理を超越した“神の御業”】
「さあ繋がりましょう、救いを持たぬ哀れな魂に手を伸ばしましょう、私は貴方の手を取りましょう、私は貴方の心を取り戻しましょう」
「我らは皆万物の愛し仔、かつては“同じ海より出た者”、私は「私そのもの」を識る“神の婢女”」
「─────天と我らが主に祈りを、貴方が貴方の身で在りますように、貴方が『貴方』であると知ることが出来ますように」
【聖女は“救い”に心酔した彼らをどう扱うのか、再び取り戻した四肢や心が壊れ尽きるまでの道具にするのか、迷い人として自らと同じ道へと導くのか】
【ただ、これだけは証明できることがある】
【《介添》もまた“何者か”の末梢に過ぎない、この広がり続ける世界を、途切れることのない時代の潮流を視点にすれば、凡てはいずれ消え死ぬ塵芥、取るに足らない矮小な点に過ぎないのだろう】
【だが末梢は時に、“端末”という意味を持つのだ】
イベントお疲れ様でした〜!
本スレではできない悪役イベント、だからこそのロールなどを楽しめてよかったです! - 179『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/25(水) 21:59:20
【───旋律が響く。『調律家』は手を出さない。この戦いが彼にとっての喜びだと理解しているからだ】
【『調律家』は決して歌わない。其れが彼女が彼女である為の信念だからだ】
【至高の旋律が闘志を震わせる。脳髄を突き抜ける闘争の魔力。尽きせぬ暴力の深淵への誘い。想いを窮めるシンフォニー】
「さあ、貴方の心を私に奏でさせて?」
【“ヴォルフガング=ディアスター”は吼えずにその鱗めいて硬質化した四肢に力を込めて跳躍する】
【静謐。何処までも静かに溶岩の星が"獣王"の手で強引に圧縮され、押し潰され、その爪の間から飛沫のように“弾けた”】
【───決して権能頼りの存在ではない。恐るべき殺界界凍の“頽廃の風”と比べてすら劣らないだけの肉体性能を有している】
【“冷えて”固形となった空気を踏み鳴らして狼の王が蹴り飛ばす。破滅的な加速。暗黒の世界の中で唯一匹流星めいた速度で岩男に迫る】
【爪の余波によって引き裂かれた空間が、“糸玉”のように指に絡んでいる】
【“ヴォルクガング=ディアスター”が殴った】
- 180グランドロック◆R7wp58p.a224/12/25(水) 22:22:13
『お…っ!』
【想像を超えた巧みな瞬撃。男と言えど避けきる事は出来なかった】
【熱的死そのものを纏った斬打が男の脇腹を容易く抉り取る】
『それでいいぞ。お前のようなモノは、すぐ壊れては意味がないからな!』
【旋律によって増幅された興奮は“体質”の効能をも大きく上昇させ】
【男の肉体は瞬時に復元された…そればかりか】
『今までで最も絶好調だ。やはり常に己の期待を超えてくるな、“演奏家”』
【絶界の静寂さえ破るように音が響いた。男の身体から幾つも爆発するように熱光が吹き出す】
【それどころか、いつの間にか周囲の氷獄は熱岩に半分以上侵食されていた】
【男は死闘の最中、己が変異の支配下へとダンジョンさえ塗り替えていた】
『まずは圧殺!次に大量の撃槍でその身を歪ませようか』
【“大地”が獣王を磨り潰すように襲い来る】
- 181『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/25(水) 22:51:45
「えぇ!お褒めに与り光栄ですわ!」
【『共感』は決してその場限りの魔術でなく、持続し続ける音叉である────歓び。昂ぶり。其れらが生まれた瞬間に“増幅”して延々と止まらない】
【猛烈な熱光と凍獄の中で『調律家』は至高の旋律を奏で続けている。其れが可能な魔術師で、其れを実現する演奏家であった】
【恒常的に零れ落ちる世界侵略の力が鬩ぎ合って、凍獄と熱岩の衝突が指数関数的にダンジョンの致死性を跳ね上げる。余波に過ぎない】
【────瞬時に復元した岩男の姿に、特段の動揺もなく“ヴォルフガング=ディアスター”は体勢を整えながら優雅に地に降りた。触れた大地を塗り替えて周囲が無明の暗黒に染め上げられる】
【瞬時に復元するのならば一撃で復元不可能なまでに消し飛ばせば良い。"獣王"たる己には其れが可能な筈だ】
【規格外の巨体でありながらも瞬時に熱光の間と間を潜り抜けて間合いを詰め───“大地”による圧殺が地形諸共狼の王を封じ込める】
【────“頽廃の風”が天空を凪ぐ。檻としてその身を封じ込めていた“大地”が極限の冷却によって塵となって“狂風”に散る】
【そう、“狂風”だ。天空に放たれた権能が天上の気を圧縮して圧縮して圧縮して意趣返しとでも言わんばかりに崩れ落ちて“天空”が墜ちる】
【その隙に“ヴォルフガング=ディアスター”は顎門を開き眼前の大敵を屠ろうとしている】
【優美な、静寂を薄絹のように纏う"獣王"の骨格が過負荷に歪んでいた。美への冒涜だった】
- 182グランドロック◆R7wp58p.a224/12/25(水) 23:17:57
(※ここでトドメ、やっていいのかな?)
『ははははっ!壊れる!壊れていくぞぉ!やるじゃァないか異質な狼王!』
【“狂風”が男の熱岩もろとも絶界の天地を割っていく様子に爆笑が止まらない】
【自分の技が壊される、それも良いっ…】
【決して狂気などではない。純真に、幼児的に、遊びに昂じているのだ】
【男の感情は旋律と充分以上に共鳴し、出力が指数関数的に上がる】
『自らを歪ませ尚敵を屠ろうと足掻くその姿、良いぞぉ』
『気分が変わったっ!じわじわ壊すのはやめだ…一瞬、だが最高の時を実現しよう』
【変異体質で出来た身体から更に熱光が漏れ出す】
【時空に波及するほどの魔力爆発…本来ならただの自爆だが岩男は当然それに耐えうる器だった】
【エネルギーは溜まっていき、岩男は加速体勢へ】
【__男にとって最高の技、それはただの体当たり】
【全身で破壊を体現する営為】
【それは超光速で、獣王の動体視力さえ突き抜けて】
【頭から尾にかけてその巨体を貫き、弾け飛ばした】
- 183『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/25(水) 23:33:35
【もしも逸脱の演奏家がいなかったのなら】
【もしも“大地”の檻をもっと疾く迎撃したのなら】
【もしも牙ではなくその権能で以て殺傷を果たそうとしていたのなら】
【全ての仮定は無意味で、結果だけが絶対だった】
【“永遠に君臨する凶星”と謳われた美しき獣は見るも凄惨なる姿となってゆっくりと地に臥せた】
【星々の終末権能の一つは失われ、どくどくと流れ出る鮮血に蒼銀の毛皮が穢される。吹雪も止まり、天を覆う無明も晴れて月明かりが美しく反射する】
【星輝壊滅の暴威は今や酷く砕かれていた】
【静寂に満ちていた世界に、旋律だけが響いていた凍獄に、吹雪の音と沸き立つ溶岩の音が轟く。諸界の悪夢が弑された】
「────さて、少しはお気に召しましたでしょうか?」
【『調律家』は楽しげに微笑んだ】
- 184『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/25(水) 23:37:02
(※大丈夫ですわ〜〜!)
(※拙いながらもお付き合いして頂き、誠にありがとうございますわ!!素晴らしい描写をありがとうございますわ〜〜!!!!!)
(※“ヴォルフガング=ディアスター”君が死んだら何が起こるんでしょうねコレ。他の“厄魔”とかも動くのかしら…………?)
- 185グランドロック◆R7wp58p.a224/12/25(水) 23:43:20
- 186『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/25(水) 23:56:02
(※とんだクリスマスプレゼントもあったもんですわねぇ!【聖火教会並感】)
「いいえ?」
【指を唇に当てて、にっこりと明るく微笑みながら『調律家』は謙遜した】
「私はあくまで多少の手助けをした程度ですもの。もしも今回の戦で『愉しみ』を得られたのでしたら、其れは間違いなく貴方自身の素晴らしき心と力の賜物でしょう。
ですが、“最初の”約束を果たせたようで何よりですわね!」
【それから名前について聴き、やはり微笑みを一切崩さずに一つの名前を挙げた】
「Artorius Fontanarossa」
【其れは“情熱の国”と綽名される由緒ある海洋国家の《歌姫-ディーヴァ-》の一族の家名であったが、しかし今は世界の何処にも痕跡を残さずに消え果て失せた家名であった】
【彼女が“追放”した最初の者共だった】
「───ですけれど、私自身は"Seiren"という名前の方を気に入ってますの。
もし貴方が、良ければ其方の名で呼んで頂けませんか?《グランドロック》様」
- 187グランドロック◆R7wp58p.a224/12/26(木) 00:06:07
- 188『調律家』◆o4H3Dx3iss24/12/26(木) 00:17:35
「あらあら、ふふっ────そう言って頂けるのは嬉しいですわね!」
【『愉しみ』を求めるその姿勢を愛する魔人は脳裏に幾つかの計画を順に並べた。『変質』による空間の接続化は彼女の探索できる範囲を果てしなく拡張していた】
【────美しい笑みで、稀代の演奏家にして大量殺戮者は目的地を定めた】
「魔眼僧正さんの言っていた画廊で演奏をしてからセレネリオスに向かいましょうか!彼処の古老には酷い目に遭わされましたが、太古の人々の心の旋律も奏でてみたいですわ!」
【心の赴く侭、想いの赴く侭に彼女の旅は続く】
【何処までも、何処までも踏み出していくだろう】
【───此れは彼女の人生の序章に過ぎない】
(※という事で、改めてありがとうございましたわ〜〜!!!!滅多にじっくりとやれない悪役ロールを楽しめて本当に楽しかったですわ!!!!!)
- 189グランドロック◆R7wp58p.a224/12/26(木) 00:28:36
「次は砂漠か!うはは、また俺の期待を上回ってくれるんだろう?」
「飽くまで愉しませてもらうぞ、“Seiren”」
【もっとも、そんな時が来るのかどうか__】
【その日から、グランドロックは闇ギルドに姿を見せなくなったそうだ】
【当然だ、より最高の悦楽を味わう道を知ってしまったのだから】
(※こちらこそ色々とイベントを盛り上げて頂き、ありがとうございました…!良いイベントにできました)
(※邪悪なクリスマスデートからの邪悪コンビ結成ということで…この後画廊でも悪いこと起きそうでやっぱり悪質コンボのパレードですなこのイベント)
(※またこういうキャラ同士で絡める機会を用意できたら、と思います!)
- 190彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/12/26(木) 19:02:03
(※破壊衝動を抑えて紳士的であろうとしていた《グランドロック》を心の侭に暴れる道に引き摺り込んだの、《グラントロック》さんにとっても世界にとってもファンブルなのでは…………?)
(※楽しみにしておりますわ〜〜〜〜!!!!!) - 191〈嗤う月兎〉24/12/26(木) 20:12:52
※邪悪コンビ結成めでたいのですわ〜!世界にとってはバッド展開ですわ〜!
※『調律家』様にお譲りいただいた対神格兵装2032−α試作型を使ってカミコロする描写を時間ができる土曜に書き込みたいと考えておりましたがスレが残りわずかですので脳内設定スレに書き込むべきでしょうかしら…… - 192二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 22:12:05
__『レベルゼロ』専用VIPルーム__
「見たぞ黒騎士。先日のオークション、臓物の出品はアンタのだろう?意外な趣味があるもんだ」
【量子クレーンゲームで得た景品をくるくると掌で回しながら、四つ腕の妖怪《閻凶》は笑う】
「置き場に困っていたら白衣の女から連絡が来た。それだけだ」
【騎士《破黎》は心底興味なさげに応える。彼女はオークションの開催日すら知らなかったらしい】
「はっ成程ね。それで今回はスポンサー様から俺に依頼が来なかったと」
「此度の祭りは面白かったぞ?個人的な見所は女に誘われてどっか行った岩野郎だ。ありゃもう帰ってこないな」
「他人に接待されて満足なのか。想像以上に浅ましい」
「浅ましいというか、単にそこは拘り無いんだろ。アンタと対極的な人種ってだけさ」
【勝手に話したい事だけ話して、極悪妖怪は席を立った。これから異大陸の要人を暗殺しに行くのだ】
(※思うがままぶち壊すのたまらねぇ〜!けど歳を重ねてなお野蛮な獣まがいの人生は御免だな…自制すべきなのか?というのが山奥育ち変異者のジレンマ)
(※欲求を認めてくれる相手が傍にいることで良い落とし所を見つけるか、ただのモンスターになるか…その前にあっさりコンビ解散するかも、と今後の可能性は無限)
(※案外しれっと愛が芽生えるかもしれない…拙者は割とそういうの好き侍)
(※文量次第ですが、外部リンクに纏めて1レスに収めてしまえば、どこに投下しても問題なさそう感)
(※期待して待ってます〜)
- 193エピローグ24/12/28(土) 13:14:38
ルルマリーナ裏地帯
【キルフラワァ】第十二事務所___
「で、オークションの途中で逃げ帰ってきたと?」
【紅いスーツの男が妖怪の頭を踏みつけている】
「お赦しくだせぇ兄貴…あっしが驕っていやした…何卒、慈悲を」
「土産はあるんでやんす、ほら!」
【妖怪アカナメはもらい受けた寿命タブレットを男に差し出した】
「知ってるさ。俺がお前を監視してないとでも思ったのか」
「無料でモノ貰ってんじゃねぇ…隙を見せんな。俺達は取引に魂をかけてんだ、分かるよな?」
「ぎぃ!すいやせん…」
「……。」
【“兄貴”は足をどかすと、献上品を受け取る】
【実のところ、オークションの全容は別ルートで把握していた】
【今回はいつにも増して危険な回。例のグループの“CEO”が姿を見せた?とんでもない話だ】
【こいつが途中で逃げた判断は、正解】
【己の身の丈を弁えてる内は、使える判断力があると思ってやっていいだろう】
【誰彼構わず菌漬けにするのは悪手だ】
「誠意は次の仕事で見せてみろ。来い」 - 194エピローグ24/12/28(土) 13:25:13
__オークションパレス付近『遺構保管庫』0897
【WELTの研究員は常に“影”で全身を覆うのが基本】
【個を認識する『目』を誤魔化すためだ】
【1人分の影が一つ、誰かと通信している】
【通話は全て思念入力。加えて暗号化処理を加え他には読ませない】
【一部解読してみれば以下の通り】
「__次に例の絵画について」
「“■■ユガミ”【墜ツ✦*】の視覚記録…のみならずポゥワーの名前まで確認しました」
『……ヒントのつもりでしょうか。与える役割を騙るだけの事はありますね』
「また監視対象…キャンドレット・リボルバ・ソワスレラの思考抽出情報ですが」
「100年前が“特異点”だった証拠の一つにはなりましょうか」
『もとより時空観測所でさえその見解なんですから、さして欲しいデータではありませんね』
「問題は祭典終了後に監視対象からコチラへ接触があったことです」
「“リカバリオール”の所在を追っている…と」
『放置ですね。我々が介入する事ではありません』
『何より識るべきはマスターアバターの情報』
『他時代の情報と比較できるよう少しでも蓄えなくては』
「理解しています、情報は最高精度で取得しました」
『…前後100年範囲で比較してもかなり大胆な動き』
『やはり“コトユ■■”の再来は近づいていると私は考えます。備えなくては___』 - 195エピローグ24/12/28(土) 13:25:49
『………。」
【機神の加護を受けた老人は、『港』を通ってNo.0から出場する】
【軍事用CLOTHを載せた貨物船。だがやはり質量ともにまだ充分ではない】
【__巨大プラント強奪は成功させる】
【準備は万全に】
【できるだけ多くの保険をかけたい】
【出場前にアナタ遺構を訪れ、WELTの研究員を無理矢理引き摺り出したが、欲しい情報は得られなかった】
【想像以上に堅牢な連中だ】
【人探しとなると“萬界の探偵”を頼るしかないのか】
【しかし、奴の所在もまた分からない】
【不可能なことばかりが目について苛立つ__】
『…だが、余は必ず勝利する」
【敗北者として、ここまで転落した】
【しかし彼は自分を疑わない】
【自らの思考は、神に齎されたモノと理解しているからだ】
【それに従うことが絶対的正しさなのだ】
【歯車の回る音が聞こえる__】 - 196エピローグ24/12/28(土) 13:26:52
【祭典の間、No.0にてその男は37個分の命を消し去った】
【一瞬さえ与えず、何も遺さず、静かに……其処に巣食う大半の者に気づかれることもなく】
【その男はヘビという名で、とある宗教にて敬われてきた】
【鏖殺の体現者、理に選ばれた者。】
『はぁ〜あ……』
【更地の上に立つ。オークション帰りの寄り道だった】
【数日前に衝合で来たらしい幽霊の国。ヘビに言わせれば、ヒトでなしの生者の集い。衝合に無自覚で、今後数を減らすだけの無知なる者共】
【ヘビはこういう半端で曖昧な存在を破壊する。およそ全てが数字に見える彼には一目で区別がつく】
【それは研究者としての彼の実験でもあったし、宗教家としての彼なりの救済だった】
『…今回は22秒か。結構かかってしまったな』
【500年前、ヘビは徹底的な鏖殺に一度失敗した。衝合に邪魔されて最後の一人を救い損ねた】
【左手の傷はその時刻まれた。治療を許さないその深い呪いに手袋をつけて隠している】
【ヘビはあの日の失敗を深く受け止め、殺しに速さも追求するようになった】
【彼は幾度も国家級の大量殺人を起こしてきたが、その瞬間を第三者に目撃されたことはない】
「その傷、取り除けばいいのでは」
【と、問われたことがある】
「“あの御方”から齎された術なら__」
『勿論容易だろうさ。だが戒めは刻んでおかないとな……人は忘れてしまう生き物だから』
『それに、この呪いで出来ることもある__』
【ヘビが去った後、滅ぼされた国の跡地は“増やされた”呪いで覆われ、もう誰も寄り付けないと云う】
『世界に価値が増えるって?然れど醜い数字まで入ってくる必要はないというのに』 - 197エピローグ24/12/28(土) 13:28:01
『急に私が司会する番だってんだもーん、焦ったな』
『CEOは大抵何もしないのに、無茶振りはするブラック上司なの』
【ルルマリーナのどこか、誰もいないし、誰も知らない夜の砂浜】
【白衣の女性はお気に入りの紅い眼鏡をかけ直し】
【軽い足取りで裸足のまま海辺を歩く】
【足跡一つ一つから命が蘇り、海へ飛び込んでいった】
【泡沫の魚、断ち鋏の蟹、血の色の鮫、山のような鯨、あとはリヴァイアサンとか】
『ま、仕事としてはやることやれたでしょ♪』
『“ハート”もあのお姉さんに直接渡し終えたことだし』
『さーて、これでどれだけ世界が重くなったか』
『どうか遥か彼方まで届きますように』
【全ては平等で不平等に無価値と観えていながら】
【ただ其処に在るという役割に殉じる】
【だからこれは、僅かな揺らぎの内】
【望郷を唄い、祈る】
※これにてイベントエピローグも終わりです、設定資料最終更新
【レギュレーション・サンプル設定】 | Writening※【参加者レギュレーション】 ・通り名、危険度、プロフィール(内容自由)あたりを用意して共有しましょう ・どんな設定でもOK!ですが、潜入スパイみたいなのは要相談。ギルドがそうであるように此方も敵…writening.net - 198二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 07:47:40
(※月兎さん待ちの保守代わりの追加資料)
【反聖なる厄魔】…聖火教が危険を承知で伝説に遺している、聖火の力に仇なす効果を放つ厄災。古くから3体の記録が確認されている
1000年前には大陸北方に巣食っていたとされており、三者とも現在の居所は教会も把握していない。
病を発症した晩年とはいえ聖火教の祖であるレリーファ・ルメイスが撃退か封印しか選べなかった程の強力な存在で、もし完全に野放しにすれば文明敵対種級の脅威であろうと言われている。
今年のクリスマスは三大存在の一角が斃れたことで、聖火の力が急に強まる想定外の事態に教会も面食らったらしい
(200年前に小国スティオを滅ぼした黒鳥は4体目の厄魔として扱われてきた。現在討伐済)
(※本イベントによって偶然生まれた設定。Seirenさんありがとうございます…!こういうのを後々活かしたりするのが好きなのでいずれ使うかも) - 199〈嗤う月兎〉25/01/03(金) 01:43:31
(※保守ありがとうございました。まだ未完成で申し訳ないですが完成目指して書き進めていきますわ〜!)
【オークション終了後、】
【『調律家』宛に〈嗤う月兎〉からの招待状が届いた】
【オークション中に持ち掛けられた取引────"三日以内に目的の為に一度以上使う"という条件で、『調律家』より譲渡された「対神格兵装2032−α試作型『ヘリガドマルティル』」を使用する『舞台』の場所日時が流麗な手蹟で記されていた】
【『最高の特等席を用意するゆえ是非ともご観覧あれ、だ。─────貴方の親愛なる"友人"より』と締め括られている………】
〈嗤う月兎〉の愉しい神殺し | Writening※未完成 これは冒険者たちの耳には入らない遠い地での話。世界の裏側で悪意により引き起された一幕。 大陸と云うには小規模で、離島というには広大。そんな名も無き地で起きた狂騒曲だ。 その島はセント…writening.net