クリスマスなど児戯であろう

  • 1二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:21:15

    年に一度のイベントに浮き足立つトレセン学園。だがオルフェーヴルの表情は普段となんら変わらなかった。自分には縁のないものだと思っているからだ。
    暴君にも幼き日々というものはある。
    子供の頃には姉と共にクリスマスが来るのを指折り数え、サンタクロースの到来を今か今かと待ち望んでいたものだ。
    だが心身ともに成長するに従い、そのような人物は幻想なのだと知る時がくる。いくらいい子にしていたところで、トレセン学園に入学した今のオルフェーヴルのもとにサンタが来るはずもない。
    中等部のウマ娘たちのはしゃぐ声がどこからか聞こえてくる。
    「ふふ…まったく、子供はいい気なものよな」
    オルフェーヴルの口元が感傷に歪んだ。
    オルフェーヴルは寮の自室に戻り、ベッドに腰掛けようとして、

  • 2二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:21:41

    「Wasshoi!」
    「アイエエエエエ!?」
    ナムサン!突如として天井裏から赤白のウマ娘のエントリーだ!オルフェーヴルは驚きのあまりベッドではなく床に尻餅!
    「ドーモ、オルフェーヴル=サン。サンタクロースです」
    「アイエーエエエ!」
    オルフェーヴルは暴君らしからぬ叫び声をあげた。
    そのウマ娘は確かにサンタクロース然としていた。プレゼント袋を担ぎ、白いヒゲをモジャモジャと生やしている。だが、妖しく光る眼鏡!豆粒な背丈!そして何より、サンタ服の胸元に書き抜かれた威圧的な「妹」「愛」の二文字!
    正体があからさまにドリームジャーニーなのだ!

  • 3二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:22:18

    「ド、ドーモ。ドリームジャーニー=サン。オルフェーヴルです。姉上、一体何を…」
    「イヤーッ!」
    「グワーッ!?」
    すかさず痛烈なカラテの一撃!尻餅のオルフェーヴルは避けきれず悲鳴!
    「私はドリームジャーニーという名前ではありませんし、あなたの姉でもありません。サンタクロースです。いいね?」
    「アッハイ」
    オルフェーヴルはぎこちなく頷いた。頷く以外の選択肢がない。下手に反抗すれば、サンタクロースによってケジメされてしまうかもしれないのだ。コワイ!
    「ではプレゼントをあげよう」
    ドリーム…いや、サンタクロースは担いだ袋をがさごそと探り、中から取り出したものをオルフェーヴルに手渡した。

  • 4二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:22:44

    「メリークリスマス。オル」
    「あ、ああ…メリークリスマス…アイエッ?」
    オルフェーヴルはこわごわとプレゼントを受け取り、そして目を丸くした。
    それはチケットだった。2枚ある。遊園地のチケットなのだ。その遊園地の名前にオルフェーヴルは見覚えがあった。まだ幼い子供の頃に、オルフェーヴルが親に連れられてよく行った遊園地だ。無論、その場には幼い姉も一緒だった。
    「懐かしいだろう?せっかくのクリスマスなんだ。たまには童心に帰って遊びに興じるのもいいと思わないかい?」
    「…ああ…うむ。そうだな。その通りだ」
    オルフェーヴルは目を細め、チケットに印字された遊園地の名を優しげになぞった。ドリームジャーニーはその様子を自愛の微笑みをもって眺めている。
    「すまぬな、姉上。素晴らしいプレゼントに感謝する。早速、明日にでも二人で遊びに向かおうではないか」

  • 5二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:23:07

    「私は行かないよ」
    「エッ?」
    「オルはトレーナーさんと行くんだ」
    「エッ?」
    「遊園地デートだよ。そのためのペアチケットだ。幸い、トレーナーさんはクリスマスには仕事以外の予定は入ってないそうだからね。ここはひとつ、暴君らしく我儘を言ってお仕事から解放してあげようじゃないか」
    「……いや、仕事があるなら余の出る幕は…」

  • 6二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:23:34

    「イヤーッ!」
    「グワーッ!?」
    「イヤーッ!」
    「グワーッ!?」
    「イヤーッ!」
    「グ、グ、グワーッ!?」
    ゴウランガ!目にも止まらぬ三連カラテだ!オルフェーヴルはなす術なく吹き飛ばされる!今やつけ髭をかなぐり捨てたサンタ…否、ドリームジャーニーが威圧的に暴君へ歩み寄る!
    「ザッケンナコラー!クリスマス!デート!これは恋愛的にも大正解!モタモタスンナオラー!」
    「アイエエエ!待って余、姉上!クリスマスに二人で遊園地は実際レベルが高い!コンプラ的にも問題だ!これがバレたらトレーナー=サンのケジメ案件では!?」
    「大丈夫だよ。たづなさんも許可済みだからね。なんならトレーナーさんからも貰ってる。あとはオルが勇気を出して誘うだけだよ」
    「バカナー!?外堀が!外堀が内堀まで埋まっている!これはもう余が誘う意味がないよぉ……」
    「いいや。オルが誘わないと意味がないんだ。だって恋愛カラテが高まらないからね」
    「アイエエエ!恋愛カラテなんてレースに出ないよぉ!アイエーエエエ!」

    【プアー・タイラント・アンド・シスター・サンタ】

  • 7二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:26:47

    なに…?この…なに?

  • 8二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:27:03

    アッハイ
    ドリームジャーニー=サンは妹の恋路を祝う
    ジッサイやさしい姉です

  • 9二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:27:09

    このニンジャ…前に見たことがあるような

  • 10二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:28:52

    ウマカテにニンジャヘッズのアンブッシュ
    実際スゴイ!

  • 11二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:31:02

    Wasshoi!Wasshoi!

  • 12二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:33:23

    サプライズニンジャな

  • 13二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:33:28

    姉者なら本気でギア入ったらこのぐらいやるかもしれんという謎の信頼感

  • 14二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:35:15
  • 15二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:36:41

    アイエエ…ニンジャの突然のエントリーにNRSを起こしてしまった

  • 16二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:37:40

    >>15

    サンタなんだよなぁ!

  • 17二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:43:11

    ネオトレセン学園…

  • 18二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:46:06

    腹筋はしめやかに爆発四散!

    (楽しませてもらいました、ありがとう)

  • 19二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:56:37

    サンデレーシング=サンの勝負服に赤があったことがあからさまにニンジャでサンタなのだ!

  • 20二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 11:59:06

    >ゴウランガ!目にも止まらぬ三連カラテだ!オルフェーヴルはなす術なく吹き飛ばされる!

    オルフェは実際奥手であった、だが考えて頂きたい。ここまでされる謂れは無い!

  • 21二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 12:06:18

    アンブッシュに腹筋がしめやかに爆発四散した

  • 22二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 12:07:54

    でもフジキドにとってはクリスマスは最も悲しき日なんだよね

  • 23二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 12:17:08

    アナヤ!これではドリームジャーニーがヤクザスラングを使いこなす暗黒非合法ウマ娘だと誤解を受けてしまう!容赦の無いカラテでポイント倍点だ!

  • 24二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 12:19:43

    なんとなくそんな予感はした
    やはりニンジャか...!アンブッシュは通じぬぞ!

  • 25二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 12:26:55
  • 26二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 12:55:14

    >>25

    おお、ゴウランガ!

    ニコニコ=サンが再起を果たし、今やニンジャ真実の予習も容易だ

    そこで培われた知識があればこのスレへの来訪も実際安心な

    これによりウマ娘とニンジャスレイヤーのマーケティング効果倍点!

    アブハチトラズ!

    マチカネフクキタルの背でタキシードを着たフクスケが大笑!


    おお、ゴウランガ……ゴウランガ……

  • 27二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 15:52:59

    アネゴの親戚にカラテ=サンが実際にいるのがより腹筋に悪い
    ニコニコ大百科のカラテ=サンの記事思い出しちゃうじゃないか

  • 28二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 15:58:09

    >>1 今朝から上がってたと思ったらSSスレじゃねーか!

    >>2 アイエエエエエ!?忍殺語録!?ニンジャ!?ドリジャ・ステイヤースレナンデ!?!?!?

  • 29二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 16:43:49

    腹筋オタッシャ重点

  • 30二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 17:21:57

    ウィーピピー!

    クロス文体が強みなヤバイ級ssクリエイターの再エントリーだ!

    格だけならほとんどブッダだ!


    なおこの場合の格とは>>1の地位の高さがブッダに等しいという意味であり、彼或いは彼女がブッダのようなゲイのサディストである、などという侮蔑的な意味合いを含まないことをスレ民の諸兄には留意していただきたい

  • 31二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 17:23:06

    クリスマス…お出かけ…ニンジャ…マルノウチ・スゴイタカイビル…!フユコ…!トチノキ…!

  • 32二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 17:29:01

    ナムサン!このままオルフェーヴル=サンはトレーナー=サンとほとんど違法行為に及んでしまうのか!?

  • 33二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:48:22

    このワザマエまさしくタツジン!

  • 34二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:59:26

    遊園地でトレーナーと一緒に来れなかったウマ娘たち数名の前でクレープ・トーチャリングすることになりそう

  • 35二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:00:36

    >>22

    だがフジキドは他人の不幸を望む性格ではない。…邪悪でない他人の不幸を望むような性格ではない。

    仲睦まじい家族の様子こそが真のセンコたり得るのではないだろうか

  • 36二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:05:58

    >>26

    アイエエ

    安すぎるよぉぉ

    全巻揃えてもワンコインぽっきり


  • 37二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:07:33

    >>32

    卑猥は一切ない。いいね?

  • 38二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:11:54

    >>37

    ア、はい

  • 39二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:18:14

    『アイエエエ……クリスマスのためにレストラン貸し切りは他のお客様に実際大迷惑な……』
    『ダメだ、もう貸し切りにした』

  • 40二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:27:19

    >>36

    「ニンジャスレイヤー?IRCのヨタモノが書き殴った怪文書デショ?」などとナメたヒョットコ・ギャング共へ、決断的に連続布教投擲だ


    実際安い、実際安い。ワンコインでお支払いドスエ

    読めばこのスレのすべてがわかる。ハードボイルドとやさしみをカクテルした傑作ニンジャ書籍だ

    みんなも買おう!

  • 41二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:26:10

    >>40

    (胡乱な語録が多いけど中身はシャドウランの作品だからな)

  • 42二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 00:18:04

    >>38

    正確には「ア、はい」ではなく「アッハイ」だが、だからといって責めてはならない。ミスなど誰にでもある事だし、ニュービーなら尚更だ。コウボウ・エラーズと言うではないか。

  • 43二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 07:56:57

    日笠=サンのアイエエエを聴いてみたいことですね?
    「オル」ドリジャは光った

  • 44二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 11:26:20

    アイエエエ!?ヘッズ!?ニンジャヘッズナンデ!?

  • 45二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 11:59:23

    現在連載中のニンジャスレイヤーAOM本編でもニンジャスレイヤー=サンとコトブキ=サンの実質クリスマスデート回な。
    ジッサイ忍殺的にもオルフェーヴル=サンはトレーナー=サンとクリスマスデートするべきでは?

  • 46二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 13:49:01

    ぬはは🤣

  • 47二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 13:56:23

    「クリスマスデートの素晴らしさがわかりましたか」
    「や…やめてくれ余!もう12月26日だ余!」
    オルフェーヴルはフルマラソンを走り切ったランナーめいて息絶え絶えとなり、ドリームジャーニーに懇願した。だが彼女がトレセン学園に在籍する限り、ドリームジャーニーの魔の手から逃れる術はない。二人は同部屋なのだ!
    「クリスマスデートから目を逸らしてはいけません。オルがトレーナーさんとデートに行くまでずっとペアチケットをプレゼントします」
    「そ、そんな!もう全然クリスマスと関係がない余!アイエエエー!アイエーエエエ!」
    オルフェーヴルの叫びが室内に空しく響く。その悲鳴を聞き遂げる者はいないのか!?

  • 48二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 13:56:58

    そのとき!
    「Wasshoi!」
    「何!?」
    「アイエエエ!?」
    突如として天井から謎の赤白ウマ娘が出現!空中で一回転し華麗に着地すると驚愕する二人を前にアイサツを決めた!
    「ドーモ。サンタクロースです」
    「アイエーエエエ!」
    ナムサン!二人目だと!?

  • 49二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 13:57:52

    「オルフェーヴル=サン。貴様に真のクリスマスデートを味わわせてやろう」
    「そ、そんな!じゃあ今まで余が姉上だと思っていたのは!?」
    オルフェーヴルは困惑し、交互に二人の赤白のウマ娘を見る。だが最初のサンタクロース…即ち今までオルフェーヴルと一緒にいた方のサンタクロースが決断的に被りを振った。
    「だまされてはいけません、オル」
    「エッ!?」
    「よく見てください。確かに彼女は私と同じ赤白でプレゼント袋を持ち、モジャモジャのヒゲが生えています。ですが私とは明らかに違うところがでしょう」
    その通りだ!オルフェーヴルは脳内UNIXをフル回転させて目の前のサンタクロースを分析した。そして気づいた。どう見ても背丈が、いや、頭がデカい!
    「そ、そのデカい頭は…もしやビワハヤヒデ=サン!?」
    「誰の頭がデカいって?改めてドーモ、ビワハヤヒデです」
    サンタクロース、否、ビワハヤヒデが丁重にオジギした。そのサンタ服の胸元に書き抜かれた威圧的な「妹」「愛」の二文字!

  • 50二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 13:58:27

    「覚悟してくれ、オルフェーヴル=サン。君にはどうあってもトレーナーさんとデートに行ってもらう」
    「そ、そんな!どうしてビワハヤヒデ=サンまでが余にそんなことを!もう全然関係がない余!」
    「我が妹、ナリタブライアンのためだ」
    「ナ、ナリタブライアン=サン…!?」
    「妹も奥手でな。好意はある癖に、全くトレーナーさんとデートに行こうとしない。姉として由々しき事態だ。そこで同じく妹であるオルフェーヴル=サンにデートに行ってもらうことで実績を解除するのだ。妹キャラがトレーナーさんとデートに行くという実績のな」
    「ワ、ワッザ…!?」

  • 51二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 13:59:15

    困惑するオルフェーヴルを尻目に進み出たのはドリームジャーニーだ。彼女は両手を合わせ、恭しくオジギした。
    「ドーモ、ビワハヤヒデ=サン。ドリームジャーニーです。つまり我々は志を同じくする者。そういうことだね?」
    「その通りだ、ドリームジャーニー=サン。オルフェーヴル=サンがトレーナーさんとデートに行くことをサポートしようではないか。然るのち、君も我が妹ナリタブライアンとトレーナーさんのデートを助けてくれる。そうだな?」
    「ヨロコンデー。それでは我々の妹たちの幸福のため、ガンバルゾー!」
    「ガンバルゾー!」
    「ガンバルゾー!」
    「ガンバルゾー!」
    「アイエエエ!アイエーエエエ!」
    ナムアミダブツ…おお、ナムアミダブツ!

  • 52二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 14:00:33

    アイエエエエエ
    クリスマス二日目とかテストに出ないよお……

  • 53二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 14:03:26

    別の所でも撒菱まいてたしドリジャはニンジャ

  • 54二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 14:05:34

    サプライズニンジャスレイヤー理論が強すぎる

  • 55二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 14:52:38

    >>53

    撒き菱ってなんだよと思ったけどスレの諸々の展開見てると何か似合う気がしてきた

    姉たちにはみんなして忍者の素質があるのかもしれぬ

  • 56二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 17:57:52

    これがアネジャ・ステイヤー…三女神よ!寝ておられるのですか!?

  • 57二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 19:14:52

    アイエエエサンタ真実! 
    恋バナ大好きウマ娘とてきぶりが過ぎれば即ち狂人!家族と話しているのだろうか
    エッ家族が好き過ぎて?アッハイ、彼女たちの姉妹仲は実際良好ですご安心ください

  • 58二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 19:27:52

    イサオシ(実績)…
    イサオシが必要なのだオルフェーヴル=サン

  • 59二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 19:33:37

    まきびしノルマがないやり直し

  • 60二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 19:49:01

    >>41

    むしろシャドウランがウマ娘・競馬カテゴリではわかる人が少ないのでは?シャドウランがわかるやつはニンジャスレイヤーTRPGをプレイなり認知しているのでは?ボブは訝しんだ

  • 61二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 20:11:31

    SRS(サンタリアリティショック)

  • 62二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 20:13:19

    全部わかっててオルの望むままにさせてるけど決して大人として一歩引いてるわけでもなく「彼女は俺が好きなんだ、勿論俺も愛している」と言わんばかりのオットナーなスパダリのオルトレ、これが大好き

  • 63124/12/26(木) 20:13:44

    >>41 >>60

    油断するな。迷わず走れ。スシを切らすな。担当には手を出すな。

    ————トレセン学園の警句

  • 64二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 20:15:07

    「あ、あのセンセイ、これはどう見ても今年のブラックフライデーの…」
    「ダマラッシェー!」
    「アイエッ!?し、しかし…」
    「クチゴタエスルナー!」
    「グワーッ!」

  • 65二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 03:54:18

    アイエエエ!?
    アネジャ!? アネジャナンデ!?

    面白すぎるでしょ
    年末にいいものを見せてもらいました

  • 66二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 04:18:45

    一応定型に近い物っぽいんだけど、何故か何度見ても飽きないし、また見たいと思わせてくれる。
    ニンジャ…スゴイ

  • 67二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 06:06:40

    >>36

    アイエッ

    いつの間にかセールが伸びている!

  • 68二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 07:25:57

    三冠ウマ娘の姉は皆狂っていた。妹たちへの愛に、深く重篤に…

  • 69二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 07:39:47

    普段気ぶられている側のハヤヒデが気ぶりすぎてミサイルカラテのごとし、ジッサイ珍しい…珍しくない?

  • 70二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 10:46:26

    スレ主は違法ニンジンオハギをキメていたとしか……

  • 71二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 16:00:49

    いつもの余スレかと思ったら「お前かい!」って声出してしまった多分例の姉上スレの人だろうけどとても良いSSの供給にします

  • 72二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 17:17:32

    メリークリスマス・ネオフチュウ

  • 73二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 17:28:32

    こんなのってないぞ…トレセン学園いい加減にしろよ…

  • 74二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 23:48:24

    ブラックフライデーやクリスマスが二日目に伸びる
    おかしいと思いませんかあなた

  • 75二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 08:54:14

    これはその内ヴィルシーナ=サン辺りもトンチキエントリーしてくるのだろうか◇備えよう◇

  • 76二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 14:09:43

    「遊園地ペアチケットの味はどうだ」
    「スミマセン。ビワハヤヒデ=サンをナメてました。もうやめてくれ余!もう12月28日だ余!」
    オルフェーヴルは両膝をついて懇願した。その顔にかつての暴君の威厳はない。何故ならば彼女の目の前には二人の恐るべき恋愛伝道者…ドリームジャーニーとビワハヤヒデが眼鏡を妖しく光らせ、カラテを構えて佇んでいるのだ!
    「イヤーッ!」
    「グワーッ!」
    ドリームジャーニーの右遊園地ペアチケットビンタ!オルフェーヴルは悲鳴!
    「イヤーッ!」
    「グワーッ!」
    ビワハヤヒデの左遊園地ペアチケットビンタ!オルフェーヴルは悲鳴!

  • 77二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 14:10:12

    ドリームジャーニーは倒れ伏すオルフェーヴルを威圧的に見下ろした。
    「どうですか?トレーナーさんとクリスマスデートに行きたくなりましたか?」
    「アイエエエ……もうクリスマスは終わってる余……うかうかしてると年が明ける余……」
    「まだ懲りないようですね」
    「こうなっては仕方あるまい」
    ドリームジャーニーとビワハヤヒデは顔を見合わせ、頷いた。
    ドリームジャーニーは天井を見上げ、カシワデを二回打って神秘的なチャントを口走った。
    「エーラッシェー!」

  • 78二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 14:10:37

    すると、ナ、ナムサン!またしても天井裏だ!
    「「Wasshoi!」」
    「アイエッ!?」
    驚愕して天井を見上げるオルフェーヴルの前に、天井裏からしめやかに降り立つ人影が一、二!
    二人の…ウマ娘!
    「ドーモ、ヴィルシーナです」
    「ドーモ、シュヴァルグランです」
    「アイエーエエエ!」
    新たな姉属性ウマ娘が二人も!夢を見ているのか!?その胸元に威圧的な「妹」「愛」の二文字!

  • 79二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 14:11:05

    「ゴメンナサイ、オルフェーヴル=サン。でもこれも僕たちの妹のためなんです」
    帽子を被ったウマ娘、シュヴァルグランがドリームジャーニーから遊園地ペアチケットを受け取る。
    「ヴィブロスと同じ妹キャラとして、オルフェーヴル=サンにはトレーナーさんとデートに行ってもらいます。悪く思わないでください」
    「アイエエエー!」
    蛇に狙われたフロッグめいて怯えるオルフェーヴルへシュヴァルグランが決断的一歩を踏み出そうとした、そのとき!
    「イヤーッ!」
    「グワーッ!?」
    ナムサン!何が起こったのか?
    隣に佇んでいたヴィルシーナが、強烈な遊園地ペアチケットビンタでシュヴァルグランの横っ面を張り飛ばしたのだ!
    「ビンタ!?ビンタナンデ!?今回のターゲットはオルフェーヴル=サンのはず…!」

  • 80二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 14:11:29

    突然のアンブッシュに頬を抑え目を白黒させるシュヴァルグラン。もう一人のウマ娘、ヴィルシーナが彼女へ向けて威圧的に歩み寄る!
    「姉属性を持っていれば逃れられると思うてか。我が末妹ヴィブロス=サンとの戯れはさぞ心地良かったと見える」
    コワイ!ジゴクめいたヴィルシーナの声にシュヴァルグランが震え上がった。
    「私から見ればオヌシもまた妹には違いなし。オルフェーヴル=サンは言わば囮よ。私の目的は初めからシュヴァルグラン=サン、オヌシだ」
    「アイエッ!?そ、そんな無法が…」
    「大人しくハイクを詠み、トレーナーさんとのクリスマスデートに行くがいい。イヤーッ!」
    「グワーッ!」
    ナムアミダブツ!

  • 81二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 14:12:02

    「これで終わりではないぞ、シュヴァルグラン=サン」
    ヴィルシーナは懐から何かを取り出した。
    「ラブコメディック同人コミックだ。オヌシとトレーナーさんのな」
    「アイエエエ!アイエエエオーガニック素材!どうしてそんなものが!?」
    「アグネスデジタル=サンはいい仕事をしたものよ。これを高らかに読み上げ、オヌシへの手向けとしてやろう」
    「グワーッ!グワーッラブコメ!ラブコメグワーッ!サヨナラ!」
    哀れ、自身とトレーナーのラブコメディックストーリーを公開されたシュヴァルグランは羞恥心で爆発四散!
    その様子を呆気に取られて見守っていたオルフェーヴルにヴィルシーナが威圧的に歩み寄る!
    「さて、私は通りすがりの者だ。だがオヌシは殺す」
    「アイエッ!?何故っ!?」
    「オヌシが妹キャラだからだ」

  • 82二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 14:12:29

    立ちはだかるヴィルシーナの両隣に、ドリームジャーニーとビワハヤヒデ!三人の手には遊園地ペアチケット!
    「さあ、年貢の納め時ですよ、オル」
    「君に恨みはないが、これもブライアンのためだ。悪いがクリスマスデートに行ってもらおう」
    「妹キャラに生まれついたのが運の尽きよ。妹はどこまでも追い詰めて幸せにする。ハイクを読むがいい、オルフェーヴル=サン」
    「アイエエエ!アイエーエエエ!」
    「イヤーッ!」
    「イヤーッ!」
    「イヤーッ!」
    「グワーッ!グワーッ!グワーッ!」
    ショッギョ・ムッジョ!

  • 83二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 14:24:18

    また姉が増えてる…実際コワイ

  • 84二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 14:49:32

    >オーガニック素材のラブコメディック同人コミック

    グワーッ!腹が捩れる!

  • 85二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 15:49:31

    姉パゥワースゴイツヨイ

  • 86二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 17:30:29

    キャバーン!!キャバーン!!
    アグネスデジタルの口座に4億6079万5000円が振り込まれる。
    デジ=たんは失神!「イヤーッ!」「ンアーッ!」しかし逃げられない!ビワハヤヒデによる追撃のマネービンタだ!
    キャバーン!!
    アグネスデジタルの口座に8億9767万5000円が振り込まれる。

  • 87二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 17:31:58

    アグネスデジタルは死んだ。

  • 88二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 17:38:43

    ナムアミダブツ!
    シュヴァルグラン=サン、トレーナーに包まれてあれ……

  • 89二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 17:59:03

    アイエエエ…姉属性ウマ娘が大挙してくるなんてテストに出ないよお…

  • 90二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 20:22:06

    >>89

    まだ姉属性が一人いるぞ……コワイ!

  • 91二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 20:37:17

    アイエエエ!?ヴィルシーナ=サンにはナラクソウルが憑依しているのでは!?
    コワイ!

  • 92二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 20:46:55

    ヴィルシーナ=サンだけ妹をスレイしているの草

  • 93二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 21:12:35

    ウィーヒヒヒ!
    トレオル!
    ウィーヒヒヒ!

  • 94二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 22:45:19

    一方原作のニンジャスレイヤーでは(作中では)クリスマスでもないのにクリスマス仕草で儀式を行おうとする狂ったニンジャたちが爆発四散していた
    サツバツ!

  • 95二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 23:53:42

    フクキタルの姉と同化したシラオキ=サンがオヒガンの彼方からエントリーしてくる可能性…?

  • 96二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 09:10:06

    フクキタル=サンのニンジャソウルがシラオキなのでは?
    ボブは訝しんだ

  • 97二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 12:08:18

    >>36

    教えてくれてありがとう

    読んで分かったけど読み物として面白い


    そしてスレヌシ=サンがタツジンある事は明白

  • 98二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 13:31:20

    今までの四忍のサンタクロースを比較すると、ドリームジャーニー=サンだけかなり控えめで(青少年のなんかに)邪悪ではない方なのはおかしいと思いませんか?

  • 99二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 13:49:49

    逆に姉さんsはトレーナーとのクリスマスはどうだったんだ?

  • 100二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 17:54:32

    いつぞやのスレでマキビシを使用していたドリジャ=サンはやはりニンジャなのでは?ボブは訝しんだ

  • 101二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 18:28:02

    オルはデートに誘えただろうか

  • 102二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 18:38:20
  • 103二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 22:04:59

     クリスマスを過ぎ新年が近づく平日。オルフェーヴルとドリームジャーニー、そしてそのトレーナーたちはトレーナー室で歓談していた。
    「流石は姉上のトレーナーだ。走法上の弱点を見抜き、即座に修正トレーニングを組むとは」
    「オルのトレーナーも素晴らしい。新しいトレーニング法には驚いたよ」
     互いが互いのトレーナーを褒め合う横で、当のトレーナーたちが照れくさそうにしている。
    「こうも褒められると少々恥ずかしいですねオルトレさん」
    「そうですねドリトレさん。せっかくですし、今から意見交換をしませんか?」
    「ぜひお願いします」
     姉妹を担当し合っているためか、2人は話し合いを頻繁に行っているのだ。
    「では、トレーナーさんたちはミーティングをしてください。私たちは帰りますので」
    「ウム。励めよ、トレーナー」
     そう言って立ち上がろうとした姉妹を、トレーナーたちが慌てて止めた。
    「いや、2人はここで話していて大丈夫だよ。別室で話し合おうと思ってたから」
    「資料は多い方がいいからね。帰る前に鍵を閉めてくれればいいから」
     そう言い残し、2人はトレーナー室から退出した。その背を見送ったドリームジャーニーが小さな溜息を吐く。
    「気を使わせてしまったね。今からじゃ資料室は寒いだろうに」
    「使いたいものには使わせておくのが度量であろう。寒いのは寮室に帰る場合も同じであるし、そうなれば気を病むのはあちらだ」
    「オルの言うとおりだね、ありがたく受け取ろうか。
     ……そういえば、オルはトレーナーさんと初詣には行くのかい?」
     ふと、思い出したように投げられた姉からの問いに、オルフェーヴルは鼻を鳴らす。
    「何を言うかと思えば、余とトレーナーが共に初詣に行く理由などなかろう。あやつは仕事があるし、余も余自身の交友関係がある」
     呆れたような物言いの妹へ、ドリームジャーニーは深いため息をついた。
    「またそういった言い訳をする。たまには素直にお出かけをすればいいじゃないか。あのトレーナーさんなら嫌とは言わないよ?」
    「くどいぞ姉上。あやつと私の関係にそういった物事は必要ない」
     言い聞かせるようなドリームジャーニーの言を、オルフェーヴルは不愉快そうに切り捨てた。
    「意地っ張りだね、オル」
     ドリームジャーニーは大きくため息をついた。

  • 104二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 22:05:41

    「イヤーッ!」
    「グワーッ!?」
     溜息から0.08秒後、ドリームジャーニーのアンブッシュにオルフェーヴルはなすすべなく倒れ込んだ!
    「イイカゲンニシロッコラー!クリスマスを棒に振った上に年越しも何もしないつもりかッコラー!こうも重大イベントを無視するとはバレンタインも期待できたものではない!」
    「学生と教師!学生と教師の間柄だ姉上!コンプラ的にも社会的にも必要以上の踏み込みは些かの問題がある!」
    「クチゴタエスルナー!これ渡すからさっさとトレーナー=サンとの約束取り付けてこいッコラー!」
     鋭いカラテと共に押し付けられたのは年越しイベントの限定チケット!抽選でしか手に入らない貴重品だ!
    「門限!門限の問題がある!これは重大なケジメ案件になる恐れがあるぞ姉上!」
    「それなら心配ないよオル。年越しということで特定のイベントに限り門限の延長が認められている」
     突き出されたのは学園からのお知らせと書かれたわら半紙。たしかに紙面には申請すれば年越しイベントに参加可能との文字が躍っている!
    「アイエエエエ!コンプライアンスは、規約はどうなっている!?」
     オルフェーヴルの悲鳴をよそに、ドリームジャーニーは笑みを浮かべながら愛する妹へ迫る。
    「さあ、トレーナー=サンを誘うね?」
    「あ、アイエエエエエエ!」
     あまりの圧にオルフェーヴルの喉から絞り出すような悲鳴が響くが、それが誰かの耳に届くことはなかった。

  • 105二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 22:06:05

     一方担当バをトレーナー室へ残した2人は、資料室へと足を運んでいた。個々のトレーナーに振り分けられたロッカーには、持ち主が研鑽し積み上げた資料が眠っている。
     必要書類を取り出した2人のトレーナーは、部屋に設えられているミーティング用の机へ集まった。
    「論文が更新されていたので、いくつか見繕ってきました」
    「ありがとうございます。先日見かけた面白い実験結果があったので、こちらもどうぞ」
     互いの資料を広げながら、トレーニング論をぶつけあう2人。自然と、互いの指導方法についての議論へと発展していく。
    「……なかなか、踏み込みきった話にはなりませんね」
    「やはり一定以上となると、話しにくいものですね」
     いまいち核心に触れない物言いは、なんともいえない居心地の悪さを生んでいた。
     それも当然であり、一定以上の研鑽を注いだトレーナーは自らのみが持つ秘伝ともいうべき独自の理論を持っている。それは自らの努力の結晶であり、容易く教えることは自らの価値を相対的に落とすこととなるのだ。
    「ならば、手段は1つということか」
    「ええ、こうなれば是非も無し」
     ほぼ同時に立ち上がった2人のトレーナーは、自然と距離をとった。

  • 106二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 22:06:42

    「ドーモ。オルトレ=サン。ドリトレです」
    「ドーモ。ドリトレ=サン。オルトレです」
     互いに合掌し、堂々としたオジギをした0.05秒後。
    「イヤーッ!」
     オルトレの手からメイシスリケンが放たれる! 並のトレーナーならば反応にすら苦労するであろう一撃は、しかしシャウトすら発しないドリトレのカラテによって軽々と受け止められた! ゴウランガ!
     シャウト無しとは思えぬワザマエを見せたドリトレは、しかし何事も無かったかのように会話を続ける。
     彼我のカラテ差を見たための傲りと見下しか? 否、ドリトレの纏うアトモスフィアに傲慢や侮蔑といったマイナスのものは含まれていない!
    「有効打を先に決めたトレーナーが、先に情報を得る。交互に情報を出し合い、どちらかが出せなくなる、あるいは話したくなくなった時点で交換終了とする。
     イイネ?」
    「無論」
     イクサに急いた後輩のシツレイを追求することなくトリキメを済ませる奥ゆかしさに、オルトレは自らの未熟を思い知る。
     堂々と提示された案には、相手のシツレイにつけ込むような内容はない。あるのはただトレーナーとして磨き上げたカラテとプランニング・ジツへの圧倒的な自信だ。
     かくなるうえは勝利ではなくセンダツのカラテを少しでも見るべきだと思考を切り替え、オルトレはドリトレとの間にあった距離を一息に踏み潰し躍りかかった。

    【ダブル・ティーチャー・アンド・スチューデント・ディバイド】

  • 107二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:05:15

    アイエエエニンジャ因子!?
    トレーナーが当然の様にイクサの作法を?情報戦な?
    これがウマ娘の心を掴むある種のカリスマ、G1のイサオシを手にしたマスター級トレーナーの真の姿だというのだろうか

    こんなの上(三女神)から聞いてない余!
    トレセン学園いいかげんにしろ余……

  • 108二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 00:07:38

    トレーナー・カラテによる情報交換ジツは担当ウマ娘を強くするのに実際有効
    聡明なる読者の皆さんならお気づきだろうがトレーナー同士で行うことで閃きが閃きを呼ぶ無限連鎖めいて脳内UNIXには赤青黄の叡智が煌めきネオンとなっているのだ

  • 109二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 00:13:41

    >>108

    アイエエエエエ…、テストに出ないよお…

  • 110二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 09:18:57

    トレーナーたちが突然閃いてスキルヒントを得ていたのは、ドラゴンニンジャクランめいてオヒガンの無意識領域に築かれたドージョーにアクセスしていたから……?

    トレーナーもウマ娘もコトダマ空間適性は高そうだよね、育成の保健室とかカタオキの診療みたいなものだと思っている

  • 111二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 09:23:09

    更新順で上に来ているからまさか○○○の姉様がと思いきやまさかトレーナー同士の戦いとは

  • 112124/12/30(月) 10:04:48

    >>103

    あなた!素晴らしいテキストの提供をありがとうございます。実際あなたのテキストカラテはダイヤモンドの原石めいて光っている。ぜひそのままカラテして、ウマ娘トレーナー真実を解き明かしてください。そうすればきっと他にもウマ娘真実を追い求める同志たちがやってくることでしょう。


    残念なことに担当者はニンジン・スシを切らしてしまい、ケジメの上で自我研修旅行に出かけていきました。帰ってくるかはわかりません。

    皆さんもコミコン・マーケットに行くなり自宅でフートンに包まるなりし、セルフ管理メントしてください。いいね?

  • 113二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 13:36:02

    >>112

    おお、>>1ブッダよあなたのカラテも実際スゴイ

    ずのうに良いです

    フートンに包まれてゆっくり休みまれてあれ

  • 114124/12/30(月) 21:23:28

    スシが見つかりました。

  • 115124/12/30(月) 21:23:51

    「安い、安い、実際安い」
    「オーガニック・ニンジンいかが?バイオじゃない、安心です」
    「ゆっくり見ていってくださいね。急ぐと死ぬって言いますからね」
    大晦日を間近に控えた商店街。トレセン学園近辺。
    容赦なく吹き荒ぶ寒風にも負けず、立ち並ぶ店々が客を呼び込み、辺りは活気に満ちている。
    そこに夕暮れ時の日差しを浴びながら街を往く一組の人影。
    「いやあ、寒い寒い。もうすっかり年の瀬だなぁ」
    オルフェーヴルのトレーナーは買い物袋片手にコートの襟をかき寄せ、アティチュードを高めて身を守る。
    その様子を見たオルフェーヴルがせせら笑った。
    「ふん。情けない。余のトレーナーともあろう者がこの程度で音をあげてくれるな」

  • 116124/12/30(月) 21:24:26

    「オルは大丈夫?寒くない?」
    「当然だ。もとより我らウマ娘は体温が高いのだ。貴様たちと違ってな」
    「あー!そういえばそうだったね。夏は大変そうだけど、冬でも温かいのは羨ましいなぁ」
    「ふふん…」
    感嘆の声を受けたオルフェーヴルが得意げに鼻を鳴らした。歩く度、彼女の艶やかな栗毛の尻尾が弾むように揺れている。
    年越しに向けて必要な物を買い整えた二人は商店街をゆったりと進んでいく。
    「福引きはどうですか?お客さん、引いていきませんか?」
    呼び声を聴いた二人は足を止めた。

  • 117124/12/30(月) 21:24:57

    「買い物したら券が貰えますよ。特賞は温泉旅行重点。お得ですよ。福引きはどうですか?お客さん、引いていきませんか?」
    白いメンポを付けた商店街の係らしき者がにこやかに客を呼び込んでいる。メンポは風邪避けだろうか?その背丈は豆粒であった。
    オルフェーヴルは両耳をぴくぴくと蠢かした。興味を示したのだ。
    「ほう。確か、先程の買い物で福引き券とやらを一枚貰っていたはずだな?」
    「ああ、うん。あるよ。特賞は温泉旅行かぁ。オル、やってみる?」
    「佳い。運を引き寄せてこその王である。貴様はそこで見ているがいい」

  • 118124/12/30(月) 21:25:52

    オルフェーヴルはトレーナーから福引き券を受け取り、意気揚々と回した。
    キャバァーン!
    電子音が鳴り、筐体から黒い玉が転がり出た。
    オルフェーヴルは表情を変えないまま、耳をきゅっと絞った。何色が何等かを聞いていなかったが黒はおそらく良い色とは言えまい。
    トレーナーも同感のようだ。
    「あちゃあ。これは多分ハズレかなぁ?残念賞、ティッシュだってさ」
    「……佳い。これもまた福引きの醍醐味であろう。王たる者は大人しく結果を受け入れ……む?」
    オルフェーヴルの言葉が止まった。彼女のウマ娘視力が、まろび出た黒玉に何か文字のようなものが小さくショドーされているのを捉えたのだ。
    「なんだ、この玉は?」
    彼女は玉を摘み上げ、黄色いフォントでショドーされているその文字が何かを確かめようと試みた。

  • 119124/12/30(月) 21:26:27

        「妹」    「愛」     

  • 120124/12/30(月) 21:27:05

    「ア、ア、ア、アイエエエ!?」
    オルフェーヴルは腰を抜かしてひっくり返った!彼女のもとへ豆粒な背丈の係員が威圧的に歩み寄り、ゆっくりとメンポを外した!
    その代わりに付けるのは、ナムサン、妖しく光る眼鏡!
    「まさか、そんな!貴様はドリームジャーニー=サン!?」
    「そのまさかです。ドーモ、オルフェーヴル=サン。ドリームジャーニーです」
    「どうしてここに!?何故福引きを!?姉上は実際寮の部屋で休息中では!?」
    「状況判断です」
    「そんなっ 説明は!?」
    「しません。イヤーッ!」
    「グワーッ!?」
    ナムアミダブツ!

  • 121124/12/30(月) 21:28:26

    ジゴクめいたカラテを叩き込まれ倒れ伏すオルフェーヴルに向けてドリームジャーニーが懐から何かを取り出した。ゴウランガ、温泉旅行ペアチケットだ!
    「オルはこれを使ってトレーナーさんとクリスマス温泉旅行に行くのです」
    「アイエエエ!もう12月30日だ余!一体いつまでクリスマスなんだ余!」
    「無論、オルがトレーナーさんとデートに行くまで永遠にクリスマスです。例外はありません。観念してトレーナーさんをデートに誘いなさい。トレーナーさんと歩きながら楽しそうに尻尾を揺らしていたのは分かっています。乙女ですね」
    「ヤメロー!ヤメロー!トレーナーの前でそんなこと言うな余!余にもキャラというものがあるんだ余!」
    「と、オルは申しておりますが。トレーナーさんはどうお思いで?」
    「あ、これオルと一緒に温泉旅行に行けるってことだよね?いやあ、楽しみだなあ。オル、いつ空いてる?」
    「アイエエエ!こいつマイペース過ぎる余!この状況どう考えてもおかしい余!アイエーエエエ!」

  • 122二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 21:34:02

    クリスマス6日目…?

  • 123二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 00:20:32

    >>122

    異常は一切ない。いいね?

  • 124二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 00:26:30

    クリスマスに除夜の鐘を一緒に聞くことになる
    おかしいと思いませんか? あなた?

  • 125二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 09:49:28

    >>123

    アッハイ

  • 126二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 10:06:59

    >>42

    私はニュービーを責めようとしました!

    セプクしますのでどうかムラハチだけは!

  • 127二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 14:24:00

    しかしシゴトというものは片づけなければ溜まっていくもの
    つまりオルフェーブル=サンがクリスマスデートを片づけないとえいえんにクリスマスは終わらない
    これがニンジャ真実だ

  • 128二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 23:34:44

    >>127

    オルフェー"ヴル"だ!

    ハイクを詠め。カイシャクしてやる。

  • 129二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 09:21:19

    >>128

    まあまあコウボウ・エラーズというではないか

    タツジンでなくとも我々同士はソンケイを持ち合おう

  • 130二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 12:39:15

    クリスマスは金色で彩られてそう

  • 131二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 21:59:20

    高度なテキストカラテが繰り広げられている

オススメ

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