SRT特殊学園に3人組を増やしたい ep6【🎲・オリ生徒】

  • 1◆Uy3fVwZzyBcj24/12/25(水) 20:00:27

    キヴォトスの終焉が近づく中、ヤタは最後の任務を開始する。

  • 2◆Uy3fVwZzyBcj24/12/25(水) 20:00:53
  • 3◆Uy3fVwZzyBcj24/12/25(水) 20:01:17

    名前:熊野ヤタ

    所属:RATEL小隊 RATEL1

    使用武器:RATEL-556式自動小銃改

    射撃 74 格闘 77
    医療 34 運転 97
    電子 62 交渉 18
    料理 36 指揮 17
    目星 25 神秘 118
    身長 179cm
    胸 貧
    出身 ゲヘナ
    髪:赤 長さ:ミディアム 肌:黄 目:黒
    ・全裸で寝るタイプ
    ・八咫烏の加護がついた。

  • 4◆Uy3fVwZzyBcj24/12/25(水) 20:01:36

    名前:不落シロ

    所属:RATEL小隊 RATEL2

    使用武器:RATEL-416式自動小銃

    射撃 56 格闘 87
    医療 69 運転 87
    電子 24 交渉 83
    料理 39 指揮 90
    目星 40
    身長 177cm
    胸 貧
    出身 山海経
    髪:銀 長さ:ボブ 肌:黄 目:赤
    ・ロリコン
    ・めっちゃ物を持ち込む
    ・上だけ脱いで寝る。

  • 5◆Uy3fVwZzyBcj24/12/25(水) 20:01:59

    名前:煙ヶ谷シエン

    所属:RATEL小隊 RATEL3

    使用武器:RATEL-110式自動小銃

    射撃 74 格闘 56
    医療 7 運転 50
    電子 53 交渉 18
    料理 67 指揮 93
    神秘 66 目星 31
    身長 151cm
    胸 貧
    出身 アビドス
    髪:橙色 長さ:ミディアム 肌:白 目:茶
    ・ノノミに会ったことがある。
    ・上だけ脱いで寝る。
    ・下着が派手
    ・催涙ガスを手から放てる。

  • 6◆Uy3fVwZzyBcj24/12/25(水) 20:02:26

    先生
    ・外見は便利屋先生
    ・最近クマが深くなってきた。
    ・今のところ目立った怪我無し。
    ・最近若干影が薄い

  • 7◆Uy3fVwZzyBcj24/12/25(水) 20:02:48

    前回までのあらすじ

    普通の日常が帰ってきたかと思ったのも束の間。

    キヴォトスの空が赤く染まり、謎の敵が一斉に姿を現す。

    先生を敵の手から救いつつ、その根源であるアトラ・ハーシスの箱舟を制圧するため

    アビドス砂漠に眠っていた戦艦――ウトナピシュティムの本船と、その横にあったロボット

    トライシードで突撃、制圧を開始したのだった。

    だがしかし、ヤタに残された時間も、決められた未来も。

    すぐそこまで迫ってきていた……。

  • 8◆Uy3fVwZzyBcj24/12/25(水) 20:18:22

    ≪ヤタ!あんたなにやってんの!≫

    「少々野暮用がありまして、暫く無線はオフになります!」

    何かそれから聞こえたが、無線機の電源ごと落とした。向かうべきはシロコさん……彼女の居場所だ。

    「持ってよ、トライシード……!」

    元々宇宙や水中でも活動できるらしいのでこの程度の無茶は大丈夫だろうが、それでも一応掘り起こされたものだ。

    ちょっと不安もある。でもやるしかない。

    (位置は……)

    カンに頼る。きっとあそこにいる。

    「吹き飛べ!」

    搭載されているミサイルを発射し、外壁を吹き飛ばした。アタッカーからスライダーモードに変えて、ホバリングしながら道を通る。

    吹き飛ばした壁は非常防壁みたいなものが下りて塞がれた。

    これなら外でも活動できる。

    (このまままっすぐ……)

  • 9◆Uy3fVwZzyBcj24/12/25(水) 20:36:06

    射撃音が聞こえる。きっとこのまままっすぐ行けばいい。そうカンが言ってる。

    (ごめんなさい、セナさん)

    体を痛みが蝕み続けて、まっとうに考えられなくなる前に持っていた緊急用の薬を打つ。

    モルヒネではないが、戦闘用の注射器だ。怪我の治癒を高めたり、出血をしにくくしたりしてくれる。

    そのかわり後で視野狭窄が起きたりするが、その程度なら問題ない。動けるだけマシだ。

    「……よし」

    仮初ではあるが、痛みが消えた。この後撃たれても問題ない。

    「行こう」

    トライシードをVSモードに移行、歩行の振動が機体に伝わってくる。

    閉まっているゲートをタックルで吹き飛ばしながら、中へと入った瞬間にミニガンを撃つ。

    が、それは一方的に"撃ち落された"

    「なっ!?」

    "ヤタ!"

    先生の声が聞こえた刹那――、トライシードを衝撃が襲った。大型の火器で撃たれたようだ。

  • 10◆Uy3fVwZzyBcj24/12/25(水) 20:38:58

    『ここは通さない』

    持っていたロケットランチャーを投げ捨てたのは――

    私に、よく似た生徒だった。

  • 11二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 07:15:12

    うそ、そっち?!

  • 12◆Uy3fVwZzyBcj24/12/26(木) 08:20:03

    ―Caution Damage Critical―

    「重篤な損傷……ごめんね」

    トライシードをウタハさんにつけてもらっていた自動操縦に切り替え、コクピットから下りる。

    煙を吹いているが、まだ動けるようだ。スライダーモードで後方に下がっていく。

    目の前には、あの雰囲気の違うシロコさんとよく見たシロコさん。それに先生と恐らくここの主であろう正体不明の何か。

    そして――

    「……あなたは、誰……?」

    『わかってるくせに』

    「うん、だからこそ聞いた。誰?」

    『……私は貴方。死の神を導いて、死んだ後にここに居る歪んだ未来の果ての貴方。色彩を導いてここに立っている貴方』

    「そっか……道理で同じ顔」

    シロコさん対シロコさん、私対私……って事はもしかしてあれも先生の成れの果て、って事かな。

    「先生、アレは……」

    "……プレナパテス……色彩の影響で、ああなった私みたいだ"

    「想像できないですけど、理解はしました」

  • 13二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 19:13:21

    ある意味ドリームマッチ

  • 14二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 00:11:14

    保守

  • 15二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 09:05:03

    これに勝たなきゃいけんのか…

  • 16◆Uy3fVwZzyBcj24/12/27(金) 11:09:32

    多分、外ではみんなが何とかしようとしてるんだと思う。だからここですべきことは時間稼ぎだろう。

    それよりも先に、向こうを倒せれば万々歳ってとこかな。

    「シロコさん、合わせてください」

    「ん……!」

    既にボロボロだけれど、もう少し頑張ってもらおう。

    『痛みを薬で抑えたの?凄い根性だね』

    「私ならそうします。貴方でもそうする」

    『……そうだね』

    その最後の一言を皮切りに、4人の距離が一気に縮まる。

    シロコさん側は射撃の応酬だけれど、RATEL式かつ私たちなら――。

    『「はぁっ!」』

    弾でなく、蹴りと蹴りがぶつかった。

    どうせ撃ったところで互いの能力によって撃ち落される。ならこの距離でできるのは相手より先に多く打ち込んで気絶させる事だけだ。

  • 17◆Uy3fVwZzyBcj24/12/27(金) 11:26:11

    鳩尾狙いの左フックをいなして、鼻狙いの肘を入れる。が、それも向こうに避けられ、掌底が顎を打ち上げる。

    一瞬意識が飛んだが、お構いなしに左掌底が蟀谷を打つ。

    よろめいた体を無理やり止めて、振りぬいた左手の上からストレートを叩き込んだ。

    互いに距離が離れ、その瞬間にホルスターからハンドガンを引き抜いて撃つ。

    空中で放たれた弾は綺麗に真正面から当たり、一片の丸い鉄の塊になった。

    やっぱり無駄か。ならもう一度だ。

    右右左を打ち込むが、スウェーで簡単に避けられる。最後の左を出した瞬間に、カウンター気味に左ローをもらう。

    口に酸味を感じた瞬間には、回転を加えた左のハイを頭に食らい、右の踵落とし、下がった頭にとどめで右蹴り上げを食らう。

    駄目だ、戦闘の経験値が違いすぎる。

    胃液と血の混ざったものを口から垂らしながら、打っておいた注射に感謝しておく。

    もし使ってなかったらさっきので意識を持って行かれるところだった。

    『まだ立つ?』

    「……一日中でもやってやりますよ」

  • 18◆Uy3fVwZzyBcj24/12/27(金) 12:04:06

    シロコさん側も吹き飛ばされて、近くに飛んでくる。

    「大丈夫です?」

    「……そっちよりは」

    「なら結構……」

    まだ周囲に変化はない。だったらやれるとこまでやってやろう。

    「……熊野ヤタ。貴方までなんで?こんなことをしなければ自分の友達の死を間近で見ずに済んだのに」

    「それに、自分の体も限界だってわかっているはずなのに」

    "……ヤタ?"

    「……ええ、注射の効力が切れれば、きっと立てなくなるでしょうね。能力を使えば使うほど何かに近づいている感覚もします」

    "そんな……なんでいままで!"

    「言った所で……というのは、卑怯なんでしょうけど……先生は優しいですから」

    私をここに来させなかったでしょう、とまでは言わない。言わなくてもわかっているだろうから。

  • 19◆Uy3fVwZzyBcj24/12/27(金) 18:28:27

    「先生……」

    「先生」

    そう、でもだからこそ今は――

    "……うん、ここは戦うよ。皆と一緒に乗り越えよう"

    ホルスターをベルトキットごと外して、ライフルを地面に置く。

    向こうも同じくだ。

    「……うん」

    「いきましょう」

    向こうのシロコさんのドローンがミサイルを放ち、それが近くに着弾する。向こうの事は向こうに任せて、こっちはこっちに対応だ。

    煙を飛んで突っ切ると、やっぱり同じ考えの私がそこにいた。

    向こうは飛んでないが故に、こっちを落とせる。でもその手は食わない。

    蹴りを入れずに、着地してスライディングの要領で薙ぐように足を払う。

    向こうも即座に立ち上がるが、織り込み済みで左右を腹に打ち込む。とどめに腰を据えての左正拳。手から火が出そうな位の勢いで叩きつける。

    『がっ……』

    流石にこたえたらしく、吹き飛ばされた先で地面とにらめっこをしていた。

  • 20◆Uy3fVwZzyBcj24/12/27(金) 19:13:23

    「まだやりますか?」

    『……いいね、その感じ。みんながいた頃を思い出す』

    ……向こうの私の世界では、一体何があったんだろう。

    そう思ったのも束の間、凄い振動があたりを襲う。すぐに止まったが、これは――。

    「そう……時間稼ぎ。みんながやり遂げるって信じてたんだ」

    『最初からそうだとは思っていたけど』

    先生が、向こうのシロコさんを見据えながら言う

    "みんなを、信じてるからね。"

    シロコさんも立ちながら言った。

    「私が勝てなくても――みんなで勝てばいいから」

    私は、震える手を抑えて再度拳を握りしめなおす。一人で飛び出した都合上、あんま良い事は言えない。

    「だったら、先生を最初に始末すればいい。そうしたら全部、いくらでもやり直せる」

    すると、あたりの景色がいきなり変わる。いよいよ本気の本気って事か……。

  • 21二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 21:54:59

    凄い戦いだ…

  • 22二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 08:20:58

    なんかやばい感じになってきたぞ…

  • 23二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 18:33:59

    ヤタちゃんだけなんだもんなぁ

スレッドは12/29 06:33頃に落ちます

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