- 1二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:25:29
- 2二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:26:59
クリスマスになんてものを投下してくれたんだお前は!!
- 3二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:28:28
すまん、よくわからんから誰か書いてみてくれ
- 4二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:30:02
しあわせじゃだめなのか?むなしい……
- 5二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:31:09
聖夜に地獄を顕現させんな。
- 6二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:31:54
いいですね、クリスマス要素も入ったセイアに相応しいスレです(白目)
- 7二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:33:45
ホントにこういう事を思いつく力って
人の業的なものだよな
そしてよりにもよってクリスマス - 8二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:35:59
なんで姉的存在の死因を限定したのかわからなかったが、よりにもよってヘイロー破壊爆弾と合わせるためかよ・・・なんでそんなこと思いつくんだ
- 9二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:38:17
みたい
保守 - 10二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:41:00
見せろ
- 11二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:41:12
- 12二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:42:28
- 13二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:44:01
- 14二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:45:53
ヒフミから貰った物を家族のように思っていた
人達を殺すために使ったというアズサ曇らせに
プラスして姉を殺したのとほぼ一緒の事で
「自分はその姉を殺した人物と同じだ」って
本編よりも大泣きして爪をギーって地面に
擦り付けるアズサが見られるんですね - 15二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:47:36
- 16二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:50:14
- 17二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:51:57
- 18二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:55:31
- 19二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 20:59:55
これは捗る
- 20二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:01:30
というかこのスレ開いて長文要望が飛んでくる感じ、どこかのスレで見たな・・・
- 21二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:02:16
- 22二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:12:18
- 23二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:12:45
へー、それでスレ主はいつ書くの?
- 24二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:18:06
- 25スレ主24/12/25(水) 21:29:11
何ですか!!私が書くって約束したら誰か書いてくれるんですか!!?
- 26二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:31:21
ここまで>>1で具体的に語ったならそれはもうスレ主が書く前フリにしか見えんのよ
- 27二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:32:39
このレスは削除されています
- 28二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:46:00
逆説的に誰かが書くって約束したらスレ主は書かなきゃいけないのか。誰か頼んだ
- 29二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:47:14
当店はセルフサービスでは?
- 30二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:52:43
このスレはバーボンハウスだった・・・?
- 31スレ主24/12/25(水) 22:04:41
うわぁん!!もうわかりました!!昨日までに書いておいた分までのSSを投下します!!
- 32二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:08:53
いや、あるんかい!
- 33二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:09:44
昨日にはもう書いてたのかよ······
- 34二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:11:22
~9月3日~
「サオリちゃん5歳の誕生日おめでとう!!」
アリウスは内戦に次ぐ内戦で、これといった支配者もいない状況。ゲヘナを超える混沌の中、小さい小さい廃墟の一室で、サオリは5歳の誕生日を祝われた。
「ありがとう。ミズメ姉さんは10歳だったよね?」
対面に座っているのは、ミズメという少女。短く切りそろえた黒髪と薄紫色の目、そしてぶかぶかの黒いツバ付きの帽子が特徴的な気の強い少女である。サオリにとっては物心ついた時からずっと一緒にいる母でありながら、姉代わりの存在であった。
「そうだね。やっと私の半分生きたことになったわけだ。まだまだ先は長いぞ?」
当時のアリウスにおいて子どもが10歳まで生き残れる確率は30%にも満たない。10歳の彼女が長生き自慢をするのは、悲しいがおかしなことではなかった。
「何か誕生日プレゼントとか用意出来たらよかったんだけどね」
「いいよ。私は姉さんが生きてるだけで嬉しいから。それに、いつも姉さんは私にパンとか分けてくれてるじゃん」
「遠慮するなよな~、年下のくせに」
ミズメはグリグリと肘をサオリの頭に押し付ける。遠慮などではない。ミズメはサオリをどんな時も守り、どんな時も助けてくれた。何も知らない非力な少女であるサオリは、彼女の助けが無ければ生き残れていない。その上プレゼントを貰おうなど、図々しすぎてバチが当たるとサオリが考えるのは自然であった。
「それじゃ、せめてミズメお姉ちゃんがギューしてやろう!!」
「うっとおしいから離してよ姉さん」
ミズメの抱擁は、焚き火のようにとても暖かかった。 - 35二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:12:22
~9月28日~
サオリとミズメは今日も食料を集めて、拠点に戻ろうとしていた。最近はどんどん拾える食料が減ってきてるので、貴重な食料を大事に食べようと話していると、遠くから足音が聞こえてきた。
「サオリちゃん、こっち」
ミズメに手を取られるまま、サオリは物陰へと隠れる。向こうから歩いてきたのはオートマタの集団であった。
「あいつら…最近ここら辺で幅を利かせてるやつらだよ」
「サオリちゃん、バレたら食料を取られるから絶対に見つからないようにして」
「どうして?あいつらオートマタだから私たちの食料なんていらないじゃん!」
「あいつらはここらの食料を根こそぎ集めて、それを求める奴らと割高で交換してるんだよ。全く、阿漕な連中だ。そのせいでこっちは大変だよ」
サオリたちは今日を生きる分の食料を集めるのにも精一杯であるのに、そんなことをされて腹を立てない訳がない。殺気こそ隠してはいるが、二人とも怒りの感情は明確に顔に滲み出ていた。
「大人ってホント…汚い手ばっかり使うね」
「大人だって、そんな悪い奴ばかりじゃないぞ。大部分はアレだが、私の前いた場所はまともな大人もいたんだ」
「でも私、大人嫌いだな」
オートマタたちを壁に空いた穴から睨みながら、サオリは吐き捨てた。 - 36二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:14:58
~10月7日~
「サオリちゃんって、将来何になりたいんだ?」
「何って言われても…何も。逆に姉さんは何かあるの?」
「私はもちろんアリウスの頂点!!そしたらこの腐ったアリウスを変えることができるでしょ?」
「そんなことできるの?」
「さぁ?私だって知らないことばっかだからさ。でも、諦めなければできるかもしれないじゃん」
「いっつもそればっかり。なんも考えてないのと一緒だよそれ」
「うっ…しょうがないだろ。何ができるのか教えてくれる人なんていないんだからさ」
サオリに何かを教えるのはミズメの役目であるが、そのミズメに何かを教えてくれるような人は誰もいない。先生役の不在は、アリウス全体の知識不足に直結していた。
「じゃあ、私がサオリちゃんができることを教えてあげよう。『お姉ちゃん』だ」
サオリは小首を傾げる。お姉ちゃんをするとは一体何なのだろうか?名詞であって動詞にはなりえない不適切な表現にサオリは困惑の表情を浮かべる。
「何すればいいの」
「私と同じこと。私は生まれついてのお姉ちゃんだからね。つまり私が一番知ってることはお姉ちゃんが何すればいいかってこと。それをサオリちゃんに教えてあげれば、サオリちゃんもお姉ちゃんできるってことだよ」
ミズメは胸を張り、人差し指を立ててサオリの前を行ったり来たりして歩く。 - 37二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:16:34
「結局、具体的に何するの」
サオリの鋭い一言にミズメはピタリと足を止めて冷や汗をかく。相変わらず具体的なことを考えず見切り発車で行動する癖は抜けない。
「それは~、あれだ。さっき言っただろ?私と同じことすればいいんだよ!!私が一緒にいて、サオリはよかったって何度も思ったよな?よな!!?そういうよかったと思ったことをするんだ!!」
一緒でよかったと何度も思った。そこばかりはサオリも否定できなかった。彼女に助けられたことは数えきれず、サオリにとっては誰よりも頼れる存在であることは疑いようが無かった。
「というか、生まれついてのお姉ちゃんって何?姉さんと私が会ったのは1年ぐらい前だって言ってなかったっけ?私はいまいち記憶ないけど」
「あれ、言ってなかったか。私妹がいるんだ。元々私の仲間たちで集まってたんだけど、そこを襲われちまってな。妹は別の人が連れ出してくれたっぽいんだが、どこに行ったのかわかんなくなっちまったんだよ」
あっけらかんと話すが、初耳であるサオリにとっては今までのくだらない話など全て吹き飛ぶ重要な情報である。すぐさまサオリは追及を始める。 - 38二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:17:19
「妹を探さなかったの?」
「私だって必死に探したさ。何日も何日も。でも、見つからなかった」
「だから、アリウスの支配者になりたいの?なったら、妹が見つかるかもしれないから」
「さぁ?それもよくわかんない。けれど、一つだけわかってることがある。私はきっと妹の代わりにサオリちゃんを守ってるんだって」
「えっ?」
「妹を探している時に偶然見つけたサオリちゃんを守ることで、お姉ちゃんっていう役割を失うのを防いだんだと思う、私にはそれしかなかったから。ごめんねサオリちゃん。変な役目押し付けちゃって」
「…生ごみと妹なら、後者がいいに決まっている。だから、謝らないで。姉さん」
複雑な気持ちは奥底にしまい込み、中途半端に口の開いた下手くそな笑顔でサオリは笑ってみせた。 - 39二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:19:13
~11月15日~
湯を沸かして比較的清潔な布を用いて、ミズメは体を拭いていた。この寒くなってきた時期に服を脱ぐのは辛いが、不潔なままでは病気にかかるリスクが高いことぐらいは生き延びるために知っていた。
「姉さん、前からずっと思ってたけど、その背中の大きな怪我は何?」
「ああこれ?前の拠点からから逃げ出す時に、背中にロケランが直撃してさ。もうボロボロだよ。全く、乙女の柔肌になんてことしてくれたんだろうね」
「痛くないの?」
「ああ、今はもう全然」
サオリはミズメの背中に指を這わせる。ミズメはくすぐったいのか、ビクンと少し跳ね空気が漏れるような音を口から出した。全体的にザラザラしており、火傷の跡が残ってはいるものの水ぶくれなどはない。しかし、二か所気になるで出っ張りがあることがサオリには気にかかった。出っ張りを撫でながらサオリは尋ねる。
「ねぇ、この背中のボコッとした部分は何?」
「ああ、そこか?サオリちゃん気になっちゃう?気になっちゃうか~」
「いいから教えてよ」
「わーお、まるで朝一番の銃みたいに冷え切った反応。そこはね、元々羽が生えてたんだよ。ロケランで背中の皮膚と一緒に吹き飛んで、それ以来もう生えてきてないけどね」
「へ~、残念だな。姉さんの羽見たかったや」
「サオリちゃんも成長したら生えてくるかもよ?」
「う~ん、私は…邪魔そうだからいらないかな」 - 40二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:20:22
~12月24日~
本日はクリスマスイブ。サンタに願い事をする日である。サオリとミズメは降り積もる雪を避けるために、拠点の中でじっとしていた。
「ひ~、寒い寒い。最近はずっと雪でいけない。こんなんこのボロ拠点じゃ耐えられねーよ」
「姉さん知ってる?今日はクリスマスなんだって」
ミズメはポカンと口を開けた間抜け面でしばらく静止した後、言われた言葉を何度も脳内に反芻してやっと返事を返した。
「…珍しいな。サオリの方からそういったことを口にするのは」
「サンタって人に頼めば、なんでも貰えるんだって。クリスマスにはお腹いっぱい食べたいな。サンタさんに頼んだらパンとかたくさんくれるかな」
「サオリちゃ~ん。サンタさんにお願いなんて可愛いところあるじゃ~ん」
「しょうがないじゃん。私たち最近まともなご飯食べてないんだから。サンタでもなんでも頼るよ」
「今の季節は植物とかもあんまり生えてないからね。オートマタの集団による食料の独占も更に酷くなってきてるし、私もお腹ペコペコのペコちゃんよ~。そんじゃあ今日も寒い中ご飯探しに行くか」
ミズメがサオリの方を向くが、サオリの姿が見当たらない。周囲を見渡すとうつ伏せに床に倒れたサオリを発見する。ミズメはサオリに駆け寄ると、肩を揺らし頬を叩きながら必死に呼びかける。
「サオリちゃん!!?サオリ!!?返事してよサオリ!!」
栄養失調に連日の雪の寒さもあり、サオリの体力は限界を迎えていた。いつ倒れてもおかしくなかったのだ。たとえそれが、誰にでも平等に祝福が訪れる聖夜であっても、だ。 - 41スレ主24/12/25(水) 22:25:29
すみません!!ネタ自体は以前から考えていたんですが、SS自体は昨日クリスマスに間に合わせるために大急ぎで書いたので今はここまでです!!感想とかあると嬉しいです!!
自分の解釈とか感想とか書いてくれるとスレ主は喜びます!!SSも歓迎です!! - 42二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:27:27
いいっすねぇ······
この後に爆殺されるのか······
アリウスってやっぱ治安以前の問題では? - 43二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:31:51
- 44二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 23:01:07
うわぁん!!早すぎです!!ありがとうございます!!健康寿命が50年は伸びました!!
- 45二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 23:21:04
ほしゅ
- 46二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 07:27:00
倒れたところで終わるのかヨォ!!いや、バッドエンドは確定してるんだが、それでも辛いところで止められると辛い(語彙力喪失)
- 47二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 07:39:42
つ、続きはぁ…?
- 48二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 11:15:09
ほしゅ
- 49二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 12:55:25
さては書けと言われることを想定しておったな?