【検証】今年はダービー馬の年だったのか

1二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:29:12

有馬記念でのシャフリヤール・ダノデサイルの激走を見て、
そういえば今年はドウデュースはもちろんタスティエーラも含めダービー馬が好走したなあと思いました

そこで、1984年以降「その年でダービー馬がどれくらい活躍したか」を比較して今年がどれくらいダービー馬の年だったのかを検証します

◎導出方法
その年の、世代戦を除く古馬GI（海外GIを含む）を対象にダービー馬が勝利（1着）、複勝（3着以内）、掲示板（5着以内）に来た数を集計し、
　勝利 → 1pt
　複勝 → 0.5pt
　掲示板 → 0.3pt
として指数を出します。

算出上、新設GI（特に大阪杯）が増えたり海外に挑戦しやすい近年ほど数値が高くなる傾向がありますが、
均すのは計算がめんどくさいので大勢には影響なしとしてこれで算出します。

画像出典：netkeiba

2二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:30:10

自由研究スレ楽しみ

3二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:31:25

着眼点に新規性ありますねぇ！

4二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:31:40

大半のダービー馬がすぐ枯れるか怪我で引退してんのにデータあるん？

5二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:32:38

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6二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:33:52

最初に結論から提示すると、各年のランキングは以下の通りとなりました。

今年2024年は2008年と並び1位タイであり、
「グレード制導入以降最もダービー馬が活躍した年である」と言えます。

とはいえ、各年ごとに内容には特色あるので、10位から順に具体的なダービー馬とレースを振り返ります。

7二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:35:01

ダービー馬はいくらでもポジって良いとされている

8二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:35:52

意外と最近だからポイント高いってわけでもないんだな

9二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:39:20

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10二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:40:08

10位：2013年

活躍したダービー馬
・エイシンフラッシュ
・オルフェーヴル
・キズナ

3冠馬オルフェーヴルの引退年
オルフェの引退有馬が印象的ですが、
2頭のダービー馬が掲示板に入った凱旋門賞と、6歳にして好走したエイシンフラッシュのQE2世カップと、海外レースでの活躍が目立っています

11二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:43:34

9位：1984年

活躍したダービー馬
・ミスターシービー
・シンボリルドルフ

集計対象の初年度である1984年がランクインしました
やはり2頭の3冠馬が現役でしたので、ルドルフが3歳時点とはいえなお高い数字が出るようです
この年はダービー馬の年というより3冠馬の年という感じですね

12二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:49:13

同率7位：2012年

活躍したダービー馬
・エイシンフラッシュ
・オルフェーヴル
・ディープブリランテ

この年はフラッシュの復活の秋天（とミルコのパフォーマンス）、そしてオルフェの1年目の凱旋門賞が印象的ですが、
やはり集計上もこの2頭のダービー馬の好走がポイントを稼ぎました
なにより、両頭とも春・秋通して特に故障なく通年出走できたというのが非常に大きいです

13二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:49:40

↑添付画像忘れ・2012年

14二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:53:39

面白い検証だな

15二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:54:36

同率7位：2007年

活躍したダービー馬
・メイショウサムソン
・ウォッカ

牝馬ダービー馬ウォッカと2冠馬メイショウサムソンが活躍した年
ウォッカは翌年に大活躍し指数1位の主要因となりますが、この年は好走GIはJCの4着のみとやや控えめ
一方のメイショウサムソンは天皇賞春秋連覇をはじめ古馬王道で安定感ある走りを見せました

16二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 21:59:46

6位：1985年

活躍したダービー馬
・ミスターシービー
・シンボリルドルフ

3冠馬が2頭現役だった1984年、1985年はやはりどちらも高い数値を出しました
CBは春天を最後に引退してしまいましたが、しっかりと掲示板に残る5着
しかしやはり特筆すべきはルドルフの凄まじい成績
前年は3冠馬の年でしたが、この年は名実ともにシンボリルドルフの年と言えます

17二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:06:03

5位：1999年

活躍したダービー馬
・スペシャルウィーク

一昨年度ダービー馬サニーブライアンと当年のアドマイヤベガがどちらも早期引退したため、
古馬戦線はスペシャルウィークの個人軍でしたが、しかし1年を通して王道路線すべてで連対し、なんと1頭で5位につけるポイントを稼ぎました
これまでダービー単冠馬と言えばスペと言われてきただけある成績と言えます

>>19

18二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:10:42

4位：2006年

活躍したダービー馬
・ディープインパクト
・メイショウサムソン

この年に関してもほぼ説明不要なレベルで、まさにディープインパクトの年なのですが
決して個人軍という訳でもなく、3歳にしてJCと有馬の双方に出走したメイショウサムソンも古馬相手に健闘しています
この2006年から2009年にかけては、各年のダービー馬が早期引退せず長く走った黄金期と言える期間です

19二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:12:44

>>17

スペワンオペで5位はすごいな

20二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:16:36

3位：2009年

活躍したダービー馬
・ウォッカ
・ディープスカイ

ウォッカの引退年にしてGIを3勝した活躍年
とにかく府中ではほぼ敵無しのウォッカですが、後輩ダービー馬のプスカも安田、宝塚で複勝圏内に好走しています
特に安田記念はダービー馬がマイルGIで1，2着という非常に珍しいものを見せてくれました

>>31 >>32

21二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:22:29

同率1位：2008年

活躍したダービー馬
・メイショウサムソン
・ウォッカ
・ディープスカイ

3頭のダービー馬が活躍した2008年が今年と並び同率1位でした。
ここまで数値が伸びた要因は、ウォッカ・メイショウサムソンの両ダービー馬が故障なく走り続けたことに加え、
ウォッカはマイル、メイショウサムソンは古馬王道という別ジャンルでどちらも好走したことが大きいです
また、この年のダービー馬ディープスカイも菊花賞ではなく秋天に出走し伝説の決着の3着、さらにJCでも好走と
非常にダービー馬の印象が濃かった年と言えると思います

>>31 >>36

22二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:23:08

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23二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:29:22

同率1位：2024年

活躍したダービー馬
・シャフリヤール
・ドウデュース
・タスティエーラ
・ダノンデサイル

そして、今年2024年が堂々の1位（タイ）となりました
ダービー馬が活躍したという印象は間違っていなかったわけですが、
内容を見るとドウデュースのドバイターフ5着とシャフリヤールのドバイシーマC2着を除き、掲示板以上の好走が秋競馬に集中しているのが特徴的です
つまり今年は単にダービー馬が活躍した以上に、春不遇だったダービー馬達が秋に怒涛の好走をしたというのが強い印象の理由の1つのようです

ちなみに好走ポイントではなく「ダービー馬の出走数」に関しても、2008年と今年は12回で最多タイとなっています

24二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:31:34

4頭が同時期に現役とかあんま見ないきがするしシャフリヤールが6歳まで現役してた影響もありそうだな

25二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:32:51

ディープサムソンウオッカプスカには勲章を与えたいよ

26二次元好きの匿名さん24/12/25(水) 22:35:57

総評

ダービー馬は故障や、そうでなくても早期の種牡馬入りで早々に居なくなってしまうことがままありますが、
そんな中で4頭のダービー馬が現役、しかも全員好走した今年は競馬史上でも非常に恵まれた年だったと言えます
シャフリヤール、ドウデュースの両頭は引退してしまいましたが、タスティエーラとダノンデサイルの2頭が来年もこのランキングの上位に入るような活躍をしてくれることを願います。

自由研究の発表は以上となります
ご清聴ありがとうございました