【SS・イラスト】ここだけパトリックとカガリが その6.5【年齢操作注意】

  • 11◆7lUGfmY9ay5j24/12/25(水) 23:21:48

    ある程度平和なゆるふわC.E.で婚約者同士になったアスラン(14)とカガリ(14)が

    パトリックとレノア夫妻やウズミに見守られながら
    親交を深めるSSとイラスト、時々漫画?をスレ主が投下するスレです
    年齢操作と捏造設定、公式ですがカップリング要素(アスカガ、ザラ夫婦等)、オリキャラ(オリハロ?)
    自作SSとイラスト、漫画が苦手な方はご注意ください
    あと誤字脱字誤用はデフォルト装備です

    すみませんクリスマスのアスカガ祭りで買い物に行っていたら
    保守漏れて落としました申し訳ありません…!


    【前スレ】ここだけパトリックとカガリが その6

  • 21◆7lUGfmY9ay5j24/12/25(水) 23:23:48

    【このスレの登場人物❶】


    カガリちゃん(14)

    [カガリ・ユラ・アスハ]

    ある程度平和なゆるふわC.E.でもまさかのゲリラに参加して戦場の天使をやっていたオーブ獅子の娘

    アスランを身体を張って助けた事で、アスランだけでなくザラ一家全員に可愛がられる事となる

    この世界線ではトーヤ・マシマが代表後継者に選ばれているため、

    オーブの次期代表ではなくあくまでアスハ家の次期当主という立場となっている

    アスランから貰ったオレンジ色のハロの名前は『ナランハ』

    最近何故か顔が赤くなってしまってアスランの顔がまっすぐ見られない時があって戸惑っている

    カガリがアスランへの感情を自覚するはいつになるのか?


    アスラン君(14)

    [アスラン・ザラ]

    ゆるふわC.E.なので軍や争いとは全く無縁の、マイクロユニットをいじる事が好きなプラント議員の息子

    戦場で命を助けられたカガリに助けられたことで、自分でも知らなかった驚くべき行動力を見せる

    とは言え、カガリに自分の感情を押し付ける事を怖がるナイーブな一面も持っている少年

    最近の悩みは母レノアがカガリとお揃いで可愛らしい服を着せようとするしてくる事…かも知れない

    『ウーヴァ』と言う名前のマイクロユニットであるハロの相棒が出来ました

    言語学習能力だけを搭載したはずのナランハとウーヴァが人間臭い行動をするようになって頭を傾げている

  • 31◆7lUGfmY9ay5j24/12/25(水) 23:28:26

    【このスレの登場人物❷】


    パトリックパパ

    [パトリック・ザラ]

    ふとした時に見せる表情がアスランにそっくりなザラ家の大黒柱

    ゆるふわC.E.なので元々原作程ナチュラルに対しての憎悪は持っておらず、

    また血のバレンタインも発生していないためレノアも生存している事もあり大分性格が丸くなっている

    加えてナチュラルのカガリに愛息子の命を救われた事でほぼ完全にナチュラルに対する偏見は消えている

    コワモテ顔だが妙にカガリに懐かれているのでアスランは少々複雑な気持ちを抱いているが

    何だかんだで父息子仲はとても良好で夫婦仲も見ている方が照れるくらい超良好


    レノアママ

    [レノア・ザラ]

    ゆるふわC.E.なので血のバレンタインもなく生存し、相変わらずユニウスセブンで農業研究を行っている

    カガリに対しては高慢気味な口調と戦場近くに自ら望んで立っていたことで

    最初はあまり良い印象を持っていなかったが、パトリックと同様に愛息子の命を救われたことで印象は改善され

    今ではお揃いのエプロンで料理する等すっかり未来の義娘として可愛がっている

    得意料理は息子も大好きなトマトソースのロールキャベツ

    新しく出来たアスランの相棒『ウーヴァ』を気に入っており、暇があればずっとお喋りをしている仲良しっぷり


    ウズミパパ

    [ウズミ・ナラ・アスハ]

    オーブ連合首長国代表であり、オーブの獅子と呼ばれるカガリが大大大好きなお父様

    カガリにはいろいろ我慢させて申し訳ないと思いつつ、

    カガリ自身はゲリラ参加を許してくれたり甘やかされてるなぁと思っている

    カガリが成人後に一緒に酒を酌み交わすのが今の生きがい

    最近執務室のメンバーに新しいマスコットであるハロが増えました

  • 41◆7lUGfmY9ay5j24/12/25(水) 23:31:01

    【このスレの登場人物❸】


    ナランハ

    アスランがカガリの為に作ったオレンジ色のまんまるボディを持ったマイクロユニット・ハロ

    アスラン自身の趣味とカガリの要望によって定期メンテの度に色々と改造されている

    お嬢様口調で喋るのが特徴で、趣味は恋愛ドラマや映画をアスハ邸使用人と一緒に見ること

    レノアやアスハ邸の使用人たちにカガリとお揃いのリボンなどで着飾って貰うことが多い

    背中に描かれているカガリの大好きなピンク色のカサブランカを口に咥えたライオンがトレードマーク

    言語学習機能しか搭載していない筈なのに何故か人間くさい行動をとる様になりカガリとアスランを揶揄うこともしばしば

    最近ウーヴァと言うお婿さんが出来ました


    ウーヴァ

    アスランがナランハの要望で作ったボルドー色のまんまるボディを持ったマイクロユニット・ハロ

    ナランハとは量子通信機能を持っており、何かあった時には居場所を探知できる希望を持っている

    のんびりとした性格と喋り方で、レノアとはすっかり仲良し

    お嫁さんのナランハの事が大好きで、暇さえあればごろごろいちゃいちゃし始めるのでアスランとカガリはたまにいたたまれなくなる事も

    ナランハと同じく、何故か人間臭い行動をとるためアスランは首を傾げている

  • 51◆7lUGfmY9ay5j24/12/25(水) 23:31:32

    イラスト倉庫(時々増える/最近は更新滞りがち)

    何かあった時の連絡先にも使用する事あります

    某スレ❶'s Poipiku | Illustration&more Box [POIPIKU]某スレ❶ is posting 3 illustrations&etc. to Poipiku.poipiku.com
  • 61◆7lUGfmY9ay5j24/12/25(水) 23:32:31
  • 71◆7lUGfmY9ay5j24/12/25(水) 23:33:36
  • 81◆7lUGfmY9ay5j24/12/25(水) 23:42:08

    映画の円盤にダムA表紙にムックと色々クリスマスにあり過ぎてちょっと頭がパンクしそうです
    そしてそっちに必死になってたらスレ落としてしまって申し訳ないです…
    いつも保守してくださってる方、ハートやコメント下さる方、本当に本当にありがとうございます

    もうちょっと練りたかったんですが、やっぱりどうにかクリスマス当日に
    投げたかったのでアスカガクリスマス小話投げます
    前回のマフラーとちょっとテイストが似てるかも…?

    ■ ■ ■
    『アスランとカガリとクリスマスの小話』
     12月25日、クリスマス。
     アスランの住むプラント、ディセンベル市もすっかりとクリスマスムード一色に染まり、恋人同士でデートを楽しむ姿や家族や恋人へのプレゼントを小脇に抱え帰路を急ぐ姿などこの聖なる夜を各々過ごす姿が街のあちらこちらで見られた。
     アスランとカガリも例に漏れず、レノアの用意した色違いのマフラーを巻いて、手を繋いでイルミネーションが輝く街中を歩いていた。
     勿論、二人の相棒であるウーヴァとナランハも一緒で、二人のすぐ後ろをぽよんぽよんと跳ねながらついて来ている。
    「あーあ、今回はお父様も一緒に来られる筈だったんだけどなぁ」
    「突発で急を要する政務が入ってしまったから仕方がないよ」
    「わかってるけどさぁ」
     普段カガリがディセンベルを訪れる際は護衛のキサカと二人で来訪する事が多いが、今回はディセンベル市の視察と進めているプロジェクトの打ち合わせ、そしてパトリックとの親交を深める事を目的にウズミも一緒に訪れる予定だったのだ。

  • 91◆7lUGfmY9ay5j24/12/25(水) 23:44:46

     残念ながら、移動日間際になって急を要する案件が入ってしまってリスケになってしまい、残念ながらいつもと同様のカガリとキサカ二人での移動になってしまったが。
     大好きなお父様と一緒に大好きなディセンベルへ一緒に来られると思っていた分、ショックも大きくてカガリはアスランの隣で口を尖らせて面白くない事を隠す様子もない。
     アスランが苦笑しながら宥めた事で、少しだけカガリは機嫌を直したものの、やっぱり面白くないのは変わらない様でつないだ手をぶんぶんと大きく振った。
    「アスランの言ってた通り、あそこのイルミネーションは本当に綺麗だったからお父様と一緒に見たかったなぁ」
     カガリとアスランが、一緒にディセンベル市一番のデートスポットでもある中央広場のイルミ―ションを見に行ったその帰り道。
     アスランと一緒に見たイルミネーションは本当に綺麗で、きっとこれもまた一生の思い出になると思ったけれど。
     どうしても、大好きなお父様と一緒に見たかったという思いが頭を過ってしまう。
    ≪シャシンモドウガもチャントトッテマスワヨ!≫
    「そうだけど、やっぱり肉眼で見るのと映像や写真で見るのは違うっていうかさー!」
    ≪キカイハイクラデモアルシ、マタライネンイコウニミニコヨウ?≫
     ナランハとウーヴァの言葉に、カガリはぱちぱちと目を瞬かせると笑みを浮かべる。
    「……そうだな、うん。今年だけじゃないもんな」
    「来年のクリスマスは俺がオーブに行く予定だから、見るのは再来年以降だな」
    「そうだな!その時はパトリックおじ様とレノアおば様も一緒にな!」
    「あぁ、そうだな」

  • 101◆7lUGfmY9ay5j24/12/26(木) 00:07:59

    どうにも眠気が限界なので続きは明日に回させてください
    では!

  • 11二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 08:04:15

    乙です!
    こちらも季節柄バタバタしてて保守ギリギリ間に合わなかったすみません
    キサカはこっそり見守ってるのかな?
    続き待機してます

  • 12二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 19:16:36

    保守

  • 131◆7lUGfmY9ay5j24/12/26(木) 23:57:39

    ニコニコ動画のプレミアム会員に久々になりました
    コメント付きでFREEDOM見られたの楽しいです
    と言う訳で続きです

    ---
     そうやってのんびりザラ邸宅へ帰る為に歩いていると、目の前の大きな木の枝にまん丸な、まるで鳥の巣の様な形状のものがカガリの目に入る
    「アスラン、あれって……」
    「あぁ、ヤドリギだな」
    「あれが……」

     ―――カガリ様ぁ、ヤドリギは幸福と愛の木なんだって!
     ―――ヤドリギの下にいる女の子はね……

     ヤドリギと聞いて、カガリが時折手伝いに行っている、アスハ家の所有するアカツキ島の中に設立された孤児院にいる子供が教えてくれたヤドリギに関する言い伝えを思い出す。

     今、婚約者のアスランと一緒にヤドリギの下にいると言う事を改めて意識すると、落ち着かなくなって、そわそわして逃げ出したくなるような、でも傍に居たい様な、矛盾したカガリ自身では制御の出来ない感情が胸の中を渦巻き出す。
     どうして良いかわからなくて、カガリは縋る様にアスランと繋ぐ手の力をぎゅっと強ることしか出来なかった。
     カガリの様子が変わった事に気付いたのか、アスランはそっとカガリの方へ顔を向けると問いかける。
    「……もしかして、ヤドリギの言い伝えを知ってる?」
     顔を真っ赤にしたままこくりと小さく頷く彼女の姿に、アスランの胸は堪らなく、甘く締め付けられる気がして思わず目の前の彼女の身体を抱きしめてしまう。
     突然の抱擁に、カガリはびくりと身体を震わせるものの、抵抗しようとする意志は感じられず、おずおずとアスランの背中に腕を回し、抱きしめ返してくる。
    「……しても、良い?」
     嫌なら断ってくれて良いとちっとも思ってもいない選択肢も一緒に提示するが、カガリは真っ赤になって小さな声で答えを返してくる。
    「ヤドリギの下に居たら、断れないんだろ?……それに、したら結婚の約束を交わすことになるって……」
    「うん。俺たちはもう婚約の約束はしてるけど」
    「好きとか、愛とか、恋とか、まだ私にはわからないけど。結婚するなら、アスランが良い。アスランじゃなきゃ嫌だ―――」
     だから、良いよ。
     そう言って、顔を真っ赤に染めてきつく眼を閉じる目の前の少女の様子が余りに愛おしくて、アスランはくすりと笑った。

  • 141◆7lUGfmY9ay5j24/12/27(金) 00:21:53

     カガリがぎゅっと瞼を閉じて待っていると、前髪をよける感覚がする。
     そして額に降る柔らかい感覚。
     カガリが思わずぱっと目を開いて前にいる少年を見ると、綺麗に笑ってカガリを見つめていた。
    「あす、らん……?」
    「今はこれだけで」
     アスランが、キスをされた額を掌で抑えて呆然としているカガリの唇に人差し指でそっと触る。
    (ここは、カガリが気づくまでお預け、だな)
     焦らなくても大丈夫。想いは同じだってカガリ自身が教えてくれた。
     アスランは、カガリが早く自分の気持ちに気付くように祈りながらカガリの手を取ると「そろそろ帰ろうか」と帰路を歩き出した。

     手を引かれながら帰るカガリは、ホッとしたような気持と、そして。

    (なんだろう、少しだけ残念だったような気が、する)

     先ほどアスランが指で触れた自分の唇にそっと触れると、カガリの中に生まれた寂しさが少しだけ増えた事に気付く。


     ―――そうして、『寂しさ』を感じる理由をカガリが知るまではもう少し。
     今はただ、アスランの手の温かさをカガリは愛しく思いきゅっとその手を握りしめるのだった。
    【アスランとカガリとクリスマスの小話・終】

  • 15二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 00:47:42

    キュンキュンが止まらないのじゃよ…!

  • 16二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 08:10:30

    あまりにも甘い幸せ空間
    遠からず来るカガリの自覚は楽しみだし14にしてカガリの愛を確信したアスランが無敵すぎる

  • 17二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 18:40:04

    ⭐︎

  • 18二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 00:17:50

    ぴゅあぴゅあアスカガだ!
    カガリがしっかり自覚するまで待てるアスランは良い男だなあ

  • 19二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 11:26:05

    保守

  • 20二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 22:57:49

    保守

  • 21二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 04:29:23

    姫様心の成長遅くて自分の感情には鈍感だけどこれって同年代と交流出来てない弊害だよなぁと思うと哀しくなる

  • 22二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 10:53:30

    2人は年末何をして過ごすのかな

スレッドは12/29 22:53頃に落ちます

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