- 1◆DE043jPnpKfd24/12/26(木) 21:37:03
- 2◆DE043jPnpKfd24/12/26(木) 21:38:30
どうもスレ主です。前回スレ落ちしてから1ヶ月ほど時間を空けてしまい、申し訳ありませんでした。冬休みに突入したので、年内に終わらせることを目標に更新して行きます。
前回のサイドストーリーはこちらから。
[オリキャラ] ボクはイタズラ☆ストレートのメンバー Side Story|あにまん掲示板ボクはイタズラ☆ストレートに加入した聖川ツツジ。みんなに会うのはなんだか久しぶりな気がするね。ちゃんとアイドルも自警団も続けてるよ!そうそう、また宣材写真が変わったんだ。前までは私服だったけど、今回は…bbs.animanch.com - 3二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 21:39:27
久しぶり
- 4二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 21:40:22
- 5◆DE043jPnpKfd24/12/26(木) 21:43:02
これはボクの今までの軌跡。いろんなことがあったね!
[🎲・オリキャラ]私はイタズラ☆ストレートの新メンバー|あにまん掲示板はじめまして、ボクは聖川ツツジです!この度イタズラ☆ストレートに加入することになりました。これから精一杯アイドルを頑張っていきますよ!(初のスレ立てなので温かく見守っていただけると嬉しいです)さて、ボ…bbs.animanch.com[🎲・オリキャラ]ボクはイタズラ☆ストレートのメンバー part2|あにまん掲示板ボクはイタズラ☆ストレートに加入した、聖川ツツジ!今はシャーレでお泊まり会の最中なんだ。これは前のお話だよ!https://bbs.animanch.com/board/3545993/bbs.animanch.com[🎲・オリキャラ]ボクはイタズラ☆ストレートのメンバー part3.5|あにまん掲示板ボクはイタズラ☆ストレートに加入した、聖川ツツジ!この服はC&Cにもらったクラシカルメイド服だよ。これは前のお話…ってことにしておいて!https://bbs.animanch.com/boa…bbs.animanch.com[🎲・オリキャラ]ボクはイタズラ☆ストレートのメンバー part4|あにまん掲示板ボクはイタズラ☆ストレートに加入した、聖川ツツジ!あのティーパーティの方々もファンにいたんだ、すごいよね!これは前回のお話だよ!https://bbs.animanch.com/board/36501…bbs.animanch.com[🎲・オリキャラ]ボクはイタズラ☆ストレートのメンバー part4.5|あにまん掲示板ボクはイタズラ☆ストレートに加入した、聖川ツツジ!今はトークショーに参加している最中なんだ。これは前回のお話だよ!https://bbs.animanch.com/board/3735792/bbs.animanch.com[🎲・オリキャラ]ボクはイタズラ☆ストレートのメンバー part5|あにまん掲示板ボクはイタズラ☆ストレートに加入した、聖川ツツジ!今はネルさん、ヒナさん、ミカさん、ツルギさんと一緒にアビドスでお泊まり会をしている最中なんだ。これは前回のお話だよ!https://bbs.anima…bbs.animanch.com - 6◆DE043jPnpKfd24/12/26(木) 21:43:24
ありがとうございます!
- 7◆DE043jPnpKfd24/12/26(木) 21:43:48
簡単にボクのプロフィールを振り返ってみよう。
学年 1年生
所属 トリニティ総合学園・トリニティ自警団
顔 90(イケメン寄り)
身長159cm
肌の色 黄色系
髪の長さ 4
髪色 白
胸 大きい
おなか 普通
腰 大きい - 8◆DE043jPnpKfd24/12/26(木) 21:44:07
能力を表すなら…こんな感じかな。
戦闘力100 (低確率で攻撃を反射するスキル持ち)
知力92
歌唱力107
ダンス力91
カリスマ95
演技力 84
演奏力 87
愛嬌(ファンサ) 64
胆力 51
常識45 (金銭感覚はお嬢様)
神秘50
釣り 77 (1時間で10匹釣れる)
料理 46
実家の太さ 45 - 9◆DE043jPnpKfd24/12/26(木) 21:44:25
あと特筆すべきことは…これらかな?
・ピンキーパカが好き。モモフレンズに理解がある。
・グラビアにはとても乗り気。
・パンちゃんのヌメリーをフウカから引き取り、部屋で飼っている
・趣味はサイクリング - 10◆DE043jPnpKfd24/12/26(木) 21:44:46
いろんな人と出会って交流したんだ。だから知り合いはたくさんいるけど、今回はイタズラ☆ストレートの仲間との仲の良さを紹介するよ!
ツツジ→先生 100(恋を知った)
ツツジ→ヒフミ 100(大切なアイドル仲間)
ヒフミ→ツツジ 99
ツツジ→ユウカ 98
ユウカ→ツツジ 53
ツツジ→アル 82
アル→ツツジ 94
ツツジ→ノノミ65
ノノミ→ツツジ 30
ツツジ→ルミ 100(憧れ!)
ルミ→ツツジ 97 - 11◆DE043jPnpKfd24/12/26(木) 21:47:22
(前回の続きから始めますので、前スレ未読の方はそちらからどうぞ!)
──ドーナツ屋──
フブキ「えー、ここお気に入りのドーナツ屋さんじゃん。なんでこんなところで事件が発生したのさ。」
キリノ「先に現場に駆けつけた隊員によれば、どうやら無銭飲食を押し通そうとしているようです。そこから立てこもりにまで発展したみたいですね。」
フブキ「確かに美味しいけどさ、ここのドーナツ。そんな高級品じゃないし素直に払えばいいのにね。」
立てこもり犯「わたしの主張が認められるまでここから出ないぞ!人質も解放しなーい!」
人質「助けてー!」
ツツジ「…何はともあれ、目の前の犯罪は見逃せないよ!でもどうしよう、武力はそれなりに自信があるけど、それに頼ると人質の人が危ないよね。」
マリー「………!」
キリノ「ま、マリーさん?!前に出るのは危ないですよ!」
先生 "マリーには何か考えがあるのかもしれない。ツツジ、もしもの時のためのバックアップを頼むよ。"
ツツジ「了解です、先生!でも、マリーちゃんは一体何を…。」 - 12二次元好きの匿名さん24/12/26(木) 21:50:14
たておつです!
- 13◆DE043jPnpKfd24/12/27(金) 07:26:49
マリー「……!」💃💃💃
全員「???」
マリー「……!………!」💃💃💃
立てこもり犯「おいシスターさんよ、アンタ何してんだ?頭おかしくなったのか?」
マリー「…います。」
立てこもり犯「は?」
マリー「ダンスで!時間を!稼いでいます!」
フブキ「なるほどね…。いや納得できないなやっぱり…。」
キリノ「ですが、いち早く意図に気付いたツツジさんがすでに人質を救助しています!」
立てこもり犯「あっいつの間に!」
ツツジ「ナイスだよマリーちゃん!さて、ここまで騒動を大きくしちゃったからには、大人しく警察に着いていくのがいいと思うな。」
マリー「そのとおりです。そして、自分の犯した罪を振り返り、しっかりと反省して生きることを選択すれば、我らが主はあなたを赦すでしょう。」 - 14二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 15:47:36
ここのマリー中々大胆な行動で印象に残りましたね
- 15◆DE043jPnpKfd24/12/27(金) 23:21:52
キリノ「ツツジさん、マリーさん、先生!あなたたちのご協力があったおかげで無事に事件を解決することができました!本官はもちろん、現場に居合わせたヴァルキューレ生徒や市民の皆様は感謝しています!」
先生 "私は今回は何もしていないよ。マリーとツツジが頑張ったし、キリノやフブキたちもそれぞれの役割をしっかりこなしてよくやってたよ。"
フブキ「まあまあ、先生もここは素直に受け取っておきなよ。とにかくありがとうね、おかげでちょっと仕事の負担が減ったよ。」
ツツジ「平和を守るのはボクたち自警団も同じだからね。ところで、マリーちゃんはなんであの場面でダンスを?」
マリー「ダンスは人を魅了するものである、とアイドルの勉強をしている中で耳にしました。ですから、立派なアイドルになるためにダンスによって注意を引き付けたのです。…今思うとちょっと恥ずかしいですね。」
ツツジ「ううん、そんなことないよ!マリーちゃんのダンスはとても良かった!」
先生 "現役のアイドルがこういうんだから、マリーのダンスは本当に良かったんだと思うよ。私もそう思うもの。"
マリー「あ、ありがとうございます、お二人とも!そしてヴァルキューレのみなさんも。」
キリノ「いえいえ。そもそも本官たちはまだアイドルについてマリーさんに何も教えていません。ですから、今から一緒にレッスンを受けに行きませんか?」
ツツジ「へー!それボクも受けていい?」
キリノ「どうぞどうぞ!むしろありがたいまでありますから!」
マリー「では、お言葉に甘えてご一緒にレッスンを受けさせていただきます。よろしくお願いしますね。」
フブキ「ちぇー、ようやく休めると思ったのにな…。まあ、仕方ないし適度にやりますか。」 - 16二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 07:51:06
合同練習だ
- 17二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 13:39:26
マリーかわいいよ
- 18◆DE043jPnpKfd24/12/28(土) 23:04:05
ダンストレーナー「あの…めちゃくちゃすごいプロの方に指導するのに私じゃ役不足なような…。」
ツツジ「そんなことないですよ!アイドルのスキルはなるべく色んな人から技術を学ぶ方がいいですから。」
先生 "そうだね。マリーをこうして色々な場所に連れて行っているのもそういう意味合いがあるよ。"
マリー「現役アイドルと元アイドルの方がそうおっしゃる上で協力していただいているのです。私も精一杯頑張ります!」
フブキ「頑張るのもいいけど、時々休むのも大事だよ。さっきドーナツ屋さんからお礼のドーナツをたくさんもらったし、レッスンが終わったらみんなで食べちゃおうよ。」
キリノ「少し体重が気になりますが…。まあ、それは今運動をして帳消しにしましょう。では、トレーナーさんよろしくお願いします!」
トレーナー「こうなったら、私もツツジさんから何かしらを学ぶ勢いで頑張らせていただきますね。ではレッスンを開始します。それではまずは…」 - 19二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 10:14:02
トレーナーさんも学ぼうとしてるの良い…
良いトレーナーさんですよね - 20◆DE043jPnpKfd24/12/29(日) 16:38:51
※原作のイベントストーリーでは、マリーは当初あくまでサクラコとミネをサポートするだけでステージには立つつもりがなかった、という描写がありました。スレ主の勘違いでここの世界のマリーは初めからアイドルをやる気満々になってしまいましたが、世界線の違いということで許容してください。
- 21◆DE043jPnpKfd24/12/29(日) 16:39:04
──謝肉祭3日前 シャーレ──
ツツジ「本番まであと3日。今日は謝肉祭に向けた最後のレッスンですね。」
ユウカ「個人でもできる限りの練習はしてたけど、やっぱりみんなと一緒にやらなきゃわからないところもあるわよね。」
ルミ「アイドルステージには他にもたくさんの人がエントリーしているんだって。競争するわけじゃないけど、プロとして一番輝けるようにあたしも頑張るよ。」
先生 "私はこの子のことでちょっと席を外すよ。練習の終わりごろまでにはまた戻ってくるから安心して。"
ツツジ「あっ、マリーちゃん!」
マリー「ツツジさん、そしてイタズラ☆ストレートの皆様、こんにちは。私もアイドルステージに立つのですが、実はまだ歌う曲がはっきり決まっておらず、先生に相談しにきたのです。」 - 22◆DE043jPnpKfd24/12/29(日) 16:56:01
アル「なんですって!?一番肝心なものが決まってないのへマズイんじゃないかしら。」
???「おや、お困りのようだね、シスターさん。」
アリス「アリス、この声を知っています!」
ウタハ「やあ、アリスじゃないか。それにユウカも。そういえば君たちもアイドルだったね。」
先生 "君たち『も』?ということはウタハもステージに立つのかな。"
ウタハ「そういうことさ、先生はやはり鋭いね。本当はヒビキやコトリも一緒にやる予定だったのだが、方向性の違いで途中で解散してね。せっかく作ったのに世に出ることのなくなった曲がいくつかがあるんだ。よければ、そこのシスターさんにそれらをあげよう。」
マリー「えっ!見ず知らずの私に、本当によろしいのですか…?」
ウタハ「構わないさ。それに、全く赤の他人ではなく同じステージに立つ仲間だからね。」
ツツジ「よかったね、マリーちゃん!残り日数は少ないけど、頑張ろうね。」 - 23◆DE043jPnpKfd24/12/29(日) 17:04:54
ノノミ「マリーちゃんの衣装については以前私たち廃校対策委員会がお手伝いしましたし、曲の問題もどうやら解決しそうです。ますますマリーちゃんのデビューが楽しみですね☆」
マリー「ウタハさん、そしてみなさん、あらためてありがとうございます。その…3人で歌えるような曲はありますでしょうか?」
ウタハ「私たちエンジニア部も元々は3人でデビューする予定だったし、大抵の曲は3人用さ。ステージに立つのは君1人じゃないみたいだね。」
ヒフミ「シスターフッドの方々でグループをデビューさせるのでしょうか。なんだか意外ですね。」
マリー「そう…ですね。半分はあっています。」
ツツジ「半分?もう半分は違うってことなんだろうけど、なんなんだろう。」
先生 "それについては謝肉祭当日にわかるよ。さ、本番に向けてそれぞれのやるべきことを始めようか。" - 24二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 17:08:52
- 25二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 21:43:52
いたストが存在する時空だからマリーもそんなに違和感ないな
- 26◆DE043jPnpKfd24/12/29(日) 23:06:49
──謝肉祭2日前 ティーパーティ──
ナギサの部下「失礼します、ナギサ様。お伝え申し上げたいことがありお伺いしました。」
ナギサ「いつもご苦労様です。それではご報告をお願いします。」
部下「はい。ここ数日、シスターフッドの長である歌住サクラコ様と救護騎士団団長の蒼森ミネ様が秘密裏に会合しているとの目撃情報があります。おふたりの会話を偶然聞いた者の話によれば、何かと『秘密』という単語を使用していたようです。」
ナギサ「シスターフッドと救護騎士団の長が、2人で『秘密』を共有している。そしてそれは、ティーパーティには共有されていない、と。」
部下「そして、謝肉祭の前日、つまり明日の正午にお二方がトリニティスクエアにて対面するとの噂もあります。いかがいたしましょうか、ナギサ様?」
ナギサ「…この大事な時期にどうしてその2人がティーパーティの知らない秘密を共有するのか。もしかすると、クーデターを起こす可能性があります。」
部下「この大切なイベントを前に、ですか?」
ナギサ「だからこそ、かもしれません。私たちの関心が政治よりもお祭りに向いている今だからこそ、そこを狙って権力を奪おうとしている、と考えることができます。」
部下「…ナギサ様、どうかご指示を。」
ナギサ「では、明日の正午前までにミカさんを連れてきてください。謹慎中ですが構いません。いいですね?」
部下「はっ、かしこまりました!」 - 27◆DE043jPnpKfd24/12/30(月) 00:59:53
──謝肉祭前日 正午──
ハナエ「これは一体どういうことなのですか…?なぜスクエアにこれだけの方が集まっているのでしょう。」
セリナ「なぜかミネ団長とサクラコ様がここで決起集会をおこすと噂が流れているようで…。救護騎士団とシスターフッドのメンバーが多く集まってしまっているみたいです。」
シスターフッド生徒A「やはりサクラコ様はティーパーティから権力を奪おうとお考えなのでしょうか…?そのために武力のある救護騎士団と手を組む…?」
シスターフッド生徒B「あっ!サクラコ様とミネ団長がいらっしゃいましたわ!」
ミネ「約束通り来てくれましたね、サクラコさん。」
サクラコ「ええ、だってとっても『楽しみ』ですから。それにしても…なぜこれだけの人がここに集まっているのでしょうか?」
ミネ「うちの団員とそちらのシスターが多いように見受けられますが、一体なんの騒ぎですか?」
ナギサ「噂通り、やはり現れましたね。」
サクラコ「ナギサさん?それにミカさんも。」 - 28◆DE043jPnpKfd24/12/30(月) 01:06:54
ナギサ「おふたりにはお伺いしたいことがあります。ここで一体何をしようとしていたのですか?」
ミネ「それは『ティーパーティ』としての質問ですか?それとも『謝肉祭運営委員長』としての質問ですか?」
ナギサ「もちろん『ティーパーティ』としてです。」
ミネ「そういうことならば…。あなた方には関係のないことです。」
ナギサ「なるほどなるほど、どうしてもティーパーティには知られたくない『秘密』があるのですね。」
サクラコ「えっ、いやそこまでは…。」
ナギサ「ミカさん。いきなさい。」
ミカ「えっ?いくって…。戦うってこと?今からここで?私、まだ謹慎期間中だよ?」
ナギサ「ミカ!」
ミカ「もう!どうなっても私知らないからね!」
ミネ「よくわかりませんが、私たちの邪魔をするのであれば応戦するまでです。サクラコさんも構えて!」
サクラコ「どうして…。どうしてこんなことに……。」 - 29◆DE043jPnpKfd24/12/30(月) 01:18:30
シスターフッド生徒たち「やはりクーデターを起こすのですね。そうであるならば、サクラコ様に従うのみ!」
救護騎士団生徒たち「ティーパーティが潰してくるのであれば当然抵抗する!いくぞ!」
ナギサ「さあミカさん!彼女たちを倒してくださ…」
???「皆さん、そこまでです!!!」
ミネ「この声は…。マリーさん?それに先生も。」
サクラコ「マリー!ちょうどあなたに伝えたいことがありまして。えっと、そちらの方は自警団の方のようですが、ご友人ですか?」
ツツジ「そうです!ボクは自警団、そしてイタズラ☆ストレートの聖川ツツジです。」
先生 "トリニティで騒ぎが起きそうだってマリーが言ってたから、ツツジも連れて急いで来たけど何があったんだい?"
ナギサ「先生!ちょうどいいところにいらっしゃいましたね。今まさにシスターフッドと救護騎士団によるクーデターを鎮圧しようとしているところです。」
ミネ「私たちが、クーデター…?」 - 30◆DE043jPnpKfd24/12/30(月) 01:42:42
ミカ「ねえナギちゃん、なんかクーデターを起こそうとしているわけじゃなさそうだよ?それに今戦おうものならあのツツジちゃんが敵に回るかもしれないからすっごく面倒なんだけど…。」
ツツジ「ボクはミカ様ともいつか手合わせしてみたいですけど、今じゃなさそうですね。」
ナギサ「ですがミカさん、彼女たちはティーパーティには共有できない『秘密』を抱えているのですよ!」
サクラコ「『秘密』…。確かに、マリーには秘密にしておいたことがありましたけど、それは元から今日打ち明ける予定でした。それ以外にミネ団長と共有していた『秘密』は思い当たりませんね…。」
マリー「えっ、私に…?」
ミネ「はい。私たちのグループのリーダーとして頑張ってくれているマリーさんに対して、サプライズとして贈り物を私たちで用意していたのです。こちらをどうぞ。」
マリー「これは…花のアクセサリーでしょうか?」
サクラコ「その通りです。造花ですが、それはマリーゴールドという花です。あなたのアイドル衣装で使う小さなシルクハットにつけると良い感じになると思います。」
ツツジ「マリーゴールド…。あっ!マリーちゃんの名前とかけているってことですね。マリーちゃん良いものもらったね!」
マリー「お二人とも…!ありがとうございます。明日のステージではこれをつけて上がろうと思います。私も一緒に頑張ってくれているサクラコ様とミネ団長に大変感謝しておりますよ。」 - 31◆DE043jPnpKfd24/12/30(月) 01:54:48
先生 "なぜクーデターの話になったのかはよくわからないけど、これで一件落着ってことで良いのかな。明日の本番がより楽しみになるような良いサプライズだったよ。"
ツツジ「ボクたちイタストも全力を出すから、マリーちゃんたちも頑張ってくださいね!ところでグループ名はなんていうんですか?」
ミネ「私たちは『Antique Seraphim』です。お互いに頑張りましょうね。」
ミカ「うんうん、なんだか楽しみになってきたし、私も観に行こうかな。──それでナギちゃん、何か言いたいことはある?」
ナギサ「待ってくださいミカさん、これは違うんです。こんなはずでは…。」
ミカ「 な ぁ に ?」
ナギサ「ひっ…。」
ミカ「とりあえず帰ろっか、ナギちゃん。お話はその後でじっくり聞かせてもらうから☆」
先生 "…ナギサのことはミカに任せよう。それじゃあ戻ってみんなとリハーサルをしようか、ツツジ。"
ツツジ「わかりました。明日のステージ期待してますよ、『Antique Seraphim』さん!」 - 32◆DE043jPnpKfd24/12/30(月) 02:11:12
──謝肉祭当日 アイドルステージ 控え室──
ルミ「私たちの出番はもうすぐだ。次のグループが終わったらステージ裏に移動して待機って流れだったね。リハーサルではバッチリだったし、本番も楽しんでいきたいよ。」
アル「私みたいなゲヘナの生徒がこうしてトリニティで堂々とライブしてもいいなんて、いい時代になったものね。いつかゲヘナでもライブしましょうよ!」
ヒフミ「私とツツジちゃんで勝手に即興ライブをした方はありますけど、次はちゃんと皆さんと一緒にゲヘナを盛り上げたいです!」
アリス「どんな時でもアリスは全力でクエストを遂行します!ところで、今日の他の出演者のみなさんは中々レベルが高いですね。」
ノノミ「うんうん、アヤネちゃんとセリカちゃんのライブ、と〜ってもよかったですね☆ 先輩として鼻が高いです♡」
ユウカ「ウタハ先輩、あんなに歌がうまかったなんて知らなかったわ。皆と違って演歌を歌っていたけれど、あれもアイドルの一つの形なのかしらね。」
ツツジ「私たちも色々なジャンルに挑戦してみたいですね。たとえばバンドみたいに楽器を演奏したりとか。」
先生 "いいね、私の方でもそういう企画を考えておくよ。──そろそろ移動の時間だね。みんな、準備はいい?"
全員「大丈夫(です)(よ)!」 - 33◆DE043jPnpKfd24/12/30(月) 02:22:27
──ステージ裏──
マリー「あ、イタズラ☆ストレートのみなさん!」
サクラコ「ツツジさんでしたっけ。昨日はどうもありがとうございました。」
ツツジ「いえいえ、ボクはあの時何もしてませんでしたよ。それで、次がAntique Seraphimの出番ですよね。」
ミネ「ええ。練習期間もそこまで多くはなかったですし、やり慣れていないことなので不安や緊張はあります。」
マリー「それでも、私たちはステージ上で精一杯やり切って輝くので、皆さんもここから見守っていてくださると嬉しいです!」
ユウカ「あなたたちをみていると、デビューしたての頃を思い出すわね。私たちも同じような気持ちだった、でも今はこうしてアイドルを続けられているわ。」
アル「そうそう、だからあなたたちもきっとうまくいくわ。自信を持って、アイドルを楽しんできなさい!」
ツツジ「マリーちゃんがアイドルの勉強を頑張っていたところを見てきたし大丈夫。それにサクラコ様もミネ団長も頼りになる先輩なんだと思うから、2人のことを信頼して、全力を出し切って!応援してる!」
マリー「ありがとうございます、皆さん。それでは…、行ってきます!」 - 34◆DE043jPnpKfd24/12/30(月) 02:32:02
というわけでサイドストーリー第2話はこれにて閉幕です。原作同様にマリーを主軸とし、ツツジはどちらかというとサブキャストとして立ち回らせました。コメントくださった先生、読んでくださった先生、ありがとうございました!
スレ主が書こうと思っていたサイドストーリーは、ドデカミンコラボとアイドルイベントの2本なので一応書き切ったことにはなりますが、リクエストやツツジへの質問、感想などはスレが落ちない限り受け付けております。 - 35二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 05:41:26
マリー達頑張ってね!イタストのみんなも頑張ってね!
ツツジちゃんらしさが出てて良かったです!
質問ですが…先生に質問です
ツツジちゃんの告白をフリましたが…実際のところ内心ではどう思ってましたか?
もしくはツツジちゃんが仮に卒業してからもう一度だけ告白してきた場合どうなりますか? - 36◆DE043jPnpKfd24/12/30(月) 14:35:28
先生 "あの時のことは覚えているよ。ツツジに申し訳ないことをしちゃったね。当時はdice1d4=2 (2) って思ってたな。"
1,プロデューサーで、先生だからイケナイことだ
2,教師としての矜持は守るべきだ
3,前の世界での失敗を繰り返さないべきだ
4,正直、ちょっと心が揺らいで危なかった
- 37二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 14:36:26
流石真面目…先生らしいと言えばらしいですね
- 38◆DE043jPnpKfd24/12/30(月) 14:38:26
先生 "もし大人になったツツジがまた告白してきたら?彼女が大人になる頃には私は40歳くらいなんだけど…。そうだな、dice1d3=3 (3) "
1.ツツジにはもっといい人と添い遂げて欲しいよ
2,付き合ってみても、いいかもね
3,そうなる前に、私から愛を伝えようかな
- 39◆DE043jPnpKfd24/12/30(月) 14:39:50
ちょっと大人編を書かなきゃいけなくなりました、スレ主動きます
- 40二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 14:47:45
おお…!先生…!
良かったねツツジちゃん!(純愛好き兼ハピエン好き)
教師と生徒の関係を壊さないようにと思いながらも内心惹かれてたのかな先生…立場の問題からの失恋から巡り巡って隠してた本心打ち明けて恋が実るのもまた良いですよね
先生どんな告白するのか…開口一番フった時の事謝りながら告白するのか…ツツジちゃんは大人になってどうなっているのか…とにかく楽しみです! - 41◆DE043jPnpKfd24/12/30(月) 14:54:43
──6年後 外の世界 とあるレストラン──
ツツジ「こうして先生と食事を共にするなんて、久しぶりですね。」
先生 "そうだね。時が経つのは早いもので、気がついたらツツジもキヴォトスを離れて、しかも大学4年生になっちゃっててさ。いやはや、あまり歳はとりたくないものだ。"
ツツジ「ボクは目の前の大人が40代とはとても思えませんよ、めちゃくちゃかっこいいですもん。」
先生 "ありがとう、ツツジ。そういうツツジも、成人して大人の女性としての魅力が出てきているよ。"
ツツジ「もう、先生はすぐそういうこと言うんですから!どうせそうやって今でもキヴォトスの生徒たちを勘違いさせているんでしょう?」
先生 "あはは…善処するよ。それにしても、ツツジと過ごしたキヴォトスでの3年間が懐かしいね。"
ツツジ「本当に、ね。最初はルミさんが、その次の年でユウカさん、アルさん、ヒフミさんが卒業して、最後のイタズラ☆ストレートはボクとアリスちゃんの2人だけになっちゃって。今頃皆さんどうしているんですかね。」
先生 "アリスは君と同じく大学生活を楽しんでいるし、その他のメンバーは社会人になって日々頑張っているみたいだよ。教師として、教え子たちが立派に働いているのを聞くのは嬉しいことだよ。"
ツツジ「先生はどこまで行っても、やっぱり先生なんですね。」 - 42二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 15:04:03
レストランで…良い雰囲気ですね
みんなそれぞれの道を卒業して歩んでるんですね…感慨深い
ルミさんは料理人になってそうですね - 43◆DE043jPnpKfd24/12/30(月) 15:07:28
ツツジ「…ねえ、先生。覚えていますか?ボクが高校1年生だった時。先生に告白をしたこと。」
先生 "もちろん覚えているよ。あの時はとても申し訳ないことをした。ツツジの心に傷をつけてしまったよね…。"
ツツジ「いえ、いいんです先生。それが教師と生徒の在り方で、プロデューサーとアイドルの在り方でしたから。」
先生 "うん。あの時は納得してくれてありがとう。"
ツツジ「…でも先生。今はそのどちらでもありません。ボクはこうしてお酒を飲める年齢になりましたし、アイドルとしての活動も終わっています。だから、先生…。」
先生 "待って、ツツジ。"
ツツジ「…えっ?」
先生 "あの時は、本当にごめん。だからこそ、今度はこちらから言わせて欲しいんだ。──これを、君に。"
ツツジ「こ、これって…!指輪、ですか…?!」
先生 "どうか、いつまでも私の最高のアイドルであり続けて欲しい。結婚しよう、ツツジ。"
ツツジ「…っ!先生は、いつもそうやって人の感情を揺さぶって…!そういうところが、ぐすっ、ズルくて…!でも、そういうところがボクは大好きなんです!」
先生 "私も、いつも一生懸命に頑張って、最高に輝いているツツジのことが大好きだよ。だから、君を私の伴侶にしたい。"
ツツジ「もちろん、です!この指輪も受け取ります。だから…これからもずっと一緒ですよ先生、いや、○○さん!」. - 44二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 15:12:38
おめでとう…!おめでとう二人とも!
指輪まで用意してたとは…かっこいいですよ先生
あの時は諦めたけど年数経つうちに諦めてた想いが再び燃え上がった…とかなんでしょうねツツジちゃん
とにかく…幸せにね!二人とも! - 45◆DE043jPnpKfd24/12/30(月) 15:18:12
生み出した娘が結婚して、スレ主は父になった気分です。友人の多いツツジと人望の厚いですから、きっと結婚式は何よりも華やかで最高なものになるでしょうね。
さて、まだまだリクエストは受け付けておりますよ。 - 46二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 15:37:04
リクエスト…続けてになってしまいますが開発部メンバーとゲーム対決するツツジちゃんとか見てみたいです(因みに閲注関連のリクエストって流石に駄目ですかね…?)
- 47◆DE043jPnpKfd24/12/30(月) 16:12:17
- 48◆DE043jPnpKfd24/12/31(火) 00:19:53
──ミレニアム・ゲーム開発部部室── (若干のクロス注意)
ツツジ「えっと、アリスちゃんに指定された場所ってここでいいのかな?ドアをノックしてみよう。こんにちはー。」コンコン
アリス「はーい。あ、ツツジ!よくぞきてくださいました!」
モモイ「おー、ツツジ久しぶり!遊びに来てくれてありがとう!」
ミドリ「いつもアリスちゃんと仲良くしてくれてありがとね。さ、中に入っちゃって。」
ユズ「ひ、久しぶりだねツツジ。えっと、色々ごちゃごちゃしてて狭いけど、どうぞくつろいでいってね。」
ツツジ「ありがとうみんな。元気にしていそうでなによりだよ。さて、今日はゲーム対決をするんだっけ?」
アリス「はい!一度は手合わせでツツジに勝ちましたが、今やったらアリスが負けてしまう可能性が大きいと思います。そこで、アリスはゲームでの勝負を持ちかけました!今回対決するゲームはdice1d4=1 (1) です!」
1,ストリートファイター6
2,マリオカート8
3,テトリス
4,雀魂
- 49◆DE043jPnpKfd24/12/31(火) 00:58:20
ツツジ「そうそう、スト6!今日のためにちょっと練習してきたし、負けるつもりはないよ。ボクのdice1d24=19 (19) が勝つ!」
アリス「ふふふ、ゲームの専門家であるアリスに勝つのは100年早いです。アリスのdice1d24=18 (18) が勝負を制します!」
ユズ(アリスちゃん、いつからゲームの専門家に…?)
1,リュウ 2,ケン 3,春麗 4,ガイル 5,ザンギエフ 6,E.本田 7,ブランカ 8,ダルシム 9,キャミィ 10,DJ 11,ジュリ 12,ルーク 13,ジェイミー 14,マリーザ 15,マノン 16,キンバリー 17,リリー 18,JP 19,ラシード 20,AKI 21,ED 22,豪鬼 23,ベガ 24,テリー
ゲームのうまさ(数値の高い方が勝ちです)
ツツジ dice1d100=51 (51)
アリス dice1d100=69 (69)
- 50二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 06:36:11
おおスト○○イ!!楽しいですよね!
流石にアリスの方が得意か…頑張ってね二人とも - 51◆DE043jPnpKfd24/12/31(火) 12:32:49
ツツジ「よし、画面端でダウンさせた!しかもアリスちゃんのキャラはバーンアウト中!このまま押しきるよ。くらえ、イヴサール!」
モモイ「アリスの使うJPはワープ技を持っているけど瞬時に出せる性能じゃない。それにバーンアウトしているからドライブパリィも使えないし、このままだとガードするしかないよ!」
ミドリ「イヴサールで連ガされている時にドライブインパクトをくらったら、例えガードしていても無意味。またダメージを稼がれちゃうね。」
ツツジ「ドライブぅ、インパクトぉ!」
ユズ「いや、アリスちゃんはまだギリギリイヴサールに触れていない。この状況でツツジがインパクトをするのであれば…!」
アリス「慢心しましたね、ツツジ!アリスはSAゲージが満タンです。ここでSA3を使います!」
ツツジ「しまった!インパクトはSAを受け止められないし、技の演出中にせっかく出したイヴサールも消えてしまう!」
アリス「さあこのままトドメです、ツツジ!」
ミドリ「理屈では知っていても、実戦でバーンアウト中に相手のドライブインパクトにSAを返せる人ってなかなかいないから、アリスちゃんはすごいよ!」 - 52二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 20:46:08
おお…流石アリス…!
ツツジちゃんも凄かったよ! - 53◆DE043jPnpKfd24/12/31(火) 20:50:17
ツツジ「途中までは結構良かったんだけど、体力が少ない状況でもアリスちゃんが冷静だったから負けちゃったよ。」
アリス「ツツジの動きもとても良かったです、というか
、ラシード特有のわからん殺しが辛かったです…!」
モモイ「わかるわかる、私もラシード戦って本当になんとなくでしかやってないよ。」
ミドリ「アリスちゃんのJPも大概わからん殺しなんだけどね。でも、見てるだけで熱い試合だった!」
ユズ「私も参考にしたい部分が多かったし、見れて良かった…!」
ツツジ「どうせならみんなとも対戦したいな。今日は1日オフだし、とことんやっちゃうよ!」
アリス「それでこそツツジです!その心意気、日付が変わるのも覚悟してくださいね!」
その後、ツツジとゲーム開発部の交流は朝方まで続いたという。 - 54◆DE043jPnpKfd24/12/31(火) 20:53:44
ストリートファイター6を知らない人にはなんのこっちゃという内容だったかと思います。楽しいゲームなのでぜひ年末年始のおやすみ中にやってみてください!
さて、スレ主はお正月の3日間は用事がありなかなか浮上できないと思います。もし何かリクエストしたいものがあれば、同時に保守などをしていただけると助かります。順次消化していきます。
それではみなさん、良いお年を! - 55二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 20:54:48
みんなで楽しくゲームをする…これもまた青春ですよね!
スレ主さんも良いお年を!
…リクエストその間に投げたりしても大丈夫ですか? - 56◆DE043jPnpKfd24/12/31(火) 21:04:37
どうぞどうぞ!
- 57二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 07:06:08
保守
- 58二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 18:47:26
保守
- 59◆DE043jPnpKfd25/01/01(水) 22:45:37
- 60二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 22:48:06
そういえばリクエストですが…閲注いけるとの事で未来編で先生と姫始めするツツジちゃん(閲注)とか…出来ますか…?
- 61二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 08:13:41
保守
- 62◆DE043jPnpKfd25/01/02(木) 10:41:39
- 63二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 10:45:08
ありがとうございます!楽しみに待ってます!