- 1二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 17:39:51
- 2二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 17:40:42
- 3二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 17:57:17
たておつ
- 4二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 18:35:55
ほ
- 5二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 18:41:05
たておつ
- 6二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 18:43:02
ほし
- 7二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:30:30
このレスは削除されています
- 8二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:30:59
あげ
- 9二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 20:20:52
保
- 10二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 20:53:12
ほ
- 11二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 21:55:52
立て乙です
- 12二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 22:52:13
保守しますね
- 13二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 01:57:37
これからある程度ssが進んだら小出しにしていきます。とりあえず第十一話の導入部を。
刀語×ブルアカ 第十一話誠刀・銓 | Writening "はぁ…" 真冬のシャーレに、重いため息が聞こえる。声の主は先生だ。 「どうしたんですか?先生。そんな世紀末みたいな顔して。」 "わたしは寒いのが大嫌いなんだ" 「ここは暖かいじゃ…writening.net - 14二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 04:34:12
感謝!!
- 15二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 09:44:30
レッドウィンター、足が進まない理由はクーデターとかじゃなくて気象条件なの先生だわ
- 16二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 15:53:40
かんしゃ~!
- 17二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 19:28:53
お疲れ様です!
- 18二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 23:40:34
トモエとの出会い方が個人的に良かったな…
- 19二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 23:44:59
ほぼ絆ストの焼き直しでどうかなと思っていたので嬉しいです
- 20二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 01:42:47
- 21二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 04:52:03
更新お疲れ様です!
- 22二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 10:55:52
かんしゃ~!
- 23二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 15:28:45
ここからどうなるのか…
- 24二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 20:23:11
- 25二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 22:59:31
期待の保守
- 26二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 01:39:31
全刀ちゃんと戦うにしても投げて使うくらいしか出来ないからな、アレ…
- 27二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 03:31:52
更新しました。
月華夢騒がちょうど終わった頃にブルアカ始めたので読めてないんですよね。読めてたらネタをもう少ししたためられたのでしょうか
刀語×ブルアカ 第十一話誠刀・銓 | Writening "はぁ…" 真冬のシャーレに、重いため息が聞こえる。声の主は先生だ。 「どうしたんですか?先生。そんな世紀末みたいな顔して。」 "わたしは寒いのが大嫌いなんだ" 「ここは暖かいじゃ…writening.net - 28二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 09:23:28
- 29二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 12:09:56
わかりづらいかもしれませんが一応先生がどのキャラか判断するに足りるだけの材料はあると思います。よければ少し考えてみてください
- 30二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 18:37:27
- 31二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 23:14:00
水戸黄門実を感じたな…
- 32二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 00:32:32
- 33二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 08:52:00
- 34二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 09:56:31
- 35>>124/12/31(火) 10:42:32
そういえば忘れてたのを今さら貼っておきまさ
SS集
刀語×ブルアカ 目次 | Writening第零話 https://writening.net/page?3z5Kgv 第一話 https://writening.net/page?7diru6 第二話 https://writening.net/page?5a2Zg5 第三話 https://writening.net/page?jZhvDg 第四話 https://writening.net/p…writening.net別作者様のSS
鎧と鎩 | Writening♢ 「くっ、このぉっ!!」 「無駄な抵抗はやめて、おとなしく投降してください!!」 くぐもった大声の響くD.U地区、子ウサギ公園。 地面、噴水、樹木、テント、etc. 所かまわず無数の─────そして同…writening.net - 36二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 14:46:24
こちらも感謝です!
- 37二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 23:40:28
良いお年を
- 38二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 03:00:19
さて、(主に私の筆が遅いせいで)長く続いたこのssもいよいよクライマックスということで。半分程度ですが第十二話、毒刀・鍍 上を投稿します
刀語×ブルアカ 第十二話 毒刀・鍍 上 | Writening 「なんですか、その手紙…?」 先生達がレッドウィンターに出向いたちょうどのタイミングで、さらに言えば完成形変体刀を十一本調査したタイミングで。いかにも怪しい手紙が置かれている。 "わからん。…writening.net - 39二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 08:54:57
SSありがとう!
- 40二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 09:28:02
チェリノたちと風呂に入ってたし女性だとは思ってたけどその正体は予想外だったわw
- 41二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 14:10:49
- 42二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 17:53:10
話し方とかとがめの最後を知る人物ってあたりでそうかなとは思っていたが、やっぱりあの人が先生だったか…
- 43二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 23:04:48
面子は虚刀と原作で炎刀の使い手だったアイツがいない事を除くとほぼほぼ揃っているな
- 44二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 03:14:58
第十二話は最終話ということもあり、今までの倍以上の量になるので上中下でわけます。
>>43中編で原作の所有者全員出します。虚刀は…お楽しみに。
刀語×ブルアカ 第十二話 毒刀・鍍 上 | Writening 「なんですか、その手紙…?」 先生達がレッドウィンターに出向いたちょうどのタイミングで、さらに言えば完成形変体刀を十一本調査したタイミングで。いかにも怪しい手紙が置かれている。 "わからん。…writening.net - 45二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 09:41:31
- 46二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 10:20:39
言い方が悪かったです。家鳴将軍家御側人十一人衆ではなく、とがめが対面した所有者です。なので日和号は少し変則的になります。
- 47二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 11:04:55
感謝です!
セイランに似た雰囲気なら黒鍵じゃなくてあっちかな
さては黒服はバキの徳川のジジイのノリで武蔵みたいに原作の所有者全員をか?
なら変体刀もイオリの報告通り全員しっかり持たせている事になるが…
- 48二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 15:51:46
十二巻のあの連戦を本来の適正がある人物達でやるならエグいだろうな…特に悪刀の所
- 49二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 16:27:23
そういえば先生はあの人やったわけやけど、本編にどんな影響出るかな?イオリの足は舐める気がするけどアリスと光の剣をおんぶとかできんやろ
- 50二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 17:24:21
- 51二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 19:09:52
第十二話中編の1戦目、鑢七実VS天童アリスです。中編はこんなのがあと十回続きます。
刀語×ブルアカ 第十二話 毒刀・鍍 中 | Writening 「ここは、どこなのかしら?」 ミレニアムのある通りを、見るからに不健康そうで、痩せ細った、今にも死んでしまいそうな女が歩いていた。女の頭上にヘイローは無い。つまり、キヴォトスでは珍しい生徒では…writening.net - 52二次元好きの匿名さん25/01/02(木) 23:28:13
- 53二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 01:44:17
これはあるか…イズナvs銀閣の師弟対決?
- 54二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 10:49:55
そうなりそうかねこりゃ…
- 55二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 16:12:59
とりま毒刀以外の本来の適正ある所有者は七実と同じ感じなら忍者系のヤツ三人いるからアリスク二人とカンナがキツそう…
日和号は多分アビドスフルメンバーが相手になりそうだが - 56二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 22:36:42
スレ圧迫するかもしれませんがwritingだとスクロールが面倒くさいと思うのでss直貼りしてもいいですか?
- 57二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 23:35:31
良いんじゃないかな
実際それは負担は少なそうだし - 58二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 01:39:05
>>57 了解です。
以外、中編二戦目。汽口慚愧VS宇沢レイサです
トリニティの某所。王刀・鋸を持った宇沢レイサは、日課のパトロールをしていた。最近は治安が以前に比べ、僅かながら悪化していたので、気を引き締めてパトロールをしている。どんな小さな異常でも見逃さないという気概でいつもと同じルートを見回る。
……………いつもと同じ日常、いつもと同じ静寂。ふと、レイサはその中に微かに非日常の音が響いたのを聴き逃さなかった。
「この音は…宇沢レイサ、出動します!」
一人呟いて、レイサは音の聞こえた方へ走り出した。
レイサが音の出所にたどり着いく。そこには、体中に痣や傷をつけたヘルメット団が死屍累々と倒れていた。
「大丈夫ですか!?」
すぐ傍にいたヘルメット団へ駆け寄り、声をかける。
「おまえ…は、宇沢、レイサ…」
脈はあるが呼吸は浅く、ひどく満身創痍だ。
「どうしたんですか!?誰にやられたんですか!?」
「木刀を持った…黒髪の…女……」
ヘルメット団を襲った犯人の特徴だけ言って、そのヘルメット団は気絶してしまった。
「木刀…」
レイサは、その手に持つ王刀・鋸へ視線を向ける。なんの因果か、レイサの持つその刀も木刀だ。不思議な感覚を胸に覚えつつ、立ち上がる。そして、木刀を持った黒髪の女を探し始めた。
犯人はあっさり見つかった。直毛の黒髪に袴を着た、ヘイローの無い大人の女。そして、木刀を持っている。彼女の名前は汽口慚愧。その正体は、黒服によって形作られた刀の残滓。
「あなたがヘルメット団を襲撃した犯人ですか!」
王刀・鋸を構え、堂々と汽口慚愧に対面する。
「ヘルメット団…ああ、先ほどの不良集団のことですか。あのような不良は一度痛い目を見ないと更生しないんですよ」
悪びれも無く言った。自分が正しいことをしていると本気で信じているのだ。薬も過ぎれば毒となる。その極端な例だろう。
「確かにそうかもしれませんが、あんなに痛めつけるのは間違っています!」
「わからないのですか?誰かが厳しく罰しなければ、あのような輩は止まりません。私がその役目を担ったまでです」
二人は、自然と刀を構える。二人の間にあるのは対立だ。合図もなく、決闘が始まった。
- 59二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 01:39:57
カン!カン!と木刀がぶつかる音が木霊する。初めは、二人の実力は互角かのように見えた。しかし、汽口慚愧は歴史ある道場の師範代。さらに、汽口慚愧とレイサでは体格の差がある。次第にその差は顕著に現れ出した。レイサの剣閃は遅くなり始め、汽口慚愧はここぞとばかりに剣筋を鋭くする。レイサは必死にそれを受け止め、ギチギチと音を鳴らす。その時だった。
バババババッと銃声が鳴り響き、汽口慚愧の持つ王刀・鋸の複製が破壊された。
「杏山カズサ!」
「一対一の決闘を邪魔するなどーー」
銃の主、杏山カズサは、汽口慚愧の言葉を遮り、言った。
「悪いけど、決闘だとか、そういうのに興味ないから。私はただピンチの友達を助けただけだし。」
友達。汽口慚愧に、友人と呼べる人物は居なかった。彼女の成熟した精神は、周囲の人々に気味悪がられ、疎まれ、敬遠された。それでも彼女は真人間であることの異常さに気付かない。気付けなかった。
それに対し、宇沢レイサという少女は、王刀・鋸に影響されながらも、時には子供じみた笑いを浮かべ、時には友達とスイーツを食べ。そんな、思春期の学生らしい、王道な青春を選んだ。
「真人間であることと、正しい人間でいることは、必ずしも一致しない、ということですか。」
「さあね。でも、私にはあなたより宇沢の方が正しく見えるよ」
汽口慚愧は、カズサと言葉を交えた後、苦々しく笑いながら消えていった。 - 60二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 08:34:55
王刀編感謝です!
なるほど、本人が気づけてなかった要素に原作同様な勝負になったのもある意味良いな - 61二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 09:56:26
更新お疲れ様です!
王刀って使い手が荒くれ者なら空っぽな人間になって誠実な人が持ったら毒気が無さすぎて人を遠ざけるって
ある意味では毒刀並みに持ち手を選ぶ刀なんだな - 62二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 16:29:39
残りは十本か…
- 63二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 17:43:50
中編三戦目、真庭蝙蝠VS戒野ミサキです
キヴォトスの何処か。誰も知らぬような僻地を、サオリを除いたアリウススクワットの三人は歩いていた。新たな拠点を探そうとしているのだ。そんな三人に、後ろから声かける人物が一人。長い白髪に童とさほど変わらぬ身長。とがめ先生だ。
「あれ?先生、こんなところでどうしたの?」
「この辺りに用事があってな。そこで三人を見かけたから声をかけたんだ」
とがめ先生と変わらぬ声、変わらぬ口調。しかし、ミサキは彼女に違和感を覚えた。
「一人でこんな僻地まで来るなんて珍しいね。セイランはどうしたの」
ミサキの問いに、とがめ先生は一瞬迷いを挟み答える。
「毎日働かせるのも申し訳ないしな。今日はセイランは休みだ」
「えへへ…ミサキさん、どこからどう見ても先生じゃないですか…」
ヒヨリにそう言われるが、取り繕うような返答に疑いは晴れない。
「じゃあ、いつも持ってるタブレットは?アレを見せてくれたら信じてあげる」
その一言に、四人の時は一瞬硬直する。
「きゃはきゃは、そこまで言われちゃしょうがない。俺の変装を見破るやつなんて久しぶりだぜ」
とがめ先生そのものだった声が青年のものになる。そして、謎の人物は自身の…とがめ先生そっくりな身体をいじくり回し、変貌していく。逆だった黒髪と真っ黒な瞳。青年の名は真庭蝙蝠。彼も、例に漏れず黒服により形作られた刀の残滓だ。
「!本当に先生じゃなかった」
アツコもヒヨリも、目の前で起こる超常現象に驚愕している。ただ一人、ミサキだけが青年をその目で捉えている。
「先生に変装してまで私達に近付いて。目的はなに?」
「別に目的なんてねえよ。強いて言えば、暴れることだ!」
体内から絶刀・鉋を取り出し、ミサキに斬りかかる。
「姫達は先に行って」
「ダメだよ、ミサキ。一人じゃ…「いいから早く!」
「絶対に戻ってくること。」
ミサキの有無を言わさぬ剣幕に、アツコは一言だけ言って先へ進む。
「俺は真庭忍軍十二頭領が一人、真庭蝙蝠。嬢ちゃん、名前は?」
「戒野ミサキ」
「きゃはきゃは、そうかい。戒野ミサキ、精々楽しもうぜ!」 - 64二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 17:44:26
ミサキも真庭蝙蝠も、訓練を積んだ一流の戦士であり、その実力は互角。ミサキはやや乱暴に絶刀・鉋を振るい、それを真庭蝙蝠が受ける。両者一歩も引かぬ真剣勝負だ。しかし、真庭蝙蝠は卑怯卑劣を売りとする忍者。刀だけの勝負をするはずもなく。手裏剣や苦無といったあらゆる忍び道具を雨のようにばら撒き、ミサキに喰らわせる。放たれた手裏剣はミサキを掠め、突き刺さる。一つ一つの威力は小さいが、それが積み重なりミサキの体力を削っていく。
「やっぱり、全ては虚しい。ごめん、姫、リーダー…」
血まみれの身体を絶刀・鉋で支え、思わず呟く。
「虚しい、か。冥土の土産とはいかないかもしれねえが、せめて苦しまないよう一撃で葬ってやるよ」
高く跳躍し、急降下。真庭蝙蝠が叫ぶ。
「限定奥義・報復絶刀!」
大罪を犯したアリウススクワットが、ようやく再起できそうだったのだ。それに、自分が死んだら姫やリーダー、それにヒヨリ。先生だって悲しむだろう。こんな人目につかない所で、大道芸人じみた狂人に殺されるなんて。あまりにもあっけなさすぎる。
「まだ、死にたくない!」
人生で何度目かの命の危機を迎え、ミサキは初めてそう思った。力を振り絞り、迫る真庭蝙蝠に絶刀・鉋を向ける。
ガギィ!と耳をつんざく音が響き、刀の切先が宙を舞う。
「傑作だぜ。冥土の土産を大盤振る舞いし過ぎたなーー」
折れた絶刀・鉋の複製は、愉快そうに笑う真庭蝙蝠と共に消滅した。
その場に残るのは流血とミサキ、そして傷一つない絶刀・鉋だけだった。 - 65二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 17:47:18
刀に対する人選がこれ以上ないくらいピッタリだと書いてて思います。展開考えていて、絡められそうな要素が多いこと多いこと。
- 66二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:42:09
絶刀編感謝です!
刀と人選についてはダイスが選んだはずなのに共通できる点があるのは正直自分も同じく感じますな… - 67二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 02:06:38
なんなら斬刀は師弟関係になったしな…
- 68二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 11:00:55
そういやそうじゃん…
- 69二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 17:58:14
続きもめちゃくちゃ期待大ですな…
- 70二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 20:21:05
中編四戦目、左右田右衛門左衛門VS秤アツコ!
「ミサキさん、大丈夫ですかね…」
「大丈夫だよ。約束したんだし」
ミサキを殿に残し、アツコとヒヨリは森の中を通る一本道を歩いていた。
「不通。そこの二人、止まれ。」
どこからともなく声がする。そして、二人の目の前に現れたのは[不忍]と書かれた仮面をつけた、奇妙な男だった。彼の名は左右田右衛門左衛門。彼もまた、刀の残滓であり複製体。つまりは、キヴォトスの少女達の敵である。
「またですか…それにさっきの芸人より強そうです…」
「一応聞いておくけど、あなたの目的は何?」
「不判。目的などどうでもいい。私は姫さまのためだけに戦う。」
「そっか。私も一応姫なんだ。そこを通してってお願いしたら、回れ右して帰ってくれるかな?」
左右田右衛門左衛門の顔は仮面に隠れて表情がみえないが、無機質に返答する。
「不頷。我があるじはただ一人のみ。それに、安心しろ。よその姫を殺すのはこれで二度目だ」
その言葉が引き金となり、アツコは懐から炎刀・銃を取り出す。すかさず左右田右衛門左衛門に向けて連射するが、既に彼はそこにいない。四方八方からアツコめがけて弾丸が発射される。しかしアツコもそう易々とやられるような守られるだけの姫ではない。致命傷となるような弾丸を全て避け切った。 - 71二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 20:21:28
「不禁得。驚きを禁じ得ないぞ。これだけで終わると思っていた。少々見くびっていたようだな。」
再びアツコの前に左右田右衛門左衛門が現れる。
「別に、これくらいここじゃ普通だよ?」
「不笑。笑えない冗談だ」
「相生拳法・背弄拳」
瞬きよりも早い、一瞬のうちに。左右田右衛門左衛門はアツコの背後へと移動していた。
「もっとも、使うのは拳ではなく拳銃だがな。」
アツコが振り向く前に、アツコの心臓に炎刀・銃の標準を合わせる。
「さらばだ。名も知らぬお姫さま。辞世の句があれば聞いてやろう」
そう言って、引き金を引く。
左右田右衛門左衛門は、今度こそ終わったと思い込んでいた。彼のいた世界では銃弾が命中すれば致命傷。心臓ならば死は免れない。故に、彼の慢心は間違っていない。はずだった。
「不信。なぜ、心臓を撃たれて生きている!」
感情が欠落していた彼の声に初めて焦りが浮かぶ。
「言ったでしょ?キヴォトスの人間は頑丈なんだ。殺したいなら、最低でも百発は撃たなきゃ」
アツコはお返しと言わんばかりに、左右田右衛門左衛門に炎刀・銃を向ける。
「あなたは何と言って死ぬのかな?」
「…姫さまーー」
左右田右衛門左衛門の言葉が終わる前に、アツコは容赦なく引き金を引いた。 - 72二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 23:13:19
炎刀編感謝です!
これは使う武器が炎刀故にダメだったヤツだな…刃物系ならミサキの様にギリギリを狙えた可能性があったから同じアリスクでも原作だと最初に相手してた蝙蝠がかなり強く感じ、原作だと最後に相手してた右衛門左衛門があっさり倒れる感じなの同じ忍者なのに色々と考えさせられるな… - 73二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 08:20:52
期待の保守
- 74二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:58:14
どうなるかね…
- 75二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 22:14:21
おそらくみなさんお待ちかね、中編五戦目宇練銀閣VS久田イズナです
「師匠、どこ行っちゃったんでしょう…」
百鬼夜行の大通りを、イズナはひとり、歩いていた。目的はもちろん、失踪した彼女の師匠、宇練銀閣を探すため。もうしばらくの間探しているが、一向に足取りが掴めない。百鬼夜行を虱潰しに探しても、影すら見当たらないのが現状だ。宇練銀閣はキヴォトスの外から来た男性だ。故に珍しく、キヴォトスにいるならば噂になっていてもおかしくはない。だが、そんな噂も無く。
「師匠…帰っちゃったんですか…?」
イズナの歩幅が次第に次第に小さくなっていく。そして…遂には立ち止まってしまう。無意識に歩いていたため、現在位置がわからなくなってしまったようだ。周りには人の子一人おらず、目の前には虚構は誘う伽藍堂が。日は落ちかけ、辺りは茜色に染まっている。それらの要素が噛み合い、どこか幻想的な雰囲気を醸し出している。
「師匠……?」
なんの確信もなく。心細さが生み出した幻想なのかもしれないが、イズナは師匠の気を感じとっていた。一縷の望みにかけて、イズナは口を開ける伽藍堂へ歩を進める。
伽藍堂の…よく見ればただの裏路地だったそれの奥には、イズナが敬愛し、追い求めていた宇練銀閣が胡座をかいて佇んでいた。
「師匠!」
おもちゃを前にした幼児の如く、イズナは宇練銀閣へと駆け寄ろうとする。しかし。
「……!」
イズナがあと半歩でも進んでいたら、胴から上が真っ二つになっていただろう。そんな位置に、刀が振るわれた。
「……零閃」
しゃりん、と刀を納刀する音と、聞き慣れた師匠の声は、刀が振るわれるのと同時にイズナの耳に届いた。
「師匠…どうして、どうしてイズナを攻撃するんですか!?」
蓄積されていた不安と、師匠に斬られかけたという事実にイズナは目に涙を浮かべる。
「師匠?嬢ちゃん、なんか勘違いしてねぇか?俺に弟子なんていないし、そもそもここに来たのも初めてだ」
その言葉は、斬刀・鈍で斬られるよりも鋭く、イズナに突き刺ささった。
「ですが!いくら初対面でも、いや、初対面だからこそいきなり斬りかかるなんて師匠らしくありません!どうしちゃったんですかぁ、師匠!」
「どうしたもこうしたも…俺は元々こんなだぜ」
そう言って、大きな欠伸をする宇練銀閣。その仕草は、確かに彼を本物だと証明している。 - 76二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 22:15:35
「そこのよくわからん奴らもそうだ。ここは物騒で安心して眠れやしない。だから斬った」
そう言われて、イズナは初めて気づいた。薄暗い路地裏に、胴と頭がなき別れになった人らしき形と、赤い液体が至る所に付着していることに。
「うっ…」
認識した途端、今まで感じなかった腐臭がイズナの鼻腔を侵食する。
「嬢ちゃんも、ここでのことは見なかったことにして、すぐにお家へ帰りな。そうすれば、俺は何もしない」
「だが…俺の領域に入ってくるんだったら、容赦はしないぜ?零閃は、いつでも出撃可能だ」
片手で鞘を、片手で柄を握り、居合の構えを取る宇練銀閣。
イズナは、何も言わず、足を前に運ぶ。
「そうかい。嬢ちゃんは、死ぬことを選ぶのか。」
「零閃編隊」
引き伸ばされたような剣筋が、幾重にも重なりイズナに襲いかかる。イズナは変わり身の術を連続発動し、刀の檻などお構いなしに、ゆっくり、ゆっくり、宇練銀閣を目指して歩く。
ごく間近で見て、イズナは彼が本物だと確信した。何度もみてきた師匠と全く同じ、ミクロほどの差もない完全一致。ただ、イズナとの記憶だけが不自然に抜け落ちている。
「師匠。帰りましょう。イズナはずっと、信じていますから」
居合術には、納刀と抜刀の動作が必要だ。イズナは、その一瞬を突き、宇練銀閣の手に自身の手を重ねる。
「何度も言うがな、嬢ちゃん。俺は嬢ちゃんを知らない。もし嬢ちゃんが探しているのが本当に俺でも、俺はここから動くつもりはない。だから、帰ってくれ」
「嫌です!絶対に、イズナと一緒に帰るんです。もう、話しません!」
涙ながらに訴えるイズナ。
「迷惑だ!帰れ!」
唇を噛みながら、イズナの手を振り払う。
「もう容赦は無しだ!」
「限定奥義・斬刀狩り」
血液を十分に含み、かつて無い速度で斬刀・鈍の複製が抜刀される。
「零閃」
それに応えるように、イズナも零閃を発動する。イズナは、どこか悲しげだった。
二つの剣閃がぶつかり、折れたのは宇練銀閣のもつ斬刀・鈍の複製だった。 - 77二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 22:15:48
「なんだーー嬢ちゃんが持っていたのか、斬刀・鈍をよ。」
「通りで馴染まないわけだ。きっとこれは紛い物だったんだろうぜ」
「だが、負けたのは事実。とっくに捨てたと思っていた剣士の誇りがまだ俺にもあったみたいだな」
「じゃあな、嬢ちゃん」
「今度こそ、ゆっくり眠れるといいな………」
「何を言っているんですか、師匠…これからイズナと一緒に…」
ザシュ、と音がした後。辺りは静寂に包まれた。 - 78二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 23:15:38
斬刀編感謝です!
こりゃ、お互いに斬れてたのか…?
このスレ世界では斬刀は神秘を無視して斬れる感じか、地味に対生徒用の武器になってるな…斬刀 - 79二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 23:32:48
複製体とその違いを演出するために、私としては銀閣の自刃イメージですが、そこは各々の解釈に任せます
- 80二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 01:13:03
感謝です!!
- 81二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 08:30:40
なるほど…
- 82二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 15:04:05
こうして話になると刀の相性とか原作での適正ある使い手と生徒とかで比較にもなるな…
- 83二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 22:51:25
期待の保
- 84二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 05:54:52
互いに切り合う、刹那の瞬間
- 85二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 10:13:02
朝保
- 86二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 20:59:52
ほ
- 87二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 23:02:04
し
- 88二次元好きの匿名さん25/01/09(木) 00:55:03
一日空いてしまいましたが、中編六戦目敦賀迷彩VS空井サキ(+月雪ミヤコ)です。
とある日。ウサギ公園で、炊き出しが行われていた。サキとミヤコはその手伝い、もとい警備としてそれに参加している。
「希望の方はこちらに並んでください」
一般住民がそう誘導し、列ができる。その最後尾に、長身の女が並ぶ。生徒では無さそうだ。
「酒はあるかい?」
開口一番、彼女はそう言った。しかし、ここはキヴォトス。酒はなかなか手に入らない。
「すみません、お酒は出していなくて…」
「そうかい」
女は、刀に差した刀を抜き…目の前の一般住民に振り下ろした。
カン!と音が響く。サキが、二人の間に割り込み刀を受けた音だ。この光景に、炊き出しに集まっていた人々は呆然としている。
「炊き出しは中止だ!死にたくない奴は公園の奥へ!ミヤコ、誘導頼んだぞ!」
その指示で、固まっていた人々が動き出した。人々の間でざわめきが伝播し、ウサギ公園は混乱に包まれることになる。
「お前は誰だ!なんでこんなことをした!」
「そんなに怒鳴らなくてもいいじゃないか。…そうふだね。あたしは敦賀迷彩。ここは山じゃないけど、山賊だ。理由は…むしゃくしゃしたからかな。」
敦賀迷彩が持つ刀はもちろん千刀・鎩。彼女も刀の残滓、複製体だ。
「むしゃくしゃしたからだと!?そんなくだらない理由で…許されると思っているのか!?」
声を張り上げて、怒りをあらわにするサキ。
「戦争で何もかも奪われた私からしたら、こんなあくびが出るほど平和な世界が気に食わなくてね。目に映るもの全てを破壊しないと気がすまないのさ!」
女性にしては高いその長身でサキを押し込む敦賀迷彩。サキは刀を放し、敦賀迷彩から距離を取り、耳につけたインカムのスイッチを入れる。
「ミヤコ、そっちはどうだ!」
『もう少しで誘導が完了します。サキは!?』
「敦賀迷彩と名乗ったあの女、かなり手強い。千刀巡りで迎え撃つぞ!」
最低限の連絡だけして、サキは森の中へ入っていった。 - 89二次元好きの匿名さん25/01/09(木) 00:55:39
「へぇ。」
サキを追って森にはいった敦賀迷彩は、感嘆の声を漏らした。森には至る所に刀が刺っていたからだ。千刀流の使い手である彼女にとって、この状況は土俵の上。刀が導くままに、ゆっくり進んでいく。
「くらえ!」
右と左から、サキとミヤコが飛び出し、敦賀迷彩に刀を振るう。しかし、
「そんなことだろうと思ったよ」
と、余裕の表情で二人を受け止め、そのまま乱戦に発展する。だが、サキとミヤコがかわるがわる攻めても、敦賀迷彩はそれを全て捌き切る。流れるように刀を持ち替え、場にある刀を全て利用して二人を追い詰めんとする。二人はまだ傷を受けていないが、このままだとやられるのも時間の問題。
「敦賀迷彩、止まれ!止まらなければ…撃つ!」
サキが銃を構え、宣言した。
「それがどうした?」
敦賀迷彩はヘイローを持たない。彼女にとって銃は致命的な弱点だ。だというのに、彼女は銃になんの関心も向けない。
「元々死んでいるような人生だったんだ。今更死なんて怖くない」
死を恐れぬ者に、脅しは意味を為さない。規律を重んじるサキに、引き金を引く…つまり、人の命を奪うかもしれない選択をする勇気は無かった。銃を構えたまま、立ち尽くす。その隙を、敦賀迷彩は見逃さない。
「戦場では…殺すか殺されるか。それだけだよ」
「…そうかもしれませんね」
ミヤコの銃から放たれた弾丸が、正確に敦賀迷彩の四肢を撃ち抜き、振おうとした刀を破壊した。それは、偶然なのか、それとも必然なのか、敦賀迷彩が最初に持っていた千刀・鎩で。媒体を失った複製体は、塵の如く消え失せた。 - 90二次元好きの匿名さん25/01/09(木) 08:41:22
千刀編感謝です!
ついに半分か…
防戦が得意な状況に持ってけても今回の使い手の戦闘スタイル上は流石に苦戦するよな… - 91二次元好きの匿名さん25/01/09(木) 14:04:46
このままSSが完結に向かってると思うと名残惜しさがある…
再ダイスで新たに振り分けて欲しい気持ちがある反面、今のダイスがピッタリでこれで良いって感じも… - 92二次元好きの匿名さん25/01/09(木) 23:23:33
半分か…
- 93二次元好きの匿名さん25/01/10(金) 00:08:48
中編七戦目、日和号VS日和号&シロコです
「日和号ちゃん、それとって〜」
快晴のアビドスに、ホシノの気の抜けた声が響いた。
「…………」
日和号は、ホシノに言われた通り行動した。
「ホシノ先輩…最初はあんなに警戒してたのに。日和号は小間使いじゃない。」
「いいじゃん、シロコちゃん。日和号ちゃんがこんなにいい子だって知っちゃったら、おじさん手放せなくなっちゃった」
そう言って、日和号を後ろから抱きしめるホシノ。今ではすっかりアビドスの一員として認められた日和号。表情には出さないが、少し嬉しそうだ。
そんなとき、ホシノのスマホに着信が入る。シロコ*テラーからだ。
「あれ?もう一人のシロコちゃんからだ。何かあったのかな?」
シロコ*テラーから送られたモモトークにはこうあった。
『今すぐ校庭に降りて来て』
「…行こう」
ホシノは何か緊急のことがあるのだと理解し、目を鋭くする。シロコも頷き、二人と一体は階段を駆け降りた。
二人と一体が校庭に降りると、そこにはシロコ*テラーが待っていた。
「どうしたのさ?シロコちゃん」
「結論から言うね…私の世界の日和号が、急に暴走した」
苦々しい表情でそう告げるシロコ*テラー。
ホシノとシロコは、あっけに取られたような表情をしている。
「ん…今まで考えたことも無かったけど、この世界に日和号がいるんだから、そっちの世界にいてもおかしくない…」
「そうだね…原因はわかってるの?」
「わからない…突然変なことを言い出して、飛び出していった…」
「多分、もう少しでここにくる。だから、お願い…日和号を、破壊して。」
その言葉は、二人にとって衝撃的なものだった。
「わかってるの?そのことの重さが。いくら暴走したからといって、最後の仲間を壊しちゃっていいの?それに、その役目を人に押し付けるなんて…」
ホシノは、咎めるような厳しい口調で、シロコ*テラーに問いただす。 - 94二次元好きの匿名さん25/01/10(金) 00:09:04
「わかってる。この世界のみんなに迷惑をかけるくらいなら、いっそ破壊したほうがいい。だけど…私には、できない。もう、仲間に手を掛かるなんて…」
シロコ*テラーの瞳に涙が滲む。
「安心して。シロコ。私と日和号で、そっちの日和号を壊してあげる。」
「いいの?みんなはさ。」
二人のシロコが頷く。
「私は砂狼シロコの決定に従う」
日和号もだ。
「そっか。じゃあ、さっそく来たみたいだし、頑張ってね」
校門から入ってきた、シロコ*テラーの世界の日和号。ヘイローは黒ずんで禍々しさを放ち、彼女を構成するパーツや服はところどころ破損している。シロコ*テラーが反転したときに影響を受けたのだろう。日和号*テラーとでも言おうか。
「外敵発見。即刻排除。」
無感情な音声が発された。アビドスの墓守という役目だけが残り、シロコ*テラーを除いた見たもの全てを破壊する殺戮マシーンとなった日和号*テラーが発したのだ。
「ん…すぐに楽にしてあげる。日和号!」
日和号が動き、日和号*テラーに斬りかかり、至近距離で銃弾を放つ。シロコも遠距離から攻撃を加える。日和号とのコンビネーションは抜群だ。壊れることを気にも留めない日和号*テラーは何度も被弾し、刀を受け、その度に体が欠けていく。崩壊の一途を辿る日和号*テラーはがむしゃらに刀を振り、銃を乱射するが、動きは錆びつき、キレがない。
「止めだ」
人間でいう心臓の部分に集中攻撃をする。装甲が剥がれたところに、更に銃弾を撃ち込んだ。中枢の絡繰を破壊され、日和号*テラーの動きが止まり、同時にヘイローも消失した。
「ありがとう…」
シロコ*テラーが、ボロボロになった日和号*テラーを優しく撫でる。そして、シロコ*テラーの掌に固くて冷たい金属の感覚を残したまま、消え去った。 - 95二次元好きの匿名さん25/01/10(金) 02:17:32
感謝です!
- 96二次元好きの匿名さん25/01/10(金) 07:59:42
微刀編感謝です!
クロコも持っていたのは個人的に意外だったわ… - 97二次元好きの匿名さん25/01/10(金) 13:59:05
キヴォトス人だからなのかちゃんと日和号と連携取れてる…
- 98二次元好きの匿名さん25/01/10(金) 22:45:57
御見事……
- 99二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 01:32:42
中編八戦目、校倉必VS中務キリノです。
「最近、暴動が多いですよね。」
「そうだな。我々が暇になるくらいが理想なんだが…そうにもいかない。」
キリノとカンナ。彼女達は完成形変体刀の所有者であり、ヴァルキューレでも有数の戦力だ。暴動が毎日のように発生する最近は共に行動することが多く、この日も同じ署で待機していた。
「それにしても、最近のこの治安の悪さは何故でしょう?」
「さあな。私たちに出来ることは、起きた事件を解決することだけ。」
随分と素っ気ない反応だが、カンナの言っていることは事実。キリノは口を閉じ、沈黙が空間を支配する。
「局長。少し宜しいでしょうか。」
しばらく経った後、カンナの部下の一人が部屋に入ってくる。
「局長に牢まで来ていただきたいのです。実は、囚人達が怪しげな動きをしていまして。」
「わかった。すぐに行こう。」
カンナは部屋を出て行ってしまった。ここにいるのはキリノ一人。
「…見回りにでも行くとしましょう」
彼女も立ち上がり、そばに置いてあった属刀・鎧を身に纏う。
乾いた風が吹くD.U市内を、キリノは歩く。今のところ、異常は見受けられない。
「あ!鎧のおねぇちゃんだ!」
まだ十歳くらいの子供が、キリノに手を振る。それに、キリノも敬礼で返す。D.U市内でキリノの鎧姿は名物となっているのだ。
「キャー!」
比較的近くから、悲鳴が聞こえた。また暴動だろうか。キリノは鎧をガシャガシャ鳴らしながら、現場は急いだ。
「大丈夫ですか!?」
暴動の現場に駆けつけたキリノを見て、巻き込まれた住人は安堵の表情を見せた。
「警官さん…!あなたと同じ鎧を着た大男が暴れているんです!」
「そんな…」
キリノ自身、賊刀・鎧の強さはよく理解している。それを着た男が暴れているとなると、鎮圧は困難を極めるだろう。
「あなたは、安全な所へ。」 - 100二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 01:33:11
住人が逃げるのを確認して、キリノは男がいるという方に進む。やがて、現れたのは、キリノと同一のデザインの鎧を纏う者だった。しかし、その者のほうが一回り二回り大きい。
「そこの鎧!暴れないで大人しく投降しなさ
い!」
キリノが投降を呼びかけるが、暴動を起こすような輩が素直に応じるはずもなく。男の声で、こう言った。
「ほう。俺と同じ鎧か……。俺を止めたきゃ決闘だ!」
男の名は校倉必。言うまでもなく、刀の残滓、複製体だ。
ドガガガガ!と重機のような音を立てて、校倉必がキリノに突進する。なんとか受け止めたものの、その力は凄まじかった。衝撃を受け流す賊刀・鎧を介しているのにも関わらず、キリノは振動に揺さぶられた。
お互い高い防御力を誇る賊刀・鎧を見に纏っており、半端な攻撃では傷一つ与えることはできない。校倉必は決闘と言ったが、決着をつけるのは難しい。それは両者ともわかっていることであり、この戦いの大きな要因だった。勝敗を分けるのは、気力と体力。互いにそう確信して、泥臭い肉弾戦が始まった。
「はあ、はあ…」
気の遠くなるような戦いに、キリノの体力は限界を迎えていた。肩で息をして、足取りはふらついている。一方、校倉必はまだ余裕そうだ。
「なんだ、こんなものか。」
落胆したような声で校倉必は言った。そして…構える。
「限定奥義・刀賊鴎」
見上げるような巨体が、ものすごい速さでキリノに迫る。
「私がここで…負けるわけには…」
キリノの脳裏には、守るべき住人の顔や声が、浮かんでは消える。残った気力で最後の力を振り絞り、校倉必を迎え討つ。校倉必の突進をギリギリでかわし、後ろから自身の出せる最大限の力で押す。その結果、鼓膜が破れてしまいそうな爆音を轟かせて、人がいないビルに衝突した。
戦いの余波で痛んでいたビルは、校倉必が衝突したことにより、崩壊を迎えた。根本から崩れ、大小の塊となって、重力にひかれ落下する。それは、校倉必が抜け出す暇もなく、彼の上に降り注いだ。賊刀・鎧の耐久値を超える質量に押しつぶされ、複製体は跡形もなく消え去った。 - 101二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 10:38:29
賊刀編感謝です!
ある意味複製なのと、場所故に撃破できた感じの勝負でもあったか… - 102二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 16:25:40
こりゃヴァルキューレ二連戦かな…
- 103二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 23:23:35
保
- 104二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 00:30:48
中編九戦目、真庭狂犬VS尾刀カンナです
カンナは、部下と共に牢に向かっていた。その手には、双刀・鎚が。
「牢では何が起こっている?」
「囚人達が脱獄する算段を立てているようでして…」
「そうか。ただでさえ今は忙しいんだ。これ以上仕事を増やされては困る。」
事務的なやりとりを交わし、廊下を歩いていく。
牢に着いたタイミングで、カンナは気になっていたことを問う。
「お前の身体に入っているのは刺青か?それに、見慣れない物を持っているようだが…」
カンナを呼び出した部下は、全身に刺青のような怪しげな模様があった。また、背中に長い袋を背負っている。
「ああ、これですか?」
自身に背を向けるカンナを前に、部下はニヤリと笑う。
「こういうことよ!」
と、被っていた猫の皮を剥いだかのように、凶暴的な叫びをあげた。それに連動し、ズゾゾ、と刺青が不気味に蠢く。
「な!?」
その異様な光景に、カンナは一瞬、動きを止める。
「その身体、貰っていくわよん!」
刺青は部下の身体を飛び出し、カンナへ飛び掛かる。数秒後には、カンナの身体中に刺青が。
「な、何が起こったんだ…?」
牢の中の囚人達は、この一部始終に困惑している。
「この身体、いいわね。とても鍛えられてる」
鉄格子に、カンナ?は近づく。囚人達は、化け物を目の当たりにしたかのように震えている。
「♪」
双刀・鎚を振るい、鉄格子を一瞬で破壊するカンナ?。その様子は、誰もが知る[公安局の狂犬]とはかけ離れていた。
「どうしたんだよ、狂犬…!」
囚人の一人が、絞り出したような声でそう言った。
「狂犬。狂犬ねぇ。そうよぉ!真庭忍軍十二頭領が一人、真庭狂犬とは私の事よ!」
歌でも歌うように、そう言った真庭狂犬は、その名の通り狂っていた。 - 105二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 00:32:29
「ん?」
真庭狂犬は、カンナの腕が自分の制御をはずれ、首を絞めていることに気付いた。流石に不味いと思ったのか、先程のように刺青を動かし、今度は囚人の一人に乗り移る。そして、鉄格子に開けた穴からカンナへ一直線で飛び掛かる。
「無駄だ」
カンナは真庭狂犬をあしらい、突き飛ばす。
「驚いたわよん。まさかアタシの狂犬発動を破るなんて」
真庭狂犬は、倒れているカンナの部下が背負っていた袋を開け、中身を取り出す。
「それは…」
取り出されたのは、双刀・鎚。毒素を強く内包した複製だ。
「本当は貴女の身体を頂くつもりだったんだけど…予定が狂っちゃった」
双刀・鎚を持った真庭狂犬は、普通の人間のはずの囚人の体で、あり得ない速度を出して再びカンナに襲い掛かる。
「普通の人間が、双刀・鎚を持って…いや、持たなくとも、そんな動きができる訳がない。まさか、リミッターを無視して無理やり動かしているな?」
振り下ろされた双刀・鎚を受け止め、冷静に分析する。双刀・鎚は、持つことすらも難しい刀。選ばれし者でなければ、扱うことは出来ない。それを、普通の人間か無理に扱おうとすれば、身体はすぐに限界を迎えるだろう。事実、囚人の身体はがくんと倒れ込んだ。これだけで終わるなら楽だが、ここは牢。囚人はまだたくさん残っている。
「まだまだいくわよん♪」
次の囚人に乗り移り、カンナとの戦闘を再開する。囚人一人一人は大したことないが、それが何度も連続するのだ。囚人全員分を相手するのは、いくらカンナでも難しい。
「クソ、次から次へとキリがない!」
もう何度目か分からない攻防のなか、カンナは呟く。既に、カンナの目の前には限界を迎えた囚人達の身体が山積みになっている。
「…仕方ない。頼むから、耐えてくれ。」
「限定奥義・双刀之犬」
双刀・鎚は、途轍もない質量を持つため、ただの一振りでも必殺の威力になる。そのため、カンナは囚人の身体を傷つけまいと静の動きで真庭狂犬に対応していた。それを攻撃的な動の動きに変化させる。
真庭狂犬がもつ双刀・鎚の複製に狙いを定め、動く隙もないほどの乱撃を浴びせる。
「ちょ、激しーーー」
ピキ、と音がして。双刀・鎚の複製は真っ二つに折れた。 - 106二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 00:32:49
真庭狂犬の残留思念の模造品の基点となっていた双刀・鎚の複製が破壊され、囚人の身体に入った刺青は激しく暴れていた。しかし、その抵抗も虚しく、刺青は薄くなり、消失した。
「はあ、上にどう報告したものか…」
台風が通り過ぎたような惨劇を見まわし、カンナは重いため息をついた。 - 107二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 11:41:26
感謝ァ!!
- 108二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 12:15:24
双刀編感謝です!
刀を使える一人ではなく、使えない人を無理矢理でも動かしてストック制の勝負で来たのは地味にキヴォトス故にできる事でもあるか… - 109二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 23:39:38
期待の保守
- 110二次元好きの匿名さん25/01/13(月) 02:07:04
狂犬対決も決着したか…
- 111二次元好きの匿名さん25/01/13(月) 11:32:42
中編第十話、彼我木輪廻VS佐城トモエです。
「はぁ、またクーデターですか。」
トモエは、呆れたようにため息をつく。クーデターの鎮圧が日課になっているトモエでも、思わないところがないわけではない。
「いくらクーデターを起こしても、本気でないなら現状が変わるわけがないというのに。本当に、不思議です…。」
そう呟いて、いつものようにクーデターの鎮圧に向かう。
「…今日は、少し人数が多いようですね…。それに、なんだか妙に統制が取れているような…」
いつものバラバラに権利を主張するだけではない。
集団で行動することを前提とした隊列を組んでいるように、トモエには感じられた。
『これより!怠惰で強欲な支配者に対する反乱を開始する!』
リーダーと思わしき人物の号令により、隊列が弾けた。よく見れば、手には銃を構えている。
「まさか、反乱…!?」
言葉では無く、武力で訴える反乱が今までになかったわけではない。しかし、比較的稀であり、その分チェリノに危険が及ぶ可能性は高い。
「マリナ!チェリノ会長をお守りしながら、暴動の鎮圧を!」
「りょ、了解!」
マリナはチェリノを連れて、慌ただしく行った。
「私も動かなければ…」
雪の積もったレッドウィンターの広大な自治区を、トモエは駆けていた。暴動を止めるには、首謀者を捕らえるのが手っ取り早い。そう判断しての行動だ。その途中、トモエは一つの人影を捉えた。
「今起きている暴動の首謀者はどなたですか。」
こちらに背を向けるその人影に、そう問う。
「そうだねーー。敢えて言うなら、僕かな?」
人影は振り返り、トモエを視界に収めてからそう言った。その人物は、少年にも少女にも、青年にも老婆にも。聖人にも大罪人に見えた。
「あなたは…誰ですか」
そのある意味不気味な人物に対し、トモエは表面上は平静と言った。
「私は彼我木輪廻。仙人ですわ」
瞬きをする度に、言葉を交わす度に。彼我木輪廻は、仙人を名乗る彼或いは彼女はその姿形を、性質を変化させる。本当の姿などわからない、正体不明の世捨て人。 - 112二次元好きの匿名さん25/01/13(月) 11:33:03
「目的は、何ですか」
「お前さんがその誠刀・銓の本質を見誤っているようだから、手助けしようと思ってね。」
「ならばなぜ、こんな回りくどい方法を?」
「一対一で話すには、こうするのが1番良い。邪魔が入らないからね。」
「どうやって?」
「俺は仙人だ。煽動なんて、朝飯前だよ。」
トモエの質問に淡々と答える彼我木輪廻。彼/彼女が答えた通り、彼我木輪廻は仙人である。彼/彼女は対峙する人間の心理を映し、その人が苦手なように姿形を変える。彼我木輪廻と相対した時、人は本能的に深層心理が浮き彫りになるのだ。そこをつつけば、思考を誘導することなど簡単に行えてしまう。
「…誠刀・銓の本質とは、なんですか?」
「簡単だ。あんな物は、ただの棒切れだ。刃も無い。戦う力も無い。刀としては、落第点未満だね」
「しかし、私がこれに助けられたのは事実です。」
誠刀・銓を取り出し、トモエは言う。
「完成形変体刀として、価値があるのは事実だ。しかし、貴女には、元々そうなる素質があった、ということですよ。」
彼我木輪廻の言葉に、トモエは誠刀・銓を見つめている。
「ああ、そうだ。最後に、助言をあげよう。君はいま、アタシがどう見えている?」
「姿形が定まらず、常に変化しています。正体不明で…とても不気味です」
「そうかい。なら、それが其方が苦手とする人物像…というより、概念かな。君は、未知を恐れている。自身に対処できないかもしれない、未知を。」
彼我木輪廻は、満足そうに言った。
「なんとなく、あなたが言いたいことがわかりました。私がどうすべきなのかも。ですが…なぜそのためだけにこんなことを…?」
「言っただろう。わたしは仙人だ。仙人とは基本的に何もしないことを是とするが、気ままに下界に降りては、悩める民を導くのも、また仙人だ。まあ、らしくないことをしていると自覚しているがな。」
それだけ言って、彼我木輪廻は消えていった。
彼我木輪廻が、自身の心理を、苦手なものを映す鏡のようなものだとするならば、最後に"先生"のように見えたのは気のせいだったのだろう。 - 113二次元好きの匿名さん25/01/13(月) 16:41:13
誠刀編感謝です!
彼我木輪廻は本編だと最終的に住んでた地から離れて旅をした感じだったがまだ生きていてキヴォトスに来ていた感じかね…それとも刀からでたそれかは分からず終いだが残りは毒刀除くとアイツになるのか… - 114二次元好きの匿名さん25/01/13(月) 22:53:15
期待の保
- 115二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 02:07:48
残り二本か…
- 116二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 08:12:11
どうなるかね…
- 117二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 15:02:57
一応の保守
- 118二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 23:20:15
期待の保
- 119二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 01:30:03
錆白兵vs錆セイランを含めた中編全十一戦分をまとめました。
刀語×ブルアカ 第十二話 毒刀・鍍 中 | Writening 「ここは、どこなのかしら?」 ミレニアムのある通りを、見るからに不健康そうで、痩せ細った、今にも死んでしまいそうな女が歩いていた。女の頭上にヘイローは無い。つまり、キヴォトスでは珍しい生徒では…writening.net設定的に難しかったとはいえ、最後まで薄刀・針の所有者としてのイオリを十分に書ききれなかったのが少し心残りです
- 120二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 08:36:44
薄刀編感謝です!
原作では丸々カットだった白兵との戦いを見れただけで無く、セイランとイオリで掴んだ勝利みたいである意味本物の薄刀所有者の持つ意地がガチモンの剣士に勝った感じで個人的にめちゃくちゃよかったですな!
- 121二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 14:33:38
毒刀除くと全部やりきったのか…
- 122二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 23:33:29
スゲェよ、筆者さん…
- 123二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 07:58:49
どうなることやら…
- 124二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 14:52:50
保
- 125二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 23:27:45
守
- 126二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 07:38:28
ssの更新が遅くて申し訳ない。今日中に少しは更新できると思います
- 127二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 13:54:49
お疲れ様です
- 128二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 23:27:38
期待の保守
- 129二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 23:31:36
- 130二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 01:08:33
ついに…
- 131二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 09:46:23
確かに、奇策は無くても先生としての判断があるならそれがあるか…
- 132二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 15:18:28
そこでか…
- 133二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 23:07:40
ある意味先生としての判断か…
- 134二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 09:54:06
ほ
- 135二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 14:58:50
し
- 136二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 23:08:39
の
- 137二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 01:29:17
かなりグダグダだった私のssシリーズも、とうとう完結です。長い間お付き合いありがとうございました。
刀語×ブルアカ 第十二話 毒刀・鍍 下 | Writening 「クックック。いいのですか?敵地で1人になっても。」 「"そうなるように仕組んだのはお前だろう、黒服"」 「ええ。そうですとも。全て私の思い描いていた展開通りです。」 そう言いながら、黒服…writening.netこのスレが残っているうちはまだ何か書くかもしれませんが、期待はしないでください
- 138二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 07:58:17
- 139二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 13:41:13
エピローグありそうな感じで終わった…
- 140二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 23:30:54
- 141二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 02:14:49
- 142二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 05:57:26
是非に
- 143二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 07:53:56
欲しい!
- 144二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 15:01:14
欲しいのはマジで分かる
- 145二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 22:47:35
- 146二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 01:14:19
エピローグno1.群青の花は春風と共に
です。皆さまの好みに合うと嬉しいですね。
刀語×ブルアカ アトガタリno.1 群青の花は春風と共に | Writening 「はぁ、はぁ…先生……!」 錆白兵との闘いを制し、休む間もなくアビドス砂漠へ戻ってきたセイラン。今にも倒れそうな身体に鞭を打ち、扉を開ける。 "───セイラン" 先生の声が、聞こえた。その次に…writening.net - 147二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 06:15:45
ありがてぇ……!!
- 148二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 16:09:24
- 149二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 23:04:31
マジで感謝ですわ……
- 150二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 07:56:54
ほ
- 151二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 14:49:15
し
- 152二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 16:28:10
ちょっと興味あるなそれ
- 153二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 23:05:20
確かに
- 154二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 08:01:04
分かる
- 155二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 08:49:17
助かります……本当に……助かります………!!!
『先生』の本当の意味での門出に………乾杯!!!!! - 156二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 13:32:09
それはホントにそう
- 157二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 23:28:48
保守
- 158二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 09:57:51
ホントに良いssだったな…
- 159二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 20:42:44
ほし
- 160二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 00:06:44
- 161二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 02:07:24
- 162二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 10:05:39
あり得そう
- 163二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:16:49
保
- 164二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 00:05:05
もしやるならスレ主にダイスを振ってもらうか?
- 165二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 02:17:38
- 166二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 14:00:57
ほし
- 167>>125/01/28(火) 01:52:57
- 168二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 07:39:48
全刀ちゃんか
- 169二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 14:50:34
このスレ基本的に全刀に愛されてる?
- 170二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 23:18:50
逆に虚刀はちゃんと外してる気が…
- 171二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 02:35:26
ちょっと分かる
- 172二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 08:02:56
確かに
- 173二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 13:44:14
保
- 174二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 22:07:36
- 175二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 23:22:11
気になるな…
- 176二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 04:35:21
一応保守
- 177二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 08:00:58
朝ほ
- 178二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 14:15:46
し
- 179二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:34:08
- 180二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 02:13:32
- 181二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 07:57:51
絶刀が多分メンツの中で一番普通の学生名乗るの許されるレベルにちゃんと普通な感じになりそう…
- 182二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 14:39:51
千刀もそうなりそう、あれ1000本まったく同じ刀だから…見た目だけはモブちゃんみたいな
- 183二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 15:55:15
言い方合ってるかは知らんけど、生徒化した場合は銃じゃ無くて自分自身を装備してんだろうな
- 184二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 23:25:07
アリだな
- 185二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 02:11:20
ほし
- 186二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 09:41:14
正直使用者が忍者だった絶刀、双刀、炎刀辺りは忍者について詳しかったら良いなと少し思う
- 187二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 14:20:47
わかる
- 188二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 23:30:26
他の選択肢でも面白そうだった
- 189二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 00:28:50
こりゃ次スレは変体刀の生徒化スレかね…
- 190二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 06:45:32
そうなるかな
- 191二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 14:05:32
ほし
- 192二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 23:29:28
そろそろ次スレかね…?
- 193>>125/02/03(月) 00:09:03
- 194二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 05:06:33
たて乙です!