- 1二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:29:31
- 2二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:30:00
何で止めちゃうの。少女は出かかった言葉を呑み込んだ。口先だけの言葉だったとしても、言葉は言葉だ。それを重要視して、深く考えを巡らす目の前の彼女が、それに従わないわけがないのだ。そも、論理に則り順序だてて物事を捉える彼女にとって、言葉とは裏腹な行動をとって欲しい、という望みは些か…いや、そうでもないだろうか。マナーや格式にはそういうものが多分に含まれていることがあり、彼女もそれはよく知っているはずだった。
「…ミカ?大丈夫かい?」
不安そうな、震えるような瞳で見つめてくる彼女の声に、少女の思考は今際へと回帰する。
最近、こういうことが増えてきた。「何がどうして」、とか、「誰がどういう」、とか、そんな、複雑怪奇で答えのないことについて考えることが増えてきた。
──それも、全部セイアちゃんのせいなんだからね。 - 3二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:31:10
「うん。大丈夫。ごめんね、ちょっと緊張しちゃった」
笑顔を見せて、彼女を安心させる。けれど彼女の表情は憂いたままで、一糸まとわぬその小さな身体を、更に縮こめるように項垂れた。
「ミカ、辛かったり、痛かったりしたら、すぐに言うんだ」「うん?そのつもりだよ?」「私はもう、君を害しいたぶるようなことはしたくないんだ」「いたぶるって…ふふっ」
彼女の余りにもな表現が面白くて、笑いが零れた。すぐに、記憶と事実への認識が蘇って、胸が締め付けられるような罪悪感と自己嫌悪が沸き上がる。
普段なら、ここで少女は、「それをしたのは私」と過去の話を持ち出し、対する彼女は「確かにそうだ。結果だけを観ればね。けれどそもそも私が」と否定し、言葉が途切れるまでの間、自身の罪を奪い合う言い合いへと至る。いつも通りのやり取りだ。 - 4二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:32:23
バーボンセイアじゃないのか!?
- 5二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:32:30
けれど。
「…あのね」
今日の少女は、彼女と触れ合うことを選んだ。
「あのね、やめて、って言っても…やめないで欲しいの…」
言葉よりも、身体で。
「…それは」
「お願い」
「…」
幾ばくかの逡巡の後、彼女は再び口を開いた。
「…分かった。それなら、本当に嫌なときは『痛い』と言うんだ。『苦しい』でもいい」
「ん…分かった。ちゃんと言うね」
そうして、彼女の手は再び、少女の秘部へと添わった。 - 6二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:33:45
- 7二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:35:00
今回はセリナかぁ…
- 8二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:35:09
バーボンセリナかよ!!!
- 9二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:35:49
どうも4です
2人の蜜月を期待したらこれでした…助けて団長 - 10二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:36:45
消毒液一つ
- 11二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:37:00
- 12二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:38:16
ありがとう
- 13二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:39:31
誇れ お前は凄い子だ
- 14二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:40:55
バーボンバーボンスレだと!?
こんなの僕のデータにないぞ!!? - 15二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:41:43
僕もバーボンセリナなんてパターンないぞ!!
- 16二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 19:44:01
お通しバーボンの後にちゃんと注文した物が届くなんて...!
- 17二次元好きの匿名さん24/12/27(金) 20:44:55
先程ロリレズr18小説読んでたせいで既に胃もたれしそうだけど何とか読み切ったぞ…!
- 18二次元好きの匿名さん24/12/28(土) 08:43:48
おつおつ