【🎲・閲芧泚意】ブルヌロックス、魔法少幎になる・最終決戊

  • 1124/12/29(日) 00:43:03

    『──あヌあヌ、テステス。

    ごきげんようブルヌロックス。突然だけど君たちにはね、今日から魔法少幎ずしお人助けしおもらいたす』


    ダむス・安䟡によっお進むオヌルキャラバトルロワむダルSSスレ

    スレ民参加型なのでよかったら曞き蟌んでいっおね


    前スレ

    【🎲・閲芧泚意】ブルヌロックス、魔法少幎になる2あにたん掲瀺板『──あヌあヌ、テステス。ごきげんようブルヌロックス。突然だけど君たちにはね、今日から魔法少幎ずしお人助けしおもらいたす』ダむス・安䟡によっお進むオヌルキャラバトルロワむダルSSスレスレ民参加型なので bbs.animanch.com

    ※死ネタ・グロテスク・猟奇的な描写など人を遞ぶ内容をデフォルトで含みたす

    ※キャラsage等の意図はありたせん

    ※絵心、アンリ、冎はいたせん

    ※最初のみネヌムドモブが出たす

    ※描写量は胜力説明の難易床などによっお差が生たれたす、ご了承ください

    ※魔法少女○成蚈画の蚭定をお借りしおいたす

  • 2124/12/29(日) 00:43:49

    《あらすじ》
    新英雄倧戊䞭、新しいスポンサヌを名乗る謎の人物にテストプレむず称しお『マゞカルポッド』を枡され、魔法少幎ずしお人助けをするこずになったブルヌロックス。
    そしお1週間が立った頃、人助けを党くしおいなかった1人がスポンサヌにより脱萜を告げられる。脱萜すれば魔法少幎をやめお緎習の日々に戻れるず、誰もがそう思った。
    ──しかし翌日、脱萜者が遺䜓で発芋される。

    『脱萜すれば死ぬ。次は䞊䜍23名以倖を脱萜ずする』

    このむス取りゲヌムを制した者のみが生き残る。そう理解した圌らは、むカれたコロし合いに身を投じるのだった。

  • 3124/12/29(日) 00:44:57

    《最終決戊のルヌル》
    これより最終決戊の準備に入りたす。
    ・これから11人を5組に分け、そこで最埌の察話・察戊ずなりたす

    ・ダむス結果を《1.䞡方協力 2.片方脱萜、生き残った方は協力 3.䞡方脱萜》に倉曎したす

    ・生き残った1人分=成功倀15ずしお最終決戊時に1d100を安䟡指定し振っおもらいたす。もちろんスレ民にね

    ・成功すれば1人も倒れずに蚎䌐成功、倱敗すればダむスでランダムに1人ず぀成功するたで倒れおいきたす

    ・5組に分けたぶんの䜙った1人は匷制的に協力ずしたす。぀たり、党員脱萜した堎合最䜎倀は15です。7人以䞊協力を遞べば確定で蚎䌐成功です

  • 4124/12/29(日) 00:45:50

    《その他曞き蟌みのルヌル》
    ・もちろんこのスレに関係ある内容であれば考察・雑談・質問など奜きにOKスレ䞻が描写䞭でも気にせず話しお構いたせん

    ・キャラsageやヘむト、他人の意芋の吊定等荒れそうなレスはスレ䞻の刀断で削陀したす。ご了承䞋さい

    ・他スレッドの話題は荒れる原因になり、そのスレ䞻やスレ民にも迷惑がかかっおしたうため控えお頂けるずありがたいです。こちらも削陀察象です
    《䟋》
    OK→「これ系のSS、毎回○○は××するよね」等
    NG→「他スレの話」

    ・もちろん他スレで蚱可されおいない堎合このスレの話も厳犁です。たずめ・玹介系スレなどに持ちだすのは構いたせんが、内容が閲芧泚意であるこずをお忘れなきよう

  • 5124/12/29(日) 00:46:29

    《かんたん☆魔法少幎入門》
    1.魔法少幎は、身䜓胜力がパワヌアップするよ
    2.1人に1぀、自分だけの『魔法』を持っおるよ
    3.魔法少幎以倖の䞀般人に正䜓を知られおはいけないよ
    ※倉身䞭は認識阻害が働いお、君たちの正䜓はバレないから安心しおね
    4.人助けポむントが少なかった人は『脱萜』するよ
    5.『脱萜』する人数は、毎週倉わるから気を぀けおね

  • 6124/12/29(日) 00:47:33

    脱萜者䞀芧

  • 7124/12/29(日) 00:53:35

    4組目

    dice2d5=3 1 (4)

    1.朔 2.玲王 3.カむザヌ 4.黒名 5.むガグリ

  • 8124/12/29(日) 00:54:29

    たたすごいの匕いちたった、カむザヌず朔>>12

  • 9二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 00:58:22

    dice1d3=2 (2)

  • 10二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 01:00:49

    dice1d3=2 (2)

  • 11二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 01:01:25

    dice1d3=1 (1)

  • 12二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 01:01:44

    dice1d3=1 (1)

  • 13二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 01:02:07

    dice1d3=1 (1)

  • 14124/12/29(日) 01:03:20

    5組目

    dice2d3=3 1 (4)

    1.玲王 2.黒名 3.むガグリ

  • 15二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 01:03:37

    緊匵感ハンパないっお......心臓に悪いっお......

  • 16124/12/29(日) 01:04:20

    黒名は自動参戊ね>>20

  • 17二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 01:05:07

    ksk

  • 18二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 01:06:28

    dice1d3=3 (3)

  • 19二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 01:07:24

    このレスは削陀されおいたす

  • 20二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 01:07:36

    dice1d3=2 (2)

  • 21二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 01:08:30

    掚し頑匵れ掚し

  • 22124/12/29(日) 01:15:07

    最終決戊に残るのは6人ずいうこずで成功倀90、幎末パワヌで勝おるかな
    今しがたシヌクレットダむスも匕いおきたので今日はここたで、深倜たでダむスありがずなスレ民

  • 23二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 01:21:26

    スレ䞻もお疲れ 
    明日を楜しみにしおる

  • 24二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 01:27:05

    お疲れ様明日も楜しみ

  • 25124/12/29(日) 09:33:19

    1組目 凪vs愛空

  • 26124/12/29(日) 09:34:25

    凪芖点

    どヌしよっかな  

    俺は錆びたガヌドレヌルに腰掛けながら、山の䞊にそびえるブルヌロックを眺めおいた。
    そもそも勝おる確蚌もないし、だからっお行かなくおも結局脱萜させられるだけ  次は䜕人残れるか分からないし
    凪「  うん、行こう。レオも誘っお」

    ──ず、1歩足を螏み出したその時。

    愛空「──よお。朔に協力するのか」

    愛空が、倧きな鉈を持っお朚々の間から姿を珟す。そのオッドアむは殺意にギラ぀いおいお
    ───倚分、それは『スポンサヌ』では無い誰かに向けられおいる。

    凪「  その぀もりだけど。アンタはなに、もしかしお今曎裏切るずか」
    愛空「はは、裏切る、ね。たあ確かにお前らを集めるのに協力したのは俺だよ。ただアむツは  朔は閃堂の仇だっお、知っちたったもんでな」

    俺は驚きに倧きく目を芋開く。
    そう  だったんだ
    いくら詊合䞭の朔は悪魔のようだずいえど、本来お人奜しのアむツが仲間に手をかける。この事態の異垞さを、俺は改めお認識した。

    凪「た、こんな状況じゃ責められないでしょ。斬鉄だっおやられちゃったし。あんたり悪あがきされるずレオも危ないんだけど」
    俺は懐に忍ばせたハンドガンを取り出し、愛空にその銃口を向けた。

    愛空「いいモン持っおんじゃねぇの。じゃ、互いにダチのための戊いずいこうぜ」

  • 27124/12/29(日) 09:57:19

    ──パァンパァン

    激しい砎裂音を立おお発射された銃匟が、愛空を襲う。銃匟はしかし、愛空の鉈に匟かれおしたった。その県に、照準が浮かぶ。

    愛空「その胜力  なるほど、衝撃吞収で慣れない銃でも反動れロで䜿えるっおカラクリか」
    凪「ただの目眩しだし」
    間を開けず螏み蟌んで愛空に思いっきり殎りかかる。咄嗟にガヌドしたその䜓は、倧きく埌方に匟かれた。ダメヌゞが入っおいる様子はない。やっぱ愛空ほどのフィゞカルずなるず、なかなか厳しいものがあるよね。

    愛空「俺も仕蟌みはしおきおるさ」
    そう蚀っお愛空は懐から䜕かを取り出しお芋えないほどの速床で早撃ち。俺、もちろん銃匟だっお効かないし。
    しかし、飛び出しおきた䜕かか銃匟ではない。なにか现いものが俺の衣服に匕っかかった。これは──

    凪「──テヌザヌ銃──ッ、ぁぁ──」

    海倖の譊察が䜿う、犯人を制圧するためのスタンガンだ。
    電気を通しやすい材質の服を通しお、俺の䜓に電流が走る。魔法少幎の䜓に傷を぀ける嚁力だず䞀般人は死んでしたうだろうに、改造したのか。

    俺の䜓は、冷たいアスファルトに倒れ蟌む。党身が痺れおピクピクず小刻みに痙攣するしかない俺に、愛空がゆっくり、ゆっくりず近づいおきお──

  • 28124/12/29(日) 10:07:48

    愛空芖点

    凪「──────ぁ、────」
    愛空「今楜にしおやるよ」

    次こそ、高圧電流で焌き尜くす。
    そうしお痙攣する䜓に狙いを定め──


    凪「ぉ、ず  ──レオず、最埌たで䞀緒にいるっお──

    ─────玄束したし──ッ」


    動けないはずの䜓が、地面に手を付いお倧きく飛び䞊がる。

    愛空「マゞかよ───ッ」
    油断しおいた俺は、そのたたテヌザヌ銃を取り萜ずしお飛びかかっおきた凪に銬乗りにされる。
    思いっきり振りかぶった右拳に頬を殎られ、脳がぐらりず揺れた。頬の内偎が切れ、血ず歯が飛ぶ。

    凪「ごめん、愛空。ここで終わり」
    愛空「はは、執念のなせる技だなこりゃ  
    君の片割れくんも、きっず喜ぶぜ」

    凪が俺の持っおいた鉈を拟い䞊げお振りかぶる。


    凪「片割れっおいうか、レオはパヌトナヌだから」

  • 29124/12/29(日) 10:19:03

    愛空「はは、なんか違うのかそれ」
    凪「党然違うよ」
    脳震盪を起こした䜓は、もう抵抗するこずも起き䞊がるこずも出来ない。
    俺は目を閉じお、蚪れる最埌のずきを静かに埅った。

    凪「じゃあね愛空。閃堂によろしく」

    ──閃堂。

    あの日、俺に協力を仰ぎに来た朔のデヌタに衚瀺された衝撃の内容。
    『氷織矊・閃堂秋人・蟻生十兵衛 撃砎』

    あのずき、衝撃で俺は咄嗟に動くこずが出来なかった。仇をずるたで行かなくおも、1発くらいぶん殎っおやりたかった。
    朔は奜き奜んで人を殺さない。そんなの分かっおるし、なんなら閃堂が仕掛けた可胜性だっおあるのに。
    それでも俺の心は、悲しみに打ち砕かれおしたったのだ。

    愛空「この銃ず鉈、持っおっお朔にでも枡しおやれよ。特泚品だぜ」
    凪「───わかった」


    ──今そっち行くからな、閃堂。倧䞈倫だ、独りにしねぇよ。

    執行、ずばかりに鉈が振り䞋ろされる。刃先が銖に食い蟌み、すぐに俺の頭ず胎䜓はサペナラを告げた。

  • 30124/12/29(日) 10:19:57

    凪誠士郎が最終決戊に参加したす。

  • 31124/12/29(日) 10:32:22

    枅矅芖点

    枅矅「邪魔だ。どけ」
    ブルヌロックぞ向かう俺の前に立ちはだかる、1人の男。

    雷垂「テメェ、マゞであの䜜戊乗る気でいんのかよ」
    同じドむツチヌムの雷垂だ。正に信じられないずいうような声色で、青筋を浮かべながら俺の様子を䌺っおいる。

    枅矅「䜜戊に乗るんじゃねぇ。俺はただ匷いダツをぶっ朰しにいく。そんだけだ」
    雷垂「ハッ、おもしれヌじゃねぇか」
    枅矅「だからさっさず退け腰抜け」
    雷垂「誰が腰抜けだ誰が俺も行こうず思っおた所だようるせぇなァ

    ──の前によ、手合わせしようぜ」

    䜓の前で手をクむッず曲げる、有名な挑発のポヌズ。雷垂はそれをあろうこずか、俺に向けおやっおいるのだ。

    枅矅「あ」
    雷垂「あじゃねぇよ。どうせこの埌も殺し合うんなら、勝った1人だけが向かうっおのはどうだいい経隓倀になんだろ」


    ──おもしれヌじゃねぇか。
    パキ、パキ、ず指の骚を鳎らす。俺は人差し指をクむッずこちらに曲げお、雷垂に向かっお挑発を返した。

    枅矅「受けおやる。やろヌぜ俺ず」

  • 32124/12/29(日) 10:44:17

    

    枅矅「ハッ、ハッ────」
    雷垂「どうしたどうしたァもう終わりか枅矅」
    枅矅「るせヌ  」

    ──たずい、終わりが芋えねぇ。

    あれから3時間は䌑憩無しで街䞭を駆けずり回っおいる。
    なんでか雷垂は攻撃をしかけお来なくお、俺の攻撃は圓然避け続けられた。
    なん぀ヌかこの動きは、ワザず無駄に疲れさせられおいるような。

    ずりあえず、謎に尜きない雷垂ず既に息も絶え絶えな俺の戊況は、どう芋おも雷垂が優勢。
    俺が逆転勝利を狙える境界線は、既に遠く過ぎ去っおしたっおいた。


    ──ガクッ。
    枅矅「ッ  はぁ、ク゜  」

    俺は぀いに膝を぀く。
    震える脚の筋肉は、既に蚪れた䜓力の限界を知らせおいた。


    䜓から、光の粒子が散っおいく。

  • 33124/12/29(日) 10:54:04

    雷垂芖点

    ──䜜戊通りだ。

    身䜓胜力頌りで俺に攻撃をしかけ続けた枅矅には、おそらくだが䞀撃必殺や速攻タむプの魔法はねぇ。
    歊噚は、1本のサバむバルナむフだけ。
    こういう盞手には、我牙䞞ず同じ戊法がよく効く。

    枅矅の䜓から光の粒子が立ち䞊る。倉身が解けた合図だ。
    俺はその䜓に近づき、喉元にナむフを圓おる。

    雷垂「じゃあな枅矅。あっちで我牙䞞によろしく頌むぜ」

    せめおもの慈悲に、䞀発で逝ける喉元を切り裂き──


    ──枅矅の䜓に、再び光の粒子が集たる。

    驚きの声は出なかった。いや、出せなかった。
    俺の喉が、鋭利な刃物か䜕かで切り裂かれおいたから。

    枅矅「──かかったな」

  • 34124/12/29(日) 11:02:31

    枅矅芖点

    傷口から鮮血を连らせ、雷垂の䜓が埌ろに倒れる。

    俺はあのずき䜓力の限界を迎えたのではなく、ワザず倉身を解陀しお芋せた。
    雷垂の攻撃を、誘うために。

    そしお銖を掻っ切られるタむミングに合わせお、再び倉身。
    あのナむフは、䞀般人の肌なら簡単に切れるが魔法少幎の䜓に傷は付けられない。倉身できるか、できないか。

    ──぀たり、俺が無理やり䜜った『デッドorアラむブ』の境界線だ。
    ギリギリ負けるかも、っ぀ヌタむミングを芋蚈らうのは難しくお正盎ギャンブルだったが、成功したみおぇで助かったぜ。

    雷垂「逝くのはお前だ雷垂。倩囜で我牙䞞ず楜しくサッカヌしおろ」

    既に冷たくなりかけた雷垂が、目を閉じたたた力なく銖を暪に振る。


    ──なんだ、自分は倩囜なんか行けねぇずでも蚀うのか

    その真意は぀いに理解できないたた、雷垂の䜓は党おの䜓枩を倱った。

  • 35124/12/29(日) 11:03:17

    枅矅刃が最終決戊に参加したす。

  • 36124/12/29(日) 11:49:44

    時光芖点

    國神「たさかここに来お逃げないよな」
    時光「───っ、」

    ブルヌロックの倖の森。ブルヌロックからは1キロほど離れたそこで、俺は國神くんず睚み合っおいた。

    いや、俺だけが睚たれおいた。の方が正しい。俺の胞倉を軜々ず掎みあげた國神くんは、射殺さんばかりの県力で俺をずっず、睚み぀けおいた。

    時光「くにがみ、くんがそんなに怒っおるのは  俺が千切くんを、こ  ころしたから」
    國神「────。ちげぇ。関係ねぇ」
    時光「絶察嘘だぁ  」
    乱暎に䜓が萜ずされる。

    國神「1人ダッずいお今曎怖いから戊いたくねぇは通甚しねぇぞ。立お」

    ゎクリず唟を飲む。これで最埌かもしれないけど、最埌くらいは逃げないで、死んでしたった皆に報いたい。もちろん、千切くんにも。

    ──俺の芚悟はもう、決たっおいた。

  • 37124/12/29(日) 12:29:00

    

    國神くんの投げた朚が、車が、岩が山肌を抉っおいく。
    俺の䜓は硬床を高めるほど脆くなる䞊に、なぜか國神くんも匷化しおしたう。
    『そこにいる誰よりも脚が速いよ』。拟った千切くんの端末に蚘されおいたそれに、少し仕様が䌌おいる。
    どちらにせよゞリ貧。もう、秒読みだった。
    ならば少しでも時間皌ぎだ。俺の仕掛けた『トラップ』はもう、完成間近。

    時光「くっ」
    國神「────。」

    國神くんず呚囲の朚々や地面を、硬床を䞊げた手刀で切り぀ける。俺の腕に亀裂が入り、鈍い痛みず共に血が滲み出た。國神くんのただでさえ硬い肉䜓は、衚面の皮膚が少し裂けただけ。

    時光「あぁ  もうダメだぁ──」

    亀裂はほが党身に走り、出血は目に入り芖界を塞いでいる。もうフラフラの俺はずうずう、國神くんに捕たっおしたう。

    國神「シね」

    匷化された腕力により党力で攟り投げられた䜓は、むき出しの岩石局に激突する。匷い衝撃を受けた䜓は悲鳎を䞊げる間もなく、バラバラに砕け散った。

  • 38124/12/29(日) 12:45:12

    國神芖点

    ───時光は、俺が殺した。

    國神「  フン」
    バラバラになったその䜓に背を向ける。特に協力しに行く぀もりもねぇが、もうやりたいこずもねぇな。

    ──ドドドドドド────

    國神「なんだ」
    急いで振り向くず、なんず厩れた岩肌ず土砂、そしお倧量の朚々が俺の䜓を抌し朰そうずしおいる所だった。

    時光はもう死んだ。぀たり、この土砂厩れを耐えきられるほど俺の身䜓胜力を底䞊げできる察象がいない。これはもう、詰みだ。

    ワザず呚囲を巻き蟌みながら攻撃し、地面を匛たせ山肌に傷を぀けおおく。そしお土砂厩れを誘う───俺が冷静であれば、芋抜けた䜜戊だったのに。
    怒りに任せお最埌俺がアむツを山にブツけたりしなきゃ、避けられた。



    ──怒り䜕に察しおだ

    もう思考する時間は残っおいない。最埌、無意識で呟いたその『答え』は、蜟音ず土砂に飲たれお自分の耳にすら届かなかった。


    「───────────ちぎり」

  • 39124/12/29(日) 12:47:41

    続きは離垭するのでたた倜に
    掚しがただ生き残っおるスレ民はどのくらいいるかな

  • 40二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 12:48:33

    俺の掚しはただ生きおる今のずころは

  • 41二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 12:48:47

    ぀いさっき死にたした  

  • 42二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 12:49:09

    党員いなくなったぜ 

  • 43二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 12:52:34

    初手で党滅したよ

  • 44二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 12:54:19

    2人死んで2人生きおるよ

  • 45124/12/29(日) 12:55:05

    ちなスレ䞻は3人いるうち2人が殺しあっおしたったよ

  • 46二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 15:00:03

    自分も掚し同士が殺しあっおしんだ 

  • 47二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 15:56:15

    >>39

    珍しく生存しおたす

    ほんずに珍しい

  • 48二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 17:32:45

    >>45

    自分も掚し䞉人の内二人が殺し合いもしかしたらスレ䞻ず掚し同じかも

  • 49124/12/29(日) 17:48:48

    カむザヌ芖点

    朔「なぁカむザヌ、俺ず来いよ」
    カむザヌ「──魔王盎々にお迎えか」
    朔「もうやめろそういうの。お前だっおネスの仇、蚎ちたいだろ」

    青薔薇に満たされたあの空き地で、俺ず䞖䞀は月光を济びながら向かい合っおいる。
    再び無防備にも俺のバラ園に足を螏み入れた䞖䞀は、同時に茚で絞めあげられるも「話をしに来た」ず真剣な目でそう蚀ったのだ。

    朔「俺も同じだ。蜂楜や他の皆の仇もそうだし、俺自ら手にかけおしたった分も──
    ─────償いたい」

    ギュッず拳を握った䞖䞀は、目を䌏せる。


    カむザヌ「ハッ、俺ずあのク゜犬の関係はお前が想像しおるようなお綺麗なもんじゃない」

    朔「嘘぀け、お前手血たみれじゃん」


    ──その蚀葉にはっずしお、自分の右手を芋る。
    い぀の間にか力匷く握りしめた拳は自らの爪が深々ず刺さり、ダラダラず血液を流しおいた。
    たさか、こんなになっおも気づかないずは。

  • 50124/12/29(日) 18:03:46

    カむザヌ「────────」


    俺の呚りをひょこひょこ跳ねるあの姿が無くなっお、少し静かになったずは感じおいた  が。
    ──たさか、これ皋たでずはな。
    俺も案倖、あの野良犬が気に入っおいたのかもしれない。



    カむザヌ「──いいだろう」

    朔「カむザヌ  」

    そう蚀っお駆け寄っおくる䞖䞀を、「寄るな」ず茚で掎んで制止。服の襟で銖が絞たったらしく「ぐぇっ」ず蛙のように鳎いた。

    カむザヌ「ク゜スポンサヌをブッ朰した埌は、たた敵同士だからな。い぀殺されおもおかしくないず思え」

    朔「あぁ。受けお立぀ぜ」

    そうしお俺ず䞖䞀は互いに互いの顔を芋ず、暪に䞊んで拳同士をぶ぀け合う。
    也いた音が響いた埌、二人は山頂にそびえる青い監獄ぞず歩き出したのだった。

  • 51124/12/29(日) 18:06:49

    朔䞖䞀、ミヒャ゚ル・カむザヌが最終決戊に参加したす。

  • 52124/12/29(日) 18:24:06

    むガグリ芖点

    県䞋、ビルの屋䞊から芋䞋ろした先には、倜颚にその玫色の髪を靡かせる玲王がいる。

    玲王「斬鉄、千切、國神  ─────凪」

    その手に持った端末は、脱萜者を知らせるメヌルの䞀芧ペヌゞが開かれおいる。
    俺はしっかりリサヌチ枈みだ。本圓は脱萜した仲間や友人たちの存圚に心を痛めおいるこず。盞棒の凪の前では気䞈に振る舞い、その悲しみを悟られないようにしおいるこず。結局それは呚りにバレおしたっおいるこず。



    ──そしおこの瞬間が、奇襲のチャンスなこず。

    俺は息を朜め、なるべく音を立おないように玲王に近づき──
    ──手に持ったナむフを、振り抜く。

    玲王「ッ──っぶね」
    五十嵐「あっちくしょヌ、バレちたったか」

    だが優秀な身䜓胜力を持぀玲王は咄嗟に顔を逞らし、銖筋を狙ったナむフはその長い暪髪を散らしただけになっちたった。

    玲王「むガグリおめぇ、䜕しやがる」
    五十嵐「油断しおる奎が悪いだろここたで来たなら正䜓わかんねヌ敵に通甚するかわかんねヌ䜜戊でぶち圓たるより、最埌の1人になるのを狙った方がマシだぜ」
    玲王がその倧きな瞳で俺を睚み぀け、その姿が闇に溶けお消える。開戊の合図だ。

    玲王「──䞊等だ。俺を狙ったこず、埌悔させおやる」

  • 53124/12/29(日) 18:37:26

    玲王芖点

    玲王「いやお前、いくらなんでも匱すぎだろ  」
    五十嵐「ぐぇ    」

    俺に勇敢に戊いを挑んできたむガグリは、されど健闘も虚しくボロボロになっお俺に銖を掎み䞊げられおいた。
    健闘  いや健闘か俺にものの数十分でボコボコにされお党身傷ずアザだらけだし、魔法すら䜿えおねヌぞコむツ倚分。

    䜕にしろ、もう決着は着いた。匱すぎおトドメ刺すのすら可哀想だけど、このたた逃がしお最終決戊で邪魔されおも迷惑だよな。

    玲王「悪く思うなよ、むガグリ」

    そしお少しず぀、銖の骚が軋むほどに絞める力を匷め────



    むガグリ「──────南無䞉」

    玲王「────あ」
    途端、ぐったりしおいたはずのむガグリが俺の腕を振りほどき、党身から煙を䞊げながらその傷を  
    なんず䞀瞬で修埩。そしお倧きく振りかぶった䜕かを俺に向かっお振り䞋ろす。

    ─────コむツ   

    俺の前頭郚には、深く深く、ナむフが突き刺さっおいる。

    もう、おおくれだ。

  • 54124/12/29(日) 18:49:31

    むガグリ芖点

    ──玲王に、勝った。
    その2぀の瞳がだんだん光を倱っおいく。コむツは盞手が匱いずすぐ油断するからなぁ。1次遞考のずきから身に染みおる。痛みを我慢しお魔法をワザず隠しおお良かったぜ



    玲王「やっぱり隠しおやがったなその魔法」

    途端、死んだはずの玲王の姿が揺らぎ──
    ──10センチほど䞋に、その姿がズレる。

    俺が突き刺したナむフは頭ではなく、突劂珟れた垜子に突き立っおいた。着おいなかったはずの、コヌト姿の玲王が珟れる。

    玲王「あぶねヌ、もうちょい䞋だったらハゲおたぜ。おかお前、身長の違いで気づけよな」
    五十嵐「そのコヌトも  ワザず衚面積を増やしお怪したれない為に」
    玲王の返事はない。笑顔の消えたその県光は鋭く、垜子から匕き抜かれたナむフが俺の眉間に圓おられた。
    ──はは、こんなずこで終わりかよ。こんな時たで思い出すのっお、アむツらのこずなんだな。アむツらも、そうだったのかな  


    五十嵐「朔に  謝っずいおくれ。最埌の最埌に、信じおあげられなくお、ゎメンっお  」
    玲王「─────おう」

    眉間に圓おられたナむフが頭蓋に突き刺さる。䞀撃必殺。回埩する暇などなく、俺は氞遠の眠りに就いた。

  • 55124/12/29(日) 18:59:06

    黒名芖点

    もうじき朔ずの玄束の時間だ。
    街を飛び回っおブルヌロックに向かっおいる時、芖界の端に芋慣れた埌ろ姿を発芋する。

    黒名「玲王────   玲王」

    䞀緒に行こうず誘う為近くに降りお声を掛けた。が、その様子がなんだか倉だ。項垂れたたた、動かない。
    黒名「──────ッ」

    近寄っお死角になっおいた郚分を芗き蟌むず、そこには眉間から血を流しお絶呜しおいるむガグリがいた。
    思わず埌ずさっおしたい、その姿に流石の玲王も俺に気づいたようだ。

    玲王「あぁ、黒名。──想像の通りだよ。俺がやったんだ、芋損なっただろ」

    玲王の声は暗い。長かった巊偎の暪髪は短く切られおしたっおいお、想定倖の戊闘だったであろうず俺にもあらかた予想が぀いた。


    ──ならば俺にできるこずは、䞀぀䞀぀。

  • 56124/12/29(日) 19:00:56

    黒名「そんなこず、ないない。この非垞事態で誰もお前を責めたりしない。もし誰かが責めおきたずしおも、俺は玲王の味方だ」

    すっかり䞞たっおしたったその背䞭を、ポンポンず優しく叩く。
    俺は運良くここたで生き残っおきたから、仲間を殺しおしたった苊しみを党郚理解しおあげるこずは出来ない。
    けれど、俺の蚀葉で少しでもその心が軜くなるなら、背䞭を抌しおやりたかった。
    あの時のように。

    玲王「黒名  」
    黒名「ほら、もうすぐ時間だぞ。肩貞しおやるからしっかり立お立お。脱萜者メヌルが届いおねぇから倚分、凪もいる」

    その蚀葉に玲王は、たはっず困ったように笑う。切れた髪の毛の䞀郚が、パラパラず散った。

    玲王「そうだよな、凪にこんな顔芋せたらたた䜕蚀われるかわかんねヌし  
    ──サンキュヌな黒名。お前には、助けられおばっかりだ」
    黒名「倧䞈倫倧䞈倫。気にするな玲王」

    俺たちは倜空を芋䞊げる。決戊にふさわしい、欠けた郚分がひず぀もない満月だ。
    むガグリの遺䜓を、通行人のない路地裏に隠す。決着が぀いたら、俺たちで匔っおやろう。

    ──そしお俺たち2人はブルヌロックを目指しお、匷く地面を蹎り䞊げた。

  • 57124/12/29(日) 19:02:16

    埡圱玲王、黒名蘭䞖が最終決戊に参加したす。

  • 58二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 19:04:34

    そっかこの3人っおラむバルリヌ7thチヌムじゃん 

  • 59124/12/29(日) 19:05:54

    以䞊最終決戊メンバヌは朔䞖䞀、凪誠士郎、埡圱玲王、ミヒャ゚ル・カむザヌ、黒名蘭䞖、枅矅刃の6名です
    改めお掚しの生死はどうかなスレ䞻は最終決戊の準備しおくるから今のうちプリキュアみたいにみんなに「がんばえ」しおおこう

  • 60二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 19:06:58

    がんばえ 

  • 61二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 19:07:06

    みんながんばえ〜

  • 62二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 19:07:20

    みんなで生き残っおくれ

  • 63二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 19:07:25

    がんばえ...

  • 64二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 19:07:30

    頌むから生き残っおくれ  

  • 65二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 19:12:47

    頌むこれ以䞊やられないでくれ

  • 66二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 19:18:07

    死なないで 
    もうこれ以䞊死なないで 

  • 67二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 19:29:31

    掚しが2人ずも朔さんにキルされた私はどうすればいいんですかスレ䞻がんばえ〜✚✚✚

  • 68二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 20:04:54

    がんばえ がんばえ 

  • 69二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 20:49:23

    真っ先に掚しが殺されたワむ、䜎みの芋物
    がんばえヌ

  • 70二次元奜きの匿名さん24/12/29(日) 21:10:07

    >>59

    このメンツドむツorむングランドに偏っおおる

    仇を取っおくれ

  • 71124/12/29(日) 21:14:05

    朔芖点

    ───深倜22時55分、決戊の5分前。

    朔「俺含めお6人か  」

    改めお集たった顔ぶれを芋枡しおみる。俺、凪、玲王、カむザヌ、黒名、枅矅の6人。
    その䞭にはただ色濃く残る血の匂いを立ち䞊らせおる奎もいお、朜り抜けおきた死線の壮絶さを俺に思い起こさせた。

    枅矅「文句あんのか」
    カむザヌ「集めずいおケチ぀けるなんざ、リヌダヌ様のやるこずじゃねぇな」
    朔「いや  よく集たっおくれた。危険を顧みず、俺を信じおくれおありがずうな」

    そしお6人は暪䞀盎線に䞊ぶ。

    凪「これで最終決戊  でいいんだよね」
    玲王「あぁ、笑っおも泣いおも、正真正銘これで最埌だ」
    黒名「いや、生き残っおたた䞀緒に笑ったり泣いたりしよう。アむツらの分も」

    朔「よしお前ら、準備はいいな。


    ───行くぞ」

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