- 1モン主24/12/29(日) 08:30:42
- 2モン主24/12/29(日) 08:34:33
このスレではアプリ「人狼ジャッジメント」の役職を用います 以下のリンクから飛んで役職をご確認ください
役職リスト - 【人狼ジャッジメント】 初心者ガイド【2/26更新】カテゴリ分けはしたけど、順番テキトーです! 市民陣営 市民 占い師 霊能者 狩人双子 女王 プリンセス 猫又 罠師 饒舌な狩人医者 聖職者 賢者 魔女 暗殺者 わら人形赤ずきん 巫女偽占い師 占い師の...w.atwiki.jpまた、役職は「光の使徒」「闇の化身」のみを用いる「闇鍋」仕様とするので誰がなんの役職に変化したかは伏せます 要するになんの役職がいるかわからない村ってこと 信じられるのは己のみ!
【初心者でもわかる】人狼ゲームのルール・役職・やり方を解説します! | スペースマーケットマガジンSNSやYouTubeで名前を見かけることも多い、人狼ゲーム。どんなゲームで、どんなところが楽しいのでしょうか。 本記事では、人狼の基本ルールから各役職までを徹底解説。記事後半では、人狼ゲームですぐにwww.spacemarket.comこちら人狼ゲームのルールです 用語とかは恐らくここに載ってるはず
もしこの用語分かんねえよ!ってなったら聞いてください 優しいスレ民か優しいスレ主が答えます
- 3モン主24/12/29(日) 08:39:44
<参加者名簿>
・潔世一
・蜂楽廻
・千切豹馬
・糸師凛
・凪誠士郎
・御影玲王
・二子一揮
・烏旅人
・ミヒャエルカイザー
・アレクシスネス
・士道龍聖
・七星虹郎
・剣城斬鉄
以上13名 市民陣営9人 人狼陣営4人
こちらの名簿は考察、COまとめなどにも利用してください
- 4二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 08:41:12
うわ!!!モン主だ!!!!(歓喜)
- 5モン主24/12/29(日) 08:47:11
<プロローグ>
____なあ、知ってる?この村に住んでる"人狼"の噂。
____なにそれ、こわーい…!どんな噂なの?
____なんでも、その人狼ってやつは人に化けたオオカミらしい。
____フン、くだらねぇ噂だ。どうせおとぎ話に過ぎない。
____そしてその人狼は、毎夜誰かを襲って
____襲われた人間は無残な姿になっちまうらしい!
____僕ら市民は話し合って毎日誰かを処刑し
____人狼を処刑出来れば万々歳や。でも…
____市民は人狼に太刀打ち出来ない。
____市民と人狼が同じ数になるとゲームオーバー
____人狼をあぶり出して殺さないと全員お陀仏ってワケ♪
____市民は市民同士、人狼は人狼同士協力して!
____人狼を一匹残らず処刑する。
さあ、貴方は誰を信じる?
- 6モン主24/12/29(日) 08:55:48
冷たい風が頬を刺す冬。
村に住んでいる者たちは緊急で集められた。
円卓の周りに規則正しく並んだ椅子。
メモ用紙とペンが置かれていること以外、何も分からない。
真ん中の砂時計はまだ動いていない。
「やあやあ、村の者たち。」
「あ、村長!」
不健康そうな見た目の村長が入ってくる。
「なんや、村長。そない深刻そうな顔して。クマでも出たんか?」
「イヤ、クマより厄介なものが出た。」
「…まさか、ココ最近噂になってる"人狼"ってヤツ?」
玲王がそう尋ねると一同はぼんやり思い出したように反応する。
「その通りだ。人狼ってやつは、人に化けているからこそ証拠が不十分で見つけにくい。
…という訳で、代々この村で行われている、少々現代にしては荒い方法を試そうと思う。」
「それって…」
「そう、人狼ゲームだ。」
侘しい村々に風が吹く。
その村に住んでいるもの達は皆、こうして人狼を抑えてきたという。
時代によっては、人狼によって全滅しかけた時もあったという。 - 7モン主24/12/29(日) 09:04:30
「ゲームにしちゃ随分…」
「ラスクが伴うな…」
「リスク、ですよ。」
「まあお前らよく聞け、今から手順を説明する。
お前らには"役職"が備わっているはずだ。この時のために伏せておけと、この村に来た時から口酸っぱく言ってきたが。」
真剣に話を聞く潔は顎に手を当てて思い出す。
「夜の時間はその役職の仕事を行え。人狼でさえも、お前たちの役職は把握できてない。
昼の時間は話し合いだ。毎日10時半にはここに集合しろ。」
「りょーかいりょーかい!誰か起こしてね!」
「自分で起きろ」
蜂楽が元気に全員に呼びかけると凛が冷静に突っ込んだ。てへっ、と蜂楽は呑気に舌を出す。
「そしてこれは絶対に守れ。
配られたカードは絶対に他人に見せるな。分かったな。」
「えっ、なんでっすか!!その方が人狼もあぶりだせて楽…」
「カードを見せあったものが、原因不明の死を迎えている前例がある。」
「でも、人狼にはカードが手渡ってないんじゃ…」
「いや………」
絵心は後頭部を掻いた。
「お前らに手渡したカードの内容は、俺でさえも把握出来てないんだ。把握しては行けないからな…」
「は!?」 - 8モン主24/12/29(日) 09:08:34
「じゃあそもそもカードを渡さなければよかった話じゃ…」
「掟なんだよ。破って俺が追い出されたくもないから黙ってたわけ」
「無茶苦茶だな」
文句たらたらの村民たちに、絵心はため息を吐く。こちらにもこちらの事情があるというのに。
「兎に角、今日はこれで解散だ。明日から毎日話し合いをするから、さっき言った時間にはここに来るように。」
「あいあいクソ分かった。」
カイザーはさっさと椅子から立ち上がる。
それに釣られて他の村民たちも席を立った。
間もなく、日が傾く頃だろう。
「じゃ、オヤスミー、お前ら。」
各々の小さな家の中に入る時、士道が声をあげると全員から「おやすみー」と返ってきた。
この声が、一体どのぐらい残るのだろう_____ - 9モン主24/12/29(日) 09:09:57
<0日目 夜>
今夜の行動描写はありません。
- 10モン主24/12/29(日) 09:29:54
<1日目 昼>
「おはよーいさぎぃ。あ、みんなもう起きてたんだ、早いね〜…」
蜂楽が寝ぼけ眼を擦って扉を開くと潔がハッとしたように叫んだ。
「蜂楽!こっち来るな!!」
「えっ、なんで…」
潔が止めに入る前に、蜂楽の視界には飛び込んでしまった。
「そんちょ……?」
絵心が倒れて鮮血を流しているその姿を。
「話し合いを始めましょう。」
ネスが沈黙を破って椅子に座る。
他の者たちも、後ろ髪引かれる思いで席に着いた。
真ん中にある砂時計を、潔がひっくり返した。
- 11モン主24/12/29(日) 09:48:30
朝だからスレ民も起きてきてない?
村民たちの運勢ダイスでも振っとくか
dice1d100=48 (48)
- 12二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 09:55:39
微妙!なんなら悪い!
おはようモン主! - 13二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 10:04:05
今回推しが不参加な自分
高みの見物 - 14二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 10:11:02
生き残ってくれ推し
- 15モン主24/12/29(日) 10:13:59
「とは言っても、何から始めたらいいのか…」
「んーとりあえず出た方がいいやつ出せば?俺確定で村人でーすって言えるやつ。」
凪が机に突っ伏して答える。
「じゃあそうしよう、確定で市民陣営でーすって言えるやつ!」
「てかこれ村なのに市民なんですね」
「二子、しーっ!」
なんて小言を挟む二子を斬鉄が宥める。そして玲王が全員に尋ねてもなお、誰かの手が挙がることは無かった。
「えー。白確取れるやつ居ねぇの?」
「んー……じゃあなんか、俺役に立てますよって役職出ようよ。人狼ゲームなら…占い師とかじゃない?」
凪は続けて発言する。
「ああ、それなら僕ですね。」
二子が手を挙げた。カミングアウト____以降、COと表記する。おお…!と七星が目を輝かせた。やっとゲームの輪郭を生してきた気がする。
「占い師です。初日はどうやらランダムに占われるみたいですね。千切くんが白でした」
「お、サンキュな二子」
「まあでも、そこの前髪チビが本物は限んねぇけどな♪」
士道がけらりと笑うとまあ、確かに。と千切が苦笑した。
「なら今回の進行は二子に一旦任せるか。二子、とりあえず適当に投票の候補2人ぐらい仮で決めといて。」
「了解です。」 - 16モン主24/12/29(日) 10:24:29
「とりあえず適当に、凛くんとカイザーくんですかね。」
「はは、まぁ怪しそうだもんな。」
「「おい。」」
「口が滑った。」
睨みつけられた潔は素早く訂正した。でも怪しそうなのは事実ではある。
「御二方回避のCOはしなくていいんですか?」
「まあ、処刑するって言うなら言ってやらんこともない。」
「俺も。」
腕を組むカイザーと必要最低限のことしか話さない凛。こんなことならベラベラ喋ってくれそうな玲王を指名した方が良かったのかもしれない。
「…なら、カイザーくんの役職を聞いてもいいですか。」
「嗚呼、構わん。」
カイザーは軽く手を挙げた。
「霊能者だ。」
「霊能者…!さすがカイザー、かっこいい役職を持ってるんですね。」
「いや、騙りかもしれないんだべ…」
七星は眉を寄せて2人を見つめた。
「もうそこのふたりが協力してんじゃねぇのかよ。」
「安直すぎだバカ!」
「まあ有り得なくは無いからね〜、で、凛ちゃんはなんの役職なの?」
蜂楽は首を傾げて尋ねる。
凛は渋々と言ったような顔で手を挙げた - 17二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 10:42:14
凛ちゃん…
- 18モン主24/12/29(日) 10:46:04
「暗殺者。」
シン、と辺りは静まりかえる。
暗殺者と霊能者、どちらを捨てるかとなれば…
「…暗殺者、凛くんを処刑しましょう。」
「なんでだよ」
「騙りだったときのリスクがあまりにも高いです。」
「そんなん霊能者だって人狼だったら後々面倒だろ。」
「…暗殺者は夜行動で人狼をキルできる可能性があると同時に、人狼の騙り先には最も適してしまいます。だから…」
「ならせめて俺が誰か殺してから処刑しろよ」
ヒートアップしそうな二人の会話に割って入って、烏が会話を止める。
「はいはい落ち着けやお前ら。んでも、俺もそこの暗殺者の処刑には賛成やで。」
「まあ確かに。嘘こいてた時のリスクは高ぇしなー」
「お前ら……」
七星はあわあわとして訴えかけた。
「でっ、でも!凛さんが本物なら、二子さんの占いで黒が出された時に暗殺できるっペ!!それじゃダメなんすか!?」
「いや」
カイザーは七星を止めた。
「そんなのは人狼の襲撃とのコンビネーションでいくらでも誤魔化せる。それに、死体が増えるのは勘弁だ」
そんなあ、と七星は眉を下げた。 - 19二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 10:48:08
最推しが死にそうだぞ?
- 20モン主24/12/29(日) 11:00:29
「じゃあ今日は凛を処刑する、でいいのか?」
斬鉄は置いてある投票箱に目を向けながら尋ねた。
数人が頷く。凛は舌打ちをして睨みつけた。
メモ用紙は恐らく投票の時に名前を書いて投票する時のものなのだろう。
「つか、処刑ってどういうものなんだろ…」
潔はふと思い浮かんだことを述べた
「わかんない…でも、少なからずさっきの村長みたいに…」
蜂楽は思い出して震え上がった。
「くだらねぇ。お前ら全員食われちまえよ。」
「自分が疑われてるからってそれは無いですよ、凛。」
「俺からすりゃとんだ迷惑な話だからだよ。怪しいなら今夜占えばいい話だろ」
「もう…」
凛は不貞腐れたように文句を述べる。ネスは肩を竦めて呆れた。
処刑、という文字は村民たちにとって遠く離れた存在で、それを思い描くことは上手く出来ないが____
ゴーン…
鐘の音が鳴る。目の前を見れば砂時計の中の砂が、全て下に集まっていることが分かる。
「投票の時間だ。」 - 21モン主24/12/29(日) 11:23:45
「えーと…このメモ用紙に書いて投票すりゃいいんだよな…」
潔がペンを取ってメモ用紙の上に凛の名前を書く。
「…ほんとに、投票していいのかな。」
名前を書いている間に、潔はふと頭が痛くなった。
投票して凛が処刑されると決まったら、凛はきっと…
_____死。
それは俺たちにとって切っても切り離せない存在なのかもしれない。
潔は意を決して投票箱に紙を入れた。
凛はメモ用紙に「二子」と殴り書いて投票する。 - 22モン主24/12/29(日) 11:41:51
「よし。全員投票したか?」
「うん!」
千切が尋ねると蜂楽は頷いた。
「えーと投票したらこのボタンを押せばええんやな…」
烏は投票箱の近くにあるボタンをカチ、と押した。
「なんや、えらい近未来的やな…」
「………」
潔は俯いていた。
「凛、お前は何か言い残さなくていいのか」
「…………」 - 23モン主24/12/29(日) 11:42:15
凛は口を開いた。
「お前らなんかに言い残すことなんか」
バン!!!!!!!
凛が最期の言葉をいい切る前に、凛の頭が、顔が、爆散する。
肉片が士道の足元へ飛び散ると、士道は煩わしそうに蹴った。
「り、凛さん…?」
七星は震えた声で足元の肉片を見つめた。
かつて、凛だったものがそこにはある。
「ッ、うぁ、あぁあああぁああぁああああぁぁぁああっ!!!!!」
七星が椅子から転げ落ちて尻もちを着く。
蜂楽もギィッ、と古びた音を立てて席を立つ。
鉄臭い香りが鼻を刺激する。潔は口元を押えて青ざめた。 - 24二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 12:09:14
もう怖いものなんてないぞ!!(気絶)
- 25二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 12:18:00
ワクワクして開いたら最推しが死んでた
- 26二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 12:22:48
人狼知らないからルール見てきた初心者だけど二子怪しい…
バカ正直だと死んじゃうやつなのかな? - 27二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 12:24:12
占い騙りはよくあるからな
- 28モン主24/12/29(日) 12:31:41
<1日目 夜>
「………」
なにやら、話し合いをした部屋にこっそりと侵入して探し物している者がいる。
「なにしてんの。」
「わ゙っ!?……な、なんだ凪かぁ…」
びっくりさせんなよ、と玲王はへなへなその場に脱力した。
「…なんか落としたよ、レオ。」
「ああそう、ちょっと捜し物しててさ…」
「歴代の人狼ゲームの…名簿…?」
「そ、なんか手がかりになるかと思ってさ!」
「ふぅん……」
凪は名簿を見つめて目を細めた。
「…糸師冴………」
「____さ、早く部屋に戻ろうぜ。こんなとこ居たら明日怪しまれちまうだろ?」
「…うん。そうだね、帰ろっか。」
今宵は満月だ。
- 29二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 12:35:28
満月…
人狼動くかな - 30二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 12:39:57
あの…冴さんせっかく出てきてるとこ悪いんですが…弟君死んじゃいましたよ…
- 31モン主24/12/29(日) 12:55:49
<2日目 昼>
「おはよー、おまえら…」
「潔おーはよっ!!」
「わっ!?」
潔の背後に蜂楽が飛びつく。
「ねえ潔っ、ビッグニュースだよ!!」
「え。なになに?」
蜂楽は手を引いて潔を円卓へ向かわせる。
「見て!昨日の夜誰も襲われてないの!」
「えっ!!ナイス!!誰か狩人が働いてくれたのかもな…!」
潔はガッツポーズをした。
凛以外のメンバーは、全員揃っている。
「ほな、寝坊助も来たことやし話し合いを始めよか。」
烏は砂時計をひっくり返した。
- 32二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 13:31:49
占い対抗とか出てきそう…
- 33モン主24/12/29(日) 14:18:14
「さてと、早速霊能結果から言わせてもらおう。」
カイザーはパチンと指を鳴らして始めた。
「凛は白だった。ありゃ暗殺者真っぽいな。」
「あちゃー……まあ一日目は多少ミスっても仕方ない。」
情報も少ないしね、と蜂楽は頷く。
「さてと…まあ、どうしようか。また今日も候補を決めて…」
「あの。」
潔が話しているところに、二子が割って入った。
「あ、そーいや占いの結果聞いてねぇじゃん。」
士道が二子に目線を向けると「そうですよ」と少し不機嫌そうに呟いた。
「わり、結果どうだった?」
「その前に確認したいことがあるんですけど…」
二子は苦い声を上げた。 - 34モン主24/12/29(日) 15:35:45
「カイザーくんって、霊能者、なんですよね…」
「ああ、そうだが。」
カイザーはさも当然かのように頷く。
「おかしいんですよ…
霊能者のはずなのに、僕のところでは市民って出てくるんです。」
「市民?」
二子はCOし直しますか、と咳払いをした。
「僕、賢者なんですよ。それでカイザーくんを占ったら霊能者って出るはずが市民って出てきて…」
「えっ?それって…」
カイザーはくしゃりと顔を顰めた。
「…カイザーくん、君、大狼ですね?」
大狼は占い結果が白、そして賢者からは"市民"と出てくる人狼である。
賢者は占いの上位互換。役職までのぞけてしまうわけで_____
「まあ、あくまで僕からの視点ですけど。」
すると、
「カイザーが狼なわけないです!!」
ネスが机を叩いて立ち上がった。 - 35二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 15:57:18
どうなっちゃうのだ!?
- 36二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 16:17:24
また推しが死にそうだゾ!!?
- 37二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 16:59:19
凪か玲王が狩人でパートナーを護ってるかんじする
そうだとしたら連日は護れないしパートナーOR斬鉄でローテーションしてそう - 38モン主24/12/29(日) 17:11:19
「庇うな、ネス。お前まで怪しまれるぞ」
「でもっ……!!」
カイザーは流し目でネスを見る。その鋭い目にネスは萎縮して座り込んでしまった。
「カイザーが大狼だとしても、あと狼は2人3人残るはずだよな?さっさと処刑しちまおうぜ。」
玲王はカイザーを指さした。
「つか、役職見れてんなら千切の役職も分かるだろ。言わねえの?」
「千切くんがいいなら言いますけど」
「んーまあ俺は構わねえよ。」
千切は微笑んで頷いた。なら、と二子は答える。
「千切くんは逃亡者です。」
「そ、二子の所に逃げて何ともなかったから二子は賢者真だと思うぜ。」
逃亡者は毎夜、誰かの元へ逃げることが出来る。
逃げた先が狼、もしくは逃げた先の人物が狼に襲われたら死亡。
「でも、」
斬鉄は迷いながらも声を上げた。
「二子と千切が手を組んでるっていう、可能性もなくはないだろ」
「…まあねー。」
凪は確かにと納得した。 - 39二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 17:15:55
斬鉄賢くない!?
- 40二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 17:55:20
賢いなんて、この斬鉄偽物だ!!!
- 41モン主24/12/29(日) 17:55:44
「つか、カイザーは何か言い残すことねえの?」
「………いや。足掻くつもりもない。」
「つまり大狼はホントってこと?」
「なら凛の霊能結果も嘘になるか。」
潔と蜂楽がカイザーに問い詰める。
凛がもしも黒であれば、かなり人狼の数を減らせるが…
「つか、もう話すこともねぇって。」
「これさっさと投票しちゃダメなの?」
凪が机に突っ伏しながら投票箱を見る。
「どうだろ…まあ、昼間だしなんも出来ないけどとりあえず投票の時間まで適当に寛ごうぜ。」 - 42二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 17:59:34
なんか不安
- 43モン主24/12/29(日) 18:25:54
「うひゃぁ、みなさんやっぱ頭いいんすね!俺なんかは全然話についていけないべ…」
「気にすんなよ♪ 話振られたら答えりゃいいんだよこんなのは」
七星が苦笑すると、士道はケラ、と楽観的に笑う。
「ところで、士道さんの役職って…」
「おーっと、ここでそれを聞くのはヤボだぜ、七星チャン♡」
尋ねようとした七星の口に、しっ、と士道が人差し指を置く。
七星は「すんません!」と元気よく答えた。
「まあ、互いにどーにかこーにか協力しよーぜ。俺はこんなとこで死んでられねぇし」
「…!はい、そうっすね!」
キラキラと輝く瞳。
純粋だねぇ、と士道は目を細めた。 - 44二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 18:26:17
アニメのほうでも登場したばっかなのに…
- 45モン主24/12/29(日) 19:06:35
ゴーン……
いつの間にか時間はすぎていて、投票の時間を告げる鐘が鳴った。
「じゃあ今日はカイザーを処刑で。」
「……」
潔が再度そう告げると、ネスは少し俯いて遠慮がちにカイザーの名前を書いた。
カイザーは一同が投票した後に、1人白紙を投票箱に入れてスイッチを押した。
カイザーは徐に口を開く。
「ネス」
「はい。」
「また早くにこっちに来たら許さないからな。」
「……また?」 - 46二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 19:09:12
なるほど繋がってるのね
題名的に第3陣営が勝つのかなって思ってたけど
繋がってるのか… - 47二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 19:13:12
ネス推しワイ、恐怖で震える
- 48二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 19:14:37
カイザー推しワイ、また生き残れなくて泣く
- 49モン主24/12/29(日) 19:19:30
「ねえかいざ」
バン!!!!!!!
ネスが聞く間もなく、カイザーの頭が弾ける。
ネスは地面にぺたりと座ってカイザーの肉片に触れた。
「カイザー、またって、……またって、なに?」
ぐちゃ、と醜い音が立つ。涙の膜を張った目が、妙に生温くて不快になった。
「部屋戻ろか。」
重い腰を上げて、烏は歩き出した。 - 50二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 19:20:36
覚えてる人とそうじゃない人の差が気になるな…
- 51二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 19:44:32
やめてよネス…泣かないで
- 52二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 19:45:31
何フラグ立ててるんだモンちゃんは片割れをぼっこぼこにするのが趣味なんだぞどうしてくれる!!!
いやでも正直そーゆーのも好き… - 53モン主24/12/29(日) 19:55:29
<2日目 夜>
「斬鉄くん。」
「…?」
部屋に戻る間際、二子は斬鉄に声をかけた。
「……君は僕のこと信じてますか。」
「…うん。」
意外にも直ぐにその返答が来たことに二子は驚いた。千切と手を組んでいるのではないかと怪しむ素振りを見せていたから、てっきり微妙な反応かとばかり。
「なら、よかったです。」
斬鉄はドアノブに手をかける。
ふと二子は声をかけた。
「僕も、信じていますよ。君のこと。」
目を見張る。隣を見た時には既に二子は部屋に入っていた。
斬鉄も、徐に扉を開いて部屋の中へ入った。
- 54二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 20:28:44
やっぱりこの斬鉄怪しい…
- 55二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 20:32:14
斬鉄疑いたくないけど疑っちゃう…
だってモンちゃんなんだもん…今までの斬鉄… - 56二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 20:36:33
- 57二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 20:37:33
- 58モン主24/12/29(日) 20:49:36
居ます
- 59モン主24/12/29(日) 20:58:51
<3日目 昼>
「ふあ。」
ガチャ、と斬鉄が部屋の扉を開ける。
「斬鉄!!」
「?あ、おはよ」
「二子とネスがっ…!!!」
斬鉄は咄嗟に隣の部屋を見た。
「ぁ……………」
二子の部屋から異様なまでに恐ろしい雰囲気が漂っている。___重苦しいほどに、それは感じられる。
ネスも、視界の端に入っている。真っ赤に染まっていて、既に冷たくなっている。肺が、胸が、動いていない。
「なんでっ、何でふたつも死体が出て…!!」
「とにかく早く話し合うぞ!!」
「おう!!」
一同はバタバタと斬鉄を置いて話し合いへ向かう。
___いや、斬鉄だけではない。
「なんや、お前。」
「からす」
「はよ行くで。」
「うん…………」
烏は斬鉄の肩をポン、と叩いた。
- 60二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 21:03:18
推しが一気に死んだー!?
二子ちょっと怪しんでたけどこれは真な感じだったか…? - 61二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 21:09:24
二子賢者ならネス側が何か役職持ってて道連れ…?双子の線もとは思ったけど役職二つは持てないよね
- 62二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 21:10:11
恋人陣営があったら後追いの可能性もあるな
もしくはどちらかが妖狐陣営で占われて死んだとか
職業が不明だから色んな可能性が考えられる… - 63二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 21:11:22
カイザーから遺言を託されたネスがこんな早く脱落するとは思わんやん…
- 64モン主24/12/29(日) 21:11:28
「それで、貴重な賢者とおそらく役職持ちのネスが死んだわけだけど…」
砂時計をひっくり返した潔が話始める。
「一応、出ておきたいよって役職のやついる?」
「ほな、俺が出させてもらうわ。」
烏が手を挙げてひらひらと振った。
「俺、名探偵やねん。今日殺された二人の役職分かるで。」
「マジ!?教えて教えて!!」
「ッ、違う!!」
____斬鉄が烏を阻止した。
シン、と静まり返る。
「…どういう?」
「俺が…ッ俺が名探偵だ!!」
あー、対抗か。
烏は眉を寄せた。 - 65二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 21:12:56
こーれは斬鉄死ぬぞ
- 66二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 21:13:35
斬鉄…やめて死なないでくれ…
- 67二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 21:18:17
そういえば今役職リスト見てたけど一度だけ二人襲撃出来る人狼とかもいるんだね
- 68二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 21:19:44
烏と斬鉄の両名に死亡フラグが立った気がする
- 69二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 21:24:28
今更だけどスレタイの(笑)ってなにぃ?!
なんか何もかも意味深に思て怖いよぉ! - 70モン主24/12/29(日) 21:26:57
「ま、まあ、2人の結果を聞きましょ!同じかもしんないっすけど…」
突然の剣幕に困惑したのか、七星は少し声ふるわせながら烏と斬鉄を宥めた。
「ほな、俺から行かしてもらうわ。二子は賢者、ほんでネスは罠師や。」
「……確かに二子は賢者だったが、ネスは狂人だった。」
「狂人って…」
ぽかんと口開いた蜂楽に、士道が説明を寄越す。
「あれだろー?人狼の肩持つ人間。まあ人狼からじゃ狂人は分かんねえしミスって噛んじゃったーって感じだろ。」
「もし斬鉄が本当の名探偵なら、人狼陣営が1人減ったことになるけど…」
もし、烏が本物なら?
「…なら、ロラしない?」
凪が思いついたようにぽつりと呟いた。
「ロラ?…あー、まあたしかに2人とも殺せば確実に人狼陣営は1人潰せるけど…」
んー、と千切は顎に手を当てた。 - 71二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 21:40:53
一気にやるのか!?一気に2人も!?
- 72二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 21:58:25
光の使徒と闇の化身しかいないから、妖狐とか恋人とかの第3陣営いないと思うよ
- 73モン主24/12/29(日) 23:04:49
「水を差すようで悪ぃんだけどさ」
玲王がスっと手を挙げる。
「俺、罠師なんだよね。だから多分烏が偽だと思う。俺は烏を先に処刑してぇな。」
烏は「は…?」と表情を曇らせた。
「玲王は昨日まで誰を守ってた?」
「一日目の夜はカイザー、二日目の夜は凪。なんで二子を守んなかったかっていうのは、他に護衛がいたら二子のとこに行くと思ってわざと守り先ずらしてたんだよ。守り先被るとほかの護衛が俺が設置した罠にかかっちまうから。」
「なるほどねん。」
蜂楽は納得したのかうんうんと頷いた。
烏の表情はどんどん曇っていく。陰っていく。
「他の護衛はまだ出なくていいぜ。俺今夜も一応グレーのとこ守りに行くつもりだし。他に狩人とかの護衛がいるなら斬鉄の方に行ってくれ」
器用に話を回した玲王。さすが玲王、なんて凪が呟く。
「まあどっち処刑するかは俺らで決めればよくね?玲王は烏に投票するとして、あとの俺らがどっちに投票するか。」
「そーっすね!じゃあちょっと考えさせてくださいっす!」
士道、千切、潔、蜂楽、七星、凪は身を寄せてコソコソと話し合い始めた。 - 74二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:07:55
これは烏吊られるか…?
- 75モン主24/12/29(日) 23:08:45
今日は烏と斬鉄のどちらかが処刑されます
安価 >>82 まで烏と斬鉄のどっちを処刑するか決めてください 票が多かった方が処刑されます
烏を処刑したい場合は「烏(理由があれば書いてもOK)」、斬鉄を処刑したい場合は「斬鉄(こちらも理由があれば)」と書き込んでください
- 76二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:14:23
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- 77二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:17:21
烏かなぁ
- 78二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:20:01
斬鉄かな…
いつもより賢い気がするし、二子の「信じてる」って言葉がちょっと気になる
そのままの意味かもだけど、斬鉄から何か感じ取ってたのかもと思った - 79二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:20:11
- 80二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:20:45
騙りかもしれないけど罠師COした人出てきたからとりあえず今回は烏かな
村人陣営に霊能とか占い師とかいたら吊った人や罠師COした玲王占って黒か白確かめて烏が真かどうか分かったり出来るかもだけど今のところCOないし望み薄そうかな… - 81二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:24:03
斬鉄派です
- 82二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:24:21
烏
- 83二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:25:10
斬鉄
78と理由被るけどスレタイ的に信じてる、と言われた側に何かありそうだから - 84二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:25:10
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- 85二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:25:32
描写的には烏だけど安牌は斬鉄吊りたい!
斬鉄真の場合カイザー・ネスで2人外吊れてる+玲王真
烏真の場合カイザーのみ+玲王偽が分かる
だから斬鉄を吊れば確定で2人外は処理出来るし玲王の真偽も判明する
斬鉄が玲王庇ってる可能性もあるからな - 86モン主24/12/29(日) 23:32:07
「…よォーし決まったぜ。」
「お、どっち投票する?」
「俺らは全員斬鉄に投票する。」
潔が意を決したように伝えると、斬鉄は目を見開いて息を飲んだ。
「…っは、ええ判断や。」
烏は内心ほっとしたように述べた。
「あっ、玲王さん!」
「ん?」
「あのっ、もし良ければ今晩、俺の事守ってくれないすか?」
「…いいけど、なんで?」
「いやーっ、それは明日話させてくださいっす!!」
七星が高らかにそう言うと、遠くから鐘の音が鳴り響いた。
「…投票だ。」 - 87二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:34:25
もしこれで斬鉄じゃなかったら切腹する
- 88二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:35:07
推しが死んだ…
- 89二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:35:46
烏も斬鉄もどっちも推しだから嬉しさと悲しさが同時に…
- 90二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:37:52
このレスは削除されています
- 91モン主24/12/29(日) 23:53:55
「ごめんね斬鉄。」
凪は少し気がかりになったのか斬鉄にそっと声をかけた。
斬鉄は何も書いてない、白紙を投票箱に入れる。
「何か言いたいことあるか?」
斬鉄はカチ、とスイッチを押してからボソリと呟いた。
「………して、くれ。」
「え?」
「烏を、烏を殺してくれ。」
バン!!!!!!!!
震え、怯え、恐怖を纏った声音で斬鉄は最期の言葉を残した。
その言葉は、人狼に向けられたのか、それとも市民たちに向けられたのか。 - 92二次元好きの匿名さん24/12/29(日) 23:58:13
エッこれもしかして斬鉄ジャナカッタ…?
- 93二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 00:01:36
い、いやわんちゃん人狼側に言った可能性もあるから…
- 94モン主24/12/30(月) 00:06:08
<3日目 夜>
「…はぁ………」
七星は部屋の扉を閉めるなり、ずるずると扉に背中を預けて座り込んだ。
明るく振舞ってはいたが、どうも、あの処刑の瞬間を見ると毎度胸が締め付けられる。
「………早く終わって欲しいべ………」
ぎゅっと目を瞑って、七星は折りたたんだ膝に顔を埋めた。
こんな苦しい夜はもう嫌だ。
- 95二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 00:40:10
七星これ…大丈夫か…!?
- 96二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 00:40:22
- 97二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 00:49:16
斬鉄真だったら玲王が罠で守ってくれるから確実に大丈夫なはず
(烏真でもし七星死んだら玲王吊りかな)
どっちにしろ七星が玲王(罠師?)に護衛を頼んだ以上人狼もわざわざ襲わないだろうから大丈夫だと思われる
- 98二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 00:51:40
これだけどネス噛みだと2人外になる&大狼の意思は継ぐかなと思いました、はい
- 99二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 01:19:14
初日のgjって何噛みなんだろう
二子真透けてた狼の千切噛みなのか
また別に何らかの役職いるのかな
2死体は玲王もネスも二子護衛しなかったっぽいし強欲は有り得る
でも護衛位置をわざわざ噛む場合って特に鍋部屋だとメリットよりデメリットの方がデカそうだし
>>96が言ってるように白人外濃厚なんじゃないかな
そうなるとやっぱり烏真になるな
- 100二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 03:33:49
マジで心臓バクバクしてる......
- 101二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 07:10:07
人狼陣営4人らしいからカイザー大狼で吊れたからあと3人か(斬鉄か烏どちらかも黒だから実質2人だが)
たしか白と黒陣営の数が同数になった時点で白負けだよね
凛カイザー二子ネス斬鉄死亡で残り8人だから残り潜伏してる黒2人(1人は玲王かもしれないけど)見つけないとやばそう
襲撃されて一人減ったら白4:黒3か白5:黒2かな
後者ならいいけど前者だったら… - 102モン主24/12/30(月) 07:34:09
<4日目 昼>
「おはようございま……」
「七星チャン」
「あっ、士道さん!どうし…」
「今日も2つ死体が出てる。」
士道がここまで真剣に声のトーンを落としているのは初めて見た。
遠くから玲王と蜂楽の悲鳴に近い声が聞こえる。
「凪っ!!凪ぃ!!!!!!!」
「潔…!!潔しっかりして!!!!」
七星は動揺した。
玲王は凪の大きな体を揺さぶる。凪の白い髪の毛にベッタリと血が付着しているのが見てわかる。
潔も、肌の色が青白く指先さえピクリとも動かない。
「なんで…??なんで2人が…!」
「とりあえず話し合い始めよーぜ、俺に考えがある。」
士道は颯爽と歩いていく。七星はその後を着いて行った。
砂時計がひっくり返される。
- 103モン主24/12/30(月) 07:44:31
「名探偵の結果とちぎりんの逃亡先を聞こっか。」
蜂楽は昨日よりも僅かに元気がないような声音で話を始めた。
「ま、どうせ今日処刑されんなら信じてもらわなくてもええけど。あの面倒くさ王子が番犬、ほんで潔世一、アイツは医者やったな。」
「あーーなるほど……?」
「グレー噛みやんな。」
千切も手を挙げて発言し始めた。
「昨日言いそびれたからまとめて言うけど、一応凪と蜂楽の所に逃げて何ともなかったから俺は烏を真目で見てる。」
「…となると、カイザーと斬鉄は黒であと狼は1匹となる訳だ。」
「あの…………」
七星はおずおずと手を挙げる。
「俺、神父なんすケド……」
「ああ、関わったやつの役職がわかるやつな。それがどうした?」
「昨日、玲王さんが俺の事守ってくれると思ってたんだべ。でも、あの、
____誰も、来てないんすよ、俺のとこに…」
玲王は眉を寄せて目をそらす。士道がはいはーいと手を挙げて主張した。
「それって七星チャンがサイコだからと思いマース。」 - 104二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 08:00:45
サイコがわかったってことは士道は怪盗の可能性が高いってこと?人狼詳しくないからわからん有識者助けて
- 105二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 08:01:39
凪が番犬で玲王守ってたんかな
チムV全滅しないでくれ…… - 106モン主24/12/30(月) 08:05:50
「へっ!?」
「こっからは自論なんだけどさ。」
士道は七星を抑えて話し始める。
「あの前髪チビが死んだのってサイコを占ったからじゃね?って思ってさ。確かに人狼にとって賢者って割と脅威だから殺してーって言うのもあったんだろうけど、でも生かしておけば白人外である妖術師に擦り付けることも出来んのよ。だから二子チャンは噛まれてねぇと思うんだよね。」
一つ一つ噛み砕いて理解するも、士道が白確である保証は無いため烏は眉を寄せながらその話を聞いた。
「まぁ斬鉄チャンが真で話を進めるならこの話は無いことにはなるケド。」
「イヤ、まあ……」
千切は少し頭の中を整理して考える。
ふと蜂楽が呟いた。
「…これさぁ、もしサイコがいるって言う発想なら、斬鉄は偽で烏が真になる訳でしょ。ロラ完遂するよりも玲王を処刑した方がいいと思うんだけどなぁ。」
「はっ……?」
玲王は目を丸くした。
「なんでだよ!!烏の真偽に関わらずロラを完遂すべきだろ!確実に黒陣営の1匹が処刑されるんだし…!!」
「七星がサイコにしろ神父にしろ、玲王はほとんど偽で確定すると思うんだけど…」
「ッ………!!」
「ロラ完遂したいなら俺を処刑してもらって構わんわ。ただそのままやとRPPされる可能性もある。」
玲王は必死になって訴えかける。
「…んー、厳しいね。斬鉄が白人外だったって可能性も無きにしも非ずだし、身内切りしてたらかなり…」
「でも玲王が七星を守らなかったのはサイコを危惧してたからだろ?なら斬鉄が偽で烏は真、だから玲王を処刑すれば終わる気がするんだけどな」
「烏を処刑すれば人狼陣営が1人潰せる、玲王を処刑すれば終わる可能性もある…どっちに賭けるべきか…」 - 107モン主24/12/30(月) 08:07:51
- 108二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 08:11:39
烏処刑かな
ロラ完遂はしたいし - 109二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 08:12:05
烏かなロラは完遂しときたい病なので
- 110二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 08:15:09
- 111二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 08:27:11
ロラ完遂するべきなんだろうけど玲王吊りで
烏真名探偵だったら多分次の夜襲撃で一人減って人狼勝つと思うから… - 112二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 08:28:29
烏で
- 113二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 08:45:25
- 114モン主24/12/30(月) 09:01:48
「ロラを完遂しよう。」
千切は意を決した。
「ん、まあ、確実なのはそっちだしね。」
蜂楽は頷いた。
玲王はふと安堵の息を吐くと七星の方に目線を向けた。
「玲王さん……士道さん………」
ゴーン…と遠くから鐘の音が鳴る。
七星は眉を下げてボソリと呟いた。
「俺……信じてたのに………」 - 115二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 09:06:18
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- 116モン主24/12/30(月) 10:21:55
「烏、何か言いたいことある?」
「………せやなぁ。」
烏がカチ、とボタンを押すと、烏はニヤリと笑った。
「どの道上手く行けば俺らは確実に勝てんねん。ほな、あとは頼んだで。」
烏はひらひらと手を振って別れを告げる。
バン!!!!!!
烏の頭は、破裂する。
血飛沫が玲王に吹きかかると玲王は七星から目を逸らして部屋へと戻って行った。
「お前、俺の事信じてたんだ。」
「…なんでこうなるんすかねぇ。」 - 117二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 10:33:09
やっぱサイコいましたかぁ…まだ士道の意見とはいえ…
- 118二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 10:54:54
怪盗って盗られた側は2日目の朝に市民って自覚するから怪盗じゃないと思う
- 119二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 11:04:49
オシガシンジャウ......!!
- 120二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 11:17:51
最後に意味深なこと言うから烏が真かどうか分かんないな
とりあえず黒二人はいなくなったけど残り人数どうなんだろ…烏本物なら二人だし斬鉄本物ならあと一人だけど - 121二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 17:29:06
烏真なら玲王偽透けるし実質あと1人外じゃない?
それはそうとして気になったところ
・玲王
過去の参加者名簿を探していた理由
・カイザーの『また』という言葉
・烏の「俺らは確実に勝てる」
このことからこのゲームってループしてるんじゃないか?って考察を落とします
前回の生存者が人狼陣営になる(記憶保持)か人狼陣営が必ず勝つ(市民陣営が勝つとループから抜けられる)のどちらかかと思うけど玲王と烏って共存しないんだよね…
- 122二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 18:05:22
玲王が七星の所に来なかったり烏が名探偵だったら玲王黒確とかなり黒めだけどあと一人誰なんだろう
千切は逃亡者で白確だから省くとしてやっぱり七星か七星をサイコかもって言った士道なのかな(士道が黒で七星になすり付け)
あまり目立ってない蜂楽がもしかしたら黒の可能性もあるけど普通に村人なだけかも - 123モン主24/12/30(月) 19:59:24
<4日目 夜>
「はぁ………」
玲王はため息を吐いて頭をガシガシと掻き毟る。
参加者の名簿を取りだして目線を落とすと、やはりそこには「糸師冴」と「絵心甚八」の名前があった。
「これが前回のゲームの名簿…生き残りは絵心たった1人だったのか…」
ふむ、と玲王は顎に手を当てて思考する。
「この村では、毎度同じことが起きているんだな。
生き残りの中から村長を決め、この村を経営し続ける…」
なんとも趣味の悪い話だ。
_____ズキン。
「……?……頭痛か。」
何故、何故だろう。
「何か忘れちゃいけないことを忘れている気がする…」
- 124モン主24/12/30(月) 20:16:28
<5日目 昼>
「ちぎりん。」
膝を着いて千切の遺体に触れる蜂楽。
もはや、初日の夜の方がまだここには活気があったのかもしれない。
七星の部屋で見つかった、千切と七星の遺体。
「話さなくてももうわかるよ。」
玲王は口を開こうとしたのを察して、蜂楽はすかさず割り込む。
「………2人とも人狼陣営なんでしょ。片方が白人外、もう片方は人狼。」
士道が、ニヤリと口角を上げた。
- 125二次元好きの匿名さん24/12/30(月) 22:12:04
○参加者名簿
×潔世一
・蜂楽廻
×千切豹馬→《逃亡者》CO=確定
〈逃げ先〉
1日目≫二子 2日目≫蜂楽 3日目≫凪
4日目≫七星
× 糸師凛→《暗殺者》CO
×凪誠士郎
・御影玲王→《罠師》CO
〈護衛日記〉
1日目≫カイザー 2日目≫???
×二子一揮→《賢者》CO=確定
結果≫千切 《逃亡者》
×烏旅人→《名探偵》CO
結果≫二子《賢者》 ネス《罠師》
潔《医者》 凪《番犬》
×ミヒャエルカイザー→《大老》
×アレクシスネス→《狂人》or《罠師》
・士道龍聖
×七星虹郎→《神父》CO
×剣城斬鉄→《名探偵》
結果≫二子《賢者》ネス《狂人》
PP盤面か...蜂楽の役職次第ではまだワンチャンあるぞ - 126モン主24/12/30(月) 23:59:21
「3人。そんでもって俺はサイコ、そんでそこのちょんまげは…」
「……強欲な人狼、だ。」
砂時計をひっくり返して始まった話し合いは、重い空気によって行われた。
俯いたままの蜂楽。
「…俺、ただの市民なんだよ。」
蜂楽は悔しそうに歯を食いしばった。
「俺はっ!!!……俺がっ…!!俺が噛まれるべきだったのに!!」
蜂楽はガッ、と砂時計を握り床に叩きつける。
バリン、と硝子の割れる音がした。
「ハハ、いいね。サイコーに爆発してる。」
「蜂楽を処刑して終わりだ。さっさと投票するぞ」 - 127二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 00:18:19
これは…どうなる!?
まだ分からんぞこれはまだ - 128二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 00:22:40
最後のどんでん返しくる!??
- 129モン主24/12/31(火) 00:35:46
玲王は投票した後にふと思い出す。
____待てよ、市民なら初日に出てくるはずではないか…?
ハッとしたように玲王は目を丸くする。
「士道!!!待て!!!蜂楽に入れるな!!!」
「あ…?」
_____時すでに遅かった。
蜂楽は投票箱に紙を入れ、スイッチを押していた。
「ッ…!!」
蜂楽は口角を上げる。
「さぁーっ!ギャンブルショーッ!!!」
ばっ、と腕を広げた蜂楽。
蜂楽は、最後の賭けに出た。 - 130モン主24/12/31(火) 00:36:54
- 131二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 00:38:01
dice1d2=2 (2)
- 132二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 00:38:02
dice1d2=1 (1)
- 133二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 00:38:22
dice1d2=2 (2)
- 134二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 00:38:30
dice1d2=1 (1)
- 135二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 01:07:46
玲王!!人狼!!!!勝ったか!??!?(フラグ)
- 136二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 03:10:41
猫又か!
一発逆転あるか!? - 137モン主24/12/31(火) 07:57:05
「クソ…クソ!クソ!クソ!!!!!!せっかく勝てたと思ったのに!!!!」
玲王が悔しげに声を上げ拳を机に打付ける。
「絶対許さない………絶対、絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対許さない………」
ブツブツと小さく呟いて玲王は蜂楽を睨みつけた。
「次はお前を先に殺してやるッ!!!!!!!」
______バン!!!!!!!
玲王と、蜂楽の頭が同時に爆散する。
一気に静まり返り、血がこびりつく部屋の中。
士道はただ一人佇んでいた。
「俺の負け?へへ、でも俺は生き延びれたからいーや。」
ケロッと笑って士道は部屋を後にする。
生き残りは士道のみ。
「負けちゃったけど負けたからと言って死ぬわけじゃねーし、これからどーしよっかな。」
士道は、ふと空を見上げてポツリと呟いた。 - 138モン主24/12/31(火) 08:03:41
<エピローグ>
「……………ぁ…………」
パチ、と目を開いて士道は起き上がる。
「…………なんだ、夢か…………」
こんな夢オチなんてつまらない漫画にはいくらでもある。
随分リアルな感触の夢ではあった。
「………ま、いーや。何も無かったなら万々歳だろ」
____途端、士道の耳に無機質なアナウンスの声が響いてくる。
「モンスターが出現しました。直ちに戦闘の準備、もしくは脱獄の準備をしてください。」
「……あ?」
- 139モン主24/12/31(火) 08:06:29
これにてブルーロック人狼パロ終了です。役職配分と死因の一覧を載せておきます
猫又→蜂楽×処刑
暗殺者→凛×処刑
医者→潔×(強欲)
罠師→ネス×襲撃
賢者→二子×サイコに関わった為
名探偵→烏×処刑
番犬→凪×襲撃(強欲)
逃亡者→千切×逃げ先が襲撃された為
神父→七星×襲撃
サイコ→士道
強欲な人狼→玲王×道連れ
賢狼→斬鉄×処刑
大狼→カイザー×処刑 - 140二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 08:39:36
えっ待ってまさかのモンスターに繋がってるの!?
- 141二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 08:59:47
玲王は次があると確信したから凪襲撃したのかな
- 142二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 09:06:36
番犬凪は誰を守ってたんだろ?
誰も守ってなかった? - 143モン主24/12/31(火) 09:12:07
- 144二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 09:14:09
- 145二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 09:20:14
斬鉄が賢狼なのおもろいな
だからちょっと賢かったんか? - 146二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 11:56:06
- 147二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 12:17:25
人狼同士で相談できるとかだったら玲王達が入れ知恵したとかもあ可能性としてありそう
- 148二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 12:20:50
やっぱ賢狼か斬鉄!
ちょっと賢かったのも名探偵対抗なのもそれか! - 149二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 12:22:17
てか賢狼強欲大狼っていう最強3w+行動役泣かせのサイコ揃ってたのか、人狼陣営つっよ
- 150二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 12:23:51
- 151二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 12:36:12
最初の夜以外二人一気に死んじゃったの大きすぎる…
まだどこかの夜一人だけ死亡とかだったら吊る人数増えて白陣営勝てたかもしれない - 152二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 12:53:10
- 153二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 13:12:45
レオが凪噛んだのか!
凪は知ってたのかな、その夜の状況見てぇ〜 - 154二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 13:15:41
サイコは人間判定だから市民勝利で合ってるよ
- 155二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 13:16:01
- 156二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 13:18:47
これ狼が勝っていたらどんなendになってたんだろう
また同じこと繰り返す羽目になっていたのかな - 157二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 18:12:06
モンスレに繋がってんのかよっっ!!
思わず叫びながらスマホぶん投げちゃったじゃないか!
待ってます!!! - 158二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 18:39:07
ていうかもし史実通りならあの村は今後士道が村長を務めるんだな…
- 159二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 19:01:37
冴ちゃんは…冴ちゃんは何だったんですか…!?
- 160二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 02:26:24
- 161二次元好きの匿名さん25/01/01(水) 14:20:04
戻りてぇ、モンスレの最初のダイスに烏が出て腹抱えて笑えてた頃に戻りてぇよ
でもな、モン主のせいでデスゲーム系ちょっとハマっちゃったから責任とって欲しいんだ
とりあえず安定に殺されてるワイの推しを生存させるところから始めてもろて