- 1二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 15:15:14
- 2二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 15:16:41
でたわね
- 3二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 15:23:45
トワリン
(解説)
モンドの守護龍であり、魔神任務で最初の目標となる存在だ。
禍々しい爪、六枚羽など魔獣のような見た目をしながら、清涼感を纏う配色が好印象のドラゴンである。
ゲーム中でも巨体で暴風を巻き起こしたり、風のブレスを吐いてきたりとドラゴンらしい脅威を見せつけたのもポイントが高い。
初登場時は吟遊詩人のウェンティ殿と神秘的な邂逅を見せていたな。
あのシーンを見た時、ゲームを始めたばかりの私はドラゴンと謎の少年の影を追うまではプレイしようと決めたのだ。
トワリンの背景にはモンドの存亡にかかわるストーリーが幾重にも隠れており、
異次元から侵入してきた魔龍「ドゥリン」と戦った末の副作用で闇堕ちした…というストーリーにも心が躍ったものである。
吟遊詩人に導かれ、騎士や魔法使いと協力しながら勇者(旅人)が巨龍と戦う……。
モンド編の魔神任務は、シンプルながら王道で名場面の多いストーリーだったのではないだろうか。
彼はこう見えても声帯が武内駿という豪華なドラゴンであり、ウェンティ殿のムービーなどでたまに喋ってくれるとお得感がある。
飄々とした友人に振り回される苦労人感を漂わせるのも水龍ポイントの加点内容だった。 - 4二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 15:23:51
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- 5二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 15:30:20
死んだやつ
(解説)
モンドの次に登場するドラゴンが璃月の魔神任務で登場する岩王帝君ドラゴン(死体)だ。
帝君ドラゴンの出番はこれっきりであり、正直見た目だけで「うーん…好き!」と選出することにした。
長大な体、たてがみに髭、手のような形をした前腕に細長く伸びた尻尾など、いかにも東洋龍でいいデザインとは思わないだろうか。
原神における「龍」とは爬虫類の延長ないしは元素エネルギーの凝縮した生命体であり、
彼のようにオリエンタルな外見のモンスターは非常に貴重な栄養価を有している。
岩神モラクスが龍の姿を模していると考えれば、個人的には面白くないと感じるところもあるのだが、
坊主憎ければ袈裟まで憎い…とは思わない。印象的ながら、短時間のシーンで使い切るのが勿体ないドラゴンだった。 - 6二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 15:32:28
- 7二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 15:41:30
ウェネトくん
(解説)
スメールの砂漠で複雑に入り組んだ巣穴を形成するボスキャラである。
ドラゴンに該当するかは微妙だが、私は恐竜からワーム類まで手広く「ドラゴン」として摂取できる龍好きなので挙げさせてもらう。
風蝕ウェネトと呼ばれる彼は長~~~い体躯を有していながら風の元素エネルギーを操って旅人を襲ってくる。
バトル中に地面へ潜ったり空を飛んだり、マップ上で不意打ちしてきて旅人を跳ね飛ばしたり、鬱陶しいと感じるところもないではない。
だが、戦闘中にギミックを突破した成果としてウェネトが空中から堕ちてきたり、
マップ上での襲撃場所をうまく操って邪魔なオブジェクトを破壊出来たりすると楽しい。
そういう点で、私は鬱陶しい部分も込みでこのボスキャラが好きである。
いつぞやのイベントではウェネトを駆逐するバカ強レーザー兵器を開発するストーリーが繰り広げられていた。
ウェネトと直接の関係はないが、上記イベントで登場しているクソボケ学者とツンデレヒロインの掛け合いが私は嫌いではなかった。 - 8二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 15:42:08
- 9二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 15:50:20
ホヨバの性癖積まれたやつ
(解説)
見て!トワリンの前に黒いドラゴンが立っているよ!可愛いね!
そう、作者(hoyoverse)の性癖てんこ盛りにされていそうなドラゴンが画像内の黒龍・ドゥリンである。
彼はモンドの雪山(ドラゴンスパイン)で設定だけが語られることの多いキャラだが、この解説が実に最悪で気が滅入る。
飛行するだけで毒をバラ撒き、遥かな巨体で民を脅かし、身体そのものが毒素で構成されて血の一滴までテイワットを汚染する……。
「お前は存在してはいけない生き物だ」と言わんばかりの設定に彩られたドゥリンは、風龍トワリンによって喉笛を嚙み千切られて絶命した。
彼の毒素が封印された雪山地域で展開されるストーリーは、過去の遺風を感じながらも恐ろしげで良いものだった。
何故生まれた? 何のために生きた? 何しにモンドへやってきた?
そんなドゥリンの心情は「腐植の剣」「ドラゴンスピア」といった、雪山にゆかりのある武器ストーリーで語られている。
この二振りの武器ストーリーを見ると、設定面だけの味わいながらドゥリンというキャラクターへの愛着が途端に湧いてくるのだ。 - 10二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 16:03:19
鬱な設定を 晴らした救済イベントも
好き好き大好き 好き好き大好き
(解説)
死したドゥリンのことを不憫に感じた「運命の女神」は彼に新たな舞台を与えた。
それが童話の世界「シムランカ」であり、少し前の夏休みイベントでドゥリン改め「ちびドゥリン」の物語が描かれたのは記憶に新しいだろう。
ちびドゥリンは「不憫だったドゥリンの運命をなぞった異なる存在」であり厳密には別人(別龍)だ。
しかし、運命をなぞるだけに原型ドゥリンの忌避すべき設定まで受け継いでしまう哀しい存在でもあった。
彼をデザインした女神はちびドゥリンを鬱設定から遠ざけようとしたらしいが、運命的に決まっているのでどうしようもなかったようだ。
そのためちびドゥリンは、生まれながらに周囲を害し、頼りにできるものも無く、動物と仲良くなったかと思うと世界の住民たちに悪意なく迫害され……と、語るも不憫な境遇に陥っていた。
「生まれてはいけない存在だった」と自己嫌悪に陥り、悪龍と化した己を討ち果たす「勇者」が現れることを待ちわびるドラゴン…
実にかわいそうだ。そしていじらしい。ifルートの別人ながら、設定面の匂わせが大部分だったドゥリンの背景を感じられて私はちびドゥリンのことも好きになってしまった。
イベントのネタバレにはなってしまうが、ちびドゥリンは最終的に「勇者」たちの助力で心置きなくテイワットの空を舞える権利を得た。
これまで紹介したドラゴンたちとは異なり、「ちび」であること…小さな身体になっている点にも文脈が乗っているので感慨深い限りである。
悪龍ドゥリンを徹底的に苦しめた末に絶命させながら救済ルートを描いたhoyoverseには感謝したい。
だが、我々旅人は忘れてはならない。ちびドゥリンはドゥリンとは異なる存在であり、ドゥリン本人の心臓は未だに雪山に眠っているということを……。 - 11二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 16:04:35
- 12二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 16:04:56
- 13二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 16:15:49
若陀くん
(解説)
璃月の週ボスキャラを務める龍王だ。
同じく璃月地域に出没する龍種の敵キャラ、ヴィシャップたちの王とも紹介される鳴り物入りのドラゴンである。
YouTubeでは開発秘話を視聴できるが、ワニやカエルのような生物も盛り込まれたデザインになっているようだ。
どこかモチモチしていそうなフォルムをしつつ、ア○ムト○ムのような挙動で地中から攻撃をしてくるのが印象的なボスである。
彼は岩神モラクスを語る上で欠くべからざる存在である。
かつて人間と敵対し、岩神との戦いを通じて人間と和解し、しかし摩耗と共に自制を失い再び戦いを選んでしまった…。
人間と龍、異種族の絆を感じさせると同時に逃れ難い運命の過酷さを描写しているドラゴンだった。
とある人物の伝説任務で彼と神のストーリーがムービーとなって回想されるが、これがまた、絵もセリフも素晴らしいものであった。
璃月は南天門の木の下で、眠りについた若陀龍王。
旅人たちとの死闘の末に封印された彼が次に目覚めるのはいつだろうか。
面白いもので、彼の人格を反映したキャラクターは二人おり、
一人は岩神への復讐心を剝き出しにして人間を利用しようとする中で、もう一人のキャラクターは今世の岩神と友人のように接していた。
龍と人、神が和解をするのは難しい。だが、和解を望む龍たちもいる。
若陀龍王の人格が分かれたのは、異なる種族の関係性を考える上で自然なことであったと思われよう。 - 14二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 16:21:09
(余談)
若陀龍王といえば戦闘中のテーマ曲は外せない。
厳かな曲調で開戦を告げる格調の高い「天穹の歌」から、勇ましい打楽器とコーラスに彩られる「山岳は崩れ」と段階ごとに分かれたBGMがどちらもおすすめだ。
璃月のキャラクターを鍛えるためには何度となく挑む必要のあるキャラクターだが、
彼の形態が変化して音楽も変わっていくと「う~んこれこれ!」という気分になるぞ。
- 15二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 16:35:31
新しいボス
(解説)
バージョン5.3から実装されるという新しい週ボスのドラゴンだ。
実際には「アビスの生命体が龍王の遺骸を模した存在」であるらしい。
ナタの魔神任務で登場するらしいこのドラゴン、ナタが龍の支配した国であることを踏まえれば同じ龍として腹立たしく思うと同時に興味深い存在である。
ナタの歴史を紐解くと、この国において人と龍が激しく争う時代があったと推察される。
炎の龍王・シウコアトルはひときわ苛烈な伝説を誇っており、彼は「天理」に敗れた後も逆襲のためにナタへ帰還したのだとか。
一度は破れ、外界の力(恐らくアビスの力であろう)を取り込んで再戦を挑むとは……我ら龍王の筆頭・ニーベルンゲンを彷彿させる行いである。
舞い戻った龍王は初代炎神・シュバランケと相討ちになった。
だがシュバランケは聖火の中で蘇ったという。この瞬間にナタは「龍の国」から人の治める国になったと言えるだろう。
我ら、強大な力を信条とする龍王が、個々の力は弱くとも団結することで更に強大な力を生み出す人間たちに敗れたのは驚くべき事象だろう。
さて、アビスが炎龍の姿を真似ているのは……ゲーム開発陣にいわく「自らが知る最も強力な存在に擬態した」ためのようだ。
炎龍が死んでその存在が取り込まれたのか、あるいはアビスすら畏敬を感じる龍の振る舞いを模倣しているだけなのか? ストーリー面で気になることは少なくないが……。
燃え盛るようなシルエットに、クソデカい剣を両手に握る雄々しい構え。
まずは、この強大さをアピールするキャラクターデザインに拍手をして新バージョンを待とうと思う。 - 16二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 16:42:59
一般人(龍)
(解説)
私が密かに推しているドラゴン。
それが画像の、通りすがりのベビーヴィシャップ・岩だ。
「通りすがり」と言うだけあってそれ以上ではない一般ドラゴンのようだが、
会話ウィンドウでいちいち「通りすがりのベビーヴィシャップ・岩」と表示されるのが面白くてうっかり私の推しドラメンに入ってしまった。
彼の出番を覚えている旅人はどれくらいいるだろうか。
調べたところ、おおむね1年前の虫相撲イベントに登場したのが通りすがりのベビーヴィシャップ・岩の最初にして最後の出番であった。
虫相撲といえば荒瀧一斗殿であり、上記のイベントでは通りすがりのベビーヴィシャップ・岩が一斗たち(のオニカブトムシ)と戦ったことがイベントストーリーの始まりとなる。
しかし、虫相撲に夢中になった一斗殿はカブトムシを強くすることに夢中になり、通りすがりのベビーヴィシャップ・岩はいつしかフェードアウトした。
そんなバカバカしいイベントのオチに登場して、画像のように「?」マークを浮かべているのが彼の愛しい所である。
ただの一般龍が大真面目にイベントへ出張ってくるだけでも面白いのに、会話テキストも逐一とぼけているのがおかしさを誘うのであった。 - 17二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 16:54:12
あらゆるボイスがうるせえやつ
(解説)
ナタの戦士・キィニチ殿へ『限定的に、条件付きで、節度を持って契約に従い、部分的、一時的に』力を貸しているドラゴン。
それが他でもないクフル・アハウだ。
「偉大なる聖龍」を自称している彼はとにかく尊大かつ傲慢で、何よりくっそやかましいのが特徴だろう。
数多の作品で主人公を務めてきたザ・主人公な声帯を持つこのマスコットキャラが、
やたらとキィニチ殿を煽ったり敵をバカにしながら戦うボイスが小憎たらしいが私は好きだ。
元より傲慢な性格を示唆されていたが、思った以上にライン越え発言を連発する不謹慎さ・うるささ・ウザさもまた悪くないものである。
ここだけの話をすると私は竹内順子氏の声が大好きであり、
予告番組でアハウのビジュアル・ボイスが発表された時に
「ウヒョヒョッこやつは90%以上の確率でビジュアルの良いキャラに変身しますぞぉw」
「竹内さんの美少女キャラ楽しみですなぁwイケメンになってもウェルカムですぞぉw」
と、喜び勇んで引くことを決意した。
そしてキィニチ殿実装後にお迎えしたはいいものの、
未だにアハウが美少女にもイケメンにも変身する機会を見ることがないまま今に至る。
まあいいのだが……。 - 18二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 17:04:42
背景設定が ミステリアスなドラゴンも
好き好き大好き 好き好き大好き
(解説)
さて、クフル・アハウを語る際に外せないのが幾何学的なキャラデザだろう。
ドット模様・ピクセルアートで表現された薄っすい身体は姿かたちをいかようにも変化させ、
時に武器となり、時にアンカーとなり、時に巨竜のようにブレスをバラ撒き……と様々な活躍を見せてくれる。
幾何学的なデザインは、ナヒーダ殿やアルハイゼン殿の戦闘時の攻撃などと共通点を感じさせるものだ。
クフル・アハウの背景設定、見た目の由来はキィニチ殿のストーリーやオシカ・ナタ地域のとあるストーリーから推測できるが、答えが明示されないのも乙なものである。
他人の命を一顧だにしないクソガキのようなクフル・アハウだが、ナタとアビスが戦争した際の悪口には──生命の価値を消耗品のように語るシビアな一面が覗いていた。
彼の過去をあれこれと夢想した上で、普段の言動を振り返ると少し違った味わいを感じさせるのも楽しいキャラクターである。
いつも無駄口を叩いて他人をバカにするばかりの困ったマスコットだが、
有事には強大な力を見せて契約者を守り、どのような場面でも己自身を貫き通す。
そのように強烈な自我を持っているこのドラゴンが、私は嫌いになれないようだ。 - 19二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 17:05:42
- 20二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 17:27:51
チャスカの竜
(解説)
チャスカ殿の家族であったクク竜のことを紹介しよう。
実の両親と別れ、竜に育てられたチャスカ殿を育んだのが母竜のチンプ(画像左)。そして姉竜のコヤ(真ん中右)である。
画像に竜が3頭写っているが、真ん中にいる小さな仔竜はコヤの子ども……チャスカ殿にとっては姪にも同じ存在だ。
彼女たちは「花翼の集」の見聞任務で登場する重要なキャラクターとなり、人間と竜のかかわりについて教えてくれた。
人でありながら竜として生き、やがて人の社会へ復帰していくチャスカ殿。
竜でありながら人を育て、今でもチャスカ殿と濃く交わるチンプ。
竜として生き続け、人に戻ったチャスカ殿を嫌いながら離れられなかったコヤ。
そんなコヤに育てられた幼い仔竜……チメ。
見聞任務では、特にコヤの出番が多かった。
別れた家族(チャスカ)を突き放しながら、どうしても放っておけずに互いに助け合ってしまう──チャスカ殿とコヤの不器用な家族愛は見ていて涙を誘われた。
他のクク竜と見比べたとき、年老いたチンプは羽の色が褪せていたり、人嫌いなコヤは傷が目立っていたりと、それぞれの過ごしてきた時間を感じさせるのもいいものである。
見聞任務で描かれるストーリーは、人間のために竜を害して利益を得ることの是非である。
そしてまた、この筋書きは「聖王オチカン」……龍を迫害して人間の栄華を築こうとしたかつての支配者にもなぞらえたストーリーとなっている。
人を好むゆえに竜を搾取するのは愚かな所業なのか。家族を愛するゆえに他の家族を害することは、正しい行いなのか。
人と竜の間を揺れ動く彼女たちを描いたストーリーと、そのキャラクター造型に私はあっぱれと言いたいのだ。 - 21二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 17:47:31
ココウィク
(解説)
このくちばしのない鳥のようなマスコットはドラゴンと言っていいのだろうか?
ストーリーを追っていくとドラゴンと言ってもいいような感じが漂ってくるので、私はココウィクを好きなドラゴンとして紹介しよう。
ココウィクは「花翼の集」の集落に近い山岳エリア……オシカ・ナタにかかわりのある存在だ。
オシカ・ナタの冒険を進めると、ポーナという女性冒険者の相棒としてこのココウィクが登場する。
簡単な鳴き声でコミュニケーションをとりにくる、正体不詳でいかにも怪しいマスコットだがなかなか可愛いやつなのだ。
私が好きなところは、こんなにかわいいココウィクが戦闘になると見せてくる闘争心のギャップである。
特に、画像内で言及された「魔龍」……オシカ・ナタを闊歩している巨大なクク竜に相対すると弾かれたように空へ飛び出し、ビームを撃ち始めるのがたまらない。
貫通ビームを撃つものに悪者はいない。これは、私が1000年の生において掴んだ真理の一端である。
そんなココウィクのストーリーで、彼が「奪われたもの」を取り返すために戦っていたという背景が判明する。
彼の登場するオシカ・ナタは──「聖王」と呼ばれた為政者オチカンが、旧時代の龍の遺物を利用するために居を構えた山岳都市であった
オチカンは龍を憎悪し、人間の利益を図って龍の遺志すら搾取しようと目論んだ人物だと語られている。
そして、他者を迫害するということが人間の強さとは対極の所業であることに…
…異なる他者とも団結できる力のルーツと相容れないことに気付きながら、後戻りできず破滅してしまった人物であったようなのだ。
ココウィクと相棒のポーナ……そして、かつて生きた聖王・オチカンを巡るオシカ・ナタのストーリーは難解だが味わい深い。プレイしていない旅人の皆も、いずれオシカ・ナタの碑文を読み解いてほしいものである。
『しかし、欠けていることは悪いことではない。完璧であることよりも、いいことなのだ』
欠けたものを取り戻すために戦ったココウィク。そして、完璧であるために他を否定したかつての聖王オチカン。
オシカ・ナタを冒険すると入手できる「名刺の飾り紋」に記された上記のテキストは、彼らのストーリーを知ることで一層味わい深いものになるのだ。 - 22二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 18:05:30
ウバ・カン
(解説)
かつての炎神シュバランケが生まれる遥か前からナタに生きたという龍の賢者……略して賢龍。
それが、ワシャクラフン・ウバ・カンという長い名前で伝わっているドラゴンの異名である。
ウバ・カンの物語はナタにおける書籍・聖遺物など多岐にわたるテキストで楽しむことができ、これがなかなか面白い。
為した功績が多いためにウバ・カンはまた異名も多く、「龍の賢者」「盗炎者」や「盗炎の賢者」などと呼ばれているようだ。
このドラゴン、かつて炎の龍王シウコアトルに仕えながらも(あれ?龍より人間を強くした方がいいんじゃね?)と考えたらしく、
龍の持つ「炎」……のちに「燃素」「元素」と呼ばれるエネルギーを人間に授けたことから「盗炎者」と呼ばれているらしい。
つまり、NPCでありながら我々テイワットのキャラクターへ莫大な影響をもたらした人物であると同時に、
ただの人間好きや龍嫌いではない……いや、龍が好きだから敢えて裏切った節さえも見せる二面性で、私は彼の虜になった。
とある世界任務をクリアしていくと旅人の皆も賢龍と会話できることができ、この時の会話シーンもなかなか面白い。
「獅子?獅子ってなに?」と聞けば、
「獅子っていうのは獣の王様で…まあそんなのはどうでもよくてね」と返してきたり、
「炎の龍王が雑魚だから人間に負けたんじゃない?」と言ってみれば、
「ふむ…お前は、龍王が衰えたから負けたと考えているのだな」といいように言い換えたり、会話を楽しんでみたいと思わせる人柄をしている。
しかし、彼は私と同様に──いや私以上に人間とはかけ離れており、親しみやすさと異質性を兼ね備える龍と言えるだろう。
人間の姿をしながら旅人に接してくる気安さがあるかと思えば(これは不確定な事実だが、賢龍本人がこのように話している)、
人の命や背負ってきた人生を道具のように一顧だにしない残酷さも垣間見せる人物だ。
恐らく、新年に始まる新バージョンで実装される新しい世界任務で彼と私たちのストーリーはひと段落するものだと思われる。
このドラゴンと君たち旅人のかかわりがどのような結末をもたらすか。私は、期待と不安を等しく感じさせられる。 - 23二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 18:07:19
- 24二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 18:18:25
かわいいかわいい最高の仲間!
(解説)
ナタで出会う不思議なテペトル仔竜。
それが私の最も好きなドラゴンであり、旅人の皆に愛される「 」(旅人のみんなで「」に好きな名前を入れよう!)である。
角ばったツノと裏腹にポコポコふくらむお腹がキュートなテペトル仔竜はそれだけで犯罪的に愛らしいのに、
ナタを巡る多くのストーリーでひょっこり顔を出しては、おなかをアピールしてきたり、食べ物をせがんだりするなど可愛くてしかたがないドラゴンだ。
旅人やパイモンを家族と慕ってあちこち冒険する愛らしさと来たら……評する言葉が浮かばない。
地中に潜る能力があるので潜入ミッションを任されたり、険しいダンジョンにもよちよち歩きでついてきたりと健気な様子が庇護欲を誘う。
道中では彼と一緒に戦う場面もあるのだが、相手を倒すこと以上に彼が攻撃を受けてダメージ表示されないものかと気が気でなかった旅人は私だけではないだろう。
冒険の中で映画を撮ったり写真を撮ったり友達作りを見守ったり…パイモン殿に次ぐ量の思い出を築いてきた、私の大事な相棒だ。 - 25二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 18:23:57
こう見るとほんとに【竜(龍)】多いなテイワット
- 26二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 18:25:38
俺はイクトミ竜が好きだよ
- 27二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 18:32:19
ちょっぴり臆病で 甘えん坊なドラゴンも
好き好き大好き 好き好き大好き
(解説)
私の相棒はカチーナ殿から「すごく大人しそう」と評価されている。
実際、世界任務でナタの各所を冒険するとどこか引っ込み思案なところがあって、
人間には積極的に会話に混ざるが、他の竜を相手にすると時々尻込みするのがいじらしいところだ。
場面によっては彼を操作することもあり、その時にモノローグが流れる。
このとき、ちょっとたどたどしい言葉遣いで思考しているのが子供っぽくて可愛らしい。
ある秘境では旅人たちと離れ離れになってしまうが、そこから再会できたときに流れるショートムービーにガッツポーズをしたくなる。
私たちは彼の親竜が謎の魔物と戦い、命を落とす場面に遭遇するのをきっかけにこの仔竜と絆を結ぶことになる。
仔竜が臨む竜としての人生、その駆け出しは不幸であっても旅人に出会ってからは幸福なものになってほしい……そう願わずにはいられないのだ。 - 28二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 18:39:57
ver5.3で 始まるであろう世界任務も
楽しみたいちび めちゃくちゃ楽しみ
(余談)
明日1月1日は新バージョンの5.3が更新される。
目玉は魔神任務の更新と、そこで活躍しそうなマーヴィカ殿、シトラリ殿の実装だろう。
さて、このスレでも紹介している賢龍、ウバ・カンは世界任務の一幕において我々にこう言った。
『私たちは、いずれ再会する』
それは、旅人の皆が初代炎神シュバランケの遺志を人知れず継いでナタを冒険していることへの期待であり、
龍王の祝福を受けたと言われる、朱きツノのテペトル仔竜の成長を楽しみにするものであった。
私たちと龍を巡る物語がどこまで進み、どのように決着するのか。それは分からない。
そもそも5.3のバージョンでは世界任務の更新がないかもしれない。それもまた、成り行きに任せるしかないだろう。
一つだけ確実であるのは、来たる元旦の日にテイワットへ新しい物語が刻まれるということだ。
次の一年が幕を開けることを喜ぶと同時に、旅人の皆と龍を巡る物語に思いを馳せてもらえるならばこれに過ぎる喜びはない。 - 29二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 18:40:14
発表するほどいっぱいいたっけと思ったら思ったよりいっぱいいた……最近になって爆増したけど元から結構いるんだな、ビシャップ系込みだと適応力からかそれなりに亜種があちこちにいるし
個人的に好きなのがクビナガライノ、ナタに入ったときに見れるどう見てもカミナリ竜なクソデカシルエットは実にワクワクした
カチーナの友達のトトでトドメ刺された、また頭乗っけてくれ…… - 30二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 18:41:28
- 31二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 18:42:43
テペトル仔竜のお腹ポンポンモーション可愛すぎるよなぁ
一人ぼっちになっちゃった時に「泣いちゃダメ!」って自分に言い聞かせてて抱きしめたかった - 32二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 19:08:04
あそこほんとミホヨ味を占めやがって…!ってなってた
- 33二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 19:23:01
面白かった!!めちゃくちゃストーリー読み込んでてすげぇやヌヴィレットさん
良いお年を!! - 34二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 19:36:38
お前も大好きだよヌヴィレット!!!!
- 35二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 19:49:24
- 36二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 20:13:39
私自身のことを紹介するかはかなり迷った。
自分のアイデンティティに悩んでいた人物が、長年にわたって特定の役割を演じ続けたことで新しい自分を見出していく……
こうしたストーリー・キャラクターデザインは好きだから、当然私はヌヴィレットという私自身のことも好きになっている。
今回挙げなかった理由は3つある。
1つはドラゴンらしくない外見。2つ目はナタの龍とストーリーを多めに紹介したかったこと。3つ目は恥ずかしいからだ。
実は、ヴィシャップと親しいとあるメリュジーヌを紹介しようか迷ったが…大体同じような理由で今回は見送っている。
機会があれば私自身に触れることもまた来るだろう。楽しみにしてくださったのに申し訳ないが、期待してくれたことをとても嬉しく思う。 - 37二次元好きの匿名さん24/12/31(火) 20:28:42