- 1125/01/02(木) 10:02:23
- 2125/01/02(木) 10:02:58
スパ(ルッチ最近調子乗ってるからあんまり下手に出たくねェんだよな…)
スパ(やはりここは元長官として厳しくいこう)
スパ「ダンナ〜ちょっと言い過ぎじゃないですかァ〜?おれの親父が寝込んでなかったらダンナの立場なんて100中の2…いや…ゲロ…」
スパ「うんゲロだ!ゲロ!ダンナはゲロ!」
ルッチ「絶交だ!!」(指銃)
スパ「ホベァーーーッ!!ぜ、ぜっこう!?」 - 3125/01/02(木) 10:04:45
ルッチ「これからは別行動だ さようなら」
スパ(ゲロはちょっと言いすぎたか…まさか絶交されるとは…)
スパ(痰ぐらいにしときゃよかったな…そうだ…そうするか)
スパ「ダンナ!たん!たん!」
ルッチ「ついてきたら殺○ぞ」
スパ「そ、そんな」
スパ(ど、どうしよう マジで絶交されてしまった…おれは全然悪くないのに)
スパ(どうしたらいいんだ 一人で任務なんて絶対無理だぜ…) - 4125/01/02(木) 10:06:02
1時間後
??「おい!ちょいとそこのお方!」
ルッチ「?」
メカ「おれはついうっかり未来島からやってきたメカンダム1号だ!」
ルッチ「お前…ダンボールを被って何のつもりだ」
メカ「ギクーーッ!ダ、ダンボールじゃねェぞ失礼な!しまいにゃ怒るぞ!」
メカ「特技はコネキック コネパンチ コネダンス…」
メカ「とにかく愉快なロボットなので一緒に着いて来やがれコノヤロ!」
ルッチ「ロボットねぇ…」
メカ「嘘じゃねェぞ!間違いなくロボットだロボ!ボディも超合金ロボよ」 - 5125/01/02(木) 10:06:59
メカ「とにかく中身については詮索するな!それよりCPダンス見るか?お近付きのしるしに!」
メカ「サイファ〜〜〜〜♪」ゆらゆら
メカ「ポ〜〜〜〜ル〜〜〜♪」ゆらゆら
メカ「サイファ〜〜…ぎゃあああああ海に落とさないでくれえええ!!踊りが気に入らなかったなら謝る!落とさないでください!!」
メカ「やめろ!超合金ボディがふやけちまう!これ紙だから!」
ザバーーーン!
メカ「ちくしょーー!!やっぱり落とされた!どうせ落とされると思ったよ!」ゴボボボボ
メカ「ヒャーッ!水入ってきた!CPバタ足!CPバタ足!」バシャバシャ - 6125/01/02(木) 10:07:46
スパ「ゲホゲホ…助かった……」
スパ「素晴らしい頑張りでなんとか這い上がってこれたぞ…よく分からない小魚も踊り食いしちまったよ…」
スパ「あれ?ダンナ?……いない!」
スパ「あの野郎…!人が死にものぐるいで頑張りを見せてる隙に逃げやがって…」
スパ(許さねェ!どたま来たぞルッチの野郎〜〜百貫ハト!!復讐してやる…!)
スパ(パワーアップしたメカンダム2号で鬱積した恨みつらみはらしてやる〜〜っ!!ハト!) - 7125/01/02(木) 10:10:46
1時間後
ルッチ「ここが任務の場所か」
モブ諜報員「はい そうなんですが……」
諜「実はさっきダンボールの変な諜報員が来てしまって…」
ルッチ「変な諜報員?」
諜「ええ、あの建物の2階に向かって行ったんですが…」
ガラガラッ
メカンダム2号「わはは!ルッチよりも先に到着したぞ!メカンダム2号大満足!!わははーっ!」
諜「……」
ルッチ「なぜあれを仲間だと思った?」
諜「いえ、私も追い出そうとしたんですけどそしたら…」
メカ『大丈夫大丈夫 おれは一見ロボットだが実は中身はにんげ…おおっとこれ以上は言えねェなわーっはっは!』
諜「とか言って無理やり行ってしまって…」 - 8125/01/02(木) 10:14:17
- 9125/01/02(木) 10:15:31
メカ「!?」
諜「あっどちらへ…」
ルッチ「どけ 今からそっちへ向かう」
メカ「…笑った」
メカ「ダンナが久しぶりに笑った…」
メカ「あ、そういえば前に…」
スパ『ルッチって全然笑わねェよな?どんな時に笑うんだ?海の日?』
ルッチ『そうですね…例えばいらなくなったものとか処分してさっぱりした時とかに』
ルッチ『笑うでしょうねぇ…』
メカ(こここここここ殺される!) - 10125/01/02(木) 10:17:06
メカ「チクショーッ!むざむざ殺られてたまるかァ!今から鍛えりゃまだ間に合う!ドリャー!スパンダムキムキ!ムキムキ!」
メカ「そうだぶら下がって背を伸ばそうトリャーーッ!のびのびんダム!」
ギシッ…
ギシッ……
メカ「!?」
ギシッ…!
ギシッ……!!
メカ(階段をゆっくりゆっくり上がってくる音がする!妙に怖い!) - 11125/01/02(木) 10:17:58
メカ「クソーっ!こうなったらもう謝る練習だ!斜め45°!すいませんでした!ハト男って言ってすいませんでしたっ!」
メカ「あと昨日夢の中で爪楊枝で刺し殺してすんませんでしたっ!それから、えっと〜〜…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
メカ(来た!怖い!確実に殺られる!!) - 12125/01/02(木) 10:18:56
メカ「チクショー!ここは一旦退却だ!こんなところで終わってたまるかーっ!」
メカ「おれはまだだ、まだ終わらねェーーっ!」ガラッ
メカ「覚えてやがれーーー!」ピョーン
諜「ん?うわあああああああああ!!」
諜(あのロボット2階の窓から飛んだ!?飛べるの!?まさか、まさか中身は人間だと思わせといて…実は本当にロボット!?)
ドスッ
諜(飛べねーのかよ!) - 13125/01/02(木) 10:20:21
数時間後
ルッチ「さて、戻るとするか」
??「あ、あの…やい!待て!待ちやがれ!」
ルッチ「…3号か?」
メカンダム3号「うん…」
ルッチ「ずいぶん貧相になったものだな」
メカ「ダンボールとか買うお金もうなくて…」 - 14125/01/02(木) 10:21:33
ルッチ「馬鹿やってる暇があるんならさっさとついてこい」
メカ「え!?一緒に行っていいのか!?」
ルッチ「ああ」
スパ「お、おれはスパンダムだぞ!それでもいいのか?」
ルッチ「その代わりもうハットリを貶すな」
スパ「もちろんですダンナ!」
ルッチ「あとおれがパンを買ってこいと言ったら買いに行け」
スパ「は、はい!」
ルッチ「あとおれが突撃!って行ったら突撃しろ」
スパ「はい……」
スパ「………どこに?」
~完~