ここだけ新たな神話創造その6

それは、まだ人が、神を神だと認識出来ていない時、その男はある細々とした部族の集落にいた。
彼は、戦士の息子であった。槍と刃物の才能を持った少年だった。
その者は、ひどく純粋であった、自分一人で集落を守れると本気で思えていたほどに、
やがて、その少年は、成人し、集落を守る兵士となった。
成人しても、その少年は純粋なままであった、村を襲う化け物から集落を守っていた。
それが長く続いたある年の冬の日のことだった。
いつものようにその男は、化け物を討伐し、集落に戻った。
しかし、そこにあったのは、燃える建物達と、逃げ惑う人々、そして、侵略者だった。

>>145

144二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 18:22:42

このレスは削除されています

145腐敗の神25/01/04(土) 18:23:10

>>143

【静かに耳を傾けている】　

146二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 18:27:39

よくあるよくある

147怪物の神25/01/04(土) 18:30:34

男は直ぐに、侵略者から住民を守ろうとした、だが、悲しきものよ、数には勝つことが出来ず、
男は重傷を負い、川に突き落とされ、そしてある家屋の前に流れついた。
その家屋に住んでいたのは、老人とその孫娘らしき少女だった。
老人と少女は、男を広い、看護し、飯まで与えてくれた。
その男は、二人に深く感謝をした。
傷も治ったころ、男は出来ることはないかと聞いた。
そしたら老人に、なら畑仕事を手伝ってくれと頼まれた。
男は精一杯働いた。自分を助けてくれた恩を返すために。

148(中の人)25/01/04(土) 18:30:57

ちょっとお風呂いってきます。)

>>149

149腐敗の神25/01/04(土) 18:31:47

>>148

(分かりました)

【コーヒーを飲んでいる】

150音楽の女神25/01/04(土) 18:48:47

>>136

紅茶で　

>>151

151腐敗の神25/01/04(土) 18:58:38

>>150

どうぞ

【紅茶を差し出す】

>>153

152(中の人)25/01/04(土) 19:02:52

(おまたせしました。中の人は文章力がありません、あと物語の更新が止まっているときは、たぶん用事があって書けてません、そこだけご了承ください。)

153音楽の女神25/01/04(土) 19:10:40

>>151

ありがとう

【紅茶を受け取る】

154怪物の神25/01/04(土) 19:17:57

老人と少女の住む村は他の村と比べても良く発展していた。
しかし、男に近づくものはいなかった。
この村は、余所者をあまり好んではいなかった。
たまに、子供が話しかけてくることもあったが、直ぐに大人達に連れ戻されていった。
男は自分の傷だらけの姿が原因だろうと余り気にしなかった。
男は畑仕事や家事に勤しんだ。時に村で祭りが起きることもあった、余所者の私は、祭りに参加することを許されなかったが、少女や老人は、家で祭りのお土産をよく恵んでくれた、土産話もしてくれた。
夏の熱さも過ぎ去り秋が見え始めた時のこと、老人が良く咳き込むようになった。
老人はただそよ風に当たりすぎただけじゃと言っていたが、少女や男は心配だった。

155音楽の女神25/01/04(土) 19:29:40

うんうん
【紅茶をのみながら話を聞いている】

156美徳の女神25/01/04(土) 19:33:26

ほぉ…
(チョコクッキーを食べながら聞いている)

>>157

157音楽の女神25/01/04(土) 19:42:41

>>156

そのチョコクッキーくれないかな?

>>159

158怪物の神25/01/04(土) 19:45:27

そして、秋が深まるころ、老人は倒れた。
私は、老人をベットに寝かせ身体を診た、老人の身体は手足が黒ずみ、黒い斑点が所々にあり、高熱を発していた。
少女と男は健気に看病をしたが、やがて、老人は死んだ。葬儀は男と少女の二人でやった。
そのころからだろうか、他の村人たちの男を睨む目がよりいっそう強くなったのは。
老人の葬儀が終わったあと、男は村八分にされるようになった。
畑が荒らされることがあった、家屋の近くに糞が捨てられていることがあった、村人に土をかけられることがあった。
ばけものと子供に罵られることがあった。
男は少女のためにもこの村を出ていこうとした、だが少女はついていきたいと言った。
だが男は拒否した。「生まれ育った村だろう、私がいては迷惑だろう、私が出ていけば、あなたは被害にあわずに済む、全てが丸く治まる、だからあなたは連れていけない」
しかし少女は言う、「私、別に迷惑だなんて思っていません！それにこんなに素敵な人を仲間外れにする村なんて、
こっちから願い下げです。祖父はもういません、だからこの村にもう未練はありません、私も共に連れて行ってください。」そして男と少女の逃避行が始まった。

159美徳の女神25/01/04(土) 19:49:16

>>157

ええで、どうぞ

(渡す)

>>162

160怪物の神25/01/04(土) 20:04:41

男と少女は沢山の村にいった。最初は商売が盛んな村へ、しかし金を持ってないと見るや相手をしてくれなかった。
次に狩人が沢山住む村に住もうとした、だが門の近くで門番に弓を射られた。
余所者は帰れということらしい。
また次の村にいこうと、少女は微笑みながら言った、その微笑みは月のような愛しさだった。
そしてそのころに、少女はせき込み始めた。
その次の村は海が近くにある漁村だった、しかしここも余所者を嫌っていた。
そのまた次の村は、森の中の村だった、男と少女は、空き家に住むことを許され、男と少女は暮らし始めた。
少女は、長旅のせいか酷く疲れていた、なのでベットに休ませた、そのころ少女の肌に黒い斑点が現れ始めた。
そして村人に、仕事がないかと聞きに行こうとした時だった。村人たちの声が聞こえた。「今日はいきのいい奴が二人も来たぜ。」「ああ、しかも片方は女、久しぶりに満腹になりそうだぜ。」その会話だけで私は、ここに住むものたちがどんな輩なのかを知った。私は少女を毛布で包み抱え逃げ出した。

161怪物の神25/01/04(土) 20:42:18

食料が逃げ出したことに気づいたらしい森の村の者たちは男と少女を追いかけてきた。
男は、逃げて、逃げて、逃げて逃げ続けた、少女が食われないために、後ろには鉈や弓、投石器を持った男たちが追いかけてくる。
途中で嵐もやってきた。男は雨の中少女を抱え走り続けた。逃げて逃げて森を抜け、追手の声も聞こえなくなったとき、男は、少女に月の光が差し込み、少女の手足が黒ずんでいることを知った。男は走った。雨や雷の中、少女を助けてくれる者を探して、
必死に走った。走って走った。男はやっと山の麓に煙が複数立っているのを見つけた。
あそこなら、この子を助けてくれるかもしれない、一筋の希望を胸に男は山まで、走った。
門が遠くに見える、間に合う、大丈夫だ、そう思いながら男は走る。
「あ、、、」
不意に少女の声がする、男は走りながらも語り掛ける。
「大丈夫だ、あそこの村なら直してもらえるかもしれない、だから悪いが耐えてくれ！」
しかし、少女は唇を震わせながら、こう言った。
「あ、、い、、し、、て、、い、ま、、、」
その言葉の最後を少女は言うことが出来なかった、そして、少女は何も言わなくなった。

162音楽の女神25/01/04(土) 20:43:08

>>159

ありがとう

【チョコクッキーを受け取る】

163美徳の神25/01/04(土) 20:52:17

(すみません明日早いから寝ます)

>>164 >>165

164(中)25/01/04(土) 20:53:05

>>163

(おやすみなさい、良い夢を)

165腐敗の神25/01/04(土) 20:56:07

>>163

(中の人　おやすみなさい)

(コーヒー派中々居ないなぁ)

166怪物の神25/01/04(土) 21:49:26

男は慟哭した、泣き喚いた、叫んだ、赤子のように、泣いて叫んで喚いて、嵐の中で、眠った。
そして嵐が過ぎ去った次の日の事、男は決心した、強くなることを、もう二度とだれかを取りこぼさないことを、
大切なものを守れないなんていうことが無いように。
男はまず体を鍛えた、毎日、川の下流から上流まで泳ぎ、荒野を走り回り、巨大な鉄塊を持ち上げる特訓をした。
他にもたくさんの特訓をした
それと並行して男は知恵も極めた。医術、呪術、占術、精霊術、料理、計算、交渉術、読心術、天文学、地質学、
植物学、動物学、極められるレベルまで、男は鍛えた。
男は次に武を極めた。剣、弓、投石器、槍、縄、棍、盾、刀、拳、あらゆるものを極めた。
そして、男は村々を合衆し、国を造ることを目指した。もう二度と救えぬ人が出ぬように、長い年月を経て、
男は王となった。最初の国の、最初の王に、けれどそのころには男は、とうに老いぼれの身だった。
既にその身は死に近づいていた。けれど男は進み続けた、だれも取りこぼすことないその世界を夢見て、
人の可能性を信じて、そして男は眠りにつき、人としての生涯を終えた。

>>167 >>168

167腐敗の神25/01/04(土) 21:53:19

>>166

よく頑張ったんだね　その子　よく最後まで走ったね　俺は好きだよそう言うの

>>170

168音楽の女神25/01/04(土) 21:54:10

>>166

もしかして　人間時代の君かな

>>170

169二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 21:58:51

このレスは削除されています

170怪物の神25/01/04(土) 22:02:10