- 1二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:07:55
- 2二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:08:25
メル!?
- 3二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:08:33
エルメロイ…
- 4二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:08:40
どこが分からんかった?
- 5125/01/03(金) 20:08:47
- 6二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:09:11
そんなに面白かったか、ウマゴン
- 7二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:09:27
ウマゴンかよ
- 81・D・エアプウマゴン25/01/03(金) 20:11:48
- 9二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:12:40
- 10二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:12:56
- 111・D・エアプウマゴン25/01/03(金) 20:13:31
- 12二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:14:19
具体例を挙げるとどのへん?
- 13二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:16:11
ぶっちゃけ自分も魔術関係の詳しいことは雰囲気で分かった気になって読んでる
- 14二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:17:30
魔術の解説のとことかかなり雰囲気で読んでるので気持ちはかなりわかる
- 15二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:17:31
型月世界は伝奇ものなので、実際の宗教や民俗なんかを下地にしてることが多い。II世シリーズは特に三田先生が蘊蓄として色々語ることが多いので、読者の読書量がそのまま理解力につながるケースが多い
それはそれとしてII世シリーズは型月伝奇専門書とでもいうべき内容なので、基礎編のまほよ、空の境界、Fate/stay nightなんかも読むと前提条件も理解できます
- 161・D・エアプウマゴン25/01/03(金) 20:32:31
- 17二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:33:55
- 18二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:34:08
魔術の細かい説明に関してはそんな理解しようと頑張らなくてもいいよ
へーそうなんだなんかすごいんだなーくらいに流して問題ない - 19二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:35:16
- 20二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:40:00
文章からイメージしづらいってのはまぁしゃーない
他の型月作品も映像化によって理解したって人もおるし - 21二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:40:55
- 22二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:41:35
- 23二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:42:45
三田さんの魔術関連ならレンタルマギカも読んでみても良いかもしれない。きのこがスピンオフを書いてほしいと思ったイスカリオテも良いぞ
- 24二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:45:21
黄金比はスティールボールランで齧ったから割と理解できたな
黄金の回転の理屈は凄みってことで流したが - 25二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:45:55
ナカーマ
- 26二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:46:14
ちなみに事件簿一巻で語られた照応というのは、このスレの序盤にスレ主に対して行われたものだな。
このスレでスレ主はコテハンにウマゴンと名付けたが、これはスレ主の「メルメロイ」という誤字と、ウマゴンの「メルメルメ~」という鳴き声という近似性からスレ主をウマゴンに見立てることで意味付けを行った。
有り体に言ってこじつけだが、魔術においてはこのこじつけが意味づけにこそ「力」が宿る。
だからこそ、魔術世界においては「ロード」という言葉に「貴族」と「君主」という二つの意味を持っている。
まあ真面目な話、神秘はその本質を秘匿してこそのものなので、複数の意味付けによって本質を隠すという目的もあるだろうね。
しかしこれは、ただ一つの真理を追究する魔術という学問の本道とは、ある種相反するものであるとも言えるな - 27二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:47:11
- 28二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:48:48
あとはまぁ読んだ人によっても感想見てると一人一人解釈が違う感じでどっちが正しいのか混乱する時はある
- 29二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:50:52
漫画版読んだらまた理解が深まるかもよ
- 30二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:57:07
いや、どっから説明始めようかなと思ったら、丁度スレの最初の流れで説明できそうだったから……
- 311・D・エアプウマゴン25/01/03(金) 20:57:48
- 32二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 20:59:45
魔術は世界に対する詐欺だからね
- 331・D・エアプウマゴン25/01/03(金) 21:00:16
そんな作品あるのね...
- 34二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 21:01:04
- 35二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 21:02:50
語字ウマゴンでわかる解説スレじゃん
- 36二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 22:29:30
では次に、照応を利用した魔術の一例としてイゼルマの魔術について考えていこうか
結論から言えば、人体と星を照応させることで、星の美しさを人に宿そうとしたのがイゼルマの試み
まずイゼルマの魔術の下地になっているのは錬金術
錬金術とは卑金属を金属に変えることを指すが、つまりイゼルマはこれを“美しくないもの”を“美しもの”に変える工程として捉え、人間に絶対の美を宿す為の触媒として太陽と月を利用した
具体的には日頃の生活の中にある食事や排泄といった一つ一つの行動を星の周期と合わせ、人間の内側に星を惑星を宿そうとした。
さらに土地に日時計や月時計を模した建造物を置くことで環境にも星の運行を取り入れ、土地と黄金姫・白銀姫とも照応させることで、土地の化身としての美しさも獲得する。
よく三段論法とも言われるけど、太陽・月⇔イゼルマ⇔土地⇔太陽・月と三つの要素を相互に作用させることで人間を美しさの高みに押し上げようとした訳だな
これは人体と宇宙を照応させた魔術の一例と言えるだろう
と、ここまでだと半分で、医食同源という諺からもあるように食事な歩法自体も美しさを作る要素として扱っている、星の運行を取り入れるのを天のアプローチとするなら、これは地のアプローチ。
無論、これらは一代で成果が出るものではなく、何年も何代も研鑽を重ねることで事件簿本編のあと一歩という段階まで至ったのだな。
天と地、両方向からのアプローチを通して黄金姫・白銀姫という究極の美を生み出すことで根源到達を目指したというのが、イゼルマの長年の研鑽だったんだな。
ちなみに小宇宙と大宇宙の照応という、人体を小さな宇宙、宇宙自体を大きな宇宙に見立てて対応させるという発想は、西洋だと主に古代ギリシャのプラトン学派で用いられたものだね - 37二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 22:32:01
ごめん。ミスった
☓太陽・月⇔イゼルマ⇔土地⇔太陽・月
◯太陽・月⇔黄金姫・白銀姫⇔土地⇔太陽・月
だわ - 38二次元好きの匿名さん25/01/03(金) 22:40:22
ただし途中で三人目の姫を加えて三位一体にしないと完成しない術式だったという
- 391・D・エアプウマゴン25/01/03(金) 23:16:01
- 40二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 00:19:43
野生のロード・エルメロイおるやんけ
- 41二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 00:30:44
- 42二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 00:35:48
- 43二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 00:44:49
ギリシャの哲学ってプラトンもそうだけど欲望がどうとか在るべき政治とはとかが多いから本買っても冒険読む上では量が多くないじゃないですか
- 44二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 00:48:04
「あっここのセリフはこの時代の哲学と通じるところがある」
みたいなのが楽しいですよ - 45二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 00:50:51
イゼルマの話で言うとそれに加えて「美しい者を見た者は美しくなる」という話も付け加えて美しさをさらに補強した話が面白かった
- 46二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 00:56:33
- 47二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 01:07:42
なってるけど、さすがに事件簿は読んでから冒険読んだほうが楽しめると思います
- 48二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 01:14:43
野生の文豪スレ
- 49二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 01:58:46
野生の哲学者か、野生の倫理学の先生では?
- 50二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 03:28:55
小話だが錬金術は身近なとこにもあって、それが硬貨だな
貴金属を持ち運びやすくするために形成するための技法として発展したんだ - 51二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 06:40:59
自分も完全に雰囲気で読んでるんだけれども
どんな物質、研鑽で魔術を行使するか
じゃなくて、どんな理屈・理論でその魔術を組み立ててるかの話だなと思う
そーか…スレの住民の反応見ると
作中で扱われた家系が参考にしたり、魔術を行使する上で乗っかっている特定の時代および地域の基盤と言うか…広くかつ根深く膾炙している概念の特定がある程度出来る感じなんだな…
そりゃ分かってるとおもろいかもしれん…
ただそのへんの知識は無くても楽しめるぜ - 52二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 07:59:30
- 53二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 13:35:55
それが西洋の魔術の根底にある魔術基盤、というものだね
ついでだし、そこも解説しようか。
魔術基盤は魔術師が世界に刻みつけた魔術理論、ルールであり西洋の魔術師たちはこの魔術基盤にアクセスすることで魔術を起動する。
言わば、魔術というプログラムを走らせるためのOSと呼べるだろうな。
そして、この魔術基盤の最大の特徴とも言えるのが「広く知られるほど安定する」という点。
例えば宝石魔術。宝石魔術という魔術基盤を支えているのは、古来より王や貴族たちが権威の為に美しい宝石を用いたという宝石幻想。
それこそ、その信仰は現在でも大なり小なりあるものだが、宝石とは尊く美しいもの、という人々の信仰がそのまま魔術基盤の強度となっている。
魔術の“深く知られるほど効力は弱まるが、逆に広く知られるほど安定する”というある種矛盾した性質は、こうした理屈からなるものだ。
ちなみに、現在の世界で最も強度の高い魔術基盤こそ、聖堂教会の信仰する“神の教え”だね。まあ、これを教会の人たちは“主の奇跡”と捉える訳だが
そして、学問や宗教の形で刻まれた魔術基盤は、地脈とも密接に溶け込んでいる為、その魔術基盤を扱うものは世界のどこであっても魔術を行使することが可能だ
しかし、自身の刻んだ魔術基盤のある土地から離れると、土地のバックアップから離れた分だけその効力は低下する。
つまり魔術基盤Aが刻まれた土地における魔術Aはその効力を十全に行使できるが、魔術基盤Bが刻まれた土地における魔術Aはその効果を減少させる、という訳だな
だからこそ、魔術師にとって自分の土地を持つ、というのはちょっとした夢なんだ。
つまるところ、自分の研究内容に最適な研究所を建てられる、ということだからね
- 54二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 13:42:17
P.S.
ちなみに既存の魔術基盤を用いず、プログラム一つ組み上げる為に使い捨てのOSから作って成立させる天才馬鹿は年末に出てきたフラット・エスカルドスです - 55二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 14:11:22
おい、なんであにまんにロード・エルメロイがいるんだよ……
- 56二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 17:59:04
まあ、今まで語った内容は基礎中の基礎なので、この知識を持って考察スレに行くと、何言ってるかは理解できる程度のものだからそこまで凄いものではないよ