- 1スレ立て初心者25/01/04(土) 12:54:19
- 2スレ立て初心者25/01/04(土) 12:55:02
- 3スレ立て初心者25/01/04(土) 13:10:40
それでは前回の続きから
謁見の間に連れられるコンパスメンバー
ソラ(豪華な城だなぁ。すごいな)
アウラ「よくぞ来てくれたの。妾はファウンデーション王国女王、アウラ・マハ・ハイバルじゃ。
此度の迅速な対応、痛み入る」
ラクス「ご拝謁の栄誉を賜り、誠に光栄に存じます、陛下」
ラクスと共に全員が頭を下げる
アウラ「うむ、ミケールのパルチザンにはほとほと手を焼いていてな。ユーラシア連邦には連絡しているのだがな」
オルフェ「仕方ありません。彼らも忙しいのでしょう」
アウラ「そうか・・・という訳なのだ。どうか、我らが民を守って欲しい」
ラクス「コンパス一同全力を尽くします」
もう一度コンパスメンバーが頭を下げるがソラだけ遅れる
ソラ(ん?やべ、遅れた⁉️)
慌てて頭を下げるソラ - 4スレ立て初心者25/01/04(土) 13:33:16
マユ(お兄ちゃん‼️何で遅れてるのよ❗️)
キラ(ソラ・・・何やってるの・・・)
マリュー(ソラ君・・・さっきは出来てたのに)
アグネス(ちょっと!あのバカ❗️恥かかせないでよ❗️)
アウラ「・・・ささやかではあるが歓談の席を設けた。是非楽しんでいって欲しい」
オルフェに連れられて去るアウラ
ラクスとマリューと離れ宮殿内をイングリットに案内されるパイロット組
マユ(綺麗な人だなぁ。スタイルも結構良い・・・何食べたらあんな風になれるんだろう)
イング「・・・あの、私に何か問題でも?先程から凄く視線を感じるのですが・・・」
マユ「え、あっそういうつもりじゃなくて・・・綺麗だと思ってつい、見ちゃってました」
アグネス「次はアンタかい・・・アンタら兄妹は」
ソラ「な、何の事か、わ、分からない、ぞ」
ムウ「いや、あれは全員気づいたぞ。アウラ陛下が優しい方で良かったぞ、ホントに」
イング「ありがとうございます。けどそれはお隣の彼女に言ってあげた方がいいですよ」
ステラ「そうだよ、この浮気者」
マユ「そういうつもりじゃなかったって・・・ん?」
マユ(何でこの人、私とステラが付き合ってると知ってるの?言ってない筈なのに・・・それに私が見てたって声すら出してないのに気づいたの?)
イング(・・・やっぱりこの子もうっすらと気づいてる。この子も同じ?いや、少し違う。何者?) - 5スレ立て初心者25/01/04(土) 13:56:07
イング「彼らが我が国が誇る近衛騎士団です」
サーベルで試合をするシュラとリュー
ムウ「あれが噂のブラックナイツか・・・」
ステラ「・・・凄く強い」
リューのサーベルを弾き飛ばされキラの足元に突き刺さる
キラ「おっと⁉︎」
マユ「隊長!大丈夫ですか⁉︎」
リュー「やれやれ、やはりシュラには敵いませんね」
シュラ「一手御指南頂けますかな、まだヤマト准将?」
キラ「いや・・・僕は」
グリフィン「何だ剣の使えない隊長さんかよ」
リデル「大した事ないんじゃない?コンパスっての?」
ダニエル「それは前にも証明したろ」
イング「お客人に失礼ですよ」
マユ「隊長、ここは私が!ブラックナイツだが何だか知らないけどあんなの黙ってられない」
キラ「ちょっとマユ⁉︎別にやらなくても」
ムウ「行かせてやれ、キラ。あっちも怪我はさせる気ないだろ」
突き刺さるサーベルを引き抜き構えるマユ
だが、マユには大きく重いのでフラフラしてしまう
ダニエル「・・・何あれ?」
グリフィン「子供に行かせるのかよ、コンパスは」
リデル「キャハハハハ、何アレ、面白い」
リュー「全く、まともな軍隊のやることではありませんね」
シュラ「お前には興味ない。失せろ」 - 6スレ立て初心者25/01/04(土) 14:06:42
マユ「くっ・・・あんな奴らに」
ムウ「ありゃ、引き抜けたのか。ちょっと想定外だな」
キラ「そんな事言ってる場合じゃ・・・ってソラ⁉︎」
ソラ「・・・オレがやります」
マユから剣を取り上げて構えるソラ
マユ「あ、お兄ちゃん」
ソラ「危ないから下がってて」
ステラ「ほらマユ、こっち」
ステラに連れられるマユ
シュラ「お前は・・・面白い。青の狂犬よりは楽しめそうだ」
マユ「青の狂犬?何それ」
アグネス「アンタの二つ名よ。アンタが思ってるより有名よ。ミネルバの問題児さん」
マユ「ぐっ、心当たりがあり過ぎる」
シュラ「近衛騎士団団長、シュラ・サーペンタイン」
ソラ「コンパスのシン・アスカ」
イング「あの、ヤマト准将。何故彼をソラと呼ぶのです?」
キラ「あ、それは・・・前に彼が記憶喪失で身元不明の時にソラと名乗ってたのでその名残りでそのままになってるんです」
イング「なるほど・・・」
イング(ようやく謎が解けた。ソラ・モミジの記録が突然消えた途端シン・アスカが現れた。同一人物だったのね) - 7スレ立て初心者25/01/04(土) 14:39:56
シュラとソラが打ち合う
剣を振り回すだけのソラと的確に躱し、剣で受け、余裕を見せるシュラ
ソラの一撃を跳躍して後ろに回りこみ、剣を弾き飛ばして首に剣を突き立てる
マユ「お兄ちゃん❗️」
ムウ「んの野郎!」
ホルスターに手をかけるムウ
シュラ「俺の勝ちだな」
ソラ「・・・」
突然シュラの右腕を掴み逃げられなくしてから頭突きするソラ
まさかの不意打ちに反応出来ず尻もちをつくシュラと剣を拾い上げシュラに向けるソラ
シュラ「グッ、何をする⁉︎」
ソラ「別にまだ終わりじゃないだろ。というかどうしたら終わりだっけ?」
ムウ「あいつ、ルールを知らなかったのかよ・・・」
ステラ「シン・・・それは反則だと思うよ」
グリフィン「あの野郎、ふざけやがって❗️」
ムウ「やる気か⁉︎アイツ❗️」
後ろからソラに切り掛かるグリフィンの剣を弾き飛ばすイングリット
グリフィン「な、何するイングリット⁉️」
イング「・・・全員止まれ」 - 8スレ立て初心者25/01/04(土) 14:50:34
グリフィン「何故邪魔をするんだ❗️」
イング「黙れ❗️まず先に仕掛けたのはこちらからだ。客人の首に剣を向けるのは国際問題になりかねない。それすら分からん年でもない筈だが?」
グリフィン「でもアイツもあんな卑怯な」
イング「全ての兵士が剣を知ってると思うな。あちらは剣技を身に付けてないだけだ。もちろん試合のルールも知らない。先に教えていないシュラの自業自得だ。
それを言うなら一対一なのに後ろから外野が切り付ける方が問題だ」
シュラ「それは・・・」
グリフィン「ぐっ・・・分かったよ」
イング「・・・貴方も、大体の武道で頭突きは反則なので次から気をつけて下さい、ソラさん。
フラガ大佐もその銃から手を離してくれると助かります」
ソラ「そうだったんですか、すみません」
ムウ「分かった。おおごとにして悪かった。けど、アンタ強いんだな。それにこっちのこともよく調べてる」
イング「当然ですよ。こちらは協力をお願いしてる立場です。協力相手については調べますよ、ムウ・ラ・フラガ大佐。それとも、ネオ・ロアノーク大佐と呼んだ方が良かったですか?」 - 9スレ立て初心者25/01/04(土) 14:59:12
ムウ「何故それを⁉️」
イング「ロゴスについて調べたら簡単に出ましたよ。ロード・ジブリールに指示されてミネルバと戦ったファントムペインの隊長、それが前の貴方です。その前はストライクのパイロットをやっていましたよね、エンデュミオンの鷹」
ステラ「何でそこまで調べる必要が?」
イング「何が必要な情報か分かりませんから、なるべく全て調べてるんですよ。貴女も調べさせてもらいました。元エクステンデッドのステラ・ルーシェさん。
ファントムペインの一員としてザフトの最新機強奪してミネルバと戦ったのに、捕えられた後にザフト入りしてミネルバのパイロットしてるなんて意味不明でしょ?調べたらデュランダル元議長が特例で入れただけだったらしいけど」
ステラ「合っている・・・ちょっと怖い」
イング「怖がらせたなら失礼。しかし、これが私の役目です。ファウンデーションのために相手を知らないと、何が起きるか分かりませんから」 - 10スレ立て初心者25/01/04(土) 15:11:56
シュラ「とりあえず試合は俺の勝ちだな。やはり最強はアスラン・ザラか」
マユ「はぁ❗️誰があんな」
キラ「マユ!そこまで!」
イング「シュラもやめろ❗️これ以上問題を起こす気か?」
シュラ「そこまで怒るな。情報だけ有っても力が無ければそれで終わりだ。
世界を統べるのは力あるものだけだ。お前にそれだけの力があるか、キラ・ヤマト?」
キラ「そんなの、誰も望んでいない」
シュラ「そうかな?少なくともお前がそれを言うのは違うと思うぞ」
キラ「何を!」
シュラ「力があるからこそ連合もザフトも退けて戦争を二度終わらせたお前が・・・力で全てを黙らせてきたお前が言うとは滑稽だな」
キラ「⁉️そ、それは・・・」
シュラ「・・・貴方の指揮で戦うのを楽しみにしてるよ」
ブラックナイツが立ち去ろうとする
アグネス「あーもう、アンタのせいで舐められてるじゃない。だったら私が行けば良かったわ」
ステラ「アグネスが行っても勝てないよ」
アグネス「あの馬鹿よりはマシだったわよ」
シュラ「アグネス?アグネス・ギーベンラートか⁉︎」
アグネス「え、そうですけど・・・」
シュラ「君が月光のワルキューレか・・・強き者は美しい。君の活躍を期待しているよ」
アグネス「⁉️そ、そう。私の事知ってるんだ。ふーん・・・」 - 11スレ立て初心者25/01/04(土) 15:22:25
イング「それではしばらくこちらでお待ち下さい。私は用がありますので、失礼します」
部屋に通された後その場を去るイングリット
マユ「はぁ。なんか疲れた」
ムウ「こっちはお前が突っ込んだ時からハラハラしかしてねーよ。あんまり無茶するなよ。お前もな」
ソラ「すみません。でもオレ」
キラ「分かってる。マユの事馬鹿にされて黙ってられなかったんだよね」
ソラ「キラさん・・・」
マリュー「それにしてもそっちは大変だったのね。あの人達大丈夫かしら?」
マユ「宰相やイングリットさんはともかくあの騎士団の奴らは・・・もう関わりたくない」
ソラ「こら、そういう事言わない」
ラクス「・・・ふぅ」
キラ「ラクス、大丈夫?」
ラクス「いえ、少し疲れが。でもこれくらい平気ですわ」
ソラ「無茶しないで下さいよ。夕方はこのまま休んで下さい」
ミーア「そうです。最近ラクスさんは働き過ぎです。
秘書として休む事を進言します」
ラクス「しかし、私が出ないと相手側に失礼では」
ミーア「任せて下さい。何のために私が秘書になったと思います?」 - 12スレ立て初心者25/01/04(土) 15:31:50
スラム街
反逆をしようとする市民を撃ち殺す兵士達
イング「状況は?これで全部?」
兵士「これは、イングリット様。ご苦労様です。いえ、まだまだいますよ、反逆者は」
イング「そう・・・一ヶ所に集めなさい。一目のつかない奥で処理を」
兵士「ハッ」
反逆者を連れる兵士達を物陰から見るアスランとルナマリア
ルナ「これは酷い・・・」
アスラン「これがファウンデーションの闇というわけか。それにしても彼女はトラドール秘書官では。何故こんな所に?」
イングリットがアスラン達の方に振り向く
アスラン「❗️まずい、隠れろ、ルナマリア!」
ルナ「え!もうバレたの、何で⁉︎」
アスラン「おそらくアレがアコードって奴だ。まさかこの距離まで読心出来るとは・・・」
兵士「イングリット様?どうされたので?」
イング「・・・気のせいね。行きましょう」
ルナ「・・・良かった。バレませんでしたね」
アスラン「ああ。外交秘書官の彼女が白兵戦最強なんて冗談だと思ったが・・・あそこまでとは。ここまでだな。戻るぞ。後はメイリンに調べてもらおう」
ルナ「了解、アスラン」 - 13スレ立て初心者25/01/04(土) 15:41:10
夕方
豪華な立食パーティーが開かれる
マリュー「まさかここまでの規模とは。とてもささやかには見えませんが」
アウラ「それくらい其方達には期待してあるのじゃよ。我々の気持ちを受け取ってくれ」
ラクス?「ありがとうございます、陛下。
それにしてもここまで繁栄しているなんて、驚きました」
アウラ「我が国では年齢、出身問わず能力あるものを重用しておる。ナチュラル、コーディネイター関係なくな。
これも全てオルフェの采配じゃ」
オルフェ[姫、一曲お願い出来ますかな?」
ラクス?「・・・喜んで」
会場の中央で優雅に踊るラクス?とオルフェ
キラ「・・・」
アグネス「私達も踊りません?」
キラ「遊びに来たわけじゃないよ、僕達は。悪いけど失礼するよ」
立ち去るキラ - 14スレ立て初心者25/01/04(土) 15:58:35
マユ「いや〜こういうのも久々かも。こんな贅沢出来るなんて」
ステラ「マユ、あっちのも美味しそうじゃない?」
マユ「ステラ、こういうのは少しずつ取るものなの?今皿いっぱいにしなくても後で取ればいいわよ」
ムウ「そうだぞ、ステラ。急がなくても無くならないから」
ステラ「でもアレ・・・」
二つの皿にいっぱい料理を盛り付けてがっつくソラ
マユ「お兄ちゃん・・・何してんの・・・」
ムウ「アレは真似しない方がいい奴だ」
ソラ「あれ?みんなどうしたの?美味いよ、ここの料理」
マユ「分かってるから少し落ち着いてよ。恥ずかしいじゃない」
ムウ「いいか、ソラ。そこまでがっつく必要は無いんだ。少しずつおかわりすればいいんだ」
ソラ「そうなんだ。デュランダル元議長は何も言わなかったからこれで良いと思ってた」
マユ「議長の前でそれしてたの❗️何してんのよ・・・」
近くを不機嫌なアグネスが通り掛かる
マユ「どうしたの?隊長に振られた?]
アグネス「別にまだ振られてないわよ」
ステラ「どっちにしろ相手にされないでしょ」
アグネス「何言ってるのよ。私は優秀なの。だから私は優秀な男に愛される者なのよ」
マユ「まだそんな事言ってるの・・・好きにしたら」
アグネス「私はアンタと違って女に逃げたりしないから」
ステラ「・・・恋愛に性別は関係ない。喧嘩なら買うけど?」
ソラ「何の話ししてるんだ?」
皿いっぱいにスイーツを乗せて来たソラ
ソラ「デザートも美味いぞ。みんな食うか?」
マユ・ステラ・アグネス「・・・こんなに食べれるわけないでしょ」
ソラ「え、そう?」
マユ「もう!こっち行こうステラ」
ソラ「あの・・・なんかしちゃった?」 - 15スレ立て初心者25/01/04(土) 21:59:38
中庭
オルフェ「姫、全て貴女の為に咲いたのです」
薔薇を差し出すオルフェ
ラクス?「まぁ、ありがとうございます。良い匂い」
オルフェ「良かった。貴女に気に入られなければ花が悲しみで萎れてしまう所でした」
ラクス?「そうなのですか?でも花が萎れなくて良かったですわ」
オルフェ「・・・姫、貴女の懸念はわかっています。何故争いは続いていくのか。
コーディネイター、ナチュラル、そんな些細な事で人は争ってしまうのです。しかし、私はこう思うのです。真に問題なのは公正じゃない社会の方だと」
ラクス?「それは・・・」
オルフェ「不平不満、そういうものは誰もが持っているものです。本来なら些細な違いが、戦乱の爪痕が些細な問題を醜く肥大化させるのです。それが次の戦乱を呼んでしまいます」
ラクス?「はい」
オルフェ「姫、私は貧困をこの世界から無くしたい。不公平を無くし、誰もが誰かに必要とされる世界を、真に平等な世界を作り上げたいのです」
ラクス?「素晴らしいお考えですわ」
オルフェ「姫にそう言われるなら、為政者として少し自信が付きます。私と姫でそんな世界を・・・ん?」
ラクスの手を取るが、前と違い共鳴しない
ラクス?「どうされました?タオ閣下?」
オルフェ「え、ああ、いや・・・姫、その・・・指輪はどうされたので?」
ラクス?「指輪?・・・ああ、すみません。母からもらった大事な指輪ですので無くさない様外して置いてあるのです」
オルフェ「ああ、そういう・・・失礼しました」
ラクス?[いいえ、気にしないで下さい。ですが、少し長旅で疲れましたので本日は失礼してもよろしいですか?」
オルフェ「ええ、大丈夫です、姫」
ラクス?が去って行く
オルフェ「・・・どういう事だ?彼女はラクスの筈だ。さっきは上手く行ってた。なのにどうして・・・指輪の有無か?しかし我々は同じ・・・」
イング(・・・どうみても本人じゃないのに。読心すれば一発なのにそれすら抜けてるなんて・・・オルフェもやっぱり他と同じの様ね。・・・結局みんな同じよ) - 16スレ立て初心者25/01/04(土) 22:06:46
休憩室
キラ「ラクス・・・大丈夫?」
ラクス「キラ、大丈夫ですわ」
部屋にはラクスが作った夜食が
キラ「これは・・・ラクスが?」
ラクス「ええ、キラは今日も遅くまで作業するのでしょう。ならせめてこれだけでも」
キラ「ラクス・・・疲れてるならそんな事しなくても。先に寝ていても大丈夫だから。僕は行くね」
ラクス[あ、キラ・・・行っちゃいましたね」
ミーア「はぁ〜疲れた。あっラクスさん、休憩できました?」
ラクス「ミーアさん、すみません、変わってもらって」
ミーア「良いんですよ。それよりもキラさんと二人きりにはなれました?」
ラクス「いえ、少しだけ様子見してすぐに・・・」
ミーア「んもう、あの人は〜。ラクスさん放ったらかして何してるのよ!ラクスさんもそういうのは言わないと」
ラクス「しかし、キラは今大事な・・・」
ミーア「ラクスさんの側にいる事以上に大事な事ってなんですか❓もっとラクスさんはキラさんに甘えて良いんです。ほら、せめてこれだけでも食べさせればいいんです。行きましょう」
ラクス「ミーアさん、ありがとうございます」 - 17スレ立て初心者25/01/04(土) 22:24:07
ミレニアム
作業中のキラに夜食を届けに行くラクスだがアグネスが先に夜食を届けに来たのを目撃して隠れる
アグネス「隊長、夜食持って来ました」
キラ「ありがとう、そこに置いといて。後で食べる」
ラクス「・・・キラ」
キラ「・・・何か他に用が?」
アグネス「私、隊長がお気の毒なんです」
キラ「僕が?何を言ってるの?」
アグネス[あの人、酷くないですか?隊長が死地に立って戦って夜遅くまで仕事しているのに、自分は安全な場所にいるだけで、おまけに他の男とチャラチャラして。さっきもあんな楽しそうに踊っているなんて・・・酷いと思います」
キラ「それが、ラクスの仕事だからだね。それが何?」
アグネス「隊長、あの人の事、怒ってもいいと思いますよ。私ならこんな・・・隊長だけに戦わせたりはしません」
ラクス「⁉️・・・キラ・・・私は・・・」
その場を去るラクス
キラ「君は何も分かってない。早く戻ってくれないかな」
アグネス「私をみて」
アグネスがキスをしようと迫るが乱暴に突き飛ばされる
アグネス「痛っ❗️隊長?」
キラ「何考えてるんだ、君は❗️こんな時に。ふざけてるのか❗️」
アグネス「あ、あの・・・その」
キラ「・・・もういい!君が出ないなら僕が出るよ。明日は大事な作戦があるんだ。早めに休むんだ❗️」 - 18スレ立て初心者25/01/05(日) 03:02:41
キラ「全く・・・ん?これはラクスが作った夜食・・・まさか、聞かれてたのか⁉︎ラクス」
外に出るキラの前にオルフェが現れる
オルフェ「いい月だ。君もそう思わないか?」
キラ「タオ閣下、すみません急いでいるので後で」
オルフェ「君に彼女を追う資格があるのかな?」
キラ「何⁉︎」
近くを通りかかるソラ
ソラ「ん?あれはキラさんとタオ閣下?何話してるんだろ?」
オルフェ「君の活躍は聞いているよ。その力で二度も戦争を終わらせたと。素晴らしいとは思うよ。でも、それで困る人間もいた筈だ」
キラ「困る人間?誰が・・・」
オルフェ「自覚もない様だな。デュランダル議長が提示したデスティニープランを否定して、君は世界に何を残した?」
キラ「それは・・・」
オルフェ「破壊、殺戮、争い。今の世界には悲しみしか広がっていない。君には自由と引き換えに何かを壊す事しか出来ない。
私は違う!彼女と共に並び、同じ理想を掲げ実現する術が、覚悟が私にはある。君はどうかな?その血塗られた手で彼女の手を取るつもりか」
キラ「僕は・・・」
オルフェ「答えられないのか。結局君の覚悟はその程度だったというわけだ」
ソラ「ちょっと待って下さいよ❗️」
オルフェ「何だ、君は?」
キラ「ソラ!いいんだ。ここで問題を起こすわけには」
ソラ「いいわけないでしょ❗️何で何も知らない奴に好き放題言われてるんですか❗️ラクスさんの隣に立つのは僕だって、ラクスさんに相応しいのは僕だって言ってやりましょうよ」
キラ「ソラ・・・」
オルフェ「なるほど、部下には恵まれている様だな。だが、そんな真っ直ぐなだけでは役に立たないな」
ソラ「何なんだ、アンタ達は⁉︎こっちを煽ってばっかで。イングリットさん以外こんなんばっかかよ」
オルフェ「気安くイングリットの名を呼ぶな。君こそ、我々の事を知らないだろ」
ソラ「そんな横恋慕の事情なんて知りたくないですね。行きましょう、キラさん」
キラ「ソラ・・・失礼します、タオ閣下」 - 19スレ立て初心者25/01/05(日) 03:16:29
ラクス「・・・はぁ、キラ・・・私はどうすれば」
マユ「あれ、ラクスさん?どうしましたか?」
ラクス「マユ・・・実は」
イング「眠れないのですか?姫。それとマユさん」
マユ「あ、イングリットさん。眠れないのもあるんですが、いざ外に出たら広くて迷ってしまいまして」
イング「そうですか。案内しましょうか?」
マユ「本当ですか⁉︎ありがとうございます」
イング「良いんですよ。姫も戻りますか?」
ラクス「いえ、少し一人にして欲しいのです」
イング「もしかして、自分はあの人の隣に相応しくないとか考えてますか?」
ラクス「どうしてそれを⁉︎」
イング「何となくです。顔に出てますよ。心配ありません。貴女は世界に愛されているんですから」
ラクス「世界に・・・どういう意味ですか?」
イング「言葉の通りです。いずれ分かりますよ」
マユ「じゃあ一つ聞いても良いですか?」
イング「私に答えられる事であれば何でも」
マユ「どうしたらイングリットさんみたいなスタイル良い体になれますか?」
ラクス「マユ⁉︎流石にそれは・・・」
イング「え⁉︎えっと・・・早寝早起きして食事の栄養バランスに気をつけるかな・・・」
マユ「ありがとうございます。やっぱイングリットさんって凄いですね。憧れます」
イング「それはやめた方がいい。私に憧れても碌なことにはならない」
マユ「え、イングリットさん?」
イング「ああなる事が分かればあんな所に行かなかった。世界が、人があんな醜悪だと気づいていたら、救おうなんて考えなかった。私は手も体も穢れた女です。貴女にはもっと良い道がある」
マユ「イングリットさん、過去に何かあったんですか?」
イング「知らない方がいいです。人に話せる事でもありませんし・・・夜も遅いです。もう寝ましょう」
マユ「分かりました・・・」
ラクス「・・・私も戻ります。行きましょう」 - 20スレ立て初心者25/01/05(日) 12:11:32
翌日
キラ「ステラとミレニアムは待機を。残りは全員前に出ます」
コンパス組「了解」
オルフェ「我々ファウンデーションは前には出れない。ミケール捕獲はコンパスに任せます」
ラクス「分かりました。それではお願いします」
ユーラシア兵「分かっていると思うが、コンパスが出れるのはエルドア地区だけだ。軍事境界線を越えたら我々はお前達も攻撃する」
ラクス「分かりました。皆さん、軍事境界線を越えない様気をつけて下さい」
マユ「越えない様にって、こんな分かりやすく出てるから近づくわけないんだけど」
ソラ「マユ・・・隊長、作戦は?」
キラ「僕が前に出る。ヤマト隊は援護を」
ヒルダ「私達はアークエンジェルで待機して何かあったら対処する」
ムウ「残りはアークエンジェルの護衛とヤマト隊のサポートだ。全員問題ないか?」
マユ「もう少し前に出る人がいてもいいと思います。」
アグネス「それアンタが前に出たいだけでしょ」
マユ「そうじゃない、ミケール確保するには最速で行った方が確実。だったら攻めの姿勢で行った方が」
キラ「いや、このまま行く。分かった?」
マユ「・・・了解」
アークエンジェルからモビルスーツ隊が出撃する
キラ「作戦開始・・・これで終わらせる、これで❗️」 - 21スレ立て初心者25/01/05(日) 15:04:42
連合のモビルスーツに攻撃するコンパスモビルスーツ
コンパス組が優勢だが、ライジングフリーダムの動きが少し荒くなっている
ソラ「隊長、少し荒くないか?」
マユ「シールドで防がれてもゼロ距離レールガンで無理矢理こじ開けるなんて隊長らしくないよね」
ムウ「どうしたんだ、キラ?少し落ち着け」
キラ「問題ありません。このまま・・・」
半壊したデストロイが攻撃する
ソラ「デストロイ⁉︎まだあんなのを・・・」
マユ「半壊したのを使ってる⁉︎いつまでこんな事を‼️」
イモータルジャスティスがシールドブーメランとブーメランを投げつけて突撃する
後ろから射撃して援護するフューチャーエクリプス
ソラ「マユ、気をつけろよ!」
マユ「分かってる!隊長⁉︎」
シールドブーメランを飛ばした後にサーベルを構えて突撃するライジングフリーダム
キラ「マユ、合わせて‼︎」
マユ「了解」
2機の同時攻撃で破壊されるデストロイ
キラ「次だ、行くよ」
ソラ「あんな突撃するなんて、キラさんらしくない。
どうしたんだ?」 - 22スレ立て初心者25/01/05(日) 20:56:17
ファウンデーション王国軍事境界線
シュラ「ここまで避難民が出るとはな・・・ん?」
突如避難民の一部のリュックから爆発が起こり避難民が巻き込まれ、パニックが起こる
シュラ「何⁉️」
グリフィン「マジかよ、ひでー事しやがる」
オルフェ「何が起こった⁉️」
シュラ「こちらシュラ。避難民の中で爆発が起きた。おそらくだが、これもミケールの作戦だろう」
オルフェ「何と卑劣な・・・避難民の救援を我々が行なっても?」
ユーラシア兵「・・・人命被害が出ている以上、致し方ない」
オルフェ「分かりました。全機出撃」
ブラックナイツ「了解」
シヴァとルドラ4機が戦場に飛び立つ
シュラ(作戦開始だ)
リュー(了解です)
ダニエル(やっとか)
リデル(皆殺しよ)
グリフィンルドラがライジングフリーダムに近づく
マユ(ん?何か来てる?何でこっちに?)
グリフィン(闇に堕ちろ、キラ・ヤマト)
その瞬間、キラの頭の中で謎の感覚が襲い、心のトラウマが呼び覚ます
キラ(何だ、この感覚⁉️一体何が・・・何で今あの人達の顔が・・・あの嫌な記憶が浮かぶんだ⁉️どうなってる⁉️) - 23スレ立て初心者25/01/06(月) 03:11:50
キラの視線の先にミケールの姿が見える
キラ「あれは⁉︎見つけた❗️」
突如方向転換して軍事境界線に近づくライジングフリーダム
ソラ「え、隊長⁉️」
マユ「どうしたんですか、隊長⁉︎」
ラクス「キラ⁉︎どうしたんですか」
キラ「ミケールを発見した、ソラ、援護を頼む」
ソラ「は⁉︎いや、その・・・」
マリュー「ソラ君、キ、ヤマト隊長が言ってるのは本当?」
ソラ「いや、オレからは見えませんけど」
マユ「私も見えません。レーダーに反応は?」
マリュー「いえ、特に反応は無いわ」
ムウ「おい、本当にどうした、キラ?そこにミケールはいないぞ」
キラ「僕には見える。急がないと逃げられる❗️」
連合兵「これはどういう事だ❗️何故ヤマト准将が境界線に近づく⁉︎」
ラクス「お待ち下さい。キラ、それ以上近づいてはいけません。引き返して下さい」
ライジングフリーダムに向けて境界線付近のユーラシアの部隊が警告射撃をする
キラ「まだ抵抗するのか⁉︎」
ソラ「隊長、それ以上はまずいです!」
ムウ「やめろキラ❗️」
マリュー「やめなさい、キラ君❗️」
キラ「終わらせる、ここで‼️」
ライジングフリーダムがフルバーストでユーラシアのモビルスーツを無力化する
ラクス「そんな、キラ・・・」 - 24スレ立て初心者25/01/06(月) 09:09:46
ユーラシア兵「これは明確な侵略行為だ‼️」
オルフェ「これは当方の意思では無い!ヤマト准将の独断です」
ユーラシア兵「そんな言い訳通じるか❗️最初からこのつもりなのだろ❗️」
オルフェ「しかし・・・かくなる上は、姫」
ラクス「待って下さい、キラには何か理由が」
オルフェ「彼の行動は明らかにおかしい。せん妄状態です。正常な状態ならあんな真似する筈がないでしょう。或いは彼が裏切ったか」
ラクス「キラが裏切る事はあり得ません❗️」
オルフェ「ならば姫、我々にお任せを。彼を止めるしかありません。今までの外交努力をあんな事で無駄にするわけにはいきません」
ラクス「そんな・・・分かりました、止めて下さい、キラを」
キラ「え⁉️ラ、ラクス・・・何で?」
オルフェ「ヤマト准将への攻撃を許可する・・・と、そう捉えて問題ないですね」
ラクス「・・・はい、止めて下さい」
キラ「そんな⁉️」
ソラ「ラクスさん⁉️それはオレらに言っーーもらー・・・」
突如ジャミングで通信が出来なくなる
ソラ「通信がこんな時に⁉︎・・・誰か応答して下さい」
マユ「ジャミング⁉️何でよ❗️」
マリュー「誰か、応答を⁉︎・・・このままではキラ君が」
ムウ「クソ、なんて間が悪い・・・」
アグネス「何なの、何が起きてるの?」
キラ「ラクスが・・・どうして・・・」 - 25スレ立て初心者25/01/06(月) 14:39:50
突如ミサイルが降り注ぎ、地面に落とされるライジングフリーダム
キラ「クッ‼️誰だ❗️」
シュラ「貴様には死んでもらう」
グリフィン「回りをよく見てみろよ」
リデル「キャハハハ。アンタもう用済みだってさ」
キラ「何⁉️これは⁉︎」
ライジングフリーダムの回りにユーラシア軍の部隊の残骸が
キラ「ユーラシア軍⁉︎コクピットは・・・避けてあるか。けどこれを僕が・・・いや、アレはミケールの部隊じゃ、見間違いなのか・・・」
シュラ「考え事とは余裕だな、キラ・ヤマト」
シヴァがライジングフリーダムに切り掛かり、ライフルとレールガンを切り落とす
キラ「グッ‼️強い・・・何でこんな・・・」
シュラ「ここは俺一人で十分だ」
グリフィン・リデル「了解」
ルドラ2機が離れる
キラ「このジャミングの中で通信出来るのか⁉︎」
シュラ「いや違う。だがそれを知ることは無い。
ここでお前は死ぬのだからな❗️」
シールドも切り落とされ、サーベルとビームシールドで対抗するが、簡単に避けられる
キラ「何だこの動き⁉︎見切られているのか!」
シュラ「それに気づけただけ大したものだ。だが終わりだ」 - 26スレ立て初心者25/01/06(月) 21:03:16
マユ「隊長⁉︎」
ソラ「マユ⁉︎どこ行くんだ」
イモータルジャスティスとフューチャーエクリプスがライジングフリーダムの元に向かうがルドラ2機が立ち塞がる
ソラ「ブラックナイツ⁉︎何でこっちに?」
マユ「邪魔するな❗️」
ライフルを当てるがビームが弾かれる
マユ「何❗️ビームが効かない⁉︎」
グリフィン「本当に学習しないな。お前らじゃ俺達に勝てないって証明しただろ!」
リデル「キャハハハ。馬鹿だね」
マユ「シュラって奴はともかく、お前らには負けてない、緑坊主、オレンジペチャパイ」
グリフィン「緑坊主、だと」
リデル「ぶっ殺してやる❗️」
ソラ「マユ・・・何か怒らせたのか?」
マユ「知らないよ!何で通信しても無いのにアイツら声聞こえてるのよ⁉︎」
ルドラ2機が切り掛かるが躱しながらライフルを撃つが効果がない
マユ「やっぱりビームが効かない⁉︎どうしたら・・・」
ソラ「この距離ならギリ通信出来るか・・・マユ、アークエンジェルに戻れ!あっちも狙われてる!隊長はオレが」
マユ「お兄ちゃん、分かった。気をつけて」
グリフィン「逃がすかよ」
イモータルジャスティスをグリフィンルドラが追いかける - 27スレ立て初心者25/01/06(月) 23:38:56
アークエンジェルがルドラ2機に襲われている
ダニエル「面倒だが見られたからには殺るしか無いな」
リュー「どのみち誰も生かしてはおけませんよ」
マリュー「クッ!ハーケン隊、出撃」
ヒルダ「了解。行くよ、お前ら」
ヘルベル・マーズ「了解」
アークエンジェルからハーケン隊が出撃する
マユ「ハーケン隊が出ている⁉︎あっちの応援は期待出来ないか」
ヒルダ「マユ⁉︎状況は・・・駄目だ、ジャミングが」
ヘルベル「姉さん、マユの方へ行って状況確認してくれ。ここは俺達で」
ヒルダ「お前ら、死ぬなよ」
リュー「無駄な事を」
ダニエル「どうせ俺達にやられるんだから早く終われよ」
ムウ「クソ、アークエンジェルが。俺が来るまで持ち堪えてくれ」
ユーラシア兵「そんなことが・・・分かった」
オルフェ「どうされました?」
ユーラシア兵「・・・連合が所持していた核ミサイルが何者かの手で発射された」
ラクス「そんな⁉️」
オルフェ「場所は❓何処へ撃たれたんですか」
ユーラシア兵「ここだ・・・」
オルフェ「すぐに避難を❗️全土に避難指示を❗️なるべく多くの人を地下に❗️姫、我々も避難を」
ラクス「・・・はい、分かりました」 - 28スレ立て初心者25/01/07(火) 10:05:10
ハイン「指令部からの連絡でこのルートで核ミサイル飛んでくる。ここで撃ち落としてくれ」
ステラ「了解・・・」
コノエ「プレッシャーを与えるつもりは無いが、君が外したら終わりだ。慌てず落ち着けば十分狙える筈だ」
核ミサイルをスコープで視認する
ステラ(絶対に当てる。でないと多くの犠牲が・・・大丈夫。落ち着いて、落ち着いて)
ゲルググメナースの狙撃で核ミサイルが破壊される
ステラ「やった❗️」
コノエ「良くやった、ステラ❗️」
ハイン「いや、これは・・・もう一つの核ミサイルが方向を変えた⁉️これは狙撃出来ない。避難するしか無い」
ステラ「そんな・・・いや、ここで何もしない訳には」
ハイン「無理だ、ステラ。君の位置から狙撃は不可能だ」
ステラ「やるだけやってみます❗️」
核ミサイルを追いかけて射撃するが当たらない
ステラ「そんな・・・これ以上は」
コノエ「水の中に飛び込め❗️ミレニアムも撤退する」
湖の中に入るミレニアムとゲルググメナース
ステラ「くっ・・・ごめんなさい。みんな無事でいて」 - 29スレ立て初心者25/01/07(火) 20:30:49
2機のゲルググメナースがルドラに攻撃をするが分身攻撃で反撃される
マーズとヘルベルトのゲルググメナースが撃墜される
ヒルダ「マーズ❗️ヘルベルト❗️・・・よくも❗️」
ヒルダのギャンシュトロームが切り掛かるが躱される
マリュー「全員避難を❗️」
アークエンジェルの乗組員を脱出させた直後にルドラのビームライフルがブリッジを撃ち抜き、ミサイルが降り注ぐ
ムウ「お前らあああ‼️」
ムウのムラサメ改が突撃するが半壊される
ダニエル「ようやく終わったか・・・」
リュー「急いでここを離れましょう」
リューとダニエルのルドラが離れていく
マユ「嘘⁉️アークエンジェルが・・・」
グリフィン「余所見しているんじゃねーよ❗️」
マユ「しまった⁉️」
咄嗟の反撃でルドラの肩に傷を付けたがイモータルジャスティスの胴体が真っ二つにされる
マユ「キャアアアアア‼️」
グリフィン「これで終わりだ❗️」
イモータルジャスティスのコクピットに対艦刀を刺されるがギリギリ脱出するマユ
グリフィン「逃がすかよ」
マユを追いかけるグリフィンルドラだがヒルダのギャンシュトロームの攻撃で足止めされる
グリフィン「邪魔を・・・まぁ、こんなもんだろ」
ヒルダ「マユ❗️間に合うか・・・」
落ちていくマユをエクリプス弐式が拾う
マユ「エクリプス⁉️お兄ちゃんのじゃない・・・誰?」
ルナ「マユ、逃げるわよ。ハーケン大尉も」
ヒルダ「いや、まだあっちで戦ってる奴らがいる。アンタはミレニアムに行って」
ルナ「分かりました」 - 30スレ立て初心者25/01/07(火) 23:00:13
シヴァの猛攻をビームシールドで防ぐが反撃出来ないライジングフリーダム
シュラ「お前では俺に勝てない。それがお前の運命だからだ❗️」
シヴァの一撃で右腕が壊される
キラ「しまった❗️クソッ❗️」
シュラ「終わりだ」
ソラ「キラさん、下がって‼️」
距離を取ったライジングフリーダムに無数の針が飛んでくるが間に入ったフューチャーエクリプスがフェイズシフト装甲がダウンしてしまう
ソラ「うわぁ‼️」
キラ「ソラ⁉️よくもソラを❗️」
サーベルでシヴァに切り掛かろうとするが後ろからギャンシュトロームに襲われ、バックパックと両足を落とされフェイズシフト装甲がダウンした
キラ「グッ❗️アグネス、何で⁉︎」
アグネス「アンタが悪いのよ、私を振るから❗️」
ギャンシュトロームが止めを刺そうとするが、後ろから撃たれて中破する
アグネス「グッ❗️誰⁉️」
奥からズゴックがもの凄い速度で近づく
アグネス「何アレ⁉︎」
ソラ「新手か⁉️」
アスラン「キラ・・・ソラまでいるのか」 - 31スレ立て初心者25/01/08(水) 10:04:08
ズゴックがギャンシュトロームに向けてミサイルとビームを撃つがシヴァがシールドで防ぐ
シュラ「面白い」
シヴァとズゴックがすれ違い様に攻撃を入れるが、相殺する
シュラ「コイツ・・・強い!」
アスラン「クッ、出来る」
激しい攻防が続く中でコクピットから降りるキラとソラ
ソラ「何なんでしょうか、アレ?」
キラ「分からない。味方なんだろうけど・・・」
アスラン「キラ、ソラ、大丈夫か?」
キラ「アスラン⁉️君なの❗️」
ソラ「え、アスランさん⁉️」
シヴァの攻撃を躱し、距離を取るズゴック
シュラ「ふふ、この強さ・・・貴様、アスラン・ザラだな」
アスラン「ハァ、ハァ、ハァ・・・まだやる気なのか?」
リデル「シュラ!もう時間だよ、早く」
シュラ「そうか・・・君も来るか?」
アグネス「・・・行くわ、貴方と一緒に!」
ギャンシュトロームを連れて退散するシヴァ
キラ「アグネス、どうして・・・」
アスラン「キラ、早くこっちに乗るんだ」
ヒルダ「二人共、大丈夫かい?」
ソラ「ハーケン大尉、無事だったんですね」
アスラン「早く逃げるぞ。ヒルダさんはソラを頼みます」 - 32スレ立て初心者25/01/08(水) 21:43:38
核ミサイルで燃えるエルドラ地区がシャトルから見える
ラクス「そんな・・・キラ・・・どうして・・・」
オルフェ(これで邪魔者は消えた。後はもう、予定通りに計画を進めるだけだ)
イング(・・・これで終わりなのか、コンパスは。アレだけの連中が黙って終わるとは思えないけど・・・)
オーブ
トーヤ「第二爆心地から1.5キロ地点でアークエンジェルの残骸を発見、その近くにライジングフリーダム他、コンパスのモビルスーツの残骸も発見されたと報告が・・・」
カガリ「・・・そうか・・・」
フォスター「これは全てあのヤマト准将のせいです!彼の独断のせいでこんな事に❗️」
ラメント「しかし、その報復で核ミサイルなど!連合は過去の過ちから何も学んでないのか❗️」
フォスター「撃ったのはユーラシアの連中だ!大西洋は無関係だ❗️」
ラメント「だから大西洋は無関係だと⁉︎それならこっちも無関係だ❗️彼のせいでこうなってるのに、当の本人は核で消えて責任だけ押し付けている訳だからな❗️プラントにも良い迷惑だ❗️」
カガリ「二人共落ち着いてくれ!まず、責任追及以前に何も分かってない。何でヤマト准将が何故境界線を越えたのか、何故核ミサイルががエルドラ地区にあったのか、撃たれたのか、ミケールはどうなったのか。我々は何も知らない。これだけの情報で責任など追及出来るはずが無い」
カガリ(アスラン・・・キラ達は大丈夫なのか?まだ連絡は来ないか・・・このままだとまた戦争になるかもしれん。それだけは避けないと) - 33スレ立て初心者25/01/08(水) 23:25:45
アカツキ島
休憩室でニュースが流れる中、キラとソラが降りて来る
マリュー「キラ君、ソラ君、大丈夫なの?」
ソラ「オレは大丈夫です。怪我とかは無いですし・・・他の人達は?」
ヒルダ「ここにいるので全員だよ。後はミレニアムにいるメンバーとルナマリアが連れて行ったマユは無事かな。それ以外は・・・」
ソラ「そうなんですか・・・」
ニュースでコンパスが凍結される事が流れる
ソラ「コンパスが⁉️どうして・・・」
アスラン「カガリも頑張ってくれたようだが、駄目だったみたいだ。あんな事があったからな・・・」
ソラ「そんな・・・」
マリュー「ミレニアムはオーブ港に停泊中。モビルスーツも殆ど大破している。どっちにしても戦う力は余り無いわね」
ヒルダ「ラクス様もファウンデーションの連中と脱出してから連絡が来ないらしい・・・どうなっているのやら」
メイリン「一緒にいたミーアさんと連絡を取ろうとしてるんですが、返答が無く・・・」
アスラン「何とかラクスと連絡が取れれば・・・」
キラ「無駄だよ・・・ラクスは裏切った・・・もう戻ってこないよ」
ソラ「え、どういう事ですか⁉︎何でそんな事に」
アスラン「色々気になる事はあるだろうが・・・全員揃った所で見て欲しいものがあるんだ」 - 34スレ立て初心者25/01/09(木) 10:18:02
休憩室のモニターに一つの写真が映し出される
ソラ「写真に映ってる人、アウラ陛下とラクスさんに似てますね。お母さんとかかな?」
アスラン「そっちはラクスの母親だと思うが、もう一つはアウラ陛下本人だ。悲しみは元々メンデルの研究者だったんだ」
ソラ「え、嘘でしょ⁉️じゃあ、オレ達が見たあの人は?」
アスラン「詳しくは知らないが、実験の事故で体だけ子供になったらしい・・・彼女はコーディネイターを超えた種族を生み出そうとしていた・・・まだ詳しくは分からないが、彼らはテレパシーと相手の精神を操る事が出来るらしい」
マリュー「それで、あのジャミングの中であそこまで連携が取れた動きが出来たのね」
ソラ「精神を操るって・・・もしかしてキラさんがミケールを見つけたって言ってたのは」
アスラン「おそらく、そう思わされていたんだ」
キラ「・・・そうだったんだ」
ヒルダ「けど、そんな能力がありながら自分達の国が核で焼かれるなんてヘマをやらかすのかい?」
アスラン「これは推測だが、少なくともファウンデーションは国を焼かれた被害者だ。それすら計画の内だとしたら近い内に動きがある筈だ」 - 35スレ立て初心者25/01/09(木) 10:30:47
ミレニアム
ハイン「やはり・・・あの時のジャミングの出どころを探ってみた所、ファウンデーションから出ていました」
コノエ「そうか・・・だがそれだけでは証拠としては不十分だ。コンパスが凍結された以上、どうすることもできん」
マユ「何でですか?こっちは一方的にやられたんですよ。それでお兄ちゃんやみんなが、アイツらは許せないです❗️」
コノエ「気持ちは分かるが、こちらは何も出来ない。今はここで待機するしか無い」
ルナ「ターミナルでファウンデーションを調べた物です。みてください」
コノエ「どれどれ・・・なるほど、それならあのジャミングの中でも連携が取れるわけだ」
マユ「アイツらの仕業って事でしょ?なら」
ハイン「いいか、マユ。それらを証明する手段がこちらに無い以上こちらが攻撃すればコンパスの立場が更に悪くなる。それにいます残ってる戦力で奴らに太刀打ち出来無い」
マユ「・・・そんなの、納得できません」
ステラ「あ、マユ・・・艦長、失礼します」 - 36スレ立て初心者25/01/09(木) 10:44:46
マユとステラがブリッジから退室する
コノエ「・・・やれやれ、やはりまだ彼女は若すぎるな。あの年齢の子に軍人は早いな」
アーサー「そうですね。でも、アレでも多少マシになりましたよ」
ルナ「そうですね。一番やばい時はベルリンでデストロイと戦う時にフリーダムとエクリプスに不意打ちしてまた三つ巴になる所でしたし」
コノエ「それはまたとんでもない問題児だな・・・」
ハイン「彼女はパイロットとしては素晴らしいと思いますよ。ヤマト准将以外でフリーダムを使いこなせたのはマユだけです。
だからこそ惜しいです。子供の時じゃなく彼女が成人して、一人前の軍人になった時に会いたかったです」
コノエ「私もだよ。元教師からしたら、自分が請け負った子と同じくらいの子が戦場に出ているなんて考えられないくらいだからね」
アーサー「そうですね。けど、マユは子供扱いすると怒りますよ。
会ったばかりの頃に訓練終わりのマユに飴渡そうとしたら無言で払われまして、次やったら蹴るよなんて言われましたよ」
ルナ「あの時大分機嫌悪かったですよ・・・普段は優等生なのに、キレると止まりませんから・・・」
ハイン「まぁ、今更どうこう言っても仕方無い。それよりもルナマリア、モルゲンレーテに置いてあるライジングフリーダムの予備機をこちらに持ってこれるか?」
ルナ「それは大丈夫でしょうけど、何故ですか?」
ハイン「今ミレニアムにはステラのゲルググメナースしかない。マユ用のモビルスーツも用意しておきたい」
コノエ「確かにそうだな。何か会った時に対応出来るようにしたい。それまで今は待機するしか無い・・・今はまだ、だが」 - 37スレ立て初心者25/01/09(木) 20:28:16
レクイエムが発射されモスクワが焼かれる
マリュー「モスクワが・・・」
ソラ「あれは・・・核、いや違う」
アスラン「レクイエムだな。おそらく核ミサイルの報復って所だろう」
ソラ「報復・・・ファウンデーションが撃ったんですか?」
アスラン「そうだ。ファウンデーションはザフトの過激派と繋がっていたと調べは付いてる。ここまで迅速に撃てたのも予定通りしてたという事だ」
ヒルダ「なんて奴らだ・・・」
フォスター「何故レクイエムが起動出来る状態で保管してある⁉️これは明確な協定違反だ‼️」
ラメント「何だと⁉️そちらこそ核ミサイルを持ち出していたでは無いか‼️」
フォスター「あれはもしもの為の抑止力だ❗️撃つ気など無かった」
ラメント「我々もそうだ❗️抑止力として置いていたが中継ステーションは修理していない。撃てる状態でも無いし、撃つ気など無い」
カガリ「落ち着いてくれ❗️問題はそこじゃ無い。あのレクイエムが何故使えるのか?誰が使ったのかが問題だ」 - 38スレ立て初心者25/01/09(木) 23:45:08
全世界にオルフェの演説が映る
オルフェ「我らファウンデーション王国は地上を追われた。ナチュラルが放った野蛮な核によって。真なる平等と、真なる安定を望む我々のささやかな願いはまたしてもナチュラルに踏み躙られた。何故だ!
我らは先のプラント最高評議会議長、ギルバート・デュランダル氏が提唱したデスティニープランを導入していた
だが、怠惰なる人間達はそれが気に入らない。進化の否定、停滞の許容、妬み、恨み、奴らは人の幸福を喜べない連中だ!自分達より優れた者を、自分達より豊かな者を許せない、醜い嫉妬心で他者を蹴落とせる人手なしだ❗️
プラントに住むコーディネーター達よ。今こそ立ち上がる時だ! 我らは諸君達の兄弟だ。共に手を取り合う真の友人なのだ
我らは完璧なる調整を受けたコーディネーター。我らは人類を導く調停者として生み出された特別なコーディネイター、アコードだ!
諸君らの指導者の一人、ラクス・クラインもアコードであり、我らと共に世界を導いてくれる。
地球に存在するすべての国家に通達する! 五日以内にデスティニープランを導入、実行せよ!我らとラクス・クラインの導きの下に、恒久な平和を実現しようじゃ無いか❗️」 - 39スレ立て初心者25/01/10(金) 10:27:36
オルフェ「なお、もしデスティニープランを受け入れない、我らと敵対すると・・・そういった行動が見られた場合、その国の首都にレクイエムが奏でられ、メギドの火が諸君らの頭上から降り注ぐだろう」
オルフェの演説が終わる
プラント
ディアッカ「イザーク、ジャガンナートが動いた・・・やっぱりアイツら繋がっていたらしいな」
イザーク「何⁉︎・・・嫌な予感が当たってしまったか。
ラメント議長の保護を最優先で動くぞ!」
シホ「それはレイ達がもうしてあるそうです」
イザーク「アイツらいつの間に・・・まぁいい。エターナルで合流するぞ」
ディアッカ・シホ「了解」
オーブ
マリュー「まさか、ここでデスティニープランの実行を強制するなんて・・・」
ソラ「アイツらラクスさんをそんな事の為に利用したのか・・・許せない」
ヒルダ「私もだよ。マーズもヘルベルトも奴らにやられた・・・あんなふざけた計画、ぶち壊してやらないと!」
アスラン「ラクスはオルフェと対となって世界を支配する為に作られたアコードらしい。だが、ラクスはそんな事するやつじゃない。ラクスを助け出そう。
ファウンデーションの連中はラクスの名を借りてあの暴挙を正当化している。ラクスさえ取り戻せば奴らも無理はできない。プラントは落ち着く筈だ」 - 40スレ立て初心者25/01/10(金) 20:37:38
アルテミス
オルフェ「姫、手荒なマネをしてしまい、申し訳ありません」
ラクス「申し訳ないと思ってくださるなら、今すぐ帰していただくとありがたいのですが」
オルフェ「帰る?貴女は今、帰還したのですよ。本当の使命を果たす為に」
ラクス「私の使命はコンパスの総裁として平和を実現する事ですわ」
オルフェ「それは蒙昧なナチュラルに押し付けられたものでしょう? あなたは生まれる前から使命があった。それを果たすべく生まれてきたのです」
アウラ「その通りじゃ。お主の母の願い通りに妾が作ったのだからな」
ラクス「作った・・・貴女が」
オルフェ「姫、分かるでしょう」
オルフェがラクスの手に触れた瞬間に共鳴する二人
オルフェ「姫、私と貴女で世界を統べるのです。私達はその為に生まれた」
ラクス「あなたと・・・世界を・・・」
ラクスの頭の中でキラの声が聞こえて、共鳴が切れる
ラクス「私の愛する人は貴方ではありません!」
オルフェ「何⁉︎・・・まさかあの失敗作の事か!アレはもう死んだ❗️貴女が討っても良いと言ったのですよ」
ラクス「キラ・・・うぅ・・・」
オルフェ「あんな失敗作は貴女には必要ないのです」
ラクス「いえ・・・必要だから愛するのではありません、愛しているから必要なのです❗️」
オルフェ「ナチュラルの様な世迷言はおやめなさい」
ラクス「人を愛するのにナチュラルもコーディネイターも関係ありません❗️私の仲間には性別すら関係なく愛し合える事も分かっています。それすら分からないで世界なんて導けません❗️」
オルフェ「な・・・何を言ってるんですか、姫!」
イング(・・・この人はアイツらとは違うのか・・・) - 41スレ立て初心者25/01/11(土) 00:12:41
オーブ
キラ「無駄だよ」
ソラ「無駄?どうしたんですなか、キラさん?」
キラ「無駄だよ、僕達がどれだけ戦ってきたか・・・こうして止めても何度でも争いは繰り返される。何度も、何度も!戦争は嫌だ、無くしたい、そう思っても結局人は変わらない。僕達だってそうさ。同じ考えだった筈なのにすれ違い、傷つけ合い、分からなくなっていく・・・君達も知ってるだろ」
アスラン「キラ・・・」
キラ「僕にはもう、どうしたらいいのか分からない。デスティニープランを止めた時も、デュランダル議長に言われた時も、何一つ代案が出なかった。戦って止めるしか僕には出来ない、それだけしか無い僕には、平和なんて・・・彼女を笑顔にすることも出来ない❗️
だからラクスは僕達を裏切ってアイツらのとこに・・・ウッ⁉️」
突如アスランが近づき殴り飛ばす
アスラン「何だその泣き言は❗️お前一人で戦ってるわけじゃないだろ。一人で悩むな❗️」
キラ「いきなりなんだよ❗️君に何が分かるって言うんだ❗️」
アスラン「もういい❗️お前はそこで一人でウジウジ腐ってろ❗️」
キラ「そんなの、君に言われたくない❗️」
アスランに殴り掛かるキラだが避けられ、更に殴られる
アスラン「何もかも一人で背負って、英雄気取りか?」
キラ「そんなんじゃない、僕はただ平和な世界にしたいだけなんだ!」
アスラン「それで辛くなったら何もかもすっぽかして逃げるのか?とんだヒーローだな❗️」
キラ「仕方ないだろ❗️僕は嫌だけど、僕がやらなきゃいけないんだ!みんな、僕より弱いから❗️」
アスラン「ふざけるな‼️」 - 42スレ立て初心者25/01/11(土) 07:28:27
一方的に殴られるキラ
ソラ「やめて下さいアスランさん。キラさんは」
止めに入るも二人に殴られ吹き飛ばされるソラ
ソラ「痛っ、くそ!」
マリュー「そこまでよソラ君」
後ろから抱きつかれる形で止められるソラ
ソラ「マリューさん!あれ以上は」
ヒルダ「やらせてあげな。腑抜けた奴を殴って修正してあげるのが真の友情って奴さ」
マリュー「そうね・・・けどそれでソラ君まで怪我する必要は無いわ。だからここで待ちましょう」
ソラ「・・・分かりました。離して大丈夫ですよ」
マリュー「別にこのままでもいいでしょ?昔はこれくらいだったのに前より距離ができて少し寂しかったのよ」
ソラ「もういい歳なんですから、オレも」
マリュー「なんかソラ君って男としては見れないのよね。悪い意味じゃなくて弟っぽい感じが安心出来るのよね」
ソラ「そんな〜少しは大きくなったでしょ?」
マリュー「ソラ君はいつまでも可愛い私達の弟分よ」
メイリン(シンってミネルバだとマユのお兄さんやってたけど、あっち側だと年下の末っ子なんだよね。年上に翻弄されてるのちょっと可愛いかも) - 43スレ立て初心者25/01/11(土) 07:43:55
アスラン「どうして何も言わない、頼らない❗️俺達はお前に守られるだけの存在か?お前一人でここまでやれたと言う気か?」
キラ「・・・だけど僕を守ろうとしてトールは死んだ❗️僕から離れてもフレイは巻き込まれて死んだ❗️僕を守る為にソラはマユに殺されかけた‼️だから僕がやるんだ❗️誰にも死んで欲しくないから。傷ついて欲しくないから❗️」
アスラン「俺達はそこまで弱くない❗️一人では無理でも助け合って今日まで戦って来た❗️お前は本当は何の為に戦ってきたんだ‼️」
一際強い拳が入り、壁際まで吹っ飛ばさるキラ
キラ「・・・ラクスに会いたい・・・ラクスにはただ、隣で笑ってほしい・・・ただそれだけなのに、僕にはもうどうすれば良いのか分からない」
アスラン「・・・しばらく見ない間にラクスは変わったんだな。
こうしないとダメ、ああしないと幸せになれない……。俺の知ってるラクスは、そんなこと言う奴じゃない」
全員から驚いた目を向けるが、アスランが振り向くと目を逸らした
キラ「ラクスは・・・平和な世界を望んでいた」
マリュー「でも、それは誰かにプレゼントされたかったわけじゃないと思うわ」
アスラン「一緒に支え合い、助け合う相手を必要としていた筈だ」
キラ「今も・・・そう思っているのかな?」
アスラン「不安なら会って聞いてみればいい。
言葉にしないと上手く伝わらない事もあるからな」
キラ「アスラン・・・ありがとう。僕は、ラクスに会いに行く!」
差し出された手を掴み立ち上がるキラ - 44二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 17:56:05
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- 45スレ立て初心者25/01/11(土) 18:53:01
メイリン「ファウンデーション王国から脱出したシャトルの航路から分析するに、彼らはおそらくここにいます」
マリュー「アルテミス、厄介ね」
キラ「トリィとブルーは量子ネットワークで繋がってるから、近づけばわかるはず。ラクスがまだ持ってたら、だけど」
アスラン「中にさえ入れれば探し出せるんだな」
ソラ「けど、艦とモビルスーツはどうしますか?作戦を立てたとしてもこっちには戦う力が無いですよ」
マリュー「艦の方は・・・何とか出来るかも。ちょっと荒っぽいけど」
エリカ「モビルスーツはこっちで用意できるわ。着いてきて」
エリカに連れられた格納庫にはストライクフリーダム弐式とデスティニーspec2とインパルスspec2が置いてあった
エリカ「新型の装備の性能実験用に置いてあったものよ。駆動系と武装は前のままだけど、動力とコントロールシステムは最新のものにアップデートしてあるわ」
ソラ「わぁ、デスティニー!インパルスまである」
キラ「ストライクフリーダム・・・あったんだ」
エリカ「ブラックナイツの機体に対抗するには心もとないでしょうけど……」
ソラ「いや、これさえあればあんな奴らなんかに」
少し悪い顔をしながら答えるソラ
キラ「ソラ・・・そんな顔するんだね」
アスラン「アイツも成長しているって事だ」
ソラ「あれ?でもインフィニットジャスティスは無いんですね。フリーダムアズールも無いし・・・アスランさんは何に乗るんですか?」
アスラン「俺はズゴックで行くよ」
ソラ「あれ、宇宙で使えるんですか・・・」
エリカ「フリーダムアズールは・・・処分したの。あれは元々核動力の機体をバッテリーで使える様にした機体だからこれ以上のアップデートは出来ないのよ。
でも、ミレニアムにもう一つの実験機を送ってあるからそれに乗ると思うわ」
ソラ「そうですか・・・マユのだけ無いと少し寂しいな・・・」 - 46二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 03:31:49
保守
- 47スレ立て初心者25/01/12(日) 03:42:54
ミレニアム
ハイン「艦長、インジェクションアタックです」
コノエ「・・・そうか」
ブリッジに武装集団が乗り込む
?「動かないで!」
アーサー「ヒイ❗️」
ハイン「僕の計算より2分遅かったですね」
?「え?」
コノエ「出港準備はできていますよ、ラミアス艦長。その物騒なものは必要ありませんな」
武装集団がマスクを取り外すとキラ達が顔を見せる
アーサー「えええええ‼️」
マリュー「まさかお見通しでしたか、コノエ艦長」
コノエ「ええ、我々も取れる選択肢は少ないのでね・・・時間が勿体無い。作戦会議をしましょう」
マリュー「ええ、とりあえず大まかな目標はラクス総裁の奪還とレクイエムの崩壊の二つです。事前にある程度作戦は立てていますが、それでよろしいでしょうか?」
コノエ「そうだね・・・まずこの艦は海賊の艦となっている。ならば、海賊の艦に相応しいものが艦長席に座ってくれ無いか?」
マリュー「コノエ艦長・・・分かりました。それではコノエ艦長は副長をお願いします」
コノエ「喜んで」
アーサー「うんうん・・・ってえええええ‼️」
コノエ「詳細は宙に上がりながら聞きます。補給が済んだのであれば出港しましょう」
マリュー「分かりました。ミレニアム出港準備❗️」 - 48スレ立て初心者25/01/12(日) 03:51:22
通路
ステラ「何?」
マユ「敵襲?こんな時に・・・」
?「ん、おーい、マユ〜ステラ〜ここに居たんだな」
マユ・ステラ「・・・」
?「いや〜探しても居ないから心配して、ウォ⁉️」
ステラに腕を掴まれ投げ飛ばされ、手に持ってた銃をマユに奪われる
ステラ「誰だか知らないけど気安く名前呼ばないで」
マユ「あんた誰?目的は?言わないとすぐ撃つよ」
?「ちょ⁉️待って、待って❗️オレだよシン❗️ほら」
マスクを取り外しソラが顔を見せる
ステラ「シン・・・」
マユ「お兄ちゃん・・・」
ソラ「ふー危ね〜身内に撃たれるかと思った。けど二人共無事で良かった・・・あれ、なんか怒ってる?」
ステラ「もう❗️心配かけて❗️何なのそのふざけた姿は‼️」ポカポカ
マユ「バカ❗️バカ❗️お兄ちゃんのバカー‼️」ポカポカ
ソラ「うわぁぁぁぁ‼️マユ❗️ステラ❗️やめろ〜❗️」
ヒルダ「・・・やれやれ」
ルナ「こんなとこで何やってるのよ、全く・・・」
ソラ「痛い、痛い、ごめんな心配かけて。でも大丈夫だから、オレは死なないから。マユを置いて死ぬわけにはいかないから」
マユ「バカ❗️バカ❗️・・・ほんとに心配したんだから・・・うわーん」
泣きながらソラに抱きつくマユ
ソラ「ごめんなマユ。ステラもごめん、後ありがとう。マユの事見てくれて」
ステラ「私はマユの彼女だよ。当然だよ。マユが笑顔でいるにはシンが居ないとダメなんだから。次は無いからね」
ソラ「肝に銘じるよ・・・ほら、マユ。ブリッジ行こう。作戦会議だ。アイツらに今度こそ勝つぞ!」
マユ「・・・うん、絶対に勝つよ」
ヒルダ「そうだな。アイツらの仇はしっかり取らないとね」 - 49スレ立て初心者25/01/12(日) 15:35:11
ミレニアムが発進する
オーブ兵「ミレニアムを占拠した海賊達に警告する。即刻機関を停止して投降せよ。繰り返す!」
マリュー「このまま進んで❗️」
アーサー「えええええ‼️」
オーブ兵「再三の警告も聞き入れられなかった! 本艦隊はこれより貴艦を攻撃する!」
オーブ艦隊の砲撃が始まるが、ミレニアムに当たらない
オルフェ「茶番だな・・・オーブに通信を繋げ。我らを謀ろうとした罪、ここで償わせる」
カガリ「タオ宰相、何用か? 我らは今貴国の要求を受け入れるかどうかの協議中で・・・」
オルフェ「我々は5日の猶予を与えた……しかしそれは反抗の許可ではない。残念だ、オーブよ」
カガリ「何⁉️そんな、急すぎる!我々が何をした!」
オルフェ「ミレニアム……我々が何も知らぬと思ったのか? バカにされたものだ」
カガリ「ミレニアムだと⁉︎あれは今海賊に奪われ逃げられたのだ❗️今は関係ない!」
オルフェ「茶番はいい。それが嘘なのはお見通しだ。10分後にレクイエムをオーブに向けて発射する。これは決定事項だ」
カガリ「待て、話はまだ・・・切られたか。すぐに避難の準備だ!一人でも多く国民を守るのだ❗️」
オーブ兵「了解!」
カガリ「宇宙にいるオーブ艦隊にも連絡を!レクイエムが撃たれ次第、作戦を始める❗️」 - 50スレ立て初心者25/01/13(月) 03:19:41
オルフェ「レクイエム、発射準備!目標はオーブだ!」
アルテミスに通信が入り、キラの顔が映し出される
キラ「ファウンデーションの諸君、残念だね、僕は生きてるよ。せっかく国ごと核ミサイルで僕達を葬ろうとしたけど失敗みたいだね」
オルフェ「キラ・ヤマト❗️おいシュラ❗️仕留めた筈じゃなかったのか⁉️」
シュラ「馬鹿な・・・あの状況で生きていたのか⁉︎」
キラ「君達の企みは既に知っている。証拠もある。君達は終わりだ!アコードだか何だか知らないけど、下らない茶番は終わりだよ。誰も君達に導かれたくないと思うよ。君達みたいなしょうもない虐殺者にはね・・・とりあえず、僕のラクスは返してもらうよ、横恋慕さん」
オルフェ「貴様‼️」
キラ「そこにいるアウラ女帝の事も調べてあるよ。まさか小さくなった科学者だったとはね・・・若く見られすぎて子供みたいになるなんて滑稽だね。厚化粧、似合ってないですよ」
アウラ「アイツ❗️ユーレンのガキがー‼️あの艦を撃て‼️今すぐに撃つのじゃぁ‼️」
オーブ近海のミレニアムに向けてレクイエムが撃たれるがギリギリで躱されて大気圏を突破した
キラ「怒りに身を任せて撃つからそうなるんだよ。結局君達に世界なんて任せられない。ここで終わらせる」
通信が切れる
オルフェ「クソ❗️こうなったら直接始末するだけだ」
オペレーター「レクイエムの発射直後に第一中継ステーションに向けてオーブ艦隊多数接近中‼️」
オルフェ「もうだと⁉️いくら何でも早すぎる❗️まさか、宇宙でオーブが攻撃されるのを待っていたのか⁉︎なんて奴らだ」
- 51スレ立て初心者25/01/13(月) 03:45:05
タケミカヅチ
トダカ「カガリ様から連絡が来た。レクイエムはミレニアムが囮になったお陰でオーブは無事だ!ミレニアムも健在だ。我々は第一中継ステーションの破壊を行う。全機、出撃❗️」
セツコ「了解!セツコ・オハラ、フリーダム弍式、行きます」
フリーダム弍式を先頭にオーブのモビルスーツ部隊が出撃する
セツコ「全機、私に続け❗️まずは第一中継ステーションの破壊からだ❗️」
オーブ兵達「了解です、オハラ隊長!オーブに死の刃を向けたものに断罪を❗️」
ミレニアム
ソラ「キラさん、凄い煽っていたな・・・」
ステラ「そうだね、ちょっと意外」
アスラン「お前、そんな事できるやつだったか?」
キラ「全然だよ。何言ったらいいか分からないからマユに台本頼んだんだよ」
アスラン・ソラ「え、マユが⁉️」
マユ「こう言うのは言い過ぎなくらいでいいんですよ。自称上位種さん達はああいうの慣れてないと思いますからね」
ルナ「マユって見かけよりも口悪いですからね・・・見た目のギャップで何も言わせない様にしますからね」
アスラン「そういえば最初に会った時は小さいのにしっかりした子だと思ってたよ・・・蓋を開けたら大分危なっかしいけど」
マユ「余計なお世話よ!」
マリュー「お喋りはここまでよ。事前に決めた様にレクイエム破壊班とラクスさん救出班に別れます。
救出班はキラ君とターミナルのメンバーでやってもらうわ。残りでレクイエム破壊を目指します」
全員「了解!」 - 52スレ立て初心者25/01/13(月) 03:53:55
ハイン「少しいいでしょうか?もし、ミレニアムがレクイエム破壊までに間に合わない事が無いように何か不足の事態が起きた時に単騎だけでもレクイエム破壊に向かわせる人を決めましょう。そんな事しないに越した事はありませんが・・・」
マリュー「もしもの保険ね。行くなら単騎でも複数の機体と戦える機体に乗った人がいいんだけど・・・」
キラ「ストライクフリーダムならそれは出来ますけど・・・僕は辞退するよ、ラクスを助けたいから」
ソラ「大丈夫ですよ、キラさん。ならオレはどうですか?デスティニーなら最速でレクイエムに向かえます」
ヒルダ「けど、ブラックナイツはどうする?正直アイツらが来た時に一番頼りになるのはデスティニーの対艦刀だが・・・」
ソラ「そっか、アイツらビーム効かないから」
マユ「・・・私が行く。フリーダム系なら多数の敵に強いし、ライジングフリーダムなら変形すれば機動力も高い。それに私は一度単騎で内部崩壊させた事もある」
マリュー「全員それでいいかしら・・・ならば決まりね」
ステラ「マユ、気をつけてね」
ソラ「絶対に無茶するなよ。前は危なかったんだからな」
マユ「分かってる。それにあれは作戦の後だし。
そもそも何かあった時の奴だからそれまでは一緒に戦うわよ」 - 53スレ立て初心者25/01/13(月) 15:32:21
アスラン「俺達はアルテミスに行く。後は頼みます」
マリュー「気をつけてね」
キラ「ソラ、ミレニアムを頼んだよ」
ソラ「任せて下さい、キラさん。気をつけて」
ヒルダ「ラクス様を頼んだよ、ヤマト隊長」
キラ「それから、マユ。もしもの時は君にレクイエム破壊を任せることになる。けどマユなら出来ると信じてるよ」
マユ「隊長・・・はい、任せて下さい」
ステラ「良かったね、マユ」
ズゴックがストライクフリーダム弍式を抱えて出撃する
キラ「・・・こんな感じで良かったかな?」
メイリン「大丈夫ですよ、キラさん。マユちゃん、気合い入ってますよ」
アスラン「思ったより様になってたぞ、ヤマト隊長」
キラ「それ、絶対揶揄ってるよね・・・」
アスラン「そんな事はないさ。・・・この感じなら問題ないな」
キラ「うん。必ずラクスを助けよう」 - 54スレ立て初心者25/01/13(月) 15:46:42
ボアズ内のエターナル
レイ「ジュール隊長、よくここが分かりましたね」
イザーク「隠れ家にするにはうってつけだからな・・・とりあえずよくやった」
ディアッカ「まさかここまで準備してあるとはね・・・何でここまで早く動けたんだ?」
ノア「ルナとメイリンと情報交換してたの。それで反乱が起きると分かってましたからね。私はフェイスなので、多少の無茶は通しましたよ」
イザーク「・・・色々言いたいが、それは後回しだ」
ラメント「ジュール隊長、この後はどうするんだ?」
イザーク「反乱しているものは我々ザフトで抑えます。ラメント議長はここでお待ちを。母上、お願いします」
エザリア「任せて・・・ふーん・・・」
シホ(ん?何故こちらを見られてるの?)
エザリア(イザークの周りにも女の子いるじゃない・・・しかも二人。中々やるじゃない)
イザーク(母上・・・このタイミングでまた変な事考えてないだろうな・・・)
ノア(おそらくミレニアムも出てる頃だから・・・上手くやれば久々にシン達に会えるかな?)
レイ「機体は準備してあります。出撃しましょう」
イザーク「分かった。・・・核動力にしたとは聞いていたが、こんなものよく取っといたものだな」
ディアッカ「確かにな・・・でも俺は気に入ってるぜ」
レイ「・・・またこれに乗れるとはな・・・」
ノア「私が持って来させたのよ、全員感謝してね」
イザーク「終わったらお前の態度から直してやる。イザーク・ジュール、デュエルブリッツ、発進する」
ディアッカ「ディアッカ・エルスマン、ライトニングバスター、出るぜ」
レイ「レイ・ザ・バレル、レジェンド、発進する」
ノア「ノア・ウルティマ、フェイト、出るよ」
ジュール隊が出撃する - 55二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 00:26:08
保守
- 56スレ立て初心者25/01/14(火) 03:14:20
アルテミス
イング「姫様、お食事です」
ラクス「ありがとうございます、そこに置いてください」
机に食事を置くイングリット
イング「・・・一つ聞いてもよろしいですか?」
ラクス「・・・何でしょうか?」
イング「何故、生まれた時の使命を果たそうとしないのですか?姫様も争いばかりの世の中を変えたいのではなかったのですか?」
ラクス「力で押さえつけるだけでは意味がないからです。人には意思が、道を選ぶ自由があります。それを他人に委ねるのは私は嫌です」
イング「そうですか・・・しかしそれは選べる人間だから言える事です。人は生まれは選べませんよ」
ラクス「確かに生まれは選べないです。しかしその後どうするのかは」
イング「子にとって親が全てです。親の育て方次第で人は賢明にも愚かにもなります。どれだけ優秀だろうと、心を読めようとも人は人と手を取り合えない。結局力を集めて邪魔者を黙らせるだけです。それ以外の選択肢がある今の幸福を貴女は理解していない」
ラクス「幸福?人に自らの道を決められる事が幸福だと言うのですか?貴女はそれで幸福なのですか?」
イング「幸福じゃないですよ・・・だから一度世界は終わる必要があるのです。そう、一度終わらせて、もう一度・・・」
?「イングリット姉ちゃんいる〜?」
突如部屋に紫の髪と瞳の少女が入ってくる
イング「な⁉︎どうして部屋に?鍵が掛かっていた筈」
ラクス「貴女は?私はラクス・クラインと申します」
?「貴女が例のお姫様?初めまして、私はソフィア・ニュージェネ、10歳です。貴女含めて8人いるアコードの最後の一人です」 - 57スレ立て初心者25/01/14(火) 04:15:38
ラクス「ソフィアさん、貴女もアコードなのですか?それに私を含めて8人って・・・私を入れたら9人では?」
イング「私はアコードの失敗作ですから。最近、読心を出来る様になっただけでシンクロは出来ませんから。それで私は裏の仕事ばかりさせられるんです」
ラクス「イングリットさん・・・生まれは選べないってそういう意味だったのですね」
イング「別に大丈夫です、もう慣れましたから。それよりソフィア、あなたどうしてここに来たの?」
ソフィア「だって暇なんだもん。最近イングリット姉ちゃん忙しそうだし、あの宮殿から急に離れることになったし・・・あそこ気に入ってたのにな」
イング「後で相手してあげるから今は出なさい」
オルフェ「姫、そろそろ頭は冷えましたかな?」
オルフェが部屋から入ってくる
オルフェ「ソフィア?何故お前がここに」
ソフィア「暇だったから」
オルフェ「はぁ、とりあえずここから出て行ってくれ。姫とは大事な話があるから」
イング「ソフィア、行きましょう」
ソフィア「分かったよ・・・じゃあね、姫」 - 58スレ立て初心者25/01/14(火) 04:26:00
イングリットとソフィアが部屋から出ていく
オルフェ「私の手を取る気になりましたか、姫?」
ラクス「何度聞いても変わりません。私の愛する人はキラです」
オルフェ「奴は死んだ❗️もういない!」
ラクス「やっぱりキラは生きているんですね」
オルフェ「何故奴なのだ⁉️奴は我々とは違う、失敗作なのに」
ラクス「彼は失敗作ではありません。一人の人間です。それすらも分からない人の手を取る気はありません」
オルフェ「何だと・・・この!」
ラクスを押し倒すオルフェ
オルフェ「私を見ろ!私は貴女を愛している。なのに何故、あんな奴に❗️」
ラクス「貴女が愛するラクス・クラインは私ではありません。力で従わせようとしても無駄ですよ」
オルフェ「ふざけるな❗️」
ラクスの服を乱雑に脱がすオルフェ
服がはだけて肌が少し露出する
ラクス「そんな事しても私は貴女のものにはなりませんよ」
オルフェ「何故だ!私は貴女と世界を導く。そのために生まれたのに・・・これじゃあ、何の為に・・・一体何の為に私は❗️」
ラクス「何度聞かれても答えは変わりません」
オルフェ「くそ・・・私も答えは変わらない。奴らを倒し、貴女と世界を導く。そうすればアイツは・・・」
ラクス「アイツ?誰の事ですか?」
オルフェ「⁉️・・・何でもない!・・・また後で来ます」
オルフェが立ち去った後、ラクスの目に涙が浮かぶ
ラクス「キラ・・・」 - 59スレ立て初心者25/01/14(火) 14:44:45
オルフェ「奴らを迎え撃つ。お前達はミレニアムを撃墜しろ」
グリフィン・リデル・リュー・ダニエル「了解」
オルフェ「シュラとイングリットはここで姫を守れ」
シュラ「任せろ」
イング「・・・分かった」
オルフェ「・・・よし、私はグルヴェイグで指揮を取る」
ソフィア「私は?何か手伝う?」
オルフェ「ソフィアは・・・今はいい、待機してろ」
ソフィア「分かったよ」
ファウンデーションの軍隊が出撃する
オペレーター「ミレニアム、補足しました」
オルフェ「来たか。全艦隊相対速度合わせ! フォーメーションを維持! 12連装陽電子砲、敵艦予想進路に照準合わせ!」
マリュー「ブリッジ遮蔽、総員第一戦闘配備❗️」
コノエ「さて、敵の主砲をどう躱したものか・・・」
ハイン「問題ありません。我に新兵器あり。
耐熱耐衝撃結晶装甲展開!」
ミレニアムをジェルの様な粘液状の物質が包み込む
マリュー「戦術バジルールを行う!ミサイル、射出!遠隔起動で当てる❗️」
ミレニアムがミサイルを射出して真っ直ぐに敵艦隊に突っ込む
オルフェ「馬鹿め、それでは回避はできんぞ。全艦隊、一斉砲撃、フォイヤ‼️」 - 60スレ立て初心者25/01/14(火) 15:56:19
一斉砲撃がミレニアムに直撃するが無傷のまま突き進むミレニアム
オルフェ「無傷だと⁉︎・・・」
時間差のミサイルで戦艦が2隻沈んだ
オルフェ「くそ・・・中々やる様だな・・・モビルスーツ隊を出せ❗️」
マリュー「モビルスーツ隊、出撃❗️」
ソラ「了解、シン・アスカ、デスティニーspec2、行きます」
ステラ「ステラ・ルーシェ、インパルスspec2、出る」
ヒルダ「ヒルダ・ハーケン、ゲルググメナース、出るよ」
マユ「マユ・アスカ、ライジングフリーダム、出るよ」
アビー「シルエット、全機射出」
ミレニアムからモビルスーツ隊が出撃する
ソラ「まずは周りの戦艦から落とす。ヒルダさんはミレニアムの護衛を。オレとステラで撃ち落とす」
ステラ・ヒルダ「了解」
ソラ「マユはなるべく攻撃するな。ブラックナイツが来るか、単騎でレクイエムに向かう事になった時に備えてくれ」
マユ「分かった」
デスティニーspec2の長距離射程砲ととインパルスspec2のケルベロスで戦艦を撃墜する
リュー「デスティニー?ふざけた連中ですね」
ダニエル「まだあんなのあったのか・・・めんどくせー」
グリフィン「本当に学習しないな。お前らで俺達に勝てないとこの前証明したばっかだろ」
リデル「キャハハハ、全員殺してやるよ」
ルドラ4機がミレニアムに近づく - 61スレ立て初心者25/01/15(水) 02:56:11
ヒルダ「アレは、奴らが来るよ❗️」
ソラ「奴らにビームは効かない。オレが前に出るから二人は後ろで援護頼む」
ステラ「一人じゃ無理だよ、シン。私も出る。インパルスにも対艦刀はあるから」
マユ「この前、ビームブーメランで切りつけた時に傷はついた。サーベルとかのビームなら通るよ。ならライジングフリーダムでも戦えるよ」
ソードシルエットに換装したインパルスspec2の元にギャンシュトロームが近づく
ステラ「その機体、アグネス?生きてたんだ」
アグネス「インパルス?なら乗ってるのはステラか」
ステラ「丁度いい。手伝って。アイツら強いから」
アグネス「悪いけど、私はあっち側!ここで落ちてもらうわ❗️」
ギャンシュトロームの不意打ちを避け対艦刀を斧に叩きつけるインパルスspec2
ステラ「裏切ったの⁉︎なら容赦しない❗️」
アグネス「そんな型落ち機で私に勝てると思ってんの?舐められたもんだわ」
マユ「アグネス・・・いや、アイツらに集中しないと」
デスティニーspec2の横を挑発する様に通り過ぎるルドラ達
左手に携帯レールガンを持ち、対艦刀の切先をルドラ達に向けて臨戦体制を取るデスティニーspec2 - 62スレ立て初心者25/01/15(水) 03:16:25
ダニエルルドラとデスティニーspec2の対艦刀が鍔迫り合いをする
弾かれた隙をリデルルドラが後ろから狙い撃つが、ダニエルルドラを足蹴にした勢いで回避して切り掛かるデスティニーspec2
グリフィンルドラが後ろから切り付けるが横に回避してレールガンでカウンターするデスティニーspec2
グリフィン「何?動きが前と違う」
ソラ「ワンパターンだから動きが読みやすいんだよ」
リュールドラがデスティニーspec2の背後を狙うが割って入ったライジングフリーダムのレールガンで妨害される
レールガンを避けて切りかかるがサマーソルトで蹴り飛ばされ、蹴りの勢いで逆さまになったまま後ろから狙ってたリデルルドラをレールガンで撃退するライジングフリーダム
リュー「あの動きは一体⁉︎」
リデル「チッ、前より厄介じゃない」
マユ「この前はジャスティスだから負けたんだ!ライジングフリーダムならお前らに負けない❗️
この、緑坊主❗️オレンジペチャパイ❗️後変なマスク野郎と地味顔❗️」
グリフィン「コイツまた、馬鹿にしやがって」
リュー「地味顔・・・まさか私の事ですか・・・」
リデル「今度こそぶっ殺してやるよ❗️」
ダニエル「何で直接やってない俺達まで把握してんだよ、メンドクセー」
ソラ「今度はお前らの好きにはさせない❗️」
マユ「やられるのはそっちだよ❗️」
ソラとマユの中で種が弾ける感覚が起こる - 63スレ立て初心者25/01/15(水) 03:39:32
レールガンを腰にマウントし、対艦刀を両手で持ち、光の翼を展開しながら突撃するデスティニーspec2
ソラ「ウオォォォォ‼️」
ダニエルルドラにシールドで防がれるが、連続回転切りでシールドを弾き飛ばし、後ろから切りかかるリュールドラを避けるデスティニーspec2
ダニエル「コイツ、思考が読めない」
リュー「まさか・・・何も考えてない⁉︎」
リュールドラの右腕をパルマフィオキナーで破壊する
マユ「ハアァァァァ‼️」
ビームサーベルでグリフィンルドラに切りかかるがシールドで弾かれ体制が崩れるライジングフリーダム
その瞬間に左手で逆手にサーベルを持って更に切り付けるライジングフリーダム
グリフィン「危ね⁉️」
リデルルドラの射撃を躱し、上から縦に回転しながら切り付けるライジングフリーダム
順手と逆手で持ったサーベルで時間差で切り付ける為、シールドで防ぎ続けるリデルルドラの腹部を蹴り飛ばすライジングフリーダム
リデル「何なのよ、思考と動きが同時だから読んだら意味がない❗️」
グリフィン「なんて無茶苦茶な戦い方だ!」
マユ「案外、大した事ないわね」
サーベルを連結させ、回転しながら前後に切りつけるライジングフリーダム
後ろに回避した隙を回転しながらレールガンを狙い撃ちする
グリフィン「グハァ❗️・・・この野郎!」
リデル「やってくれたわね!」
ダニエル「面倒だな・・・」
リュー「仕方ない、4人でどちらかを狙いましょう」
グリフィン「それしかねーか・・・ならデスティニーからだ」
デスティニーspec2に向けて一斉に射撃するが、簡単に躱される
対艦刀で切りかかるのを避け後ろから狙うルドラだが、背中をライジングフリーダムのレールガンで撃たれる
マユ「行ける!この調子なら」
ソラ「ああ、このまま押し切るぞ!」 - 64二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 12:44:10
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- 65スレ立て初心者25/01/15(水) 14:42:54
アルテミス付近にストライクフリーダム弐式が現れる
アウラ「ふん、たった一人で助けに来るとは泣かせるではないか。このまま放っておいてもいいが・・・せっかくだ、ここで死んでもらおう」
シュラ「はい、しかし奴一人に多数で行くのは愚の骨頂、私一人で片付けましょう」
アウラ「頼むぞ、シュラ」
シヴァがアルテミスから出撃するために一時的にアルテミスの傘の一部が開かれる
シヴァが出た直後に傘が閉じる
シュラ「今度こそ貴様を倒す、キラ・ヤマト」
ビームサーベルで切りかかるストライクフリーダム弐式にシヴァもソードで切りかかる
しばらく打ち合いの後ストライクフリーダム弐式がドラグーンで攻撃する
シヴァの武装を狙った攻撃を躱わすが距離を取られる
シュラ「時間稼ぎか?・・・だがそんな事しても無意味だ。お前はここで終わりだ」 - 66スレ立て初心者25/01/15(水) 16:02:08
アルテミス内部
ルナ「宇宙港の制圧完了、メイリン、急いで!」
メイリン「分かってる。早く、早く・・・よし隔壁封鎖完了しました」
ダクト内に大量のハロを侵入させ、催眠ガスを充満させる
オペレーター「内部に侵入者⁉︎これはいっ・・・たい・・・」
アウラ「なんじゃ⁉️お前ら、どうした・・・」
次々倒れるファウンデーション兵
イング「これは⁉︎・・・内部に入られたのね」
ヘルメットのバイザーを閉じ、催眠ガスを防ぎラクスの部屋へ向かうイングリット
ソフィア「失礼します、姫」
ラクスの部屋にソフィアと背中に銃を押し付けられたミーアが入ってくる
ラクス「ミーアさん、無事だったんですね」
ミーア「ラクスさんこそ・・・ここは?」
ソフィア「その人、牢に入れられてたんだよ・・・暇だったからここで相手してもらおうかなってこの銃は撃つ気ないよ弾無いし、こうして脅さないと逃げられるから」
ミーア「弾なかったの⁉︎それに相手って・・・ヒャ⁉️」
机に銃を置き、ソフィアに後ろから突き飛ばされベットに倒される
ミーア「痛た、何するのよ」
ソフィア「ふふん、え〜い」
ミーアに飛びつくソフィア
ミーア「ヒャ⁉️何なのよ!」
ソフィア「思ったとおり、柔らかい、いい匂いする〜」
ミーア「ちょ⁉️やめなさい、何が目的よ」
ソフィア「別に、暇だったからここで遊んでようかなって。姫相手だと後で言われそうだし」
ラクス「あなた、どうしてこんな事・・・」
ソフィア「心配しなくてもここに侵入なんて出来ないし、別に大丈夫でしょ」 - 67スレ立て初心者25/01/16(木) 02:27:02
イングリットが部屋に入ってくる
イング「ソフィア⁉︎何故ここに?勝手に捕虜まで連れてきて・・・」
部屋の鍵を閉めた後パネルを壊して出れなくする
ソフィア「イングリットお姉ちゃん、バイザー閉じてどうしたの?」
イング「侵入者が入ってきたのよ、今シュラと連絡する」
イング(シュラ、聞こえる?アルテミス内に侵入者が出たわ)
シュラ(何⁉️しかしキラ・ヤマト以外は外にはいないぞ)
イング(多分、貴方が出た瞬間に侵入したのよ)
シュラ(まさか、キラ・ヤマトを囮にするとは・・・ん?)
シュラ「貴様・・・アスラン・ザラだな?」
アスラン「心が読めるんじゃなかったのか?この程度の入れ替わりに気づかないなんて使えないな、お前は」
シュラ「貴様❗️殺す‼️」
シヴァの攻撃が激しくなるがストライクフリーダム弐式は躱して時間を稼ぐ
ラクス「キラが来てくれたのですね」
ソフィア「何で嬉しそうなの?本当に来たかも分からないし、貴方がいれば有利だから連れて行くだけかもしれないよ」
ミーア「そんなわけないでしょ❗️キラさんは、ラクスさんを愛しているんだから❗️」
ラクス「ええ、私もキラを愛しています。だから信じているのです」
イング「愛・・・そんなのあるわけ・・・」
ソフィア「ふ〜ん。ならそのうちこっちにくるでしょ。それまで暇だし昔話でもしていい?直接頭の中に記憶映すからすぐに終わるよ」
ラクス「え?」
ラクスの頭に自分の頭を密着させるソフィア - 68スレ立て初心者25/01/16(木) 02:40:54
約20年前メンデル
ラクス母「アウラ?何してるの?」
アウラ「今?遺伝子調整したアコード達の胎児の様子を見ているのよ。多分成功したと思うけど、どうかしらね?」
ラクス母「人の心が読める様になんて・・・本当に出来るとでも?」
アウラ「やってみないと分からないでしょ!ギルバートだって出来るかもと言ってくれたのよ」
ラクス母「ユーレンのスーパーコーディネイターといい、何でそんなの生み出そうとしてるのよ?」
アウラ「何でもいいでしょ・・・心が読めたら、相手が誰を想っているか分かるでしょ。そうすればあんな男に・・・」
ラクス母「あー何となく分かったわ。ごめんなさいね・・・」
アウラ「別に謝らなくていい。過ぎた事だし・・・今ならもう一人くらいなら出来るけど、あなた、興味ある?」
ラクス母「私の子に?・・・それでこの子が幸せになれるならやってもいいかな?というか失敗したら死ぬなんて事ないでしょうね」
アウラ「それは大丈夫。失敗したら能力が使えないだけだから、赤ん坊の命に別状は無いわよ」
ラクス母「それなら、やってもらおうかしら。ふふ、貴女は幸せになるのよ」 - 69スレ立て初心者25/01/16(木) 02:50:31
ブルーコスモスの襲撃
アウラ「くっ、ここまで嗅ぎつけるなんて・・・せめてこの子達は逃さないと・・・ってキャァ‼️」
謎の液体が掛かるアウラ
アウラ「何この液体?とりあえず逃げないと」
アコード達を連れて脱出するアウラ
アウラ「他は・・・逸れちゃったみたいね・・・ウッ‼️」
突然体が縮みだすアウラ
アウラ「グッ、何よ、コレ⁉️痛い、痛い、誰か・・・うぅ。
・・・ハァ、ハァ、ハァ、一体何が・・・これは?」
鏡を見ると小さくなった自分が映る
アウラ「これ、私?・・・あの液体のせいなの?・・・考えてる時間も無さそうね。何とかして安全な場所へ」
5年後
アコード達が子供らしく無邪気に遊んでいる
アウラ「ふむ・・・6人は能力が発現したけど・・・イングリットだけ駄目なのか。まぁいい、今はこのまま平和に過ごせればそれで・・・」
オルフェ「イング、何してるの?」
イング「オルフェ、この花見て。私が育てたの、綺麗でしょ」
オルフェ「うん・・・綺麗だよ」
イング「でしょ?ここまで育てるの苦労したんだから」
オルフェ「そうだね・・・君も綺麗だよ」
イング「何か言った?」
オルフェ「何でもないよ」
アウラ「・・・マジか、早くない?まぁ、子供ってのはそういう事もあるか」 - 70スレ立て初心者25/01/16(木) 03:06:23
その夜
ブルコス「こんなとこにも宇宙の化け物がいたとはな」
アウラ「お前達、逃げなさい!」
ブルコス「逃がすかよ、お前もそこのガキ共もな❗️」
アウラの首を掴み、締め上げる
アウラ「グッ、カハッ・・・はな・・・せ」
ブルコス「安心しろ、すぐにあのガキ共も一緒に送ってやるよ」
グリフィン「ど、どうしよう・・・お母様が・・・」
シュラ「僕達が後ろから叩いたらいけないかな?」
オルフェ「無理だよ、子供の力で倒せるわけが・・・」
イング「お母様を、放せええぇぇ‼️」
イングリットが落ちてたナイフを拾い振り下ろすしてブルコスを殺す
アウラ「ケホ、ケホ・・・大丈夫か、みんな?」
リュー「僕達は大丈夫だよ」
リデル「お母様こそ、大丈夫?」
ダニエル「ごめんなさい、怖くて動けなかった」
アウラ「気にするな・・・それとありがとう、イングリット、お陰で助かったよ」
イング「・・・う、うん・・・お母様こそ、大丈夫なの?」
アウラ「これくらい大丈夫・・・とりあえずここから離れよう。また来たら大変だから」
子供達「はーい」
オルフェ「・・・イングリット?」
イング「何でも、ないよ・・・行こう」 - 71スレ立て初心者25/01/16(木) 03:18:22
数日後
アウラ「ファウンデーション王国の宮殿で住ませてもらえる事になったわ。ここなら大丈夫よ」
子供達「本当に?良かった」
アウラ「ただし、将来ここで働くために教育受けてもらう事が条件らしいからね・・・まぁ今は大丈夫だけど、もう少し大きくなったら勉強から始めるよ」
子供達「ええ、そうなの?」
オルフェ「お母様、僕は勉強しますよ」
アウラ「ん?オルフェ、別に今はまだ大丈夫だよ。けど熱心だな、お前なら立派に育つよ」
オルフェ「そうですか・・・分かりました、ほら、イングリットも、行こう」
イング「・・・私はいいよ、オルフェは行きなよ」
オルフェ「え、でも・・・」
シュラ「おーい、オルフェ何してるの?こっちで遊ぼうよ」
オルフェ「今行く!」
アウラ「・・・イングリット、最近元気ないけどどうした?熱でもあるのか?」
イング「・・・そうじゃない、ただあの日刺した感触が気持ち悪くて、まだ震えが」
アウラ「ごめんな、辛い事させちゃって」
イング「お母様は悪くない・・・けど、私はもう・・・忘れられないと思う」
アウラ(・・・この年だからな、罪悪感が大きいのだろう。無理もない、何とか罪悪感を薄くするにはどうしたら・・・遊んで紛らわす事も出来ないし、どうするかな) - 72スレ立て初心者25/01/16(木) 03:29:00
アウラ「イングリット、いつまでも沈んでいると落ち込んだままだよ。忘れられないなら、動いて発散しな」
イング「お母様・・・でもどうしたら?」
アウラ「うーん・・・とりあえず、木剣でも振ってみるか?何かしてたら気でも紛らわせるよ」
イング「・・・なら、やってみるけど・・・」
木剣を素振りするイングリットを遠目から見ているファウンデーションの近衛騎士達
騎士A「あの子・・・小ちゃいのによくできてるな」
騎士B「あの子、どこの子だ?」
アウラ「あ、すみません、勝手に木剣借りちゃって」
騎士A「いいんだよ。そうか、貴女の子でしたか・・・」
アウラ「ええ、この国には感謝しています。私達を受け入れてくれて」
騎士B「いいんですよ、貴女の知識でこちらも助かってますから・・・でも大変ですね。子供の姿のまま子育てなんて」
アウラ「私よりもあの子の事を見てあげてください。ここにくる前、ブルーコスモスに襲われた私を助けようとして・・・その時の事がトラウマになってるですよ」
騎士A「そうか・・・あの歳でそれは辛いよな。分かりました、我々でよければあの子の相手になりますよ」
アウラ「お願いします。多分何か夢中になれるものがあればあの子も笑顔を取り戻せる筈です・・・何卒」 - 73スレ立て初心者25/01/16(木) 03:39:17
騎士達の訓練に混じるイングリット
イング「ハァァ‼️」
レクリエーションのつもりの試合だったが、木剣を弾き飛ばしてイングリットが勝利した
騎士A「え⁉︎負けた⁉︎」
騎士B「流石に手加減流石じゃない?」
騎士C「いや、そこまで手加減してなかったんだが・・・まさかここまでとは」
イング「ハァ、ハァ、どうですか?自分ではよく分からないのですが」
騎士A「いや、とんでもなくすごいよ!この歳で現役の騎士に勝てる子なんていないよ!君は天才だ❗️」
アウラ「まさか、イングリットにこんな才能が・・・知らなかった」
騎士B「我々も驚きですよ!少し気晴らしになればと思ってたんですが・・・あの子なら本当にここで一番強くなれそうですよ。あの子さえよければ是非入って欲しいけど」
アウラ「流石に騎士団には・・・」
イング「私、騎士やってみたいかも」
アウラ「え⁉︎・・・本当に良いのか?」
イング「うん、お願い、お母様」
アウラ「・・・まぁ自分で決めたならいいけど」
イング「ありがとうございます、お母様」
シュラ「ん?何してるの、イングリット・・・って剣⁉︎かっこいい❗️僕もやってみたい」
リュー「あ、僕もやりたい」
リデル「私も」
グリフィン・ダニエル「僕もやりたい」
アウラ「マジか・・・まぁ、みんなでやった方が楽しめるか」 - 74スレ立て初心者25/01/16(木) 03:51:58
5年後
ファウンデーション王国でクーデターが起こる
アウラ「何が起きたのですか⁉️」
騎士A「分からない。ただここは危ないです。あちらに隠れて下さい」
アウラ「分かりました、お前達、こっちに」
オルフェ「母上、陛下が・・・」
アウラ「何⁉️とりあえず今は自分の身を・・・」
アウラ達の前に暴徒達が来る
暴徒A「何だこのガキ共、王族の子か?」
暴徒B「コイツらもやってしまえ❗️」
騎士A「その子達に手を出すな❗️」
暴徒A「アァ⁉︎この野郎」
騎士が刺されて殺される
リデル「ヒッ⁉︎」
暴徒B「この城にいる奴は皆殺しだ❗️」
アウラ「お前達、逃げろ❗️」
アウラ(またこんな事・・・どうしてこんなにも危険な目に・・・民衆は陛下がどれだけ頑張っていたのかも知らないくせに)
イング「お前ら、よくもおおおお‼️」
イングリットが真剣で暴徒達を切り殺す
オルフェ「イングリット⁉️君まで戦う必要は」
イング「今戦わないと死ぬだけだよ❗️どうせ私はこれが初めてじゃない。一人も二人も十人も一緒だよ❗️」
オルフェ「あ、イングリット・・・」
アウラ(またイングリットがあんな想いを・・・どうしてあの子があんな風にならないといけないのよ・・・いつまでも愚かな奴はくだらない理由で争う。そんな馬鹿共が蔓延るくらいならあの子達が世界の頂点に立って支配してしまえば、マシになるのに・・・) - 75スレ立て初心者25/01/16(木) 04:07:27
騎士B「・・・結局、城内にいたものは殆ど亡くなりました。陛下含めて、王族は皆・・・イングリットがいなければ我々も・・・」
アウラ「そうなんですか・・・これからどうするんですか?」
騎士B「新しい王を迎えるしか・・・けど知らない奴が来るくらいなら貴女になってもらいたい」
アウラ「は?いや、私も余所者ですよ。流石にそれは納得出来ない人が多い筈」
騎士C「貴女が避難指示をしてくれたお陰で生きてる人がいるんです。それに貴女達なら陛下も認めてくれる筈です」
オルフェ「母上、やりましょう」
アウラ「オルフェ⁉︎いや、しかし」
オルフェ「こんな事繰り返したら駄目です!私も手伝います。一緒にこの国を平和にしましょう」
アウラ「オルフェ・・・分かった。皆さんもそれでよろしいですか?」
騎士達「はい、よろしくお願いします、アウラ陛下」
アウラ「陛下・・・私が・・・まずは被害状況の確認と死傷者の規模を知りたい、調べてくれないか?」
騎士達「了解です」
オルフェ「母上、我々にも何か役割を」
アウラ「え、えっと・・・オルフェは私の秘書を頼む。難しい事はさせない。残りは騎士の手伝いをしてあげてくれ」
アコード達「了解です」
アウラ「・・・とんでもない事になった・・・どうしよう、年々知能が子供に戻っているのにこんな・・・」
騎士D「陛下、近くの瓦礫の下に赤ん坊が!両親は近くで死んでる様です」
アウラ「同じ市民同士でも争ったのか・・・その子は私が預かる」
騎士D「分かりました、お願いします」
アウラ(この子は親が・・・この子もこれ以上、悲劇に遭わぬ様、心を読める様にして、危険を回避できる様にしておこう。多分、もう科学者としての知識を活かすのはこれで最後になる。せめてお前だけでも・・・) - 76スレ立て初心者25/01/16(木) 04:18:55
アウラ「お前達、この子もアコードにした。みんなで育てていこう」
リデル「この子も?小ちゃいね」
リュー「赤ん坊はみんなこれくらいらしいですよ」
グリフィン「という事は俺たちもこんな時期が?」
ソフィア「ウエーン‼️」
ダニエル「うお!泣いちゃった・・・けどどうしたら・・・」
シュラ「いないいない・・・ばぁ!」
ソフィア「ハハハハハ」
リデル「あ、笑った」
オルフェ「母上、何故アコードを増やしたので?」
アウラ「・・・今まで黙っていたが、少しずつ私の頭は幼児退行している」
オルフェ「え⁉️」
アウラ「あの子の為に今出来る事はこれくらいだった・・・もうアコードの作り方も忘れてしまった」
オルフェ「母上・・・」
アウラ「だからオルフェ、私が使い物にならなくなる前に、お前に国を導ける様になって欲しい。お前は賢い。オルフェにしか頼めない」
オルフェ「母上・・・私は・・・」
リデル「ほら、お姉ちゃんも」
イング「え、私は・・・」
ソフィア「あー」
イングリットの指を握るソフィア
イング「・・・ふふ、どうしたの?」
ソフィア「あー♪」
オルフェ「今笑って・・・いや、これを当たり前にするんだ、私が」
イング(この子が生きているんだったら私が戦った意味もあるのかな・・・読心もテレパシーも出来ない私に出来るのは・・・殺しくらいだけど、それで救える命があるなら私は・・・) - 77スレ立て初心者25/01/16(木) 04:42:59
6年後
騎士E「イングリットさん、お疲れ様です」
イング「状況は?」
騎士E「はい、また隣国の奴らが攻めてきた様です」
イング「そう・・・あの兵器、試してみるわ」
騎士E「あの兵器って・・・モビルスーツの事ですか⁉︎あれ使えるんですか?」
イング「使ってみせるわ。私にはこれくらいしか」
騎士E「・・・ザフトの機体らしいけど、一体誰にもらったんだ?」
敵兵をジンで撃退するイングリット
イング「これがモビルスーツ・・・これはファウンデーション様のを作ってみてもいいかも」
亡霊A(この人殺し!)
イング「え?」
亡霊B(お前らのせいで俺達は死んだ!)
亡霊C(末代まで呪ってやる!)
イング「何これ・・・遂に可笑しくなったのかしら?それよりこれ、返さないとね」
ヴェサリウス
イング「これ、返しにきました」
クルーゼ「ああ、流石はアコード、よく乗りこなせたね」
イング「そうですか?貴方には勝てませんよ、クルーゼさん。それより何故これを私に?」
クルーゼ「アウラ女帝と私の友人が知り合いらしくてね。最新兵器であるモビルスーツを試したくてギルに頼んで貸してもらったそうだよ」
イング「そうだったんですね」
クルーゼ「・・・君はどう思う、この世界を?」
イング「世界か・・・分かりません、少なくとも、私は地獄に落ちるかもしれませんけど」
クルーゼ「ほう、どうしてかな?」
イング「私の手は血に濡れすぎてる。最近亡霊にも罵倒されるんですよ。アコードの失敗作が」 - 78スレ立て初心者25/01/16(木) 04:52:25
クルーゼ「亡霊?そんなのがいるのか・・・なら私も呪われるな」
イング「信じるんですか、こんな話を?」
クルーゼ「心を読める人間がいるんだ。亡霊の声が聞こえる人間がいても可笑しくない。本当におかしいのは自分と違うからといって簡単に差別して殺せる人間の狂気の方だよ」
イング「・・・それは分かると思います。いっそ一度滅んでやり直せばいいと思ってます」
クルーゼ「中々君も重症だな。まぁ私も似たもの同士だ。これからも仲良くしてくれ」
イング「はい、よろしくお願いいたします」
イングリットが立ち去る
クルーゼ「・・・あんな若い子まであんな風になるとはね。全くこの世界の人間は度し難いな」
ファウンデーション王国
アウラ「おお、よく帰った、イングリット」
イング「母上、いえ陛下、どうされたので?」
アウラ「別に人前じゃなければ何でもいい。それよりモビルスーツはどうじゃった?」
イング「慣れればとてつもない力になると思いますよ」
アウラ「そうか。ならファウンデーションでも開発してみるかな」
イング(お母様、最近力をつける事に注視しすぎね。あんなに優しかったのに、最近は支配だの圧政だの物騒になってしまわれた。本当にお母様は・・・あの子達もお母様に感化され始めてる・・・このままだと取り返しがつかない事になりそう) - 79スレ立て初心者25/01/16(木) 05:03:08
2年後
プラント
ギル「よく来てくれたね、イングリット君。・・・本当に大きくなったね」
イング「議長はお変わりないですね」
ギル「そうかな?アウラ陛下は?」
イング「もう昔とは違います。それよりもこれ、どうぞ」
ギル「すまないね。・・・ふむ、これがエクステンデッドか・・・確かに脅威的だが、エース級なら勝てない相手じゃない」
イング「それとこれも。揺り籠っていう装置らしいですが」
ギル「なるほど、これで調整して彼らを延命しているのか・・・これくらいなら私にも出来る。いざとなったらエクステンデッドを治す方向でも地球圏から支持を得られるかな?」
イング「それではこれで・・・」
ギル「ああ、一ついいかな?君は何か目的はないのかい?」
イング「目的?強いていえば・・・世界のやり直しですかね?」
ギル「随分物騒だね。だが私もそう思うよ。人類皆平等になれば争いは起きないのだからね」
イング「そうですね。そうすればあの子が戦わない世界になれますかね?」
ギル「なれるとも。君はその子の為に戦うのかな?」
イング「お母様もみんなも、変わってしまいました。弱い者を労る心を失ってしまった。けどソフィアは・・・あの子だけは純粋なままです。あの子を守る為なら私はまだ戦えます。例え人の範疇を超えた化け物でも」 - 80スレ立て初心者25/01/16(木) 05:10:48
ギル「化け物?アコードの能力は凄まじいが、そこまでかな?」
イング「・・・見てみたら分かりますよ」
イングリットの目が紫に光る
手をかざすと机の上の紙が浮かび、イングリットの元に引き寄せられる
ギル「・・・これは驚いた。アコードの能力としてはかなり凄いじゃないか!」
イング「アコードだからでは無いですよ。私は失敗作だから読心はできません。ただ亡霊の声を聞き続ける内に生者の心の声が聞こえる様になっただけです。簡単にですけど」
ギル「メンデルの研究でもこれは聞いた事ないな。どうやってこの能力を?」
イング「分かりません。後天的に身につけましたが、ソフィアと貴方以外には見せてないので」
ギル「そうか・・・いや、教えてくれてありがとう」
イング「いえ、失礼します」
ギル(・・・確か古いお伽話に人智を超えた能力に目覚めるなんてのがあったな。名前は忘れたが、その能力者は隕石すら押し返したとかだったな。彼女がそれを・・・いや、まさかな) - 81スレ立て初心者25/01/16(木) 05:22:30
数ヶ月後
アウラ「ギルが死んだ・・・おのれ、ユーレンのガキめ」
イング(最早、同じ研究者仲間だったユーレン博士の事まで邪険に・・・)
アウラ「しかし次は我らの番じゃ。喜べ、其方達、アコードの最後の一人が見つかった」
シュラ「本当ですか⁉︎それは誰なんですか?」
アウラ「うむ、彼女の名はラクス・クライン。我らの姫になる存在じゃ」
リデル「お姫様!いいね」
グリフィン「姫さえこちらに来れば」
リュー「ええ、世界は私達のものです」
ダニエル「ようやくだな」
イング(そんな事反対する奴らが出る筈なのに・・・それすら分からなくなっているのね)
アウラ「オルフェよ、ラクスを其方の妃として迎え入れるぞ。世界を其方達が導くのじゃ」
オルフェ(遂にこの時が・・・世界を統べる、本当に私が?・・・でもそうすればこの世界もマシになる。そうすれば彼女もソフィア以外の前でも笑っえる様になる筈。あの日見た笑顔をもう一度・・・その為なら私は)
オルフェ「はい、母上。必ず姫と世界を導いてみせます」
オルフェ(これで良い。例え私と結ばれないとしても、彼女が幸せになるなら・・・この想いは仕舞っておこう)
イング(オルフェ、貴方まで・・・貴方はまともなままだと思ってたのに・・・結局みんな世界に歪められてしまったのね。ならば、私が・・・終わらせる。この世界を・・・クルーゼさん、デュランダル議長、私が世界を変えてみせます) - 82スレ立て初心者25/01/16(木) 05:32:12
現在
ラクス「・・・今のは⁉︎」
ソフィア「私がみんなの心と記憶を読んで再現したものだよ。所々抜けてるけど勘弁して」
ミーア「というかこの人、丁寧に見えてそんな事考えてるんですか・・・一番物騒じゃないですか!」
イング「ソフィア・・・貴女ね・・・」
ソフィア「あ、ごめんなさい。これ二人の秘密だったよね」
イング「・・・まぁ良い。それで、何か感想は?」
ラクス「・・・イングリットさん、今まで辛かったですか?」
イング「・・・もう分からない。とりあえず世界は一度壊れた方が良い。それだけは確かよ」
ラクス「本当ですか?貴女はソフィアさんが大事なのではないですか?」
イング「大事よ。だからソフィアには優しいままでいてほしい」
ソフィア「大丈夫だよ。私はイングリットお姉ちゃんに優しくしてもらえたから」
イング「そう、なら銃なんて物騒なものは持たなくていいわね」
イングリットの目が紫に光り机の上の銃を引き寄せる
ミーア「それ本当にできるんだ⁉︎」
イング「・・・弾がない。弾倉は?」
ソフィア「はい、これ」
投げた弾倉を手をかざして空中で止める
イング「こういうのは投げないで。暴発したら危ないから」
ソフィア「ごめんなさい、気をつけます」
イング「・・・とりあえずこれで籠城は出来るわね」 - 83スレ立て初心者25/01/16(木) 15:28:42
キラ達が部屋に突入する
キラ「ラクス!大丈夫?」
ラクス「キラ、来てくれたのですね」
ラクスの首に腕を回し、ナイフを顔に突きつけるイングリット
イング「動かないで!それ以上近づいたら、喉を潰す。目を潰してもいい。それでもこの人を愛せるのかしら?」
キラ「関係ない。例え目が見えなくても、歌えないとしても、僕はラクスの全てを愛している」
イング「・・・本心なのね」
ラクスが隙を見て拘束を解いてキラに駆け寄る
銃をラクスに向けるイングリットだが、ルナの射撃で銃を撃ち落とされ、キサカの体当たりで壁際まで吹っ飛ばされる
イング「痛っ・・・くっ」
抱き合うキラとラクス
キラ「ラクス、なんて無茶を・・・」
ラクス「キラ、私も同じです。私もキラの全てを愛しています」
キラ「ラクス・・・」
ルナ「ミーアさん、こっちに」
ミーア「はい・・・」
キサカ「ヤマト准将、早く逃げましょう」
ソフィア「させると思ってる?」
ソフィアが落ちた銃を拾い構えている
キサカ「子供⁉︎」
ルナ「あの時のマユより小さい・・・こんな子まで・・・」
キラ「どいてくれ。君が誰だか知らないけど、時間が無いんだ」
ソフィア「それでどく奴はいないよ。あなた、軍人向いてないよ」
キラ「かもね。けど、これが僕だ。どこの誰が何と言おうと僕はこういう人間だ」 - 84スレ立て初心者25/01/17(金) 02:24:15
トリィとブルーが突然空を飛ぶ
ソフィア「何あれ?可愛い」
余所見をしたソフィアの隙を見て銃を奪い取るキサカ
ソフィア「あ、しまった」
キラ「よし、行こう」
ラクス「イングリットさん、ソフィアさん、ごめんなさい。私は行きます」
ソフィア「・・・ま、仕方ないか。いいよ、言っても」
ラクス「え?」
イング「他にもやる事あるんでしょ?なら急いだら?」
キラ「・・・行こう」
キラ達が脱出する
キラ「アスラン、ラクスを救出した。行くよ」
アスラン「よし。じゃあな、使えない奴」
シュラ「貴様‼️」
イング「シュラ、母上が危ない。今は戻って」
シュラ「クッ・・・次は殺す❗️」
アスラン「戻ったか・・・すぐに乗り換えするぞ」
キラ「分かった。それより壊して無いよね」
アスラン「当たり前だ。俺はラクスをミレニアムに送る」
ルナ「私はオーブ軍と合流します。あっちの守りは硬そうですから」
キラ「僕はレクイエムに向かう」
アスラン「キラ、アイツらは強い。気をつけろよ」
ラクス「キラ、気をつけてください」
キラ「分かってる。少し待ってて。終わらせてくるから」
ストライクフリーダム弐式とエクリプス弐式とズゴックがそれぞれの目的地に向かう - 85スレ立て初心者25/01/17(金) 04:00:16
オルフェ「何⁉️姫が連れ去られただと❗️ならばレクイエムを撃つ!目標、オーブ首都だ❗️
自らの行いの報いを受けろ、キラ・ヤマト」
レクイエムが発射体勢に入る
セツコ「❗️まずい、レクイエムが❗️間に合うか⁉️」
レクイエムの上空でミラージュコロイドで隠れたポットからアカツキが出る
ムウ「離れてろ、セツコ❗️コイツは俺が」
セツコ「フラガ大佐、お願いします」
アカツキがゼウスシルエットの砲塔で第一中継ステーションを破壊する
オルフェ「馬鹿め、このまま焼き払ってやれ!」
レクイエムのビームを盾を構えて受け止めるアカツキ
そのままビームを反射し、発射口に甚大な損傷を与える
オルフェ「な・・・そんな馬鹿な・・・」
ヤタノカガミ装甲がほぼ落ちたアカツキをフリーダム弐式が抱えて離れる
セツコ「お疲れ様です、フラガ大佐。相変わらず凄いですね」
ムウ「もっと褒めてくれ。全く、不可能を可能にするのも楽じゃないんだからな」
アビー「レクイエム損傷。フラガ大佐がやってくれました!」
マリュー「ムウ・・・良かった、無事なのね」
ムウ「おう。一旦そっちに戻る」
セツコ「私はここまでで。まだやる事が」
ムウ「ああ、ありがとうな。お前もオーブのモビルスーツ隊の隊長とは、立派になったもんだ」
セツコ「これでもヤキンとメサイアの戦いを生き残ったパイロットです。今回も勝ってみせますよ」
ルナ「フラガ大佐、お疲れ様です。セツコさん、ここからは私も」
ムウ「おお、ルナマリア。そっちも上手くいったみたいだな」
セツコ「お願いします。行きましょう」 - 86スレ立て初心者25/01/17(金) 13:32:09
オーブ艦隊にジャガンナート率いるザフト艦隊が攻撃を始める
ジャガン「これ以上、そちらの好きにさせるか❗️」
トダカ「クソっ、このままでは・・・」
ザフト艦隊のミサイルがデュエルブリッツとライトニングバスターのミーティアの攻撃で迎撃される
ジャガン「何⁉️」
イザーク「聞け、ここにいるザフト軍に告げる。今すぐに抵抗をやめ、投降しろ!これ以上の戦闘は無意味だ」
ジャガン「何だと、まだこっちは負けてない。それにあのラクス・クラインの意思に逆らうのか⁉︎」
ミレニアムからラクスの演説が始まる
ラクス「皆さん、ラクス・クラインです。つい先程ファウンデーションの監禁から逃れ、こうして皆様に声をかけています。
私の意思は変わっていません。私はデスティニープランを否定します。恐怖や力で抑えつける者に従わず、自分の意思で未来を選んでください。自分を愛してもいない者に自分の未来を、価値を決めさせてはなりません」
ジャガン「バカな・・・そんな」
イザーク「これで分かっただろ。もうこれ以上はやめるんだ。
オーブ艦隊、貴方達はレクイエムの破壊をお願いします。ノア、レイ、お前達はレクイエムの破壊を手伝え!ここは俺とディアッカで十分だ」
ノア・レイ「了解」
トダカ「ご協力、感謝します」 - 87スレ立て初心者25/01/17(金) 13:47:23
オルフェ「貴様❗️これがどれだけの失態か分かってるのか‼️」
イングリットを平手打ちするオルフェ
ソフィア「やめてよ、オルフェお兄ちゃん!逃したのは私のせいだよ」
オルフェ「黙れ❗️お前もイングリットも、これが取り返しのつかない事だと分かってるだろ❗️
メサイアとジグラートを出せ。私も出る。お前らも出撃しろ。この失態は自分達で挽回するんだな」
ソフィア「・・・大丈夫、イングリットお姉ちゃん?」
イング「ええ・・・貴女まで殴られないで良かった」
ソフィア「私達はどうするの?」
イング「レクイエムの防衛をする。アレの破壊なのは分かってる」
オルフェ「貴様だけは私の手で殺してやるぞ、キラ・ヤマト‼️」
グルヴェイグからカルラとジグラートが出撃し、メサイアと共に月面に沿うように移動する
イング「貴女は私のルドラを使って。後、無理は禁物よ。倒せないと思ったら離れても大丈夫だから」
ソフィア「分かった。ソフィア・ニュージェネ、ルドラ、出ます」
イング「イングリット・トラドール、ラグナロク、出る」
グルヴェイグから2機の機体が出撃する
ルドラは他4機と同じ様に機体の一部に紫のペイントが入っている
ラグナロクは胴体は黒いカルラの様だが、背中の羽には計10門のビーム砲砲がつき、対艦刀を2本背負っている。腰にはビーム砲が2つ付いており、手にはビームライフルを持っている - 88スレ立て初心者25/01/17(金) 14:00:24
イング「ジャガンナートさん、聞こえますか?修復したアレ、出して下さい」
ジャガン「え⁉︎しかしアレは見た目だけで戦闘能力は」
イング「見た目だけのハリボテで十分。アレを地球に向けて進ませて。それだけで囮にはなる」
ジャガン「分かりました」
修復されたヤキンドゥーエが地球に向かって進み出す
トダカ「何、アレを修復していたのか⁉︎」
ルナ「どこに向かってるのよ、メイリン、分かる」
メイリン「今調べてるよ!・・・嘘⁉️地球に向かってます❗️」
アーサー「えええええ‼️」
キラ「こちらキラ、月面にメサイアが。それに新手の機体も見える」
アスラン「俺もそっちに向かう。それまで耐えてくれ、キラ」
マリュー「クッ、一気に破壊兵器が二つも・・・どうすれば」
ソラ「マユ、行け❗️」
マユ「え?」
ソラ「マリューさん。プランBやりましょう!レクイエムはマユに任せてオレ達はメサイアに」
マリュー「・・・分かったわ。トダカさん、オーブ艦隊はヤキンドゥーエをお願いします」
トダカ「分かりました。全艦隊、目標、ヤキンドゥーエ❗️」
ソラ「マユ、ここは俺達に任せて行け❗️お前が頼りだ!」
ヒルダ「頼んだよ、マユ」
ステラ「マユ、気をつけて」
マリュー「マユさん、何かあったらすぐに言って。無理はしないように」 - 89スレ立て初心者25/01/17(金) 14:15:31
マユ「分かりました。必ずレクイエムは破壊してみせます」
アーサー「マユ、必ず帰ってくるんだよ」
マユ「アーサー副艦長・・・分かってます。頼り無い副艦長を置いていったら心配ですから」
アーサー「えええええ‼️酷くない⁉️」
マユ「冗談ですよ。・・・アーサーさん、この戦いが終わったらミネルバメンバー集めて飲み会しませんか?久しぶりにみんなに会いたいですし」
アーサー「分かった。全員集めてやろう」
ソラ「いいな、それ。よし、やる気出てきた」
ステラ「うん、いいね。必ずやろう」
マユ「うん。じゃあ、行って来ます」
ライジングフリーダムが変形してレクイエムに向かう
グリフィン「アイツ・・・まぁいい。一人になればこちらのもんだ」
ソラ「お前達はオレが止める」
リュー「調子に乗らないで下さい」
デスティニーspec2とルドラ4機がぶつかり合う
アスラン「マユ・・・成長したな。俺も頑張らないとな。アスラン・ザラ、ズゴック、出る」
ラクス「マユさん・・・艦長、私も出ます。これをキラに」
マリュー「ラクスさん⁉︎その・・・」
ハイン「クライン総裁、ドッキングはマニュアルになりますが私がサポートします」
マリュー「分かったわ、行ってください」
ラクス「ありがとうございます。ラクス・クライン、プラウドディフェンダー、行きます」
ミレニアムからズゴックとプラウドディフェンダーが出撃する
マユ「お兄ちゃん、みんな・・・いや、私達は負けない。勝ってみんなに会いに行くんだ。だから信じてるよ」
ライジングフリーダムが加速する - 90スレ立て初心者25/01/17(金) 21:26:08
月面
ファウンデーション機をビームライフルで無力化しながらメサイアに近づくストライクフリーダム弐式
シュラ「今度こそ、貴様を殺す❗️」
キラ「アイツは・・・やるしかない」
シヴァの猛攻を躱しながらビームライフルを撃つストライクフリーダム弐式
射撃を躱しながら迫るが、レールガンを地面に向けて放ち、煙幕で離れるストライクフリーダム弐式
シュラ「逃げるな、戦え!今度こそ貴様は俺が❗️」
キラ「邪魔をするなら、容赦はしない❗️」
オルフェ「容赦しないのはこっちだ❗️貴様はここで殺す❗️」
カルラのドラグーンがストライクフリーダム弐式を狙って攻撃する
キラ「新手⁉︎誰が相手でも、僕は負けない!僕は生きてラクスのところに帰るんだ❗️」
キラの中で種が弾ける感覚が起こる
ストライクフリーダム弐式もドラグーンを射出し、カルラのドラグーンと撃ち合う
カルラの対艦刀をビームシールドで防ぐ
オルフェ「まさか、そんな旧式の機体で我らに勝つつもりか?」
キラ「旧式だろうが関係ない。モビルスーツの性能だけで勝敗が決まるわけじゃない」
オルフェ「そうだ。だからモビルスーツの性能もパイロットの技量も我らに劣るお前が、勝てる訳が無い」
カルラとシヴァの連携でビームライフル一丁と羽の一部が破壊される - 91スレ立て初心者25/01/17(金) 21:42:55
キラ「クッ、この❗️」
ドラグーンでカルラを狙うも躱されてカルラのドラグーンで二つ落とされる
キラ「まだだ、僕にも武器はある❗️」
オルフェ「武器?何だそれは⁉︎」
ジグラートからのミサイルの雨をロックオンする
キラ「ラクスの愛だあああ‼️」
フルバーストでミサイルを撃ち落とす
オルフェ「ふざけるなああ‼️貴様の様な失敗作がラクスの愛だと、許さん‼️」
更に激しくなるカルラの攻撃
ビームシールドで受け止めレールガンでカウンターするも躱され、レールガンを切り落とされる
カルラのドラグーンを一つ落としたが、シヴァとカルラのドラグーンのビームブレードでストライクフリーダム弐式のドラグーンは全て落とされた
オルフェ「お前だけは許さん‼️百万回殺してもまだ足りない❗️その罪を体に刻みつけて殺してやる‼️」
残りのビームライフルも壊され、ビームサーベルで切り付けるが防がれて弾き飛ばされ、仕返しの一撃で羽が更に傷つく
手持ちのレールガンでミサイルを撃ち落とすが、迎撃しきれず、爆風に包まれる
キラ「クッ、まずい・・・」
オルフェ「まだ終わってないぞ❗️」
ミサイルが降り注ぐ中、爆風を抜けてカルラが切り掛かる
攻撃を躱し続けるが、追い込まれ、ミサイルの一撃で壁に叩きつけられ、フェイズシフト装甲がダウンする
キラ「しまった⁉️」 - 92スレ立て初心者25/01/17(金) 21:54:19
レクイエム付近
ファウンデーション機を撃墜しながらレクイエムに近づくレジェンドとフェイト
レイ「よし、見えて来たぞ」
ノア「アレは・・・新手ね」
レジェンドとフェイトの前にソフィアルドラとラグナロクが立ち塞がる
イング「ソフィアはレジェンドを・・・フェイトは私がやるわ」
ソフィア「分かったよ」
レイ「邪魔をするな!」
レジェンドのドラグーンでソフィアルドラを撃つがビームが弾かれる
レイ「無傷だと⁉︎」
ノア「アイツらにビームは効かないよ」
レイ「連合のリフレクターみたいなものか・・・それなら」
レジェンドがビームジャベリンを構え、ビームスパイクと共に切り掛かる
ソフィア「結構やるね。けどこれくらいなら」
レイ「強い・・・これがアコードか」
フェイトとラグナロクの対艦刀が何度か打ち合うがフェイトの対艦刀が弾き飛ばされる
ノア「嘘⁉︎・・・ならば」
フェイトがドラグーンを射出し、武器を落とそうとするが、ビームシールドで防がれる
イング「中々やるわね・・・なら、本気を出すわ」
イングリットの目が紫に光る
ラグナロクの体に紫のオーラが纏わる
ノア「何あの光?・・・あの機体から出てる・・・いや違う、アレは・・・」
腰のビーム砲をフェイトに向けて撃つ
ノア「それくらい!」
横に回避するフェイトだが、何も無いとこでビームが曲がり、フェイトの左足に掠る
ノア「ビームが曲がった⁉️ ゲシュマイディッヒ・パンツァーも無いのに」 - 93スレ立て初心者25/01/17(金) 22:15:45
イング「それで終わりかしら?」
ノア「舐めるな❗️」
ビームサーベルと腰の長距離射程砲でラグナロクに攻撃するが、躱され、羽の砲撃で長距離射程砲を壊される
ノア「まだだ❗️」
回し蹴りでラグナロクの腕を弾き、サーベルで切り掛かるが、飛んできたシールドで防がれる
ノア「これザクの盾⁉️何でこれが勝手に動くの⁉️」
イング「驚いたかしら?」
ノア「まさかこれ、全部アンタが・・・どういう性能なのよ、その機体⁉️」
イング「この機体の能力じゃ無いわよ。まぁ、普通の人間なら理解出来る筈ないわよね。ああ、貴女は人間じゃなかったわね」
ノア「アンタがこの現象を起こしてるとでも、何なのよ、アンタは⁉️」
イング「もう終わりでいいわよね?」
ラグナロクの羽からビームが撃たれる
ビームシールドで防ごうとするが、ビームが曲がり、死角からフェイトの両手、両足、顔が撃ち抜かれる
ノア「グッ⁉️そんな・・・」
レイ「ノア⁉️貴様!」
イング「貴方も厄介ね」
ラグナロクのフルバーストでドラグーンとレジェンドの左腕が撃ち抜かれる
レイ「クソッ⁉️まさかこんな・・・」
イング「これで・・・この気配は、きたのね、マユ・アスカ」
ラグナロクを狙うレールガンを回避する
ノア「この感じ・・・マユ!」
ライジングフリーダムがラグナロクの前に現れる
マユ「ノア、レイ・・・二人がこんな簡単に・・・貴女がやったの?イングリットさん?」
イング「よく私が乗ってると分かったわね。って当然か。貴女も私と同じだから」
ノア「同じ?マユとアコードのお前が?」 - 94スレ立て初心者25/01/18(土) 00:16:41
イング「正確には私はアコードの失敗作よ、だからアコードの能力とは違うわ。貴女ならその意味が分かるわよね、マユ?」
マユ「よく分からないけど、私も何となく貴女と似た事が出来るって事だよね、イングリットさん」
イング「多分ね。私も同じ様な人に会った事ないから詳しくは分からないけど・・・貴女と私は同類、それだけは分かるわ」
ノア「何なのよ、同類って・・・アコードと違う能力って何なのよ」
イング「特に名前なんて無いわよ。特徴を挙げるとしたら、死者の声が聞こえて、生者の感情や気配を感じ取り、物理の法則を超えた超能力が使えるってとこかな」
マユ「ファウンデーション王国の宮殿を案内してもらった時、丁寧に対応してくれたけど、何故か貴女が何かに怒ってるように見えた。私の考えも読まれていることも何となく感じたけど」
イング「やっぱり。最初は貴女もアコードかと思ったけど、少し違ってたから。惜しいわね、出来れば同類として仲良くしたいのだけど」
マユ「私もだよ。けど、イングリットさんはレクイエムを守るんだよね」
イング「ええ、支配に興味は無いけど、今の人間は滅んだ方がいいと思ってる。だから邪魔しないで」
マユ「嫌です。私は今生きてる人を守る、そのために戦います」
イング「そう、ならば話しは終わりね」
ラグナロクが羽のビーム砲でライジングフリーダムを狙い撃つ
曲がりながら近づくビームをバラエーナを撃って掻き消す - 95スレ立て初心者25/01/18(土) 00:32:51
マユ「イングリットさん、自分が撃ったビームは曲げれても人が撃ったビームは曲げれないんじゃない?」
イング「正解。よく分かったわね。やはり私と同じ能力を・・・」
ノア(嘘、初見で見抜いたの⁉︎けど、分かったところでアレにどうやって対処するのよ)
イング「けど、まだ使い方を知らない様ね」
マユ「そんなの無くたって!」
シールドブーメランをラグナロクに向けて飛ばすライジングフリーダム
落ちていたフェイトの対艦刀を飛ばして受け止めるラグナロク
マユ「⁉️そんな事まで出来るの⁉︎」
イング「貴女にはここで落ちてもらうわ」
ラグナロクのフルバーストでライジングフリーダムを狙う
ビームが曲がりながら向かうため、回避しきれずビームシールドで防ぐライジングフリーダム
マユ「クッ、強い・・・」
後ろから対艦刀で切り付けるがビームシールドで防ぐ
イング「中々やるわね」
マユ「この❗️」
ビームサーベルを連結させ、切り掛かるが躱されてビームライフルで狙い撃ちされる
マユ「うわ❗️」
なんとか躱わすが、ラグナロクのフルバーストを避けきれず、ビームライフルとレールガンを撃ち抜かれる
マユ「しまった⁉️」
イング「中々やるけど、限度があるわよ。貴女に私は倒せない」
マユ「このままじゃ・・・いや、諦めない!私には生きて帰ってやりたい事があるんだ。ここで死んでたまるか❗️」 - 96スレ立て初心者25/01/18(土) 09:53:33
インパルスspec2がフェイズシフト装甲がダウンする
ステラ「あ、しまった!」
アグネス「これでアンタも終わりね」
ギャンシュトロームの攻撃をソードシルエットをパージして防ぎ、フォースシルエットに換装する
ステラ「シン、お願い❗️」
ギャンシュトロームから離れてデスティニーspec2に向かう
ソラ「ステラ、待ってろよ。今行く」
ルドラ4機の攻撃を掻い潜り、インパルスspec2と合流する
ソラ「デュートリオンビーム、照射」
デスティニーspec2の額からデュートリオンビームが照射され、インパルスspec2の電力を回復する
ステラ「ありがとう。これで負けない」
ソラ「また必要になったら言ってくれ。すぐに駆け付ける」
それぞれ、相手の攻撃を回避し、戦闘を再開する
アグネス「回復したところで、アンタが勝てるとでも?」
ステラ「アンタに構ってる暇はないの。いい加減にして!」
ダニエル「一人で勝てる訳ないだろ。いい加減落ちろ」
ソラ「お前らなら一人でも十分だ」
リデル「アイツを私達で落とせないのは残念だけど・・・アイツはもう終わりね」
ソラ「終わり?誰の事だ?」
リュー「一人でレクイエムに向かわせたのは悪手でしたね。イングリットが護衛に入った以上、誰にもアレは壊せません」
グリフィン「あのガキは終わりって事だ。残念だったな」
ソラ「そんなに強いのか・・・なら、早くお前らを倒して手伝わないとな」
デスティニーspec2の関節が赤く光り動きが更に速くなる
リデルルドラの射撃を回避し、対艦刀でライフルを破壊する
グリフィンルドラが切り掛かるが、対艦刀で攻撃を弾き蹴りを入れる
リュー「まさかここまでやるとは・・・ならば、シンクロアタックです」
ダニエル「了解」
リデル「分かったわ」
グリフィン「これで終わりだ。闇に落ちろ、シン・アスカ」 - 97スレ立て初心者25/01/18(土) 17:02:57
ソラ「ウッ⁉️」
ステラ「シン❗️」
ヒルダ「おい、大丈夫かい⁉️」
ソラの心にブラックナイツが侵入するが、出て来るトラウマは女装させられた時の記憶だけだった
ダニエル「・・・何これ?」
リュー「女装させられてるらしいですが・・・これだけですか・・・浅すぎる」
リデル「何で似合ってるのよ・・・コイツ」
グリフィン「どうする?こんなのじゃ闇に落とせないぞ」
リュー「まだ奥がありますね・・・現実とは時間の進みが違いますし、ゆっくり探しましょう」
ソラの心の奥を進んでいくと、厳重に封印された黒い塊が見える
グリフィン「何だこりゃ?」
リデル「もしかして、これがアイツの闇なんじゃないの?」
リュー「ここまで厳重にしてあるのは珍しいですね」
ダニエル「とりあえずコイツ開けてみるぞ、さっさと終わらせよう」
黒い塊に触れた途端回りの景色が黒く染まり黒い塊から人影が見える
ダニエル「何⁉︎誰だお前⁉️」
?「・・・そっちこそ、人の中入って何してんだ?」
リデル「ん?コイツって・・・」
?「出て行かないならそれ相応の対応をするだけだ」
瞬間ブラックナイツ達の脳裏に爆発に巻き込まれ体が弾けるイメージが浮かぶ
リデル「ヒイィ⁉️」
ダニエル「うわあぁぁぁ❗️何なんだよ、コレ⁉️」
リュー「なんなんですか、コレは⁉️」
グリフィン「ヒエェ❗️コイツの闇は深すぎる⁉️」 - 98スレ立て初心者25/01/18(土) 17:22:58
ソラ「・・・ん⁉︎ここは?」
ソラの意識が目覚めると黒一色の世界となっていた
ソラ「ここって・・・そうだ、オレブラックナイツの奴らに・・・て事はここオレの心の中なのか?」
?「よう、初めましてだな」
ソラの前にソラと瓜二つの姿をした人が現れる
ソラ「誰・・・ってオレ⁉️どういう事だ⁉︎」
?「落ち着けよ。と言っても驚くよな。俺はシン・アスカ。お前に分かる様に言うと今まで失っていた記憶ってところかな?
今まで深い眠りについてたみたいだけど、アイツらのせいってかお陰?でようやく目覚めたみたいだな」
ソラ「えっと・・・じゃあオレどうなるの?記憶戻るのか?」
シン「本来ならそうなるんだろうが・・・記憶失くしてソラとして生きてる時間が長くてな、俺とお前、二つの人格として分かれてしまったみたいだな」
ソラ「そうなんだ・・・じゃあ、返すよ。元々シンの体なんだし」
シン「いや、いいよ。いきなり変わっても俺もあっちも大変だろ。それに俺が体を使える時間は余り長くないからな。ソラ主体で偶に借りるくらいでいいだろう」
ソラ「・・・いいのか?多分オレを追い出せば時間関係なく使えるんじゃないのか?」
シン「そうだろうけど、今まで俺の代わりにマユの世話してくれたんだ。もう俺にとっても家族だよ、お前は。だから仲良くしようぜ。これから一生のお付き合いになるんだしよ」
ソラ「そうだな・・・よろしくな、シン」
シン「ああ、よろしくな、ソラ」
二人が握手する - 99スレ立て初心者25/01/19(日) 01:01:14
ヒルダ「シン、しっかりしろ❗️」
ソラ・シン「もう大丈夫ですよ、ヒルダさん」
ルドラ4機が連携攻撃をするが、デスティニーspec2が突然消え、少し離れたところで対艦刀を構えていた
ソラ・シン「そんな寝ぼけた分身が通用するかあああああ‼️」
ダニエル「知らないよ、そんな武器⁉️」
ソラ・シン「分身は、こうやるんだああああ‼️」
その瞬間、デスティニーspec2が大量に現れ、ルドラ4機に向かって突撃する
どれが本物か分からず立ち止まっていると、リデルルドラの前のデスティニーspec2の後ろからゲルググメナースが突撃してきた
ヒルダ「アイツらの、仇‼️」
リデル「キャアアァァァァァ⁉️」
リデルルドラが胴体から真っ二つにされ撃墜される
グリフィン「うわああぁぁぁぁぁぁ‼️」
リュー「リデルゥゥゥゥゥゥ‼️」
ダニエル「嫌だぁぁぁぁぁぁ‼️」
シンクロしていた3人がリデルが撃墜された時の死の恐怖と痛みを共有してしまい、パニックに陥る
ソラ・シン「ウオオオオオオオオオ‼️」
突撃しながらリュールドラのコクピットに対艦刀を刺しこむデスティニーspec2
分身と共に、ブーメランを投げ、グリフィンルドラの表面に傷をつけ、長距離射程砲をゼロ距離で発射し、胴体を真っ二つにするデスティニーspec2
パルナフィオキナーでダニエルルドラのコクピットを貫くデスティニーspec2
3機のルドラを同時に撃墜した後、分身が光となって一箇所に集まり、元に戻るデスティニーspec2
シン(ひとまず、俺はここまでだ。後は頑張れよ)
ソラ「ああ、また後でな」
ヒルダ「シン、大丈夫かい?それに今のは一体・・・」
ソラ「詳しくは後で説明しますけど、失くしていたものをようやく取り戻せましたよ」 - 100スレ立て初心者25/01/19(日) 07:35:10
アグネス「何なのよアレ」
ステラ「隙だらけだよ」
インパルスspec2のサーベルをシールドで止めるギャンシュトローム
アグネス「それくらい、お見通しよ。技量でも性能でも劣るそっちに負ける筈がないでしょ」
ステラ「そんなの関係ない。ここで終わらせる」
アグネス「やれるもんならやってみなさいよ❗️」
ギャンシュトロームのサーベルの横薙ぎをレッグフライヤーを分離させて回避する
アグネス「何⁉️けどそれじゃあそっちも攻撃できないでしょ❗️」
ギャンシュトロームが横薙ぎの勢いで向きを変えて切り掛かるが分離したまま縦に回転したインパルスspec2がギャンシュトロームの右腕を切り落とす
アグネス「嘘⁉️何よその動き⁉︎」
レッグフライヤーと合体してから振り向き、すれ違い様に左腕も切り落とし、バックパックにレールガンを撃ち込み、動けなくする
アグネス「私が負ける⁉︎・・・そんな・・・私は」
ステラ「貴女みたいに、人を愛してもいない人が人を正しく判断出来るわけがないでしょ。悪いけどそこで落ちてて」
月面に向かって蹴り落とされるギャンシュトローム
アグネス「何よ・・・私だって、こんな事・・・うぅ」
ステラ「・・・悪いけど、時間がないの。後で迎えにいくから」
ソラ「ステラ、大丈夫か?」
ステラ「問題ないよ。行こう」 - 101スレ立て初心者25/01/19(日) 18:09:59
オーブ軍を狙うザフト艦隊を抑えるデュエルブリッツとライトニングバスター
イザーク「もうやめるんだ❗️そんな事して何になるんだ❗️」
ジャガン「貴様らこそ❗️これまでナチュラルにやられた数々の被害を、怒りを忘れて奴等と手を取る未来なぞありえん‼️」
ディアッカ「イザーク、もう無理だ。説得して止まるくらいなら最初からこんな事してない!」
イザーク「くそ・・・ディアッカ」
ディアッカ「分かってるよ」
デュエルブリッツとライトニングバスターがミーティアをパージしてザフト艦隊に迫る
ジャガン「貴様らは何故奴らの味方をする。今までの事を忘れたのか⁉️」
ライトニングバスターが一斉射撃で艦隊を撃墜する
ディアッカ「忘れてねーよ」
デュエルブリッツがランサーダートをジャガンナートが乗る艦のブリッジに向けて撃つ
イザーク「だからこそ、こんな事はもう止めなければならないんだ」
ジャガンナートが乗った艦が撃墜される
イザーク「ザフト軍に次ぐ。ジャガンナートは今討たれた!これ以上の抵抗はやめて降伏するんだ!これ以上無駄な犠牲は出したくない!」
ザフト軍の攻撃が止む
イザーク「漸く止まったか。ノアとレイは・・・レジェンドが半壊、フェイトは戦闘不能だと⁉️誰にやられたんだ⁉️」
ディアッカ「それだけじゃない。その近くでライジングフリーダム、マユが戦ってるが、押され気味だ!ちょっと加勢して来る」
イザーク「分かった、ここは俺に任せて行け」
ライトニングバスターがミーティアを装備してレクイエム前に向かう
ディアッカ「あの二人がこんな早く・・・間に合ってくれよ」 - 102スレ立て初心者25/01/19(日) 21:57:02
月面
オルフェ「終わりだ❗️」
カルラが切り掛かるのを、壊れかけの羽を盾にして躱わすストライクフリーダム弐式
シュラ「逃がさん❗️」
アスラン「キラ❗️下がってろ‼️」
シヴァの針がストライクフリーダム弐式に射出されるが、間に入ったズゴックで遮られる
キラ「アスラン⁉️このままじゃ君も」
アスラン「ズゴックならしばらく耐えられる。それよりも、俺が隙を作るから、上に上がれ!」
キラ「上?・・・アレは⁉︎」
ズゴックの体が少しずつ砕けていくと、中から緑色のツインアイが光る
ズゴックの体が爆発して弾けると中から無傷のインフィニットジャスティス弐式が現れる
オルフェ「何だアレは⁉️」
シュラ「何⁉️」
遠くで待機していたフォランテスを背中につけるとフェイズシフト装甲がつき、体を赤く染め上げる
連結ビームサーベル、ブーメラン、足ブレード、ビームウイングを駆使してシヴァに切り掛かる
シュラ「まさかこんなものを隠していたとはな。だが負けん!」
オルフェ「キラ・ヤマトはどこだ⁉️逃げたか?」
辺りを見渡すとストライクフリーダム弐式とプラウドディフェンダーが合体するところだった
オルフェ「見つけたぞ、これで終わりだ‼️」
ストライクフリーダム弐式に向けてジグラートのミサイルが飛んでくる
プラウドディフェンダーを背中につけると、羽が開き、ピンクの光を出しながら黄金の粒子を放出する
電力が即座に回復し、再び体を純白に染め上げる - 103スレ立て初心者25/01/20(月) 07:38:16
ミサイルがマイティーストライクフリーダムに向かうが、バリアによって全て防がれる
オルフェ「何⁉️何なんだアレは❗️」
キラ「ラクス・・・どうしてここに?」
ラクス「私の意思はあなたと共にあります。これから幾久しく、よろしくお願い致します」
キラ「うん、ありがとう、ラクス」
オルフェ「そこまでして、私の愛を拒絶するのか。ならば、その愚鈍な愛と共に滅びろ‼️」
カルラのドラグーンとジグラートのミサイルを全てマイティーストライクフリーダムに向けて撃つが全て防がれる
ラクス「ここは私が」
ラクスの中で種が弾ける感覚が起こる
ラクスが手をかざすと飛んでくるミサイルやドラグーンを全てロックオンする
マイティーストライクフリーダムの羽から電気が放たれ、全て撃ち落とした
オルフェ「何⁉️」
キラ「キラ・ヤマト准将、ディスラプター使用を申請」
ラクス「コンパス総裁、ラクス・クライン、承認します。
キラ、敵はメサイアの裏側にいます。ここは私と意識をリンクして下さい」
ラクスとキラの頭が触れ合うとキラの目が青くなる
すると脳裏にメサイアの裏側にあるジグラートが見える様になる
キラ「出力80%、ディスラプター発射!」
マイティーストライクフリーダムの額から細いビームが放たれる
メサイア事ジグラートを真っ二つにする - 104スレ立て初心者25/01/20(月) 18:38:01
オルフェ「何なんだ、その兵器は・・・」
キラ「これが僕の、僕達の力だ!」
マイティーストライクフリーダムが背中に背負っていた実体刀とビームサーベルを構えてカルラに切り掛かる
オルフェ「いくら武器が強くても、貴様の腕は変わらん❗️私には勝てん❗️」
互いに切り付けては相手の攻撃をビームシールドで防ぐ攻防を繰り返す
オルフェ「馬鹿な⁉️何故だ、何故ここまで渡り合える⁉️貴様は失敗作のくせに」
キラ「そんなの関係ない!僕にはラクスがいる。頼りになる仲間がいる❗️だからもう迷わない❗️」
ラクス「オルフェ、力だけでは駄目なのです。何故戦うのか、何のための力なのか、それを見失ってしまってはいけないのです」
オルフェ「私の使命は、世界を導く事だ❗️そのためにここまでやってきたのだ❗️後少し、後少しだったのだ。それを」
ラクス「それは本当に貴方がしたい事なのですか?」
オルフェ「何⁉︎」
ラクス「貴方は本当は、何が欲しかったんですか?平和な世界ですか?世界の王になる権利ですか?違う筈です。貴方は本当は」
オルフェ「黙れ‼️お前に何が分かる⁉️皆愚か者ばかりだ❗️だから何度も間違える❗️そんな過ちの果てに我らは生まれ、そして恐れられてきた。自分達で生み出しておきながら、勝手な理屈で化け物扱いして、悲劇を繰り返す❗️そんな愚民どもはただ大人しく支配されていれば良い❗️それで平和になるならもう間違いは起きない❗️そうなれば・・・」
ラクス「それは本当に幸福な世界と言えますか?夢も希望もない、変わり映えのない縛り付けられた一生を貴方は満足出来ると、何をして、誰を好きになるかも決められるなんて私には耐えられません。貴方も一緒じゃないのですか?」
オルフェ「❗️そ、それは・・・」
ラクス「今からでも遅くありません。これ以上は」
オルフェ「・・・もう無理だ・・・今更、止まる訳には❗️」 - 105スレ立て初心者25/01/20(月) 23:37:18
互いに激しく斬り合うインフィニットジャスティス弐式とシヴァ
シュラ「フッ、流石に強いなアスラン・ザラ。だが勝つのは俺だ」
アスラン「・・・」
シュラ「心を閉ざそうとしているな?だが無駄だ。完全に心を閉ざすことなど出来る筈がない」
アスラン「・・・カガリ・・・」
アスランの脳裏に焼きつくカガリの姿、声、仕草、香り、匂い、骨格、その生々しいイメージを感じ取ってしまったシュラ
シュラ「うわああああああ‼️な、何を考えているんだ貴様❗️神聖な戦いの途中に、なんと破廉恥な妄想を‼️
だが、思考は隠しきれなかった様だな、右だな❗️」
アスランの思考を読んで回避先を予測してサーベルを振るうが、逆の方向に避けたインフィニットジャスティス弐式のレールガンでのカウンターをモロに受け、右腕とシールドを落としてしまう
シュラ「馬鹿な⁉️心と体を別に動かすなど簡単に出来る訳が・・・別々?まさか、リモート操作か⁉️」
アスラン「全く・・・使えないな」
カガリ「破廉恥な妄想?・・・アスラン❗️お前なー❗️」
アスラン「悪い、カガリ。心配せずともアレを見た奴は生かしてはおかないよ」
カガリ「そうじゃない❗️・・・後でお仕置きしてやる」
シュラ「貴様、決闘に女の手を借りるだと・・・この卑怯者があああああ‼️」
アスラン「卑怯?キラ達を作戦で嵌めようとした奴らのセリフじゃないな」
シュラ「黙れええええええ‼️」
左手にサーベルを持ち、切り付けつつ足サーベルでインフィニットジャスティス弐式の右腕を切り落とす
シュラ「やはり、俺の方が強い!終わりだ❗️」
アスラン「確かに強いな。右腕はやるよ。だが、強さは力じゃない。生きる意思だ❗️」
アスランの中で種が弾ける感覚が起こる
インフィニットジャスティス弐式の頭から巨大なサーベルを出し、シヴァを真っ二つにする
シュラ「馬鹿な・・・俺が、負ける⁉️」
シヴァが爆発する
アスラン「・・・アコードの能力はともかく、技量はソラやマユの方がもっと強かった。大した事なかったな」 - 106スレ立て初心者25/01/21(火) 07:39:22
オルフェ「シュラが、やられただと❗️」
ラクス「もう貴方達に勝ち目はありません。これ以上は」
オルフェ「くっ・・・それでも私はやらなければならないのだ❗️」
カルラが切り掛かるが防がれてディスラプターで左腕と羽の左側が破壊される
オルフェ「クソ❗️私が失敗作に負けるだと⁉️」
ラクス「それは関係ないのです。何のために、誰の為に戦うのかが大事なのです」
キラ「僕は決めたんだ。僕は自分で未来を切り開く❗️ラクスと、皆と一緒に❗️」
残った右腕をビームサーベルで切り落とし、実体刀をカルラのコクピットに突き刺す
オルフェ「くそ・・・私は・・・」
ラクス「オルフェ・・・」
オルフェ「・・・そうか、いつの間にか忘れていたな。本当は、あの子の・・・笑顔を、もう一度見たかった。それだけだった筈なのに・・・どこから間違えたのだろうな」
カルラが爆発する
ラクス「オルフェ・・・きっと違う形で出会えたなら、私達は良き友人にはなれたと思います」
キラ「ラクス・・・行こう」
ラクス「ええ、イングリットさんを止めましょう。キラ、お願いします」
キラ「分かった。ミレニアムは大丈夫かな?」
アスラン「ミレニアムはレクイエムに向かってるそうだ。ソラの奴、ブラックナイツの4機に勝ったらしいな」
キラ「やっぱりソラは強いね。マユは?」
アスラン「聞いたところレクイエム前で戦闘中らしい・・・急ぐぞ」 - 107スレ立て初心者25/01/21(火) 18:16:11
ソフィア「シュラお兄ちゃん・・・オルフェお兄ちゃん・・・二人共やられちゃったみたい・・・」
イング「そう・・・ソフィア、貴方はヤキンドゥーエの方に行って。オーブ軍の邪魔をするだけで良いから」
ソフィア「イングリットお姉ちゃん・・・分かった、気をつけて」
ソフィアルドラが離れていく
マユ「良かったの?あの子一人にして。オーブ軍は強いよ」
イング「少なくともその内貴女の仲間が来る。あの子じゃあそっちには勝てない。よりなら安全な方に送るわよ」
マユ「それはオーブ軍を舐めすぎたよ。あと、一人で私達を止められるとでも」
イング「合流される前に貴女は落とす。出来れば同類の貴女は殺したくないけど、仕方ないわ」
ラグナロクの羽ビームが曲がりながらライジングフリーダムに向かう
シールドブーメランとサーベルの二刀流でビームを弾くライジングフリーダム
イング「中々ね・・・だけど」
ライジングフリーダムの死角から漂流していたオルトロスの射撃で羽を撃ち落とされる
ノア「マユ⁉️」
マユ「グッ⁉️しまった」
イング「油断したわね」
ラグナロクがビームライフルを構えるがレジェンドのライフルに撃ち抜かれる
レイ「マユはやらせん❗️」
イング「邪魔するな❗️」
レジェンドに向けてフルバーストするラグナロク
ビームシールドで防ぎきれず両足とバックパックを破壊されるレジェンド
残りのビームをライジングフリーダムのビームシールドで防ぐが、電力切れを起こしフェイズシフト装甲がダウンする - 108スレ立て初心者25/01/21(火) 23:24:40
マユ「しまった⁉️」
イング「これで終わりね・・・アレはミレニアム?もう来たのね」
遠くからミレニアムとデスティニーspec2達が見えてくる
ソラ「マユ、大丈夫か⁉︎」
マユ「お兄ちゃん、皆・・・ごめんなさい。まだレクイエム壊せてない」
ハイン「あの機体はファウンデーションの・・・かなりの性能の機体だ。一人で勝つのは無理だ」
ヒルダ「よく一人でここまで粘った。後は任せな」
ステラ「マユはミレニアムに戻って補給を」
イング「邪魔者には退場してもらうわ」
マユ「皆、気をつけて❗️そのビーム曲がるよ‼️」
ラグナロクのフルバーストがミレニアム陣営に襲ってくる
デスティニーspec2とインパルスspec2は回避出来たが、ミレニアムの護衛をしていたゲルググメナースの左腕を落とされる
ヒルダ「何⁉️」
ソラ「何だ今の⁉️」
ハイン「どういう事だ⁉️一体どんな技術で曲げたのだ、アレは?」
イング「バラバラに狙ったとはいえ簡単に躱されるとは・・・ならまずは」
羽ビームでミレニアム陣営を牽制してからライジングフリーダムに突撃するラグナロク
マユ「クッ❗️」
ソラ「マユ、逃げろ❗️」
イング「間に合わないわ。終わりよ」
ノア「マユはやらせない❗️」
ライジングフリーダムに切り掛かる直前にフェイトが割り込む
フェイトのコクピット部に切り傷が入る
マユ「ノア⁉️」 - 109スレ立て初心者25/01/22(水) 07:33:39
ノア「・・・何とか致命傷は、避けたけど・・・もう、駄目そうね。右腕、ぐちゃぐちゃだし・・・あと右目、めっちゃ痛いんだけど・・・」
イング「邪魔されたわね・・・」
マユ「どうして私を、庇ったのよ・・・電力切れして戦えないのに」
ノア「だって・・・人口生命だって聞いて嫌な顔、しないですぐに受け入れたの・・・シンとマユだけだったでしょ。他は・・・驚いた顔してたけど、貴女は気にしなかった。だから・・・貴女は守りたかったの。ごめん、ちょっと限界・・・かも」
ノアの瞳が閉じていく
レイ「ノア・・・まだ息はあるか・・・」
マユ「レイ・・・ノア連れて戻って。艦内で治療すればまだ助かるかも」
レイ「分かった。マユも一緒に」
マユ「私は良い・・・ようやく使い方が分かった。今度は・・・私の番だ❗️」
マユの目が水色に光る
ライジングフリーダムの背中に水色の光の翼が生える
イング「それが貴女の力なのね」
ソラ「え、今度は何⁉️」
ハイン「あんな機能、ライジングフリーダムに無い筈・・・アレは一体」
ラグナロクがライジングフリーダムに向けてフルバーストするが、光の翼でビームを掻き消す
イング「何⁉︎厄介ね」
マユ「イングリットさん・・・貴女は私が止める❗️」
水色の光の翼から電力を供給され、フェイズシフト装甲が再び機能する
青いビームサーベルを構えて切り掛かるライジングフリーダム - 110スレ立て初心者25/01/22(水) 18:22:37
マユ「ここは私に任せて下さい。ミレニアムはレクイエムを」
マリュー「分かったわ。我々はレクイエムの破壊に向かう❗️」
ステラ「マユ、一人で大丈夫?」
マユ「今度は大丈夫。もう負けないよ」
ミレニアムの元にアカツキとライトニングバスターがやってくる
ムウ「やっと着いた。ソラ、コイツを使え❗️」
ソラ「ムウさん!これは・・・」
ムウ「元々お前の装備なんだ。これでレクイエムを壊してやれ❗️」
ソラ「分かりました」
ディアッカ「久しぶりだな、オッサン」
ムウ「オッサンじゃない❗️まだ若い」
ディアッカ「元気そうだな。ステラ、コイツやる。使ってくれ」
ステラ「ありがとう」
デスティニーspec2が武装を取り外してゼウスシルエットを換装する
インパルスspec2がミーティアを装備する
ミレニアムがレクイエム破壊に向かう
ディアッカ「大丈夫かレイ、ノア?」
レイ「俺は問題ないです。ただノアが重症です。すぐに艦に戻ります」
ディアッカ「分かった。戻るまでついていってやる」
ライトニングバスターがレジェンドの護衛をする
イング「まずいわね・・・逆転されるなんて。けど一人で勝てるとでも?」
マユ「私は負けない。お兄ちゃんが、友達が、仲間が、何より愛している人がいるこの世界を、壊させはしない❗️」 - 111スレ立て初心者25/01/22(水) 23:24:14
アウラ「私の可愛い子供達が・・・おのれ、ユーレンのガキとその仲間が」
オペレーター「ミレニアム、レクイエムに接近します」
アウラ「何としてもレクイエムを守れ❗️」
コノエ「敵戦艦、防衛に入るそうです。どうします?」
マリュー「このまま真っ直ぐ❗️ 艦首衝角ゴウテン起動!近接武装全砲門起動!ぶつけてでも落とす‼️」
オペレーター「ミレニアム、こちらに突っ込んできます⁉️」
アウラ「何じゃと⁉️か、回避するのじゃ❗️」
オペレーター「間に合いません❗️」
ミレニアムがグルヴェイグに突撃する
ヤキンドゥーエ付近
ソフィア「お母様・・・皆いなくなっちゃった・・・せめてイングリットお姉ちゃんの為に、奴らを・・・」
ソフィアルドラの接近に気づくエクリプス弐式とフリーダム弐式とデュエルブリッツ
イザーク「今度は何者だ❗️」
セツコ「あの機体はファウンデーションの・・・あの機体にビームは効きません」
イザーク「厄介だな・・・だがあんな奴放って置くわけにはいかん」
ルナ「あの機体はエルドラ地区にはいなかった・・・まさかアレにあの子が⁉️」
ソフィア「3機か、そんな旧式で❗️」
ソフィアルドラがエクリプス弐式に向けてライフルを撃つ
躱わすエクリプス弐式とサーベルを取り出すデュエルブリッツ
イザーク「俺達で撃退する!すまないが手を貸せ」
セツコ「了解です」
ルナ「セツコは援護を。私とジュール中佐で前に出る」
ソフィアルドラに切り掛かるデュエルブリッツとエクリプス弐式
躱した後、無人機のミサイルがデュエルブリッツに直撃する
ソフィア「これで一人目」
イザーク「・・・それで倒したつもりか?」
アサルトシュラウドをパージしてデュエルが二刀流で切り掛かる
ソフィア「嘘⁉️まだ動けるの⁉️」
イザーク「このくらい、ピンチでも何でも無い。俺を舐めるな❗️」 - 112スレ立て初心者25/01/23(木) 07:41:36
ソフィア「何でこんな・・・何の為にここまで」
ルナ「逆に聞くけど、貴女は何の為に戦っているの?」
ソフィア「それは・・・」
ルナ「理由も無く戦っている子に、負ける私達じゃ無いわよ」
ルナの中で種が弾ける感覚が起こる
ソフィアルドラの射撃をビームシールドで防ぎながら近づき、ライフルを切り落として蹴りを入れる
ソフィア「グッ❗️まだこんなことで」
対艦刀で切り掛かるがすれ違い様に対艦刀を壊される
ビームマントで切り掛かるがフリーダム弐式のレールガンでバックパックを壊されデュエルのサーベルで両腕を壊される
ソフィア「負けた・・・ごめん、イングリットお姉ちゃん」
イザーク「トドメだ」
ルナ「待って下さい、ジュール中佐!」
以下「何故だ?」
ルナ「その子はまだ10歳です。訓練された兵士でもありません」
イザーク「何だと⁉︎」
ソフィア「子供扱いってわけ⁉️」
ルナ「理由も無いなら戦場に出ないで。戦う術も覚悟もない子を殺すのは人として嫌なのよ」
ソフィア「・・・じゃあどうするの?」
ルナ「確かお姉さんいたわよね?その人のところに戻すわ」
イザーク「・・・仕方ない、ここは任せておけ」
セツコ「分かりました」
ソフィアルドラを抱えてエクリプス弐式がレクイエム前に向かう - 113スレ立て初心者25/01/23(木) 18:22:41
グルヴェイグの中で目を覚ますアウラ
アウラ「・・・誰も、生きてないか・・・妾ももう、死ぬのか・・・やっとこの体から、解放されるな・・・」
レクイエムの発射時間が迫る
アウラ「発射まで残り僅か・・・どうせもう、勝ちは無いが、せめて相打ちには持っていけるな」
レクイエムの発射口のリフレクター発生装置ををアカツキのドラグーンとミーティアのフルバーストで破壊する
ステラ「これで狙える」
ムウ「行け、ソラ❗️」
デスティニーspec2がゼウスシルエットを構える
ソラ「これで、壊れろおおおお‼️」
ゼウスシルエットの一撃でレクイエムの中心部まで届き、全壊する
爆発に巻き込まれるグルヴェイグ
ソラ「レクイエムの破壊を確認!後はヤキンドゥーエだけです」
マリュー「分かったわ。お疲れ様」
アスラン「良くやった、ソラ。ヤキンドゥーエは俺達が向かう」
キラ「皆、ありがとう。後は僕とアスランに任せて」
マイティーストライクフリーダムとインフィニットジャスティス弐式がヤキンドゥーエに向かう
アスラン「キラ、コイツはお前が使え」
キラ「アスラン・・・ならこれは君が使って」
インフィニットジャスティス弐式のレールガンとマイティーストライクフリーダムの連結ビームサーベルを交換する - 114スレ立て初心者25/01/23(木) 23:39:13
イング「お母様・・・レクイエムまで・・・」
マユ「これ以上戦っても意味ありません。降伏を」
イング「そうかもね。だけど今更」
ラグナロクの対艦刀を切り落とすライジングフリーダム
イング「まだよ❗️」
ビームサーベルを蹴り落として奪い取り羽ビームを撃つラグナロク
イング「これで形成逆転よ」
マユ「まだ武器ならある❗️」
ライジングフリーダムの光の翼がデスティニーの対艦刀を引き寄せる
マユ「ハアアアアアア‼️」
ラグナロクの両腕が破壊される
イング「グッ⁉️」
距離を取ってフルバーストするラグナロクだが、光の翼で防がれる
水色の光がラグナロクを包み、動けなくする
イング「これは❗️動かない、どうして⁉️」
マユ「見えた❗️あそこ「イングリットさんが・・・ならこれで❗️」
対艦刀を構え、突撃するライジングフリーダム
マユ「ウオオオオオオオオオ‼️」
ラグナロクの腹部の左側に対艦刀が突き刺さる - 115スレ立て初心者25/01/24(金) 01:39:17
ラグナロクのコクピットハッチをこじ開けるライジングフリーダム
マユ「イングリットさん、脱出を。こっち来て下さい」
イング「その為にわざとコクピットを外したの?悪いけど今更この世に未練なんて・・・」
マユ「イングリットさんと私って似てますよね。私も昔は理不尽な世界に対して怒ってましたから。くだらない理由で争い続ける人類に、選択を誤って大切なものを失った私自身にも。それで目の前の事に怒りをぶつけて、壊して、殺して・・・でも私にもまだ残ってるものが、守りたいものがあると気づく事が出来たんです。
だからイングリットさんにも、気づいて欲しかったんです。この世界は嫌な事、辛い事が多いけど、それだけじゃないって。優しさも美しさもまだあるって知って欲しかったんです」
イング「マユ、私は・・・ソフィアと生きてみたいかも」
イングリットがライジングフリーダムに乗り込んだ瞬間に爆発するラグナロク
エクリプス弐式がソフィアルドラを抱えてやってくる
ルナ「マユ!無事なのね❗️良かった・・・けど、なんでそんな水色に光ってるのよ?」
ソフィア「イングリットお姉ちゃん、そこにいるのね。今行く」
ソフィアがルドラから降りてライジングフリーダムに向かって跳ぶ
マユ「ちょっ⁉️急に飛び降りないでよ❗️」
ライジングフリーダムが慌ててソフィアを乗せる
ソフィア「やっぱりいた❗️良かった、お互い無事で」
イング「ソフィア、貴女ね・・・宇宙空間で跳ぶのはやめなさい」
マユ「この子、危なっかしいわね・・・こんなんでよく生きてたわね」
ルナ「兵士でもない子を殺さないわよ。そっちは?」
マユ「こっちはもう終わったよ」
ルナ「分かった。貴女は休んでいいわよ」
マユ「まだ行けるよ。二人共、いいよね?」
ソフィア「分かったよ」
イング「構わないけど、行ってどうするの?」
マユ「何か私に出来る事があるかもでしょ?最後まで気を抜けないからね」
イング「それもそうね」 - 116スレ立て初心者25/01/24(金) 10:15:32
ヤキンドゥーエ前
セツコ「まだこんなに無人機が・・・このままでは」
イザーク「くっ、だがやるしかない」
アスラン「大変そうだな、イザーク?」
マイティーストライクフリーダムとインフィニットジャスティス弐式がやって来る
イザーク「貴様❗️どこで何してたんだ❓」
アスラン「ファウンデーションの奴らを相手してたさ。それよりそんな状態なら俺らに任せてもいいんだぞ?」
イザーク「まだやれるわ‼️それはそれとして手伝え❗️」
キラ「セツコさん、オーブ兵を一旦下がらせて」
セツコ「キラ君、どうするの?」
キラ「ディスラプターで真っ二つにする。近くにいると巻き込まれるから離れさせて」
セツコ「分かった。全機一時待避!ヤマト准将の攻撃の後、攻撃再開だ!」
オーブ兵「了解」
ラクス「セツコさん、すっかり隊長さんっぽくなりましたね」
セツコ「はい。ラクスさんも無事なんですね」
ラクス「ええ。お陰様で」
ディスラプターでヤキンドゥーエが縦に真っ二つになる
セツコ「全機突撃❗️私に続け❗️」
イザーク「俺達も続くぞ❗️」
アスラン「俺達もやるぞ、キラ」
キラ「分かってる。これで今度こそ、終わらせる!」 - 117スレ立て初心者25/01/24(金) 21:35:31
ミレニアム陣営もヤキンドゥーエ前に着く
マリュー「私達もやるわよ」
ソラ・ステラ・ムウ・ヒルダ「了解」
全員でヤキンドゥーエを破壊する為攻撃する
ソラ「これなら間に合うか?」
ハイン「・・・いや、待って下さい。内部に大量の爆弾が❗️このまま破壊すると爆発して我々が巻き込まれるだけで無く破片が地球に落ちます❗️」
アーサー「えええええ‼️どうすれば?」
ソラ「ならば中の爆弾を取り除いて破壊すれば」
ハイン「無理だ❗️壊すだけならともかく、もう地球の重力に引き寄せられている。爆弾の回収なんてしてたら間に合わない❗️」
アスラン「くそ❗️・・・どうすれば・・・」
アビー「これは、高速で接近する機体が!これは・・・ライジングフリーダムです⁉️」
水色の光の翼を広げ体を水色のオーラで包んだライジングフリーダムが高速で移動する
マリュー「マユが⁉️・・・けど来たところで」
キラ「マユ⁉️なんて速さだ・・・」
ソフィア「もう着いちゃった!マユお姉ちゃん、速いね」
イング「来たのはいいけど、何も出来ないわよ」
ステラ「マユ、一体どうするつもりなの⁉️」
マユ「話しは聞いたよ。ならば、答えは一つ」
ライジングフリーダムがヤキンドゥーエの前に回り込んで押し返そうとする
イング「貴女、正気⁉️モビルスーツで押せる規模じゃないでしょ❗️」
マユ「この力は特別なんでしょ❗️奇跡の一つや二つ、起こしてみせる❗️」
イング「限度があるでしょ❗️」
マユ「イングリットさん、昔見た本でこんな感じで押し返した話しがあったんでしょ?なら・・・」
イング「御伽話の内容よ❗️現実で出来るわけないでしょ❗️」
マユ「けどやるしかない❗️地球にこんなもの、落とさせてたまるかああああああ‼️」 - 118スレ立て初心者25/01/25(土) 08:49:34
キラ「マユ、無茶だ❗️早く戻って❗️」
アスラン「マユ❗️無理だ❗️」
ハイン「これは・・・ライジングフリーダムが押し出して落下速度が僅かに遅くなってる⁉︎モビルスーツ一機の推力を遥かに超えてる・・・」
マユ「ほら❗️出来ない事は無いのよ❗️」
イング「いや、けど一人じゃ・・・」
ソラ・ステラ「一人じゃ無い❗️」
ゼウスシルエットをパージしたデスティニーspec2とミーティアをパージしたインパルスspec2がライジングフリーダムの横で共に押し出す
ヒルダ「お前らまで❗️無茶だ❗️」
マユ「ステラ・・・お兄ちゃん・・・」
ソラ「相変わらず無茶するな、マユ。だが、一人にはさせない。オレもやる」
ステラ「マユ、一人で背負わなくていい。私もマユの隣にいる。一緒に押し返そう」
マユ「ステラ、お兄ちゃん、ありがとう」
マリュー「ハインライン大尉、爆弾の位置は分かるかしら?」
ハイン「ええ、全て確認出来ますが、どうして?」
マリュー「なら、爆弾の無い位置に攻撃する。全機に伝えて❗️少しでもあの子達の負担を減らすのよ❗️」
コンパス組「了解」
トダカ「オーブ軍、全機攻撃再開❗️コンパスと共に地球を守るぞ❗️」
オーブ軍「了解」
イザーク「ザフト軍も続け❗️今度こそ、地球に落とさせるな❗️」
ザフト軍「了解」 - 119スレ立て初心者25/01/25(土) 18:31:20
全軍でヤキンドゥーエに攻撃する
イング「連携は取れているようだけど・・・これじゃあ間に合わないわね」
マユ「じゃあ手伝ってよ、イングリットさん❗️私に力貸して!」
イング「・・・どうしてそこまで」
マユ「当たり前でしょ❗️仲間が、友達が、何より愛している人がいるのにこんなとこで終われるわけないでしょ❗️
それに、私はやりたい事があるのよ❗️」
イング「やりたい事?それは何かしら?」
マユ「ステラに、告白するのよ‼️お揃いの指輪買って、式にみんな呼んで、お揃いのドレス着て、最高の式を上げる。そして幸せになるんだ‼️」
イング「結婚⁉️こんな時に何考えてるのよ・・・」
ステラ「あの、気持ちは嬉しいんだけど・・・皆んなに聞こえてる、流石に恥ずかしいよ」
マユ「あ、しまった・・・ごめん、後でやり直させて」
マリュー「まさかこんな時に告白するなんてね」
キラ「マユが一番とはね・・・」
ラクス「いいと思いますよ、マユさん」
ソラ「なら何としても落とさせるわけにはいかないな」 - 120スレ立て初心者25/01/26(日) 01:06:25
ヤキンドゥーエに連合の部隊が現れる
イザーク「連合⁉️このタイミングでだと・・・」
連合兵「我々はそれの破壊のために来た。敵対の意思はない」
トダカ「ジュール中佐、彼らの言ってる事は本当です。カガリ様から協力してもらえると連絡が」
連合兵「地球の危機に我々も黙って見てる訳にはいかないんだ!」
イザーク「分かった。中に爆弾があるから、ある程度破壊した後、爆弾の除去をする。手伝ってくれ」
連合兵「分かった」
イング「・・・連合とザフトが協力・・・そんな事が」
マユ「今まで色々あったけど・・・戦争したくないのは連合もザフトも一緒だよ。ナチュラルもコーディネイターも変わらないよ」
イング「今は協力してもいずれまた・・・ならいっそ今の内に・・・」
ソフィア「イングリットお姉ちゃん、私は生きてみたいよ。この世界には、酷い人や怖い人だけじゃない。優しい人もいるって知ったから。イングリットお姉ちゃんと生きてみたいよ」
イング「ソフィア・・・分かった」
マユの手にイングリットの手が重なる
マユ「イングリットさん?」
イング「私も・・・もう一度、信じてみたい。まだこの世界は、捨てたものじゃないって。良いこともあるって信じたい」
イングリットの目が紫に光る
ライジングフリーダムの体に紫のオーラを纏う
イング「やるわよ、マユ❗️」
マユ「はい、イングリットさん❗️」 - 121スレ立て初心者25/01/26(日) 04:42:27
ヤキンドゥーエの落下速度が更に遅くなる
ハイン「まだライジングフリーダムの推力が上がるのか⁉️」
ソラ「よし、これなら」
マユ・イング「ガハッ‼️」
ステラ「マユ⁉️大丈夫❓」
マユ「何これ・・・血⁉︎」
イング「無茶しすぎなのよ・・・これ以上するとただじゃ済まないわよ・・・」
ソラ「マユ、もういい❗️無茶するな」
マリュー「マユ、戻りなさい❗️よく分からないけど、貴女の体がもたないのでしょう。ならこれ以上やらせる訳には」
マユ「まだ・・・行けます❗️」
アスラン「やめろマユ❗️死ぬ気か⁉️」
マユ「死ぬ気なんて無いわよ❗️これくらい・・・ゲホッ‼️」
ヒルダ「それ以上はやめな❗️」
ムウ「あとは俺達に任せろ、マユ❗️それ以上は」
イング「多分言うこと聞かないわよ・・・そんな余裕もないし・・・ゴホッ‼️」
ラクス「イングリットさんもやめてください❗️貴女まで」
イング「元々死ぬつもりでもあったのよ・・・気にしないで良いわよ」
ソフィア「イングリットお姉ちゃん、マユお姉ちゃん・・・」
ソフィアの手がマユとイングリットの手に重なる
イング「ソフィア・・・貴女何を?」
ソフィア「このままじゃあ二人が危ない。なら、私も手伝いたい!」
イング「気持ちはありがたいけど・・・簡単に出来る事じゃ無いわよ」
ソフィア「だからって見てるだけは嫌❗️私だって❗️」 - 122スレ立て初心者25/01/26(日) 07:49:59
ソフィアの目が赤く光る
ライジングフリーダムの体に赤色のオーラが追加で纏われる
イング「ソフィア、貴女も⁉️」
ソフィア「出来た・・・けど、これ結構しんどいね」
イング「初めてならそんなものよ。むしろ最初に発動してからずっと出しっ放しでいけてるマユがおかしいだけよ」
マユ「でもこれで楽になった。やろう❗️」
ライジングフリーダムの推力ででヤキンドゥーエが押し返され始める
ハイン「ヤキンドゥーエが上がっています⁉️そんな事が・・・」
ソラ「大丈夫なのかよ、マユ⁉︎」
マユ「ゲホッ‼️・・・まだ・・・いける・・・よ」
ステラ「誰か、手伝って‼️このままじゃマユが‼️」
マリュー「この場にいる全モビルスーツで、押し出し手伝って下さい❗️少しでもマユ達の負担を減らして頂戴❗️」
全員「了解」
ヤキンドゥーエを全員で押し出す
地球から離れていくヤキンドゥーエ
ハイン「ここまでで大丈夫です。・・・この距離なら落ちません。爆発しても地球に影響もありません」
キラ「分かりました。ソラ、やるよ」
ソラ「はい。マユは今すぐ戻れよ」
マイティーストライクフリーダムがミーティアを装備してフルバーストし、デスティニーspec2がゼウスシルエットを放ち、ヤキンドゥーエを破壊する
マリュー「ヤキンドゥーエの破壊を確認。お疲れ様。
ご協力していただき感謝します」
連合兵「お礼を言うのはこちらの方だ。地球の為に奮闘してくれて感謝します」
イザーク「これについてはこんなものを直していた事に気づかなかった我々の落ち度です。破壊してくれて感謝します」
ソフィア「ハァ〜疲れた。って二人の方が辛かったよね、大丈夫?」
イング「私はなんとか・・・けど、しばらく休みたい」
ステラ「とりあえず、ミレニアムに帰ろう。マユ、行ける?」
イング「・・・マユ?貴女どうし・・・」
マユが目を閉じて気絶していた
ステラ「マユ⁉️嘘・・・嘘でしょ⁉️」
イング「・・・まだ息はあるわね。代わりに私が操作して戻ります。案内してもらえる?」 - 123スレ立て初心者25/01/26(日) 19:35:58
ミレニアムに着艦するインパルスspec2とライジングフリーダム
ライジングフリーダムからマユを抱えてイングリットとソフィアが降りる
ステラ「マユ❗️」
マリュー「すぐに医務室へ❗️」
担架に乗せられ運ばれるマユ
マユが運ばれた直後にしゃがみ込んでしまうイングリット
ソフィア「イングリットお姉ちゃん⁉️大丈夫?」
イング「だ、大丈夫・・・よ」
マリュー「貴女達も医務室に来てもらいます。話は体調がよくなってからです。それで良いですね?」
イング「はい。それで大丈夫です」
マリュー「分かりました。立てますか?」
イング「ちょっと難しいです。ソフィア、悪いけど肩貸してもらえる?」
ソフィア「分かった。行こう」
イングリットとソフィアも医務室に向かう
マリュー「・・・ようやく終わったのね。けどこれからどうなるのかしらね」 - 124スレ立て初心者25/01/26(日) 23:28:24
ソラ「とりあえずマユはミレニアムで休んでるそうです。いつ目覚めるかは分からないそうですが・・・」
アスラン「そうか。マユの奴、相変わらず無茶ばかりしやがって・・・」
キラ「ソラはマユのとこに行ってあげなよ」
ソラ「はい。キラさん達はどうするんですか?」
メイリン「とりあえず私達はカガリに報告しにオーブに戻るよ。マユちゃんが心配だけど」
ルナ「マユが目覚めたら心配してたと言っといてね」
ラクス「・・・私達も行きます。結果的にとはいえ、私達のせいでおおごとになりましたから、多分コンパスは続ける事は難しいでしょう」
キラ「今後の事もカガリに相談したいからね・・・その間、ミレニアムを任せたよ」
ソラ「キラさん・・・分かりました」
キラ「いつも面倒事頼んで悪いね」
ソラ「いつものことでしょ。それにオレ達の仲です。気にしないで下さい」
マイティーストライクフリーダムとインフィニットジャスティス弐式とエクリプス弐式がオーブに向かう
ソラ「・・・コンパスは続かないか・・・せっかくみんなと一緒に入れたのに、少し寂しくなっちゃうな」
シン(まぁその辺は今は考えても仕方ないだろ。それに俺達の事も考えないとだろ?)
ソラ「そうだった❗️え、どうしよう・・・一応シン・アスカでザフトに所属してるんだけど、ややこしいよな」
シン(そこは好きにしていいよ。問題は俺回りと上手くやっていけるかな?)
ソラ「マユ以外は初対面だからなぁ・・・説明するのも大変だな」 - 125スレ立て初心者25/01/27(月) 10:47:40
ソラがミレニアムの医務室に入る
ステラ「あ、シン」
ソラ「マユは?」
ヒルダ「寝ているよ。アンタの方こそ、大丈夫なのかい?アコードの精神攻撃受けたんだろ」
ソラ「オレは大丈夫ですよ・・・ん?アグネス?いつの間に」
アグネス「アンタが来る前にミレニアムが迎えに来たのよ。それよりなんでマユが倒れているのよ」
ムウ「ヤキンドゥーエを押し出したからな・・・なんか特殊な力って奴らしいが、無茶しやがる」
マリュー「それ、貴方が言う?」
ソフィア「貴方・・・誰なの?」
ソラ「オレはソラ・モミジだけど、君は?」
ソフィア「私ははソフィア・ニュージェネ。アコードだよ。それより、貴方の中にもう一人いるよね?」
ヒルダ「もう一人?そういえばさっき失くしたものを取り戻したって言ってたけど・・・」
ソラ「それは・・・本人に言ってもらった方が早いですね。変わります」
ソラが目を閉じてこうべを垂れる
ムウ「ソラ⁉︎どうしたんだ?」
シン「・・・どうも、初めまして。俺はシン・アスカ。分かりやすく言うと、ソラになる前の、記憶を失う前のシン・・・って言ったら分かります?」
ステラ「えっと・・・どういう事?」
ヒルダ「私達の知るシンとアンタは別って事かい?」
シン「はい。俺もよく分からないですけど、二つの人格が入ってる状態らしいです。あと、体の主権はソラの方なんで俺は長くは体使えないです」
マリュー「そうなのね・・・でも貴方とソラ君、やっぱり似ているわね」
シン「元が一緒ですから・・・マユはいつ、目覚めますか?」
マリュー「私達も分からないのよ。ごめんなさい」
シン「そうですか・・・ならいつ起きてもいいように、待ってますよ」
シンが目を閉じてソラと入れ替わる
ソラ「・・・こういう訳なんですけど」
ステラ「そんな事になったんだシン・・・いや、シンはさっきの方なんだっけ?」
アグネス「ややこしいわね・・・」 - 126スレ立て初心者25/01/27(月) 20:11:08
カガリ「キラとラクスは私の別荘に行ってくれ。そこなら人目はつかないし、それも置ける場所がある。そこでしばらく隠れていてくれ。近いうちに直接会いに行くから」
キラ「分かったよ、カガリ」
ラクス「分かりました、カガリさん」
マイティーストライクフリーダムが別荘に向かう
カガリ「とりあえず報告頼む。ヤキンドゥーエが落ちてきたってなんでアレがあるんだ?押し返したってどういうことだ?」
アスラン「ヤキンドゥーエはジャガンナートが修理していたらしいが・・・中に爆弾まであるのは知らなかった」
ルナ「地球に向かってたから壊そうとしたんですが、地球にまで届く規模の爆発だと聞いたらマユが押し出そうとして・・・結果的に押し返した後キラさんとシンが壊したんですが」
カガリ「いや、押し返したってモビルスーツで押し返せるものなのか?」
アスラン「そこは俺達も見てたがよく分からないんだ。マユの機体も青い翼が生えてたり・・・本人に聞かないとだがマユは・・・」
カガリ「そうか・・・まぁそれは後でいい。問題はこの騒動をどう収集つけるかだ。ファウンデーションがやらかした事はともかく、アコードの存在をどうするかだ。
アコードの存在は既に公表されたが、アレを認めるとラクスや捕虜になった他のアコードの立ち位置がまずいからな。ただそれを認めないと、キラの軍事境界線を超えた件がキラに責任をとってもらわないといけなくなる」
メイリン「ファウンデーションの仕業だと言っても、アコードの能力と言わないと説明できませんからね」
アスラン「しかもそうすると同士だと言われたラクスもそれが出来ると他の人間にはそう思われる。ラクスの立ち位置まで危うくなるな・・・」 - 127スレ立て初心者25/01/27(月) 23:16:04
カガリ「・・・まぁ難しい事はもっと人を集めてからだな。それよりザラ一佐、一つ聞きたい事があるのだが、構わないよな?」
アスラン「カガリ、な、なんのことだ?」
カガリ「あのアコードとの戦いの時に奴が変なことを言ってたな・・・破廉恥な妄想とやらについて詳しく聞かせてもらおうか」💢
アスラン「カ、カガリ、アレはだな、その・・・勝つための作戦でだな」
ルナ「何やってんのよ・・・」
メイリン「アスランさん、流石に引きますよ」
カガリ「何を考えてたか、全部言ってもらうぞ❗️何を思い浮かべたんだ、言え❗️」
アスラン「え・・・その・・・き、君の事を、考えてたんだ」
カガリ「そ、そうか・・・」
ルナ「アスハ代表、そこで終わったらいけません」
メイリン「もっと聞くべきです。どこまで想像したのか聞かないと」
アスラン「やめろルナマリア❗️メイリン❗️それ以上は」
カガリ「それもそうだな、ほら、全部言え、アスラン❗️」
アスラン「もうやめてくれ、カガリ!あそこまで曝け出したのを改めて思い出すのは恥ずかしいから」
カガリ「曝け出した⁉️お前なあぁぁぁぁぁ‼️」 - 128スレ立て初心者25/01/28(火) 10:31:09
アスハ邸前の海岸に片膝立ちでいるマイティーストライクフリーダム
キラ「こうして二人きりになるのも久しぶりだね」
ラクス「そうですわね。でもしばらくは一緒にいれますわ」
キラ「うん・・・ごめん、ラクス。実はラクスがファウンデーションに攫われた時、本当に裏切られたと思って一度諦めてたんだ。けどアスランとみんなに励まされて・・・情けないよね」
ラクス「いいえ、私も貴女を攻撃するよう言ったら のは私なのです。キラが謝ることではありませんわ」
キラ「でも、僕は君の気持ちを考えれていなかったんだ・・・不安にさせてしまったんだ。だからこそ、ラクスには思ってる事全部言うと決めたんだ」
ラクス「キラ・・・ええ、私も貴女には思っている事はちゃんと言いますわ。自分の言葉で、声にして伝えますわ」
キラ「ラクス・・・改めてだけど、僕はラクスが好きです。これからも僕とずっと一緒に居てください」
ラクス「キラ、はい。私もキラの事が好きです。これからもよろしくお願いします」
キラとラクスがキスをする
キラ「ラクス・・・その、良いかな?ここで・・・」セキメン
ラクス「キラ・・・はい、優しくしてくださいね」セキメン
キラ「うん・・・なるべく優しくするよ」セキメン - 129スレ立て初心者25/01/28(火) 20:01:21
謎の空間で目覚めるマユ
マユ「ん・・・ここって・・・前も来たとこだ・・・まずいな、無茶した結果死にかけたなんてみんなに怒られるじゃん・・・あー早く戻らないと・・・」
奥から誰かやってくる
マユ「あっ誰か来た。お父さん?お母さん?いや違う・・・ってタリア艦長にデュランダル議長⁉️いやなんで⁉️」
ギル「やあ、久しぶりだね、マユ」
タリア「久しぶり。少し大きくなったかしら?」
マユ「まぁ2年経ちましたし、色々大きくなりましたよ。それよりなんで二人がこっちに?」
タリア「私はまた無茶している元部下の様子を見に来ただけよ」
マユ「うっ・・・気をつけてるんですけどね」
タリア「相変わらずね・・・けど前よりはマシね。前は自分が死んでも構わないって感じだったのに、生きる為に戦おうとしている。元上司としてはそれだけで安心できるわね」
マユ「艦長・・・それで議長はどうしてこっちに?」
ギル「君に一つ聞いてみたくてね。君はこの世界をどう思うかな?君は今のままで大丈夫だと思うかな?」
マユ「・・・難しい事はよく分からないです。けど人間誰だって間違える事はありますよ。私も同じです。けどそれでもやり直す事はできます。だから大丈夫だと思いますよ。少しずつだけど、ゆっくりだけど変わっていけますよ」
ギル「そうか・・・急ぎ過ぎたんだな、私は。色々すまなかったね」
マユ「別に良いですよ・・・ではお元気で」
タリア「ええ、貴女こそ元気でね」
ギル「ああ、と言っても私達はもう死んでるけどね」
マユ「あ、そうか。じゃあ、失礼します」 - 130スレ立て初心者25/01/28(火) 23:33:16
マユ「ん・・・ここは、どこ?」
ノア「あ、起きたんだ、マユ」
マユの隣のベッドに顔と右腕に包帯が巻かれたノアがいる
マユ「ノア・・・ってここはどこ?あれからどれだけ時間経った?」
ノア「ここはオーブの病院。貴女あれから3日は寝ていたよ」
マユ「3日⁉︎そんなに寝てたの⁉︎」
ノア「そうよ。初めて会った時から無茶してたわね、マユは」
マユ「それノアが言う事?私より大怪我じゃない」
ノア「まぁそうね。私が起きたのは昨日だけどあの後の事はみんなに聞いてきたわ。アンタのアレ、なんなの?」
マユ「私もよく分かってない。漠然とこういう事に使えるくらいしか・・・それよりノアはどうなの?治るの?」
ノア「右腕は今までより動かすのが大変になるくらいかな。日常生活には困らないくらいだし、リハビリでなんとかはなるかもって。顔の方が酷くて、昨日包帯外して見たんだけど傷跡は大き過ぎて隠すことも難しいらしいし、右目の瞳が白く変色して、視力がほとんど失ったの・・・もう戦う事はできないわね」
マユ「そうなんだ・・・」
ノア「マユは気にしなくていいよ。アレは私がやりたくてやった結果だから」
マユ「そういえばイングリットさんはどうなったの?私と同じで血反吐吐いてたけど」
ノア「あの人はマユよりマシだったらしいから、少し触ってたら回復してた」
マユ「そうなんだ・・・良かった」 - 131二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 09:34:43
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- 132スレ立て初心者25/01/29(水) 10:25:37
ソラ「ノア、入るぞ。調子はどうだ?」
ステラ「ノア、果物買ってきた。これ食べて元気出して」
ソラとステラが病室に入ってくる
ノア「おはよう。二人共、マユが起きたよ」
マユ「ステラ、お兄ちゃん、おはよう」
ソラ「マユ、起きてたのか❗️良かった・・・みんな心配したんだぞ」
ステラがマユに抱きつく
ステラ「良かった・・・本当に良かった・・・マユ」
マユ「ごめん、ステラ。心配かけたよね。もう大丈夫だから」
ステラ「もう、マユは無茶しすぎなんだから。何回心配させるのよ」
マユ「うっ、ごめん・・・やっぱり怒ってるよね」
ノア「大変なのはこれからだよ。この後全員から言われるんだから」
マユ「そうだった・・・はぁ、先が思いやられるわ・・・」
ソラ「・・・マユ、その・・・少しいいか?マユと話したい奴がいるんだが」
マユ「え?別にいいけど、誰が?」
ソラとシンが入れ替わる
シン「・・・マユ、久しぶり。俺がわかるか?」
マユ「お兄ちゃん?どういう・・・もしかして、記憶が」
シン「正確にはソラと俺の二重人格なんだが、まぁ4年ぶりだなマユ」
マユ「お兄ちゃん・・・遅いよ・・・良かった」
マユがシンに抱きつく
シン「長い事入れ替われるわけじゃないけどな・・・それにしても大きくなったな。いつの間にこんなに」
マユ「当たり前でしょ。4年も経ってるんだから。おかえり、お兄ちゃん」
シン「ただいま、マユ。ごめんな、今まで一人にして・・・いや、一人じゃなかったな」
マユ「うん。私は一人じゃないから。ステラが、みんながそばにいたからね」 - 133二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 20:08:12
保守
- 134スレ立て初心者25/01/29(水) 20:17:08
シンとソラが入れ替わる
ソラ「・・・ごめんな、あまり長くは変われないんだ。せっかくシンと、兄と会えたのにな・・・」
マユ「何言ってるのよ。貴方も私のお兄ちゃんだよ。だから謝らなくてもいいよ。それに私の為にシンでいてくれたでしょ?だから、ありがとう、ソラお兄ちゃん」
ステラ「うん。これからソラって呼べばいいかな?シンだとややこしいし、その名前気に入ってるんでしょ?」
ノア「そうだね。今度は私達が合わせる番だよね。よろしく、ソラ」
ソラ「みんな・・・ありがとな」
マユ「これからもよろしくね、ソラお兄ちゃん。
ステラ、ちょっと良い?」
ステラ「ん?別にいいけど何?」
ステラにキスするマユ
ソラ「お、おお。進んでるな・・・」
ノア「病室でカップルのイチャイチャを見せられるとは・・・」
ステラ「・・・急だね。どうしたの?」
マユ「したかっただけだよ。ステラもこれからよろしくね」
ノア「マユって・・・最初会った時と変わった?」
ソラ「多分変わったな・・・前向きに」
マユ「いいでしょ?今私は幸せなんだし。今も、これからも。
だから・・・この後、多分みんなに怒られるから、少し庇って、お願い❗️」
ステラ・ソラ・ノア「いや、自分でなんとかしなよ」
マユ「いいじゃん❗️私達の仲でしょ❗️」
シードフリーダム編完 - 135スレ立て初心者25/01/29(水) 21:04:21
あとがき
シードフリーダム編はこれで終わりです。
誤字脱字、本家と大分違う展開になりましたが、ここまで見てくださり、ありがとうございます。
この後は後日談の小話を少しだけして終わるつもりですので、もうしばらくだけお付き合いください。
元々シードフリーダム編はやるかどうかは直前まで悩みました。というのもシードデスティニーでの生存者が多い為、戦力が本家より大分強くなってしまいました。その為、ファウンデーション陣営を本家のまま出すと前回と同様に最終決戦が楽になってしまう危険性がありました。シードデスティニー編ではノアというオリジナルキャラを投入してラスボスにするつもりでしたが、上手く活かしきれなかった事と、同じ様にオリジナルラスボスを出してもアレなので大変悩みました。
悩んだ末に、とりあえず、マユとイングリットをぶつける事、前回できなかったシンの記憶を戻す事、マユが前回と比べて前向きに生きる事が出来るようになったとこをみせるようにする事だけを決めて、残りはいつも通りの流れとアドリブで描く事にしました。 - 136スレ立て初心者25/01/29(水) 22:14:17
ファウンデーション陣営の過去話については完全オリジナルですが、キャラとしての魅力を出すには過去を描いた方がいいと思い、この話を入れました。それとマユとイングリットをぶつけるうえで、イングリットが戦う理由と、イングリットが他と違う理由付けの為にあの設定になりました。
このスレのイングリットはマユの様に子供の時から戦ってる部分がマユと共通しているのである意味、ラスボスに相応しいキャラになったと思います。
ソフィアについては出す予定はなかったのですが、イングリットの戦う理由付けの為に唯一の守りたいものとして妹分としてキャラを出しました。 - 137スレ立て初心者25/01/29(水) 22:45:52
シンについては元々シードデスティニーの頃から記憶は戻すつもりでした。ただ、どうやって記憶を戻したらいいか分からなかった事と、ソラのキャラが気に入った為、記憶が戻るとソラが使えなくなってしまうので記憶が戻らないままシードフリーダムに進んでしまいました。
シードフリーダムで記憶を戻す手段として闇に堕ちろで戻す事は最初に決まりましたが、シンとソラをどうするか考えた末に、二重人格にすることで二人共出せるようにしました。
ちなみに分身はこのスレだとシンのオカルト能力で出来たという設定にしてます。 - 138スレ立て初心者25/01/29(水) 23:21:02
マユとイングリットの能力については簡単に言うとコズミック・イラ版のニュータイプみたいなものです。
思いつきで出したものなのですが、マユのオカルト能力として死者と会話ができたので、そこを活かして何かできないか考えた結果、ニュータイプっぽい何かを出す事にしました。 - 139スレ立て初心者25/01/29(水) 23:35:02
元々シードフリーダム編は本家と同じ様にキラとラクスを主役にするつもりでしたが、それだとマユがパイロットやっている事と、他の生存者がいるこのスレのオリジナル性の意味がない為、シードデスティニー編を経てのマユの成長を描く為、マユが前向きに生きていることを強調させました。
後シードフリーダム編ではダイスを使わずに話を進めました。シードデスティニー編では描きたい展開を決めきれなかった為、ダイスに委ねることもありましたが、シードフリーダム編では描きたい事は一つに絞る事ができたので、ダイスは使いませんでした。 - 140スレ立て初心者25/01/30(木) 00:17:36
最後のヤキンドゥーエを押し出すのはもちろん初めは考えてなかった展開ですが、シードフリーダム編を締める為に、互いに手を取り合う事が出来ることを示唆する為に共通の目的としてあの展開にしました。人間の醜さに絶望して世界を終わらせようとしたキャラが再び出たのなら、ただ倒すだけでなく分かり合える未来を示す為に少しだけでも希望の見える終わりにするため、陣営を超えて協力する展開を入れました。
超展開過ぎて少し世界観が崩壊してますが、本家の様な明るい終わり方に出来て良かったと思っています。 - 141スレ立て初心者25/01/30(木) 10:13:18
後日談その1[新しい名前]
メイリン「もう無茶はしないでね、マユちゃん。分かった?」
マユ「分かったから〜お見舞いに来た人全員から言われたからもういいよ〜」グッタリ
ステラ「マユ、凄く疲れてる」
ノア「全員からしっかり怒られたからね・・・自業自得だけど」
アスラン「そうだ、これに懲りたらあんな真似もうするなよ、マユ」
マユ「だから分かったって❗️ていうかアスランも似た事したでしょ❗️昔ヤキンドゥーエで自爆しようとしたって聞いたけど、アンタに言われたくないな❗️」
アスラン「昔の事だからな。もうあんな事しないさ。マユと違ってな」
マユ「言い方ムカつくわね・・・私ももうしないから!」
ステラ・ルナ「いや、多分またするよね・・・」
マユ「いや本当だから❗️本当にもう懲りたから❗️」
カガリ「何だ元気そうだな、マユ」
カガリとイングリットとソフィアが部屋に入ってくる
ソラ「カガリさん、お久しぶりです」
カガリ「久しぶりだな、ソラ。前より大きくなったな。昔はあんなに小さかったのに」
ソラ「そこまで小さくなかったでしょ。また弟扱いして〜」
カガリ「悪い悪い、ソラはいつまでも私達の可愛い弟だからな」
ソラ「あんまり嬉しくないですよ!」
ノア「仲良いね、貴方達・・・それと貴女があの時のパイロット?」
イング「ええ・・・その、恨んでないの?私の事」
ノア「別に、気にしてないよ。貴女と戦って負けた、それだけよ。生きているだけマシと思ってるから、貴女も気にしなくていいよ」
イング「ありがとう・・・」
マユ「イングリットさんはこの後どうするの?それとこの子も」
カガリ「ソフィアはともかく、イングリットは擁護しきれないからな・・・悪いが死んだ事にして、名前変えて私の秘書をやってもらうよ」
イング「え⁉︎私が秘書を?」
カガリ「ああ。秘書というよりボディーガードの方がメインかな。これからよろしくな」
イング「はい・・・よろしくお願いします」 - 142スレ立て初心者25/01/30(木) 11:15:10
ノア「まぁ、処遇は好きにすればいいけど、別の名前ってどうするのよ?考えてあるの?」
カガリ「いや、まだだ。今から考えるつもりだけど・・・せっかくだから一緒に考えてくれ」
ステラ「こっちで決めていいの?」
カガリ「候補を何個か出して本人に決めてもらえばいいと思うんだが」
ステラ「なるほど・・・けどどんな名前がいいかな?」
メイリン「うーん・・・人の名前考えるのって難しいね」
ルナ「そうね・・・好きな食べ物の名前とかでいいですか?」
アスラン「流石にアレだろ・・・けど好きな事を聞くのはいいな。何か好きな事ありますか?」
イング「えっと・・・特には無いです・・・強いて言うなら、ソフィアかな?」
ソフィア「イングリットお姉ちゃん、私も好きだよ」
ノア「ふふ、微笑ましいけど、それじゃあ意味が無い気が」
マユ「なら、ウミはどうかな?その青い髪が海みたいで合ってるかなって思うんだけど・・・どうですか?」
ソフィア「ウミか・・・いいんじゃない?可愛らしい響きだし」
アスラン「ウミ・・・か・・・兄妹だな」
カガリ「ウミ・・・か・・・やっぱり兄妹だな」
マユ「それ、どういう意味ですか?」
ソラ「ウミか・・・下の名前はどうする?ホタテとか?」
ルナ「いやホタテはないでしょ」
メイリン「それはダサいよ」
イング「流石にそれは嫌よ。
そうね・・・シンジュ。ウミ・シンジュ。これでいいかしら?」
マユ「いいですね。似合ってますよ、イングリットさん、違ったウミさん」
ソフィア「じゃあウミお姉ちゃんって呼べばいいのかな?」
カガリ「別に公的な場所じゃなければ好きに呼べばいいぞ。ウミが気に入ったならそのままでいいけど」
ウミ「ウミって呼んで、ソフィア。イングリットも嫌いじゃ無いけど、これからはウミとして生きてみようと思うから」
ソフィア「分かった。ところで私はそのままでいいの?」
ルナ「貴女は子供だし、今回の計画に何も関わってないからね。特に何かする必要はないわよ」
ソフィア「そうなんだ。私は何かする事ないの?」
カガリ「別に何かして欲しくて保護してるわけじゃないぞ。今はゆっくりしてしたいことを探せばいいさ」
ソフィア「分かった。じゃあ今はマユお姉ちゃんに甘えようかな」 - 143スレ立て初心者25/01/30(木) 11:40:04
マユに抱きつくソフィア
マユ「わっ⁉︎急だね」
ソフィア「マユお姉ちゃん、いい匂い。それに思ったより胸大きい?柔らかい」モミモミ
マユ「ちょ⁉️何するのよ❗️ヒャ」
ステラ「ちょっと❗️マユの胸は私のだから❗️勝手に揉むな❗️」
マユ「それもちょっと違うから❗️」
ソラ「・・・マユの胸がステラのもの?どういう事?」
マユ「そこ聞かないでよ、ソラお兄ちゃん❗️」
ルナ「あんなに小さかったマユが年下に懐かれるなんて・・・なんか感激するわね」
メイリン「そうだね・・・大きくなったんだね」
マユ「アンタらはどの目線なのよ❗️」
ウミ「こら、ソフィア。病人の胸は揉んじゃダメよ」
ソフィア「え〜しょうがないな。ならこっちに甘えるよ」
ルナに抱きつくソフィア
ソフィア「柔らかい、いい匂い、抱き心地最高ね」スンスン
ルナ「今度は私⁉️ていうか匂い嗅ぐな❗️止めなさい」
カガリ「随分甘えん坊だな・・・年相応で可愛げあるけど」
マユ「というよりアレ性的にみてない?揉む手つきがガチなんだけど・・・」
ソフィア「そうだよ。私、女の子の方が好きだもん」
ノア「ガチだったのね・・・ていうかこの年で?大分進んでるわね」
ウミ「ファウンデーションにいた頃は何も役割がなかったから、退屈させたのよね・・・それで適当に取り寄せた本を見せたら気に入ってくれたんだけど・・・」
ソラ「これ・・・百合系の本だ。それであんな風に・・・」
ステラ・ノア「百合?百合の花の事?」
メイリン「いや、知らなくていいから」
ルナ「それはいいから、誰かこの子剥がしてよ❗️服の中に手突っ込んでくるんだけど、ってアン❗️」
ソフィア「大きい・・・凄❗️」モミモミ
ウミ「多分私のせいね・・・私は特に抵抗しなかったから好き放題させてテクだけ達者になったのよ」
アスラン「・・・なぁ、ソフィア、一つ良いか?後で相手が気持ちよくなる触り方を教えてくれ。カガリを喜ばせたい」ヒソヒソ
カガリ「聞こえてるぞ、アスラン!何考えてんだ、お前は!」セキメン
ソラ「最近の子は進んでるな・・・」 - 144スレ立て初心者25/01/30(木) 18:15:14
後日談その2[ジュール隊の今後]
イザーク「・・・とりあえず後は事務処理だけだな。ようやく今回の騒動の終わりが見えてきたよ」
レイ「お疲れ様です、ジュール隊長」
ディアッカ「何か手伝う事あるか、イザーク?」
イザーク「いや・・・今は無いな。それよりお前ら、少し休暇をやるからオーブにでも行ってこい」
レイ「オーブに?何故です?」
イザーク「今オーブににお前の同期が大勢いるんだろ?ノアの事もあるし、少しくらい会って話しをしたらどうだ?」
ディアッカ「イザーク・・・なんで俺もなんだ?」
イザーク「お前はあそこに彼女がいるだろうが!それ以外に理由があるか?」
ディアッカ「良いのか?イザーク」
イザーク「いいさ、それくらい。寧ろくっついて離れての報告をいちいち聞かされるこっちの身にもなれ。何回同じ事やってるんだ、貴様らは❗️」
ディアッカ「悪い悪い・・・ありがとなイザーク」
イザーク「いいから行け!・・・しばらくはどこも疲弊してる筈だから大丈夫な筈だ。行ってこい」 - 145スレ立て初心者25/01/31(金) 02:09:46
レイとディアッカが退室する
イザーク「ふう・・・シホか、どうした?お前にも休みはあげた筈だが?」
シホ「私は大丈夫です。隊長のお手伝いをさせて下さい」
イザーク「そうか、助かる。なら手伝ってくれ」
シホ「はい、分かりました。それと一つ聞いてもいいでしょうか?」
イザーク「何をだ?」
シホ「あの・・・エターナルに集合した時に、エザリア議員からの視線を感じたんですけど、あれってどういう意味なのかなって・・・」
イザーク「あれか・・・その、俺に交際している相手がいないから母上は俺と相性のいい相手を探そうとするんだが・・・多分それだ・・・悪かったな」
シホ「いえ、隊長のせいでは・・・それと隊長って好きな人はいないのですか?」
イザーク「今は特にいないが・・・やけに聞いてくるな」
シホ「いえ、その・・・隊長の好みの女性ってどんな子なのか気になってしまいまして・・・」
イザーク「好みか・・・別に見た目で選ぶつもりは無い。強いて言えば一緒にいて気が合う奴くらいかな」
シホ「そうなんですか。例えば誰なんでしょうか?」
イザーク「まだ聞くのか・・・そうだな・・・気を使わず自然体でいられる奴はディアッカとか・・・後はアスランとかくらいか。別にアイツらが好きなわけでは無いが今のところ女性でそういった相手はいないかもな」
シホ「そうですか・・・」
イザーク「・・・まぁ、レイにノア。それにシホもいる今のジュール隊も自然体でいられるな。だから今は交際のことは考えてないな。それなら逆に聞くが、シホの好みを聞かせろ」
シホ「え⁉️それは、その・・・」
イザーク「そっちばかり質問して不公平だからな。せっかくだし聞いてみようと思ってな。それで、誰か気になってる奴はいるのか?」
シホ「えっと・・・その、いつも怒鳴りがちで、厳しいところはありますけど、部下のことをよく見てくれて、面倒見の良い人・・・ですかね」
イザーク「そうか・・・シホにそんな上司がいたんだな。一度顔を見てみたいな」
シホ「え・・・そ、そうですね」
シホ(もしかして今ので気づいて無いのですか⁉︎隊長・・・いや、私が回りくどいだけだ、私のバカ) - 146スレ立て初心者25/01/31(金) 05:45:35
後日談その3[アークエンジェル]
カガリ「・・・というわけだ。みんなに申し訳ないが、コンパスの活動は停止する事になった。すまない」
コノエ「いえ、アスハ代表のせいではございません。どうか顔を上げて下さい」
マリュー「カガリさんは私達の立場を悪くならない様に手を尽くしてくれました。だから謝る必要は無いわ」
ムウ「まぁそこは良いんだが、俺達はこれからどうするんだ?」
コノエ「おそらく我々ザフトから出向したものはプラントに戻る事になるでしょうが・・・何かあったら言って下さい。私達でよければ力を貸します」
カガリ「ありがとう、コノエ艦長。プラントに戻るまではオーブでゆっくりしてくれ。
それとアークエンジェルの乗組員達はしばらく待機になる。今アークエンジェルノア後継の艦をモルゲンレーテで造ってる所だ」
マリュー「アークエンジェルの・・・いつ頃になるかしら?」
カガリ「まだ未定だ。エリカの奴張り切っててな・・・多分とんでもないの造る気だぞ」
マリュー「そうですか・・・ソラ君達もプラントに戻るのかしら?」
ムウ「多分な。本人に聞くまでは分からないけどな」
マリュー「また離れるかもしれないわね・・・少し寂しくなるわね」
コノエ「我々です。貴方達と共に戦えて光栄でしたよ、ラミアス艦長」
マリュー「コノエ艦長・・・ええ、私も貴方達と共に戦えて光栄でした」 - 147スレ立て初心者25/01/31(金) 12:24:09
マリュー「ところでキラ君とラクスさんはどこに?しばらく身を隠すと言ってたけど」
カガリ「私の別荘だ。あそこなら前の時の様にモビルスーツを隠せるしな」
アーサー「えええええ‼️モビルスーツを家に隠してたんですか⁉︎」
カガリ「何かあった時様にだかな・・・実際一度役に立ったらしいからな」
マリュー「あー、そんな事もあったわね・・・ザフト特殊部隊に襲われて、キラ君が撃たれて・・・ソラ君がエクリプス乗って戦ったわね。それがこうなるとは思ってもなかったけど」
ムウ「俺がいない間にそんな事なってたのか・・・」
アーサー「あー、それでこっちにも攻撃してきたんですか。シン・・・じゃなかった。ソラに一度聞こうとしてたんだけどタイミングが無かったんだよな」
マリュー「それについては申し訳ありません。元々撃ち合うつもりじゃなかったのですが・・・」
アーサー「いえ、過ぎた事ですし、私は気にして無いですよ。それにそのお陰と言うのもおかしいですけどマユがソラと再会出来たんですから」
ムウ「そうだったな・・・あの時のアークエンジェル内はとんでもない空気感だったな・・・特にキラが荒れてたな。仕方ないと思うが・・・」
マリュー「キラ君だけじゃなかったわよ・・・まぁ、これも過ぎた事だし、ソラ君もマユと再会出来たわけだから・・・」
コノエ「思ったより出会いは最悪だったんですな・・・」
アーサー「それが一緒の艦で共に戦ったわけですから・・・いやー、世の中何が起きるか分からないですね」
カガリ「だな。ソラがまさかあそこまで女装が似合うとは思わなかったしな」
ムウ・アーサー「女装⁉️」
マリュー「そんな事もあったわね・・・またやってくれるかしらね?」
カガリ「多分駄目だな・・・前にマユ達と出掛けた時にさせられてトラウマになったそうだから。まぁ、それのお陰でアコードの精神攻撃を乗り越えてシンの人格が戻ったらしいけど」
ムウ「そんな理由かよ⁉️俺の時と大分違うな」
マリュー「貴方も大概よ・・・タンホイザーを受け止めて記憶取り戻したのは貴方だけだと思うわよ」
アーサー「・・・本当に世の中、何が起きるか分かりませんね」
コノエ「その通りですな・・・ある意味とんでもない経験を得られましたな」 - 148スレ立て初心者25/01/31(金) 21:36:14
後日談その4[本音]
ラクス「キラ、ここにいたのですか」
キラ「うん。ラクスも見てよ、夜空綺麗だよ」
ラクス「本当ですわ。綺麗」
キラ「こうして二人でゆっくり出来る日がこんなに早く来るとは思わなかったよ」
ラクス[そうですわね・・・少し前まで私達、全く余裕がありませんでしたから」
キラ「そうだね・・・今だから言えるけど僕は焦ってたんだと思う。ラクスがコンパスの総裁になって、忙しくなって、総裁の役目でラクスを縛りたくない、早く終わらせて自由にしたいって・・・結局僕自身が役目に縛られて周りが見えなくなっていたんだけど・・・」
ラクス「私も同じですわ。キラをこれ以上戦わせたくない、早く、キラを解放したい。そのためならって・・・私達、似た事を考えていたのですね」
キラ「そうだね・・・けどすれ違っちゃった。だからこそきちんと言葉にするよ」
ラクス「私もですわ。例えアコードの能力があっても言葉にして伝えますわ」
キラ「ありがとう・・・そういえばアコードの能力ってどんな事ができるの?」
ラクス「そうですね・・・例えば相手の考えてることを読むことができたり」
ラクス(こうして相手の頭に直接言葉を送る事ができますわ)
キラ「すごいね。そんな事できるんだ」
ラクス「ええ、まぁあまり使う事はないでしょうけど。いざという時の為に使える様にソフィアさんに習っておきますわ」
キラ「そうか・・・そういえばあのパイロットスーツって・・・」
ラクス「あれはハインライン大尉が作ってた新素材で出来たパイロットスーツですわ。予備が他になかったので使わせてもらったのですがそれが何か?」
キラ「いや、その・・・」
キラ(アレ、結構体のラインが出るんだよな・・・それもあってか密着した時に胸の柔らかさがダイレクトに・・・あの時は色々あって気づかなかったけど結構・・・よかったな。また着て欲しいけど・・・)
ラクス「・・・ふふ、キラのエッチ」❤️
キラ「え、あ❗️いやその・・・またあのパイロットスーツ着て欲しいです」
ラクス「はい・・・よろしければ他のも着ますが?」
キラ「ほんと‼️あ、もちろんいつものラクスも魅力的だよ」
ラクス「分かってますわ、キラ」 - 149スレ立て初心者25/02/01(土) 03:43:11
カガリ「あ、ここに居たのか。家の中にいないから探したぞ」
カガリ達がキラ達の近くに寄る
キラ「あ、カガリ。今日来る日だっけ?」
カガリ「お前なぁ。事前に言っただろ」
アスラン「昔のキラみたいだな・・・なんか懐かしいな」
ステラ「隊長、ラクス総裁、久しぶり」
ラクス「はい、久しぶりですわ。マユとノアさんはもう出ても大丈夫なのですか?」
マユ・ノア「今日で退院‼️長かったー」
キラ「そうなんだ・・・大変だったんだね」
マユ「そうですよ〜来る人みんな怒ってくるから大変でしたよ」
キラ「そりゃ仕方ないよ。あんな無茶して」
マユ「だから分かりましたって」
キラ「いや、そう言って繰り返すタイプでしょ、マユは。なんとなく分かるよ」
アスラン「その通りだ。今度こそ気をつけろよ」
マユ「分かりましたって・・・それより隊長はラクスさんと何してたんですか?」
ラクス「ええ、私達はここで二人でゆっくりしてました。偶にお義父様とお義母様が様子を見に来ましたわね」
マユ「ふーん。隊長、もう私達をご機嫌取りに使わないで下さいよ」
キラ「分かってるよ。ありがとう、マユ。ソラとステラも」
ソラ「いえ、大丈夫ですよ、キラさん」
ステラ「仲良くするなら文句は無いよ」
マユ「うん、これなら安心出来ます。後は私達に任せて下さい」
キラ「うん、君達なら任せられるよ。でも何かあったら言ってね。表には出られないけど必ず手助けするから」
ラクス「困ったら何でも言って下さい」
マユ「何でも、ね。ならソラお兄ちゃんが誰が好きなのかアコード能力で見て下さい」
ソラ「何言ってんだ、マユ❗️」
ノア「そうよ、誰が好きかハッキリさせてよね」
キラ「確かに気になる・・・やっぱりセツコさん?」ニンヤリ
カガリ「そうだな・・・一度聞いてみたかったな」ニンヤリ
ソラ「ノアも気になるのかよ⁉︎キラさん、カガリさんまでそんな事言って・・・まさか本当にしませんよね、ラクスさん?」
ラクス「・・・どうしましょうかね、ソラ?」 - 150スレ立て初心者25/02/01(土) 13:01:19
後日談その5[好み]
ソラ「ラクスさんまでそんな事言って❗️助けてアスランさん❗️ステラ❗️」
アスラン「すまないが、ソラ。俺も気になってたんだ」
ステラ「私も、気になる」
ソラ「くそ、こうなったら・・・変わってくれシン❗️」
ソラとシンが入れ替わる
シン「・・・俺にどうしろと?」
ステラ「ソラ、逃げた」
マユ「ソラお兄ちゃんたら・・・まぁ隊長とラクスさんにお兄ちゃんを紹介するには丁度良いか」
シン「そうか・・・シン・アスカって言います。よろしくお願いします」
キラ「よろしくね、シン。一応話には聞いてたけど本当に二つの人格があるんだね」
シン「はい。貴方がキラさんで、そちらがラクスさんでしたよね?ソラがお世話になりました」
ラクス「こちらこそ、ソラには助けられてますわ」
ステラ「よし、挨拶も済んだのでソラの好みを聞こう」
シン「俺も知らないぞ・・・ていうかそんな気になるのか?」
カガリ「そりゃ、可愛い弟の好みは気になるさ」
シン「また可愛いって・・・ソラが拗ねますよ」
ノア「それよりソラの好みは?こっちは結構アピールしてる筈なのに反応しないから、分からないのよ」
シン「だからって本人の許可なく心読むのはいけないぞ・・・確かにソラがハッキリさせないのが問題なんだろうけど・・・」
マユ「そういえばお兄ちゃんは誰かかになる人はいる?」
シン「俺?そういうのは分かんないな・・・けど会った人みんな綺麗だなとは思うよ」
ラクス「あら、ありがとうございます」
カガリ「そう言われると照れるな」
ノア「わ、私も?」
シン「ああ。俺は恋愛感情は分からないけど、ノアは可愛いと思うぞ。自信を持てよ」
ノア「可愛い、私が・・・えへへ」
キラ「・・・中々やるね」
アスラン「ああ、シンはモテそうだな」
シン「何の評価してんですか・・・ってもう時間ですね、ソラと変わります」 - 151スレ立て初心者25/02/01(土) 16:03:03
ソラ「あ、ちょっとシン、まだ早くない⁉️・・・ダメだ、完全に寝ちゃった」
キラ「心の中でも寝るとかあるんだ」
ソラ「はい・・・よし、夜も遅いですしオレ達も寝ましょう」
カガリ「逃がさないぞ」
ラクス「逃しませんわ」
ステラ「見られたくないなら先に言った方がいいと思うよ。言葉にしたら進展するから」
ソラ「くそ、逃げられなかった・・・何故そこまで知りたがるんだよ」
マユ「だっていつも私達と一緒にいるけど、ソラお兄ちゃんのそういう話聞かないから・・・好きな人いないのかなって」
ソラ「・・・分かった、言うよ。オレはセツコさんの事が好きなんだと思う・・・けど、ノアの事も気になっているよ」
ノア「え、本当に⁉️」
ソラ「あんなにアピールしてたらどれだけ鈍感でも気づくよ・・・正直に言うと、ドキドキしている。
けど、どっちもなんて訳には行かないから、ハッキリしてから言おうと思ってたんだよ」
マユ「そうだったんだ・・・ごめんね」
ソラ「いいよ、何も進展してないオレにも問題があったんだろうし・・・みんな、気にかけているのは分かってるから」
ノア「そうなんだ・・・それでどんな子が好みなの?大きい派?小さい派?」
ソラ「そこで普通聞くかよ・・・え、これ答えないといけないの?」
キラ「まぁ、それくらいは答えた方がいいかもね」
アスラン「別にどっちだからって何か言われる訳じゃないだろ、多分」
ソラ「・・・敢えて選ぶとしたら、大きい方かな・・・」
カガリ・ステラ「やっぱりな」
ソラ「いや、どういう事ですか❗️」
カガリ・ステラ「だって、マユの兄だから」
マユ「私⁉️それこそ関係ないでしょ❗️」
キラ・アスラン「あ〜分かるかも」
マユ「何でさ⁉️」
ソラ「よし、この話終わり。寝よう」
ノア「よし、じゃあ、今日は一緒に寝ていい?」
ソラ「勘弁してくれ・・・寝れないから」 - 152スレ立て初心者25/02/02(日) 01:43:12
後日談その6[ヤマト隊]
翌日
ソラ「・・・おはよう」ゲッソリ
ノア「おはよう、みんな」ツヤツヤ
キラ「う、うん、おはよう・・・」
マユ「おはよう・・・なんかあった?」
ノア「別に、特に何も無いよねー、ソラ」
ソラ「ア、ウン、ソダネ」
アスラン「何故片言なんだ?」
カガリ「聞かないほうがいいんだろう・・・話は変わるが、昨日お前達に聞きたい事があったんだった。話が逸れて忘れてたよ」
キラ「忘れないでよ。それで僕達に話しって?」
カガリ「ああ、ヤマト隊の今後について何だが、キラとラクスが表舞台に出れないから解散するんだが、キラはともかく、ソラ達はどうするのか聞こうと思ってな」
マユ「えっと・・・私達はザフトからの出向だからザフトに戻るのでは?」
カガリ「まぁそうだろうな。アグネスはザフトに戻ると聞いたが、そこは好きにしていいぞ」
ステラ「私はマユと一緒ならどこでも」
カガリ「まぁそうだろうな・・・マユとソラはどうする?」
マユ「う〜ん、どうするかな・・・」
カガリ「まぁすぐに決めろとは言わないから、好きなだけ考えてくれ。決まったらウミに連絡してくれ。私はこの後予定があるから、すぐに出るけどな」
ソラ「分かりました、お気をつけて」
ラクス「カガリさん、気をつけて・・・また会いましょう」
カガリ「ああ、またな」 - 153スレ立て初心者25/02/02(日) 04:46:16
アスラン「意外だな。てっきりザフトに戻るのだと思ってたが」
マユ「まぁ、今までだったらザフトだったけど・・・プラントだと婚姻統制があるから、同性のステラと付き合うの反対されそうなのよね。だからステラと結婚するならオーブに行くしか無いとは思うけど、その為にプラントを離れたいかと言われたら・・・正直悩む。それくらい私にとってプラントもザフトも大事だから」
アスラン「そうか・・・ならじっくり考えるといいさ」
マユ「言われなくとも自分で考えますから❗️・・・ソラお兄ちゃんはどうするの?」
ソラ「好きにしていいと言われてもな・・・今まで誰かの助けになりたくて戦ってきたから、自分のやりたい事が分からないんだ」
キラ「そうなんだ・・・じゃあ戦わない道を選ぶ気はある?」
ソラ「え⁉︎」
キラ「あくまで一つの例だけど、ソラなら人に料理を作ったり、子供達の世話とかも出来るから軍人じゃ無い道も選べる筈だよ。それに同じ軍人でも、ザフトとオーブ軍では形式も違うし、戦闘の仕方も変わってくる。だから何をしたいかだけじゃなく、何なら続けられるかも大事だと思うよ」
ソラ「キラさん・・・オレ、オーブ軍に入りたいです。戦うきっかけは誰かの為でしたけど、みんなと過ごしたオーブを守りたい。その想いは自分のものだと思いますから」
キラ「うん、いいんじゃないかな」
アスラン「そうか、ならターミナル共関わる事が増えるな。これからよろしくな、ソラ」
ラクス「頑張って下さい、ソラ」
マユ「そっか。ソラお兄ちゃんはオーブ軍になるんだ・・・私はどうしようかな・・・」 - 154スレ立て初心者25/02/02(日) 13:15:25
後日談その7[故郷]
慰霊碑の前で手を合わせるマユとシン
シン「・・・お父さん、お母さん」
マユ「・・・もう大丈夫?」
シン「ああ、付き合ってくれてありがとな。帰ろっか」
マユ「そうだね。みんな気を使って二人きりにしてくれたけど、そろそろ戻らないと・・・あれは」
慰霊碑の前にトダカがやってくる
マユ「トダカさん、お久しぶりです」
トダカ「マユか。久しぶりだな・・・大丈夫なのか?」
マユ「はい。お兄ちゃん、この人はトダカさん。あの日私を保護してくれた人なの」
シン「あどうも、初めまして。シン・アスカです。マユの事、助けてくれてありがたいございます」
トダカ「軍人として当然の事をしただけさ。君の事はカガリ様から聞いてるよ」
シン「そうなんですね・・・ソラがオーブ軍に入るので、色々よろしくお願いします。そろそろ変わります」
ソラ「・・・お久しぶりです、トダカさん。その、これからよろしくお願いします」
トダカ「分かった。こちらこそよろしく頼む、ソラ。
マユもオーブ軍に入るのか?」
マユ「いえ、まだ決めてません・・・私はどうしたらいいのでしょうか?」
トダカ「それは君が決める事だ。すまないが私が答える訳にはいかない」
マユ「そうですよね・・・どちらにするか迷っています。私にとってオーブもプラントも大事な場所です。だから・・・」
トダカ「選ぶ事が出来ないと・・・それでも軍には所属するのか?」
マユ「はい。私はあの日の様な事を繰り返したく無い、だから戦う。それだけは変わりません・・・ただ、本当にこのままで良いのか分からなくなっただけです。私はちゃんと人を守れているのかな?」 - 155スレ立て初心者25/02/02(日) 16:01:04
トダカ「ちゃんと守れているさ。今回の戦いはマユのお陰で戦争を回避出来たのだと私は思ってるよ」
マユ「いえ、流石に買い被りすぎでは」
トダカ「いや、本当にそうだと思ってる。だから君は自分を信じて進めばいいと思う」
マユ「トダカさん・・・ありがとうございます」
トダカ「・・・私はあの日、君をプラントに送った事を後悔してた。2年前君がザフトで戦ってると知って・・・ミネルバにいる君と戦う事になって、取り返しの付かない事をしたと思ってた。だから死んで償おう共思ったくらいにはね・・・けど生きて謝る様言ってくれた人がいてね。その言葉があったから、私は生きてる」
ソラ「トダカさん・・・」
トダカ「・・・だからこそ、君には自分で選んで欲しい。誰かの為にじゃ無い、君自信の為に選んで欲しい。あの日、自分で戦う事を選んだ様に。
マユ、君が戦うのは何の為だ?誰の為に守る力を求めたのか、もう一度考えるといいさ。少し説教臭くなってしまったな、すまない」
マユ「いえ、大丈夫です・・・今日はありがとうございました」
トダカ「いいんだ。では、私も失礼するよ。何かあったら言ってくれ」
トダカが去っていく
ソラ「オレ達も行くか」
マユ「うん・・・やっぱりきれいだね、オーブの空は」
ソラ「ああ、急にどうしたんだ?」
マユ「何でも無いよ。さ、帰ろう」 - 156スレ立て初心者25/02/03(月) 01:57:58
後日談その8[力の使い道]
ウミ「・・・それじゃあやってみて、マユ」
マユ[分かった、やってみるよ」
マユの目が水色に光る
マユが手をかざして大きい壺を浮かばせる
少しだけ浮く壺
ソラ・ステラ「おお、すごい❗️」
壺を下ろして能力を解除するマユ
マユ「ふぅ〜こんな感じかな?ウミさん」
ウミ「まぁ、初めてにしては加減出来た方ね」
マユ「厳しい・・・でもその通りかも」
ソラ「浮かせられるのってこれより重いものは無理なのか?」
マユ「うん、今はこれより重いものだと加減出来なくてどこか放り投げそうになるから」
ウミ「加減を覚えたら、もっと重いものでも持てる様になるわよ。こんな感じで」
ウミの目が紫に光る
手をかざして、ソファを浮かす
マユ「すご⁉️これ私も出来る様になるの⁉︎」
ウミ「訓練次第ね・・・感覚としては人には見えない手があるイメージだと分かりやすいかしら?浮かす以外も出来るわよ」
マユに向けて手をかざし、髪を三つ編みにする
マユ「わ⁉️こんな感じなんだ・・・」
ステラ「マユ、可愛い。今日はそのままでいてよ」
マユ「ええ、流石に子供っぽいよ・・・解くよ」
ステラ「待って❗️せめて写真だけ、お願い❗️」
マユ「・・・もう、しょうがないな」
ソラ「へえ・・・もしかして人も持ち上げる事できるんですか?」
ウミ「持ち上げた事はないけど、これで間接技掛けた事はあるから出来ると思うわ。試してみる?」
ソラ「いえ、遠慮しときます」 - 157スレ立て初心者25/02/03(月) 05:26:50
ウミ「ふふ、冗談よ。次はソフィアの番だ・・・ヒャア⁉️」
マユ「ウミさん、どうしたの⁉️」
ソフィア「見えない手のイメージ・・・こんな感じかな?」
ウミ「ソ、ソフィア、やめな・・・アン、 - 158スレ立て初心者25/02/03(月) 06:17:56
ソラ「え、何が起きてんの、これ⁉︎」
マユ「分からないけど・・・ソフィアがなんかしてるのかな?」
ウミ「ン、やめな、さい。これ、以上はアン、シャレになら、ない、ヒャン」
ソフィア「これ以上は大惨事になるね・・・やめとこう」
ウミ「ハァ、ハァ・・・ソフィア、貴女ねぇ」
ステラ「ソフィアはウミに何したの?」
ソフィア「この能力なら普段触れないとこもいけると思ったから試しにウミお姉ちゃんのマ」
ウミがソフィアにチョークスリーパーをして絞めあげる
ウミ「それ以上言ったら、許さないよ。後、ふざけた事に能力を使わない」💢
ソフィア「グエッ、ご、ごめん、な、さい」
ウミ「聞こえないわね。それと人前で卑猥な事を言わない様にって、何度も言った筈だけど」💢
ソフィア「うぅ・・・も、もうしません、から・・・は、なしてほ・・・」ガクッ
ソラ「ウミさん、ストップ❗️もう落ちてますから」
ウミ「あら、少し力入れすぎたかしら?」
ソフィアをソファに寝かせるウミ
マユ「ウミさん、ファウンデーションの時もだけど怒らせるとかなり怖いよね」
カガリ「能力の練習をしてると聞いたけど調子はどうだ?」
カガリとアスランが部屋に入ってくる
カガリ「ってどういう状況なんだ、これ?」
マユ「えっと・・・能力で悪ふざけ?をしたソフィアをウミさんが絞め落としたところ・・・かな」
アスラン「どうしてそうなるんだよ・・・それはそうとやっぱり強いな、ウミは。一度手合わせしてみたいな」
カガリ「私もだ。少しくらい自衛出来る様になりたいからな」
ウミ「いいですよ。・・・種目は何にします?・・・代表をボコボコにしちゃったらクビにならないわよね?」
カガリ「別に気にしなくていいぞ。私が挑む側だからな。立てなくなるまでしごいてくれ」
マユ・ソラ「いや、ダメでしょ❗️」
ウミ「それにしても久しぶりにやったわね、チョークスリーパー。またふざけた時に備えて練習するか。もしくは・・・ネックハンギングツリーとか試してみる?」
マユ「絞技限定なんですか?他の関節技とかでもいい気が」
ウミ「能力使うには集中がいるから集中させない為に首絞めが効果的よ・・・それに絞技なら無闇に体を傷つけないから」
マユ「なんだかんだ言ってソフィアの事大事にしてるんですね。大分バイオレンスな教育方法だけど・・・」
ウミ「これも力の使い道ってやつよ。覚えといてね」 - 159スレ立て初心者25/02/03(月) 15:55:03
後日談その9[ミネルバ]
アーサー「とりあえず今日は忙しい中、集まってくれてありがとう。久しぶりに会えた人もいるだろうし、今日は楽しもう。乾杯❗️」
ミネルバ組「乾杯❗️」
ルナ「それにしてもよく集まれたよね。プラントから来るの大変じゃなかった?」
レイ「俺は元々ノアのお見舞いでしばらく休暇もらってたからな。ヴィーノとヨウランもよく集まれたな」
ヴィーノ「うん、ダメ元で聞いたら休みもらえたからさ」
ヨウラン「それにしても、言い出しっぺがマユとはな・・・あのマユがな・・・」
メイリン「そうだよね、マユちゃん甘えん坊だけど信頼する相手にしか見せないからね。ソラとかステラくらいじゃない?」
ステラ「そうかも」
マユ「いいでしょ別に・・・みんな大事な仲間なんだから・・・文句あるの」
レイ「まさか。マユも体大丈夫そうだな、良かった」
ノア「一応聞くけど、私もいて良かったな?マユとは一緒にいなかったけど」
ミーア「私に至ってはザフトですらないんだけど・・・何で私も?」
マユ「ノアは私の命の恩人だからよ。ミーアは私にとって大事な友達だから。みんなで集まりたくなったのよ」
アビー「全員で集まるのは久しぶりだよね・・・最後に集まれたのっていつだっけ?」
ソラ「全員となると・・・2年前にオーブで集まった時以来か?」
ヴィーノ「いや、ソラが議長に招集かけられる前とかじゃなかったか?」
メイリン「その時はお姉ちゃんいなかったわよ。て事は全員集合はこれが最初って事?」
レイ「そうなるな。マユには感謝しないとな」
マユ「それはどうも・・・ふふ、この感じ懐かしいよね」
ルナ「そうね・・・あの時はあんなに小さかったマユが、ここまで・・・」
メイリン「だよね、すっかり大きくなっちゃって」
ヴィーノ・ヨウラン「本当、感慨深いな」
マユ「アンタらは・・・何目線なのよ」
レイ「手のかかる妹分だったからな、突撃癖はマシになったか?」
ソラ「ああ、コンパスに居た時は一応命令は聞いてたぞ」
レイ「そうか・・・成長したな」
マユ「だから、何目線で話してるのよ」 - 160スレ立て初心者25/02/03(月) 16:17:39
レイ「そう言えば、シンの記憶というか人格?戻ったと聞いたが本当か?」
ソラ「ああ、少しだけなら変われるよ」
シン「・・・どうも、初めまして。俺はシン・アスカです。て皆知ってるか」
ヴィーノ「まぁ、ソラがザフト入りする時にシン・アスカを名乗ってたからな」
ヨウラン「本当にソラとは違うんだな・・・マユにこれからソラと呼んでとは言われたけど、正直元が一緒だから変わらないと思ってたんだが・・・」
メイリン「分かるよ。雰囲気が何か違うのよね」
ヴィーノ「・・・なぁ、シン。一つ聞いていいか?」
シン「いいけど、何が聞きたいんだ?」
ヴィーノ「シンてさ・・・昔からラッキースケベ体質なのか?」
シン「は?ラッキースケベ?何それ?」
ヨウラン「そうか、ソラは話してないのか・・・ソラはよく何かの弾みで女性の胸に触れがちだからな。シンはどうなのか気になってな」
シン「そんな事一度も無いわ‼️ていうか初めて聞いたわ、そんな事❗️」
マユ「お兄ちゃんが起きてからは無いけど・・・今まで何度もあったのよ・・・私も食らったわよ」
シン「マユまで⁉️どういう事だよ・・・」
ミーア「聞いたら、孤児院で過ごした時から時々あったらしいしわよ。それに孤児院で居た時からラクスさん達と距離近いらしいし」
ヴィーノ「改めて思うと、コイツ羨ましいな」
シン「本当だよ❗️何なんだコイツ、ラブコメ主人公かよ❗️」
ヨウラン「本当だよな。良かった、お前は話しがわかるやつで」
ルナ「本当、男共は・・・」
ステラ「・・・マユはラッキースケベ体質?」
マユ「違う・・・かな?私もぶつかってる気が」
シン「マユもかよ⁉️・・・ってそろそろ時間だ。またな」 - 161スレ立て初心者25/02/04(火) 01:54:07
ヴィーノ「おう、またな、シン」
ソラ「・・・よし、仲良くやれそうだな、良かった、うん」
ヨウラン「話を逸らそうとしてるな、コイツ」
ソラ「いいだろ、別に。わざとじゃ無いんだからさ」
ヨウラン「尚更だわ❗️悪意なく胸触りやがって。このラッキースケベ❗️」
ソラ「勘弁してくれ・・・体も結構苦労してるんだぞ」
アスラン「何大声で変な事言ってるんだ、ソラ」
マユ「アスラン⁉️どうしてここに?」
アスラン「ここはミネルバの集まりなんだろ?一応俺もミネルバ所属だぞ。まぁ少し野暮用があって遅れたがな」
レイ「お久しぶりです、アスラン」
アスラン「レイもな。元気そうで良かった」
マユ「・・・とりあえず座ったら?何飲むの?ロールキャベツでも食べる?」
アスラン「ロールキャベツ・・・よく俺の好みが分かったな」
ステラ「マユ、隊長にアスランの好みとか、オーブで何してたかよく聞いてたよ。多分仲直りしようとしてるんだよ」
マユ「そんなんじゃ無いから❗️・・・ただ、今回は共に戦ったわけだし、アスランが隊長とソラお兄ちゃんを助けたそうだし、そのお礼くらいはしてあげるわよ」
アスラン「そうか・・・ありがとう、マユ」
マユ「ふ、ふん。別にお礼が欲しいわけじゃ無いんだから・・・ほら、これでも食べてなよ」
ソラ「素直じゃ無いな・・・まぁ、まだ進展した方か」
ノア「何というか・・・ツンデレって奴みたいだね」
メイリン「みたいじゃなくツンデレそのものだよね」
ルナ「まだ、アスランの事怒ってるの、マユは・・・」
マユ「だから怒っては・・・いや、そうよ。これで許したと思わないでよね。あと・・・2年くらいは許さないんだから」
ミーア「最終的に許しはするんだ・・・」
ソラ「きっと、色々お礼とか謝りたいとかは思っても中々言えないんだろう・・・でも少しは歩み寄ろうとしてるよ」
アスラン「いや、分かってるさ・・・気長に待つよ」
マユ「そこ、何勝手に納得してるのよ❗️アスランも勝手に分かった様な事言わない❗️久々なんだから硬い事なしで楽しむわよ」
アスラン「・・・ああ、そうだな」 - 162スレ立て初心者25/02/04(火) 06:06:44
ヨウラン「そういえば、マユ達は休暇はいつまでなんだ?というか今どういう状態なんだ?」
ステラ「コンパスは解散になった。どうするかは自分で決めていいと言われてる」
レイ「そうか。それでどうするんだ?戻ってくるのか?」
ソラ「悪い。オレはオーブ軍に入るよ。オレは最初はオーブにいる皆を守りたい、その為に戦ってきたからさ。もちろん、ザフトの皆も大事な仲間だけど」
ヴィーノ「分かってるよ・・・でもそうなると、マユとステラもか?」
マユ「私はまだ決まってない・・・オーブ軍かザフトか。決められないんだ」
ノア「どうして悩んでるの?何か理由があるの」
マユ「私は将来ステラと結婚したいと思ってる」
ヨウラン「いきなりぶっ込んできたな」
マユ「けど、プラントにいると、婚姻統制があるから同姓と付き合うのは難しいでしょ?オーブならそこんところ寛容らしいから・・・だけどザフトの・・・ミネルバの皆も大事だから、だから自分の都合でザフト抜けるのはちょっと気が引けるかなって・・・優柔不断だよね」
ルナ「大丈夫よ。それだけ自分の人生を考えているって事でしょ?なら誰も文句言わないわよ」
マユ「ルナ・・・」
ルナ「出会った頃のマユって、自分の事全く考えてなかったわよね。だから危険を顧みず突撃して、回りをハラハラさせてたのよ。それがここまで自分のこれからを考えてるんだもん。どんな選択でも、私達は否定しないわよ」
レイ「その通りだ。お前が幸せになる事を俺達皆で祝福するさ」
メイリン「自分の気持ちを大事にすればいいよ、マユちゃん。ステラもそうでしょ?」
ステラ「うん。私はマユと一緒に居たい。だからマユに合わせる」
ノア「ちなみに私もオーブに残るわ。今の私は戦えないし、ソラの近くでアピールしたいからね。完全に私情で選んだ道よ」
ルナ「どうするかなんてこれくらい勝手でもいいのよ。ザフトを裏切った私達も許されてるのよ。マユは少し我儘言ってもいいわよ」
ソラ「マユ・・・親族の挨拶は任せろよ」
アスラン「ソラ・・・多分その励まし方は違うぞ」
ソラ「え、そうかな?」
全員で笑う
マユ「みんな・・・ありがとう。私もオーブ軍に入る。私はやっぱりオーブで生きたい。所属違うから中々予定合わないかもだけど、またこうして集まれるよね?」
レイ「当たり前だ。俺達はずっと、仲間だ」 - 163スレ立て初心者25/02/04(火) 15:56:15
ノア「よし、綺麗にまとまったところで、マユとステラの進展を聞いてみよう」
マユ「進展って・・・何を聞く気よ」
メイリン「確かに気になる。結婚まで考えてるって事だしね。どこまでいったのか気になるよね」
ステラ「まだキスまでしかいってないよ」
ヴィーノ「え、そこまでいってたのかよ」
ヨウラン「初耳だぞ・・・やる事やってたんだな」
マユ「言い方❗️けどこんなもんじゃ無いの?」
ルナ「て事は・・・アレはまだなのね」
メイリン「そうだね・・・流石にマユちゃんにアレはまだ早いよね」
ステラ「・・・まぁ、いずれはしたいけど、まだ早いから・・・」
マユ「ん?早いって何が?キスの先って何かあるの?」
レイ「気にするな、そういうのは人それぞれだ」
マユ「どういう事?ソラお兄ちゃんは分かる?」
ソラ「いや、知らない?結婚だと思ってたけど・・・違うの?」
アスラン「何でお前は知らないんだ・・・いや、教わるタイミングが無かったのか」
ノア「そっか、マユとソラは知らなかったのね。セッ」
ルナ「やめなさい❗️」バシッ
ノア「痛い・・・ちょっと加減してよ」
ルナ「こんなとこで何言い出す気よ・・・危ないわね」
メイリン「ノアはいつ知ったのよ」
ノア「いや、暇だったから色々見ていたらソッチ系の奴見つけて・・・ある程度は見たのよ」
ヨウラン「そうなんだ・・・後でタイトル教えて」
ルナ「ちょっとヨウラン、マユの前ではやめなさいよ。後ノアも、年齢制限的にアウトでしょうが」
ヨウラン「流石にマユの前では見ないから」
ノア「いいじゃ無い、見た目は大人だよ、私」
アスラン「そういう問題じゃ無いだろ・・・」
アーサー「あのね、そういう話はするなとは言わないけど、あまり大声で言わないようにね」
ルナ・レイ「すみません、気をつけます」
マユ「・・・結局何の事か分かんないんだけど」 - 164スレ立て初心者25/02/05(水) 01:49:13
後日談その10[マユ]
ミーア「まぁ、その内ね。流石に早いから」
マユ「だから早いって何よ」
メイリン「それより、せっかくシンがいるなら、昔のマユちゃんについて聞けるんじゃない?ずっと気になってたんだよね」
ステラ「そういえば聞いてなかった」
マユ「昔の私って・・・そんなに面白い話無いわよ。普通の子だったわよ」
ルナ「その普通が想像しづらいのよ、アンタは」
ソラ「今日はもうシンと変われないからな・・・一応オレを通して言葉は伝えられるけど」
メイリン「それでいいから、聞きたい」
マユ「だから、今と余り変わらないって」
ソラ「そうだな・・・昔から人に抱きついて寝る癖は変わってないって言ってるぞ」
マユ「ギャアァァァァァ‼️」セキメン
ルナ「ちょっ、急に叫ばないでよ」
マユ「だって、急に変な事言うもん❗️それに小さい時の事だし・・・ね」
ソラ「そうか?ミネルバにいた時から時々オレと寝るだろ」
マユ「ウワァァァァァァ‼️」セキメン
レイ「そうなのか・・・知らなかった」
ステラ「そういえば時々居なくなると思ったら・・・そういう事か」
ルナ「・・・そういえばアカデミーの頃に女子だけでパジャマパーティーした時も、私かメイリンに引っ付いて寝てたわね」
メイリン「なるほど・・・あれは昔からの癖なんだね」
マユ「ウウゥゥゥゥゥゥ・・・何でこんな辱めを・・・」セキメン
ノア「自分が原因でしょ・・・そこまで恥ずかしがる事でも無い気がするけど」
メイリン「それで、他には何か無いの?」ワクワク - 165スレ立て初心者25/02/05(水) 05:56:10
ソラ「他だと・・・家ではよくシンの腕に抱きついてたらしいな」
マユ「ハウゥ‼️」セキメン
メイリン「他には?」ワクワク
ノア「マジか⁉︎この子、横で悶えてるマユを無視してる・・・」
ルナ「メイリンも逞しくなったわね・・・」
レイ「逞しくのか?」
ソラ「今もだけど、兄の膝の上に乗るのは好きだったらしいな」
マユ「ニャアァァァァァァ‼️」セキメン
ヴィーノ「とうとう人語ですら無くなったな・・・」
ヨウラン「今もって・・・」
ミーア「そういえば、ミネルバでも膝の上に乗ってたね」
アスラン「そこまで引っ付いてたのか・・・印象変わるな」
マユ「クッ・・・もう無いよね、これ以上は無いよね・・・ね?」セキメン
ソラ「・・・シン、それは流石に・・・良いのか?なら言うけど・・・」
マユ「何よ、これ以上って何よ・・・」
ノア「これは、凄い暴露が来るよ❗️」
レイ「十分凄い暴露だったが」
シン「いや、4年前は風呂も時々一緒だったとか・・・」
マユ「ビャアァァァァァ‼️」セキメン
ステラ「マユ、落ち着いて。喉痛めるから」
ルナ「喉どころじゃ済まなくなってない?」
メイリン「凄いね・・・マユちゃんってやっぱシンが好きなんだね」
ノア「風呂一緒は兄妹だからって、中々出来ないわよ」
ヨウラン「妹と一緒に風呂とか、ラブコメでも見ないぞ・・・」
ソラ「小ちゃい時に大きくなったらお兄ちゃんとけっ」
マユ「ワアァァァァァァァァァ‼️」セキメン
ソラをポカポカ殴って遮るマユ
ソラ「痛て、殴るのはやめろよ」
マユ「ワアァァァァァァァァァ‼️」ポカポカ
ソラ「痛て、、悪かった、悪かったから殴るなって」 - 166二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 15:25:46
保守
- 167スレ立て初心者25/02/05(水) 15:50:01
ルナ「それでも、加減はするんだね。大好きなお兄ちゃん相手だと」ニヤニヤ
マユ「その言い方やめて❗️」セキメン
メイリン「やっぱりお兄ちゃんっ子だったんだね、マユちゃん」
マユ「やっぱりて何よ❗️」セキメン
ノア「・・・大きくなったらお兄ちゃんと」ニヤニヤ
マユ「やめてえええぇぇぇぇぇ‼️」セキメン
ヴィーノ「なんか懐かしいな、この感じ」
レイ「そうだな。マユの意外な一面が見れたな」
マユ「ウゥ〜ウゥゥ」セキメン
ソラの体に埋まり、顔を隠すマユ
ルナ「あ、顔隠した」
ノア「弄り過ぎたかもね・・・反応がいいから、ついやっちゃった」
ソラ「マユ、悪かったから。だからそろそろ・・・あれ、マユ?」
マユ「・・・」スヤァ
ソラ「・・・寝ちゃった・・・」
ルナ・メイリン「え、急に⁉️」
ステラ「今日が楽しみで昨日は寝れてないって言ってたから・・・」
レイ「こういうところは年相応だな」
ヴィーノ「そうだな。どれだけ凄い事やっても、俺達の知るマユはこうだよな」
ソラ「だな・・・それだけ楽しんだって事だな」
アーサー「アレ?マユ寝ちゃったのか・・・仕方ない。会計は済ましとくから、先に行きなよ」
アスラン「そうですね、俺も明日は早いですから。ありがとうございます」
ヨウラン「俺らも戻らないとな・・・また近い内に会えるかな?」
ノア「会えるでしょ。私達は仲間なんだしね」
ソラ「よし、帰るか」
マユを寝かしたまま抱き上げるソラ
ノア「随分と慣れてるじゃ無い?」
ソラ「孤児院にいた頃から、寝ちゃった子をベッドに連れてく事が多いからな。それにしばらく寝かしたままでしとこうかと思ってな」
ステラ「むむむ・・・今日はソラに任せるよ」
ルナ「安心しきった顔して・・・これがマユの素なんでしょうね」 - 168スレ立て初心者25/02/05(水) 16:09:17
翌日
マユ「・・・ん、ん〜ん、よく寝た・・・ってあれ⁉️いつの間に寝てたの❗️ていうかここまでどうやって戻ったの⁉️」
ステラ「ふわぁ〜よく寝た。おはよう、マユ」
マユ「おはよう、ステラ。あの、昨日の事なんだけど・・・」
ステラ「ああ昨日はマユ、ソラの懐で寝落ちしちゃったから、そのままお開きになったんだよ」
マユ「そうなんだ・・・なんか、ごめんね」
ステラ「いいよ。みんな気にして無いって言ってたし」
マユ「そっか・・・て事はみんなに寝顔・・・」
ステラ「見られてたよ。可愛い寝顔って」
マユ「うわぁぁ、マジか・・・」 - 169スレ立て初心者25/02/06(木) 01:46:37
ソラ「起きたか。おはようマユ、ステラ」
ステラ「おはよう、ソラ」
マユ「おはよう。あの・・・昨日運んでくれたのソラお兄ちゃんだよね?ありがとう」
ソラ「ああ、気にするな。それより昨日は楽しかったか?」
マユ「うん、久々にみんなと会えて楽しかったよ」
ソラ「そうか。なら、早く起きてこいよ。朝飯食ったらカガリさんのとこ行くんだろ」
マユ「そうだった。カガリさんを待たせちゃ悪いからね」
カガリ「まぁ、そこまで慌てる必要は無いぞ。ゆっくりしてもいいんだぞ」
マユ「え⁉️何でここにアスハ代表が❓」
カガリ「さっきみたいにカガリさんで良かったのに・・・昨日アスランから連絡来てな。マユがどうするか決めたらしいから、直接来た」
ウミ「寝起きに突然やってきたら誰でも驚きますよ」
カガリ「そうか、事前に伝えとけば良かったか」
ソラ「いえ、大丈夫ですよ。どうせマユは寝落ちしてたから」
マユ「そこは言わなくていいから❗️・・・アスハ代表、私もオーブ軍に入りたいです。これからよろしくお願いします」
ステラ「私も、マユと一緒にオーブ軍に入りたいです。よろしくお願いします、代表」
カガリ「うん、分かった。正式な軍入りは後日になるが歓迎するよ、マユ、ステラ、ソラ。これからもよろしくな」
マユ・ステラ・ソラ「はい」 - 170スレ立て初心者25/02/06(木) 04:54:24
カガリ「よし。オーブ軍に入ったらソラはオハラ隊に入ってくれ」
ソラ「オハラ隊って、セツコさんと一緒って事ですか⁉︎」
カガリ「ああ、本当はコンパスの関係者同士で組ませる事も考えたんだが、ソラにはどこかの部隊で副官を務めた方が良さそうだからな。セツコなら、知ってる人だしやりやすいだろ」
ソラ「はい、任せて下さい」
カガリ「期待してるぞ。それでマユなんだが・・・マユさえ良ければ、やらしてみたい事があるんだが」
マユ「やらせたい事?何ですか?」
カガリ「マユには・・・争いの仲裁兼新型モビルスーツの試験運用の部隊の隊長をやってほしい」
マユ「え、何ですかそれ⁉︎」
カガリ「まぁ詳しい事はこちらで指令を出すが、コンパスが無くなった今、争いが起こった時の抑止力がない。一度ああなったからには、他国からの支援も期待出来ない。なら、オーブで独立した仲裁目的の組織を作ろうと思ってな。そのついでで新型を試してもらいたくてな」
ステラ「その部隊の隊長をマユにですか?」
カガリ「ああ。マユは戦闘中に色々機転が効くだろ。開発者の思い付かない新型の使い方を思いつきそうだしな。どうする?嫌なら別の部隊を紹介するが」
マユ「隊長、私が・・・他のメンバーはどうするんですか?」
カガリ「それは隊長が決まったら共に決めようと思っている。メンバーも知ってる人や、信用出来そうな人間を集めさせた方が長続きするだろうしな」
マユ「なんか、面白そう。やってみたいかも」
カガリ「本当か、ありがとう。これは実力も信頼もある奴にしか頼めないからな・・・ステラも副官として、眉を支えてやってほしい。マユもこういうのは初めてだしな」
ステラ「うん。マユ、一緒に頑張ろう」 - 171スレ立て初心者25/02/06(木) 11:30:28
後日談その11[それぞれの門出]
ソラ「オレがセツコさんの部隊にか・・・今までは敵対してたり、離れてて一緒に戦う事無かったな。どんな感じなんだろ?」
マユ「セツコさんか・・・一度戦って勝った事はあるけどウィンダムで結構粘られたんだよね。ファウンデーションの時はフリーダム弐式でブラックナイトスコードにも対抗出来たっていうし、結構強いよね」
ソラ「実力もだけど、セツコさんの指揮ってどんな感じか気になるなって」
ステラ「そこはやってみないと分からないよ。それより、私達はメンバー集めの方が大変だよね。オーブ軍の人、知らない人のが多いから」
ソラ「オレも少しだけしか関わらなかったからな・・・」
マユ「そこはカガリさんと相談して決めるよ。出来るなら、新人の人を少しほしいかな」
ステラ「新人?どうして?」
マユ「同年代もいた方が楽しそうだし。それに新型を試すなら、敢えて初心者にやらせたい方が、忌憚なき意見てのがもらえそうだから。
勿論ベテランの人を呼んでサポートしてもらいたくもあるけど」
ソラ「この感じならなんとかやっていけそうだな。なんか安心したよ」
マユ「コンパスの様な仲裁役を頼まれたからね。部隊の運用が安定したら他部隊との連携にも力を入れたいかな。私達だけで仲裁は大変だから」
ソラ「カガリさんも後で増やすとは言ってたけど・・・まだ先になりそうだな」
マユ「私達の機体も決まってないし、艦もどうするか・・・考える事も決める事も山積みだね」 - 172スレ立て初心者25/02/06(木) 18:15:23
翌日
ソラ「本日よりオーブ軍、オハラ隊に所属します。ソラ・モミジ大尉です。よろしくお願いします」
セツコ「うん、これからよろしくお願いします。後でオハラ隊のメンバー紹介はするけど、まずはこの艦の案内からします。着いて来て」
ソラ「分かりました」
タケミカヅチの艦内を歩くソラとセツコ
セツコ「それにしても、ソラ君が私の部下になるなんてね・・・頼もしいわ」
ソラ「オレも・・・いえ、自分も頑張りますんで、よろしくお願いします」
セツコ「軍務中はともかく、今は楽にしてもいいわよ。正式に入るのは明日なんだから。今夜空いてる?」
ソラ「はい。空いてますが」
セツコ「なら、今夜はお食事でもどう?美味しいお店、知ってるわよ」
ソラ「いいんですか!ありがとうございます」
ノア「ちょっと待った❗️」
間に割って入るノア
ソラ「びっくりした❗️どうしたんだよ、ノア」
ノア「セツコ、何二人きりになろうとしてるのよ❗️一人占めはずるいんじゃない」
セツコ「私とソラ君は今は上司と部下の関係です。そんなお持ち帰りなんて真似しませんよ」
ノア「言ったよ❗️今言った。ソラ気をつけて。大人しそうな顔して、酔ったところをペロっと頂く気よ」
ソラ「頂く?オレ食っても美味くないと思うけど・・・」
ノア「・・・そうだった、ソラはこういうの伝わらないんだったわ」
セツコ「嘘でしょ・・・ピュア過ぎる・・・」
ノア「やっぱりそんな事だと思った。公私混同は良くないでしょ」
セツコ「軍務中はしっかりしますから❗️それよりどうしたらいいのかしら?」
ノア「・・・仕方ない。今日は3人で行こう。ソラに男女の交流を教えよう」
セツコ「本当は二人きりがいいんだけど・・・背に腹は変えられないわね。分かったわ」
ソラ「二人共、何の話をしてるんだ?まぁ仲良さそうだしいいか。今夜は楽しみだな」 - 173スレ立て初心者25/02/07(金) 02:10:02
マユ「ソラお兄ちゃんから連絡だ。今日はセツコさんとノアと夕食食べるって・・・何でノアもいるの?」
ステラ「さぁ・・・今日の夜は久しぶりに二人きりだね」
カガリ「そうか、良かったな。メンバーは決まったから次は艦についてなんだが、マユ達さえ良ければミレニアムを使ってくれないか。あれはコンパスの艦という事でオーブに置いてあるんだが、余っていてな」
マユ「そうなんですか。なら使わせてもらいますが」
カガリ「ありがとう。最後にモビルスーツなんだが、使いたい機体はあるか?無いなら一つ送りたいものがあるんだが」
格納庫の中に案内されるマユとステラ
マユ「送りたい機体って・・・これガイア❗️何でここに⁉︎」
カガリ「元々ガイアはステラの次はバルトフェルド隊長が一時的に使用してな。その後改良してガイアspec2にしたんだが、悟天乗り手がいなくてそのままにしてたんだ。使うかどうかは自由だが、どうする?」
ステラ「ガイア・・・マユ、私もう一回ガイアに乗りたい」
マユ「うん、いいよ。ステラはガイアspec2に乗って。あとカガリさん。よろしければ、私用に使わせて欲しい機体があるんだけど、良いですか?」
カガリ「どの機体なんだ?」
マユ「私、フェイトに乗りたい。ノアがこの機体で私を2度助けてくれたんだ。だからノアの分までフェイトで戦いたいんです。お願いします」
カガリ「マユはフリーダム系の奴を言うと思ってたんだが、まぁ良いぞ。ただ、修理はまだ完了してないからもう少しだけ待ってくれ。それとマユ用に調整と武装の見直しをする必要があるな。何か要望があれば言ってくれ」
マユ「そうですね・・・肩のサーベルなんですけど、フリーダムと同じ様に連結出来るようにして欲しいです。それとビームライフルも欲しいです。後は、光の翼の色変えれますか?なら水色にして欲しいです」
カガリ「分かった。光の翼の色は変えれるか分からんが、他は要望通りにしよう」
マユ「ありがとうございます」
カガリ「ああ、期待しているぞ、アスカ隊長」