【閲覧注意】ホシノ「………改めて契約の確認をします」

  • 1二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 17:52:30

    「アビドスの借金を肩代わりしていただく代わりに……」

    「あ、あなたの赤ちゃんを産みます」

    「赤ちゃんはあなたが責任を持って育てる」

    「この内容で間違いないですよね?」

    ───あぁ、間違いないよ。跡継ぎが欲しくてね……。

    ───ただ、私の金や権力目当ての奴らに私の子を産んで欲しく無くてね……。

    ───無理にとは言わないよ。嫌なら言ってくれ。……あぁ、断ったからと言ってアビドスの借金は肩代わりする事を無かった事にするつもりは無いよ。

    ───私のお金は本当に必要な人達に使って欲しいからね。

    「………」

    「契約は契約です。………あなたの赤ちゃんを産みます」

    「───さっさと始めましょう」

  • 2二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 17:56:16

    かなり歪ではあるけど邪悪な大人ってわけではなさそうだ

  • 3>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 18:00:22

    ───切っ掛けはいつもの様にユメ先輩からの報告だった。

    最初はそんなおいしい話なんてあるわけない、騙すつもりだと思っていたものの。
    一応話は聞いておこうと護衛もかねてユメ先輩と一緒に話を聞きに言った。
    その相手がとんでもない存在だった。
    キヴォトス1の大富豪。このアビドスですら知らない人はいない位の存在だ。
    そんな人がわざわざこんな詐欺の様な話を持って来るとは思えなかった。

  • 4二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 18:02:55

    とりあえず期待

  • 5二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 18:08:38

    >>2

    まぁでもやってることは売春だな

  • 6二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 18:09:31

    経産婦ホシノとか淫猥が過ぎる

  • 7>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 18:10:03

    まさかそんな人が現れるとは思っていなかった私達は、かなり緊張してしまっていた。
    ユメ先輩はガタガタと震えていたし、私も口の中がカラカラになっていた。

    ────そんなに緊張しなくていいよ。と、言っても逆効果かな?ははは。この子達に何か飲み物をそれから……甘いものは好きかね?

    『彼』はキヴォトスでは珍しいトカゲ?竜?の獣人であった。しかし、その雰囲気は穏やかで物腰は柔らかい。
    私が知る『大人』とはかけはなれた雰囲気を持った人物だった。

    「ホシノちゃん!このドリンク凄く美味しいよっ!」

    ………ユメ先輩はもう少し緊張感を持って下さい。

  • 8二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 18:11:16

    卵産むことになるのかな

  • 9>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 18:19:44

    飲み物とスイーツをいただいて。ある程度緊張が溶けた後、『彼』と幾つか話をした。どうやってその巨額の富を得たのかとか『彼』の種族の事についてとか、そして、私達の母校の話も。

    ───そうか、母校の廃校を防ぐために借金の返済を……。ふむ、ならこうしよう。私がその借金を肩代わりしてあげよう。

    「ほ、本当ですか!!?」

    ユメ先輩が嬉しそうに言う。しかし、その笑顔は次の言葉によって凍り付く。

    ───ただし、条件がある。『私の子を産んで欲しい』

  • 10>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 18:27:46

    「ふざけるなッ!!!」

    思わず声を張り上げ立ち上がる。
    『彼』の護衛であろう者達が銃を構えた。

    ───銃を卸しなさい。

    「し、しかし!」

    ───卸しなさい。私は今ここで彼女に撃たれてもおかしくない……いや、撃たれるべき発言をしたんだ。
    でも、彼女は撃つのではなく声を張り上げるだけで済ませたのだ。だから、銃を向けるのは止めなさい。

    護衛は銃を下ろした。

    「………あ、あの。ど、どうして赤ちゃんを産んで欲しいんですか?こ、こんなば、ばばば、売春の様な真似をしてまで……」

    顔を真っ赤にしたユメ先輩が訪ねる。

  • 11二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 18:32:22

    なんだろうこの不気味感
    契約書にちっちゃな文字で本人が損するようなことを書かれてる詐欺の手口みてぇだぜ…

  • 12>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 18:37:14

    ───跡継ぎが欲しくてね。……しかし、私の周りに寄って来るのは金や権力目当ての欲深い者達ばかりでね……。

    ユメ先輩の言葉に『彼』は、静かにそう呟いた。しかし、その表情は非常に強い嫌悪感に満たされていた。

    ───そんな薄汚い奴らに私の子を産んで欲しくはない!奴等は子を産んでも金や権力ばかりに目を向けて子供に全く関心もほんの少しの愛情も向けない!!

    初めて『彼』が激情を見せた。まるで、実際に自分が体験したかのように。

    ───……私は、私の子にそんな思いはさせたくないんだ。だから、やり方は歪で醜悪ではあるが。本当に必要な人達に私のお金を使って欲しい。我が子に愛情を抱いて欲しいんだ。

    ───…………すまない、見苦しい姿を見せてしまったね。

    こほんと咳払いをして『彼』はそう言った。

  • 13二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 18:40:20

    企業や市民からのアビドスの扱いそのものみたいな話やね

  • 14>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 18:45:32

    ───少し頭が冷えてきたよ。そもそも、こんな内容の話を子供にするなんて……。あぁ、心配せずともこの契約や話を無かった事にはしないよ。……そうだな……こうして定期的に私の話に付き合ってくれないかね?先程の私の子を産んで欲しいと言う話は聞かなかった事にして欲しい。

    こうして、『彼』との対談は終わった。
    私達は、定期的に『彼』と話をすると言う契約を結んだ。

  • 15二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 18:46:49

    まぁ無理やり孕ませさせるような野郎じゃないのはいい事
    本当にいい事なのか…?

  • 16>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 18:53:10

    「………借金が」
    「………無くなってる!?」

    後日、借金を返済するために銀行に行った所、担当の人から『お客様の返済は済んでおりますよ?』と言われて驚き、確認した所本当に返済されていたのを見て私とユメ先輩は驚愕の声をあげる。

    「本当だった!あの人が言ったのは本当の事だったんだよ!ホシノちゃん!」

    「だ、抱きつかないで下さいユメ先輩!……って、ユメ先輩も疑ってたんですか!?」

    「……あ、あはは」

  • 17二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 18:54:50

    まあ、ぶっちゃけ砂嵐をどうにかしないと借金なんて誤差だけど

  • 18二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 18:56:30

    >>16では借金が無くなってるのに>>1では借金がある…妙だな

  • 19>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 19:07:03

    借金は無くなってから色々と生活が変わった。
    今まで借金返済の為に当てていた時間を他の事に使えるようになった。
    新たな生徒の勧誘とか、今までできなかった趣味の事とか。

    他にも色々あった。

    自分達ではどうする事もできない砂嵐や過疎化等の問題は『彼』との話をする時にうっかりユメ先輩が口を滑らせたことが原因で、『彼』の知り合いから対策案が出されたり、『彼』の関わる系列企業がアビドスに出店したりで大変な事になった事もあった。

  • 20>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 19:09:44

    アビドスは良くなりつつある。
    『彼』のおかげで……。でも、そのままでいいのか?

    いいのだろうか………。

  • 21二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 19:11:05

    値段のない恩ほど怖いものがないんだよなぁ

  • 22二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 19:15:23

    心に溜まるモノが出来やすいよね、こういうのって

  • 23二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 19:17:29

    バンジージャンプって安全って分かってても怖いじゃん?
    あの感覚に似てる気がする

  • 24二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 19:21:01

    どちらかというと後からが怖い

  • 25二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 19:22:04

    金や権力目当ては嫌と言いつつ結局金で釣ってるよな、こいつ

  • 26>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 19:23:13

    ────おや?どうしたんだい?今日は対談する予定は無かった筈だが……。

    「………改めて契約の確認をします」

    『彼』の言葉を遮る様に私は言う。

    私は────怖くなったのだ。

    『彼』が与えた物が。

    『彼』から貰った恩が。

    『彼』から裏切られる事が。

  • 27二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 19:27:10

    目に見えない不安!!それがホシノを追い詰めたのか!!

  • 28二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 19:27:51

    おお

  • 29二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 19:28:29

    >>23

    この感覚がホシノを追い詰めてたんすね

  • 30>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 19:34:50

    「アビドスの借金を肩代わりしていただく代わりに……あ、あなたの赤ちゃんを産みます」

    ───待ってくれ。アビドスの借金はもう無い筈だが?それにあの時言ったじゃないか、この話はなかった事にして欲しいと。

    「………いえ、アビドスにはまだ借金があります。『恩』という借金が」

    今まで出会ってきた『大人』は皆。私達を騙そうとしてきた。裏切ってきた。だからこそ、私は『彼』も裏切るだろうと騙すだろうと思っていた。
    実際、『金や権力目当ての奴等は嫌い』と言いながら、金で私達を釣るような真似をしたり。
    売春紛いの事をさせようとしたりで『彼』に対する信用は無いに等しかった。
    でも、何時までたっても騙すことも裏切る事も無かった。むしろ、積極的に親身になってこちらを助けてくれた。
    その時の穏やかで優しい顔が今でも忘れられない。

    そして、もう一つ忘れられない事があった。

  • 31>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 19:43:39

    『───そんな薄汚い奴らに私の子を産んで欲しくはない!奴等は子を産んでも金や権力ばかりに目を向けて子供に全く関心もほんの少しの愛情も向けない!!』

    『……私は、私の子にそんな思いはさせたくないんだ。だから、やり方は歪で醜悪ではあるが。本当に必要な人達に私のお金を使って欲しい。我が子に愛情を抱いて欲しいんだ。』

    あの時見せた表情は、嘘だとは思えなかった。
    きっと本心だと、確信を持って言える位に。
    だから……だから。






    【『彼』との赤ちゃん】という、目に見えない不安を解消してくれる存在が欲しくなった。

  • 32二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 19:47:09

    これが合法的にホシノを襲える方法ってマジ?
    今から石油王目指します

  • 33>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 19:50:51

    ────少し、待っててくれないか?

    『彼』は立ち上がると携帯を取り出し誰かに連絡を取り始めた。
    近くにいる筈なのに何故か声が遠くに聞こえる。
    いや、理由は明白だ。自分は今、とんでもない事を口にしてしまったんだから。もう、後戻りはできない。出来る筈が無い。

    ────なっ!?それは、本気で言っているのかね?……そ、そうか。わ、わかった。

    話は終わったのだろう。携帯をしまうと少し動揺した様子の『彼』が椅子に座り直した。

  • 34>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 20:14:35

    ───こほん、わかった。だが、少し契約の内容を替えよう。君との間に産まれた赤ちゃんだが。私が責任を持って育てよう。そして、赤ちゃんが産まれるまでのそして、産んでからの入院費や治療費……と、とにかく子供が産まれてからかかる費用は全額私が保証しよう。

    「ええっと……その、あ、ありがとう、ございま、す?」

    (け、結婚しなくて良いって事??)

    『彼』の話した内容に少し動揺してしまう。
    『赤ちゃんを産む』ということは誰かのお嫁さんに、結婚しなくてはいけないと思っていただけに。

    「……では、赤ちゃんはあなたが責任を持って育てる」

    「この内容で間違いないですよね?」

    ───最後に聞くけど本当に良いんだね?

    「…………」
    「契約は契約です。……あなたの赤ちゃん産みます」
    「さっさと始めましょう」

  • 35二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 20:16:51

    このレスは削除されています

  • 36二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 20:17:52
  • 37二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 20:18:18

    今の状態のホシノが我が子に愛情を抱けるか怪しいのでこいつの言ってることが薄っぺらく感じる

  • 38二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 20:21:48

    誰が悪いと言えば最初に変なことを言った富豪が悪いんだよ
    あの発言がなかったらホシノがこの方法で不安を取り除こうとはしなかっただろうし

  • 39二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 20:26:01

    そもそもホシノだって金目当てで来てるんだし全部言い訳で最初からホシノ狙いだったのでは?

  • 40>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 20:42:54

    シャワーを浴びた後、バスローブを纏ってベットに腰かける。熱めのシャワーを浴びた筈だか、ガタガタと身体が震える。だが、寒い訳ではない。
    心臓もバクバクと早鐘をうつ。
    カチャリとシャワールームの扉が開き、バスローブを着た『彼』が来る。

    ───……大丈夫かい?震えているようだけれども、今ならまだ

    スルリと、身に付けていたバスローブを脱ぎ、立ち上がる。
    自分の身体に『彼』の視線が突き刺さる。
    途端に顔が熱くなる。当然だ。異性の相手に自分の裸を見せているのだ。それでもぎゅっと手を握りしめ耐える。

    「………ど、どうしたんですか。早く始めましょう」

    どうにか、その言葉だけは絞り出せた。

    ───そ、そうだね。では、前戯から始めようか。

    『彼』も私と同じようにバスローブを脱いだ。
    『彼』と会う時はゆったりとした服装(中東系の服装)で体型が分かりにくかったが。意外と筋肉質で屈強な身体をしている事に気づいた。
    そして、やはり竜人らしく身体には鱗が生えていた。

  • 41二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 20:44:43

    イケオジドラゴニュートか…アリだな

  • 42二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 20:45:27

    キヴォトスにも人工授精くらいあるだろうに

  • 43二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 20:46:35

    多分どっちも本心では望んでなさそうなんすけど
    これでハッピーな展開になることできるんすか?

  • 44二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 20:48:02

    >>43

    できらぁ!

    だよなスレ主!(他力本願)

  • 45二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 20:50:48

    ハッピーで終わらせる縛りなんて無いから結末はスレ主のみぞ知る
    個人的にはバッドかメリバを期待してるけど、それを要求するのは子どもの駄々に等しいからスレ主の思う様にやってくれる事を強く望む

  • 46>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 20:55:17

    「ぜ、前戯?何ですかそれは」

    ───それは……そうだな。特に準備をせずにこういった行為をすると女性は痛い思いをする羽目になる。
    そうならない為に、もしくはその痛みを和らげる為にするものだ。

    そう言って『彼』はベットに座ると足を大きく広げスペースを作った。

    ───ここに座りなさい。

    言われたとうりに座ると、背中に感じる少しひんやりとした硬い感触。鱗だろうか?それと同時に大きな『彼』の身体に包まれているような不思議な感覚に。
    少し落ち着かない。

  • 47>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 21:03:24

    ───では、触るぞ。

    「えっ?……ひゃっ!?」

    『彼』がそう言うと身体に触れてきた。
    私の手とは違う、鱗が生えていて少しゴツゴツしている。指先は黒いツメで出来ているが先端がかなり丸くなっている。私がシャワーを浴びている時に整えていたのだろうか?

    「……んっ」

    手が胸に触れる。ユメ先輩と比べると貧相な胸ではあるがそれでも僅かには膨らんでいる。
    それを包み込むように『彼』の手で揉まれると口から思わず上擦った声が漏れる。

  • 48>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 21:13:10

    「…くっ…ふぅ…」

    今度は指で先端を弄られる。ゴツゴツとした指で撫でられたり、指先でピンっと弾かれたり。
    そうされる度になんだか不思議な感覚に陥る。
    お腹の奥、いやもっと下の方から熱いものが込み上げてくるような感覚。

    『彼』は両手で私の胸を触っていたがおもむろに片手が下の方へと下がっていく。

    くちゅり。

    「ひゃん!?」

    思わずびくりと身体を動かしてしまうが『彼』に抱き締められて立ち上がる事はできなかった。

    ───す、すまない!痛かったかい?!

    「い、いえ。びっくりしただけです……そ、その触るなら触ると言ってください!」

    ────す、すまない。以後気をつけるよ。

  • 49>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 21:24:45

    私だって、一応高校生だ。『そういった事』はしたことがある。ただ、胸で『そうなった』事は無かったから驚いてしまっただけだ。
    私は『彼』に気持ち良くされてしまったのだ。

    ───では、改めて。触るぞ。

    「……は、はい」

    再び、『彼』の手が下に降りていく。

    くちゅり、くちゅ、つぷ……

    はっきりと聞こえてくる水音に顔が熱くなるのを感じる。今すぐ逃げ出したいが、片手でお腹辺りを抱き締められているため逃げられない。

    ───入れるぞ。

    「…んっ!……くっ……」

    指先が私のワレメへと入っていく。痛みは無かった。
    だが、私の指よりも太くてゴツゴツした感触に声が漏れる。

    ツププ、にゅちゅ……くちゅ……

    最初に入ったのは人差し指だったが気づけば中指も入ってしまっていた。指先からは水音とトロリとした液体がで続けていた。

  • 50>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 21:40:46

    「…はぁ…はぁ…はぁ…あっ…んんっ!……はぁ」

    気づけば、最初に抱いていた恐怖や不安といった感情は消え去っていた。
    片方の手はベットのシーツを握りしめ、もう片方は私のお腹を抱き締める『彼』の手に重ねられていた。

    「……はぁ…はぁ…はぁ……あっ……くるっ……きちゃう!」

    身体の奥底から込み上げて来た電流の様な感覚に思わずくの字に身体を折り曲げてしまう。
    びくんびくんと身体を跳ねさせた後、ゆっくりと『彼』の身体にもたれ掛かる。

    ───……大丈夫か。

    『彼』の声に頷きで返す。すると、私の身体を仰向けに寝かせる。

    ───では、準備も出来た事だ。始めようか

    「……ふぇ?……えっ?」

    『彼』の股から生えるモノを見て私の思考は完全に止まった。

  • 51二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 21:43:04

    爬虫類って二本あるんだっけ…

  • 52二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 21:45:30

    >>51

    そ、それは私の守備範囲を越えている

  • 53>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 21:47:15

    「………うへ!?なにこれ!?教科書で見た物と違うっ!!!?」

    ───…………はい?

    ソレはユメ先輩と顔を赤くしながら読んだ保険体育の教科書に書かれていた物とは大きくかけ離れていた。
    まるで、肉で出来た槍の様な、もしくは肉で出来た三角コーンの様な形状をしていた。

    しかも、それが二本もあるのだ。

  • 54二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 21:52:21

    >>51

    >>51

    確か1本予備なんだっけ

  • 55二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 21:55:30

    >>52

    ドラゴンの癖に!?

  • 56>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 22:02:10

    「うへぇ!?うへぇ!!?しかも二本ある!!どうなってるの!?おしっこする時たいへんじゃん!!?」

    ───………すまない。あまりジロジロと見ないで貰えるかな?

    『彼』の言葉を聞いてハッと我に帰る。そして、気づく。私は男性器に顔を近づけて興味津々に眺めていたことに。

    「~~~~~ッ!!!!!!????」

    ───……そうだな。確かに珍しい形ではあるな……。

    「………えっと、2本とも入れるの?」

    ───いや、流石に入らないだろう。

    「………じゃ、じゃあもう1本はおしりに?」

    ───君への負担が大きすぎる。1本で十分だ。

    「……そ、そっか。わかったよ」

    再び仰向けに寝転がるが、先程までのムードというか雰囲気はかなり変わってしまっていた。

  • 57二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 22:03:46

    これ系の濡れ場でギャグシーンになるの初めてみた訳じゃないけどたまげるわ!!

  • 58二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 22:05:05

    初めてでいきなり二穴想定するホシノ、ムッツリすぎてエ駄死(エッチすぎて駄目、死ぬ)

  • 59>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 22:34:42

    ───……………。お返しだ
    「………え?……きゃあ!?」

    『彼』は唐突に私の両足首を掴むとそのまま持ち上げ、私の顔の横に置いた。(所謂『ま○ぐり返し』状態)

    「えっ?…うへぇ!?…なにこの体勢!?やだ!やだぁ!」

    顔を真っ赤にして暴れるがうまく動けない。
    『彼』は大きく口を開け

    ───……あむ。

    私に噛みついた?いや痛みは無い。けど端から見ると噛みついているように見え───

    ぞりゅん

    「っ!!!?」

    生温かく、少し硬いナニかが私のワレメをなぞる。
    少し間が空いてからそれが『彼』の舌だということに気がつき。舐められた事にさらに顔を赤くした。

    「やっ!……やめ……やめて!……ひゃん!?…」

    ぞりゅ……ぬち……ぞりぞり……ぬちゃあ

    「……んっ……ぐっ……」

    指とはまた違った感触の愛撫に、再び下腹部に熱いものが込み上げてくる感覚が戻ってくる。
    恥ずかしい体勢とワレメを舐められている感触に口をきゅっと閉じて声が出るのを我慢する。
    せめてもの抵抗だ。

  • 60>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 22:50:29

    『彼』と目が合う。その目はどこかイタズラを思い付いた子供様な目に見えた。

    ぞりゅ…ぞりゅん…ぞりぞり……ぬぷっ

    「ひゃあ!!?そこ、そこおしり!?やだ!そんな所舐めないで!!」

    必死でそう叫ぶが『彼』は無視して攻め立てる。

    ぬぷっ…ぬぷぬぷ…ぬっぷぬっぷ

    「ああっ!…んぅ…んぁ!…あぅ…あぁ!」

    異性におしりの穴を舐められるという衝撃的過ぎる経験と感覚に下腹部から込み上げくる物が加速する。

    「あぁう!…あぅ…あぁ!?……うそ…嘘嘘嘘ッ!?きちゃう!……きちゃうぅ!!!」

    プシッ!プシャァァァ!

    ばっと『彼』の顔が離れるとワレメから勢い良く放たれた潮が体勢のせいで顔面に直接降り注ぐ。
    両足首を掴んでいた手も放され、再び仰向けの状態に戻る。

  • 61>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 22:59:53

    ───これでおあいこだね。

    「……お、お○ん○んが2つある事を珍しがられるのと、おしり……を舐められるのはおあいことは言えませんよ……」

    どこか満足げな『彼』に力無くそう返す。
    ゆっくりと、私に覆い被さるように『彼』が近寄る。

    ────さて、これで『前戯』は済んだね。それじゃあ、始めようか。

    『彼』の言葉に、静かに頷いて答える。

  • 62>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 23:17:56

    ───入れるよ。

    (……あぁ、しちゃう。これが、私の『初めて』)

    ワレメにあてがわれたソレを見て私は思う。
    つぷり、と音を立ててゆっくりとソレが私の中に入ってくる。
    もう1本は私のお腹の上に置かれる。
    ビクビクと跳ねているソレは硬くてそして熱い。

    形状が形状だから最初はそんなに痛くも苦しくも無かったが段々と奥に進んで行くほどに異物感と圧迫感が増してくる。そして

    「───痛っ」

    鋭い痛みと共に、結合部から血が流れた。
    ピタリと『彼』の動きが止まる。

    ───痛みは大丈夫かい?

    「………思っていたよりは痛くない………です。………でも」

    『彼』の身体に手をまわし抱き締める。

    「……少しの間だけ、こうさせてください」

    ────わかったよ。落ち着いたら言ってくれ

    『彼』の胸板に顔を埋め、痛みが引くまで『彼』の身体を抱き締め続けた。

  • 63二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:20:51

    エッッッ!!

  • 64二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:39:04

    ꒰𑁬(⸝⸝ΦᯅΦ⸝⸝)໒꒱<エ駄死!

  • 65>>1◆sDxE1vlnK625/01/04(土) 23:55:41

    「……ぐすっ……もう、大丈夫……です」

    どれくらいたったのだろうか、痛みは引いて、お腹の異物感と圧迫感、そして私のお腹に乗ったもう1本のソレの熱さと硬さと脈動しか感じられなくなったのを確認すると。『彼』の耳……角元?で囁いた。
    ビクリと私の中と外のソレが跳ねるのを感じた。

    ───そうか、では動くぞ

    そう言うと『彼』は前後に腰を動かし始めた。

    タン…タン…タン…タン…タン…タン…タン…タン

    「…んっ…あっ…んっ…んっ…あっ…はぁ…はぁ…」

    (暖かい……気持ちいい……)

    『彼』が動くのと連動するように前後に揺れる視界。
    天井の照明と少し視界を斜め上に向けると見える。どこか堪える様な表情をした『彼』の顔を見ながら。
    どこか、暖かいものが込み上げてくるのを感じた。
    まるで日向ぼっこしながらユメ先輩とお昼寝をした時の様な心地よさと暖かさ。
    そして、気づく。私が『彼』に対して抱いていた『恐怖』や『不安』は私が思った物とは少し違っていた事に。

  • 66二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:09:30

    今理解した…なるほどこれがBSS…
    役目を奪われた気分というのはなかなか辛いものなんやな…

  • 67>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 00:18:30

    「───あっ」

    ───んっ?どうしたんだい?

    私は、『彼』に裏切られるのが怖かったんじゃない。

    「……あぁ……」

    私は、『彼』に騙される事が不安だったんじゃない。

    私は、私は、私は、私は、私は、私は、私は!

    『好きな人』に裏切られるのが、騙されるのが怖かったんだ!!!!不安だったんだ!!!!

    ───っ!?ホシノ!!?大丈夫かい!

    「あぁ……うわぁぁぁぁぁん!!!!」

    だから私は!!!!【彼との赤ちゃん】を欲しがったんだ!!!!

    あの言葉は!!!あの感情は本物だった!!!
    だから、裏切るつもりでも!!!騙すつもりでも!!!

    赤ちゃんがいれば!!!きっと側にいてくれる!!!
    そう思ったんだ!!!思っちゃったんだ!!!

    歪んでる!!!何もかも!!!

  • 68二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:20:34

    >>66

    意味分からんかったけどこれ

    先生がやったことを先んじて富豪がやったっていう意味やんけーー!!

  • 69>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 00:41:25

    「前にも、話した事はありましたよね。大人によく騙されるユメ先輩の話やユメ先輩を騙した大人の話を……」

    「ユメ先輩はあまり気にはしていませんでしたが私は違いました。大人は皆、私達を騙すんだと裏切るんだとそう、思っていました。思わざるおえませんでした」

    「……でも、あなたは違いました。まぁ、その。色々とアレな所はありましたけれども」

    「だから、でしょうか。私は、……私はあなたの事が好きになってしまったんです」

    「私達を親身になって助けてくれるあなたの事が。穏やかで優しい笑顔を向けてくれるあなたの事が」

    「………だから、怖くなったんです。今まで出会って来た大人の様にあなたに裏切られたらと考えたら。騙されたらと思ってしまったら」

    「でも、一つだけ。私でもこれは嘘では無いと、本心だと思えるものがあなたにはあった」

    ───私の、『あの言葉』か………。

    「私は、最低な奴です。あなたが言った『金や権力にばかり目を向けて子供に関心も愛情すらも向けない奴等』よりも酷い。ただ、自分の不安を解消したい理由に……あなたとの子供を欲しがったんです……」

  • 70>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 01:00:29

    「ごめんなさ──」
    ───すまない。

    私の言葉を遮って、『彼』が謝る。

    ───元はといえば私が最初にあのような言葉を言ってしまったから悪いんだ。私があんなことを言わなければ、ホシノ。君がこんな行為で不安を解消する事は無かったんだ。

    ───本当にすまなかった!!!!

    『彼』が頭を下げて謝罪する。
    私が『彼』に声をかけようとした瞬間。部屋の扉が勢い良く開かれた。

  • 71>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 01:03:23

    「こ゛め゛ん゛な゛さ゛い゛ホ゛シ゛ノ゛ち゛
    ゃ゛ぁ゛ん゛!!!」

    「ゆ、ユメ先輩ッ!!!???」

  • 72>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 01:12:19

    「わだし、先輩失格だよねぇ!!!!こんなに、こんなにホシノちゃんが不安や恐怖を感じてただなんて!!!!」


    「その癖にホシノちゃんが『彼』に好意を抱いていることは一丁前に気づいてて、>>33の時に連絡を貰った際に『ホシノちゃんったら大胆ッ!?』って勘違いしちゃって『彼』にGOサイン出しちゃって!!!」


    「ごめんねぇ!!!!ホシノちゃん!!!!ごめんねぇ!!!!!」

  • 73二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:13:37

    急展開!!アクセルぶっ飛びスギィ!!!

  • 74>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 01:18:11

    「………色々言いたいことはありますが一つだけ聞きたいことがあります」

    「ぐすっ……ひぃん。なあにホシノちゃん……」

    「なんで『彼』の電話番号知っているんですか?」

    ────えっ?そこなの聞くとこ

  • 75二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:21:32

    多分一番困惑してるのは富豪だと思う…凸とか聞いてないだろうし…
    富チンが萎んだ!!ユメ先輩の人でなし!!っていう結果になっても俺は驚かねぇぜ!!!

  • 76>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 01:32:30

    ────………それは私が話すよ。彼女が電話番号を知っている理由は1つ。君の、ホシノへの気持ちの相談をするためだ。

    「……私の?」

    ────ホシノ、私も君の事が好きだったんだよ。

    「えっ!?」
    「私もその事を相談された時はびっくりしちゃったよ!」

    まさか、両想いだったなんて。思わぬ事実に少しだけ胸が弾んだが残念ながら今はそれどころでは無い。

    「相談って、何故そんなことを?」

    ───冷静になって考えて見てくれ。子供相手に『自分の子供を産んで欲しい』なんて言い放つ男の事を好きになる者がいると思うかね?

    「あっ、ハイ」

  • 77>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 01:34:54

    「……確かに、ユメ先輩ならともかく私相手ならそう思うのも無理はないですね」

    ────そうだろう。何せ相手はホシノだったからね。ユメならともかく

    「ひぃん……2人とも酷い」

  • 78>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 01:47:44

    ────でも、だからこそ。私はとんでもない過ちを犯してしまった。謝るのは私だ。悪いのは私だ。

    「ち、違うよ!悪いのは私!!ホシノちゃんが大人に対して不信感や恐怖心を抱く原因になったのは私のせいだし、軽い気持ちでホシノちゃんを抱いてあげてと言った責任もあるんだから!」

    ───いや違う、私が

    「私が!」

    ───私が!

    「私が!」

    「あぁもう!うるさいです!!!静かにしてください」

  • 79>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 02:10:21

    そう言って2人の口論を制止させると。私は『彼』と向き合った。

    「これから聞く事に、ただあなたが思った事を言ってください」





    「こんな、こんな事をしちゃった私の事をどう思いますか?」

  • 80>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 02:35:44

    ───愛おしいと思っているよ。この気持ちは変わらない。だからこそ、酷く後悔してしまっている。過去の発言を自分の言った言葉の重みをちゃんと理解していなかった。

    ───今度はホシノ、君が答えてくれ。
    こんな私をどう思う?無責任な発言や簡単に未成年に手を出すような男の事を。

    「好きで好きでたまりません、愛しています。だからこそ、後悔しています。もっと素直になるべきだった、信用するべきだった、誰かに頼るべきだった。全部一人で考え込んで溜め込んでしまいました」

  • 81二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 02:47:49

    ママになってくれ

  • 82>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 02:52:07

    はじめから歪んでたんです。この恋は。
    可笑しくなるのは当たり前だったんだ。
    でも、このまま続けたら取り返しがつかなくなる。
    だから、だから────。


    「一旦、始めからやり直すことにしたんだよねぇ~」

    「「“…………えっ?”」」

    「わかりますその気持ち。私も最初に馴れ初めを聞いた時にそうなりました♧」

    「最初は良く分からなかったけど今なら理解る。これは紛れもなく純愛」

  • 83二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 02:54:47

    >>81

    ん、出産ホシノ先輩

  • 84>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 02:55:00

    “……………”

    「…うへぇ、先生すごい顔をしてるね~まぁ、確かにあまり健全とは言い難いよねぇ~」

  • 85>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 02:59:48

    「せ、先生のこの反応……や、やっぱり可笑しい事なのよねこれは……」





    「先生!先生はどう思いますか!?」

  • 86二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 03:02:29

    BSS先生

  • 87>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 03:07:29

    “………ホシノはそれで良いと思ったんだね?”

    「……うん」

    “今もその気持ちは変わらないんだね?”

    「……うん、大好き」

    “そして、それがあまり健全ではないこともちゃんと理解しているんだね?”

    「分かってる、それでも好きなの」

    “………わかった。それならこれ以上追求はしないよ”

    「……ありがとう先生」

  • 88>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 03:16:48

    ───卒業おめでとうホシノ。

    「うへへ、ありがとう。こうして卒業出来たのも、あなたのお陰だよ」

    ───………ホシノ。君に伝えたい事が2つある。

    「なぁに?」

    ────1つはシャーレの先生から『“ホシノを幸せにしてあげてください”』と必ずと答えたよ。

    「ッ!(////)」

  • 89>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 03:19:13

    ────それからもう1つ。ホシノ













    ────私と結婚してくれませんか?


    「……はい」

  • 90>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 03:28:28

    アビドスで、結婚式が開かれた。

    キヴォトスでは知らぬものがいない程の大富豪の結婚式だが。
    それを知るのはごく僅かの人達だけだった。
    ウェディングドレス姿のホシノが投げたブーケを受け取ったのはシロコだった。

  • 91>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 03:45:10

    「うへへ~。妻にこんな格好をさせるだなんてえっちな旦那さんだねぇ~」

    そう言って、『彼』……いや『夫』の前で笑う私の姿は、先生や皆、ユメ先輩にはとても見せられないだろうなぁと思う。
    なぜなら今の姿は結婚式で着ていたウェディングドレスのかなり露出が多いバージョンのを身につけていたからだ。
    いや、これはドレスじゃなくて下着だねぇ……。

    くちゅ

    「ひゃん!?」

    ────……えっちな花嫁の間違いじゃ無いのかな?こんなに濡らして。

    「うへぇ~だってそうでしょ?『あの日から』ずぅっと『健全な』お付き合いを続けてたんだから。でも、もう我慢しなくて良いんでしょ♥️」

    ────そうだね。よく、頑張ったね。

    「うへへぇ~頑張ったでしょ?だからね、あなた」
    ご 褒 美
    「赤ちゃん、欲しいな♥️」

  • 92二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 03:56:23

    エッッ……良し!

  • 93二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 05:58:24

    >>3の時点ではどういう話だったんだろう

  • 94二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 09:11:24

    この世界はユメ先輩生存√だろうし、お付き合い始めてから女の子らしさ意識して髪を伸ばすようになったのかな

  • 95二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 09:15:02

    ぶっちゃけこれストックホルム症候群とかだよな

  • 96二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 09:54:48

    お疲れ様でした。

  • 97>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 10:43:48

    ────っ!ホシノ!

    「あは♥️凄いね、もうバキバキだ♥️私のココも準備出来てるから………いや、やっぱり……触って……欲しいな」

    そう言って『夫』の両足を広げて出来たスペースに座ると『夫』の広く硬く、暖かい胸板に背中を預けた。
    そっと、両手を私の身体を包み込む様に持ってくる。
    そして、片手を胸に、もう一方の手を、私のワレメにあてがった。

    くちゅり、にゅぷぷ

    「んっ♥️」

    ────はは、凄いね最初から2本入っちゃったよホシノ。

    「……もう、そんなことを言わないでよ♥️」

    怒った様な言葉とは裏腹に蕩けた笑顔を『夫』に向ける。
    そして、その後『夫』の手に視線を向ける。
    鱗が生えていて少しゴツゴツしている。指先は黒いツメで出来ているが先端がかなり丸くなっている。
    付き合うようになってからはツメが尖っているところは全く見なくなった。毎日毎日、丁寧に整えているらしい。

    ワレメを触る手とは裏腹に、胸を触る手は少し乱暴だった。
    丸くなった指先で挟み込みくりくりとこねたり潰したり、引っ張ったり。弾いたり。
    私も、最近は胸で『そういうこと』をするようになったお陰かかなり反応が良くなってしまっていた。

  • 98>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 11:03:15

    「…んっ♥️…んっ♥️…んっ♥️…あぁ♥️……くるっ♥️……きちゃう!!」

    「~~~~~~ッ!!!!!!」

    プシッ!プシャァァァ……

    身体を仰け反らせて絶頂を迎える。『夫』と視線が合う。

    「んぁ……れーーー♥️」

    口を大きく開けて舌を伸ばす。私と『夫』では口の形が異なる。だから自然とキスは舌と舌を絡ませ合うディープキスとなる。

    れるっ♥️…れるれる…ちゅ♥️……ちゅっ♥️ちゅっ♥️…はむっ♥️……ちゅぅぅぅぅぅぅ♥️

    私の舌よりも何倍も大きくて太い『夫』の舌に私の舌を這わせて舐めたり、舌先に口づけしたり、舌な吸い付いたり。

    そうした『キス』を長い間繰り返した後。『夫』は私の身体を持ち上げた。
    ぶるんっと音をたててわたしの股の下から2本の『ソレ』が現れた。

    ───すまない!ホシノ!もう我慢できそうにない!……入れて良いかい?

    「…うん♥️……いいよ、きて♥️」

  • 99>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 11:34:25

    「……あっ!…ちょっと待って」

    一旦制止をかけて、身体の向きを変える。

    「うへへ♥️赤ちゃん作るならお互いの顔を見ながらがいいなぁ~って思って♥️」

    ───確かに、その方が良いね。

    再び『夫』とキスを交わすと。ソレを私のワレメへとあてがった。

    2本あるソレは、良く見るとそれぞれ異なる形をしている。
    一方は太く大きいがもう一方と比べると短い。
    もう一方は細く長いが太さも大きさももう一方と比べると控え目だ。

    ちなみに、私の『初めて』を奪ったのは細くて長い方だ。

  • 100>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 12:15:40

    でも、今回は違う。

    「…んっ♥️」

    大きくて太い方をワレメにあてがい、もう一方をおしりに当てる。
    2本を前と後ろに入れるのはこれが初めてではない。
    お付き合いしている間に何回かしたことがある。
    もちろん避妊薬は飲んだしゴムもちゃんと着けてた。
    でも、今日は違う。排卵誘発剤を飲んでるし、ゴムは全く着けていない。
    そして、危険日の2日目……。
    確実に『デキちゃう』日だ。

    にゅぷ、にゅぷぷ
    ズプリ、ズププ

    前と後ろから感じる異物感と圧迫感。その2つがどんどん大きくなってくる。

  • 101>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 13:17:22

    「あぁ♥️…はいっ……たぁ♥️」

    両方とも根本までずっぷりと挿入された。
    ぎゅっと、『夫』を抱き締める。
    暖かく、心地よい。多幸感に包まれる。

    ────動くよ、ホシノ。

    「……うん♥️」

    タン…タン…タン…タン…タン…タン…タン…タン

    一定のリズムで上下に揺れる視界。奥を叩く感覚に、下腹部から熱いものが込み上げてくる。

    「…はぁ♥️はぁ♥️…はぁ♥️はぁ…はぁ♥️…はぁ♥️」

    ────フッ…フッ…フッ…くっ!…ふぅ!…ふぅ…

    肉と肉がぶつかる音、水音、そして、興奮した男女の息遣い。それだけが響き続ける寝室。

    ────くうっ!ホシノォ!!

    ガバッと倒れ込み、仰向けの私に覆い被さる様な体勢になると。普段よりも激しく腰を動かし始めた。
    今までのような私の事を気遣った優しい動きから一変して獣の様に激しいピストン運動にホシノの視界はパチパチと光が弾ける。

  • 102>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 13:29:59

    ────はぁ!はぁ!はぁ!ホシノ…ホシノォ!…出すぞ!中に!!……孕んでくれ!……孕めッ!!……私の子を……産んでくれぇ!!!!!!

    「あっ♥️あっ♥️あっ♥️……出してぇ!!中に出してぇ!!……孕ませてッ!!!……産ませてッ!!!あなたの赤ちゃん!!!……ママにしてぇ!!!!!」

    2人が叫ぶのと同時に、勢い良く奥に叩きつけられた先端から熱い物が弾けた。

    ビュルッ!!!!ビュルルルルッ!!!!ドプッ!!ドプゥッ!!!!!!!!ドクッドクッドクンッ!!!!!

    『夫』の腰が跳ねる度に私のお腹が膨らんでいく。
    苦しいけど、嬉しい。幸せな感情が込み上げてくる。

    「うぷっ!…おぇ!!!」

    私の口から白いドロドロとした液体が溢れ出す。
    おしりに出された物がついに限界を越えて口から溢れ出してしまったようだ。

    ────っ!?ホシノ!!?

    『夫』が慌てて入ってたモノを引き抜くと。
    ごぽり、と音をたててワレメから白濁液が溢れ出す。
    おしりからはぶぴっ!ぷぴゅ!というあまり聞いて欲しくない恥ずかしい音が響いている。

  • 103>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 13:34:28

    「うへぇ♥️……こんなに沢山……これぇ……絶対にデキちゃったね♥️……」

    ────……すまない。こんな事になるなんて……。

    「謝らないで……それだけ、私に赤ちゃん産ませたかったんでしょ♥️」

    ────ホシノ。

    「なぁに?」

    ────愛してるよ。

    「私も愛してる♥️」




    そして、私は『彼』の子を妊娠した。

  • 104>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 13:39:14

    「うへへ♥️……お腹が大きくなってきたね♥️」

    ────あぁ。ここにいるんだね。私達の子が。

    「うへへぇ~男の子かなぁ?女の子かなぁ?」

    ────楽しみだね、ホシノ。

    「……うん♥️」

  • 105>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 13:44:19

    ────だいぶ大きくなったね。

    「うへぇ…おっぱいも大きくなってきたよ」

    ────早く産まれて欲しいな。

    「私も、早くこの子に会いたいな♥️……ねぇ、あなた」

    ────なんだい?ホシノ。

    「キスして、欲しいな♥️」

  • 106>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 14:09:43

    ────ほ、本当にするのかい?

    「う、うん。安定期に入ったし、お医者さんからも激しくしなければ大丈夫って」

    正直に言うともう我慢の限界だった。
    お腹の赤ちゃんを気遣って、えっちな事はかなり控えていた。どうしても我慢できなくなった時はキスをしたり……その、お口でしたりもしたけれどももうダメだった。

    ただ、『夫』も口では心配するような事を言っているがソレはバキバキのビンビンだった。

    にゅっぷん!!!

    「あはっ♥️凄い!あっさりと入っちゃった♥️」

    ────お、おしりにも入れるなんて聞いてないぞ!?

    「あっ……ごめんなさい。どうしてもあなたの全部を受け入れたくて……」

    ────………あまり激しくは動かない様にね。

    「……うん」

    そして、ゆっくりと前後に身体を揺らし始める。赤ちゃんがびっくりしないように。優しく、ゆっくりと。

    「あぁ……好き♥️…すきぃ♥️……大好き♥️……だいすきぃ♥️……」

    『夫』の両手を繋ぎうわ言の様に愛を囁きながら優しく前後に腰を動かす。

  • 107二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:09:47

    実にいい…

  • 108>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 14:10:22

    ────っ!……ホシノ

    「うん、わかった♥️いっぱいかけてね♥️」

    勢い良く引く抜くと、ドロリとした熱い物がお腹に沢山掛けられる。 ぴくりと、お腹の中で赤ちゃんが動いた気がした。

    「うへへ♥️…赤ちゃんも喜んでる♥️……ありがとね、あなた♥️」

  • 109>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 14:14:41

    ───ホシノぉ!大丈夫かい!?

    「あっ…あなたぁ…も、もうすぐ……産まれる……みたい……」

    ───私が側にいるからな!!

    「うん……私も……元気な赤ちゃん……産むからね……」







    「はぁ!…はぁ!…はぁ!…うぅぅ!!……」

    「うぐぅぅぅぅぅ!!!!!ふうー!!ふうー!!うぐぅぅぅぅぅ!!!!!」

    「あぁ…あああああああぁぁぁぁぁぁぁぉぁッ!!!!!!!!」







    おぎゃあ!おぎゃあ!おぎゃあ!


    「うへへ……産まれた……産まれたよ……あなたぁ……」

  • 110>>1◆sDxE1vlnK625/01/05(日) 14:19:23

    「うへへ♥️…可愛い♥️」

    産まれたのは女の子だった。私にそっくりなピンクの髪とオッドアイ。顔は私と同じ人間の姿だけど、手と足は『パパ』と同じように鱗が生えていた。

    ────よく、頑張ったね。

    「うへへ♥️ありがとう………」








    「……ねぇ。あなた」

    ───なんだい?ホシノ。





    「……1人だけだと寂しいと思うので」

    「この子に弟か妹を作ってあげませんか♥️」

    そう言って私は、愛する人に笑顔向けてそう言った。

    【END】

  • 111二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:36:12

    このレスは削除されています

  • 112二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 17:05:15

    かんしゃあ〜!

  • 113二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 23:22:33

    まさかこんな良質なSSを読めるとは…ありがとう…

  • 114二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 03:10:50

    最高に抜けた、ありがとう

  • 115二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 04:14:17

    ある意味BSSだけど抜けた

  • 116二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 04:27:29

    >>66

    最後まで読んでこれBSSなら分かるけどその段階でBSSを把握するのはビビる

  • 117>>1◆sDxE1vlnK625/01/06(月) 15:23:06

    最後にこれだけダイスを投げさせて下さい。


    その後ホシノと富豪との間に


    1+ dice1d10=2 (2) 人の子供が出来ましたとさ。

  • 118二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 15:33:04

    レンゲみたいな龍要素持った子が産まれるんかな

  • 119二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 15:45:59

    いいSSだった、やはり重要なのは愛があるかどうかだな

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