- 1◆gTlwfkD7ls25/01/04(土) 22:56:03
- 2二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 22:57:19
アリウス育ちであのキャラエミュできるの何かのバグじゃない?
- 3二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 22:59:03
スズミとスイーツ部がエデン4章に絡んできそうね
- 4二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 22:59:42
探偵の物でよくある露骨に怪しそうなやつのすぐ隣が真犯人のやつ
- 5二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:05:32
これで実はスズミもアリウス出身(蜂起のトリガーは本来はスズミの役割で指示を待っていたが、知らないところで計画が変更されてレイサを使うシナリオになった)とかだと超面白い
- 6◆gTlwfkD7ls25/01/04(土) 23:06:49
関係性ダイス(レイサ→対象、高いほど好印象)
スズミdice1d100=33 (33)
カズサdice1d100=49 (49)
トリニティdice1d100=13 (13)
アリウスdice1d100=9 (9)
>>5それも味わい深いかもしれない
- 7二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:07:39
かなりばにたすだよこれ!!
- 8二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:07:55
身内以外大体嫌い!身内もそんなに好きではない!ばにたす!
- 9二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:08:47
もう既に精神がやられちゃってる可能性が高い
おいたわしい - 10二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:09:32
このレスは削除されています
- 11二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:11:43
まあトリニティ嫌いなのはアリウスならそりゃそうだし
あんな環境ならアリウス嫌いなのもそりゃそうだし
むしろカズサとスズミのことを好きとまではいかないがそこまで嫌いではなさそうなだけまだ全然救いがある - 12◆gTlwfkD7ls25/01/04(土) 23:12:51
お労しやレイ上
なんでトリニティが嫌いなの?
dice1d3=1 (1)
1.アリウスの教育の賜物
2.蹴落とし合いが頻発してるのを見た
3.両方
なんでアリウスが嫌いなの?
dice1d4=1 (1)
1.日常生活の素晴らしさを見たから
2.カズサの影響
3.自警団として感謝されるのが嬉しかった
4.全部
- 13◆gTlwfkD7ls25/01/04(土) 23:19:08
…私はトリニティが憎かったんです。
なぜならそうやって教えられたから。
実際トリニティは腐ってました。
権力争い、根付いた差別意識、蹴落とし合い…
でも、でも、初めておひさまの下で「普通の」生活をしました。とっても素晴らしかった。
だから、だから…アリウスさえ憎くなってしまったんです。
アリスクとの関係性(左がレイサから、右が対象から)
サオリdice2d100=84 48 (132)
アツコdice2d100=8 50 (58)
ヒヨリdice2d100=99 49 (148)
ミサキdice2d100=26 93 (119)
- 14二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:21:44
この好感度の振れ幅…レイサも元スクワッドなのかな?
サオリとヒヨリへの好感度はやたら高いな! - 15二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:23:09
極端!!!
- 16二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:23:33
「お姫様」に思うところでもあったのだろうか
- 17◆gTlwfkD7ls25/01/04(土) 23:25:50
- 18二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:26:21
ミサキはなんでそなんなレイサ大好きなんだ
- 19二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:29:29
姫とか呼ばれて周りから大切にされてるのが嫌い
ヒヨリは弱そうなので好き
ミサキはアリウスでの人格殺しきってスーパースターになりきれるような精神性に憧れてるとかで - 20二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:30:22
元々アツコの属していた勢力とは敵対派閥だった
- 21二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:31:24
- 22◆gTlwfkD7ls25/01/04(土) 23:36:27
- 23二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:40:06
ヒヨリと血縁になったね
家族ができたよやったね - 24二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:42:10
よくよく見たらレイサミサキのこともまあまあ嫌いだよね
嫌いなもの多くない? - 25二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:42:19
「全ては虚しいのに、なんで"姫"なんて特別扱いしなきゃいけないんでしょうかね?」ってことかぁ
- 26◆gTlwfkD7ls25/01/04(土) 23:43:26
- 27二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:45:09
鬱屈している……それでも身内が好きと言えるだけましなのだろうか
- 28◆gTlwfkD7ls25/01/04(土) 23:47:15
そういや最近、おんなじスパイのアズサさんを観ませんね。どこ行ってるんでしょうか。
アズサとの関係性
dice2d100=2 47 (49)
- 29二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:48:37
本当このレイサはさぁ!!
50ギリギリまで好感度稼いだカズサが割と偉業な気がしてきた - 30二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:48:46
ひっっっっくいなぁ
- 31二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:49:54
ヒヨリの次点の好感度稼いだサッちゃんも命を救うくらいのことはしてそうな気がしてきた
- 32二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:50:46
スズミの銃に刻まれてたヴァニタスの文字を捨てたのが少し気に食わなかったとかありそう
- 33◆gTlwfkD7ls25/01/04(土) 23:53:30
ちょっとレイサさんみんなのこと嫌いすぎんか?
ばにたすしすぎだろ…
アズサのことが嫌いな理由
dice1d4=4 (4)
1.アツコと同じくサオリに大事にされてるから
2.このあと補習授業部と仲良くしてるのを知る
3.単純に興味がない
4.全部
サオリのことを好きな理由
dice1d4=4 (4)
1.命の恩人、スーパースターを名乗るきっかけ
2.スクワッドの為に動いてるのを見ている
3.育ての親だから
4.全部
- 34二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:54:07
アリウス生として見習いたいと思える相手に好感度が高い?
サオリ→ばにたすだし強い、生きていけそう(ただ自分はそこまで強くなれないかも)
アツコ→特別扱い
ヒヨリ→ばにたすだし立ち回りが上手い、卑しく生きていけそう
ミサキ→生きていけなさそう
アズサ→心が強すぎ、ばにたすじゃないじゃん - 35二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:00:43
全部一択という本当極端なレイサ
よき - 36二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:03:08
- 37二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:07:36
レイサにとってのヒーロー像はサオリ
育ての親ということはスクワッドと一緒に育った?けどヒヨリが生き別れの姉妹ならあんまり接点ない? - 38◆gTlwfkD7ls25/01/05(日) 00:13:03
>>36確かに興味ないは違うかも
サオリさんは好きですよ。
私に手を差し伸べてくれて、育ててくれて…
しかも、スクワッドの皆の為に誰よりも働いてますから。
まさしくあれはスーパースターだと思います。
けど、気に入らないなって思うのが、アズサさんも一緒に大事にしてるところなんです。
アズサさんもアツコさんと同じで、素の自分を愛してもらえてる。スクワッドだけじゃなくて、トリニティの人にも。私はそんなことなかったのにな。
っと、電話です。相手は…サオリさんですね。
「はい、レイサです」
『レイサ。いよいよ明日だ。大丈夫だな?』
「はい。大丈夫です」
『そうか、頼むぞ』
「ええ」
「誰からですか?レイサさん」
「あー、杏山カズサに頼みごとをしてたんですよ!」
「そうですか。では今日も自警団任務、行きましょう」
「はい!このトリニティのスーパースター、宇沢レイサに―」
「―お任せ、くださいっ!!」
- 39二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:15:17
なんか、進撃のライナーがちらつくのだが
- 40二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:20:13
- 41◆gTlwfkD7ls25/01/05(日) 00:31:32
いよいよ、エデン条約調印式が始まります。
アリウスはこの会場を襲撃して、ゲヘナ、トリニティ双方を破壊します。
私は会場内部、爆撃から逃れられるところに配置され、ミサイルの着弾と同時に攻撃を開始します。
早く会場へ行かないと。
「あれ、宇沢じゃん」
「あ!杏山カズサ、おはようございます!!」
「うるさ…相変わらず元気でいいねぇ」
「はい!私のこれが取り柄ですから!!」
最近、演技に箔が付いてきてしまった自分が気持ち悪い。
「で、どこ行くのさ」
「今から調印式会場に、警備のお手伝いをしにいきます!」
「えっ、エデン条約の?あそこって正実の部隊しか入れないんじゃ…」
「自警団もお手伝いすることになったんです!」
「あーそーゆこと。じゃあ、気を付けてね」
「はいっ!頑張ります!!」
こんな取り繕った私を演じるのも、今日が最後です。やっとスーパースター"ごっこ"も終わる…
うれしいはずなのに、なんでちょっと悲しいんですかね? - 42二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 03:01:33
じんかくが こんらん しはじめている
私はアリウス 私はアリウス 私はスーパースター
……? 私は……? - 43◆gTlwfkD7ls25/01/05(日) 07:36:20
「所定の位置につきました。いつでもいいですよ」
『分かった、ミサイルの弾着に備えろ。そろそろ始めるぞ』
「了解です、サオリさん」
両学園の代表が登壇したようです。そろそろ作戦開始ですかね。
「レイサさん、状況どうですか」
「問題ありません!」
「そうですか、良かったです。…ん?」
「どうかしましたか?」
「いや、なんか、空が光って―」
次の瞬間、爆音が会場の方から響きました。作戦開始の合図です。
「…な、何が起こって…レイサさん、私たちも救援に―」
迷わずスズミさんに愛銃を突きつけて、引き金を引きます。ショットガンをこの距離から食らえば、致命傷になりうるでしょう。
「…レイサさん?な、なんで、どうして」
言い終わる前にもう一発撃ち込みました。
「あなた、トリニティ、の、スーパースターって」
「トリニティのスーパースター、ですか」
取り繕ったもう一人の私。とてつもなく、醜いもの。
「そんなもの、最初から居ませんでしたよ。こんな形でお別れになるなんて、残念です。守口スズミさん」
「レイサさ―」
どがん、と銃声が響いた瞬間、スズミさんは動かなくなりました。
「…虚しいですね」
ゲヘナのトップはサオリさんが始末する手筈です。私は先生とトリニティのトップを始末しに行きましょう。
部活行ってきます。 - 44二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 08:31:50
部活(アリウススクワッド)
引き金を引いてしまった
カズサたちと遭遇するのが楽しみ - 45◆gTlwfkD7ls25/01/05(日) 13:14:44
>>44部活はリアルの方ですね。
冬はラントレが多くてしんどいんじゃ…
現場はかなり混乱しています。これに乗じて先生を始末しましょう。
と、あれは…ミサキさんと、ヒヨリさんですね。怪我してるみたいですが…
「レイサ…」
「ミサキさん、ヒヨリさん、大丈夫ですか」
「平気…だけど、先生を逃がした。護衛に空崎ヒナが付いてる」
「追跡は?」
「あ、さっきリーダーが…」
「わかりました。2人とも遮蔽に身を隠してください。私はサオリさんと先生を追います」
「わかった…くれぐれも気を付けて」
「ええ」
早くしないと取り逃がしちゃいますからね。
「…っ、敵の増援…?」
ついに先生に追いつきました。サオリさんとハサミ打ちの形で、空崎ヒナと先生を包囲します。
"まいったね、まさか…レイサまでそっち側だったなんて"
「騙してしまってすみません。でも、これが私の本性です。悪く思わないでください」
ショットガンを構えると、ヒナさんも応戦の構えに入ります。
「…来なさい。先生には指一本触れさせない…」
「ほう。やれるものならやってみろ」
「ええ、望むところです」
戦闘開始(レイサオリは合計値、数が大きい方が優勢)
ヒナdice1d500=280 (280)
レイサdice1d150=32 (32)
サオリdice1d150=145 (145)
- 46二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 16:48:21
やっぱりヒナはすげぇよ
- 47二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 16:49:08
数値の規模感が実際に各キャラの強さ感出てるの草
- 48二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 16:54:35
こうしてスイーツ部や自警団に影を落とす事でトリニティからアリウスへのヘイトが更に高まって美しい結末に近付くんですね
- 49二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 17:09:17
- 50二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 17:13:30
調印式でスズミが行動不能になると、この後重傷の先生を搬送したセナの救急車が囲んできたトリモブ追い払えなくて治療間に合わなくなりそうだか
まぁなんとかなるだろ! - 51二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 17:18:52
他のトリニティ生に頑張ってもらおう
先生にちょっと後遺症残りそう - 52◆gTlwfkD7ls25/01/05(日) 18:54:37
流石にヒナが強いですね
「…手強い…っ」
流石ゲヘナ最強、手負いでも一筋縄では行きません。
2対1の状況でも突破口が見えません。
ですが、これは先生を始末できるかどうかの話。一瞬でも押し込んで、先生への射線さえ確保できれば…!
「…ぅおお!!」
「っ!」
一気にヒナさんの懐へ潜り込んで、滅茶苦茶にショットガンを乱射。これで、サオリさんが先生を撃てる機会ができました。
「感謝する、レイサ…!」
「…させない!」
しかし、ヒナさんは無理矢理体を捩って、サオリさんへ弾幕を張ります。
何発かがサオリさんに命中し、照準が狂ったようでした。
“っぐ!”
サオリさんの放った弾丸は先生の横っ腹に当たりましたが、致命傷になるほどではなさそうです。
「もう一発…!」
が、しかし。
「先生、手を!」
奥の路地から急に現れたゲヘナの救急車が、先生とヒナさんを回収していきました。
「…取り逃がしちゃいましたね」
「…ああ。先生に一発食らわせたが、あれで絶命するかどうか…」
「取り敢えず、皆さんのところへ戻りましょう。
向こうも大分ケガしちゃってましたから」
「そうだな…」
「…宇沢、あんた、なに、してんの…?」 - 53二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 19:12:50
あ……
- 54二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 19:33:06
ここでカズサが登場か。他のスイーツ部メンバーはどうしてるんだろう?
- 55二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 19:37:30
この辺から色々宇沢アリウスの影響が出てきそう
まぁでも所詮は好感度49だから!
99のヒヨリと84のサッちゃんには敵わないからね!
(現状三番手) - 56二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 19:39:20
レイサが味方の振りしてヒナ回避して先生に近づいてからバン!みたいな奇策使わなくてよかった……
でもまぁ精神状態的にもうトリニティの仮面被れないからやろうとしてもすんなりとは無理なんだろうな - 57二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 19:44:51
そもそもミネの威光(悪評)を以てしても膠着状態に追い込むのが手一杯のトリカス軍団だぞ?自警団介入がなければセリナハナエもろとも潰して先生●ぬ可能性あるわ
- 58二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 20:00:31
カズサに対して普段からは想像できないくらい冷たい目と侮蔑に満ちた表情を見せてほしい
- 59二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 20:02:35
ちょうど宇沢のSSが二本進行してるんだけど温度差がヤバい…
- 60二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 20:07:07
- 61◆gTlwfkD7ls25/01/05(日) 20:16:02
普通に話の合う人くらいに思ってそうなのがまた…
「…杏山カズサ」
「あんた、さっき、先生撃って…え、な、え?」
見つかりたくない人に見つかっちゃいましたね。嫌だな、今、この人と会話するの。
「いやぁ!じゃれ合ってただけですよ!!それよりもなんでこんなところへ?」
「じゃれ合ってただけって…あたし、あんたのこと心配して、それで…」
「私はこの通り元気一杯です!えへん!」
「…違うでしょ」
…流石に無理がありますね。
「レイサ、撃つか?」
「いえ、これは私の問題です。宇沢レイサにお任せください」
そう、これは私の問題です。サオリさんは関わらなくていいんです。
「あんた、あたしになんか隠してたでしょ…」
「杏山カズサ。早くここを離れてください」
「嫌。あんたから訳を聞くまで逃げない」
「そうですか。では―」
歪な人間関係は、全部ここで清算してしまいましょう。
「杏山カズサ。あなたに決闘を申し込みます」
「…いつもはノらないけど、受けて立つ」
- 62◆gTlwfkD7ls25/01/05(日) 20:17:01
ダイス忘れてた
戦闘開始
カズサdice1d100=17 (17)
レイサdice1d100=55 (55)
- 63二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 20:33:59
惨敗で笑えない
- 64二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 20:37:14
アリウス式レイサには敵わないか……精神デバフもデカそうだしね
- 65◆gTlwfkD7ls25/01/05(日) 20:39:01
「がっ…」
「私の勝ちです、杏山カズサ」
結局、いくら中学で喧嘩無敗だったとしても、アリウスで人を殺すために鍛えられた私には敵わないんです。
「宇沢、なんで…」
「…最初からこうなるはずだったんですよ」
「そんなこと言わないでよ…またいつもみたいにさ、大声で私のこと呼んでよ、ねえ…」
いつも、ですか。あの無理矢理作り出した、偶像みたいな私のことですか。
「それは私じゃない、別の何かです。本当の宇沢レイサは、今の私なんですよ」
なぜか胸に苦いものがこみ上げて来ます。
…別に、あなたが憎かったわけじゃないんですよ。
「レイサ、撤退命令だ。ティーパーティーの増援が来る前に退くぞ」
「了解です」
「待て…待ってよ、宇沢!」
これでいいんです、これで… - 66二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 21:04:33
さて、ここからどうなるのか
- 67◆gTlwfkD7ls25/01/05(日) 21:18:08
そろそろストックが尽きそうです…やっべぇ
あのあと、ヒヨリさんたちを回収して、拠点へ戻ってきました。
今はヒヨリさん達の治療をしつつ、戦果発表中です。
「で、リーダー、先生はどうだったの?」
「どうだかな…一発当てはしたが、絶命に至ったかどうか…予想より空崎ヒナの抵抗が激しかった」
「そ、そうですね…まさか手負いなのに、3人とも返り討ちにあうなんて…死んじゃうかと思いました」
「こっちも正実の警護が堅くて、桐藤ナギサまでたどり着けなかった…」
正直言って、今回の戦果は上々とは言えません。飛行船の撃墜でゲヘナの生徒会は排除できましたが、桐藤ナギサを逃してしまいました。先生の安否も未確認です。
「…これではマダムに何て言われるか…」
「じゃ、じゃあ…私たちはマダムに…うわぁん!もうおしまいです!」
ヒヨリさんの気持ちもわかります。このまま排除に失敗すれば、明日の保証はありません。
「待って。姫が何か…」
見ると、アツコさんが手話で何かを伝えようとしています。
「…次のチャンスもある。焦らずやろう、か。それもそうだな」
「次ですか…トリニティの本丸を攻めるんですよね?」
「ああ…っ?待て、静かに」
サオリさんが何かを見つけたようです。耳を澄ますと、廊下から誰かが歩いてくる音がします。
「…誰だ!」
「…サオリ」
そこに居たのは、私と同じ内通者のアズサさんでした。 - 68◆gTlwfkD7ls25/01/05(日) 21:23:59
書いてたらsee-sawさんの「あんなに一緒だったのに」が流れてきちゃいました。
「アズサ…一体何の冗談だ?」
「冗談じゃない、本気だ。こんなの間違ってる」
信じられない光景が広がっていました。アズサさんが、サオリさんに銃を突きつけています。
「アズサさん。やめてください。じゃないと、私はあなたを撃たなきゃいけない」
「レイサ…レイサならわかるだろ。こんなこと、していいわけないって」
「…まあ、想定はしていた。百合園セイアを始末しなかったんだろう?」
「…っ、ああ。人殺しは…だめだと、気づいたから」
そうか。結局、アズサさんは人殺しになる覚悟を持っていなかったんですね。私は杏山カズサを撃ってまで、今までの自分と決別したっていうのに。
「そういうことならあなたは敵です。残念ですけど、死んでもらいます」
「死ぬのは皆の方だ」
その瞬間、ヒヨリさんの頭上で何かがスパークするのが見えました。気づいたら、私は走り出していました。
「姉さ…危ない!」 - 69二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 21:33:00
これでもしレイサが死んでしまったらスイーツ部の皆の心はどうなるんだろうなぁ
- 70◆gTlwfkD7ls25/01/05(日) 21:52:14
咄嗟にヒヨリさんを庇って、爆風をもろに受けました。
「だ、大丈夫ですか!?私なんかのために…」
「人一倍頑丈なので大丈夫です…っ」
「くらえ…っ!」
アズサさんが私に銃口を向けていました。くらったダメージのせいで、まともに体が動いてくれません。
しかし、銃声がした次の瞬間、射線上にミサキさんが飛び出してきました。蜂の巣にされたミサキさんは私のほうへ倒れ込んできました。
「ミサキさん!」
「…平気、だから…大丈夫…」
そう言って、ミサキさんは気を失ってしまいました。
「アズサ…よくも!」
「サオリ…!」
2人が撃ち合っています。援護したいですが、体が動きません。
サオリさんはアズサさんの攻撃をかわしきって、胸と頭に一発ずつ叩き込みました。アズサさんが倒れ、それを足で踏みつけました。
「…そんなに死に急ぐなら、私が引導を渡してやる」
そう言うと、サオリさんはアズサさんに銃弾を叩き込み始めました。何発も、何発も、殺すために。
「ぐ、う”ああ”あ”っ!」
アズサさんが雄叫びを上げながら足を跳ね除け、逃げていきました。 - 71二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 22:04:15
レイサが増えた分アリスク有利なはずなんだけどあんまりそう言う感じしないのはやっぱり色々引きずるものがあるからだろうか
- 72二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 22:08:53
このレスは削除されています
- 73二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 22:10:42
夕暮れはもう違う色なのはアズサとレイサかレイサとカズサか
- 74◆gTlwfkD7ls25/01/05(日) 22:22:09
「逃がしていいんですか?」
「良い。どうせ、これを取り返しにやってくる」
サオリさんは、アズサさんが落としていったぬいぐるみを拾い上げました。たしか…モモフレンズでしたっけ?
「こんなもの…ん?」
「…電子音?」
どこからか、タイマーのような音が聞こえます。
「この中か…っ!?」
ぬいぐるみの中に、ヘイロー破壊爆弾が入っていました。これを食らえば、いくらサオリさんでも死んでしまいます。
横からアツコさんが走ってきて、サオリさんを庇いました。爆弾が炸裂し、アツコさんは爆風をモロに食らいました。
「姫っ!」
サオリさんが駆け寄ります。
「…よかった、カバーのお陰で気絶で済んでる」
「う”っ…サオリさん、ちょっと、はずします…」
「…ああ…無理しなくていい。レイサ」
「ここまで来たんです。降りませんよ」
「そうか…」
「う”え”え”えぇ…」
私は吐きました。胃の中のものを全部。
ヘイロー破壊爆弾に怖気づいたわけじゃないんです。
ただ、アズサさんやアツコさんが傷ついたとき――
――気味がいいと思ってしまった自分が、心底気持ち悪かったんです。 - 75二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 22:53:41
病んでるーー病んでるよーー
アリウスで育ったし順当といえば順当なのかもしれんけど
見返して思ったけど露骨に好感度高いミサキ以外はみんなレイサへの感情50弱ですごいフラットなんだよね
そういう処世術だったりするのかなとちょっと思った - 76二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 23:22:11
「宇沢ぁぁぁああああ!」
「杏山カズサぁぁぁああああ!」
って種わりながら互いの名前を呼びながら殺し合いする二人が見れたりする? - 77二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 23:30:19
これレイサが唯一の死者になるんじゃない?
- 78二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 23:34:14
- 79二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 23:36:15
- 80二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 00:09:37
何!?アリウスレイサなんて僕のデータに無いぞ!!!でも病みレイサとかマジ好きなのでもうどんどんデータくれ
- 81二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 02:51:46
最後は武器を失って殴り合いになるんだよね……
- 82二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 08:20:45
このレスは削除されています
- 83二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 08:22:45
アリウスレイサの最期だけどカズサを庇って致命傷を負うとかそんな感じかな?
- 84二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 08:57:55
「そうです。貴女がいい。ーーーー貴女になら、殺されてもいい。このエデン条約という舞台の上では……貴女と私はライバルだったから」
「殺すつもりで来てください。でないと私には勝てませんよ、杏山カズサ」
って言って死に場所をキャスパリーグに見出すレイサか…… - 85二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 09:07:58
姫の事ばかり考えているサオリという現実に絶望して全てを呪って逝きそうなレイサですね…
- 86二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 09:28:47
姉がいるのに……
姉も姫ばっかり?そうだね…… - 87二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 09:53:29
アリウスに侵入してアツコを助けミカも助け
全てがハッピーエンドだと思っていた所にレイサの死を知らされる先生 - 88二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 10:25:54
生きよ其方は美しい
- 89◆gTlwfkD7ls25/01/06(月) 14:06:55
少し前。
息が乱れる。撃たれた所が痛い。
なんとか助けを借りて戻ってこれましたが、これからどうすれば…
「どいてください、急患なんです…!」
「ゲヘナの救急車なんか入れるわけが無いでしょう!?」
「でも、早くしないと…先生が…!」
先生…あの救急車、先生が乗ってるんでしょうか。なら、助けないと…
腰のあたりのフラッシュバンをつかんで投擲。
バツンッ!キィィィィン…
「っ、誰…?」
「…いま、の、うちに、入ってください…」
「お困りのようだね?助太刀するよ」
「ゲホッ…自警団として、見過ごすわけには行かないでしょう…!」
「ありがとうございます…!」
「あの…助けてくれて、ありがとう、ございます…」
「いいんだ。これもカズ…友人のお願いだからね」
「あの…お名前は?」
「名乗るほどのものでもないけどね…柚鳥ナツ、スイーツ部のしがない一部員だよ。あなたは?」
「…トリニティの、走る閃光弾…守口スズミです…!」
レイサさん。今度会ったら、ちゃんと話をしましょう。 - 90二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 14:09:33
良かったスズミの不在で命を落とす先生はいなかったんだね
- 91二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 14:16:33
ちゃんと話をできないままレイサの命が尽きてしまったらスズミは
- 92◆gTlwfkD7ls25/01/06(月) 14:55:16
書くの遅くてごめんなさいね…
「レイサ、そろそろ起き…てたか」
結局、一睡もできないまま朝を迎えました。気分が悪いです。
「はい、起きてますよ。今日はトリニティ攻めでしたっけ」
「いや、その前に古聖堂の方へ行く。ユスティナ聖徒会の戦力を補充しないといけない」
「あー、なるほど。了解です」
いちいち補充しないといけないのは面倒ですね。
まだ爆風を食らった所が痛いですが、体に鞭打って立ち上がります。
見ると、私以外の全員が準備を終えていました。
「行きましょう」
いち早くトリニティを破壊しないと。
古聖堂に着きました。
着弾地点から遠かった大聖堂以外はほぼ全て瓦礫の山と化しています。
「ここで儀式をやって、戦力が揃ったらトリニティを破壊する」
「…やっとここまで来たんだね」
「な、長くて、苦しかったですね…」
「でももう終わりですよ。頑張りましょう」
そう。もう終わるんです。全てに決着がつくんです。
「そんなことはさせません!」 - 93二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 15:13:54
スレ主のペースで出来ればスレ落とさない様にだけ進めてくれれば
レイサはこのままスクワッドと行動共にする感じかな
一年以上トリニティに潜伏してたからこそヒフミのブルアカ宣言が色んな意味でブッ刺さりそう - 94二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 15:15:46
水を差すようで申し訳ないが...スズミは守月ですぜ兄貴...
- 95二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 15:18:04
自分を守月スズミだと思い込んだ守口スズミがいる
- 96◆gTlwfkD7ls25/01/06(月) 15:21:56
>>93ありがとうございます。ぎなぎなやっていきますね
声が聞こえました。そちらを向くと、先生とアズサさん、そしてアズサさんと仲良くしていた3人が、瓦礫の山の上に立っていました。
そのうちの一人、トリニティの一般的な制服を着た人が話し始めました。
「私には好きなものがあります!平凡で、大した個性もない私ですが……自分が好きなものについては、絶対に譲れません!」
平凡ですか。平凡であることは、何より幸せなんですよ。
私は平凡にすらなれやしませんでしたから。
「友情で苦難を乗り越え、努力がきちんと報われて、辛いことは慰めて、お友達と慰め合って……!苦しいことがあっても……誰もが最後は、笑顔になれるような!そんなハッピーエンドが私は好きなんです!!」
そうですか。じゃあ、あなたたちが幸せになったら、私たちは幸せになれるんですか?
「私たちの描くお話は、私たちが決めるんです!終わりになんてさせません、まだまだ続けていくんです!」
「私たちの物語……」
「私たちの、青春の物語を!」
後ろから、日が昇ってきました。それは宣言を後押しするように、青空を引き連れて、強く輝きました。
なんだ。空って、こんなにきれいなんですね。
- 97二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 15:35:32
一瞬飛んだかと思ったけど順番的にはもう宣言シーンのターンまで来ていたのか……
サツキはふざけんなって感じだったけどレイサは何を思うのか - 98二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 15:38:38
ヒフミ達が幸せになっても、残念ながらレイサ達は……
- 99◆gTlwfkD7ls25/01/06(月) 15:46:51
「ふざけるな…何がハッピーエンドだ…」
ミサキさんが怒ってます。珍しいですね。
ハッピーエンド、ですか。あの人たちにとってアズサさんといっしょに居ることがハッピーエンドなら、私たちの、私のハッピーエンドってなんなんでしょうね。
“条件は揃った。連邦生徒会長の代理として、ここに宣言する”
“私たちが、エデン条約機構だ”
「っ…ユスティナ聖徒会が、消えて…!」
“それともう一個”
“レイサ。君に、合わせたい人達が居るんだ”
私に?何を、今更――
「…宇沢」
「…っ」
「あんたに決闘を申し込む。今度こそ、あんたを止めてやる…!」
「そうですか。なら――」
そうか。そうですね。ここでやり合うなら、せっかくならあなたが良い。
「――殺す気で来てください、杏山カズサ。私も、それに応えます」
「ぬかしやがって。キャスパリーグ舐めないでよ…!」
戦闘開始
カズサdice1d100=91 (91)
レイサdice1d100=78 (78)
- 100二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 15:56:31
負けてしまったよ
やはりトリニティの幸せの足下にはアリウスの不幸があるんだね - 101二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 15:58:50
覚悟ガンギマリキャスパリーグは強いのだ
この話の裏であっただろうカズサたちのやりとりとかもいつか見て見たいな - 102二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 16:00:53
綺麗に決まった
初戦動揺込みの先頭で惨敗
から色々と覚悟を決めた上での二戦目で互いに高い数値出しつつもほぼ最高値で競り勝つ感じ
熱い展開だよ - 103◆gTlwfkD7ls25/01/06(月) 16:03:05
>>101余裕があれば書きたいですね~
しかしまあ、大切なものの為にために戦う人は強いのだ
一進一退の攻防が続いています。
杏山カズサの攻撃は鬼気迫るもので、何発食らっても向かってきます。
「こんの…馬鹿っ!」
鳩尾に拳が入って、一瞬息ができなくなりました。そこに機関銃を叩き込まれ、地面に膝をついてしまいます。
サオリさんたちは先生が率いるチームに足止めされていて、援護が望める状況じゃありません。
「あんた…ほんっと馬鹿だよ。あたしたちの気持ちもわかんないで、一人で居なくなってさ!」
蹴りが腹に入った衝撃で、胃は中身をぶちまけようとしましたが、昨日でもう空っぽになっていたので、何も吐けませんでした。
「あたしは…あんたのこと、友達だって思ってたんだよ…ナツだって、アイリだって、ヨシミだってあんたのこと仲間だって思ってたんだよ!」
杏山カズサはぼろぼろと、大粒の涙をこぼしています。
私のために泣かないでくださいよ。私まで悲しくなるじゃないですか。
「…前も言ったでしょ…それは私じゃないんだって…」
「違いますよ。今のあなたも、トリニティのスーパースターなあなたも、全部宇沢レイサなんです」
この声、懐かしい。初めての、仲間の声。
「…スズミさん…?」
「レイサさん。迎えに来ましたよ」
- 104◆gTlwfkD7ls25/01/06(月) 16:38:57
「スズミさん、なんで、どうして」
スズミさん。ぼろぼろじゃないですか。
私が撃った傷ですよね。まだ治りきってないのに…
「どうして、ですか。それは私が、あなたの仲間だからです」
「そうです!スズミさんも私たちも、皆レイサちゃんの仲間なんです!」
アイリさん。
「一度裏切られたとしても、こうして仲間が呼びかけに来てくれる…王道だけど、なんともロマンがある」
ナツさん。
「カズサ泣かせたんだから、ただじゃおかないからね!後でたっぷりお説教なんだから!」
ヨシミさん。
皆、私の、仲間。
「さあ、帰ろうよ、宇沢」
帰る。温かい、皆の陽だまりがあるところへ。
ああ、私のハッピーエンドは――
「…できません」
でも、手を取りかけたところで気づいてしまいました。
私がここで離反すれば、サオリさんたちはどうなるでしょうか。
姉さんは、たった一人の家族は、どうなるのでしょうか。
私は何度も、そういう現場に立ち会ってきました。だから、私のせいで何が起こってしまうかは、想像に難くない。
「…でも、」
「出来ないったら出来ないんですよ!」
「なんで、だってそんな、今ならまだ――」
「もう遅いんですよ、何もかも!」
ぶっつりと、私の中の何かが切れたような、そんな気がしました。 - 105◆gTlwfkD7ls25/01/06(月) 16:59:40
准将の「みんなが弱いから!」のターンです。
「私だって、皆さんのこと仲間だって、友達だって思ってたんですよ!あんな私欲と利権に塗れた気持ちの悪い所で、あなたたちだけはそうじゃなかったから!!」
無理矢理押し込めていた本音が、濁流のように溢れていきます。
戦闘が終わったであろうサオリさんたちも、私の話を聞いていました。
「なら、なおさら戻ってきたらいいでしょ…?」
「でも、でもね、考えてくださいよ!ここにはね、家族同然の人達が居るんですよ!!」
「私が離反したら、育ててくれた人も、姉さんも、みんなみんな死ぬんですよ!?私のっ、せいで!そんなのあんまりじゃないですか!」
そうです。そんなのあんまりなんです。
「…じゃあ、レイサが守ってやればいい」
「アズサさん、あなたにはわかりませんよ!!ありのままの自分を愛してもらえたあなたには!アツコさんだってそうですよ!…私なんか、向こうじゃ自分を捨てなきゃ、居場所なんかなかったんですよ!」
視界の隅で、サオリさんの表情が抜け落ちるのを見ました。失望しましたか。怒りましたか。当然ですよね。
「私は、私はね…みんなに、みんなに愛してほしかったんですよ!!寂しかったんですよ!!」
「私だってみんなを守ろうと頑張ったんですよ!これ以上何をどうしろっていうんですか!」
視界がぼやけます。目が熱くてたまりません。
「さむいなぁ…だれか、たすけてくださいよ…」
ストック尽きました。がんばって書いてきます - 106二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 16:59:51
悲しいね、レイサ
アリウスの背景がね……一般トリニティ生と相入れなさすぎて
レイサを救うだけじゃレイサは救えないんだね - 107二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 17:26:32
これも全てベアトリーチェってやつの仕業なんだ…
- 108二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 18:00:21
カズサはベアトリーチェの事を知ったら倒しに行くだろうな
- 109二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 18:19:08
せめて准将くらいみんな弱いからって言える強さがレイサにあれば……
いや、それでもメンタル病んでるな - 110◆gTlwfkD7ls25/01/06(月) 19:31:52
“レイサ”
「…せんせい」
優しい声。もうずっと前に感じる、2人で話した時と変わらない声。
“レイサは、レイサのやりたいように選んだらいいんだよ”
「…でも、そうしたら」
“そのために私が居るんだ。私だって仲間だよ”
仲間。先生が、私の、仲間。
“お節介かもしれないけど、私はレイサのしたいことを一緒に叶えてあげたいんだ。生徒を守るのは、私の役目だからね”
「…じゃあ、私が離反したら、サオリさんたちを助けてくれるんですか」
“勿論。だってそれが、レイサの望みでしょ?”
…そうですね。先生は、こういう人でした。
取捨選択せず、全部助ける人。こういう人のことを、スーパースターっていうんでしょうね。
「…あの」
横からヒヨリさんが入ってきました。
「姉さんって…誰のことですか?」
先生セラピーは誰も彼も救うのだ… - 111二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 19:33:21
ここでその話になるのか
いいぞそのまま連鎖していけ - 112◆gTlwfkD7ls25/01/06(月) 19:36:16
失念してました。さっき口走ってしまったようですね。余計なことを考えさせまいと黙っていたんですが…
「えー、あー、そのー…」
「…うろたえてる」
伝えるべきでしょうか。いや、でも、これは――
「伝えてもいいんじゃないか?」
サオリさんが言ってきました。
「…いいんですか?」
「いい。混乱したとしても、私がどうにかするさ」
後押ししてくれるんですね。なら私も、割り切った方が良いでしょう。
「…ヒヨリさん、いや、姉さん。私は、あなたの妹です」
「…え?」
その時でした。大聖堂の方から爆発音が聞こえました。
“何、今のは!?”
「まさか…ミメシス、始まったのか?」
ミメシス。サオリさんは秘密兵器だとかなんとか言ってましたが…まさか、私たちごと始末するために…?
“…取り敢えず、対処したほうがいいみたいだね。レイサ”
「…はい?」
“返事は後でゆっくり聞かせて、ね”
「また後で。必ず戻ります、レイサさん」
そう言うと、先生たちは行ってしまいました。サオリさんもまた、戦うようです。 - 113二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 19:44:07
ベアトリーチェ戦にカズサも加勢してほしい
- 114二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 19:49:46
レイサはこれからどうするのか
4章の動きが気になるね - 115◆gTlwfkD7ls25/01/06(月) 20:24:41
今、大聖堂で、皆さんが戦っています。先生が、サオリさんたちが、杏山カズサたちだって。
「私、何やってるんでしょうね」
かえって私はどうでしょうか。どうにもならないことで泣き叫んで、当たり散らして。
「スーパースターの名が聞いて呆れますね」
スーパースターなら、こんな時どうするでしょうか。というより、私はどうしたいのでしょうか。
「スーパースター、なら…」
サオリさんならどうしたでしょうか。
『大丈夫だ。私がついてる』
…私は、
――トリニティのスーパースター、宇沢レイサ、参上です!!
私は、全部、守りたい。全員で幸せになりたい…!
「全部救ってみせろ…私は、スーパースターでしょ…!」
私は、大聖堂の方へ走り出しました。 - 116◆gTlwfkD7ls25/01/06(月) 20:27:08
「そっち!」
「流石にキツイ…」
私たちは大聖堂に現れたミメシス、ヒエロニムスと交戦している。
圧倒的な手数を以てしても、かなり苦戦している。
「く、この…!」
“サオリ、危ない!”
「…っ!」
サオリの方へ攻撃が飛ぶ。不意を突かれたらしく、回避は絶望的。
だめだ、と思ってしまった。
が、しかし。上から、何かが降りてきて、攻撃を防ぎきった。さらにカウンターパンチを食らわせる。
紫と水色の混じった髪色。あれは――
「…気持ち悪いと思ってましたが、今だけは好きになれそうです。私のこと」
「…レイサ?」
「ええ。トリニティ、いや――」
「皆さんのスーパースター、宇沢レイサに、お任せくださいっ!」
降りてきた。私たちのスーパースターが。
その後ろ姿は誰よりも大きくて、輝いている。
“…それが、君の望みなんだね”
じゃあ、私も、その気持ちに応えよう。
“大人のカードを使う。” - 117二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 20:32:49
なりたい自分になっていいんだ
- 118◆gTlwfkD7ls25/01/06(月) 21:30:41
「皆さんのスーパースター、宇沢レイサに、お任せください!」
まさか、本心でこれを言える日が来るなんて思っていませんでした。
「レイサ…感謝する」
「構いませんよ。さ、化物退治と行きましょう」
「ああ」
その時、先生の手元が光ったような気がしました。とても体が軽くなって、どこまでも飛んでいけそうな…そんな感じがします。
迫ってくるユスティナの亡霊共をショットガンで薙ぎ払って、サオリさんの射線を確保。そこに、サオリさんがヒエロニムスへ攻撃を加えます。
“効いてるよ、その要領で!”
「了解です!」
こちらを狙ってきた攻撃を難なく躱して、ヒエロニムスに接近します。
「アガってきなよ、宇沢!」
杏山カズサの側面攻撃に呼応して、袈裟斬りの要領でヒエロニムスに攻撃。思ったより効いてますね。
「辛く苦しかったとしても…!それでも!」
アズサさんの援護。ヒエロニムスの攻撃が中断されました。
再装填して、一気に接近して飛び上がります。ここで片をつける!
「おお、おおおおっ!!」
顔面にショットガンを乱射。取ったでしょう、これは!
――が、しかし。奴はまだ生きていました。最後の一撃を放つつもりのようです。あと一押しが足りない…!何か、何かないか…!
ずどん。
後ろから援護射撃。次いで、スティンガーのフレア。
「…お姉ちゃんの役割って、妹を守ること、ですよね。へへ…」
「…絶対、やらせないから」
落ちた私のことは、アツコさんが受け止めてくれました。
「…アツコさん」
「ありがとう、レイサちゃん」
「これが最後だ…!」
サオリさんの一撃で、この戦いに終止符が打たれました。
姉妹のくだりがやりたくてちょっと告白早めちゃった☆ - 119二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 21:44:29
ここのレイサには
初めは演技だったけど、改めて"スーパースター"としても生きていこうという『真っ直ぐ立てる意志』が生まれて
闇雲に頑張ってきたけど感情を吐き出したことで、今の絶望とこれからの少しの希望を受け入れて
『分別出来る理性』を取り戻して
いままで嫌いだった"スーパースター"の自分を受け入れて、仲間を助けられる『もっといい存在になれるという希望』を胸に抱いて - 120二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 21:47:47
お姉ちゃん……!
好感度低いアツコとも歩み寄れそうでよかった - 121◆gTlwfkD7ls25/01/06(月) 21:55:18
「ほんとに行くの?」
「ええ…まずは、この人たちを守りたいので」
「寂しくなるね…あのさ、困ったら、いつでも頼ってよ。すぐ駆けつけるから」
「…あてにさせてもらいますね、杏山カズサ。それに、スズミさん」
「ちゃんと、元気で帰ってきてください。約束です」
「はい。それでは」
私たちはこれから追われる立場になります。トリニティからも、アリウスからも。
でも、もう迷いません。
全部救うって決めたので。
「…失敗ですか…まあ良いでしょう」
「逃げられると思わないことです、スクワッド」
4章、随意制作中。 - 122二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 22:04:06
わーい!!3章まで辿り着いた!
一時はどうなることかと思ったけどスーパースターが戻ってきてくれてよかった
4章楽しみ - 123二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 22:11:18
たとえアリウスという現実が地獄だとしても『皆で生き続ける勇気』を持って
たとえ今まで自分を殺してずっと生きてきたとしても『存在意味に対する期待』を持ってこれからを作っていき
初めから諦める選択肢を持つのでなく家族も親友も守れるところまで『守り抜く勇気』を持って
『快く信じ任せられる相手』に気付き、それらを快く頼れるようになり
これから相対するであろうこれまでの全ての黒幕としても、自分達を縛ってきた存在としても『鎖を断ち切り、恐怖に向き合う眼』を持って対峙して
その後のいままで受けてきた仕打ちとしての"過去"とそれを踏まえてこれからの"未来"を歩むための『過去を受け入れ、未来を創り出す瞳』を持っていったらいいなと思った。 - 124二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 22:15:23
- 125◆gTlwfkD7ls25/01/06(月) 22:17:11
>>124滅茶苦茶いい解釈をしていただきありがとうございます…!!
今後とも応援お願いしますね!
- 126二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 23:04:56
ここのレイサにはピーターパンって曲がよく似合う
- 127◆gTlwfkD7ls25/01/06(月) 23:48:43
取り敢えずラストバトルと序盤は出来たので貼って寝ます
「ぜぇ、げほ、っ」
――まだ追っ手が来ますね。次の路地で叩きましょう。
「…流石に、一筋縄じゃ行きませんね…そこ!」
ショットガンを撃ち込んで、追っ手を撃破。これで最後でしょうか。
「ふーっ…」
しかし困りました。一斉に逃げたせいで散り散りになってしまいました。
「サオリさんを探さないと…」
雨が降り始めました。嫌な感じですね。
「集合地点は、たしかここのはず…いた」
「誰だ…!」
「私です、サオリさん」
「…なんだ、レイサか」
双方手負いですね。ひどいケガです。私も人のこと言えませんが。
“…サオリ、レイサ?”
…すごい巡り合わせですね。まさか、先生までここに来てしまうなんて。
「先生、なんでここに?」
“銃声が聞こえたから…どうかしたの?”
その時、サオリさんが急に膝から地面に崩れました。
「先生…姫が…アツコが連れて行かれた。私たちの身代わりになって…」
アツコさんが、マダムに。サオリさんにとって、それは悲劇以外の何物でもないのでしょう。
「私は、アリウスさえも味方が居ない…だから…」
「頼れるのはもう、先生しか…」