ここだけノエル先生が『一周目の記憶』を引き継いだ世界 4

  • 1二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:36:21
  • 2二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:37:47

    たておつー

  • 3二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:39:52
  • 4二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:46:24

    このスレのノエル先生
    ・フランス事変後に修道院に隔離されて間もなく『一周目の記憶』を自覚する
    ・隔離後すぐに代行者として就任。この時点でエレイシアに対する報復を決意し復讐者として生きる
    ・エレイシアが目覚めて代行者になるまでの六年半でひたすらに自己研鑽&限界を超えるための代償を払い続ける。その甲斐あって原作とは非にならない強さを得る
    ・人間以上の耐久を得るための一環で左足を聖別化した義足に改造してもらってる
    ・偶然にも手に入れた十四の石を用いて人外と化す。外見の変化は肌が白くなったくらい
    ・幻想種の中で神獣に区分される『白鯨』モビーディックの遺骸を直接的な経口摂取で取り込み、更に肉体の存在規模を拡張させる事に成功している
    ・現時点での強さは少なくともシエルとの連携でなら後継者をも斃せるまでになっている
    ・というよりシエルとの連携の末に二十七祖のクロムクレイに引導を渡すという大快挙を成しえてしまった
    ・↑の功績もあって教会から『焔(ほむら)のノエル』という異名をつけられる
    ・着実に強くなっていってる事と『一周目の記憶』の自分を反面教師にしてる事もあって大分精神が安定している
    ・ただし完全な復讐者として生きているので高い身分だの裕福な生活だのと言った人並みの幸せには全く固執していない。もはや彼女が望んでいるのはロアやシエルに対する復讐のみとなっている
    ・そんなんだからマーリオゥからは『手を焼かせる制御不能の猪』と厄介に思われてる

  • 5二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:50:38

    たておつ

  • 6二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:52:19

    たておつ

  • 7二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:53:07

    たておつおつ

  • 8二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:53:36

    たておつ

  • 9二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:54:43

    たておつ

  • 10二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:55:04

    たておつ

  • 11二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:57:58

    たておつ
    前回のアルク√心中endは美しかった……

  • 12二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 14:08:29

    たておつ
    読んでて本当に楽しい……ありがとう

  • 13二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 14:39:34

    たておつ

  • 14二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 20:51:28

    通常のシエルルートは最期はどうとでも転べそうだけど、EXだと怪獣決戦みたいな有り様になるからさてどうなるか…
    ここで経験値と強化ポイント貯めておかないといくら祖レベルにまで強化されてるとはいえ一大事になってしまいそうだ

  • 15二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 21:23:13

    >>14 そっち見たすぎる、ただ条件に和解&非死徒化が必須な気がするんだよな

  • 16二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 23:38:30

    よっし、今日でとっとと完全に適合しちゃいましょうか。
    先のヴローヴとの戦いでもうほぼ完全に馴染んじゃいたけどね。ここで最後の一歩を踏み越えようじゃないの。
    さ、そうと決まればまずは記憶通りに動いて保健室にゴーゴー!
    ふふふ、色々と楽しみだわぁ。

  • 17二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 23:57:24

    そして私は記憶の中の行動をなぞっていき、保健室でシエルと死徒事情について適当に雑談した。

    「この国に来てから出費が増えてタイヘンよね。安くていいものばかりだから、ついお買い物も弾んじゃうんじゃない?まぁ私は必要最低限の生活物質さえあればいいから、そこまで変化はないけど。でも弁当はマジで美味しいわ。
    で、話をまた急に変えるけど―――一つ確認したい。アンタさ、何があってもロアを殺すという誓いは、今もしっかりと生きているわよね?」
    「……何を今更。当然です。わたしもその為にこの13年間を突き進んできたのですから。貴女の言うように何があっても絶対に逃がしません」
    「そう。なら、転生体の意識がまだ表に残ってても容赦も慈悲もなく殺せるのよね?」
    「―――ええ。わたしは、吸血鬼を狩るために動く兵器ですので」

    ………ふふ、ふふふ。そっか、それじゃ―――せいぜいその意思を貫き通せるか期待しとこうじゃない。
    ホント、見物ね?

  • 18二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 00:29:50

    「ていうか、アンタの場合は6年間でしょシエル?13年間突き進んできたのは私の方だっての。」
    「………言葉の綾です。決意の表れと思って聞き流しなさい。それより、あまり彼が寝ている前でそういう話は振らないように。うっかり起きていたらどうするんです。
    ひとまず今は昼食の時間まで睡眠を取らせておくべきでしょう。」
    「はーい、わかりました。けど、もう起きてるみたいよ彼?」
    「え?」

    「……よく気がつきましたねノエルさん。というコトで、はい。先輩、俺もう目覚めてます。」

    まあね。記憶の中でこのタイミングで起きるってのはわかってたし。
    というワケでそれからは志貴クンの容態の確認ともう無茶をしないようにと忠告を済ませて、キリのいいところでシエルは出てった。

    「志貴クンがこれ以上吸血鬼に下手に関わろうものなら、私たちにとっても真面目に迷惑になるの。こうして笑って忠告している内にキッパリとやめてちょうだいね?」
    「よく言ってくれましたノエル。そういうコトですので次にこの忠告を破れば、わたしから相応の処置を下されると覚悟しておくように。では、先に失礼します」

    おーコワコワ。心なしかいつも以上にガチトーンじゃん。
    でも……それって裏を返せばこの子に今死んでもらったら困るっつー打算的な意図だけじゃなくて、純粋にこの子の事が人間として本気で心配してるって思いもあると言えるわよね。
    つまりもうこの時点でアイツはこの子に他とは違う感情を向けてると捉えられなくもないワケだ。まだ“好き”じゃないけど“心配はする”って程度のさ。
    はぁ~~~~……こっから私を徐々に置き去りにしてお熱い関係になってくと想像するだけでイヤになるわぁ。

  • 19二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 01:05:53

    「ふふっ相変わらず真面目になるとコワイわね、あの子。ところで志貴クンもそろそろ授業に戻るつもりかしら?」

    「はい。 本当はこのままここで休みたいですけど、こうして動ける内は授業にちゃんと行きます。いつ倒れるかわからないんだし、せめて受けられる時はしっかり受けておかないと」


    ふーん。記憶の中で見た時からずっと思ってたけど本当に真面目ね。

    自分に今できる事を精一杯やり遂げようとする。ああ、なんか私もこの子に親近感を感じるわ。

    恋とか愛とか私には絶対に縁が訪れないし、そもそもそういう感情さえ興味ないし抱かないと思ってたけど……志貴クンのこういうストイックなところは真面目に好感が持てるかも。

    そうね。ここは―――

    dice1d2=1 (1)

    1.記憶の通りにこのまま彼を授業に行かせる

    2.もう少しだけ話を続けてみる

  • 20二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 01:15:06

    ………ま、ここでもう少し言葉を重ねてみようかなと思ったんだけど、それは余計なことかしら。
    記憶の中の私はダラダラとベッドに寝転んでるけど、私はこんな自堕落な行動は取りたくないのでとっとと授業に行こう。

    「じゃあね、志貴クン。シエルさんの尋問が怖かったら、くれぐれも吸血鬼周りには首を突っ込まないように!」
    「あ、はい。善処いたします………。」

    ふふ、震えちゃって可愛らしい。もっとも、こうして彼と健全に交流して楽しむのもあと数日なんだけど。
    せいぜい、今のうちにシエルとイイ思い出を沢山作っておきなさい。志貴クン―――。

  • 21二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 01:15:48

    これはノエルルートは無いかぁ

  • 22二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 01:30:00

    さて、昼食時になったわね。記憶だとこのあとにシエルと志貴クンは学校を離れてどっかに行くらしいけど、私は私で自主練という名の十四の石との適合を済ませないといけないし………どうしよっか?

    dice1d2=1 (1)

    1.もうこのまま自分も帰って適合を済ませる

    2.気になるので自分も便乗してついて行ってみる

  • 23スレ主25/01/07(火) 01:31:58

    とことん志貴とのフラグを回避するな
    そんなに恋とは無縁の復讐者として先生を突き通したいのか🎲神

  • 24二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 01:49:20

    うん、放課後になったらって予定だったけどこのまま帰って済ませるべき事を済ませましょうか。

    どうせ授業なんて復讐鬼の私には意味がないんだし。

    ここは完全に馴染ませて、明日に備えるとしようかしら。

    ………と、言っても今の時点でほぼ適合し終えちゃってるし、半日もあれば済んじゃうでしょう。その後に時間が出来るし、他にやれる余裕があるわよね。

    んじゃあ、その時は―――

    dice1d3=2 (2)

    1.夜間調査に出る

    2.雑魚狩りにあたって、適当に上手い話で釣ってみる

    3.下水道に行ってみる

  • 25二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 01:59:31

    よし。いちいち動き回って虱潰しに処理するのも面倒だから、ここは記憶の通りに甘い汁を垂らして何匹か誘い込んでみましょう。

    つっても、いたぶりもしなければ怖がらせるようなコトもしないけど。だって、そういう無駄な工程を挟むくらいなら普通に炎で纏めて浄化した方が早いしね。

    だいいち、もう雑魚にはそんなコトしてあげるほどの関心もないわ。しても時間の無駄だし。




    ………よーし!十四の石との完全な適合も終えたし、即興で作った話に乗ってくれたバカ共もある程度は集まってくれた。

    んーと、見た感じ集まったのはdice1d15=5 (5) 匹かしらね。それじゃ、さっそく火葬作業と行きましょっか!

  • 26二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 08:30:23

    「はーい、それじゃあ皆さん!なるべく身を寄せ合うように私の前に集まって。今からアナタたちを新天地にお送りするための転送魔術を施すので、そこから動かないでくださいねー」

    私の指示に5匹は従い、一か所に集合する。うんうん、素直でよろしい。お礼に一瞬で楽にしてあげましょう!

    「では、今からお送りするわ。行先は―――あの世です。よい旅を!」
    「え?」

    一匹が呆けた声を漏らす。それと同時に黒い炎が彼らを瞬間的に呑み込み、血も肉も骨も魂も灰にしていく。
    後に遺ったのは文字通りの“無”だった。

    ふぅ、これでオーケーね。完全適応後の炎だとⅢ階梯の集団を焼却するのに何秒かかるか、という検証も兼ねた審問処理だったけど今までより更に早いじゃない。いい検証結果を得られたわ。
    ………そして、だ。

    「―――ねぇ、どっかから見てるんでしょう?出てきなさい、司祭代行?」

  • 27二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 09:19:15

    そう声をかけてから間もなく、入口の方から金髪のジャリガキ……マーリオゥが入ってきた。

    「テメェ、何時の間に気づいてやがったのか。いやまあ、今のテメェなら鋭敏に察知できてもおかしくはねえが。
    死徒たちに一瞬でも懺悔の機会を与えたのは目を瞑ってやる。代行者のやり方は基本的には個人の自由だからな。」
    「でしょう?この通り、はした金ではあるけど札束も持ってこさせましたし是非教会の運営にでも使ってください。」
    「ハッ!死徒が触った金なんざ一銭一枚も受け取りたくねぇよ。テメェで勝手に散財しやがれってんだ。」
    「わぁ、ありがとうございまぁす♪じゃ燃やすのも勿体ないんでこのまま頂いちゃいますね!」

    思わぬ収穫だった。まあコイツが言うこともめっちゃわかるけど、だからってこのまま処理するには惜しい量よね。黒鍵とかの費用もバカにならないし、有難く貯金しておきましょう。

    「で、どうしてこちらに?戦力外通告、或いは修道院送りの通達でも仰りに来られました?」
    「違えよ、猪。第一、テメェはあの女の連れだろうが。それこそあの女がテメェを見捨てねぇ限りは、戦力外として強制退任させる事も修道院送りにする事もできねえよ。ったくムカつくぜ。
    テメェをこうして観てたのは、単純にテメェが行き過ぎた独断行動に走ってねえかの監視だよ。あまり余計なことされて、こっちの予定も狂わされちゃ始末に負えねえんでな。ま、今のところは特にこれと言った影響はないが。
    とにかく、くれぐれも暴走すんじゃねえぞ。これは監督命令であり警告だ。目に余るとオレが判断すりゃ即座に然るべき処置を下すから肝に銘じておけ」
    「はい。代行者ノエル、ちゃんと身の程を弁えておきまーす!」

    そう念入りに釘を刺してからジャリガキはその場から出てった。ははっ、朝にも似たような事をどこぞの貧血眼鏡男子に言ってた女がいたわね。
    まあ、ベクトルが微妙に違うだけで二人ともクソ真面目だからなぁ。思考も似たり寄ったりになるのかしら?

  • 28二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 09:52:48

    前々から思ってたけどここのノエル先生って一周目の記憶持ち+実力・実績を身につけて精神的に安定している+スレ主が文豪なのもあって原作よりもかなり頭の回転がキレてるよね
    原作の先生じゃ絶対に感情的になって暴走してしまうようなところも冷静になって臨機応変に動いてるから復讐者として隙がほとんどないな

  • 29二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 13:12:31

    じゃあ、もう深夜だしそろそろ帰って明日に備えて寝ましょうか。
    明日は九日目よね。刻一刻と運命の13日目が近づきつつあるけど、私はただ復讐に突き進むだけよ。
    今日殺したクズ共も、明日殺すクズ共も、そのまた明日に殺すクズ共も、その復讐の炎を滾らせる為の薪にすぎない。
    そうよ、私は進む。進まなくちゃいけない。進んだ果てにエレイシアへの復讐を成さなくてはいけない。
    だって、そうしないと―――殺されたお父さんやお母さん、町の人々の無念は永遠に晴れないんだから。
    それが、ただ一人こうして無様に生き残ってしまった私の使命であり積年の悲願だ。

  • 30二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 14:04:56

    『……下がりなさい、代行者ノエル。彼がロアである確証はとれていません。今はロアの消滅の確認を先にすべきです』
    『早計すぎます。……それに、彼はまだ何の罪も犯していない。無実の者を殺めることは、許されません』
    『……立ち去りなさい、シスター・ノエル。今夜の件はその傷で不問とします。』
    『―――わたしは、泣いてなんて、いません』
    『だめ―――わたし、わたしは―――ロアを、見逃すコトなんて、できない』
    『……できない……わたし、自分だっていつでも殺せるのに、あんなコト言われたら、できない……!
    ありがとう、なんて―――そんな幸せな人を、死なせるなんて、ヤだ―――』
    『その姿……死徒に身を委ねたのですね、ノエル』
    『―――わたしの、せい?』
    『ノ―――』

  • 31二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 14:05:38

    『吸血鬼になっても甘い狙いですね。貴女の本命は私でしょう、ノエル』
    『そうですね。ソレがどんな仕組みの魔眼なのか興味はありますから、使っていただく分には益があります。
    でも止めておいた方がいいですよ。貴女の魔力量ではその魔眼は多用できない。もう一度使えば貴女は自壊します。
    なにより―――』
    『―――なにより、もう効きませんから、それ。魔力はより強い魔力に洗い流される。どこの祖の模造品(レプリカ)かは知りませんが、分かっていればこの通りです』
    『え?……あの。そんなコト、いちいち言わなくちゃ伝わらないレベルでしたか』
    『失礼。そちらなら当然、真っ先に終わらせました』
    『私の今までの戦い、今までの贖罪はすべて嘘だったと言いましたね、ノエル』
    『……そうですね。私の心は嘘にまみれています。
    遠野志貴を助けたいという気持ちも、贖罪の名のもとに殺してきた犠牲者たちも、犯してしまった過去の罪も、決して消えない私の真実です』
    『私は、それを認めます。これから私が侵す命、私が残す憎しみをすべて自分の罪だと認めます。
    貴女が私を殺す事を、正当なものだと受け入れます』
    『いえ。善か悪かで言えばわたしは悪でしょう。
    ですが、悪だから善き生き方を望んではいけないかと言うのなら、それは間違いでした。
    ……だって。人間の善悪と人生の善悪は、哀しいほど違うものなんですから。
    私のせいだ、と復讐に走る貴女の言い分は間違いであり、正しい。ロアの転生を止めるという私の使命感も間違いであり、正しい。いま、私たちは同じ境界に立っている』

  • 32二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 14:06:27

    『なら、あとの秤は力で示すしかない。
    互いが間違いであるのなら―――それぞれの正しさは、互いの強さでしか量れない』

    『吸血鬼になった事ではなく、吸血鬼として行動した事。それが貴女の間違いです。
    死徒ノエル。弱き人々を守護する聖霊と父の名において、貴女への刑を代行します』


    『イデアブラッド……!?
    そんなものを射ちこむなんて、ノエル……!』


    『………………………………………………』


    ――――――。

    ―――――――――。

    ―――――――――――――――。

  • 33二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 14:26:48

    結局シエルにとって勝てる戦いだしなぁと思いつつ、きっと負けが見えてたとしてもこの心構えが出来るんだろうな...とも思ってしまう

  • 34二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 15:50:49

    ………………っ、うぅ……い、いたい……。なに、もう朝なの?

    ……っていうか、昨日に続いてまたじゃない。しかも夢の内容も相変わらずどんなだったか覚えてないし。

    でも―――なんだかとても羨ましくて、妬ましくて、恨めしくて、眩しくて、自分じゃ及びもつかない遠い夢だった気がする。

    うーん………私がこんな風に感じるって事は恐らく、いやほぼ間違いなくシエルが絡んでる筈よね。あのさぁ、だとしたら夢の中にまで割り込んできて不快にさせるとかマジで勘弁してほしいんだけど。

    やっぱアイツは経緯や形はどうあれ確実に殺さないとなぁ。夢という唯一の安息空間にさえ意図せず存在が浮かんでくるってそれはもうホラーなのよ。


    「………いや、何言ってんのよ私。アイツはホラーとかそういう安い言葉で表せるような低い次元の域にいないくらいの、まさしく恐怖と狂気と絶望が服着て歩いてるような化け物でしょ。まあ、13年前のあの時は服さえ着てなかったけど。」


    と、それはそれとして今日はどう動くかを決めないと。記憶だと……志貴クンにあの時のクズ二匹の拷問を見せつけた後にシエルの過去語りを楽しそうに話してるわね。私が言えたことじゃないけど性格悪っ。

    ってかこの時のクズ二匹はとっくに処理済みだから記憶の中のように用意する必要も見せつける必要もないのよね。となればシエルの過去語りで十分か。

    ん~……そうね、ここは―――

    dice1d3=1 (1)

    1.とりあえず放課後までに自主練でもしとく

    2.放課後と言わずに学校に行って志貴クンと接触してみる

    3.………下水道に行ってみる

  • 35二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 15:56:36

    記憶の中だと放課後に廃工場へのお誘いメールを出してるみたいだし、ここはその時間になるまでの間にまた自主練に耽るとしましょう。

    というコトで今日は何から手をつけようかしら―――

    dice1d3=3 (3)

    1.魔術の練習をする

    2.眠ってるだろう白鯨の力を引き出す

    3.↑両方

  • 36二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 16:01:42

    こうして振り返るとしみじみノエルにはなかなか受け入れ難い主張と結論ぶちかましてんだなあシエル

  • 37二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 16:03:41

    よぉーし、約半日でどこまで出来るかわからないけど今日はいつも以上に気合い入れてやってやろうじゃないの!

    まあ一気に二つやろうとしたところで結果はたかが知れてるけどね!




    …………あー、そろそろメール出す時間ね。

    ふぅ、ここまでに魔術はdice1d2=1 (1) で、白鯨の遺骸の力はdice1d5=2 (2) ほどしか引き出せなかったかぁ。

    1.アトラクションを始めとした簡易的な魔術の修得

    2.dice1d100=36 (36) (95以上なら15の秘蹟の一つを会得)

  • 38二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 16:19:50

    でも、冷静になると意外ね。てっきり何もできずに終わるかと思ってただけに魔術の修得だけじゃなくて神獣の遺骸の力を二割も引き出せたのは結構凄いことなんじゃない?いいわね、これでまた一歩、復讐の成就に近づいたわ。
    特にアトラクションを覚えられたのは大きいわ!これで慣性を無視した立体的な動きもある程度は狙ってできるようになったワケだしね。
    さ、それじゃあ廃工場へと来るように志貴クンにメール送ろっと。

    『志貴クンへ。このあと、もし時間があるなら画像の廃工場へと来てくれる?ちょっと人目を憚る、重要かつ大切なお話しをキミに伝えなくてはいけません。もちろん、くれぐれもシエルさんにはナイミツに♪』

    ………これで、いいかしら。たった今、送りはしたけどこれで来なかったらどうしよ。私から見ても怪しさ全開の文なんですけどコレ。
    うーん、不安だけど兎にも角にもまずは先に行って待っとくか。

  • 39二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 18:13:38

    で、待ち合わせ場所の廃工場でしばらく待ち続けること30分になるけど………あ、ちゃんと来てくれたわね。よかったわぁ。


    「大分待たせたみたいですいません。……それで、大事な話とは?」

    「いえね、ちょっとした過去を話すだけよ。シエルさんの―――代行者シエルの、これまでの経歴をね」


    そして私は志貴クンにシエルの代行者としての尋常ならざる活動と、それに並行する形で埋葬機関についても軽く説明してあげた。


    「―――っていうワケよ。これで少しはあの人の内情というものがわかったでしょ?あの人は常に人間としての仮面を被っているだけで、正体はどこまでも任務遂行に動く生きた戦闘マシーンなの。

    キミがあの人を日常の一部と認識しているのも単にそういう暗示を掛けられているだけ。つまりキミはあの人から任務の邪魔にならないように上手いこと利用されているってコト。それでもあの人の笑顔と言葉を心から信用するのかしら、志貴クン?」

    「っ………………」


    記憶の通りに話した上で、敢えて詰るように、貶すように、そして試すように問い詰める。志貴クンはショックで反論を返せない様子みたいだ。

    ま、そうよね。いきなりこんなコト言われちゃ衝撃的すぎて感情の処理が追いつかないわよね。無論、これも想定内だけど。


    「……先輩の、事情は、わかりました。でも、ノエルさんは?貴女も代行者なら、先輩と同じなんですか?」


    そして、こう返してくるのもまた想定内。

    記憶の中の私は全力で否定していたけど、私は……そうねぇ、どう返そうかしら?

    dice1d3=3 (3)

    1.敢えて記憶の通りに普通の人間だと主張する

    2.実はこう見えて自分も強い方だと自信をもって明かす

    3.自分も人ならざる狂った怪物だ、と“冗談”で言ってみる

  • 40二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 18:26:51

    「―――ねぇ、志貴クン。これまた唐突だけどさ」
    「……唐突だけど、何ですか?」
    「もし、もしもよ?あくまで仮の話だけど―――私もまた、本当は人間じゃない狂った怪物だと言ったら、どうする?」
    「―――」

    ふふ、面白いくらいに動揺が見てとれるじゃない。多分、今の彼の中では私の言葉が嘘か本当かでいっぱいいっぱいになってるでしょうね。小さくない焦りと恐怖心が感じられるわ。

    「ねぇねぇ、どうなの?私の正体も人でなしの化け物だったとしたら、果たしてアナタはどう答えてくれるかしら?」

    ゆっくり、ゆっくりと、逃げ惑うネズミを袋小路に追い詰めるように寄っていく。さあ、アナタの返答を聞かせてちょうだいな。志貴クン?

  • 41二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 18:34:05

    「………もし、貴方がそうだったとしたら。俺は―――dice1d3=2 (2)

    1.危害を加えてこない限りは、目を瞑ります

    2.俺自身はともかく、シエル先輩や町の人に危害を加えるのであれば、容赦はできません

    3.それでも、気にしません。ノエルさんはノエルさん、でしょ?

  • 42二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 18:38:22

    ことごとくフラグが折られるな

  • 43二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 18:58:12

    「―――は」


    そう、そうなの。なるほど、アナタはそう答えるのね。ああ、いや、全くもって―――“らしい”回答じゃない!


    「ふ、ふふふ。ふふふふふふっひひ、ふふふふふ………わかった。わかったわ。うん、実に普遍的で正義感に溢れる返答じゃないの。

    うんうん。あくまで冗談の問答だったけど、有意義なモノだったわ。まあ、そうでないと真祖と吸血鬼狩りの手伝いなんて出来やしないか!」


    つまり―――こういうコトかしら?私の場合は状況次第では容赦はしないけど、アイツの場合は例え一方的に殺されるとしても抵抗せずに黙って死を受け入れる覚悟にある、と。

    ふん、そうっちゃそうよね。好きでもない赤の他人と好きな人とでは向ける意識も動きもまるで違う。そういう差別は生まれて当然だもの。

    いい返答が聞けた!要はこれが私に対するこの子の本音ってワケだ。

    じゃあ―――その時が来たら、容赦なく抵抗されるのは怖いだし、まずは真っ先にアナタだけを狙って殺してあげる。


    「……なにか、可笑しかったですか?」

    「うん、だってあんまりにもカッコイイこと言うもんだから、つい眩しくてね」

    「………それ、笑うところですか……?」


    うっさいわね、別にいちいち突っ込まなくても良くない?まあどうでもいいし、気にしないけど。

    ところで話すべきことはこれで全部済ましたけど、ここからはどうしようかしら?

    dice1d2=1 (1)

    1.切り上げる

    2.……まだ話を続けてみる

  • 44二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 19:24:01

    「じゃあ、話しておきたいことはこれで全部だから、私はこれで失礼させてもらうわ。わざわざ来てくれてありがとう、志貴クン。帰り道にはくれぐれも気を付けてね!」
    「は、はい。じゃあ、ノエルさんも気を付けて……」

    ふぅ……そっか。自分以外を傷つけるなら容赦はしない、ねぇ。ホーント、あの子が今代のクソ蛇でさえなかったら全力でその意思を尊重してあげられたのになぁ。
    どうしてあんなにも正義感の強い人格に限って転生体なんだろ。はぁ……殺す事は変わらないけど、だからこそ惜しいし悲しいわ。
    でも、これでますます殺す意志が強まったわ。あんなに正義感が強くて、どこまでもストイックな子をロアという悪魔なんかに堕ちるのを絶対に許して堪るか。
    あの子の尊厳を守る為にも、あの子が悪魔に変貌する前にこの手で引導を渡さないとね。

  • 45二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 19:32:34

    で、志貴クンとの話し合いも済ませたわけだけどこの後はどうしようかしら。

    もうすぐで日が沈む時間帯だけど―――

    dice1d3=2 (2)

    1.このまま夜間調査に入る

    2.志貴クンを尾行する

    3.下水道に行く

  • 46二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 19:38:50

    尾行するのは珍しいな
    そして3択で外しまくる下水道

  • 47二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 19:47:19

    ………うーん、なんだろ。あの子って、多分今夜も真祖と待ち合わせしている可能性が大よね?
    実際、記憶の中でもこのあとの深夜の公園でシエルが彼を真祖から守る形でバチバチ交戦してたらしいし。
    でもなぁ、今の真祖とは極力接触したくないってか……どうにも得体の知れない危険な臭いがプンプンするのよね~。
    例えるなら外れてはならなかった決定的な枷が外れてしまった、みたいな?
    だからって、ここで私が介入しなかった事で何かしらの変化が起こる可能性もゼロじゃない。例えば記憶の中とは流れが変わって遠野志貴がうっかり巻き込まれて死んでしまう、とか。
    可能性自体はゼロに近いとしてもそれだけは絶対に避けたいし………仕方ない、ここは危険を承知で尾行するかぁ。

  • 48二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 20:06:05

    そして、遠野邸から少し距離を取りつつ夜まで張っていたところに志貴クンが外出したのを確認。
    そのまま気づかれないように尾行を始めようとしたワケだけど―――

    「呆れましたね。こんな夜更けに何処に行く気ですか」
    「………」

    このように、シエルもまた壁によりかかって彼の動向を監視していた。
    で、痴話げんか(比喩)をしばらく展開したのちに真後ろをシエルが勝手についていくというテイで、二人は公園を目指した。
    ………ん、あれ?でもあの感じだとテイじゃなくてマジで勝手についてってる?ついてってるわよね?
    あと今更だけど私の気配にもとっくに気づいてるよねアイツ。ほら、今また志貴クンが前向いてる時ににこやかな顔をこっちに向けてきたし。こっわぁ~~~……。
    あ、志貴クンが耐えかねたのか走り出した。まああの程度なら私でも十分に追いつけるけど、そうしたくなる気持ちはわかるわ志貴クンっ……!

  • 49二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 20:42:00

    うーん。志貴クンは人混みに紛れたり寄り道ルート使ったりでこっちを欺こうとしてるけど、その程度じゃ私たちは撒けないわよ?

    「―――こんばんは。貴女も尾行なんてしてないで遠野くんを連れ戻す事に専念すればどうです?」
    「うおっ急に側に来るんじゃないわよ!ってか、そう言ってるアンタもアンタであの子を絶賛おちょくってるでしょうが!」
    「ええ、当然です。何故なら彼とわたしは今はゼッコウ中なので!」
    「なぁぁぁにがゼッコウ中よ!一丁前に失恋した恋人ごっこでもしてるつもりか!」

    なんて下らない会話を挟んでる内に、公園近くのトンネル道路まで移動した志貴クンがようやく止まった。ははっもう背後に回られてんのにシエルは追ってこないだろうって安堵してる。あ、肩にポンってされた瞬間この世の終わりみたいな顔でビックリした。滑稽だけど可愛らしい~。






    で、その後は公園まで来たワケだけど―――ああ、まずい。わかりきってた事だけど、非常にマズイ。


    「けど、本当にここで別れたほうがいいですよ。わたしたちは絶交中なんですし、こんなところをアルクェイドに見られたら―――」

    「ふうん。見られたらどうなるのかしらね、シエル」

    「!」


    白い化身が、金色の瞳を煌めかせて、私たちを猊下していた。

  • 50二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 21:44:30

    「―――アル、クェイド」


    ソレを視界に捉えた志貴クンが、呆然と声を漏らす。その呼びかけを聞いた真祖は、ヒリついていた殺意を一旦潜めて地に降り立った。

    シエルは咄嗟に公園の端から逃げるように促すけど、それは無理だ。多分この公園全域がアイツの領域と化している。体内のようなモノだ。


    「驚いたわ。志貴の声が聞こえたから来てみれば、まさか貴女が一緒だなんてね。ついでと言わんばかりにバディの代行者もコソコソと隠れて来てるみたいだし。

    一体何をしに来たのシエル?わたしに用はないと思うけど?」

    「ええ、貴方に用などありません。退治ならともかく、話をするなんて考えるだけでも怖気が走りますから。

    わたしは彼があんまりにも危なっかしいので、そこのパートナーと一緒に指導をしてあげているだけです。どうも、頭の緩い吸血鬼にたぶらかされているようなので」


    二匹の化け物は一歩も譲ることなく強気に牽制し合ってる。大量の地雷原の上でタップダンスをさせられる気分はこんな気持ちなのだろうか?

    そう震えつつ、事の成り行きを見ていると―――

    dice1d2=2 (2)

    1.しびれを切らした真祖がシエルに襲いかかった

    2.「いつまでも隠れてないで出てこい」と真祖に言われた

  • 51二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 22:20:03

    「―――そこの代行者。ミミズみたいにいつまでも身を潜めてないで、さっさと出てきなさい。地味ながらも気になってしょうがないわ」
    「ふぇっ!?」

    ちょ、なんで!?今の今までシエルと志貴クンに目を向けてたじゃん!!どうしてこのタイミングで私に意識が移んのよ!!?

    「……彼女は関係ない、とは言いませんが無視してもいいでしょう。なぜ敵意を向けるんですか」
    「確かにそこの代行者とわたしにはこれと言った因縁も確執もないわ。けど志貴に関わっておいて、そしてこの場にいながら姿を堂々と晒さずに隠れ見ているだけとなれば―――流石においそれと無視するには値しないわよ。苛立つの、わからない?」

    言いながら真祖は私にも重圧を飛ばしてくる。ヴローヴやクロムクレイの時もここまでの“重さ”はなかった。
    ああ、もう、これだから真祖とかいう正真正銘の化け物とは出来うる限り避けたかったんだよちくしょう!
    その後も白い真祖と埋葬機関の怪物同士による物騒すぎるレスバが淡々と展開していって、それで真祖がしびれを切らして周囲を血のプールに変えて―――

    「決まりねっ!遊びましょう、シエル!貴女もコソコソ隠れてた罰として付き合いなさい!!」
    「ですよね!!なんで私までぇぇぇええええっっ―――――!!??」
    「くっ―――仕方ありません!腹を括って応戦しますよ、ノエル!」

    あ、ダメだ 私 今日 死ぬかも お父さん お母さん ごめんなさい

  • 52二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 22:24:33

    隙が無くて激強な復讐者として生まれ変わっても結局不遇な目に合うノエル先生かわいそう

  • 53二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 22:25:57

    覚醒チャンスかもしれないだろ!?

  • 54二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 22:54:09

    さすがの本時空ノエル先生も姫君相手じゃ分が悪いか…

    だが頑張れノエル
    ここで踏ん張れなきゃ光体アルクとやり合うなんて夢のまた夢だぞ!
    下手すりゃ🎲神の気まぐれ次第でかち合う可能性だってゼロじゃないんだからな!

  • 55二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 01:32:13

    あ、それと現在進んでいるシエル√編ですが今回は原作リスペクトでノーマルend√である夜の虹に強制分岐します
    エクストラendの方はそれを完走してからのお楽しみですね

  • 56二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 09:08:06

    ふ、ふ、ふぅううぅマジでなんでこんなコトになんの!?何が罰として付き合えだ!何が腹を括って応戦しますよだ!アンタらで殺り合っときなさいよクソッタレがぁ!!


    「ほらどうしたの?もう戯れは始まっているのよ、いつまでも情けなく逃げ腰になってないで貴女も遊びに興じなさい!でないと死ぬわよ!」

    「ノエル、心中察しますが今は二人で遠野くんを守りましょう!」

    「っっ~~~~~!!」


    こ、コイツら好き勝手に宣いやがって……!だぁぁぁわかった、わかったわよ!!やりゃあいいんでしょ!?

    これも復讐の為の試練だと思って抗ってやらぁ!!


    「このクソ真祖め!私まで巻き込むなぁぁっ!!!」


    シエルdice1d1000=476 (476)

    ノエルdice1d875=715 (715)

    VS

    アルクェイド=(真祖の特性により、二人の合計値より上の値とする)

    【負けイベ。ノエルの数値がシエルを上回っていた場合はアルクェイドの注意がノエルの方に向く/500以上上回っていた場合はアルクがガチ目にノエルを『敵』と認識して攻撃し出す】

  • 57二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 09:31:38

    「へえ。所詮シエルにくっ付いてるだけの取り巻きに過ぎないと思っていたけど、想像以上にやるじゃない。

    ―――決めたわ、それなら今は貴女の方に意識を割いてあげるっ!」

    「ひぃいいい!?」


    暴風雨のように迫りくる爪の連撃をハルバードで必死に捌く。真祖は楽しそうに凶悪な微笑みを浮かべて、因縁のあるシエルよりも私の方を優先し始めた。

    いや、シエルの方に集中しときなさいよ!なんでアイツより雑魚の私に積極的になんのよ!ほんっと吸血鬼はどこまでも弱いもの虐めが好きなのね!!まあそれは私が言えた事じゃないんだけど!


    「ほら、もっと大道芸のように手札を見せなさい!その浄化の炎とハルバードだけじゃないでしょ?貴女の持ちうるカード全てを出し切って、わたしを心ゆくまで満足させてみてちょうだい、代行者!!」


    クソ、勝手なコト言いやがって。本気で遊びのつもりでいやがるんじゃないわよ!こっちはおまえの攻撃を捌くのに必死にだってのに……!!

    こ、ここは―――

    dice1d3=1 (1)

    1.お望み通りに持ちうる全てで以て相手する

    2.シエルが決定的な隙を捉えてくれるまでの囮になる

    3.↑両方

  • 58二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 09:53:46

    ええ、ええ、わかったわよ。そんなに私の全てを出させたいんだったらお望み通りにぶつけてやるよ!

    いま全力で行使してる十四の石の炎にハルバード、黒鍵。

    浄炎の結界、数秘門の雷霆、アトラクション、蛇腹剣、弓。アサルトライフル……は持ってきてない。

    そして―――白鯨の遺骸の力。これはまだ二割程度しか発揮できないけど、それがどうした。この場を切り抜けられる可能性があるならなんだってやってやろうじゃない!


    「―――マジで一回頭を冷やしやがれ、化け物がっ!!」

    「―――ええ!冷やせるものなら冷やしてみてちょうだい、矮小な怪物さん!」


    ノエルdice1d875=822 (822)

    VS

    アルクェイド=(真祖の特性により、ノエルより上の値とする)

    【ノエルの数値が500以上ならアルクェイドに多少優勢となり、以下ならアルクェイドの興味関心がますます湧き上がる/800以上なら白鯨の力が覚醒する】

  • 59二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 09:58:59

    きた!

  • 60二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 10:07:39

    おお、ダイス神は優秀だな
    こんな所で覚醒フラグを...

  • 61二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 10:07:59

    覚醒キター!

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