閲覧注意SS エリアゼロが全裸必須地帯だったら~ハルトver~

  • 1二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:43:47

    おかしい・・・何かがおかしい

    エリアゼロの上空、ゼロゲート施設でハルトは友人たちと雲海を睨みつつ、腕を組んで自らの動揺を押し隠していた。悠久の時を覆い包むように揺蕩う巨大な雲の塊は、人工物ならではの不自然な定型性を以て、文字通り地獄の釜に蓋をしている。

    「ハルト、腹はくくったか?」
    隣で問いかけるペパー。年上の男性である彼はハルトより少々落ち着いているようではあったが、その顔色には明らかに尋常ならざる事態への困惑が滲んでいる。

  • 2二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:44:17

    遡ることほんの数分。
    フトゥー博士に会うためにこの施設にやって来ていたハルトら4名を迎えたのは、博士の予想だにしない通告であった。

    「ハロー 子供たち」
    そう前置きを差して、少々抑揚の乏しい声色で博士は告げた。
    「エリアゼロでは、・・・・断続的に・・・結晶・・・全裸・・・・・む、どうも通信が不安定・・・・なようだ。細かい・・・事情を話すことはできないが、エリアゼロでは全裸で行動する必要がある。下着の類も含めて、衣類を脱いで降りてきて・・・く・・・れ・・・」

    このとき、ハルトは自らの理解力の無さを恥じるばかりだった。彼の耳には「全裸で降りてこい」と聞こえたからである。まずは同性であるペパーと顔を見合い、苦笑いしながら振り向くとそこには・・・、

  • 3二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:44:47

    「あれ?二人ともなんでまだ服着てるの?もー!博士の話聞いてなかったの!?」
    「危険地帯にいる自覚が足りんし。」
    すでに女子二人は早々と衣服を脱ぎ去り、パルデア山脈を吹き抜ける一陣の風が、彼女らの柔肌と戯れていた。

    「ほらほら!早く脱いで!」
    「うちらはもう準備OKだから手伝う」
    女子二人にあれよあれよと上着を剥かれ、ズボンを没収れていく男子二人。おそらく力に任せて暴れればどうにでもなる筋力差だが、紳士である彼らがそんな暴挙に出るはずもなく。
    いつのまにかボタンが剥ぎ取り、ネモが畳む分業体制まで確立したあたりで、女子二人の魔の手は止まる。

  • 4二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:45:08

    「「・・・?」」
    涙目で体をよじって赤面していた男子二人だったが、突然ボタンとネモの手が止まったことに戸惑いを隠せない。

    「最後の一枚だね」
    「いよいよ冒険開始・・・ってガラじゃないけどさ」
    女子陣は目を見合うこともなく呼吸を合わせるまでもなく、完璧なユニゾンを以て男子たちの耳に死刑宣告を届けた。

    「「 さ、 早 く 自 分 で パ ン ツ 下 ろ し て ?」」

  • 5二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:45:33

    この時点で男子たち二人はもはや正常な判断能力を失っているいわば混乱状態。普段ならば何かしらの反論もできただろうが、いつの時代も男は女の要求に逆らえないのが世の道理。
    むんずと下着のゴムをつかむペパーとハルト。
    ペパーは赤面を隠そうともせず、雄々しく獰猛に嗤いながら、さながらネコ科の猛獣のように眼光をたぎらせ下着を下ろしていく。

    下へ下へと降りていくペパーの両手とその中の下着は、あらゆる艱難を踏破し未来を下さんとする戦士の相を呈していた。

    一方、ハルトの方はぼうっと頭に血が上っている感覚を自覚しながらも、ネモにボタンに観察されながら下着を下ろす意味不明な状況の高揚感が不思議な興奮をもたらしているのだった。

  • 6二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:46:03

    そうして、全員が全裸になった時点で冒頭の局面に至る。
    雲海を睨みつける戦士たちの肌はむき出しで、まるで抜き身の刀のようにすらりと研ぎ澄まされた威光を放っていた。
    ミライドンはただでさえ乗り気でないところに、生暖かい感触が背に並んだ時点で少々自暴自棄になり、主人を乗せる前に加速を始める痛恨のミス。ペパーに助けられ改めてミライドンの操縦を担うことになったハルトの眼は前だけを向いている。

    ミライドンの体表にわずかに反射するネモとボタンの姿をちらちらと見ていることを隠しながら。

    半ばパニック状態のミライドンと平常心ではないハルト。
    当然着陸はかなりの無茶を強いられた。着地した途端にミライドンはハルトのボールに引っ込むようにして隠れてしまった。ちなみにハルトのボールとはモンスターボールのことであって他意はない。

    集中力を消耗したハルトの休憩を兼ねて、ネモが先行偵察に赴くことになった。彼らはすでに死地にいる。姿勢を低く移動していくネモ。その後ろ姿を見守るハルトは生まれて初めて女性の背中というものに形容しがたい魅力を覚えるのであった。

  • 7二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:46:21

    「二人とも!」
    ネモの姿が見えなくなった時点で、ボタンが短く叫ぶ。その声色から詳細を聞かずとも緊急の用であることは間違いない。瞬時にボールを手に取る男子陣。もちろん、男子のボールとはモンスターボールのことであって他意はない。

    位置関係的に二人からは死角になっていた物陰からウォーグルが猛スピードで飛び込んできた。的確に死角をつぶすように位置取っていたボタンの警戒能力のおかげで、ハルトとペパーはバックアタックを躱すことに成功。その際に大きく足を開いて動いたため、吊鐘のようにびたんと内ももを叩く何かの存在を感じる二人だったが、すでに始まった戦闘がその違和感をかき消す。

    「速い!」
    「ああ、マフィティフ!気をつけろ!」

  • 8二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:46:44

    ウォーグルは明らかな殺気をはらんでハルトの目線の軌道をなぞるように飛ぶ。ハルトの視点からでは距離感を図り違えるような立ち回り。トレーナー戦であればあり得ることだが、野生の個体がここまでテクニカルな攻撃を撃ちこんでくるというのは、想定外だった。
    しかし、今回はペパーが隣に勃っ・・・立っている。

    ウォーグルの攻撃がハルトに届く前に十分な余裕をもってマフィティフの一撃が敵の喉笛を仕留めた。
    ハルトの方もペパーの立ち回りを目視で認識していたための、あえて買って出た囮役である。

    結果的には十分な余裕をもっての安定した勝利であったが、ハルトもペパーも、また一歩引いて横やりを全裸で警戒していたボタンも、このエリアゼロの水準の高さに慄きを隠せない。

    その偵察から戻って来たネモと合流したハルトだったが、ネモの柔肌を見てもすでに集中力を乱されることなどなくなっていた・・・。

  • 9二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:47:06

    否。嘘である。

    実際には思春期に入りたての彼にとっては状況の危機性など眼前の健康的な肌色の前では無力に等しい。内心はしっかりと揺さぶられているハルトだったが、それでも必要十分な警戒を解いていないあたり、彼もまた修羅の一人である。

    ペパーの方は女子を見ると伏龍が飛び立ってしまうので、ハルトの尻を見ていたが、それでも何かの扉を開いてしまう危険性を敏感に感じ取り、途方に暮れて遠方を見つめるしかないのであった。

  • 10二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:47:30

    岩陰や木陰を縫うように移動していた一行にフトゥー博士からの通信が入った。なんでも博士のいる最深部のゼロラボに至るためには道中4つのロックを解除しなくてはならないらしい。

    「4つのロック・・・」
    全裸のボタンはあごに指をあてて考え込む仕草を見せた。自身の役どころを認識しての思考だろうか、天才である彼女の思考を追うことなどできはしない。

    4つといえば数は多くないように感じる。エリアゼロは広大だが動線が入り組んでいるわけではないため、行動自体は簡単なように思えるが、忘れてはならない。この大穴はかつて栄華を誇ったパルデア王国を吞み込んだ地獄の巷であるということを。

  • 11二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:47:52

    第1観測ユニットまでの道中は彼らにとって決して心地の良いものではなかった。
    何しろ多感な思春期の少年少女である。

    しかもそれぞれが痛みと孤独の澱を抱えて、それでもどうにかこの場に集っている。その高い実力に隠れているように見えてしまうが、彼ら彼女らはあくまで等身大の人間なのである。そんな者たちが緊張状態を強いられれば、多少の軋轢は当然といえよう。全裸のボタンと全裸のペパーの言い合いは少々ペパーの方が精彩を欠いているように見えたが、その理由までは見当もつかない。

    第1観測ユニットを目視で確認した頃にはすでに数時間が経っていただろうが、エリアゼロの特殊な環境では正確に時間を計ることなどできはしない。疲労が彼らにまとわりつき始めたあたりで、観測ユニットに到着した一行。
    しかし、ボタンは何かの気配を感じ取るのだった。

  • 12二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:48:15

    「キラリ」
    「わっわっ、なんか出た!」ボタンは一糸まとわぬ姿で素早く警戒を促す。

    「トップのポケモン!大穴に居たんだ!」ネモは生まれたままの姿で眼前のキラフロルとの遭遇を喜んで見せる。素早く前に出た際にハルトの目と鼻の先を胸部が通り抜けた。
    「ハルト!一緒に戦ってみよう!」
    こくりと力強くうなづくハルト。いま彼の鼻腔には女子特有の甘やかな匂いが充満しているためか、もはや言葉を放つ余裕はない。

    それでもトレーナーとしてのパフォーマンスは鈍るどころか冴えわたってすらいる。この若きチャンピオンは官能を揺さぶられるほど技が研ぎ澄まされていく不可思議な癖をこのときに植えつけられるのだが、彼がそれを自覚するのは数年後のことであった。

  • 13二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:48:47

    「ホゲちゃん!」最も信頼を置く相棒の一人であるラウドボーン。もはや言葉は不要なほどに研ぎ澄まされた信頼関係がそこにはある。
    「ルガルガン!」ネモもまた、今回の旅の初期から共に歩んできた古株のルガルガンを繰り出した。相手との距離、角度、姿勢、どれをとっても完璧な立ち回りである。

    ぶるん

    大きく腕を振り上げルガルガンの名を叫ぶネモ。快闊ながら確かな闘気を込めた所作の一つひとつが見る者の魂を大きく揺るがす。

    ぶるん

    ラウドボーンが地を這うように低空に炎を展開していく。刹那の一瞬、ほんのわずかな一瞬に現れた蜃気楼を利用し、瞬時に身をくらますルガルガン。岩タイプであるキラフロルに対して炎技は有効打にはなり得ない。そのための搦め手の炎である。

    ぶるん

    キラフロルの意識の空隙を狙った岩狼の爪牙「ドリルライナー」が敵を穿つ。圧倒的な武力制圧である。
    「やったやった!ハルトと一緒に戦うすっごく楽しいね!」ハルトの手を取ってぴょんぴょんと飛び跳ねるネモ。そのむき出しの全身から闘争の愉悦と共闘の歓喜が満ち溢れている。
    「そうだね!ボクもネモとタタカエテスッゴクウレシイヨ!」
    「おいおい仲良しちゃんだな!シンユウノオレモワスレナイデクレヨ?」
    「なんで片言なん?そしてなんで二人とも前かがみなん?」

  • 14二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:49:23

    概観としては観測ユニットは調査機関特有の機能重視の武骨な見た目をしていた。経年の錆や傷は多少見られるものの、強度に不安を抱く必要はなさそうである。ハルトとペパーは内部に人目を遮れる遮蔽物のひとつでもあればと思ったが、そんな物は見えない。

    フトゥー博士の通信によれば、87年前のエリアゼロ探索隊がこしらえたものだとか。

    「だからベッドがあるんだ!私たちも疲れたらここで休めそうだね!」
    屈託のない笑顔で言い放つネモ。彼女の肌にはうっすらと汗が滲んでいる。ペパーとハルトは瞬時に状況を理解した。

  • 15二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:49:46

    一行は男女混合の4名。対して備え付けられたベッドは一台のみ。大き目の作りであるため、詰めれば全員がベッドで寝ることができる。
    それは言い換えれば、全裸の男女がひとつのベッドで密着することを意味しており、ペパーのイダイナキバも、ハルトのシビシラスももはや逃げ場などないということに他ならない。

    ネモの肌に汗の粒を見止めなければ、現実的ではないものの、休憩を取らずに強行軍で行くという選択肢もあったのかもしれない。しかし、心優しい紳士の二人が疲労困憊の女性を前にして無慈悲に前進を選ぶなど、あり得るはずもなかった。

    結果として、ペパーの持ってきた軽食を取ったのち、手持ちの仲間たちを回復して、早々に寝床に入ることとなった。布類を節約するため、今日はシャワーを浴びることも控えている。彼らは汗が滲んだままお互いに密着状態を続けることになった。

    ちなみに、道具の類はボールに収め、そのボールはエリアゼロ特有の高濃度テラスタルエネルギーを利用して極小化し、自身の肉体に直接付着させているため、彼ら彼女らの裸体を隠す役目は毛ほども果たしてはくれない。

  • 16二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:50:14

    いくら大き目のベッドとはいえ、4名が横に並ぶことはできない。必然的に体格のいいペパーとネモが下の段に、彼らの上にハルトとボタンが乗るような形となった。男体と女体の組み合わせである。少々暑苦しいが、男子陣にとっては今はその同性の肉体ならではの不快感こそが理性を保つ重要な役割を果たしている命綱であった。

    しかし、ハルトには誤算があった。

    彼はまだまだ育ち盛りの少年である。言ってしまえばまだまだ子供。子供は寝相が大きいものである。結局のところ、ハルトは寝ている間にネモとボタンの間に挟まり込み、かつ右手ではペパーの胸板を堪能するという欲望の権化となり果てていた。

  • 17二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:50:39

    翌朝、ネモと同時に目を覚ましたハルト。ペパーは先に起きてユニットの外に出ているらしい。ちなみにボタンはいまだ熟睡である。

    「おはよ!ハルト!」
    「・・・おはようネモ。でもボタンがまだ寝てるからもうちょっと静かにしてあげようよ」

    「!ふふっ、そうだねっ!あはは!」
    「ははは」
    くすくすと笑い合う二人。同じクラスの同級生という関係ながらお隣さんでもあり、先輩と後輩でもあり・・・彼らの関係を一言で形容できる言葉などないが、最もしっくりくるものを選ぶなら・・・、

    「それじゃあ、改めて・・・おはよ、私のライバル!」
    「おはよう、僕のライバル」
    小声でひそひそと語り合う二人。下にネモ、上にハルトの小さな語らい。その上にはボタンがハルトに覆いかぶさって穏やかな顔で小さな寝息を立てていた。

  • 18二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 13:52:52

    全裸SSの人!
    ハルトだとだいぶペパーの偉大なる負担が減るな

  • 19二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 14:15:14

    豊かな文章力から繰り出されるアホみたいなシチュエーション好き
    ブツを乗せられてパニックになるミライドンはかわいそかわいい

  • 20二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 14:24:45

    ボタンが起床してから軽食を取り、出発の準備を終えていざ探索再開・・・となったが、ハルトは自身の肉体になにか明確な変化が表れていることを自覚していた。変化といっても、爪が折れたとか筋肉痛になったとか、そのような微々たるものではない。比喩表現が許されるなら、地虫がさなぎとなり、やがては蝶へと至るステップアップの階段を、一段ずつ踏みしめているかのようなゆっくりとした、それでいて確実な変化である。

    ハルトはそれを「ムズムズ」という言葉で表すことにした。そしてそのムズムズはどうやら下半身から発しているらしいことだけは確かである。
    まだテラバーストを経験していない幼い彼は、この衝動の名を知らない。この炎の熱を知らない。

  • 21二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 14:25:08

    さくさくと草を踏む感触は裸足だからこそより鮮明に伝わってくる。
    一行は戦闘力に優れるネモとハルトを左右に配置し、視野が広く警戒能力に優れるボタンを殿に、エリアゼロの地形的知識を持つペパーを先頭に置く隊列で底の見えない長い坂を下っていく。ペパーとしては視界に女体が入らず、なおかつ、テラスタルしている自分自身を見られることのない先頭という配置をこの上ない僥倖と捉えていた。

    そのため、必然的にハルトだけが中腰かつ前かがみでの行動を余儀なくされている。

  • 22二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 14:25:29

    隊列を組んだはいいものの、やはり個々人の全裸体力には差があるようで、右辺を担当しているはずのネモは大幅に遅れてしまっていた。かといって右からの襲撃を受けたというわけではないのは、彼らが冒険家として一流であることの証左でもある。

    「ようやく第2観測ユニット発見」ボタンがつぶやくように告げた。ここに至るまでの会話でペパーとのわだかまりは解け、一同は純粋な信頼関係、いわば全裸の信頼関係で結ばれている。
    「はあ、はあ、中に入って、はあ、休もう」ネモは笑顔を絶やさず、それでいて体力的限界が近いことを隠そうとはしなかった。
    「生徒会長、意外と体力ないな」ペパーの発言はネモに向かってのものであるが、彼の視線はネモを視界の中心に捉えてブレない。
    「アハハ、ハア、意外でしょ?」にっと笑うネモ。可愛らしい笑顔ではあるが、ハルトにとっては劇薬にも等しい破壊力を持っている。

  • 23二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 14:25:55

    ハルトはこのときペパーに対して複雑な尊敬の念を抱いていた。自分は全裸の女子に囲まれ胸の高鳴りがもはやどうにもならないほどに激しいのに、ペパーは第1観測ユニットを出発してから今に至るまで、澄みきった穏やかな目をしている。

    まるで邪心の澱をすべて体外に押し出して、悟りを開いた賢者のような深い慈悲をたたえた美しい瞳。ハルトは、自分のことを恩人といって慕ってくれるこの先輩を心の底から尊敬するのだった。

    彼らが談笑していると、ボタンの視界の端に蠢く小柄な生き物の気配が。
    「あ!デリバード!大穴の外のポケモンもいるんだ!」
    のそのそと歩いては近づいてくる全裸のデリバード。

    「デリ!」
    「かわいい!」
    あらゆる生物はその身を最適化させて今に至っている。たくましい姿にはその理由が、美しい姿にも当然理由がある。そしていうまでもなく、愛らしい姿にも・・・。ボタンは、彼女にしては珍しく警戒を解いて近づいてしまった。

    “危険なところ”に“愛らしい”ポケモンが居る・・・その違和感に気づくことなく。

  • 24二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 14:26:25

    「デ、 デ、 デ リ バ リ バ ー 」
    「うわっうわっ、ハルト!戦い戦い!」

    仮称 テツノツツミ 
    後にペパーによってそう名付けられた未確認ポケモン。いや、ポケモンなのかどうかすら議論の余地があるこの生物のファーストコンタクトは奇襲と迎撃という血なまぐさいものとなった。

    小さな体躯ながら的確に氷のつぶてを射出する技量。それも視界を遮るように撃ちこみ、かつ初弾が次弾の接近を隠すという高度な技術をこともなげにやってのけるあたり、明らかに野生個体ではありえない練度の高さである。

    全裸のボタンはこめかみに汗のつぶを浮かべながら、一言「パラドックス・・・」とつぶやく。
    そのつぶやきはハルトの耳にも聞こえていたが、テツノツツミのボディに反射するボタンの姿と隣で戦っている実物のボタンの姿とで、とても幸せな試練に苛まれていた彼には、ボタンのつぶやきに反応するだけの余裕がなかった。

    ボタンと動線が交差するたびに彼女の残り香がハルトを不思議な世界へと誘う。

  • 25二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 14:26:43

    今回ハルトが展開したのは冒険の初期からたびたび危機を全裸で乗り越えてくれたいぶし銀の相棒、カラミンゴであった。感情表現こそ少ないが、最低限のアイコンタクトだけでハルトの意図を汲み取る確かな信頼関係がある。

    ボタンのニンフィアが氷塊を蹴散らした衝撃の余波が残っている内に、かなり低い姿勢から矢のような速度で懐に入り込み、会心の一蹴にてテツノツツミを下すカラミンゴ。まさに“さすが”の一言である。

    二人の戦いを見ていたペパーは“テツノツツミVSニクノフグリ”と口走りそうになるのをどうにかこらえていたのだった。

  • 26二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 14:27:14

    第2観測ユニット内部はやはり遮蔽物などなく、ベッドがあるのみ。断続的にやってくる博士からの通信はペパーの不信感を募らせるばかりで、エリアゼロの全体像は一向に見えてこない。結局は手筈通りにロックを解除し、疲れを癒して冒険の続きに備えるしかない。

    軽食続きは体力的な心配が強いとして、ペパーはあり合わせの木の実や携帯食を駆使して、ちょっとした夕食を振舞うことにした。ハルト以下2名も手伝おうとはしてくれたが、何の戦力にもならないことから、ランチョンマットを敷いて皿を並べることに専念してもらい、調理はペパーが集中して行う。

  • 27二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 14:27:48

    古来より、額に汗を流す男性は素敵に見えるもの。ペパーを見る女子二人は純粋に彼を魅力的な人物だと高く評価していたが、ハルトは違った。裸の女子に囲まれても賢者のごとき落ち着きを持って冷静かつ的確に行動していく紳士そのもの。

    ダンディズムの権化。

    それがハルトから見たペパーである。
    もはや女子たち以上にペパーを慕い、彼の人柄に尊敬の念を抱くハルトであった。

  • 28二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 14:28:10

    食事を終え、就寝の運びとなったが、今回はネモの疲労度を考え、配置を変えることにした。というのも、第2観測ユニットのベッドは第1観測ユニットに置かれていたものと同じ型のものでありながら、サイズが若干大きい。おそらくは当時常駐していたスタッフの体格を考慮したものなのだろう。

    サイズとしてはペパー以外にも詰めれば隣に二人が寝れそうであった。そこでペパーが提案した配置は、自身とハルト、ボタンが下となり、ネモがペパーとハルトの上に乗るようなフォーメーション…というものである。
    幸い、第2観測ユニットの近くには滝もあったため、水場には困らない。食事を終えた時点で一時離脱したペパーは就寝時になってもいまだ晴れやかで落ち着いた地母神像のような微笑みをたたえたまま。

    ハルトは下半身の“ムズムズ”の正体が分からないまま、この日も夜を迎えるしかないのであった。

  • 29二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 14:28:34

    就寝中、ハルトは不思議な夢を見ていた。前日も夢を見たのだが、そのときはふわふわとした柔らかい腐葉土に覆われた褐色の山を登っていた。振り向けば褐色の大地、見上げれば意外なほどに高い双峰。しかし、この日の夢は昨日とはうって変わって真っ白な大地。いや、多少は盛り上がりもあるものの、山というよりは小さな丘とでもいうべきか。塩の大地のように真っ白な地面。むしろ不健康な青白さすら感じられる。ハルトはそんな荒野を歩いているばかり。

    そんな不思議な夢であった。

    翌朝、前日の疲労度が関係しているのか、隣では、正しくは上ではネモがまだ深い寝息を立てていた。例のごとくペパーは外に出ているようで姿が見えない。
    ハルトはボタンとほとんど同時に目を覚ました。

  • 30二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 14:28:55

    「ん・・・おはよ」
    「おはよう、ボタン」

    “手を伸ばせば触れられる”、というのは距離が近いことを表す表現だが、今の二人の距離はそれどころではない。表現でもなんでもなく、ただただ純然たる事実としていうならば、“相手の目に映った自分の顔が見える”・・・である。

    「あんま見んなし・・・へへ」
    「ごめんごめん・・・ふふ」

    いたずらっ子のようにくすくすと笑い合う二人の上で、ネモは「うーん・・・勝負・・・」と全裸の寝言を言い、それを聞いた二人はからからとまた笑うのであった。

  • 31二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 15:22:06

    ハルトが甘酸っぱくWヒロインめいた青春する中で粛々と事前テラバーストしてるペパー草

  • 32二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 15:24:45

    甘酸っぱくて草

  • 33二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 16:55:18

    ニクノフグリ死ぬほどやかましくて好き

  • 34二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 17:02:49

    ここのハルトこれ以上なもの見せたらノーハンドテラバーストしそうな感度だな

  • 35二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 17:40:02

    ペパーいつも先に起きてるけどテラバーストしてるのか

  • 36二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 18:17:56

    ネモを含めた三人が起床した時点でペパーは観測ユニットに戻ってきた。その表情はやはり穏やかで紳士そのものである。腰の龍はゆったりと地面を眺め、落ち着きを払っているように見える。ハルトの腰の最小ウミディグダが慌ただしく天井を睨みつけているのとは対照的で、その事実がいっそうハルトの羞恥を誘う。

    ハルトにはまだ分からない下半身のムズムズ。その正体をペパーは知っている。とはいえ、それをわざわざ口にしてしまうような無粋を踏む粗忽者は、この場にはいない。

  • 37二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 18:18:31

    第2観測ユニットを後にした一行。やはり警戒は高まるばかり。
    ペパーが言っていた滝がハルトらの視界に入ってきた時、4名の視界が滝に向くと同時に真上から襲い掛かるはアメモースの群れ。

    「ヤバい!アメモースだ!みんな気ぃつけろちゃんだぜ!」地母神像の微笑みを解いたペパー。見敵と同時に、瞬時に戦闘態勢に入る。
    「ルガルガン!群れの中心に攻撃して散らして!」ネモの指示は群れという巨大な塊を、各個撃破できる小さな単位に分けるための一手。

    すでにボタンはブースター、ハルトはラウドボーンを展開して各個撃破の準備をしていたが、ルガルガンの岩技を受けてもアメモースの群れは散らなかった。

  • 38二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 18:18:55

    「!?アメモースって“むし”と“ひこう”ちゃんだろ!?」
    「・・・“いかく”で攻撃力を落とされたんだ・・・これだけ集まったら物理技はほとんど利かなくなる!」ネモの分析は正確そのものであり、アメモースたちの狙いもまたその通りであった。

    「大丈夫!ブースター!」
    「問題ないよ!ホゲちゃん!」
    ネモの言葉を聞いたボタンとハルトは瞬時に作戦を変更して特殊技を全裸で指示し、アメモースの群れに対して打撃を与えていった。

    滝の上方から襲い掛かったのは彼らにとって悪手であったようで、攻撃が届く前に全体を撃破することができたため、今回は4名とも損害なしである。ペパーがいち早く敵に気づき、ネモの状況分析、ボタンとハルトの迅速な行動が歯車のようにかみ合ったが故の快勝であった。

  • 39二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 18:20:39

    滝から飛び散る水滴と大気を漂うテラスタル結晶の粒子。それぞれがきらきらと輝き、周囲には噴煙の残り火が渦を巻いて舞い落ちていく・・・。
    そんな中を全裸の少年少女が歩いていく様はまさに前衛芸術そのものであり、もし彼らを客観的に見る者が居たらならば、「アヴァンギャルド」の一言を叫ばずにはいられないだろう。

    周囲への警戒はかなりの練度に達している。それはこの一行が全員冒険の玄人であり、困難の達人であることの証左。

    山歩き、森歩きはお手の物。ともなれば、全裸歩きもまた然り、である。

  • 40二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 18:39:03

    第3観測ユニットが視界に入ってきたとき、一行のフォーメーションは若干崩れ気味であった。
    といってもあくまで完璧な状態から見ればの話であって、作戦行動においてはなんら支障はない。事実、滝を超えてからも数回野生種の襲撃を受けたが、そのすべてを全裸で撃退してここまで来ている。

    先頭にいるペパーのものはともかくとして、ネモとボタンはハルトの腰にしがみついている可愛らしいシビシラスをちらちらと見やっては微笑ましくくすりと口角を上げて目を細める。その程度の余裕はあった。

    しかし、余裕と油断は紙一重。

  • 41二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 18:39:20

    ボタンがネモとハルトの股間についてひそひそ話をするために少し距離を詰めようとしたそのとき、彼女は地面から何か違和感を覚えた。悪意と敵意に囲まれ続け、それでも抵抗し続ける道を選んだボタンの高い警戒能力だからこそ感じ取ることができたわずかな違和感。

    この死地において、その違和感を“気のせい”と切って捨てる愚行は彼女の選択肢にはない。

    時間にしてほんの一秒、動きを止めてその違和感の正体を探るボタン。むき出しの素足を通じて全裸のその身に伝わってきたのは、決して不思議な感覚ではない、ありふれたもの・・・。

    “ 振 動 ”であった。

  • 42二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 18:39:40

    ボタンの脳裏にその振動の正体が浮かんだその瞬間、すぐそばの壁に大きな亀裂が走る。
    「みんな!なにか居る!」
    ボタンの叫びは強い緊迫感をもってネモやハルトの裸身を叩いた。

    岩壁の向こうから現れたのは巨大な鉄塊、金属のような光沢。忘れもしないスパイス集めの冒険にてペパーと共に戦った強敵、テツノワダチであった。

    「ほらみたことか!ほらみたことか!」
    愚痴るようでありながら、ネモと共に背後や周囲への警戒を行うボタン。彼女がこうも冷静に行動できたのは、ハルトが瞬時にペパーの隣に並び出て戦線を形成したからである。

  • 43二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 18:40:03

    テツノワダチは先細の鼻を持った巨大なポケモン。奇しくも、ペパーとハルトも同様に先細の突起物を有している。どちらの突起が勝負を制するのか、世にも珍しい戦いである。

    「珍勝負だね!」
    「椿事だし」

    女子二人の声援に対して男子陣は心の底からやめてほしいの願うのだった。

  • 44二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 19:26:17

    「ペパー!」
    「おう!」

    テツノワダチの先手は実にシンプルな突進攻撃であった。圧倒的な重量差がある以上、ちまちました小技よりも質量によって圧し潰すのが最適解。それをこの野生生物は理解していた。

    しかし、彼の目の前にそびえたつ二体の龍とその主人たちはポケモントレーナーである。それも超一流の彼らに一瞬の隙を見せようものならどうなるか。

  • 45二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 19:26:31

    「マフィティフ!」
    「ホゲちゃん!」

    相棒のポケモンを瞬時に展開した二人。左右に大きく開かれた配置によって、刹那の混乱を引き起こす。その刹那で十分であった。

    爪牙と火炎の組み合わせ。シンプルな質量攻撃をいなし、シンプルな火力攻撃で仕留める。鮮やかな戦いの一手。

    沈み込むテツノワダチの前で、二体の龍が雄たけびを上げるがごとく、天を睨みつけていた。

  • 46二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 22:47:01

    戦闘シーンわりとガチめで草

  • 47二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 08:56:44

    この情報量、懐かしいな……

  • 48二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 09:50:01
  • 49二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 18:36:36

    第3観測ユニットでの博士の通信はペパーの中に明確な確信を与えるものだった。自らの父親はすでに正気を手放してしまっているのではないかという疑念は、もはや確信となって彼の胸をしめつける。締め付けられるのは胸だけでなく、凄絶きわまる形相で天を見つめていた股間の龍もまた同様であった。

    ペパーは苦虫をかみつぶしたような表情をしているかと思われたが、気丈にも彼は平静を保っている。少し出てくると言い残してユニットの外に出ていったペパーの背を、ハルトは信頼と不安の入り混じった複雑な表情で見つめるしかない。そんなハルトの両サイドには全裸のネモとボタンが肩を寄せて座っていた。

    ひらひらとしたネモの前髪はハルトの目の前で蠱惑的に揺れ、男子元来の狩猟本能の芽生えを起こさせる。それでいて逆側に座るボタンの脇腹に浮かんだ肋骨は虚弱な印象を与え、まだ幼い少年の中に父性のかけらを芽生えさせる。

  • 50二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 18:46:55

    ユニットに戻ってきたペパーの表情はやはり穏やかで悟りを開いているかのような深い藍をたたえていた。ハルトはペパーの目から獣性が抜け菩薩が宿るその周期に何らかの法則性を見出しそうになっていたが、どうもいまいちつかめない。

    そんなことを想っている内に、ペパーは今日は床で寝ると言い出した。当然冷たい金属の上で全裸で眠る友人を放っておくことなどできない。ハルトたちは猛反対した。結果的に、今日はネモ、ハルト、ボタンが下段となり、それぞれに重さが分散するように、それでいて中心にはハルトが来て芯を受け止めるようにペパーが上の段になる、という運びとなった。

    その晩、ハルトは右にネモ、左にボタン、そして上にペパーがいる密着感を堪能することになったのだが、ペパーはハルトよりも体格が大きく、ハルトは身動きが取れなくなっていた。その上、ネモとボタンが両手を太ももで挟み込んだまま眠ってしまい、ハルトは指一本たわませることすら許されなくなっていた。

  • 51二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 18:47:35

    文章面白すぎだろ

  • 52二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 18:50:35

    そしてその日の晩も、ハルトは夢を見た。

    褐色の双峰、白い平地ときてこの日ハルトが見たものはごつごつとした岩山であった。
    それも眼前に迫るかのような暑苦しさ。しかもなぜか手が動かない。

    眼前一杯に岩山が迫り、圧迫感が強いはずだが、不思議なほどに心地よい。
    ハルトは無意識のうちにゆったりとした安心感を覚えていたのである。

    このとき、夢の外、現実世界のハルトは女子の太ももに両手を拘束されつつ、ペパーの胸板におぼれていた。

  • 53二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 19:01:04

    翌朝、第3観測ユニットを出発した一行。ハルトはぼうっと頭に血が上っているのを自覚していた。風邪や病気の類ではない。これは明らかな興奮である。それも原因がはっきりと分かっている興奮。

    下半身の小さな小さな隆起が、それを物語っている。

    それに引き換え、ペパーの方はあくまで粛々と、淡々と落ち着いて歩みを進めていく。ハルトは自身の浮かれを恥じると共にペパーへの尊敬を深めていくのだった。
    エリアゼロの下層に突入し、何度かディグダの襲撃を受けたものの、ネモの獅子奮迅の活躍により一行は損害なしで比較的早く第4観測ユニットまでたどり着くことができた。

    ネモに蹂躙されていくディグダを見ながら、ハルトは下半身に何か甘い痺れのようなものを感じ取ったが、その正体には気づかないままであった。

  • 54二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 19:16:48

     異 常 

    第4観測ユニットに入ってからの博士の通信。一行が感じ取ったのはまさに”異常”の一言であった。
    通信の不備によるものと、強引に納得しようとはしたが、ペパーの表情と下半身は明らかに納得しているようには見えない。

    それはハルトも同様であり、エリアゼロに来て久方ぶりにその下半身は天を睨むことをやめ、地を見つめるのであった。
    そんな姿を見たネモとボタンは純粋な興味をもって、ハルトにサイズ感やどういった仕組みで大きさが変わるのか、硬いのか柔らかいのか、痛くはないのか、邪魔じゃないのか、などなど様々な質問をぶつける。当然幼い彼はしどろもどろになって上手く煙に巻くことすらできない。そんなハルトを気の毒に思いつつも、自分に飛び火しないようにまたもユニットの外へ出るペパー。

    いよいよ、明日にはエリアゼロの最深部、ゼロラボにて博士との対面が待っている。彼の心中を察することはできない。

  • 55二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 21:03:02

    ハルトくん何かの扉開きかけてて草

  • 56二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 00:24:43

    納得した下半身ってなんだよ

スレッドは1/8 12:24頃に落ちます

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