【閲注SS🎲】口兄われし傀儡師 -人形アヤ- 4体目

  • 1◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 16:31:14

    <前回のくぐつし>

    この劇は、一枚目:金髪アホ毛八重歯羽付折角付オシャレ包帯口兄われ低倫理傀儡師少女「人形アヤ」、二枚目:名状しがたき髪・アホ毛・獣耳・尻尾をもつアヤちゃんダイスキ2m人傀儡少女「口兄マガリ」、三枚目:皮肉屋妖怪「コクリ」、四枚目:傀儡仙人「カラクリ様」等々でお送りしております。

    黒服と邂逅後、便利屋にさらに恩を売ったり、桜花祭やエデン条約で先生を含む沢山の生徒を助けたり、ケセド・ホド・ホド(?)を討伐したり、「湯煙量子郷-みれにあむ-♨」に行ったり、暴れる蜘蛛妖怪「夢網」から逃げ延びたり、裁ち鋏「絶縁」や義手を開発したり、いろいろ修行をしつつ、マガリの介護生活を送った。


    このスレは、今度こそはマガリからの依存を脱却すべく奮闘する、口兄われし傀儡師「人形アヤ」の笑いあり、涙ありの奮闘「劇」である!!


       <<現在の達成度>>

    +-----------------------------+

    | 40% 30% -6% 1% (83%) |

    +-----------------------------+


    ↓前スレ

    【閲注SS🎲】口兄われし傀儡師 -人形アヤ- 3体目|あにまん掲示板<前回のくぐつし>呪われし傀儡師少女「人形アヤ」、呪いし人傀儡少女「口兄マガリ」、傀儡仙人「カラクリ様」の三人の物語。喋れる王傀儡、「コクリ」初登場!その後、アヤがマガリに洗脳された。赤冬…bbs.animanch.com

    ↓初代スレ

    【🎲】傀儡師になりたいモブちゃん|あにまん掲示板アヤ「………」アヤの裾から人形が現れ喋りだす。人形「みなさんこんにちは。私は人形アヤと申します」戦闘(アヤ本体) dice1d100=@4 (4)@知性 dice1d100=@83 (83)@神秘 d…bbs.animanch.com
  • 2◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 16:38:45

    名前:アヤ(芸名:∀λ∀) 学年:2年生 所属:百鬼夜行[演劇部]

    武器:傀儡・絡繰等

    <スペック>

    身長:157cm 髪色:金 長さ:52 瞳:紫 おむね:19 顔:7(可愛~格好) 羽:31 スカー:14 角:36

    戦闘[アヤ]:4 戦闘[傀儡]:103→150 運動:89 水泳:49 釣行:34

    知性:83 事務:28 医療:49 交渉:2 政治:9 オカルト:14

    操作[傀儡]:111→187 操作:[狐狗狸-変化-妖銃]:25→33 指揮力:74 賭博:24

    技術:75 創作:56→58 彫刻:90 手芸:75 製作[傀儡]:25→55

    演奏[法螺貝]:62→65 茶道:32 華道:22 書道:76 水墨画:82 綾取:26→31 舞踊:88

    家事:40→41 銭闘力:89 実家:77 園芸:67→72 畑の広さ:38(参〇〇坪)

    神秘:35→50 倫理:4 慈悲:96 美食:47 酒:63 使役[付喪神]:66

    知名度:94(凄腕人形劇師) 人気[人形劇]:106→160(他校までも)

    <人物紹介>

    人見知りのため、傀儡師になった少女。山奥に住み、傀儡仙人の修行をこなしながらマガリと共に暮らしている。温泉が好きで、いろいろな場所に巡り行くのが最近の趣味。八重歯と金髪アホ毛があり、ゲヘナ羽が腰と頭に、顔には小さなスカーと2本の折れた角、オシャレ包帯をしており焼印がある。時々、∀λ∀名義で人形劇をしており、宣伝や給料などは基本館長に丸投げしている。姉がおり、家族を恐れている。

  • 3◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 16:42:56

    名前:口兄マガリ 学年:2年生 所属:百鬼夜行 武器:GL

    <スペック>

    身長:200cm: 髪色:名状しがたきもの 長さ:41 瞳:水色 おむね:32 顔:37

    戦闘:13 交渉:135 家事:47 実家:19 神秘:91(何の力…?) 知名度:175(他校も知ってる有名人。何故…?)

    <人物紹介>

    アヤの友達であり、呪いをかけた張本人(?)。事故によって跡形も無く亡くなるが、アヤによって人傀儡として蘇り、アヤを守護っている。ヘイローは付いておらず、アホ毛と獣耳と尻尾があり、焼印を持つ。2mの巨体で名状しがたき髪を持ち、有名人らしい。生前は不可思議な力でアヤを守護り、妖力を使い洗脳することも可能。


    名前:カラクリ(傀儡仙人) 学年:大人 所属:百鬼夜行(の山) 武器:仙人傀儡

    <スペック>

    身長:250cm 髪色:薄紫 長さ:27 瞳:銀 お胸:ない(92)

    戦闘[傀儡]:565 操作[傀儡]:651(仙人傀儡を操るレベル) 製作[傀儡]:576 神秘:21 知名度:109

    <人物紹介>

    アヤの師匠であり、傀儡仙人として山に籠っている。その実は、アヤと同じ寂しがり屋のコミュ障。アヤに傀儡師としての力や、護法なども与えている。体はすでに傀儡となっており、体を自由自在に変形できる。クズノハには外道と呼ばれている。絡繰仕掛神を操り、暴走したアヤマリを止め、世界を逆行させた。


    館長...支配人にして作家。クロノスの取材を止める。アロハシャツとサングラスを付け、ココアシガレットを咥えている。武器は鎖星球付マシンガン。今は引退してる。

    三田クロス...サンタクロース。マガリを1日生き返らせた。

    人形姉..アヤの姉。クロスの夢に登場し、「アヤ、成長したな。」と言い残し消える。

    年マツ・シイ...年越しソヴァとヴォせちを持ってくる。

    湯神モブ...「湯煙量子郷-みれにあむ-♨」の番頭。たびたび問題を起こし、よく全裸で頭を爆発させている。

  • 4二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 16:45:41

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  • 5◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 16:46:25

    <関係度>

    シズコ&フィーナ:20...出演料を1.5倍にし、百夜堂の料理を一ヶ月好きなだけ食べていいという条件でお祭りの出演契約をする。桜花祭で人形劇でしたものの、特に百夜堂には行ってない。

    イズナ:5...先生を守っているときに助太刀する。

    ヒナタ&ツルギ&ハスミ:5...エデン条約で先生を託す。

    ミネ&セナ:5...エデン条約で救助を手伝う。

    ミサキ:-5...エデン条約で兵士たちを嬲り殺して追い詰めた後、ミメシスを差し向けた。

    カスミ:5...ゲヘナ温泉に入りに行ったとき案内された。

    アル&ムツキ&カヨコ&ハルカ:20...モブを操り、便利屋を助けた。名刺をもらう。その後、食事をし、93万をポンとあげる。

    イオリ:-5...温泉で便利屋を襲う。怖い。

    モミジ&メル:5...傀儡の書-其の肆-を借りに訪れた。

    ノドカ&シグレ:10...シグレに連れられ温泉郷へ

    チェリノ&トモエ&マリナ&ミノリ:5...メグが温泉郷を爆破した後、みんなで入ってきた。

    メグ:5...山海経温泉に入りに行ったとき案内された。

    シノン:-5...人形劇後すごい勢いで取材される。怖い。

    スモモ:10...連邦温泉会で番頭として出会う。サウナから助ける。

    先生:5...ニャテ・マサムニェやエデン条約でたすける。

    コハネ:30...温泉の掃除を手伝い、仲良くなる。

    黒服:5...ゲマトリア基地で出会う。

  • 6◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 17:03:34

    <毎日一行日記>

    1:違和感をカラクリ様に尋ね、一緒に百夜堂でご飯を食べる。八咫烏からの夕焼けはきれいだった。

    2:生傀儡の修行として八馬乗りの修行をした。今度は八鳥吊りをしてみてもよさそう。

    3:ゲヘナに温泉旅行。カスミに案内される。浴場で便利屋をイオリらから逃がし、名刺をもらった。

    4:人形劇[ほろ苦恋愛]を公演。シズコとフィーナに押し切られ、お祭りでの出演を契約した。

    5:コクリとマガリと修行。妖銃に変化させ、岩を付喪神に変化させた。

    6:樹海にマガリと行き、洗脳された。マガリ...マガリ...じゃすとまがり...

    7:廃墟に行き、無名の守護者を捕獲。カラクリ様に献上するが、傀儡製作を課された。

    8:赤冬に絡繰りの書[肆]を借りに行き、マリナを迎撃する。モミジとメル曰く先客がいたらしい。

    9:無名の守護者を解析し、素体傀儡を作る。出来は今一だが、カラクリ様には認められた。

    10:天弦で木を素早く移動したり、吊り下がる修行をした。みっしょん〇ぽっしぶる。

    11:マガリと鱗翅類を操る修行をする。マガリは羽音を嫌がってた。

    12:人形劇[洞窟探検]を公演。シノンに取材されるが、館長に逃がされる。

    13:畑に行く。ミツバチを操り、受粉を手伝った。元気に育ってね。

    14:赤冬に木材を回収しに行く。シグレに勧められ温泉に入るが、爆破されみんなで入った。

    15:山海経に温泉旅行。メグに案内される。コハネを助け仲良くなった。経緯も聞いた。

    16:連邦生徒会に温泉旅行。寝てたスモモがリンに怒られてた。気まずい。

    17:防虫型農業用自動傀儡を修理する。過去を思い出すが、マガリと共に家族と向き合う決心した。

    夢:クロスの力でマガリが蘇る。連邦温泉に行き、姉さん(?)に語り掛けられたところで目覚めた。

    18:妖魔の森で瑞眼と実戦修行。一斉射撃を喰らい、逃げた。数の暴力は強力。

    19:鉄壁を製作した。悪くない出来と言えよう。でも、もっと頑張れる。

    20:鉄壁の試験運用をした。悪くない。悪くないねぇ。次はもっと頑張ろう。

    21:マガリとコクリと共に瑞眼の幼体を捕獲。食べると奇妙な感覚、その後吐き気が遅い倒れる。

    22:マガリとミレニアム観光デート。いろんな部活を見て回った。楽しかった。

  • 7◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 17:03:45

    23:ゲマトリア基地に訪れ、黒服邂逅。ゲヘナで便利屋と高級フレンチに行き、93万払った。
    24:カラクリ様のもとへ行き、「縒」・「綾」・「印」を教わった。
    25:百夜堂で打ち合わせ。館長から台本を貰った後、魑魅一座を館長を補助し蹴散らした。
    26:桜花祭で人形劇[百鬼夜行歴史]を公演。その後、先生を助け、去る。家で差し入れを食べた。
    27:ケテル討伐に向かい、ケセド邂逅。軍勢を操り、撃破するが違和感。素材を回収し帰った。
    28:マガリに抱えられ生活。マガリは常に笑顔。アーンされた。おいしい。
    29:起きたらマガリの中に入っていた。結構居心地良かった。
    30:「湯煙量子郷-みれにあむ-♨」に行く。その後、ホドを撃破し、素材回収し帰った。
    31:今日もマガリに抱きかかえられての生活。別にマガリから卒業しなくてもいいかもしれない。
    32:山の上で法螺貝の練習をした。もっと大きく響かせられるようになりたい。
    33:ケセド・ホドの破片を解析し、裁ち鋏を作成した。完成度は微妙、改善の余地あり。
    34:今日もマガリに抱きかかえられ生活。着実に家畜化されているが、別に大した問題ではないか。
    夜:マツ・シイに貰った年越しソヴァとヴォせちを二人で戴く。
    35:ミメシス狩りに行った。先生を助けハスミらに託しミサキらと対決。その後負傷者をミネに託す。
    36:今日もトリニティへ行き、セナと共に救助活動に励んだ。
    37:トマトや胡瓜等を収穫し、残渣処理する。野菜は常備菜に加工し、残ったのはマガリと食べた。
    38:絶縁を改修し、完成させる。十分な出来と言えるだろう。
    39:もう一度「湯煙量子郷-みれにあむ-♨」に行った。サウナで寝てるスモモを助けた。
    40:外道傀儡の訓練をしたが、マガリが脳裏に思い浮かび全然だめだった。
    41:縒を活用し、嫉妬の操作をより大胆なものにした。嫉妬はいろんな意味で扱いが難しい。
    42:今日も今日とてマガリとの介護生活。わんわんわん。
    43:妖魔の森で夢網から糸を採取した。囮として子を上げてしまい、すごい怒っていた。
    44:夢網の糸で義手を作成。完成度3分でお世辞にも使えたものではない。改良は必須だろう。
    45:人形劇[エデン条約]を公演するつもりが、暴走ホドが乗り込んできた。明らかに私を狙っていた。

  • 8◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 17:05:01
  • 9二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 18:53:32

    立て乙です マガリマシマシ

  • 10◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 19:42:11

    人形「アヤ殿のスレは他のオリキャラスレッドに比べて伸びが鈍いのです。なぜか解明してみましょう。」

    私のレス占有率_文字数:1スレ[55%_25000強], 2スレ[85%_35000弱], 3スレ[93%_50000弱]

    人形「どうりで、鈍いわけでございますね...更新、精進いたします。」

  • 11◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 19:57:26

    人形「大半のオリスレの占有率は10%~30%多くても50%以下といった感じですねぇ...」


    昨日暴れたあの巨大絡繰...なぜ私を...?


    今日は何をしよう?(46日目)


    dice1d5=4 (4)

    1.修行 2.マガリ 3.修行の旅(日帰り) 4.お出かけ 5.修行(傀儡以外)

  • 12◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 19:59:52

    今日はお出かけです。


    <外出先>

    dice1d10=6 (6)

    1.百鬼夜行 2.ミレニアム 3.トリニティ 4.ゲヘナ 5.山海経

    6.赤冬 7.アビドス 8.アリウス 9.連邦生徒会 10.その他

  • 13◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 20:03:17

    赤冬に行こうと思います。


    dice1d4=2 (2)

    1.素材採取 2.温泉 3.工務部 4.妖魔本

  • 14◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 20:07:36

    おんせん!おんせん!おんせん!おんせん!


    この前爆破されたはずでは...?

    dice1d4=4 (4)

    1.メグがまた掘ってくれた 2.チェリノが開発させた 3.熊が掘った 4.秘湯

  • 15◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 20:28:19

    どうやら、前回爆破された場所以外にも秘湯が存在するという噂を耳にした。聞いた瞬間、体が温泉を求め始めて仕方がない。いてもたってもいられなくなった私はその思いに駆られ、弾丸の如き速さで赤冬へと飛立った。

    赤冬に到着したはいいものの、肝心の温泉の場所は全く分からない。周囲の風景に目を凝らし、鼻を動かしながら、匂いや湯煙が漂う方向を探ることにした。


    dice1d4=4 (4)

    1.温泉を感じる 2.マリナ達の威嚇 3.吹雪 4.襲撃

  • 16◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 20:36:55

    温泉を探し飛び回っていると、突然、空を裂く音が耳に突き刺さった。すかさず私は憤怒を翻し、反射的に身をひねり回避した。地上からの攻撃に気づき、冷静さを取り戻して下を覗き込んだ。そこには、dice1d4=2 (2)

    1.デカグラマトン 2.妖 3.絡繰 4.人影

  • 17◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 20:46:09

    攻撃を受けた方向から推測を重ね、目を凝らしてその先を見つめる。視線を辿った先、積雪の影から現れたのは、

    dice1d4=2 (2)

    1.付喪神 2.魔眼 3.夢網 4.クロカゲ

  • 18◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 20:52:57

    アヤ「あそこにいるのは...魔眼?なんでこんなところに...dice1d4=4 (4) 」

    1.数匹くらいかな... 2.数十匹いるかも... 3.色がいつもと違う...? 4.あれ...

  • 19◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 21:01:41

    アヤ「ま、まさか...」

    直感的に、私の体中に恐怖が走った。「やばい」とその一言が頭を駆け巡る。数匹なら、と思っていた自分の楽観的な考えが今、無力感へと変わり、恥じ入るほどだ。その恐怖は、ただの戦いの不安を超えていた。目を逸らしても、感じることができる。奴らの母巣、あの魔眼の王が、間違いなくそこにいる。なぜ?なぜこんな場所で?なぜ、今、私が?思考が無数の疑問に埋め尽くされていく。「倒せる?」その問いが頭に浮かぶが、すぐに否定の声が湧き上がる。「いや、逃げないと。」でも、逃げれば街が危険にさらされる。街...でも、私の力じゃ…どうすればいい?逃げても意味がないかもしれない。助けがない中、私はどう進むべきか、全てが不確かで混乱していた。


    dice1d4=2 (2)

    1.逃げよう 2.カラクリ様に連絡 3.とりあえず降りて観察しよう 4.様子が...

  • 20◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 21:08:45

    迷いが渦巻く中、とりあえず絡繰スマホを取り出し、カラクリ様に指示を仰ぐことを決めた。冷徹な判断力を持つカラクリ様なら、この状況を打破する手段を知っているはずだ。スマホの画面に指を滑らせ、カラクリ様の連絡先を呼び出す。「カラクリ様、今、赤冬で大量の魔眼とその王を発見しました!!」急いで、現在の状況を簡潔に伝えると、しばらくの沈黙の後、カラクリ様から返答が来ることを待った。


    カラクリ『dice1d4=3 (3) 』

    1.わかった、今向かおうぞ。 2.少し時間がかかるな... 3.... 4.バリィン!

  • 21◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 21:12:33

    スマホからは呼び出し音が響き渡るが、画面には応答がない。焦りが胸を締め付け、心拍が速くなる。必死に何度も、何度もカラクリ様を呼び続ける。「カラクリ様!お願い、応えてください!」その言葉が、空しく響き渡るだけだ。周囲の静寂と、私の心の中で広がる不安がますます大きくなっていく。状況は刻々と迫っており、時間がどんどん減っていく。彼の助けを待っている時間はないのかもしれない。それでも、私は諦めずに繰り返し電話をかけ続けた。


    dice1d4=4 (4)

    1.マガリ 2.爆発音 3.誰かが出る 4. 壊れる

  • 22◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 21:20:34

    繰り返し電話をかけ続けていたその時、突然、地面から放たれた一発の涙弾が空気を切り裂き、絡繰スマホを貫通してしまった。砕け散った画面からは微かな妖力の火花が飛び散り、すぐにその機能を失った。連絡手段が途絶え、手のひらで壊れたスマホを握りしめるも、無力感だけが広がる。途方に暮れたが、魔眼の王は待ってくれない。進行を続けるその力が、空気に圧力をかけ、私の周囲をじわじわと包み込んでいく。逃げることはできない、戦うしかない。しかし、どう戦えばいいのか、頭の中が整理できない。


    魔眼の赤冬到着までdice1d10=2 (2) ターン

    マガリたち到着までdice1d5=4 (4) ターン

  • 23◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 21:27:48

    目の前で、魔眼の王は確実に力を蓄えて進行している。見つけた場所が町の近くだったため、あと少しでその力が街に到達してしまう。もしこのままでは、奴らの妖力が広がり、街は壊滅的な被害を受けるだろう。普通の銃では何の効果もない。もしこのまま食い止められなければ、彼女らはただ一方的に魂を削られ、養分にされてしまう。そして、王はその力を糧に、さらなる魔眼を生み出し、キヴォトス中に広がっていく。そんな事態になれば、キヴォトス全体が崩壊してしまうだろう。

    まずい、どうにかしないと、どうにかしないと、どうにかしないと…頭の中でその繰り返しが響き、冷静さを失いかける。しかし、焦っている場合ではない。力を振り絞り、何か方法を見つけなければならない。足元が不安定になり、空気が重く感じる中、冷静に戦う手段を絞り出そうとするが、時間がどんどん過ぎていくのを感じる。

    dice1d4=3 (3)

    1.逃がそう 2.戦おう 3.妖魔の書を探す 4.仕方ない、必要な犠牲だ

    魔眼:1ターン

    マガリたち:3ターン

  • 24◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 21:39:35

    その瞬間、ふと思い出した。前に借りに行った絡繰の書。もしあの書が返されていれば、そこから何かを作り出せる可能性があるはずだ。絡繰の技術と知識が詰まったあの書なら、この状況を打破するための手掛かりが隠されているかもしれない。


    すぐさま図書館へ向かう。足音を響かせながら館内に到着し、扉を勢いよく開け放った。内部は静かだが、その静けさを壊すかのように、私は前回会った生徒に声をかける。


    アヤ「絡繰の書!ある!?急いでるの!!」


    その声に、生徒は驚いたような表情で振り向くが、すぐにその表情が固まった。


    モミジ「dice1d4=2 (2) 」

    1.は、はい... 2.え、えーと、チェリノ会長に... 3.いえ、まだですね... 4.め、めだまぁッ!?

  • 25◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 21:49:54

    モミジ「返却されたんですけど、チェリノ会長に没収されてしまって...」


    アヤ「そいつはどこにいるの!!」


    モミジ「道なりに歩いていけば広場があるので、そこのおっきな建物に...」


    話を最後まで聞かず、私は憤怒に乗り込み、その場所へと急いだ。足元の空気が揺れ、駆け抜けるように広場へと到着すると、目の前にはすでに魔眼たちが侵攻を開始していた。広場全体が混乱に包まれ、街の人々が必死に避難しようとする中、攻撃部隊が魔眼に対して激しい攻撃を繰り広げていた。


    マリナ「総員!!あの目玉たちを蹴散らせ!!」

    バァーン!!ドォーン!!


    しかし、その攻撃は予想通り、魔眼にはほとんど効いていない様子だった。弾丸や爆発が空気を震わせる中、魔眼たちは冷徹にその攻撃を受け止め、まるで動じることなく進行を続けている。


    私はその光景を見て、再び恐怖と焦燥に駆られる。攻撃を続けるだけでは時間稼ぎにもならないかもしれない。どうすれば—それでも、今、できることをしなければならない。


    dice1d4=2 (2)

    1.私も応戦しよう 2.撤退させるべき 3.忍びないが、チェリノのもとへ 4.背後で爆発が起きる

  • 26◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 22:10:30

    このまま戦っていても、状況はどんどん悪化する一方だ。じり貧に陥るのは明白だと感じ、私は決断する。隊長らしき人物を探し、必死に声をかけた。


    アヤ「奴らには銃は効きません!今すぐ非難させてください!」


    マリナ「dice1d4=4 (4) 」

    1.そ、そうなのか!? 2.しかし... 3.私たちは負けない!進め―! 4.兵士が...


    マガリ「アヤちゃーん!!!」

    コクリ「瑞眼に瞼縛、瞳闇に視怨...百目鬼に眸魍まで?!な、なにが起こっているのでしょう...マザーは基本巣から出てこないはずなのに...」

  • 27◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 23:14:30

    私が撤退を訴えようとしたその瞬間、耳を突き刺すような断末魔の叫びが響き渡った。

    親衛隊員「ひぃっ!た、たすけ…!!ま、まだ死にたくない、お願い…!いや、いやあああああっ!」

    驚きと恐怖で思わずそちらの方を振り向くと、そこには目を背けたくなるような光景が広がっていた。一人の兵士が、すでに目玉に囲まれ、身動きも取れぬまま貪られている。彼女の体はまるで生命力を吸い取られるように萎んでいき、その恐怖の表情が目に焼き付いて離れない。隊長らしき人物がその光景を目にして、恐怖で絶句しているのがわかる。彼女の目は虚ろで、言葉を失っている。冷徹に進行する魔眼たちに対し、彼女の心はすでに戦意を失いかけている。撤退を決断する時間は、もはや遅すぎるかもしれない。

    アヤ「マガリ!」

    マガリ「わかってる...よッ!!」

    マガリを操作し、必死に手榴弾を発射する。爆音が広場にこだまし、いくつかの魔眼は砕け散る。しかし、その爆発音の余韻が消える前に、異様な静寂が場を支配した。その沈黙はまるで、嵐の前の静けさを告げるかのようだった。

  • 28◆CWWb2UleUxkH25/01/06(月) 23:15:42

    その時、兵士の頭が不気味にねじれ始める。小さなうめき声が響き、彼女の顔が恐怖にゆがむ。次の瞬間、顔から血が勢いよく噴き出し、赤い霧が広場を覆った。そして、その中から何かがゆっくりと浮かび上がる。目玉だ。血にまみれ、まるで生きているかのように動き出す彼女の目玉が浮かび上がった。


    アヤ「くそ…やられた…!」


    その言葉は、ただのつぶやきでしかなかった。だが、それはこの絶望的な状況を完全に物語っていた。目玉がゆっくりと漂いながら、血まみれの視線をこちらに向けてくる。その視線がまるで生きているかのように、私の心を凍らせた。


    その恐怖に耐え切れなくなった兵士たちが、一斉に逃げ出す。叫び声が広場に響き渡り、恐怖と絶望に駆られた彼らは我先にと逃げ去る。中には腰が抜け、震えながらその場に崩れ落ちる者もいた。動けなくなり、泣きじゃくる声があちこちから聞こえてくる。誰もが絶望の淵に立たされていた。


    マリナ「.........ッ」


    隊長もまた、地面にへたり込み、瞳は虚ろになっていた。彼女の浅い呼吸が震え、まるでこの恐怖をどうすることもできない自分自身を責めているかのようだった。その姿は、完全に打ちひしがれた者の姿そのものだった。


    広場はもはや、生きる者たちの希望をすべて奪い去ったかのような、絶望と恐怖の暗黒に支配されていた。時間が止まったかのように、全てが音を失い、ただその恐怖だけが息づいている。


    dice1d4=2 (2)

    1.私たちも逃げる 2.応戦する 3.コクリ「」 4.更に...

  • 29◆CWWb2UleUxkH25/01/07(灍) 00:02:31

    少しでも時間を稼ぐため、私たちは覚悟を決め、魔眼たちの進行を足止めすることにした。


    コクリ「あなたの目も浮いてるんですか?別に彼女たちは知り合いでも何でもないんでしょう?見捨てたっていいではないですか。この軍勢に私たちだけで立ち向かうなんて正気の沙汰じゃありませんよ。」


    アヤ「正気だったら疾っくの疾うに逃げ出してるよ!」


    マガリ「狂気の沙汰程面白いってね。ほら、アンタも覚悟決めなさい!」


    コクリ「はぁ...地獄はもう十分なんですが。...あっちに行っても退屈させないでくださいね!」


    マガリは冷徹な瞳で銃を構え、私もまた、コクリが変化した銃をしっかりと握りしめた。体の震えを抑えながら、心を静めて臨戦態勢を整える。懐から愛用の法螺貝を取り出し、深く息を吸い込む。そして、力の限り吹き鳴らした。法螺貝の音が広場に響き渡ると、まるで静寂を引き裂くように、その音が空気を震わせた。瞬間、大勢の魔眼たちの視線が一斉に私に向けられる。その視線の冷たさ、無機質な恐怖が体を貫く。無数の瞳がギロリとこちらを睨みつけ、圧倒的な威圧感が広がる。


    アヤ「さぁ、合戦の始まりだ。」


    私の声が静かに、しかし確固たる決意を持って響く。これが生き残るための最後の戦い。恐怖に負けず、私たちは進む。今ここで、運命を切り開くのだ。


    マガリ(戦闘) dice1d100=75 (75) +13(マガリ戦闘)+150(アヤ傀儡戦闘)

    +アヤ(戦闘) dice1d100=6 (6) +4(アヤ戦闘)+33(コクリ)

    <変化>dice1d4=2 (2)

    1.妖(-30) 2.石(±0) 3.爆弾(+30) 4.魔除け(+80)

    アヤ (操作) dice1d100=19 (19) +187(アヤの操作)

    v.s.

    魔眼たち(戦闘) dice1d100=84 (84) +700(妖&数の暴力)

        (抵抗) dice1d100=28 (28) +100(瑞眼・瞳闇)

                  +200(瞼縛・視怨.)

                  +300(百目鬼・眸魍)

                  +600(王)

  • 30◆CWWb2UleUxkH25/01/07(灍) 00:22:36

    戦闘:281+50(瑞眼・瞳闇)vs784-50(瑞眼・瞳闇)


    マガリはいつも通り、しなやかな動きで涙弾を避けながら、正確に手榴弾を魔眼たちに射出していく。その度に爆発音が響き渡り、数体の魔眼が砕け散る。しかし、それでも数は減らず、終わりの見えない戦いが続いている。私もコクリが変化した銃で魔眼を撃つが、弾が命中しても石に変わるだけで、ほとんど効果がない。焼け石に水のような攻撃に苛立ちを感じながらも、私は必死に白い目の魔眼や黒い魔眼を操り、反撃を試みる。しかし、操作は難しく、相手の耐性も強く、何より小さな体を狙うのは容易ではない。攻撃が命中しても、せいぜいまずまずの結果でしかなかった。ようやく百体ほどの魔眼を倒した時点で、マガリはすでにボロボロになっていた。傷だらけの体が動きも鈍り、疲労が見え隠れしている。私は歯を食いしばりながら、これ以上の戦闘が続けば、自分も深手を負うことを覚悟しなければならないと感じていた。


    アヤ「兵士たちは逃げれたかな...」

    マガリ「キリがないよ!これ以上はまずいって!」

    コクリ「撤退を望みますね。」


    dice1d4=4 (4)

    1.撤退 2.妖魔書を探す 3.背後から爆発音 4.誰かが...

  • 31◆CWWb2UleUxkH25/01/07(灍) 00:43:01

    その時だった。突如として空から現れた業火に包まれた巨鳥が、烈火の如く舞い降りてきた。炎が広がり、無数の魔眼たちを焼き尽くしていく。燃え盛る光景に目を奪われ、何が起きているのか理解する間もなく、地面に大きな影が現れる。影の中から、無数の黒い触手が瞬く間に現れ、まるで生き物のように蠢きながら魔眼たちを覆い尽くしていった。その触手は容赦なく涙弾をも引きずり込み、全てを暗闇へと呑み込んでいく。ほんの数十秒の出来事だった。目の前にいた無数の魔眼たちが、まるで存在していなかったかのように消え去ってしまった。そして、業火の巨鳥が静かに地面へ降り立つ。その背中から降りてくる人影に目を凝らすと、そこには見覚えのある人物が立っていた。心の底から湧き上がる安堵感と共に、その姿が私の目に映る。

    カラクリ「待たせたな、お主ら。」

    アヤ「カラクリ様!!」

    あまりの安心感に、足元がふらつき、私はその場に座り込んでしまった。震えていた体がようやく力を抜き、今までの緊張が一気に崩れ落ちる。

    マガリ「はぇー...さすが仙人。」

    コクリ「その朱雀も、先ほどの妖もあなたの仕業なのですか...?」

    カラクリ「ああ、黒いのは私のじゃない。ちょっと知り合いの呪術師にな。それとこの鳥は...」

    カラクリ様が静かに火の鳥に手を触れると、その炎はゆっくりと収まっていき、まるでその手のひらに導かれるかのように、燃え盛る業火が次第に落ち着いていった。炎の中から、徐々にその姿が現れ始める。

    アヤ「貴鳥...八咫烏だったんですね!」

    カラクリ様が手を触れた火の鳥が姿を変える光景を目の前に見ているうちに、私はふと最初の日のことを思い出していた。カラクリ様が私を八咫烏の背に乗せてくれたあの日のこと。あの時の不安と興奮、そしてカラクリ様の穏やかな声が、今でも心に残っている。その懐かしさに浸っていると、突然、マガリに抱きかかえられた。彼女の手がしっかりと私を支えてくれ、どこか安心できるような感覚が広がった。疲れ切った体を任せると、自然と力が抜け、彼女の温もりに身を任せることができた。

  • 32◆CWWb2UleUxkH25/01/07(灍) 01:06:30

    マガリ「でも、なんでこんな、急に妖達が?」

    カラクリ様は真剣な表情で私たちを見つめ、少しの間黙った後、決意を固めたように言った。

    カラクリ「ああ、そうだの。お前たちにも一度見せておこうか。」

    そう言うと、八咫烏が優雅に翼を広げ、私たちを背に乗せた。空へと舞い上がり、すぐに私たちは上空を駆け抜けるように飛び立った。風が顔を切るように流れ、目の前には急速に近づく建物が見えてきた。八咫烏はまるで地上を見下ろすかのように、高く、高く舞い上がり、その建物の最上階の窓へと向かって降りていく。建物に近づくと、カラクリ様の手が一度空にかざされ、何かを感じ取ったように目を閉じる。次の瞬間、その窓から私たちはすっと中へと入ることができた。建物の中は薄暗く、静かな空気が漂っていたが、カラクリ様は何かを感じ取ったのか、目を鋭くし、進むべき道を見定めているようだった。

    トモエ「う、くっ、あぁぁぁぁっ!!はぁ...はぁ...!」

    チェリノ「縺贋セ帙∴迚ゥ縺ッ繝励Μ繝ウ?薙▽縺ァ鬆シ繧?縲」

    そこには、異様な光景が広がっていた。体の表面に無数の目が生え、それらが不規則に瞬きながら、もがき苦しむ少女がいた。彼女の顔は歪み、目のひとつひとつが恐怖に満ちていた。その目たちは、ただの目ではない。生きているかのように動き回り、視線をあちらこちらへ向けるたびに、彼女の痛みと恐怖を増幅させている。そのすぐ隣には、全身がドロドロに溶けて形を保てなくなった、何か得体の知れないモノがいた。その表面からは、いくつかの目玉が覗いており、彼らもまた不気味に動き、視線を交錯させていた。溶けていく体からは絶え間なく呻き声が漏れ、まるでその存在自体が叫んでいるかのようだった。その中には、開かれた妖魔書が置かれていた。ページは血で染まり、異様な文字が浮かび上がっていた。文字は、まるで生きているかのように震え、何かを伝えようとしているようにも見えた。

    カラクリ「妖力が封じられた書物を不用意に開けるとこうなるのだ。」

  • 33◆CWWb2UleUxkH25/01/07(灍) 01:22:54

    再び、地面が急に暗くなり、そこから不気味な影が広がった。その影が膨れ上がり、ひときわ異様な形を成していくと、全身が真っ黒な存在が現れた。彼女、いや、その存在は、人の形をしているようでありながら、その顔にはいくつもの目がついていて、まるで何層にも重なった顔のように錯乱した印象を与えた。

    カラクリ「オーマ、こやつ等戻せるかの?」

    オーマ「出来なくはないけど...代償として寿命はいただくわよ。」

    カラクリ「まあいい薬じゃろ。」

    彼女はその目をじっと見つめた後、ゆっくりと指を振った。すると、突然、陰の中から古びた書見台が現れ、陰気な空気をまとったその台が、静かに部屋の中心に立った。書見台には、黒い革で装丁された巨大な本が開かれ、ページをめくるように浮かび上がった。その瞬間、彼女が呪言のような言葉を低く、そしてはっきりと唱えた。その言葉は、空気を震わせ、耳の奥に響くような不気味な音を立てた。呪文が発せられると、奇妙な変化が起きた。先ほどまで苦しみ、目玉に塗れていた少女の姿が変わり始め、目が徐々に消えていった。まるでその目が闇に吸い込まれるように、消え失せていく。残った目も、今度は静かに閉じられ、その顔に表情の変化は見られなかった。もう一人(?)は、最初は歪んだ姿をしていたが、呪言の力を受けて、少しずつ人間の形を取り戻していった。変化が進むにつれて、顔の目が整い、歪んだ体が元の姿へと戻っていく。全身が修復され、元の人間の姿を取り戻すと、彼女は深く息をつき、やがて静かに目を閉じて眠りについた。数十秒も経たないうちに、二人とも元の姿に戻り、眠っている。その姿はまるで深い呪縛から解放されたかのように、穏やかなものに見えたが、その背後には依然として不気味な空気が漂っていた。

    カラクリ「助かったぞ、オーマ。それではな。」

    彼女は静かに影の中に沈み、まるで闇に吸い込まれるように姿を消した。あたりには何も残らず、ただ静寂だけが広がった。

  • 34◆CWWb2UleUxkH25/01/07(灍) 01:23:04

    カラクリ「...よし。帰るとするかの。」


    三人はカラクリ様と共に八咫烏に乗り、帰路を辿った。あの日と同じ夕焼けが空を染め、温かい光が大地に広がっていた。彼女たちと手をつなぎ、穏やかな時間が流れる中、空に浮かぶ八咫烏の背で静かに心が一つになっていく。平穏な帰路、そして再び訪れる日常に、何とも言えない安堵を感じながら、三人は家路を急いだ。


    戦闘[傀儡]:150+dice1d20=2 (2)

    操作[傀儡]:187+dice1d20=4 (4)

    操作:[狐狗狸-変化-妖銃]:33+dice1d10=1 (1)


        <<達成度>>

    +-----------------------------+

    | 50% 30% -5% 1% (83%) |

    +-----------------------------+

  • 35二次元好きの匿名さん25/01/07(灍) 10:23:08

    ダイスの伸びが悪いな

  • 36◆CWWb2UleUxkH25/01/07(灍) 21:15:10

    アヤ(もしあの時借りれてたら私もああなってたのかな...そしてソレを借りる人...)

    人形「チェリノ殿やトモエ殿は記憶がござらぬゆえ、特段の影響はないようにござりまするが、マリナ殿や一部の兵士方は、ぴーてーえすでーとなられた由にござります。」


    今日は何をしよう?(47日目)


    dice1d5=1 (1)

    1.修行 2.マガリ 3.園芸 4.お出かけ 5.修行(傀儡以外)

  • 37◆CWWb2UleUxkH25/01/07(灍) 21:17:27

    やはり、実力不足が目立つ。もっと修行しよう。


    <修行内容>

    dice1d4=4 (4)

    1.傀儡を作る修行 2.印練習 3.傀儡を操る修行 4.+マガリ

  • 38◆CWWb2UleUxkH25/01/07(灍) 21:20:00

    やはり、妖との戦闘ではマガリの力に頼る場面が多いことを痛感した。このままでは限界が見えてくる。もっとマガリとの連携を深め、互いの動きを完璧に補完し合えるようにするべきだ。次の戦いに備え、さらに訓練を積み、共に戦う力を高める必要がある。


    <傀儡の種類>

    dice1d5=4 (4)

    1.手傀儡 2.纏傀儡 3.王傀儡 4.外道傀儡 5.マガリのみ

  • 39◆CWWb2UleUxkH25/01/07(灍) 22:33:39

    しかし、昨日の魔眼の大軍を目の当たりにしたことで、それを引き起こした妖魔書や封印されている外道傀儡の存在に強く惹かれるものがあった。その力は恐ろしいが、同時に大いなる可能性を秘めている。昨日回収した妖魔書について、カラクリ様に詳しく聞いてみることにした。もしその力を正しく扱えるようになれば、今後の戦いにおいて大きな力となるかもしれないという思いが胸に広がる。


    人形「カラクリ様、カラクリ様、先日回収いたしました絡繰の書には、一体何が封じられておりますのでしょうか?」


    カラクリ「確かにあの力に惹かれるのは分かる。しかし、十分な力を持たぬ者が使えば、昨日の者のようになることを忘れるでないぞ。過去に心を蝕まれ、壊れ果てた者はごまんとおるからのう。」


    そう言うと、カラクリ様は静かに印を結び、その手のひらから糸がほつれ、絡繰の書を開き始めた。糸は精緻に絡まりながらページを捲り、一字一字に宿る意味を紐解いていく。その糸が触れるたび、書物から奇妙なひび割れた音が響き、まるでそのページが生きているかのように震えている。カラクリ様の表情は真剣そのもので、目を凝らしながら書の中身を読み解く。その目の先には、封印された力の存在が確かに息を潜めているのが感じ取れる。


    カラクリ「たしか、肆は...dice1d5=4 (4) 」

    1.魘 2.疑 3.饑 4.癲 5.禍

  • 40◆CWWb2UleUxkH25/01/07(灍) 23:05:39

    カラクリ「ああそうか、「癲」だ。」

    人形「「癲」にございますか?」

    カラクリ「ああ、自分を美しい蝶だと思い込んでいる蛾の傀儡でな。これの鱗粉を浴びた者は、ヤツと同じ幻を見て、倫理の境が融解し、気違いとなってしまう。この前の妖蜘蛛とは比べ物にならぬほど、精神を穢れさせる力が強い、非常に危険な代物よ。」

    マガリ「めっちゃ危険だね。」

    人形「それは確かに封印されるべきものにござりますな。そういえば、先日赤冬に絡繰の書を借りに参ったのでございますが、既に借りられておりました。もしかして、誰ぞが使われたのでございましょうか?」

    カラクリ「こんなものを使う奴なぞ...心当たりこそ全くないわけではないが、怪しいの。まあ、お主では傀儡に触れるのが先か、気が触れるのが先かといったところじゃな。瘴気に耐性をつけ、地道に蝶を操る修行をしておればいつかはその日が来るかもしれんな!かっかっかっ!」

    今の自分ではその力を使いこなせないらしい。なので、山に戻り、蝶を操る修行をすることにした。

  • 41◆CWWb2UleUxkH25/01/07(灍) 23:18:41

    山の静けさの中で、飛んでいる紋白、紋黄、揚羽、蛾に糸を通して、空中で舞わせる。最初に紋白がその素早い羽ばたきで、軽やかに三回転のとーるーぷを決める。その後、揚羽は少し高く舞い上がり、優雅にしゃとるるーぷを繰り返し、空中でひときわ美しい軌跡を描く。最後に蛾がゆっくりと舞いながら、優雅にいなばうあーを決め、その羽がしっとりとした動きを見せる。


    マガリ「わ~!アヤちゃん上手~!!(ぱちぱち)」


    操作[傀儡]:191+dice1d10=3 (3)


        <<達成度>>

    +-----------------------------+

    | 50% 30% -5% 1% (83%) |

    +-----------------------------+

  • 42二次元好きの匿名さん25/01/08(ć°´) 08:02:36

    ⚀⚁⚂保守賽⚃⚄⚅

    心理学dice1d100=71 (71)

    電子工学dice1d100=40 (40)

    紅茶dice1d100=72 (72)

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