【🎲・オリ生徒・クロス】レッドウィンターのゴミ拾い

[1 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/06(月) 18:55:08]

レッドウィンター連邦学園の外れに、絶対に立ち入ってはいけないと言われているエリアが存在する。

何の考えも無しに入った者は、持っていた銃すら残さず奪われた状態でエリアの外に。

また、きちんと考えて入った者も半ば事故のような形でそうなることもある。

しかし、生きて帰った者の手には時たま想像できないほどの物資を持っている事もある。

いつしかそこは、こう呼ばれるようになった。

――――タルコフ、と。

[2 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/06(月) 18:56:03]

名前：湯瀬アメリ

身長　150+dice1d30=24 (24)　cm

胸　dice1d4=2 (2)　

1.絶　2.無　3.貧　4.普

髪色　dice1d13=4 (4)

目色　dice1d13=11 (11)

1.黒 2.茶 3.金 4.銀 5.青 6.水色 7.紫 8.薄紫 9.赤 10.緑 11.白 12.桃色 13.橙色

長さ　dice1d5=5 (5)

1.ショート 2.ボブ 3.ミディアム 4.セミロング 5.ロング

肌

dice1d3=3 (3)

1.白 2.黄 3.褐色

[3 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/06(月) 18:57:09]

タルコフから逃げ出すには、特定の方法がある。

脱出可能なエリアにとどまると、知らないうちに入った箇所へと戻される。中で気絶した時も一緒だ。

しかも、中では時間の進みがかなり早く、気候も変わりやすい。

タルコフの中は、入る場所によって景色が全く変わる。

森に囲まれているウッズや、税関ターミナルのようなもののあるカスタム、マーケットがあるインターチェンジなど様々だ。

そしてその中は入るたびに置かれているものが変わる。

食べ物が入っていたカバンに包帯が入っていたり、電子部品が入っていたり。

しかも無くなることがなく、入るたびにまるでリセットされるように補充される。

ミレニアムの生徒が解明しようとしたこともあったが、あまりの難解さに頭を抱えていたこともあった。

何はともあれ、ここから気絶せずに脱出箇所にとどまればタルコフの外にそれを持ち出せるわけだ。

特殊なルールとして、小さなコンテナに入れておいたものは気絶しても持ち出せるらしい。

ただし武器などは入らない。それに特定の物も入れられない。

[4 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/06(月) 18:59:13]

タルコフの中には、外とは違う敵が存在する。

ヘルメット団によく似た格好をしているが、来ている服はまちまちでボロボロ、学生というよりホームレスに近い。

その上そこら辺の物をあさりにあさっていて、銃もボロボロの物が多い。

だから、ゴミ拾いから取ってスカブと呼ばれている。

更にやたらと強いボスのような存在も確認されている。護衛を連れている事もあり、倒すことは困難を極める。

ここに準備無しで入るなと言われている理由はもう一つあり、キヴォトス人の体の耐久値が著しく下がることが確認されている。

とはいっても、死ぬわけではない。気絶するまでにかかるダメージがとんでもなく落ちるのだ。

下手すれば、ハンドガン一発頭に食らっただけで気絶するくらいには。

面倒なルールが存在し、普通なら誰も寄り付かないであろうこのエリアは、何故か人を引き付ける。

ある時は金に困ったスケバンが。

ある時は戦いを望む生徒が。

ある時は……ほんの少しの煙草と、知り合いを助けるための物資を探そうとする生徒が……。

[5 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/06(月) 19:01:49]

「はー、今日も今日とてクソ寒い」

このレッドウィンターは年がら年中こうだが、居る場所が居る場所だから余計にそう思う、クソが。

「あのチビガキ……今度はヒゲを燃やしてやるか……」

「なんか物騒なことを言ってるねー」

「やかましい」

部屋の隅から首を出したシグレに対してそう言った。

「弾と砂糖は渡したでしょ、足りなかった？」

「ううん、十二分」

「じゃあ何」

「お互い体に悪い事を朝からしようかなって」

カンポットが入っている瓶を揺らしながらこっちを見てくる。私はため息をつきながらポケットをあさった。

[6 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/06(月) 19:04:21]

「それより体に悪いよ」

「ま、それこそお互い様だし、ここに居る時点でね」

蓋を開けてちびちびと飲む。ほんのりアルコール臭がこちらに漂ってきた。

「……そう」

ポッケをあさり終わった私は、慣れた手つきでそれを咥えて火をつけた。

私が227号特別クラスに送られた理由の一つだ。

流石のあのガキもこれを見た時は目ん玉をひん剥いてたものだ。ゲヘナの不良でもめったにやらない。

「……っふー……」

肺に入れて少し薄くなった煙を口から吐き出す。シケモクってあんま美味しくないけどまあいいや。肺に入れれば一緒。

「変な匂い」

「じゃあ近寄らないでよ……」

「あー！またやってる！」

……フラッシュバンよりうるさいのがきた……。

[7 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/06(月) 19:07:11]

「服が臭くなるからやめてって言ってるじゃないですか！」

「来なけりゃいいでしょ、そもそも来たのシグレだし」

「私は別に気にしないから」

「洗濯もめったにできないんだからやめて！」

「……この前取ってきた分、もしかして無くなった？」

やかましいのがぴたりと止まる。ギクッと音が聞こえてくるくらいわかりやすい反応だ。

「……うん」

「あー……そう。燃料は？」

「残り半分くらい……」

「そっか、じゃまた行ってくる」

シグレは私を見て呟いた

「私たちもいつだって付き合うのに」

「いらない」

そう言って火を消してから部屋を出た。さっきのも残りの一本だったしちょうどいい。

[8 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/06(月) 19:09:46]

「アメリも素直じゃないよねー」

「でもアメリちゃんに色々やってもらってはいるから……」

「なんだかんだ、優しいんだよ。さっきのも本心じゃないしね」

「……ツンデレ？」

「かもね」

[9 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/06(月) 19:12:28]

Korund-VMアーマーを制服の上から着て、BlackRockリグもつけた。背中にはBerkutバックパックを背負う。

頭は諦めて帽子をかぶる。耳はComTacIIを選んだ。あまりここは選択肢が無いけど。

AK-74Mには、B-10MとB-33、PK5にRK3。OKP-7とX400をつけている。この前生き残った時の相棒だ。

ボルトを2、3回引いて動きを確認。サプレッサーはつけてないから中身は綺麗なものだが、あるならつけたい。

これがよしんば74Uなら死んでもつけてた。この年で難聴はお断りだ。

ただアレはサプレッサーを付けると5.45の腐食性ガスでチャンバー内がえらいことになる。掃除を忘れた棚の裏くらい汚くなる。誰だAKは掃除無しで撃てるなんて言ってた奴は。嘘ばっかりじゃないか。

イラつきを表面に出す前にマガジンにT弾を詰めて、外に作った簡易射撃場で試射する。

やっぱりキックは強いがおおよそ想定通りの位置に着弾した。ストックも変えたいが見つかればの話だ。

大型のダットサイトではまぁ及第点。BTを詰めればアーマーを着ていてもフェイタルな位置に当たれば倒せるし、問題ないだろう。

マガジンに弾を込め直して、中にスプレーをしておく。うん、動きは硬くないからOK。

行く前にもう一人に顔を出してから行こうかな。

[10 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/06(月) 19:15:09]

「やっほ」

「おお、アメリじゃないか！」

「今日も仕事？お金もらえてる？」

「心配するな、渋ったら建物ごとわからせる」

相変わらずミノリはやることが派手だ。ま、その分こっちも色々楽させてもらってるけど。

「また何か拾うかお金稼いだらこっちのクラスの修理お願い」

「任せろ！対価をもらえればきちんと仕事をするのがあたし達だ」

そこは心配してないけどさ。

「じゃ。また行ってくるから」

「気を付けてなー！」

ミノリは話を分かってくれるから話してて楽でいい。

さて、と。今日は何処に行こうかな。

[11 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/06(月) 19:16:50]

場所

dice1d5=1 (1)

1.WOODS

2.CUSTOMS

3.SHORELINE

4.INTERCHANGE

5.RESERVE

[12 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/06(月) 19:17:07]

入手アイテム

dice10d100=10 32 37 47 24 36 98 3 56 2 (345)

1-25医薬品

25-50飲食物

50-60鍵

60-100ルートアイテム

dice5d100=53 9 79 48 21 (210)

1-40武器

40-100弾薬

[13 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/06(月) 19:18:03]

ルートの場合

dice1d10=9 (9)

レアリティ

dice1d100=21 (21)

その他

建築資材

電子部品

電源類

燃料

日用品

医療用品

ツール

貴重品

情報書類・特殊装備

[14 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/06(月) 19:20:43]

鍵レアリティ

dice1d100=34 (34)

[15 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/06(月) 19:22:01]

目的地：WOODS

医薬品：４
飲食物：４
鍵：１
ルート・貴重品：１

武器：２
弾：３

ルート、鍵はそこまで良いものではない。

[16 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/06(月) 19:35:16]

戦闘の激しさ

dice1d100=31 (31)

数値がそれ以上　脱出

dice1d100=12 (12)　　補正+50

[17 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/06(月) 20:03:04]

ここまで書いておいてなんですが
Escape From Tarkovとのクロスです。
偶にダイスを振らずに作者のレイド結果をまんま反映することもあります。

終わりが特にないので適当な所で切ります。

[18 二次元好きの匿名さん 25/01/06(月) 20:07:06]

シロコやサオリとか生徒とチームでレイドにとか、ボス倒すとかトレーダーと取引とかキヴォトスだからこそのって要素は欲しいな。タルコフ×ブルアカは面白い題材だし。共同脱出とか面白そうなネタは多々あるよな

[19 二次元好きの匿名さん 25/01/07(火) 07:07:16]

いつかこの子の食事シーンを拝めるといいな

[20 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/07(火) 13:36:08]

あーもう、この感じ嫌なんだよな。入口に入るとフッと意識が飛んで目が覚めると立ってる感じが。

とりあえず現在位置を確認する……確かここはスカブの家の近くだ。

伐採所に行ってもいいけど、うーん、ボスには会いたくないし却下。とりあえず家を漁るか。

「もうクリスマスは終わったろうに……」

季節外れのクリスマスツリーの傍にある砂糖を回収。とりあえず一個お土産ができた。

（……伐採所を回って医療テントを少し漁る。その後Northern UN Roadblockから抜ける。これで行くか）

ここの外なら着る必要がほとんどない重さの防弾チョッキを邪魔に思いながら走る。

車をチラ見して、カードキーが入ってないのも見る。いっつも見るが見た事無いんだよな、レアものって聞いてるから高く売れそうなのに。

伐採所の上を抜けて、斜面を登り下り。誰もいない事を祈りつつ医療テントに行く。

「あー……あ？」

足音……と思った瞬間に、コンテナの奥に影が見えた。

「クソが！」

『帽子被りの雑魚だ！』

散弾の着弾音の後にボルト操作の音、TOZか！お前の方が雑魚だろカスが。最近見られるようになったAPでも込めてない限りラッキーヒットじゃないと効果なしだ。

[21 二次元好きの匿名さん 25/01/07(火) 13:37:02]

Escape from Kivotos…

[22 二次元好きの匿名さん 25/01/08(水) 00:22:46]

期待してるので保守

[23 二次元好きの匿名さん 25/01/08(水) 07:27:11]

上げ