私にお金をくださるのですか？

1二次元好きの匿名さん25/01/06(月) 21:50:32

あの、私に、三十万クレジット。
なる程、はははは。いや、お断り申しましょう。撃たれぬうちに、その金ひっこめたらいいでしょう。
金が欲しくて訴え出たのでは無いのです。ひっこめなさい！

…いいえ、ごめんなさい、いただきましょう。そうです、私は癒着政治家です。金銭と見栄ゆえに、私は優美なあの人から、いつも軽蔑されて来たのですっけ。いただきましょう。私は所詮、凡人です。いやしめられている金銭で、あの人に見事、復讐してやるのです。これが私に、いちばんふさわしい復讐の手段なのです。ざまあみろ！　三十万クレジットで、あいつは売られる。私は、ちっとも泣いてやしない。私は、あの人を愛していない。はじめから、みじんも愛していなかった。
はい、代表さま。私は嘘ばかり申し上げました。私は、金と立場欲しさにあの人について歩いていたのです。おお、それにちがい無い。あの人が、ちっとも私に出世させてくれないと今夜見極めがついたから、そこは政治家、素速く寝返りを打ったのです。金。世の中は金だけです。三十万クレジット、なんと素晴らしい。いただきましょう。私は、けちな政治家です。欲しくてなりません。はい、有難う存じます。はい、はい。申しおくれました。私の名は、防衛室長のカヤ。不知火カヤ。