- 1二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 22:53:09
- 2二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 22:54:21
- 3二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 22:56:21
- 4125/01/07(火) 22:56:40
- 5二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 22:57:53
- 6二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 23:13:12
「ごめんなさーい!」
いつものごとくチヒロの雷が落ちる
「あんたたちわかってる?私ももうすぐ卒業なんだよ?あんまり心配かけないでくれる?」
(そっか、チヒロ先輩はもうすぐいなくなるんだ、コタマ先輩も、、、ハレ先輩だっていつかはいなくなる。
ずっと、こういうことできないんだ。)
「ちょっとマキ、聞いてる?」
「え?あっうん、ごめんなさい」
「まったく、、、」
(わかってる、いつかは私も3年生になって、チヒロ先輩みたいな立場になるんだ、だから、ちゃんとしなきゃ)
ここまでしかかけねぇ、あとは任せた - 7二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 23:14:53
卒業式で号泣してほしい
- 8二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 23:16:58
チヒロがおかしくなったマキの挙動を察知して二人で夜景とか見ながらいきなり頑張らなくていいんだよ、少しずつ、少しずつ大人になっていけばいいんだよって諭してあげて号泣するマキを見たいしその日以降まえみたいにグラフィティ書きまくってほしいしそれを見てまんざらでもない表情で怒るチヒロも見たい
- 9二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 23:30:28
「お待たせコタマ先輩!それで話ってなに?」
「マキ、とうとうコレを渡すときが来ました。」
「…なにこれ、地図?」
「これは私がミレニアム校舎に仕掛けた通信モジュールの座標を印したものです。ハレにも同じものを渡しました。」
「へーこんなにあったんだ!…って、なんでこれを私に?」 - 10二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 23:48:23
「マキ、私たち3年生の卒業式まで、あと何日残っているか知っていますか?」
「うーん、4カ月くらい?」
「…その3分の1です。」
「え!?もうそんだけしか残ってないの!?」
「はい、ですので、速やかに引き継ぎを行わなくてはいけません。」
「…引き継ぎ?通信モジュールの??やっぱりなんで???」 - 11二次元好きの匿名さん25/01/07(火) 23:52:30
- 12二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 01:00:43
「マキ…私たちが何者であるか忘れたのですか?」
「真理の守護者であり、知識を探求する正義のハッカー集団『ヴェリタス』!忘れるわけないよ!」
「そうです!私たちは真理の守護者なのです!セミナーが隠蔽する極秘情報や、先生の…こほん。とにかく、真理の守護者として、この通信モジュールの力を借りる日がきっと来るはずです、副部長は反対するでしょうが……」 - 13二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 01:18:09
「……コタマ先輩?」
「…私には、部長や副部長ほどの卓越したハッキングスキルはありません。励ましの言葉をいただいたりもしましたが、きっと才能の壁だったんだろうと思います。ですが、私にもヴェリタスとしてできる、違うアプローチがあるはずだと思い立ち、そして今があります。副部長の言う通り、ダメなやり方なのかもしれませんが、不器用な先輩として、なにか残せるものを、後輩に預けたいのです。」 - 14二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 01:21:04
悪戯しても叱ってくれる先輩はもういないんだ
- 15二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 07:53:36
いなくなって初めて気づく大切なものってやつだぁ
美しいなぁ - 16二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 07:59:58
モモイに相談しようとしてもゲーム開発部は1年生だけで別れがないから羨ましいという気持ちで相談できないとか見たい
- 17二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 11:45:29
「コタマ先輩、そんなこと考えてたんだ…」
「まあほとんど後付けですが。」
「ズコッ」
「とにかく、マキはこのマップを私たちが卒業するまで隠し持っていてください。副部長が
卒業しても、セミナーは監視の目を持ち続けるはずです。その目を欺くための鍛錬だと思っていただければ──」
ガチャ - 18二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 12:05:32
「あんたたち…」
「ふ、副部長!?」
「うぅ、ごめん……」
「ハレ先輩まで!?」
「校舎のはずれで挙動不審なハレを見つけて後をつけたら、こんなものを持ってあちこち回ってたんだけど…?」
「通信モジュールの座標と状態を、確認したくなっちゃって…」
「整備点検の際は期間を空けて一度に1カ所までとあれほど──」
「そういう問題じゃない!!!」 - 19二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 12:52:57
「「「は、はい…」」」
「さっきセミナーに報告して、全部回収してもらってる最中だから、下手な気は起こさないでよね。」
「そ、そんな。私の遺産がぁ…」
「負の遺産でしょうが!まったくもう、卒業前の大掃除がまさかこうなるなんて…ってマキ、話聞いてる?さっきからずっと上の空なんだけど。」 - 20二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 13:16:48
「…え?う、うん!お、大掃除がどうこうって!」
「はぁ…もうすぐ先輩になるっていうのに……これが最後の説教になることを願ってるからね、覚悟してっ!」
「「「ひぃ〜〜」」」
───
「………」
「(卒業式まで)(速やかに引き継ぎを)(もうすぐ先輩に)(最後の説教になることを)」
「(私にもヴェリタスとして)」
「………私、このままじゃ………」 - 21二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 13:19:39
何気ない言葉が延々と頭の中で繰り返されて上の空になるマキちゃん可愛い
- 22二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 13:45:39
「マキ、確かに、大人になることも大事だし、成長することも大事だけどね、急いで大人にならなくたっていいんだよ。
誰だって、少しずつ階段を登って行って大人になっていくんだから。
頑張って背伸びするのも大事だけどずっと背伸びだとしんどいでしょ?だから、少しずつ、一歩ずつ、自分に合ったペースで大人になっていこうね。」
って頭を撫でながら言ってくれるチヒロ先輩っていいですよね。 - 23二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 15:20:01
おいらはこれ以上書けないッピ、あとは頼むッピ(卒業)
- 24二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 21:04:31
2年生のマキもそうだけど3年生のハレも想像つくようでつかない、他に部員いないからハレ部長?え、まさかマキ部長?