アシュヴァッターマンとドゥリーヨダナの関係ってどうなってんの?

  • 1二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 14:47:44

    ドゥリーヨダナとカルナはシンプルに上司と部下だよね
    でもドゥリーヨダナは王(候補)ではあるけどドゥリーヨダナよりアシュヴァッターマンの方が身分が高いんだよな?この場合アシュヴァッターマンの方が偉いってことになる?インドの身分のよく分からん

  • 2二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 14:50:14

    あとどうでもいいけどこの2人名前並べるだけでも長いな…

  • 3二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 14:53:12

    現代だと職業の上下と身分の上下はまた別みたいなのは聞いたことあるけどそれが当てはまるかは分からん

  • 4二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 14:56:57

    バラモン教における身分制度であるヴァルナの分類ではバラモンであるアシュヴァッターマンのほうが浄性が高いとされる
    が、ヴァルナの上下と俗世の身分は早い段階からリンクしなくなってたというか、そもそもバラモンが一番上!という主張自体が祭祀を司るバラモンの自己PRの一貫だったりする
    なので「俗世の王者であるクシャトリヤのドゥリーヨダナにバラモンであるアシュヴァッターマンが仕える」のはおかしくもなんともない
    というかバラモンは自分が王にならずにあくまで「王に祝福と祭祀を授けるアドバイザー」となることで食い扶持を稼ぐことのほうが多かった(歴史上この構図は無数にある)

  • 5二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 14:58:30

    >>4

    なるほど…つまりドゥリーヨダナとアシュヴァッターマンは普通にカルナ同様仲良い上司と部下の関係ってことでいいのか、でカルナとアシュヴァッターマンは同僚…ってことになるのかな?

  • 6二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 15:02:22

    バッタマンってドゥリーヨダナのアドバイザーだったのか……苦労してそうだな

  • 7二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 15:09:26

    ヨダナとカルナは戦士でアシュは胤舜みたいな武闘派僧侶って感じか?

  • 8二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 15:11:00

    >>5

    そうそうそういうこと

    そもそもバッタマンの父ちゃんが貧乏してバッタマンの飯にも事欠いてた時に「そうだ、昔王族の友達が王になったら国を半分くれると約束していた、あの友達のところにいこう」って行ってみたら「王者と王者じゃないやつに友情は成立しませ〜んw」と門前払いされたというエピソードがある

    ここからもバラモンであることは俗世での身分や財産を得ることと関係ないということがマハバの中でも示されているんやな


    なおこの元友達に復讐するためにバッタマンの父ちゃんはパーンダヴァとカウラヴァを鍛えまくってリベンジを果たした

    が、リベンジされたほうは(バッタマンの父ちゃんが自分の国の半分をぶんどっていったので)復讐を誓って儀式をして後にドローナを討つ兄とパーンダヴァ五兄弟の嫁ドラウパディーを得た

    つまりバッタマンの父ちゃんの因縁が巡り巡ってクルクシェートラまで尾を引くことになったんやな

  • 9二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 15:13:14

    インドと言えば身分社会!ってイメージだからバラモンに生まれたら勝ち組と思ってた…そうでもないのか…

  • 10二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 15:18:48

    >>9

    むしろ貧乏バラモンや世間知らずの学者馬鹿バラモンを笑う民話とかめちゃくちゃあるぜ

    社会身分上はどんなに貧乏でも宗教的に絶望的な格差があるからこそそういう民話が特に残ったと思われる

    ちょっと時代が下るけど南インドの説話集『インドとんち百譚』がKindleUnlimitedにあって気軽に読めるからおすすめ

  • 11二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 15:56:02

    >>9

    というよりバラモン(宗教権威)がクシャトリヤ(世俗権威)に潰されないように理論武装したのがインド神話体系化の流れだからね。なので「神話での持ち上げられ方」と「世俗の実情(民話・説話)」にズレがあるのもある意味当然というか。

  • 12二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 16:48:08

    >>2

    あにまん曰く、略すとドゥーマンだ

  • 13二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 16:49:19

    >>11

    なるほど色んな宗教で聞く話だ…

  • 14二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 17:06:57

    >>13

    国語の文章読解問題でよくある「作者の意図を読み解け」じゃないけど、結局神話も「誰かが書いた物語」だからね。

    妙に説教臭いシナリオ構造だったり、なんかシーン同士の接続に唐突感があったり、etc.と「意図を解読する」のも楽しみ方の一つよ。正解の無い推理小説を読んでる気分になる。

  • 15二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 18:01:49

    >>6

    生前まともにアドバイザーらしいこと出来たのドローナ死んだ後にヨダナに「次の指揮官誰が良い?」って聞かれたやつくらいだったかもな

    他全部却下されてた感じするけどドローナがクル王家の主任アドバイザーでその子供はそこまで発言力なかったってのもあるんだろうし、ヨダナは都合悪い事はアドバイス聞かないし…

  • 16二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 18:22:18

    >>8

    わし様がカルナに本当に国やったのって改めてカースト無視の極みだったんだなって

    友情成立してるし

  • 17二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 19:28:57

    >>8の末に「(象の)アシュヴァッターマンが死んだ!」で絶望して死ぬことになるとか裏目すぎんか…

  • 18二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 20:01:28

    >>6

    FGOヨダナは一応こう評価してるし戦術のアドバイスは聞き入れてそう

    なお「戦争やめよう」は聞き入れない

  • 19二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 20:14:00

    >>16

    打算があったとはいえカルナの窮地を救ってくれたのはヨダナ以外いないしカルナとヨダナの友情はインドでも人気あるからね


    民話だがヨダナとヨダナの奥さん、カルナでサイコロゲームをしている時にヨダナの奥さんが不正したところカルナが不正を咎めたところ奥さんがヨダナに泣きついてカルナを悪者にしようとしたがヨダナは「カルナは私に嘘はつかない。悪いのはお前なのだろう」と奥さんよりカルナを信じたという二人の友情を示すエピソードもある

  • 20二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 20:19:22

    クル王国の軍師ドローナの息子、以上の情報って叙事詩の最後の方まで出てこなくない…?
    基本的にドローナの方が濃ゆいよね

    ドローナに喧嘩売っているカルナとは仲が悪い
    それとはまた別にアシュヴァッターマン個人はドゥリーヨダナと仲が良いみたいな感じ

  • 21二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 22:27:49

    >>20

    翻訳されてるものと向こうで広まってるもので登場人物の関係も違ってたりするんだろうか

    カルキのアシュヴァッターマンがカルナを「兄弟よ」って親しみ深い呼び方してたから、仲良い版もあるんだろうかと気になった

  • 22二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 22:29:23

    >>21

    これは思った

    原典知ってる人から「本来はアシュとカルナは仲良くない」って聞いてたからfgoが特殊例なのかなあと認識してたから

  • 23二次元好きの匿名さん25/01/08(水) 22:30:43

    >>21

    民話だと修行時代にカルナは下級身分からアシュヴァッターマンは上級身分からクシャトリヤのように強くなることを批判されてて二人は共に互いを修行相手として切磋琢磨して友情を結んだという話がある

    主な訳はカルナとアシュヴァッターマンは特に仲良いエピソードはないが民話だと結構あるのかもね

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